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■BEASTIE GIRLS (さめだ小判)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・カラー
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、
      大幅加筆・修正あり。
・その他: 初単行本、カラー(48P)、短編×12
      (ほか「さめだ小判のページ」収録)
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さめだ小判」センセの「BEASTIE GIRLS[ビースティ・ガールズ]」です。

「さめだ小判」だって…変な名前。
こちらも、先の「いぬみみずかん/いぬぶろ」と同じ「ワニマガジン」さんの単行本。
新刊コーナーでは、そちらと二枚看板のようなメイン扱いでしたが、絵のクオリティ的にそれも納得
…やっぱり、成年漫画は絵が命

さて、「さめだ小判」センセは「快楽天BEAST」の表紙からゲーム原画まで描いている方で、確かな実力をお持ちの方でした。
(※えっち系雑誌となると、それこそ表紙の出来次第で売り上げが変わるでしょうから…)
それがためか、本単行本にはカラーページが非常に多く、また集中させず各話に割り振っておりました。
1話が全てカラーであるタイプとは好みが分かれるところでしょうけれど、これもいい構成だと思います。

千夏・真冬.jpg
※左:「千夏さん」、右:「真冬さん」です。
 そうか「千夏さん」はツンデレっぽいんですねー。

性格違うメイド二人がご主人様を取りあう、「めいどinぷあ~」
ご主人様は元お金持ち、現在は両親が行方知れずで借金さえある無職な男。
しかし、眼鏡で巨乳の「真冬」さんとツリ目でパイパンな「千夏」さんのメイド二人は、ご主人様にラブラブなため、健気に無給のまま尽くすのでした…。

同じようにご主人様が好きなのに根本的な考え方の相違もあって、事あるごとに口喧嘩をしている「真冬さん」と「千夏さん」
ありがちな設定、王道展開ですね。
登場する女性がことごとく仲良い”ぬるま湯パターン”もありなんでしょうけれど…「月姫」に代表される、”それぞれが敵対関係で本気で奪い合いする間柄”というものの方が、ひでるさんは好みです。
(※ただし、暗く陰険な手段に訴えないことが条件ですけれど)
表面を重視するがため、変に気遣って言いたいこと我慢しているよりもよっぽど理想的な三角関係でしょう。
あるいは、今後もこうした同じ調子で続くのかもしれません。
ご主人様はどちらにするか決めかねていたようですが、やっぱりショートカットの「千夏さん」ですかねー。
なんだか「真冬さん」は心の奥底を見せていないように感じるのよ。

繭さん、美香さん.jpg
※左:「繭さん」、右:「美香さん」です。
 シリアス漫画になると、作画はこんなシャープな雰囲気になります。

姉「月野あかり」、弟「月野みちる」は双子の姉弟ながら頻繁にえっちしておりました。
そんな時、「みちるくん」がラブレターを貰ってきたことで、自分に言い寄ってきている相手を断わる良い機会と考えた「あかりさん」は、それぞれになりすまして、断わることとしたのです。
がしかし…という、入れ替わる双子の話「じぇみに☆ちぇんじ」

頭の体操/多湖輝」の問題でも何度かありましたが、”男子の「みちるくん」がラブレターを貰う”という事柄で、普通に想像される相手は普通女子ですよね。
しかし、通っていたのが実は男子校だった、というのが中間でのひとオチになっておりました。
あのゴツい男子後輩に攻められてしまう、男装の「あかりさん」を見たかった(←ひでるさんは過去記憶から男装女性も好きなのです)ですが…残念ながら、メインは女装の「みちるくん」と女子後輩なのです。
先の「めいどinぷあ~」もそうでしたが、こちらの漫画は完全に女性が主導権を握っており、従順な「みちるくん」が弄ばれておりました。
あんまり羨ましくないかも。

ほか、タイトルが恥ずかしい(笑)、「はずかシーナちゃん」
途中までは大人しくいじめて系な「椎名」ちゃんが、えっち後に豹変する傑作。
周囲を固めるキャラも個性的でして、1話だけなのが惜しい漫画でした。
…目的を果たしてとりあえず満足していた「寺田」くんが、本性を表わした「椎名ちゃん」の言葉で引いてしまうところがポイントでしょう。

4ページだけですが、全編カラーの「どきしまっ」
姉のえっちを盗み見た妹がひとりでいたすという、ありがちネタ。
お祭りとかの設定なのかな、二人とも和服、しかも妹さんはシマパンなのがえっちでした。

巫女とミニスカサンタの「毎日がホーリー・ウォー」、がらりと雰囲気が異なる旧家のシリアス漫画「Cocoon~孵らぬ繭~」など、極端に目立つお話はないものの、暗い復讐劇からラブコメちっくなものまで、幅広い漫画の描ける方でした。
どっちかというと、明るいのコメディーが似合っているかなー。

比較絵・タマちゃん、椎名ちゃん.jpg
※左:04年「タマちゃん」、右:07年「椎名ちゃん」です。
 比較絵を用意しました。昔のがごっちゃりしてます。

しっかりとした線で、丁寧な作画です。
漫画のジャンルによって少しづつ違いますが、基本的には濃いめで派手。
変な癖もなく、万人に好まれる絵柄だと思います。
なお、イラストメインな方にありがちな、絵の強弱・落差はありませんでした。
あちこち、細部までよく描かれてます。
また、2話程度ではありましたが、古い時期の漫画が収録されておりました。
初単行本の宿命でしょうね。数は少ないので、見逃してあげて下さい。

白黒絵もいいですが、特にカラーはスペシャルな巧さです。
キャラにも個性があり、お話もしっかりとしておりましたので、やっぱり中編・長編が見たいところですね。

BEASTIE GIRLS (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)BEASTIE GIRLS (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
(2007/09/28)
さめだ小判

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tag : ラブコメコメディーショートカットゲーム原画ワニマガジン快楽天BEAST三角関係

■いぬみみずかん (いぬぶろ)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・犬耳
・おまけ: 漫画「さいごに」、
      カバー裏に色々三夏くん絵。
・その他: カラー(36P)、カラー短編×5、短編×29
      (全編表題作)
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いぬぶろ」センセの「いぬみみずかん」です。

きました。
ようやく「隣のみなの先生 3巻」が発売されてましたー。当初の予定より1ヵ月遅れでしたか。
まぁ、こちらは2巻まで紹介しているので本日は置いといて、今回は新刊コーナーで最も目立っていた「いぬぶろ」センセの初単行本「いぬみみずかん」です。

似たような漫画で、以前紹介した「いぬみみ/中島零」ってのがありましたね。
あちらは”ちょっとえっちっぽいラブコメ”でして、全体的にはどっちつかずの中途半端なものでした。
この「いぬみみずかん」を読んで確信しましたが、こうしたネタならばやはりこんなんが正解

