■プリンセスラバー!pure my heart (緑木邑)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、原作「Ricotta」、漫画原案「空蝉」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑木邑(みどりぎ・むら)」センセの「プリンセスラバー! pure my heart」です。
やっぱりサービス的に期待できそうなのは「緑木邑」センセ版ですかねー。
…そんなことを書いたのは、去年の10月のこと。
待っていました。
「緑木邑」センセ作画の「プリンセスラバー! pure my heart」がついに発売です。
さして原作も知らぬまま、
①コミックスアライブ版・「由雅なおは」センセ作画の「プリンセスラバー!」
②電撃コミックス版・「しゅー」センセ作画の「プリンセスラバー!~Eternal Love For My Lady~」
とかなんとか、発売された2冊を紹介してきた、こちらの作品。
今回のコレはヴァルキリーコミックス版です。
※プリンセスラバー!・ヒロインズ
ドレスでの集合絵です。
思えば、「由雅なおは」センセ紹介の際に引っ掛かったのが、「緑木邑」センセ作画のこちらでした。
単行本はこれが(たぶん)初めてなようですが、絵的には最も優秀だと思います。
さすがにゲーム原画なども手掛けておられる方ですね。
収録も9話と最も多く、またサービスシーンも期待通りでした。
発売3冊のうち、おそらく、ファンの心を鷲掴みにするのはやっぱりこちらの単行本だと思います。たぶん。
交通事故によって両親を亡くした主人公「有馬哲平」は顔も知らなかった祖父と対面しました。
有馬グループの総裁「有馬一心」は、”日本経済界のドン”という存在。
ひどく悲しい顔であった彼にそのまま引き取られ、「哲平」は有馬家の一員として以前とはまったく異なる環境にて過ごすこととなったのです。
ある日、祖父の主催するパーティーに参加することとなった「哲平」
ヘイゼルリンク公国の第一王女「シャルロット=ヘイゼルリンク」のエスコートをするよう命じられていたんですが…彼女は、以前街中で出会った娘さん。
また、パーティー会場は令嬢「シルヴィア=ファン・ホッセン」との婚約が発表されるなど、周囲は賑やかになっていくのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんなん。
高貴・華やかな上流社会でのラブコメ漫画です。
お話はオリジナルな様子。
はっきりと分かりませんが、各キャラの見せ場的なものは表現されているのかな。
各キャラの魅力を、大きい範囲ですくっているような感じがしました。
各話でざらりとヒロインを変えていた「由雅なおは」センセ版、メインヒロインの「シャルロットさん」を中心としている「しゅー」センセ版。
こちらは話数もあるためか、過不足なく各ヒロインらとうまーく付き合っていました。
明確な攻略対象は絞らず、学園生活を満喫している感覚。
深い関係にはならず、ややこしい事態へ発展しないだけ、お話としては軽めです。
(※「緑木邑」センセ曰く”アルフ(老執事)ルートみたいになってしまった”とのこと)
また、こちらの特徴として見逃せないのがサービスシーン。
3話まではタッチ、パンチラという程度でしたが、4話の着替えシーンでセミヌードにバストトップ。
そちらを切っ掛けに、ちらほら全裸シーンが差し込まれていました。
ここで”明確な攻略対象は絞らず”という設定が効果を発揮。
だいたい複数で行動しているため、コマは非常に華やかに描かれています。
見開きもありましたよ。
また、「哲平くん」もそうした場面に遭遇するエンカウント率高く、なかなか羨ましい限りです。
※左:シャルロット、右:シルヴィア
「シャルロットさん」はやたらなサイズで迫力満点でした。
1話「開演」は「シャルロットさん」との初遭遇。
偶然出会った彼女に流され、街を案内するというもの。
ジュースの自動販売機が初体験という世間知らずなだけあって、テンション高く楽しんでいました。
彼女の魅力爆発という感じですね。
初見からその巨乳に顔埋めていましたし、後半では不可抗力で股間にも顔を埋めることとなっています。
執事「アルフレッド」との追いかけっこは完全にコメディーでした。
オチ部分がパーティーになっており、お姫様然とした彼女に再会という流れです。
直接続く2話「騎士と舞踏会」は、タイトルそのまま「シルヴィアさん」…なんですが、言葉数少ない彼女がため、妹「マリア=ファン・ホッセン」のが目立っていました。
彼女ら家族に見とれていた「哲平くん」を察した「シャルロットさん」が良かったです。
3話「迷探偵マリアの華麗なる策動」…ということで、「マリアちゃん」がなんとメインまで強奪です。
こちらはパーティーに参加していなかった、社交部「鳳条院聖華」、「金子綾乃」、「竹園エリカ」、専属メイド「藤倉優」らの紹介みたいな感じ。
特に「聖華さん」の登場シーンには驚きでした。
…鍵かけてなかったの??
怯えてるとはいえ、その膝に座っちゃう彼女もまた可笑しいですね。
やり辛いってば。
後半のフェンシング衣装での「シルヴィアさん」にも注目。
そちらでの事件がため、社交部にて「聖華さん」主催のモデルをすることとなる4話「少女とドレスと微笑みと」
コメディーな3話違い、こちらはお色気押し。
前半ではメイド「優さん」の、
「ご奉仕します、私のご主人様…」
なーんて色っぽいシーンがあり、後半では参加ヒロインらの着替えがたっぷりでした。
なぜか皆の胸をチェックしている「マリアちゃん」が面白いです。
5話「饗宴!」がステージ開始。
あるトラブルが発生しており、ドレス姿の「シルヴィアさん」をまさぐるという羨まシーンから、ステージに出た「聖華さん」のスカート下に潜り込むという、マニアックなプレイまでが描かれます。
まぁ、いくらスカート丈あるとはいえ、実際にあんなんないわね。
こうした漫画で海(プール)と並ぶ定番イベント、温泉旅行回の6話「温泉旅行と秋の空」
懐いた猫のような「シャルロットさん」、ご奉仕なメイド「優さん」、前回からなんとなく近しい「聖華さん」など、フラグ立てている彼女らに遅れた「シルヴィアさん」
電車場面の難儀な感じが、いかにもそれっぽいですね。
こちらもサービス回で、なんと9ページが彼女らの露天風呂シーン。
見開きにもなっていましたよ。
直接続く、旅行の後編・7話「いつまでも、そのままで」はメイド「優さん」
貸切混浴の真価が発揮されます。
モロですね。
彼女だけずっと浸かっていたのかな。
「もう…仕方ないですね」
というコマが好き(笑)
なお、ある理由から「優さん」とサウナに閉じ込められており、のどが渇いていた「哲平くん」の成年漫画な発想に注目です。
※左:マリア、右:藤倉優
結構目立っていたのが「マリアちゃん」
8話「想い、想われ」、9話「心はいつもとなりにいて」が最終エピソード。
モテモテですね。
これら2話も、なんのかんのとサービスカット多めだったのでご期待下さい。
変わらぬテンションで、華やか・賑やかなまま終わっています。
極細線の今風な作画。
適度かやや淡い濃淡具合で、描き込みもしつこくない程度です。
極端に目立つ乱れ・崩れはなく、こざっぱりと綺麗にまとめられていました。
大きい黒目で可愛らしいキャラ絵は、そこそこ幅あって縦長。
お話もあってか、コメディー崩しは多め。
そのあたりで好み分かれるかもしれませんが、各話は安定しておりました。
極端な癖もなく、良い感じです。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 豊富なサービスカットも含めて良い按配です。
・話4: はっちゃけラブコメとしてまとまっていました。
・独4: たぶん、読者の期待にキッチリ答えた1冊でしょう。
合計:[12/15]
ほか、判断には「コミックヴァルキリー」さんの公式サイトが便利。
1話「開演」がまるまる立ち読みできます。
※アニメ版。こっちはアダルトだそうです。こんなんもあるのね。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]原作ゲーム・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 初単行本、原作「Ricotta」、漫画原案「空蝉」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑木邑(みどりぎ・むら)」センセの「プリンセスラバー! pure my heart」です。
やっぱりサービス的に期待できそうなのは「緑木邑」センセ版ですかねー。
…そんなことを書いたのは、去年の10月のこと。
待っていました。
「緑木邑」センセ作画の「プリンセスラバー! pure my heart」がついに発売です。
さして原作も知らぬまま、
①コミックスアライブ版・「由雅なおは」センセ作画の「プリンセスラバー!」
②電撃コミックス版・「しゅー」センセ作画の「プリンセスラバー!~Eternal Love For My Lady~」
とかなんとか、発売された2冊を紹介してきた、こちらの作品。
今回のコレはヴァルキリーコミックス版です。
※プリンセスラバー!・ヒロインズ
ドレスでの集合絵です。
思えば、「由雅なおは」センセ紹介の際に引っ掛かったのが、「緑木邑」センセ作画のこちらでした。
単行本はこれが(たぶん)初めてなようですが、絵的には最も優秀だと思います。
さすがにゲーム原画なども手掛けておられる方ですね。
収録も9話と最も多く、またサービスシーンも期待通りでした。
発売3冊のうち、おそらく、ファンの心を鷲掴みにするのはやっぱりこちらの単行本だと思います。たぶん。
交通事故によって両親を亡くした主人公「有馬哲平」は顔も知らなかった祖父と対面しました。
有馬グループの総裁「有馬一心」は、”日本経済界のドン”という存在。
ひどく悲しい顔であった彼にそのまま引き取られ、「哲平」は有馬家の一員として以前とはまったく異なる環境にて過ごすこととなったのです。
ある日、祖父の主催するパーティーに参加することとなった「哲平」
ヘイゼルリンク公国の第一王女「シャルロット=ヘイゼルリンク」のエスコートをするよう命じられていたんですが…彼女は、以前街中で出会った娘さん。
また、パーティー会場は令嬢「シルヴィア=ファン・ホッセン」との婚約が発表されるなど、周囲は賑やかになっていくのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんなん。
高貴・華やかな上流社会でのラブコメ漫画です。
お話はオリジナルな様子。
はっきりと分かりませんが、各キャラの見せ場的なものは表現されているのかな。
各キャラの魅力を、大きい範囲ですくっているような感じがしました。
各話でざらりとヒロインを変えていた「由雅なおは」センセ版、メインヒロインの「シャルロットさん」を中心としている「しゅー」センセ版。
こちらは話数もあるためか、過不足なく各ヒロインらとうまーく付き合っていました。
明確な攻略対象は絞らず、学園生活を満喫している感覚。
深い関係にはならず、ややこしい事態へ発展しないだけ、お話としては軽めです。
(※「緑木邑」センセ曰く”アルフ(老執事)ルートみたいになってしまった”とのこと)
また、こちらの特徴として見逃せないのがサービスシーン。
3話まではタッチ、パンチラという程度でしたが、4話の着替えシーンでセミヌードにバストトップ。
そちらを切っ掛けに、ちらほら全裸シーンが差し込まれていました。
ここで”明確な攻略対象は絞らず”という設定が効果を発揮。
だいたい複数で行動しているため、コマは非常に華やかに描かれています。
見開きもありましたよ。
また、「哲平くん」もそうした場面に遭遇するエンカウント率高く、なかなか羨ましい限りです。
※左:シャルロット、右:シルヴィア
「シャルロットさん」はやたらなサイズで迫力満点でした。
1話「開演」は「シャルロットさん」との初遭遇。
偶然出会った彼女に流され、街を案内するというもの。
ジュースの自動販売機が初体験という世間知らずなだけあって、テンション高く楽しんでいました。
彼女の魅力爆発という感じですね。
初見からその巨乳に顔埋めていましたし、後半では不可抗力で股間にも顔を埋めることとなっています。
執事「アルフレッド」との追いかけっこは完全にコメディーでした。
オチ部分がパーティーになっており、お姫様然とした彼女に再会という流れです。
直接続く2話「騎士と舞踏会」は、タイトルそのまま「シルヴィアさん」…なんですが、言葉数少ない彼女がため、妹「マリア=ファン・ホッセン」のが目立っていました。
彼女ら家族に見とれていた「哲平くん」を察した「シャルロットさん」が良かったです。
3話「迷探偵マリアの華麗なる策動」…ということで、「マリアちゃん」がなんとメインまで強奪です。
こちらはパーティーに参加していなかった、社交部「鳳条院聖華」、「金子綾乃」、「竹園エリカ」、専属メイド「藤倉優」らの紹介みたいな感じ。
特に「聖華さん」の登場シーンには驚きでした。
…鍵かけてなかったの??
怯えてるとはいえ、その膝に座っちゃう彼女もまた可笑しいですね。
やり辛いってば。
後半のフェンシング衣装での「シルヴィアさん」にも注目。
そちらでの事件がため、社交部にて「聖華さん」主催のモデルをすることとなる4話「少女とドレスと微笑みと」
コメディーな3話違い、こちらはお色気押し。
前半ではメイド「優さん」の、
「ご奉仕します、私のご主人様…」
なーんて色っぽいシーンがあり、後半では参加ヒロインらの着替えがたっぷりでした。
なぜか皆の胸をチェックしている「マリアちゃん」が面白いです。
5話「饗宴!」がステージ開始。
あるトラブルが発生しており、ドレス姿の「シルヴィアさん」をまさぐるという羨まシーンから、ステージに出た「聖華さん」のスカート下に潜り込むという、マニアックなプレイまでが描かれます。
まぁ、いくらスカート丈あるとはいえ、実際にあんなんないわね。
こうした漫画で海(プール)と並ぶ定番イベント、温泉旅行回の6話「温泉旅行と秋の空」
懐いた猫のような「シャルロットさん」、ご奉仕なメイド「優さん」、前回からなんとなく近しい「聖華さん」など、フラグ立てている彼女らに遅れた「シルヴィアさん」
電車場面の難儀な感じが、いかにもそれっぽいですね。
こちらもサービス回で、なんと9ページが彼女らの露天風呂シーン。
見開きにもなっていましたよ。
直接続く、旅行の後編・7話「いつまでも、そのままで」はメイド「優さん」
貸切混浴の真価が発揮されます。
モロですね。
彼女だけずっと浸かっていたのかな。
「もう…仕方ないですね」
というコマが好き(笑)
なお、ある理由から「優さん」とサウナに閉じ込められており、のどが渇いていた「哲平くん」の成年漫画な発想に注目です。
※左:マリア、右:藤倉優
結構目立っていたのが「マリアちゃん」
8話「想い、想われ」、9話「心はいつもとなりにいて」が最終エピソード。
モテモテですね。
これら2話も、なんのかんのとサービスカット多めだったのでご期待下さい。
変わらぬテンションで、華やか・賑やかなまま終わっています。
極細線の今風な作画。
適度かやや淡い濃淡具合で、描き込みもしつこくない程度です。
極端に目立つ乱れ・崩れはなく、こざっぱりと綺麗にまとめられていました。
大きい黒目で可愛らしいキャラ絵は、そこそこ幅あって縦長。
お話もあってか、コメディー崩しは多め。
そのあたりで好み分かれるかもしれませんが、各話は安定しておりました。
極端な癖もなく、良い感じです。
カラーでも大きな変化はないので、↓表紙・裏表紙にてご判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 豊富なサービスカットも含めて良い按配です。
・話4: はっちゃけラブコメとしてまとまっていました。
・独4: たぶん、読者の期待にキッチリ答えた1冊でしょう。
合計:[12/15]
ほか、判断には「コミックヴァルキリー」さんの公式サイトが便利。
1話「開演」がまるまる立ち読みできます。
プリンセスラバー! pure my heart (ヴァルキリーコミックス) (2011/01/30) 緑木邑 商品詳細を見る |
※アニメ版。こっちはアダルトだそうです。こんなんもあるのね。
OVA プリンセスラバー! 下巻 「ひとりにシたくない夜」[DVD]限定版 (2010/10/22) 不明 商品詳細を見る |
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■青の時代 (宮内由香)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ロリ・恋愛
・おまけ: あとがき、カバー裏もカラー、
描き直し「恋のハナ」(元は同人誌)、
追加描き下ろし「ロリータ」・「にゃこの育成日記」、
追加描き下ろし「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮内由香(みやうち・ゆか)」センセの「青の時代」です。
青ですね。
…タイトルそのまま。
今回はカバー外してもカラーになっているんですが、そちらの方が一般的な感覚。
ちょっと独特な感じで、色もあって店頭では目立っていたものの、初見の方にはちと手を出し辛いオーラかと思います。
紹介帯のカット絵が、またあまり大きくないんですよねー。
そんな訳で、ぱりっと魅力が伝わりにくい、玄人好みっぽいデザインになっていましたが、漫画は全然とっつき易いものです。
初見の方にもぜひオススメしたい1冊。
※左:亜矢ちゃん、右:けいちゃん
こちらは、ラブコメちっくなお話のヒロインらです。
そうか、これ「青の時代」が3冊目なのか。
前巻の「恋愛賛歌」は04年だって。
なんだか今回の「茜新社」さん単行本は、懐かし特集みたいな感じですねー。
ゆっくり過ぎですよ、「宮内由香」センセ。
こちらのブログでは、初単行本「僕のおうちに遊びにおいで」を紹介した事があります。
ちょろっとだけ。
今回の「青の時代」に収録された9話は、けっこう様々。
基本的なジャンルはもちろん1つですけど、スタンダードなものからコメディーちっくなものまで、色々と取り揃えた感じ。
とりあえず、どちらも丁寧に描かれていました。
細かい表情やしぐさなどが巧く、漫画的なえっちというより、文学的なエロスという感じ。
(そうでないのもある)
漫画のネタがためしっかり書けない部分もありますが、軽いモノからちらほら紹介していきますね。
別れた彼女が置いていった花から生まれた姫様「花子(仮)」さんの「わがままジュリエット」
こちらは手のひらサイズの”リアルフィギュア”というべき彼女との、ファンタジー・コメディーですね。
かぶっていたティアラの正体に関心。
まぁ、あんなギザギザしてるのは変ですけどね。
「良家の血筋である~」
嘘か本当か、そんな事を言っているだけあって、なかなか生意気なのが逆にキュート。
そりゃー、「タケオ」くんでなくても、どんなんなっているか調べたくなって当然でしょう。
当然ながら、彼のがそのまま収まることもなく、ここをどうしたのかご期待下さい。
成長したら大きくなったりするのかな。
「にゃこの育成日記」は成年漫画ではお馴染みな擬人化猫。
子猫から順調に育った「にゃこ」は、発情期を迎えたのでした。
お話としてはそんなん。
悶える「にゃこ」も良いんですが、なにげにお気に入りは、
「にゃこ、大きくなりました」
そんな、追加描き下ろしページ部分。
生意気盛りということで雰囲気もそれっぽく、こちらでのえっち場面も見たかったなぁ、とか。
ラブコメちっくな、ノリの良い1話「放課後塾~中学生になりました~」
こちらが冒頭話で、カラー原稿部分はブルマな「亜矢」ちゃんです。
そっちは過去描写で、本編の彼女は中学生。
塾教師とのえっちですが、開始からお互いに気軽な喋りができる深い関係です。
あの抱きついたり、めそめそ泣くあたりのコメディーな様は、なんだか「流星ひかる」センセっぽいノリですね。
給食配膳の際に着るかっぽう着(下は全裸)でのえっちでした。
先生、やばいくらいにマニアックですねー。
「先生って変な事ばっか思いつくんだから」
とか言われていましたよ。
「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」は何気にない感じから、興味、そして初恋へと発展していく(たぶん)、甘酸っぱい物語です。
月2回ほどのクラス集会での遊びで、絶好というべき隠れポイントを共有する男女2人。
なんとなく会話をするようになるんですが…彼にはちらちらと気になるものが。
うん、あの時代の女の子ってのは、あーしたもんですよね。
ひでるさんにも覚えがあります。
それからは、保健授業後というお膳立てもあり、お互いに見せ合うという発展をしておりました。
ドキドキシチュエーションですね。
あれは惚れる(←お互いに)
キスへの流れも自然でした。
この漫画は、オチ部分が秀逸なのでお楽しみに。
また、そちらから後日談を描き下ろされているんですが、この部分があるとないとでは、また大違い。
とりあえずひと安心。
※左:寺田さん、右:晶ちゃん
こちらはシリアス系。当然ながら、空気からして全然違ってますね。
このあたりからじんわり重くなってきます。
短編「このこあたしの」は、こうしたジャンルでは珍しい百合モノ。
社会人な「京子」さんと、学生の「はるか」ちゃん。
経験から、ある程度割り切って考えている「京子さん」に対し、関係について、恋愛についてなど、思い悩んでいる「はるかちゃん」
父子家庭、という言葉もあり、大人な女性への憧れもあるんだろうなぁ。
キスされる前後の「はるかちゃん」が可愛いです。
もともとは同人誌発表だったらしい短編「恋のハナ」
収録にあたり丸々描き直しをしたそうで、どうもお疲れさまでした。
