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■運んでニャンコ! (ほんだありま)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : メイド・コスプレ
・おまけ: あとがき、キャラ解説、カバー裏に別絵。 
・その他: 全編表題作(10話)、カラー(4P)、
      やよいさんとびひちゃん・ショート漫画。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「運んでニャンコ!」です。

ついに出ました、「触手甲子園」が記憶に残る「オトメ御開帳」に続く、「ほんだありま」センセの「運んでニャンコ!」です。
こちらはなんと一般指定なんですが、1冊全て表題作という長編となっておりました。

メイド風コスプレが売りで引っ越しの度にギャラリーまで集まる「ネコネコ引っ越しセンター」
社長「北条弥生」を筆頭に社員「近藤椎子」、「伊達まなみ」、という3名は女性ばかり。
そうとは知らぬまま、主人公「鈴原勇二」くんはバイトとして入ってしまうのでした。
メイドコスプレで刺激も多く、バイトを辞めようとしていた「勇二くん」は社長の「弥生さん」に誘われるんですが…。
だいたいそんなお話。

実際当初は読みきりだったとのことですが、えっち漫画の短編をなんとなくシリーズにしたような内容。
話としてはさしたるものではありませんが、ラブコメちっくのお気楽極楽な漫画でした。
こんなんは肩の力を抜いて読むのが正解でしょう。
あちこちでパンチラしたり、キャンペーンでコスチューム変えたりと、引っ越し屋の作業ごときにわらわらと集まってくるギャラリーにも納得。
実際にこんなんあったら素敵ですねぇ(笑)
…ちょっと興味わいたんで、考えてみましょうか。

弥生さんと美々さん.jpg
※友達でライバル、左:社長「北条弥生」さん、お友達「万錠目美々」さん。
 普段仲いいのに、仕事で会うと喧嘩する二人。ひでるさんは「美々さん」のがいいなぁ。

ひでる特別企画:ネコネコ引っ越しセンターにたのんでみよう

※一日か半日拘束の定額制、って「弥生さん」が言っているシーンがありました。
4人で半日拘束ですよね?
梱包手伝ったりしている描写もありましたから、だいたいなんでもやるのかな。

◇社長「北条弥生」  :6,000/h
(払3,600:月576,000-)※社長ですが一応。   
◇社員「近藤椎子」  :4,500/h
(払2,700:月432,000-※これにコスプレ手当100,000/月)
◇社長「伊達まなみ」 :4,000/h
(払1,800:月288,000-※これにコスプレ手当100,000/月) 
◇バイト「鈴原勇二」  :3,000/h
(払1,250:月200,000-)
◇トラック代       :10,000/固定 
◇その他諸経費    :15,000/変動
(※単身のスタンダード。これらに距離・部屋の階数・取り付け工事・家族構成などなどがプラスされる)


半日> 4時間拘束 ⇒  ¥95,000-

1日> 8時間拘束 ⇒ ¥140,000-

適当に考えましたが、もっと金額高いかなー。
普通の単身・引っ越しだと、相場は6万くらいらしいのです。
ひでるさん、プロではないので正確なところはわかんないですが、うーん、どうでしょう。
ぎりぎり思い切って頼めるくらい、を考えたんですが。
ちなみに、「まなみちゃん」の時給が低いのは非力でモノよく壊すため。
また、バイト「勇二くん」はえっち分をしっかり「弥生さん」に引かれているように思うので(笑)
女性3名の職場ってーのは色々幸せな反面、凶悪ですね。
(※バイト続ける切っ掛けとか)

椎子さんとまなみさん.jpg
※社員の左:「近藤椎子」さん、右:「伊達まなみ」さんです。
 なにせスカート短いですからね。見えたり引っかかって破れたりします。

相変わらずの繊細で丁寧な絵柄。
トーン処理での色使いが絶妙で、ちょっとごっちゃりしてますがページは綺麗です。
えっち描写は局部の描写がなく(←あたり前か)、先に発売されている成年系の「オトメ御開帳」よりはだいぶソフト。
…なんですが、普通の基準で考えれば汁っ気も多かったりと十分えっちなので、直接描写にこだわらなければ全然問題ないと思います。
一般指定ではぎりぎりに近いレベルのえっち漫画に仕上がっている、と言えるでしょう。
メイドとか、コスプレ好きな貴方も直撃されること請け合いです。
さすが「ほんだありま」センセ!
でも、今回の↓表紙は…うーん、いま一歩、二歩。
これなら中表紙のがいいのではないでしょうか。

「弥生さん」のお友達「万錠目美々」ちゃん率いるBBBこと「紅薔薇美脚便」やうさぎさんの引っ越し屋(※バニーガールね)なんてライバルもあるようなので、まだまだ発展できる余地があるように感じます。
ぜひ、続きとか今度は成年で見れたら嬉しいなー、なんて。

運んでニャンコ! 運んでニャンコ!
ほんだ ありま (2007/03/28)
双葉社
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genre : アニメ・コミック

tag : パンチラコスプレラブコメ

■魔乳秘剣帖 (山田秀樹)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 胸・コメディー
・おまけ: あとがき漫画、カバー裏に別絵。 
・その他: おりかえしにコメント、現在は1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山田秀樹」センセの「魔乳秘剣帖 1巻」です。

