■サカリザカリ (いくさりゅうじ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]思春期・貧乳
・おまけ: カバー裏にネタ絵、ゲストページ。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いくさりゅうじ」センセの「サカリザカリ 盛りざかり」です。
やっとこさ「バブイルの塔」まできました。
このままだと、「ジ・アフター~」をプレイできるのは…相当に後になりそうです。
というか、そこまで至らずに他のゲームを始めてそうですねー。
なかなかやれる機会もないので。
サイズが携帯くらいだったなら、片手でできるので電車内でもなんとかなるんですが…。
さて、本日は「サカリザカリ」ですね。
LOはなんだか久しぶり…でもないか。
描かれている「いくさりゅうじ」センセは、こちらが初単行本なのでした。
収録は全て短編によるもの。
くくりはLOですが、だいたい思春期頃なヒロイン群というところ。
”賞味期限が5年間くらい~”
とか紹介帯にあったものの、そうロリを前面にはしておりません。
収録各話はどれも単純なモノでなく、なかなか読みごたえがありました。
※宮下悠子
マッサージだそうなんですが…
まずはじんわりとした緊張感がドキドキな短編「サルビア」
4年生の「果穂」ちゃんはまったく見ず知らずだった近所のお兄さんと知りあい、やがて家で遊ぶようになっていたのでした。
素直で純粋な「果穂ちゃん」に対するお兄さんが…うわあ。
もう、いつかどうにかなるんだろうと、第三者のこちらがハラハラする展開です。
成年漫画なのに(笑)
中盤には、もう一歩でヤバイという雰囲気になっているんですが…まさかあんな台詞を言うとは実に意外。
え、ええー。
丸出しなくせして、そう言うか。
ただ、やっぱり読後感としては微妙ですわねー。
短編「ベルベットスノー」も似た雰囲気なネタ。
眼鏡なヒロイン「宮下悠子」と診療所の先生。
10年間という期間を経ての展開で、なかなかの忍耐っぷりでした。
これはまたエロいなぁ。
褐色肌が健康的な「高城夏来」さんの「少女グルー」
体育祭の団体種目を決めていなかった「夏来さん」は、教師と共に二人三脚へ出場することとなったのでした。
肌の色に相応しいポニーテールとブルマが良い感じ。
先生視点の、見下ろした彼女が可愛いです。
前半の態度から、あの展開はやや唐突感ありましたが…なるほどなぁ。
ちょっと背伸びしてるような、大人っぽい娘ですわねー。
より様々なプレイが察せられるだろう、漫画後が気になります。
双子「梓紗(あずさ)」・「梢恵(こずえ)」のスクール水着が眩しい「TWIST OF LOVE」
剣道場の息子「コウ」くんに想いを寄せる2人のえっち展開です。
本来ならば、やっぱり”相手蹴落としてでも独占したい”、っていう方がセオリーな気がするんですけど…。
お互いを理解し、分け合うという成年漫画な流れでした。
穏やかな顔であったものの「梢恵ちゃん」のが胸も大きくえっちに積極的。
ツンデレてる「梓紗さん」を導く、Wヒロイン・複数えっちです。
でも、剣道で禊(みそぎ)なんて行うものなの?
※左:高城夏来、右:梢恵・梓紗
ブルマとスクール水着が良い感じです。もっとコッチ系でも良かったのでは。
「バスの法則が乱れる!」はヒロイン「聖」ちゃんのブルマみたいな黒下着がキュートな1話。
幼馴染み「邦裕」くんとは付き合ったばかりで、”性欲過多”という彼のためあちこちでえっちとなるのでした。
まあ、ラブラブで結構。
通学バス内でのえっちとなっており、
「周りにバレるってぇ」
とか言いつつもお尻を提供してる「聖ちゃん」が可愛いのです。
このエピソードは収録で比較的毒や問題のないカップルで、読んでいて楽しい漫画。
詳細は伏せますが、「世界初すぎるわ!!」の前後が好き。
「君のとなり」は兄「優斗」と妹「弥子(みつこ)」の兄妹ネタ。
詳細については…残念ながらここで書けませんが、衝撃のオープニングから、どうなるんだろう!?って展開。
単純なラブラブ話でなく、なかなか重たい関係。
そんなんが28ページほどにわたって描かれていました。
読み応えはバッチリです。
「弥子さん」とは、前半の一緒にお風呂、中盤の試着室など、なかなかイイ感じ。
後半のあんなんで、ラブい感じにまとまるかと思ったんですが。
最後に描かれていた「弥子さん」に注目です。
「なずな」さんの短編「自由研究もラクじゃない!」も近親なお話。
こちらの場合は父親と娘なカップルです。
もうえっちはスムーズで、プレイの幅が広がるかなーというネタ。
ややコメディーっぽい可笑しさもあり、この父親はたぶん地獄へ堕ちてそうな感じ。
なーにが産卵体験なんだか。
「蜻蛉雫(かげろうしずく)」は人数多い複数な展開。
テニス部の「香山優莉」は、練習風景に男子が集まって来るほどの美少女。
換気扇からの匂いが好きで、よくそこで気分を落ち着かせていたんですが…クラスの「鈴木」がその正体を教えると誘ってきたのでした。
「生臭い中に…薄荷(はっか)のような匂い」
とか言ってましたよ。
壁に空いていた丸い穴からのネタは、ぶっちゃけ好み(笑)
もの凄い卑猥よねー。
また「優莉さん」が部活後そのままの姿で来ていたため、テニスウェアでアンダースコートなのでした。
モノの正体が何だか知って愕然としている暇もなく、複数に囲まれてしまうのです。
まぁね、確かに下らん悩みとかなんとかは吹っ飛ぶでしょう。
本当に良いかどうかは置いといて、ふっきれたようなオチは意外に爽やかでしたよ。
「Imitation Lily」も複数ですが、こちらは大勢の女子からサレる逆なパターンです。
男女が激しく対立するクラス。
その1人「尾形ハル」は女子でリーダー格である幼馴染みの「リナ」の家に呼ばれ、毎週末に彼女らの不満とか欲望を受け止めさせられていたのでした。
女装とかさせられて、完全にオモチャ状態ですわね。
なんとなく、設定的には3巻で完結した「限定彼女/内村かなめ」の成年漫画な感じ。
ちょっと羨ましいかな、と思ったりもしましたが、後半のあんなんはイヤだなぁ。
短編「叙情倶楽部」も複数えっちに発展するかと思いきや、そうでもなかったです。
こちらは、”美術倶楽部”が表向きという、えっちサークルに体験入部をした「舞」ちゃんのお話。
ページ数ではやや短め。
部長「小野塚」によって色々されるという流れなんですが、もうひとネタ欲しい気がしますね。
※左:聖ちゃん、右:妹「弥子さん」
キャラとしてはこの2人でしょう。両極端ですけど。
”作画を良くする事に気を配ってきた”
そう書かれていただけあって、ぱっと見はなかなか良好。
ただ、ちらほら乱れ・崩れを感じました。
個人的にはもう少し丁寧さと安定感が欲しいです。
この点については、新しいだろう原稿が良くなっていたので、次の巻はより期待できそう。
濃淡と描き込みは適度なくらいで、ページはややごっちゃり目。
どっちかと言うと、勢い押しですかね。
幅広め・楕円な輪郭で、軽く開いた口が特徴。
やや癖はありますが極端なロリバランスでなく、間口はそう狭くはありません。
カラーは↓表紙のが近いですね。
紹介帯裏面のカット絵が最も参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 初単行本で考えると良いと思いますが、もう少し安定して欲しいです。
・話4: 短編ながら読み応えある作品群です。中編とか良さそう。
・独3: もうプラス少々くらいフェチっぽさがあっても良いのでは。
合計:[10/15]
色々と細かな設定のある、深めな話もいいんですが。
バス漫画の「聖ちゃん」はお話楽しいまとまりで、キャラも良かったですね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]思春期・貧乳
・おまけ: カバー裏にネタ絵、ゲストページ。
