■ぴんくぐろぅあっぷれい (西野映一)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・片想い
・おまけ: おまけ4コマ「ちょっとだけその後」
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西野映一(にしの・えいいち)」センセの「ぴんくぐろぅあっぷれい pink grow up play」です。
こちらは、単行本「ツンな彼女がデレるまで」と同じ舞台の漫画だそうです。
そうかー。
先の「よめはいむ」が初見だったので、残念ながらそっちは読んでないんですよ。
そんな訳で、アマゾンで検索したところ…なぜか引っ掛かりません。
なんでかなーって思ったら…有害図書指定(東京都)だって。
それか。
もっと取り締まるべきモノはあると思うんですがね。
ともかく、そちらを読んでいる人はより楽しいでしょう。
…ネットとかで探してみましょうか。
あ、読んでいなくても大丈夫だったので、ご安心を。
いちおう。
※1年生「三原まいか」(20101210訂正)
前半と後半の彼女。触覚部分に注目下さい。
そんな訳で、最新刊「ぴんくぐろぅあっぷれい pink grow up play」です。
このブログでは、婚活ラブコメ「よめはいむ」を紹介している「西野映一」センセです。
「夜魔介」という別名義でも単行本があり、どうやら6冊目くらいになるのかなー。
漫画は一般えっち系の長編です。
前回は回ごとにヒロインの変わるオムニバス形式でしたが、こちらは長編モノ。
「西野映一」センセはやっぱり長編で期待されているみたい。
よく2人でいる生徒会長「高木零児」、副会長「高木一子」の双子兄妹。
クールで知られ、学園内で”氷結双子兄妹”と呼ばれていました。
後輩の1年生「三原まい」、「大石春樹」らはそんな2人に恋をし、保健医「風間茶子」の入れ知恵によって告白をするんですが…
「好きです!!!SEXしてください!!!」
そんなインパクト抜群という直接的な台詞も、あっさりスルーされてしまったのです。
しかし、その告白から出来た小さな縁は、やがて大きく膨らむこととなるのでした。
だいたいそんな感じ。
カップル2組による長編ラブコメです。
片想いの恋愛成就ストーリーで、難攻不落っぽいクールな相手を熱くえっちに陥落させていきます。
1話タイトル「6人の主人公によるトリガー」でも示されているように、登場人物は上記あらすじに保健委員「御剣龍馬」を加えた6名のみ。
当初は歯牙にも掛けなかった相手に、じわじわ心動かされる様が楽しく描かれております。
告白の玉砕から始まる1話「6人の主人公によるトリガー」
あの告白に対して、微動だにしない2人がスゴイですね。
さすがに”氷結双子兄妹”と呼ばれているだけのことはありました。
こちらでの担当は、派手な触覚髪が特徴の「まいさん」
公衆の面前にての告白によって絡まれてしまうんですが…そこに通りかかったのが、意中の相手「零児くん」
無事でなにより。
もしここで彼が登場しなかったならば、まったく毛色の違う成年漫画になってしまうでしょう。
「馬鹿なのかお前は!!!」
気持ち分かりますが、本人を指差してそんな事を言うのはどうかと思いますよ、「零児くん」
ただ、確かにあの危機的場面から脱した女の子の台詞ではないと思います。
漫画ですね。
ちょっと気になったのが、途中の”女体など一子で慣れている”の部分。
あるいは近親関係かと深読みしてしまいました。
※保健医「風間茶子」
むちむちです。こんな保健医いないだろうなぁ。
2話「チャイルドジェントルとワイルドナイーブ」
こちらでは、「まいさん」の成功に続けとばかりに「春樹くん」が奮闘しています。
顔を出した先々にて「一子さん」にどつかれてました。
格闘技の経験あるそうです。
太ももまで達するほどの長髪にキツい目が特徴の彼女。
非常に良いすらりと長い足をお持ちで、丈の短いスカートが素敵でした。
立派な胸の持ち主であった「まいさん」と違って貧乳。
とかく彼女とは対称的なキャラに設定されており、幅広く好みを受け止められるようになっています。
このエピソードでは直接えっちないものの、感じ易い「一子さん」の可愛い様が見られます。
3話「意図せず始まるスパイラル」は、逆に「零児くん」・「一子さん」らが保健医「茶子さん」に相談をもちかけるというもの。
どちらからも相談されているというのは、彼女が生徒らから信頼されている証拠でしょう。
やり易いですね(笑)
双子に送ったアドバイスは、
「とりあえず仲良くなってみたら?」
…というもの。
先の「まい」・「春樹」へのそれも、温度の高い2人が勘違いしただけで、それなりに真っ当でした。
両者の主張を巧くさばいています。
年長者らしかったですよ。
こちらはガツガツいける「まいさん」
(※男性側がえっちに邁進すると違う漫画になってしまうので)
やや出来過ぎなシチュエーションで、暴走してるような様が見どころです。
同じく、アドバイスを受けた「一子さん」の4話「柔肌の熱き血潮に触れもせず…?」
普段余計に気を張っているためか、近づくと弱さが見えていいですねー。
前回は肌で懲りていたため、こちらは髪の毛なんですが…やたら敏感な彼女。
触られて、ガクガクしていました。
「あいちゃん(※「尾崎未来」センセ)」より凄いですね(笑)
詳しいシチュエーションは伏せますが、ここはびっくり飲尿ネタです。
…もしかして流行り?
前後編「朱に交われば赤くなり」が5、6話。
まずは「一子さん」から。
まぁ、確かにあの刺激は強かったでしょう。
その変化をしっかり気付いていた「春樹くん」は偉い。さすが。
性格からハッキリとは言えず、じわじわとえっちへ流れています。
(それに女性からあーは言い辛いでしょう)
しっかり描かれているため、直接えっちに至るまで次のお話にまでなっています。
そちらにて同時に登場するのが、「まいさん」・「零児くん」のカップル。
「まいさん」は1話目でほぼ疑似的なこともやっており、比較的スムーズです。
それと共に、「一子さん」らも合わせてシテいました。
「…私が痛いままで終わらせるほうが、後味悪かろう?」
その一言が秀逸。
キャラ的にひでるさんは「一子さん」らカップルがいいなぁ。
※副会長「高木一子」
洗うのが大変そうな長髪です。彼女の方が良かったなぁ。
7話「釈根灌枝(しゃくこん・かんし)」は、前話にちょっとヒントがありました、「まいさん」のお話。
うーん、なるほどねぇ。
詳しくはヒミツにしておきます。
こちらにて、最後の壁が取っ払われた感じでした。
なお、保健医「茶子さん」・「龍馬くん」のえっちもあります。
オチが面白いので必見。
晴れてえっち関係になった8話「ザッピングトーク」、9話「jack-pot」が最終エピソードです。
冒頭に着ていた水着をあっさり脱いでしまったのが残念です。
この4名がどんな結末を迎えるのか、お楽しみに。
極細線の絵柄。
洗練されたデジタル絵で、濃淡は薄め。
描き込みはそこそこですっきり。
全体的に丁寧ではあったものの、今回は一部ばっさり荒れた感じも受けました。
些細な程度ですが。
男女キャラとも個性強いので、人を選ぶと思います。
だいたいは↓表紙・裏表紙にての判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりと見易い絵柄です。
・話3: 良質なラブコメ漫画です。ややはっちゃけてるかな。
・独4: 2組カップル、6名に絞ったのは正解だったと思います。
合計:[11/15]
どうにも気になる「まいさん」の触覚髪。
ちらほら長さ違うんですが、基本的にはだんだん伸びてましたねー。
まぁ、髪の毛なので不思議ではないのだけれど。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・片想い
・おまけ: おまけ4コマ「ちょっとだけその後」
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西野映一(にしの・えいいち)」センセの「ぴんくぐろぅあっぷれい pink grow up play」です。
こちらは、単行本「ツンな彼女がデレるまで」と同じ舞台の漫画だそうです。
そうかー。
先の「よめはいむ」が初見だったので、残念ながらそっちは読んでないんですよ。
そんな訳で、アマゾンで検索したところ…なぜか引っ掛かりません。
なんでかなーって思ったら…有害図書指定(東京都)だって。
それか。
もっと取り締まるべきモノはあると思うんですがね。
ともかく、そちらを読んでいる人はより楽しいでしょう。
…ネットとかで探してみましょうか。
あ、読んでいなくても大丈夫だったので、ご安心を。
いちおう。
※1年生「三原まい
前半と後半の彼女。触覚部分に注目下さい。
そんな訳で、最新刊「ぴんくぐろぅあっぷれい pink grow up play」です。
このブログでは、婚活ラブコメ「よめはいむ」を紹介している「西野映一」センセです。
「夜魔介」という別名義でも単行本があり、どうやら6冊目くらいになるのかなー。
漫画は一般えっち系の長編です。
前回は回ごとにヒロインの変わるオムニバス形式でしたが、こちらは長編モノ。
「西野映一」センセはやっぱり長編で期待されているみたい。
よく2人でいる生徒会長「高木零児」、副会長「高木一子」の双子兄妹。
クールで知られ、学園内で”氷結双子兄妹”と呼ばれていました。
後輩の1年生「三原まい」、「大石春樹」らはそんな2人に恋をし、保健医「風間茶子」の入れ知恵によって告白をするんですが…
「好きです!!!SEXしてください!!!」
そんなインパクト抜群という直接的な台詞も、あっさりスルーされてしまったのです。
しかし、その告白から出来た小さな縁は、やがて大きく膨らむこととなるのでした。
だいたいそんな感じ。
カップル2組による長編ラブコメです。
片想いの恋愛成就ストーリーで、難攻不落っぽいクールな相手を熱くえっちに陥落させていきます。
1話タイトル「6人の主人公によるトリガー」でも示されているように、登場人物は上記あらすじに保健委員「御剣龍馬」を加えた6名のみ。
当初は歯牙にも掛けなかった相手に、じわじわ心動かされる様が楽しく描かれております。
告白の玉砕から始まる1話「6人の主人公によるトリガー」
あの告白に対して、微動だにしない2人がスゴイですね。
さすがに”氷結双子兄妹”と呼ばれているだけのことはありました。
こちらでの担当は、派手な触覚髪が特徴の「まいさん」
公衆の面前にての告白によって絡まれてしまうんですが…そこに通りかかったのが、意中の相手「零児くん」
無事でなにより。
もしここで彼が登場しなかったならば、まったく毛色の違う成年漫画になってしまうでしょう。
「馬鹿なのかお前は!!!」
気持ち分かりますが、本人を指差してそんな事を言うのはどうかと思いますよ、「零児くん」
ただ、確かにあの危機的場面から脱した女の子の台詞ではないと思います。
漫画ですね。
ちょっと気になったのが、途中の”女体など一子で慣れている”の部分。
あるいは近親関係かと深読みしてしまいました。
※保健医「風間茶子」
むちむちです。こんな保健医いないだろうなぁ。
2話「チャイルドジェントルとワイルドナイーブ」
こちらでは、「まいさん」の成功に続けとばかりに「春樹くん」が奮闘しています。
顔を出した先々にて「一子さん」にどつかれてました。
格闘技の経験あるそうです。
太ももまで達するほどの長髪にキツい目が特徴の彼女。
非常に良いすらりと長い足をお持ちで、丈の短いスカートが素敵でした。
立派な胸の持ち主であった「まいさん」と違って貧乳。
とかく彼女とは対称的なキャラに設定されており、幅広く好みを受け止められるようになっています。
このエピソードでは直接えっちないものの、感じ易い「一子さん」の可愛い様が見られます。
3話「意図せず始まるスパイラル」は、逆に「零児くん」・「一子さん」らが保健医「茶子さん」に相談をもちかけるというもの。
どちらからも相談されているというのは、彼女が生徒らから信頼されている証拠でしょう。
やり易いですね(笑)
双子に送ったアドバイスは、
「とりあえず仲良くなってみたら?」
…というもの。
先の「まい」・「春樹」へのそれも、温度の高い2人が勘違いしただけで、それなりに真っ当でした。
両者の主張を巧くさばいています。
年長者らしかったですよ。
こちらはガツガツいける「まいさん」
(※男性側がえっちに邁進すると違う漫画になってしまうので)
やや出来過ぎなシチュエーションで、暴走してるような様が見どころです。
同じく、アドバイスを受けた「一子さん」の4話「柔肌の熱き血潮に触れもせず…?」
普段余計に気を張っているためか、近づくと弱さが見えていいですねー。
前回は肌で懲りていたため、こちらは髪の毛なんですが…やたら敏感な彼女。
触られて、ガクガクしていました。
「あいちゃん(※「尾崎未来」センセ)」より凄いですね(笑)
詳しいシチュエーションは伏せますが、ここはびっくり飲尿ネタです。
…もしかして流行り?
前後編「朱に交われば赤くなり」が5、6話。
まずは「一子さん」から。
まぁ、確かにあの刺激は強かったでしょう。
その変化をしっかり気付いていた「春樹くん」は偉い。さすが。
性格からハッキリとは言えず、じわじわとえっちへ流れています。
(それに女性からあーは言い辛いでしょう)
しっかり描かれているため、直接えっちに至るまで次のお話にまでなっています。
そちらにて同時に登場するのが、「まいさん」・「零児くん」のカップル。
「まいさん」は1話目でほぼ疑似的なこともやっており、比較的スムーズです。
それと共に、「一子さん」らも合わせてシテいました。
「…私が痛いままで終わらせるほうが、後味悪かろう?」
その一言が秀逸。
キャラ的にひでるさんは「一子さん」らカップルがいいなぁ。
※副会長「高木一子」
洗うのが大変そうな長髪です。彼女の方が良かったなぁ。
7話「釈根灌枝(しゃくこん・かんし)」は、前話にちょっとヒントがありました、「まいさん」のお話。
うーん、なるほどねぇ。
詳しくはヒミツにしておきます。
こちらにて、最後の壁が取っ払われた感じでした。
なお、保健医「茶子さん」・「龍馬くん」のえっちもあります。
オチが面白いので必見。
晴れてえっち関係になった8話「ザッピングトーク」、9話「jack-pot」が最終エピソードです。
冒頭に着ていた水着をあっさり脱いでしまったのが残念です。
この4名がどんな結末を迎えるのか、お楽しみに。
極細線の絵柄。
洗練されたデジタル絵で、濃淡は薄め。
描き込みはそこそこですっきり。
全体的に丁寧ではあったものの、今回は一部ばっさり荒れた感じも受けました。
些細な程度ですが。
男女キャラとも個性強いので、人を選ぶと思います。
だいたいは↓表紙・裏表紙にての判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: すっきりと見易い絵柄です。
・話3: 良質なラブコメ漫画です。ややはっちゃけてるかな。
・独4: 2組カップル、6名に絞ったのは正解だったと思います。
合計:[11/15]
どうにも気になる「まいさん」の触覚髪。
ちらほら長さ違うんですが、基本的にはだんだん伸びてましたねー。
まぁ、髪の毛なので不思議ではないのだけれど。
ぴんくぐろぅあっぷれい (マンサンコミックス) (2010/10/29) 西野 映一 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメ
■自慰支援委員会 (西安)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]複数・積極的
・おまけ: ぼくとわたしのあとがき、カバー裏にカラー別絵。
・その他: 紹介帯折り返しにコメント、カラー(32P)、
短編×17(うち「セフレママン」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安(にしいおり)」センセの「自慰支援委員会」です。
「コミック快楽天」の表紙イラスト組の1人、「西安」センセ。
今回も抜群に巧いです。
もう、絵柄については、段違いな感覚でした。
前回「LOVE DOLL」を紹介した際に”欠点の見当たらない”と書きましたが、こちらも同様。
いや、よりパワーアップしてるかも。
※「秋山さん」・「桐野さん」
チアガール姿のカラーページが必見です。
収録では1つ07年と古めな原稿(※カラーのショート短編です)ありましたが、巻末の人妻系は08年。
他は09年7月以降という最近のもの。
もともと巧く落差などはありませんが、より洗練されたような感覚です。
太めでしっかりとした作画。
描き込みとしては適度なくらい。
線の強さ、小さい吹き出し・擬音が乱れることもあって、濃い目。
丁寧でメリハリもあるためか、あまり見辛さは感じません。
小コマ・引き絵にも弱さなく、また表現などに引っ掛かる箇所もありません。
繊細な心理描写のあるジャンルではないものの、絵は無論のこと漫画も巧い方でした。
カメラレンズのような目と、特徴ある口のキャラ絵。
どちらかと言うと漫画っぽい可愛らしさあるバランスで、顔パーツやスタイルを微妙に変化させることによって、ロリからアダルトまでを描き分けています。
今回は若めが多く、年齢ではティーンエージャーくらい。
後述しますが、個人的にそのあたりのキャラはちょっと似通って見えました。
胸より、ふんわりとしたお腹回り、肉付き良いお尻から太ももにかけては特に素敵。
ぽよんとした弾力ありそう。
なお、アンダーヘアを描かれる方です。
白黒での良さに、そのまま色づけしたようなカラー原稿も見事なもの。
さすがの味わいです。
判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
「ワニマガジン社」さんのHPでは「はじめてのおこない」の数ページが読めるので、どんなんか見たい方はそちらが最適です。
いつもとは順番を変えて、いきなりざーっと絵柄について書かせていただきました。
やっぱり紹介はソコからですよね。
さて、こちらの「自慰支援委員会」が5冊目の単行本だそうです。
収録は人妻「由美子」さんの「セフレママン」シリーズが2話あったものの、他はやはり短編での構成でした。
全部で17話と数多いものの、前半に収録のカラー漫画5話は8~4ページというショートです。
前述したように絵柄は抜群に巧く、またお話も短編は多かったものの、悪くは感じません。
そりゃー楽しく読ませて頂きましたよ。ええ。
ただ…これだけ良い単行本が、なぜか刺さらない。
退屈でも、おいてきぼりにされてるのでもなく、仕上がりもえっちであるのに、ひでるさんは不思議と照準は合いませんでした。
ごめんなさい、ごめんなさい。
なんでだろう、って1日仕事しながら考え(←あー)、思い付いた理由は以下のとおり。
あくまでも個人的な感覚ですが。
1)キャラが弱い
当然、短編ばかりというのもあるでしょう。
↑上でヒロインについてどうの書いてますが、ストレートロング、ツインテール(サイドテール)などのヒロインはどちらも似た雰囲気。
見分けつかないほどではないんですが、性格に特徴ないので際立たない。
収録の漫画にはタイトルの扉絵ないまま始まったりするのがあるんですけど、次の漫画になっていることに気付かない時もありました。
長編とかシリーズものが見たいですよ。
2)フェチ度が低い
まったくないとは思いませんが。
ただ、ヒロインを脱がさずともじんわり伝わってくるようなエロスは見当たりません。
ほら、「いとうえい」センセがよく巻末で力説しているようなアレコレみたいなこと。
例えば下着。
「西安」センセはお嫌いなのか、いきなりモロ出しというのが多いんですね。
あまり描かれていません。
3)コレというポイントがない
大変失礼な感じですみません。
あちこち巧いんですけど、それだけに目立つものがありません。
絵柄の抜群な巧さはもちろんポイントではありますが、心を揺さぶられるようなものではないと思います。
なんというか、”上手に成年漫画を描いている”ような気がしました。
ストーリーの影響というのも大きいかな。
※左:明日美さん、右:ひなさん
お腹付近のふんわりした感じがえっちです。
とりあえず、表題作「自慰支援委員会」
長い付き合いで明け透けな「明日美」さん。
「山里直也」くんの1人えっちを助けるべく、”支援委員会”としてネタを提供するのでした。
やっぱり気はあるのかな。
支援ながら言いたい・やりたい放題で、どちらかというと「明日美さん」は自らの発散をしているみたい。
昔馴染みな「直也くん」の性格をある程度理解もしているため、安心感があったというのもあるでしょう。
立場がガラリと逆転する後半が見どころです。
優等生同士のエピソード「さよならストレスさん」は後半から雰囲気が一変するお話。
ストレス解消のため、各委員などを兼任する「木村美優」はお互いのメールしか知らないという「圭介」とえっちするようになっていたんですが…という展開。
お互いの告白から、ある意味人間らしい感じになっています。
実際でも、ああいったモノかもしれませんね。
「ゆりのボーイフレンド」も、優等生な「ゆり」ちゃんの発散話。
先の「美優さん」とは違い、彼女を取り巻く3名は中年オヤジなのでした。
可愛らしい彼女がそんな連中に色々されている、よりエロい画面になっています。
カラー原稿から始まる「チア部特別応援実施中」
これはカラーでの横並びになってる部分でしょう。
卑猥でしたねー。
有望な部を選別し、事前のえっちアピールと、勝利後のご褒美によって、選手を奮起させるというもの。
なかなかいいアイデア(笑)
事前準備として、選手の前で見せる「秋山」・「桐野」という両ヒロインがスゴイ。
慣れてる「秋山さん」に対し、恥ずかしさの残る「桐野さん」が可愛らしいです。
カラーはともかく、白黒のメイン部分は脱がし過ぎ。
アンダースコートの描写もありません。
せっかくのチア衣装なのに…。
「あけおめ」は、姪「ゆうな」ちゃんからのビデオレターなお話。
この娘が収録では最年少かな。
画面の向こうでやたらエロい事をしていましたが、なにゆえ彼に帰省してほしいんだろう。
内容から察するに、最初のお手付き?