子宝の神さま、万波クロ.jpg
※左:物語の発端「子宝の神さま」、右:「万波クロさん」。
 首輪→オッドアイ→眼帯という流れが実に楽しい「クロさん」なのでした。もう1話くらい主役話があれば…。

冒頭カラーの「よとぎばなし」にて起源が描かれておりましたが、犬耳少女がごく当たり前に闊歩している世界。
犬耳好きな、ちょっとおかしな主人公「山河三夏(やまかわ・みなつ)」くんは、その”犬耳比率”が高いというこの町へわざわざ引っ越してきたのでした。
憧れだった、素敵な犬耳地区に心躍らせる「三夏くん」ですが…大まかにはそんなん。

人間の男性「三夏くん」を中心とした、犬耳少女とのエピソード集。
主人公というだけあって漫画のあちこちに登場しており、最後のオチだけを担当していたりもします。
(※カバー裏は彼の百面相みたいになっていました)
たいていは不幸な目に遭ったり、えっちできても単なる妄想だったり、果ては夢だったりもするコメディー担当な「三夏くん」
変に真面目な一面(25話)もあり、なかなか犬耳少女と仲良くなれないんですが、実はすぐ近所に住むアイヌ犬な娘さんに好かれているのです。
ただ、彼女は引っ込み思案で酒好きなため思うように告白できず、他の男とばかりいたしてしまう始末。
(※おまけに悪酔いしてるらしく、吐くのがオチになってる)
お隣の「森川モトキ」くんが、あちこちでえっちしているのと対照的ね。
ただ、そんな「森川くん」も本命(※誰かは秘密ね)とはなかなかうまくいっていないのです。
そんな二人のラストは…。

森川姉、桜井(現:山河)みつこ.jpg
※左:森川姉、右:「桜井(現:山河)みつこさん」
 上の「クロさん」よりも後の絵です。洗練されて綺麗でしょ?

と、基本としては同世界なブツ切り短編が続く構成。
あちこちに何気なく同キャラが出ていたりするので、それを探して遊んだりすることもできます(笑)
成年指定ですが、えっち度はソフト。
各エピソードでは本番のない回まであったりするのがポイントでした。
(※ちなみに、尻尾のお約束でパンチラ程度なら頻繁にありました)
とりあえず、なによりもこの形式を許した出版社の判断が見事。
それがため、非常に独特な世界観をもった漫画、単行本に仕上がっておりました。
さっすが「ワニマガジン」さんです!

なお、ひでるさんのお気に入りはシベリアンハスキーな犬娘「万波クロ」さん。
しっぽが弱点だったり、オッドアイ好きに襲われて眼帯してみたり、色々策を立てるものの、なにかとえっちされてしまうのです。
オッドアイな目はカラー原稿の「とろ~りチーズdeからふるピッツァ」にて、色つきで楽しめます。
これがかっこいいんですよねー。
そちらは宅配する先々でえっちされるというパターンで、ほぼ無抵抗っぽい雰囲気が素敵でした。
ただ、もう少しお話と絡んで活躍してほしかったですねー。

そんな訳で、なにかとスゴイ漫画でした。
…なにが凄いかって、登場する犬耳少女たちにはそれぞれモデルになっている犬種があるのですよ。
実際のソレと見比べて、色々想像膨らませるのもいいでしょう(笑)
”「COMICI快楽天」の4年に渡る名物連載”という文句は伊達ではありません。
なお、犬の性質をネタとした漫画もありましたが、案外各お話は普通(?)でした。
だいたいね。そうでもないか?

山河マル.jpg
※おまけ:姪の「山河マルちゃん」
 なぜか、子供には好かれている彼(笑)

乱れない丁寧な細線で、人物から濃淡まで各バランスの取れた優良作画。
ロリっぽい方がお得意そうでしたけれど、色っぽいキャラも問題ありません。
描かれた時期が長いこともあり、全体的にはややバラついた絵です。
ただ、もともと巧い方であるので、特に気にはならないと思います。
後半の絵はかなり洗練され、綺麗な仕上がりとなっておりました。
癖はありますが極端なものでないので、幅広く好まれる絵柄。
判断は↓表紙・裏表紙のカラー絵にてどうぞ。

このブログでは何度も書いておりますが、ひでるさんは「~耳」の良さがよく分かりません。
わかんなくても、こちらの繊細で可愛らしい絵でのえっちは満足でした。
その趣味・属性がない方でいいと思われます。…たぶん。

特にお好きな方なら狂喜乱舞するであろう、全編犬耳ワールドをご堪能下さいませませ。

なお、単行本は角で殴りつければ立派な凶器になりそうなくらいにブ厚く、重かったです。
ページ数はたっぷりですよー。

いぬみみずかん (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)いぬみみずかん (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
(2007/09/26)
いぬぶろ

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tag : ラブコメコメディーパンチラワニマガジンCOMICI快楽天

■Honey&Sweet (藤坂リリック)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・初等部学生
・おまけ: あとがき、作品解説、
      とじこみ小ポスター。
・その他: カラー(2P)、短編×8
      (うち「瑞凪ちゃんと萌音ちゃん」×3)
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤坂リリック」センセの「Honey&Sweet」です。

店頭にて、「無難な感じかなー」という購入時の予想が久しぶりに的中した1冊。
「藤坂リリック」センセ2冊目の単行本「Honey&Sweet」です。
こちらは連続の中編話がメインとしてありますが、基本的には短編集ですね。

莉佳ちゃん、萌音ちゃん.jpg
※左:「莉佳ちゃん」、右:「萌音ちゃん」です。
 みな同じ華陵学園に通うという設定なので、校章が同じなんです。
 
表紙を飾るだけでなく、途中のカラーページもお二人だった「瑞凪ちゃんと萌音ちゃん」
主人公「圭吾」くんは、可愛く優しく控えめでツインテールな「片桐萌音(かたぎり・もね)」ちゃんがお気に入り。
秘めた想いを抱える「圭吾くん」は、誰もいなくなった放課後の教室に戻り、常々彼女の雰囲気が残る椅子を”純粋”に楽しむようになっておりました。
しかし、間の悪いことに、忘れ物をしていた「萌音ちゃん」と友達の「瑞凪ちゃん(みなぎ)」がそこへ戻ってきてしまうのです。
…そんなとっかかり。

連続話ではありますがストーリー性薄く、単純に同キャラで三話続いているような風情。
あとがきでも書かれていましたが、ややもったないですかね。
最低な露見の仕方であった割になんだかんだとえっちし、うまくいってしまうあたりがいかにも成年漫画です。
全て三人入り乱れるえっちで、三話目はスクール水着だったりしました。
そんなん好きな方はよりいいでしょう。
なお、ポニーテールの「瑞凪ちゃん」は収録されている女の子で、最も豊かな胸っぽかったです。