必殺DVDを多く持つ、時代劇好きなひでるさん。
ちなみに、最近やっているパチンコCMが気になるんですが、「念仏の鉄」は仕事人ではなくて仕置人なんですけれど。
どうでもいいですか、ああそうですよね。

そんな訳で「山田秀樹」センセの「魔乳秘剣帖 1巻」です。
江戸時代
胸の大きさ、綺麗さが絶対で、”貧乳は人に非ず”という変な世の中。
豊乳美乳を育むだけでなく、胸を断つという秘伝を持つ「魔乳一族」という、幕府に仕える集団がありました。
その跡目であった主人公「魔乳千房(まにゅう・ちふさ)」は突然秘伝書片手に出奔してしまうのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。

魔乳千房.jpg
※魔乳一族の元後継者「魔乳千房さん」です。
 人の胸斬ると自分の胸が大きくなるんですね。左の絵はその後の千房さんですが、確かに若干大きく見えますよ。ええ。

訳のわからん理不尽な世の理を正す目的な「千房」さん。
こうした漫画のセオリーそのまま、追っ手と戦ったり、立ち寄った村にて事件に巻き込まれたりしています。
設定は突飛なモノですが、案外普通に読める剣劇・時代劇漫画なし上がりです。
ラストの子供におっぱいを飲ませるシーンが感動的(←それは大げさ)な二話「刺客」とか、くだらんですけれど話としては安定していると思います。

そうですね…簡単にまとめると、適当なお色気におっぱいギャグと胸関係のイイ話らがつまった漫画でした。
どちらかというとコメディー寄りで、えっち度は低め。
まぁ、コレ成年系じゃーないですしね。
(※ファンに朗報:HPによると、成年漫画を描かれたようですよ!)
決してつまんなくはないですが、エロなりくだらなさなり、もう少しはっちゃけてもいいかなー、とか感じました。
正直なところ、似たような漫画なら「乱飛乱外/田中ほさな」のが全ての面において上。
そっち先に読んで気に入っていたので、ひでるさんとしてはどうしても頭の中で比較しちゃってるんですね。

ばっさり!.jpg
※ちゃんとこういったシーンもあります。
 うわ、格好いいですよ!

黒が強く、よく描きこまれた絵柄。
故意にそうしていると思うんですが、やや荒めのタッチによって可愛いというより、全体的に凛々しい雰囲気があります。
癖をやや感じますが、この手のジャンルが好きであれば問題ないでしょう。
色がついてもそのままなので、↓表紙絵にて判断して下さい。
なお、背景とか周辺も中途半端でなく、しっかり時代劇していました。

実は、この単行本でひでるのオススメはラストのおまけ漫画。
おシリはたたかれるモノであって、たたかうモノではないのだからー!!」
…な、なるほど、ってな感じでしたよ。
たたかうおっぱい例の1から5まで、全て元ネタが分かる私は…やっぱりおっぱい好き(笑)

魔乳秘剣帖 (1) 魔乳秘剣帖 (1)
山田 秀樹 (2007/03/24)
エンターブレイン
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tag : 江戸時代時代劇

■Mの二重奏 ~アンサンブル~(錦ヶ浦鯉三郎)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お尻
・おまけ: あとがき。 
・その他: 短編×9。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「錦ヶ浦鯉三郎」センセの「Mの二重奏 ~アンサンブル~」です。

昨日に引き続き、ちょっと読むのにしんどい名前の漫画家さんですね。
「錦ヶ浦鯉三郎」で、「にしきがうら・こいざぶろう」って読むそうです。
案外そのまんまなんですが、意外と実際にいそうな雰囲気ありません?
…ないですか、ああそうですか。

HPによると、「錦ヶ浦鯉三郎」センセは現在連載の「大凶女神」で苦労されているようでした。
やっぱり漫画家さんは大変です。
そんな記述の中に、ちょっとだけ気になる文がありました。
一昔前まではエロの連載は売れないと言われていたが、最近はそうでもない」(※HPより抜粋)
…そうか、だから同タイトルの続きモノもあちこち出るようになったんですね。
昨日の4コマ漫画といい、時代は漫画界でも確実に動いているようです。

「Mの二重奏 ~アンサンブル~」は全てのタイトルが英語表記の短編集です。
(※あまり難しいものではないので、ヒマな人は調べてみるのもいいでしょう)
全体的には教師や生徒など学園モノが多く、他に漫画内では”野良猫”と言い張っている猫耳な娘も登場してます。
なお、クラッシックなタイトルですが、そんな関係の漫画はいっさいありません。
最近流行のクラッシック漫画と間違えないように。(←それはない)

篠川彩名さん・珠重部長.jpg
※左:眼鏡の「篠川彩名さん」、映研部長「珠重さん」です。
 その座り方はどうかと思う「珠重さん」は素直になれない幼馴染みのフォーマットキャラでした。