・その他: 初単行本、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いくさりゅうじ」センセの「サカリザカリ 盛りざかり」です。
やっとこさ「バブイルの塔」まできました。
このままだと、「ジ・アフター~」をプレイできるのは…相当に後になりそうです。
というか、そこまで至らずに他のゲームを始めてそうですねー。
なかなかやれる機会もないので。
サイズが携帯くらいだったなら、片手でできるので電車内でもなんとかなるんですが…。
さて、本日は「サカリザカリ」ですね。
LOはなんだか久しぶり…でもないか。
描かれている「いくさりゅうじ」センセは、こちらが初単行本なのでした。
収録は全て短編によるもの。
くくりはLOですが、だいたい思春期頃なヒロイン群というところ。
”賞味期限が5年間くらい~”
とか紹介帯にあったものの、そうロリを前面にはしておりません。
収録各話はどれも単純なモノでなく、なかなか読みごたえがありました。
※宮下悠子
マッサージだそうなんですが…
まずはじんわりとした緊張感がドキドキな短編「サルビア」
4年生の「果穂」ちゃんはまったく見ず知らずだった近所のお兄さんと知りあい、やがて家で遊ぶようになっていたのでした。
素直で純粋な「果穂ちゃん」に対するお兄さんが…うわあ。
もう、いつかどうにかなるんだろうと、第三者のこちらがハラハラする展開です。
成年漫画なのに(笑)
中盤には、もう一歩でヤバイという雰囲気になっているんですが…まさかあんな台詞を言うとは実に意外。
え、ええー。
丸出しなくせして、そう言うか。
ただ、やっぱり読後感としては微妙ですわねー。
短編「ベルベットスノー」も似た雰囲気なネタ。
眼鏡なヒロイン「宮下悠子」と診療所の先生。
10年間という期間を経ての展開で、なかなかの忍耐っぷりでした。
これはまたエロいなぁ。
褐色肌が健康的な「高城夏来」さんの「少女グルー」
体育祭の団体種目を決めていなかった「夏来さん」は、教師と共に二人三脚へ出場することとなったのでした。
肌の色に相応しいポニーテールとブルマが良い感じ。
先生視点の、見下ろした彼女が可愛いです。
前半の態度から、あの展開はやや唐突感ありましたが…なるほどなぁ。
ちょっと背伸びしてるような、大人っぽい娘ですわねー。
より様々なプレイが察せられるだろう、漫画後が気になります。
双子「梓紗(あずさ)」・「梢恵(こずえ)」のスクール水着が眩しい「TWIST OF LOVE」
剣道場の息子「コウ」くんに想いを寄せる2人のえっち展開です。
本来ならば、やっぱり”相手蹴落としてでも独占したい”、っていう方がセオリーな気がするんですけど…。
お互いを理解し、分け合うという成年漫画な流れでした。
穏やかな顔であったものの「梢恵ちゃん」のが胸も大きくえっちに積極的。
ツンデレてる「梓紗さん」を導く、Wヒロイン・複数えっちです。
でも、剣道で禊(みそぎ)なんて行うものなの?
※左:高城夏来、右:梢恵・梓紗
ブルマとスクール水着が良い感じです。もっとコッチ系でも良かったのでは。
「バスの法則が乱れる!」はヒロイン「聖」ちゃんのブルマみたいな黒下着がキュートな1話。
幼馴染み「邦裕」くんとは付き合ったばかりで、”性欲過多”という彼のためあちこちでえっちとなるのでした。
まあ、ラブラブで結構。
通学バス内でのえっちとなっており、
「周りにバレるってぇ」
とか言いつつもお尻を提供してる「聖ちゃん」が可愛いのです。
このエピソードは収録で比較的毒や問題のないカップルで、読んでいて楽しい漫画。
詳細は伏せますが、「世界初すぎるわ!!」の前後が好き。
「君のとなり」は兄「優斗」と妹「弥子(みつこ)」の兄妹ネタ。
詳細については…残念ながらここで書けませんが、衝撃のオープニングから、どうなるんだろう!?って展開。
単純なラブラブ話でなく、なかなか重たい関係。
そんなんが28ページほどにわたって描かれていました。
読み応えはバッチリです。
「弥子さん」とは、前半の一緒にお風呂、中盤の試着室など、なかなかイイ感じ。
後半のあんなんで、ラブい感じにまとまるかと思ったんですが。
最後に描かれていた「弥子さん」に注目です。
「なずな」さんの短編「自由研究もラクじゃない!」も近親なお話。
こちらの場合は父親と娘なカップルです。
もうえっちはスムーズで、プレイの幅が広がるかなーというネタ。
ややコメディーっぽい可笑しさもあり、この父親はたぶん地獄へ堕ちてそうな感じ。
なーにが産卵体験なんだか。
「蜻蛉雫(かげろうしずく)」は人数多い複数な展開。
テニス部の「香山優莉」は、練習風景に男子が集まって来るほどの美少女。
換気扇からの匂いが好きで、よくそこで気分を落ち着かせていたんですが…クラスの「鈴木」がその正体を教えると誘ってきたのでした。
「生臭い中に…薄荷(はっか)のような匂い」
とか言ってましたよ。
壁に空いていた丸い穴からのネタは、ぶっちゃけ好み(笑)
もの凄い卑猥よねー。
また「優莉さん」が部活後そのままの姿で来ていたため、テニスウェアでアンダースコートなのでした。
モノの正体が何だか知って愕然としている暇もなく、複数に囲まれてしまうのです。
まぁね、確かに下らん悩みとかなんとかは吹っ飛ぶでしょう。
本当に良いかどうかは置いといて、ふっきれたようなオチは意外に爽やかでしたよ。
「Imitation Lily」も複数ですが、こちらは大勢の女子からサレる逆なパターンです。
男女が激しく対立するクラス。
その1人「尾形ハル」は女子でリーダー格である幼馴染みの「リナ」の家に呼ばれ、毎週末に彼女らの不満とか欲望を受け止めさせられていたのでした。
女装とかさせられて、完全にオモチャ状態ですわね。
なんとなく、設定的には3巻で完結した「限定彼女/内村かなめ」の成年漫画な感じ。
ちょっと羨ましいかな、と思ったりもしましたが、後半のあんなんはイヤだなぁ。
短編「叙情倶楽部」も複数えっちに発展するかと思いきや、そうでもなかったです。
こちらは、”美術倶楽部”が表向きという、えっちサークルに体験入部をした「舞」ちゃんのお話。
ページ数ではやや短め。
部長「小野塚」によって色々されるという流れなんですが、もうひとネタ欲しい気がしますね。
※左:聖ちゃん、右:妹「弥子さん」
キャラとしてはこの2人でしょう。両極端ですけど。
”作画を良くする事に気を配ってきた”
そう書かれていただけあって、ぱっと見はなかなか良好。
ただ、ちらほら乱れ・崩れを感じました。
個人的にはもう少し丁寧さと安定感が欲しいです。
この点については、新しいだろう原稿が良くなっていたので、次の巻はより期待できそう。
濃淡と描き込みは適度なくらいで、ページはややごっちゃり目。
どっちかと言うと、勢い押しですかね。
幅広め・楕円な輪郭で、軽く開いた口が特徴。
やや癖はありますが極端なロリバランスでなく、間口はそう狭くはありません。
カラーは↓表紙のが近いですね。
紹介帯裏面のカット絵が最も参考になるでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 初単行本で考えると良いと思いますが、もう少し安定して欲しいです。
・話4: 短編ながら読み応えある作品群です。中編とか良さそう。
・独3: もうプラス少々くらいフェチっぽさがあっても良いのでは。
合計:[10/15]
色々と細かな設定のある、深めな話もいいんですが。
バス漫画の「聖ちゃん」はお話楽しいまとまりで、キャラも良かったですね。
サカリザカリ (TENMAコミックス LO) (2011/07/28) いくさ りゅうじ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■にくよくかのじょ (さいだ一明)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・複数
・おまけ: あとがき・作品解説、合間にネタ絵、カバー裏にリンク絵、
