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■DREAM CHANNEL [ドリームチャンネル] (アシオミマサト)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「DREAM CHANNEL③」、
      加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×9
      (うち「Countdown-Lag」×2、「DREAM CHANNEL」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「アシオミマサト」センセの「DREAM CHANNEL [ドリームチャンネル]」です。

これは面白い
特に、しっかりとしたお話の成年漫画が好みな方にオススメです。
ひでるさん泣きました。
まぁ、涙腺弱い人なので、そんなんは珍しい事でないんですが。
泣いたのが全米であれば別でしょうけどねー。
ともかく、間違いなく”読める成年漫画”な仕上がりになっていました。

セーラー服にハンチング帽(↓注a)という独特な出で立ちの女の子が店主という、アンティークショップ。
探すと見つからない不確かな店であり、またこちらで販売している商品には不思議な効果があったのでした。
ある商品は願望を映し出し、ある商品は時を戻し…と、訪れた男女の願いを叶える、アンティークショップが織り成す物語。
…だいたいそんなん。

静音さん、教師「今日子さん」
※左:静音さん、右:教師「今日子さん」
 耳・尻尾に注目。なんだか「~耳」の良さが分かったような気がします。

オムニバスな漫画です。
アンティークショップが提供するアイテムによって不思議な事が起こり、結果男女の仲が巧く運ぶ~という感じ。
だいたいどちらかのタイミングで登場していた店主の女の子はほぼ商品を提供しているだけで、ストーリーテラーっぽい事はしておりません。
あとがきには、
もうちょっとお話に絡めていけたらいいなー
そう描かれていたそのまま、とりあえず今回単行本ではちょろっと顔見せる程度でした。
はい、察しの良い方その通り。
こちらのシリーズはまだ続くようです。

アンティークショップの存在と同じような舞台設定、ちょっと不思議なファンタジーちっく描写といった枷はあるものの、各話にはラブコメからシリアスまで自由さがありました。
全体の流れみたいなのも存在せず、短編集な単行本とさして変化はありません。
まだ未完であるとか、今後も続くみたいな点については特に気にしなくても良いと思います。

アイテム「眼鏡」な冒頭話「Tails emotion」
最近は喧嘩ばかりという、「秋彦」・「静音」というカップル。
アレくらい分かりやすかったら…
とか散歩の犬を見ていた「秋彦」は、アンティークショップを発見。
そこで眼鏡を購入したんですが、なんと世の男女に耳・尻尾が生えて見えるという不思議なものだったのです。

コレは良いアイデアで、技ありみたいなお話
「秋彦くん」は漫画中で、「静音さん」の耳、尻尾から、その態度・発言と裏腹な感情を察していくのです。
巧いですね。
なんちゃら耳、尻尾というネタは数多く見ましたが、それが”感情表現・真意をくみ取る手助けになる”というのは、これが初めてのこと。
面白いように反応するそれらをお楽しみ下さい。

「Return blue」のアイテムは「古文の本」
こっそり付き合っている、古文の教師「今日子」と、生徒「早坂真時」
アンティークショップで購入した本を「今日子」にプレゼントした「早坂」
古語で書かれたそれは御伽噺のようでしたが、だいたいのストーリーを読み上げていたうちに…なんと、「今日子」はだいたい彼と同年代まで若返っていたのでした。
どうしよう…きっと神様が私の願い事本当に叶えちゃったんだ

大人な態度で「早坂くん」と接していた教師「今日子さん」
彼に本気になるうち、どうしても大きく開いた年齢差が気になっていたんですね。
微妙に顔バランスを変化させることで、さして違和感のないまま若返らせていたのが実に見事でした。拍手。
それによって「今日子さん」は素直な気持ちを吐露し、2人の関係をより接近させています。
拒まれていたえっちも許してくれてます。
エロス度の高い、大人っぽい下着が現在の彼女とギャップになっていて素敵でした。
最終的には元に戻っているんですが、大人な彼女とのえっちももう少し見たかったかな。
しかし、「早坂くん」はいい男ですねぇ。

未来ちゃん
※未来ちゃん
 このお話がぐっさーと刺さりました。

いきなり遺影、泣くヒロイン、無理矢理な描写~と、衝撃的な絵で始まっていた前後編「Countdown-Lag」
アイテムは「時計」でした。
幼いころから病弱だった姉「未幸(みゆき)」は、2年前に他界してしまいました。
彼女は、従兄弟「悠介」とこっそり付き合っていました。
同様に彼に想いを寄せていた「未来(みき)」は決定的な現場を目撃し、一度は諦めていたのです。
形見の品となってしまった、「未幸」がアンティークショップで購入したという不思議な時計。
こちらには”想い人と結ばれるまでの残り時間”が示されており、それが少なくなるたびに「未来」は封じ込めた想いが再燃してしまうのでした…。

ひでるさんダダ泣き(本当)の感涙ストーリーです
状況説明から、「未幸さん」・「悠介くん」の過去描写がある前編。
まぁ、あーんな場面を見たら諦めるよね。
覗いた「未来ちゃん」がそれに乗っかって独りでシテしまうのはお約束でしょう。
なお、今回のアイテムである時計は、「未来ちゃん」が持った直後に反応して残り時間を示すという、優れモノなようでした。
そりゃー、えっちな夢だって見て当然(笑)
「未来ちゃん」の複雑な心理状態が描かれている後編。
故あってロッカーに隠れた「未来ちゃん」・「悠介くん」はぴったり寄り添う状態になってしまい、えっちへ発展するパターンでした。
丁寧な描写がいいですね。
全ての真相が明かされるラスト部分にご期待下さい
とても良いお話でした。
(※ちなみに、「未来ちゃん」はたまに作品中で「由美」って呼ばれている箇所がありましたけど…どちらが本当かなぁ)

描き下ろしを含めて3話ほど収録された、表題作「DREAM CHANNEL」は携帯電話。
付き合い始めてからまだキスまでという、「篠原実」・「井上真帆」のカップル。
アンティークショップにて購入した携帯を貸すのを「真帆」がためらうなど、最近の彼女にはどこか余所余所しい感じがあったのです。
なんとなく不安を覚えていた「実」
置かれていた彼女の携帯はいつの間にか起動し、「真帆」の痴態が撮影された動画が流れていたんですが…その相手をしていたのは、「実」自身だったのです。

勝手に願望を映し出すという、厄介なシロモノなんですね。
”肌身離さず持っていた”
と言っていた「真帆さん」にも納得。
えっちシーンでは、携帯電話が行為を先取りしていたりして、彼女的にはなかなか恥ずかしい感じでした。
学園祭が舞台の1話目。
彼女のクラスは”うさぎ喫茶”とかやっており、なんと「真帆さん」はバニー衣装でした。わーい。
あみあみが素敵です。
心なしか、お尻を強調してくれていたように感じました。

2話目はその後の2人。
他のアイテムと違って効果が続いており、真面目と評されている「真帆さん」のプレイの幅を広げていました。
えっちな気分になると勝手に動画が流れるんですが、学校ではドキドキな羞恥アイテムと化しています。
マナーモードとかはないみたい。
オチまで綺麗にまとまっていました。
なお、ここで授業をやってたのは…「Return blue」の「今日子先生」でいいのかな。
もっとしっかり探すと、他キャラが出演していたりするかも。
巻末の描き下ろし3話は、まただいぶ後のお話なのでお楽しみに。
しかし、アンティークショップで携帯電話って…どうよ。

井上真帆さん、義妹「恵利ちゃん」
※左:井上真帆さん、右:義妹「恵利ちゃん」
 バニーですよ!お尻描写はぜひ本編にてどうぞ。

義妹「恵利」との「ROOMLESS LOVE」は砂時計。
義理とは言え兄妹であり、ごく近くにいて好き合っているものの、なかなか2人きりになれなかったのです。
そんな時、”逆さにしても落ちなかった”という砂時計が重力を無視して動き出すと、それと共に周囲の時間が停止していたのでした。

こちらではアンティークショップの店主が冒頭に登場しており、
きっと願いが叶いますから
とか、眺めるだけだったこれまでのスタイルとは違っています。
砂時計前の、ちょっとしたタイミングでの交流がえっちでいいですねー。
また「恵利ちゃん」がやたらめったら可愛いのよ。
そりゃ、周囲の時間が止まったなら、いままでの鬱積していた想いを果たして当然。
普通に人のいる校庭や授業風景、街中などを背景に、激しいえっちをしていました。
後半のスクール水着も良かったです。

以上、こうしたタイプは一般系な漫画でもちらほら見掛け、ネタとしてはそう珍しいものではありません。
ただ、「アシオミマサト」センセはそれっぽい漫画を、”キチンとえっちを含めながらそれっぽく描かれている”のです。
これは凄い事でしょう。

それだけに…あの↓表紙はインパクト無さ過ぎ。
勿体ないです。
店頭で面出しに置いておりましたが、一度は本気でスルーしてしまいました。
よくよく見て気付いたのね。
構図、色合い、タイトル、タイトル文字の装飾…ついでに言うと、紹介帯までが地味な気が。
そう、裏表紙もインパクト薄めでした。
せっかく絵柄からお話・漫画までが優れているのに、セールス的なパンチが弱いのではないかなぁ。
…ごめんなさい、個人的にはそう感じました。(←絶好調だったらすみません)
ただ、もっと大々的に取り上げられ、大量に山積みされてても不思議でないくらいに巧い方のような気がするんですよね。
増刷になるようひそかにお祈りいたします。

強めな線の絵柄。
よく描き込まれていて濃淡も濃く、こってりな雰囲気です。
そんな漫画具合で、可愛さのあるリアルちっくな絵は、”プチ劇画”という感覚。
適度に重厚さがありながら、しつこさありません。
服装は無論のこと、背景や小物までキチンと描かれており、しっかりとした雰囲気作りがされていました。
お話が面白く感じる要素だと思います。
加筆修正の効果もあってか全体安定しており、非常に良い感じでした。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛くえっちで、微妙な心理まで見事に表現されていました。
・話4: 様々なネタの読めるお話が収録されています。泣けます。
・独5: 若返り、携帯電話などのほか、やっぱり”なんちゃら耳”のネタは驚きでした。
合計:[14/15]

そう、こちらの単行本にはアンティークショップ・シリーズとは別に、前巻のメイン話「PINKS LINKS[ピンクス リンクス]」の後日談「PINKS LINKS ~After Links~」も収録されています。
感覚リンクのある、双子姉弟「環野桃愛」・「環野桃夜」の後日談でした。
続きストーリーは全然悪くないんですが、やっぱりどちらかが単独えっちして、感覚リンクするドキドキな様が見たかったですよ。

※注a: 詳しくないのでよく分かりません。あるいは「キャスケット」…っていうのかな?間違ってたらごめんなさい。

DREAM CHANNELDREAM CHANNEL
(2010/07/30)
アシオミ マサト

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tag : ファンタジーラブコメスクール水着

■絶対十女王政 (鳴見なる)

★まんがデーター  [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・女学院
・おまけ: あとがき漫画「初★あとがきまんがに挑戦」、
      カバー裏に「ぜったい十じょうおうせい ぬりえ」
・その他: 折り返しにコメント、折り込みカラー絵、5.5話+番外編収録、
      現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳴見なる(なるみ・なる)」センセの「絶対十女王政 1巻」です。