お年玉の催促もしているのは生々しいですよ。
ほか、「ソーセージミックス」はタイトルそのまま双子「まゆみ」・「あゆみ」なお話。
漫画は付き合っていた彼女が双子だと知った直後のえっち。
3Dな感覚ですね。
あの場面ではあーでしたが、お話的にはその後の方が面白いのでは。
どっちかが抜け駆けしたりして。
美術部の先輩2人に好き勝手される「にくおもちゃ生活」はWヒロイン話。
ほとんどは彼女らのペースでした。
ただし散々弄ばれた結果か、「新井」くんも後半頑張り、ちょっと見直されていましたよ。
意中の相手「森沢さくら」のマネされる場面が好き。
幼馴染み「舞」ちゃんと色々えっちなことをする「はじめてのおこない」
ラブラブカッブルのじっくりえっちという風情。
もう勝手にやってて下さい、という漫画ですね(笑)
ブラが縞模様だったので、どうせならショーツもそれに合わせればいいのに…。
一方、「イソノアワビ」は幼馴染みグループでの紅一点「ひな」さんとのエピソード。
その1人である「ゆうじ」くん視点なんですが、あれは…ちょっと複雑よね。
※左:森下恵理子、右:「光くん」の母親
人妻系です。こっちで占めてもいいかな。
「憂姦マダム」はエプロン姿の可愛い「森下恵理子」さん。
1人えっち(しかも露出)から、近所の奥さん。
果てはスワッピングサークルの男連中を呼ぶなど、まさにやりたい放題。
わざわざ旦那に電話をかけるのがエグいですが…あれはバレるでしょ。
「セフレママン」は友人「秋」くんの母「由美子」さんとのえっち。
”同年代の女友達くらべたってダントツに可愛い”
という魅力的なキャラ。
8ページなのが残念、とか思っていたら続編がありました。
「セフレママン2」ではもう少し相応な雰囲気である「光」くんの母親も参加。
うわ、「森山優希」くんはまだストックを持っていたんですか。
せっかくパンストだったのに、いきなり脱いでしまうのが惜しい。
カラー原稿だけのお話は、5話ほどの収録があります。
冒頭の「しらねば」は8ページと長め。
彼氏がいるものの、あちこちでえっちしてしまう「稲森」さんのお話です。
破滅タイプですねー。
元クラスメイトがAV出演していたという「クラスのあのコ」
地味目な「谷村香奈子」さんが、低俗なグラビアアイドルからAVへと進出しています。
特にヒネりはなく、静かなラストでした。
「共有財産」は彼女「春日愛香」の母親。
”何か電波が出てんのか”というえっちな方で、次々に娘の彼氏と関係してしまうのです。
まぁ、あの容姿では仕方ないでしょうね(笑)
「奥様喫茶ママハハ」はコスプレ風俗みたいな感覚。
彼女らのトークが母親ちっくなのね。
「つままん」は乱交サークルに属する双子「真由子」・「久美子」の姉妹。
これはコメディーでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 全く問題ありません。↓表紙そのままの巧さです。
・話4: 短編で仕掛け早いものの、悪くない作品群だと思います。
・独3: 個人的な感覚です。面白いものの、刺さる感じがありません。
合計:[12/15]
モノローグで説明して、流していくような描き方がやはり多いです。
ちょっと頻繁過ぎ。
もっとキャラ同士の会話で進めた方がいいのではないかなぁ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]複数・積極的
・おまけ: ぼくとわたしのあとがき、カバー裏にカラー別絵。
・その他: 紹介帯折り返しにコメント、カラー(32P)、
短編×17(うち「セフレママン」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安(にしいおり)」センセの「自慰支援委員会」です。
「コミック快楽天」の表紙イラスト組の1人、「西安」センセ。
今回も抜群に巧いです。
もう、絵柄については、段違いな感覚でした。
前回「LOVE DOLL」を紹介した際に”欠点の見当たらない”と書きましたが、こちらも同様。
いや、よりパワーアップしてるかも。
※「秋山さん」・「桐野さん」
チアガール姿のカラーページが必見です。
収録では1つ07年と古めな原稿(※カラーのショート短編です)ありましたが、巻末の人妻系は08年。
他は09年7月以降という最近のもの。
もともと巧く落差などはありませんが、より洗練されたような感覚です。
太めでしっかりとした作画。
描き込みとしては適度なくらい。
線の強さ、小さい吹き出し・擬音が乱れることもあって、濃い目。
丁寧でメリハリもあるためか、あまり見辛さは感じません。
小コマ・引き絵にも弱さなく、また表現などに引っ掛かる箇所もありません。
繊細な心理描写のあるジャンルではないものの、絵は無論のこと漫画も巧い方でした。
カメラレンズのような目と、特徴ある口のキャラ絵。
どちらかと言うと漫画っぽい可愛らしさあるバランスで、顔パーツやスタイルを微妙に変化させることによって、ロリからアダルトまでを描き分けています。
今回は若めが多く、年齢ではティーンエージャーくらい。
後述しますが、個人的にそのあたりのキャラはちょっと似通って見えました。
胸より、ふんわりとしたお腹回り、肉付き良いお尻から太ももにかけては特に素敵。
ぽよんとした弾力ありそう。
なお、アンダーヘアを描かれる方です。
白黒での良さに、そのまま色づけしたようなカラー原稿も見事なもの。
さすがの味わいです。
判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
「ワニマガジン社」さんのHPでは「はじめてのおこない」の数ページが読めるので、どんなんか見たい方はそちらが最適です。
いつもとは順番を変えて、いきなりざーっと絵柄について書かせていただきました。
やっぱり紹介はソコからですよね。
さて、こちらの「自慰支援委員会」が5冊目の単行本だそうです。
収録は人妻「由美子」さんの「セフレママン」シリーズが2話あったものの、他はやはり短編での構成でした。
全部で17話と数多いものの、前半に収録のカラー漫画5話は8~4ページというショートです。
前述したように絵柄は抜群に巧く、またお話も短編は多かったものの、悪くは感じません。
そりゃー楽しく読ませて頂きましたよ。ええ。
ただ…これだけ良い単行本が、なぜか刺さらない。
退屈でも、おいてきぼりにされてるのでもなく、仕上がりもえっちであるのに、ひでるさんは不思議と照準は合いませんでした。
ごめんなさい、ごめんなさい。
なんでだろう、って1日仕事しながら考え(←あー)、思い付いた理由は以下のとおり。
あくまでも個人的な感覚ですが。
1)キャラが弱い
当然、短編ばかりというのもあるでしょう。
↑上でヒロインについてどうの書いてますが、ストレートロング、ツインテール(サイドテール)などのヒロインはどちらも似た雰囲気。
見分けつかないほどではないんですが、性格に特徴ないので際立たない。
収録の漫画にはタイトルの扉絵ないまま始まったりするのがあるんですけど、次の漫画になっていることに気付かない時もありました。
長編とかシリーズものが見たいですよ。
2)フェチ度が低い
まったくないとは思いませんが。
ただ、ヒロインを脱がさずともじんわり伝わってくるようなエロスは見当たりません。
ほら、「いとうえい」センセがよく巻末で力説しているようなアレコレみたいなこと。
例えば下着。
「西安」センセはお嫌いなのか、いきなりモロ出しというのが多いんですね。
あまり描かれていません。
3)コレというポイントがない
大変失礼な感じですみません。
あちこち巧いんですけど、それだけに目立つものがありません。
絵柄の抜群な巧さはもちろんポイントではありますが、心を揺さぶられるようなものではないと思います。
なんというか、”上手に成年漫画を描いている”ような気がしました。
ストーリーの影響というのも大きいかな。
※左:明日美さん、右:ひなさん
お腹付近のふんわりした感じがえっちです。
とりあえず、表題作「自慰支援委員会」
長い付き合いで明け透けな「明日美」さん。
「山里直也」くんの1人えっちを助けるべく、”支援委員会”としてネタを提供するのでした。
やっぱり気はあるのかな。
支援ながら言いたい・やりたい放題で、どちらかというと「明日美さん」は自らの発散をしているみたい。
昔馴染みな「直也くん」の性格をある程度理解もしているため、安心感があったというのもあるでしょう。
立場がガラリと逆転する後半が見どころです。
優等生同士のエピソード「さよならストレスさん」は後半から雰囲気が一変するお話。
ストレス解消のため、各委員などを兼任する「木村美優」はお互いのメールしか知らないという「圭介」とえっちするようになっていたんですが…という展開。
お互いの告白から、ある意味人間らしい感じになっています。
実際でも、ああいったモノかもしれませんね。
「ゆりのボーイフレンド」も、優等生な「ゆり」ちゃんの発散話。
先の「美優さん」とは違い、彼女を取り巻く3名は中年オヤジなのでした。
可愛らしい彼女がそんな連中に色々されている、よりエロい画面になっています。
カラー原稿から始まる「チア部特別応援実施中」
これはカラーでの横並びになってる部分でしょう。
卑猥でしたねー。
有望な部を選別し、事前のえっちアピールと、勝利後のご褒美によって、選手を奮起させるというもの。
なかなかいいアイデア(笑)
事前準備として、選手の前で見せる「秋山」・「桐野」という両ヒロインがスゴイ。
慣れてる「秋山さん」に対し、恥ずかしさの残る「桐野さん」が可愛らしいです。
カラーはともかく、白黒のメイン部分は脱がし過ぎ。
アンダースコートの描写もありません。
せっかくのチア衣装なのに…。
「あけおめ」は、姪「ゆうな」ちゃんからのビデオレターなお話。
この娘が収録では最年少かな。
画面の向こうでやたらエロい事をしていましたが、なにゆえ彼に帰省してほしいんだろう。
内容から察するに、最初のお手付き?
お年玉の催促もしているのは生々しいですよ。
ほか、「ソーセージミックス」はタイトルそのまま双子「まゆみ」・「あゆみ」なお話。
漫画は付き合っていた彼女が双子だと知った直後のえっち。
3Dな感覚ですね。
あの場面ではあーでしたが、お話的にはその後の方が面白いのでは。
どっちかが抜け駆けしたりして。
美術部の先輩2人に好き勝手される「にくおもちゃ生活」はWヒロイン話。
ほとんどは彼女らのペースでした。
ただし散々弄ばれた結果か、「新井」くんも後半頑張り、ちょっと見直されていましたよ。
意中の相手「森沢さくら」のマネされる場面が好き。
幼馴染み「舞」ちゃんと色々えっちなことをする「はじめてのおこない」
ラブラブカッブルのじっくりえっちという風情。
もう勝手にやってて下さい、という漫画ですね(笑)
ブラが縞模様だったので、どうせならショーツもそれに合わせればいいのに…。
一方、「イソノアワビ」は幼馴染みグループでの紅一点「ひな」さんとのエピソード。
その1人である「ゆうじ」くん視点なんですが、あれは…ちょっと複雑よね。
※左:森下恵理子、右:「光くん」の母親
人妻系です。こっちで占めてもいいかな。
「憂姦マダム」はエプロン姿の可愛い「森下恵理子」さん。
1人えっち(しかも露出)から、近所の奥さん。
果てはスワッピングサークルの男連中を呼ぶなど、まさにやりたい放題。
わざわざ旦那に電話をかけるのがエグいですが…あれはバレるでしょ。
「セフレママン」は友人「秋」くんの母「由美子」さんとのえっち。
”同年代の女友達くらべたってダントツに可愛い”
という魅力的なキャラ。
8ページなのが残念、とか思っていたら続編がありました。
「セフレママン2」ではもう少し相応な雰囲気である「光」くんの母親も参加。
うわ、「森山優希」くんはまだストックを持っていたんですか。
せっかくパンストだったのに、いきなり脱いでしまうのが惜しい。
カラー原稿だけのお話は、5話ほどの収録があります。
冒頭の「しらねば」は8ページと長め。
彼氏がいるものの、あちこちでえっちしてしまう「稲森」さんのお話です。
破滅タイプですねー。
元クラスメイトがAV出演していたという「クラスのあのコ」
地味目な「谷村香奈子」さんが、低俗なグラビアアイドルからAVへと進出しています。
特にヒネりはなく、静かなラストでした。
「共有財産」は彼女「春日愛香」の母親。
”何か電波が出てんのか”というえっちな方で、次々に娘の彼氏と関係してしまうのです。
まぁ、あの容姿では仕方ないでしょうね(笑)
「奥様喫茶ママハハ」はコスプレ風俗みたいな感覚。
彼女らのトークが母親ちっくなのね。
「つままん」は乱交サークルに属する双子「真由子」・「久美子」の姉妹。
これはコメディーでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 全く問題ありません。↓表紙そのままの巧さです。
・話4: 短編で仕掛け早いものの、悪くない作品群だと思います。
・独3: 個人的な感覚です。面白いものの、刺さる感じがありません。
合計:[12/15]
モノローグで説明して、流していくような描き方がやはり多いです。
ちょっと頻繁過ぎ。
もっとキャラ同士の会話で進めた方がいいのではないかなぁ。
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■童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ (渚ミナミ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]熟女・コメディー
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト、ゲストページ、
描き下ろし「エピローグ」
・その他: キャラ紹介、カラー(8P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚ミナミ(なぎさ・みなみ)」センセの「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
右側に貼り付けてますが、スーパーマリオ25周年だそうで。
色々キャンペーンやってますね。
スペシャルパックとか、赤い機体いいなぁって思うんですけど、あのゲーム超ヘタなんです。
ファイヤーバーとか、わざわざ当たりにいくタイプなんですよ。
「パルテナの鏡」でも、ナスビ使いでほぼ必ず茄子にされてましたから…。
さて、ブログでは前巻「あまえんぼっ」を紹介しております「渚ミナミ」センセ。
3冊目という最新刊は「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
こちら、1冊まるまるの長編漫画。
”エロ要素の薄い作品”
そう「渚ミナミ」センセのHPにありましたが、確かにそんな感じ。
作中に散らばる単語などを含め、前巻とは異なってコメディー、パロディーっぽい仕上がりになってます。
※左:怪盗熟女「クロアゲハ」、右:ゴスロリ熟女探偵「五十嵐珠真代」
普段から胸丸出しなので、これが限界。
”千年に1人、女に永遠の美と若さをもたらす精液を持つ童貞、「童帝」が現れる…”
そんな古文書が示す運命の年。
世間では、童貞を盗む謎の怪盗熟女「クロアゲハ」が暗躍していました。
彼女を追う探偵「伊吹智」は、伊吹探偵事務所の熟女。
少年チームDT7(ドーテーセブン)率いて「クロアゲハ」を追い詰めるものの、彼らは次々に美味しくいただかれてしまったのです。
「智」の元に唯一残った「那珂林豪(なかばやし・ごう)」を助手として、「クロアゲハ」に対抗するんですが…伝説の「童帝」は、意外なところに潜んでいたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じのお話。
そんな訳で、古き探偵モノのえっちコメディーです。
モチーフは江戸川乱歩「黒蜥蜴」とのこと。
なるほど。
「渚ミナミ」センセは予想外の事態(雑誌休刊)で、全2巻という当初の予定を変更されていたようでした。
うーん、まぁ、ネタ的には1冊くらいでちょうど良かったかなぁ。
面白いんですけどね。
馬鹿馬鹿しい楽しさ(イイ意味で)・ストーリーなので、長さとしてはこんなもんではないでしょうか。
カラー原稿のある1話目「コスプレ痴熟女あらわる!」
ここは少年探偵団「DT7(ドーテーセブン)」との対決が描かれています。
”どうてい”がキーワードなこの作品。
1冊読み終わるまでかなり頻繁に登場していたので、時間に余裕ある方は何回そんなん出てくるのか、数えてみたら面白いかも。
たぶん、「渚ミナミ」センセも驚くと思います(笑)
カラーの対決シーンでは、ズザァァ、なんて大げさな擬音してましたが、単に経験豊富な女性に筆おろしされてるだけのこと。
メンバーの「ツバメ」・「ホルモン」の2人は、積極的に(楽しんで)えっちしてるようにも見えますね。
まともに捕まえようとしていたのは、「那珂林くん」だけでしたよ。
本人「クロアゲハ」も言っていたそのまま命奪う訳でなく。
心でオイオイとツッコミつつ、気軽な気持ちで読み進めるのが良さそうです。
イチャイチャと仲良い(←ひでるさんにはそう見えます)伊吹探偵事務所での2人ほか、実は彼の隣に住んでいるという「クロアゲハ」の正体「百瀬川桃子」に注目です。
そう、「クロアゲハ」のマスクはいいんですけど、衣装はもうちょっと露出抑え目のが逆にえっちっぽかったと思います。
胸丸出しなのは、ちとコメディー色強い原因になっているような。
※百瀬川桃子
やっぱりこんな感じのがいいですね。
「那珂林くん」の危機が描かれる2話目「今そこにある童貞」
まぁ、要素として隠す必要ないと思うので書きますが、伝説の「童帝」とは彼のこと。
そのため、最終目的たる彼はメインキャラなのに直接えっちはぎりぎりまでお預け。
1話目の「智さん」が妄想で満足していたように、成年漫画のわりにそんなんは少ないのでした。
いちおう、隣の彼を襲うにも「クロアゲハ」のコスチュームであった「桃子さん」
ほぼプライベートと言っても過言でない状況でしたが、「智さん」は駆け付けて阻止しておりました。
そりゃ、童貞捨てられない訳だ。
イイモノ持っているというのに。
ここでは探偵・怪盗のキャットファイトが見どころです。
「アタシだって伊達に30年オナニーしてないのよさっ」
そんな台詞が格好良いです(笑)
ここのアクション+えっち対決はお互いの技が炸裂する見ごたえあるものでした。
こんなんを多く見たかったなぁ。
3話目「ツンデレ40フィンガー」は日常風景。
かなりの豪邸である「桃子さん」の自宅が描かれていました。
肩車で逆向くというのはいいですね、羨ましいですね。
普通はあーならないだろうけど。
こちらは、先のエピソードに続いて「桃子さん」と「智さん」の会話部分に注目。
ドロドロしてる手が生々しくてイヤーな感じですが、彼女はそんなん気にしないのかな。
こちらでは「桃子さん」の独りえっちがポイントです。
いままでと違って受け身で、可愛らしい感じになっていました。
ラストの「しぼんでますぅ…」が良いですね。
ゴスロリな熟女探偵「五十嵐珠真代」が登場する4話目「コードネームはゴスロリ40」
自らを「クリスティア五十嵐」とか言っている彼女。
別名”童貞破壊天使(チェリークラッシャー)”ということで、「那珂林くん」が狙われてしまうのでした。
なかなか面白いキャラなんですが、話数の関係かこちら以外にあまり活躍の場がないのが残念ですね。
なお、「五十嵐さん」は陥没乳首なので、お好きな方は小躍り下さい。
ひでるさんはドロワーズかぶせられるシーンが好き。
※左:探偵「伊吹智」、右:百瀬川桃子
この肩車シーンがお気に入りです。
故あって切羽詰まった「クロアゲハ」から予告状が届く5話目「おまえは誰だ?」
こうしたパターンもいいですね。
こちらから、ちらほら顔を見せていた眼鏡な女性「森園めぐみ」さんがマトモに登場してます。
色々あって30歳ほど若返っているようですが、実際は54歳だって。
(後半に若返る前が描かれてます)
こちらから、6話目「童帝覚醒」、7話目「千年の恋」という3話がラストエピソードでした。
探偵モノらしい、様々なフェイクが使われているのがいいですね。
エンディングに向けては驚きの展開が待ってます。
途中のセリフにもありましたが、まさに「童帝って何なの?」という感覚。
はっちゃけなコメディーな漫画でしたけど、特に7話目は巧く、こちらも盛り上げられました。
面白かったです。
8話目「エピローグ」は描き下ろし。
まぁ、セオリーかもしれませんが、爽やかなラストになってます。
太く強い線の絵柄。
描き込みはスッキリ目、濃淡としては適当なくらい。
全体的に乱れることなく、安定しています。
人物絵はふっくら独特なバランス感覚でした。
ゆるやかな曲線の幅広な輪郭・スタイルで、特に横顔のつるんとした描き方に特徴。
これが…良くも悪くも熟女っぽさがありません。
前巻「あまえんぼっ」の場合はヒロイン「小百合さん」が和服でだいぶ助けになっていましたが、今回はそれが弱め。
画風的に仕方ないかな(←リアル過ぎるのも違うとは思うので)
ここは人によって評価分かれる部分だと思います。
↓表紙などカラー部分は黒が弱くなるため、白黒原稿とはやや印象が異なります。
(※どちらかというと近いのは表紙側)
1、2冊目の単行本があればそっちのが近いかな。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖はありますが、良く安定していました。
・話3: どうかなー。人によってガラリと評価が変わるタイプかと。