からかう意味で二人して布団に入ったことに起因する「ヒミツでご休憩」
悠太隠れて!
…と、こうしたシチュエーションはベタベタですが、何度見てもいいもんですね。
更衣室でロッカーに隠れたりする展開はやや無理あるかなーって読んでいて思いますが、その点こちらは布団なので現実にもありえそう。
しかも運動後でしたから、憧れだった「莉佳」ちゃんの匂いもそりゃー充満しているでしょうし、目線の先がちょうど胸でしたし、さらに服装がブルマなのでした。
これは手を出して、出されて当然。
残念ながら1話で終わってしまうんですが、その後の二人も見てみたい感じでした。
おそらく、「莉佳ちゃん」のがベタ惚れになって立場逆転してそう。

花音さん、瑞凪ちゃん.jpg
※左:「花音さん」、右:「瑞凪ちゃん」です。
 あのギリギリ感がいいでしょ?でもお気に入りは左の「花音さん」なのです。

「みつる」くんと「花形ほずみ」さんがシャワー室でえっちするという「シャワーGO!GO!」
なぜか「ほずみさん」は男子用のシャワー室に入っていたという設定なんですが…そんなん間違えるか?
もしうっかりだとしたら、重症ですね(笑)
それこそ”裸足でドラ猫追いかけていきそう”ですよ。
屈んでうっかりモロ見えになったことが切っ掛けと、流れは良かったかなー。

ほか、まるで抵抗しない「花音(はのん)」ちゃんが可愛らしい「オトナへの一歩」
”お金貰って相手も喜んでくれて、オマケに自分も気持ちいい”という解釈が素敵ですよ。
「トロ美ちゃんの発情期」は、なぜ本名「トモ美」を「トロ美」と名乗っているのか、発情期(動物か?)があるのか意味不明。
まぁ、えっちシーンの方便でしょうから、いちいち指摘するのが馬鹿なんですが。

あとねー下着柄が単純なのがやや不満。
ひでる的に。
まぁ、あまり凝った下着であるというのも変なのでしょうけれど、もうちょっと気をつかってもよかったかなー、って思いました。
ちなみに、「箱入り令嬢サヤカさん」と連続話「瑞凪ちゃんと萌音ちゃん」以外に下着はまったく描かれていませんでしたれど(笑)

しっかりとした曲線のクッキリ絵柄。
デジタル処理(たぶん)のため、ページ全体的には濃いめでした。
縦横に広い目と全体的にゆったり幅のある身体が特徴。
もともとの掲載誌が「華陵学園初等部」ということで、控えめな胸の娘多く、ぷにっとロリちっく。
極端にソレが強くはないため、ロリ系ではソフトな部類ですか。
ほとんど↓表紙そのままなので、判断はそちらで問題ありません。
作画には安定感がありましたので、↓表紙買いした方も十分満足できると思います。

やや話が弱いですが、絵柄に合ったお手軽ストーリーの成年漫画と言えるでしょう。
ただ、全然悪くはないんですけれど、特にコレという際立つ良さもなく…。
個人的には何かもうひとポイントほしい気がしました。

Honey&Sweet.jpg

Honey&Sweet (OKS COMIX)

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tag : ツインテールスクール水着ポニーテール華陵学園初等部

■ラブ・スマ (夕凪薫)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ラブコメパンチラ
・おまけ: おまけまんが、予告イラスト、
      カラー描き下ろし「ボーナスコミック」
・その他: カラー(8P)、現在は1巻まで発売。
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夕凪薫(ゆうなぎ・かおる)」センセの「ラブ・スマ 1巻」です。

こちらも、先の「肉弾アスリー島/米餅昭彦」同様に店頭で迷った単行本。
うーん、あんまり好みの絵柄ではないんですよね、はっきり言って。
なのに、なぜ手元にあるのか。
半分はこのブログのため、もう半分は興味本位(笑)
なんとなくえっちっぽかったので、釣り上げられてみました。

そんな訳で「夕凪薫」センセの「ラブ・スマ 1巻」です。
特徴的な絵柄からそのお名前は存じておりましたが、実際に漫画を見るのはこれが始めて。

ぴとっ.jpg
※おまけ:ぴとっ、だって。いいなぁ。

生まれたときから一緒で、小学校、中学校まで同じという、幼馴染みな間柄の「藤堂礼(とうどう・あや)」ちゃん、「平賀秀(ひらが・しゅう)」くん。
痛いところを手で押さえると痛みが消える
と、いうことで、ヒロイン「礼(あや)」ちゃんは追い詰められたり緊張したりした際、「秀くん」に胸を触られることで、安心するようになっていたのでした…。
高校になってもやっぱり同じ学校・同じクラスとなった二人の、ちょっとえっちなラブコメ漫画ですね。

入学式で新入生代表の挨拶をする、気弱ながらも優等生らしい「礼ちゃん」は心優しい天然系。
一方の「秀くん」は日本男児を気取っているものの、女好きな軟派キャラ。
ただ、むちむちとご立派なスタイルを持つ幼馴染み「礼ちゃん」については意識しているものの、素直でないのか、関係が崩れることを嫌ってか、はたまた距離が近すぎるのか、なぜだか子供ような態度を取ってしまうのです。

それで言えば「礼ちゃん」のが全然積極的で、やたら抱きついてきたり、普通に全裸で風呂場へ侵入してきたり、という具合。
掴みの1話目では、全校生徒に見守られながら胸を触られせておりましたし…。
計算か、単に天然なのか(笑)、ぐいぐいと果敢に迫っておりました。
並ぶと「秀くん」が弟に間違われてしまうほどの身長差であるとか、男性キャラの主義が大きく異なるものの、このあたり一連の描写はそのまんま「かぼちゃワイン」のようでした。

藤堂礼.jpg
※ヒロイン「藤堂礼さん」です。
 この程度なら頻繁にあるんですが…なぜだか肝心なトコはおあずけ。

そう、漫画の主人公「秀くん」は、覗きやスカートめくりが日常という、エロ学生なのです。
お話ではあちこちにパンチラシーンがありますが、その大半は彼の手によるもの。
よほど得意なのか、1コマで複数女子のスカートをめくっておりました。
なんとなく、どっかの漫画にあった”神風の術”のよう。
テニス部では、二人の先輩にいいように使われるシーンがありましたが、スケベなだけ従順で、重宝されているようなの。
そんな訳で、本命の「礼ちゃん」ほか、眼鏡の保健講師「溝口」先生、テニス部の「支倉山桜(はせくら・ゆすら)」先輩、「佐野」先輩、ぶ厚いツインテールの「霧島凛花」さんなど、あちこちでいい思いをするのでした。
羨ましいですね!