それがため、同人誌を持っている方にも”どこが違うのか見比べてみる”という遊びができるようになっています。
簡単には、「ハナ」ちゃんの恋愛話(片想い中)ですね。
現在の状況をよく理解し、ある意味利用し、虎視眈々とXデーを狙っているような感じ。
お風呂での1人会話が良かったです。
彼女の想い人である伯父「文雄」なんですが…成年漫画の読み過ぎか、ひでるさんはまた違った妄想(期待?)をしてしまうんですよね。
前半など、2人並んだ姿が変におさまりいいので。
たぶん間違った想像なんでしょうけど。
眼鏡な「寺田」さんと教師の「特別な私」
優等生ながら人当たりもソフトで、皆から支持を集める「寺田さん」
ただ、そんな本人はそこそこな自分自身を考えてしまうのでした。
なかなか難儀な娘さんですね。
優秀な証拠でしょう。
そうした「寺田さん」の、頭ではどうにもならないえっちな様が楽しめます。
こちらの教師は彼女に対して何もしていませんが、それもまたいいのかな。
ちなみに、あの後(冒頭)、「寺田さん」はブルマ姿で体育出ているんですね。
なんだかえっち(笑)
※「ロリータ」の女の子
ここはたっぷりお楽しみください。
今回の収録では、「明けの明星」、「ロリータ」が双璧というべき(かもしれない)短編でしょう。
「明けの明星」は「晶」ちゃんと社会人「宇野」のカップル。
ヒロイン「晶ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘さん。
そこそこ複雑な家庭っぽく、お弁当の際のリアクションがキュートでした。
電車でのアレも、なんだか分かる気がします。
こちらのポイントは勘違い。
次の短編と違って、「宇野」は彼女にある誤解をされているんですが…やっぱそう考えちゃうものかな(笑)
えっちシーンに割かれたページ多く、じっくりとした描写が楽しめると思います。
続いて後者「ロリータ」
塾への行き来で通る公園にて、頻繁に出会う髪の長い男性。
ふとした拍子に会話をするようになり、それがいつしかキャッチボールをするまでの関係になっていたんですが…。
あーまで至る、心理うんぬんは置いといて。
野球帽にグローブ、服装もパーカーにズボン姿など、まるでそれっぽくなかった彼女の女の子なところが素敵。
みつあみな制服姿も見れるんですが、やっぱり帽子かぶった姿のがいいですね。
触ってるところからえっちでした。
やはり、多くのページを使って描かれていたので必見です。
本編でのラストは切ないものでしたが、追加の描き下ろしで優しい仕上がりになっていました。
とりあえず戻ってきなさいな(笑)
強めで柔らかな線の絵柄。
ページには白の面積が大きく、濃淡としては適度なくらい。
よく描き込まれていたものの、それがためかごっちゃりとした感じはありません。
キャラ絵は無論のこと背景や小物まで丁寧。
あちこちのバランスも良く、大小から間、枠の有無などコマ割りも様々。
ふんわり優しくまとまった、巧く綺麗な漫画を描かれる方です。
軽いコメディーからシリアス、漫画っぽさからリアルなキャラ絵まで守備範囲は広め。
表情・仕草などの表現力があり、ムダなテキストがありません。
テンポよく漫画世界に入っていけると思います。
判断は…↓表紙などはちょっと違うんですよ。
見辛いですが、紹介帯のカット絵がぎりぎりですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ソフトで変な癖のない方です。間口は広いでしょう。
・話5: 元原稿部分もそうですけど、特に追加ページが良かったです。
・独5: 収録は硬軟でバランスに優れ、どちらも独特な世界が広がっています。
合計:[15/15]
カラーとか、1枚イラスト程度ではほとんど伝わってきません。
やっぱり判断には漫画作品をある程度見て欲しいんですけど、残念ながら「茜新社」さんは立ち読みとかないんですよねー。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ロリ・恋愛
・おまけ: あとがき、カバー裏もカラー、
描き直し「恋のハナ」(元は同人誌)、
追加描き下ろし「ロリータ」・「にゃこの育成日記」、
追加描き下ろし「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」
・その他: カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮内由香(みやうち・ゆか)」センセの「青の時代」です。
青ですね。
…タイトルそのまま。
今回はカバー外してもカラーになっているんですが、そちらの方が一般的な感覚。
ちょっと独特な感じで、色もあって店頭では目立っていたものの、初見の方にはちと手を出し辛いオーラかと思います。
紹介帯のカット絵が、またあまり大きくないんですよねー。
そんな訳で、ぱりっと魅力が伝わりにくい、玄人好みっぽいデザインになっていましたが、漫画は全然とっつき易いものです。
初見の方にもぜひオススメしたい1冊。
※左:亜矢ちゃん、右:けいちゃん
こちらは、ラブコメちっくなお話のヒロインらです。
そうか、これ「青の時代」が3冊目なのか。
前巻の「恋愛賛歌」は04年だって。
なんだか今回の「茜新社」さん単行本は、懐かし特集みたいな感じですねー。
ゆっくり過ぎですよ、「宮内由香」センセ。
こちらのブログでは、初単行本「僕のおうちに遊びにおいで」を紹介した事があります。
ちょろっとだけ。
今回の「青の時代」に収録された9話は、けっこう様々。
基本的なジャンルはもちろん1つですけど、スタンダードなものからコメディーちっくなものまで、色々と取り揃えた感じ。
とりあえず、どちらも丁寧に描かれていました。
細かい表情やしぐさなどが巧く、漫画的なえっちというより、文学的なエロスという感じ。
(そうでないのもある)
漫画のネタがためしっかり書けない部分もありますが、軽いモノからちらほら紹介していきますね。
別れた彼女が置いていった花から生まれた姫様「花子(仮)」さんの「わがままジュリエット」
こちらは手のひらサイズの”リアルフィギュア”というべき彼女との、ファンタジー・コメディーですね。
かぶっていたティアラの正体に関心。
まぁ、あんなギザギザしてるのは変ですけどね。
「良家の血筋である~」
嘘か本当か、そんな事を言っているだけあって、なかなか生意気なのが逆にキュート。
そりゃー、「タケオ」くんでなくても、どんなんなっているか調べたくなって当然でしょう。
当然ながら、彼のがそのまま収まることもなく、ここをどうしたのかご期待下さい。
成長したら大きくなったりするのかな。
「にゃこの育成日記」は成年漫画ではお馴染みな擬人化猫。
子猫から順調に育った「にゃこ」は、発情期を迎えたのでした。
お話としてはそんなん。
悶える「にゃこ」も良いんですが、なにげにお気に入りは、
「にゃこ、大きくなりました」
そんな、追加描き下ろしページ部分。
生意気盛りということで雰囲気もそれっぽく、こちらでのえっち場面も見たかったなぁ、とか。
ラブコメちっくな、ノリの良い1話「放課後塾~中学生になりました~」
こちらが冒頭話で、カラー原稿部分はブルマな「亜矢」ちゃんです。
そっちは過去描写で、本編の彼女は中学生。
塾教師とのえっちですが、開始からお互いに気軽な喋りができる深い関係です。
あの抱きついたり、めそめそ泣くあたりのコメディーな様は、なんだか「流星ひかる」センセっぽいノリですね。
給食配膳の際に着るかっぽう着(下は全裸)でのえっちでした。
先生、やばいくらいにマニアックですねー。
「先生って変な事ばっか思いつくんだから」
とか言われていましたよ。
「三丁目ローヤルコーポ裏秘密基地」は何気にない感じから、興味、そして初恋へと発展していく(たぶん)、甘酸っぱい物語です。
月2回ほどのクラス集会での遊びで、絶好というべき隠れポイントを共有する男女2人。
なんとなく会話をするようになるんですが…彼にはちらちらと気になるものが。
うん、あの時代の女の子ってのは、あーしたもんですよね。
ひでるさんにも覚えがあります。
それからは、保健授業後というお膳立てもあり、お互いに見せ合うという発展をしておりました。
ドキドキシチュエーションですね。
あれは惚れる(←お互いに)
キスへの流れも自然でした。
この漫画は、オチ部分が秀逸なのでお楽しみに。
また、そちらから後日談を描き下ろされているんですが、この部分があるとないとでは、また大違い。
とりあえずひと安心。
※左:寺田さん、右:晶ちゃん
こちらはシリアス系。当然ながら、空気からして全然違ってますね。
このあたりからじんわり重くなってきます。
短編「このこあたしの」は、こうしたジャンルでは珍しい百合モノ。
社会人な「京子」さんと、学生の「はるか」ちゃん。
経験から、ある程度割り切って考えている「京子さん」に対し、関係について、恋愛についてなど、思い悩んでいる「はるかちゃん」
父子家庭、という言葉もあり、大人な女性への憧れもあるんだろうなぁ。
キスされる前後の「はるかちゃん」が可愛いです。
もともとは同人誌発表だったらしい短編「恋のハナ」
収録にあたり丸々描き直しをしたそうで、どうもお疲れさまでした。
それがため、同人誌を持っている方にも”どこが違うのか見比べてみる”という遊びができるようになっています。
簡単には、「ハナ」ちゃんの恋愛話(片想い中)ですね。
現在の状況をよく理解し、ある意味利用し、虎視眈々とXデーを狙っているような感じ。
お風呂での1人会話が良かったです。
彼女の想い人である伯父「文雄」なんですが…成年漫画の読み過ぎか、ひでるさんはまた違った妄想(期待?)をしてしまうんですよね。
前半など、2人並んだ姿が変におさまりいいので。
たぶん間違った想像なんでしょうけど。
眼鏡な「寺田」さんと教師の「特別な私」
優等生ながら人当たりもソフトで、皆から支持を集める「寺田さん」
ただ、そんな本人はそこそこな自分自身を考えてしまうのでした。
なかなか難儀な娘さんですね。
優秀な証拠でしょう。
そうした「寺田さん」の、頭ではどうにもならないえっちな様が楽しめます。
こちらの教師は彼女に対して何もしていませんが、それもまたいいのかな。
ちなみに、あの後(冒頭)、「寺田さん」はブルマ姿で体育出ているんですね。
なんだかえっち(笑)
※「ロリータ」の女の子
ここはたっぷりお楽しみください。
今回の収録では、「明けの明星」、「ロリータ」が双璧というべき(かもしれない)短編でしょう。
「明けの明星」は「晶」ちゃんと社会人「宇野」のカップル。
ヒロイン「晶ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘さん。
そこそこ複雑な家庭っぽく、お弁当の際のリアクションがキュートでした。
電車でのアレも、なんだか分かる気がします。
こちらのポイントは勘違い。
次の短編と違って、「宇野」は彼女にある誤解をされているんですが…やっぱそう考えちゃうものかな(笑)
えっちシーンに割かれたページ多く、じっくりとした描写が楽しめると思います。
続いて後者「ロリータ」
塾への行き来で通る公園にて、頻繁に出会う髪の長い男性。
ふとした拍子に会話をするようになり、それがいつしかキャッチボールをするまでの関係になっていたんですが…。
あーまで至る、心理うんぬんは置いといて。
野球帽にグローブ、服装もパーカーにズボン姿など、まるでそれっぽくなかった彼女の女の子なところが素敵。
みつあみな制服姿も見れるんですが、やっぱり帽子かぶった姿のがいいですね。
触ってるところからえっちでした。
やはり、多くのページを使って描かれていたので必見です。
本編でのラストは切ないものでしたが、追加の描き下ろしで優しい仕上がりになっていました。
とりあえず戻ってきなさいな(笑)
強めで柔らかな線の絵柄。
ページには白の面積が大きく、濃淡としては適度なくらい。
よく描き込まれていたものの、それがためかごっちゃりとした感じはありません。
キャラ絵は無論のこと背景や小物まで丁寧。
あちこちのバランスも良く、大小から間、枠の有無などコマ割りも様々。
ふんわり優しくまとまった、巧く綺麗な漫画を描かれる方です。
軽いコメディーからシリアス、漫画っぽさからリアルなキャラ絵まで守備範囲は広め。
表情・仕草などの表現力があり、ムダなテキストがありません。
テンポよく漫画世界に入っていけると思います。
判断は…↓表紙などはちょっと違うんですよ。
見辛いですが、紹介帯のカット絵がぎりぎりですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ソフトで変な癖のない方です。間口は広いでしょう。
・話5: 元原稿部分もそうですけど、特に追加ページが良かったです。
・独5: 収録は硬軟でバランスに優れ、どちらも独特な世界が広がっています。
合計:[15/15]
カラーとか、1枚イラスト程度ではほとんど伝わってきません。
やっぱり判断には漫画作品をある程度見て欲しいんですけど、残念ながら「茜新社」さんは立ち読みとかないんですよねー。
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■ポルノグラフィティ (鬼束直)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]貧乳・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「鬼束的墜落生活」、
描き下ろし「好きにやったらいいじゃない」
・その他: 折り返しにコメント、短編×11
(うち「好きになったら~」×2、「Papilliones」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼束直(おにづか・なおし)」センセの「ポルノグラフィティ」です。
惜しかった!
こちらが「TENMA COMICS LO」の第99弾でした。
果たして、どなたが100を飾るんでしょうか。
(※ちなみに、50冊目は「月吉ヒロキ」センセでした。予定がある「上田裕」センセ?)
なんかお祭りとかやるのかな。
…というか、もう100冊も発売されてるんですね、このシリーズ。
さて、そんな訳で本日は「鬼束直」センセです。
なんだか久しぶりーって思いましたが、こちらでも紹介しました前巻「Lovable らばぼー」が08年12月ということで、実は本気で結構久しぶりでした。
(※ちなみに、そちらはLO64弾)
「ポルノグラフィティ」は4冊目の単行本。
※左:京子ちゃん、右:妹「青葉さん」
この「京子ちゃん」が良かったなぁ。
紹介帯は、
”ハズレを引きたくない時…コレで、いんじゃね?”
とかなんとか、軽い雰囲気の文言になっていました。
まぁ、迷った際など、抑えの切り札的な強いパワーを持っている方なので、それも間違いではないと思うんですが。
今回の「ポルノグラフィティ」は、おそらく「鬼束直」センセの最高傑作というべき1冊でしょう。
多少実験的っぽいお話もあったものの、絵柄や収録話など素晴らしい仕上がりです。
描き下ろしも、もっとも見たかったお話の続編になっていました。
超王道で、非常に良いまとまりの「好きになったら いいじゃない」
こちらは従妹とのお話。
年頃になりつつある従妹「京子」ちゃんを気づかって、TVのチャンネルを変えた「雄」くん。
しかし、それがため2人の間で話題だけが残り、冗談の返答が…
「お風呂入ってないからダメ」
そうした微妙なものだったので、なんだか妙に意識してしまうのでした。
まず、こうした流れが大好き。
同じ「鬼束直」センセでは「こんな感じで、いく?(※Lovable収録)」と似た、ある切っ掛けで近しい相手を妙に意識してしまうというネタね。
口に出した台詞を再確認し、驚いた「京子ちゃん」がまた最高。
というか、この娘は髪型からして好み。
ツリ目も可愛いし。
お互いお風呂後、なんとなく寄り添う2人のコマが実に良かったです。
「京子ちゃん」を↓表紙にしてほしかった(もくじ絵は彼女かな?)ですが、描き下ろし「好きにやったらいいじゃない」はその後の2人。
「私は、少しじゃないよ」
…という一言が、めたくたキュートでした。
もう、この2話だけでもいいや。
※おまけ:笑ってごまかす
この感じがまた好き。
「Fiction S」は縛られ好きな妹「青葉」さん。
緊縛系なえっち本に感動した兄。
まだ訳も分かっていない妹相手にそれ試していたところ、いつしか妹の方が本格的に目覚めてしまったのでした。
そんな感じで、どっちかと言うと困ってるお兄ちゃんの短編。
ニコニコしながら首輪を差し出すだけでなく、”下着OFF”とか自らいそいそと準備を進めていた「青葉さん」
あれは手遅れだ。
ラストページでのお兄ちゃんが可笑しいですが、ああした絆はそう簡単に解けないと思うよ。
「青葉さん」がまた、実に良い表情していたので注目です。
なお、こちらは野外でのプレイでしたが、見られるのを嫌がるのがまたいいですね。
お馴染み「知花」ちゃんのコメディー短編「人は愛のみで生きるものでもないわけで…」
2冊目「ワンホットミニット」から続き、ついに3回目です。
うわ、また出てきた(笑)
今回もなんのかんのいいながら仲良し兄妹で、お金絡みのえっちをしています。
しかし、その若さで株なんてやってたんかい。
したたかな「知花ちゃん」ですが、そう手元に蓄積されていくような雰囲気もなく、お兄さん経由で流通の助けにはなっていそうですね。
収録での問題作「ドライアウト」、「Scar tissue」
前者「ドライアウト」は家庭内でのDV話。
傷痕からの回想という見事な流れで、問題アリな家庭を描いています。
母親(?)は嫉妬もあるんだろうなぁ。
それだけだと救いの無いお話なんですが、多少おせっかいちっくな担任教師「竹井」が良い温かさを見せていました。
たぶん、多少は何らかを察してるのかな。
携帯電話の番号だけでなく、電話代までキチンと渡していました。
「しょーちゃん」と親しく呼ばせて注意しないのも、わざとかな。
「葉山」さんには早く電話をして欲しいですね。
今回の↓表紙は彼女でいいのかな。
後者「Scar tissue」は現実味溢れる援助交際話。
「今日も頑張れ」
そんな事を言いつつ、おっちゃんに合わせて振舞う「夕佳」さん。
かなりこ慣れた感じであったがため、ラスト1ページが非常に重たいです。
お話の空気とは裏腹に、先の「葉山さん」より救いなさげでした。
※葉山さん
当初は教師とのアレコレかと思いましたが。
「アイワナビー Princess’s Pet」は教師「大雀仁(おおささぎ・ひとし)」と委員長「石野姫」
名前そのまま、整った姫カットちっくな「姫ちゃん」
あっさり犬に成り下がる教師が泣けますが、まぁ仕方ないか。
見栄えの良いヒロインで、王道っぽいんですが…お話としては2度裏切られるのでご期待下さい。
「Papilliones」、「Papilliones~Fragment~」はちょっと異質な連続話。
電話でやり取りしている、同じ”みずは”という名を持つ2人の女の子のお話です。
1話目は日焼け跡が素敵な妹「みずは」ちゃん。
お兄ちゃんを過度なまでに煽り、えっちへと誘っていました。
「ダメ、だよ」
と、頭を包む1コマが好き。
2話目はもう1人の「瑞葉」さん。
こちらは白が似合うお嬢様ちっくな女の子で、1年年下の「平野将太」くんを誘っています。
ノスタルジーな背景で、こうした場合はやっぱり川遊びからの発展。
単に1歳違いとはいえ、年上の女の子がばーって服脱ぐのは、実に素敵なシチュエーションですよねー。
※左:姫ちゃん、右:妹「みずはちゃん」
思わず似たポーズにしてしまいました(笑)
ヒロイン「ちあき」さんが読者と対話するような視点で進む(視点が多い)独特な話「girl’s collection」
ため、彼女が呼ぶ男性の名前はフセ字になっていました。
自分の名前を入れてね、って感じなのかな。
面白い描き方ですが、もう少し何らかプラスが欲しいところですね。
「close to you」は、独特な細目ヒロイン「舞衣」さん。
相手である塾教師が、男の子と勘違いするような容姿…がためかな。
たぶん、もう10年後くらいには素敵な女性に成長してそうですが(笑)
しなやかなすっきり線の絵柄。
描き込みはそこそこで、白比率があるため濃淡としてもそれなり。
派手さはないもののカチっとまとまっていました。
各話でちょっとした差はありましたが、そう騒ぐほどではありません。
もう少し全体が安定していた方が望ましいですが。
(故意にタッチを変えてるのもあるかと思いますが、たぶん原稿時期の差のが大きいかと)
やや幅広・縦長な輪郭で、比較的小さな目という特徴あるバランスな人物絵。
コレという最低限な線で、若いヒロインの魅力を表現しておりました。
ちょっと個性はあるのでご注意下さい。
裏表紙、紹介帯のカット絵(※「京子ちゃん」でした)が参考に良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少バラつきはあったものの、全体的には良好でした。
・話5: 様々なタイプのお話が楽しめます。
・独4: それがため、ややまとまりに欠けていた印象。
合計:[14/15]
収録の各話は似た感じのものなく、ベストな1冊になっています。
ただ、個人的には王道なヒロインをもう少し見たかったなぁ、と。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]貧乳・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「鬼束的墜落生活」、
描き下ろし「好きにやったらいいじゃない」
・その他: 折り返しにコメント、短編×11
(うち「好きになったら~」×2、「Papilliones」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼束直(おにづか・なおし)」センセの「ポルノグラフィティ」です。
惜しかった!