・独4: 言葉遊びとか、あちこち面白いと思います。
合計:[11/15]
こちらの前に、「奥さまは魔女」がネタ候補としてあったようです。
成年漫画としてはそっちのが合いそうなので、またどちらかのタイミングで検討して頂けたらいいなぁ。
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・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]熟女・コメディー
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描き下ろし「エピローグ」
・その他: キャラ紹介、カラー(8P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚ミナミ(なぎさ・みなみ)」センセの「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
右側に貼り付けてますが、スーパーマリオ25周年だそうで。
色々キャンペーンやってますね。
スペシャルパックとか、赤い機体いいなぁって思うんですけど、あのゲーム超ヘタなんです。
ファイヤーバーとか、わざわざ当たりにいくタイプなんですよ。
「パルテナの鏡」でも、ナスビ使いでほぼ必ず茄子にされてましたから…。
さて、ブログでは前巻「あまえんぼっ」を紹介しております「渚ミナミ」センセ。
3冊目という最新刊は「童貞探偵団シリーズ 怪盗熟女クロアゲハ」です。
こちら、1冊まるまるの長編漫画。
”エロ要素の薄い作品”
そう「渚ミナミ」センセのHPにありましたが、確かにそんな感じ。
作中に散らばる単語などを含め、前巻とは異なってコメディー、パロディーっぽい仕上がりになってます。
※左:怪盗熟女「クロアゲハ」、右:ゴスロリ熟女探偵「五十嵐珠真代」
普段から胸丸出しなので、これが限界。
”千年に1人、女に永遠の美と若さをもたらす精液を持つ童貞、「童帝」が現れる…”
そんな古文書が示す運命の年。
世間では、童貞を盗む謎の怪盗熟女「クロアゲハ」が暗躍していました。
彼女を追う探偵「伊吹智」は、伊吹探偵事務所の熟女。
少年チームDT7(ドーテーセブン)率いて「クロアゲハ」を追い詰めるものの、彼らは次々に美味しくいただかれてしまったのです。
「智」の元に唯一残った「那珂林豪(なかばやし・ごう)」を助手として、「クロアゲハ」に対抗するんですが…伝説の「童帝」は、意外なところに潜んでいたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じのお話。
そんな訳で、古き探偵モノのえっちコメディーです。
モチーフは江戸川乱歩「黒蜥蜴」とのこと。
なるほど。
「渚ミナミ」センセは予想外の事態(雑誌休刊)で、全2巻という当初の予定を変更されていたようでした。
うーん、まぁ、ネタ的には1冊くらいでちょうど良かったかなぁ。
面白いんですけどね。
馬鹿馬鹿しい楽しさ(イイ意味で)・ストーリーなので、長さとしてはこんなもんではないでしょうか。
カラー原稿のある1話目「コスプレ痴熟女あらわる!」
ここは少年探偵団「DT7(ドーテーセブン)」との対決が描かれています。
”どうてい”がキーワードなこの作品。
1冊読み終わるまでかなり頻繁に登場していたので、時間に余裕ある方は何回そんなん出てくるのか、数えてみたら面白いかも。
たぶん、「渚ミナミ」センセも驚くと思います(笑)
カラーの対決シーンでは、ズザァァ、なんて大げさな擬音してましたが、単に経験豊富な女性に筆おろしされてるだけのこと。
メンバーの「ツバメ」・「ホルモン」の2人は、積極的に(楽しんで)えっちしてるようにも見えますね。
まともに捕まえようとしていたのは、「那珂林くん」だけでしたよ。
本人「クロアゲハ」も言っていたそのまま命奪う訳でなく。
心でオイオイとツッコミつつ、気軽な気持ちで読み進めるのが良さそうです。
イチャイチャと仲良い(←ひでるさんにはそう見えます)伊吹探偵事務所での2人ほか、実は彼の隣に住んでいるという「クロアゲハ」の正体「百瀬川桃子」に注目です。
そう、「クロアゲハ」のマスクはいいんですけど、衣装はもうちょっと露出抑え目のが逆にえっちっぽかったと思います。
胸丸出しなのは、ちとコメディー色強い原因になっているような。
※百瀬川桃子
やっぱりこんな感じのがいいですね。
「那珂林くん」の危機が描かれる2話目「今そこにある童貞」
まぁ、要素として隠す必要ないと思うので書きますが、伝説の「童帝」とは彼のこと。
そのため、最終目的たる彼はメインキャラなのに直接えっちはぎりぎりまでお預け。
1話目の「智さん」が妄想で満足していたように、成年漫画のわりにそんなんは少ないのでした。
いちおう、隣の彼を襲うにも「クロアゲハ」のコスチュームであった「桃子さん」
ほぼプライベートと言っても過言でない状況でしたが、「智さん」は駆け付けて阻止しておりました。
そりゃ、童貞捨てられない訳だ。
イイモノ持っているというのに。
ここでは探偵・怪盗のキャットファイトが見どころです。
「アタシだって伊達に30年オナニーしてないのよさっ」
そんな台詞が格好良いです(笑)
ここのアクション+えっち対決はお互いの技が炸裂する見ごたえあるものでした。
こんなんを多く見たかったなぁ。
3話目「ツンデレ40フィンガー」は日常風景。
かなりの豪邸である「桃子さん」の自宅が描かれていました。
肩車で逆向くというのはいいですね、羨ましいですね。
普通はあーならないだろうけど。
こちらは、先のエピソードに続いて「桃子さん」と「智さん」の会話部分に注目。
ドロドロしてる手が生々しくてイヤーな感じですが、彼女はそんなん気にしないのかな。
こちらでは「桃子さん」の独りえっちがポイントです。
いままでと違って受け身で、可愛らしい感じになっていました。
ラストの「しぼんでますぅ…」が良いですね。
ゴスロリな熟女探偵「五十嵐珠真代」が登場する4話目「コードネームはゴスロリ40」
自らを「クリスティア五十嵐」とか言っている彼女。
別名”童貞破壊天使(チェリークラッシャー)”ということで、「那珂林くん」が狙われてしまうのでした。
なかなか面白いキャラなんですが、話数の関係かこちら以外にあまり活躍の場がないのが残念ですね。
なお、「五十嵐さん」は陥没乳首なので、お好きな方は小躍り下さい。
ひでるさんはドロワーズかぶせられるシーンが好き。
※左:探偵「伊吹智」、右:百瀬川桃子
この肩車シーンがお気に入りです。
故あって切羽詰まった「クロアゲハ」から予告状が届く5話目「おまえは誰だ?」
こうしたパターンもいいですね。
こちらから、ちらほら顔を見せていた眼鏡な女性「森園めぐみ」さんがマトモに登場してます。
色々あって30歳ほど若返っているようですが、実際は54歳だって。
(後半に若返る前が描かれてます)
こちらから、6話目「童帝覚醒」、7話目「千年の恋」という3話がラストエピソードでした。
探偵モノらしい、様々なフェイクが使われているのがいいですね。
エンディングに向けては驚きの展開が待ってます。
途中のセリフにもありましたが、まさに「童帝って何なの?」という感覚。
はっちゃけなコメディーな漫画でしたけど、特に7話目は巧く、こちらも盛り上げられました。
面白かったです。
8話目「エピローグ」は描き下ろし。
まぁ、セオリーかもしれませんが、爽やかなラストになってます。
太く強い線の絵柄。
描き込みはスッキリ目、濃淡としては適当なくらい。
全体的に乱れることなく、安定しています。
人物絵はふっくら独特なバランス感覚でした。
ゆるやかな曲線の幅広な輪郭・スタイルで、特に横顔のつるんとした描き方に特徴。
これが…良くも悪くも熟女っぽさがありません。
前巻「あまえんぼっ」の場合はヒロイン「小百合さん」が和服でだいぶ助けになっていましたが、今回はそれが弱め。
画風的に仕方ないかな(←リアル過ぎるのも違うとは思うので)
ここは人によって評価分かれる部分だと思います。
↓表紙などカラー部分は黒が弱くなるため、白黒原稿とはやや印象が異なります。
(※どちらかというと近いのは表紙側)
1、2冊目の単行本があればそっちのが近いかな。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖はありますが、良く安定していました。
・話3: どうかなー。人によってガラリと評価が変わるタイプかと。
・独4: 言葉遊びとか、あちこち面白いと思います。
合計:[11/15]
こちらの前に、「奥さまは魔女」がネタ候補としてあったようです。
成年漫画としてはそっちのが合いそうなので、またどちらかのタイミングで検討して頂けたらいいなぁ。
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■汗萌え!2ex-STREAM (猫守麻里鈴)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]水着・局部
・おまけ: 描き下ろし「華苗先生の一日」
・その他: 折り込み小ポスター(表紙のリンク絵)、
10話収録(全て表題作・1巻完結[たぶん])
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫守麻里鈴(ねこのもり・まりりん)」センセの「汗萌え!2 ex-STREAM」です。
読みました。
えー、成年漫画ってジャンルも色々な種類ありますが…
ココまではっちゃけた漫画は久々です。
そうか、カバー部分では処理で微妙に分かり辛くなっているのねー。
残念ながら、そちらと紹介帯では、漫画の良さが完全に伝わりません。
もし、なんとなくでも興味を持った方は、ぜひ手にとってみて。
なんだか罰に当てられそうな気分になると思います(笑)
さて、毎度”いつのまにか発売されている印象”の「華陵シリーズ」です。
「猫守麻里鈴」センセの、たぶん11冊目の単行本。
「汗萌え!2 ex-STREAM」でした。
こちらのブログでも紹介している「汗萌え!」とタイトルは同じですが、全て水泳部でのお話。
いちおうキャラなど再登場あったものの、特に気にしなくても大丈夫です。
※左:顧問「早瀬香苗」、右:本庄カガリ
本当なら水着絵なんでしょうけど…あんなん入れれません。
コンマ1秒を競う競泳の世界。
先の世界大会で脚光を浴びた、進化した最新の水着「ex-STREAM」は、
”新素材面積を限定値まで抑えつつ、大きくカットしたウェア形状”
…という、大事な部分が丸出しになったトンデモなものでした。
水泳部の顧問「早瀬香苗」がそれを着て部活に出ると、あっと言う間に部員たちにも浸透していったのでした。
だいたいそんな感じ。
水泳部のえっちコメディーですね。
”いかにして局部を見せるか”に重点を置いたような感じ。
もう、エロスというよりコメディーの域。
1冊まるまる読み終わると、疲労するかもしれません。
水着披露の1話目。
いちおう水着にはいくつか種類があり、「香苗先生」の着ているソレは比較的大人しめ。
(※後半になると、いつの間にかより過激なデザインの水着になってる)
局部丸出しでしたが、バストトップはぎりぎり隠れていましたから。
「男子ってスケベ丸出し」
とか言われてましたが、あれは仕方ないでしょー。
注目集める先生に、なんとなく不機嫌になる女子部員らが可愛いです。
後半は故あって男子とのメドレー勝負になっており、男子チームにリードされてしまうんですが…その逆転手段に注目。
ラストはちゃんと(?)集団えっちに発展しております。
そんな訳で、部員「沖田沙英」ちゃんが水着を買いに行くお話が2話目。
冒頭では水泳大会の模様がTVで放送されているんですが、
「パックリとさらけ出してますよ」
とか言ってました。
そんなアナウンスないってば(笑)
店はもはやアダルトショップのような感覚で、買い物ではち合わせた男子「渥美浩次」くんの反応もあれは正常。
栓もえっちですねー。
背泳選手である「沙英ちゃん」の水着は生地を後ろに集中しているため、前は完全に丸出し状態。
(※↓表紙の右側です)
そりゃー、店だろうがえっち始まっても当然です。
「香苗先生」も偶然鉢合わせ、参加しておりました。
「しょうがない子達ねぇ」
という部分が好き。
なお、この漫画水泳であるため「バサロ」という単語があちこちにありましたが、どこぞからクレームつきそう。
※左:沖田沙英、右:瀬川泉
色々と問題もあるようでした。わはは。
3話目は平泳ぎの「瀬川泉」さん。
前話でも妙に気になった、”栓”についてのお話。
衛生保護のため、水の侵入を防ぐ器具~って、分かるような、分からんような。
サイズが色々とあるんですね。わはは。
途中の水泳シーンが凄いですが、隣で泳ぐ男子「太司」くんは…
「あんまりこっちに向けて脚広げるなよな、気が散るだろ」
そう言ってますね。散るだろうなぁ。
1話でもそんなんでしたが、彼女らは男子部員とだいぶ慣れているようなので、見えても平気なんでしょう。
漫画のメインは、栓に悩む「泉さん」が「香苗先生」に詳しく調査してもらうというもの。
なかなか恥ずかしいですわ。
他部員らの興味津々な様が面白いです。
いちおう途中のネタがオチに繋がっていました。
新入部員歓迎の4話目”度胸試し”は「深谷潤」さんがメイン。
観客からの視線で精神的に委縮しないよう~とか言ってましたが、各部の度胸試しはスゴイですね。
水泳部は、プールサイドでの独りえっち。
新人「まりん」・「さんご」に先輩として「潤」さんが指導しておりました。
チュルルル、じゃないでしょー!
やっている事はトンデモでしたけど、お話の流れとしてはスポーツマンらしきもの。
…たぶん。
男子もちゃんと拍手してたりして、妙な爽やかさもありました。
5話は水泳部4人組のラスト・バタフライの「岬静香」さん。
ターンが不得意な彼女の特訓話です。
「香苗先生」の妙にエロスなマッサージにも興味ありますが、ターンのヒントをえっち最中に思い付くところは成年漫画。
お風呂での特訓、実際に試してみるあたりが、えっちというよりコメディーです。
この漫画大丈夫でしょうか(笑)
※左:深谷潤、右:岬静香
さて、「静香さん」はなぜ驚かれているんでしょう?
ヒロインがひと回りした後の6話目は、ドーピング検査という名を借りた放尿ネタ。
採尿のトレーニングというのがいまいちよく分かりません(笑)が、「香苗先生」を筆頭に、男子部員から主要ヒロイン4名までそんなん。
「いつも男子に見せつけてるように~」
そんな台詞が怖ろしいですよ。
7話目は外人選手らの「黒船学園」との対決話。
こちらのヒロイン4名が皆さん貧乳揃いなのに対し、あちらは巨乳が揃っていました。
途中まで普通の水泳だったのが、いつの間にか大きく脱線しているのが見事。
黒船学園ということで、幕末ネタに引っかけています。
新人タレント「本庄カガリ」の突撃レポートという8話。
アポなしの突撃取材なんて、この水泳部にしちゃダメ。
生着替えを撮影させるのという、トンデモ展開でしたが、
「ガンバッテ!自分たちを全国に向かってアピールするチャンスよ」
だって。
いったい何をアピールするつもりだ(笑)
しっかり、「カガリちゃん」も水着に着替えさせられる場面まで撮影されていました。
あんなの放送できないって。
番外編は各部登場での競技話。
いままで異常な水着ばかり目にしていたので、他部のコスチュームはなんだか逆に安定して見えます。
(それでも十分にエロいんですが)
ぜひ、泳ぐシーンにて、「泉さん」がバトンをどうしているかを見てみて。
途中には股縄なんて障害物までありました。
描き下ろしは「香苗先生」
やっぱり普通に全裸であるより、水着着ていたほうがえっちに見えますね。
えー、お疲れ様でした(笑)
柔らかな曲線での絵柄。
色の濃くないデジタル塗りで、タッチもあってふんわりとした感覚です。
描き込みはあっさりですが、基本的に複数でイチャイチャすること多く、画面は賑やか。
前述したように、”如何にして局部を見せるか”に比重があり、そんなんばっかり。
リアルな描かれ方ではないものの、卑猥さは相当なもので、振り切れてコメディーちっくになってます。
丸い幅広な輪郭に対し、比率的に小さめな目鼻。
ややバランスが微妙なコマもありましたが、独走状態のようなほどの勢いがためか、さして気にならないです。
…たぶん。
カラーでも雰囲気はそのままなので、判断については↓表紙・裏表紙でどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 細かいことは勢いでカバー。あまり引っ掛かるコトは無いと思います。
・話3: 成年漫画としては期待通りの展開でしょう。
・独5: 1話だけでなく、水着ネタ(局部)での1冊は凄まじいものがありました。
合計:[11/15]
なお、折り込み小ポスターは、カバーイラストのロゴとボカシを外したものです。
こうカラーで見ると、また違った趣があると思います。
汗萌え! 2 (華陵COMICS)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]水着・局部
・おまけ: 描き下ろし「華苗先生の一日」
・その他: 折り込み小ポスター(表紙のリンク絵)、
10話収録(全て表題作・1巻完結[たぶん])
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫守麻里鈴(ねこのもり・まりりん)」センセの「汗萌え!2 ex-STREAM」です。
読みました。
えー、成年漫画ってジャンルも色々な種類ありますが…
ココまではっちゃけた漫画は久々です。
そうか、カバー部分では処理で微妙に分かり辛くなっているのねー。
残念ながら、そちらと紹介帯では、漫画の良さが完全に伝わりません。
もし、なんとなくでも興味を持った方は、ぜひ手にとってみて。
なんだか罰に当てられそうな気分になると思います(笑)
さて、毎度”いつのまにか発売されている印象”の「華陵シリーズ」です。
「猫守麻里鈴」センセの、たぶん11冊目の単行本。
「汗萌え!2 ex-STREAM」でした。
こちらのブログでも紹介している「汗萌え!」とタイトルは同じですが、全て水泳部でのお話。
いちおうキャラなど再登場あったものの、特に気にしなくても大丈夫です。
※左:顧問「早瀬香苗」、右:本庄カガリ
本当なら水着絵なんでしょうけど…あんなん入れれません。
コンマ1秒を競う競泳の世界。
先の世界大会で脚光を浴びた、進化した最新の水着「ex-STREAM」は、
”新素材面積を限定値まで抑えつつ、大きくカットしたウェア形状”
…という、大事な部分が丸出しになったトンデモなものでした。
水泳部の顧問「早瀬香苗」がそれを着て部活に出ると、あっと言う間に部員たちにも浸透していったのでした。
だいたいそんな感じ。
水泳部のえっちコメディーですね。
”いかにして局部を見せるか”に重点を置いたような感じ。
もう、エロスというよりコメディーの域。
1冊まるまる読み終わると、疲労するかもしれません。
水着披露の1話目。
いちおう水着にはいくつか種類があり、「香苗先生」の着ているソレは比較的大人しめ。
(※後半になると、いつの間にかより過激なデザインの水着になってる)
局部丸出しでしたが、バストトップはぎりぎり隠れていましたから。
「男子ってスケベ丸出し」
とか言われてましたが、あれは仕方ないでしょー。
注目集める先生に、なんとなく不機嫌になる女子部員らが可愛いです。
後半は故あって男子とのメドレー勝負になっており、男子チームにリードされてしまうんですが…その逆転手段に注目。
ラストはちゃんと(?)集団えっちに発展しております。
そんな訳で、部員「沖田沙英」ちゃんが水着を買いに行くお話が2話目。
冒頭では水泳大会の模様がTVで放送されているんですが、
「パックリとさらけ出してますよ」
とか言ってました。
そんなアナウンスないってば(笑)
店はもはやアダルトショップのような感覚で、買い物ではち合わせた男子「渥美浩次」くんの反応もあれは正常。
栓もえっちですねー。
背泳選手である「沙英ちゃん」の水着は生地を後ろに集中しているため、前は完全に丸出し状態。
(※↓表紙の右側です)
そりゃー、店だろうがえっち始まっても当然です。
「香苗先生」も偶然鉢合わせ、参加しておりました。
「しょうがない子達ねぇ」
という部分が好き。
なお、この漫画水泳であるため「バサロ」という単語があちこちにありましたが、どこぞからクレームつきそう。
※左:沖田沙英、右:瀬川泉
色々と問題もあるようでした。わはは。
3話目は平泳ぎの「瀬川泉」さん。
前話でも妙に気になった、”栓”についてのお話。
衛生保護のため、水の侵入を防ぐ器具~って、分かるような、分からんような。
サイズが色々とあるんですね。わはは。
途中の水泳シーンが凄いですが、隣で泳ぐ男子「太司」くんは…
「あんまりこっちに向けて脚広げるなよな、気が散るだろ」
そう言ってますね。散るだろうなぁ。
1話でもそんなんでしたが、彼女らは男子部員とだいぶ慣れているようなので、見えても平気なんでしょう。
漫画のメインは、栓に悩む「泉さん」が「香苗先生」に詳しく調査してもらうというもの。
なかなか恥ずかしいですわ。
他部員らの興味津々な様が面白いです。
いちおう途中のネタがオチに繋がっていました。
新入部員歓迎の4話目”度胸試し”は「深谷潤」さんがメイン。
観客からの視線で精神的に委縮しないよう~とか言ってましたが、各部の度胸試しはスゴイですね。
水泳部は、プールサイドでの独りえっち。
新人「まりん」・「さんご」に先輩として「潤」さんが指導しておりました。
チュルルル、じゃないでしょー!