描き下ろし「アナザースレイブ」
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「スレイブ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さいだ一明(さいだ・かずあき)」センセの「にくよくかのじょ」です。
いまだ前巻の大迫力なラストとか、前々回のシマシマ日焼け跡が脳裏に刻まれている「さいだ一明」センセ。
なんとびっくり、またまた新刊です。
”あまりに良過ぎて、次が心配なくらい”
そんな文言にて前回は締めくくっているんですが。
まぁ、杞憂でしたねー。
※左:パイパンモデル「李ちゃん」、右:風紀委員「早瀬成美」
まさしく正統派という雰囲気の2人ですが…。
そんな訳で、「にくよくかのじょ」です。
こちらで5冊目ですかね。
毎度お馴染み「コアマガジン」さんからの初コミックスだそうです。
収録の各話はほぼ短編で、王道から変化球まで幅広い仕上がり。
バラエティ豊かで、ややまとまりに欠けるものの、作画は安定していてお話のレベルも高め。
センセの入門編としても最適な1冊かと思います。
まずは、収録で最もスタンダードっぽい短編「バブルスヘブン」から。
幼馴染み「早瀬成美」さんは、風紀委員で潔癖症気味。
そんな彼女と付き合う主人公「圭介」くんは、悪友らがためソープへ行ったこととされてしまったのです。
取り乱していた「成美さん」ですが、”自分にも非がある”と認め、ご奉仕を決意したのでした。
これはスクール水着ラブコメですね。
ちょっとツンデレちっくで、照れつつも同じように頑張ろうという様が実に素敵。
えっち最中も、かなり可愛らしい発言がありました。
ラブラブです。
オチは照れ隠しであーした描写になっていたものの…内心は良かったと思っているだろうなぁ。
”一流のパイパンモデル”という「李(すもも)」ちゃん。
なんと3千万という保険が掛けられており、彼女を撮影・プロデュースする「沢木義人」くんは無論のこと、本人ですら自由にできななかったのでした。
そのため、彼は複製品にて楽しもうとしていたところ…という、「パイパニスティックラブ」
パイパン・コメディーという短編。
↓表紙はこちらの「李ちゃん」ですね。
一流・救世主などと称される彼女のアソコを目の当たりにしながら、忍の一字で耐える「義人くん」がスゴイ。
あれだけラブラブなのにねぇ。
また、「李ちゃん」が言っていたことにも納得。
「もう限界なんです」
…って、そりゃそうでしょ。
彼はややオモロイ感じでしたが「李ちゃん」はラブラブ。
実は巨乳でもあり、「楽ちん」とか言ってるコマが好きです。
あ、ちなみに前半には「李ちゃん」の型取りシーンの描写があったんですけど、1コマで処理されちゃっていたのは残念。
「ラヴ・スパにようこそ」は清く正しい複数えっち。
付き合って1ヶ月という「翡奈」・「翔吾」
まだ手も握れていないという、初々しいカップルでした。
そんな2人のため、友人「長沢裕美」はバイト先に入る「翡奈」のために新人研修のテスターを「翔吾」に依頼したのです。
「簡単なサービスしてあげるわ」
そう言った「裕美さん」が先行しています。
あの特別サービスは危険だなー。
すぐ隣に「翡奈ちゃん」が待機してましたからね。
理性失っていたら、修羅場になるところだったかも。
「翔吾くん」エライ。
2人はスーパー銭湯の従業員服をアレンジして着てるのかな。
ジッパー越しの胸とチラつく下着が素敵でした。
「翡奈ちゃん」が切っ掛けをつくってくれた「裕美さん」を誘ったため、後半は仲良く複数。
「知識だけなのよ?」
そうした発言もあり、こちらも違った初々しさがありました。
サンドイッチな描写にご期待下さい。
※左:「翡奈」・「裕美」、右:「綾瀬」・「長谷川」
複数はさすがの迫力でした。「綾瀬さん」には驚くと思います。
「スレイブ」、カラー描き下ろしの冒頭話「アナザースレイブ」も複数ラブコメ。
こちらは3名ヒロインとのえっちです。
憧れる「綾瀬」さんのニーソックスを思わず盗んでしまった「結城」くん。
”お気に入りだった”というソレを彼女が捜し始めたため、返そうと慌てて更衣室へ侵入したところ、「青山」、「長谷川」の2人に現場を押さえられてしまったのでした。
容姿では、スタンダードなお嬢様系の「綾瀬さん」、大人っぽい「長谷川さん」、ロリちっくな「青山さん」と見事なまでの3タイプ。
言いなりになった「結城くん」と2人のえっちから、こっそり見ていた「綾瀬さん」が参加するまではだいたい想像できる流れ。
ニーソと縞パンが楽しめます。
注目はオチ部分。
うおお、そんなんかー。
最後まで目の離せないお話でした。
描き下ろしはその後の4名というところかな。
短編ながら、長編でも良さげな「ミズアゲノ館」
本家の奉公人として大旦那「白嶺瑞典」に召喚されたメイド「凛」
こうして、分家の次期当主「大村悠哉」は、仲の良かった彼女と離れ離れになってしまったのでした。
叔父「瑞典」には怪しげな噂話も多く、ずっと関わらなかった「悠哉」も大人になって呼び出され、そこで「凛」と再会したんですが…と、だいたいそんな流れ。
ドキドキ・ストーリーですよ。
エロ爺な当主と、多くのメイドが傅く洋館という、昔のアダルトADVみたいな設定が好き。
しかも、再会した「凛」は妙に余所余所しく、またその肌には痛々しい傷痕があったのでした。
こちらも怒涛な展開となる後半でしょう。
ネタばらしあたりのはっちゃけっぷりが見事でした。
メイド長の「美麗」さんとか、周囲の設定を付加すれば、よりアダルトADVっぽくなりそう。
前後編くらいで見たかったなー。
※左:留学生「エイリャ」、右:レスリング部の部長
正統派に対し、この2人は変化球ですかね。幅広いです。
ほか、ブラックな展開の「網と蝶」は「コアマガジン」さんのデビュー作品とのこと。
会長令嬢という「来栖絵里香」さんの金網越しえっちという、独特なシチュエーションになってます。
これは、一定角度の方にぐさーって刺さるだろうなぁ。
金網跡が痛々しいですよ。
インパクトは狙ったという「ミックスアップ」
こちらのヒロインはレスリング部の部長で筋肉質。
”これでも手加減した”
そう書かれていたものの、人を選びそうです。
部活後の前半は特にそんなん顕著でしたが、着衣の後半は大人しめでしたよ。
留学生「エイリャ」をホームステイさせる「さかり猫オーバードーズ」
まさかあーなるとは。
デザイン的に横の耳は見えなかったですが、髪型は猫耳じゃーないですよね?
丸出しな民族衣装(?)と褐色肌をお楽しみ下さい。
安定感ある作画。
コメディーからシリアスまで、完成度の高いお話群を、見事に表現されています。
特に引っ掛かる箇所もありませんでした。
バランス良いです。
適度な描き込み・濃淡具合の洗練された絵柄。
ややごっちゃりとしてますか。
ちょっと癖はあるものの、そう人を選ぶものではないと思います。
↓表紙などもそう変化ないですが、判断については紹介帯裏面が良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ふにっ・すべすべっとした肌とか水着の質感が良いのです。
・話4: 各話良いですが、やや実験的な印象が。
・独4: ジャンルさまざまなだけ、フェチっぽさはやや弱めかな。
合計:[13/15]
カバー裏は表紙・裏表紙とそれぞれリンクした、続き絵みたいになっていました。
こういう、ちょっとした変化がいいですよねー。
★「さいだ一明」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「ぱっつん×2」
ニーソリストの冠をもつ、センセのフェチ色たっぷりな初単行本。
「くいこみゅニケーション」
全ヒロインがニーソ着用。お嬢さまっぽい「古賀あゆみ」さんが登場。
「ぱいぱいん」 【オススメ】
シマシマ日焼け跡な「麻衣奈ちゃん」のカラーページが必見!!
