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■我妻姉弟 純情編 (艶々)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき・原作者コメント。
・その他: 原作「みなかみゆう」、全て表題作(9話)、
      次巻「背徳編」予告、現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「我妻姉弟 純情編」です。

毎度お馴染み、こうした漫画を描かせたら右にでる方はいない(かもしれない)、「艶々」センセの成年漫画です。
ざーっと見返して、こちらのブログでは「ボクノアイジン[限定版]」以来のことですね。
そちらは同キャラの短編集的な風情でしたが、今回の「我妻姉弟 純情編」はしっかりとしたストーリー漫画。
やっぱり、「人妻」、「近親」という、お得意なキーワードになっておりました。

姉で人妻の綾子さん.jpg
※本編ヒロイン「綾子さん」です。
 実姉で、人妻でもあるのですよ。そーいうの好きな方、今すぐ書店へごー!

若い頃に両親を亡くした主人公、「我妻祐司(あがつま・ゆうじ)」は10歳も年の離れた姉「綾子」さんと二人家族でした。
成長した「祐司くん」は県外の「都成大学」に合格。
晴れて大学生になると、近所に住む姉夫婦の世話になって通学することとしたのでした。
「祐司くん」にとって、「綾子さん」は実姉でもあり、育ての母でもあったんですが…。
だいたいそんな導入部。

近親系の王道展開ですね。
”姉「綾子さん」と似たモデルのH本を捨てられずに所持していた”、という弟「祐司くん」はもともとやばい、ぎりぎりな傾向だったと思います。
あるいはそのまま、何事もなかったかもしれないんですが…やっぱり目撃しちゃうんですよ。

どーでもいいですが、せめて義弟が来た初日くらいえっち控えなさいよ、「幸雄」さん。
(※「綾子さん」の旦那ね。あるいは「綾子さん」のリクエストかもしれませんが)
また、「綾子さん」も雰囲気、声大きすぎです。
あれは覗かれて当然(笑)

その後も、まるで見せ付けるように二人えっちを繰り返しており、お年頃の「祐司くん」にはいろいろ溜まってしまいそう(笑)な、地獄の如き環境となっておりました。
うん、これは完全に「綾子さん」夫婦の責任ですね。
「背中流してあげよっか?」だの、「一緒に入ろう」だのという台詞が洒落になっておりません。

脇坂、直さん・一美さん親子.jpg
※左:彼女「脇坂直さん」、右:その母「脇坂一美さん」です。
 実は親子のお二人。どちらもえろえろですよ。

そんなこともあり、傷心の「脇坂直」さんと流されるままえっちしてしまうのですよ。
ちなみに、この「直さん」の初対面では、”若い頃の「綾子さん」に似ている女性”という印象でした。
ものすごく引きずっております(笑)
家に連れ込んでのえっちでは、「綾子さん」の服、下着を着せてえっちしたりしておりました。
うわわ、やっばいなー。
そして、今度は逆に「綾子さん」に目撃されてしまうという、期待通り(?)な展開なの。

あなたには絶対彼は渡さないから

…という、なかなか衝撃的な6話ラストでの一言、「直さん」の母「一美」さんに誘われるまま関係してしまうなど、実に波乱含みなまま1巻は終結。
果たして、あちこちでやや無節操にいい思いをする「祐司くん」の、しっかり男を意識してしまった「綾子さん」の今後はどうなるんでしょーか!?

ぴきゅーん、の綾子さん.jpg
おまけ:ぴきゅーん、の綾子さん。けっこうお茶目な方なの。

作画については、わざわざ語るほどのないほど良好。
安定感抜群で、女性陣はむっちり色っぽく仕上がっておりました。
やっぱり人妻系は「前田千石」センセと並んで巧い方ですねー。

成年指定ながらしっかりとしたお話、一般系よりもえっちな描写ということで、パターンながら続巻も楽しみな1冊でした。
センセのファンは無論のこと、人妻・近親という単語に反応してしまう方もいいでしょう(笑)
また、なにやら「久枝さんシリーズ」が総集編(※センセのHPによると、2冊になるらしい)で発売されるという企画もあるようです。
今後の「艶々」センセからは目が離せませんね。


我妻姉弟 純情編 (富士美コミックス)我妻姉弟 純情編 (富士美コミックス)
(2007/10/25)
艶々/原作・みなかみゆう

商品詳細を見る



★「艶々」センセの漫画紹介記事
 「ラブラブ巫女さん かすみの杜
 「たとえば母が
 「となりのとなりのお姉さん
 「久枝さんの背徳日記
 「ボクノアイジン[限定版]

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tag : リクエスト

■少女品評会 (くりつよしひろ)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・濃厚
・おまけ: 登場人物紹介、
      描き下ろし「春鹿に教えたげるっ!」
・その他: 短編×7(うち「My Fairplay Lady」×3、
       「聖龍院先生シリーズ」×3)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くりつよしひろ」センセの「少女品評会」です。

今回の「くりつよしひろ」センセの漫画はひでるさんこちらが初見でして、もともと購入の予定はありませんでした。
それが、なにゆえ手元にあるのかと言うと…勘のよい方は想像できるでしょう。
そうです。
毎度のことながら、完全にそちらの↓表紙に釣り上げられてしまいました。
わははは。

いやー、実にいい絵ですねー。
この「少女品評会」は「くりつよしひろ」センセの3冊目の単行本となるんですが、出された過去単行本の表紙より露出面では全然控え目なんですよ。
それでも、「My Fairplay Lady」登場のヒロイン「栗尾絵留(くりお・える)」さんの、微妙なはずかし顔と、自らスカート捲り上げたポーズがため、なんとも淫靡な雰囲気漂う、背景のお話が想像できるようなモノに仕上がっておりました
本編は直接表現・描写がウリの一つで、めたくたえっちな部類に入るでしょう。
しかし、”あえてそれを表に出すことなく、適度な付近にとどめたままえっちさ表現すること”に成功していると思いました。
…気に入ったとはいえ、ちょっと褒めすぎですか?