いきなり全然違うお話をちょっとだけ。
こないだ発売された「はだかのくすりゆび/艶々」の3巻を読みました。
最終巻だったんですねー。
びっくりしましたが、良い幕引きであったかもしれません。
やっぱりああした漫画は、切っ掛け~溺れていくドキドキな序盤あたりが一番楽しいモノ。
それに、慣れて過激にエスカレートしていくのは作品・キャラ的に違うでしょう。
あちこちキチンと決着しており、まとまっていたと思います。
次も期待してます。

はだかのくすりゆび 3巻 (ニチブンコミックス)はだかのくすりゆび 3巻 (ニチブンコミックス)
(2010/07/20)
艶々

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さて、ここでえっち人妻漫画であればいい流れなんですが、紹介は「絶対十女王政 1巻」です。
お嬢さま学園コメディーです。
まるで共通点のないですね(笑)
描かれている「鳴見なる」センセの名前は明確に記憶があり、”一般系も描くんだー”とかなんとか手にしたんですけど…まったくの勘違いでした。すみません。
誰と間違えたんでしょう。

間違えてましたが、「鳴見なる」センセの漫画はたぶんこちらが初見。
ドリルなブルーの髪と黒を基調とした、↓表紙に釣られました。
こないだも書きましたが、どうやらお嬢さま好きなひでるさんです。
収録は前後編のプロローグ、続けて1から3話まで。
巻末には4コマの番外編から、「エピソード3.5」、「ショートストーリー」という短めエピソードもありました。

女王「有栖川シア」
※女王「有栖川シア」
 ヒロインは多く登場するものの、きっちりメインの位置付けでした。

主人公「佐藤悠馬」の入学先は、お嬢さま学校「聖メイアン学園」でした。
少子化の影響から共学になったばかりで、男女比は「1:9」という羨ましい環境。
しかし、中学生時代にトラブルに巻き込まれた「悠馬」は、女子に拒絶反応を示すまででした。
それを憂いだ姉「美羽流(みはる)」は、見習いシスターとして自らが働く学園へ彼をショック療法的に入学させたのです。
圧倒的な女子の集団に気分を悪くする彼でしたが、初日から学園で”絶対的な発言力”を持つ女王「有栖川シア」に拉致られ、さらにサポート役である秘書官へと任命されてしまうのでした。
初日の挨拶から”恋愛禁止”の学園規則の廃除を宣言した彼女には何やら思惑があるようなんですが…と、だいたいそんな導入部。

今後ラブコメちっく…になっていくのかな。
とりあえず1巻は、独特な校風である学園でのコメディーという漫画でした。

選挙で選ばれる「近衛会(このえかい)」は、実務を行う部隊。
会長・副会長がおり、名称としては独特でしたが、コレ単に生徒会のようなもの。
指名され”絶対的な発言権”を持つ「女王」がやや特殊。
ただ、こちらも生徒会なお話でよく見られる”学園内の絶大な権力者”を直接名称としたくらいのもので、「近衛会」と共に学園運営をする~などと書かれていましたが、細かい・ややこしい描写はありません
学園生活での命令を出すくらい。
1話で説明されていた際にはとっつき辛さを感じましたが、それほど意識しなくても大丈夫なようです。
設定としてはそう極端でなく、ありがちと言えるでしょう。
女子が苦手な主人公、行動が読めない絶対権力者、無表情なお付き、ブラコンな姉、なにかと敵視してくる役員、似た境遇の穏やかな女性…などなど、配置になるとかなりスタンダード。
ただ、こないだ紹介しました「恋愛専科/ミズタマ」と同じで、キャラの魅力がためか読んで面白い仕上がりです。
主になるコメディー部分と、シリアス描写の割合も適度だったと思います。

姉「美羽流」、「小日向美雨」、「大咲秋羅」、副会長「霧島玲緒奈」
※左から姉「美羽流」、「小日向美雨」、「大咲秋羅」、副会長「霧島玲緒奈」
 「パペットマペット」状態なお姉ちゃんです。

周囲は女性だけ(※主要キャラね)という、ハーレムな「悠馬くん」
やっぱり女性が苦手な設定でした。
お約束です。
ただ、こちらの漫画は冒頭からその理由がしっかり明かされております。

実は無実であったものの、犯人扱いされた彼。
停学になった上に根も葉もない噂を流され、女子から後ろ指さされ…と、中学生からハードな展開です。
いちおうコメディーとして描かれていましたけれど、アレは相当に酷いですね
卒業する頃には、すっかり女子に対する強い嫌悪感と恐怖を覚える体質になっていた
そんなんも納得。
髪の毛白くなりそうですよ。
そんな環境に我慢できたのは、彼が真面目にコツコツ努力するタイプであったことと、たぶんお姉ちゃん「美羽流さん」の影響ではないかなぁ。
男子として年相応に興味がのある一方で、何度か漫画中で気絶するシーンがありました。

そう、なんとなく秘書官へ任命されていた「悠馬くん」ですが、実はサポート役としてかなり優秀。
メンタルを鍛えるべく努力した結果、強靭な肉体と読書好きというスキルを得ており、プロローグ後編では整理・清掃から庭の手入れ、ペットの世話、大工仕事から裁縫までを律儀に1人で行っていました。
一部の作業では、片手にマニュアル本を持っているのが細かいですね。
真面目なんだねぇ。
振り回されつつも逃げずに立ち回った結果か、3話では「シア」、「小日向美雨」らと手を繋ぐまでに回復しておりました。
(※かなり緊張してましたが)
苦手を克服するのも、時間の問題であるようです。

ペットの犬「マチルダさん」
※おまけ:ペットの犬「マチルダさん」
 「悠馬くん」に懐いていました。4コマは必見。

まんま女王様というヒロイン「シアさん」
途中で言われていた、天然サディストという愛称はばっちりハマっていたと思います。
次の紹介帯の文句はそちらで決まりですね。
決して私に逆らわないことだ
とか、凄んでいたプロローグ前編では、「悠馬くん」を拉致する、強い口調で秘書官に誘う、いきなり規則を廃除するなど、唯我独尊な娘さんという印象でした。
ただ、登場・言動毎に当初のイメージがじわじわと崩れていきます。
”華麗な顔したのが嫌い”という「悠馬くん」のため紙袋をかぶってみたり、”友人がいない”と悩む彼のためポスターを作製する、「美雨さん」を友人候補として連れてくるなど、常識外れな事を本気でやっていました。
また、「悠馬くん」に対する想いをキッパリと口にしており、プロローグ後編では解任を迫る近衛会副会長「霧島玲緒奈」に対して、
佐藤悠馬は私のものだ
とか、ひざまずいてキスをしてみたり、”友人以上の関係”を求めて髪飾りの黒バラを渡したりしていました。
予想以上に可愛らしい方ですよ。

愛情表現の「シアさん」
※愛情表現の「シアさん」
 ”天然サディスト”です。4コマを鵜呑みにすると…普段は下着履いてないの?

ちなみに、巻末に収録のショート「エピソード3.5」はそちらの続きになっており…短いながらも転げ回りたくなるようなラブコメ度合い。オススメ。
2巻以降はこんな具合になるのかなぁ。ちょっと楽しみ。
また、同じく巻末の「ショートストーリー」では近衛会・副会長「玲緒奈さん」が良い味を出しており、3話で揃う双子「秋羅」・「雪緒」の活躍は次巻かな。
「美雨さん」がプロローグ前編に登場していたのは、ちと意外でした。
これは気付かなかったー。
あれは計算づくなのかな。
中学生時代の「シアさん」が病気で休みがちだったのには何か裏がありそうで、また何やら明確な目的があって学園へ入学した様子でした。
今後どんなんなるのか、次巻に期待しましょう。

やや強めのふんわり線。
乱れなく丁寧で、小さいコマ・引き絵などにも違和感なく、バランスに優れた方でした。
濃淡は適度から強めという印象です。
特にコメディー描写は巧いですね。
幅広な輪郭で大きめな黒眼というキャラ絵。
後半には実際に4コマ漫画が収録されていましたけど、こざっぱりまとまっていて、そんな雰囲気があります。
カラーだとやや雰囲気が異なりますが、だいたいそんな感じの判断で問題ないでしょう。
それほど人を選ぶものではないと思いますが。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 個人的に好みな絵です。安定感あり、まとまっていました。
・話4: 権力ある生徒会なお話~のようで、ちょっとズレた感じが面白いです。
・独4: 女王という冠とは裏腹に「シアさん」は予想以上に可愛らしい方でした。
合計:[13/15]

折り込みのカラーイラストの裏側がもくじになっているんですが、主要登場キャラが短冊状に描かれているのね。
なにげにぼーっと見ていたら…ちゃんとした身長差になっていたことに気付きました。
なるほど。
大咲姉妹はバレー部のようにデカイですねー。

絶対 女王政 1 (ガンガンコミックスJOKER)絶対 女王政 1 (ガンガンコミックスJOKER)
(2010/07/22)
鳴見 なる

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tag : コメディーラブコメ

■いつでも本番! (滝智次朗)

★まんがデーター  [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 恋愛・ショートカット
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、短編×10。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「滝智次朗(たきとも・つぐお)」センセの「いつでも本番!」です。

スコーンと言えば、湖池屋のイメージでしたが…。
こんなでしたか。
なぜかって、こないだの「未確認で進行形/荒井チェリー」の漫画。
自称”小姑”の「真白ちゃん」がスコーンを連発していたのが頭にぼんやり残っていたので…見掛けたそのまま買ってきてしまいました。
生活が漫画に支配されてる、ひでるさんです。

さて、本日は「滝智次朗」センセの初単行本「いつでも本番!」です。
決め手は裏表紙ですね。
競泳水着なお姉さんに釣り上げられました。
全て短編での構成で一般えっち系。
掲載雑誌もあってか、ひと回り年齢の高いヒロイン・カップルのお話になっていました。
中扉は表紙の使い回し、折り返し、もくじ部分などにもイラストなく、カバー裏はカバーのコピーそのまま。
初単行本だと言うのに、ちと寂しいですね。
各話の合間に空きページあったので、ぎりぎりという訳ではないと思うんですが…。
こういったものは、出版社の意向?
それともスケジュール??
良く分かりませんが、どうなんでしょうか。

部長「栗原さん」、「笑顔ノムコウ」のお姉さん
※左:部長「栗原さん」、右:「笑顔ノムコウ」のお姉さん
 こうした”お姉さんな漫画”のが良いように感じました。

表題作「いつでも本番!」は演劇部のお話。
主役に抜擢された1年生「尾川祐介」
”最も下手”と考える彼にとって、憧れの部長「栗原」の相手役で恋愛劇というのは、驚きの配役でした。
不安そのまま、練習時点から発声もままならないという状況になってしまったのです。
業を煮やした部長「栗原」は、個人練習にてその理由を明かしたのでした。
だいたいそんなん。

そりゃあこんなの公私混同よ!!
とか言っていた「栗原さん」
…わかってるじゃない。
練習風景を見る限り、かなり荷が重そうでした。
あの分だと、多少度胸がついた程度では本番もかなり怪しいと思われます。
ヒロイン「栗原さん」は、ショートカットで、スポーティーな雰囲気の女性でした。
彼女はやっぱり冒頭のお尻シーンですね。
まったく罰になっていないところが素敵(笑)
なお、表題漫画ではあるものの、↓表紙は「栗原さん」ではありません。

「恋人たちのプラネット」は天文部のお話。
学祭に向け、カップル用のプラネタリウムを完成させていました。
しかし、その前日のトラブルによって、「大西」くんは新入部員「真由子」さんと2人きりで急遽の復旧作業をすることとなってしまったのです…と、だいたいそんなお話。
雷の影響で、制御していたパソコンが壊れています。
あれは恐い
がくーっとなりますよ。
ああした状況から、諦めずにリカバリした彼は大したもの。
ご褒美えっちですわね。
ただ、明日本番で使うというプラネタリウム内でのえっちはどうかと思いますが…カップル用だし、皆ソレ目的だからいいのか。(※よくない)

「むくむく↑パニック」は陸上部のお話。
けしからんおっぱい
そんなマネージャーの「河合」さんはGカップの持ち主。
練習中からソレが気になっていた「中山」くんはうっかり怪我をしてしまうんですが、ふとした台詞を彼女にばっちり聞かれてしまったのでした。
ならさぁ…いっぺん触ってみる?