こちらが「TENMA COMICS LO」の第99弾でした。
果たして、どなたが100を飾るんでしょうか。
(※ちなみに、50冊目は「月吉ヒロキ」センセでした。予定がある「上田裕」センセ?)
なんかお祭りとかやるのかな。
…というか、もう100冊も発売されてるんですね、このシリーズ。
さて、そんな訳で本日は「鬼束直」センセです。
なんだか久しぶりーって思いましたが、こちらでも紹介しました前巻「Lovable らばぼー」が08年12月ということで、実は本気で結構久しぶりでした。
(※ちなみに、そちらはLO64弾)
「ポルノグラフィティ」は4冊目の単行本。
※左:京子ちゃん、右:妹「青葉さん」
この「京子ちゃん」が良かったなぁ。
紹介帯は、
”ハズレを引きたくない時…コレで、いんじゃね?”
とかなんとか、軽い雰囲気の文言になっていました。
まぁ、迷った際など、抑えの切り札的な強いパワーを持っている方なので、それも間違いではないと思うんですが。
今回の「ポルノグラフィティ」は、おそらく「鬼束直」センセの最高傑作というべき1冊でしょう。
多少実験的っぽいお話もあったものの、絵柄や収録話など素晴らしい仕上がりです。
描き下ろしも、もっとも見たかったお話の続編になっていました。
超王道で、非常に良いまとまりの「好きになったら いいじゃない」
こちらは従妹とのお話。
年頃になりつつある従妹「京子」ちゃんを気づかって、TVのチャンネルを変えた「雄」くん。
しかし、それがため2人の間で話題だけが残り、冗談の返答が…
「お風呂入ってないからダメ」
そうした微妙なものだったので、なんだか妙に意識してしまうのでした。
まず、こうした流れが大好き。
同じ「鬼束直」センセでは「こんな感じで、いく?(※Lovable収録)」と似た、ある切っ掛けで近しい相手を妙に意識してしまうというネタね。
口に出した台詞を再確認し、驚いた「京子ちゃん」がまた最高。
というか、この娘は髪型からして好み。
ツリ目も可愛いし。
お互いお風呂後、なんとなく寄り添う2人のコマが実に良かったです。
「京子ちゃん」を↓表紙にしてほしかった(もくじ絵は彼女かな?)ですが、描き下ろし「好きにやったらいいじゃない」はその後の2人。
「私は、少しじゃないよ」
…という一言が、めたくたキュートでした。
もう、この2話だけでもいいや。
※おまけ:笑ってごまかす
この感じがまた好き。
「Fiction S」は縛られ好きな妹「青葉」さん。
緊縛系なえっち本に感動した兄。
まだ訳も分かっていない妹相手にそれ試していたところ、いつしか妹の方が本格的に目覚めてしまったのでした。
そんな感じで、どっちかと言うと困ってるお兄ちゃんの短編。
ニコニコしながら首輪を差し出すだけでなく、”下着OFF”とか自らいそいそと準備を進めていた「青葉さん」
あれは手遅れだ。
ラストページでのお兄ちゃんが可笑しいですが、ああした絆はそう簡単に解けないと思うよ。
「青葉さん」がまた、実に良い表情していたので注目です。
なお、こちらは野外でのプレイでしたが、見られるのを嫌がるのがまたいいですね。
お馴染み「知花」ちゃんのコメディー短編「人は愛のみで生きるものでもないわけで…」
2冊目「ワンホットミニット」から続き、ついに3回目です。
うわ、また出てきた(笑)
今回もなんのかんのいいながら仲良し兄妹で、お金絡みのえっちをしています。
しかし、その若さで株なんてやってたんかい。
したたかな「知花ちゃん」ですが、そう手元に蓄積されていくような雰囲気もなく、お兄さん経由で流通の助けにはなっていそうですね。
収録での問題作「ドライアウト」、「Scar tissue」
前者「ドライアウト」は家庭内でのDV話。
傷痕からの回想という見事な流れで、問題アリな家庭を描いています。
母親(?)は嫉妬もあるんだろうなぁ。
それだけだと救いの無いお話なんですが、多少おせっかいちっくな担任教師「竹井」が良い温かさを見せていました。
たぶん、多少は何らかを察してるのかな。
携帯電話の番号だけでなく、電話代までキチンと渡していました。
「しょーちゃん」と親しく呼ばせて注意しないのも、わざとかな。
「葉山」さんには早く電話をして欲しいですね。
今回の↓表紙は彼女でいいのかな。
後者「Scar tissue」は現実味溢れる援助交際話。
「今日も頑張れ」
そんな事を言いつつ、おっちゃんに合わせて振舞う「夕佳」さん。
かなりこ慣れた感じであったがため、ラスト1ページが非常に重たいです。
お話の空気とは裏腹に、先の「葉山さん」より救いなさげでした。
※葉山さん
当初は教師とのアレコレかと思いましたが。
「アイワナビー Princess’s Pet」は教師「大雀仁(おおささぎ・ひとし)」と委員長「石野姫」
名前そのまま、整った姫カットちっくな「姫ちゃん」
あっさり犬に成り下がる教師が泣けますが、まぁ仕方ないか。
見栄えの良いヒロインで、王道っぽいんですが…お話としては2度裏切られるのでご期待下さい。
「Papilliones」、「Papilliones~Fragment~」はちょっと異質な連続話。
電話でやり取りしている、同じ”みずは”という名を持つ2人の女の子のお話です。
1話目は日焼け跡が素敵な妹「みずは」ちゃん。
お兄ちゃんを過度なまでに煽り、えっちへと誘っていました。
「ダメ、だよ」
と、頭を包む1コマが好き。
2話目はもう1人の「瑞葉」さん。
こちらは白が似合うお嬢様ちっくな女の子で、1年年下の「平野将太」くんを誘っています。
ノスタルジーな背景で、こうした場合はやっぱり川遊びからの発展。
単に1歳違いとはいえ、年上の女の子がばーって服脱ぐのは、実に素敵なシチュエーションですよねー。
※左:姫ちゃん、右:妹「みずはちゃん」
思わず似たポーズにしてしまいました(笑)
ヒロイン「ちあき」さんが読者と対話するような視点で進む(視点が多い)独特な話「girl’s collection」
ため、彼女が呼ぶ男性の名前はフセ字になっていました。
自分の名前を入れてね、って感じなのかな。
面白い描き方ですが、もう少し何らかプラスが欲しいところですね。
「close to you」は、独特な細目ヒロイン「舞衣」さん。
相手である塾教師が、男の子と勘違いするような容姿…がためかな。
たぶん、もう10年後くらいには素敵な女性に成長してそうですが(笑)
しなやかなすっきり線の絵柄。
描き込みはそこそこで、白比率があるため濃淡としてもそれなり。
派手さはないもののカチっとまとまっていました。
各話でちょっとした差はありましたが、そう騒ぐほどではありません。
もう少し全体が安定していた方が望ましいですが。
(故意にタッチを変えてるのもあるかと思いますが、たぶん原稿時期の差のが大きいかと)
やや幅広・縦長な輪郭で、比較的小さな目という特徴あるバランスな人物絵。
コレという最低限な線で、若いヒロインの魅力を表現しておりました。
ちょっと個性はあるのでご注意下さい。
裏表紙、紹介帯のカット絵(※「京子ちゃん」でした)が参考に良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 多少バラつきはあったものの、全体的には良好でした。
・話5: 様々なタイプのお話が楽しめます。
・独4: それがため、ややまとまりに欠けていた印象。
合計:[14/15]
収録の各話は似た感じのものなく、ベストな1冊になっています。
ただ、個人的には王道なヒロインをもう少し見たかったなぁ、と。
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■パパはちんぐる (多田イサム)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]父子家庭・コメディー
・おまけ:
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「多田イサム(ただ・いさむ)」センセの「パパはちんぐる」です。
ちょっとスペースをお借りして。
こちらでも紹介しました、「健全ロボ ダイミダラー/なかま亜咲」の2巻を読みました。
まぁ、えらくぶっ飛んだ漫画ですね(←誉め言葉)
キチンと1巻のあらすじが書かれているんですが、それがあまり意味無い展開が凄い。
普通のロボットモノだと思って買った方はさぞびっくりするだろうなぁ…。
ぜひ某大戦へ参戦してほしいです。
2巻は新ヒロインの「喜友名霧子」ちゃんが可愛かったですよ。
さて、本日は「パパはちんぐる」です。
一般系のえっちストーリー。
ぶっちゃけ、絵柄はそう好みな系統ではないんですけど、↓表紙の裸エプロンに釣られました。
腰をひねっているので、顔、横チチ、お尻が確認できて実によい按配。
「多田イサム」センセ、さすがです。
主人公「長瀬マコト」は離婚して1年というサラリーマン。
息子「拓美(たくみ)」と2人の生活を、仕事に家事にと奮闘しておりました。
そうした毎日が続いたことで、ある程度余裕と自信のついた彼は、周囲の女性らが気になるようになっていたのです。
だいたいそうしたお話。
※左:「志乃さん」、右:平山文子
登場する方は皆さん大きめでした。
子持ちでバツイチなサラリーマン男性の奮闘話です。
切っ掛けとなる前半やオチにてお子さまとの生活が描かれていましたが、基本的にそっちはおまけ要素。
頑張っている(※そう苦戦はしてないですが)のは、女性に対してですね。
各話の女性らとは、子持ち・バツイチという現在の要素がために知り合っています。
状況はともかく、ヒロインらとのえっちを楽しんでいました。
読者層ってだいたい主人公世代になるのかな。
同じような生活をしている方もいるかもしれませんが、あまり大仰に大変さを描くのではなく、ごく気軽な感覚です。
決しておろそかにしている訳でないものの、子育てについてはそれなり。
まぁ、ここはえっち比重の漫画ですから(笑)
お話は各話完結でそれぞれヒロインが登場。
続けて登場する方は1人しかおらず(たぶん)、オムニバスちっくです。
こうした一般えっち漫画の場合は、だいたい問題解決の流れが多いんですが、そんな感じでもありません。
強いて言えば…欲求不満の解決ですかね。
なお、巻数表記がなかったので↑上のその他部分では”1巻完結”と書きましたが、特に終わりっぽい感じはなく、あるいはまだ続くかもしれません。
1話目はご近所の人妻「斉藤」さん。
それぞれの子供を同じ保育園へ通わせている、親御さん同士。
「長瀬くん」が失敗したという、ハンバーグをつくりに来てくれたという切っ掛けでした。
本人が言うようにだいぶおせっかいでしたが、子育てな状況をチャンスに変えてますね。
ホットパンツが良かったです。
「旦那さんに申し訳ないデス」
とかなんとか言いながら、しっかりえっちしてました。
2話目は保育園の新人「あんず」先生。
こっちのシチュエーションは現実にもありそうですね。
子供とも接触しているので、再婚相手にも最適(たぶん)
「おっぱいデッカイ」
という「拓美くん」の情報もあり、そっちネタでした。
まさかあーしてるとは思いませんでしたが。
えっちはしたもののお互いに独占欲とか後腐れはなく、良い関係でおわっていました。
3話目もご近所さんですが、こちらの「安藤」さんは子持ちでバツイチ。
彼女は別れて3年ということで、「長瀬くん」への相談はえっち関係とストレートでした。
なお、こちらのエピソードでの出来事から、タイトル”ちんぐる”の意味が判明しています。
※同僚「鬼塚ひろみ」
これはセクハラで訴えられそうですね。
4話目は同じ保育園に子供を預けている、眼鏡の人妻「渡部」さん。
喧嘩して家を飛び出してきたそうですが…なにゆえ頼るのが「長瀬くん」なんでしょう。
なかなか刺激的な服装であった彼女でしたが、さすがに彼もしっかり断わっていました。
まぁ、結局はえっちしちゃうんですけどね。
ある程度充実しているのか、1話目と違って手は出さず、彼女からのお誘いでした。
5話目は同じ眼鏡でも色っぽい感じの「志乃」さん。
別れた妻の伯母でしたが、家が近所なためかちょくちょく遊びに来る関係。
「タクミの教育上ぜったいよくない!!」
そう「長瀬くん」が考えるほどに自由奔放で、かなり変な女性。
子供の咥えたりしてますからね。
おいおい。
6話目は息子「拓美くん」と仲良しな子の母親「小池」さん。
教育がどうのと真面目な人の裏側が楽しめるお話です。
あの場面で、「長瀬くん」の子供らへのフォローはさすが。
実際にあんなんだったらびっくりするでしょうねー。
7話目はがらりと変わって、会社の同僚「鬼塚ひろみ」さん。
半年前に結婚したという、新妻な彼女とは帰りの電車内でした。
なかなか良いシチュエーションでしたが、普通はあんなに胸押しつけてはこないわね。
さらに、いくらなんでもあーした場面で触ったりはしないだろうなぁ。
しっかり見るとは思いますが。
その後は公園えっちで、これまた良い感じ。
会社で顔合わせ辛そう。
8話目はまた同じ保育園の人妻「平山文子」さん。
ベリーダンスをやっているとのことで、さっそくエロい視線を送っていました。
元気ねぇ。
ダンス前のえっちで、コスプレちっくな衣装でした。
こう見てくると、「長瀬くん」は結構都合良く扱われてますね。
9話目は元お隣さんだった人妻「宮沢けいこ」さん。
特に離婚直後はお世話になっており、今回もまた彼を心配してわざわざ訪ねてくるなど、いい感じ。
大人しそうな雰囲気とは裏腹に、息子と一緒の風呂へ侵入してくるなど、なかなか大胆でした。
これはいいなぁ。
※左:「あんず先生」、右:宮沢けいこ
「けいこさん」はともかく、「あんず先生」とは良い感じになりそう。
10話は2話からの再登場である、保育園の「あんず」先生。
ただ、こちらのエピソードはその同僚である「小梅」先生です。
保育園の先生方と飲みに行くというのは羨ましいですね(※「拓美くん」も一緒ね)
酔っ払った「小梅」先生とのトイレ内えっちでした。
…てっきり「あんず」先生とイイ感じのラストになるのかと思いましたが、意外な流れ。
最後で気になる一言を残していたので、あるいはまだ続くのかな。
くっきりとした中太線の絵柄。
比較的コマ割りは大きめで、濃淡は適度なくらい。
白比率あり、描き込みもそこそこのすっきりとした感じでした。
このタッチはいかにもえっち一般系ですね。
強い個性のある人物絵。
縦長でややツリ気味な目と大きめな口が特徴です。
全体は安定しており、独特なバランスではあるものの乱れ・崩れなどはなく良好。
カラー絵より、白黒絵のがもう少し強めかな。
だいたいの判断については、↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 絵柄は安定していましたが、個性強めです。
・話3: いかにも一般な、こざっぱり読めるお話でした。
・独3: もう何らかの要素が欲しい所です。
合計:[9/15]
「双葉社」さんのHPでは、1話が立ち読みできました。
ちょっと気になる方は、そちらをご確認下さい。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]父子家庭・コメディー
・おまけ:
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「多田イサム(ただ・いさむ)」センセの「パパはちんぐる」です。
ちょっとスペースをお借りして。
こちらでも紹介しました、「健全ロボ ダイミダラー/なかま亜咲」の2巻を読みました。
まぁ、えらくぶっ飛んだ漫画ですね(←誉め言葉)
キチンと1巻のあらすじが書かれているんですが、それがあまり意味無い展開が凄い。
普通のロボットモノだと思って買った方はさぞびっくりするだろうなぁ…。
ぜひ某大戦へ参戦してほしいです。
2巻は新ヒロインの「喜友名霧子」ちゃんが可愛かったですよ。
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さて、本日は「パパはちんぐる」です。
一般系のえっちストーリー。
ぶっちゃけ、絵柄はそう好みな系統ではないんですけど、↓表紙の裸エプロンに釣られました。
腰をひねっているので、顔、横チチ、お尻が確認できて実によい按配。
「多田イサム」センセ、さすがです。
主人公「長瀬マコト」は離婚して1年というサラリーマン。
息子「拓美(たくみ)」と2人の生活を、仕事に家事にと奮闘しておりました。
そうした毎日が続いたことで、ある程度余裕と自信のついた彼は、周囲の女性らが気になるようになっていたのです。
だいたいそうしたお話。
※左:「志乃さん」、右:平山文子
登場する方は皆さん大きめでした。
子持ちでバツイチなサラリーマン男性の奮闘話です。
切っ掛けとなる前半やオチにてお子さまとの生活が描かれていましたが、基本的にそっちはおまけ要素。
頑張っている(※そう苦戦はしてないですが)のは、女性に対してですね。
各話の女性らとは、子持ち・バツイチという現在の要素がために知り合っています。
状況はともかく、ヒロインらとのえっちを楽しんでいました。
読者層ってだいたい主人公世代になるのかな。
同じような生活をしている方もいるかもしれませんが、あまり大仰に大変さを描くのではなく、ごく気軽な感覚です。
決しておろそかにしている訳でないものの、子育てについてはそれなり。
まぁ、ここはえっち比重の漫画ですから(笑)
お話は各話完結でそれぞれヒロインが登場。
続けて登場する方は1人しかおらず(たぶん)、オムニバスちっくです。
こうした一般えっち漫画の場合は、だいたい問題解決の流れが多いんですが、そんな感じでもありません。
強いて言えば…欲求不満の解決ですかね。
なお、巻数表記がなかったので↑上のその他部分では”1巻完結”と書きましたが、特に終わりっぽい感じはなく、あるいはまだ続くかもしれません。
1話目はご近所の人妻「斉藤」さん。
それぞれの子供を同じ保育園へ通わせている、親御さん同士。
「長瀬くん」が失敗したという、ハンバーグをつくりに来てくれたという切っ掛けでした。
本人が言うようにだいぶおせっかいでしたが、子育てな状況をチャンスに変えてますね。
ホットパンツが良かったです。
「旦那さんに申し訳ないデス」
とかなんとか言いながら、しっかりえっちしてました。
2話目は保育園の新人「あんず」先生。
こっちのシチュエーションは現実にもありそうですね。
子供とも接触しているので、再婚相手にも最適(たぶん)
「おっぱいデッカイ」
という「拓美くん」の情報もあり、そっちネタでした。
まさかあーしてるとは思いませんでしたが。
えっちはしたもののお互いに独占欲とか後腐れはなく、良い関係でおわっていました。
3話目もご近所さんですが、こちらの「安藤」さんは子持ちでバツイチ。
彼女は別れて3年ということで、「長瀬くん」への相談はえっち関係とストレートでした。
なお、こちらのエピソードでの出来事から、タイトル”ちんぐる”の意味が判明しています。
※同僚「鬼塚ひろみ」
これはセクハラで訴えられそうですね。
4話目は同じ保育園に子供を預けている、眼鏡の人妻「渡部」さん。
喧嘩して家を飛び出してきたそうですが…なにゆえ頼るのが「長瀬くん」なんでしょう。
なかなか刺激的な服装であった彼女でしたが、さすがに彼もしっかり断わっていました。
まぁ、結局はえっちしちゃうんですけどね。
ある程度充実しているのか、1話目と違って手は出さず、彼女からのお誘いでした。
5話目は同じ眼鏡でも色っぽい感じの「志乃」さん。
別れた妻の伯母でしたが、家が近所なためかちょくちょく遊びに来る関係。
「タクミの教育上ぜったいよくない!!」
そう「長瀬くん」が考えるほどに自由奔放で、かなり変な女性。
子供の咥えたりしてますからね。
おいおい。
6話目は息子「拓美くん」と仲良しな子の母親「小池」さん。
教育がどうのと真面目な人の裏側が楽しめるお話です。
あの場面で、「長瀬くん」の子供らへのフォローはさすが。
実際にあんなんだったらびっくりするでしょうねー。
7話目はがらりと変わって、会社の同僚「鬼塚ひろみ」さん。
半年前に結婚したという、新妻な彼女とは帰りの電車内でした。
なかなか良いシチュエーションでしたが、普通はあんなに胸押しつけてはこないわね。
さらに、いくらなんでもあーした場面で触ったりはしないだろうなぁ。
しっかり見るとは思いますが。
その後は公園えっちで、これまた良い感じ。
会社で顔合わせ辛そう。
8話目はまた同じ保育園の人妻「平山文子」さん。
ベリーダンスをやっているとのことで、さっそくエロい視線を送っていました。
元気ねぇ。
ダンス前のえっちで、コスプレちっくな衣装でした。
こう見てくると、「長瀬くん」は結構都合良く扱われてますね。
9話目は元お隣さんだった人妻「宮沢けいこ」さん。
特に離婚直後はお世話になっており、今回もまた彼を心配してわざわざ訪ねてくるなど、いい感じ。
大人しそうな雰囲気とは裏腹に、息子と一緒の風呂へ侵入してくるなど、なかなか大胆でした。
これはいいなぁ。
※左:「あんず先生」、右:宮沢けいこ
「けいこさん」はともかく、「あんず先生」とは良い感じになりそう。
10話は2話からの再登場である、保育園の「あんず」先生。
ただ、こちらのエピソードはその同僚である「小梅」先生です。
保育園の先生方と飲みに行くというのは羨ましいですね(※「拓美くん」も一緒ね)
酔っ払った「小梅」先生とのトイレ内えっちでした。
…てっきり「あんず」先生とイイ感じのラストになるのかと思いましたが、意外な流れ。
最後で気になる一言を残していたので、あるいはまだ続くのかな。
くっきりとした中太線の絵柄。
比較的コマ割りは大きめで、濃淡は適度なくらい。