やっている事はトンデモでしたけど、お話の流れとしてはスポーツマンらしきもの。
…たぶん。
男子もちゃんと拍手してたりして、妙な爽やかさもありました。
5話は水泳部4人組のラスト・バタフライの「岬静香」さん。
ターンが不得意な彼女の特訓話です。
「香苗先生」の妙にエロスなマッサージにも興味ありますが、ターンのヒントをえっち最中に思い付くところは成年漫画。
お風呂での特訓、実際に試してみるあたりが、えっちというよりコメディーです。
この漫画大丈夫でしょうか(笑)
※左:深谷潤、右:岬静香
さて、「静香さん」はなぜ驚かれているんでしょう?
ヒロインがひと回りした後の6話目は、ドーピング検査という名を借りた放尿ネタ。
採尿のトレーニングというのがいまいちよく分かりません(笑)が、「香苗先生」を筆頭に、男子部員から主要ヒロイン4名までそんなん。
「いつも男子に見せつけてるように~」
そんな台詞が怖ろしいですよ。
7話目は外人選手らの「黒船学園」との対決話。
こちらのヒロイン4名が皆さん貧乳揃いなのに対し、あちらは巨乳が揃っていました。
途中まで普通の水泳だったのが、いつの間にか大きく脱線しているのが見事。
黒船学園ということで、幕末ネタに引っかけています。
新人タレント「本庄カガリ」の突撃レポートという8話。
アポなしの突撃取材なんて、この水泳部にしちゃダメ。
生着替えを撮影させるのという、トンデモ展開でしたが、
「ガンバッテ!自分たちを全国に向かってアピールするチャンスよ」
だって。
いったい何をアピールするつもりだ(笑)
しっかり、「カガリちゃん」も水着に着替えさせられる場面まで撮影されていました。
あんなの放送できないって。
番外編は各部登場での競技話。
いままで異常な水着ばかり目にしていたので、他部のコスチュームはなんだか逆に安定して見えます。
(それでも十分にエロいんですが)
ぜひ、泳ぐシーンにて、「泉さん」がバトンをどうしているかを見てみて。
途中には股縄なんて障害物までありました。
描き下ろしは「香苗先生」
やっぱり普通に全裸であるより、水着着ていたほうがえっちに見えますね。
えー、お疲れ様でした(笑)
柔らかな曲線での絵柄。
色の濃くないデジタル塗りで、タッチもあってふんわりとした感覚です。
描き込みはあっさりですが、基本的に複数でイチャイチャすること多く、画面は賑やか。
前述したように、”如何にして局部を見せるか”に比重があり、そんなんばっかり。
リアルな描かれ方ではないものの、卑猥さは相当なもので、振り切れてコメディーちっくになってます。
丸い幅広な輪郭に対し、比率的に小さめな目鼻。
ややバランスが微妙なコマもありましたが、独走状態のようなほどの勢いがためか、さして気にならないです。
…たぶん。
カラーでも雰囲気はそのままなので、判断については↓表紙・裏表紙でどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 細かいことは勢いでカバー。あまり引っ掛かるコトは無いと思います。
・話3: 成年漫画としては期待通りの展開でしょう。
・独5: 1話だけでなく、水着ネタ(局部)での1冊は凄まじいものがありました。
合計:[11/15]
なお、折り込み小ポスターは、カバーイラストのロゴとボカシを外したものです。
こうカラーで見ると、また違った趣があると思います。
汗萌え! 2 (華陵COMICS)
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■ももいろノイズ (Noise)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: アトガキ。、カバー裏に4コマ。
・その他: カラー(20P)、短編×12(うち「Election!」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Noise(のいず)」センセの「ももいろノイズ」です。
まだ読んでないんですけどね。
なかなか良い表紙だった「ぱんつぁープリンセス/鬼八頭かかし」
”オビの下にはヒミツの紋所が!”
なんてギミックがあり、引っかけられたんですが…ふと横の山積みを見たところ、ダブっていました(本当)
あれー、いつの間に!
ひでるさん重症です。
ブログで取り上げるよう、脳内に住む小人さんらが指示を出したと思うので、順番を繰り上げて読もうと思います。
良かったらもう1冊は保存用にでもしましょうかね。
さて、本日は「Noise」センセです。
「Loliplex!」に続く2冊目は「ももいろノイズ」でした。
ほぼ短編群という構成。
正直なところ前巻のようなパワーはあまり感じられず…無難にまとめられていた印象。
ごめんなさい。
期待が大きかったのもあるのかな。
ぜんぜん悪くないんですが、刺さり方が大きく違いました。
なお、↓表紙絵は前回の続きみたいな感覚。
正直なところえっちさよりも、”落ちる寸前みたいなパン上の具材”が気になりました。
小心者なので。
目立つので購入時に誤解されるかもしれませんが、あるいは裏表紙を前面にしても良かったのではないかなぁ。
※左:小春ちゃん、右:早苗さん
起きた彼女はぜひ単行本にてご確認ください。
”寝顔が可愛い”という妹「小春」ちゃんの「ももいろ寝息」
こちらが冒頭話です。
カラー原稿部分は寝ている彼女にお兄ちゃんがえっちな悪戯をするもの。
緊張感あって、ドキドキすると思います。
その直後の起きている「小春ちゃん」との落差は激しく、コメディーになっていました。
成年漫画として正しいか分かりませんが、あの可愛くなさは見事(笑)
悪魔のようですね。
ただ、ちょっとしおらしいラストの彼女は良かったです。
「智紀」くんと付き合う「早苗」さん。
積極的な彼女に対して「大人になってから」と彼は身持ちが固く奥手。
そこで、「早苗さん」は彼のお姉さんに相談を持ちかけたのでした。
そんな短編「とある弟の彼女の話」
ヒロイン「早苗さん」は…眼鏡・釣りスカートなんてキャラな割に、かなりえっちな娘さん。
「なんでエッチしてくれないのよー!!」
とか、1人叫んでしまうほど。
「智紀くん」のモノを見た際には、目をキラキラさせていました。
見事に彼を操縦する、お姉ちゃんに注目。
なるほど。
「Solo Sex?」は姉「佐渡島智美」さんとのお話。
弱味を握られた弟「優希」くんは「智美さん」の独りえっちの道具として扱われていたんですが…という展開。
されてる最中、アイドルの写真を見ている「智美さん」
なかなか失礼ですが、単に弟とえっちするよりもアリな感じ。
後半の展開は期待通りでした。
この後が見たいですねー。
カラー原稿な短編「夏やすみ!」
こちらは妹「菜月」ちゃんと兄の近親ネタでした。
彼女よりも、お兄ちゃんの褐色肌に気を引かれていたら…ありました、短編「ステレオタイプ」
カバー裏を飾っているのが、こちらのヒロイン「ネフェル」こと「古代音経瑠(ふるしろ・ネフェル)」さんです。
褐色肌に眼鏡・お下げというエキゾチックな雰囲気の彼女。
実は親が外国人というだけで、中身はバリバリの日本人なんですが、勝手にキャラクターが作られ、また「ネフェルさん」自身もそれに合わせて振舞っていたのでした。。
ある日、付き合う「健太」くんと家で勉強することとなったんですが…
「ネフェルなんでそんなキャラ作ってんの?」
そう、核心をついてきたのでした。
神秘的なキャラのため、わざわざタロット占いを覚えていた「ネフェルさん」
まぁ、あの容姿を生かさない手はないですもんね。
確かに的中率は高そう。
問題なのは外観とは裏腹に普通の女の子で、やや設定したキャラに疲れていたこと。
つとめて落ち着いた感じにしてました。
そんなだったので、本来の彼女に気付いていた「健太くん」は大したもの。
「ネフェルさん」も惚れ直したことでしょう。
大人っぽい顔立ちと成長中なスタイルのギャップもいい感じでした。
このキャラに撃墜される人いるだろうなぁ。
※左:ネフェルさん、右:ほのかさん
どちらもいいんですが、ちょっと各話での差が激しいです。
その直後の短編「ママは小学30年生」
薬の飲み合わせによって、若返る母親「珂南(かなん)」さんのお話です。
もうちょっと変化大きい方が良かったかな。
身体が縮んでいる前フリはあったものの、顔はあまり変化なく…微妙。
(※単に眼鏡外しただけにも感じる)
後半はバテバテになっていた息子「俊一」くん。
熱だったとはいえ、前半での行動はかなり突飛なものでした。
うーん、違うんですよねぇ…。
「Blind Love!」、「Birthday Party!」の2話はちょっとリアル気味なバランスのヒロインが特徴です。
うち「Blind Love!」は主人公「竜之介」くんにラブラブな「ほのか」さんのお話。
彼女を”しつこい”と嫌う「竜之介くん」は、気持ちを冷めさせるため無理難題をさせようとするんですが…という展開。
これはなかなか良い感じ。
極端なほどにラブラブで、まるで抵抗しておりません。
「なんだってするよ」
とか言ってました。
目隠し・拘束して立たせるとか、羞恥プレイな感覚。
叩かれても喜んでいました。
…ありゃ、何やっても無駄ですね(笑)
後半の謝りながらのえっちもいい感じでした。
誕生日な「シュンジ」くんに「トモコ」さんがプレゼントになるお話「Birthday Party!」
んー、こっちはなんだか足りない感じ。
”何百年もの間生きてきた”というヒロインとのファンタジー短編「エリゼ」
地下室に住み、自らを”化け物”と称していましたが…明確にどうのとは言ってませんね。
ロリちっくですが、現在は大人な主人公「良太郎」くんが小学生の頃から変わらぬ姿。
「小僧」とか言われてました。
彼とのラブえっちになっており、「エリゼさん」は可愛く、静かな雰囲気もなかなか良い感じ。
どうせなら、もう2、3話追加したストーリーにしてほしかったなぁ。
※英子さん・琴音ちゃん
「英子さん」はカラー部分よりもいいですね。
カラー8ページのショート「Election!」、続く白黒原稿な「2nd Election!~がんばれ琴音ちゃん!~」はクラス委員長の選挙戦なお話。
学級委員長とかでなく、あくまでもクラス委員長。
別にあーまでする必要あるのかな。
眼鏡・巨乳な「英子」さんと、「椎名琴音」ちゃん。
「Election!」は2人が身体をもって票を稼ぐというもの。
”いいペース”と「琴音ちゃん」が3票得たその横で、「英子さん」はもう5票に達していました。
「おっぱいが委員長っぽいよね」
とか言われてましたが、あのサイズ差は6年生にとって大きなものでしょう。
途中から2人入り乱れての複数に発展し、結果うやむやになってしまうのでした。
…どーでもいいですが、「琴音ちゃん」はなんで委員長になりたいんだろう。
「2nd Election!~がんばれ琴音ちゃん!~」では、手っ取り早く担任「松山」先生を籠絡しようとしていました。
元気な娘さんです。
一方、そばかすが特徴の「英子さん」
しれっと冷めた雰囲気あるキャラで、白黒絵な彼女のがいい感じ。
言葉巧みに先生をけしかけるほか、視線からその気持ちを察知するなど、ちょっと彼女とは格が違うようでした。
「となりのSさん」は巻末にわざわざ解説のあったお話。
はい、ひでるさんもおいてけぼりです。
独特な重い雰囲気で眼鏡・ふたなりという「Sさん」と、同じクラスになった「英子」さんのお話。(※「Election!」とは別人)
4重連結になってたりするハードなお話で、確かに収録では異質でした。
雑誌LOの元ネタを知っていれば、もっと楽しいかもしれません。
しっかり・丁寧な線の絵柄。
濃淡は適度なくらいで見易く、描き込みも丁度良いくらい。
綺麗にまとまっていました。
あとがきにも描かれていましたが、各話によって雰囲気の差が大きいです。
絵的な安定感はあるものの、描かれているのはバラつきあって不安定。
画力があるだけ、思考錯誤が逆に損をしているように感じました。
作風がカチっと決まればいいですね。
判断については、↓表紙・裏表紙のほか、紹介帯が参考になると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 漫画も巧い方ですが、とにかくバラつきが目立ちました。
・話3: どちらも悪くないものの、カチと刺さる感覚がありません。
・独4: 「小春」、「ほのか」、「ネフェル」などのヒロインが個性的でした。
合計:[11/15]
なお、LOの冠ですが、あまりロリっほい感じではありません。
キャラ的にも、お話的にも。
そっちを期待する場合は、ちょっと注意した方がいいかな。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: アトガキ。、カバー裏に4コマ。
・その他: カラー(20P)、短編×12(うち「Election!」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Noise(のいず)」センセの「ももいろノイズ」です。
まだ読んでないんですけどね。
なかなか良い表紙だった「ぱんつぁープリンセス/鬼八頭かかし」
”オビの下にはヒミツの紋所が!”
なんてギミックがあり、引っかけられたんですが…ふと横の山積みを見たところ、ダブっていました(本当)
あれー、いつの間に!
ひでるさん重症です。
ブログで取り上げるよう、脳内に住む小人さんらが指示を出したと思うので、順番を繰り上げて読もうと思います。
良かったらもう1冊は保存用にでもしましょうかね。
さて、本日は「Noise」センセです。
「Loliplex!」に続く2冊目は「ももいろノイズ」でした。
ほぼ短編群という構成。
正直なところ前巻のようなパワーはあまり感じられず…無難にまとめられていた印象。
ごめんなさい。
期待が大きかったのもあるのかな。
ぜんぜん悪くないんですが、刺さり方が大きく違いました。
なお、↓表紙絵は前回の続きみたいな感覚。
正直なところえっちさよりも、”落ちる寸前みたいなパン上の具材”が気になりました。
小心者なので。
目立つので購入時に誤解されるかもしれませんが、あるいは裏表紙を前面にしても良かったのではないかなぁ。
※左:小春ちゃん、右:早苗さん
起きた彼女はぜひ単行本にてご確認ください。
”寝顔が可愛い”という妹「小春」ちゃんの「ももいろ寝息」
こちらが冒頭話です。
カラー原稿部分は寝ている彼女にお兄ちゃんがえっちな悪戯をするもの。
緊張感あって、ドキドキすると思います。
その直後の起きている「小春ちゃん」との落差は激しく、コメディーになっていました。
成年漫画として正しいか分かりませんが、あの可愛くなさは見事(笑)
悪魔のようですね。
ただ、ちょっとしおらしいラストの彼女は良かったです。
「智紀」くんと付き合う「早苗」さん。
積極的な彼女に対して「大人になってから」と彼は身持ちが固く奥手。
そこで、「早苗さん」は彼のお姉さんに相談を持ちかけたのでした。
そんな短編「とある弟の彼女の話」
ヒロイン「早苗さん」は…眼鏡・釣りスカートなんてキャラな割に、かなりえっちな娘さん。
「なんでエッチしてくれないのよー!!」
とか、1人叫んでしまうほど。
「智紀くん」のモノを見た際には、目をキラキラさせていました。
見事に彼を操縦する、お姉ちゃんに注目。
なるほど。
「Solo Sex?」は姉「佐渡島智美」さんとのお話。
弱味を握られた弟「優希」くんは「智美さん」の独りえっちの道具として扱われていたんですが…という展開。
されてる最中、アイドルの写真を見ている「智美さん」
なかなか失礼ですが、単に弟とえっちするよりもアリな感じ。
後半の展開は期待通りでした。
この後が見たいですねー。
カラー原稿な短編「夏やすみ!」
こちらは妹「菜月」ちゃんと兄の近親ネタでした。
彼女よりも、お兄ちゃんの褐色肌に気を引かれていたら…ありました、短編「ステレオタイプ」
カバー裏を飾っているのが、こちらのヒロイン「ネフェル」こと「古代音経瑠(ふるしろ・ネフェル)」さんです。
褐色肌に眼鏡・お下げというエキゾチックな雰囲気の彼女。
実は親が外国人というだけで、中身はバリバリの日本人なんですが、勝手にキャラクターが作られ、また「ネフェルさん」自身もそれに合わせて振舞っていたのでした。。
ある日、付き合う「健太」くんと家で勉強することとなったんですが…
「ネフェルなんでそんなキャラ作ってんの?」
そう、核心をついてきたのでした。
神秘的なキャラのため、わざわざタロット占いを覚えていた「ネフェルさん」
まぁ、あの容姿を生かさない手はないですもんね。
確かに的中率は高そう。
問題なのは外観とは裏腹に普通の女の子で、やや設定したキャラに疲れていたこと。
つとめて落ち着いた感じにしてました。
そんなだったので、本来の彼女に気付いていた「健太くん」は大したもの。
「ネフェルさん」も惚れ直したことでしょう。
大人っぽい顔立ちと成長中なスタイルのギャップもいい感じでした。
このキャラに撃墜される人いるだろうなぁ。
※左:ネフェルさん、右:ほのかさん
どちらもいいんですが、ちょっと各話での差が激しいです。
その直後の短編「ママは小学30年生」
薬の飲み合わせによって、若返る母親「珂南(かなん)」さんのお話です。
もうちょっと変化大きい方が良かったかな。
身体が縮んでいる前フリはあったものの、顔はあまり変化なく…微妙。
(※単に眼鏡外しただけにも感じる)
後半はバテバテになっていた息子「俊一」くん。
熱だったとはいえ、前半での行動はかなり突飛なものでした。
うーん、違うんですよねぇ…。
「Blind Love!」、「Birthday Party!」の2話はちょっとリアル気味なバランスのヒロインが特徴です。
うち「Blind Love!」は主人公「竜之介」くんにラブラブな「ほのか」さんのお話。
彼女を”しつこい”と嫌う「竜之介くん」は、気持ちを冷めさせるため無理難題をさせようとするんですが…という展開。
これはなかなか良い感じ。
極端なほどにラブラブで、まるで抵抗しておりません。
「なんだってするよ」
とか言ってました。
目隠し・拘束して立たせるとか、羞恥プレイな感覚。
叩かれても喜んでいました。
…ありゃ、何やっても無駄ですね(笑)
後半の謝りながらのえっちもいい感じでした。
誕生日な「シュンジ」くんに「トモコ」さんがプレゼントになるお話「Birthday Party!」
んー、こっちはなんだか足りない感じ。
”何百年もの間生きてきた”というヒロインとのファンタジー短編「エリゼ」
地下室に住み、自らを”化け物”と称していましたが…明確にどうのとは言ってませんね。
ロリちっくですが、現在は大人な主人公「良太郎」くんが小学生の頃から変わらぬ姿。
「小僧」とか言われてました。
彼とのラブえっちになっており、「エリゼさん」は可愛く、静かな雰囲気もなかなか良い感じ。
どうせなら、もう2、3話追加したストーリーにしてほしかったなぁ。
※英子さん・琴音ちゃん
「英子さん」はカラー部分よりもいいですね。
カラー8ページのショート「Election!」、続く白黒原稿な「2nd Election!~がんばれ琴音ちゃん!~」はクラス委員長の選挙戦なお話。
学級委員長とかでなく、あくまでもクラス委員長。
別にあーまでする必要あるのかな。
眼鏡・巨乳な「英子」さんと、「椎名琴音」ちゃん。
「Election!」は2人が身体をもって票を稼ぐというもの。
”いいペース”と「琴音ちゃん」が3票得たその横で、「英子さん」はもう5票に達していました。
「おっぱいが委員長っぽいよね」
とか言われてましたが、あのサイズ差は6年生にとって大きなものでしょう。
途中から2人入り乱れての複数に発展し、結果うやむやになってしまうのでした。
…どーでもいいですが、「琴音ちゃん」はなんで委員長になりたいんだろう。
「2nd Election!~がんばれ琴音ちゃん!~」では、手っ取り早く担任「松山」先生を籠絡しようとしていました。
元気な娘さんです。
一方、そばかすが特徴の「英子さん」
しれっと冷めた雰囲気あるキャラで、白黒絵な彼女のがいい感じ。
言葉巧みに先生をけしかけるほか、視線からその気持ちを察知するなど、ちょっと彼女とは格が違うようでした。
「となりのSさん」は巻末にわざわざ解説のあったお話。
はい、ひでるさんもおいてけぼりです。
独特な重い雰囲気で眼鏡・ふたなりという「Sさん」と、同じクラスになった「英子」さんのお話。(※「Election!」とは別人)
4重連結になってたりするハードなお話で、確かに収録では異質でした。
雑誌LOの元ネタを知っていれば、もっと楽しいかもしれません。
しっかり・丁寧な線の絵柄。
濃淡は適度なくらいで見易く、描き込みも丁度良いくらい。
綺麗にまとまっていました。
あとがきにも描かれていましたが、各話によって雰囲気の差が大きいです。
絵的な安定感はあるものの、描かれているのはバラつきあって不安定。
画力があるだけ、思考錯誤が逆に損をしているように感じました。
作風がカチっと決まればいいですね。
判断については、↓表紙・裏表紙のほか、紹介帯が参考になると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 漫画も巧い方ですが、とにかくバラつきが目立ちました。
・話3: どちらも悪くないものの、カチと刺さる感覚がありません。
・独4: 「小春」、「ほのか」、「ネフェル」などのヒロインが個性的でした。
合計:[11/15]
なお、LOの冠ですが、あまりロリっほい感じではありません。
キャラ的にも、お話的にも。
そっちを期待する場合は、ちょっと注意した方がいいかな。
ももいろノイズ (TENMAコミックス LO) (2010/08/27) Noise 商品詳細を見る |
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■いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女 (肉そうきゅー。)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・コスプレ
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説・4コマ・表紙ボツ案、
描き下ろし「メイドイン・シスター~ご奉仕ぷらす~」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×11(うち「メイドイン・シスター」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「肉そうきゅー。(にくそうきゅー。)」センセの「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」です。
今回紹介する、単行本「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」なんですが…。
好みというのは不確かで厄介なものですね。
さらりとした、綺麗な絵柄。
カラーでも大きな変化はなく、ほぼ↓表紙の判断で問題ありません。
お話についても、コスプレ色の強い、甘いラブコメ漫画群でした。
なにしろ「肉そうきゅー。」センセはこれが初単行本ですから。
それを考えると、非常に良い仕上がりであることは間違いありません。
※従妹「奏さん」
メイドがやたら似合う一般人です。