河合さん
※河合さん
 お気に入りは彼女。好き勝手されそうね。

そうしたタイミングで皆が更衣室に戻り、うっかりロッカーへ隠れてしまう2人。
よく不自然に運ぶこと多いシチュエーションですが、こちらは実に自然
だって、「河合さん」は完璧にヤル気ですもんね。
わざとでしょ。
(※だいたい、男子更衣室なので「中山くん」は隠れる必要がない)
密室に胸押しつけられ、羨ましいシチュエーションでした。
なかなか悪戯っぽく、可愛い娘さんですね。
そんなんなので、最後の台詞がまた効果的に作用していました。
この短編は非常に良かったです。

「山咲亜貴」さんとは既に恋人同士の「上村浩史」くん。
活発な仕事場と違い、えっち時にあっさりとした対応である彼女に不満を持っていました。
そこで、「浩史くん」は彼女と一緒にお風呂へ入ってみようと計画をするんですが…という「ぬるぬるしちゃう?」
まぁ、切っ掛け待ちみたいなもんですね。
心なしか「亜貴さん」もそんな表情でしたよ。
ページ数の関係で仕方ないとは思いますが、あっさり2人してお風呂に入っていたのがちと残念。
意外な提案からのドキドキ感が薄いんですね。

「愛しのプールサイドガール」、「笑顔ノムコウ」は収録で05年、「彼女に首ったけ」は06年と収録では古めな原稿。
(※他は08年から10年でした)
うち、「彼女に首ったけ」は冒頭話。
大学で気になっていた「柴谷」さんを、偶然彼女のバイト先で発見するという流れ。
ページ数もあってか、かなりすっ飛ばした感覚。
故あって彼女はわざわざ家まで訪ねて来るんですが、バイト先でちょろっと会話する程度では単なる親しいお客の1人。
あーはならんでしょう。
「愛しのプールサイドガール」は、プールでも出会う同級生「春野」さんとのえっちです。
やっぱりプール内でしちゃうんですね。
大丈夫、ここカゲになってるし
とか言ってましたが、ばっちり営業時間中。
声も響くと思いますよ。
…っていうか、外でやって下さい(笑)
なお、収録で競泳水着なヒロインは彼女だけなんですが…裏表紙の彼女とは別人みたい。あれれ。
”昼食の際にフェンス越しに出会う女性”という「笑顔ノムコウ」
名前も知らない、大人っぽい女性。
この話は良いですねー。
程度の差はあっても、似たような経験は誰にもあるでしょう
実際にヒロインの彼女は素敵なお姉さんで、ハッヒーエンドなラストは心地よい物でした。
この話もいいなぁ。

三樹さん、藤崎さん
※左:三樹さん、右:藤崎さん
 全体的に髪型は短めでした。

ほか、「おさぼり日和」は4ページのショート漫画。
たぶん元々はカラー原稿で、携帯電話のキャンペーンガールである彼女とのえっち。
これは白黒ではどうにもならないですねー。
カラーで収録したかったところ。
「なつ・メモ」は夏場でのカップル話。
バイトに明け暮れる「隆志」くんと疎遠になりかけ、急遽海へ出掛けるというもの。
なかなかハードな現場だったので、あまり無理しないように。
ビキニな彼女「三樹」さんとの浜辺えっちで、途中の「誰か来た!」からが見どころでしょう。
「恋いろ景色」は会社・部内での親睦を兼ねた山登りエピソード。
「藤崎」さんはなかなか大胆な手段を使いますね。
まぁ、大人だからいいか。
しかし、なんとも気になるのは”親睦を兼ねた山登り”
こんな部署イヤダ。

丁寧な細線の絵柄。
描き込みは適度なくらいで、乱れなく安定感ありました。
概ね良好ですが、コマによっては崩れ気味なものもちらほら散見されます。
リアル気味な人物絵で、また全体がすっきりと見易いため、どうしても弱い部分は目立つんですね。
なお、初出によると原稿時期には差がありました。
もしかして修正されているのかな。
そう大きな違いは感じません。
どちらかと言うと、裏表紙よりも↓表紙のが白黒絵に近いかな。
そちらを線画・すっきりな白黒絵に脳内変換(←難しいですね)して判断するのが良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 悪くはないですが、今一歩パンチに欠けると思います。
・話3: 気に入った話もあるんですけど…。
・独3: 可もなく・不可もなく、いかにも一般えっち系という感じでした。
合計:[9/15]

巻末のあとがきページ部分には、登場ヒロインらの水着絵(おそらく)になっていました。
うーん、ちょっと見分けつき辛いですね。
こうした短編ではキャラが弱いこと多いですが、こちらもそんな印象でした。

いつでも本番! (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)いつでも本番! (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT)
(2010/07/17)
滝智 次朗(たきとも つぐお)

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●携帯向け【いつでも本番!



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tag : ショートカット競泳水着湖池屋

■うみんチュッ(海人) (てりてりお)

★まんがデーター  [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ショートカット
・おまけ: あとがき、カラーピンナップ、
      描き下ろし「バスバスエンドレス」
・その他: カラー(6P)、短編×9
      (うち「保護者~出張中」×3、※描き下ろし省く)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「てりてりお」センセの「うみんチュッ(海人)」です。

まぁ、夏だからね。
そんなフレーズと共にお送りしております、”日焼け跡シリーズ”
どちらかというとロリ傾向でしたが、今回の「うみんチュッ(海人)」は適当な年齢まで、きゅーっと上昇しておりました。
残る跡がワンピースでなく、ビキニになるのね。
胸の部分だけ白いというのは、また良いものです。

そんな訳で、↓表紙・裏表紙までそんなんを堪能できるこちらの1冊。
いきなりぶっちゃけますが、”日焼け跡”な漫画は収録のうち「海で会えたら」の1話だけでした。
後述しますが、そちらはショートカットの釣りキチみたいなヒロインで、透ける描写とか縞パンとか嬉しい設定なんですが…正直なところ、もうちょっと見たかったなぁ。
なんだか、ちと残念。(※ちなみに、あとがきイラストも彼女でしたが)
ただ、今回もありましたカラーピンナップ。
やっぱり登場ヒロインらが勢揃いしており、それぞれの水着姿が描かれているんですね。
その裏面は全裸絵、しかもそれぞれの日焼け跡付きになっていたのでした
こう並ぶと迫力満点です
くらくらしますよ(笑)
なんというか、普通の全裸よりもえっちでした。
実際にそんな漫画は1話だけでしたけれど、このカラーピンナップがため、満足度としてはそう低くならないと思います
…たぶん。
また各話も面白く、個人的にはぜんぜんOKでした。

「海で会えたら」の女の子、次女「冬子さん」
※「海で会えたら」の女の子、次女「冬子さん」
 この世代の日焼け跡はまた違った良さがあります。

さて、前置きがだいぶ長くなりましたが、「めがね学校」から紹介している「てりてりお」センセです。
3冊目「うみんチュッ(海人)」は、3話の連続ほか短編という構成。
「てりてりお」センセお得意の眼鏡・ショートカットほか、前回「な美(ちゅ)らる」からのシリーズもありました。

それではさっそく、収録で唯一の”日焼け跡”な漫画「海で会えたら」
「響子」さんにフラれた主人公は旅の果てで海まで来ていました。
そんな時に出会ったのが、地元の女の子。
気さくで愛嬌があり、また露出度高めな格好にドキドキしていたところ…と、そんな流れ。
あとがき絵ほか裏表紙まで飾っている彼女ですが…唯一名前が不明確なキャラでした。
麦わら帽子にキャミソール、ホットパンツという健康的な服装がやたら良いですね。
ショートカット・褐色肌とよく合って、健康的なお色気がありました。
また、彼女はそのまま海へ飛び込んでしまうんですね。
透け透けですよ。
なんだ、えっちがしたいんだ?別にいいよ
そうした、あっさりとした返しまで実に結構。
ついでに、縞パンなんですね。
下ろさずに、横にずらしてお願いします
そうしたリクエストにもちゃんと応じてくれました。
ラストの対応まで素敵でしたよ。

収録での連続話「保護者~出張中」シリーズは姉妹との近親ラブコメ。
屋上に呼び出された「諸御里春樹」くんは、「夏希」さんから告白を受けました。
くっさい芝居もほどほどにしとけよ?
しかし、「春樹くん」そんな態度。
そう、「夏希さん」は血の繋がった妹だったのです。
そんな彼女を嘲笑い、彼に迫る「冬子」さんは実の姉なのでした。
相談を受けた長女「千秋」さんは、そんな姉妹にある策を授けるんですが…と、だいたいそんな感じ。

冒頭の告白シーンが楽しい1話目「保護者海外出張中」
皆から相談を受ける、ニコニコした「千秋さん」
第三者的な、余裕のある態度に”もしかして”と思いましたが、やっぱりか。
いちおう「春樹くん」は家族でマトもな思考だったものの、普段あれだけアプローチしていた「冬子」・「夏希」2人がいままでお手付きしなかったのはやや意外。
3姉妹のやり取りが楽しいです
2話目「保護者長期出張中」は、前回オチ担当だった「千秋さん」から。
起きる前からセクシートラップを連発されており、
この家には痴女しかいないのか…!?
などと天を仰いでおりました。
えっちのメインは妹「夏希さん」です。
収録での最終話「保護者絶賛出張中」はその直後からで、メインは姉「冬子さん」
故あってお尻でのえっちです。
途中から「夏希さん」も参加して複数になっておりました。
やはりオチは長女「千秋さん」です。
ちょっと展開は読めちゃうかな。

諸御里さん・家族
※諸御里さん・家族
 こう見ると普通の家族っぽいんですが。

ほか短編「生徒会会長鳥巣」、「鉄山202号」、「山内さんと山内くん」、「廃墟で会いましょう」の4話は、全て眼鏡・ショートカットなヒロインです。
徹底してますね(笑)
うち「生徒会会長鳥巣」は生徒会会長の「鳥巣」さん。
えっち最中の「武部」くんとの約束を、翌日の予算審議会でばっさり叩き斬る彼女が素敵。
それを指摘した次のタイミングでは、
…何?うるさいわね
とか逆ギレされていました。
控え目な胸もいい感じです。
カラー原稿から始まる「鉄山202号」は大家さんの孫娘「鉄山七海」さん。
家賃の督促で「井上」の202号室を訪ねた彼女は…中での乱交を目撃してしまうのでした。
巻き込まれの複数えっちですね。
結構トンデモな展開ではあるものの、描写が軽いためブラックさはありません。
オチではしっかりとしたところを見せていました。