白比率あり、描き込みもそこそこのすっきりとした感じでした。
このタッチはいかにもえっち一般系ですね。
強い個性のある人物絵。
縦長でややツリ気味な目と大きめな口が特徴です。
全体は安定しており、独特なバランスではあるものの乱れ・崩れなどはなく良好。
カラー絵より、白黒絵のがもう少し強めかな。
だいたいの判断については、↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 絵柄は安定していましたが、個性強めです。
・話3: いかにも一般な、こざっぱり読めるお話でした。
・独3: もう何らかの要素が欲しい所です。
合計:[9/15]
「双葉社」さんのHPでは、1話が立ち読みできました。
ちょっと気になる方は、そちらをご確認下さい。
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■パンダかめんの最期 (秋葉凪人)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ファンタジー・男性受
・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ、
合間に作品解説。
・その他: 短編×10(うち「妹さまは魔女」×4、
「まよみさんシリーズ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「秋葉凪人(あきば・なぎと)」センセの「パンダかめんの最期」です。
うわー。
始まりから終わりまで、紛うこと無きセンセの世界。
なんだか懐かしいですねー。
あとがきによると”13年振りの新刊”だそうで、それもその筈。
13年前ってぇと…うん、もはや簡単には思い出せない(出したくない)、遙か過去の出来事ですわ。
小学校1年生だった子があるいは社会へ進出するような期間ですから。
まぁ、何はともあれ、新刊おめでとうございます。
※ちえりさん
黒がお上手ですね。質感たっぷりです。
そんな訳で、本日は「秋葉凪人」センセです。
最後の単行本は、「空のイノセント2巻」でいいのかな。よさそうね。
こちらのブログでは、その後に出された復刻版「放課後」を紹介しています。
(※当時の名義は「秋葉凪樹」)
新刊は「パンダかめんの最期」というちょっと可笑しなタイトル。
↓表紙も透明感ある女の子が可愛らしくおさまっているんですが、内容はそうした生易しいものではありません。
成年マークそのままえっち描写は当然あるものの、漫画は難解。
なんというか、哲学的な感じよね。
久々に読んで再認識しましたが、どう表現して良いのかまったく分かりません。
あ、「茜新社」さんのHPに素晴らしい表現があったので引用します。
【 一読後、独特な余韻を感じずにはいられない、異能の作家 】
そう、そんなんですよ。
今回収録の各話は、どちらもそういった色が強いため、きっちり人を選ぶでしょう。
ややこしそうなのが苦手な方は要注意。
また、これから各話について簡単に書いていきますが、どう表現して良いのか分かりません。
ぶっちゃけ、理解しきってはいないです。
まるで自信はないですけど、あやふやな感じが判断の手がかりになればいいかと思います。
なんというか、そうした感じで進んで頂ければ幸い。
また、各話はお話あっての漫画なので、詳しく描き辛いというのもありますね。
表題作「パンダかめんの最期」は、「こわれものたち」と同キャラのシリーズ。
簡単には、「ちえり」・「みゆり」という2人に欲望そのまま近づいた男が逆襲されるというもの。
拘束され、無限に快楽を与え続けられる地獄のような感じね。
壊れるまで微笑みながらされそう。
それが良いか悪いかは読み手の感覚でしょう。
前者「パンダかめんの最期」は故あって2人に捕まった下着泥棒が、パンダ柄の下着をかぶせられた(←ため、パンダかめん)まま色々されるという漫画。
これが冒頭話でした。
人によっては、この時点ですーっと引くかも。
後者「こわれものたち」のが、お話としては分かり易いです。
ただ、そちらで主人公の彼は良いコトをしていたので…「ちえり」・「みゆり」の2人がかなり凶悪。
無理矢理探し当てたカサブタを良いと偽って剥がし、そこに塩塗り込むような感じよ(笑)
まぁ、彼女ら強要した訳ではないんですけどね。
※まよみさん
ちとややこしいものの、可愛い娘さんです。
アナログ最後の漫画という「宵闇の魔法使い」は収録で唯一の短編。
実弟「真一」に感情を持った姉「真由」のお話です。
成年漫画によくあるラブラブ近親な色はまっったくなく、ドロリとした半固形ちっくな感覚でした。
とりあえず「真一くん」の台詞から察するに、「真由さん」はだいぶズレてしまっている様子。
あの触手とかなんとかは精神世界の描写で、現実ではないのでは。たぶん。
おっかない話ですよ。
3話収録の「まよみさん」シリーズ。
とっつき辛そうな、独特な感性を持ったヒロイン「まよみさん」と、なんのかんの言いながら彼女とうまく付き合う「吉井」くんのカップル話。
収録ではラブコメちっくな漫画で、好きな系統なんですが…「秋葉凪人」センセの解説が理解できません。
なんで「~~~~ではありません」、なんだろう。
現時点で考える結末がそーだというコトなのかな。
まぁ、とりあえず「まよみさんとキスの味」が1話目。
”誰ともマトモに話さない”
そう言われる「まよみさん」と、なんのかんのとやり取りを成立させている「吉井くん」
友人の台詞から察するに、彼女にあれだけ喋らせているということは、もう「吉井くん」のペースなのでしょう。
植木鉢がいいですね。
2話目「まよみさんと踊る指」はそちらよりも少し甘い感覚。
こちらで行っているのは罰ゲーム。
そのイレギュラーがためか、「まよみさん」の珍しい言動が確認できます。
まさか、あんな女の子っぽいコトを言うとは意外。
可愛いですね。
こちらでは「まよみさん」のお尻が堪能できますが、ふんわりとした良い描写なので必見。
眼鏡な「まよみさん」が見られる3話目「まよみさんと約束の夏」
言葉とは裏腹に、3話の中で最も可愛らしい行動を取っているのでは。
あーした彼女がため、「吉井くん」の言っていることはよく分かります。
やはり「まよみさん」はなんのかんの言っているんですが、あれはいつでもOKという返事なのかな。
収録で4話と最も比率の高い「妹さまは魔女」
似たタイトルのコメディーなものとは違い、こちらも捻りあるお話です。
「私、前世で魔法使いだったのよ」
突然そんな事を言った、妹「夜梨(より)」
病弱で引き籠りな彼女は自らを魔女と称し、兄は使い魔の犬であると言い出したのでした。
そのうち兄にも前世のビジョンが見え…と、だいたいそんな感じ。
ラスト1ページで、ちょっと安心なこちらの漫画。
単に妄想癖ある妹さんではなく、夢と現実の狭間を見せられているような、不確かなお話になってます。
いちおうひでるさんは1つ考えありますが、合っているのかな。
よく分かりませんが、そんなんで良いのでしょう。
※妹「夜梨さん」と魔法使い
裏表紙の合わさった感じもいいですねー。
1話目は”魔法使い”という、「夜梨さん」とのえっち。
こちらではお兄ちゃんの感覚はそのまま。
パジャマな「夜梨さん」がキュートです。
2話目も”魔法使い”な「夜梨さん」で、制服、スクール水着、ブルマな彼女が3人がかりでお相手。
「これで良かったのかな?」
良かったと思います(笑)
3話目は妹な「夜梨さん」
これが現実ですかね。
ちょっと切ない流れになっています。
詳細は書きませんが、4話目は魔女コスチュームな「夜梨さん」も参加します。
ラストがあーで良かったですよ。
強い太めな線の絵柄。
コマ割りは細かく、描き込みもしっかり。
濃淡も黒の強い濃い目なものでしたが、メリハリが良いのでクドさはありません。
クライマックスのごっちゃり感と共に、普段の淡々とした間が独特。
妙な緊張感が感じられると思います。
丸っこい輪郭のキャラ絵で、ふっくらとした下頬が特徴。
華奢ではないものの、どっちかと言うと貧乳系です。
漫画の巧い方ですが、今回収録の各話はテキスト多め。
このあたりも、好き嫌いあるかもしれませんね。
カラーだとやや軽い感じにはなりますが、だいたいは↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好きな系統ですが個性も強めです。
・話4: 恥ずかしながら、ひでるさんの頭では難解でした。今後読み込んでいきます。
・独5: 他に真似のできない、独特な世界が広がっています。
合計:[13/15]
こちらは特設ページにてキャンペーンをやっておられたので参加させて頂きます。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
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・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ、
合間に作品解説。
・その他: 短編×10(うち「妹さまは魔女」×4、
「まよみさんシリーズ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「秋葉凪人(あきば・なぎと)」センセの「パンダかめんの最期」です。
うわー。
始まりから終わりまで、紛うこと無きセンセの世界。
なんだか懐かしいですねー。
あとがきによると”13年振りの新刊”だそうで、それもその筈。
13年前ってぇと…うん、もはや簡単には思い出せない(出したくない)、遙か過去の出来事ですわ。
小学校1年生だった子があるいは社会へ進出するような期間ですから。
まぁ、何はともあれ、新刊おめでとうございます。
※ちえりさん
黒がお上手ですね。質感たっぷりです。
そんな訳で、本日は「秋葉凪人」センセです。
最後の単行本は、「空のイノセント2巻」でいいのかな。よさそうね。
こちらのブログでは、その後に出された復刻版「放課後」を紹介しています。
(※当時の名義は「秋葉凪樹」)
新刊は「パンダかめんの最期」というちょっと可笑しなタイトル。
↓表紙も透明感ある女の子が可愛らしくおさまっているんですが、内容はそうした生易しいものではありません。
成年マークそのままえっち描写は当然あるものの、漫画は難解。
なんというか、哲学的な感じよね。
久々に読んで再認識しましたが、どう表現して良いのかまったく分かりません。
あ、「茜新社」さんのHPに素晴らしい表現があったので引用します。
【 一読後、独特な余韻を感じずにはいられない、異能の作家 】
そう、そんなんですよ。
今回収録の各話は、どちらもそういった色が強いため、きっちり人を選ぶでしょう。
ややこしそうなのが苦手な方は要注意。
また、これから各話について簡単に書いていきますが、どう表現して良いのか分かりません。
ぶっちゃけ、理解しきってはいないです。
まるで自信はないですけど、あやふやな感じが判断の手がかりになればいいかと思います。
なんというか、そうした感じで進んで頂ければ幸い。
また、各話はお話あっての漫画なので、詳しく描き辛いというのもありますね。
表題作「パンダかめんの最期」は、「こわれものたち」と同キャラのシリーズ。
簡単には、「ちえり」・「みゆり」という2人に欲望そのまま近づいた男が逆襲されるというもの。
拘束され、無限に快楽を与え続けられる地獄のような感じね。
壊れるまで微笑みながらされそう。
それが良いか悪いかは読み手の感覚でしょう。
前者「パンダかめんの最期」は故あって2人に捕まった下着泥棒が、パンダ柄の下着をかぶせられた(←ため、パンダかめん)まま色々されるという漫画。
これが冒頭話でした。
人によっては、この時点ですーっと引くかも。
後者「こわれものたち」のが、お話としては分かり易いです。
ただ、そちらで主人公の彼は良いコトをしていたので…「ちえり」・「みゆり」の2人がかなり凶悪。
無理矢理探し当てたカサブタを良いと偽って剥がし、そこに塩塗り込むような感じよ(笑)
まぁ、彼女ら強要した訳ではないんですけどね。
※まよみさん
ちとややこしいものの、可愛い娘さんです。
アナログ最後の漫画という「宵闇の魔法使い」は収録で唯一の短編。
実弟「真一」に感情を持った姉「真由」のお話です。
成年漫画によくあるラブラブ近親な色はまっったくなく、ドロリとした半固形ちっくな感覚でした。
とりあえず「真一くん」の台詞から察するに、「真由さん」はだいぶズレてしまっている様子。
あの触手とかなんとかは精神世界の描写で、現実ではないのでは。たぶん。
おっかない話ですよ。
3話収録の「まよみさん」シリーズ。
とっつき辛そうな、独特な感性を持ったヒロイン「まよみさん」と、なんのかんの言いながら彼女とうまく付き合う「吉井」くんのカップル話。
収録ではラブコメちっくな漫画で、好きな系統なんですが…「秋葉凪人」センセの解説が理解できません。
なんで「~~~~ではありません」、なんだろう。
現時点で考える結末がそーだというコトなのかな。
まぁ、とりあえず「まよみさんとキスの味」が1話目。
”誰ともマトモに話さない”
そう言われる「まよみさん」と、なんのかんのとやり取りを成立させている「吉井くん」
友人の台詞から察するに、彼女にあれだけ喋らせているということは、もう「吉井くん」のペースなのでしょう。
植木鉢がいいですね。
2話目「まよみさんと踊る指」はそちらよりも少し甘い感覚。
こちらで行っているのは罰ゲーム。
そのイレギュラーがためか、「まよみさん」の珍しい言動が確認できます。
まさか、あんな女の子っぽいコトを言うとは意外。
可愛いですね。
こちらでは「まよみさん」のお尻が堪能できますが、ふんわりとした良い描写なので必見。
眼鏡な「まよみさん」が見られる3話目「まよみさんと約束の夏」
言葉とは裏腹に、3話の中で最も可愛らしい行動を取っているのでは。
あーした彼女がため、「吉井くん」の言っていることはよく分かります。
やはり「まよみさん」はなんのかんの言っているんですが、あれはいつでもOKという返事なのかな。
収録で4話と最も比率の高い「妹さまは魔女」
似たタイトルのコメディーなものとは違い、こちらも捻りあるお話です。
「私、前世で魔法使いだったのよ」
突然そんな事を言った、妹「夜梨(より)」
病弱で引き籠りな彼女は自らを魔女と称し、兄は使い魔の犬であると言い出したのでした。
そのうち兄にも前世のビジョンが見え…と、だいたいそんな感じ。
ラスト1ページで、ちょっと安心なこちらの漫画。
単に妄想癖ある妹さんではなく、夢と現実の狭間を見せられているような、不確かなお話になってます。
いちおうひでるさんは1つ考えありますが、合っているのかな。
よく分かりませんが、そんなんで良いのでしょう。
※妹「夜梨さん」と魔法使い
裏表紙の合わさった感じもいいですねー。
1話目は”魔法使い”という、「夜梨さん」とのえっち。
こちらではお兄ちゃんの感覚はそのまま。
パジャマな「夜梨さん」がキュートです。
2話目も”魔法使い”な「夜梨さん」で、制服、スクール水着、ブルマな彼女が3人がかりでお相手。
「これで良かったのかな?」
良かったと思います(笑)
3話目は妹な「夜梨さん」
これが現実ですかね。
ちょっと切ない流れになっています。
詳細は書きませんが、4話目は魔女コスチュームな「夜梨さん」も参加します。
ラストがあーで良かったですよ。
強い太めな線の絵柄。
コマ割りは細かく、描き込みもしっかり。
濃淡も黒の強い濃い目なものでしたが、メリハリが良いのでクドさはありません。
クライマックスのごっちゃり感と共に、普段の淡々とした間が独特。
妙な緊張感が感じられると思います。
丸っこい輪郭のキャラ絵で、ふっくらとした下頬が特徴。
華奢ではないものの、どっちかと言うと貧乳系です。
漫画の巧い方ですが、今回収録の各話はテキスト多め。
このあたりも、好き嫌いあるかもしれませんね。
カラーだとやや軽い感じにはなりますが、だいたいは↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 好きな系統ですが個性も強めです。
・話4: 恥ずかしながら、ひでるさんの頭では難解でした。今後読み込んでいきます。
・独5: 他に真似のできない、独特な世界が広がっています。
合計:[13/15]
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パンダかめんの最期 (TENMAコミックス RiN) (2011/01/28) 秋葉 凪人 商品詳細を見る |
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■中姦試験 (羽村わたる)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]複数・貧乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 短編×10(うち「ロマンシング・ストーン」×2、
「Secret!シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「羽村わたる(はむら・わたる)」センセの「中姦試験」です。
個人的に思い出深い「久保書店」さんの単行本です。
その昔。
たしか…コンプティークだっけかな。
「織倉まこと」センセの描かれた「来々妖魔奇譚っ!」の表紙に心揺さぶられたひでるさんは、必死になって方々探し求めて購入しました。
※こんなんです。
この時の絵はやっぱりいいですねー。
そちらが「久保書店」さんの単行本なんですねー。
そんな当時から良くも悪くも雰囲気はほとんど変わることなく、独特なまとまりになっています。
先ほどHPを見てきましたが、やっぱりそんなん。
なんだか昔に戻ったような錯覚を覚えました(笑)
↑いい意味でね。
さて、本日はそちらの新刊「中姦試験」です。
描かれている「羽村わたる」センセはこちらが2冊目…と思いきや、ちらりと調べたら「くら☆りっさ」センセの別名と分かりました。
ベテランさんです。
とりあえず、あの癖ある絵柄を”個性”と判断するか、好みであるかどうかでしょう。
きっちり読み手を選ぶものです。
せっかくなので、このまま続けますね。
※絵里ちゃん
こうした呑気な感じのが好きです。
太めな線のゆったり絵柄。
白スペースがあり、全体的にこざっぱりとした色合い。
描き込みも同様ですね。
人物絵はふっくら丸い輪郭と華奢なスタイル。
ロリというか、貧乳なヒロイン群です。
平たく、デフォルメも強め。
イラストとか4コマなどで見られそうなタッチで、えっちっぽくないのが特徴。
そんなヒロインらの成年漫画な描写をお楽しみ下さい。
今風ではない、懐かしい雰囲気でした。
それがため、↓表紙などのカラー絵よりも、白黒絵のが味わい深いと思います。
とかく癖はあり、前述しているように好き・嫌いが真っ二つになるだろうものでした。
収録でのお気に入り「お引っ越し忘れ物」
主人公「橋口」くんは4年ほど住んだアパートから、引っ越すよう準備をしておりました。
あらかた荷造りを終えた頃、ふと押し入れに女性の下着を発見したのです。
不思議がる彼に対し、
「私の…です…」
そう押し入れ奥の隠し扉から、手が伸びてきたのでした。
そんな訳で、部屋の押し入れ部分に女の子「絵里」ちゃんが住んでいた、というぶっ飛んだ設定のラブコメ。
「あ~あ、見つかっちゃった…」
とか言っていました。
この呑気な空気が絵柄と合って可笑しいです。
彼がココに引っ越して来た時から住んでいたらしく、なんと4年もの間同居していた2人。
食糧がなくなる軽い被害のほか、連れ込んだ女性に逃げられるなど、なかなか洒落にならないことまであったみたい。
ヒデェなぁ。
そんな訳で、4年分の家賃を身体で支払うという展開でした。
彼女えっちでしたが、それすらも「橋口」くんの発散を一緒に見ていたため、となかなか恥ずかしい感じ。
オチの1コマがまたやたら可愛いですね。
「ロマンシング・ストーン」、「ロマンシング・ストーン 秘境の伝説」と続く冒頭話は連続モノ。
パワーストーン部を訪ねた新入生「富浦」さん。
ドアを開けると、いきなり部長「井崎」さんと副部長「三島」くんのえっち現場に鉢合わせてしまったのです。
”パワーストーンの研究”
そう言う「井崎さん」は「富浦」さんにもえっちを仕掛け、パワーストーン「エンジェライト」に愛のパワーを注入するのでした。
えっち後、普通に自己紹介していた部長「井崎さん」が可笑しいですね。
あれは気まずいなぁ。
なかなか強引な勧誘で、ほぼ無理矢理にえっちへ引き込んでいました。
何がどう研究なのかは知りませんが、えろい部活です。
部員2人だけというのが不思議。
「ロマンシング・ストーン 秘境の伝説」と、どこぞのRPGみたいなタイトルの2話目。
採掘に出掛けた面々。
さっそくスコップを…とか真面目に取り組もうとする「富浦さん」を横目に、いきなりえっちを始めております。
部長さんいいですね。
ただ、こちらの注目はえっち2度目となる「富浦さん」
初めてな相手「三島くん」に対するドキドキ感がやたら可愛らしく描かれていました。
※左:新入生「富浦さん」、右:高槻佳江・志村亜希
ここだけ見ると、成年漫画という雰囲気ないですよね。
「Pop-Secret!」、「Rock-Secret!」も連続話。
なんだか男性器っぽいのが生えていた「志村亜希」は、よく本を読んでいる「高槻佳江」に相談を持ちかけたのでした。
そんなんが1話目「Pop-Secret!」
”クラス1ウザイ”という「相川」さんも顔を見せていましたが、こちらは「亜希」・「佳江」の2人。