幼馴染みの4人組の中には女の子が一人混じっていました、という「Loseness Fragment」
昔と変わらぬ調子な皆を置いといて、主人公の「シンゴ」くんだけは日々女っぽくなる「アキラ」ちゃんのことを意識するようになるんですね。だいぶ胸が大きくなってきてる「アキラちゃん」ですが、本人まださして自覚が薄い様子なの。
こんなんいいですよね、なんだか懐かしい感じで。
当初読んだ時には気付きませんでしたが、えっち前に「アキラちゃん」が「シンゴくん」へちらりと送った視線はラストの台詞といい、意味深なものだったのかもしれません。
いろいろしちゃっていながらも、友達の関係を守り続けた彼女は最も大人だったのかなー、なんて。
いいなぁ、「アキラちゃん」
でも避妊はしておきましょうね。

受験を控えたお兄ちゃんのために千羽鶴を折ったりする「瑚乃実(このみ)」さんの「Season Impossible」
彼女はよく成年漫画に見掛ける「お兄ちゃん好き好き」ってな感情ではなく、無垢に何かしてあげたいという、やや勘違いっぽい想いを持っている「瑚乃実さん」は独特でちょっと新鮮。
そんなんですから、お兄さんの彼女にも好意的で、さらには…
このみの体で性欲処理していいから!
なーんて言葉も出てしまうのでした。
その後の畳み掛けるような台詞といい、困った妹さんです。
ちゃんと教育してあげて下さい(笑)

なお、「錦ヶ浦鯉三郎」センセはお尻好きなようなので、↑上のデータもそうしてみました。
可愛い絵柄ながら、無理やりなパターンのが多かったのがちょっと意外です。

さて、こちらは古いもので2004年11月、新しいものだと2006年5月という、約2年間の集大成。
ちょろちょろっとですが、やはり絵柄が変わっちゃってます。
細線のあっさり絵。
ページ全体はごっちゃりで、白が目立ちます。
やや荒さもありますが、漫画によってはしっかりとしていました。
これからに期待しましょう。

また、センセのカラー絵柄は爽やかで見栄えいいものです。
これは↓表紙もそうですが、どちらかというとひでるさんに刺さったのは裏表紙にある背中からの立ち絵でした。
後姿のがいいかも、とか最近思うんですが、こんなんは歳とった証拠ですね。
センセのHPによると、裏表紙背景の漫画カットは編集さんから要請だったそうなんですが、これが判断の助けになります。
編集さん、いい仕事してますね。

Mの二重奏.jpg

Mの二重奏 / 錦ヶ浦 鯉三郎

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genre : アニメ・コミック

tag : 千羽鶴

■教艦ASTRO (蕃納葱)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 4コマ・教師
・おまけ: キャラ紹介、描き下ろしページ、
      カバー裏に別絵。 
・その他: 初単行本、カラー(8P、)
      現在は1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「蕃納葱」センセの「教艦ASTRO 1巻」です。

最近表紙がどうの、って理由でよく釣り上げられているひでるさん。
実は、近頃で最も惹かれていたのが、こちらの「教艦ASTRO 1巻」なのでした。
ただね、掲載雑誌が「まんがタイム」ってことで、おそらく4コマ漫画だろうって想像ができたんですね。
そこが悩みどころだったのです。
だって、4コマ漫画ってーのは、どうしても絵があっさり単調になりがちですし、ネタの当たり外れが大きいですし。
どうするか、店頭で迷ったんですよ。
…でも、これは正解。
教師好きな皆さん、いますぐ書店へ走りましょう(笑)

さて、一瞬読みづらいお名前の「蕃納葱」センセ。
そのまま「ばんのうねぎ」と読むようです。おちゃめな方ですね。
そんな愉快な「蕃納葱」センセの「教艦ASTRO 1巻」は初単行本。
こちら、「初」なわりに絵・話(ネタ)ともに高レベルで安定しており、なかなかいい感じでした。

新任研修の明けた体育教師「牧和泉」、国語教師「南雲有子」の両名は晴れて過去に自らが卒業した学校にてクラス担任となるのでした。
そんな二人に、副担任で外国語教師「烏丸かなめ」、養護「荒井準名」の計4名が絡むのが基本のお話。
だいたい導入とかはそんなん。

南雲・牧・烏丸・荒井.jpg
※左から「南雲有子」、「牧和泉」、「烏丸かなめ」、「荒井準名」、
 という各主要キャラ4名の教師たちです。百合っぽい「烏丸」先生もいいですね。

学校が舞台の漫画は過去に多数ありますが、ここまで教師にウェイトを置いたのはなかなかないでしょう。
なにしろ、生徒はあくまでも進行上必要なときに登場するだけで、名前がある主要キャラなんて一人もおりません。
珍しいですね。
大まかなストーリーが4コマで分割されており、細かく見るとちょっと分かりづらい箇所もありましたが、さして問題ない程度。
後半からは個性的な主要キャラ以外の先生らも多く登場し、華やかさ・賑やかさが増しておりました。
あらかじめ4名をしっかり描いていたこともあって、他の先生方もよく活きています。
初登場となる、それぞれの二人三脚シーンは掴みとしてばっちりでした。
ひでるさんとしては、家庭科「日比野早紀」先生、養護「荒井先生」(※ちょっとだけ出た若い頃含む)に射貫かれました(笑)

