■姉肉淫夢 (妻籠いずも)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき・漫画「エロ漫画家をおおう影」、
表紙ラフ絵。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「妻籠いずも(つまごみ・いずも)」センセの「姉肉淫夢」です。
こないだ紹介しました「おねいちゃんW/憧明良」が非常に良く刺さったひでるさん。
こちらの「姉肉淫夢」も同系統だったので、期待したんですが…。
さて、「八重田なぐも」というお名前もお持ちであった「妻籠いずも」センセ。
もともとはロリ系だったんですね。
改名あたりから、じわじわとお姉ちゃん系にシフトしたようです。
トータルで「姉肉淫夢」は11冊目の単行本。
全て短編での構成でした。
※左:「バイバイ・サマー」姉、右:「かいかん&heartsらいぶらりー」姉
制服姿が多いのも特徴です。そのデザインもそっくりなんですね。
えー、いきなり結論から書きます。
絵柄は↓表紙そのままでいい感じでした。
ただし、お話が…どうにも刺さらない。
各話を単独で見た場合はいいものの、こうして単行本としてまとまってしまうと、変化なさ過ぎ。
なんだか非常に勿体ない気がしました。
そんな訳で、先に問題少ない絵柄から。
強い線のすっきり絵。
色的にクドさはありませんが、ごっちゃり描かれる方なのでページは賑やか。
バランスに優れており、表現なども違和感なく安定しておりました。
鼻から口あたりに特徴のあるキャラ絵。
特にぱっつんぱっつんな胸は、眺めていてイイ気分(笑)
ややデフォルメがあるため人は選びますが、センセの強い線とよく合っていると思います。
↓表紙・裏表紙でドキッとした方はイケるでしょう。
続いてお話。
全部で11話ほどありますが、収録は全て姉弟の近親カップルです。
即えっち系でラブラブ度が強く、まるで背徳感はありません。
どちらも、なんらかの切っ掛けでえっちをするという固定パターンでした。
ほぼお話には変化なく、オチも概ね似たようなものばかり。
(※極端な話、”一緒にお風呂入ろう”というものが2度ほどありました)
こうしたシチュエーションが好きな方でも、さすがに飽きるのではないかなぁ。
雑誌など間隔ある場合はいいかもしれませんが、単行本となるとやっぱり弱い。
姉弟のキャラもさしたる変化がなく、可能ならば同一人物で押した方が良かったのでは…。
色々と制約とか出版社の都合とかなんとかがあるのかな。
※左:ひろみ、右:ひとみ
「妻籠いずも」センセの目は深さあるので、サスペンスっぽいのはいいと思います。
少しづつ髪型が違いましたが、↓表紙のようなショートカットな姉が最も多めです。
姉「稲村ひろみ」、弟「稲村よしみ」の「ステキなプレゼント」は弟の誕生日プレゼントにえっち。
姉「きりこ」、弟「シロー」の「想い出の樹の下で」はお姉ちゃんと水遊びからの発展。
姉と弟「冬彦」の「ひーと・えんど・しすたー」は冬のエピソード。
そのまま、温まるためにえっちなんですねー。
姉「ひとみ」、弟「しずか」の「バレバレ☆バレンタイン」はバレンタインえっち。
「くー☆ぼら COOL&ZUBORA」は、体調悪いのに制服姿で寝ているほどのズボラな姉「みなみ」、弟「ゆたか」のお話でした。
夏休みの思い出にえっちという「バイバイ・サマー」、減量えっちな「ダイエット作戦第1号」の姉2人はポニーテール。
ほか、年またぎでえっちという「ゆく姉くる姉」、「湯けむりシスター」は温泉(露天風呂)えっち、「はじめてのお姉ちゃん」の姉「かのこ」、弟「コータ」は唯一の義理カップルです。
図書館で弟と痴漢プレイをする「かいかん &hearts らいぶらりー」は調教ちっくで、収録では最も雰囲気の異なるお話でした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じです。
ファン、もしくは姉弟のラブ近親がお好きな方以外はあまりオススメできません。
特に目立つ悪さないだけ、惜しいですね。
姉肉淫夢 (ワールドコミックススペシャル)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき・漫画「エロ漫画家をおおう影」、
表紙ラフ絵。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「妻籠いずも(つまごみ・いずも)」センセの「姉肉淫夢」です。
こないだ紹介しました「おねいちゃんW/憧明良」が非常に良く刺さったひでるさん。
こちらの「姉肉淫夢」も同系統だったので、期待したんですが…。
さて、「八重田なぐも」というお名前もお持ちであった「妻籠いずも」センセ。
もともとはロリ系だったんですね。
改名あたりから、じわじわとお姉ちゃん系にシフトしたようです。
トータルで「姉肉淫夢」は11冊目の単行本。
全て短編での構成でした。
※左:「バイバイ・サマー」姉、右:「かいかん&heartsらいぶらりー」姉
制服姿が多いのも特徴です。そのデザインもそっくりなんですね。
えー、いきなり結論から書きます。
絵柄は↓表紙そのままでいい感じでした。
ただし、お話が…どうにも刺さらない。
各話を単独で見た場合はいいものの、こうして単行本としてまとまってしまうと、変化なさ過ぎ。
なんだか非常に勿体ない気がしました。
そんな訳で、先に問題少ない絵柄から。
強い線のすっきり絵。
色的にクドさはありませんが、ごっちゃり描かれる方なのでページは賑やか。
バランスに優れており、表現なども違和感なく安定しておりました。
鼻から口あたりに特徴のあるキャラ絵。
特にぱっつんぱっつんな胸は、眺めていてイイ気分(笑)
ややデフォルメがあるため人は選びますが、センセの強い線とよく合っていると思います。
↓表紙・裏表紙でドキッとした方はイケるでしょう。
続いてお話。
全部で11話ほどありますが、収録は全て姉弟の近親カップルです。
即えっち系でラブラブ度が強く、まるで背徳感はありません。
どちらも、なんらかの切っ掛けでえっちをするという固定パターンでした。
ほぼお話には変化なく、オチも概ね似たようなものばかり。
(※極端な話、”一緒にお風呂入ろう”というものが2度ほどありました)
こうしたシチュエーションが好きな方でも、さすがに飽きるのではないかなぁ。
雑誌など間隔ある場合はいいかもしれませんが、単行本となるとやっぱり弱い。
姉弟のキャラもさしたる変化がなく、可能ならば同一人物で押した方が良かったのでは…。
色々と制約とか出版社の都合とかなんとかがあるのかな。
※左:ひろみ、右:ひとみ
「妻籠いずも」センセの目は深さあるので、サスペンスっぽいのはいいと思います。
少しづつ髪型が違いましたが、↓表紙のようなショートカットな姉が最も多めです。
姉「稲村ひろみ」、弟「稲村よしみ」の「ステキなプレゼント」は弟の誕生日プレゼントにえっち。
姉「きりこ」、弟「シロー」の「想い出の樹の下で」はお姉ちゃんと水遊びからの発展。
姉と弟「冬彦」の「ひーと・えんど・しすたー」は冬のエピソード。
そのまま、温まるためにえっちなんですねー。
姉「ひとみ」、弟「しずか」の「バレバレ☆バレンタイン」はバレンタインえっち。
「くー☆ぼら COOL&ZUBORA」は、体調悪いのに制服姿で寝ているほどのズボラな姉「みなみ」、弟「ゆたか」のお話でした。
夏休みの思い出にえっちという「バイバイ・サマー」、減量えっちな「ダイエット作戦第1号」の姉2人はポニーテール。
ほか、年またぎでえっちという「ゆく姉くる姉」、「湯けむりシスター」は温泉(露天風呂)えっち、「はじめてのお姉ちゃん」の姉「かのこ」、弟「コータ」は唯一の義理カップルです。
図書館で弟と痴漢プレイをする「かいかん &hearts らいぶらりー」は調教ちっくで、収録では最も雰囲気の異なるお話でした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じです。
ファン、もしくは姉弟のラブ近親がお好きな方以外はあまりオススメできません。
特に目立つ悪さないだけ、惜しいですね。
姉肉淫夢 (ワールドコミックススペシャル)
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■百合心中 猫目堂ココロ譚 (東雲水生)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 百合・人間関係
・おまけ: あとがき漫画。
・その他: カバーは上質紙(?)、カラー(4P)、
5話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲水生(しののめ・みずお)」センセの「百合心中 猫目堂ココロ譚(1巻)」です。
時間がないので、前置きなく。
「初恋姉妹 1巻 3巻[完結]」、「甘忍少女あずき」などを紹介している「東雲水生」センセ。
新刊は百合姫コミックスの「百合心中 猫目堂ココロ譚(1巻)」でした。
これ、単行本に巻数表記はありませんが、続くようです。
あとがき中にて「東雲水生」センセがあとがき中にて「1巻」と書いていたので、そちらを反映しました。
…”猫目堂ココロ譚”の部分が変化するのかなぁ。
※左:猫目堂、右:日和・シホ
今回は揉めてるシーンばかりにしてみました(笑)
心が迷ったなら、きっとここに辿り着く
その店の扉を開けば
見失っていた心が見つかる…
和服の少女が迎えるアンティークショップのような店「猫目堂」
黒猫が誘うそちらは、何かに迷う、見失う人たちに切っ掛けを与える不思議な店だったのでした。
オムニバス形式の百合漫画。
直接には無関係である固定キャラがやんわりとお話に関わることによって、行き詰っていた物事がある程度の決着をする~というタイプです。
最も想像し易いのが「笑ゥせぇるすまん」ですかね。
ただ、あーした対象となる人を破滅させるブラックなものではなく、やんわりと事態を決着させるタイプ。
他には「麗々/清水としみつ」、「Ryoko/竹下けんじろう」などが似たような系統です。
オムニバスというのもそうですが、こうした正体不明の超常的なキャラがすぽーんと関わってるという、ファンタジーちっく話は読み手をきっちり選ぶと思います。
苦手な方はご注意ください。
さて、こちらの「百合心中 猫目堂ココロ譚」は、当然ながら対象人物はほぼ全て百合関係です。
何かと問題を抱える事の多い(笑)百合カップル(※あるいは想いを抱える一方)の元に、「猫目堂」が出現。
関連するアイテムからのビジョンによって、それぞれが現状の問題に決断を下すというもの。
特筆すべきは、その踏み込み具合ですね。
どちらもかなりストレートで、本来ならば避けるようなネタまできっちり描かれております。
現実に苦労する熟年カップルが登場していた「春夏秋冬/蔵王大志」にも通じる、相当に濃い内容。
そんな訳で、事態はいちおう決着しているものの、必ずしも結ばれてハッピーエンドという訳でもありませんでした。
このあたりも人を選びそうですね。
ともかく、以上のような連続オムニバスという構成からネタの深さに至るまで、やや大袈裟かもしれませんが”百合漫画の可能性を広げた作品”に仕上がっていると思います。
※左:亜子・美咲、右:世津・諒
うお、「嘘だっ!!」が出てしまいました。ごめんなさい、ごめんなさい…。
うー、これはまたお話についてちと描き辛いなぁ。
さすがに結末は書きませんが、多少のネタバレは避けられないでしょう。
新鮮に楽しみたい方は↓以下(★)まで、すっ飛ばして頂ければ幸いです。
= ココから =
1話目「百合心中」はとある理由がため、死に場所を探していたカップル。
クラスで孤立していた「出家日和(でいえ・ひより)」の面倒を積極的に見るようになった「門脇シホ」
日々心を開いて変わっていく彼女に、いつしかお互いに感情が芽生えていたのでした…。
だいたいそんなん。
これが表題作ですねー。
スゴいタイトルですが、これが的確にお話を表現しているのです。
えー、詳しくは描けませんが…ああしたぎりぎりなシーンを親に目撃されるという展開にはびっくり。
これは凄い。
近親カップルが直接行為を目撃されるのと似て、衝撃的です。
…だいぶソフトに描かれていましたけどね。
(※リアルに表現すると、「nothing but…/ぢたま某」みたいになる筈)
そのため、あの流れは仕方ないかなぁ。
「川澄亜子」は片想いの相手「美咲」を喜ばせるため小説を書いていました。
しかし、マイペースな「美咲」はそんな感情に気付く事もなく…という、2話目「美しく残酷な誇り」
こちらも続いてなかなか凄いお話。
うーん、難しいですよね。
ただ、ラスト付近の「これで満足だ」前後はかなり突っ込んだ内容でドキリとさせられます。
結末も自然な流れで、現実的なものでした。
3話目「花が散っても」は「世津(せつ)」、「諒(あきら)」の幼馴染みカップル。
過去の出来事がため、「諒」の要求に絶対服従な「世津」という2人の関係は、やや倒錯したものでした。
負い目によるすれ違いですね。
もしかしたら、こんなんは多少形を変えて現実にもありそうです。
「猫目堂」へ招かれる前のあれって~ですよね。
あーなってしまった2人が、別々に異なる場所で泣いているのが印象的。
ちなみに関係ない、どーでもいい事ですが、前にも書いているように鬼太郎ちっくな「諒さん」のが可愛いと思います(笑)
きゃら・きゃらとしたやり取りが苦手で、群れるのを嫌う「相原たまき」、「曽根崎磬(そねざき・けい)」は意気投合し、必要な時だけ助け合うというパートナーな関係になったんですが…という4話目「したたかでいて、不器用な」
これは友人なので、ゆりゆりとはしていません。
先の3話目よりも、頻繁にありがちなお話。
別に女同士でなくとも、またここまで極端でなくても、なんとなーく経験あるのではないでしょうか?
逆の立場にならないと分からないものです。
ヘアサロンの「飯塚壬鶴(いいづか・みつる)」と客「岡江史奈」の5話目「かみながひめ」
詳細は…まぁ、いいですかね。
こちらはハッピーエンドでした。
”終わり良ければ全て良し”というそのまま、ラストに位置していることで単行本自体の読後感を良いものにしておりました。
でも、「史奈さん」は変な娘さんね。
(★)ここまで。
とりあえず「猫目堂」が”アンティークショップ”と見られる必要がためか、収録は全て現代劇。
黒猫さん、そして「猫目堂」の出現タイミングがやや唐突な感じもありましたが、些細なことでしょう。
とにかく今回単行本の内容がかなり突っ走っていたので、息切れしないか不安です。
次も同じくらいの話が続くなら、凄いと思います。
期待して待ちましょう。
柔らかな線のすっきり絵。
適度なくらいの描き込みと濃淡で、白が目立つもののさほどすっきりな印象はありません。
ちょうど良いくらいだと思います。
効果的なコマ割りに、バランスの取れた作画です。
多少個性の強さはありましたが、大きく人を選ぶほどではないと思います。
だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
絵はともかくお話ですね。
前述したように、好きな方には直撃で刺さるものの、そうでない方には受け入れ難いモノだろうなぁ。
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・ゆるゆり/なもり
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻 /森永みるく[おまけ]
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 百合・人間関係
・おまけ: あとがき漫画。
・その他: カバーは上質紙(?)、カラー(4P)、
5話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲水生(しののめ・みずお)」センセの「百合心中 猫目堂ココロ譚(1巻)」です。
時間がないので、前置きなく。
「初恋姉妹 1巻 3巻[完結]」、「甘忍少女あずき」などを紹介している「東雲水生」センセ。
新刊は百合姫コミックスの「百合心中 猫目堂ココロ譚(1巻)」でした。
これ、単行本に巻数表記はありませんが、続くようです。
あとがき中にて「東雲水生」センセがあとがき中にて「1巻」と書いていたので、そちらを反映しました。
…”猫目堂ココロ譚”の部分が変化するのかなぁ。
※左:猫目堂、右:日和・シホ
今回は揉めてるシーンばかりにしてみました(笑)
心が迷ったなら、きっとここに辿り着く
その店の扉を開けば
見失っていた心が見つかる…
和服の少女が迎えるアンティークショップのような店「猫目堂」
黒猫が誘うそちらは、何かに迷う、見失う人たちに切っ掛けを与える不思議な店だったのでした。
オムニバス形式の百合漫画。
直接には無関係である固定キャラがやんわりとお話に関わることによって、行き詰っていた物事がある程度の決着をする~というタイプです。
最も想像し易いのが「笑ゥせぇるすまん」ですかね。
ただ、あーした対象となる人を破滅させるブラックなものではなく、やんわりと事態を決着させるタイプ。
他には「麗々/清水としみつ」、「Ryoko/竹下けんじろう」などが似たような系統です。
オムニバスというのもそうですが、こうした正体不明の超常的なキャラがすぽーんと関わってるという、ファンタジーちっく話は読み手をきっちり選ぶと思います。
苦手な方はご注意ください。
さて、こちらの「百合心中 猫目堂ココロ譚」は、当然ながら対象人物はほぼ全て百合関係です。
何かと問題を抱える事の多い(笑)百合カップル(※あるいは想いを抱える一方)の元に、「猫目堂」が出現。
関連するアイテムからのビジョンによって、それぞれが現状の問題に決断を下すというもの。
特筆すべきは、その踏み込み具合ですね。
どちらもかなりストレートで、本来ならば避けるようなネタまできっちり描かれております。
現実に苦労する熟年カップルが登場していた「春夏秋冬/蔵王大志」にも通じる、相当に濃い内容。
そんな訳で、事態はいちおう決着しているものの、必ずしも結ばれてハッピーエンドという訳でもありませんでした。
このあたりも人を選びそうですね。
ともかく、以上のような連続オムニバスという構成からネタの深さに至るまで、やや大袈裟かもしれませんが”百合漫画の可能性を広げた作品”に仕上がっていると思います。
※左:亜子・美咲、右:世津・諒
うお、「嘘だっ!!」が出てしまいました。ごめんなさい、ごめんなさい…。
うー、これはまたお話についてちと描き辛いなぁ。
さすがに結末は書きませんが、多少のネタバレは避けられないでしょう。
新鮮に楽しみたい方は↓以下(★)まで、すっ飛ばして頂ければ幸いです。
= ココから =
1話目「百合心中」はとある理由がため、死に場所を探していたカップル。
クラスで孤立していた「出家日和(でいえ・ひより)」の面倒を積極的に見るようになった「門脇シホ」
日々心を開いて変わっていく彼女に、いつしかお互いに感情が芽生えていたのでした…。
だいたいそんなん。
これが表題作ですねー。
スゴいタイトルですが、これが的確にお話を表現しているのです。
えー、詳しくは描けませんが…ああしたぎりぎりなシーンを親に目撃されるという展開にはびっくり。
これは凄い。
近親カップルが直接行為を目撃されるのと似て、衝撃的です。
…だいぶソフトに描かれていましたけどね。
(※リアルに表現すると、「nothing but…/ぢたま某」みたいになる筈)
そのため、あの流れは仕方ないかなぁ。
「川澄亜子」は片想いの相手「美咲」を喜ばせるため小説を書いていました。
しかし、マイペースな「美咲」はそんな感情に気付く事もなく…という、2話目「美しく残酷な誇り」
こちらも続いてなかなか凄いお話。
うーん、難しいですよね。
ただ、ラスト付近の「これで満足だ」前後はかなり突っ込んだ内容でドキリとさせられます。
結末も自然な流れで、現実的なものでした。
3話目「花が散っても」は「世津(せつ)」、「諒(あきら)」の幼馴染みカップル。
過去の出来事がため、「諒」の要求に絶対服従な「世津」という2人の関係は、やや倒錯したものでした。
負い目によるすれ違いですね。
もしかしたら、こんなんは多少形を変えて現実にもありそうです。
「猫目堂」へ招かれる前のあれって~ですよね。
あーなってしまった2人が、別々に異なる場所で泣いているのが印象的。
ちなみに関係ない、どーでもいい事ですが、前にも書いているように鬼太郎ちっくな「諒さん」のが可愛いと思います(笑)
きゃら・きゃらとしたやり取りが苦手で、群れるのを嫌う「相原たまき」、「曽根崎磬(そねざき・けい)」は意気投合し、必要な時だけ助け合うというパートナーな関係になったんですが…という4話目「したたかでいて、不器用な」
これは友人なので、ゆりゆりとはしていません。
先の3話目よりも、頻繁にありがちなお話。
別に女同士でなくとも、またここまで極端でなくても、なんとなーく経験あるのではないでしょうか?