「Virgin Hunt ばーじんはんと」 【オススメ】
センセの最高傑作というべき、1冊まるまるの長編漫画。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・複数
・おまけ: あとがき・作品解説、合間にネタ絵、カバー裏にリンク絵、
描き下ろし「アナザースレイブ」
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「スレイブ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さいだ一明(さいだ・かずあき)」センセの「にくよくかのじょ」です。
いまだ前巻の大迫力なラストとか、前々回のシマシマ日焼け跡が脳裏に刻まれている「さいだ一明」センセ。
なんとびっくり、またまた新刊です。
”あまりに良過ぎて、次が心配なくらい”
そんな文言にて前回は締めくくっているんですが。
まぁ、杞憂でしたねー。
※左:パイパンモデル「李ちゃん」、右:風紀委員「早瀬成美」
まさしく正統派という雰囲気の2人ですが…。
そんな訳で、「にくよくかのじょ」です。
こちらで5冊目ですかね。
毎度お馴染み「コアマガジン」さんからの初コミックスだそうです。
収録の各話はほぼ短編で、王道から変化球まで幅広い仕上がり。
バラエティ豊かで、ややまとまりに欠けるものの、作画は安定していてお話のレベルも高め。
センセの入門編としても最適な1冊かと思います。
まずは、収録で最もスタンダードっぽい短編「バブルスヘブン」から。
幼馴染み「早瀬成美」さんは、風紀委員で潔癖症気味。
そんな彼女と付き合う主人公「圭介」くんは、悪友らがためソープへ行ったこととされてしまったのです。
取り乱していた「成美さん」ですが、”自分にも非がある”と認め、ご奉仕を決意したのでした。
これはスクール水着ラブコメですね。
ちょっとツンデレちっくで、照れつつも同じように頑張ろうという様が実に素敵。
えっち最中も、かなり可愛らしい発言がありました。
ラブラブです。
オチは照れ隠しであーした描写になっていたものの…内心は良かったと思っているだろうなぁ。
”一流のパイパンモデル”という「李(すもも)」ちゃん。
なんと3千万という保険が掛けられており、彼女を撮影・プロデュースする「沢木義人」くんは無論のこと、本人ですら自由にできななかったのでした。
そのため、彼は複製品にて楽しもうとしていたところ…という、「パイパニスティックラブ」
パイパン・コメディーという短編。
↓表紙はこちらの「李ちゃん」ですね。
一流・救世主などと称される彼女のアソコを目の当たりにしながら、忍の一字で耐える「義人くん」がスゴイ。
あれだけラブラブなのにねぇ。
また、「李ちゃん」が言っていたことにも納得。
「もう限界なんです」
…って、そりゃそうでしょ。
彼はややオモロイ感じでしたが「李ちゃん」はラブラブ。
実は巨乳でもあり、「楽ちん」とか言ってるコマが好きです。
あ、ちなみに前半には「李ちゃん」の型取りシーンの描写があったんですけど、1コマで処理されちゃっていたのは残念。
「ラヴ・スパにようこそ」は清く正しい複数えっち。
付き合って1ヶ月という「翡奈」・「翔吾」
まだ手も握れていないという、初々しいカップルでした。
そんな2人のため、友人「長沢裕美」はバイト先に入る「翡奈」のために新人研修のテスターを「翔吾」に依頼したのです。
「簡単なサービスしてあげるわ」
そう言った「裕美さん」が先行しています。
あの特別サービスは危険だなー。
すぐ隣に「翡奈ちゃん」が待機してましたからね。
理性失っていたら、修羅場になるところだったかも。
「翔吾くん」エライ。
2人はスーパー銭湯の従業員服をアレンジして着てるのかな。
ジッパー越しの胸とチラつく下着が素敵でした。
「翡奈ちゃん」が切っ掛けをつくってくれた「裕美さん」を誘ったため、後半は仲良く複数。
「知識だけなのよ?」
そうした発言もあり、こちらも違った初々しさがありました。
サンドイッチな描写にご期待下さい。
※左:「翡奈」・「裕美」、右:「綾瀬」・「長谷川」
複数はさすがの迫力でした。「綾瀬さん」には驚くと思います。
「スレイブ」、カラー描き下ろしの冒頭話「アナザースレイブ」も複数ラブコメ。
こちらは3名ヒロインとのえっちです。
憧れる「綾瀬」さんのニーソックスを思わず盗んでしまった「結城」くん。
”お気に入りだった”というソレを彼女が捜し始めたため、返そうと慌てて更衣室へ侵入したところ、「青山」、「長谷川」の2人に現場を押さえられてしまったのでした。
容姿では、スタンダードなお嬢様系の「綾瀬さん」、大人っぽい「長谷川さん」、ロリちっくな「青山さん」と見事なまでの3タイプ。
言いなりになった「結城くん」と2人のえっちから、こっそり見ていた「綾瀬さん」が参加するまではだいたい想像できる流れ。
ニーソと縞パンが楽しめます。
注目はオチ部分。
うおお、そんなんかー。
最後まで目の離せないお話でした。
描き下ろしはその後の4名というところかな。
短編ながら、長編でも良さげな「ミズアゲノ館」
本家の奉公人として大旦那「白嶺瑞典」に召喚されたメイド「凛」
こうして、分家の次期当主「大村悠哉」は、仲の良かった彼女と離れ離れになってしまったのでした。
叔父「瑞典」には怪しげな噂話も多く、ずっと関わらなかった「悠哉」も大人になって呼び出され、そこで「凛」と再会したんですが…と、だいたいそんな流れ。
ドキドキ・ストーリーですよ。
エロ爺な当主と、多くのメイドが傅く洋館という、昔のアダルトADVみたいな設定が好き。
しかも、再会した「凛」は妙に余所余所しく、またその肌には痛々しい傷痕があったのでした。
こちらも怒涛な展開となる後半でしょう。
ネタばらしあたりのはっちゃけっぷりが見事でした。
メイド長の「美麗」さんとか、周囲の設定を付加すれば、よりアダルトADVっぽくなりそう。
前後編くらいで見たかったなー。
※左:留学生「エイリャ」、右:レスリング部の部長
正統派に対し、この2人は変化球ですかね。幅広いです。
ほか、ブラックな展開の「網と蝶」は「コアマガジン」さんのデビュー作品とのこと。
会長令嬢という「来栖絵里香」さんの金網越しえっちという、独特なシチュエーションになってます。
これは、一定角度の方にぐさーって刺さるだろうなぁ。
金網跡が痛々しいですよ。
インパクトは狙ったという「ミックスアップ」
こちらのヒロインはレスリング部の部長で筋肉質。
”これでも手加減した”
そう書かれていたものの、人を選びそうです。
部活後の前半は特にそんなん顕著でしたが、着衣の後半は大人しめでしたよ。
留学生「エイリャ」をホームステイさせる「さかり猫オーバードーズ」
まさかあーなるとは。
デザイン的に横の耳は見えなかったですが、髪型は猫耳じゃーないですよね?
丸出しな民族衣装(?)と褐色肌をお楽しみ下さい。
安定感ある作画。
コメディーからシリアスまで、完成度の高いお話群を、見事に表現されています。
特に引っ掛かる箇所もありませんでした。
バランス良いです。
適度な描き込み・濃淡具合の洗練された絵柄。
ややごっちゃりとしてますか。
ちょっと癖はあるものの、そう人を選ぶものではないと思います。
↓表紙などもそう変化ないですが、判断については紹介帯裏面が良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ふにっ・すべすべっとした肌とか水着の質感が良いのです。
・話4: 各話良いですが、やや実験的な印象が。
・独4: ジャンルさまざまなだけ、フェチっぽさはやや弱めかな。
合計:[13/15]
カバー裏は表紙・裏表紙とそれぞれリンクした、続き絵みたいになっていました。
こういう、ちょっとした変化がいいですよねー。
にくよくかのじょ (メガストアコミックス) (さいだ一明) (2011/07/30) さいだ一明 商品詳細を見る |
★「さいだ一明」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「ぱっつん×2」
ニーソリストの冠をもつ、センセのフェチ色たっぷりな初単行本。
「くいこみゅニケーション」
全ヒロインがニーソ着用。お嬢さまっぽい「古賀あゆみ」さんが登場。
「ぱいぱいん」 【オススメ】
シマシマ日焼け跡な「麻衣奈ちゃん」のカラーページが必見!!