若い頃の荒井先生.jpg
※おまけ1:若い頃の「荒井準名」先生です。
 「メイプル・フール・デイズ/宇佐美渉」の「紗耶」さんみたいでいいなぁ、と。

主要キャラの人数や性格配置など、どうしても「ひだまりスケッチ/蒼樹うめ」が思い出されるんですが、そちらほどぽわぽわした穏やかさはありません。
まぁ、これはキャラ年齢も全然上ですから、当然でしょう。
こちらもそうですが、最近のストーリー4コマ(※なんかくくり名称あるのかな?つながった話の4コマ漫画のことね)は面白いものが多いですね。
こちらでも紹介した「荒井チェリー」センセとか、「結城心一」センセとか。
4コマと言えば、一時期は新聞のオマケっぽかったのに。
そう、他のブログで紹介しておりますが、「SENGOKU/山科けいすけ」は戦国時代好きな方にはオススメな4コマです。
よかったらそちらもどうぞ。

日比野先生.jpg
※おまけ2:家庭科「日比野早紀」先生です。
 巨乳で料理上手なの。いいなぁ。

細線で黒が強く、4コマ漫画でありながらあまりデフォルメされない人物絵です。
後半になるにつれ、すっきり細かく丁寧になっていくような印象でした。
癖はありますが万人受けする絵柄だと思います。
単行本にはいくつかのカラー絵が収録されておりますが、センセ塗りも巧い方です。
書店で見掛けたなら、↓表紙・裏表紙にて判断下さい。
ちなみに、「蕃納葱」センセのHPによると、だいぶこの↓表紙には苦労していたようです。
でも、その甲斐あってか、セールス的にはだいぶ成功(※品切れたらしい)しているとかなんとか。
なにしろ、ここに引っかかった一人がいますからねー。

以上、オススメな教師漫画でした。
もし可能であるのなら、このクオリティで…成年漫画が見てみたいですね(笑)
まぁ…無理か。

教艦ASTRO 1 (1) 教艦ASTRO 1 (1)
蕃納葱 (2007/02/27)
芳文社
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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : まんがタイム戦国時代

■妹夏 (まぐろ帝國)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■□□□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・お馬鹿
・おまけ: カバー裏に別絵・作品解説。 
      まぐろ帝國デビュー七周年記念突発的インタビュー(3P)
・その他: 短編×9(うち「GUILTY CITIZEN」×2)
      現在は1巻まで発売中、表紙は特殊仕様。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まぐろ帝國」センセの「妹夏」です。

年明け一回目に「まぐろ帝國」センセの傑作、「放課後奴隷倶楽部」を紹介してから早くも3冊目です。
「一年の計は元旦にあり」とはよく言ったもんです。(←ちがう)
正直なところ漫画によって当たり外れが大きく、いくつか単行本あるもののそんなに好きではないんですが。
ただ、今回タイトル「妹夏」って↓表紙ともども店頭で目立っていたので手を出してみました。

こちらは表題作となった「妹夏」や連続話「GUILTY CITIZEN」を含む、短編集となっております。
ちなみにタイトルっぽい漫画はその1話だけですんで、あまり過度な期待をせぬよう気をつけて下さい。

宮村先生とメイドさん.jpg
※左:担任「宮村先生」、右:通りすがりのメイドさん。
 生徒とうち解けるにはこれが一番なのよねー、だって。いい教師です。

単行本では唯一の妹漫画なんですが、アンケート結果が良かったためかタイトルになってしまった「妹夏」
こちらは妹「朋子」さんがお兄ちゃんの寝込みを襲うという、成年漫画ではよくある展開の漫画です。
寝たまま気付かないってパターンでして、それがオチへと続いているんですが…普通はこんなんあり得ないですよね。
ちなみに、「朋子さん」↓表紙ではスクール水着でいい感じなんですが、漫画では普通でちょっと残念。
扉絵もビキニなの。

そして、↓表紙のもう一人、ショートカット眼鏡な「ひとみ」ちゃん登場が「BITTER SWEET」です。
これ、作品解説にも書かれていましたが、誰にも予想できないだろう衝撃のラストが待ち受けているという、ある意味歴史に残る(かもしれない)傑作
…ただ、普通に読みたい方に、この裏切りは大きすぎるものでしょう。
下手するとその場で閉じてしまうかもしれないモノなんですが、どんなんなるかは秘密。
なお、ヒロイン「ひとみちゃん」は容姿そのままの弱気な性格で、ラスト前までは王道展開でした。
普通に描けばいい話にもなりそうなんですが、そうしないのが「まぐろ帝國」センセのいいところ。

そんな訳で、全体的にはがくりと落とされるお馬鹿さん漫画です。
一応普通の短編もあるんですが、そちらの色が非常に強く、全てそのイメージで流されてしまうんですね(笑)
なんでかなー、もう少し真面目に描けばいいのに…。
(でも、そうするとセンセらしさが失われてしまいますけどね)

強い線のやや濃い目な絵柄。
ハードでしっかりな細かいえっち描写はこちらでも健在です。
大人な女性から可愛らしい娘まで相変わらずあちこち巧い方でして、単行本には妹から学生、教師、メイドやバニーさんまで登場します。
ただ、話がお馬鹿さんなためか、ちょっとはっちゃけたような印象が残ってます。
その最たるものが「坂本金髪(cv:武○鉄○)」なんですが…なんというか、ねぇ。

坂本金髪(cv:武○鉄○).jpg
※おまけ:ちなみにこんなんが「坂本金髪(cv:○田○矢)」です。
 く、くだらん!