そんな訳で、「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」について。
描き下ろしで連続があったものの、収録は全て短編。
初と言うわりに単行本は安定感があり、旧原稿みたいなものも存在しませんでした。
…とか思っていたら、「肉そうきゅー。」センセのHPに……
「ここ1ヶ月ほどひたすら加筆修正加筆修正…(※そのまま抜粋)」
そう書いてありました。
うわぁ、お疲れさまです。
ただ、その頑張りがために、全体レベルの底上げがされていたと思います。
いつもと順序違いますが、このまま絵関連の話題を続けますね。
絵柄は前述しているように良好です。
丁寧な線のしっかり絵柄で、適度な濃淡。
極端な癖も見られず、特に目立つような崩れもありません。
雰囲気としては、「木工用ボンド」センセが近いと思いました。
カラーもさっぱりとしてて綺麗ですね。
良いと思います。
ただ…すみません、個人的にはちらほら気になる部分がありました。
その最たるものが、”おっぱい”描写。
ここはもう、微妙な、ミクロ・マクロ単位みたいな、趣味志向の世界でしょう。
なんだろ。
”とりあえず胸が描かれている”ような感じ。
細かく指摘するのであれば、バストトップ・その付近の表現がどうにも気になります。
ひでるさん的には。
そんなんがためか、なんだか器用にさっぱりとまとめられた感じがあり、あまり刺さりませんでした。
これは完全に好みの問題なので、ひでるさんの言葉は特に気にしなくて良いと思いますが。
※左:彩さん、右:沙耶さん
コスプレな2人。鬼コスは珍しいと思います。
収録各話のうち、描き下ろしで連続になっていた「メイドイン・シスター」、「メイドイン・シスター ~ご奉仕ぷらす~」の2話。
こちらが冒頭話で、カラー原稿もありました。
↓表紙ほか、カバー裏までこちらのヒロイン「奏(かなで)」さんですね。
「碧(あおい)」が教師として勤務する学校へ進学した、従妹「奏さん」
”身の回りの世話をするように”
そう彼の両親から頼まれたという「奏さん」と同居することとなるんですが、言葉そのまま彼女はメイド衣装になっていたのです。
わざと嫌がられて、寮へ住んでもらおうとえっちな事を申し出たものの~と、だいたいそんな流れ。
ラブラブ漫画で、もう好きにしてーという感じよ。
ほぼ盲目的なまでに彼を好いており、言葉づかいは丁寧でやたら従順。
従妹っぽくないなぁ。
オチの一言がなかなかえっちでしたよ。
なお、カラー原稿は本編とそう大差のないメイド服えっち、描き下ろしは寝起きを「奏さん」に襲われる展開で、より露出の大きいメイド服でした。
あれは夏仕様かな。
「頑張る君にプレゼント★」はクリスマス話。
当然のように、ミニスカサンタです。
主人公の「津崎陽平」は受験生。
姉のような年上の幼馴染み「彩」さんが家庭教師をしてくれており、嬉しい半面真面目な性格なので勉強漬けな毎日を送っていました。
クリスマスの今日もやっぱり部屋での勉強会でしたが、問題を解き終えた「陽平くん」の前に登場した「彩さん」は、ミニスカサンタなコスプレをしていたのです。
ううむ、頑張った「陽平くん」へのご褒美という漫画ですね。
昔からの流れで頭上がらないでしょうし、彼女の性格を考えると、途中で押し倒したりしたらダメだったかもしれません。
オチもそんな感じ。
我慢してるのはお互い様でした。
「節分前夜に鬼っ娘と」は、タイトルそのまま節分・虎縞な鬼コスプレです。
なんか中途半端なデザインで残念。
かぶっても、セオリー通りビキニで良かったのでは。なんか権利関係あったりするのかな。
「なんなのよこの衣装はー!!」
とか、怒りつつもしっかり角まで身につけている「市村沙耶」さん。
漫画内でも指摘されていましたが、お約束ですね。
引き寄せられるように、顔を胸に埋めていた「純平」くんがいい感じ。
新婚カップルの短編「ただいまの後は…」は、裸エプロンです。
連日連夜仕事に振り回されていた、「宮野涼一」
休日の呼び出しに対応した彼が帰宅すると、妻「栞」は裸エプロン姿で待っていたのでした。
休みの日に突然呼び出されるのはしんどいですね。
身体にはくれぐれも気をつけて。
若いのかな。
漫画では元気でしたが、実際にあんな状況だと疲れ果てていると想像され…えっちはほどほどに。
前向きなオチが爽やかです。
「雨の日だって大丈夫!」はスクール水着な「樹雨(きさめ)」さん。
海へデートに行く予定だったのが、突然の大雨によって中止になってしまいました。
せっかく着てきたという水着は、なんとスクール水着だったのです。
どこで調達してきたのか、彼氏「景也」くんの趣味に合わせていたのでした。
彼としては大満足で、「樹雨さん」としてもさしてそれに恥ずかしい感覚ないようでしたが…もしあの格好で海へ行ったなら、周囲からの目は「はは~ん」という感じだったでしょう(笑)
※左:日奈さん、右:鷹見崎綺更
Mなお嬢さま「綺更さん」をチョイスしてしまいました。
これまたタイトル通り、ブルマな「日奈」さんの短編「ブルマでダイエッチ」
ダイエットで運動を決意した「日奈さん」は、なぜか体操着(ブルマ)なのでした。
こちらは彼の趣味とかでなく、完全に自主的。
それを考えると、あのブルマって過去に着用していたものかな。
いちおう室内での筋トレ的な運動だけでしたが、あんなんで外に出ていたらAVの撮影と勘違いされそうね。
なお、お話は”えっちでダイエット(※だからダイエッチね)”という、よくある展開になってます。
ほか、「限定スマイル」は喫茶店話。
特にコスプレっぽくはありません。
ポニーテールなヒロイン「水無月」さんは普段のずけずけとした物言いが可愛いです。
ちなみに、「大里」くん。
男性のウェイターは変に笑顔でなくてもいいと思いますよ。
「For you.」、「つんえむっ」、「お願いされちゃう」という3話は学校の制服。
まず「For you.」は「月菜」さん。
ラブラブですね。
あの感じならば、そこそこのプレイまで承諾してくれそうです。
今がチャンス!
「つんえむっ」は学園長の娘というツーサイドアップな「鷹見崎綺更」さん。
お嬢さまなツンデレで、実は隠れM属性。
「わたくし…初めて叱られましたわ」
とか言ってました。
ぜひ前半からの豹変っぷりを堪能下さい。
「お願いされちゃう」は年下の幼馴染み「愛衣」さん。
「俺はもはや愛衣がいないと生きていけない体なんだよ…」
という台詞が前半にありましたが、コレってほぼプロポーズみたいなもの。
本人の意識薄いまま、けっこうそーした言葉を彼女に使っていたのでしょうねー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好みはともかく、ここまで描かれていれば問題ないでしょう。
・話3: ”よくある成年漫画”かなぁ。ちと皆さんラブラブ過ぎる気がします。
・独3: タイトル通りな仕上がりです。もう少しパンチが欲しいです。
合計:[10/15]
あとがき部分に書かれていましたが、漫画内にちらほら描かれている「うさちゅー」さんを探せ、みたいなのがお気に入り。
けっこう頑張って探したりしてました。
いちおう全てのエピソードにて発見しましたよー。
こういうのは2周目が楽しくなるので、ぜひ続けてほしいです。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・コスプレ
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説・4コマ・表紙ボツ案、
描き下ろし「メイドイン・シスター~ご奉仕ぷらす~」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×11(うち「メイドイン・シスター」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「肉そうきゅー。(にくそうきゅー。)」センセの「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」です。
今回紹介する、単行本「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」なんですが…。
好みというのは不確かで厄介なものですね。
さらりとした、綺麗な絵柄。
カラーでも大きな変化はなく、ほぼ↓表紙の判断で問題ありません。
お話についても、コスプレ色の強い、甘いラブコメ漫画群でした。
なにしろ「肉そうきゅー。」センセはこれが初単行本ですから。
それを考えると、非常に良い仕上がりであることは間違いありません。
※従妹「奏さん」
メイドがやたら似合う一般人です。
そんな訳で、「いちゃ×2 らぶ×2 コスプレ乙女」について。
描き下ろしで連続があったものの、収録は全て短編。
初と言うわりに単行本は安定感があり、旧原稿みたいなものも存在しませんでした。
…とか思っていたら、「肉そうきゅー。」センセのHPに……
「ここ1ヶ月ほどひたすら加筆修正加筆修正…(※そのまま抜粋)」
そう書いてありました。
うわぁ、お疲れさまです。
ただ、その頑張りがために、全体レベルの底上げがされていたと思います。
いつもと順序違いますが、このまま絵関連の話題を続けますね。
絵柄は前述しているように良好です。
丁寧な線のしっかり絵柄で、適度な濃淡。
極端な癖も見られず、特に目立つような崩れもありません。
雰囲気としては、「木工用ボンド」センセが近いと思いました。
カラーもさっぱりとしてて綺麗ですね。
良いと思います。
ただ…すみません、個人的にはちらほら気になる部分がありました。
その最たるものが、”おっぱい”描写。
ここはもう、微妙な、ミクロ・マクロ単位みたいな、趣味志向の世界でしょう。
なんだろ。
”とりあえず胸が描かれている”ような感じ。
細かく指摘するのであれば、バストトップ・その付近の表現がどうにも気になります。
ひでるさん的には。
そんなんがためか、なんだか器用にさっぱりとまとめられた感じがあり、あまり刺さりませんでした。
これは完全に好みの問題なので、ひでるさんの言葉は特に気にしなくて良いと思いますが。
※左:彩さん、右:沙耶さん
コスプレな2人。鬼コスは珍しいと思います。
収録各話のうち、描き下ろしで連続になっていた「メイドイン・シスター」、「メイドイン・シスター ~ご奉仕ぷらす~」の2話。
こちらが冒頭話で、カラー原稿もありました。
↓表紙ほか、カバー裏までこちらのヒロイン「奏(かなで)」さんですね。
「碧(あおい)」が教師として勤務する学校へ進学した、従妹「奏さん」
”身の回りの世話をするように”
そう彼の両親から頼まれたという「奏さん」と同居することとなるんですが、言葉そのまま彼女はメイド衣装になっていたのです。
わざと嫌がられて、寮へ住んでもらおうとえっちな事を申し出たものの~と、だいたいそんな流れ。
ラブラブ漫画で、もう好きにしてーという感じよ。
ほぼ盲目的なまでに彼を好いており、言葉づかいは丁寧でやたら従順。
従妹っぽくないなぁ。
オチの一言がなかなかえっちでしたよ。
なお、カラー原稿は本編とそう大差のないメイド服えっち、描き下ろしは寝起きを「奏さん」に襲われる展開で、より露出の大きいメイド服でした。
あれは夏仕様かな。
「頑張る君にプレゼント★」はクリスマス話。
当然のように、ミニスカサンタです。
主人公の「津崎陽平」は受験生。
姉のような年上の幼馴染み「彩」さんが家庭教師をしてくれており、嬉しい半面真面目な性格なので勉強漬けな毎日を送っていました。
クリスマスの今日もやっぱり部屋での勉強会でしたが、問題を解き終えた「陽平くん」の前に登場した「彩さん」は、ミニスカサンタなコスプレをしていたのです。
ううむ、頑張った「陽平くん」へのご褒美という漫画ですね。
昔からの流れで頭上がらないでしょうし、彼女の性格を考えると、途中で押し倒したりしたらダメだったかもしれません。
オチもそんな感じ。
我慢してるのはお互い様でした。
「節分前夜に鬼っ娘と」は、タイトルそのまま節分・虎縞な鬼コスプレです。
なんか中途半端なデザインで残念。
かぶっても、セオリー通りビキニで良かったのでは。なんか権利関係あったりするのかな。
「なんなのよこの衣装はー!!」
とか、怒りつつもしっかり角まで身につけている「市村沙耶」さん。
漫画内でも指摘されていましたが、お約束ですね。
引き寄せられるように、顔を胸に埋めていた「純平」くんがいい感じ。
新婚カップルの短編「ただいまの後は…」は、裸エプロンです。
連日連夜仕事に振り回されていた、「宮野涼一」
休日の呼び出しに対応した彼が帰宅すると、妻「栞」は裸エプロン姿で待っていたのでした。
休みの日に突然呼び出されるのはしんどいですね。
身体にはくれぐれも気をつけて。
若いのかな。
漫画では元気でしたが、実際にあんな状況だと疲れ果てていると想像され…えっちはほどほどに。
前向きなオチが爽やかです。
「雨の日だって大丈夫!」はスクール水着な「樹雨(きさめ)」さん。
海へデートに行く予定だったのが、突然の大雨によって中止になってしまいました。
せっかく着てきたという水着は、なんとスクール水着だったのです。
どこで調達してきたのか、彼氏「景也」くんの趣味に合わせていたのでした。
彼としては大満足で、「樹雨さん」としてもさしてそれに恥ずかしい感覚ないようでしたが…もしあの格好で海へ行ったなら、周囲からの目は「はは~ん」という感じだったでしょう(笑)
※左:日奈さん、右:鷹見崎綺更
Mなお嬢さま「綺更さん」をチョイスしてしまいました。
これまたタイトル通り、ブルマな「日奈」さんの短編「ブルマでダイエッチ」
ダイエットで運動を決意した「日奈さん」は、なぜか体操着(ブルマ)なのでした。
こちらは彼の趣味とかでなく、完全に自主的。
それを考えると、あのブルマって過去に着用していたものかな。
いちおう室内での筋トレ的な運動だけでしたが、あんなんで外に出ていたらAVの撮影と勘違いされそうね。
なお、お話は”えっちでダイエット(※だからダイエッチね)”という、よくある展開になってます。
ほか、「限定スマイル」は喫茶店話。
特にコスプレっぽくはありません。
ポニーテールなヒロイン「水無月」さんは普段のずけずけとした物言いが可愛いです。
ちなみに、「大里」くん。
男性のウェイターは変に笑顔でなくてもいいと思いますよ。
「For you.」、「つんえむっ」、「お願いされちゃう」という3話は学校の制服。
まず「For you.」は「月菜」さん。
ラブラブですね。
あの感じならば、そこそこのプレイまで承諾してくれそうです。
今がチャンス!
「つんえむっ」は学園長の娘というツーサイドアップな「鷹見崎綺更」さん。
お嬢さまなツンデレで、実は隠れM属性。
「わたくし…初めて叱られましたわ」
とか言ってました。
ぜひ前半からの豹変っぷりを堪能下さい。
「お願いされちゃう」は年下の幼馴染み「愛衣」さん。
「俺はもはや愛衣がいないと生きていけない体なんだよ…」
という台詞が前半にありましたが、コレってほぼプロポーズみたいなもの。
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■ひとの妻 (西川康)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・アダルト
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(8P)、短編×14(うち「人の妻」×2、「パパにはナイショ」×2、
「母娘スレイブ」×2、「先生は俺のモノ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西川康(にしかわ・こう)」センセの「ひとの妻(もの)」です。
毎日異常なほどの暑さですね。
外回りの方は特にお疲れ様です。
ひでるさんは仕事柄スーツの上着が必須なんですけど、持つと荷物になるため無理矢理に着ているんですが…朝からくらくらきますよ。
また、黒系統が好きなんで…。
皆さんも体調には十分注意して下さい。
早く連休にならんかなぁ。
近親ネタの多かった「輪姦姉妹」、限定版はドラマCDのついていた学生ラブコメみたいな「処女絢爛」という2冊を紹介している「西川康」センセ。
9冊目の単行本は「ひとの妻(もの)」でした。
タイトルそのまま、人妻ヒロインが多数登場しています。
アダルト色強いですね。
今回も前後編程度の連続話が多く、”ややボリュームある短編群”という感じになっていました。
※左:まなみさん、右:智美さん
パンチラ絵がほしかったのでコチラにしました。台詞はいちおう消してます。
↓表紙・裏表紙を飾る人妻「まなみ」さんの前後編「人の妻」
実はこちらに関しては、”ひとのつま”とそのままの読みでしたが。
お隣に住む、気さくで美人な奥さま「まなみ」さん。
主人公「久人」くんにも愛想良く接する彼女でしたが、その旦那は浮気性でほぼ家に寄り付かないような男でした。
ある日、付き合った買い物のお礼にと、夕食を御馳走になっていた彼。
「私も浮気しちゃおっかなー」
頻繁な旦那の浮気に疲れていた「まなみさん」は思わずそんな一言を言ってしまうんですが…と、だいたいそうしたお話。
可愛らしい女性ですね。
切っ掛けの前編は王道展開で、ふとした一言を見逃さなかった「久人くん」がエラい。
冒頭からキスまでのくだりは非常に良い風情。
口では抵抗しているものの、ほぼ受け入れておりました。
やっぱり人妻は後ろからですか(笑)
まさか旦那が帰って来るとは思わず、また後半にあんな展開まで発展してしまうのは予想外。
…まぁ、気持ちは分からんでもないですけどね。
どうやら必死に止めてくれたらしい「まなみさん」に感謝。
後編の詳細はいちおう省略しておきます。
こちらでの「まなみさん」は↓表紙のようなパンストを着用してました。
わーい。
また、わざとか、無意識かは置いといて、なにげにパンチラしているところが素敵でした。
そこそこ年上だと思いますが女学生のような可愛らしい事を言っており、「久人くん」が盛り上がるのも納得。
短編「息子の女(モノ)」は母子の近親。
先ほどの「人の妻」と展開に似た部分があり、それまでの行為はともかく、母子がえっちまでに至る理由づけとしてはアリな気がします。
やや後半の台詞はオヤジっぽかったですけどね。
ちなみに、家に上げられていた男性は顔見知りなようでしたけど…誰なんだろう。
同じく前後編「パパにはナイショ」
旦那との間に「夏穂」という子のいる「智美」さん。
しかし、毎日仕事で遅い旦那との間には夜の生活なく、欲求不満だった彼女は独り慰めていたんですが…その現場を、妻を亡くした義父に目撃されてしまったのでした。
「夏穂ちゃんは本当に私の孫かい?」
そんな台詞がヤバいです。
立場的にも、状況的にも逆らい辛いでしょう。
寝ている旦那のすぐ隣でのえっちになっていました。
必死に声を抑えようとする描写が良かったです。
お義父さん元気ですねー。
男性の憧れ(?)、キッチン裏側でのえっちが描かれる後編。
その視線の先には、TVに夢中になる娘「夏穂ちゃん」がいました。
ドキドキなシチュエーションですね。
オチ付近では最悪に近い事態になっており、やんわりとした様が逆に不気味なラストでした。
ひでるさんはてっきり、あの娘と旦那がデキているかと疑りましたが、それは成年漫画の読み過ぎたったみたい(笑)
※「春美ちゃん」の母親
豹変っぷりが楽しかったので、無理矢理差し込みました。…同じ人ですよ。
「春美」ちゃんの母親と家庭教師の「母娘スレイブ」も前後編。
成績が伸び悩む娘「春美」のため、家庭教師を問い詰めていた母親。
軽い物腰も気に入らず、よくお小言を言っていたんですが…ふとした切っ掛けで、彼にえっちアイテムを発見されてしまったのでした。
眼鏡で教育ママ然とした感じが崩れる様が見事なお話。
前半は半ば強迫ちっく。
美脚、とか言っていましたが、なるほどパンストな足が見事でした。
雰囲気と違い、下着も可愛らしいものですね。
途中から良い反応をしておりました。
オチでは、明らかに雰囲気が変化しているので注目。
「春美ちゃん」登場の後編。
冒頭での彼女の台詞がため、前話よりもやわらか展開です。
成年漫画っぽい感じになってました(←成年漫画ですけどね)
複数に発展するんですが、それまでの母娘2人の掛け合いをお楽しみ下さい。
カラーの4ページ「先生は俺のモノ プロローグ」、「先生は俺のモノ」というお話。
こちらは眼鏡の「いずみ」先生でした。
生徒「木場」くんの命令口調に逆らえず、ずぶずぶと関係を続けていたのでした。
本編は事業中の悪戯から進路指導室、カラー部分は放課後の補習中というシチュエーションです。
Mちっくでいいですね。
「いずみ先生」はそんなんでしたがコメディーなオチになっており、さほど調教っぽくないのは、人によって良し悪しかも。
なお、「西川康」センセのHPによると、当初は「いずみ先生」が裏表紙だったようです。
ううん、そっちのが良かったなー。
姉弟の近親「ラヴあね」もコメディーちっく。
結婚を控える「みい姉」の部屋に忍び込んだ「トモくん」でしたが、あっさり見つかってしまいました。
”形見分けに下着を欲しかった”とかトンチンカンな事を言う彼に、
「1回だけ…だからね」
そう応えるのでした。
おお、1回ならOKなのか、そうですか。
下着ドロな時点で「トモくん」は縛られており、「みい姉」が頑張ってくれていましたよ。
このお話の注目は、やっぱりラスト2ページ分でしょう。
どんな結末になるのかお楽しみに。
※左:いずみ先生、右:みい姉
実はこの2人もお気に入り。先生いいなぁ。
ほか、「誠意見せます」は教師群と母親。
娘「すみか」を進学部へ進ませるため、”なんでもします”と言った母親に対し、教師陣は…という流れ。
複数えっちな凌辱系で、中盤でもそんな感じだったんですが…これがまさかのオチになってます。
カラー原稿のショート「ママは俺のモノ」
即えっちになっており、ページ数的にこれくらいが限界でしょうね。
団地妻の乱交話「倶楽部402」
こんなん現実にあったりするのかなぁ。
しかも、その中に息子がいたりしていました。
電車内が舞台の「環状線」は、ストレス発散のため露出多い服装で満員電車に乗るという母親のお話。
こちらも触ってきた相手が息子だったりして、最終的には複数へ発展しています。
やや太めな線の絵柄。
描き込みは適度なくらいですが黒が目立ち、画面は濃厚な味わい。
ただ、キャラとしてはそれほどしつこくありません。
全体的に安定していたものの、後半収録の「倶楽部402」、「環状線」の2話だけは原稿時期が古い様子。
崩れが大きく、ちらほら気になるコマがありました。
正直なところ、落差は明らかで大きめです。
そちら以外は↓表紙のような人妻話からコメディーまで巧く、幅の広さを見せてくれました。
メインの人妻ほかアダルトにまとまっているので、そんなんが好みであるかがポイントになるでしょう。
カラーはまた違った良さになるんですが、だいたいは↓表紙の判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 後半の2話ほか、やや人を選ぶかなぁ、と思いました。
・話4: 表題に合致した、前後編の人妻3部作ですね。
・独4: いちおう、「いずみ先生」以外はほぼ人妻でまとまっています。
合計:[12/15]
今回は人妻縛りでしたが、「西川康」センセは眼鏡もお好きなご様子。
そちらで1冊~はぜひ実現してほしいですね。
決して地味ではないと思うんですが…それならば「いずみ先生」のように女教師と混ぜれば可能では?