成績順位は、ワンツーフィニッシュという「山内絵里子」、「山内貴之」の2人。
ただ、「絵里子さん」は「貴之くん」にまだ一度も勝ったことなく、”一緒に勉強”と称して、彼の学習方法を無理矢理に探ることとしたのでした。
そんな短編「山内さんと山内くん」
勘違いラブコメです(笑)
想いもあってか体力的に負けていそうな「貴之くん」はなかなかしつこく、途中ではパロスペシャルをキメていました。
彼スゴイですねー。
ツンデレとか言われながら、なんのかんのお似合いな気もします。
あのテンションなまま、2人付き合っていきそう。
「廃墟で会いましょう」は四角眼鏡・カチューシャが特徴の「山本葵」さん。
幼馴染み「織田拓海」くんとのえっちなんですけど、コレなかなか良いお話。
冒頭では1ページまるまる使用してのビンタがあったり、コメディーちっくなんですけどね。
「織田くん」はストレートでなかなかイイ男だと思いますよ。
また、「葵さん」のやたら色気ない下着がなんだかリアルに感じました。

生徒会会長「鳥巣さん」、山本葵さん
※左:生徒会会長「鳥巣さん」、右:山本葵さん
 眼鏡・ショートカットなシリーズです。会長がいいなぁ。

もう1話「続・南国バスバス」は前巻からのシリーズ。
収録の描き下ろしも「バスバスエンドレス」ということで、こちらも「玉木」さんでした。
(※2ページだけだったので、上記話数などからは省いてます)
最近は妙な暑さなので、ショートしているような彼女はなんだか納得。
エロい事したら余計に暑くなりそうな気もしますが。

丁寧な細線のすっきり絵柄。
描き込みはそこそこですが濃淡はさほど強くありません。
見易いですね。
コメディー崩れはやはり大きいもののテンポ良く、漫画に優れた方。
今回は特に気になるコマもなく、非常に良好でした。
どんどん巧くなっている感じがします。
個性も人を大きく選ぶものでなく、万人向け。
一般えっち系でもカチッと似合いそうに思いました。
もくじのSDイラストもそれぞれのキャラがよく表現されますね。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: コメディー部分を含め、全体的に安定感がありました。
・話4: 冒頭からの4話(中編・日焼け跡)が良かったです。
・独4: カラーピンナップと眼鏡・ショートカットかな。楽しく描かれてる印象です。
合計:[13/15]

三姉妹のキャラはなかなか良かったです。
短編もいいですが、こうした中編がまた読みたいですね。

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tag : コメディーショートカットポニーテールカチューシャパロスペシャル

■未確認で進行形 (荒井チェリー)

★まんがデーター  [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・4コマ。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(8P)、
      登場人物紹介、13話+「未確認でRPG」収録、
      現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「荒井チェリー(あらい・ちぇりー)」センセの「未確認で進行形 1巻」です。

こないだ「神様ドォルズ/やまむらはじめ」のアニメ化について書きました。
今回の「荒井チェリー」センセの単行本を読んでいてふと思ったんですが…
そろそろアニメなり、ドラマなり、映画なりになっても不思議でないのでは?
もうオファーが来てたりするのかなぁ。
(※実写はあまりみたくない感じですけどね)

夜ノ森小紅
※主人公「夜ノ森小紅」
 珍しいくらいにマトモなヒロインです。

さて、ちょろっと以前に書きましたが、「刑部聖」さんの4コマ「せいなるめぐみ」が珍しくイマイチだったひでるさん。
なんで刺さらなかったのか、自分でもよく分かりません。
タイプとしてお嬢さまは好きな筈なんですけどねー(笑)
そう言えば、「キミとボクをつなぐもの」もあまり合わなかったなぁ。

とかなんとか。
微妙な不安感をもやもやさせていたら、またまた新刊が発売となりました。
素早いリリースです。
なんだか、つい先日も発売されていたような気がしましたが…あ、「ワンダフルデイズ」は09年12月でしたか。
気のせいでした。

さて、こちらも4コマ形式で続刊アリという、「未確認で進行形 1巻」です。
白い背景とピンクでポップなフォントによるタイトル。
正面置きが映える、ぱっと華やかな↓表紙ですね。
タイプの異なるヒロインが3名並んでいたので、「三者三葉」ちっくな漫画かなーという予想でした。

16歳の誕生日を迎えた、主人公「夜ノ森小紅(よのもり・こべに)」
起きがけから、姉「紅緒(べにお)」にケーキを用意されるなど、”ちょっと大人な気分”を満喫していたそんな時。
誕生日を祝う母「茜」から、ふと祖父の知り合いという「三峰白夜(みつみね・はくや)」を預かることを告げられたのでした。
不意な男子の同居に驚く「小紅」に追い打ちをかけるよう、
ついでに、じいちゃんが決めた小紅の許嫁
そんなことを言われたのです。
さらに、彼を追いかけてきた妹「真白(ましろ)」も同居するようになってしまいました。
こうして、16歳になったばかりの「小紅」には、”許嫁”と”小姑”ができたのです。
かなり大雑把ですが、だいたいはそんな感じ。

夜ノ森紅緒
※夜ノ森紅緒
 コメディー部分ではこの2人でしょう。「紅緒さん」はスゴイねぇ。
 
コメディー色は相変わらずで強いものの、これはラブコメ4コマですね。
「荒井チェリー」センセの漫画のうち、最もラブコメちっくな感覚
以前のキャラなどにも、ちらほらそんな描写はあったものの、ここまではっきり描いているのはなかったと思います。たぶん。
ヒロイン「小紅さん」が照れるオチがちらほらありましたよ。ラブいですね。
全体ストーリーを進行させるような4コマも見え、そうした意味で独特な仕上がり。
徹底したコメディーがお好きな方より、ラブコメ好きな人のが合うかもしれません。

「前田実音」以来な、ツインテールの主人公「小紅さん」
言葉使いに独特さはあったものの、「荒井チェリー」センセの描かれるヒロインでは最もマトモで普通
特殊な趣味(実音・結花・水優)、天然(光・亜胡)、計算高さ(照・宝)、呆れる食欲(双葉)、金銭感覚(葉子)、激しい表裏(聖)…などはありません。
※こちらの括弧書きは想像されるこれまでのヒロイン名
ついでに言えば、ちょっと身体は弱いものの、ノーマルな人間です。
なかなか面倒見良く、得意は家事という、理想的な女の子。
しかも、巨乳で安産型だそうです。
容姿もバッチリ(笑)
周囲がやたらボケ倒してほぼ珍道中状態なため、漫画では突っ込み役
生徒会副会長「鹿島撫子」の登場まで、ほぼ1人で突っ込み続けていました。
中盤ではついにダウンし、学校を休んでしまうんですが…あれはツッコミ疲れみたいでしたね。
よけい熱が出そー…
ぎりぎりまでそんな感じで、思わずそう呟いていました。

”色々完璧だけど残念”という、姉「紅緒さん」
登場キャラで、カオスの中心みたいな方でした。
この世で一番かわいいのは小紅だけど、幼女も大好物だから
とかなんとか、妹「小紅さん」にベタ惚れなだけでなく、「真白ちゃん」には”幼女”を連発して愛でております。
家ではボケ倒している彼女ですが、学校ではなんと生徒会長。
しかも、完璧な外面がためか大人気で、カリスマ的
(※美人でスタイル良く、勉強からスポーツまで万事こなしてます。建前だけ、という訳でもないです)
ちょっと抵抗した程度で周囲にヒソヒソ言われるなど、まるで周囲が洗脳されているかのよう。
「真白ちゃん」がすっかり怯えてましたよ。

自己紹介で自らを”小姑”とか言っていた「真白ちゃん」
まだ小学生くらい
…とは「小紅さん」の第一印象なんですが、なぜか学校のクラスは一緒。
ハカセ(オバQ)のような、ダブついた制服が可愛いですね。
年相応という感覚のほか、だいぶ田舎育ちらしく、都会な事柄に触れた際のパニックな様も良かったです。
得体のしれない「紅緒さん」を怖がる反面、実妹のように接してくれる「小紅さん」とは仲良く、スコーンのくだりなど中盤あたりからはすっかり打ち解けていました。
”16歳から始める小姑幼女との付き合い方”
紹介帯の文言はそんなでしたが、ちと的外れな感じ。
逆に「白夜くん」の尻を叩いている場面もありますね。

三峰真白
※三峰真白
 ダブつく制服が良い感じのキャラです。

当初はなんだか微妙な感じだった「白夜くん」
ちらほら顔を見せるうちに慣れました。
口数少なく、ぼーっとしている割には、かなり明確に「小紅さん」への愛情を口にしています。
刷り込みみたいなレベルでしたよ。
実は2人は小さい頃に会っており…事故、残っている傷痕など、なんらかの事情がある様子
これが、ほぼ「小紅さん」にだけ覚えがないんですね。
それらは1巻のあちこちにキーワードとして登場し、コメディーの中にふとしたミステリアスさが味付けになっていました
ううむ、2巻では語られるのかな。

ちなみに、このブログを書いてて、それぞれの独特な名前がちょっと気になったんですが…。
まさか、登場人物に人外が混じってたりしないだろうなぁ。
「夜」・「紅」という意味深な漢字、事故と傷、失った記憶、「三峰の力」、冒頭の16歳うんぬんのページ…とか。
うう、気になる~。
次巻が待ち遠しいです。

しっかりとした線の絵柄。
4コマ漫画にぴったりな、適度な濃淡・描き込み、すっきりなバランス具合です。
丁寧で安定感あり、あちこちの表現も問題なし。
”何を言わんとしているのか理解できない”という4コマもありませんでした。個人的に。
気になるような癖はなく、万人向け。
↓表紙・裏表紙で違和感なければ大丈夫だと思います。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 綺麗・丁寧な4コマ漫画絵でした。巧いです。
・話4: ちょっとシリアス・ミステリアスな雰囲気もある、楽しいラブコメです。
・独4: 今後の展開では、まったく異なる感覚になりそう。 
合計:[12/15]

なお、「荒井チェリー」センセのHPにお邪魔したら、キャンペーンやってました。
当然ながら、応援させて頂きます。
作品紹介もありますので、気になった方はぜひ↓そちらもどうぞ。

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★「荒井チェリー」センセの漫画紹介記事
いつかまたかえる
 水神「水花さん」らとの神様コメディー4コマ。1巻完結。
キミとボクをつなぐもの
 輪廻転生ストーリー漫画。4コマではなく、ストーリー形式です。1巻完結。
ハッピーとれいるず!
 学園放課後4コマ。他作品のキャラも多く登場。1巻完結。
ワンダフルデイズ
 妖怪アパートな4コマ漫画。4巻まで発売中。「三者三葉」と共にセンセの代表作です。
みおにっき Mio's Diary
 ほのぼの家族4コマ。「ゆかにっし」より先に読んだ方が良いかも。
MOON CHILD
 TYPE-MOON系のアンソロジー短編集です。4コマではありません。


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tag : ラブコメコメディーツインテール

■メイド姉 (まぐろ帝國)

★まんがデーター  [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: カバー裏に別絵・作品解説「まぐろ帝國ちょっといい話9」、
      「COLOSSEUM」追加ストーリー。
・その他: 短編×10(うち「姉帰る」×3)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まぐろ帝國(まぐろ・ていこく)」センセの「メイド姉」です。