龍造寺一城、麗皇貴須香.jpg
※左:マネージャー「龍造寺一城さん」、右:理事長「麗皇貴須香さま」です。
 この「一城さん」がなんともいいキャラなのですよー。

さて、「少女品評会」にはメインの中編「My Fairplay Lady」、描き下ろしもある「聖龍院先生シリーズ」など、学園舞台のシリーズにて構成された単行本となっておりました。
それぞれが長いので、話数としては少ないですが内容はいっぱいです。

さて、お話としても面白かった「My Fairplay Lady」は前・中・後の3話からなる中編。
麗皇学園にて50年の伝統がある応援団。
ヒロイン「栗尾絵留さん」はそちらの団長で、残った唯一の部員なのでした。
”応援団という野蛮な部は学園に相応しくない”
学園の支配者にして理事長「麗皇貴須香(れいおう・きすか)」はそんな言葉で廃部にしようと考え、「絵留さん」と対立。
結果、「貴須香さん」は学園祭の”ミス麗皇コンテスト”での優勝を存続の条件として提示したのでした。
あまり女の子っぽくない「絵留さん」はその条件に愕然としておりましたが、友人「龍造寺一城(りゅうぞうじ・かずき)」らの応援もあり、ミスコン優勝を目指すのです。
だいたいはそんなお話。

栗尾絵留さん.jpg
※ヒロイン、応援団団長「栗尾絵留さん」です。
 うーん、この変化がたまらなくいいでしょう?

えろい部分をカットしてみると、”御洒落とは無縁だった粗暴な女の子が一念発起して美人になるよう頑張る”という、映画などではよくあるタイプのお話。
中編ラストでの展開は結構驚なもので、成年えろえろ話ながら腰抜けるようなラストも含め、最後まで見逃せない漫画となっておりました。

なにより、応援団長姿と、女の子っぽくした「絵留さん」の変わりようがコメディーちっくで笑えます。
ほか、なにかと「絵留さん」を扇動する、眼鏡を外すと可愛い「一城さん」、理事長に心酔する生徒会会長「右京麗矢(うきょう・れいや)」、チアリーディング部を創設する副会長「左京瞳」など、登場キャラも個性的で魅力ありました。
次々にえっちがエスカレートしていくのも、こうした漫画のお約束ですね。

ミスコンに優勝するべく特訓する熱血っぽさと、あちこち馬鹿馬鹿しいコメディーが適度に融合した良作品。
そりゃーもう、全編めたくたえっちな流れではあるんですが、暗さのない前向きな雰囲気に溢れておりました。
うん、こりゃーいいんじゃないでしょうか。

コメディー描写.jpg
※おまけ:コメディー描写です。右手前が生徒会会長「右京麗矢さん」

実に見え見えな展開が楽しい、「性義の旗のもとに 女神VS女王」は短編話。
こちらが、実は収録の中でひでるさんの最もお気に入り。
皆のために生きることを教えられて育った”学園の女神”こと「久恩由奈(くおん・ゆな)」
裕福な家庭で、勝利すること、支配することを叩き込まれた、”学園の女王”こと「佐神香鈴(さがみ・かりん)」
両者はそれぞれ男子を二分する人気を誇っており、自然と対立関係にありました。
その事態を打開するべく、単独で話し合いに赴いた「由奈ちゃん」は捕縛されてしまいました。
しかし、勝利宣言のため、やはり単独で行動した「香鈴さん」もまた相手側に捕らわれの身となってしまうのでした。
こうして、それぞれ信仰対象が捕虜となった状況で、両派閥が対陣するんですが…。

久恩由奈、佐神香鈴.jpg
※上:女神「久恩由奈ちゃん」、下:女王「佐神香鈴さん」
 どっちもいいですねー。下がどうなっているかは内緒(笑)

先が透けて見えるようなお約束漫画ながら、期待通りに泣き笑い(笑)
解放を要求するため「由奈ちゃん」が脱がされると、負けずに「香鈴さん」を…ってのが続く、まるでコントの掛け合いみたいなお話ですね。
結果、どちらも複数プレイに発展してしまうのでしたー。えろいなぁ。
先の漫画同様、そーんなお話でしたが、まったく不幸なイメージないのが「くりつよしひろ」センセの特徴。
どちらも読後感が爽やか(←?)なんですよね。
逆に、陰湿・じめじめするような”追い込まれ話”が好みな方には合わないかもしれません。

強い線がごっちゃりとした、コテコテ絵柄。
特に身体の肉表現はでっぷりと特徴的なものでした。
また、それに輪をかけてこってりと濃厚なのが、あちこちで目立つ大事な部分の描写。
ううむ、これはえろい。

えろいぞー!!

…とか、叫びたくなるくらいですよ。ええ。
その濃さがために人を選ぶと思いますが、リアルながらも可愛らしさを失わない人物絵は今後の可能性を感じました。
なお、裏表紙には漫画カットがありますので、それらを参考にするのがいいでしょう。

上で紹介はしておりませんが、幼稚園気分がぬけない「聖龍院春香(せいりゅういん・はるか)」先生の連続話なども、楽しくえっちでした。
いいですね。今後も楽しみにしております。
…というか、とりあえずセンセの過去単行本を探したくなりました。
オススメです。

少女品評会.jpg

少女品評会

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : コメディーチアリーディングミスコン

■カノジョは官能小説家 (後藤晶)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 熱血・業界モノ
・おまけ: 
・その他: 現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「後藤晶(ごとう・あきら)」センセの「カノジョは官能小説家 1巻」です。

いやー、これは色っぽい、なかなか良い↓表紙です。
もともと「後藤晶」センセの初一般単行本(…だよね?)なので買う気は満々だったんですが、店頭で見たこちらに射抜かれてしまいました。
(※実は収録の6話「カレは呪われている人?」での1コマなのですが)
白い背景と緑の筆記体がえろいタイトルとは対称的にファッショナブルでセンスに溢れ、雰囲気を明るく見せておりました。
それに、透けた下着は黒でしたし(笑)
実にいいですねー。
数多くの新刊中でも目立っておりましたよ。ええ。

黒鬼千尋.jpg
※美人官能小説家「黒鬼千尋さん」です。
 基本、こうした女王様ちっくな方です。いいなぁ。

しかし…こないだの「Kiss×sis キスシス/ぢたま某」、「SCHOOL MATE/あづまゆき」、そして「夢幻戦士ヴァリス/ZOL」など、最近は一般漫画の方が全体的にパワーが強いように感じますね。
なんかあるんでしょーか。
がんばれ、成年漫画!