「Virgin Hunt ばーじんはんと」 【オススメ】
センセの最高傑作というべき、1冊まるまるの長編漫画。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■青春18禁えっち (松本きちぢ)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、局部は描き下ろし、加筆修正あり。
・その他: 短編×12(うち「1クール彼女」×8)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本きちぢ(まつもと・きちぢ)」センセの「青春18禁えっち」です。
成年用に描き下ろし、だって。
どうもお疲れさまでした。
それがためか、↓表紙もモザイクあるとはいえ…ぱっくりしてますね。
そちらとタイトルの”18禁”がため、なんとなくハードそうに見えましたが、収録の大半はコメディー色の強いラブコメです。
ドロドロすることなく、だいたいぺかーという明るいえっちになってます。
そんな訳で、「松本きちぢ」センセ。
こちらの「青春18禁えっち」が2冊目の単行本みたい。
初単行本は一般系のようで、成年はこちらが初めて。
前述したように、局部については全ページの描き下ろし。
気合い入ってますねー。
収録は、メインのシリーズ漫画が単行本の大半を占めております。
ただ…、これが刺さりませんでした。
短編はいいんですけど。
※左:野田夕子、右:委員長「鈴香さん」
基本的には、はっちゃけコメディーです。
そんな訳で、まずは4話ほどの短編群から。
主人公「野田夕子」は成績優秀な優等生。
えっちに興味津々だった彼女は、クラスメイト「貴文」に催眠術を仕掛けてみたところ、これが成功。
妄想ばかりの日々から脱却するべく、えっちなことを命令するのでした。
そんな短編「催眠術はじめました」が冒頭話。
収録の大半を占める連続話が控えているわりに扱いは良く、↓表紙とカラーのもくじ絵は「夕子さん」です。
お気に入りなのかな。
”催眠術を仕掛ける側が女の子”という設定はセオリーと違って良いですね。
じわじわエスカレートしていく様が楽しめます。
「想像以上だわこれー…」
とか、目をキラキラさせてるコマが可愛いです。
オチも好き。
「放課後…トイレにて。」は、ショートカット、縞パン、ニーソックス、と豊富なキーワードがオススメなお話。
冒頭からパンチラしまくっており、縞パンをアピールしてました。
彼氏「榎元」くんに”トイレの紙がない”と呼ばれた、委員長「鈴香」さん。
わざわざ個室まで届けたところ、それは単なるえっちを仕掛けるための口実だったのです。
お話の切っ掛けは、だいたいそんなん。
2人して個室に入った直後に野球部が大挙してトイレに押しかけており、出るに出れなくなってしまうのです。
そうした、バレるかもしれないという、えっちシチュエーション。
途中の「~半分だけだからね…」という流れが好き。
まぁ、半分で済む訳ないわ。
保健室にてえっち暴走した「山本大介」
しかし、そそり立つ男性自身を目前にした新入生の女の子は、驚くどころか打撲より酷いと心配をするのでした。
そんなんが「バットとボールと女子校生」
こちらのヒロインは基本的によく分かってないという描かれ方なんですが、オチ部分を見る限り、そう知識ない訳ではなく…全部計算づくだったら怖いですね。
どっちなんだろう。
とりあえず、えっち好きではありました。
腫れてるだの、吸い出すだのという、よくあるえっち展開。
彼は”女の子と2人”という空間にぷっつん暴走してましたが、もうちょっと理性保って下さい。
「会長のドキドキ(秘)特訓」は、生徒会長「二階堂香」さん。
カップル率80%という学園では、風紀の乱れが問題となっていました。
生徒会長「香さん」はそれを抑えるよう、全校生徒らに訴えかけるんですが…テーブルの下には付き合う副会長「大樹」がおり、こっそりえっちな事を仕掛けてくるのです。
お話時点ではどうかなぁ~って思って見てましたが、オチ部分にて納得。
まぁ、そうだわねぇ。
ポニーテールで堅物な「香さん」が可愛く、そりゃー皆の前で恥ずかしめたくなる気持ちも、これまた納得(笑)
まさか後半あーなるとは思いませんでしたが。
「~座らせてもらう…」
からが真骨頂ですよ。
※左:生徒会長「二階堂香」、右:花山舞
「香さん」のはっちゃけ・えっちっぷりが良いです。
ヒロイン「花山舞」への告白があっさり破れた「小田」
しかし、彼の声が好きなキャラにそっくりであったため、放送期間の1クールだけ付き合うこととなったのでした。
そんな「1クール彼女」は全8話という中編。
1クールだけ、という設定は独特で面白いです。
ただ、せいぜい短編か前後編くらいが限界で、8話も引っ張るほどのパワーはないと思います。
人によりけりかもしれませんが、個人的にはぜんぜん合いません。
2話の時点で、ちょっと…という感じでした。
特に、お嬢様「相模原零」が登場する4話からの、彼の争奪戦みたいな流れも酷い。
どこかで見たような展開が続きます。
もともとはっちゃけ・コメディー設定なので、真面目な展開はお話もより軽くしているみたい。
パロディーな描写も同様ですね。
あちこちに違和感があり、後半の勝負シーンとか…、こちらを置いてけぼりにしてるような感覚でした。
良かったのは1話「期間限定のお付き合い!?」にあった、TVに夢中になった「舞さん」の独りえっち部分。
ここはオチも良く、やっぱりこのお話は短編ではないか、と思います。
さらりとしたタッチで、コテコテとした描き込みのない、”線画”という風情。
濃淡は薄めでスッキリ。
コマ割りはどちらかというと細かめで、おおむね枠内に収まってます。
見辛くはありませんが、ページは賑やかでごっちゃり感がありました。
強めな極細線は目立つ乱れはないものの、バランスは気持ち微妙な感じ。
ただし、それも人によっては気にならないくらいかと思います。
漫画での違和感も同様。
個人的には、ちょっと動きがカタいかなー、という印象です。
カラーだとやや雰囲気違うんですが、↓表紙よりも裏表紙のが近いですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 概ね問題ないですが、やや癖があります。
・話2: 収録の大半を占める長編が刺さらなかったので。
・独3: はっちゃけシチュエーションなので、短編のが合っていると思います。
合計:[8/15]
そんな訳で、短編は楽しく読んでいたんですが、メインの連続話がまったく刺さりませんでした。
次巻はどうするか悩みどころですね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、局部は描き下ろし、加筆修正あり。
・その他: 短編×12(うち「1クール彼女」×8)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松本きちぢ(まつもと・きちぢ)」センセの「青春18禁えっち」です。
成年用に描き下ろし、だって。
どうもお疲れさまでした。
それがためか、↓表紙もモザイクあるとはいえ…ぱっくりしてますね。