逆の立場にならないと分からないものです。
ヘアサロンの「飯塚壬鶴(いいづか・みつる)」と客「岡江史奈」の5話目「かみながひめ」
詳細は…まぁ、いいですかね。
こちらはハッピーエンドでした。
”終わり良ければ全て良し”というそのまま、ラストに位置していることで単行本自体の読後感を良いものにしておりました。
でも、「史奈さん」は変な娘さんね。
(★)ここまで。
とりあえず「猫目堂」が”アンティークショップ”と見られる必要がためか、収録は全て現代劇。
黒猫さん、そして「猫目堂」の出現タイミングがやや唐突な感じもありましたが、些細なことでしょう。
とにかく今回単行本の内容がかなり突っ走っていたので、息切れしないか不安です。
次も同じくらいの話が続くなら、凄いと思います。
期待して待ちましょう。
柔らかな線のすっきり絵。
適度なくらいの描き込みと濃淡で、白が目立つもののさほどすっきりな印象はありません。
ちょうど良いくらいだと思います。
効果的なコマ割りに、バランスの取れた作画です。
多少個性の強さはありましたが、大きく人を選ぶほどではないと思います。
だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
絵はともかくお話ですね。
前述したように、好きな方には直撃で刺さるものの、そうでない方には受け入れ難いモノだろうなぁ。
百合心中~猫目堂ココロ譚 (IDコミックス 百合姫コミックス) (2009/07/18) 東雲 水生 商品詳細を見る |
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・ゆるゆり/なもり
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻 /森永みるく[おまけ]
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■スクヌプ (舞原マツゲ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、ゲストページ、作品解説、
カバー裏にカラー別絵(表紙とリンク)・漫画「衝撃!脱ニート宣言」
・その他: 短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「舞原マツゲ(まいはら・まつげ)」センセの「スクヌプ」です。
ブログでは「誘惑トライアングル」を紹介している「舞原マツゲ」センセですね。
こちら「スクヌプ」が4冊目でいいのかな。
一部以外はほぼ学園話。
短編だけでの構成でしたが、どちらも暗く落ち込まない、なかなか良いお話ばかりでした。
それぞれ1話で終わってしまうのは勿体ないくらいですねー。
※妹「寧々子ちゃん」
なかなか可愛い「寧々子ちゃん」なんですが、実は…。
冒頭の「寧々子いんびてーしょん」はちょっとびっくりなお話。
帰宅して独りえっちをすることが日課であった妹「寧々子」ちゃん。
最近は彼氏「光太郎」くんと部屋でえっちしており、引き籠りな兄はそれを覗いていたんですが…と、だいたいそんなん。
↓表紙ほか単行本ではメイン扱いな「寧々子ちゃん」
中盤での「光太郎くん」の行動におお、とか思いましたけど、まさかあーんな展開になるとは。
「そうだよ…」
という、笑顔後の「寧々子ちゃん」が実に秀逸。
なるほど、メイン扱いも納得ですね。
カバー裏の漫画も楽しく他エピソードも見たい感じなんですが、1発ネタなんですよねー。
↓表紙・裏表紙のように液体まみれとなる短編「仮面カノジョ」、「Press&Eat」の2話。
他エピソードは、言うほどビショヌレ(笑)にはなっていませんから。
前者「仮面カノジョ」は「野川朱美」、「今日子」、「芝崎大助」の3名えっち。
「大助くん」は「朱美さん」に告白しようとしたんですが…「朱美さん」は彼の幼馴染み「今日子さん」の奴隷だったのでした。
「朱美さん」を支配する「今日子さん」をひっぱたいた「大助くん」がまた「朱美さん」にぶっ飛ばされる途中の描写がいいですね。
人はそう簡単には変わらないもの。
「今日子さん」はともかく、ラストでの「朱美さん」は当然かもしれません。
「大助くん」がんばれ。
後者「Press&Eat」は裏表紙を飾る「杏奈」ちゃん。
店を存続させるため、「杏奈ちゃん」は深夜営業を手伝うこととなるんですが…というベタな流れ。
「この娘、才能あるわ!」
じゃーないでしょ(笑)
ただ、オチのあれは面白いです。
確かに才能あるのかもしれません。
またどーでもいいですが、「杏奈ちゃん」はやらしいホットドッグの食べ方しますねぇ。
※左:今日子さん・朱美さん、右:恭子
どちらもえっちは無論のこと、コメディーとしても良質でした
猪突猛進のえっちなヒロイン「恭子さん」の「体力>知力?」
学年トップという「賢司」は、付き合ってから成績が落ちていた彼女「恭子」に”えっち禁止”を言い渡したのでした…という感じのお話。
追い込まれて思わず教室でしちゃうあたりがいいですね(笑)
それがためか、次の図書館シーンではノーパンだったりして…スカート丈あんなに短かいのに。
ラブラブで大変微笑ましいカップルなんですが、本気でヤバそうだった「賢司くん」はちと気の毒。
まともに泳げない水泳部員「青木紅太」はクビ寸前でした。
同じ部員であったクラスメイト「白石茜」はその危機を伝えたところ、水泳部に入った本当の理由をたどたどしく語るのです…という「水の中の温もり」
ああこちらのヒロイン「茜さん」は面倒見の良いいい娘でしたねー。
えっちでも彼をリードしておりました。
特に水へ潜らせる場面などには思わず納得。
あれは水を苦手とする男子がそれに慣れる、もっとも近道な方法ではないでしょうか?
英語学ぶのもアダルトがいいと聞きますからね(笑)
部長「晴香」より新入部員獲得を厳命された「亜紀」、「千夏」
しかし、”応援されると必ず負ける”というチアリーディング部に人は集まらず、困っていたところ…必至に呼び込みを続ける2人に声をかけてきた新入生がいたのです。
これ幸いと部室にまで引っ張ってきたんですが、その新入生は男子だったのでした、という「エレクト・チアーズ」はチアガール漫画。
馬鹿馬鹿しさが楽しい、コメディー短編。
童顔でもともと可愛らしい「ふゆき」に、無理矢理チア服を着せて誤魔化しているうちにえっちへ発展するのね。
口に出された(何を?とか聞かないように)そのまま耐える「千夏さん」とか、冷静に対処する「亜紀さん」が面白いです。
オチも期待通りでいいですね(笑)
もう1、2話くらいこの4名でイケそうです。
部長「晴香さん」はぜひ騙され続けてほしいなぁ。
※左:亜紀・千夏、右:瑠璃川さん
こうしたコスプレちっくな点でも楽しめる漫画です
なかなか評判の良い駅前の占い館。
優等生「瑠璃川」さんは、そこで「ラピス・ラズリィ」との名乗りにて、こっそり占い師をやっていました。
クラスメイト「間宮」くんが訪れたことで、ちょっと悪戯心をだし…という「瑠璃色占術」
普段の眼鏡姿と占い師としてのギャップが素敵です。
ひでるさん好きだった「お気に召すまま/二階堂みつき」と似た雰囲気ですね。
(※そちらは地味なOLと占い師という二足の草鞋でした)
こちらのポイントは、からかわれてる「間宮くん」がえっちな事を強いられてること、彼が心を寄せる相手が「瑠璃川さん」であるということの2点。
オチは意外なものでしたけど、考えてみるとなんだか納得。
全て知っている身ではギャップがいいんですが、「間宮くん」が見ていたのは優等生「瑠璃川さん」ですもんね。
ほか、「図書館の幽霊」は、その正体が~という王道展開。
…ヒロイン「倉本」さんは…叫ぶタイプなのね。
駄菓子屋の店番をする「朋子」さんと「ケン」ちゃんの「朋子お姉さんの駄菓子屋は危険地帯」
彼には時期尚早だったかもしれませんが、はっきり言って実に羨ましいシチュエーションでした(笑)
しっかりとした強い線の絵柄。
トーン処理の目立つデジタル絵で、ごっちゃりとしていることもあって画面はかなり濃厚です。
コマ割りも細かめですね。
やや縦長な輪郭で、大きい目が特徴。
多少バランスが微妙なところもありましたが、以前「誘惑トライアングル」の際に感じたほどではありません。
全体的に安定していたと思います。
ただし、癖があるため、人を選ぶので注意。
今回の↓表紙・裏表紙は…液体まみれ(笑)なので、やや判断し辛いんですよね。
紹介帯の裏にカット絵があったので、そちらがいいでしょう。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、ゲストページ、作品解説、
カバー裏にカラー別絵(表紙とリンク)・漫画「衝撃!脱ニート宣言」
・その他: 短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「舞原マツゲ(まいはら・まつげ)」センセの「スクヌプ」です。
ブログでは「誘惑トライアングル」を紹介している「舞原マツゲ」センセですね。
こちら「スクヌプ」が4冊目でいいのかな。
一部以外はほぼ学園話。
短編だけでの構成でしたが、どちらも暗く落ち込まない、なかなか良いお話ばかりでした。
それぞれ1話で終わってしまうのは勿体ないくらいですねー。
※妹「寧々子ちゃん」
なかなか可愛い「寧々子ちゃん」なんですが、実は…。
冒頭の「寧々子いんびてーしょん」はちょっとびっくりなお話。
帰宅して独りえっちをすることが日課であった妹「寧々子」ちゃん。
最近は彼氏「光太郎」くんと部屋でえっちしており、引き籠りな兄はそれを覗いていたんですが…と、だいたいそんなん。
↓表紙ほか単行本ではメイン扱いな「寧々子ちゃん」
中盤での「光太郎くん」の行動におお、とか思いましたけど、まさかあーんな展開になるとは。
「そうだよ…」
という、笑顔後の「寧々子ちゃん」が実に秀逸。
なるほど、メイン扱いも納得ですね。
カバー裏の漫画も楽しく他エピソードも見たい感じなんですが、1発ネタなんですよねー。
↓表紙・裏表紙のように液体まみれとなる短編「仮面カノジョ」、「Press&Eat」の2話。
他エピソードは、言うほどビショヌレ(笑)にはなっていませんから。
前者「仮面カノジョ」は「野川朱美」、「今日子」、「芝崎大助」の3名えっち。
「大助くん」は「朱美さん」に告白しようとしたんですが…「朱美さん」は彼の幼馴染み「今日子さん」の奴隷だったのでした。
「朱美さん」を支配する「今日子さん」をひっぱたいた「大助くん」がまた「朱美さん」にぶっ飛ばされる途中の描写がいいですね。
人はそう簡単には変わらないもの。
「今日子さん」はともかく、ラストでの「朱美さん」は当然かもしれません。
「大助くん」がんばれ。
後者「Press&Eat」は裏表紙を飾る「杏奈」ちゃん。
店を存続させるため、「杏奈ちゃん」は深夜営業を手伝うこととなるんですが…というベタな流れ。
「この娘、才能あるわ!」
じゃーないでしょ(笑)
ただ、オチのあれは面白いです。
確かに才能あるのかもしれません。
またどーでもいいですが、「杏奈ちゃん」はやらしいホットドッグの食べ方しますねぇ。
※左:今日子さん・朱美さん、右:恭子
どちらもえっちは無論のこと、コメディーとしても良質でした
猪突猛進のえっちなヒロイン「恭子さん」の「体力>知力?」
学年トップという「賢司」は、付き合ってから成績が落ちていた彼女「恭子」に”えっち禁止”を言い渡したのでした…という感じのお話。
追い込まれて思わず教室でしちゃうあたりがいいですね(笑)
それがためか、次の図書館シーンではノーパンだったりして…スカート丈あんなに短かいのに。
ラブラブで大変微笑ましいカップルなんですが、本気でヤバそうだった「賢司くん」はちと気の毒。
まともに泳げない水泳部員「青木紅太」はクビ寸前でした。
同じ部員であったクラスメイト「白石茜」はその危機を伝えたところ、水泳部に入った本当の理由をたどたどしく語るのです…という「水の中の温もり」
ああこちらのヒロイン「茜さん」は面倒見の良いいい娘でしたねー。
えっちでも彼をリードしておりました。
特に水へ潜らせる場面などには思わず納得。
あれは水を苦手とする男子がそれに慣れる、もっとも近道な方法ではないでしょうか?
英語学ぶのもアダルトがいいと聞きますからね(笑)
部長「晴香」より新入部員獲得を厳命された「亜紀」、「千夏」
しかし、”応援されると必ず負ける”というチアリーディング部に人は集まらず、困っていたところ…必至に呼び込みを続ける2人に声をかけてきた新入生がいたのです。
これ幸いと部室にまで引っ張ってきたんですが、その新入生は男子だったのでした、という「エレクト・チアーズ」はチアガール漫画。
馬鹿馬鹿しさが楽しい、コメディー短編。
童顔でもともと可愛らしい「ふゆき」に、無理矢理チア服を着せて誤魔化しているうちにえっちへ発展するのね。
口に出された(何を?とか聞かないように)そのまま耐える「千夏さん」とか、冷静に対処する「亜紀さん」が面白いです。
オチも期待通りでいいですね(笑)
もう1、2話くらいこの4名でイケそうです。
部長「晴香さん」はぜひ騙され続けてほしいなぁ。
※左:亜紀・千夏、右:瑠璃川さん
こうしたコスプレちっくな点でも楽しめる漫画です
なかなか評判の良い駅前の占い館。
優等生「瑠璃川」さんは、そこで「ラピス・ラズリィ」との名乗りにて、こっそり占い師をやっていました。
クラスメイト「間宮」くんが訪れたことで、ちょっと悪戯心をだし…という「瑠璃色占術」
普段の眼鏡姿と占い師としてのギャップが素敵です。
ひでるさん好きだった「お気に召すまま/二階堂みつき」と似た雰囲気ですね。
(※そちらは地味なOLと占い師という二足の草鞋でした)
こちらのポイントは、からかわれてる「間宮くん」がえっちな事を強いられてること、彼が心を寄せる相手が「瑠璃川さん」であるということの2点。
オチは意外なものでしたけど、考えてみるとなんだか納得。
全て知っている身ではギャップがいいんですが、「間宮くん」が見ていたのは優等生「瑠璃川さん」ですもんね。
ほか、「図書館の幽霊」は、その正体が~という王道展開。
…ヒロイン「倉本」さんは…叫ぶタイプなのね。
駄菓子屋の店番をする「朋子」さんと「ケン」ちゃんの「朋子お姉さんの駄菓子屋は危険地帯」
彼には時期尚早だったかもしれませんが、はっきり言って実に羨ましいシチュエーションでした(笑)
しっかりとした強い線の絵柄。
トーン処理の目立つデジタル絵で、ごっちゃりとしていることもあって画面はかなり濃厚です。
コマ割りも細かめですね。
やや縦長な輪郭で、大きい目が特徴。
多少バランスが微妙なところもありましたが、以前「誘惑トライアングル」の際に感じたほどではありません。
全体的に安定していたと思います。
ただし、癖があるため、人を選ぶので注意。
今回の↓表紙・裏表紙は…液体まみれ(笑)なので、やや判断し辛いんですよね。
紹介帯の裏にカット絵があったので、そちらがいいでしょう。
スクヌプ (メガストアコミックスシリーズ No. 226) (2009/07/25) 舞原マツゲ 商品詳細を見る |
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■ゆきの咲くにわ (たつねこ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・百合
・おまけ: アトガキ、カバー裏に漫画・コメント・制服設定。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(8P)、
13話くらい収録(初出から算出)、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たつねこ」センセの「ゆきの咲くにわ 1巻」です。
すみません、頭がバキバキに痛みます。
完成に相当時間かかっていますが、いつも以上にわちゃわちゃかもしれません。
しんどいです。
今回は「ペンデュラム」、「そにょもにょ」などを紹介している「たつねこ」センセです。
最新刊「ゆきの咲くにわ 1巻」はひでるさん不得意な4コマ形式。
タイトルがあって、4コマというぶつ切りながら、連続したお話です。
メインストーリーがためか、オチのないものもあれば、4コマに隣の1列をブチ抜いて変則5コマとしている所もありました。
ひでるさんは「そにょもにょ」の際に”ページ数が少ないためお話が厳しい”ということを書きましたが、なるほど4コマ形式であれば伝えたい部分だけをダイレクトにを追いかけられますね。
コマの制約がため、より巧いお話の取捨選択が要求されるでしょうけれど…。
なお、冒頭のカラー部分と巻末のおまけマンガは通常形式になっていました。
※雪女「ゆき」・「社千尋」
雰囲気だけはちゃんと雪女している「ゆきさん」なのでした。…下着はいかに!?