と、いう訳で成年漫画ではお馴染み「後藤晶」センセの「カノジョは官能小説家 1巻」です。
こちらのブログでは、「お嬢様とボク」、「21時の女~ニュース・キャスター 桂木美紀~」を過去に紹介しておりますが、ひでるさんとしては非常に絵の、漫画の巧い方という印象。
今回の「カノジョは官能小説家 1巻」は一般漫画で直接えっちシーンもなく、全体的にもそうした描写は控えめなのでした。

つながり.jpg
※おまけ:結構信頼し合っている二人です。

SM小説雑誌の新人編集者「椎名圭介」くん。
もともとファンであったこともあり、その熱心さを看板・売れっ子美人官能小説家である「黒鬼千尋」に気に入られ、担当となるのでした。
仕事のため、編集者をも酷使する「千尋さん」は妥協を許さない厳しい人。
しかし、持ち前の行動力と単純思考により、掛け替えのない担当になっていくのでした…。
だいたいそんな感じ。

よくある業界漫画ですね。
主人公の「圭介くん」は熱血バカで、こうしたお話のスタンダードキャラ。
官能小説家、というやや特殊な看板がなければ、お話も実に無難なものでした。
コメディー色が強く、ちょっと後半からラブコメちっくな色もありますね。
また、漫画中には”麻縄のお手入れ”について描かれており、ちょっとした知識もつくようになっておりました。
そういったモノに興味ある方もいいでしょう(笑)

黒鬼千尋、アユミさん.jpg
※左:「黒鬼千尋さん」、右:「アユミさん」です。
 サービスシーンとしては、だいたいこんな感じ。うーん、もう一歩。

愛の営みってのは、簡単に済ますものじゃないのよ

看板作家であるという「千尋さん」は女王様っぽい強さと、攻められた際の意外な可愛らしさが同居したツンデレちっくな良キャラクター。
ところどころの↑そうした台詞も深く、楽しめるんですが…「後藤晶」センセ作画のわりにややサービスシーンが大人しめで、直接えっちシーンなど当然なく、せいぜい下着姿程度。
うーん、官能小説家というタイトルでそっち方面も期待したんですが、やや肩透かしでした
それなくても面白いのでいいんですが、今後の展開に願いをこめつつ、2巻を待ちたいと思います。
ああ、「千尋さん」のえっちシーンがみたいようぅぅぅぅ~…。

くっきりと強い丁寧な線でのすっきり絵柄。
全体として白の割合多く、見やすい漫画だと思います。
くりくりっとした目と、ぽってりとした唇が特徴。
とかく様々な描写がバランスよく、巧い方でした。
お嬢様とボク」もそうでしたが、センセはこうしたコメディーの方が活きると思います。
なお、初見の方は↓表紙絵で判断できます。参考にして下さい。

カノジョは官能小説家 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)カノジョは官能小説家 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
(2007/10/25)
後藤 晶

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tag : ラブコメコメディー官能小説

■オモチャたちの吐息 (のら猫長屋)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、
      カバー裏にショート・別絵。
・その他: カラー(6P)、短編×12
      (うち「オモチャシリーズ」×8)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「のら猫長屋(のらねこながや)」センセの「オモチャたちの吐息」です。

うわー。
慣れていないとなかなか手にしづらい↓表紙ですね(笑)
…なに入れてるんだ、と
さて、あちこち詳しい方なら、「瞳裸」などゲーム原画でもお馴染みな「のら猫長屋」センセの単行本。

タイトルそのまま、「耶社(やしろ)」ちゃんの登場する連続話「オモチャシリーズ」がメインで収録されておりました。
上のくくりでシリーズというカウントはしておりませんが、他短編「そっと見守って…」「内緒の宿題」にはゲスト出演していた「世諸子(よおこ)」ちゃんの母「相川実依(あいかわ・みい)」さん、眼鏡の「逸穂」ちゃんが登場する、同じ世界観なお話です。
そのため、収録されたほぼ全編が「オモチャシリーズ」みたいな構成となっておりました。

実依さん・此代先生.jpg
※左:母「実依さん」、右:「此代先生」です。
 大人画像サンプルです。ロリだけではありませんよ!

さて、そんな訳でカラーページもある表題作、↓表紙を飾る「耶社ちゃん」の「オモチャシリーズ」です。
私は、お兄ちゃんの道具[オモチャ]だから…
お兄ちゃんのため、日々の雑用から性欲処理まで従順に従う妹「稲葉耶社(いなば・やしろ)」ちゃん。
今日も道具として、身体を張ってその要望に応えるのでした。
だいたいそんなお話。

稲葉耶社ちゃん.jpg
※ヒロイン「稲葉耶社ちゃん」です。
 やや怒った顔から泣き顔まで、可愛らしい娘さんですよ。…衛生兵って(笑)

お互いそれぞれの認識が”道具[オモチャ]”という微妙で不思議な関係の兄妹。
いわゆる、成年漫画にありがちな近親えっち話なんですが、こちらが独特なところは…。
好き
というような単語が、ほぼ出てこないのですよ。
(※エピソード「オモチャの生活」にて明確にありましたが、そちらだけ)
二人を見る限りではラブラブなことに違いないようなんですが、道具だの猫だのと本来はタブーである近親関係を誤魔化しているのかなー、ってな感じもありました。
それゆえ、ラブコメ近親えっち漫画にある、「好き好きー」ってな表現をお互い”暗黙の了解”で使わないのかな。
…とかなんとか、考えたひでるさんなのでした。
成年漫画に、なーにややこしい読みかたをしているんでしょうかね。

スクール水着姿が堪能できる「オモチャの夏物語」
こちらは扉絵がヤバイ。
できれば表紙にしてほしいような、いい絵でした。
カラーで見たかったですね。
こちらではスクール水着姿が堪能できるエピソードですが、「耶社ちゃん」似合いすぎ(…って、当たり前なのか)です。
名前が刺繍された描写も懐かしい雰囲気。
ちなみに、お兄ちゃんはこちらのお話にて「巨乳派」とか言っておりました。
へー、あれだけえっちしておいてロリ属性ではないんですねぇ。
やっぱり「耶社ちゃん」だからなのかな。うふふ。