そちらとタイトルの”18禁”がため、なんとなくハードそうに見えましたが、収録の大半はコメディー色の強いラブコメです。
ドロドロすることなく、だいたいぺかーという明るいえっちになってます。
そんな訳で、「松本きちぢ」センセ。
こちらの「青春18禁えっち」が2冊目の単行本みたい。
初単行本は一般系のようで、成年はこちらが初めて。
前述したように、局部については全ページの描き下ろし。
気合い入ってますねー。
収録は、メインのシリーズ漫画が単行本の大半を占めております。
ただ…、これが刺さりませんでした。
短編はいいんですけど。
※左:野田夕子、右:委員長「鈴香さん」
基本的には、はっちゃけコメディーです。
そんな訳で、まずは4話ほどの短編群から。
主人公「野田夕子」は成績優秀な優等生。
えっちに興味津々だった彼女は、クラスメイト「貴文」に催眠術を仕掛けてみたところ、これが成功。
妄想ばかりの日々から脱却するべく、えっちなことを命令するのでした。
そんな短編「催眠術はじめました」が冒頭話。
収録の大半を占める連続話が控えているわりに扱いは良く、↓表紙とカラーのもくじ絵は「夕子さん」です。
お気に入りなのかな。
”催眠術を仕掛ける側が女の子”という設定はセオリーと違って良いですね。
じわじわエスカレートしていく様が楽しめます。
「想像以上だわこれー…」
とか、目をキラキラさせてるコマが可愛いです。
オチも好き。
「放課後…トイレにて。」は、ショートカット、縞パン、ニーソックス、と豊富なキーワードがオススメなお話。
冒頭からパンチラしまくっており、縞パンをアピールしてました。
彼氏「榎元」くんに”トイレの紙がない”と呼ばれた、委員長「鈴香」さん。
わざわざ個室まで届けたところ、それは単なるえっちを仕掛けるための口実だったのです。
お話の切っ掛けは、だいたいそんなん。
2人して個室に入った直後に野球部が大挙してトイレに押しかけており、出るに出れなくなってしまうのです。
そうした、バレるかもしれないという、えっちシチュエーション。
途中の「~半分だけだからね…」という流れが好き。
まぁ、半分で済む訳ないわ。
保健室にてえっち暴走した「山本大介」
しかし、そそり立つ男性自身を目前にした新入生の女の子は、驚くどころか打撲より酷いと心配をするのでした。
そんなんが「バットとボールと女子校生」
こちらのヒロインは基本的によく分かってないという描かれ方なんですが、オチ部分を見る限り、そう知識ない訳ではなく…全部計算づくだったら怖いですね。
どっちなんだろう。
とりあえず、えっち好きではありました。
腫れてるだの、吸い出すだのという、よくあるえっち展開。
彼は”女の子と2人”という空間にぷっつん暴走してましたが、もうちょっと理性保って下さい。
「会長のドキドキ(秘)特訓」は、生徒会長「二階堂香」さん。
カップル率80%という学園では、風紀の乱れが問題となっていました。
生徒会長「香さん」はそれを抑えるよう、全校生徒らに訴えかけるんですが…テーブルの下には付き合う副会長「大樹」がおり、こっそりえっちな事を仕掛けてくるのです。
お話時点ではどうかなぁ~って思って見てましたが、オチ部分にて納得。
まぁ、そうだわねぇ。
ポニーテールで堅物な「香さん」が可愛く、そりゃー皆の前で恥ずかしめたくなる気持ちも、これまた納得(笑)
まさか後半あーなるとは思いませんでしたが。
「~座らせてもらう…」
からが真骨頂ですよ。
※左:生徒会長「二階堂香」、右:花山舞
「香さん」のはっちゃけ・えっちっぷりが良いです。
ヒロイン「花山舞」への告白があっさり破れた「小田」
しかし、彼の声が好きなキャラにそっくりであったため、放送期間の1クールだけ付き合うこととなったのでした。
そんな「1クール彼女」は全8話という中編。
1クールだけ、という設定は独特で面白いです。
ただ、せいぜい短編か前後編くらいが限界で、8話も引っ張るほどのパワーはないと思います。
人によりけりかもしれませんが、個人的にはぜんぜん合いません。
2話の時点で、ちょっと…という感じでした。
特に、お嬢様「相模原零」が登場する4話からの、彼の争奪戦みたいな流れも酷い。
どこかで見たような展開が続きます。
もともとはっちゃけ・コメディー設定なので、真面目な展開はお話もより軽くしているみたい。
パロディーな描写も同様ですね。
あちこちに違和感があり、後半の勝負シーンとか…、こちらを置いてけぼりにしてるような感覚でした。
良かったのは1話「期間限定のお付き合い!?」にあった、TVに夢中になった「舞さん」の独りえっち部分。
ここはオチも良く、やっぱりこのお話は短編ではないか、と思います。
さらりとしたタッチで、コテコテとした描き込みのない、”線画”という風情。
濃淡は薄めでスッキリ。
コマ割りはどちらかというと細かめで、おおむね枠内に収まってます。
見辛くはありませんが、ページは賑やかでごっちゃり感がありました。
強めな極細線は目立つ乱れはないものの、バランスは気持ち微妙な感じ。
ただし、それも人によっては気にならないくらいかと思います。
漫画での違和感も同様。
個人的には、ちょっと動きがカタいかなー、という印象です。
カラーだとやや雰囲気違うんですが、↓表紙よりも裏表紙のが近いですかね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 概ね問題ないですが、やや癖があります。
・話2: 収録の大半を占める長編が刺さらなかったので。
・独3: はっちゃけシチュエーションなので、短編のが合っていると思います。
合計:[8/15]
そんな訳で、短編は楽しく読んでいたんですが、メインの連続話がまったく刺さりませんでした。
次巻はどうするか悩みどころですね。
青春18禁えっち (ウォー!コミックス) (2011/06/21) 松本きちぢ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■玉響~タマユラ~ (タ☆マ)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]成長・人妻
・おまけ: セルフ・ライナーノーツ。
・その他: 短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タ☆マ」センセの「玉響~タマユラ~」です。
たまゆら。
…って、なんだっけ。
どこで聞いたような~とか思っていたら、コレですね。
「たまゆら/momo」
そっちは平仮名ですが、こちらは見慣れない漢字のパターン。
さすがにルビをふってます。
こっちの場合は、先の話の題材になっていた”写真に写るどうのこうの”とは違い、”一瞬”とか”ほんのしばらく”とかの意味なんでしょう。
(※たまゆら、は実際二重の意味があるのでしょうけど、いちおう)
さて、そんな訳で本日は「玉響~タマユラ~」です。
過去に「アナタと個・人・授・業♪」を紹介している「タ☆マ」センセ。
そちらと同じ、一般えっち系の短編群です。
帯には”セクシーコミック”とか表記がありました。
↓表紙には水着の女の子、裏表紙には陸上部っぽいヒロインがおり、漫画カットで目立っていた、帽子をかぶったお嬢様っぽい方が目立つなど、爽やかな雰囲気なの。
いかにも青春ラブコメっぽい気がしますよね?