主人公「社千尋(やしろ・ちひろ)」を訪ねてきた、白い着物とリボンが特徴の「ゆき」は雪女。
実は昔馴染みであり、2人は一緒に住むこととなったんですが…同性ながら「ゆき」は「千尋」にラブラブで、怪しい日々を過ごすこととなってしまうのでした。
同じように「千尋」を狙うクラスメイト「金鳳花茴(きんぽうげ・うい)」、そして「小野」らも「ゆき」が近づいたことからちらほら異なる表情を見せるようになり…と、だいたいそんなお話。
主要登場人物は女の子ばかり。
雪女「ゆきさん」ほか「茴さん」もガチで「千尋さん」を狙っており、そうした描写が多い百合漫画な感覚。
だいたいのコメディーはそれ絡みですねー。
漫画のメインヒロイン雪女「ゆきさん」
身体が冷たいとか、冷たいものが好きなどのセオリーな描写はありません。
冬空に寒いとコタツから動こうとしなかったり、外出の際にはカイロを大量に持っているなど、服装以外はまったく雪女っぽくないですね。
時代にもマッチしており、山の仲間らと携帯メールを使いこなす描写までありました。
雪女としてもそうですが、妖怪っぽさも今のところはほとんどありません。
また、彼女はいつも「千尋さん」と一緒に寝ているんですが、どうやらその間に色々しているようなのです(笑)
本人にも自覚ありましたが、こっそり彼女の下着を取っているなど、特殊な性癖の持ち主。
初めて学園に来た際の、友人2人へ送った視線がまたいいんですねー。
※下着好きな「ゆきさん」
ドン引きするほどの性癖だそうです(笑)
一方、学校にて「千尋さん」を狙っている「茴さん」
長い黒髪で礼儀正しく言葉使いも丁寧。
運動が苦手なほか昼にお重で弁当を持ってくる、「アホほど広い家」という「小野さん」の発言などから察するに、なかなかのお嬢様風。
こうした女の子がわさわさと登場する漫画には必ず存在する、無表情・冷静沈着なキャラですが…これで「ゆきさん」に負けないほどの百合属性。
そのため、雰囲気とは裏腹に完全なボケ要因なのでした。
体操着(しかもブルマ)を予備で持っており、「千尋さん」に貸した後は”即返却”してもらったりしていました。
そんな2人に争奪される「千尋さん」は、明るくノリ良い女の子で突っ込み役。
受け入れるでも、激しく否定をしているのでもありません。
そんな訳で、百合傾向であるもののコメディー調がためにあまりそれっぽさなく、またかしましい女の子らの日常漫画という、呑気な雰囲気でもないんです。
…と言うのも、雪女「ゆきさん」以外の方々も、どうやら人ではないような言動をしているんですね。
特にツインテールな「小野さん」は目立つ外観とは裏腹に、普段から一歩引いているような感覚。
喫茶店での「茴さん」との会話では常にはぐらかしているほか、身体能力があるものの普段はそれを隠している様子なのでした。(※「千尋さん」には見破られていた)
「ゆきさん」との接触後にはそうしたシリアス描写もあり、「たつねこ」センセらしい感覚でした。
「それどころか、千尋以外ぜーんぶ人外だったりして」
そんな「ゆきさん」の台詞は、もしかしたらばっちり核心を突いているのかもしれません。
「千尋さん」自身にもなんらかあるようでしたので、今後も目が離せませんね。
ひょっとしたら「ペンデュラム」のような、ひでるさん大好きな感じになっていくかも。
※金鳳花茴さん、小野さん
帰国子女の「小野さん」は日本語の設問が理解できず、成績は悪いとか(笑)
やや太めなしっかりとした線の絵柄。
もともと色も描き込みもすっきりしていたため、4コマとよく合致していました。
柔らかな曲線でほわほわとした可愛らしい人物絵。
コマの大きさがためか、やや背丈が縮んでいるような印象があります。
また大晦日の2ページですが、漫画のネタがカラーに関することだったので、できれば元の彩色原稿での収録としてほしかったところです。
今回、なにげに面白かったのが、折り返しのコメント部分。
「人外ヒロインしか描いていないような気も…」
だって。
えー「ヴィス」、「カラミティ」、「グフ」、そして「ゆき」…って、ああなるほど、確かにそうかも(笑)
ゆきの咲くにわ 1 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
ゆきの咲くにわ 1 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・百合
・おまけ: アトガキ、カバー裏に漫画・コメント・制服設定。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(8P)、
13話くらい収録(初出から算出)、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たつねこ」センセの「ゆきの咲くにわ 1巻」です。
すみません、頭がバキバキに痛みます。
完成に相当時間かかっていますが、いつも以上にわちゃわちゃかもしれません。
しんどいです。
今回は「ペンデュラム」、「そにょもにょ」などを紹介している「たつねこ」センセです。
最新刊「ゆきの咲くにわ 1巻」はひでるさん不得意な4コマ形式。
タイトルがあって、4コマというぶつ切りながら、連続したお話です。
メインストーリーがためか、オチのないものもあれば、4コマに隣の1列をブチ抜いて変則5コマとしている所もありました。
ひでるさんは「そにょもにょ」の際に”ページ数が少ないためお話が厳しい”ということを書きましたが、なるほど4コマ形式であれば伝えたい部分だけをダイレクトにを追いかけられますね。
コマの制約がため、より巧いお話の取捨選択が要求されるでしょうけれど…。
なお、冒頭のカラー部分と巻末のおまけマンガは通常形式になっていました。
※雪女「ゆき」・「社千尋」
雰囲気だけはちゃんと雪女している「ゆきさん」なのでした。…下着はいかに!?
主人公「社千尋(やしろ・ちひろ)」を訪ねてきた、白い着物とリボンが特徴の「ゆき」は雪女。
実は昔馴染みであり、2人は一緒に住むこととなったんですが…同性ながら「ゆき」は「千尋」にラブラブで、怪しい日々を過ごすこととなってしまうのでした。
同じように「千尋」を狙うクラスメイト「金鳳花茴(きんぽうげ・うい)」、そして「小野」らも「ゆき」が近づいたことからちらほら異なる表情を見せるようになり…と、だいたいそんなお話。
主要登場人物は女の子ばかり。
雪女「ゆきさん」ほか「茴さん」もガチで「千尋さん」を狙っており、そうした描写が多い百合漫画な感覚。
だいたいのコメディーはそれ絡みですねー。
漫画のメインヒロイン雪女「ゆきさん」
身体が冷たいとか、冷たいものが好きなどのセオリーな描写はありません。
冬空に寒いとコタツから動こうとしなかったり、外出の際にはカイロを大量に持っているなど、服装以外はまったく雪女っぽくないですね。
時代にもマッチしており、山の仲間らと携帯メールを使いこなす描写までありました。
雪女としてもそうですが、妖怪っぽさも今のところはほとんどありません。
また、彼女はいつも「千尋さん」と一緒に寝ているんですが、どうやらその間に色々しているようなのです(笑)
本人にも自覚ありましたが、こっそり彼女の下着を取っているなど、特殊な性癖の持ち主。
初めて学園に来た際の、友人2人へ送った視線がまたいいんですねー。
※下着好きな「ゆきさん」
ドン引きするほどの性癖だそうです(笑)
一方、学校にて「千尋さん」を狙っている「茴さん」
長い黒髪で礼儀正しく言葉使いも丁寧。
運動が苦手なほか昼にお重で弁当を持ってくる、「アホほど広い家」という「小野さん」の発言などから察するに、なかなかのお嬢様風。
こうした女の子がわさわさと登場する漫画には必ず存在する、無表情・冷静沈着なキャラですが…これで「ゆきさん」に負けないほどの百合属性。
そのため、雰囲気とは裏腹に完全なボケ要因なのでした。
体操着(しかもブルマ)を予備で持っており、「千尋さん」に貸した後は”即返却”してもらったりしていました。
そんな2人に争奪される「千尋さん」は、明るくノリ良い女の子で突っ込み役。
受け入れるでも、激しく否定をしているのでもありません。
そんな訳で、百合傾向であるもののコメディー調がためにあまりそれっぽさなく、またかしましい女の子らの日常漫画という、呑気な雰囲気でもないんです。
…と言うのも、雪女「ゆきさん」以外の方々も、どうやら人ではないような言動をしているんですね。
特にツインテールな「小野さん」は目立つ外観とは裏腹に、普段から一歩引いているような感覚。
喫茶店での「茴さん」との会話では常にはぐらかしているほか、身体能力があるものの普段はそれを隠している様子なのでした。(※「千尋さん」には見破られていた)
「ゆきさん」との接触後にはそうしたシリアス描写もあり、「たつねこ」センセらしい感覚でした。
「それどころか、千尋以外ぜーんぶ人外だったりして」
そんな「ゆきさん」の台詞は、もしかしたらばっちり核心を突いているのかもしれません。
「千尋さん」自身にもなんらかあるようでしたので、今後も目が離せませんね。
ひょっとしたら「ペンデュラム」のような、ひでるさん大好きな感じになっていくかも。
※金鳳花茴さん、小野さん
帰国子女の「小野さん」は日本語の設問が理解できず、成績は悪いとか(笑)
やや太めなしっかりとした線の絵柄。
もともと色も描き込みもすっきりしていたため、4コマとよく合致していました。
柔らかな曲線でほわほわとした可愛らしい人物絵。
コマの大きさがためか、やや背丈が縮んでいるような印象があります。
また大晦日の2ページですが、漫画のネタがカラーに関することだったので、できれば元の彩色原稿での収録としてほしかったところです。
今回、なにげに面白かったのが、折り返しのコメント部分。
「人外ヒロインしか描いていないような気も…」
だって。
えー「ヴィス」、「カラミティ」、「グフ」、そして「ゆき」…って、ああなるほど、確かにそうかも(笑)
ゆきの咲くにわ 1 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
ゆきの咲くにわ 1 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
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■処女絢爛 (西川康)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、描き下ろしあり。
・その他: カラー(8P)、短編×14(うち「麗那会長ゴキゲンナナメ」×3、
「まりかにおまかせ」×3、「つかさシリーズ」×2、「ヤン・でれ」×3)
※限定版はドラマCD付きです。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西川康(にしかわ・こう)」センセの「処女絢爛(おとめけんらん) [限定版]」です。
なんだか…最近FC2さんのアマゾンへのリンクが変ですね。
たまーに正常に作動するようでしたが、リンク部分はどうやら微妙。
そんな訳で、一部ですが直接のリンクに修正致しました。
(※見栄えのため、左右・サイド部分の「オススメ漫画」はそのままにしておきます)
御迷惑をかけていたようでしたら、すみません。
さて本日は以前に「輪姦姉妹」を紹介している「西川康」センセです。
こちらが8冊目だそうです。
最新刊の「処女絢爛(おとめけんらん)」はCDつき限定版という単行本
ちょっと以前はCD付きばかりなイメージでしたが、なんだか久しぶりですねー。
※貴咲院麗那・お嬢様
彼女は意味もなく怒らせたくなるキャラですねー(笑)
そのドラマCDは、収録のうち4話をピックアップしたもの。
ちゃんと全てキャストが異なっていました。
…漫画には連続話もあったので、どちらか追いかけた方がコスト安ではないかなぁ…とか思いましたが。
まぁ、豪華だよーということで(笑)
なお、ラインアップは以下のとおりです。
・「麗那会長ゴキゲンナナメ(前編)」 「貴咲院麗那」役:「計名さやか」
・「まりかにおまかせ(前編)」 「まりか」役:「安堂りゅう」
・「妹だってば!」 「つかさ」役:「春日アン」
・「ヤン・でれ(前編)」 「柊紗姫」役:「内野ぽち」
さきほどヒロイン役の方をざーっと検索してきました。
便利な世の中ですねー。
皆さんあちこちで活躍されていたので、どちらかで聞いたことある方がいるかもしれませんよ。
収録は全部で45分。
内容は漫画のストーリーそのままだったので、一緒に読み進めるとより臨場感が増すでしょう。
(※音媒体なので、一部台詞が追加されてます)
単行本は3話の中編と短編という構成。
どらちもラブコメちっくで、読後感の良いものでした。
↓表紙もゲットしている、メインっぽい中編「麗那会長ゴキゲンナナメ」
こちらは前中後編の3話連続です。
財閥の御令嬢にして生徒会長の「貴咲院麗那」
学園ではそんな彼女を信仰する”親衛隊”という取り巻きがいる、なかなか近づき難い存在。
しかし、「麗那」から書記に任命された「田中成実」は何故か彼女に気に入られ、こっそり付き合っていたのでした。
だいたいそんなん。
お嬢さまとのラブコメですね。
雰囲気としては「護くんに女神の祝福を!/C-SHOW」の成年漫画版という感覚。
ごくスタンダードに流れる前編は置いといて、注目は付き合う切っ掛けの描かれた中編部分です。
何がそこまで気に入ったのか、告白は「麗那さん」から。
”弟のようにカワイクて、一緒にいると楽しい”…とかあったので、容姿的に刺さった彼を間近で見ているうち、真剣に好きになってしまった~、ということなのかな。
しかし、物怖じしない「田中くん」はそれをすっぱり断るんですね。
そうした予想外の展開に、思わず脅迫じみたコトを口にしてしまう「麗那さん」が秀逸。
また、その後にはトンデもないところを目撃されて驚きつつ、ちゃーんと計算を働かせて彼にちゃっかり承諾させるところが素敵なのでした。
豪邸とか車通学というベタな描写を描かずとも、いかにも優等生なお嬢様っぽさを演出していたと思います。
…そう言えば、こないだから気にしているそのまま、「麗那さん」は“長髪で後ろ頭にリボン”でしたよ。
前編ではちょっと会話していただけの「水元」さんに嫉妬するというラブラブなところを見せていましたが、とある理由がため彼の家をわざわざ訪ねてくる後編でも、非常に可愛らしい言動をしています。
※はるか・まりか
中央が「はるかさん」です。ちなみに彼女も“長髪で後ろ頭にリボン”です。
大病院のご令嬢「はるか」に想いを寄せる「圭太」
しかし、何の取り柄もないという彼はただ彼女を遠くから眺めるだけでした。
そんな彼に業を煮やした昔馴染みの「まりか」は、自信をもたせるためその相手をするのです。
実は、身体を重ねることで情が移ることを期待した「まりか」でしたが、後日の告白は大成功。
2人は付き合うこととなってしまったのでした。
そんな「まりかにおまかせ」、「はるかもおまかせ(まりかにおまかせ後編改め)」という3話の連続中編。
「まりかさん」は髪色素の薄いツインテールというこで、やっぱりツンデレちっくなキャラクター。
親身に相談受けるうちに~というのは実際にもよくあるパターンで、なかなかしたたかです。
彼の部屋に出入りする昔からの間柄というアドバンテージを、有効に利用していました。
漫画のポイントは、やはり前編のオチから中編にかけて。
どさくさに紛れて自らの気持ちを吐露するあたりが可愛らしいのです。
結局はそんな地道な積み重ね(笑)が功を奏し、晴れてラブラブカップルとなるんですが…ここで終わらなかったのが、このストーリーの良いところ。
後編というべき「はるかもおまかせ」
ほぼ背景のようだった「はるかさん」ですが、実際には相当に癖のある娘。
「恥ずかしいクセも全部打ち明けた」
とか言っていました。
うーん、これはどっちの気持ちも分かるなぁ。
途中にあった、「はるかさん」に勝者の微笑みを見せる「まりかさん」のコマが大好きです。
悪い噂の多い「柊紗姫」はヤンキーと言われていました。
そんな彼女の携帯を拾った優等生「名行純」は、ある確信と共に彼女に告白するのでした。
そう、お互いの待ち受けは、それぞれの写真だったのです。
そうした切っ掛けの連続話「ヤン・でれ」
…病んでる方ではないのか(笑)
「名行くん」の画像が着替え最中の隠し撮りであったのが可笑しいです。
格好良く決まりませんねぇ。
中編では指導室に呼び出されていた「紗姫さん」
言動が多少キツめではあったものの、とりあえず描かれてたところでは可愛らしい表情しか見せていません。
台詞では色々ありますが、やっぱり素行の悪い描写がほしかったです。
なお後編ではスクール水着な彼女が見られますよー。
※柊紗姫さん
切っ掛けの「紗姫さん」です。ちゃんと制服を着ていないくらいかなぁ。
続いて短編群。
…なにげに全て放尿描写があるという、”放尿4連発”な漫画なのでした。
カラー原稿の冒頭話「小雪ちゃんadmirable」は兄と妹「小雪」ちゃんの近親系。
これは4ページのショートですね。
同じく近親、妹「つかさ」ちゃんとの「妹だってば!」
一人称が「僕」という、スパッツ姿の似合う男の子のような娘さんでした。
家だから、とか言ってましたが、スパッツ下がノーパンというのはえっちですねー。
ああ、彼女は若いからOKなのかな。(※色々な意味で)
なお、カラー原稿の「つかさアフター」は2人の学校えっちという、後日談ショート漫画です。
ちょっと胸が大きくなってません?成長した??