コスプレ・耶社ちゃん.jpg
※もう1つ、コスプレ・耶社ちゃんの図。
 どちらもヤバすぎです。メイドさんのオチがカバー裏に…。

冒頭の独りプレイ目撃のシーンが良い「オモチャのおもちゃ」
あんなんは誰しも経験あるでしょう。(あるよね?ない??)
なにゆえ、ああいった場面というのは起こりやすいのでしょうか?
また、日々あれだけえっちなことをしていながら、「やっぱりソレは恥ずかしい」ですよね。
可笑しくも納得できるものでした。
ううん、えっちねぇ。
また、続く「オモチャの生活」での”トイレにいた「耶社ちゃん」とうっかり鉢合わせし、そのまま始まってしまう”のがえろかったです。

各話のオチは可愛らしいもの多く、人気連載という文句が納得できる中編漫画でした。
メイドさんから黒ネコなど、コスプレちっくな要素もあります。
どうにもロリ系統は苦手、という方でなければ気に入ると思います。
うん、なかなかいいんじゃないでしょうか。

稲葉家の図.jpg
※おまけ:稲葉家の図。このお母さまも可愛らしいんですよ。

また、ちょっとだけ登場している二人のお母さま。
残念ながらえっちシーンとかないんですが、「オモチャの黒猫」での反応など、非常に可愛らしい女性でした。
あんなんもいいですねぇ(笑)

柔らかで繊細な細線。
全体ごっちゃりとした傾向が強いですが、線が綺麗なためスッキリとしておりました。
特に液体表現は↓表紙そのまま激しく、ぬるぬる・ドロドロになっております。
このあたりが好み分かれところですかね。
また、本単行本はロリ比率高めですが、母「相川実依さん」、「教育者学習者」の教師「此代(このよ)」先生など、実は大人な女性も色っぽく、問題なく描かれておりました。
さすがにゲーム原画をされているだけのことはあります。
また、イラストメインの方によく見られる”作画の強弱の差が大きい”ということもなく、安定感ありました。
濃淡から人物バランスなども適度で、非常に巧い方と言えるでしょう。
オススメです。

オモチャたちの吐息オモチャたちの吐息
(2007/10/29)
のら猫長屋

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tag : ゲーム原画ラブコメコスプレ

■夢幻戦士ヴァリス (ZOL)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・アクション
・おまけ: あとがき、キャラクター・デザイン画。
・その他: 原作「日本テレネット」、現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ZOL(ぞる)」センセの「夢幻戦士ヴァリス 1巻」です。

毎度お馴染み…というか、つい昨日もやりましたが。
新創刊された「ヴァルキリーコミックス」の単行本、その第3弾のラインナップとして、ついにきました!
待望の「夢幻戦士ヴァリス 1巻」なのですよ。

うきゃー!
なっっつかしいですねー!!

ヴァリスの戦士「麻生優子」.jpg
※ヴァリスの戦士「麻生優子さん」です。
 個人的には、セーラー服のままもう少し戦ってほしかったですが…触手がえろいです。

ひでる同年代の方々なら、その名前に狂喜乱舞する(かもしれない)、ヴァリスの「優子」さん。
パソコン雑誌の広告を目にした時は、そりゃーまるで一目惚れのような、初恋のような感じでしたよ。ええ。
わはは、あぶない人ですね。
まぁ、昔はそれだけ純粋だったのよ(笑)


※いきなり余談ですが。
…と、「夢幻戦士ヴァリス」には、ほんわり甘酸っぱい記憶を抱いていたひでるさん。
初期キャラデザインの「PiXEL」さま、多くのファンの方と同様に、近く発売された「」とかなんとかは知りません。
なんだ、アレ?!
ありゃー酷いですよ、テレネットさん。
本当のところ、ちょっと興味を引かれてしまったスケベな自分が情けないところですが…。
まぁ、この話は漫画と関係ないのでここまでに。


しかし、どーでもいいですが、今回はドラマCDとかつかないんですねー。
がっかりですよぅ、「キルタイムコミュニケーション」さん。
久しぶりに「島本須美」さんの声が聞きたかったんですけれど…まぁ、これは欲張りすぎですか。

ヴェカンタの戦士「桐島麗子」.jpg
※ヴェカンタの戦士「桐島麗子さん」です。
 なにげにこの娘も好き。やっぱり黒はいいですねー。

そんなこんなで、「ZOL」センセの「夢幻戦士ヴァリス 1巻」です。
平凡な女子高生だった「麻生優子」さん。
突然、夢幻界を司る「ヴァリア様」によってヴァリスの戦士として選ばれてしまうのでした。
与えられた剣で見事「ガイーダ」を討ち果たした「優子さん」は夢幻界へと召喚され、人間界・夢幻界の双方を手中にせんと企む暗黒界の邪悪な王「ログレス」の野望を砕くため、無理やり戦士として闘うこととなってしまうのでした。
だいたいそんなん。

パソコン版とは微妙に導入が違うような気もしますが…演出ですよね。些細なことです。
召喚された夢幻界はまさにゲームそのものという、魔物だらけな世界で「優子さん」の周囲は敵ばかり。
ストーリーもへったくれもなく、次々に襲い来る魔物と闘い続けておりました。
変にお話とかを結びつけず、すっぱり切り捨てたのはなかなか良い判断ではないでしょうか?
一応、外野では「ヴァルナ」さまが登場したり、敵方のエピソードがあったりと、ちゃんと動きがあるんですけどね。

そんなんなのでお話は弱いですが、ピンチの連続という戦闘シーンはハラハラ・ドキドキです。
鎧の能力高く、また隠れた素質もあるためか、対応できているものの心優しい「優子さん」はやっぱり素人。
まるで「マジンガーZ」のように、常にギリギリな勝利を重ねておりました。
これも、期待通りな展開です(笑)

おまけ:探す「優子さん」.jpg
※おまけ:ファンタズムジュエリーを探す「優子さん」です。お尻が…。

そうした流れがためか、作画「ZOL」センセがためか、例の「」がためか、意外にサービスも満載な単行本となっております。
どちらかと言うと大人しく控えめな女子高生だったのに、いきなりあーんなえろいビキニ鎧を着せられてしまった、嬉し恥ずかしなヒロイン「優子さん」
セーラー服ではやたらパンチラしていたり、ヴァリス戦士・ビキニ鎧でも当然のようにパンチラしていたり、冒頭・変身シーンでは全裸があったり、という盛りだくさんの内容。
微妙に複雑な心境(笑)ですが、アクション・えっちの二本柱がウリである「ヴァルキリーコミックス」のシリーズとして、なかなかいい感じです
さすが、「ZOL」センセ!