●携帯向け【ひとの妻 (もの)】
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・アダルト
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(8P)、短編×14(うち「人の妻」×2、「パパにはナイショ」×2、
「母娘スレイブ」×2、「先生は俺のモノ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西川康(にしかわ・こう)」センセの「ひとの妻(もの)」です。
毎日異常なほどの暑さですね。
外回りの方は特にお疲れ様です。
ひでるさんは仕事柄スーツの上着が必須なんですけど、持つと荷物になるため無理矢理に着ているんですが…朝からくらくらきますよ。
また、黒系統が好きなんで…。
皆さんも体調には十分注意して下さい。
早く連休にならんかなぁ。
近親ネタの多かった「輪姦姉妹」、限定版はドラマCDのついていた学生ラブコメみたいな「処女絢爛」という2冊を紹介している「西川康」センセ。
9冊目の単行本は「ひとの妻(もの)」でした。
タイトルそのまま、人妻ヒロインが多数登場しています。
アダルト色強いですね。
今回も前後編程度の連続話が多く、”ややボリュームある短編群”という感じになっていました。
※左:まなみさん、右:智美さん
パンチラ絵がほしかったのでコチラにしました。台詞はいちおう消してます。
↓表紙・裏表紙を飾る人妻「まなみ」さんの前後編「人の妻」
実はこちらに関しては、”ひとのつま”とそのままの読みでしたが。
お隣に住む、気さくで美人な奥さま「まなみ」さん。
主人公「久人」くんにも愛想良く接する彼女でしたが、その旦那は浮気性でほぼ家に寄り付かないような男でした。
ある日、付き合った買い物のお礼にと、夕食を御馳走になっていた彼。
「私も浮気しちゃおっかなー」
頻繁な旦那の浮気に疲れていた「まなみさん」は思わずそんな一言を言ってしまうんですが…と、だいたいそうしたお話。
可愛らしい女性ですね。
切っ掛けの前編は王道展開で、ふとした一言を見逃さなかった「久人くん」がエラい。
冒頭からキスまでのくだりは非常に良い風情。
口では抵抗しているものの、ほぼ受け入れておりました。
やっぱり人妻は後ろからですか(笑)
まさか旦那が帰って来るとは思わず、また後半にあんな展開まで発展してしまうのは予想外。
…まぁ、気持ちは分からんでもないですけどね。
どうやら必死に止めてくれたらしい「まなみさん」に感謝。
後編の詳細はいちおう省略しておきます。
こちらでの「まなみさん」は↓表紙のようなパンストを着用してました。
わーい。
また、わざとか、無意識かは置いといて、なにげにパンチラしているところが素敵でした。
そこそこ年上だと思いますが女学生のような可愛らしい事を言っており、「久人くん」が盛り上がるのも納得。
短編「息子の女(モノ)」は母子の近親。
先ほどの「人の妻」と展開に似た部分があり、それまでの行為はともかく、母子がえっちまでに至る理由づけとしてはアリな気がします。
やや後半の台詞はオヤジっぽかったですけどね。
ちなみに、家に上げられていた男性は顔見知りなようでしたけど…誰なんだろう。
同じく前後編「パパにはナイショ」
旦那との間に「夏穂」という子のいる「智美」さん。
しかし、毎日仕事で遅い旦那との間には夜の生活なく、欲求不満だった彼女は独り慰めていたんですが…その現場を、妻を亡くした義父に目撃されてしまったのでした。
「夏穂ちゃんは本当に私の孫かい?」
そんな台詞がヤバいです。
立場的にも、状況的にも逆らい辛いでしょう。
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その視線の先には、TVに夢中になる娘「夏穂ちゃん」がいました。
ドキドキなシチュエーションですね。
オチ付近では最悪に近い事態になっており、やんわりとした様が逆に不気味なラストでした。
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※「春美ちゃん」の母親
豹変っぷりが楽しかったので、無理矢理差し込みました。…同じ人ですよ。
「春美」ちゃんの母親と家庭教師の「母娘スレイブ」も前後編。
成績が伸び悩む娘「春美」のため、家庭教師を問い詰めていた母親。
軽い物腰も気に入らず、よくお小言を言っていたんですが…ふとした切っ掛けで、彼にえっちアイテムを発見されてしまったのでした。
眼鏡で教育ママ然とした感じが崩れる様が見事なお話。
前半は半ば強迫ちっく。
美脚、とか言っていましたが、なるほどパンストな足が見事でした。
雰囲気と違い、下着も可愛らしいものですね。
途中から良い反応をしておりました。
オチでは、明らかに雰囲気が変化しているので注目。
「春美ちゃん」登場の後編。
冒頭での彼女の台詞がため、前話よりもやわらか展開です。
成年漫画っぽい感じになってました(←成年漫画ですけどね)
複数に発展するんですが、それまでの母娘2人の掛け合いをお楽しみ下さい。
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こちらは眼鏡の「いずみ」先生でした。
生徒「木場」くんの命令口調に逆らえず、ずぶずぶと関係を続けていたのでした。
本編は事業中の悪戯から進路指導室、カラー部分は放課後の補習中というシチュエーションです。
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なお、「西川康」センセのHPによると、当初は「いずみ先生」が裏表紙だったようです。
ううん、そっちのが良かったなー。
姉弟の近親「ラヴあね」もコメディーちっく。
結婚を控える「みい姉」の部屋に忍び込んだ「トモくん」でしたが、あっさり見つかってしまいました。
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「1回だけ…だからね」
そう応えるのでした。
おお、1回ならOKなのか、そうですか。
下着ドロな時点で「トモくん」は縛られており、「みい姉」が頑張ってくれていましたよ。
このお話の注目は、やっぱりラスト2ページ分でしょう。
どんな結末になるのかお楽しみに。
※左:いずみ先生、右:みい姉
実はこの2人もお気に入り。先生いいなぁ。
ほか、「誠意見せます」は教師群と母親。
娘「すみか」を進学部へ進ませるため、”なんでもします”と言った母親に対し、教師陣は…という流れ。
複数えっちな凌辱系で、中盤でもそんな感じだったんですが…これがまさかのオチになってます。
カラー原稿のショート「ママは俺のモノ」
即えっちになっており、ページ数的にこれくらいが限界でしょうね。
団地妻の乱交話「倶楽部402」
こんなん現実にあったりするのかなぁ。
しかも、その中に息子がいたりしていました。
電車内が舞台の「環状線」は、ストレス発散のため露出多い服装で満員電車に乗るという母親のお話。
こちらも触ってきた相手が息子だったりして、最終的には複数へ発展しています。
やや太めな線の絵柄。
描き込みは適度なくらいですが黒が目立ち、画面は濃厚な味わい。
ただ、キャラとしてはそれほどしつこくありません。
全体的に安定していたものの、後半収録の「倶楽部402」、「環状線」の2話だけは原稿時期が古い様子。
崩れが大きく、ちらほら気になるコマがありました。
正直なところ、落差は明らかで大きめです。
そちら以外は↓表紙のような人妻話からコメディーまで巧く、幅の広さを見せてくれました。
メインの人妻ほかアダルトにまとまっているので、そんなんが好みであるかがポイントになるでしょう。
カラーはまた違った良さになるんですが、だいたいは↓表紙の判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 後半の2話ほか、やや人を選ぶかなぁ、と思いました。
・話4: 表題に合致した、前後編の人妻3部作ですね。
・独4: いちおう、「いずみ先生」以外はほぼ人妻でまとまっています。
合計:[12/15]
今回は人妻縛りでしたが、「西川康」センセは眼鏡もお好きなご様子。
そちらで1冊~はぜひ実現してほしいですね。
決して地味ではないと思うんですが…それならば「いずみ先生」のように女教師と混ぜれば可能では?
ひとの妻 (富士美コミックス) (2010/07/24) 西川 康 商品詳細を見る |
●携帯向け【ひとの妻 (もの)】
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■絶対十女王政 (鳴見なる)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・女学院
・おまけ: あとがき漫画「初★あとがきまんがに挑戦」、
カバー裏に「ぜったい十じょうおうせい ぬりえ」
・その他: 折り返しにコメント、折り込みカラー絵、5.5話+番外編収録、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳴見なる(なるみ・なる)」センセの「絶対十女王政 1巻」です。
いきなり全然違うお話をちょっとだけ。
こないだ発売された「はだかのくすりゆび/艶々」の3巻を読みました。
最終巻だったんですねー。
びっくりしましたが、良い幕引きであったかもしれません。
やっぱりああした漫画は、切っ掛け~溺れていくドキドキな序盤あたりが一番楽しいモノ。
それに、慣れて過激にエスカレートしていくのは作品・キャラ的に違うでしょう。
あちこちキチンと決着しており、まとまっていたと思います。
次も期待してます。
さて、ここでえっち人妻漫画であればいい流れなんですが、紹介は「絶対十女王政 1巻」です。
お嬢さま学園コメディーです。
まるで共通点のないですね(笑)
描かれている「鳴見なる」センセの名前は明確に記憶があり、”一般系も描くんだー”とかなんとか手にしたんですけど…まったくの勘違いでした。すみません。
誰と間違えたんでしょう。
間違えてましたが、「鳴見なる」センセの漫画はたぶんこちらが初見。
ドリルなブルーの髪と黒を基調とした、↓表紙に釣られました。
こないだも書きましたが、どうやらお嬢さま好きなひでるさんです。
収録は前後編のプロローグ、続けて1から3話まで。
巻末には4コマの番外編から、「エピソード3.5」、「ショートストーリー」という短めエピソードもありました。
※女王「有栖川シア」
ヒロインは多く登場するものの、きっちりメインの位置付けでした。
主人公「佐藤悠馬」の入学先は、お嬢さま学校「聖メイアン学園」でした。
少子化の影響から共学になったばかりで、男女比は「1:9」という羨ましい環境。
しかし、中学生時代にトラブルに巻き込まれた「悠馬」は、女子に拒絶反応を示すまででした。
それを憂いだ姉「美羽流(みはる)」は、見習いシスターとして自らが働く学園へ彼をショック療法的に入学させたのです。
圧倒的な女子の集団に気分を悪くする彼でしたが、初日から学園で”絶対的な発言力”を持つ女王「有栖川シア」に拉致られ、さらにサポート役である秘書官へと任命されてしまうのでした。
初日の挨拶から”恋愛禁止”の学園規則の廃除を宣言した彼女には何やら思惑があるようなんですが…と、だいたいそんな導入部。
今後ラブコメちっく…になっていくのかな。
とりあえず1巻は、独特な校風である学園でのコメディーという漫画でした。
選挙で選ばれる「近衛会(このえかい)」は、実務を行う部隊。
会長・副会長がおり、名称としては独特でしたが、コレ単に生徒会のようなもの。
指名され”絶対的な発言権”を持つ「女王」がやや特殊。
ただ、こちらも生徒会なお話でよく見られる”学園内の絶大な権力者”を直接名称としたくらいのもので、「近衛会」と共に学園運営をする~などと書かれていましたが、細かい・ややこしい描写はありません。
学園生活での命令を出すくらい。
1話で説明されていた際にはとっつき辛さを感じましたが、それほど意識しなくても大丈夫なようです。
設定としてはそう極端でなく、ありがちと言えるでしょう。
女子が苦手な主人公、行動が読めない絶対権力者、無表情なお付き、ブラコンな姉、なにかと敵視してくる役員、似た境遇の穏やかな女性…などなど、配置になるとかなりスタンダード。
ただ、こないだ紹介しました「恋愛専科/ミズタマ」と同じで、キャラの魅力がためか読んで面白い仕上がりです。
主になるコメディー部分と、シリアス描写の割合も適度だったと思います。
※左から姉「美羽流」、「小日向美雨」、「大咲秋羅」、副会長「霧島玲緒奈」
「パペットマペット」状態なお姉ちゃんです。
周囲は女性だけ(※主要キャラね)という、ハーレムな「悠馬くん」
やっぱり女性が苦手な設定でした。
お約束です。
ただ、こちらの漫画は冒頭からその理由がしっかり明かされております。
実は無実であったものの、犯人扱いされた彼。
停学になった上に根も葉もない噂を流され、女子から後ろ指さされ…と、中学生からハードな展開です。
いちおうコメディーとして描かれていましたけれど、アレは相当に酷いですね。
「卒業する頃には、すっかり女子に対する強い嫌悪感と恐怖を覚える体質になっていた」
そんなんも納得。
髪の毛白くなりそうですよ。
そんな環境に我慢できたのは、彼が真面目にコツコツ努力するタイプであったことと、たぶんお姉ちゃん「美羽流さん」の影響ではないかなぁ。
男子として年相応に興味がのある一方で、何度か漫画中で気絶するシーンがありました。
そう、なんとなく秘書官へ任命されていた「悠馬くん」ですが、実はサポート役としてかなり優秀。
メンタルを鍛えるべく努力した結果、強靭な肉体と読書好きというスキルを得ており、プロローグ後編では整理・清掃から庭の手入れ、ペットの世話、大工仕事から裁縫までを律儀に1人で行っていました。
一部の作業では、片手にマニュアル本を持っているのが細かいですね。
真面目なんだねぇ。
振り回されつつも逃げずに立ち回った結果か、3話では「シア」、「小日向美雨」らと手を繋ぐまでに回復しておりました。
(※かなり緊張してましたが)
苦手を克服するのも、時間の問題であるようです。
※おまけ:ペットの犬「マチルダさん」
「悠馬くん」に懐いていました。4コマは必見。
まんま女王様というヒロイン「シアさん」
途中で言われていた、”天然サディスト”という愛称はばっちりハマっていたと思います。
次の紹介帯の文句はそちらで決まりですね。
「決して私に逆らわないことだ」
とか、凄んでいたプロローグ前編では、「悠馬くん」を拉致する、強い口調で秘書官に誘う、いきなり規則を廃除するなど、唯我独尊な娘さんという印象でした。
ただ、登場・言動毎に当初のイメージがじわじわと崩れていきます。
”華麗な顔したのが嫌い”という「悠馬くん」のため紙袋をかぶってみたり、”友人がいない”と悩む彼のためポスターを作製する、「美雨さん」を友人候補として連れてくるなど、常識外れな事を本気でやっていました。
また、「悠馬くん」に対する想いをキッパリと口にしており、プロローグ後編では解任を迫る近衛会副会長「霧島玲緒奈」に対して、
「佐藤悠馬は私のものだ」
とか、ひざまずいてキスをしてみたり、”友人以上の関係”を求めて髪飾りの黒バラを渡したりしていました。
予想以上に可愛らしい方ですよ。
※愛情表現の「シアさん」
”天然サディスト”です。4コマを鵜呑みにすると…普段は下着履いてないの?