やっぱり手に取ってしまいました。
こちらの↓表紙は、のたうちまわりたくなるほどに良いですね。

さて、本日は「まぐろ帝國」センセです。
個人的に絵は良いものの、お話の合わない方。
ブログではやりませんでしたが、紹介しました「あいらんど 淫悦の章」に続く2冊目「あいらんど 淫虐の章」は、「やっぱりなぁ」という感じでした。
アマゾンを見ると評価する人も多くいるようですが、ひでるさんは反対派。
雰囲気は非常に刺さっていたんですけどねー。
はぁ…。

そうした事情がため、次からは慎重にチョイスしようと思っていたの。
しかし、そんな矢先に発売されたのが…こちらの「メイド姉」です。

最初は例によってアマゾンのサイト。
ぼけーっと「おすすめ商品」を眺めていたところ、あの↓表紙に直撃されました
やっぱり「まぐろ帝國」センセの絵は抜群です。
特にメイドに関心はなくても、あのさらりと風に流れそうな髪、涼しげな目元、そしてやたら大きな胸…などにスクロールを止めてしまうでしょう。
ココに止めただけでなく、クリックまでしてる人がいますが(笑)
あっさり撃沈されてしまいましたよ。

メイド姉「雪村秋江」
※メイド姉「雪村秋江」
 意外にメイド服ではなかったですねー。

さて、「メイド姉」はメインの連続話と短編による構成。
こないだの「あいらんど」ほどではないものの、やや注意が必要な単行本だと思います。
以下にポイントを書きましたので、宜しければ参考にしてみて下さい。

①表題「メイド姉」の連続話「姉帰る」は全3話だけ。
 なんだか長編な雰囲気がありましたが、前編・中編・後編という構成で3話のみ。
 カラー絵のメイドなお姉さん「雪村秋江」はちゃんと登場しますので、そちらはご安心を。
 
②別単行本からの番外編が3話収録。
 実はちょうどブログで紹介している「放課後奴隷倶楽部」、「家庭の事情」、「あいらんど」の番外編が収録されています。
 いちおう、見てなくても大丈夫だと思いますが…。
 
③全体的に原稿時期は古め。
 もともと巧い方なので、さして問題はないと思いますが、「姉帰る」は06年、ほか収録のほとんどは07年でした。
 1話だけ時期が飛びぬけていた「あいらんど」の番外編は09年11月です。

④収録話にバラツキあり。
 詳しくは後述します。
 番外編の3話からしてそうですが、ブラック寄りなコメディーほか女戦士のアクション短編まで様々でした。
 どちらもえっちではあるものの。

だいたいそんなん。
あまり↓表紙のメイドさんに見とれていると、実際の本編で微妙に感じてしまうこともあるでしょう。
特にお話は癖があるので、ちと気をつけて下さい。

「天気明朗なれど波高し」の2人
※「天気明朗なれど波高し」の2人
 さて、彼女は何を思い付いたんでしょう?

さて、メイドなお姉さんの連続話「姉帰る」
東京へ出てしまった、昔馴染みな近所のお姉さん「雪村秋江」さん。
彼女が帰郷したと聞いた「勇太」は慌てて家へ戻ったんですが…彼女はメイドになっていたのでした。
だいたいはそんな感じ。

憧れなお姉さんとの、ちょっと不思議でノスタルジーなお話です。
きっちり詳細を書いてしまうと読んだ際の楽しみがなくなっちゃうかな。
ちと難しいですが、ぼやかして書きます。
アレはもしかしたら納得できない方がいるかもしれませんけど、まぁ…まあ。

メイド姿の「秋江さん」と再会する前編。
お仕事メイドさんだよ?
という台詞ありましたけど、わざわざ仕事着のまま田舎へ来るのは変ね。
お風呂でのえっちで、裸エプロンになっていました。
湯ざめしちゃうよ……
そんな誘い方が素敵。

「秋江さん」と共に湖へ赴く中編。
こちらでは、やたらめったら生地面積の狭いえっち水着でした。
”カチューシャとエプロンがあればメイドと認識できる”とか解説にありましたが、なるほどその通りです。
あまり違和感はありません。
成年漫画で帰郷となれば、やっぱり水辺でのえっちは欠かせませんね(笑)
こちらでのオチへの場面転換は見事でした。

最終となる後編は、お祭り描写。
ふんどしなんですが…「勇太くん」なのがちと残念。わはは。
こうした漫画のお約束で、彼の気持ちが痛いほど伝わるお話でした。
なお、最終のえっち場所は神社のお社内。
なにげに、ちゃんとメイド服を着ている状態でのえっちはコレが初。
すぐ脱いじゃうんですけどね。

シスター「マリエンヌ」、「ロザリア」というWヒロインの「CHARITY(チャリティー)」
冒頭のそれっぽい描写もそこそこに、複数えっちへと展開しておりました。
こちらのベールは、先の”カチューシャとエプロン”みたいな効果がありますね。
あとがきによると、一部モザイクになっていたそうですが…それも納得。
ヘタすると物言いつきそうですよ。

「虹の彼方へ」は女子校生に突然えっちをお願いされるというもの。
普通っぽいお話であるものの、オチはもやもやっとしたものでした。
なんとなーく分かるような、そうでもないような…。
細かいですが、こんなんが合わないのです。

闘技場にて魔物と戦わされている「ヘレナ」、「ミスティ」という女戦士の漫画「COLOSSEUM(コロッセウム)」
ファンタジーですね。
触手えっちに発展するんですが…まさかあんなオチだとは予想外でした
「天気明朗なれど波高し」は台詞の無い漫画。
けっこう大変な状況ですが、こちらもコメディーになっています。

放浪の騎士「ヘレナ」、真理ちゃん
※左:放浪の騎士「ヘレナ」、右:真理ちゃん
 久しぶりな「真理ちゃん」です。…おそろしいほど似合ってますね。

その他は番外編です。
「家庭の事情 イベント編」はエヴァなコスプレの「真理ちゃん」
会場にてギャラリーとの複数えっちに発展するパターンで、特に知識なくとも楽しめるだろうお話になっています。
オチで「真佐子さん」も顔を見せていました。
「放課後奴隷倶楽部plus1 伊藤早苗TAKE2」は「早苗さん」のバレンタインえっち。
こちらも陸上部の面々を相手に複数でした。
義理です
そうキッパリ言っていたのがなんだか可笑しいですよ。
「あいらんど 番外編 六郎とメイド」も複数なんですが、こちらは男性1人で複数女性というもの。
もともとのお話もそうですが、番外編の3話で最も理解し辛い漫画になってます。
まぁ、細かい事はほったらかして下さい。
うん、おやすみ
そう玄関閉めた後のヒロイン4名の表情が相変わらず素敵。ぞくぞくっとしますね。

さらり流れる、強い線の絵柄。
タッチとしては軽めですが、乱れることなく綺麗です。
濃淡は濃く、複数パターンが多い事もあってページはごっちゃり目。
また、服装から背景までよく描き込まれていました。
すらりと背の高いキャラ絵で、リアル寄り。
どちらかと言うとシリアスのが似合うんですが、ちらほらコメディーちっくにもなります。
巧い方ではあるもののお話を含めて個性的です。
紹介帯裏のカット絵が最も参考になるでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 巧いです。新しい原稿のが全体的なバランス良くスッキリしてます。
・話3: 表題作で押してほしかったですね。
・独4: 好き嫌いはともかく、独特の世界が広がっていました。
合計:[12/15]

なお、こちらはアマゾンさんで限定版が発売されていました。
なんとびっくり「おっぱいマウスパッド」付きだって。
お得意のタオルではないのね。
これはどっちがオマケなのか、よく分かんないですよ(笑)
茜新社」さんのHPにて、画像が公開されていたので、なんとなーくでも気になる人はぜひチェックしてみて。
収録の短編「COLOSSEUM」に登場する”放浪の騎士”「ヘレナさん」でした。
そっちでしたか。
セールス的には、たぶん「秋江さん」にした方が良さそうに思うんですが…。

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★「まぐろ帝國」センセの漫画紹介記事  すべて成年系
あいらんど 淫悦の章
 緊張感のある、奇妙な世界の漫画。2冊目「淫虐の章」に続く長編の1冊目。
妹夏
 教師「坂本金髪(cv:武○鉄○)」などが脱力な短編集。デビュー七周年記念。
家庭の事情
 変態家族による1冊まるまるの長編。 
放課後奴隷倶楽部
 女生徒らが調教される学園のオムニバス調の長編。



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tag : おっぱいマウスパッドコメディーファンタジーアクションノスタルジー

■もっちゃん (そうま竜也)

★まんがデーター  [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・スクール水着
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 短編×9(うち「もっちゃん」×7、「ぴかち」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「そうま竜也(そうま・たつや)」センセの「もっちゃん」です。

こちらを読む前は、別の単行本を紹介する予定だったんですが…。
やっぱりコレですね
癖があるので人は選ぶでしょうけれど、刺さる人にはぐっさー血だらけになると思います

そんな訳で、アマゾンで「たまちゆき」センセの漫画と一緒に表示されていた「もっちゃん」です。
ちなみに、こちらとよく一緒に購入されている商品にセットされていたのは昨日の「おひさまの匂いのする少女。/佐々原憂樹」でしたね。
描かれているのは「そうま竜也」センセ。
ひでるさんのイメージは、コンプティークで連載されていた、「トップをねらえ!NeXT GENERATION」の人でした。
こちらは成年漫画ですが、なんとなくコメディーちっくなのは変わらないですね。

通称「もっちゃん」こと「宮本理奈」(1話)
※通称「もっちゃん」こと「宮本理奈」(1話)
 なかなか素敵な透け具合です。ズレた眼鏡が魅力よ。

単行本は表題作「もっちゃん」のシリーズが約8割ほど、タイプ異なる「ひかる」ちゃんの漫画が残りという2シリーズでの構成でした。
どちらもさほどストーリーっぽさはなく、単純にヒロインとのえっちが描かれていました。
登場キャラも、ほぼカップルだけです。
また、最近のトレンド”日焼け跡”ですが、漫画本編での「もっちゃん」は日焼けしていないので注意
ついでに書けば、もう1つのシリーズ・ヒロイン「ひかるちゃん」も日焼けしておらず、↓表紙だけでした。
そっち期待の方はご注意ください。
スクール水着は着ているんですけどねー。

それではさっそく、メインシリーズの「もっちゃん」から。
毎回のテスト発表ごとに盛り上がっていた、通称「もっちゃん」こと「宮本理奈」
学年で10番以内を狙う彼女でしたが、現実はもう少しというところ。
”いっぱい勉強をやっておくといいだろう”という考えからでしたが、ほかに”恋愛をしてみたい”という気持ちもあり…また、えっちの興味から、なかなかそれに身が入らなかったのです。
そうした頃、雨の日に先輩「大川よしひこ」と出会いました。
彼が自分のことを知っており、優しく声を掛けてきたので、思い切って相手をお願いしたのでした。
だいたいそんな感じ。

全7話というえっちシリーズ漫画です。
実は3話目「もっちゃん大川家へ行く!!」から最終話「もっちゃん最終回」の前半までは同じ日の出来事でした。
2人のえっちシーンがたっぷりと描かれていますね。
眼鏡でぷにぷにとした肉感な「もっちゃん」が可愛いです。