「恋するトビゲリ」は挨拶代りに飛び蹴りを仕掛けてくるという幼馴染み「さつき」さん。
漫画見る限りではそこそこの高さがあり、直撃したら相当に危険そうです。
やっぱり放尿描写がありましたが…場所は保健室だよね。
後始末はどうしたんでしょう(笑)
「いいんちょなんてヤ!」は眼鏡な「結衣」さんと「敬介」くんでした。
自習室に2人っきりというシチュエーションで、あの行動は冗談で済まないですよ。ええ。
「Hなんて絶対しないんだから」
というのも、逆の意味にしか感じません。
非常に強い線の絵柄。
トーンよりも黒が目立ち、ごっちゃり描かれる事と線の質もあって、画面は濃厚です。
そうした黒の扱いに優れており、髪・制服の処理ほか、特にキャラの深さある目は最大の特徴になっています。
また、成年漫画らしく局部の描き込みは詳細で、頻繁ではないものの内蔵描写もありました。
比較的細かくコマ割りをされる方のようで、その大小が巧く演出と絡んでいます。
カラーはやや雰囲気変わるものの、だいたいの把握には問題ないため、判断は↓表紙でどうぞ。
最後にあとがきにて、ちと見逃せない文言があったので報告。
「2話多い通常版もよろしく」
…だって。
え゛、そっちのが収録多いの!?
現在はまだ情報ありませんが、ドラマCDがいらない人は待つのもいいかもしれませんよー。
※念のためこちらも。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、描き下ろしあり。
・その他: カラー(8P)、短編×14(うち「麗那会長ゴキゲンナナメ」×3、
「まりかにおまかせ」×3、「つかさシリーズ」×2、「ヤン・でれ」×3)
※限定版はドラマCD付きです。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西川康(にしかわ・こう)」センセの「処女絢爛(おとめけんらん) [限定版]」です。
なんだか…最近FC2さんのアマゾンへのリンクが変ですね。
たまーに正常に作動するようでしたが、リンク部分はどうやら微妙。
そんな訳で、一部ですが直接のリンクに修正致しました。
(※見栄えのため、左右・サイド部分の「オススメ漫画」はそのままにしておきます)
御迷惑をかけていたようでしたら、すみません。
さて本日は以前に「輪姦姉妹」を紹介している「西川康」センセです。
こちらが8冊目だそうです。
最新刊の「処女絢爛(おとめけんらん)」はCDつき限定版という単行本
ちょっと以前はCD付きばかりなイメージでしたが、なんだか久しぶりですねー。
※貴咲院麗那・お嬢様
彼女は意味もなく怒らせたくなるキャラですねー(笑)
そのドラマCDは、収録のうち4話をピックアップしたもの。
ちゃんと全てキャストが異なっていました。
…漫画には連続話もあったので、どちらか追いかけた方がコスト安ではないかなぁ…とか思いましたが。
まぁ、豪華だよーということで(笑)
なお、ラインアップは以下のとおりです。
・「麗那会長ゴキゲンナナメ(前編)」 「貴咲院麗那」役:「計名さやか」
・「まりかにおまかせ(前編)」 「まりか」役:「安堂りゅう」
・「妹だってば!」 「つかさ」役:「春日アン」
・「ヤン・でれ(前編)」 「柊紗姫」役:「内野ぽち」
さきほどヒロイン役の方をざーっと検索してきました。
便利な世の中ですねー。
皆さんあちこちで活躍されていたので、どちらかで聞いたことある方がいるかもしれませんよ。
収録は全部で45分。
内容は漫画のストーリーそのままだったので、一緒に読み進めるとより臨場感が増すでしょう。
(※音媒体なので、一部台詞が追加されてます)
単行本は3話の中編と短編という構成。
どらちもラブコメちっくで、読後感の良いものでした。
↓表紙もゲットしている、メインっぽい中編「麗那会長ゴキゲンナナメ」
こちらは前中後編の3話連続です。
財閥の御令嬢にして生徒会長の「貴咲院麗那」
学園ではそんな彼女を信仰する”親衛隊”という取り巻きがいる、なかなか近づき難い存在。
しかし、「麗那」から書記に任命された「田中成実」は何故か彼女に気に入られ、こっそり付き合っていたのでした。
だいたいそんなん。
お嬢さまとのラブコメですね。
雰囲気としては「護くんに女神の祝福を!/C-SHOW」の成年漫画版という感覚。
ごくスタンダードに流れる前編は置いといて、注目は付き合う切っ掛けの描かれた中編部分です。
何がそこまで気に入ったのか、告白は「麗那さん」から。
”弟のようにカワイクて、一緒にいると楽しい”…とかあったので、容姿的に刺さった彼を間近で見ているうち、真剣に好きになってしまった~、ということなのかな。
しかし、物怖じしない「田中くん」はそれをすっぱり断るんですね。
そうした予想外の展開に、思わず脅迫じみたコトを口にしてしまう「麗那さん」が秀逸。
また、その後にはトンデもないところを目撃されて驚きつつ、ちゃーんと計算を働かせて彼にちゃっかり承諾させるところが素敵なのでした。
豪邸とか車通学というベタな描写を描かずとも、いかにも優等生なお嬢様っぽさを演出していたと思います。
…そう言えば、こないだから気にしているそのまま、「麗那さん」は“長髪で後ろ頭にリボン”でしたよ。
前編ではちょっと会話していただけの「水元」さんに嫉妬するというラブラブなところを見せていましたが、とある理由がため彼の家をわざわざ訪ねてくる後編でも、非常に可愛らしい言動をしています。
※はるか・まりか
中央が「はるかさん」です。ちなみに彼女も“長髪で後ろ頭にリボン”です。
大病院のご令嬢「はるか」に想いを寄せる「圭太」
しかし、何の取り柄もないという彼はただ彼女を遠くから眺めるだけでした。
そんな彼に業を煮やした昔馴染みの「まりか」は、自信をもたせるためその相手をするのです。
実は、身体を重ねることで情が移ることを期待した「まりか」でしたが、後日の告白は大成功。
2人は付き合うこととなってしまったのでした。
そんな「まりかにおまかせ」、「はるかもおまかせ(まりかにおまかせ後編改め)」という3話の連続中編。
「まりかさん」は髪色素の薄いツインテールというこで、やっぱりツンデレちっくなキャラクター。
親身に相談受けるうちに~というのは実際にもよくあるパターンで、なかなかしたたかです。
彼の部屋に出入りする昔からの間柄というアドバンテージを、有効に利用していました。
漫画のポイントは、やはり前編のオチから中編にかけて。
どさくさに紛れて自らの気持ちを吐露するあたりが可愛らしいのです。
結局はそんな地道な積み重ね(笑)が功を奏し、晴れてラブラブカップルとなるんですが…ここで終わらなかったのが、このストーリーの良いところ。
後編というべき「はるかもおまかせ」
ほぼ背景のようだった「はるかさん」ですが、実際には相当に癖のある娘。
「恥ずかしいクセも全部打ち明けた」
とか言っていました。
うーん、これはどっちの気持ちも分かるなぁ。
途中にあった、「はるかさん」に勝者の微笑みを見せる「まりかさん」のコマが大好きです。
悪い噂の多い「柊紗姫」はヤンキーと言われていました。
そんな彼女の携帯を拾った優等生「名行純」は、ある確信と共に彼女に告白するのでした。
そう、お互いの待ち受けは、それぞれの写真だったのです。
そうした切っ掛けの連続話「ヤン・でれ」
…病んでる方ではないのか(笑)
「名行くん」の画像が着替え最中の隠し撮りであったのが可笑しいです。
格好良く決まりませんねぇ。
中編では指導室に呼び出されていた「紗姫さん」
言動が多少キツめではあったものの、とりあえず描かれてたところでは可愛らしい表情しか見せていません。
台詞では色々ありますが、やっぱり素行の悪い描写がほしかったです。
なお後編ではスクール水着な彼女が見られますよー。
※柊紗姫さん
切っ掛けの「紗姫さん」です。ちゃんと制服を着ていないくらいかなぁ。
続いて短編群。
…なにげに全て放尿描写があるという、”放尿4連発”な漫画なのでした。
カラー原稿の冒頭話「小雪ちゃんadmirable」は兄と妹「小雪」ちゃんの近親系。
これは4ページのショートですね。
同じく近親、妹「つかさ」ちゃんとの「妹だってば!」
一人称が「僕」という、スパッツ姿の似合う男の子のような娘さんでした。
家だから、とか言ってましたが、スパッツ下がノーパンというのはえっちですねー。
ああ、彼女は若いからOKなのかな。(※色々な意味で)
なお、カラー原稿の「つかさアフター」は2人の学校えっちという、後日談ショート漫画です。
ちょっと胸が大きくなってません?成長した??
「恋するトビゲリ」は挨拶代りに飛び蹴りを仕掛けてくるという幼馴染み「さつき」さん。
漫画見る限りではそこそこの高さがあり、直撃したら相当に危険そうです。
やっぱり放尿描写がありましたが…場所は保健室だよね。
後始末はどうしたんでしょう(笑)
「いいんちょなんてヤ!」は眼鏡な「結衣」さんと「敬介」くんでした。
自習室に2人っきりというシチュエーションで、あの行動は冗談で済まないですよ。ええ。
「Hなんて絶対しないんだから」
というのも、逆の意味にしか感じません。
非常に強い線の絵柄。
トーンよりも黒が目立ち、ごっちゃり描かれる事と線の質もあって、画面は濃厚です。
そうした黒の扱いに優れており、髪・制服の処理ほか、特にキャラの深さある目は最大の特徴になっています。
また、成年漫画らしく局部の描き込みは詳細で、頻繁ではないものの内蔵描写もありました。
比較的細かくコマ割りをされる方のようで、その大小が巧く演出と絡んでいます。
カラーはやや雰囲気変わるものの、だいたいの把握には問題ないため、判断は↓表紙でどうぞ。
最後にあとがきにて、ちと見逃せない文言があったので報告。
「2話多い通常版もよろしく」
…だって。
え゛、そっちのが収録多いの!?
現在はまだ情報ありませんが、ドラマCDがいらない人は待つのもいいかもしれませんよー。
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※念のためこちらも。
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■あいらんど 淫悦の章 (まぐろ帝國)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・サスペンス
・おまけ: カバー裏にラフ絵。
・その他: カラー(4P)、9話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まぐろ帝國(まぐろ・ていこく)」センセの「あいらんど 淫悦の章」です。
何冊かブログでも紹介している「まぐろ帝國」センセ。
えー、「妹夏」のはっちゃけっぷりがどうにも合わず、ちと敬遠しておりました。
そんなんでしたが、こちらの最新刊「あいらんど 淫悦の章」
うっかり見た↓表紙が刺さっちゃったんですねー。
セーラー服の女の子は無論のこと、背景の能面や人形、お札などにドキッとさせられたんですよ。
店頭でもこちらが積まれたあたりだけ、なんとなーい異様な空気がふんわりと醸し出されておりました。
こーれはいい絵だー。
後述しますが、漫画の不可思議さをよく表現していたと思います。
…でね、ちらと見た裏表紙がまたいいんですわ。
全裸の女性陣と共に、やはり能面・セーラー服という組み合わせ。
どうやら縁側みたいなところに皆いるんですが…その足元は池のように水で満たされているのでした。
なんなんだろう。
ひでるさんは小さい頃から錯覚図とかだまし絵などが大好きだったんですが、そんな感覚です。
※左:瞳さん、右:美里さん
「瞳さん」はややツンデレちっくなキャラなのです。
さて、「あいらんど 淫悦の章」は1冊全て同じお話。
しかも”淫悦の章”とあるように、なんと続きモノだったのでした。
こちらだけでは完結しておりません。
…というか、未解決で後にべったり残るため、気になって他に手のつかなくなる可能性ある方はちょっと注意(笑)
記憶喪失の主人公「六郎」は海に近い家で目覚めました。
「ずっと眠ったままだった」
…という彼を待っていたのは、小さい女の子「双葉」、そして彼女が姉と呼ぶセーラー服の女性「瞳」だったのです。
求められるえっちに応じるものの混濁した記憶はまるで戻らず、家から神社、バス車内、そして外など、夢とも現実ともつかない場面・状況で女性たちと身体を重ね続けるのでした。
大雑把には、だいたいそんなん。
たっぷりな雰囲気のある、静かなシリアスえっちストーリー。
なんだか煙に撒かれているような、どうにも不確かな感覚がひっそりとした怖さに繋がる、サスペンスちっくな漫画です。
よく眠りから目覚める場面があるため、それまでの描写が現実のものなのか、はたまた夢の世界なのか、よく分かんないんですねー。
また「六郎くん」は記憶喪失という設定なので、えっちはするもののヒロインとはどんな関係だったのか、一切が不明なまま。
途中で差し込まれる巨大な屋敷の女主人とメイド、面をつけた男女らの交わりなど、不可解な描写も頻繁。
特に、単行本後半あたりに収録されていたエピソードには、それまでの流れとは異なるようなネタまでありました。
※左:双葉ちゃん、右:麗子さん
ロリからアダルトまで、幅広い趣味に対応なのです。
どうのこうのとブログでは非常に紹介・表現し辛い漫画ですね。
とりあえず、主人公を含めて登場人物の名前が数字になっていることに気付いたので、以下に登場人物を一覧にてまとめ、また各話についてざーっと書いてみました。
詳しく書いてしまうとネタバレになるんですが…ひでるさんもよく分かっていないので、あまり詳しく書くことすらできません(笑)
ともかく内容については思いっきり触れてしまうため、新鮮に楽しみたい方は↓下記(★)のあたりまですっ飛ばして読んで下さい。(※当然、↓下の絵もすっ飛ばした方がいいです)
既に読み終わっている方、大丈夫な方のみどうぞ。
= ココから =
【 あいらんど 登場人物 】
0 「麗子」 巨大な屋敷の女主人。皆の母親?だいたい喪服姿で登場しています。
1 「瞳」 ↓表紙・冒頭カラーページを飾る、本編のメインヒロイン?最も出番が多いです。
2 「双葉」 最初に寝込みを襲っていた、ツインテールなロリキャラ。
3 「美里」 巫女姿で神社に登場。丁寧な口調の女性。
4 「栞」 バスにて出会った、眼鏡・みつ編みの優等生風な女性。
5 「樹」 ショートカットで褐色肌の体育会系。ピアスを装着。
6 「六郎」 記憶喪失の本編主人公。皆をえっちに引き込んだ元凶らしい。
7 「七瀬」 屋敷で働くメイド。お話の鍵を握っている…のかな?最も行動が不可解なのでした。
1話目「瞳と双葉」
浜辺で倒れていたらしい「六郎くん」
布団で目覚めると、誘われるまま「双葉ちゃん」とえっちしておりました。
彼女にソレを教えたのは「六郎くん」である様子。
海に近い家は「瞳さん」を含めた3人暮らしで、かかってきた電話は豪邸に住む「麗子さん」から。
内容は不明。
ただ、なんだか「瞳さん」は隠し事があるみたいですねー。
2話目「夜と夢」
能面が飾られた、悪趣味なバスルームの「麗子さん」
「久しいものね、皆がそろうなんて」、という発言があります。
一方、「六郎くん」は「双葉ちゃん」とお風呂でのえっち。(※気付くと1人)
彼女曰く、「毎日入っていた」とのこと。
記憶喪失の切っ掛けは、崖から転落したことにある様子。
3話目「美里と社」
よくわかりませんが、コレ以後は能面をつけた男女(※登場人物の8名にほぼ間違いなし)の乱交描写が挟まれるようになります。
周囲を散歩することとした「六郎くん」は神社にたどり着き、巫女姿の「美里さん」と対面・えっち。
彼女とも関係があったらしいんですが、例によって気付くと1人だけ。
4話目「朝と夢」
2回ほど目覚めの描写がある「六郎くん」
前話からの続きで、夜に帰宅した彼をメイド「七瀬さん」が出迎え。
その後、朝に目覚めた「六郎くん」は裸エプロンの「瞳さん」とえっち。
続いて目覚めると、やはり裸エプロンで同じように朝食の準備をしていた「美里さん」とえっち。
5話目「栞と鞄」
冒頭は屋敷。
「麗子さん」と「瞳さん」の会話にて、「前とは違う」、「自分が選ばれる」などの会話あり。
なぜか「瞳さん」は拘束・調教されている。
前話にて「美里さん」に送り出された「六郎くん」がバスにて島を回っていると、そこに「栞さん」が乗ってくる。
彼女とも以前から関係あったらしく、車内にて大人のおもちゃ使用のえっち。
6話目「樹と雨」
先のバス運転手は「七瀬さん」
彼女の視線に怯えた「六郎くん」が雨が降る森(庭園?)を走って逃げていると、そこで「樹さん」と出会う。
やっぱり彼女とも深い付き合いがあったらしく、野外でのえっち。
ピアス装着ほか、ゴーヤ使ったりしていました。
気付くと、やっぱり1人ぼっち。
雨の中を彷徨っているうち、「麗子さん」の屋敷にたどり着く。
※メイド「七瀬さん」
眼帯なんですね。コレらがどんなんだか、まるで分かりません
7話目「光と影」
これは過去描写?