1巻後半では、こちらも懐かしいライバル「桐島麗子」さんがヴェカンタの戦士として黒ビキニ鎧で登場しておりました。
ああ、やっぱりこうしたのはいいモノですねー。
黒が素敵でしたよ。ええ。

おまけ:ライバルの二人.jpg
おまけ:ライバルの二人「優子」・「麗子」です。
 そのお名前は、まんまお二人のイメージが強いひでるなのでした。

丁寧な細線のやや濃いタイプの絵柄。
デジタル処理独特の薄暗さありますが、綺麗ですっきりまとまっていると思います。
可愛らしくも細身なリアル人物絵で、目と鼻に特徴。
ファンの多くいる原作つきな漫画ですが、そうした視点でも絵的な違和感はありませんでした。
(※ひでるさんは「ZOL」センセ好きなので、多少甘いかもしれません)
購入時は、やや↓表紙・裏表紙の硬い表情が気になりましたが…白黒絵では全然問題ありません。
安定感も抜群で、非常に良かったです。

もぅ、早く続きの2巻が見たいところですね。
次は…やっぱりSNKの「アテナ」とかどうでしょうか(笑)
あるいは「バトルスキンパニック」とかいいと思うんですが、どーでしょー?

夢幻戦士ヴァリス 1 (ヴァルキリーコミックス)夢幻戦士ヴァリス 1 (ヴァルキリーコミックス)
(2007/10/26)
ZOL日本テレネット

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tag : アクションヴァルキリーコミックス島本須美パンチラビキニ鎧バトルスキンパニック

■進め!怪人くらぶ (鈴木典孝)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・怪人
・おまけ: あとがき、4コマ「まかせて!ようこちゃん」、
      これがサイクロンようこだ!!、怪人図鑑、
      カバー裏に怪人図鑑・番外編。
・その他: 現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴木典孝(すずき・のりたか)」センセの「進め!怪人くらぶ 1巻」です。

毎度お馴染み~。
こちらのブログではもう何度か取り上げております、新創刊された「ヴァルキリーコミックス」の単行本。
以前紹介させて頂きました「御剣ハルカ危機一髪!」と同じ、第二陣として発売されました「進め!怪人くらぶ 1巻」なのです。なお、そちらのラインナップで、「Dual Soul One Body/梶山浩」、「GUNNER QUEEN―復讐の女王陛下/R-Ex」の2冊は見送りました。
実は、4冊の中で絵的にもっとも刺さっていたのがこの「鈴木典孝」センセだったのです。
読む前からあやしげな雰囲気を感じていた(→過去記事参照)「「御剣ハルカ~」とは違い、こちらには期待したんですが……ああっ。

潮香さん、ようこさん.jpg
※左:学級委員長「大鷲潮香」、右:ロボット「サイクロンようこ」
 変身前はこんな感じの「潮香さん」です。「ようこさん」変身しても良かったかなー。

主人公、眼鏡の学級委員長「大鷲潮香(おおわし・しおか)」さん。
その”いかにも委員長”という容貌がため、様々な雑務を押し付けられてしまうのです。
イライラが募った「潮香さん」はそうした日々の鬱憤を晴らすべく、橘中「闇タイツ部(非公認)」の娘怪人として、他の部に嫌がらせをしていたのでした。
しかし、クラスに日本を支える町工場技術の結晶、サイクロン式エネルギー炉のロボット「サイクロンようこ」が転校。
日常の世話を押し付けられた「潮香さん」の心配のタネは増え、また娘怪人としての活動も「ようこさん」によってなにかと邪魔されてしまうのでした…。
だいたい、そんなお話ですか。

主人公が悪役、「闇タイツ部(非公認)」の娘怪人であるところが最大のポイント。
”大人しく、お人よしな性格で雑務を押し付けられてしまう”という日常、その反動が闇活動のエネルギーである設定もなかなか独特で面白く、ここまでは非常に良いのです。
…でも、「他の部に嫌がらせする」というのが弱い。
おまぬけ写真を撮って喜ぶだけ、というのが、ひでる的には刺さりませんでした。
変身後の「潮香さん」が誰かしらを直接傷つけるようでは、なかなかコメディーになり得ないというのも理解できるんですけどね。
なんというか、そこがぬるいのですよ。ううむ。

クモ娘・コウモリ娘.jpg
※左:クモ娘、右:コウモリ娘、です。
 「闇タイツ部(非公認)」の娘怪人ですね。恥ずかしい格好ですよ。

また、怪人がそんな調子であるため、「サイクロンようこ」もやや中途半端。
明確に娘怪人と対立しているのではないので、その場に居合わせ、結果として娘怪人を巻き込んでいるだけのこと。
「ようこさん」の”緊急エスケープモード”にて、どっかん爆発するような結末も、オチを誤魔化されているような気がしました。
こちらもズレているような。うーん…。

お話の核部分がそんなんなので、どうにも漫画が楽しめませんでした。
眼鏡で巨乳な「潮香さん」、キワどく・素敵なデザインの娘怪人、なぜか関西弁で、独特なテンションのまま好き勝手にしている「ようこさん」など登場人物、先に上げましたが怪人側が主人公である設定など、非常に独創的でいい駒が揃っているだけに残念な結果でした
もう少し軌道修正されれば、お気に入りの1冊になりそうなんですけどねぇ…。

また、「ヴァルキリー~」の売りの1つでありますサービスシーンですが、やっぱり少ないです。
全般的に言えることですが、もっと色々と頻度上げてもいいように思うのだけれども。
(※あるいは、なにかしらの大人な事情があるのかしら)
ただ、娘怪人のコスチュームはどちらもセクシー全開で、多少ですがそれを補っておりました

セクシー・娘怪人.jpg
※おまけ:セクシー・娘怪人です。

しっかりとした強めな曲線による、丸々とした作画。
ぽよよんとした横幅あるスタイルと、太めな足が特徴のロリっぽい人物絵です。
やや癖のある絵柄ではあるものの、キャラの細かい表情から各アクションコメディー時の崩しまで、あちこち巧い方でした。
安定感もあり、絵的な面では特に気になるところはありません。
判断としては、↓表紙よりも裏表紙「ようこさん」の方が実際の白黒絵に近いと思います。

そんなこんなで…絵柄とか周辺設定は良かったんですが、モノ足りない出来栄えでした
うーん、この微妙さは残念ですよっ!