もっちゃん(2話・7話)
※もっちゃん(2話・7話)
 このスクール水着の質感が見事なのです。

1話目の切っ掛け話「もっちゃん」
いつからかラブラブになってましたが、当初は彼女かなり無理矢理な誘い方をしています。
思わず「大川くん」も、
何言ってんのキミ!!
とかなんとか、物凄いリアクションをしていました。
この際の「もっちゃん」は、いかにも「そうま竜也」センセな感じです。
変わった娘ですね。
雨でびしょ濡れになっており、透けた感じが素敵。
初えっちを野外で、しかも立ちながらしておりました。
童顔でぽわぽわした容姿ながら、なかなかエロくて実に結構です(笑)

2話目「もっちゃんの夏ぅ」はそれからもうちょっと後、夏休みでのお話です。
麦わら帽子にシャツ・短パンという格好から、
どっかの小学生みたいだーっ
とか言われていました。
ふとしたタイミングの表情は大人っぽくなるんですけどね。
”意外とパンチラする”という短パンそのまま、「大川くん」と山登りの際にはちらりとしていました。
山道は彼女のが先行してるのね。
雰囲気そのままの活発なようです。
こちらでは、スクール水着姿の「もっちゃん」が見られます。
後の「ぴかち」でも「ひかるちゃん」がスクール水着を着てましたが、やたらめったらな力の入れ具合が見事
質感たっぷりで、良い黒のグラデーションを表現していました
また、珍しく眼鏡オフな彼女がちらと見れるので、そちらも必見。

3話目「もっちゃん大川家へ行く!!」からは、彼の家へ招かれてのえっち。
このところは落ち着いている、という「もっちゃん」がため、積極的なのは先輩「大川くん」
前半の揉むシーンがいいですね。
ここで家に誘われるんですが、「もっちゃん」の言動がまた独特。
だいぶ冷静になっていて、いままでのソレを「照れくさい」とか言っていながら、もそもそとスカート脱いでいました。
えっち最中に描かれている、2人の心情に注目。
ラブラブながらはっきり口に出せないとか、だいぶ可愛いこと考えてるんですね、彼女。
「もっちゃん とびます!」はそちらの直後で2戦目です。
ラストで2人してお風呂へ入るんですが、「もっちゃん るんるん」はそのお風呂シーンがメイン。
お互い勢いで告白してました。
うん、そんなんでしょうねー。先にガンガンえっち済ませてたし。
「もっちゃんでどんっ!」は、お風呂後えっちの2戦目。
こちらの見どころは、”理奈ちゃんのひみつ その2”
はっきり照れている「もっちゃん」をお楽しみ下さい。
最終話となる「もっちゃん 最終回」
ここで新キャラ「大川くん」の妹「のぞみ」ちゃん登場。
「もっちゃん」とは同級生でした。
かなり真っ当なこと言ってます。
ちゃんと避妊しようね(笑)
ただ、これまでの経緯がためか、ここにきてやや面白い事態になっていました
季節と共に冬服になっている「もっちゃん」をお楽しみに。
ラストはいかにも”らしい”ものでした。

前園ひかる
※前園ひかる
 ぶっちゃけ、キャラとしては彼女のが好み。

もう1つのシリーズ「ぴかち」は「前園ひかる」ちゃん。
童顔でふんわりスタイルな「もっちゃん」と違い、ストレートロングな髪の美少女風でした。
(※途中からツインテールになります)
彼女のお相手「大地学」はだいたい6歳以上年上だろう近所の大学生。彼は
切っ掛けは「ひかるちゃん」からで、先の「もっちゃん」と似ていきなり声をかけるパターン。
ただし、いちおう明確な理由がありました。
お友達「ちま」さんとのやり取りはかなり細かく描かれていて面白いです。
かなり酷いえっちだった、その夜のエピソードが2話目「スーパーぴかち-前園ひかる改-」
ツインテールで寝間着姿の「ひかるちゃん」
なんと、下には”恥ずかしい”という理由からスクール水着を着ていました。
ああした直後というのに冷静で落ち着いており、ほわほわした「もっちゃん」と違って大人っぽさのある娘さんですね。
彼女のその後もどんなんか見てみたいなぁ。

強く柔らかな太線の絵柄。
適度な描き込みとやや濃いめな濃淡具合です。
コマ割りは比較的大きめ。
白抜き文字などの擬音表現があり、なかなか賑やか。
コメディー描写が巧く、ちらほらSD化しておりました。
バランス良いので違和感はないものの、こうした描き方は人を選ぶかと思います
漫画として特に引っ掛かる部分はなく、田舎な風景など背景もしっかり。
楽しく読めるでしょう。
なお、収録の各話は「ぴかち」シリーズが03年、「もっちゃん」シリーズが04から05年と古く、「もっちゃん 最終回」のみ09年と際立ってます。
さすがに新しいものは全体綺麗に仕上がってはいたものの、そう落差は感じませんでした。
だいたい↓表紙・裏表紙にての判断で良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 人をきっちり選ぶでしょうけれど、可愛く描かれてます。
・話3: あまりストーリーっぽい漫画ではありません。
・独5: カップルのえっちにぐぐっと迫っていました。
合計:[12/15]

予想以上に面白かったです
「そうま竜也」センセの独特な描き方に違和感あるかどうかでしょう。

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(2010/07/23)
そうま 竜也

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tag : スクール水着ツインテールコメディーコンプティークパンチラ

■おひさまの匂いのする少女。 (佐々原憂樹)

★まんがデーター  [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・日焼け跡
・おまけ: PostScript、キャラクターデザイン・コメント。
・その他: カラー(24P)、短編×15。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐々原憂樹(ささはら・ゆうき)」センセの「おひさまの匂いのする少女。」です。

まぁ、夏だからね。
…ということで、なんだか日焼け跡づいてる今日この頃。
思い返せば…10周年記念の「たまちゆき」センセはさすがの連続話でしたし、3冊目でより飛躍した「さいだ一明」センセは見事なまでの縞模様でした。
こうしたネタがお好きな方は、次々発売されるので大変ですねー。
たいへんだー。

と、そんなところで、本日は「佐々原憂樹」センセです。
紹介帯の裏面には、
上手に日焼けました。
とかなんとか、タイトル「おひさまの匂いのする少女。」というそのままに、収録で比率は高め。
カラー・白黒のどちらにもそうしたヒロインが登場していました。

佐和子ちゃん、みほちゃん
※左:佐和子ちゃん、右:みほちゃん
 なかなか日焼け跡を差し込み辛いですねー。これがぎりぎり。

収録は全て短編で15話と多め。
カラー原稿も多く、ショート漫画などもありましたが、ページ数は全236とずっしり。
地震で頭に落ちてきたら危険な感覚でした。
次々に様々なタイプのヒロインが登場しており、特に前述した日焼けヒロインらも色々なシチュエーションにてそんなんを披露してくれます
伊達に”おひさま”を冠にはしていません。
お楽しみ下さい。

冒頭からはカラー・ショート作品がズラリと並んでいました。
トップに位置する「そのあいず。」は、”しましまが青か赤で悩んでたみたいです”という訳で縞パン・ニーソな「湊麗子」ちゃん。
プチ女王様で、ややなさけない感じのお兄ちゃんに色々と言っていましたが…内心ではラブラブ。
この漫画は特にラストページ・最後の1コマが良いので、最後までご期待下さい。
タイトルそのままな「のうひん。」はランドセルに日焼け跡という「しばざき・ゆな」ちゃん。
(※ブラジルランドセルと言うんですね。初めて知りました)
解説によると暗くて短い話だそうです。
ああ、なるほどね。
彼女が…まぁ、ほぼ”仕上がって”いる状態で、前後サンドイッチにされていたものの、ラスト数コマでの行動・笑顔が非常に可愛く、ブラックな感覚は薄めでした
「すきなひと。」はお兄ちゃんとのラブラブえっち。
こちらの「夕菜」ちゃんも見事なまでの日焼け跡。
紫色の髪の毛が良かったです。
カラーのらくがき絵から漫画にしたらしい作品「どくせんよく。」
前巻表紙があったので、もしかしたらどっかに登場したキャラかなーってぺらぺらめくりましたが、分かりませんでした。
コテコテしてない、「藍香(あいか)」ちゃんのスクール水着姿を堪能下さい。

中頃に位置する「佐和ちゃんのうそ」は前半4ページがカラー原稿。
収録で、ひでるさんのオススメ作品です。
追いかけてくる友人から、逃げるヒロイン「佐和子」ちゃん。
伯父さんを発見した彼女はかくまってもらい、まんまと逃げきったんですが…というお話。
当日はお祭りで、
寝てる間に着させられた
という「佐和子ちゃん」はふんどし姿
…で、やっぱり日焼け跡なのです。
この組み合わせはヤバイ
お尻部分はもう犯罪ちっくですよ。
起きたらパパが写真撮ってるし
そんな台詞もありましたが、納得です。
できれば、やっぱり着替えシーンも見たかったですけどねー(笑)
なお、カラーで嬉しい前半部分はメインシーンの変形パターンみたいになってます。
お尻でのえっちでした。

ここから他は全て白黒原稿です。
義理の娘「みほ」ちゃんはもともと個人塾の生徒さん。
彼女の計らいによってその母「ひかり」さんと結婚したんですが…「みほちゃん」との関係はその頃から続いたままだったのでした。
そうした短編「はんこうき?」
だいたい兄妹という設定だったので、義理の娘というのは収録ではこちらだけかな。
制服なのかな、着てるお嬢さま学校っぽい服装も可愛いです。
ぜひ、必要以上の反抗期な演技からのベタベタな甘さをお楽しみ下さい
前半のキスシーンは非常に良い絵でした。

咲ちゃん、マナさん
※左:咲ちゃん、右:マナさん
 コメディー描写とシリアス描写です。

怪我をした兄のお風呂を手伝う「咲」ちゃんのお話「あまのじゃく。」
こちらも日焼け跡でお尻えっちですね。
使えない手の代わりに体を洗うため、一緒にお風呂というシチュエーションなんですが、「咲ちゃん」はビキニ・ミニスカートとなかなかの重装備。
その割にあちこちハミ出てたりするのが可愛いです。
2人して笑う”安上がり兄妹”の部分など、お互いの慣れたじゃれつくような描写が楽しめると思います。

「ちりょう。」は便秘に悩む「千早」ちゃん。
気持ちよく治す方法を提案してきた兄によって、”お尻”に目覚めさせられてしまうのでした。
博多・熊本が混じったという方言喋りがポイント。
日焼け跡、縞々下着・ニーソにお尻でのえっちまで、「佐々原憂樹」センセお好きなネタ(たぶん)が凝縮されたような短編でした。
そちらに対して、という訳ではないでしょうが、「しょうどく。」なんてタイトルの漫画もあります。
「小春」ちゃんと義兄のえっちなんですが…収録のうち、かなり変化球というお話になっていました。
たぶんオチは読めると思います。
ふわふわしたパジャマ姿が可愛いんだけどなぁ。

「あなたのいちばんになるために。」、「お兄ちゃん自慢」、「おてつだい」という3話はWヒロインです。
うち「あなたのいちばんになるために。」は同じモデル事務所の「佳山霧香」ちゃんに憧れる「大野薫子」ちゃん。
その好意はとある現場を目撃されたことであっさり露見してしまうんですが、「霧香ちゃん」はお仕事を手伝ってほしいとお願いしてきたのでした。
ちょっとした営業と接待と撮影よ
とか言ってました。
したたかそうでしたよー。
そんな訳で、こちらは複数えっちな展開になっています。
こちらでの日焼け跡は「霧香ちゃん」
やたら面積少ないビキニがなにげに縞模様だったりして…エロいですよ。
なお、ここでチラと登場していた「スミカちゃん」はたぶん前巻「しゃるうぃーげーむ?」の彼女、「あいかちゃん」は前述した「どくせんよく。」登場の彼女、最初にチラと出演していた「さやかちゃん」は…ここだけのキャラかな。