旦那さんお通夜での「麗子さん」が、彼女のことを”義母”と呼ぶ能面の男性とえっち。
縛りほか漏らすなど、かなりエグい描写が続いていました。
8話目「少女と屋敷」
お屋敷で働くメイド「七瀬さん」の…これは日常描写?
相当に奇怪なシーンが続いておりましたが…ラストにはベットで眠る「六郎くん」の姿が。
あるいは、4話目から繋がっているのかな?
9話目「瞳と家」
”雨の中傘もささずにほっつき歩いていた”という「六郎くん」は、風邪で寝込んでいる。
看病のため傍らにいたのは「瞳さん」
くだけた表情を見せる彼女とえっちになった彼は、自らも不可解なほどに暴走。
しかし、「ずっと待ってた」というラブラブな「瞳さん」は優しく彼を受け入れたんですが…気付くと、お屋敷でメイド「七瀬さん」と共にあったのでした…。
(★)ここまで。
…だいたいそんな感じなのですよ。
記憶喪失、屋敷、多くのヒロイン…という各種キーワードは、なんだか「シーズウェア」とかひと時代前のPCゲームちっくです。
そんなんが好きだった方には、より刺さりやすいかもしれません。
ロリからアダルトまで各種タイプがずらりと揃っており、シチュエーションからえっちまで様々なのでした。
長編ストーリーな割にそんなシーンが多く、えっちには事欠かない漫画。
しかし不可解なシーンが続くため、各キャラとのえっちもなんだか足元おぼつかない不安な感覚です。
純粋に(?)成年漫画を楽しみたい方には、あるいは合わないかもしれませんねー。
ひでるさんはばっちり刺さりましたが。
強い線の絵柄。
全体的にベタが目立ち色が濃く、お話と同様に全体は濃厚なのでした。
非常に安定感があって、またバランスも良好です。
リアル気味なキャラ絵ほか、よく描き込まれた背景は不可解かつ淫靡なお話をうまーく盛り上げていました。
センセの絵は、こうしたサスペンスちっくなお話とよく合致していると思います。
うん、非常に良かったです。
コメディーより、こうしたネタのがいいのではないかなぁ。
次巻で謎は解明されるのかなぁ。
どんな真実が隠されているのか、今から待ち遠しいですよ。
…って言うか、コレちゃんと収拾するの??
★「まぐろ帝國」センセの漫画紹介記事
「妹夏」
教師「坂本金髪(cv:武○鉄○)」などが脱力な短編集。デビュー七周年記念。
「家庭の事情」
変態家族による1冊まるまる長編。
「放課後奴隷倶楽部」
女生徒らが調教される学園のオムニバス調の長編。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・サスペンス
・おまけ: カバー裏にラフ絵。
・その他: カラー(4P)、9話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まぐろ帝國(まぐろ・ていこく)」センセの「あいらんど 淫悦の章」です。
何冊かブログでも紹介している「まぐろ帝國」センセ。
えー、「妹夏」のはっちゃけっぷりがどうにも合わず、ちと敬遠しておりました。
そんなんでしたが、こちらの最新刊「あいらんど 淫悦の章」
うっかり見た↓表紙が刺さっちゃったんですねー。
セーラー服の女の子は無論のこと、背景の能面や人形、お札などにドキッとさせられたんですよ。
店頭でもこちらが積まれたあたりだけ、なんとなーい異様な空気がふんわりと醸し出されておりました。
こーれはいい絵だー。
後述しますが、漫画の不可思議さをよく表現していたと思います。
…でね、ちらと見た裏表紙がまたいいんですわ。
全裸の女性陣と共に、やはり能面・セーラー服という組み合わせ。
どうやら縁側みたいなところに皆いるんですが…その足元は池のように水で満たされているのでした。
なんなんだろう。
ひでるさんは小さい頃から錯覚図とかだまし絵などが大好きだったんですが、そんな感覚です。
※左:瞳さん、右:美里さん
「瞳さん」はややツンデレちっくなキャラなのです。
さて、「あいらんど 淫悦の章」は1冊全て同じお話。
しかも”淫悦の章”とあるように、なんと続きモノだったのでした。
こちらだけでは完結しておりません。
…というか、未解決で後にべったり残るため、気になって他に手のつかなくなる可能性ある方はちょっと注意(笑)
記憶喪失の主人公「六郎」は海に近い家で目覚めました。
「ずっと眠ったままだった」
…という彼を待っていたのは、小さい女の子「双葉」、そして彼女が姉と呼ぶセーラー服の女性「瞳」だったのです。
求められるえっちに応じるものの混濁した記憶はまるで戻らず、家から神社、バス車内、そして外など、夢とも現実ともつかない場面・状況で女性たちと身体を重ね続けるのでした。
大雑把には、だいたいそんなん。
たっぷりな雰囲気のある、静かなシリアスえっちストーリー。
なんだか煙に撒かれているような、どうにも不確かな感覚がひっそりとした怖さに繋がる、サスペンスちっくな漫画です。
よく眠りから目覚める場面があるため、それまでの描写が現実のものなのか、はたまた夢の世界なのか、よく分かんないんですねー。
また「六郎くん」は記憶喪失という設定なので、えっちはするもののヒロインとはどんな関係だったのか、一切が不明なまま。
途中で差し込まれる巨大な屋敷の女主人とメイド、面をつけた男女らの交わりなど、不可解な描写も頻繁。
特に、単行本後半あたりに収録されていたエピソードには、それまでの流れとは異なるようなネタまでありました。
※左:双葉ちゃん、右:麗子さん
ロリからアダルトまで、幅広い趣味に対応なのです。
どうのこうのとブログでは非常に紹介・表現し辛い漫画ですね。
とりあえず、主人公を含めて登場人物の名前が数字になっていることに気付いたので、以下に登場人物を一覧にてまとめ、また各話についてざーっと書いてみました。
詳しく書いてしまうとネタバレになるんですが…ひでるさんもよく分かっていないので、あまり詳しく書くことすらできません(笑)
ともかく内容については思いっきり触れてしまうため、新鮮に楽しみたい方は↓下記(★)のあたりまですっ飛ばして読んで下さい。(※当然、↓下の絵もすっ飛ばした方がいいです)
既に読み終わっている方、大丈夫な方のみどうぞ。
= ココから =
【 あいらんど 登場人物 】
0 「麗子」 巨大な屋敷の女主人。皆の母親?だいたい喪服姿で登場しています。
1 「瞳」 ↓表紙・冒頭カラーページを飾る、本編のメインヒロイン?最も出番が多いです。
2 「双葉」 最初に寝込みを襲っていた、ツインテールなロリキャラ。
3 「美里」 巫女姿で神社に登場。丁寧な口調の女性。
4 「栞」 バスにて出会った、眼鏡・みつ編みの優等生風な女性。
5 「樹」 ショートカットで褐色肌の体育会系。ピアスを装着。
6 「六郎」 記憶喪失の本編主人公。皆をえっちに引き込んだ元凶らしい。
7 「七瀬」 屋敷で働くメイド。お話の鍵を握っている…のかな?最も行動が不可解なのでした。
1話目「瞳と双葉」
浜辺で倒れていたらしい「六郎くん」
布団で目覚めると、誘われるまま「双葉ちゃん」とえっちしておりました。
彼女にソレを教えたのは「六郎くん」である様子。
海に近い家は「瞳さん」を含めた3人暮らしで、かかってきた電話は豪邸に住む「麗子さん」から。
内容は不明。
ただ、なんだか「瞳さん」は隠し事があるみたいですねー。
2話目「夜と夢」
能面が飾られた、悪趣味なバスルームの「麗子さん」
「久しいものね、皆がそろうなんて」、という発言があります。
一方、「六郎くん」は「双葉ちゃん」とお風呂でのえっち。(※気付くと1人)
彼女曰く、「毎日入っていた」とのこと。
記憶喪失の切っ掛けは、崖から転落したことにある様子。
3話目「美里と社」
よくわかりませんが、コレ以後は能面をつけた男女(※登場人物の8名にほぼ間違いなし)の乱交描写が挟まれるようになります。
周囲を散歩することとした「六郎くん」は神社にたどり着き、巫女姿の「美里さん」と対面・えっち。
彼女とも関係があったらしいんですが、例によって気付くと1人だけ。
4話目「朝と夢」
2回ほど目覚めの描写がある「六郎くん」
前話からの続きで、夜に帰宅した彼をメイド「七瀬さん」が出迎え。
その後、朝に目覚めた「六郎くん」は裸エプロンの「瞳さん」とえっち。
続いて目覚めると、やはり裸エプロンで同じように朝食の準備をしていた「美里さん」とえっち。
5話目「栞と鞄」
冒頭は屋敷。
「麗子さん」と「瞳さん」の会話にて、「前とは違う」、「自分が選ばれる」などの会話あり。
なぜか「瞳さん」は拘束・調教されている。
前話にて「美里さん」に送り出された「六郎くん」がバスにて島を回っていると、そこに「栞さん」が乗ってくる。
彼女とも以前から関係あったらしく、車内にて大人のおもちゃ使用のえっち。
6話目「樹と雨」
先のバス運転手は「七瀬さん」
彼女の視線に怯えた「六郎くん」が雨が降る森(庭園?)を走って逃げていると、そこで「樹さん」と出会う。
やっぱり彼女とも深い付き合いがあったらしく、野外でのえっち。
ピアス装着ほか、ゴーヤ使ったりしていました。
気付くと、やっぱり1人ぼっち。
雨の中を彷徨っているうち、「麗子さん」の屋敷にたどり着く。
※メイド「七瀬さん」
眼帯なんですね。コレらがどんなんだか、まるで分かりません
7話目「光と影」
これは過去描写?
旦那さんお通夜での「麗子さん」が、彼女のことを”義母”と呼ぶ能面の男性とえっち。
縛りほか漏らすなど、かなりエグい描写が続いていました。
8話目「少女と屋敷」
お屋敷で働くメイド「七瀬さん」の…これは日常描写?
相当に奇怪なシーンが続いておりましたが…ラストにはベットで眠る「六郎くん」の姿が。
あるいは、4話目から繋がっているのかな?
9話目「瞳と家」
”雨の中傘もささずにほっつき歩いていた”という「六郎くん」は、風邪で寝込んでいる。
看病のため傍らにいたのは「瞳さん」
くだけた表情を見せる彼女とえっちになった彼は、自らも不可解なほどに暴走。
しかし、「ずっと待ってた」というラブラブな「瞳さん」は優しく彼を受け入れたんですが…気付くと、お屋敷でメイド「七瀬さん」と共にあったのでした…。
(★)ここまで。
…だいたいそんな感じなのですよ。
記憶喪失、屋敷、多くのヒロイン…という各種キーワードは、なんだか「シーズウェア」とかひと時代前のPCゲームちっくです。
そんなんが好きだった方には、より刺さりやすいかもしれません。
ロリからアダルトまで各種タイプがずらりと揃っており、シチュエーションからえっちまで様々なのでした。
長編ストーリーな割にそんなシーンが多く、えっちには事欠かない漫画。
しかし不可解なシーンが続くため、各キャラとのえっちもなんだか足元おぼつかない不安な感覚です。
純粋に(?)成年漫画を楽しみたい方には、あるいは合わないかもしれませんねー。
ひでるさんはばっちり刺さりましたが。
強い線の絵柄。
全体的にベタが目立ち色が濃く、お話と同様に全体は濃厚なのでした。
非常に安定感があって、またバランスも良好です。
リアル気味なキャラ絵ほか、よく描き込まれた背景は不可解かつ淫靡なお話をうまーく盛り上げていました。
センセの絵は、こうしたサスペンスちっくなお話とよく合致していると思います。
うん、非常に良かったです。
コメディーより、こうしたネタのがいいのではないかなぁ。
次巻で謎は解明されるのかなぁ。
どんな真実が隠されているのか、今から待ち遠しいですよ。
…って言うか、コレちゃんと収拾するの??
★「まぐろ帝國」センセの漫画紹介記事
「妹夏」
教師「坂本金髪(cv:武○鉄○)」などが脱力な短編集。デビュー七周年記念。
「家庭の事情」
変態家族による1冊まるまる長編。
「放課後奴隷倶楽部」
女生徒らが調教される学園のオムニバス調の長編。
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■まどろみポイズン (H-magic)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき・イラスト・ちょっと解説、
カバー裏に別絵。
・その他: 合間にイラスト、
短編×8(うち「お父さんコンテスト」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「H-magic(えいち・まじっく)」センセの「まどろみポイズン」です。
アダルトからロリまで幅広く対応できる「H-magic」センセ。
今回は「ComicLO」なので、またまたロリ系なのです。
収録はメインな中編と短編となっています。
一度読みましたが、前回の「ワイルドベリー」よりもさらにその度が増した印象ですね。
極端な描写まではありませんでしたが、えっち部分はプチハードというもの。
大雑把には、↓表紙・裏表紙で判断できます。
あーした感じが苦手な人はちと難しいかもしれませんが、ある程度でも許容できければ問題ないでしょう。
※左:由衣さん、右:沙羅さん
最後の1話だけだったので、「沙羅さん」にしてみました。
5話連続話となっていた、単行本のメイン「お父さんコンテスト」
”優しく格好いい”という評判である、「橘みなみ」のお父さん。
授業参観日、ひょんなことから早引けをした同級生「由衣」を送っていくこととなりました。
しかし、彼女と共にマンションへ入ると、突然複数の男によってえっちされてしまう姿を目撃するのです。
カギのかかったガラス張りの部屋であり、目前にしながら何もできなかった彼が呆然としていると…ひょいと起き上った「由衣」はなんと笑顔だったのでした…。
帯文句”桁外れにいやらしい”ということで、こちらは背徳感たっぷりな近親えっちです。
成年漫画によくある、ぬるいラブコメ近親とは訳が違いますよー。
1話目の「お父さんコンテスト」は、もともと短編だった様子。
続きを提案した、という編集さんはいい進言でした。
グッジョブ!
同級生の父親を集めた「由衣さん」は、曰く「お父さんコンテスト」というえっち会をしていたんですね。
そんな訳で「みなみちゃん」のお父さんは娘の同級生とえっちしてしまうんですが…続く2話目「陵辱ムーブメント」が単行本の見どころ。
もう、「そうなるだろうなー」という期待(?)そのまま、父娘の近親えっちに発展してしまいました。
どことなく違和感を覚えていたお父さん。
目隠しされていた目前の子が「由衣さん」ではなく、実娘「みなみちゃん」だと知る前後あたりは秀逸。
これはスゴイ。
なんだか、だーいぶ久しぶりに”それらしい近親ネタ”を見た気がします。
※みなみちゃん
こーんな娘さんなんですが…パジャマが可愛らしいですよ。
3話目「震えるフリル」での犠牲者は、新キャラ「亜里沙」ちゃん。
先の2話と異なり、冒頭から「由衣さん」視点でコトが始まっているため、事件の真相みたいな感覚がありました。
無理を可能にするほどの力がある、「由衣さん」率いる”お父さんコンテスト”部隊。
どちらかと言うと、この「亜里沙ちゃん」親子のような関係が多いかな。
先の橘親子とはまた違ったシチュエーションで、迫力満点でした。
なお、「みなみちゃん」はすっかり一味となっており、前半はブルマ姿のWヒロインとなっています。
またなにげに、途中のおすまし顔な「由衣さん」が可愛いです。(※あちらの↑絵参照)
こんな表情もできるんですねー。
ちょっと意外(笑)
ひでるさん的に大プッシュなのが、4話目「膝上ミストレス」
その後のヤバさ満点というべき「みなみちゃん」家庭、そしてお父さんが見られます。
寝室、そして公園でのブランコえっちは、相当にエグいものがありました。
ブランコはちと突拍子ない感じでしたが、「みなみちゃん」ベットの描写は…えろい。
彼女は微妙な心理状態がために家でも受け入れてしまっていましたが、逆に散々に抵抗していた「亜里沙ちゃん」と良い対比になっていたと思います。
漫画内でも言われてましたが…「亜里沙ちゃん」のあーした台詞は盛りあがらせるだけよん。
新キャラ、眼鏡の「沙羅」さん登場の5話目「終演・反逆Sister」
詳細は伏せますが、ちょっと意外な展開となる最終話です。
巻末の解説を読んで納得はしましたけど、お話(連続話)としては誤りかな。
せっかく良い感じで展開していたというのに…。
いままでは、「みなみちゃん」とお父さんがメインストーリーでした。
そんなんが最後だけ「由衣さん」がピックアップされるというのはかなり唐突で、これまでのエピソードから考えると繋がりが非常に弱いです。
外伝とかならいいんですけどねぇ。
※左:佳乃さん、右:亜夜ちゃん
短編はこんな感じ。「亜夜ちゃん」も普段はこんなんですが…
感情の操作ができるという、特殊な能力をもったアートスクール講師「中森明人」
”感性レッスン”と称して生徒らにえっちな事をしておりました。
しかし、生徒「佳乃」だけは例外で影響を受けず、支配者として君臨していた「中森」は刑事に続いて始末しようと企み、先んじて彼女を捕縛したのでした…。
そんな短編「あるあるアラート」は、講師「中森」の壊れっぷりが実に楽しいお話。
自分の事を「神」とか言ってましたからねー。
しっかり病院へ行くようオススメしておきます(笑)
えっちシーンでは終始彼が暴走しており、複数でしたがいちおう極端に倒錯したプレイはありません。
術がきかないメイン扱いの「佳乃さん」は無理矢理でしたけれど。
実は少女探偵団的な漫画になっており、オチは勧善懲悪なのです。
そんな訳で、読後感は良いものです。
なにげに近親関係であった、「神田沙紀」さんがちと気になりますよ。
晩婚回避のため、年齢制限が撤廃された世界。
主人公「友介」の妻「亜夜」もまだランドセルな年齢で、かなりの年の差夫婦なのでした。
年齢差や親に決められた間柄と言う事情から、大事に扱っていた「友介」
しかし、それに悩んだ「亜夜」は、近所の「沙織」に相談してえっちな自分を見てもらうこととしたのです。
だいたいそんなんが短編「アリスな奥様!」
収録では最も明るい系統ですね。
いちおう法に認められた夫婦であり、またお互いラブラブということもあって、愛溢れる漫画。
それだけに、えっちシーンでは「亜夜ちゃん」が後ろを使ったりして頑張っていました。
「友介くん」がプッツンした際の、彼女の表情が印象的。
可愛い奥様で羨ましいですよ(笑)
なぜか、わざわざランドセルを背負っていたところに注目。
…邪魔そうでしたよー。
巻末の「らりらりライブラリィ」はお姉ちゃんと弟「渉(わたる)」くん。
8ページのショート近親なネタで、こちらだけお姉ちゃんという位置づけなため収録では雰囲気が異なっていました。
丁寧で柔らかな細線の絵柄。
若干白比率ありましたが、黒が強く濃淡としては適度なもの。
収録されたネタのため、ごっちゃりしていること多いものの、それぞれ綺麗なので見易いです。
バランスに優れており、前述していますがアダルトと共にロリも巧い方。
小物や背景なども繊細なタッチでした。
あの、いかにも爽やかそーな感じのキャラが、えっちで大乱れするところが魅力でしょう。
判断は…紹介帯・裏表にあったカット絵が最適です。
巻末にしっかり注意書きがありましたねー(笑)
そう、”あくまでも漫画であることは忘れないように”しましょう。
現実とは違うものです。
特に現在は微妙な情勢なので、下手なコトして漫画家さんや健全に楽しみたい人に迷惑をかけぬよう、くれぐれもお願い致します。
そんなんも含めて、やっぱり「H-magic」センセは法的に問題ない年齢以上、「はたらくお姉さん」みたいなむっちりヒロインのがいいなぁ…前にも書きましたが。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき・イラスト・ちょっと解説、
カバー裏に別絵。
・その他: 合間にイラスト、
短編×8(うち「お父さんコンテスト」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「H-magic(えいち・まじっく)」センセの「まどろみポイズン」です。
アダルトからロリまで幅広く対応できる「H-magic」センセ。
今回は「ComicLO」なので、またまたロリ系なのです。
収録はメインな中編と短編となっています。
一度読みましたが、前回の「ワイルドベリー」よりもさらにその度が増した印象ですね。
極端な描写まではありませんでしたが、えっち部分はプチハードというもの。
大雑把には、↓表紙・裏表紙で判断できます。
あーした感じが苦手な人はちと難しいかもしれませんが、ある程度でも許容できければ問題ないでしょう。
※左:由衣さん、右:沙羅さん
最後の1話だけだったので、「沙羅さん」にしてみました。
5話連続話となっていた、単行本のメイン「お父さんコンテスト」
”優しく格好いい”という評判である、「橘みなみ」のお父さん。
授業参観日、ひょんなことから早引けをした同級生「由衣」を送っていくこととなりました。
しかし、彼女と共にマンションへ入ると、突然複数の男によってえっちされてしまう姿を目撃するのです。
カギのかかったガラス張りの部屋であり、目前にしながら何もできなかった彼が呆然としていると…ひょいと起き上った「由衣」はなんと笑顔だったのでした…。
帯文句”桁外れにいやらしい”ということで、こちらは背徳感たっぷりな近親えっちです。
成年漫画によくある、ぬるいラブコメ近親とは訳が違いますよー。
1話目の「お父さんコンテスト」は、もともと短編だった様子。
続きを提案した、という編集さんはいい進言でした。
グッジョブ!