触ったりしているうち、ほぼストレートにえっちへ突入します。
生えたというソレがなんなのか…やっぱり解決はしていませんね。
ふたなりというにはサイズ小さく、女性のアレが大きくなったような雰囲気でしたが。
2話目「Rock-Secret!」は、「佳江さん」から家庭科準備室に呼び出された「亜希さん」
ある人物の思惑から、そちらで拘束されていた「佳江さん」
同じく縛られた「亜希さん」の目前で、複数えっちされるというもの。
こちらでも「相川さん」はサービスなし。
大きめな眼鏡がイイ感じの「佳江さん」がメインです。
後半では、先の短編とはちょっと異なるシチュエーションにて「亜希」・「佳江」のえっちがありました。
肝試しからの短編「初夏の夜の夢」は、子供会のアイドル的上級生「矢田」さん。
暗がりで、他の男性陣にぶつかってしまった幽霊役の「ヨシト」くん。
同じく幽霊役で待機していた「矢田さん」は彼の保護者ということで、責任を取ることとなってしまったのでした。
「ヨシトくん」からはお姉ちゃんですが、男性陣からは年下になるのかな。
身をもってかばったほか、オチでもお姉さんらしい優しさを見せています。
切っ掛けは置いといて、2人は今後も何らかありそうですね。
「夏まで待てない」は時期前に海へ来たカップルのお話。
波でうっかりズブ濡れになった「あずさ」ちゃん。
建物の残っていた海の家で着替えようとしたんですが…パンチラから、彼氏のスイッチが入ってしまったのでした。
まぁ、良いシチュエーションですからね。
途中から、えっちに気付いた見知らぬ男が参加。
2人の思惑としてはズレていたものの、あの判断は適切でしょう。
新たな扉を開けてしまったような感じですね。
※左:矢田さん、�右:あずさちゃん
コメディーちっくなまとまりでした。
ほか、「村野」くん、「小沼」さんの「スウィーツ&ビター」は洋菓子店での実習漫画。
あるタイミングで気絶してしまった「小沼さん」に対し、「村野くん」がえっちを仕掛けるというもの。
突き飛ばしてのことなので、息があるからと言ってえろい事しないように。
あの場面で助けない店長さんは、いかにも成年漫画の住人ですねー。
自分の失敗で逆ギレした挙句、彼女を強迫するなど、「村野くん」は急激に性格が悪化したみたい。
「初モノ・フルーツ狩り」は、時給が良いと参加した、鬼ごっこバイトでのエピソード。
”逃げきれば倍”
…とか言っていましたが、そんな甘い話はなく。
捕まったらえっちなことをされるルールだったのです。
まぁ、時給とかは人集めのエサでしょうね。(←実際支払われるかどうか知りませんが)
「深夜の令嬢鑑賞宴」はお嬢様が複数の泥棒らに襲われるお話。
祖父の美術館にて、複数えっちになります。
こちらのポイントは、やっぱり展示の像「アポロくん」
非常に良い笑顔で股間を触っていましたが…あー分かる分かる。
旅行へ行った際など、ひでるさんは目についてヌード銅像を写真に撮ってますが、なにゆえあーしたものは全裸なんでしょうね。
周囲に人がいなければ、とりあえず触ってみたくなるのが人情。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 雰囲気はいいんですが、ちょっとこざっぱりし過ぎかと。
・話3: 可愛い絵柄のわりに、複数えっちが多めです。
・独3: 「お引っ越し~」のような、ほんのりした方お話のが好みです。
合計:[8/15]
複数は多いですが、表現こざっぱりとしているので、さらりと読めます。
そんなんも含めて、独特な世界が堪能できるでしょう。
中姦試験 (ワールドコミックススペシャル)
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・絵 :■■□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]複数・貧乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: 短編×10(うち「ロマンシング・ストーン」×2、
「Secret!シリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「羽村わたる(はむら・わたる)」センセの「中姦試験」です。
個人的に思い出深い「久保書店」さんの単行本です。
その昔。
たしか…コンプティークだっけかな。
「織倉まこと」センセの描かれた「来々妖魔奇譚っ!」の表紙に心揺さぶられたひでるさんは、必死になって方々探し求めて購入しました。
※こんなんです。
この時の絵はやっぱりいいですねー。
そちらが「久保書店」さんの単行本なんですねー。
そんな当時から良くも悪くも雰囲気はほとんど変わることなく、独特なまとまりになっています。
先ほどHPを見てきましたが、やっぱりそんなん。
なんだか昔に戻ったような錯覚を覚えました(笑)
↑いい意味でね。
さて、本日はそちらの新刊「中姦試験」です。
描かれている「羽村わたる」センセはこちらが2冊目…と思いきや、ちらりと調べたら「くら☆りっさ」センセの別名と分かりました。
ベテランさんです。
とりあえず、あの癖ある絵柄を”個性”と判断するか、好みであるかどうかでしょう。
きっちり読み手を選ぶものです。
せっかくなので、このまま続けますね。
※絵里ちゃん
こうした呑気な感じのが好きです。
太めな線のゆったり絵柄。
白スペースがあり、全体的にこざっぱりとした色合い。
描き込みも同様ですね。
人物絵はふっくら丸い輪郭と華奢なスタイル。
ロリというか、貧乳なヒロイン群です。
平たく、デフォルメも強め。
イラストとか4コマなどで見られそうなタッチで、えっちっぽくないのが特徴。
そんなヒロインらの成年漫画な描写をお楽しみ下さい。
今風ではない、懐かしい雰囲気でした。
それがため、↓表紙などのカラー絵よりも、白黒絵のが味わい深いと思います。
とかく癖はあり、前述しているように好き・嫌いが真っ二つになるだろうものでした。
収録でのお気に入り「お引っ越し忘れ物」
主人公「橋口」くんは4年ほど住んだアパートから、引っ越すよう準備をしておりました。
あらかた荷造りを終えた頃、ふと押し入れに女性の下着を発見したのです。
不思議がる彼に対し、
「私の…です…」
そう押し入れ奥の隠し扉から、手が伸びてきたのでした。
そんな訳で、部屋の押し入れ部分に女の子「絵里」ちゃんが住んでいた、というぶっ飛んだ設定のラブコメ。
「あ~あ、見つかっちゃった…」
とか言っていました。
この呑気な空気が絵柄と合って可笑しいです。
彼がココに引っ越して来た時から住んでいたらしく、なんと4年もの間同居していた2人。
食糧がなくなる軽い被害のほか、連れ込んだ女性に逃げられるなど、なかなか洒落にならないことまであったみたい。
ヒデェなぁ。
そんな訳で、4年分の家賃を身体で支払うという展開でした。
彼女えっちでしたが、それすらも「橋口」くんの発散を一緒に見ていたため、となかなか恥ずかしい感じ。
オチの1コマがまたやたら可愛いですね。
「ロマンシング・ストーン」、「ロマンシング・ストーン 秘境の伝説」と続く冒頭話は連続モノ。
パワーストーン部を訪ねた新入生「富浦」さん。
ドアを開けると、いきなり部長「井崎」さんと副部長「三島」くんのえっち現場に鉢合わせてしまったのです。
”パワーストーンの研究”
そう言う「井崎さん」は「富浦」さんにもえっちを仕掛け、パワーストーン「エンジェライト」に愛のパワーを注入するのでした。
えっち後、普通に自己紹介していた部長「井崎さん」が可笑しいですね。
あれは気まずいなぁ。
なかなか強引な勧誘で、ほぼ無理矢理にえっちへ引き込んでいました。
何がどう研究なのかは知りませんが、えろい部活です。
部員2人だけというのが不思議。
「ロマンシング・ストーン 秘境の伝説」と、どこぞのRPGみたいなタイトルの2話目。
採掘に出掛けた面々。
さっそくスコップを…とか真面目に取り組もうとする「富浦さん」を横目に、いきなりえっちを始めております。
部長さんいいですね。
ただ、こちらの注目はえっち2度目となる「富浦さん」
初めてな相手「三島くん」に対するドキドキ感がやたら可愛らしく描かれていました。
※左:新入生「富浦さん」、右:高槻佳江・志村亜希
ここだけ見ると、成年漫画という雰囲気ないですよね。
「Pop-Secret!」、「Rock-Secret!」も連続話。
なんだか男性器っぽいのが生えていた「志村亜希」は、よく本を読んでいる「高槻佳江」に相談を持ちかけたのでした。
そんなんが1話目「Pop-Secret!」
”クラス1ウザイ”という「相川」さんも顔を見せていましたが、こちらは「亜希」・「佳江」の2人。
触ったりしているうち、ほぼストレートにえっちへ突入します。
生えたというソレがなんなのか…やっぱり解決はしていませんね。
ふたなりというにはサイズ小さく、女性のアレが大きくなったような雰囲気でしたが。
2話目「Rock-Secret!」は、「佳江さん」から家庭科準備室に呼び出された「亜希さん」
ある人物の思惑から、そちらで拘束されていた「佳江さん」
同じく縛られた「亜希さん」の目前で、複数えっちされるというもの。
こちらでも「相川さん」はサービスなし。
大きめな眼鏡がイイ感じの「佳江さん」がメインです。
後半では、先の短編とはちょっと異なるシチュエーションにて「亜希」・「佳江」のえっちがありました。
肝試しからの短編「初夏の夜の夢」は、子供会のアイドル的上級生「矢田」さん。
暗がりで、他の男性陣にぶつかってしまった幽霊役の「ヨシト」くん。
同じく幽霊役で待機していた「矢田さん」は彼の保護者ということで、責任を取ることとなってしまったのでした。
「ヨシトくん」からはお姉ちゃんですが、男性陣からは年下になるのかな。
身をもってかばったほか、オチでもお姉さんらしい優しさを見せています。
切っ掛けは置いといて、2人は今後も何らかありそうですね。
「夏まで待てない」は時期前に海へ来たカップルのお話。
波でうっかりズブ濡れになった「あずさ」ちゃん。
建物の残っていた海の家で着替えようとしたんですが…パンチラから、彼氏のスイッチが入ってしまったのでした。
まぁ、良いシチュエーションですからね。
途中から、えっちに気付いた見知らぬ男が参加。
2人の思惑としてはズレていたものの、あの判断は適切でしょう。
新たな扉を開けてしまったような感じですね。
※左:矢田さん、�右:あずさちゃん
コメディーちっくなまとまりでした。
ほか、「村野」くん、「小沼」さんの「スウィーツ&ビター」は洋菓子店での実習漫画。
あるタイミングで気絶してしまった「小沼さん」に対し、「村野くん」がえっちを仕掛けるというもの。
突き飛ばしてのことなので、息があるからと言ってえろい事しないように。
あの場面で助けない店長さんは、いかにも成年漫画の住人ですねー。
自分の失敗で逆ギレした挙句、彼女を強迫するなど、「村野くん」は急激に性格が悪化したみたい。
「初モノ・フルーツ狩り」は、時給が良いと参加した、鬼ごっこバイトでのエピソード。
”逃げきれば倍”
…とか言っていましたが、そんな甘い話はなく。
捕まったらえっちなことをされるルールだったのです。
まぁ、時給とかは人集めのエサでしょうね。(←実際支払われるかどうか知りませんが)
「深夜の令嬢鑑賞宴」はお嬢様が複数の泥棒らに襲われるお話。
祖父の美術館にて、複数えっちになります。
こちらのポイントは、やっぱり展示の像「アポロくん」
非常に良い笑顔で股間を触っていましたが…あー分かる分かる。
旅行へ行った際など、ひでるさんは目についてヌード銅像を写真に撮ってますが、なにゆえあーしたものは全裸なんでしょうね。
周囲に人がいなければ、とりあえず触ってみたくなるのが人情。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵2: 雰囲気はいいんですが、ちょっとこざっぱりし過ぎかと。
・話3: 可愛い絵柄のわりに、複数えっちが多めです。
・独3: 「お引っ越し~」のような、ほんのりした方お話のが好みです。
合計:[8/15]
複数は多いですが、表現こざっぱりとしているので、さらりと読めます。
そんなんも含めて、独特な世界が堪能できるでしょう。
中姦試験 (ワールドコミックススペシャル)
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■東京レイヴンズ (鈴見敦)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]陰陽道・アクション
・おまけ: あとがき。
・その他: 原作「あざの耕平」、折り返しにコメント、
カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴見敦(すずみ・あつし)」センセの「東京レイヴンズ 1巻」です。
漫画を購入する際、気をつけているのがダブリ。
特にひでるさんはすぐに読めないこと多いため、巻数ある漫画などは携帯に発売日などを送ったりして気をつけているんですが…。
やってしまいました。
アマゾンで予約していたのをすっっかり忘れていたんですねー。
宅急便が届いてびっくりよ。
※こんな感じね。でも、異なるコスチュームが楽しめました。
ただ。
予約していたのは限定版なんですが、双方並んでいた店頭で手に取ったのは通常版。
微妙に心境が変化したんですかね(笑)
さて、本日は「東京レイヴンズ 1巻」です。
引っ掛かったのは↓表紙の巫女さんイラストでしたが、決め手は見知った名前があったため。
キャラクター原案の「すみ兵」センセですね。
もう成年漫画は描かないかなー。
なお、今回の漫画を描かれているのは、「鈴見敦」センセでした。
これはコレでお話とも合って良い感じです。
「東京レイヴンズ」は小説を原作とした単行本。
そっちと同時進行しているんだって。
漫画の2巻も2月に発売されるみたいですね。
※親友「北斗さん」
1巻では彼女が非常に良かったです。
陰陽師「土御門夜光(つちみかど・やこう)」の儀式によって、過去に大霊災に見舞われた東京。
霊災は現代でも続いており、専門として扱う陰陽庁、捜査する呪捜官(じゅそうかん)、対処する祓魔官(ふつまかん)などが当たり前の世界。
田舎の学校に通う主人公「土御門春虎(つちみかど・はるとら)」
分家ながら陰陽道の宗家である土御門家の人間で、「安倍晴明」の子孫。
ただし彼には霊気が見えず、また本家の「土御門夏目」が天才と呼ばれるほどの実力者であったため、親友「北斗(ほくと)」が期待するその話題には、”才能無い”と避けていたのです。
そんな頃、陰陽師のエリート学園である「陰陽塾」の夏休みを利用し、幼馴染みである「夏目」が会いに来たのでした。
端折ってますが、だいたいそうした導入部。
和風ファンタジーな漫画。
舞台が現代であるため、龍とか馬など、いかにもっぽい式神らと共に、”壮行鬼兵(そうこうきへい)”という機械的なものも登場していました。
そうしたバトルっぽい点より、お話で目立っていたのはラブコメちっくな描写。
前半の「北斗さん」、メインヒロインの「夏目さん」らがいい感じで、やや意固地なまでに陰陽師関連の話題を遠ざけていた「春虎くん」を決意させるには十分でした。
非常に良かったですよ。
※国家一級陰陽師「大連寺鈴鹿」
彼女は今後も登場するのかな。
また、こちらの1巻はとある理由から”泰山府君祭(たいざんふくんさい)”を行わんとしている国家一級陰陽師、”十二神将”の1人である「大連寺鈴鹿(だいれんじ・すずか)」とのお話がメイン。
そのために本家「夏目さん」が狙われており、それに「春虎くん」が巻き込まれるという流れ。
ある程度特異な家系であったものの、普通の生活を送っていた彼が別世界に身を投じるまでが描かれるという、全体がプロローグっぽいもの。
変に端折っておらず、じっくり描かれているだけあって、説得力と読み応えがありました。
たまに2、3話で詰め込んじゃう漫画もありますからねー。
なお、次巻は男装した「夏目さん」との学園生活になるようで、こちらも見逃せません。
あとがき部分に描かれていた彼女が、またやたら可愛いので必見。
前半のヒロイン「北斗さん」
元気溢れる、典型的な友人系ヒロインでした。
ショートカットの可愛い娘で、お祭りでは浴衣なんて着ております。
2話では、またやたらキュートな言動をしていましたが…次の登場シーンで驚き。
この1巻では、メインの「夏目さん」を霞ませるほどの存在感がありました。
※本家の「土御門夏目」
右が男装姿です。わざとこちらを差し込んでみました。
一方、しっかり↓表紙を飾っている「夏目さん」
初登場の1話では、「北斗さん」と差をつけるためか、大人しくも厳しい雰囲気でした。
まぁ、それは~~な理由なんでしょうね。
明らかに様子のおかしい喫茶店シーンは、2周目だとなるほど、と納得。
察しの良い方は、この時点でピーンとくるかもしれません。
ひでるさんはうっかりスルーしてしまいましたが。
4話からの巫女服が良く、「鈴鹿」との対決シーンでは意外にいっぱい・いっぱいな様を見せていました。
そうした場面では、さすがに「春虎くん」は男の子。
本来ならば、彼女の式神となった彼がその指示によって動くんでしょうけど、どうやら戦場がはっきり見えているのは彼の方みたい。
そうしたあべこべな様が、これからのバトルにて味付けになっていくのでしょう。
”やたら運が悪い”という設定も、なんらかありそうですねー。
また、ラブコメ要素のある漫画の主人公として、素晴らしいまでの鈍感力を持つ「春虎くん」
漫画内でも再三友人である「阿刀冬児(あと・とうじ)」に突っ込まれていましたが、あれは酷い。
彼女らがイラっとくるのも当然でしょう。
特に収録ではオチ部分にある場面では、ぎりぎりまで1人蚊帳の外におりました。
もう少しがんばれ(笑)
※おまけ:混乱する「夏目さん」
こんな表情も見せてくれます。
くっきりとした細線の絵柄。
ジャンルがためか描き込みは細かく、コマ割りも複雑。
ごっちゃりとした感じでしたが、濃淡やらバランスやらの強弱は適度で、見易いもの。
色が濃すぎることもなく、アクション面も違和感なく良好。
迫力がありました。
キャラの表情ほか、あちこちの表現も良かったですね。
↓表紙などカラーだとやや雰囲気異なりますが、だいたいの判断はそちらで問題ありません。
小説版イラストの「すみ兵」センセより、親しみ易い感じにまとまっています。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: バランス良く適度にまとまっています。
・話5: こちらは2人のヒロインが秀逸でした。良かったです。
・独3: 次巻からが本番かな。このお話ならでは、というポイントを期待します。
合計:[12/15]
こちらの話は公式HPがあったので、気になる方は参考にどうぞ。
プロモーション映像もあるんですね。
ややネタバレもあったので、見る際にはちょっと注意。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]陰陽道・アクション
・おまけ: あとがき。
・その他: 原作「あざの耕平」、折り返しにコメント、
カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴見敦(すずみ・あつし)」センセの「東京レイヴンズ 1巻」です。
漫画を購入する際、気をつけているのがダブリ。
特にひでるさんはすぐに読めないこと多いため、巻数ある漫画などは携帯に発売日などを送ったりして気をつけているんですが…。
やってしまいました。
アマゾンで予約していたのをすっっかり忘れていたんですねー。
宅急便が届いてびっくりよ。
※こんな感じね。でも、異なるコスチュームが楽しめました。
ただ。
予約していたのは限定版なんですが、双方並んでいた店頭で手に取ったのは通常版。
微妙に心境が変化したんですかね(笑)
さて、本日は「東京レイヴンズ 1巻」です。
引っ掛かったのは↓表紙の巫女さんイラストでしたが、決め手は見知った名前があったため。
キャラクター原案の「すみ兵」センセですね。
もう成年漫画は描かないかなー。
なお、今回の漫画を描かれているのは、「鈴見敦」センセでした。
これはコレでお話とも合って良い感じです。
「東京レイヴンズ」は小説を原作とした単行本。
そっちと同時進行しているんだって。
漫画の2巻も2月に発売されるみたいですね。
※親友「北斗さん」
1巻では彼女が非常に良かったです。
陰陽師「土御門夜光(つちみかど・やこう)」の儀式によって、過去に大霊災に見舞われた東京。
霊災は現代でも続いており、専門として扱う陰陽庁、捜査する呪捜官(じゅそうかん)、対処する祓魔官(ふつまかん)などが当たり前の世界。
田舎の学校に通う主人公「土御門春虎(つちみかど・はるとら)」
分家ながら陰陽道の宗家である土御門家の人間で、「安倍晴明」の子孫。
ただし彼には霊気が見えず、また本家の「土御門夏目」が天才と呼ばれるほどの実力者であったため、親友「北斗(ほくと)」が期待するその話題には、”才能無い”と避けていたのです。
そんな頃、陰陽師のエリート学園である「陰陽塾」の夏休みを利用し、幼馴染みである「夏目」が会いに来たのでした。
端折ってますが、だいたいそうした導入部。
和風ファンタジーな漫画。
舞台が現代であるため、龍とか馬など、いかにもっぽい式神らと共に、”壮行鬼兵(そうこうきへい)”という機械的なものも登場していました。
そうしたバトルっぽい点より、お話で目立っていたのはラブコメちっくな描写。
前半の「北斗さん」、メインヒロインの「夏目さん」らがいい感じで、やや意固地なまでに陰陽師関連の話題を遠ざけていた「春虎くん」を決意させるには十分でした。