特筆すべきは、当初は帰宅部と決めていた二人がテニス部へ所属することとなる経緯。
これはラブレターまで用意していた「支倉先輩」の色仕掛けに見事引っかかるんですが、ありゃー男性なら絶対に入部しちゃいますよね。
(※ただ、なぜそうまでして二人を部活に引っ張り込んだのか、よくわかりませんが)
また、「礼ちゃん」と同じく”くまさんパンツ”を愛用する、ロリ系「凛花さん」とのシャワーシーンが必見です。
とある理由から、片足が「秀くん」と繋がれた状態でシャワー浴びることとなるんですよ。
すると、当然ながらパンツは脱げないのね。
その対応策が実に素敵でした。
シャワー室の扉の高さもさしてないので、横目でもう丸見え状態でしたし…。
見たら殺すからね!
とか彼女言っておりましたが、それ「見ないと殺す」の間違いでは?
また、あんな状況ながら、本当に見るだけで我慢した「秀くん」がなんだか意外。
やっぱり「礼ちゃん」を見慣れているからですかねぇ。

支倉山桜・霧島凛花.jpg
※左:「支倉山桜」、右:「霧島凛花」です。
 テニス部の二人ですね。支倉先輩、えろすぎます。

また、描き下ろしカラーである「礼のドキドキシャワーシーン」はネタとしてはいいんですが…なにゆえ、先っちょが髪の毛や泡でなんぞで隠されているのか!?
本編では普通に露出があるのに…って、そうか、なるほど。
メインヒロインである「礼ちゃん」だからなんですね!
(※ちなみに、1話の想像シーンではしっかり描かれていましたが)
まぁ、確かに写真集などでも、ギリギリまで出しながらもそこだけは見せなかったりしますけれど。
サブとメインの違いはソレみたいです。
そうすると、ラスト近いエピソードでは全開になるかもしれません。
期待して待ちましょう(笑)

繊細な極細線でのすっきり絵柄。
ベタ・トーンがあるものの、ページ全体はあっさりと白めなのです。
髪の毛の処理・雰囲気、男女ともくりくりっとした目が特徴。
やはり非常に癖の強い絵柄なので、苦手そうな方は注意して下さい。
カラーでも大きな違いはないので、↓表紙にての判断で大丈夫でしょう。
ひでるさんは、ややバランスが微妙だったり、引き絵などのぺったりとしたのがちょっと気になるのです。

…以上、ずらーっと書かさせて頂きました。
どちらかで見たような内容でしたが、えっちでテンポ良く、個性ある絵柄が問題なければ十分楽しめる漫画だと思います。
(※なお、タイトルとかテニスがメインの漫画に見えるかもしれませんけれど、気にしなくとも大丈夫)
ちなみに、7話目の扉絵アイデアが良かったので、購入した方はぜひ見てみて下さい。

ラブ・スマ.jpg

ラブ・スマ 1巻―LOVERY SMASH (1) (ヤングキングコミックス)

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genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメツインテールパンチラ

■好色チロリズム (恩田チロ)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツリ目キャラ
・おまけ: あとがき、作品解説まんが、
      描き下ろし「好色チロリズム」?、
      加筆・修正あり、カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、カラー(16P)、短編×13。
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「恩田チロ(おんだ・ちろ)」センセの「好色チロリズム」です。

そうかー、こちらも初単行本だったんですね。
お名前「恩田チロ」センセ、ってなんだかどちらかで聞いたような記憶があったんですが…これは気のせいですか。
MSX以下という、ひでるさんの脳味噌は中の情報すら曖昧なようでした。
くれぐれも言うことを鵜呑みにしないで下さいね(笑)

そんな訳で、「恩田チロ」センセの初単行本「好色チロリズム」です。
アマゾンさんの内容紹介にて、「最もコミックス化が切望される気鋭作家による、注目度ナンバーワンの1冊」とありましたが、なるほどなかなか良い作品集となっておりました。

母乳なお姉さん、志穂ちゃん.jpg
※左:母乳なお姉さん、右:志穂ちゃん、です。
 きました、王道ネタですが、母乳プレイもあったりする本単行本です。

真っ暗な終わり方をする「CRIMSON RED」
「日高修司」くんと同じ、超難関の「帝都芸大」を必死になって目指す「北原」さん。
しかし、彼は友人の「碧」ちゃんと付き合っており、その一方通行な想いは残念ながら破れてしまうのでした。
絶望した「北原さん」は…。
だいたいそんな感じ。

詳しく描かれておりませんが、復讐劇、というよりもこれは完全な逆恨みですね。
そのため、大金を使ったにも関わらず一緒になってされてしまう「北原さん」に同情の余地はありません。
ラストの一言にも、性格のさもしさが表れておりました。
…もっと前向きに生きましょうね、という教訓話ですか。
一方、完全な被害者である「碧ちゃん」は可愛らしい容姿ながら、なかなかスタイルの良い娘。
漫画では無理やり集団に色々されてしまうのですが…とりあえず、肝心なところが彼氏だったというのが多少の救い。多少ね。
色々な意味で、かわいそうなお話でした。

小さな映画館にあるレストラン「きねま猫」にて頑張る館主さんとウェイトレスの「志穂」ちゃん。
客引きのため、メイド・コスプレをした「志穂ちゃん」はなぜだか従順で、調子に乗った館主さんはいままで拒絶されていたお尻でのえっちをお願いするのでした…。
そんな「桃色HIP・マジック」はややラブコメっぽい雰囲気漂う作品。

小さい映画館のおまけレストランにしては、メイド・コスプレの影響か、それなりに客の入りがあるらしいお店ですね。
そんな、ある程度のお客さんがいる状況なのに、途中で二人して事務所へ行ってしまうんですが…店は大丈夫なんでしょうか?
しかもえっち始めちゃってるし…。
ノーパンで接客させたり、カウンター裏でいじくったりと、好き勝手にされる「志穂」ちゃんの我慢する姿が素敵です。
館主さんのエッチ!ヘンタイ!!
と、怒った顔も可愛らしかったですよ。

いかにもヤバそうな雰囲気の年代からお手がつき、現在まで続いている関係を描いた表題作でもある「好色チロリズム」
全編カラーではありますが、わずか4ページというのがやや残念。
ただ、冒頭の掴みとしては最適な作品でしょう。
ひでるさんは、裏表紙を飾るショートカットの「みずき」ちゃんのが好みでした。
二人制服が異なるのは、違う学校ってことなのかな。

続く「快感☆ストライク」も全編カラーでして、こちらは8ページとそれなりのボリューム。
髪が長く色っぽい野球コーチと、チアガールらしい、ツインテールなロリっぽい「水島」さんの即えっち話ですね。
先の「好色チロリズム」とは違った濃いめな色使いで、ややこってりとした雰囲気でした。