同級生の父親を集めた「由衣さん」は、曰く「お父さんコンテスト」というえっち会をしていたんですね。
そんな訳で「みなみちゃん」のお父さんは娘の同級生とえっちしてしまうんですが…続く2話目「陵辱ムーブメント」が単行本の見どころ。
もう、「そうなるだろうなー」という期待(?)そのまま、父娘の近親えっちに発展してしまいました。
どことなく違和感を覚えていたお父さん。
目隠しされていた目前の子が「由衣さん」ではなく、実娘「みなみちゃん」だと知る前後あたりは秀逸。
これはスゴイ。
なんだか、だーいぶ久しぶりに”それらしい近親ネタ”を見た気がします。
※みなみちゃん
こーんな娘さんなんですが…パジャマが可愛らしいですよ。
3話目「震えるフリル」での犠牲者は、新キャラ「亜里沙」ちゃん。
先の2話と異なり、冒頭から「由衣さん」視点でコトが始まっているため、事件の真相みたいな感覚がありました。
無理を可能にするほどの力がある、「由衣さん」率いる”お父さんコンテスト”部隊。
どちらかと言うと、この「亜里沙ちゃん」親子のような関係が多いかな。
先の橘親子とはまた違ったシチュエーションで、迫力満点でした。
なお、「みなみちゃん」はすっかり一味となっており、前半はブルマ姿のWヒロインとなっています。
またなにげに、途中のおすまし顔な「由衣さん」が可愛いです。(※あちらの↑絵参照)
こんな表情もできるんですねー。
ちょっと意外(笑)
ひでるさん的に大プッシュなのが、4話目「膝上ミストレス」
その後のヤバさ満点というべき「みなみちゃん」家庭、そしてお父さんが見られます。
寝室、そして公園でのブランコえっちは、相当にエグいものがありました。
ブランコはちと突拍子ない感じでしたが、「みなみちゃん」ベットの描写は…えろい。
彼女は微妙な心理状態がために家でも受け入れてしまっていましたが、逆に散々に抵抗していた「亜里沙ちゃん」と良い対比になっていたと思います。
漫画内でも言われてましたが…「亜里沙ちゃん」のあーした台詞は盛りあがらせるだけよん。
新キャラ、眼鏡の「沙羅」さん登場の5話目「終演・反逆Sister」
詳細は伏せますが、ちょっと意外な展開となる最終話です。
巻末の解説を読んで納得はしましたけど、お話(連続話)としては誤りかな。
せっかく良い感じで展開していたというのに…。
いままでは、「みなみちゃん」とお父さんがメインストーリーでした。
そんなんが最後だけ「由衣さん」がピックアップされるというのはかなり唐突で、これまでのエピソードから考えると繋がりが非常に弱いです。
外伝とかならいいんですけどねぇ。
※左:佳乃さん、右:亜夜ちゃん
短編はこんな感じ。「亜夜ちゃん」も普段はこんなんですが…
感情の操作ができるという、特殊な能力をもったアートスクール講師「中森明人」
”感性レッスン”と称して生徒らにえっちな事をしておりました。
しかし、生徒「佳乃」だけは例外で影響を受けず、支配者として君臨していた「中森」は刑事に続いて始末しようと企み、先んじて彼女を捕縛したのでした…。
そんな短編「あるあるアラート」は、講師「中森」の壊れっぷりが実に楽しいお話。
自分の事を「神」とか言ってましたからねー。
しっかり病院へ行くようオススメしておきます(笑)
えっちシーンでは終始彼が暴走しており、複数でしたがいちおう極端に倒錯したプレイはありません。
術がきかないメイン扱いの「佳乃さん」は無理矢理でしたけれど。
実は少女探偵団的な漫画になっており、オチは勧善懲悪なのです。
そんな訳で、読後感は良いものです。
なにげに近親関係であった、「神田沙紀」さんがちと気になりますよ。
晩婚回避のため、年齢制限が撤廃された世界。
主人公「友介」の妻「亜夜」もまだランドセルな年齢で、かなりの年の差夫婦なのでした。
年齢差や親に決められた間柄と言う事情から、大事に扱っていた「友介」
しかし、それに悩んだ「亜夜」は、近所の「沙織」に相談してえっちな自分を見てもらうこととしたのです。
だいたいそんなんが短編「アリスな奥様!」
収録では最も明るい系統ですね。
いちおう法に認められた夫婦であり、またお互いラブラブということもあって、愛溢れる漫画。
それだけに、えっちシーンでは「亜夜ちゃん」が後ろを使ったりして頑張っていました。
「友介くん」がプッツンした際の、彼女の表情が印象的。
可愛い奥様で羨ましいですよ(笑)
なぜか、わざわざランドセルを背負っていたところに注目。
…邪魔そうでしたよー。
巻末の「らりらりライブラリィ」はお姉ちゃんと弟「渉(わたる)」くん。
8ページのショート近親なネタで、こちらだけお姉ちゃんという位置づけなため収録では雰囲気が異なっていました。
丁寧で柔らかな細線の絵柄。
若干白比率ありましたが、黒が強く濃淡としては適度なもの。
収録されたネタのため、ごっちゃりしていること多いものの、それぞれ綺麗なので見易いです。
バランスに優れており、前述していますがアダルトと共にロリも巧い方。
小物や背景なども繊細なタッチでした。
あの、いかにも爽やかそーな感じのキャラが、えっちで大乱れするところが魅力でしょう。
判断は…紹介帯・裏表にあったカット絵が最適です。
巻末にしっかり注意書きがありましたねー(笑)
そう、”あくまでも漫画であることは忘れないように”しましょう。
現実とは違うものです。
特に現在は微妙な情勢なので、下手なコトして漫画家さんや健全に楽しみたい人に迷惑をかけぬよう、くれぐれもお願い致します。
そんなんも含めて、やっぱり「H-magic」センセは法的に問題ない年齢以上、「はたらくお姉さん」みたいなむっちりヒロインのがいいなぁ…前にも書きましたが。
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■メロ3!/nonote[ののーと] (野々原ちき)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・コメディー
・おまけ: あとがき、
カバー裏に4コマ「姉妹の法則①②」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(8P)、
14話収録、現在は1巻まで発売中。
※↑これは「メロ3! 1巻」のみのデータです。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野々原ちき(ののはら・ちき)」センセの「メロ3! 1巻」です。
こちらでも紹介しました動物コメディー「とりねこ」から、センセの漫画を追いかけているひでるさん。
ネタもそうなんですが、あの独特なキャラ絵が好きなんですよねー。
特に「となりのだんな様」はオススメです。
(※両者とも4コマ形式ではないのも好みなのでした)
作品集「nonote[ののーと] 野々原ちき作品集」を紹介しようとしてタイミング逸していたら…なんと次が発売されてしまいました。
そんな訳で、今回は新刊「メロ3! 1巻」をお送りいたします。
高校進学と共に彼女を作ろうと決意した「ポン太」こと「福田本太」
気持ちとは裏腹に、独特なフィルターと妄想癖がため、周囲には微妙な空気を醸し出していたのです。
そんな彼ですが、中学時代からのクラスメイトで元委員長「小鶴木ノ子」ほか、明るく可愛い「松島ころな」、お嬢さま「高砂スズメ」…といった3名はとある理由がため一目惚れされていたのです。
知らぬ間に争奪戦となったものの、念願叶うどころか免疫の無さやタイミングの悪さがため、どうにもズレてしまうのでした。
だいたいそんな感じ。
※小鶴木ノ子
…うん、血が騒ぐんでしょうねー(笑)
最近ではすっかりおなじみな、ストーリー4コマです。
ラブコメ…というほどラブな空気はなく、個性的な女性陣とマニアな「ポン太くん」がため、コメディー色が前面となっていました。
人気者、お嬢さま、優等生というヒロイン3名の組み合わせは「三者三葉/荒井チェリー」などと同様にスタンダード。
(※「はなまる幼稚園/勇人」の組み合わせもやや似てますが、近いのはそちら)
基本的にはそんな女性陣のはっちゃけ会話、「ポン太くん」のズレた学校生活、どうにも噛み合わない彼と女性陣、という感じでした。
イベントだのフラグだのというゲーム思考な「福田本太」
”ハーレムな日常はありえない”、という程度の常識があるようですが、実際ハーレム状態になっている事には気付かない彼。
まぁ、ある意味恋愛ってのはそんなもんですよねー。
たいてい後になって気付いたりするんだ、これが(笑)
なかなか度胸もあるようで、不良からの脅しに堂々と抵抗している(走って逃げてはいるものの)、女の子の危機には積極的に行動を取っているほか、何度か絡まれていた「ころなさん」の際には、盾となってまで彼女を守っておりました。
「ますます好きになっちゃったー」
…とか花丸な評価でしたが、それも当然でしょう。
なかなかできることではありません、格好いいと思います。
守ってくれていた「木ノ子さん」を気づかうような考えもしていました。
それぞれ切っ掛けは異なるものの、想い人が同じというライバル関係にあるヒロインたちです。
双方からの視点で描かれていた出会い場面が実にいいですねー。
非常に個性的で、物事に対する反応がそれぞれ異なるのが魅力になっていました。
※左:高砂スズメ、右:松島ころな
話が進むごとに、より個性的になってます。
お嬢さまな「スズメさん」ですが、よくある高飛車なタイプではありません。
切っ掛けは、風が通り過ぎるほどの俊足に憧れたこと。
彼女は足の遅さがため、遅刻してしまうほどのんびりさんなんですね。
目が線であるのが特徴(※開くこともある)で、彼女の寝ぼけている様は素敵でした。
普通の漫画なら、あの出会いの、ぐにょっ…にて、一発で恋にオチそうでしたが。
紆余曲折あったものの、手を繋いでの登校も真っ先に達成しているなど、なかなか積極的なのでした。
ややはっちゃけ過ぎでしたが最もバランス良く、キャラ的にはメインっぽい「ころなさん」
切っ掛けは、「ポン太くん」が昔飼っていた愛犬(コロスケ)とそっくりだったこと。
ピンクな髪の毛とアクセサリーが特徴。
普通にかなりモテており、”別次元の生き物に見えています”というのは納得です。
人はだいたい自己認識のレベルに合わせる、というのが人間心理にありましたが、彼は自己評価は相当に低いですからねー。
ただ、「口をひらくとがっかり」というほど、彼女は酷くないと思いますけれど。
ブログをやっており、あちこちで写メを撮っていたほか、不良相手にもまるでひるむことなくネタにしておりました。
あぶないなぁ。
眼鏡、オデコ、ツリ目と三拍子そろった元委員長「木ノ子さん」
成績は学年トップという、本物の優等生ですね。
切っ掛けはいじめられることが多かった、彼の世話をよく焼いていたことからの発展。
単独で描かれていることも多く、雰囲気的には完全にメインヒロインですね。
どうやら彼女にはスイッチがあるらしく、委員長でもないのにあちこち叱り飛ばしていました。
考える普通の台詞が口から出てこない不器用さが、また可愛いのです。
とりあえず、付き合いが長いというアドバンテージがあるものの、現在のところ3名中ではもっとも不利な感じでした。
…ううむ、がんばれ。
ほか、「ポン太くん」の誕生日エピソードとか、「ポン太くん」のそっくりさん!?などのお話も良かったです。
ヒロインらの反応もいいんですが、瓜二つという容姿なのに兄弟でも、いとこでも、はとこでも、父親でもないのは??、という頭の体操ちっくなネタなんですねー。
(※ちなみに、クローンとかロボットというファンタジーなのでもありません。…分かる?)