非常に良かったですよ。
※国家一級陰陽師「大連寺鈴鹿」
彼女は今後も登場するのかな。
また、こちらの1巻はとある理由から”泰山府君祭(たいざんふくんさい)”を行わんとしている国家一級陰陽師、”十二神将”の1人である「大連寺鈴鹿(だいれんじ・すずか)」とのお話がメイン。
そのために本家「夏目さん」が狙われており、それに「春虎くん」が巻き込まれるという流れ。
ある程度特異な家系であったものの、普通の生活を送っていた彼が別世界に身を投じるまでが描かれるという、全体がプロローグっぽいもの。
変に端折っておらず、じっくり描かれているだけあって、説得力と読み応えがありました。
たまに2、3話で詰め込んじゃう漫画もありますからねー。
なお、次巻は男装した「夏目さん」との学園生活になるようで、こちらも見逃せません。
あとがき部分に描かれていた彼女が、またやたら可愛いので必見。
前半のヒロイン「北斗さん」
元気溢れる、典型的な友人系ヒロインでした。
ショートカットの可愛い娘で、お祭りでは浴衣なんて着ております。
2話では、またやたらキュートな言動をしていましたが…次の登場シーンで驚き。
この1巻では、メインの「夏目さん」を霞ませるほどの存在感がありました。
※本家の「土御門夏目」
右が男装姿です。わざとこちらを差し込んでみました。
一方、しっかり↓表紙を飾っている「夏目さん」
初登場の1話では、「北斗さん」と差をつけるためか、大人しくも厳しい雰囲気でした。
まぁ、それは~~な理由なんでしょうね。
明らかに様子のおかしい喫茶店シーンは、2周目だとなるほど、と納得。
察しの良い方は、この時点でピーンとくるかもしれません。
ひでるさんはうっかりスルーしてしまいましたが。
4話からの巫女服が良く、「鈴鹿」との対決シーンでは意外にいっぱい・いっぱいな様を見せていました。
そうした場面では、さすがに「春虎くん」は男の子。
本来ならば、彼女の式神となった彼がその指示によって動くんでしょうけど、どうやら戦場がはっきり見えているのは彼の方みたい。
そうしたあべこべな様が、これからのバトルにて味付けになっていくのでしょう。
”やたら運が悪い”という設定も、なんらかありそうですねー。
また、ラブコメ要素のある漫画の主人公として、素晴らしいまでの鈍感力を持つ「春虎くん」
漫画内でも再三友人である「阿刀冬児(あと・とうじ)」に突っ込まれていましたが、あれは酷い。
彼女らがイラっとくるのも当然でしょう。
特に収録ではオチ部分にある場面では、ぎりぎりまで1人蚊帳の外におりました。
もう少しがんばれ(笑)
※おまけ:混乱する「夏目さん」
こんな表情も見せてくれます。
くっきりとした細線の絵柄。
ジャンルがためか描き込みは細かく、コマ割りも複雑。
ごっちゃりとした感じでしたが、濃淡やらバランスやらの強弱は適度で、見易いもの。
色が濃すぎることもなく、アクション面も違和感なく良好。
迫力がありました。
キャラの表情ほか、あちこちの表現も良かったですね。
↓表紙などカラーだとやや雰囲気異なりますが、だいたいの判断はそちらで問題ありません。
小説版イラストの「すみ兵」センセより、親しみ易い感じにまとまっています。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: バランス良く適度にまとまっています。
・話5: こちらは2人のヒロインが秀逸でした。良かったです。
・独3: 次巻からが本番かな。このお話ならでは、というポイントを期待します。
合計:[12/15]
こちらの話は公式HPがあったので、気になる方は参考にどうぞ。
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■ツンツンしちゃうお年頃 (ネムネム)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏に表紙・紹介帯リンク絵、
4コマ漫画×9、キャライラスト、ラフ絵。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント(初回のみ)、
小ポスター、カラー(4P)、短編×11
(うち「演劇部シリーズ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ネムネム」センセの「ツンツンしちゃうお年頃」です。
なんだか久しぶり。
最近目にしていた単行本は、紹介帯に幅があっても何もないこと多かったんですよ。
ただ、こちらは期待に応えてくれました。
紹介帯、↓表紙、カバー裏…と、だんだん下着が脱げていくパターンです。
できれば表情変化も欲しかったですが、それは欲張りかな。
さて、本日は「ネムネム」センセ。
「ツンツンしちゃうお年頃」は2冊目の単行本でした。
くくりが”華陵学園初等部”ということで、ロリなヒロイン群です。
本編のが、カラーイラストよりもややロリちっくかな。
裏表紙に書いてあるとおり、華陵学園初等部の演劇部のエピソードが話数多く、今回のメインになっています。
カバーに描かれている3名のような、可愛らしいヒロインとのラブコメでした。
なお、「ネムネム」センセの初単行本「おとこのこちっく」は…”100%おとこのこの本です”とのこと。
うわわ、あっぶなー。
(※ひでるさんはショタ系非対応)
※左:あいちゃん、右:近所のお姉さん
このお姉さんが結構好き。こっちジャンルの漫画集も見たいです。
まずは軽く短編から。
「あい」・「ゆう」の小ポスターの2人が登場する「ふたごなんだもん」
男女の双子で、そっくりなんですが「ゆうちゃん」は男の子。
「あいちゃん」に女装をさせられており、キスシーンから始まる即えっち系です。
彼女のが積極的でしたね。
えっち”されている”という「ゆうちゃん」がためか、ほぼ「あいちゃん」の成すがまま。
そのため…性別は逆みたいでした。
「僕と彼女のヘンタイエッチ」も女装男子…というか、男女で服装を取り替えてのえっちでした。
「カオリ」・「ハルキ」の両名ともノリノリです。
やっぱり男子役の「カオリちゃん」のが、やや積極的。
女子の学ラン姿はいいですねー。
その後の4コマも必見です。
「素直になれない」は、眼鏡のヒロイン「あい」ちゃんと幼馴染み「ケイスケ」くん。
よく喧嘩をしている2人でしたが、ふと「あいちゃん」が目を奪われていたえっち本を一緒に見る流れ。
まぁ、あんなシチュエーションならば、始まって当然のこと。
お尻でしたけれど。
途中の「しょうがないなぁ」の台詞が好きです。
収録で「お泊りお姉さん搾り」のみお姉さん系の短編。
巨乳な年上女性で、ひでるさん的にはコッチのが好きですが…全体の単行本イメージからは異質な存在でしょう。
可愛らしさと包容力を持つお姉さん。
思春期に差し掛かった近所の男の子「陽」くんを、やんわりたしなめながらえっちするような流れ。
可愛らしい顔で、なかなか良いスタイル。
他が貧乳揃いなこともあり、よく目立っていました。
彼女が主導で、ちょっと恥ずかしいようなこともされていたものの、優しく包み込まれるような感じでしたよ。
コレはいいなぁ。
「ネムネム」センセはこっち系でも全然大丈夫そうですね。
※左:部長「東あおい」、右:ななみさん
収録ヒロインはこうしたロリちっくな可愛い娘さんらです。
それら短編以外の7話は、全て華陵学園初等部・演劇部でのエピソード。
↓表紙を飾る演劇部・部長「東あおい」、副部長「谷川いおり」のカップルほか、演者「ななみ」さん、大道具係「芹沢まい」さん、謎の部員「宍戸ユイ」などなど、所属する様々な部員らのオムニバス形式。
いちおうそれぞれは繋がっており、部長「あおいさん」のお話がいちおうメイン的な位置付けになっていました。
そこそこ大所帯な部活のようでしたが、各キャラの交流は頻繁。
この演劇部群像みたいな各話は、なかなか良いまとまりでした。
読み応えもあり、面白かったです。
(※単純にひでるさん好みというのもあるでしょうけど)
「犬猿の仲!?」は犬役の「ななみちゃん」と猿役「亮太」くんの居残り練習。
劇は「ももたろう」ですね。
そうすると2人は準主役であり、部の演者では目立つ方なのかな。
(※後の劇でもその他大勢でなく、役付きでした)
少なくとも劇には熱心で、後の行動を見る限りなかなか良い男子だと思います。
「ななみちゃん」が惚れて当然。
謎の部員「ユイさん」のフォローがえっちへの手助けになっていました。
1コマだけでしたが、彼女もなかなか良いお尻ですね。
「部長のラブロマンス!?」は部長「あおい」、副部長「いおり」のメインカップル。
台本は彼の担当で、総指揮が「あおいさん」の役目みたい。
”今度は大人っぽいお話”
そうした依頼に頭を抱える「いおりくん」と、伝わらないもどかしさに苦しむ「あおいさん」
ふと、間に割って入った謎の部員「ユイさん」から”参考にするといい”と差し出されたラブストーリーに目を通すうちに…という流れ。
ラブロマンス、というよりエロ小説っぽいですね。
素直でない、ツンデレちっくな「あおいさん」との図書室えっちでした。
タイトル通りですね。
その後の4コマにも登場する謎の部員「ユイさん」が非常に良いです。
えっちはないもののポイントに顔を見せ、独特な存在感を示していました。
なお、「ももたろう」では桃役、「さるかに合戦」では柿役と、演技が想像できそうな役柄もいい感じ。
彼女メインのお話が見たかったなー。
※おまけ:謎の部員「宍戸ユイ」
いちおう役をもらっているものの、”謎の部員”だそうで。
「どっちがスキ!?」は大道具係の面々。
大道具係だけで6名くらいの姿が確認できるため、↑上で”そこそこ大所帯”と書きました。
頻繁に演目が決まっているところなどを見ると、なかなか人気の部活であるのかもしれません。
こちらの劇は「一寸法師」
劇をプールで行うと発案した部長「あおいさん」は、お椀の船の制作を命じるのでした。
「つべこべ言わずプロ根性見せなさいよ!!」
…って、彼らプロではないと思いますよ、「あおいさん」
テストで乗っていた「芹沢まい」さんが転覆してしまったため、「カズ」・「マサ」という彼女に想いを寄せる2人が人工呼吸で揉めるという展開でした。
どっちでもいいから、早くやったんさい(笑)
そのまま3名での複数えっちになり、スクール水着な「まいさん」が素敵。
ありゃー、どっちかになんて決められないわね。
勿体なくて。
部長「あおい」、副部長「いおり」メイン2話目「部長のキモチ」
こちらでは普段の奮闘する「あおいさん」が描かれていました。
ただ強引に進めるだけでなく、アレコレ頑張ってました。
そうした日々の忙しさと、前回えっちの影響から爆発寸前という彼女を、「いおりくん」がサポートするような流れ。
ああ、彼は良い女房役だ。
おそらく、ぱっと華やかな彼女を影で支えているんでしょう。
ただ…こちらの「あおいさん」は彼をグーで殴ってたりしました。
もう、ツンデレなんだからぁ。
台詞とは裏腹なモノローグをお楽しみに。
シリーズでカラー原稿をゲットしたのは、部長さんではなく「ななみちゃん」でした。
そんな訳で、彼女の2話目「ワンコになってもいいですか?」
先の演目「ももたろう」にて、特訓の甲斐あって見事な演技を披露した2人。
しかし、2人の仲が悪いという認識なままであった部長「あおいさん」は、”次の機会では「亮太くん」と近い役を避ける”と明言したのです。
彼と離れてしまうことを懸念した「ななみちゃん」は…という流れ。
またまた犬コスプレです。
屋上へ行って、あーんな状態(耳・尻尾など以外は全裸)の女の子がいたら…大そう度肝を抜かれるでしょう(笑)
彼女えっちになりましたねー。
仲良しでなにより。
※左:大道具係「芹沢まい」、右:保健委員「中山メイ」
なかなか変わったことを試行錯誤でやってる演劇部です。
「メイちゃんのおまじない☆」は短編でも何度かあった、最近の流行り(←たぶん)の女装男子ネタ。
演目「シンデレラ」にて、ヒロインに抜擢されたのは男子「山田次郎」でした。
「女の子になりきって演技するように」
そう部長「あおいさん」に指示された彼は、保健委員の彼女「中山メイ」ちゃんに相談をしたのです。
ツインテールな「メイちゃん」も可愛いですが、彼もまた女装似合うなー。
漫画ですね。
保健室でのえっちで、先の短編「ふたごなんだもん」と同様に彼女のがノリノリでした。
「山田のやつ違和感なくなったな」
とか言われており、ちょっと道を踏み外したような感じ(笑)
最終話・表題作「ツンツンしちゃうお年頃」は部長「あおい」、副部長「いおり」というメインカップルの結末話。
「いおりくん」との微妙な関係に頭を悩ます「あおいさん」
そんな頃、次の劇にて使用する妖精衣装の大事な部分に穴が空いているという事件が起こったのでした。
最後なんで、詳細は伏せますね。
本番間近でのトラブルで混乱する大道具係「芹沢まいさん」に対し、部長然としたところを見せているので注目。
指示したのも「あおいさん」なのかな。
故あって、その妖精服を着た彼女とのえっちが楽しめます。
こざっぱりとした描き込みの絵柄。
適度なくらい濃淡で、細かい線はなくすっきり。
ロリっぽく可愛いまとまりなため、バランスが微妙に感じるコマもありましたが、些細なくらい。
目立つような崩れ・乱れは見られず、可愛らしいまとまりでした。
1話だけ収録されたお姉さんもなかなか雰囲気良く、幅の広さを感じます。
各話で多少の差はありますが、全体は安定傾向。
カラー絵は、イラストのお仕事をちらほらされているだけあって非常に綺麗な仕上がり。
パチッとおさまりが良く、さすがでした。
ただ、白黒絵とは多少差があるので、ちょっと気をつけて頂ければ幸いです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ロリ絵でしたがクドさはなく、間口は広めだと思います。
・話4: やはり演劇部シリーズが楽しかったですよ。
・独4: 男女とも可愛くまとまったラブコメ話です。
合計:[12/15]
なお、初回のみ「携帯待ち受けFLASHプレゼント」があります。
(※紹介帯の下に”初版購入者限定!”と書かれていれば大丈夫)
ツンツンしちゃうお年頃 (OKS COMIX)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏に表紙・紹介帯リンク絵、
4コマ漫画×9、キャライラスト、ラフ絵。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント(初回のみ)、
小ポスター、カラー(4P)、短編×11
(うち「演劇部シリーズ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ネムネム」センセの「ツンツンしちゃうお年頃」です。
なんだか久しぶり。
最近目にしていた単行本は、紹介帯に幅があっても何もないこと多かったんですよ。
ただ、こちらは期待に応えてくれました。
紹介帯、↓表紙、カバー裏…と、だんだん下着が脱げていくパターンです。
できれば表情変化も欲しかったですが、それは欲張りかな。
さて、本日は「ネムネム」センセ。
「ツンツンしちゃうお年頃」は2冊目の単行本でした。
くくりが”華陵学園初等部”ということで、ロリなヒロイン群です。
本編のが、カラーイラストよりもややロリちっくかな。
裏表紙に書いてあるとおり、華陵学園初等部の演劇部のエピソードが話数多く、今回のメインになっています。
カバーに描かれている3名のような、可愛らしいヒロインとのラブコメでした。
なお、「ネムネム」センセの初単行本「おとこのこちっく」は…”100%おとこのこの本です”とのこと。
うわわ、あっぶなー。
(※ひでるさんはショタ系非対応)
※左:あいちゃん、右:近所のお姉さん
このお姉さんが結構好き。こっちジャンルの漫画集も見たいです。
まずは軽く短編から。
「あい」・「ゆう」の小ポスターの2人が登場する「ふたごなんだもん」
男女の双子で、そっくりなんですが「ゆうちゃん」は男の子。
「あいちゃん」に女装をさせられており、キスシーンから始まる即えっち系です。
彼女のが積極的でしたね。
えっち”されている”という「ゆうちゃん」がためか、ほぼ「あいちゃん」の成すがまま。
そのため…性別は逆みたいでした。
「僕と彼女のヘンタイエッチ」も女装男子…というか、男女で服装を取り替えてのえっちでした。
「カオリ」・「ハルキ」の両名ともノリノリです。
やっぱり男子役の「カオリちゃん」のが、やや積極的。
女子の学ラン姿はいいですねー。
その後の4コマも必見です。
「素直になれない」は、眼鏡のヒロイン「あい」ちゃんと幼馴染み「ケイスケ」くん。
よく喧嘩をしている2人でしたが、ふと「あいちゃん」が目を奪われていたえっち本を一緒に見る流れ。
まぁ、あんなシチュエーションならば、始まって当然のこと。
お尻でしたけれど。
途中の「しょうがないなぁ」の台詞が好きです。
収録で「お泊りお姉さん搾り」のみお姉さん系の短編。
巨乳な年上女性で、ひでるさん的にはコッチのが好きですが…全体の単行本イメージからは異質な存在でしょう。
可愛らしさと包容力を持つお姉さん。
思春期に差し掛かった近所の男の子「陽」くんを、やんわりたしなめながらえっちするような流れ。
可愛らしい顔で、なかなか良いスタイル。
他が貧乳揃いなこともあり、よく目立っていました。
彼女が主導で、ちょっと恥ずかしいようなこともされていたものの、優しく包み込まれるような感じでしたよ。
コレはいいなぁ。
「ネムネム」センセはこっち系でも全然大丈夫そうですね。
※左:部長「東あおい」、右:ななみさん
収録ヒロインはこうしたロリちっくな可愛い娘さんらです。
それら短編以外の7話は、全て華陵学園初等部・演劇部でのエピソード。
↓表紙を飾る演劇部・部長「東あおい」、副部長「谷川いおり」のカップルほか、演者「ななみ」さん、大道具係「芹沢まい」さん、謎の部員「宍戸ユイ」などなど、所属する様々な部員らのオムニバス形式。
いちおうそれぞれは繋がっており、部長「あおいさん」のお話がいちおうメイン的な位置付けになっていました。
そこそこ大所帯な部活のようでしたが、各キャラの交流は頻繁。
この演劇部群像みたいな各話は、なかなか良いまとまりでした。
読み応えもあり、面白かったです。
(※単純にひでるさん好みというのもあるでしょうけど)
「犬猿の仲!?」は犬役の「ななみちゃん」と猿役「亮太」くんの居残り練習。
劇は「ももたろう」ですね。
そうすると2人は準主役であり、部の演者では目立つ方なのかな。
(※後の劇でもその他大勢でなく、役付きでした)
少なくとも劇には熱心で、後の行動を見る限りなかなか良い男子だと思います。
「ななみちゃん」が惚れて当然。
謎の部員「ユイさん」のフォローがえっちへの手助けになっていました。
1コマだけでしたが、彼女もなかなか良いお尻ですね。
「部長のラブロマンス!?」は部長「あおい」、副部長「いおり」のメインカップル。
台本は彼の担当で、総指揮が「あおいさん」の役目みたい。
”今度は大人っぽいお話”
そうした依頼に頭を抱える「いおりくん」と、伝わらないもどかしさに苦しむ「あおいさん」
ふと、間に割って入った謎の部員「ユイさん」から”参考にするといい”と差し出されたラブストーリーに目を通すうちに…という流れ。
ラブロマンス、というよりエロ小説っぽいですね。
素直でない、ツンデレちっくな「あおいさん」との図書室えっちでした。
タイトル通りですね。
その後の4コマにも登場する謎の部員「ユイさん」が非常に良いです。
えっちはないもののポイントに顔を見せ、独特な存在感を示していました。
なお、「ももたろう」では桃役、「さるかに合戦」では柿役と、演技が想像できそうな役柄もいい感じ。
彼女メインのお話が見たかったなー。
※おまけ:謎の部員「宍戸ユイ」
いちおう役をもらっているものの、”謎の部員”だそうで。
「どっちがスキ!?」は大道具係の面々。
大道具係だけで6名くらいの姿が確認できるため、↑上で”そこそこ大所帯”と書きました。
頻繁に演目が決まっているところなどを見ると、なかなか人気の部活であるのかもしれません。
こちらの劇は「一寸法師」
劇をプールで行うと発案した部長「あおいさん」は、お椀の船の制作を命じるのでした。
「つべこべ言わずプロ根性見せなさいよ!!」
…って、彼らプロではないと思いますよ、「あおいさん」
テストで乗っていた「芹沢まい」さんが転覆してしまったため、「カズ」・「マサ」という彼女に想いを寄せる2人が人工呼吸で揉めるという展開でした。
どっちでもいいから、早くやったんさい(笑)
そのまま3名での複数えっちになり、スクール水着な「まいさん」が素敵。
ありゃー、どっちかになんて決められないわね。
勿体なくて。
部長「あおい」、副部長「いおり」メイン2話目「部長のキモチ」
こちらでは普段の奮闘する「あおいさん」が描かれていました。
ただ強引に進めるだけでなく、アレコレ頑張ってました。
そうした日々の忙しさと、前回えっちの影響から爆発寸前という彼女を、「いおりくん」がサポートするような流れ。
ああ、彼は良い女房役だ。
おそらく、ぱっと華やかな彼女を影で支えているんでしょう。
ただ…こちらの「あおいさん」は彼をグーで殴ってたりしました。
もう、ツンデレなんだからぁ。
台詞とは裏腹なモノローグをお楽しみに。
シリーズでカラー原稿をゲットしたのは、部長さんではなく「ななみちゃん」でした。
そんな訳で、彼女の2話目「ワンコになってもいいですか?」
先の演目「ももたろう」にて、特訓の甲斐あって見事な演技を披露した2人。