なお、巻末には「まぐろ帝國デビュー七周年記念突発的インタビュー」なんてのがあるんですが、活字でわざわざ3ページも使って全編ふざけた馬鹿馬鹿しい内容なんですね。
そんなんもいいんですが、ちょっとは普通の受け答えも読みたかったですよ。

妹夏.jpg

妹夏 / まぐろ帝國

★まぐろ帝國センセの漫画紹介記事
 「家庭の事情
 「放課後奴隷倶楽部

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genre : アニメ・コミック

tag : アンケートショートカット

■XBLADE クロスブレイド (士貴智志)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 和風ファンタジー・アクション
・おまけ: 
・その他: 原作「イダタツヒコ」、カラー(6P)、
      現在は1巻まで発売中、表紙は特殊仕様。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「士貴智志」センセの「XBLADE クロスブレイド」です。

3月24日から個人原画展が全国5会場で開催されるらしい「士貴智志」センセ。
(⇒ 士貴智志原画展HP
名前はあちこちで見かけておりましたが、ひでる漫画はこちらが初見です。
↓表紙に釣り上げられて、ってのは昨日も書きましたが、こちらも同じこと。
「士貴智志」センセ、絶妙な巧さです。
この、”和服な女性と刀”という組み合わせがやたらしっくりくるのはなんとも不思議なことですね。
大悪司」の「土岐遥」とか「戦巫女」の「飛鳥ちとせ」とか「神武」の「咲椰」とか…「アリスソフト」ばっかりですか(笑)
あれ、意外に思いつきません。

さて、そんなたわ事は置いといて「士貴智志」センセの「XBLADE クロスブレイド」です。
こちらは原作「イダタツヒコ」センセということで、過去に発売されていた「BLADE」という漫画の後日談でした。
知らなくともなんとかなるようですが、そちらを知っていればより楽しめるでしょう。
(※ちなみに上下巻で4月、5月に新装版で発売されるんだって。商売上手ですね)

真名さん.jpg
※そんな訳で正体不明なヒロイン「真名さん」です。
 残念ながら表紙のような着物姿はありませんでしたが…しかし「真名さん」貧相ねぇ…。

何かによって都心十三区が壊滅し、閉鎖地域となってから4年が経過した東京。
そんな未曾有の災害で唯一生き残った主人公「ハル」こと「杜咲春海」は不意に拳銃や刀で殺し合いをする連中に巻き込まれ、刀から出現した少女「真名」と出会うのでした。
おおまかにはそんなん。

これ、どこまで続くかは知りませんが、まだ1巻ということもあって何が何やら訳わからんうちにさっくり終わってしまいます。
いくつかキーワードも出されたりして、いかにもストーリー冒頭らしい単行本。
そんな理由から、ちょっと敷居が高めに感じられるかもしれません。
表紙を飾っている「真名さん」は中盤から登場し、二人の交流とかなんとか楽しくなってきました。
まだ「ハルくん」が単に巻き込まれている白黒した状態ですんで、これから楽しくなるのかなーって雰囲気です。

正直なところでは、ひでる的に微妙なライン。
日々時間ないですし、発売間隔が空くと忘れてしまう(笑)ので、あんまりややこしいのは難しいんですよ。ええ。
(※例えば「サライ/柴田 昌弘」とか…)
そうでない方なら、いいかもしれません。

ハルくん.jpg
※実際はこんな感じのアクション漫画なの。

ベタとかトーン処理でずっしり重黒い絵柄。
くっきりと濃い細線であちこち細かく丁寧です。
すらりと細長い輪郭とカメラレンズのような目が特徴で、コメディーっぽい崩し絵もよくまとまっています。
さすがに個人原画展なんてやっているだけのことはありますね。
色がついてもそのまんまなんで、↓表紙に引きずられた方は購入して問題ないでしょう。
癖はありますが、非常に巧い方です。

XBLADE 1 (1) XBLADE 1 (1)
士貴 智志、イダ タツヒコ 他 (2007/03/23)
講談社
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tag : コメディーアリスソフト

■華奢なカラダ (たまちゆき)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・作品解説、
      描き下ろし「秘密のおまけ」
・その他: 短編×11(※秘密シリーズ収録)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまちゆき」センセの「華奢なカラダ」です。

お名前はなんとなく知っていましたが、購入は今回が初めてです。
…はっきり言って、↓表紙に釣り上げられてしまいました(笑)
センセ、白黒絵も巧いですが、カラーや構図も絶妙な方ですね。
なお、そーんなプレイが頻繁にでてくる単行本ではないので、ちょっと気を付けて下さい。