果たして誰が「ポン太くん」をゲットするか、はたまた恋愛関係になれるのか、2巻を楽しみにしましょう。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
簡略化された平面なキャラ絵が独特でした。
バランスは抜群で濃淡も薄く、非常に見易いと思います。
…まぁ、4コマ漫画ですからねー。
癖があるので、人を選ぶと思います。
判断については、↓表紙・裏表紙でどうぞ。
えー、せっかくなので、ついでに「nonote[ののーと] 野々原ちき作品集」もかいつまんで紹介しますね。
こちらは3種類の漫画が収録されています。
ファミレスを舞台とした短編「ファミレス☆スマイル」は、ウェイトレスとしてバイトをする主人公が客の立場になって接客を受けてみる、というような展開。
接客業務のなんたるか、学べますね。
主人公「広瀬」さんは厳しい先輩「七北田」くんのことを”鬼”と称していましたが…彼の言っていることは至極真っ当。
特に冒頭で指摘されていた事柄は、最低限でしょう。
厳しさと楽しさが見える、非常に良い出来栄えの漫画でした。
ページ数ほか、最も出番があったように感じる4コマ「もんぺガール小梅」
もんぺ姿の田舎娘「村山小梅」さんのかなりズレたリアクションを楽しむ漫画でした。
しかし、蛇口・水道すら知らなかった「小梅さん」がしっかり最新携帯を持っているのがびっくりですねー。
カバー裏では、他漫画キャラと激しく絡んでおりました。
描き下ろしで結末が描かれている「君がボク/僕がキミ」
教師「佐伯浩平」と生徒「本宮諒太」(小学生)の精神が入れ替わるドタバタ4コマですね。
「諒太くん」の母親とか、ガールフレンド「実夏」ちゃんとか…大人と子供の男が入れ替わったことによる妙が思わず”なるほど”というネタになっていました。
看護婦さんは実に意外でしたが。
…以上、どちらも完成度が高く、楽しいものでした。
長さとしても適度なくらいだと思います。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・コメディー
・おまけ: あとがき、
カバー裏に4コマ「姉妹の法則①②」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(8P)、
14話収録、現在は1巻まで発売中。
※↑これは「メロ3! 1巻」のみのデータです。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野々原ちき(ののはら・ちき)」センセの「メロ3! 1巻」です。
こちらでも紹介しました動物コメディー「とりねこ」から、センセの漫画を追いかけているひでるさん。
ネタもそうなんですが、あの独特なキャラ絵が好きなんですよねー。
特に「となりのだんな様」はオススメです。
(※両者とも4コマ形式ではないのも好みなのでした)
作品集「nonote[ののーと] 野々原ちき作品集」を紹介しようとしてタイミング逸していたら…なんと次が発売されてしまいました。
そんな訳で、今回は新刊「メロ3! 1巻」をお送りいたします。
高校進学と共に彼女を作ろうと決意した「ポン太」こと「福田本太」
気持ちとは裏腹に、独特なフィルターと妄想癖がため、周囲には微妙な空気を醸し出していたのです。
そんな彼ですが、中学時代からのクラスメイトで元委員長「小鶴木ノ子」ほか、明るく可愛い「松島ころな」、お嬢さま「高砂スズメ」…といった3名はとある理由がため一目惚れされていたのです。
知らぬ間に争奪戦となったものの、念願叶うどころか免疫の無さやタイミングの悪さがため、どうにもズレてしまうのでした。
だいたいそんな感じ。
※小鶴木ノ子
…うん、血が騒ぐんでしょうねー(笑)
最近ではすっかりおなじみな、ストーリー4コマです。
ラブコメ…というほどラブな空気はなく、個性的な女性陣とマニアな「ポン太くん」がため、コメディー色が前面となっていました。
人気者、お嬢さま、優等生というヒロイン3名の組み合わせは「三者三葉/荒井チェリー」などと同様にスタンダード。
(※「はなまる幼稚園/勇人」の組み合わせもやや似てますが、近いのはそちら)
基本的にはそんな女性陣のはっちゃけ会話、「ポン太くん」のズレた学校生活、どうにも噛み合わない彼と女性陣、という感じでした。
イベントだのフラグだのというゲーム思考な「福田本太」
”ハーレムな日常はありえない”、という程度の常識があるようですが、実際ハーレム状態になっている事には気付かない彼。
まぁ、ある意味恋愛ってのはそんなもんですよねー。
たいてい後になって気付いたりするんだ、これが(笑)
なかなか度胸もあるようで、不良からの脅しに堂々と抵抗している(走って逃げてはいるものの)、女の子の危機には積極的に行動を取っているほか、何度か絡まれていた「ころなさん」の際には、盾となってまで彼女を守っておりました。
「ますます好きになっちゃったー」
…とか花丸な評価でしたが、それも当然でしょう。
なかなかできることではありません、格好いいと思います。
守ってくれていた「木ノ子さん」を気づかうような考えもしていました。
それぞれ切っ掛けは異なるものの、想い人が同じというライバル関係にあるヒロインたちです。
双方からの視点で描かれていた出会い場面が実にいいですねー。
非常に個性的で、物事に対する反応がそれぞれ異なるのが魅力になっていました。
※左:高砂スズメ、右:松島ころな
話が進むごとに、より個性的になってます。
お嬢さまな「スズメさん」ですが、よくある高飛車なタイプではありません。
切っ掛けは、風が通り過ぎるほどの俊足に憧れたこと。
彼女は足の遅さがため、遅刻してしまうほどのんびりさんなんですね。
目が線であるのが特徴(※開くこともある)で、彼女の寝ぼけている様は素敵でした。
普通の漫画なら、あの出会いの、ぐにょっ…にて、一発で恋にオチそうでしたが。
紆余曲折あったものの、手を繋いでの登校も真っ先に達成しているなど、なかなか積極的なのでした。
ややはっちゃけ過ぎでしたが最もバランス良く、キャラ的にはメインっぽい「ころなさん」
切っ掛けは、「ポン太くん」が昔飼っていた愛犬(コロスケ)とそっくりだったこと。
ピンクな髪の毛とアクセサリーが特徴。
普通にかなりモテており、”別次元の生き物に見えています”というのは納得です。
人はだいたい自己認識のレベルに合わせる、というのが人間心理にありましたが、彼は自己評価は相当に低いですからねー。
ただ、「口をひらくとがっかり」というほど、彼女は酷くないと思いますけれど。
ブログをやっており、あちこちで写メを撮っていたほか、不良相手にもまるでひるむことなくネタにしておりました。
あぶないなぁ。
眼鏡、オデコ、ツリ目と三拍子そろった元委員長「木ノ子さん」
成績は学年トップという、本物の優等生ですね。
切っ掛けはいじめられることが多かった、彼の世話をよく焼いていたことからの発展。
単独で描かれていることも多く、雰囲気的には完全にメインヒロインですね。
どうやら彼女にはスイッチがあるらしく、委員長でもないのにあちこち叱り飛ばしていました。
考える普通の台詞が口から出てこない不器用さが、また可愛いのです。
とりあえず、付き合いが長いというアドバンテージがあるものの、現在のところ3名中ではもっとも不利な感じでした。
…ううむ、がんばれ。
ほか、「ポン太くん」の誕生日エピソードとか、「ポン太くん」のそっくりさん!?などのお話も良かったです。
ヒロインらの反応もいいんですが、瓜二つという容姿なのに兄弟でも、いとこでも、はとこでも、父親でもないのは??、という頭の体操ちっくなネタなんですねー。
(※ちなみに、クローンとかロボットというファンタジーなのでもありません。…分かる?)
果たして誰が「ポン太くん」をゲットするか、はたまた恋愛関係になれるのか、2巻を楽しみにしましょう。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
簡略化された平面なキャラ絵が独特でした。
バランスは抜群で濃淡も薄く、非常に見易いと思います。
…まぁ、4コマ漫画ですからねー。
癖があるので、人を選ぶと思います。
判断については、↓表紙・裏表紙でどうぞ。
えー、せっかくなので、ついでに「nonote[ののーと] 野々原ちき作品集」もかいつまんで紹介しますね。
こちらは3種類の漫画が収録されています。
ファミレスを舞台とした短編「ファミレス☆スマイル」は、ウェイトレスとしてバイトをする主人公が客の立場になって接客を受けてみる、というような展開。
接客業務のなんたるか、学べますね。
主人公「広瀬」さんは厳しい先輩「七北田」くんのことを”鬼”と称していましたが…彼の言っていることは至極真っ当。
特に冒頭で指摘されていた事柄は、最低限でしょう。
厳しさと楽しさが見える、非常に良い出来栄えの漫画でした。
ページ数ほか、最も出番があったように感じる4コマ「もんぺガール小梅」
もんぺ姿の田舎娘「村山小梅」さんのかなりズレたリアクションを楽しむ漫画でした。
しかし、蛇口・水道すら知らなかった「小梅さん」がしっかり最新携帯を持っているのがびっくりですねー。
カバー裏では、他漫画キャラと激しく絡んでおりました。
描き下ろしで結末が描かれている「君がボク/僕がキミ」
教師「佐伯浩平」と生徒「本宮諒太」(小学生)の精神が入れ替わるドタバタ4コマですね。
「諒太くん」の母親とか、ガールフレンド「実夏」ちゃんとか…大人と子供の男が入れ替わったことによる妙が思わず”なるほど”というネタになっていました。
看護婦さんは実に意外でしたが。
…以上、どちらも完成度が高く、楽しいものでした。
長さとしても適度なくらいだと思います。
nonote 野々原ちき作品集 (まんがタイムKRコミックス) (2009/05/27) 野々原 ちき 商品詳細を見る |
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■はみちち (たこりーな画伯)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・むちむち
・おまけ: あとがき、はみちち大図鑑、
カラー描き下ろし「はみでちゃう」、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たこりーな画伯」センセの「はみちち」です。
いきなり違う話題で申し訳ないんですが…「いいんちょ 2巻/秋風白雲」を見ました。
初回限定版なんてあったんですねー。
何度か店頭在庫を見ましたが、既に通常版を持つ身では手を出す気にはなりませんでした。
また決してつまんない訳ではなかったんですが、1巻の衝撃と比べてしまうと、どうにも落ち着いた印象。
合宿がメインであったことが影響しているのかな。
水着・ブルマが多いため、パンチラも比較的少ない感じでしたし…。
3巻に期待しましょう。
さて、今回は2冊目「むっちり謝肉祭」からだいたい2年ぶりという、「たこりーな画伯」センセです。
「はみちち」は3冊目の単行本で、全て短編という構成。
後述しますが、前よりもフェチ度が強くなった印象です。
センセのキーワード「むっちり」は健在なんですが、それだけではありませんので要注意。
さっそく各話を見てみましょう。
単行本を読んでも最も印象的だったのが、こちら「お姉ちゃんは密林地帯」ですね。
…察しの良い方はピーンと閃くものがあるでしょう。
「たこりーな画伯」センセはしっかりアンダーヘアを描かれる方なんですが、それを極端にしたお話です。
父親に似て、毛深いことがコンプレックスな姉「ななこ」さん。
引き籠ること頻繁な姉のため、弟「カズ」くんは剃るお手伝いをするんですが…と、そんなお話。
きました、剃毛漫画です。
2人は何気に姉弟であったので、近親関係にもなっていました。
「ななこさん」はツインテールで童顔とまるで姉らしくないんですが…「カズくん」の用意したビキニに着替えると、もさもさと容姿と裏腹なのです。
さらに脇の処理も日頃サボっているらしく、上下もっさりとしていました。
(※彼女曰く「剃ったらもっと濃くなっちゃうし…」だって。なるほど)
…こりゃすごい。
苦手な人はあの数コマだけでだめでしょうねー。
剃ると同時に色々と触ったり舐めたりしていましたが、そのままずるずるとえっちするパターンなのでした。
あのわざとらしい感じがいいですね。
なお、元クラスメイト「三城ともみ」との「おためし販売員」もお試しキャンペーンからじわじわと期待そのままなえっちに突き進む同系統な短編です。
※左:ななこさん、右:紀伊ちゃん
そんな訳で剃毛される「ななこさん」なのでした。いいなぁ。
おもちゃと共に街へ出かけるお話「愛玩彼女~lovely pet~」
下着をつけないまま、おもちゃを忍ばせた「紀伊」ちゃんは彼氏「三橋」くんと共に街を歩くのでした…。
膝上なスカート丈で、しかも捲れ易い形状。
そこでノーパンというのは凄い。
ノーブラがおとりですからねー。
できれば、もう少しめろめろ描写があれば…と思いましたが、とりあえずえっちなシチュエーションでした。
また、路地裏の直接えっち部分はもうひと工夫ほしいところです。
タイトルそのまま母乳ネタの「搾って My Milk!」
元カノで現在は人妻という「胡桃(くるみ)」さんに再会した「浩二」くん。
浮気した旦那の仕返しに「浩二くん」を誘った「胡桃さん」は妊娠しており…と、そんなお話。
こちらもまたずいぶん可愛らしい人妻ですね。
リクエストされた裸エプロンに応じた「胡桃さん」の、じんわりと滲む描写がえっちです。
とある理由がために搾るぼかりで、なかなかエグい絵が続いておりました。
罰当てられそう(笑)
ラスト付近では束ねていた髪が解ける描写もありましたよー。
「思春期プレイ☆BACK」は自らの妻「由衣」さんとのコスプレえっち
旦那「水野たかし」の元教え子であった「由衣さん」は匂いフェチ。
帰宅した早々を狙うため髪型をツインテールにし、久しぶりにブルマを着用したのでした。
…匂いフェチの部分は漫画なので置いといて、ここはブルマ・コスプレでしょう。
「まだまだ現役」
彼女はそんなこと言っていましたが、”むちむち過ぎてお腹が収まらないブルマ姿”はなかなか刺激強いです。
そんなムリヤリ感に花丸ですよ。
「ママのおっぱいはぼくのおっぱい」は母子の近親。
再婚が決定した母と、子「佳人」くんというカップルですね。
大抵そうですが、えっち最中にまるで実況しているかのような2人の掛け合いが見どころでしょう(笑)
…彼女も母親っぽくは見えないなぁ。
※左:胡桃さん、右:由衣さん
人妻な2人です。「由衣さん」のはみ出すお腹が素敵。
元はAV女優という経歴であった教師「斉藤典子」さんの「ヒミツの国の斉藤先生」
前職は「花園ありす」として活躍していた「典子さん」は、現在学校教師となっていました。
そんなんが生徒に露見したことが切っ掛けなんですが…台詞は「ファンでしたから」と過去形になっており、彼らの年齢から察するにそう昔のことではない様子。
そりゃ、バレて当然でしょ。(※まぁ、そんなん教師としては採用しないか)
せっかくタイトスカート・パンストという組み合わせだったのに、すぐ脱がされてしまったのがひでるさんは残念。
近所のお姉ちゃん、「有紀」さんの「誘惑レッスン」は家庭教師。
こうした漫画のセオリーと違って、「有紀さん」から誘っています。
しかも”良い点取れたら~”みたいな交換条件も特にないまま、特別コースの授業となるのでした。
「猛勉強するんだぞ」
とか、いちおう言われていましたけど、こりゃー「よしや」くんは勉強に身が入らないでしょうね。
短編「デリ☆姉!」のヒロイン「瀬尾まなみ」さんも近所のお姉ちゃん。
初めて頼んだデリヘルで顔を見せたのは、昔馴染みのお姉ちゃんだったのです…というネタ。
「てかチェンジしないんだ…」の一言が良かったです。
やっぱり”知り合いだからこそ”という、奥底から湧き上がるものがあるでしょう(笑)
しかもコスプレなんですねー。
あれは恥ずかしいなぁ。
ほか、カラー原稿の描き下ろし「はみでちゃう」は↓表紙の娘との水着えっち、お正月のモチで太った「美由」さんとの「にくにくもちつき」、BL好きな眼鏡女子「近藤奈巳子」が複数にえっちされちゃう「SECRET SPACE GIRL」などが収録されていました。
よくわかんないですが…BL好きの娘って、妄想には自分を登場させないんじゃないの??
くっきり細線の絵柄。
薄い色のデジタル絵で、ごっちゃりとしているため濃厚。
当然、それはヒロインのむちむち具合も影響しております。
大きな胸が目立ち、健康的なスタイルです。
特にお腹付近の肉具合はセンセ独特なものでしょう。
幅広い輪郭で縦横に目の大きいキャラ絵は可愛らしいものの、やや変化に乏しいです。
上でも書いているとおり、年上っぽくないんですねー。
(※そのギャップがいい、というのも当然あるんですが)
そんな訳で癖が強く、また今回単行本は偏ったネタも多いため、全体的に人を選ぶと思います。
カラーでも変化はないので、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。
やっぱり「お姉ちゃんは密林地帯」でしたかねー。
結局は剃られてしまうんですが、あちらの水着姿がやたら印象に残りました。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・むちむち
・おまけ: あとがき、はみちち大図鑑、
カラー描き下ろし「はみでちゃう」、カバー裏に別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たこりーな画伯」センセの「はみちち」です。
いきなり違う話題で申し訳ないんですが…「いいんちょ 2巻/秋風白雲」を見ました。
初回限定版なんてあったんですねー。
何度か店頭在庫を見ましたが、既に通常版を持つ身では手を出す気にはなりませんでした。
また決してつまんない訳ではなかったんですが、1巻の衝撃と比べてしまうと、どうにも落ち着いた印象。
合宿がメインであったことが影響しているのかな。
水着・ブルマが多いため、パンチラも比較的少ない感じでしたし…。
3巻に期待しましょう。
いいんちょ。(2)初回限定版 (GUM COMICS) (2009/06) 秋風 白雲 商品詳細を見る |
さて、今回は2冊目「むっちり謝肉祭」からだいたい2年ぶりという、「たこりーな画伯」センセです。
「はみちち」は3冊目の単行本で、全て短編という構成。
後述しますが、前よりもフェチ度が強くなった印象です。
センセのキーワード「むっちり」は健在なんですが、それだけではありませんので要注意。
さっそく各話を見てみましょう。
単行本を読んでも最も印象的だったのが、こちら「お姉ちゃんは密林地帯」ですね。
…察しの良い方はピーンと閃くものがあるでしょう。
「たこりーな画伯」センセはしっかりアンダーヘアを描かれる方なんですが、それを極端にしたお話です。
父親に似て、毛深いことがコンプレックスな姉「ななこ」さん。
引き籠ること頻繁な姉のため、弟「カズ」くんは剃るお手伝いをするんですが…と、そんなお話。
きました、剃毛漫画です。
2人は何気に姉弟であったので、近親関係にもなっていました。
「ななこさん」はツインテールで童顔とまるで姉らしくないんですが…「カズくん」の用意したビキニに着替えると、もさもさと容姿と裏腹なのです。
さらに脇の処理も日頃サボっているらしく、上下もっさりとしていました。
(※彼女曰く「剃ったらもっと濃くなっちゃうし…」だって。なるほど)
…こりゃすごい。
苦手な人はあの数コマだけでだめでしょうねー。
剃ると同時に色々と触ったり舐めたりしていましたが、そのままずるずるとえっちするパターンなのでした。
あのわざとらしい感じがいいですね。
なお、元クラスメイト「三城ともみ」との「おためし販売員」もお試しキャンペーンからじわじわと期待そのままなえっちに突き進む同系統な短編です。
※左:ななこさん、右:紀伊ちゃん
そんな訳で剃毛される「ななこさん」なのでした。いいなぁ。
おもちゃと共に街へ出かけるお話「愛玩彼女~lovely pet~」
下着をつけないまま、おもちゃを忍ばせた「紀伊」ちゃんは彼氏「三橋」くんと共に街を歩くのでした…。
膝上なスカート丈で、しかも捲れ易い形状。
そこでノーパンというのは凄い。
ノーブラがおとりですからねー。
できれば、もう少しめろめろ描写があれば…と思いましたが、とりあえずえっちなシチュエーションでした。
また、路地裏の直接えっち部分はもうひと工夫ほしいところです。
タイトルそのまま母乳ネタの「搾って My Milk!」
元カノで現在は人妻という「胡桃(くるみ)」さんに再会した「浩二」くん。
浮気した旦那の仕返しに「浩二くん」を誘った「胡桃さん」は妊娠しており…と、そんなお話。
こちらもまたずいぶん可愛らしい人妻ですね。
リクエストされた裸エプロンに応じた「胡桃さん」の、じんわりと滲む描写がえっちです。
とある理由がために搾るぼかりで、なかなかエグい絵が続いておりました。
罰当てられそう(笑)
ラスト付近では束ねていた髪が解ける描写もありましたよー。
「思春期プレイ☆BACK」は自らの妻「由衣」さんとのコスプレえっち
旦那「水野たかし」の元教え子であった「由衣さん」は匂いフェチ。
帰宅した早々を狙うため髪型をツインテールにし、久しぶりにブルマを着用したのでした。
…匂いフェチの部分は漫画なので置いといて、ここはブルマ・コスプレでしょう。
「まだまだ現役」
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「ママのおっぱいはぼくのおっぱい」は母子の近親。
再婚が決定した母と、子「佳人」くんというカップルですね。
大抵そうですが、えっち最中にまるで実況しているかのような2人の掛け合いが見どころでしょう(笑)
…彼女も母親っぽくは見えないなぁ。
※左:胡桃さん、右:由衣さん
人妻な2人です。「由衣さん」のはみ出すお腹が素敵。
元はAV女優という経歴であった教師「斉藤典子」さんの「ヒミツの国の斉藤先生」
前職は「花園ありす」として活躍していた「典子さん」は、現在学校教師となっていました。
そんなんが生徒に露見したことが切っ掛けなんですが…台詞は「ファンでしたから」と過去形になっており、彼らの年齢から察するにそう昔のことではない様子。
そりゃ、バレて当然でしょ。(※まぁ、そんなん教師としては採用しないか)
せっかくタイトスカート・パンストという組み合わせだったのに、すぐ脱がされてしまったのがひでるさんは残念。
近所のお姉ちゃん、「有紀」さんの「誘惑レッスン」は家庭教師。
こうした漫画のセオリーと違って、「有紀さん」から誘っています。
しかも”良い点取れたら~”みたいな交換条件も特にないまま、特別コースの授業となるのでした。
「猛勉強するんだぞ」
とか、いちおう言われていましたけど、こりゃー「よしや」くんは勉強に身が入らないでしょうね。
短編「デリ☆姉!」のヒロイン「瀬尾まなみ」さんも近所のお姉ちゃん。
初めて頼んだデリヘルで顔を見せたのは、昔馴染みのお姉ちゃんだったのです…というネタ。
「てかチェンジしないんだ…」の一言が良かったです。
やっぱり”知り合いだからこそ”という、奥底から湧き上がるものがあるでしょう(笑)
しかもコスプレなんですねー。
あれは恥ずかしいなぁ。
ほか、カラー原稿の描き下ろし「はみでちゃう」は↓表紙の娘との水着えっち、お正月のモチで太った「美由」さんとの「にくにくもちつき」、BL好きな眼鏡女子「近藤奈巳子」が複数にえっちされちゃう「SECRET SPACE GIRL」などが収録されていました。
よくわかんないですが…BL好きの娘って、妄想には自分を登場させないんじゃないの??