おまけ:チラと登場していた3名
※おまけ:チラと登場していた3名
 こちらの「さやかちゃん」ですね。

「お兄ちゃん自慢」はお嬢さまな「春真(はるま)」、ツリ目・みつ編みな「茉莉菜」
それぞれ兄がおり、4名でのえっちです。
詳細は伏せておきますが、なかなかトンデモない感じ。
特にオチね。
なお、2人はスクール水着着用、「茉莉菜ちゃん」は日焼け跡があり、ちょろっと見える境目が素敵です。
「おてつだい」の「るみか」・「るりか」は双子。
顔はそっくりですが性格がきっちり異なっていました。
「るりかちゃん」の「ねえさま!」が良いです。
喫茶店編も見たいなぁ。

えー、勿体ないので伏せますが、短編の「ねこじた。」も注目作品。
こちらはまた冒頭からの数コマ、1発オチみたいなお話です。
まさかあーなるとは思いませんでしたけど、なるほど検索すると引っ掛かりますねー。
教えてくれた「佐々原憂樹」センセに感謝しましょう。
脱線しましたが、漫画は妹「沙希」ちゃんとのえっち。
我慢して身悶える様を堪能して下さい
お約束なオチがまた楽しいですよ。

「平気なつもり。」は「依里子」ちゃん。
漫画は彼女の視点で進み、お兄ちゃんとのえっちによる心境変化が丁寧に描かれていました。
後半の数ページは必見です。
やや切ない終わり方になっていましたけれど、もしかしたら…何かしらのタイミングでまた戻って来るかもしれませんよ。
あのお兄ちゃんの雰囲気では。

双子「るみか」・「るりか」
※双子「るみか」・「るりか」
 この笑顔が素敵。股下の描写をお楽しみに。

ぱっと見からして年齢高そうなヒロイン「マナ」さんの「お試しあれ」
…ああ、たぶん最年長ヒロインで良いみたい。
「はんこうき?」にちょろっと登場していた母「ひかりさん」など、そうしたキャラもいいと思いますね。
漫画は義理の兄妹。
血の繋がりはないものの、他短編と違ってタブー色が強く、シリアス調。
あたしで、いいじゃん
ベットへ倒れ込むその場面が秀逸でした。
いい方法~ということで、こちらもお尻えっちになってます。
ソッチならばOKか(笑)

しっかり・強めな線の絵柄。
比較的大きめなコマ割りだと思いますが、細かく描き込まれていて結構ごっちゃり。
小さい擬音文字・吹き出しも多め。
日焼け跡ヒロインが勢揃いしていることもあってしっかりと色があり、強い濃淡具合でした。
まんじゅうのように広い輪郭で、華奢ではなくふんわりとしたスタイル。
ツリ目気味で、キツネのような笑顔も特徴だと思います。
小さいコマも良く描かれており、抜群のバランス・安定感がありました。
ジャンル的に合致すれば、何の問題もないでしょう
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙、紹介帯の裏面などでご判断下さい。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 細かい部分まで良く描かれています。さすがの巧さでした。
・話4: 短編のが合っているかも。盛りだくさんな内容です。
・独5: 小さいのは基本として、日焼け跡、しましま、お尻という3拍子。
合計:[14/15]

連続な前巻よりシチュエーション様々で良かったと思います。
次でもぜひ日焼けてほしいですね。

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(2010/07/23)
佐々原 憂樹

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tag : コメディースクール水着

■おんなのこ学習帳 (流星ひかる)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 貧乳・色々
・おまけ: あとがき「何で学習するのか おんなのこ学習帳」、
      なぜ?なに?「流星さんはどうしてそんなにセーラー服がすきなの?」、
      折り返しに「学習百科」、
      カバー裏に「貧乳特写シリーズ セーラー服編」・着替え中イラスト。
・その他: 短編×10。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「流星ひかる(ながれぼし・ひかる)」センセの「おんなのこ学習帳」です。

また違う面白さですね。
「流星ひかる」センセご自身で突っ込んでいましたが、↓表紙・裏表紙などは制服で埋められ、文字でもその良さについて熱っぽく書かれているんですが…収録の各話は意外にそんなんでないですね。
こちらの単行本、はっきり言って”おまけ部分のが楽しい”という、変わった内容になっていました。

律子さん、小川さん
※左:律子さん、右:小川さん
 期待されるようなラブコメ短編の2人です。

そんな訳で、毎度お馴染み「流星ひかる」センセ。
単行本は「優しい棘」以来ですか?
知らぬうち、ちょっと間がありましたねー。
もしかして、買い損ねた本とかあったりしないだろうなぁ…。
最新刊は「おんなのこ学習帳」です。
こんなんは今の時代もあるのかな?
装飾などはタイトルそのまま、某学習帳を真似ておりました。
ちゃんとカタカナにふり仮名があるところなど、実際に使っていた世代には懐かしい風情。
そうそう、こんなんでした。
しかし、ここで解説されていたのは”おんなのこ”なのです。

ピンと予感がした貴方は、たぶん「流星ひかる」センセのファンな方でしょう。
あちこちのおまけ部分には、センセの暑い…いや、熱い思いがふんだんに書かれていました。
折り返しの「学習百科」には、”スクール水着のひみつ”、”体操服のひみつ(※「ブルマァ」とふり仮名があります)”ということで、それぞれの解説がきっちり書かれています。
ええ、それゃ2、3行程度ではなく(笑)
さらにカバー裏には「貧乳特写シリーズ セーラー服編」ということで、冬セーラー、夏セーラーについて書かれていたほか、その裏面に描かれていたイラスト”着替え中(前開きブルマァ付き)”を自ら解説。
着エロサイコー
だって。
納得なモノでしょう。
毎度ながら「流星ひかる」センセの制服話は面白いですねー。
もしかしたら、読者が最も見たい部分かもしれません。
巻末のあとがきも「学習百科」となっており、自虐ネタなどが楽しめます。
流星さんはどうしてそんなにセーラー服がすきなの?
…という1ページが必見。
凄い情熱でした。

さて、おまけ解説はそれくらいで本編について。
収録は全て短編です。
ご本人もあとがきに書かれていましたが…収録はラブコメからファンタジー(SF)、ちょぴり怖い系統など、実はバラつき多め
完全にセンセのファン向けな内容と言えるでしょう。
男が1人まじっている(※しかも、最もノリノリで描かれた様子)など、↓表紙・裏表紙に釣り上げられた方は、ちょっとがっかりするかもしれません。

なお、いかにも成年漫画ちっくな雰囲気ありますが、こちらは一般系な単行本になってます。
もともとえっち描写はソフトな方ですが、あっさりした描き方でした。
また、お話、漫画については相変わらずお上手なんですが、ジャンルの幅が相当広いので、目的違いにはくれぐれもご注意下さい。

「明日の行方」の2人、「山内さん」と「飯野さん」
※左:「明日の行方」の2人、右:「山内さん」と「飯野さん」
 雰囲気で察せられると思いますが…ブラックなお話もあります。

青春ラブコメという風情の「桜前線」
同級生「律子」さんの姉である「静姉」に憧れる「太一」くんのお話。
ひと回り以上年齢差があるのかな。
やんわり仲裁する彼女が素敵に見えるのは当然のことでしょう。
漫画のメイン部分は「静姉」が東京の学校へ行く前夜の出来事です。
ううん、色々と優しいなぁ。
オチに至るまで、こうしたお話のフォーマットと言うべき作品です。

「ジンクス」は文化祭でのお話。
ずっと仲良く、気さくに喋れる相手であった「小川」さんに告白した「菅谷」くん。
しかし、彼女の返事は…
ごめん、今は菅谷くんとはつきあえない
ああ、こちらの「菅谷くん」はいい男でしたが、お相手の「小川さん」も良い娘さん。
徹夜しようとする彼にわざわざ差し入れを持ってきたりしてます。
冒頭で拒否した理由も可愛いですね。
シチュエーションも良く、転げ回りたくなるようなラブコメ短編でした。

学生寮での短編「とりかへばや当世異聞」
試験休み後、同室の「明人」にちょっとした違和感を感じていた「真彦」
他の友人らも「カンジ変わった」という彼のことが気になって仕方なく、ちょっと確認してみたくなったのです。
後述しますが、こちらとは逆なネタのお話を事前に見せられているため…ぎりぎりまで疑ってしまいました(笑)
ちゃんと女の子で安心。
先の「桜前線」と同じく、次がありそうなラストが非常に良かったです。

短編「すべてがYになる」はファンタジーコメディーという感じ。
シリアスな1ページ目を見事なまでにひっくり返しています。
お話は、世の女性全てがロリ化してしまうというもの。
テーブル下からひょこっと覗く顔がいいですね。
色々突っ込みたい気もしますが、コメディーなので…。
オチが面白いのでご期待下さい。
なお、こちらのヒロイン「松岡」さんらはやっぱり貧乳であるものの、いつも「流星ひかる」センセが描かれるような華奢な女性ではなく。皆さんふっくらと丸めでした。

松岡さん
※松岡さん
 こんな感じの人物絵になります。

収録のうち「明日の行方」、「S-エス-」はブラックなお話。
終末世界後を描いた「明日の行方」
生き残った主人公は瓦礫の山から1人の女の子に出会うんですが…、という流れ。
状況は様々あるかもしれませんが、漫画で起こったような事は、実際にも起こり得るのでしょう。
あの物を言わない(喋れない?)女の子から察するに、救助に来た彼の言葉のが正しいのだと思います。
それだけに、なんとも救われない、読後感の重いお話でした
女子校が舞台の「S-エス-」は、いちおう百合漫画ちっく。
同クラスの儚げな美少女「山内」さん。
身体が弱く、保健室登校を続けていた彼女を気に掛けたのが、外部入学の「飯野」さん。
2人の仲は急速に接近したものの、あまりなベタベタっぷりに何となく困惑しておりました。
そんな頃、「山内さん」の良くない噂話のほか、憧れていた保健医について、彼女の口から聞かされたのです。
だいたいそんなん。
お嬢さまなのかなぁ。
こちらの「山内さん」は掴みどころない美人でした。
どこまでか分かりませんが、あの浮世離れした言動から噂話はだいたい真実かな。
「飯野さん」が相手にするには、ちょっと荷が勝ち過ぎましたか。
もともとの切っ掛けがあーだったからなぁ。

ほか、「暁の宙」、「なつやすみのとも」はファンタジーちっく。
前者「暁の宙」は神様の登場する神話ちっくな短編。
過去に書いてますが、身体にびっしり文字を書かれたりするパターンが苦手なひでるさん。
こちらの脱ぎシーンもそんな感じで、あまり心地よいものではありませんでした。
お話は全然いいんですけどね。
ネタバレになるといけないので慎重に書きますが、ノスタルジーな感覚の後者「なつやすみのとも」
これって…いわゆる”人数が多い”という例のパターンの変形ですよね。
再会してほしかったなぁ。