こちら「華奢なカラダ」はそれぞれ繋がりのない短編集です。
唯一、「たまちゆき」センセの持ちキャラであります「明日香とお兄ちゃん」が登場する「秘密の~」シリーズが収録されてます。
(※親切にも、描き下ろし「秘密のおまけ」はその説明+今回収録の「秘密の世話係」へ繋がる内容)
絵柄そのままロリ系で統一された単行本で、兄妹みたいな近親モノが比率としては高め。
そんなんですが、基本としては暗さのない幸せ漫画ですから、気楽に読めると思います。
反面、話としてはお気楽極楽なものとなってしまっており、ここは好みが分かれるところでしょう。

悠月ちゃんと涼香さん.jpg
※上:コタツの「悠月ちゃん」、学級委員「涼香さん」、他一同です。
 実は後ろで不意に写真撮られている「悠月ちゃん」です。…大変ですね。

表紙をゲットした「美子」ちゃんの登場する「Escalation」
…いつかとり返しのつかないことになっちゃう……
とかなんとか言っていながら、お兄ちゃんに逆らえない「美子ちゃん」
マンネリ気味なんだよね、ってことで趣向を変えて外へ出てしまうのでした。
タイトルの意味が実は行為だけを指していなかったことがちょっと深いです。

世の男性陣が憧れる”コタツでえっち”が展開される「兄とコタツと私」
コタツ内と外でやっていることが違うという、基本をしっかり押さえております。
ヒロイン「悠月」ちゃんのカチューシャショートカットな容姿がなんだか懐かしい感じでイイですね。
普通に妹とえっちするだけでなく、写真とったりして後で楽しむお兄ちゃんは有数の進学校に通う秀才とのことですが、人間としては危険(笑)

特Aクラスの男女はそれぞれの平均点で競い、負けた方は罰ゲームをしているのでした…。
ほとんどタイトルそのまんまな内容の「特Aクラスの罰ゲーム」
実はこの手の話が好きなひでるさん。
負け続けていた男子の要求など、期待通りな流れでした。
そんな中で、学級委員「安達涼香」さんは唯一特別な罰ゲームをされてしまうんですが…当初は嫌がっていたもののラストページでは案外普通に受け入れているようで、お気楽。(※そんな訳で、悲劇的な色が薄いの)
結局クラス全体で、っていうのもこんなんの王道展開でしょう。

強い線のすっきり絵。
頭が大きめで華奢な身体という、典型的なロリ絵柄です。
濃いものよりは見やすくていいでしょうけれど、好みがはっきりと分かれるでしょう。
ただ、二桁数の単行本(※これで12冊目だって)を出されているだけあって、安定感は抜群です。
話から絵まで、漫画全体としてバランスは良いですね。
趣味趣向が合うのであれば、オススメです。

華奢なカラダ.jpg

華奢なカラダ / たまち ゆき

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genre : アニメ・コミック

tag : カチューシャショートカット

■GRANDEEK ReeL (桜瀬琥姫)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ファンタジー・アクション
・おまけ: 
・その他: カラー(4P)、イラストページ、
     現在は1巻まで発売中、表紙はいい紙質。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桜瀬琥姫」センセの「GRANDEEK ReeL」です。

本日は…やっぱりこちらでしょう。
発売予定表の段階から、気になっておりました。
果たしてこれが新作なのか?はたまた過去単行本のリニューアルなのか??
…まぁ、連載しているらしい「ウルトラジャンプ」を見れば分かるんでしょうが、ひでるさん雑誌読まない人なので。
もし同様の悩みで購入を思い止まった方がおりましたら、どうかご安心下さい。
こちらは完全新作でした。
ページを開くまでドキドキでしたが、さっすが「桜瀬琥姫」センセです。
でもね、帯のどっかしらに「新作だよー」って一言あってもいいとは思います。
前単行本「GRANDEEK」を購入した読者に対して失礼ではないでしょうか。
(※色々大人な事情もあるんでしょうけれど、ね)

”これぞ世界一だという武器を探し出して持ち帰る”という修練の旅に出た武器屋の娘「ティーア」こと「ティーア=オルブライアント」
武器に宿る精霊を見るだけでなく、会話もできる彼女は伝説の妖刀「グランディーク」と共に様々な事件に巻き込まれていくのでした。
…と、まぁだいたいそんなお話。

ティーアちゃん.jpg
※新・「ティーア」ちゃんです。グランディークはほぼそのまま。
 ちなみに「フォルティーナ」の話もあります(※右で着てる鎧ね)こちらもデザインちょっと変わって、可愛らしくなってました。

とりあえず、1巻の大まかなストーリーとしては同じでした。
しかし、細部や展開が少しづつ違っているので、前単行本を持っている人でも楽しめるでしょう。
なんというか…パソコンとかで人気出たゲームが家庭用に移植されたような感じですよ。違いを楽しむ、というか。
こないだの「ひぐらしのなく頃に」みたいな。(←余計分かりづらいですか)

普段はぽわぽわとして、ややボケっぽいところが可愛らしいヒロイン「ティーア」ちゃん。
捕縛網からあっさり抜け出したり、暴走した精霊に取り付かれた「ルチア」ちゃんや、暗殺者として名を知られていた「ルーク」らを簡単に圧倒していた体術は何気にモノ凄いです。
はっきり言って、この娘「グランディーク」なくてもかなり強いんじゃないでしょうか。

そんな訳で、あちこちエピソードを盛り込んでゆったりした進行となっており、より深い内容となってます。
これが普通に連載続けばいいですね。
2巻中盤以降あたりから完全な未知の領域となるでしょう。
楽しみです!