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当然、それはヒロインのむちむち具合も影響しております。
大きな胸が目立ち、健康的なスタイルです。
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幅広い輪郭で縦横に目の大きいキャラ絵は可愛らしいものの、やや変化に乏しいです。
上でも書いているとおり、年上っぽくないんですねー。
(※そのギャップがいい、というのも当然あるんですが)
そんな訳で癖が強く、また今回単行本は偏ったネタも多いため、全体的に人を選ぶと思います。
カラーでも変化はないので、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。
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はみちち(TENMAコミックス) (2009/07/18) たこりーな画伯 商品詳細を見る |
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■ゆるゆり (なもり)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・日常
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし「振り返ればヤツが…いた。」
・その他: 折り返しにコメント、キャラクター紹介、カラー(6P)、
12話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「なもり」センセの「ゆるゆり」です。
こちらですね。
7月「百合姫コミックス」祭りの続きです。
「なもり」センセのたぶん4冊目単行本「ゆるゆり」
3巻ほど発売されている「ぷいぷい!」は原作つきであったので、オリジナルではこちらが初だそうです。
なお、こちらの表題「ゆるゆり」は担当者さんと決めたものだそうですが、これが何気にうまーく内容を言い表してます。
そんなんで刺さるかどうか、ご判断下さい。
さて、くくりはいちおう「百合姫コミックス」ですが、こないだ紹介の「マイナスりてらしー/宮下未紀」と同様にほぼ一般系という風情。
ちらほらそんな空気やネタもありましたが、今のところは登場人物が女の子ばかりというくらいですね。
目的を誤らないよう、ちょっと注意。
※下級生グループ
「櫻子」・「向日葵」のコンビもいいですね。今後の活躍に期待。
廃部となった元茶道部の部室を勝手に占領する「歳納京子(としのう・きょうこ)」とその相棒(?)「船見結衣」
2人は”娯楽部”と称して、暇な時間をそこで遊んでいました。
入学と同時に部へ入った主人公「赤座あかり」は、2人と昔馴染み。
その後「吉川ちなつ」が入部して4名となった娯楽部は、生徒会副会長「杉浦綾乃」、次期生徒副会長を狙う「大室櫻子」、「古谷向日葵」らと絡みつつ、賑やか・穏やかな時間を過ごすのでした。
…かなーり大雑把ですが、概ねそんなん。
簡単に言うならば、日常コメディー漫画ですね。
特にコレという事件や目的はなく、表題そのままなゆるーい空気がふんわりと漂っていました。
女の子らのまったりとした日常生活を眺めている風情ですね。
なにしろ、1話目は「あかりさん」入部、続く2話目は「あかりさん」遅刻…というだけのお話なんです。いい意味で。
だいたいが部室などで、ゴロゴロとだべっている印象です。
こないだ紹介しております「New’s Network Remix/新」と同じで、”事件性のない平凡な日常シーンを絶妙なまでに可笑しくできる漫画力(※)”をお持ちの方なのです。
(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージで、たった今なんとなく作ってみました。検索して引っ掛かった(株)GCさまのような、分析とかややこしいものではなく、なんとないモノね)
また、前述しているように百合漫画という味付けは薄く、間口が広いだけ逆にそっち目的である方にはあまり刺さらないかもしれません。
※吉川ちなつ
画面であぶれてしまったので、おまけ。
ネタ的なこともあってお話を追うと難しいため、雰囲気を伝えるべく登場人物について簡単に書きますね。
まずは下級生グループから。
漫画内でもたびたび言われていましたが、非常に影の薄い主人公「あかりさん」
なんだか、回を重ねる毎に出番が減っているような感じさえありました。
人間関係では「京子さん」が中心におり、また性格も強いためか固定絵でも「あかりさん」を背景へ押し出しているような感がありました。なんとなく。
(※↓表紙でもいちおう「あかりさん」が前ですが、画面奥で「京子さん」が目立っています)
なお漫画には登場しておりませんが、どうやらお姉さんはそっち趣味なようです。
ツインテールなロリちっくキャラ「ちなつさん」
もともとは憧れていた茶道部へ入部するため登場したものの、なんとなく娯楽部入りになっていました。
「京子さん」が好きな漫画キャラ「魔女っ娘ミラクるん♪」と似ていることで彼女に狙われていましたが、どうやら本人は「結衣さん」を見ている様子。
今後はそう言った展開などあるかもしれません。
次期生徒副会長を狙う「大室櫻子」、「古谷向日葵」は幼稚園からずっと一緒という幼馴染み同士。
彼女らは11話での体操着貸し借りネタに注目。
仲良いなぁ。
…そう、ちなみに会長は登場していないんですねー。
この2人が目指しているのも、よくよく見たら「副」でした。
※上級生(2年)チーム
この4名はまた非常に面白い関係なのです。
続いて、何かと問題の多い上級生(2年)チーム。
常に会話の中心にいる、カオスの元凶がこちら「京子さん」
彼女がほぼ主役という活躍をしております。
「自分がいちばん好き!」
…とか言い切っている場面もあり、実際にもそんな感じ。
しかし、こんなんで学年1位という優等生なんですねー。
彼女の発言を鵜呑みにするとテスト前の一夜漬けだけで点を取っているらしく、凄まじい集中力と理解力・記憶力をもった娘なのでした。
こうした漫画には必要不可欠な突っ込み役「結衣さん」
なんだかんだ言いながら「京子さん」と行動を共にしており、”そこそこの常識人”というのが最大のポイントでしょう。
この人がいないと話が進みません(笑)
生徒会副会長「綾乃さん」は「京子さん」のライバル…というか、いわゆるツンデレ。
登場するとたいてい彼女に絡むためよく目立ち、想いありながらも素直になれないという、実は最も百合漫画しているキャラクターでした。
正義感の強さは漫画の進行に最適で、5話などでは勝手に勝負を持ち込んでいます。
眼鏡を外して集中することで百合妄想(笑)をする、「池田千歳」さん。
同じく生徒会役員で、先の「綾乃さん」とよく行動しております。
その趣味はあっても直接関わることはしない、完全なるコメディー要員でした。
要するに現実に同性が好きというのではないようで、そう考えると言動は多少怪しいものの常識的なキャラクターなのかもしれません。
なお、「千歳さん」の百合ボケにはほぼ必ず「綾乃さん」が突っ込んでいます。
構成も独特なもので、まず各話は扉絵を含めて10ページ前後。
原稿の雰囲気はストーリー漫画のような大小組み合わせたコマですが、各話の途中ポイントにはサブタイトルが存在し、ここはなんとなく4コマちっくでした。
ふんわり柔らかな細線の絵柄。
ベタ・トーンで色はしっかりしていますが、かなり白比率があるため全体ではすっきり。
やや背景に怪しい部分もありましたが、それも些細な程度です。
丸い目と幅広な輪郭の可愛らしい人物絵。
曲線のゆったり具合は絶妙だと思います。
バランス良く、また全体的に安定感もあるため見易いです。
独特な間を含めて個性が強いため、人を選ぶかもしれません。
カラーでも変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
あるいは、「一迅社」さんのHPには「特設ページ」があったので、そちらを参考にするのがベスト。
描き下ろし漫画の立ち読みもできるので、オススメです。
なお、こちらのアンケートハガキは「なもり」センセの描き下ろし(?)でした。
(※漫画「エマ」と同じようなのね)
これは…ちょっともったいなくてハガキ出せませんね(笑)
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻 /森永みるく[おまけ]
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・日常
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし「振り返ればヤツが…いた。」
・その他: 折り返しにコメント、キャラクター紹介、カラー(6P)、
12話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「なもり」センセの「ゆるゆり」です。
こちらですね。
7月「百合姫コミックス」祭りの続きです。
「なもり」センセのたぶん4冊目単行本「ゆるゆり」
3巻ほど発売されている「ぷいぷい!」は原作つきであったので、オリジナルではこちらが初だそうです。
なお、こちらの表題「ゆるゆり」は担当者さんと決めたものだそうですが、これが何気にうまーく内容を言い表してます。
そんなんで刺さるかどうか、ご判断下さい。
さて、くくりはいちおう「百合姫コミックス」ですが、こないだ紹介の「マイナスりてらしー/宮下未紀」と同様にほぼ一般系という風情。
ちらほらそんな空気やネタもありましたが、今のところは登場人物が女の子ばかりというくらいですね。
目的を誤らないよう、ちょっと注意。
※下級生グループ
「櫻子」・「向日葵」のコンビもいいですね。今後の活躍に期待。
廃部となった元茶道部の部室を勝手に占領する「歳納京子(としのう・きょうこ)」とその相棒(?)「船見結衣」
2人は”娯楽部”と称して、暇な時間をそこで遊んでいました。
入学と同時に部へ入った主人公「赤座あかり」は、2人と昔馴染み。
その後「吉川ちなつ」が入部して4名となった娯楽部は、生徒会副会長「杉浦綾乃」、次期生徒副会長を狙う「大室櫻子」、「古谷向日葵」らと絡みつつ、賑やか・穏やかな時間を過ごすのでした。
…かなーり大雑把ですが、概ねそんなん。
簡単に言うならば、日常コメディー漫画ですね。
特にコレという事件や目的はなく、表題そのままなゆるーい空気がふんわりと漂っていました。
女の子らのまったりとした日常生活を眺めている風情ですね。
なにしろ、1話目は「あかりさん」入部、続く2話目は「あかりさん」遅刻…というだけのお話なんです。いい意味で。
だいたいが部室などで、ゴロゴロとだべっている印象です。
こないだ紹介しております「New’s Network Remix/新」と同じで、”事件性のない平凡な日常シーンを絶妙なまでに可笑しくできる漫画力(※)”をお持ちの方なのです。
(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージで、たった今なんとなく作ってみました。検索して引っ掛かった(株)GCさまのような、分析とかややこしいものではなく、なんとないモノね)
また、前述しているように百合漫画という味付けは薄く、間口が広いだけ逆にそっち目的である方にはあまり刺さらないかもしれません。
※吉川ちなつ
画面であぶれてしまったので、おまけ。
ネタ的なこともあってお話を追うと難しいため、雰囲気を伝えるべく登場人物について簡単に書きますね。
まずは下級生グループから。
漫画内でもたびたび言われていましたが、非常に影の薄い主人公「あかりさん」
なんだか、回を重ねる毎に出番が減っているような感じさえありました。
人間関係では「京子さん」が中心におり、また性格も強いためか固定絵でも「あかりさん」を背景へ押し出しているような感がありました。なんとなく。
(※↓表紙でもいちおう「あかりさん」が前ですが、画面奥で「京子さん」が目立っています)
なお漫画には登場しておりませんが、どうやらお姉さんはそっち趣味なようです。
ツインテールなロリちっくキャラ「ちなつさん」
もともとは憧れていた茶道部へ入部するため登場したものの、なんとなく娯楽部入りになっていました。
「京子さん」が好きな漫画キャラ「魔女っ娘ミラクるん♪」と似ていることで彼女に狙われていましたが、どうやら本人は「結衣さん」を見ている様子。
今後はそう言った展開などあるかもしれません。
次期生徒副会長を狙う「大室櫻子」、「古谷向日葵」は幼稚園からずっと一緒という幼馴染み同士。
彼女らは11話での体操着貸し借りネタに注目。
仲良いなぁ。
…そう、ちなみに会長は登場していないんですねー。
この2人が目指しているのも、よくよく見たら「副」でした。
※上級生(2年)チーム
この4名はまた非常に面白い関係なのです。
続いて、何かと問題の多い上級生(2年)チーム。
常に会話の中心にいる、カオスの元凶がこちら「京子さん」
彼女がほぼ主役という活躍をしております。
「自分がいちばん好き!」
…とか言い切っている場面もあり、実際にもそんな感じ。
しかし、こんなんで学年1位という優等生なんですねー。
彼女の発言を鵜呑みにするとテスト前の一夜漬けだけで点を取っているらしく、凄まじい集中力と理解力・記憶力をもった娘なのでした。
こうした漫画には必要不可欠な突っ込み役「結衣さん」
なんだかんだ言いながら「京子さん」と行動を共にしており、”そこそこの常識人”というのが最大のポイントでしょう。
この人がいないと話が進みません(笑)
生徒会副会長「綾乃さん」は「京子さん」のライバル…というか、いわゆるツンデレ。
登場するとたいてい彼女に絡むためよく目立ち、想いありながらも素直になれないという、実は最も百合漫画しているキャラクターでした。
正義感の強さは漫画の進行に最適で、5話などでは勝手に勝負を持ち込んでいます。
眼鏡を外して集中することで百合妄想(笑)をする、「池田千歳」さん。
同じく生徒会役員で、先の「綾乃さん」とよく行動しております。
その趣味はあっても直接関わることはしない、完全なるコメディー要員でした。
要するに現実に同性が好きというのではないようで、そう考えると言動は多少怪しいものの常識的なキャラクターなのかもしれません。
なお、「千歳さん」の百合ボケにはほぼ必ず「綾乃さん」が突っ込んでいます。
構成も独特なもので、まず各話は扉絵を含めて10ページ前後。
原稿の雰囲気はストーリー漫画のような大小組み合わせたコマですが、各話の途中ポイントにはサブタイトルが存在し、ここはなんとなく4コマちっくでした。
ふんわり柔らかな細線の絵柄。
ベタ・トーンで色はしっかりしていますが、かなり白比率があるため全体ではすっきり。
やや背景に怪しい部分もありましたが、それも些細な程度です。
丸い目と幅広な輪郭の可愛らしい人物絵。
曲線のゆったり具合は絶妙だと思います。
バランス良く、また全体的に安定感もあるため見易いです。
独特な間を含めて個性が強いため、人を選ぶかもしれません。
カラーでも変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
あるいは、「一迅社」さんのHPには「特設ページ」があったので、そちらを参考にするのがベスト。
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なお、こちらのアンケートハガキは「なもり」センセの描き下ろし(?)でした。
(※漫画「エマ」と同じようなのね)
これは…ちょっともったいなくてハガキ出せませんね(笑)
★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
・flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
・アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
・かわいいあなた/乙ひより
・クローバー/乙ひより
・マーメイドライン/金田一蓮十郎
・リンケージ/倉田嘘
・春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
・EPITAPH エピタフ/硝音あや
・乙女ケーキ/タカハシマコ
・紅蓮紀/武若丸
・少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN
・voiceful/ナヲコ
・ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
・夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
・SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻 2巻[完結] /林家志弦
・極上ドロップス/三国ハヂメ
・マイナスりてらしー/宮下未紀
・絶対×浪漫/むっちりむうにい
・楽園の条件/森島明子
・くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻 /森永みるく[おまけ]
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