とりあえず、10月下旬に発売されるという、ひでる待望の「夢幻戦士ヴァリス」が…もうすぐですか。
待ちどうしい!
そちらは漫画「ZOL」センセなんで安心しておりますが。

進め!怪人くらぶ 1 (1) (ヴァルキリーコミックス)進め!怪人くらぶ 1 (1) (ヴァルキリーコミックス)
(2007/10)
鈴木 典孝

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : コメディーヴァルキリーコミックスアクション

■Fresh Lovers (結城焔)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品解説、おまけ4コマ、
      カバー裏に別絵、
      カラー描き下ろし「じぇみに★らぷそでぃ」、
      描き下ろし「じぇみに★すれいぶ」、
      彼女にするならこんな女性。
・その他: カラー(10P)、短編×10
      (うち「じぇみにシリーズ」×3、
       「Endless Eros」×2、
       「みゆきさんシリーズ」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「結城焔(ゆうき・ほむら)」センセの「Fresh Lovers」です。

なにやらおまけが満載で、ちょっと得した気分にさせてくれるこちらの1冊。
描かれている「結城焔」センセのお名前はひでるの記憶あったんですが…そうか、「愛しているのはあなただけ」を買ったんですよ。ええ。
…で、たぶんマイナス評価だったの。ごめんなさい。

店頭ではうっすら名前を覚えていて、「コアマガジン」さんの単行本なのでハズさないと思ったんです。
まぁ、毎度のごとく↓表紙の透けっぷりに誘われてしまったのが真実なのでした。てへへ。

さて、こちらの「Fresh Lovers」は「結城焔」センセ3冊目の単行本。
基本的には短編集でして、複数ある「じぇみにシリーズ」がメイン、ほかでは「Endless Eros」はカラーのショートと通常短編が1話づつという構成、前単行本からの引き続きキャラの漫画もあるので、知っている方はいいでしょう。

光さんと愛ちゃん.jpg
※左:双子に翻弄される「光さん」、右:妄想でハードにされてしまう「愛さん」です。
 実は比較絵柄です。それぞれ、07年10月、06年01月なのでした。

”単行本のイメージキャラを”、ということで生まれた短編「じぇみに★ぱにっく」
幼稚園から大学までずっと一緒だったという、幼馴染みなお隣さん双子の兄弟「清太郎」「涼太郎」
主人公「光」さんは外見から好みまで同じである二人から告白されていたんですが、どうにも選ぶことができなかったのでした。
決断できない「光さん」に、双子の兄弟が出した結論は…。
だいたいそんなん。

成年漫画としてベタな流れ・王道展開ですかね。
ポニーテールな「光さん」はスタイルから性格までなかなか良い娘でして、双子の異常な申し出・プレイをすんなり受け入れているだけでなく、「清太郎くん」とのキスの後には、
ごめんね涼…。私…先に清とキスしちゃった…
なーんて、可愛らしい台詞を言っておりました。
きゃー☆
今後もおそらくはあの二人によって攻め続けられる毎日が続くのでしょう(笑)
実際、「じぇみに★すれいぶ」では野外にまで連れ出され、好きなようにされておりましたが…。
ほどほどにね。
サンドイッチ状態にてされてしまう「光さん」が良かったです。

みゆきさん.jpg
※前巻から引き続き「みゆきさん」です。
 こちらの話は作画も非常に良質でしたよー。カチューシャはいいですねぇ…秋葉さまみたいで。

ほか、ちょっとひねりがある公園でのえっち話「After School」、ロリっぽい漫研の女教師が登場する「Endless Eros」、教師と生徒「西田マヤ」ちゃんのタイトルそのまんまなお話「素直になれないお年頃!」、前単行本からの「みゆき」さんと「サトル」くんの後日談・ラブラブえっち「おててつないで」「HAPPY DATE」など、全体的にはラブコメちっくな単行本に仕上がっておりました。
際立ったコレ、というものはありませんが、悪くもありません。
ただ、「光さん」や「みゆきさん」を見る限り、同キャラを使った短編の方がより良かったように感じます
長編とか描かれると、意外にハマるかもしれませんね。

細く柔らかな線での絵柄。
巧い方ではあるんですが、発表時期に関係なくバランスが崩れたり、雑に見えるコマがちらほらと見受けられました
…そこがひでるさん的にNGです。
また、収録の「あい くらいしす」は全体で唯一古く、こちらだけ極端にそれなりな作画。
なんというか、そんな訳で終始不安定でした。
うまーく、ある程度の付近で安定してくれれば、評価が一変するかもしれない可能性あるでしょう。
やや残念ですね。
今後に期待しましょう。

Fresh Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 142)Fresh Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 142)
(2007/10/19)
結城焔

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※こちらが前単行本。気に入ったらこちらもいいでしょう。
らぶらぶ しようらぶらぶ しよう
(2006/11/10)
結城 焔

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tag : ラブコメポニーテールコアマガジンカチューシャ

■幕の内でらっくす 3巻[完結] (真鍋譲治)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 探偵・アクション
・おまけ: あとがき。
・その他: 全3巻。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「真鍋譲治(まなべ・じょうじ)」センセの「幕の内でらっくす 3巻[完結]」です。

長期にわたって連載した「幕の内でらっくす」もこれにて最終巻。
なんだかもの寂しい感じですね。
こちらの単行本については、当ブログでは以前1巻を紹介しております。
そちらでも書きましたが、「真鍋譲治」センセの成年系連載であります「てぇいる・ちぇいさー」よりも好みではあったんですけれど、全体的通してみて、まぁ…まぁ(笑)
ごめんなさい、勘違いしないで。全然悪くはないんですよ。
お話面ではかなり頑張っておられましたし、それでいてえっちシーンも少なくなく、あまり無理しているのでもなく。
でもひでるさんとしては、イマイチ刺さらなかったんですねー。うーむ。
ま、その理由は後述するとして、とりあえず「幕の内でらっくす 3巻[完結]」なのです。

遼くんと女性たち.jpg
※遼くんと、左が円さん、右がせれなさん。
 やっぱり「円さん」はいいなぁ。

だいたいのストーリーについては、前回紹介記事を参照下さい…というのも不親切なので一応。
腕利き探偵「玄場遼(げんばりょう)」、そして世間を騒がす怪盗「ミュウ・キャット」であった「御倉レイ」
それぞれの思惑あって、世間を牛耳る巨大組織「染谷会」に挑むのでした…。
大雑把ですが、だいたいこんなん。

1巻から続く2巻では、主要な登場キャラを出し切り、さらにピンチシーンもあったりする注目展開
そして、こちらの3巻になると、当然ながらクライマックスに向けた折りたたみ話となっております。
それぞれ過去の因縁が明らかになったりするんですが…そうした関係で、合間には説明文字がずらりと並んでおりました。
うまく息抜き・サービスシーンと絡めているために読みづらさは感じませんが、以上のような理由で娯楽的にはやっぱり2巻の方が上だと思います。

爆発!!.jpg
※おまけ:爆発!!