佐藤美雨、北原さん.jpg
※時期はわかんないですが…画像比較サンプルです。
 左:やや古め?「佐藤美雨」、右:「北原さん」です。

母親になるかもしれなかった、父親の愛人「由美」さんと関係を持っていた「和馬」くん。
朝に良く出会う、ちょっと気になっていたお姉さん「架奈」さんと何故か隣の部屋で出会い、ひょんな偶然から求められるままえっちしてしまうんですが…という、「壁のむこうで」
こちらは最後、ラスト1ページにて驚愕の事実が判明する、ドロドロとした漫画です。
「和馬くん」も決して褒められたものではないですが、そのお父さんが輪をかけて最低。うわぁ。

などなと、想いを秘めた、微妙な心理描写が巧い方ですね。
やや統一感に欠けるバラエティ豊かな内容ながらそれぞれレベル高く、静かな漫画から無理やりえっち、そして緊張感ある重ためなお話まで、どちらも良い出来栄えでした。
次はぜひ連続話とか見てみたいですねー。

正確な初出は描かれておりませんでしたが、後半に収録された3~4話くらいが古い漫画なのかな?
全体的には、やや不安定と言えるでしょう。
順のまま普通に読んだ場合はさほど気にならない程度なんですが、連続で見てしまうと差がはっきりとしておりました。
昔の方がぱっさりとした印象ですか。微妙な表現ですけれど。

しっかりとした線で黒が強く、それがため若干濃く感じる絵柄です。
横に広めな輪郭で、基本的には可愛らしい人物絵。
ただ、登場する女性キャラは悪戯っぽいツリ目の娘が多く、それがためかやや独特な雰囲気になっておりました。
(※だからラブコメちっくな話が少ないのかなー、とか…)
あとは、そうした絵とばっちり合う、お話・キャラがあればより良いと思われます
今後が楽しみですね。


好色チロリズム (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)好色チロリズム (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
(2007/09/20)
恩田 チロ

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tag : コスプレショートカットツインテールMSXウェイトレスラブコメチアガール

■肉弾アスリー島 (米餅昭彦)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : スポーツ・エロス
・おまけ: あとがき。
・その他: 全て表題作(全11話)
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「米餅昭彦(よねもち・あきひこ)」センセの「肉弾アスリー島」です。

いきなりですが…これはいい!

正直なところ、↓表紙の段階では、やや微妙かなー、と思っておりました。
あんまり好みの絵ではないので。
しかし、これは良かった、感激した!
ひでるさん同様、むちむち系がお好きな方には、特にオススメできる1冊です。

河原なおみ、真琴.jpg
※左:バレー部「河原なおみ」、右:弓道部「真琴さん」です。
 なお、それぞれ隅っこでとぼけた顔しているのが主人公です。

日本全国から運動能力に秀でた学生を集めた、”選手島”を所持するアスリート校「逆体大(さかたいだい)」
そちらの広報部にて臨時カメラマンをやっていた主人公「蒔種操(まいたね・みさお)」ですが、あまりにキワドイ写真ばかりのため、あっさりクビになってしまうのでした。
選手でない者にとって、何かしらの仕事がなければ島民として生きられない世界。
流浪の身であった「操」ですが、新体操選手としてコーチに失格とされていた「久住絢香」をそのえろい情熱によって偶然にも立ち直らせたことで、謎の「鼻血コーチ」として噂されることとなるのでした。
大まかにはそんなお話。

ミキ、ユリ、絢香.jpg
※左から、ビーチバレーの「ミキさん、ユリさん」、新体操の「絢香さん」
 うん、ちゃんと(?)服を着ているのに十分えろいです。

ふと、表面だけ眺めると、まるでスポーツする女性らを愚弄するかのような、下品えっち漫画に見えてしまうかもしれません。
いやそこのお方、それは間違いです!
確かに性質上サービスシーンが頻繁にあり、えろえろした内容ではありましたが、描かれている情熱・熱意は単なるソレを大きく越えておりました。
「アスリート少女の苦しみは……放っておけない」
「アスリート少女がスポーツ以外の事で悩んでいるなんて許せない」
「スポーツは”愛”だ…」
以上のような台詞からも伺えるでしょう。
もともと血の気が多い熱血キャラであるため、コマには読者を圧倒するような迫力があり、妙なまでの説得力がありました。
…まぁ、漫画を見て世間の方がひでるさんと同じく納得・感動するかどうは別なのでしょうけれど。

操くん.jpg
※おまけ1:主人公「蒔種操」です。

基本的には、えっちによってその娘の悩みを解決するという、「奥さまバレー/前田千石」に代表される一般えっち系の王道展開。
ただ、ぶつ切りにもできそうな、単に同キャラというだけの連続話が多いのに対し、こちらはちゃんとストーリーのある連続話となっているのがポイントですね。
初めは単なるえろい人であった主人公「操くん」
そんな彼が話数を重ねるごとに次々選手を立ち直らせ、女性らの信頼を得て自信を持ち、いつしか責任感さえある立派なコーチとなっておりました。
実は、あまり理解されなかった強さと美しさを求めていた主人公「蒔種操」が目的を発見し、成長していく漫画なのですよ。

なお、コーチングはえろくハチャメチャ(※多少の理論はある)ですが、根本的に目線の違う、かなり違う(笑)、専門的でない素人意見がため、逆に頭打ちとなっていた彼女らにとって新鮮だったのかもしれません。
また変な話、こちら”選手島”にはもともと日本全国から運動能力に秀でた学生が集められているんですよね。
素質はある訳ですし、ちょっとした切っ掛けによって”選手として一皮剥けた”ということもあり得ると思います。たぶん。

おまけ・スポーツ少女.jpg
※おまけ2:あとがきのスポーツ少女です。いいでしょ?

強い太めな線の濃い絵柄。
むちむちっとした身体がウリなだけあって濃厚な表現で、成年指定ではないものの全編えっち空気に包まれておりました。
黒く幅広な目と、胸から腰、お尻から太ももにかけての豊かなラインに特徴があります。
かなり癖が強いため、好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
判断には基本↓表紙、それにいくらかプラスで良いと思います。
過去に「なめぞう」というお名前で活動されていた「米餅昭彦」センセはもうかなりのベテランであり、安定感も抜群でした。
流行のビーチバレーとか、弓道とか、コスプレっぽい要素もありますので、そんなん好きな方もぜひどうぞ。

…以上、アクティブで暗さがなく、素敵な漫画でした。
あとがきに並んでいたスポーツ少女六名も良く、叶うのならばぜひ続編を描いて頂きたい作品でした。


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(2007/09/12)
米餅 昭彦

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tag : コスプレカメラマンビーチバレー新体操

■初恋lesson (かたせなの)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、ゲストページ、
      カバー裏に4コマ、イラスト。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×10。
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かたせなの」センセの「初恋lesson」です。