ちなみに、巻末に収録のショート「エピソード3.5」はそちらの続きになっており…短いながらも転げ回りたくなるようなラブコメ度合い。オススメ。
2巻以降はこんな具合になるのかなぁ。ちょっと楽しみ。
また、同じく巻末の「ショートストーリー」では近衛会・副会長「玲緒奈さん」が良い味を出しており、3話で揃う双子「秋羅」・「雪緒」の活躍は次巻かな。
「美雨さん」がプロローグ前編に登場していたのは、ちと意外でした。
これは気付かなかったー。
あれは計算づくなのかな。
中学生時代の「シアさん」が病気で休みがちだったのには何か裏がありそうで、また何やら明確な目的があって学園へ入学した様子でした。
今後どんなんなるのか、次巻に期待しましょう。
やや強めのふんわり線。
乱れなく丁寧で、小さいコマ・引き絵などにも違和感なく、バランスに優れた方でした。
濃淡は適度から強めという印象です。
特にコメディー描写は巧いですね。
幅広な輪郭で大きめな黒眼というキャラ絵。
後半には実際に4コマ漫画が収録されていましたけど、こざっぱりまとまっていて、そんな雰囲気があります。
カラーだとやや雰囲気が異なりますが、だいたいそんな感じの判断で問題ないでしょう。
それほど人を選ぶものではないと思いますが。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 個人的に好みな絵です。安定感あり、まとまっていました。
・話4: 権力ある生徒会なお話~のようで、ちょっとズレた感じが面白いです。
・独4: 女王という冠とは裏腹に「シアさん」は予想以上に可愛らしい方でした。
合計:[13/15]
折り込みのカラーイラストの裏側がもくじになっているんですが、主要登場キャラが短冊状に描かれているのね。
なにげにぼーっと見ていたら…ちゃんとした身長差になっていたことに気付きました。
なるほど。
大咲姉妹はバレー部のようにデカイですねー。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・女学院
・おまけ: あとがき漫画「初★あとがきまんがに挑戦」、
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・その他: 折り返しにコメント、折り込みカラー絵、5.5話+番外編収録、
現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳴見なる(なるみ・なる)」センセの「絶対十女王政 1巻」です。
いきなり全然違うお話をちょっとだけ。
こないだ発売された「はだかのくすりゆび/艶々」の3巻を読みました。
最終巻だったんですねー。
びっくりしましたが、良い幕引きであったかもしれません。
やっぱりああした漫画は、切っ掛け~溺れていくドキドキな序盤あたりが一番楽しいモノ。
それに、慣れて過激にエスカレートしていくのは作品・キャラ的に違うでしょう。
あちこちキチンと決着しており、まとまっていたと思います。
次も期待してます。
はだかのくすりゆび 3巻 (ニチブンコミックス) (2010/07/20) 艶々 商品詳細を見る |
さて、ここでえっち人妻漫画であればいい流れなんですが、紹介は「絶対十女王政 1巻」です。
お嬢さま学園コメディーです。
まるで共通点のないですね(笑)
描かれている「鳴見なる」センセの名前は明確に記憶があり、”一般系も描くんだー”とかなんとか手にしたんですけど…まったくの勘違いでした。すみません。
誰と間違えたんでしょう。
間違えてましたが、「鳴見なる」センセの漫画はたぶんこちらが初見。
ドリルなブルーの髪と黒を基調とした、↓表紙に釣られました。
こないだも書きましたが、どうやらお嬢さま好きなひでるさんです。
収録は前後編のプロローグ、続けて1から3話まで。
巻末には4コマの番外編から、「エピソード3.5」、「ショートストーリー」という短めエピソードもありました。
※女王「有栖川シア」
ヒロインは多く登場するものの、きっちりメインの位置付けでした。
主人公「佐藤悠馬」の入学先は、お嬢さま学校「聖メイアン学園」でした。
少子化の影響から共学になったばかりで、男女比は「1:9」という羨ましい環境。
しかし、中学生時代にトラブルに巻き込まれた「悠馬」は、女子に拒絶反応を示すまででした。
それを憂いだ姉「美羽流(みはる)」は、見習いシスターとして自らが働く学園へ彼をショック療法的に入学させたのです。
圧倒的な女子の集団に気分を悪くする彼でしたが、初日から学園で”絶対的な発言力”を持つ女王「有栖川シア」に拉致られ、さらにサポート役である秘書官へと任命されてしまうのでした。
初日の挨拶から”恋愛禁止”の学園規則の廃除を宣言した彼女には何やら思惑があるようなんですが…と、だいたいそんな導入部。
今後ラブコメちっく…になっていくのかな。
とりあえず1巻は、独特な校風である学園でのコメディーという漫画でした。
選挙で選ばれる「近衛会(このえかい)」は、実務を行う部隊。
会長・副会長がおり、名称としては独特でしたが、コレ単に生徒会のようなもの。
指名され”絶対的な発言権”を持つ「女王」がやや特殊。
ただ、こちらも生徒会なお話でよく見られる”学園内の絶大な権力者”を直接名称としたくらいのもので、「近衛会」と共に学園運営をする~などと書かれていましたが、細かい・ややこしい描写はありません。
学園生活での命令を出すくらい。
1話で説明されていた際にはとっつき辛さを感じましたが、それほど意識しなくても大丈夫なようです。
設定としてはそう極端でなく、ありがちと言えるでしょう。
女子が苦手な主人公、行動が読めない絶対権力者、無表情なお付き、ブラコンな姉、なにかと敵視してくる役員、似た境遇の穏やかな女性…などなど、配置になるとかなりスタンダード。
ただ、こないだ紹介しました「恋愛専科/ミズタマ」と同じで、キャラの魅力がためか読んで面白い仕上がりです。
主になるコメディー部分と、シリアス描写の割合も適度だったと思います。
※左から姉「美羽流」、「小日向美雨」、「大咲秋羅」、副会長「霧島玲緒奈」
「パペットマペット」状態なお姉ちゃんです。
周囲は女性だけ(※主要キャラね)という、ハーレムな「悠馬くん」
やっぱり女性が苦手な設定でした。
お約束です。
ただ、こちらの漫画は冒頭からその理由がしっかり明かされております。
実は無実であったものの、犯人扱いされた彼。
停学になった上に根も葉もない噂を流され、女子から後ろ指さされ…と、中学生からハードな展開です。
いちおうコメディーとして描かれていましたけれど、アレは相当に酷いですね。
「卒業する頃には、すっかり女子に対する強い嫌悪感と恐怖を覚える体質になっていた」
そんなんも納得。
髪の毛白くなりそうですよ。
そんな環境に我慢できたのは、彼が真面目にコツコツ努力するタイプであったことと、たぶんお姉ちゃん「美羽流さん」の影響ではないかなぁ。
男子として年相応に興味がのある一方で、何度か漫画中で気絶するシーンがありました。
そう、なんとなく秘書官へ任命されていた「悠馬くん」ですが、実はサポート役としてかなり優秀。
メンタルを鍛えるべく努力した結果、強靭な肉体と読書好きというスキルを得ており、プロローグ後編では整理・清掃から庭の手入れ、ペットの世話、大工仕事から裁縫までを律儀に1人で行っていました。
一部の作業では、片手にマニュアル本を持っているのが細かいですね。
真面目なんだねぇ。
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(※かなり緊張してましたが)
苦手を克服するのも、時間の問題であるようです。
※おまけ:ペットの犬「マチルダさん」
「悠馬くん」に懐いていました。4コマは必見。
まんま女王様というヒロイン「シアさん」
途中で言われていた、”天然サディスト”という愛称はばっちりハマっていたと思います。
次の紹介帯の文句はそちらで決まりですね。
「決して私に逆らわないことだ」
とか、凄んでいたプロローグ前編では、「悠馬くん」を拉致する、強い口調で秘書官に誘う、いきなり規則を廃除するなど、唯我独尊な娘さんという印象でした。
ただ、登場・言動毎に当初のイメージがじわじわと崩れていきます。
”華麗な顔したのが嫌い”という「悠馬くん」のため紙袋をかぶってみたり、”友人がいない”と悩む彼のためポスターを作製する、「美雨さん」を友人候補として連れてくるなど、常識外れな事を本気でやっていました。
また、「悠馬くん」に対する想いをキッパリと口にしており、プロローグ後編では解任を迫る近衛会副会長「霧島玲緒奈」に対して、
「佐藤悠馬は私のものだ」
とか、ひざまずいてキスをしてみたり、”友人以上の関係”を求めて髪飾りの黒バラを渡したりしていました。
予想以上に可愛らしい方ですよ。
※愛情表現の「シアさん」
”天然サディスト”です。4コマを鵜呑みにすると…普段は下着履いてないの?
ちなみに、巻末に収録のショート「エピソード3.5」はそちらの続きになっており…短いながらも転げ回りたくなるようなラブコメ度合い。オススメ。
2巻以降はこんな具合になるのかなぁ。ちょっと楽しみ。
また、同じく巻末の「ショートストーリー」では近衛会・副会長「玲緒奈さん」が良い味を出しており、3話で揃う双子「秋羅」・「雪緒」の活躍は次巻かな。
「美雨さん」がプロローグ前編に登場していたのは、ちと意外でした。
これは気付かなかったー。
あれは計算づくなのかな。
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やや強めのふんわり線。
乱れなく丁寧で、小さいコマ・引き絵などにも違和感なく、バランスに優れた方でした。
濃淡は適度から強めという印象です。
特にコメディー描写は巧いですね。
幅広な輪郭で大きめな黒眼というキャラ絵。
後半には実際に4コマ漫画が収録されていましたけど、こざっぱりまとまっていて、そんな雰囲気があります。
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【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 個人的に好みな絵です。安定感あり、まとまっていました。
・話4: 権力ある生徒会なお話~のようで、ちょっとズレた感じが面白いです。
・独4: 女王という冠とは裏腹に「シアさん」は予想以上に可愛らしい方でした。
合計:[13/15]
折り込みのカラーイラストの裏側がもくじになっているんですが、主要登場キャラが短冊状に描かれているのね。
なにげにぼーっと見ていたら…ちゃんとした身長差になっていたことに気付きました。
なるほど。
大咲姉妹はバレー部のようにデカイですねー。
絶対 女王政 1 (ガンガンコミックスJOKER) (2010/07/22) 鳴見 なる 商品詳細を見る |
●携帯向け【絶対十女王政 1巻】
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■おんなのこ学習帳 (流星ひかる)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 貧乳・色々
・おまけ: あとがき「何で学習するのか おんなのこ学習帳」、
なぜ?なに?「流星さんはどうしてそんなにセーラー服がすきなの?」、
折り返しに「学習百科」、
カバー裏に「貧乳特写シリーズ セーラー服編」・着替え中イラスト。
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「流星ひかる(ながれぼし・ひかる)」センセの「おんなのこ学習帳」です。
また違う面白さですね。
「流星ひかる」センセご自身で突っ込んでいましたが、↓表紙・裏表紙などは制服で埋められ、文字でもその良さについて熱っぽく書かれているんですが…収録の各話は意外にそんなんでないですね。
こちらの単行本、はっきり言って”おまけ部分のが楽しい”という、変わった内容になっていました。
※左:律子さん、右:小川さん
期待されるようなラブコメ短編の2人です。
そんな訳で、毎度お馴染み「流星ひかる」センセ。
単行本は「優しい棘」以来ですか?
知らぬうち、ちょっと間がありましたねー。
もしかして、買い損ねた本とかあったりしないだろうなぁ…。
最新刊は「おんなのこ学習帳」です。
こんなんは今の時代もあるのかな?
装飾などはタイトルそのまま、某学習帳を真似ておりました。
ちゃんとカタカナにふり仮名があるところなど、実際に使っていた世代には懐かしい風情。
そうそう、こんなんでした。
しかし、ここで解説されていたのは”おんなのこ”なのです。
ピンと予感がした貴方は、たぶん「流星ひかる」センセのファンな方でしょう。
あちこちのおまけ部分には、センセの暑い…いや、熱い思いがふんだんに書かれていました。
折り返しの「学習百科」には、”スクール水着のひみつ”、”体操服のひみつ(※「ブルマァ」とふり仮名があります)”ということで、それぞれの解説がきっちり書かれています。
ええ、それゃ2、3行程度ではなく(笑)
さらにカバー裏には「貧乳特写シリーズ セーラー服編」ということで、冬セーラー、夏セーラーについて書かれていたほか、その裏面に描かれていたイラスト”着替え中(前開きブルマァ付き)”を自ら解説。
「着エロサイコー」
だって。
納得なモノでしょう。
毎度ながら「流星ひかる」センセの制服話は面白いですねー。
もしかしたら、読者が最も見たい部分かもしれません。
巻末のあとがきも「学習百科」となっており、自虐ネタなどが楽しめます。
「流星さんはどうしてそんなにセーラー服がすきなの?」
…という1ページが必見。
凄い情熱でした。
さて、おまけ解説はそれくらいで本編について。
収録は全て短編です。
ご本人もあとがきに書かれていましたが…収録はラブコメからファンタジー(SF)、ちょぴり怖い系統など、実はバラつき多め。
完全にセンセのファン向けな内容と言えるでしょう。
男が1人まじっている(※しかも、最もノリノリで描かれた様子)など、↓表紙・裏表紙に釣り上げられた方は、ちょっとがっかりするかもしれません。
なお、いかにも成年漫画ちっくな雰囲気ありますが、こちらは一般系な単行本になってます。
もともとえっち描写はソフトな方ですが、あっさりした描き方でした。
また、お話、漫画については相変わらずお上手なんですが、ジャンルの幅が相当広いので、目的違いにはくれぐれもご注意下さい。
※左:「明日の行方」の2人、右:「山内さん」と「飯野さん」
雰囲気で察せられると思いますが…ブラックなお話もあります。
青春ラブコメという風情の「桜前線」
同級生「律子」さんの姉である「静姉」に憧れる「太一」くんのお話。
ひと回り以上年齢差があるのかな。
やんわり仲裁する彼女が素敵に見えるのは当然のことでしょう。
漫画のメイン部分は「静姉」が東京の学校へ行く前夜の出来事です。
ううん、色々と優しいなぁ。
オチに至るまで、こうしたお話のフォーマットと言うべき作品です。
「ジンクス」は文化祭でのお話。
ずっと仲良く、気さくに喋れる相手であった「小川」さんに告白した「菅谷」くん。
しかし、彼女の返事は…
「ごめん、今は菅谷くんとはつきあえない」
ああ、こちらの「菅谷くん」はいい男でしたが、お相手の「小川さん」も良い娘さん。
徹夜しようとする彼にわざわざ差し入れを持ってきたりしてます。
冒頭で拒否した理由も可愛いですね。
シチュエーションも良く、転げ回りたくなるようなラブコメ短編でした。
学生寮での短編「とりかへばや当世異聞」
試験休み後、同室の「明人」にちょっとした違和感を感じていた「真彦」
他の友人らも「カンジ変わった」という彼のことが気になって仕方なく、ちょっと確認してみたくなったのです。
後述しますが、こちらとは逆なネタのお話を事前に見せられているため…ぎりぎりまで疑ってしまいました(笑)
ちゃんと女の子で安心。
先の「桜前線」と同じく、次がありそうなラストが非常に良かったです。
短編「すべてがYになる」はファンタジー・コメディーという感じ。
シリアスな1ページ目を見事なまでにひっくり返しています。
お話は、世の女性全てがロリ化してしまうというもの。
テーブル下からひょこっと覗く顔がいいですね。
色々突っ込みたい気もしますが、コメディーなので…。
オチが面白いのでご期待下さい。
なお、こちらのヒロイン「松岡」さんらはやっぱり貧乳であるものの、いつも「流星ひかる」センセが描かれるような華奢な女性ではなく。皆さんふっくらと丸めでした。
※松岡さん
こんな感じの人物絵になります。
収録のうち「明日の行方」、「S-エス-」はブラックなお話。
終末世界後を描いた「明日の行方」
生き残った主人公は瓦礫の山から1人の女の子に出会うんですが…、という流れ。
状況は様々あるかもしれませんが、漫画で起こったような事は、実際にも起こり得るのでしょう。
あの物を言わない(喋れない?)女の子から察するに、救助に来た彼の言葉のが正しいのだと思います。
それだけに、なんとも救われない、読後感の重いお話でした。
女子校が舞台の「S-エス-」は、いちおう百合漫画ちっく。
同クラスの儚げな美少女「山内」さん。
身体が弱く、保健室登校を続けていた彼女を気に掛けたのが、外部入学の「飯野」さん。
2人の仲は急速に接近したものの、あまりなベタベタっぷりに何となく困惑しておりました。
そんな頃、「山内さん」の良くない噂話のほか、憧れていた保健医について、彼女の口から聞かされたのです。
だいたいそんなん。
お嬢さまなのかなぁ。
こちらの「山内さん」は掴みどころない美人でした。
どこまでか分かりませんが、あの浮世離れした言動から噂話はだいたい真実かな。
「飯野さん」が相手にするには、ちょっと荷が勝ち過ぎましたか。
もともとの切っ掛けがあーだったからなぁ。
ほか、「暁の宙」、「なつやすみのとも」はファンタジーちっく。
前者「暁の宙」は神様の登場する神話ちっくな短編。
過去に書いてますが、身体にびっしり文字を書かれたりするパターンが苦手なひでるさん。
こちらの脱ぎシーンもそんな感じで、あまり心地よいものではありませんでした。
お話は全然いいんですけどね。
ネタバレになるといけないので慎重に書きますが、ノスタルジーな感覚の後者「なつやすみのとも」
これって…いわゆる”人数が多い”という例のパターンの変形ですよね。
再会してほしかったなぁ。
収録のうち、「雨の向こうでキミが」が冒頭話。
いちおう、だいたいは理解したつもりなんですが…いまいちよく分かんない。
「どうしようもない僕に色んな属性をもったサンタが降りてきた」という、やたらタイトルの長い作品。
途中までは可愛く、増長する主人公「山本たかし」同様にノリノリだったんですが…この漫画はヒデェ。
収録順が、先ほどの「雨の向こう~」の次「桜前線」を挟んでこちらのお話なのね。
開始3話のうち、いきなり2話が好みから外れてしまうという単行本でした。
きっちり人を選ぶと思います。
相変わらず安定感抜群でした。
丁寧な線での、すっきり絵柄。
濃淡、配置、人物など、もろもろバランスに優れ、個性はあるものの嫌味ないため万人に好まれるものです。
漫画も同様で、表現として特に引っ掛かるところはなかったんですが…今回はお話かな。
絵柄はともかく、ジャンル的に人を選ぶと思います。
カラーでもそう変化はしないので、↓表紙または裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: すっきり・綺麗な絵柄です。こちらは問題ないでしょう。
・話2: 収録ジャンルがバラバラ過ぎ。カバーとの落差も酷いレベルなので減点しました。
・独4: 独特です。各話はそれぞれいいんですが…。
合計:[11/15]
コメディーは巧く・楽しくサクサク読めるんですが、うっかり気を抜くと、すぅと怖い漫画だったりします。
そんなんがイイんですけどねー。
今回の単行本は、やっぱりおまけ要素かな。
おんなのこ学習帳 (ワールドコミックススペシャル)
●携帯向け【おんなのこ学習帳】
★「流星ひかる」センセの漫画紹介記事 すべて一般系
[優しい棘]
ジャンルから明暗まで、幅の広い短編集。13話収録。
[それはロボット]
ロボットのファンタジーオムニバス。6話収録。
[ボクらがここにいる不思議]
日常の不思議的なSF漫画集。3話の連続モノ「正しい明日の作り方」を収録。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 貧乳・色々
・おまけ: あとがき「何で学習するのか おんなのこ学習帳」、
なぜ?なに?「流星さんはどうしてそんなにセーラー服がすきなの?」、
折り返しに「学習百科」、
カバー裏に「貧乳特写シリーズ セーラー服編」・着替え中イラスト。
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「流星ひかる(ながれぼし・ひかる)」センセの「おんなのこ学習帳」です。
また違う面白さですね。
「流星ひかる」センセご自身で突っ込んでいましたが、↓表紙・裏表紙などは制服で埋められ、文字でもその良さについて熱っぽく書かれているんですが…収録の各話は意外にそんなんでないですね。
こちらの単行本、はっきり言って”おまけ部分のが楽しい”という、変わった内容になっていました。
※左:律子さん、右:小川さん
期待されるようなラブコメ短編の2人です。
そんな訳で、毎度お馴染み「流星ひかる」センセ。
単行本は「優しい棘」以来ですか?
知らぬうち、ちょっと間がありましたねー。
もしかして、買い損ねた本とかあったりしないだろうなぁ…。
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こんなんは今の時代もあるのかな?