などとは言え、登場していたそれぞれ女性キャラたちとのえっちシーンがきっちり収録され、銃撃戦・爆破・危機・脱出…という一連のアクションシーンも盛り込まれておりました
そうした意味では、実に贅沢で豪華な内容に違いありません。
ラストで海中に投げ出された「レイちゃん」の結末、ひでるお気に入りの「円」さんも活躍しており、楽しめました。

怪盗「ミュウ・キャット」.jpg
※怪盗「ミュウ・キャット」こと「御倉レイちゃん」です。
 うーん、これがちょっとだけなのが残念無念。

…ただね、やっぱり「御倉レイちゃん」には私服より、怪盗「ミュウ・キャット」の状態でのエロスがほしかったー。
正ヒロインとして、「玄場くん」とのラブラブえっちは何回かあるんですが、怪盗コスはそれ自体が少なめ
当然ながらえっちシーンなどは皆無でして、”黒スーツでうんぬん…”という期待は叶いませんでした。
(※ちなみに、ピンチシーンがある2巻でも、あっさり全裸状態にされてしまった「レイちゃん」なの。るるる~)
ひでるさんががっかりしたのは、単にそんな理由なのでした(笑)

…………でも、そんなんは意外と重要よね?ね? ~違うかなぁ。

また、単行本構成としても、わざわざカラーページが用意されていた2巻と比べてしまうとパワーダウンですかねー。
せっかく物語がクライマックスを迎え、どーなる!こーなる!!…ってなドキドキ展開なのにー。

線から全体まで、黒が強いこってり・ごっちゃり絵柄。
癖があるものの安定感抜群の作画で、苦手でなければ絵的な問題はありません。
強いて言うなら、ややパターン的なキャラがちらほら目に付くくらいでしょうか。
あまりいないと思いますが、未見の方はとりあえず手を出してみるのがいいでしょう。

それなりにリアリティのある世界観・現代劇で、派手なアクションとえっちの娯楽大作でした。
もう少しフェチっぽさがあっても良いように思いましたが、一般的にはこれで十分なのでしょう。

幕の内でらっくす.jpg

幕の内でらっくす 3 (3) (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)

※カラーページも収録、な2巻。
幕の内でらっくす 2 (2) (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)幕の内でらっくす 2 (2) (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)
(2007/03/07)
真鍋 譲治

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tag : アクション

■言葉だけじゃたりない (春風道人)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、合間にキャラ紹介、
      カラー描き下ろし「お姉ちゃん日記」
・その他: カラー(10P)、短編×11(※全て同一世界)
      カバー裏にカラー別絵。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春風道人(はるかぜ・どうじん)」センセの「言葉だけじゃたりない」です。

あとがきでは2冊目と書いてありましたが、一般向けを入れればこれが3冊目(…だよね?)の単行本。
前作「ダブル☆インパクト」は双子のロリ少女モノの長編。(←ひでる未読なのですが)
しかし、今回は様々な立場・年齢層が登場する短編なので、より幅広い内容となっております。

…実はそちらで主役を張っていた「歌穂」「詩穂」のお二人も、今回収録の「ダブル☆インパクト Special attack!」にてしっかり登場しております。
しかも、ちゃっかりカラーページを陣取っておりました。
前作の流れで買うもよし、そちらで気に入ったら戻って探すのもよし、ということですね。

今野真由・高橋柚花.jpg
※左:今野真由、右:高橋柚花
 年少コンビですね。「真由ちゃん」は…まさに”むっちり謝肉祭”状態でした。 

収録は短編ですが、全て同一世界・同一舞台でのお話になっております。
そのため、各話のサブにて登場しているキャラも、”必ずどちらかでえっちされている”という嬉しい設定(笑)
誰がどこで顔を出しているのか、指折り数えて遊ぶのもいいでしょう。
このブログでは何度も書いておりますが、ひでるさんは本当にこの手の構成が好きなんですね。
世界観広がりますし。

よくありがちな芸能話「First Kiss」
アイドル「永井梨理奈(ながい・りりな)」さんはマネージャーが苦労してとってきたドラマの仕事にてNGを連発。
”キスシーンができない”
と、いうことで、マネージャーと口論になってしまうのでした。

ベタベタな展開ですが、そんな転げ回りたくなるような甘い話を読みたくなるのも事実。
…じゃないデスカ?ひでるさんはそんなん好きなのです。
じゃ一発殴らせてもらおうかしら
とか言って目を瞑った隙にキスしたり、Tシャツ・下着姿で出迎えたりと王道な流れの漫画でした。
ああ、商売品に手をつけてしまいましたね。
マネージャーとして立派に失格。
また、もう一方「梨理奈さん」の意見はわからんでもないですが、それで仕事遅らせるようでは女優としてこちらも失格。
成年漫画なんで、そーんな細かい突っ込みはいいですか?
最後の一言「マネージャーが嫉妬するような濃い~~~のをやっちゃおうかな」に刺さりました。
わざわざ紹介したのは、実はそんな理由だったりして(笑)
キャラ紹介・折り返しの衣装も良かったですねー。その姿での追加1話を希望。

清水彩・永井梨理奈.jpg
※左:清水彩、右:永井梨理奈
 お仕事する年中コンビです。ひでるさんはこの二人に串刺されました(笑)

ヤキモチの焼きっぷりが可愛い「独占欲」
メイン舞台の喫茶店ではウェイトレスをしている、ツインテールの「清水彩」さん。
実は教師と付き合っているんですが、調理実習での作品を他の生徒から受け取ったことでヘソを曲げてしまうのでした。
その夜、先生のアパートを訪れた「彩さん」は…。

えっちシーンでは髪解いてしまっておりましたが、この髪型で全然幼く見えない「彩さん」が素敵。
先生みたいな冴えない男、好きになる物好きは私くらいなんだから
の台詞が可愛いですね。
単に調理実習の残りものを渡された程度で機嫌が悪くなってしまうところが微笑ましいんですが、実際に先生の立場だったら、なにやるにしろ大変ですねぇ。

成沢奏子・滝沢りん.jpg
※左:成沢奏子、右:滝沢りん
 酒が絡む年長さんコンビでした。やっぱり人妻ですか?