収録のうち、「雨の向こうでキミが」が冒頭話。
いちおう、だいたいは理解したつもりなんですが…いまいちよく分かんない。
「どうしようもない僕に色んな属性をもったサンタが降りてきた」という、やたらタイトルの長い作品。
途中までは可愛く、増長する主人公「山本たかし」同様にノリノリだったんですが…この漫画はヒデェ
収録順が、先ほどの「雨の向こう~」の次「桜前線」を挟んでこちらのお話なのね。
開始3話のうち、いきなり2話が好みから外れてしまうという単行本でした。
きっちり人を選ぶと思います。

相変わらず安定感抜群でした。
丁寧な線での、すっきり絵柄。
濃淡、配置、人物など、もろもろバランスに優れ、個性はあるものの嫌味ないため万人に好まれるものです。
漫画も同様で、表現として特に引っ掛かるところはなかったんですが…今回はお話かな。
絵柄はともかく、ジャンル的に人を選ぶと思います。
カラーでもそう変化はしないので、↓表紙または裏表紙の判断で良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: すっきり・綺麗な絵柄です。こちらは問題ないでしょう。
・話2: 収録ジャンルがバラバラ過ぎ。カバーとの落差も酷いレベルなので減点しました。
・独4: 独特です。各話はそれぞれいいんですが…。
合計:[11/15]

コメディーは巧く・楽しくサクサク読めるんですが、うっかり気を抜くと、すぅと怖い漫画だったりします。
そんなんがイイんですけどねー。
今回の単行本は、やっぱりおまけ要素かな。

おんなのこ学習帳

おんなのこ学習帳 (ワールドコミックススペシャル)


●携帯向け【おんなのこ学習帳


★「流星ひかる」センセの漫画紹介記事  すべて一般系
優しい棘
 ジャンルから明暗まで、幅の広い短編集。13話収録。
それはロボット
 ロボットのファンタジーオムニバス。6話収録。
ボクらがここにいる不思議
 日常の不思議的なSF漫画集。3話の連続モノ「正しい明日の作り方」を収録。



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tag : ラブコメコメディーファンタジー百合漫画ノスタルジー

■くちびるに透けたオレンジ (ロクロイチ)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 百合・不安
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×8(うち「くちびるに透けたオレンジ」×6)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ロクロイチ」センセの「くちびるに透けたオレンジ」です。

なんでだか分りませんが、百合姫コミックスが集中投下されてましたねー。
全部で11冊ほど。
いつの間にか、それだけの漫画がぐるぐる回転してるということてですか。
もうすっかり一般化…してるのかな。
どうでしょう?

さて、そのラインアップのうち、頑張って3冊をチョイスしたひでるさん。
最も期待していたのが、「死神アリス/いづみやおとは」でした。

死神アリス 1 (IDコミックス 百合姫コミックス)死神アリス 1 (IDコミックス 百合姫コミックス)
(2010/07/17)
いづみや おとは

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絵的に合ってたのよ。
実際の白黒絵もカラーと大きな差はなく、わくわく読んだんですが…これが前半部で急降下。
絵は期待通りでしたが、お話が全然合わない。
キャラはいいんですよ。
みつあみ・黒セーラー服にベレー帽な”黒髪の死神”という「ひなげし」さん。
武器のハサミも独特で良い感じ。
(※正直なところ、もっとバッサリ・ドロドロしてもらった方が良いように思いましたけど)
ただ、お相手「香川真崎(かのがわ・まさき)」さんがどうにも違和感。
冒頭で、彼女は殺されたけたうえ、返り血浴びてしまうような殺人を目の当たりにするの。
普通の女子高生が。
しかも、数日後にまた似たような目に遭ってるのね。
あたり血まみれな場面ですよ。
それなのに…あの落ち着いた、ボケたような言動はどうにもリアリティ無さ過ぎ。
「貴方ばかですか」
漫画内でそう言われてましたが、その通り。
2人が出会う重要な場面がこんなんでは、その後どれだけフォローしても無駄。
面白そうな要素もちらほら見えたんですけどねぇ。

そこで、紹介するのが「くちびるに透けたオレンジ」です。
↓表紙の段階では、ぶっちゃけ3冊のうち最も好みから遠い単行本でした。
だから読んだのも最後。
しかし、これが百合漫画として優れた、完成度の高い作品なのです。
やっぱりこの手の漫画はお話が命(たぶん)

唯・理央、希和子・アズサ
※左:唯・理央、右:希和子・アズサ
 短編ヒロインズです。これら話も非常に良かったです。

描かれている「ロクロイチ」センセはこちらが初見。
軽く検索してみると、不確かではあるものの別の名前がちらほら。
たぶん初単行本ではないのでしょう。
収録は単行本のほとんどを表題作が占め、短編がオマケという感覚でした。
前置きが長くなっているのでさっそく書きますね。

「これが恋なのかわからない」はもともと親友同士のカップル。
漫画は「唯」さん視点。
親友である「理央」さんに告白されるという場面から。
彼女のことは大好きで、恋人として受け入れたものの、もやもやとした違和感が拭えずにいたのでした。
だいたいそんなん。
実に微妙な心理を描いた良作品です。
お互いの想いの差にやきもきするのはこうしたジャンルの基本ですが、告白後というのは珍しいですね。
恋人同士になり、万事解決とはいかないのが世の常。
やや引っ掛かるようなラストもそんな感じでした。
くわしくは単行本でどうぞ。

もう1つの短編「閉じててね、心」はちょっとした行き違いなお話。
1つ上の従姉「アズサ」ちゃんの家に居候する「希和子」さん。
お姉さんな彼女は優しく、それを半ば利用して「希和子さん」は想いを果たしていたんですが…と、だいたいそんな流れ。
もともと従姉妹同士で、両親の死によって2人は同じ家に同居しているのです。
しかも同性ですから…おそらくは監視もユルいのでしょう。
こちらの漫画は、冒頭から既に身体の関係が出来上がっている状態でした。
ただ、「希和子さん」の強引さからなし崩し的なものであり、すっかり告白は後回しになっているのです。
そんな訳で、後半・クライマックス部分のやり取りが見もの
収録ではトップクラスに甘い作品ですよ。

千鶴さん、叶さん
※左:千鶴さん、右:叶さん
 擬音で「ぽっさり…」など書かれてしまう「千鶴さん」なのでした。

単行本のメイン、「くちびるに透けたオレンジ」は全6話という中編。
東京から主人公「千鶴」さんのクラスに転校してきた、モデルのような容姿の「叶(かなえ)」さん。
当然、クラスでお洒落と言われていたグループに落ち着くかと思いきや、なぜか「千鶴さん」らの地味な集団に加わったのです。
友人「朝実」・「悦子」らは「叶さん」のアドバイスによって綺麗になっていったものの、「千鶴さん」との距離はまだ遠め。
なんとなくグループでは取り残されたような感覚があったんですが…憧れの存在が恋心に変わりつつあった「千鶴さん」には、近しい位置という現状に満足していたのでした。
かなーり大雑把ですが、だいたいそんな感覚。

こちらの「千鶴さん」は1話の段階から、はっきり自らの気持ちを”恋心”と認識していました。
自らの想いに困惑しておらず、その分だけは手っ取り早いですね。
リップのくだりがある2話では、しっかりキスを想像したりしてました。
あちらのお話はいかにも女の子という感じ。
よくは分かりませんが(笑)
そんな彼女に対し、いちおう一般的な感覚であるのが「叶さん」
2周目でじっくり確認してみると、ちらほら彼女を見てましたね。
もし「叶さん」がはっきり自らの想いを認識していたなら、あの性格から察するにもっと早くに完結していたと思います。
彼女の心理の動きをまた逆に漫画で描いてほしいです。
あのしれっとした表情の裏で、かなりどぎまぎしていたんではないかなぁ。

「叶さん」・「千鶴さん」が初めて2人きりとなるのが3話、そして続く4話。
やたら細かい部分に一喜一憂する「千鶴さん」
なるたけ彼女に近づくよう、お揃いの小物を揃えるだけでなく、ウイッグまで通販していました。
本当に好きなのねぇ。
こちらでのえっち妄想は、なんだか男性的で素敵(笑)
”バレちゃいけない”、”悟られちゃいけない”というところが切ないです。
ちなみに、「ロクロイチ」センセは結構えっち描写をしっかり描かれる方。
こちらの最終話ほか、先の短編もそんな感じなのでソッチ目的でも大丈夫(たぶん)

なめていい?
※なめていい?
 甘い描写をば。じわじわと圧迫されるのが面白いですが(笑)

最終話から一歩手前という5話は、やたらめったら緊張感ある良作品。
内緒で買っていたお揃いのアイテムを目撃され、前回と違ってやたら言葉数少なくなる「叶さん」
あれは怖いなぁ。
全ての解決編という6話をお楽しみに。
じわじわと苦しめられただけ、ぱーっと昇華していくかのような感覚があると思います
いや本当に。

強い線のすっきり絵柄。
濃淡よりも全体は線が目立っています。
比較的大きめな変形コマで、こうした描き方にしてはページ賑やかでした。
眉毛・まつ毛の強い目で、丸い鼻が特徴。
たまに描かれるコメディー絵が個人的に好きです。
バランスに優れ、表現などを含めて漫画の巧い方。
違和感なく作品世界に入れると思います。たぶん。
ただ、人を選ぶだろうくらいに癖はあるので、ご注意ください。
カラーでも変化はないので、↓表紙の判断で良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好き嫌いきっちり分かれるでしょう。
・話5: じわじわストレス重ねられた後の緩め方は見事でした。 
・独4: 表題作も良いですが、短編はまた独特。
合計:[13/15]

「くちびるに透けたオレンジ」はもっと続くかと思いました。
個人的には…あの後のラブラブな2人も見たかったなぁ。

くちびるに透けたオレンジ (IDコミックス 百合姫コミックス)くちびるに透けたオレンジ (IDコミックス 百合姫コミックス)
(2010/07/17)
ロクロイチ

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★過去に紹介した百合姫コミックス (※作者名あいうえお順)
此花亭奇譚/天乃咲哉
flower*flower ふらわーふらわー/石見翔子
アオイシロ-青い城の円舞曲-/江戸屋ぽち
かわいいあなた/乙ひより
クローバー/乙ひより
マーメイドライン/金田一蓮十郎
リンケージ/倉田嘘
春夏秋冬[限定版]/蔵王大志
ソルフェージュ~Sweet harmony~/さわななお
・初恋姉妹1巻 3巻[完結] /東雲水生
百合心中 猫目堂ココロ譚/東雲水生
EPITAPH エピタフ/硝音あや
乙女戦士ラブリー5!/城之内寧々
ラブフラッグ★Girls!!/高橋依摘
乙女ケーキ/タカハシマコ
紅蓮紀/武若丸
少女美学 秘蜜少女 /CHI-RAN 
ゆるゆり/なもり
voiceful/ナヲコ
ときめき☆もののけ女学園/南国ばなな
この願いが叶うなら 夜空の王子と朝焼けの姫/袴田めら
SIMOUN シムーン/速瀬羽柴
・ストロベリーシェイクSweet1巻  2巻[完結] /林家志弦
飴色紅茶館歓談 限定版/藤枝雅
極上ドロップス/三国ハヂメ
マイナスりてらしー/宮下未紀
絶対×浪漫/むっちりむうにい
キミ恋リミット/百乃モト
楽園の条件/森島明子
半熟女子・瑠璃色の夢/森島明子
くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
・GIRL FRIENDS1巻 2巻/森永みるく[おまけ] 



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tag : 百合姫コミックス百合漫画コメディー

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