装飾などはタイトルそのまま、某学習帳を真似ておりました。
ちゃんとカタカナにふり仮名があるところなど、実際に使っていた世代には懐かしい風情。
そうそう、こんなんでした。
しかし、ここで解説されていたのは”おんなのこ”なのです。
ピンと予感がした貴方は、たぶん「流星ひかる」センセのファンな方でしょう。
あちこちのおまけ部分には、センセの暑い…いや、熱い思いがふんだんに書かれていました。
折り返しの「学習百科」には、”スクール水着のひみつ”、”体操服のひみつ(※「ブルマァ」とふり仮名があります)”ということで、それぞれの解説がきっちり書かれています。
ええ、それゃ2、3行程度ではなく(笑)
さらにカバー裏には「貧乳特写シリーズ セーラー服編」ということで、冬セーラー、夏セーラーについて書かれていたほか、その裏面に描かれていたイラスト”着替え中(前開きブルマァ付き)”を自ら解説。
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だって。
納得なモノでしょう。
毎度ながら「流星ひかる」センセの制服話は面白いですねー。
もしかしたら、読者が最も見たい部分かもしれません。
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「流星さんはどうしてそんなにセーラー服がすきなの?」
…という1ページが必見。
凄い情熱でした。
さて、おまけ解説はそれくらいで本編について。
収録は全て短編です。
ご本人もあとがきに書かれていましたが…収録はラブコメからファンタジー(SF)、ちょぴり怖い系統など、実はバラつき多め。
完全にセンセのファン向けな内容と言えるでしょう。
男が1人まじっている(※しかも、最もノリノリで描かれた様子)など、↓表紙・裏表紙に釣り上げられた方は、ちょっとがっかりするかもしれません。
なお、いかにも成年漫画ちっくな雰囲気ありますが、こちらは一般系な単行本になってます。
もともとえっち描写はソフトな方ですが、あっさりした描き方でした。
また、お話、漫画については相変わらずお上手なんですが、ジャンルの幅が相当広いので、目的違いにはくれぐれもご注意下さい。
※左:「明日の行方」の2人、右:「山内さん」と「飯野さん」
雰囲気で察せられると思いますが…ブラックなお話もあります。
青春ラブコメという風情の「桜前線」
同級生「律子」さんの姉である「静姉」に憧れる「太一」くんのお話。
ひと回り以上年齢差があるのかな。
やんわり仲裁する彼女が素敵に見えるのは当然のことでしょう。
漫画のメイン部分は「静姉」が東京の学校へ行く前夜の出来事です。
ううん、色々と優しいなぁ。
オチに至るまで、こうしたお話のフォーマットと言うべき作品です。
「ジンクス」は文化祭でのお話。
ずっと仲良く、気さくに喋れる相手であった「小川」さんに告白した「菅谷」くん。
しかし、彼女の返事は…
「ごめん、今は菅谷くんとはつきあえない」
ああ、こちらの「菅谷くん」はいい男でしたが、お相手の「小川さん」も良い娘さん。
徹夜しようとする彼にわざわざ差し入れを持ってきたりしてます。
冒頭で拒否した理由も可愛いですね。
シチュエーションも良く、転げ回りたくなるようなラブコメ短編でした。
学生寮での短編「とりかへばや当世異聞」
試験休み後、同室の「明人」にちょっとした違和感を感じていた「真彦」
他の友人らも「カンジ変わった」という彼のことが気になって仕方なく、ちょっと確認してみたくなったのです。
後述しますが、こちらとは逆なネタのお話を事前に見せられているため…ぎりぎりまで疑ってしまいました(笑)
ちゃんと女の子で安心。
先の「桜前線」と同じく、次がありそうなラストが非常に良かったです。
短編「すべてがYになる」はファンタジー・コメディーという感じ。
シリアスな1ページ目を見事なまでにひっくり返しています。
お話は、世の女性全てがロリ化してしまうというもの。
テーブル下からひょこっと覗く顔がいいですね。
色々突っ込みたい気もしますが、コメディーなので…。
オチが面白いのでご期待下さい。
なお、こちらのヒロイン「松岡」さんらはやっぱり貧乳であるものの、いつも「流星ひかる」センセが描かれるような華奢な女性ではなく。皆さんふっくらと丸めでした。
※松岡さん
こんな感じの人物絵になります。
収録のうち「明日の行方」、「S-エス-」はブラックなお話。
終末世界後を描いた「明日の行方」
生き残った主人公は瓦礫の山から1人の女の子に出会うんですが…、という流れ。
状況は様々あるかもしれませんが、漫画で起こったような事は、実際にも起こり得るのでしょう。
あの物を言わない(喋れない?)女の子から察するに、救助に来た彼の言葉のが正しいのだと思います。
それだけに、なんとも救われない、読後感の重いお話でした。
女子校が舞台の「S-エス-」は、いちおう百合漫画ちっく。
同クラスの儚げな美少女「山内」さん。
身体が弱く、保健室登校を続けていた彼女を気に掛けたのが、外部入学の「飯野」さん。
2人の仲は急速に接近したものの、あまりなベタベタっぷりに何となく困惑しておりました。
そんな頃、「山内さん」の良くない噂話のほか、憧れていた保健医について、彼女の口から聞かされたのです。
だいたいそんなん。
お嬢さまなのかなぁ。
こちらの「山内さん」は掴みどころない美人でした。
どこまでか分かりませんが、あの浮世離れした言動から噂話はだいたい真実かな。
「飯野さん」が相手にするには、ちょっと荷が勝ち過ぎましたか。
もともとの切っ掛けがあーだったからなぁ。
ほか、「暁の宙」、「なつやすみのとも」はファンタジーちっく。
前者「暁の宙」は神様の登場する神話ちっくな短編。
過去に書いてますが、身体にびっしり文字を書かれたりするパターンが苦手なひでるさん。
こちらの脱ぎシーンもそんな感じで、あまり心地よいものではありませんでした。
お話は全然いいんですけどね。
ネタバレになるといけないので慎重に書きますが、ノスタルジーな感覚の後者「なつやすみのとも」
これって…いわゆる”人数が多い”という例のパターンの変形ですよね。
再会してほしかったなぁ。
収録のうち、「雨の向こうでキミが」が冒頭話。
いちおう、だいたいは理解したつもりなんですが…いまいちよく分かんない。
「どうしようもない僕に色んな属性をもったサンタが降りてきた」という、やたらタイトルの長い作品。
途中までは可愛く、増長する主人公「山本たかし」同様にノリノリだったんですが…この漫画はヒデェ。
収録順が、先ほどの「雨の向こう~」の次「桜前線」を挟んでこちらのお話なのね。
開始3話のうち、いきなり2話が好みから外れてしまうという単行本でした。
きっちり人を選ぶと思います。
相変わらず安定感抜群でした。
丁寧な線での、すっきり絵柄。
濃淡、配置、人物など、もろもろバランスに優れ、個性はあるものの嫌味ないため万人に好まれるものです。
漫画も同様で、表現として特に引っ掛かるところはなかったんですが…今回はお話かな。
絵柄はともかく、ジャンル的に人を選ぶと思います。
カラーでもそう変化はしないので、↓表紙または裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: すっきり・綺麗な絵柄です。こちらは問題ないでしょう。
・話2: 収録ジャンルがバラバラ過ぎ。カバーとの落差も酷いレベルなので減点しました。
・独4: 独特です。各話はそれぞれいいんですが…。
合計:[11/15]
コメディーは巧く・楽しくサクサク読めるんですが、うっかり気を抜くと、すぅと怖い漫画だったりします。
そんなんがイイんですけどねー。
今回の単行本は、やっぱりおまけ要素かな。
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■三つ編みスレイブ (中山哲学)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブ調教
・おまけ: あとがき・後日談その2、
カラー描き下ろし「三つ編みスレイブ 後日談」、
描き下ろし「三つ編みスレイブ 反逆編」、
カバー裏にカラー絵。
・その他: カラー(8P)、短編×8(うち「三つ編みスレイブ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中山哲学(なかやま・てつがく)」センセの「三つ編みスレイブ」です。
↓表紙を見た際、瞬時に反応できませんでした。
いつもと雰囲気違ってますよねー。
ちなみに、そんなんでも目ざとく作者名を見つけ、無事ゲットしたんですけれど。
そんな訳で、梅雨時期のお楽しみ「中山哲学」センセです。
2冊目「たぷラブ」、3冊目「ミルクドール」は↓表紙に可愛いっぽい雰囲気がありました。
しかし、今回「三つ編みスレイブ」はタイトルに合わせたのか、それらと比べてエロい↓表紙です。
初単行本「抱いて…」などからしても、直接的でした。
たぶん、買い辛い人もいるだろうなぁ。
※みつ編み・眼鏡なクラス委員「片桐美代子」
非常に良いスタイルです。むちむち。
ちなみに、裏面も丸出し(笑)です。
ちょうど、紹介帯で絵が変化してくれそうな高さでしたが…特に変化ありませんでした。残念。
まぁ、アレ以上は…開くくらいしか変化しようもないですけど。
失礼しました。
4冊目なので、えっち度の上昇を狙ったのかな。
ちなみに、カバー裏のカラーイラストは、↓表紙のリンク絵と裏表紙の全身絵(折り返しもソレ)でした。
眼鏡オン・オフもいいですが、ひでるさんは裏表紙のが好き。
さて、収録はそうしたカバーを飾っている4名のヒロインが登場の表題作と、短編が1話のみという構成。
短編は「ミルクドール」の中編「あねいもうと」の後日談です。
できれば、前回単行本に収録したかったかな。
いちおう説明コマでだいたい理解できると思いますが、やはり知ってた方が楽しめるでしょう。
そんな訳で「あねいもうとafter スク水編」が同時収録の短編。
後述しますけれど、他の漫画があーした感じなので、近親とはいえ普通のラブラブえっちが箸休め的に丁度良いです。
水泳の授業を控える姉「真琴」さんが、お尻濡れても大丈夫なようお風呂で特訓するというお話。
タイトルにもあるようにスクール水着でした。
本編が変身後のが多かったためか、こちらは「真琴さん」なまま。
姉弟という近親関係から、自らの分身にやや嫉妬するなど、あちこち可愛い反応です。
ちょっとだけですが、変身後”まこちゃん”も登場しているので、そちらファンの方もいいでしょう。
※左:保健医「梶真佐子さん」、右:お嬢さま「宮部亜佐美さん」
もうちょっと「亜佐美さん」に活躍してほしかったなー。
メインの連続話「三つ編みスレイブ」は、本編が5話、後日談とおまけが描き下ろしになっています。
クラス委員「片桐美代子」に憧れる主人公「塚本吉彦」
最近ちょっと元気がないと感じる彼女には、
”生活指導の教師「野口」と付き合っている”
そうした悪い噂があったのです。
放課後、「吉彦」は「野口」と眼鏡・みつ編みな女生徒のえっち現場を目撃しました。
2人の会話から、その女生徒こそが「美代子」であり、また自分に助けを求めていると知った彼は…次の瞬間、夢中で飛び出していたのです。
だいたいそんな展開。
調教ちっくなラブコメ中編ですね。
「中山哲学」センセのあとがきには、
「凌辱をテーマにするはずだったのに、いつの間にかラブラブ~」
と書いてありました。
そうですね。
センセ的には予想外な流れだったようですが、なんというか”らしい漫画”に仕上がっておりました。
結果として、ファンが期待するだろう漫画になったと思います。
漫画は積み重ね短編ちっく。
当初の3話で新ヒロインが次々に登場し、4話の新ヒロインから物語が急展開し、ラスト5話へ繋がっています。
簡単に言うならば、敵(?)として登場したキャラを次々に味方とする、”少年ジャンプの格闘漫画”な風情。
正直、最終の5話は非常に良い話でした。
ラブですね。
泣くほどではないものの、ひでるさん的にはちょっぴり感動(本当)
1話目のヒロインはクラス委員「片桐美代子さん」
↓表紙の娘で、実際は眼鏡でもみつ編みでもないんですが、とある理由によってそんな格好になってます。
「すこし地味だけど綺麗な人だな…」
というのが「吉彦くん」の感想でした。
その変化っぷりは友人「大輔」くんも見抜けないくらい。
切っ掛けとしては些細な事柄のようでしたが、それが偶然にも”彼女の正体を隠す効果”となっていました。
冒頭カラー原稿部分など、学校えっちを日常化させていた2人には非常に都合良いものですね。
個人的に前半の屋上シーンが好きです。
「美代子さん」は膝上のスカート丈だと言うのに、そんな風強いところへノコノコ出て来ちゃーダメよ。
2話目はヒロインで唯一の成人女性、保健医「梶真佐子」さん。
「吉彦くん」は…ちょっと性格変わった?
憧れだった「美代子さん」を見事救出し、そのご主人様として振舞うなどの経験によるものかな。
「そんな事はしないさ、それじゃ先生と同じになってしまう」
とか、なかなか格好良い台詞もあります。
年齢と裏腹な「真佐子さん」を見抜き、「美代子さん」と積んだだろう経験値によって、問題をズバッと解決してました。
えっち後、そわそわしてる「美代子さん」が可愛いです。
3話目は親衛隊を引き連れるお嬢さま・先輩「宮部亜佐美」さん。
ここでは友人「大輔くん」が被害者となっており、あの流れは自然。
前回オチから、ベタ甘になってる校医「真佐子さん」がいい感じ。
「やめておけ、相手が悪い」
そう傍観しようとした彼女を、グラりと動かした場面が非常に良かったです。
「亜佐美さん」はテニス部なので、テニスウェアでのえっち。
ラケットを使うのはお約束ですよね。
彼女の仕掛けてきた交渉にも「吉彦くん」は毅然とした態度でした。
すごいなぁ。
※左:後輩「野口由利奈ちゃん」、右:「美代子さん」・別バージョン
1話の屋上シーンが右の絵です。この髪型も良いなぁ。
後輩「野口由利奈」ちゃんの4話目はラストへの布石という風情。
優等生、年上、お嬢さまと続いていたので、4人目はロリでした(いちおう)
きっちりタイプ分けされてますね。
そんな容姿ですが、この「由利奈ちゃん」は最もひねくったキャラ。
彼女によって、驚きの展開となります。
そうか、同じでしたよねー。
これは気付かなかった!
あとがきにも書かれていましたけど、セーラー服の「吉彦くん」はヤバいくらい似合ってるので注目。
これがためか、巻末の描き下ろし「三つ編みスレイブ 反逆編」ではナース服を着せられてしまう「吉彦くん」なのでした。
「真佐子さん」力説してましたが、あの妄想は彼女のあちこちの言動からして実にリアル。
そうでしょうねぇ。
最終の5話目は、全ヒロインの登場話。
それぞれが得意分野で魅力を発揮してました。
詳細は伏せますが、こちらの展開は前話で鬱積したものがぱーっと弾ける、読んでいて心地よいもの。
「私のご主人様は吉彦君だけです」
そうきっぱり言い放った「美代子さん」は、正ヒロインたる存在感を示しています。
「由利奈ちゃん」に対した際も強かったですよ。
さすがは優等生。
いい中編でした。
強めな線のしっかりとした絵柄。
黒が目立ちごっちゃり描かれるため、どちらかというと濃い目。
大きな乱れなく、全体は安定してます。
ほぼ問題はないんですが…前回”もうひと段階上のレベルが近いような気もしている”と書きましたが、今回も同様。
引き絵がたまに微妙な感じなんですねー。
ふっくらと健康的な肉付きのヒロインはだいたい↓表紙・裏表紙そのまま。
判断はそちらか、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 現段階での良さもあるんですが、より洗練・安定の余地があるかなぁ、と。
・話5: 2、3話で完成したフォーマットを大きく変化させた4話目以降が見事でした。
・独4: あまり強すぎない程度の調教えっち。人によっては物足りないかも。
合計:[13/15]
なんだか妙なまでにぐっさりと刺さりました。
予想以上に「三つ編みスレイブ」は良かったです。
ただ…ロリ巨乳な母親「藤原早苗さん」がいなかったのが、ちょっぴり残念。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブ調教
・おまけ: あとがき・後日談その2、
カラー描き下ろし「三つ編みスレイブ 後日談」、
描き下ろし「三つ編みスレイブ 反逆編」、
カバー裏にカラー絵。
・その他: カラー(8P)、短編×8(うち「三つ編みスレイブ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中山哲学(なかやま・てつがく)」センセの「三つ編みスレイブ」です。
↓表紙を見た際、瞬時に反応できませんでした。
いつもと雰囲気違ってますよねー。
ちなみに、そんなんでも目ざとく作者名を見つけ、無事ゲットしたんですけれど。
そんな訳で、梅雨時期のお楽しみ「中山哲学」センセです。
2冊目「たぷラブ」、3冊目「ミルクドール」は↓表紙に可愛いっぽい雰囲気がありました。
しかし、今回「三つ編みスレイブ」はタイトルに合わせたのか、それらと比べてエロい↓表紙です。
初単行本「抱いて…」などからしても、直接的でした。
たぶん、買い辛い人もいるだろうなぁ。
※みつ編み・眼鏡なクラス委員「片桐美代子」
非常に良いスタイルです。むちむち。
ちなみに、裏面も丸出し(笑)です。
ちょうど、紹介帯で絵が変化してくれそうな高さでしたが…特に変化ありませんでした。残念。
まぁ、アレ以上は…開くくらいしか変化しようもないですけど。
失礼しました。
4冊目なので、えっち度の上昇を狙ったのかな。
ちなみに、カバー裏のカラーイラストは、↓表紙のリンク絵と裏表紙の全身絵(折り返しもソレ)でした。
眼鏡オン・オフもいいですが、ひでるさんは裏表紙のが好き。
さて、収録はそうしたカバーを飾っている4名のヒロインが登場の表題作と、短編が1話のみという構成。
短編は「ミルクドール」の中編「あねいもうと」の後日談です。
できれば、前回単行本に収録したかったかな。
いちおう説明コマでだいたい理解できると思いますが、やはり知ってた方が楽しめるでしょう。
そんな訳で「あねいもうとafter スク水編」が同時収録の短編。
後述しますけれど、他の漫画があーした感じなので、近親とはいえ普通のラブラブえっちが箸休め的に丁度良いです。
水泳の授業を控える姉「真琴」さんが、お尻濡れても大丈夫なようお風呂で特訓するというお話。
タイトルにもあるようにスクール水着でした。
本編が変身後のが多かったためか、こちらは「真琴さん」なまま。
姉弟という近親関係から、自らの分身にやや嫉妬するなど、あちこち可愛い反応です。
ちょっとだけですが、変身後”まこちゃん”も登場しているので、そちらファンの方もいいでしょう。
※左:保健医「梶真佐子さん」、右:お嬢さま「宮部亜佐美さん」
もうちょっと「亜佐美さん」に活躍してほしかったなー。
メインの連続話「三つ編みスレイブ」は、本編が5話、後日談とおまけが描き下ろしになっています。
クラス委員「片桐美代子」に憧れる主人公「塚本吉彦」
最近ちょっと元気がないと感じる彼女には、
”生活指導の教師「野口」と付き合っている”
そうした悪い噂があったのです。
放課後、「吉彦」は「野口」と眼鏡・みつ編みな女生徒のえっち現場を目撃しました。
2人の会話から、その女生徒こそが「美代子」であり、また自分に助けを求めていると知った彼は…次の瞬間、夢中で飛び出していたのです。
だいたいそんな展開。
調教ちっくなラブコメ中編ですね。
「中山哲学」センセのあとがきには、
「凌辱をテーマにするはずだったのに、いつの間にかラブラブ~」
と書いてありました。
そうですね。
センセ的には予想外な流れだったようですが、なんというか”らしい漫画”に仕上がっておりました。
結果として、ファンが期待するだろう漫画になったと思います。
漫画は積み重ね短編ちっく。
当初の3話で新ヒロインが次々に登場し、4話の新ヒロインから物語が急展開し、ラスト5話へ繋がっています。
簡単に言うならば、敵(?)として登場したキャラを次々に味方とする、”少年ジャンプの格闘漫画”な風情。
正直、最終の5話は非常に良い話でした。
ラブですね。
泣くほどではないものの、ひでるさん的にはちょっぴり感動(本当)
1話目のヒロインはクラス委員「片桐美代子さん」
↓表紙の娘で、実際は眼鏡でもみつ編みでもないんですが、とある理由によってそんな格好になってます。
「すこし地味だけど綺麗な人だな…」
というのが「吉彦くん」の感想でした。
その変化っぷりは友人「大輔」くんも見抜けないくらい。
切っ掛けとしては些細な事柄のようでしたが、それが偶然にも”彼女の正体を隠す効果”となっていました。
冒頭カラー原稿部分など、学校えっちを日常化させていた2人には非常に都合良いものですね。
個人的に前半の屋上シーンが好きです。
「美代子さん」は膝上のスカート丈だと言うのに、そんな風強いところへノコノコ出て来ちゃーダメよ。
2話目はヒロインで唯一の成人女性、保健医「梶真佐子」さん。
「吉彦くん」は…ちょっと性格変わった?
憧れだった「美代子さん」を見事救出し、そのご主人様として振舞うなどの経験によるものかな。
「そんな事はしないさ、それじゃ先生と同じになってしまう」
とか、なかなか格好良い台詞もあります。
年齢と裏腹な「真佐子さん」を見抜き、「美代子さん」と積んだだろう経験値によって、問題をズバッと解決してました。
えっち後、そわそわしてる「美代子さん」が可愛いです。
3話目は親衛隊を引き連れるお嬢さま・先輩「宮部亜佐美」さん。
ここでは友人「大輔くん」が被害者となっており、あの流れは自然。
前回オチから、ベタ甘になってる校医「真佐子さん」がいい感じ。
「やめておけ、相手が悪い」
そう傍観しようとした彼女を、グラりと動かした場面が非常に良かったです。
「亜佐美さん」はテニス部なので、テニスウェアでのえっち。
ラケットを使うのはお約束ですよね。
彼女の仕掛けてきた交渉にも「吉彦くん」は毅然とした態度でした。
すごいなぁ。
※左:後輩「野口由利奈ちゃん」、右:「美代子さん」・別バージョン
1話の屋上シーンが右の絵です。この髪型も良いなぁ。
後輩「野口由利奈」ちゃんの4話目はラストへの布石という風情。
優等生、年上、お嬢さまと続いていたので、4人目はロリでした(いちおう)
きっちりタイプ分けされてますね。
そんな容姿ですが、この「由利奈ちゃん」は最もひねくったキャラ。
彼女によって、驚きの展開となります。
そうか、同じでしたよねー。
これは気付かなかった!
あとがきにも書かれていましたけど、セーラー服の「吉彦くん」はヤバいくらい似合ってるので注目。
これがためか、巻末の描き下ろし「三つ編みスレイブ 反逆編」ではナース服を着せられてしまう「吉彦くん」なのでした。
「真佐子さん」力説してましたが、あの妄想は彼女のあちこちの言動からして実にリアル。
そうでしょうねぇ。
最終の5話目は、全ヒロインの登場話。
それぞれが得意分野で魅力を発揮してました。
詳細は伏せますが、こちらの展開は前話で鬱積したものがぱーっと弾ける、読んでいて心地よいもの。
「私のご主人様は吉彦君だけです」
そうきっぱり言い放った「美代子さん」は、正ヒロインたる存在感を示しています。
「由利奈ちゃん」に対した際も強かったですよ。
さすがは優等生。
いい中編でした。
強めな線のしっかりとした絵柄。
黒が目立ちごっちゃり描かれるため、どちらかというと濃い目。
大きな乱れなく、全体は安定してます。
ほぼ問題はないんですが…前回”もうひと段階上のレベルが近いような気もしている”と書きましたが、今回も同様。
引き絵がたまに微妙な感じなんですねー。
ふっくらと健康的な肉付きのヒロインはだいたい↓表紙・裏表紙そのまま。
判断はそちらか、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 現段階での良さもあるんですが、より洗練・安定の余地があるかなぁ、と。
・話5: 2、3話で完成したフォーマットを大きく変化させた4話目以降が見事でした。
・独4: あまり強すぎない程度の調教えっち。人によっては物足りないかも。
合計:[13/15]
なんだか妙なまでにぐっさりと刺さりました。
予想以上に「三つ編みスレイブ」は良かったです。
ただ…ロリ巨乳な母親「藤原早苗さん」がいなかったのが、ちょっぴり残念。
三つ編みスレイブ (2010/07/02) 中山 哲学 商品詳細を見る |
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