こうした、ふわっとした絵柄の成年漫画は久しぶりですね。
↓表紙・裏表紙そのままという単行本で、つられて購入した方の期待を裏切らない、恥ずかしげなラブコメ集なのです。
まるで、どこぞのPCゲームのようですね。
正直なところ、お話はさしたるものでないんですが…ちょうど良い加減な軽さだと思います。

やよいさん.jpg
※おまけ:自称彼女「やよいさん」です。
 アクティブで楽しい娘さんですね。また登場してほしいです。

収録中で最も年齢が高そうな「水月」先生の「お願い!先生!!」
助教授の「水月先生」は同僚の「新実」先生と付き合っておりました。
しかし、仕事や家庭などの忙しさもあって、最近はご無沙汰なのです。
直球な言葉を投げかける「新実先生」の願いに折れた「水月先生」は…。

一目見て可愛いな~って思ったから

漫画でもそんな台詞がありましたが、眼鏡の「水月先生」は年上(おそらく)ながら、色っぽいというよりは守ってあげたくなるよな可愛らしい女性。
びっくりしたり、照れたりする反応もいちいちキュートですね。
逆に、ちょっと落ち着いた対応もまた良かったです。
職場でのえっちということで服をくわえる描写、「しょうがないわね」と言いながらずるずるエスカレートしていく所も素敵でした。
ただ、えっち本番では眼鏡を外してしまうので、そっち好きな方は注意。

水月先生、里紗ちゃん.jpg
※右:助教授「水月先生」、左:喫茶店の「里紗ちゃん」です。
 うん、えろいメイド服です。「如月さん」が心配するあまり怒ってしまうのも仕方ないかと。

冒頭カラーより始まる「とらぶるDay!?」
女子テニス同好会の「夏原咲」さんは先生と付き合っておりました。
今日も部室でいたしているところ、誰かがやってきて…。
だいたいそんな導入。

流れもあってちょっと分かりづらくなっておりますが、なにげに先生の機転の良さによってノーパンでのテニス練習を回避できているところがポイント。
うん、いい先生ですね。
ややテニスウェアが地味ではありましたが、コスプレえっちっぽく良い話でした。
オチになっておりましたが、実際にネクタイ巻いたりする描写があっても良かったかなー、って思いました(笑)
そんなプレイ(?)漫画でもなかったと記憶してますが…いや、結構いいんじゃないでしょうか?

ほか、帽子や服装などがいかにもお嬢様っぽい「むつき」さんの「夏空の想い」
こちらは収録で最も初期作品ながら王道展開なラブコメ作品。
勝手に家へ押しかけてきた自称彼女「やよい」さんの「お世話になります!!先輩」
カバー裏4コマでも登場する「やよいさん」のマイペースさがため、コメディー色が強くなっておりました。
頭悪そうな(…いや、このタイプは賢いのか?)ナース「絢」さんの「アマイ/ワナ」、表紙を飾っている、メイド服「里紗」ちゃんが期待通りのえっちを見せてくれる「あなたのために。」など、どちらもポップで爽やかな漫画です。

むつきさん、ヨリちゃん.jpg
※左:「むつきさん」、右:「ヨリちゃん」です。
 実は画像比較絵です。「むつきさん」が2006年10月、「ヨリちゃん」が2007年9月でした。

ふんわりとした細線の、優しい美少女絵。
タレがちな大きい黒目と、ほわんと開いた口、華奢な身体つきながらも胸が豊かな女性絵が特徴です。
系統としては、「門井亜矢」センセ、「きみづか葵」センセらのラインでしょう。
だんだん描かれた時期が古くなる構成で、2007年9月から、2006年10月まで。
古い方がややぽってりとした雰囲気ありますが、問題ない程度の差でしょう。
CGスキルアップ本にも参加されている、漫画だけでなくイラストでも活躍されている「かたせなの」センセ。
それだけに、カラーイラストの出来は秀逸です。
白黒絵もそうそう変化ありませんから、判断は↓表紙で良いでしょう。

前述しておりますが、↓表紙に釣られて問題ない単行本です。
次は連続話とかも見てみたいですね~。

初恋lesson.jpg

初恋lesson (ポプリコミックス)

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■ふぁみこん。 (前田千石)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親相姦
・おまけ: あとがき、作品解説、
      カバー裏に別絵、イラスト。
・その他: 「母コン」×8、「妹シリーズ」×4。
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「ふぁみこん。」です。

けっこう早めにきました。
思い返せば名作「奥さんバレー」から、ひでるすっかりファンとなってしまった、「前田千石」センセの最新刊。
通算5冊目となる単行本は、近親色の強い「ふぁみこん。」なのでした。
とりあえずセンセの単行本は早急に集め、ずうずうしくも全てレビューさせて頂いております。
他単行本について知りたい方は、ぜひ↓ページ下の「★「前田千石」センセの漫画紹介記事 」を参照下さいませませ。

静菜さん2.jpg
※母「静菜さん」です。
 こうした女性は抜群に巧いですねー。

さて、「ふぁみこん。」です。
購入前はそのタイトルから、「ハミ+コン!/ほんだありま」を思い出したりして、ややおっかなびっくりではありましたが…意味はそっちとは違っておりました。
さすがに「前田千石」センセ、きっちりえっちです。

内容は中編2タイトルが収録された構成で、メインの「母コン」はそのまま母親と、「でか妹。」「ひめ妹。」「はは妹。」「あに妹。」と続く「妹シリーズ」は妹を中心に先生や母親ともいたしてしまうお話。
全体的にセンセの過去作品にあったような暗く重い空気はなく、軽い(一部違うけれど)タッチの漫画となっておりました。

いわゆる一般的ではない(笑)、妹漫画の「妹シリーズ」
モデルもやっている、学園一の長身「京(けい)」さん。
その兄「垓(かい)」くんは逆に学園一小さく、可愛らしい容姿から年上女性を中心に男子にまで人気なのでした。
ある日、試験勉強目的で「京さん」の自宅へ集まったその同級生「サキ」さん、「陽子」さん。
他愛ない話から「京さん」の秘めた想いを看破し、そのお膳立てをするのでした。
だいたいそんなお話ですよ。

京さんと百さん.jpg
※左:でかい妹「京さん」、右:その母「百さん」です。
 こちらの「百さん」は「静菜さん」とまったく違う母親ですね。

非常にコメディー色の強い、明るい近親漫画ですね。
大きな身体ながらお兄ちゃんのこととなると途端に可愛らしくなってしまう「京さん」、ほぼなすがままという、羨ましいようなそうでもないような(←どっちだ)という、兄「垓くん」の二人もいいんですが、こちらではその母「百(もも)」さんが素敵キャラ。
3話目にてお風呂場で二人がいたしているところをうっかり目撃してしまうんですね。
(※ちなみに、その際「垓くん」は「京さん」によって風呂桶へ放り投げられていました。ちっちゃいからねー)

どうしてちゃんと避妊してあげないの。お兄ちゃんでしょ!