ほか、前述しておりますが、前単行本からの連続出演であるロリ双子「伊藤歌穂」「伊藤詩穂」のお二人。
カチューシャの似合う学生「高橋柚花」ちゃんは主役話が2本、そのお友達で年上の男性と付き合うやや太めな「今野真由」ちゃん、喫茶店ではウェイトレスをしている、カラー描き下ろしと↓表紙をゲットした「柴田愛美」さんは弟さんとの近親話。
家が隣の幼馴染み、ポニーテールな「江川明日香」さんは裏表紙、保健医「滝沢りん」先生、喫茶店店主で唯一の人妻」「成沢奏子」さん…と、ロリ双子から人妻まで、幅広い年齢層が描かれておりました。
(※上記紹介はだいたい年齢順に並べております)
どちらも読後感の良いラブコメ話なので、扇情的な↓表紙でそのあたりのジャンルを読み間違えなければ問題ないでしょう

くっきりとした太めな線で、トーン処理などもあってやや濃い目の絵柄です。
コマ割りは複雑ですが全体はすっきりとして、やや色が強めではありますが見やすい雰囲気でしょう。
縦横に広く黒い目、四角く幅広な輪郭と、ばさばさっとした髪が特徴。
むっちりと豊かな肉付きのキャラ絵と前作がためロリっぽい色がありますが、今回はほとんどが普通の女性です。
そっちが好みな方は逆にご注意。
非常に絵柄に癖のある方なので、↓表紙・裏表紙にて判断して下さい。
並べると全然違いますが、「あずまきよひこ」センセらの系統だと思います。

とりあえず、1冊まるまる同一世界・少しづつリンクしているという構成で、ひでるさんお気に入りの1冊となりました。
今後も「春風道人」センセは注目していきたいですね。

言葉だけじゃたりない (メガストアコミックスシリーズ No. 144)言葉だけじゃたりない (メガストアコミックスシリーズ No. 144)
(2007/10/19)
春風 道人

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tag : ラブコメポニーテールツインテールカチューシャウェイトレス

■SCHOOL MATE (あづまゆき)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・学生
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、カバーは特殊仕様、
      現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あづまゆき」センセの「SCHOOL MATE 1巻 (スクールメイト)」です。

どうも、風邪っぴきで倒れていたひでるです。
今もまだいっぱい・いっぱいです。
体調そんなんでしたが、なにげに発売されていた本は昨日の「TAKE ON ME 2/竹村雪秀」ほか注目作品ばかりでしたねー。
まともに動けなかった自分が悔しいですよ。
そんなこんなで、本日のチョイスは、キラキラとした↓表紙で目立った「あづまゆき」センセの「SCHOOL MATE 1巻 (スクールメイト)」なのです。

こんなん.jpg
※おまけ:これですよ!これ!!

すっかり一般系になってしまいました「あづまゆき」センセの最新作。
こちらのブログでも紹介しました、前作「ボクの番台さん」がいまいち刺さらなかったひでるさん。
つまんなかった、という訳ではないですけれど、ややこしい恋愛話よりも、軽くゆるいラブコメのが合っていると思ってたんですね。
そんな流れで、次もちょっと心配しておりましたが…うん、これですよ!これ!!
こんなんが正解。
(※最近では「ぢたま某」センセの漫画もそうでしたが、なにやらいい流れですねー)

藍川未来.jpg
ツインテールな妹「藍川未来ちゃん」です。
 いいですねー。本当にこの手のキャラは巧いと思います。

主人公「藍川珠樹」は私立中学の新任講師。
受け持ちとなったクラスには、よく見知っている妹「藍川未来」とその幼馴染みでお隣さんの「漆原紗月」がいたのです。
そんな二人は、デビューを控えるグラビアアイドルでもあったのでした…。
だいたいそんなん。

年齢に不釣合いな巨乳を持つ「紗月ちゃん」は主人公「珠樹くん」にラブラブなんですが、大人しい性格で告白すらできていない状態。(※傍から見てバレバレなんですが)
逆に、活発でツインテールな「未来ちゃん」は実妹(※でも、ちょっとヤバめな雰囲気なの)ということで、どちらにしろ制約があって前に進めない、寸止め状態が出来上がっておりました。
中学生でクラスの生徒というのも、ぎりぎりな年齢・設定ですかねー。
雰囲気としては、代表作「こんいろ」に近い、タイプの違う女の子らのセクシーラブコメとなっておりました。

漆原紗月.jpg
※巨乳なお隣さん「漆原紗月ちゃん」です。
 なにげにどちらのコマにも「未来ちゃん」がいるのがポイント。

こちらは一般単行本なので直接なえっちシーンこそありませんが、チラというよりモロ出しな光景が頻繁にあり、それでいて暗さのないという、いかにも「あづまゆき」センセの得意分野。
そうなんですよ、いくらワンパターンとか言われようとも、やっぱりこうでなくては。
成年漫画でないのがやや残念ではありますが、いわゆる寸止め漫画なので十分なのでしょう。

しなやかな細線は強めでくっきり。
こざっぱり描かれるのが特徴で、全体的には白が目立つすっきりとした見やすい絵柄。
微妙にバランスが悪いコマもありましたが、洗練された作画の安定感は抜群でした。
特に妹「未来ちゃん」はツインテールな髪型とロリっぽい容姿、小悪魔っぽい性格など、センセの十八番というキャラクターで、ぐいぐいと物語を牽引しておりました。
こうした女の子を描かせたら、右に出る方はいないでしょう。たぶん。

神楽あさひ.jpg
※おまけ:ひでるお気に入り「神楽あさひさん」

「あづまゆき」センセのファンであれば、間違いなく楽しめる1冊です。
次は…なにげにひでるさんが刺さった「神楽あさひ」さんのえっちシーンが見たいですねー。

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(2007/10/19)
あづま ゆき

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★「あずまゆき」センセの漫画紹介記事
ボクの番台さん
Glee Green Island
しらたま!
こんいろ]※成年

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tag : ラブコメツインテールグラビアアイドル

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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