シロフクまんじゅう.jpg
※創業160年の老舗の名物がシロフクまんじゅうだそうで。
 まんじゅうっていいよね。

今回はB6判の普通単行本サイズで、ちっちゃめ。
できれば「桜瀬琥姫」センセの抜群・絶妙な絵柄は大判で見たかったところですが。
しかし、だいぶ雰囲気変わりましたねー。

しっかりとした、強い細線のすっきりとした絵柄。
まるでビー玉のような丸い目が特徴で、「Heart sugar town」で顕著だった、センセ独特なタッチです。
前はいかにもイラストな方の漫画で絵に落差がありましたが、今回はコメディー絵までよく安定しております。
ただ、なんだか「ティーアちゃん」が幼くなったように感じましたが。
前の単行本が記憶に残っている方はちょっとそんなんが気になるかもしれませんね。

そういえば「グランディーク」のデザインも変わってしまいました。
ひでるさんとしては、小さい「ティーア」が大剣「グランディーク」を扱う妙が良かったので、ちょっとがっかり。

GRANDEEK ReeL 1 (1) GRANDEEK ReeL 1 (1)
桜瀬 琥姫 (2007/03/19)
集英社
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tag : ファンタジーウルトラジャンプコメディー

■THE白むち -柔肌調教マニュアル- (THE SEIJI)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・むちむち
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「THE SEIJI」センセの「THE白むち -柔肌調教マニュアル-」です。

かなり昔から活動されているらしい「THE SEIJI」センセ。
HPによると、ゲーム原画とかもされていたんですね。
まったく知りませんでしたが、そうなるとひでるさん、センセの絵は何回か目にしていたようです。

こちら「THE白むち -柔肌調教マニュアル-」は成年だと9冊目の単行本だそうです。
(※あとがきによる。一般入れると18冊も出されているんだって)
さすがに一般漫画の連載もされていただけあって、話・絵ともに実力が感じられる短編集となっております。

非常に独特な展開を見せる「市民プール調教」
彼氏に誘われた「春美」ちゃんは夏に着れなかった水着で、空いているだろう11月昼間の市民プールへ赴くのでした。
簡単ですが、導入としてはそんなん。
ほとんど意味をなさないような水着から序盤の展開は予想が出来ますが、中盤からラストまでは独特でびっくり。
ぽっちゃりとした「春美ちゃん」と内容は単行本のタイトル・サブタイトルに合致したもので、それを期待した読者も満足でしょう。
また、彼氏の「隆」くんがちょっと変で可笑しいですね。
実際にこんな性癖の人いそうですけれど。

村上麻衣子と春美ちゃん.jpg
※左:自販機で待つ「村上麻衣子」、右:水着の「春美ちゃん」です。
 「麻衣子ちゃん」は「炭島」に登場する「瀬戸瞳」さんとそっくり。連続漫画かと思いました(笑)

”若くて元気な人にはいい部屋”と紹介された部屋はかなりボロいもの。
家賃が6万と見合わないほどにやたらの高額なんですが、隣に住んでいる現役女子大生「愛子」さんの姿がモロに覗けるという嬉しい秘密があったのです。
そんなお話の「THE下宿」
隣から覗いていることが丸見えなほどの大穴が開いた部屋はプライバシーゼロのトンデモないもの。
ド近眼とはいえ、こんなんさすがに気付かない訳はないでしょう。(※実は裏があるんですけどね)
全裸で普通に寝ている「愛子さん」はスケベという言葉の枠を飛び超えるような娘さん。
やっぱりあった壁越しのえっちが嬉しいところなんですが、高さを合わせるために椅子を使うところがリアルっぽくて花丸。
すぐ外してしまいますが、「愛子さん」の眼鏡姿も可愛いです。

「ラッキーコーヒー」と「自販機の女」は連続ではないですが、どちらも自動販売機をテーマとした良作。
センセ独特なノスタルジックで落ち着いた、ゆったり展開の「ラッキーコーヒー」は物凄くイイ話。
「藤井」くんいいヤツですね。
続く「自販機の女」はそれとはまったく逆の、お馬鹿なえっちまんがとなっていました。
やたら大きな落差に、驚くでしょう。たぶん。

愛子ちゃん.jpg
※おまけ:眼鏡の「愛子さん」です。

抑えた静かな雰囲気の「炭島」みたいな作品があるかと思えば、「大型犬とやる女」のようなやや変態ちっくな馬鹿えっち話まであります。
ラストで落とすだけでなく、中盤・ラストの二段階でかくんと落とされることもある、独特な流れだと思います。
先が読めない、非常に話の巧い方です。

濃く太めで豊かな曲線、絵柄はやや懐かしい雰囲気。
えっち時での細目と、突けばぷにぷにしそうな頬が特徴です。
黒髪ストレートな女の子は清純そうで可愛さ抜群なんですが、大人な色っぽい女性も巧い方です。
ただ、全体的に癖が強い方で、人を選ぶでしょう。
…ってーのは、ひでるさん。
絵は巧いですし、話も間違いなく楽しくていいんですが、いいんですけれど……なんだか合わなかったです。不思議。
なんだろ、ちょっとはっちゃけ過ぎなところが気になるのかもしれません。