…その現場を目撃していながら、そんなんでした。
まぁ、その通りだけなのだけれど(笑)
他に突っ込むトコロがあるでしょーに!!
しかもその後、妹「京さん」のすぐ目前でしてしまうのですよ。
口で装着したりなんかして…。
なんつー親子だ。
こないだの「わすれな/ゼロの者」とはまったく逆の漫画ですね。
えろくていいですが。

なお、一応教育の成果はあったらしく、次で「垓くん」はちゃんとゴムつけようとしてました。わはは。
そうした一連の流れがオチへと繋がるのは、さすが「前田千石」センセ。
寝たまま泣く「京さん」が実に妙に刺さりました。
ひでるさん、「前田千石」センセの女性キャラがだーって泣く表情がツボなんですよぅ。

静菜さん1.jpg
※母「静菜さん」です。
 人妻は背中で誘え!…ということで、背中です(笑)

単行本のメインで、センセの最長作品である「母コン」
母「静菜」さん一人に育てられた主人公の「梢太(しょうた)」くん。
ふとした切っ掛けから母のことを意識するようになってしまい、日々その想いに悩んでおりました。
隣の人妻「柏木」さん、従姉「咲」さんなど、それを知る周囲の女性らによって導かれ…。
というお話。

いつからだろう

先の「妹シリーズ」とは違い、こちらはおふざけなしの、ややしっとり落ち着いた近親話。
当事者二人は真剣に思い悩んでいるものの、周囲はそれを応援するような感じで、こちらも重苦しい悲劇的な空気はありません。
特に隣の「柏木さん」はそれを公然と言い放つ、特異なキャラ。
私ね……いつか、あの子が大きくなったら…今みたいにしてあげたいなぁ…って思っているの
とか言っておりました。
事が済んだ後、「凌」ちゃんへおっぱいをあげる際の一言がなかなかパンチ効いております。
いいですね。
そんな訳で、彼女との風呂場でのえっちは母乳が飛び出すえろえろ描写。
悩む「梢太くん」の背中を押す役割を担っておりました。

もう一人「咲さん」もえっち対象は「梢太くん」なんですが、こちらは母「静菜さん」の切っ掛けですね。
どちらかで読みましたが、近親相姦というのは年上が容認しないと成り立たない”ものなのだそうです。
それで考えると、息子の行為で意識は変わっていたものの、安定した親子関係を突き崩す、激しく心を揺さぶる出来事は必須なのでしょう。
…以上、適度にえっちを振りまきつつも、二人が結ばれるまでの流れがキチンと描かれておりました。
物凄い気持ちは分かりますが、台所で調理中の背中を襲うのはやめた方がいいと思いますよん(笑)

人物から濃淡までのバランス感覚、シリアスからコメディーまでの描写、作品全体の安定感など、文句のない出来栄え。
成年系ではないので詳細には描き込まれておりませんが、”色っぽい女性を素敵に見せるのがお得意”な「前田千石」センセだけあって、しっかりえっちです。
色っぽくも可愛らしい人物絵で、若干の癖があるものの弱く、あまり好き嫌いが出ない系統でしょう。
なお、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないと思います。
白黒絵のが巧いですけどね。

ふぁみこん.jpg

ふぁみこん。 (JUNEコミックス B-men’s Comics 20)

★「前田千石」センセの漫画紹介記事
 [ミセスリンク] 
 [奥さんバレー
 [アネモエ 姉萌え
 [森乃さんちの婿事情

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■セカ×セカっ (幸田朋弘)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(6P)、全て表題作、
      現在は1巻まで発売。
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「幸田朋弘(こうだ・ともひろ)」センセの「セカ×セカっ 1巻」です。

やほやほー、皆さまは快適な漫画ライフを送られていますか?
本日は…久しぶりにすごかったですよ。
あのね、店頭にて選んでいる段階からやけに重く感じて、両手で本を持ってたのですよ。
んで、レジへ辿り着いたら顔馴染みの店員さんが軽く驚いておりましたが、ひでるさんも表示された金額を見て、思わず気が遠くなりました(本当)
うーん、あれでも数冊は見送ったんですけれどねぇ…困ったもんです。

そんな、大量購入した中でのメインは、やっぱり「幸田朋弘」センセの「セカ×セカっ 1巻」でしょう。
なお、「幸田朋弘」センセは過去に「やめて!お姉ちゃん」を紹介しております。

輝雲真澄さん.jpg
※ヒロイン「輝雲真澄さん」です。
 スポーティーな美少女ですね。26ある秘密能力の一つは暗示だったりしました。

海で溺れかけていたところを、ヒロイン「輝雲真澄(てるも・ますみ)」さんに助けられた主人公「遠間龍二」くん。
助けられた後、何故だか苦しんでいた「真澄さん」と勢いそのままえっちしてしまうのでした。
実は父親「虎太郎」の旧友の娘さんだった、その「真澄さん」を諸事情あって下宿させることとなるのです。
スタイル抜群で可愛い彼女との同居に喜ぶ「龍二くん」ですが、母親「遠間郁子」はえっちを容認するものの、彼女の秘密について語るのでした…。

半端はナシだ!!覚悟を決めてやりな!!

と、いうことで。
主人公の「龍二くん」はえっち巧いようですが、ほかは何が良いのか、逆ナンパまでされているモテ男。
これまで特定の彼女はなく、「なぜだかトラブって、一方的にフラれていた」ということなのですが…その説明はまったくなく。

抜群の運動能力と26の秘密能力を持つ(笑)という、ヒロイン「輝雲真澄さん」
異様に身体能力の高い家系で、体力消耗が激しく、その関係でよく食べるの。
彼女にとってはえっちも体力回復の手段のひとつで、その最中に力が抜けていくのは精気を吸い取っているため…なのかな?
あるいは人間ですらないのかもしれませんが、漫画では「そんな体質らしい」という台詞だけで片付けられておりました。
こちらも詳しい説明はありません。

春日部志乃さん.jpg
※おまけ:管理人「春日部志乃さん」です。
 この娘さんも実に良いキャラ。

以上、主人公とヒロインはなにやら微妙な程度の謎に包まれているものの、4話以降は周辺キャラ紹介話みたいになり、ややほったらかし気味でした。
それがつまらん訳ではないのでいいんですが、ストーリーとしてはやや中だるみな感じです。
おそらくは成年漫画の制約、”毎回えっちシーン入れる”のためなんでしょうけれど、巻数続く連続話というよりも同キャラ出演の短編集という風情ね。
まぁ、まだ1巻ですから…。