ただ、収録の漫画らはそんなんでありません。
ちょっぴり問題だと思います。
※左:ひとみさん、右:女子大生「戸澤優衣」
できればふんどしにして欲しかったですが。
まず、青春真っ只中という漫画はありません。
だいたいは過去の青春を取り戻そう…的なお話なんですね。
ひとまわり上なのよ。
さらに、青春を通り越した、ドロリとした人妻不倫モノも収録されているんです。
それなりの話数が。
もともと2種類の雑誌に掲載されていた漫画群のようで、タイプがくっきりと分かれているのです。
このジャンルが隔たりあるため、読んでいて実に変な印象。
カバーから察せられるようなラブコメでないですし、人によっては、どっちか系統は好き嫌いあるかもしれません。
そうした実態の単行本なので、好みと合致するか確認した方が良いでしょう。
まずは、過去の青春を取り戻そう…的な漫画から。
こちらの各話はどれもえっち控え目になってます。
裏表紙の陸上部なヒロインが登場する「ハルとソラと」
こちらが冒頭話になってます。
高跳びが好きで、短大でも続けている「高城三日子」
記録は高校から伸びず、就職時期も近づいていることもあり、どことなくだらりとした日々を過ごしていたのです。
こういう時期は誰もがありますよね。たぶん。
思い悩む彼女を察することが出来なかった「ハル」くんですが、この彼氏はなかなか出来た人でした。
関係がより深まった、みたいな感じですよ。
あとがき部分に「陸上のユニフォーム~」とあったので、できればその姿でのえっちが見たかったですが。
サラリーマンの主人公「沖西」は、ぱっとしない毎日を過ごしていました。
仕事のヤル気も起こらず、失敗ばかりしていたところ、過去にバンドを組んでいた「田中」から再結成の話をもちかけられたのです。
メンバーには、過去に迫って玉砕していた「小春」もおり…と、そんな切っ掛けの短編「オルタナ」
彼女「小春さん」を含め、バンドの皆さんがイイ人揃いですね。
そうした彼らと接し、「沖西くん」がより成長する、みたいな感じ。
ありがちなイイ話ですよ。
「これあたしのメルアド!交換してっ!」
とかなんとか、照れつつもそんな事を言っていた「小春さん」がキュートです。
タイトルはっちゃけてますが、「お姫様抱っこで奪ってね」は、いかにもラブコメな短編。
16歳上な彼氏と付き合う、女子大生「戸澤優衣」ちゃんのお話です。
恋する切っ掛けが実にキュートですねー。
昭和の香り、とか言われてましたが、この時代でなかなかオモロイ娘だと思います。
そうした「優衣ちゃん」が、友人らに言われて彼氏と初体験しよう、みたいな流れになっていました。
セオリー通り、彼女のが積極的ですね。
裸エプロンで彼を出迎えていました。
が。
もう女子大生、18歳にもなろうというのに、怖ろしいほど色気ない(笑)ですね。
性格もあって、ロリロリしてました。
彼の気持ちもよく分かりますよ。
色々と大変そうですね。
お祭りな短編「鈴女~すずめ~」は「ひとみ」・「かずや」の幼馴染みカップル。
地元のお祭りに合わせて帰省した「ひとみ」は、「かずや」に想いを打ち明けるのでした。
色々要素はあるんですが、ごく簡単に要約するとそんな感じ。
お話はそう悪くないと思うんですが。
時期が古いのか作画は不安定で、特に見せ場であるオチの1コマがかなり弱いのが大問題。
それまでの良い部分を、全て帳消しにされたような感じがしました。
あと、せっかく「ひとみさん」はお祭り衣装だったので、もっとじっくりえっち場面が見たかったなぁ、と。
ややムダが多いように思います。
前述した、”帽子をかぶったお嬢様っぽい方~”な短編「ファインダー」
ノスタルジーなエピソードです。
田舎にて出会った「悟」と、写真を撮りに訪れた「美月奏笑」さんの交流話。
完全にハッピーエンドではなく。
うーん、なかなか難しいもんですねー。
ああした結末はリアルですが、なんだかモヤっと感が残りますよ。
※左:人妻「美樹さん」、右:人妻「遙香さん」
どうですか、↑先のサンプルとまったく雰囲気違うでしょ。
「杏とシネマと赤ちゃんと」は、夫婦のステップアップみたいなお話。
旦那「祐」が一時的に預かってきた犬を切っ掛けに、家族のあり方について妻「杏」が考えを変えるというもの。
犬は困ったことも多いですが、やっぱり接すると可愛いんですよねー。
話題の切っ掛けにもなりますし、可能ならば良いと思います。
こちら漫画では、ちょうど彼女の友人が赤ちゃんを産んでいたこともあって、イメージがうまく重なっていました。
ラストページでの「杏さん」の台詞はその通りなのでしょう。
「人妻コンパニオン」、「告白」、「疑惑」の3話は、やや趣の異なる系統です。
心なしか、作画もややアダルトっぽい雰囲気。
また、↑上で紹介の短編よりもえっち度会いは高めになっていました。
「人妻コンパニオン」は、田舎の港町でコンパニオンの仕事をしている人妻「美樹」さん。
同じお客さんに何年振りかで再会するという、刺激的なパターン。
彼に誘われ、そのまま~という流れでした。
漫画は「美樹さん」の独白タイプ。
えっち体験投稿、みたいな風情になっています。
短編「告白」は、不倫の切っ掛けを描いたような作品。
黒髪ストレートな「遙香」さんが可愛いんですね。
そりゃー、告白されるのも当然でしょう。
特に後半のえっちシーンは良かったですが。
これは圧倒的に旦那が悪いかなー。
ただ、あの手の野郎は…「遙香さん」にとって良い結果とはならなそうで心配です。
短編「疑惑」はもっともブラックなお話。
妻「恭子」の浮気を疑う「守」
弟「悟」に協力してもらい、浮気調査をするんですが…と、そうした流れ。
ぶっちゃけ、ひでるさんは予想的中させてしまいました。
後味悪いですよー。
デジタルなすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで、描き込みは軽めから適度…かな、というくらい。
印象としては、こざっぱりとしてました。
可愛らしい娘からアダルト女性まで問題なく、ヒロインは良好。
色彩も手伝って軽い雰囲気が漂っており、シリアス話があまり似合いません。
ラブコメ調のが合うと思いますが、コメディー崩しも個人的には目立って感じました。
また、前述したように各原稿の時期が離れているようで、ちらほらと表現に弱さもあります。
全体的に不安定ですね。
判断については↓表紙・裏表紙で問題ないですが、ジャンルにはくれぐれも注意下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 良いコマもあったので、平均してこれくらい。
・話3: 軽い印象です。絵柄とあまり合致していないような。
・独2: あの↓表紙で判断するとがっかりするかなぁ。
合計:[8/15]
悪いとは思いませんが、感動できるほど描き込まれてはおらず。
人妻不倫系統も同様で、”巧くそうした漫画を描いている”ような感じを持ちました。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]成長・人妻
・おまけ: セルフ・ライナーノーツ。
・その他: 短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タ☆マ」センセの「玉響~タマユラ~」です。
たまゆら。
…って、なんだっけ。
どこで聞いたような~とか思っていたら、コレですね。
「たまゆら/momo」
そっちは平仮名ですが、こちらは見慣れない漢字のパターン。
さすがにルビをふってます。
こっちの場合は、先の話の題材になっていた”写真に写るどうのこうの”とは違い、”一瞬”とか”ほんのしばらく”とかの意味なんでしょう。
(※たまゆら、は実際二重の意味があるのでしょうけど、いちおう)
さて、そんな訳で本日は「玉響~タマユラ~」です。
過去に「アナタと個・人・授・業♪」を紹介している「タ☆マ」センセ。
そちらと同じ、一般えっち系の短編群です。
帯には”セクシーコミック”とか表記がありました。
↓表紙には水着の女の子、裏表紙には陸上部っぽいヒロインがおり、漫画カットで目立っていた、帽子をかぶったお嬢様っぽい方が目立つなど、爽やかな雰囲気なの。
いかにも青春ラブコメっぽい気がしますよね?