そんな訳で、↑あちらの評価としては高得点なんですが、好みが分かれる漫画だと思いました。
ちょっと気をつけた方がいいかもしれませんねぇ。

THE白むち.jpg

THE白むち / THE SEIJI

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tag : ノスタルジックゲーム原画

■ミセスリンク (前田千石)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 人妻・巨乳
・おまけ: あとがき、描き下ろし「痴婦 2話」
・その他: 初単行本、短編×12
      (うち「彼岸花」×5、「痴婦」×3)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石」センセの「ミセスリンク Mrs.LINK」です。

おお、偶然ながら昨日に引き続き初単行本シリーズとなりました。
思い返せば去年。
「前田千石」センセの傑作「奥さんバレー」をこちらで紹介した際、「他単行本も集めたくなるくらいな完成度でした」と書いてから数ヶ月。
こちら「ミセスリンク Mrs.LINK」を購入・紹介して、現在発売の単行本はコンプリートです(笑)
やっぱり一期一会ですからね。

そんな訳でセンセの初単行本「ミセスリンク Mrs.LINK」です。
普通の単行本よりも触っただけで厚いとわかる、たっぷり240ページ。
(※なにげに、最新刊「アネモエ 姉萌え」も同じページ数でした。ちなみに「奥さんバレー」は208ページで普通)
こちらは「彼岸花」、「痴婦」というタイトルが同じ中編から、「絆のカタチ」「心のカタチ」というタイトルが異なる連続話もあります。
その全てが人妻モノであるという、徹底ぶりです(笑)
そんなん好きな人なら絶対満足できるでしょう。

沙穂さんと鈴子さん.jpg
※左:義母「沙穂さん」、右:幼馴染み「鈴子さん」です。
 「沙穂さん」はこんなんで玄関へ出迎えるほか、キスしたり抱きついたりしてます。そりゃーやりすぎだってば(笑)

さて、タイトルの違う連続話「絆のカタチ」・「心のカタチ」
再婚した「沙穂」さんは2年たっても「母」とは呼んでくれない息子「裕作」くんの心をひらくべく、一生懸命に明るく接しておりました。
早く仕事が終わって家へ帰った「沙穂さん」は、自分の部屋で衝撃な光景を目撃してしまうのです。
ちょっとコメディーちっくな序盤数ページから、ずるずると堕ちていくような典型的な義母漫画。
考えてみると、タオル一枚で玄関まで出迎えるような「沙穂さん」は親子のコミュニケーションを明らかに逸脱していたと思います。
こりゃー「裕作くん」に罪はないでしょう(笑)
逆に2年間も我慢できていた事実に天晴れです。
2話目の「心のカタチ」まで、関係が崩れて違うモノへと変化する様がえっちに描かれておりました。

…仕方…ないじゃない………
父親の罪を背負って地主「金城」に文字通り身を捧げた「鈴子」さん。
望まぬ相手と結婚した「鈴子さん」の凍っていた心をとかしたのは、ひょっこり故郷へ帰ってきた幼馴染み「貫太」くんとの再会でした。
そうした事情を知った「貫太くん」は…。
と、だいたいそんなお話が単行本メインの「彼岸花」
どう帰結するのか見えない展開ながら、えっちシーンもふんだんに盛り込まれている良作です。
暴行された上に夫婦の営みを見せ付けられ、怒りに震えながらもちゃんとした手順を踏む「貫太くん」の常識人っぷりが見事。
凄いですね、大人ですね。
ひでるさんはショートカットで胸が大きな「鈴子さん」のビジュアルが良かったです。

全体的には合意でない無理やりなものが多く、どれも暗く重いエピソード。
ラブラブだったりする軽めな人妻モノとは違って、骨太なストーリーでした。
そんなんが好きか嫌いかで判断して下さい。
オススメはしておきます。

ミセスリンク新旧比較絵.jpg
※左:2001年「部長奥さん」、右:2004年「世津子さん」です。
 新旧比較絵なんですが、分かりづらいですね。…だって、脱いでる絵ばっかりなんだもん。

初単行本ということで絵柄が気になる方もいるとは思いますが、抜群の安定感でまっったくこの点は問題ありません。
古いもので2001年2月、描き下ろしが2004年11月頃であると、3年ほどの集大成。
ですが、絵柄には大きな変化ありませんでした。
最新の「アネモエ 姉萌え」と見比べると、だんだん線が強くなって、全体的にはすっきり洗練されてきたようです。
やっぱり元々巧い方なんですね。
人妻モノでは、「艶々」センセと並んで”双璧”と言える方でしょう。
これからの単行本も楽しみにしております。

なお、「前田千石」センセのHPによると、過去には「酔狂先生」という名で三回ほど描かれていたようです。
その頃の漫画も見てみたいなー。

ジュネコミックス ジュネコミックス
前田 千石 (2004/12/06)
マガジン・マガジン
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※アマゾンさん、タイトル違ってるよー。

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