しかし、2人の仲が悪いという認識なままであった部長「あおいさん」は、”次の機会では「亮太くん」と近い役を避ける”と明言したのです。
彼と離れてしまうことを懸念した「ななみちゃん」は…という流れ。
またまた犬コスプレです。
屋上へ行って、あーんな状態(耳・尻尾など以外は全裸)の女の子がいたら…大そう度肝を抜かれるでしょう(笑)
彼女えっちになりましたねー。
仲良しでなにより。
※左:大道具係「芹沢まい」、右:保健委員「中山メイ」
なかなか変わったことを試行錯誤でやってる演劇部です。
「メイちゃんのおまじない☆」は短編でも何度かあった、最近の流行り(←たぶん)の女装男子ネタ。
演目「シンデレラ」にて、ヒロインに抜擢されたのは男子「山田次郎」でした。
「女の子になりきって演技するように」
そう部長「あおいさん」に指示された彼は、保健委員の彼女「中山メイ」ちゃんに相談をしたのです。
ツインテールな「メイちゃん」も可愛いですが、彼もまた女装似合うなー。
漫画ですね。
保健室でのえっちで、先の短編「ふたごなんだもん」と同様に彼女のがノリノリでした。
「山田のやつ違和感なくなったな」
とか言われており、ちょっと道を踏み外したような感じ(笑)
最終話・表題作「ツンツンしちゃうお年頃」は部長「あおい」、副部長「いおり」というメインカップルの結末話。
「いおりくん」との微妙な関係に頭を悩ます「あおいさん」
そんな頃、次の劇にて使用する妖精衣装の大事な部分に穴が空いているという事件が起こったのでした。
最後なんで、詳細は伏せますね。
本番間近でのトラブルで混乱する大道具係「芹沢まいさん」に対し、部長然としたところを見せているので注目。
指示したのも「あおいさん」なのかな。
故あって、その妖精服を着た彼女とのえっちが楽しめます。
こざっぱりとした描き込みの絵柄。
適度なくらい濃淡で、細かい線はなくすっきり。
ロリっぽく可愛いまとまりなため、バランスが微妙に感じるコマもありましたが、些細なくらい。
目立つような崩れ・乱れは見られず、可愛らしいまとまりでした。
1話だけ収録されたお姉さんもなかなか雰囲気良く、幅の広さを感じます。
各話で多少の差はありますが、全体は安定傾向。
カラー絵は、イラストのお仕事をちらほらされているだけあって非常に綺麗な仕上がり。
パチッとおさまりが良く、さすがでした。
ただ、白黒絵とは多少差があるので、ちょっと気をつけて頂ければ幸いです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ロリ絵でしたがクドさはなく、間口は広めだと思います。
・話4: やはり演劇部シリーズが楽しかったですよ。
・独4: 男女とも可愛くまとまったラブコメ話です。
合計:[12/15]
なお、初回のみ「携帯待ち受けFLASHプレゼント」があります。
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■大好きです!!魔法天使こすもす (瀬口たかひろ)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]魔法少女・コメディー
・おまけ:
・その他: 原作「水無月すう」、折り返しにコメント、
カラー(4P)、4話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「瀬口たかひろ(せぐち・たかひろ)」センセの「大好きです!!魔法天使こすもす 1巻」です。
こちらは、「そらのおとしもの」の6年後を描いた漫画でした。
紹介帯には結構大きな文字で書かれていたんですが、それに気付いたのは家で読む直前(本当)
↓表紙の女の子に釣られたんですね。
直接の続編という訳ではないでしょうけれど、たぶん前作品を知っていた方がより楽しめるだろうもの。
ひでるさんはそっちTVで見たくらいの知識です。
やっちまった。
そう思ったんですが… ああ、コレは面白い。
基本コメディーで何かと暴走しがちですが、不可解な謎あり、恐怖を感じさせるシリアスな場面があり、軽いサービスシーンもあり、ラブコメちっくな描写や涙を誘う温かなお話などもありました。
ここまで詰め込むと、たいていは掴みどころない、わちゃくちゃな漫画になるんですが、それぞれのバランス感覚も適度なものです。
「そらのおとしもの」との関連も今のところ(1巻)では「守形英四郎(すがた・えいしろう)」のみ。
しかも1巻ではちょろっと顔を見せる程度の出番で、そっちを知らなくても大丈夫なよう配慮された結果みたい。
※大好きです!!魔法天使こすもす・ヒロインズ
個性的なキャラクターらが登場してます。
…と、だいたいはそんな感じ。
オススメです。
そのあたりまで書けば、紹介として十分にも思いますが、毎度のようにもうちょっと内容を付け加えます。
「大好きです!!魔法天使こすもす 1巻」です。
描かれている「瀬口たかひろ」センセは、こちらのブログで「僕のアイドロイド」を紹介している方。
可愛いヒロインを描かれ、過ぎない程度のサービスとラブコメ描写のお上手な漫画家さん。
こんなお話はぴったりですね。
花美町にて小学生ながら秋風荘の管理人をしている「秋風こすもす」
世界では町が消えて砂漠になってしまう、”砂漠化”という現象が起こっておりました。
「この砂漠には、雪が降る」
通信に残された最後のメッセージそのまま、なんと花美町にも春というのに雪が降ってきたのです。
買い物に出かけていた「こすもす」は雪と同時に妙な生命体に接触。
砂の入った小瓶を渡され、”町を守りたければ魔法使いになれ”そう言われたのでした。
秋風荘の住人にして、大好きな兄的存在の「轟雷太」の危機から、魔法天使となった「こすもす」
砂漠化を阻止するため、雪と戦うのです。
大雑把には、だいたいそんな感じ。
前述したように、もっとも強いのはコメディー色。
憧れな彼「雷太」ほか住人「皇園子」など、はっちゃけた個性的な面々がお話をかき回しています。
主人公「こすもすちゃん」がちょっと弱気な優等生的女の子であったため、故あって下着と融合した使い魔などにも振り回されるような感じ。
↓表紙は笑顔ですが、どっちかというと困ったり、恥ずかしがったりする表情のが多いですね。
えー、彼女のそんな様をお楽しみ下さい(笑)
それと共に目立っているのが、シリアスな面とサービス描写。
砂漠化の正体が1巻からある程度示されています。
細かな理由などは置いといて、冗談では済まないような状況。
特に3話から4話にて描かれたそれは、普段のおちゃらけた雰囲気とは異なるもの。
普通の魔法少女のようなお気楽さはなく、かなり深刻な事態でした。
一方、サービス描写はパンチラが中心。
主人公「こすもすちゃん」は…年齢的に難しいか。
使い魔が彼女の下着であるという、どこぞの成年漫画のような設定にはになっていましたが。
いちおう、変身シーンでは全裸になっていたようですが、バストトップまでは描かれないみたい。
そっち方面の担当は、高校生「甘木そよかぜ」さんですね。
各ポイントで、健康的なお色気を披露しておりました。
※秋風こすもす
小学生ながら、苦労人な「こすもすちゃん」です。
セオリーで、魔法天使となる流れが描かれた1話目。
やっぱり竹ボーキにエプロンなイメージなんですね。
(※ちなみに、エプロンの柄は”TARU TARU”です)
住人の食事まで用意しておりましたが、確かにいいお嫁さんになりそう。
二日酔いという「園子さん」には、さっとおかゆ作って出していたりします。
大好きな~、というモノローグで紹介された「雷太くん」
昔のイメージがあるとはいえ、あの姿を見てもなお慕い続ける「こすもすちゃん」が凄い。
また、彼の誕生日を切っ掛けとした宴会はカオスのようでしたが、酔い潰れた皆を横目に1人で後片付けをしていました。
いい娘さんだ。
前半ではそのように人物設定が示されており、後半はメインの魔法天使になる切っ掛けエピソード。
さっき↑上では生命体と書きましたけど、彼女が接触した怪物のようなもの。
「ヴァリアさま(※夢幻戦士ヴァリス)」もなんとなく怪しげな雰囲気でしたが、こちらも相当。
「こすもすちゃん」が変身を決意したのはお兄ちゃんの危機ということでしたが、秋風荘が出たのは目撃しておらず、彼女の聞いたのは叫び声だけ。
助けた際の彼は酔っ払って寝ていたので…なんだか作為的。
彼女大丈夫かなぁ。
熊のぬいぐるみにしようとしていた使い魔が、ある切っ掛けで下着となってしまうのはコメディーですね。
そんな訳で続く2話目はその使い魔とのお話。
スカート奥からの声と会話するシーンはなんだかえっちよね(笑)
3話では当然拒否していましたが、穿いて出撃してほしいです。
ここは”人の願いを叶えてみよう”という流れからの展開で、ターゲットは「雷太くん」です。
軽いえっちコメディーみたいな感じ。
人形とはいえ、彼があーした行動にでるのは納得でしょう。
やっぱりいちおう確かめたくなるのが心情。
その後の行動も突飛なもので、さすが前科1犯という感じ。
※左:甘木そよかぜ、右:皇園子
軽くサービス描写とシリアスシーンを。「園子さん」のこんな表情は意外でした。
3話目はお話の鍵を握ってそうな「園子さん」とのエピソード。
「こすもすちゃん」の秘密に気付いたっぽい「園子さん」
”正体がバレると大切な人を失う”
そう言われたため、必死に誤魔化そうとしていましたが…あんなに分かり易いリアクションしたらバレバレですわね。
逃げ込んだ先が「そよかぜさん」の高校で、ここはサービス描写が多め。
実はカリスマ卒業生である、「園子さん」に対する女生徒らのリアクションが秀逸です。
わはは。
邪念いっぱいな使い魔も可笑しく、後半にあった「こすもすちゃん」の大ピンチシーンにご期待下さい。
そんな感じではっちゃけていた漫画ですが、3話オチ部分からは前述したようにシリアス。
また、こちらのお話は「こすもすちゃん」の家庭の事情がメインになっており、ケーキを題材とした割り算の問題に沈む彼女が切ないです。
おそらく、単純に計算だけなら、解けるんでしょうけどね。
友達「さつき」ちゃんの好意を、笑顔と嘘で返してしまうシーンがまた変に大人で泣けてきます。
後半の展開はまた非常に良いですね。
2話と同じ漫画とは思えません(笑)
繊細な細線の絵柄。
濃淡・描き込み共に適度な感じで、非常に綺麗なまとまり。
背景や小物も巧く、小さいコマや引き絵も丁寧。
コメディー描写でもいい感じに崩れていました。
前述したように様々な要素の盛り込まれた作品ですが、それを巧く表現・処理できる、漫画力(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージ)のある方です。
テンポ良く、サクサク読み進められます。
カラーでもそう変化しないので、↓表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ここはまったく問題ないかと。ややコメディー絵が強め。
・話5: すっと引き込まれる漫画でした。
・独4: 盛り込まれた要素は巧く処理されてましたが、ドタバタ感はあります。
合計:[14/15]
さて、今のところ「そらのおとしもの」と関連した「英四郎」が顔を見せるのは、オチ部分。
2巻からはよりお話に絡んでくるのかな。
雰囲気から察するに、結構重要な役回りのようでした。
そのうち「イカロス」とかも登場するんでしょうか。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]魔法少女・コメディー
・おまけ:
・その他: 原作「水無月すう」、折り返しにコメント、
カラー(4P)、4話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「瀬口たかひろ(せぐち・たかひろ)」センセの「大好きです!!魔法天使こすもす 1巻」です。
こちらは、「そらのおとしもの」の6年後を描いた漫画でした。
紹介帯には結構大きな文字で書かれていたんですが、それに気付いたのは家で読む直前(本当)
↓表紙の女の子に釣られたんですね。
直接の続編という訳ではないでしょうけれど、たぶん前作品を知っていた方がより楽しめるだろうもの。
ひでるさんはそっちTVで見たくらいの知識です。
やっちまった。
そう思ったんですが… ああ、コレは面白い。
基本コメディーで何かと暴走しがちですが、不可解な謎あり、恐怖を感じさせるシリアスな場面があり、軽いサービスシーンもあり、ラブコメちっくな描写や涙を誘う温かなお話などもありました。
ここまで詰め込むと、たいていは掴みどころない、わちゃくちゃな漫画になるんですが、それぞれのバランス感覚も適度なものです。
「そらのおとしもの」との関連も今のところ(1巻)では「守形英四郎(すがた・えいしろう)」のみ。
しかも1巻ではちょろっと顔を見せる程度の出番で、そっちを知らなくても大丈夫なよう配慮された結果みたい。
※大好きです!!魔法天使こすもす・ヒロインズ
個性的なキャラクターらが登場してます。
…と、だいたいはそんな感じ。
オススメです。
そのあたりまで書けば、紹介として十分にも思いますが、毎度のようにもうちょっと内容を付け加えます。
「大好きです!!魔法天使こすもす 1巻」です。
描かれている「瀬口たかひろ」センセは、こちらのブログで「僕のアイドロイド」を紹介している方。
可愛いヒロインを描かれ、過ぎない程度のサービスとラブコメ描写のお上手な漫画家さん。
こんなお話はぴったりですね。
花美町にて小学生ながら秋風荘の管理人をしている「秋風こすもす」
世界では町が消えて砂漠になってしまう、”砂漠化”という現象が起こっておりました。
「この砂漠には、雪が降る」
通信に残された最後のメッセージそのまま、なんと花美町にも春というのに雪が降ってきたのです。
買い物に出かけていた「こすもす」は雪と同時に妙な生命体に接触。
砂の入った小瓶を渡され、”町を守りたければ魔法使いになれ”そう言われたのでした。
秋風荘の住人にして、大好きな兄的存在の「轟雷太」の危機から、魔法天使となった「こすもす」
砂漠化を阻止するため、雪と戦うのです。
大雑把には、だいたいそんな感じ。
前述したように、もっとも強いのはコメディー色。
憧れな彼「雷太」ほか住人「皇園子」など、はっちゃけた個性的な面々がお話をかき回しています。
主人公「こすもすちゃん」がちょっと弱気な優等生的女の子であったため、故あって下着と融合した使い魔などにも振り回されるような感じ。
↓表紙は笑顔ですが、どっちかというと困ったり、恥ずかしがったりする表情のが多いですね。
えー、彼女のそんな様をお楽しみ下さい(笑)
それと共に目立っているのが、シリアスな面とサービス描写。
砂漠化の正体が1巻からある程度示されています。
細かな理由などは置いといて、冗談では済まないような状況。
特に3話から4話にて描かれたそれは、普段のおちゃらけた雰囲気とは異なるもの。
普通の魔法少女のようなお気楽さはなく、かなり深刻な事態でした。
一方、サービス描写はパンチラが中心。
主人公「こすもすちゃん」は…年齢的に難しいか。
使い魔が彼女の下着であるという、どこぞの成年漫画のような設定にはになっていましたが。
いちおう、変身シーンでは全裸になっていたようですが、バストトップまでは描かれないみたい。
そっち方面の担当は、高校生「甘木そよかぜ」さんですね。
各ポイントで、健康的なお色気を披露しておりました。
※秋風こすもす
小学生ながら、苦労人な「こすもすちゃん」です。
セオリーで、魔法天使となる流れが描かれた1話目。
やっぱり竹ボーキにエプロンなイメージなんですね。
(※ちなみに、エプロンの柄は”TARU TARU”です)
住人の食事まで用意しておりましたが、確かにいいお嫁さんになりそう。
二日酔いという「園子さん」には、さっとおかゆ作って出していたりします。
大好きな~、というモノローグで紹介された「雷太くん」
昔のイメージがあるとはいえ、あの姿を見てもなお慕い続ける「こすもすちゃん」が凄い。
また、彼の誕生日を切っ掛けとした宴会はカオスのようでしたが、酔い潰れた皆を横目に1人で後片付けをしていました。
いい娘さんだ。
前半ではそのように人物設定が示されており、後半はメインの魔法天使になる切っ掛けエピソード。
さっき↑上では生命体と書きましたけど、彼女が接触した怪物のようなもの。
「ヴァリアさま(※夢幻戦士ヴァリス)」もなんとなく怪しげな雰囲気でしたが、こちらも相当。
「こすもすちゃん」が変身を決意したのはお兄ちゃんの危機ということでしたが、秋風荘が出たのは目撃しておらず、彼女の聞いたのは叫び声だけ。
助けた際の彼は酔っ払って寝ていたので…なんだか作為的。
彼女大丈夫かなぁ。
熊のぬいぐるみにしようとしていた使い魔が、ある切っ掛けで下着となってしまうのはコメディーですね。
そんな訳で続く2話目はその使い魔とのお話。
スカート奥からの声と会話するシーンはなんだかえっちよね(笑)
3話では当然拒否していましたが、穿いて出撃してほしいです。
ここは”人の願いを叶えてみよう”という流れからの展開で、ターゲットは「雷太くん」です。
軽いえっちコメディーみたいな感じ。
人形とはいえ、彼があーした行動にでるのは納得でしょう。
やっぱりいちおう確かめたくなるのが心情。
その後の行動も突飛なもので、さすが前科1犯という感じ。
※左:甘木そよかぜ、右:皇園子
軽くサービス描写とシリアスシーンを。「園子さん」のこんな表情は意外でした。
3話目はお話の鍵を握ってそうな「園子さん」とのエピソード。
「こすもすちゃん」の秘密に気付いたっぽい「園子さん」
”正体がバレると大切な人を失う”
そう言われたため、必死に誤魔化そうとしていましたが…あんなに分かり易いリアクションしたらバレバレですわね。
逃げ込んだ先が「そよかぜさん」の高校で、ここはサービス描写が多め。
実はカリスマ卒業生である、「園子さん」に対する女生徒らのリアクションが秀逸です。
わはは。
邪念いっぱいな使い魔も可笑しく、後半にあった「こすもすちゃん」の大ピンチシーンにご期待下さい。
そんな感じではっちゃけていた漫画ですが、3話オチ部分からは前述したようにシリアス。
また、こちらのお話は「こすもすちゃん」の家庭の事情がメインになっており、ケーキを題材とした割り算の問題に沈む彼女が切ないです。
おそらく、単純に計算だけなら、解けるんでしょうけどね。
友達「さつき」ちゃんの好意を、笑顔と嘘で返してしまうシーンがまた変に大人で泣けてきます。
後半の展開はまた非常に良いですね。
2話と同じ漫画とは思えません(笑)
繊細な細線の絵柄。
濃淡・描き込み共に適度な感じで、非常に綺麗なまとまり。
背景や小物も巧く、小さいコマや引き絵も丁寧。
コメディー描写でもいい感じに崩れていました。
前述したように様々な要素の盛り込まれた作品ですが、それを巧く表現・処理できる、漫画力(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージ)のある方です。
テンポ良く、サクサク読み進められます。
カラーでもそう変化しないので、↓表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ここはまったく問題ないかと。ややコメディー絵が強め。
・話5: すっと引き込まれる漫画でした。
・独4: 盛り込まれた要素は巧く処理されてましたが、ドタバタ感はあります。
合計:[14/15]
さて、今のところ「そらのおとしもの」と関連した「英四郎」が顔を見せるのは、オチ部分。
2巻からはよりお話に絡んでくるのかな。
雰囲気から察するに、結構重要な役回りのようでした。
そのうち「イカロス」とかも登場するんでしょうか。
大好きです!!魔法天使こすもす (1) (角川コミックス・エース 316-1) (2011/01/26) 瀬口 たかひろ 商品詳細を見る |
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■らぶなう (みつや)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・胸
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おまけまんが」、
カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「ひみつのお嬢様」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みつや」センセの「らぶなう」です。
↓表紙・裏表紙、そして折り返しまで、カバーは1枚絵になっております。
ずらりと登場ヒロインらが並んでいるんですね。
ちゃんと各パートに配置されてました。
なにゆえ皆さん胸を丸出しにしているのか、どんなシチュエーションなのか、巻末の描き下ろし「おまけまんが」に描かれております。
登場キャラが集合しているので、誰がどこにいるのか探してみるといいでしょう。
そんなこんなで、本日は久しぶりな「みつや」センセです。
こちらのブログでは、初単行本(110123まちがい)「萌乳☆」から「パイコレ」、一般系「恋降る夜の物語」まで紹介をしております。
新刊である5冊目の単行本は、成年系「らぶなう」です。
こちら、本来は去年9月発売予定であったようですが、タイミング合わず1月になった様子。
色々とあるんでしょうね。
※左:ミミちゃん、右:学園長令嬢「熊神美沙」
連続話の2人です。後編でもしっかり「ミミちゃん」参加してます。
”所構わず股間がビンビンになってしまう”
そんな悩みを抱える主人公「直木正継(なおき・まさつぐ)」(※真継は誤植?)