過去作品の「Petit-ろいど3」などは、登場する主要ヒロイン3名が強引にえっちを迫る(やらないと自爆する)設定だったので良かったんです。
しかし、今回の「龍二くん」はエロ助であるものの、冒頭の逆ナンお姉さん以外は「真澄さん」としかえっちしておりません。

飛鳥さん、深雪ちゃん.jpg
※左:「飛鳥さん」、右:「深雪ちゃん」です。
 「深雪ちゃん」はめでたく下宿することとなっていました。今後争奪戦に加わるかも。

片想い歴5年で、一種の才能とも言える詳細なエロ妄想シミュレーションをしていた同級生「松ヶ浦深雪」ちゃん。
遠間荘管理人にしてなぜかメイド服を着る、コスプレ好きな「春日部志乃」さん。
他にも「龍二くん」とは双児ですが、ポニーテールの似合う「遠間飛鳥」さんとか、共に海へ行っていた「綾」ちゃん、「カミ」ちゃんなどなど…。
対象となりそうな娘さんは多く登場しておりますが、「深雪ちゃん」も「志乃さん」も妄想世界の住人で、また「龍二くん」もそうした周辺の娘には手をだしていないのです。
そういう意味では、彼まっとうな感覚の持ち主ですね。
(※しかし、女の子らと海へ来ていながら、他の娘に手を出すのはやや失礼でしょうけれど…)

強くしっかりと丁寧な線で、やや濃い部類。
過去に一般誌で描かれていただけあって作画は安定しており、細かいところまで巧い方ですね。
一見するとソレっぽくない、青年漫画のような成年漫画(笑)をお楽しみ下さい。
前も書きましたが、カラー絵よりも白黒絵のが断然良いので、判断には↓表紙にいくらかプラスで良いでしょう。

まぁ、基本的に「幸田朋弘」センセは高いレベルの方なので、買って損はしないだろうと思います。
お得意で楽しい、コメディータイプの成年漫画ですね。
あるいは謎が解決するかもしれない、次の巻を気長に待ちましょう。
ちなみに今回では、3話目の狭いロッカー内でのえっちが良かったです。

セカ×セカっ

セカ×セカっ 1 (1) (セラフィンコミックス)

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■SET UP (飯尾鉄明)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・女性色々
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×8。
          
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「飯尾鉄明(いいお・てつあき)」センセの「SET UP」です。

成年漫画というものは、簡単そうに見えて非常に難しいジャンルだと思います。
単にえろいだけでは読むにつまらないですし、話に懲りすぎるとえっち描写を入れずらくなったり、なかなか進行しなかったり…。
こちらでは毎回好き勝手にレビューしておりますが、大変さも(※一応は)理解しているつもりです。
漫画家の皆さまはくれぐれも御身体を壊さぬよう、頑張ってください。

…という訳で、えっちとお話のバランスが取れた、なかなかオススメな単行本と久しぶりで巡り会いました。
こちら、「飯尾鉄明」センセの「SET UP」です。
ひでるさんは「飯尾鉄明」センセの漫画はこちらが初見。
↓表紙など、いかにもぐちゃぐちゃとハードにいたされてしまうだけの内容に見えるかもしれませんが…これがタイプの違う女性たちで、なかなか楽しめるのです。

塔子・美智子・電車の娘.jpg
※左から、塔子さん・美智子さん・電車の娘。
 左の娘さんは…電車内でのえっち話でした。痴漢は犯罪ですよ、一応念のため。

冒頭カラーから始まる「なまいき」
才色兼備な生徒会長「三枝美智子」さん。
後輩女子「塔子」さんといたす、秘密な現場を目撃した主人公「彰」くんはそれをネタに関係を強要するのです。
服従させることにはあっさりと成功したものの、どうにも脅されているはずな「美智子さん」の立場が上なのでした…。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。

うん、これは”女性の本当の強さが垣間見える”ような、恐ろしいお話ですね。
経験の差で目線上からで見られている、と焦る「彰くん」ですが、経験というよりは役者が違う様子。
「ギャフンと言わせたい」という気持ちも分かりますが、はっきり言って手におえる相手ではないようでした。
自分の器量・力量というものを常に把握し、あまり背伸びし過ぎるものではない。
…と、ひでるさんは考えます。
えっちがどうの、と言うより、”自分を見誤らないようにしましょう”という教訓話に感じました(笑)
そんな意味で、ためになるエピソードでしょう。

亜紀さん・静さん.jpg
※左:メイド姿の「亜紀さん」、右:人妻「静さん」
 こちらの「亜紀さん」のエピソードはラブコメ…でもないけど軽めなお話よ。

旦那が出張した際、ある男と一夜かぎりの遊びをした人妻「静」さん。
単なる浮気と割り切る「静さん」は集合住宅でのストレス解消のため、二度三度と関係していたのです。
そして、また彼のマンションを訪ねると…という、「淫乱の相性」

うん、えろい話だー。
こちらに登場する「静さん」は落ち着いた雰囲気で、いかにもソレっぽくないところが素敵。
なんだか妙にリアルに感じますよ。
相手となる男性陣も滅茶苦茶でなく、あくまでもプレイとして接しており、あまり派手過ぎず、かといって地味でもなく。
漫画として実に微妙な線を保っている、良質な漫画でした。
うん、目立ちはしませんが、非常に良いと思います。

看護婦「慶子さん」.jpg
※おまけ:看護婦「慶子さん」です。
 ひでるさんはこの人好きです。いいなぁ。

本当に…今回だけ特別だからね
という、人の良い看護婦「慶子」さんとのえっち話「たのんでナース」
こちらは女性の広い優しさ(笑)が堪能できる傑作。こんな看護婦さんに看病されたいですね(笑)
ほか、学生時代つるんでいた3名がえっちされてしまう「同窓会」
「樹里」、「彩」、「優美」という、”とりあえず友達のような関係”だった女性らの醜さに、顔を背けたくなるようなお話でした。
皆さんも気をつけて下さいね。

丁寧でくっきりした線の、濃淡バランスに優れた絵柄。
濃すぎず・薄すぎず、という丁度良い雰囲気で、比較的ページは見やすいです。
(※一部は液体が飛び散り、ごっちゃりしているのもありましたが…)
いかにも漫画という可愛さはなく、また過剰な色気があるわけでもない、落ち着いた人物絵が特徴。
クライマックスにて、1ページぶち抜く表現も特徴の一つですかね。
毎年1冊づつというペースで、通算7冊目(?)という、立ち居地としては中堅である「飯尾鉄明」センセ。
単行本にはそれらしい、しっかりとした安定感がありました。

それぞれ個別に書きましたが、単にえろいだけでない、色々な女性を描かれていて、読み応えもありました。
うん、こりゃーいいんじゃないでしょうか?

SETUP.jpg

SET UP

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 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
 いいよね、まんがって。
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