学園長令嬢「熊神美沙」が実は男好き~という他愛無い噂話にもギンギンに反応していた彼は、気になる相手「ミミ」ちゃんからラブレターを貰いました。
呼び出しに応じて体育館へ行ってみると、彼女ほかチアリーディング部の面々に囲まれて…と、そんなんが、収録では唯一の前後編「ひみつのお嬢様」です。
前編は八重歯の可愛い「ミミちゃん」とのえっち。
体育館のド真ん中とは、なかなか恥ずかしい感じ。
ただ、取り囲むチア部の女の子らも、えっちはないものの軽く脱いでおり、見た目に優しかったです。
「ミミちゃん」の一言から、後編へと繋がっていました。
こちらでの「ミミちゃん」はとある理由でメイド服。
詳細は伏せますが、彼女の案内によって学園長令嬢「美沙さん」とのえっちになります。
普段からあんな状態のようなので、確かに選ばれてしかるべきかも。(ヒデェ理由ですが)
裏表紙でこちら向きなのが「美沙さん」
ツリ目と髪型、ほんのり厚い唇、さらには喋り方にて、お嬢様っぽさを表現しておりました。
これがなかなかいい感じ。
さらーっと流れさていましたが、色々シチュエーションを見たいですね。
学校でえっちしてほしかったなぁ。
「午後のアイスコーヒー」は喫茶店「カフェ・ドゥー」でのコメディーちっくなお話。
こちらの「もえみ」さんが↓表紙でこちら向きな女の子。
アイスコーヒーを注文した男性。
ミルクがついてないことに気づくと~という切っ掛け。
このパターンは王道ですね。
「うちのお店では気に入ったお客様がいると”店内でHしていい”という方針がありまして…」
とか言ってました。
ううむ、喫茶店とか言いながら、新手の風俗ですわね。
胸元開いたコスチュームが可愛く、彼が通おうとするのも納得。
ただ、まさかあんなオチが待ち構えているとは驚きでした。
受験を控えた息子のため、会社住み込みの父はメイド教会に依頼。
さいたま支部から、メイド「日津路めりい」さんがやって来ました。
しかし、ドジっ娘な彼女は何をやらせてもダメで、唯一できることは夜の相手だったのでした。
「メリーさんはメイド」はそんな短編。
まぁ、それなりに費用かかっている筈なので、文句言って入れ替えが普通ですが、成年漫画ですからね。
えっちできればOKか。
お風呂にも、すんなり入ってきていました。
ここでの問題は、彼が”受験の真っ最中”であること。
「さっきは途中で終わっちゃいましたからね」
じゃ、ねーだろー!!
せめて邪魔しなければいいのに。
また、彼も受験生の身で、”結婚”とか”一生面倒みる”とか、軽々しく言わないように。
子供産ませてる場合じゃないでしょ。
勉強しなさいよ。
※娘「美香」・母「サキ」
どうですか!そっくりでしょ?
Wヒロインの「いけないレッスン」は家庭教師。
娘「美香」ちゃんの家庭教師である「キョウちゃん」は、母「サキ」さんの後輩で元カレでした。
彼をひと目で気に入った「美香ちゃん」は勉強そこそこに彼を誘惑しようとするんですが、そこに母「サキさん」が鉢合わせして…なーんて展開。
母子というより、ほぼ姉妹ですね。
2人並んだ絵は、髪型と胸サイズくらいの違いだけ。
「サキさん」はおそらく童顔で若く見えるんでしょうけど、あの年齢の子がいるとは思えないですねー。
見ていて引っ掛かったのは、彼にラブラブな「美香ちゃん」
”お兄ちゃん先生”
…とか呼んでいましたよ。
うわぁ。
「3年奇面組」の「立前正義」を思い出しますね。
(※そっちは「ちちにいちゃん」でしたが)
同じくWヒロインな「脱衣ポーカー」は、ポニーテールな「あすか」さんと友人「綾」さん。
この2人がそれぞれ折り返し部分ですね。
告白してから3年という「あすかさん」でしたが、彼氏「コータロー」くんとは何もないまま。
それを心配した”百戦錬磨”な「綾さん」は、彼の誕生日イベントを利用しようと考えたのでした。
タイトルそのまま、2人を相手に脱衣ポーカーする流れ。
微妙に勝てないところがリアルっぽいですが、アルコールの入っていた「綾さん」とはいい感じ。
あれが芝居ならば凄いんですが、オチを見る限りでは違う様子。
えっちし損ないましたね(笑)
ただ、彼女の頑張りあってか、残された2人で自然にえっちへと突入しておりました。
めでたし・めでたし。
「あすかさん」の巨乳を前にして、3年もの間放置していた理由はなんかあるんでしょうかね。
「ナグモ」くんとゲームで対戦した眼鏡の「ひより」さん。
初心者ながら、自称ゲーマーという彼を圧倒したんですが、ふと気付くと隣の彼女は独りえっちをしていたのでした。
短編「プレイゲーム!」はだいたいそんなん。
「これがヒミツの特訓法なの」
とか言ってましたが…逆に集中できないのでは?
それに気を取られた「ナグモくん」が負けるなら理解できますが、直接コントロールとは関係ないですし。
まぁ、冒頭から2人イイ感じだったので、遅かれ早かれという感じ。
カップル成立な漫画でした。
「魔女のキモチ」は魔法使いな「りおん」さん。
巨乳な女の子がいいなぁ、とえっち雑誌を眺めていた彼に対し、
「こんな女の子と仲良くなれる、魔法のギシキが~」
そう持ちかけ、目を閉じさせたのでした。
ファンタジーではないので、なんちゃって魔女ですね。
ラストシーンとか、彼の言葉などから察するに、舞台は学校みたい。
怪しげな小物ありましけど、あれは部室なのかな?
漫画は「りおんさん」からの告白えっち。
いかにも魔女ちっくなトンガリ帽子は取ってしまうものの、ローブは身に付けたままでひと安心。
それが最大の特徴ですからねぇ。
※左から、綾さん・あすかさん、魔法使い「りおんさん」
皆さん健康的なお色気でした。
「ゴーイング★まゆき」は姉「まゆき」さん、「小杉優子」ちゃんの2人。
それぞれとではなく、2人でのえっちでした。
冒頭で語られる、「のぶ郎」の想い人「優子ちゃん」
あの一言はどうですか?
常に何らかと比べられてそうで、気が気でないですわね(笑)
その依頼を受け、得意のタロット占いで招いた「優子ちゃん」と話すうち、自ら試してみたくなったのでした。
「まゆきさん」はふたなりなんですねー。
オチはこうした展開のお約束でした。
丸眼鏡と大きいリボンが特徴の「まゆきさん」は、ソレがなければ好みなキャラなんですが…。
くっきり・柔らかな曲線の絵柄。
コマ割りはそこそこ大きく、描き込みはスッキリめ。
濃淡は適度かやや薄めというくらい。
ページには余裕あるため、見易いです。
丸い輪郭とやや厚めな唇に特徴あるキャラ絵。
むちむちしたスタイルで、ふっくら健康的でした。
ラブコメなお話も手伝ってか、良くも悪くもえっちっぽくないですね。
一般系のような爽やかさもあります。
↓表紙などカラーとの差はさほどでもないため、判断はそちらで問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 優しいふんわり絵です。個性が多少強め。
・話3: ややこしさのない、ラブコメ話です。
・独3: プラスなんちゃらがほしいところでした。
合計:[10/15]
いまいち合わないかなぁ。
ぼんやりラブコメなお話もそうですが、脱ぐのが早くややフェチっぽさに欠けるのが最大の理由ではないかと。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・胸
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おまけまんが」、
カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「ひみつのお嬢様」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みつや」センセの「らぶなう」です。
↓表紙・裏表紙、そして折り返しまで、カバーは1枚絵になっております。
ずらりと登場ヒロインらが並んでいるんですね。
ちゃんと各パートに配置されてました。
なにゆえ皆さん胸を丸出しにしているのか、どんなシチュエーションなのか、巻末の描き下ろし「おまけまんが」に描かれております。
登場キャラが集合しているので、誰がどこにいるのか探してみるといいでしょう。
そんなこんなで、本日は久しぶりな「みつや」センセです。
こちらのブログでは、
新刊である5冊目の単行本は、成年系「らぶなう」です。
こちら、本来は去年9月発売予定であったようですが、タイミング合わず1月になった様子。
色々とあるんでしょうね。
※左:ミミちゃん、右:学園長令嬢「熊神美沙」
連続話の2人です。後編でもしっかり「ミミちゃん」参加してます。
”所構わず股間がビンビンになってしまう”
そんな悩みを抱える主人公「直木正継(なおき・まさつぐ)」(※真継は誤植?)
学園長令嬢「熊神美沙」が実は男好き~という他愛無い噂話にもギンギンに反応していた彼は、気になる相手「ミミ」ちゃんからラブレターを貰いました。
呼び出しに応じて体育館へ行ってみると、彼女ほかチアリーディング部の面々に囲まれて…と、そんなんが、収録では唯一の前後編「ひみつのお嬢様」です。
前編は八重歯の可愛い「ミミちゃん」とのえっち。
体育館のド真ん中とは、なかなか恥ずかしい感じ。
ただ、取り囲むチア部の女の子らも、えっちはないものの軽く脱いでおり、見た目に優しかったです。
「ミミちゃん」の一言から、後編へと繋がっていました。
こちらでの「ミミちゃん」はとある理由でメイド服。
詳細は伏せますが、彼女の案内によって学園長令嬢「美沙さん」とのえっちになります。
普段からあんな状態のようなので、確かに選ばれてしかるべきかも。(ヒデェ理由ですが)
裏表紙でこちら向きなのが「美沙さん」
ツリ目と髪型、ほんのり厚い唇、さらには喋り方にて、お嬢様っぽさを表現しておりました。
これがなかなかいい感じ。
さらーっと流れさていましたが、色々シチュエーションを見たいですね。
学校でえっちしてほしかったなぁ。
「午後のアイスコーヒー」は喫茶店「カフェ・ドゥー」でのコメディーちっくなお話。
こちらの「もえみ」さんが↓表紙でこちら向きな女の子。
アイスコーヒーを注文した男性。
ミルクがついてないことに気づくと~という切っ掛け。
このパターンは王道ですね。
「うちのお店では気に入ったお客様がいると”店内でHしていい”という方針がありまして…」
とか言ってました。
ううむ、喫茶店とか言いながら、新手の風俗ですわね。
胸元開いたコスチュームが可愛く、彼が通おうとするのも納得。
ただ、まさかあんなオチが待ち構えているとは驚きでした。
受験を控えた息子のため、会社住み込みの父はメイド教会に依頼。
さいたま支部から、メイド「日津路めりい」さんがやって来ました。
しかし、ドジっ娘な彼女は何をやらせてもダメで、唯一できることは夜の相手だったのでした。
「メリーさんはメイド」はそんな短編。
まぁ、それなりに費用かかっている筈なので、文句言って入れ替えが普通ですが、成年漫画ですからね。
えっちできればOKか。
お風呂にも、すんなり入ってきていました。
ここでの問題は、彼が”受験の真っ最中”であること。
「さっきは途中で終わっちゃいましたからね」
じゃ、ねーだろー!!
せめて邪魔しなければいいのに。
また、彼も受験生の身で、”結婚”とか”一生面倒みる”とか、軽々しく言わないように。
子供産ませてる場合じゃないでしょ。
勉強しなさいよ。
※娘「美香」・母「サキ」
どうですか!そっくりでしょ?
Wヒロインの「いけないレッスン」は家庭教師。
娘「美香」ちゃんの家庭教師である「キョウちゃん」は、母「サキ」さんの後輩で元カレでした。
彼をひと目で気に入った「美香ちゃん」は勉強そこそこに彼を誘惑しようとするんですが、そこに母「サキさん」が鉢合わせして…なーんて展開。
母子というより、ほぼ姉妹ですね。
2人並んだ絵は、髪型と胸サイズくらいの違いだけ。
「サキさん」はおそらく童顔で若く見えるんでしょうけど、あの年齢の子がいるとは思えないですねー。
見ていて引っ掛かったのは、彼にラブラブな「美香ちゃん」
”お兄ちゃん先生”
…とか呼んでいましたよ。
うわぁ。
「3年奇面組」の「立前正義」を思い出しますね。
(※そっちは「ちちにいちゃん」でしたが)
同じくWヒロインな「脱衣ポーカー」は、ポニーテールな「あすか」さんと友人「綾」さん。
この2人がそれぞれ折り返し部分ですね。
告白してから3年という「あすかさん」でしたが、彼氏「コータロー」くんとは何もないまま。
それを心配した”百戦錬磨”な「綾さん」は、彼の誕生日イベントを利用しようと考えたのでした。
タイトルそのまま、2人を相手に脱衣ポーカーする流れ。
微妙に勝てないところがリアルっぽいですが、アルコールの入っていた「綾さん」とはいい感じ。
あれが芝居ならば凄いんですが、オチを見る限りでは違う様子。
えっちし損ないましたね(笑)
ただ、彼女の頑張りあってか、残された2人で自然にえっちへと突入しておりました。
めでたし・めでたし。
「あすかさん」の巨乳を前にして、3年もの間放置していた理由はなんかあるんでしょうかね。
「ナグモ」くんとゲームで対戦した眼鏡の「ひより」さん。
初心者ながら、自称ゲーマーという彼を圧倒したんですが、ふと気付くと隣の彼女は独りえっちをしていたのでした。
短編「プレイゲーム!」はだいたいそんなん。
「これがヒミツの特訓法なの」
とか言ってましたが…逆に集中できないのでは?
それに気を取られた「ナグモくん」が負けるなら理解できますが、直接コントロールとは関係ないですし。
まぁ、冒頭から2人イイ感じだったので、遅かれ早かれという感じ。
カップル成立な漫画でした。
「魔女のキモチ」は魔法使いな「りおん」さん。
巨乳な女の子がいいなぁ、とえっち雑誌を眺めていた彼に対し、
「こんな女の子と仲良くなれる、魔法のギシキが~」
そう持ちかけ、目を閉じさせたのでした。
ファンタジーではないので、なんちゃって魔女ですね。
ラストシーンとか、彼の言葉などから察するに、舞台は学校みたい。
怪しげな小物ありましけど、あれは部室なのかな?
漫画は「りおんさん」からの告白えっち。
いかにも魔女ちっくなトンガリ帽子は取ってしまうものの、ローブは身に付けたままでひと安心。
それが最大の特徴ですからねぇ。
※左から、綾さん・あすかさん、魔法使い「りおんさん」
皆さん健康的なお色気でした。
「ゴーイング★まゆき」は姉「まゆき」さん、「小杉優子」ちゃんの2人。
それぞれとではなく、2人でのえっちでした。
冒頭で語られる、「のぶ郎」の想い人「優子ちゃん」
あの一言はどうですか?
常に何らかと比べられてそうで、気が気でないですわね(笑)
その依頼を受け、得意のタロット占いで招いた「優子ちゃん」と話すうち、自ら試してみたくなったのでした。
「まゆきさん」はふたなりなんですねー。
オチはこうした展開のお約束でした。
丸眼鏡と大きいリボンが特徴の「まゆきさん」は、ソレがなければ好みなキャラなんですが…。
くっきり・柔らかな曲線の絵柄。
コマ割りはそこそこ大きく、描き込みはスッキリめ。
濃淡は適度かやや薄めというくらい。
ページには余裕あるため、見易いです。
丸い輪郭とやや厚めな唇に特徴あるキャラ絵。
むちむちしたスタイルで、ふっくら健康的でした。
ラブコメなお話も手伝ってか、良くも悪くもえっちっぽくないですね。
一般系のような爽やかさもあります。
↓表紙などカラーとの差はさほどでもないため、判断はそちらで問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 優しいふんわり絵です。個性が多少強め。
・話3: ややこしさのない、ラブコメ話です。
・独3: プラスなんちゃらがほしいところでした。
合計:[10/15]
いまいち合わないかなぁ。
ぼんやりラブコメなお話もそうですが、脱ぐのが早くややフェチっぽさに欠けるのが最大の理由ではないかと。
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