ただ、収録の漫画らはそんなんでありません。
ちょっぴり問題だと思います。
※左:ひとみさん、右:女子大生「戸澤優衣」
できればふんどしにして欲しかったですが。
まず、青春真っ只中という漫画はありません。
だいたいは過去の青春を取り戻そう…的なお話なんですね。
ひとまわり上なのよ。
さらに、青春を通り越した、ドロリとした人妻不倫モノも収録されているんです。
それなりの話数が。
もともと2種類の雑誌に掲載されていた漫画群のようで、タイプがくっきりと分かれているのです。
このジャンルが隔たりあるため、読んでいて実に変な印象。
カバーから察せられるようなラブコメでないですし、人によっては、どっちか系統は好き嫌いあるかもしれません。
そうした実態の単行本なので、好みと合致するか確認した方が良いでしょう。
まずは、過去の青春を取り戻そう…的な漫画から。
こちらの各話はどれもえっち控え目になってます。
裏表紙の陸上部なヒロインが登場する「ハルとソラと」
こちらが冒頭話になってます。
高跳びが好きで、短大でも続けている「高城三日子」
記録は高校から伸びず、就職時期も近づいていることもあり、どことなくだらりとした日々を過ごしていたのです。
こういう時期は誰もがありますよね。たぶん。
思い悩む彼女を察することが出来なかった「ハル」くんですが、この彼氏はなかなか出来た人でした。
関係がより深まった、みたいな感じですよ。
あとがき部分に「陸上のユニフォーム~」とあったので、できればその姿でのえっちが見たかったですが。
サラリーマンの主人公「沖西」は、ぱっとしない毎日を過ごしていました。
仕事のヤル気も起こらず、失敗ばかりしていたところ、過去にバンドを組んでいた「田中」から再結成の話をもちかけられたのです。
メンバーには、過去に迫って玉砕していた「小春」もおり…と、そんな切っ掛けの短編「オルタナ」
彼女「小春さん」を含め、バンドの皆さんがイイ人揃いですね。
そうした彼らと接し、「沖西くん」がより成長する、みたいな感じ。
ありがちなイイ話ですよ。
「これあたしのメルアド!交換してっ!」
とかなんとか、照れつつもそんな事を言っていた「小春さん」がキュートです。
タイトルはっちゃけてますが、「お姫様抱っこで奪ってね」は、いかにもラブコメな短編。
16歳上な彼氏と付き合う、女子大生「戸澤優衣」ちゃんのお話です。
恋する切っ掛けが実にキュートですねー。
昭和の香り、とか言われてましたが、この時代でなかなかオモロイ娘だと思います。
そうした「優衣ちゃん」が、友人らに言われて彼氏と初体験しよう、みたいな流れになっていました。
セオリー通り、彼女のが積極的ですね。
裸エプロンで彼を出迎えていました。
が。
もう女子大生、18歳にもなろうというのに、怖ろしいほど色気ない(笑)ですね。
性格もあって、ロリロリしてました。
彼の気持ちもよく分かりますよ。
色々と大変そうですね。
お祭りな短編「鈴女~すずめ~」は「ひとみ」・「かずや」の幼馴染みカップル。
地元のお祭りに合わせて帰省した「ひとみ」は、「かずや」に想いを打ち明けるのでした。
色々要素はあるんですが、ごく簡単に要約するとそんな感じ。
お話はそう悪くないと思うんですが。
時期が古いのか作画は不安定で、特に見せ場であるオチの1コマがかなり弱いのが大問題。
それまでの良い部分を、全て帳消しにされたような感じがしました。
あと、せっかく「ひとみさん」はお祭り衣装だったので、もっとじっくりえっち場面が見たかったなぁ、と。
ややムダが多いように思います。
前述した、”帽子をかぶったお嬢様っぽい方~”な短編「ファインダー」
ノスタルジーなエピソードです。
田舎にて出会った「悟」と、写真を撮りに訪れた「美月奏笑」さんの交流話。
完全にハッピーエンドではなく。
うーん、なかなか難しいもんですねー。
ああした結末はリアルですが、なんだかモヤっと感が残りますよ。
※左:人妻「美樹さん」、右:人妻「遙香さん」
どうですか、↑先のサンプルとまったく雰囲気違うでしょ。
「杏とシネマと赤ちゃんと」は、夫婦のステップアップみたいなお話。
旦那「祐」が一時的に預かってきた犬を切っ掛けに、家族のあり方について妻「杏」が考えを変えるというもの。
犬は困ったことも多いですが、やっぱり接すると可愛いんですよねー。
話題の切っ掛けにもなりますし、可能ならば良いと思います。
こちら漫画では、ちょうど彼女の友人が赤ちゃんを産んでいたこともあって、イメージがうまく重なっていました。
ラストページでの「杏さん」の台詞はその通りなのでしょう。
「人妻コンパニオン」、「告白」、「疑惑」の3話は、やや趣の異なる系統です。
心なしか、作画もややアダルトっぽい雰囲気。
また、↑上で紹介の短編よりもえっち度会いは高めになっていました。
「人妻コンパニオン」は、田舎の港町でコンパニオンの仕事をしている人妻「美樹」さん。
同じお客さんに何年振りかで再会するという、刺激的なパターン。
彼に誘われ、そのまま~という流れでした。
漫画は「美樹さん」の独白タイプ。
えっち体験投稿、みたいな風情になっています。
短編「告白」は、不倫の切っ掛けを描いたような作品。
黒髪ストレートな「遙香」さんが可愛いんですね。
そりゃー、告白されるのも当然でしょう。
特に後半のえっちシーンは良かったですが。
これは圧倒的に旦那が悪いかなー。
ただ、あの手の野郎は…「遙香さん」にとって良い結果とはならなそうで心配です。
短編「疑惑」はもっともブラックなお話。
妻「恭子」の浮気を疑う「守」
弟「悟」に協力してもらい、浮気調査をするんですが…と、そうした流れ。
ぶっちゃけ、ひでるさんは予想的中させてしまいました。
後味悪いですよー。
デジタルなすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで、描き込みは軽めから適度…かな、というくらい。
印象としては、こざっぱりとしてました。
可愛らしい娘からアダルト女性まで問題なく、ヒロインは良好。
色彩も手伝って軽い雰囲気が漂っており、シリアス話があまり似合いません。
ラブコメ調のが合うと思いますが、コメディー崩しも個人的には目立って感じました。
また、前述したように各原稿の時期が離れているようで、ちらほらと表現に弱さもあります。
全体的に不安定ですね。
判断については↓表紙・裏表紙で問題ないですが、ジャンルにはくれぐれも注意下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 良いコマもあったので、平均してこれくらい。
・話3: 軽い印象です。絵柄とあまり合致していないような。
・独2: あの↓表紙で判断するとがっかりするかなぁ。
合計:[8/15]
悪いとは思いませんが、感動できるほど描き込まれてはおらず。
人妻不倫系統も同様で、”巧くそうした漫画を描いている”ような感じを持ちました。
玉響~タマユラ~ (芳文社コミックス) (2011/07/16) タ☆マ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■疲れたキミに年上おっぱい (みたくるみ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: カバー裏にネタ絵、
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」
・その他: 短編×10(うち「お姉さんも治してね」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「疲れたキミに年上おっぱい」です。
また「セブンイレブン」の話題で申し訳ないですが。
帰り道のコンビニがそれしかないのね。
「冷やしぶっかけ坦々麺」というのを食べました。
コレ美味いですよ!
適度な味わいでちょっぴりだけ辛く、また当然ながら冷たいので、夏にピッタリな商品でした。
オススメ。
さて、本日は「みたくるみ」センセです。
こちらのブログでは…一般系「ディスバニッシュ」とか、成年系「お口のちおっぱい」、「誘惑したいカラダ」などを紹介しています。
ちなみに。
雰囲気から、購入前はすっかり「さきうらら」センセと、ガッチリ勘違いをしていたひでるさん(本当)
読んでいて、あれーって思い、途中で間違えたことに気づきました。
どうもごめんなさい。
えー、話を戻しまして。
今回の「疲れたキミに年上おっぱい」で4冊目ですかね。
なお、収録はメインの中編を他は短編集という風情。
「みたくるみ」センセはご自身のHPにて…
”巨乳で年上な女性が構ってきてくれる和姦モノ”
そう紹介されてしました。
なるほど。
タイトルそのまま、お姉さん系が好みの方にはぐっさり刺さる漫画集だと思います。
※左:「和紗」・「美結」、右:担任教師なお姉ちゃん
この「美結ちゃん」が良い味を出していました。
まずは短編から。
「マジでズレてるウチの姉」は両親いないため、保護者として姉「和紗」さんが奮闘するというもの。
これが良かった。
ヒロイン「和紗さん」は、ゴーグルみたいな眼鏡が特徴的なお姉ちゃん。
賢そうでは…ないのね(笑)
この漫画の最大のポイントは、エロ○学生という「美結」ちゃん。
ウサギのぬいぐるみを片手に、
「家族にも見せられない、お粗末チ○ポなの?」
とか、かなりはっちゃけた発言をしています。
カケラも脱いではいないものの、彼女の存在が漫画を相当面白いモノにしています。
ある意味純粋である「和紗さん」は、ほぼ「美結ちゃん」の入れ知恵によって「陽一」くんに迫っているのでした。
えっちへの最終承認も彼女でしたよ。
ちょっと仕掛けはあるんですが。
タイトルそのまま、「リモコンでラブ」はそうした大人なオモチャがネタ。
えっちゲーム好きな「浩二」くんを現実に引き戻すため、姉で担任教師という彼女はリモコンを使ってのえっちを試すよう、彼に迫るんですが…スイッチを入れたところ、隣に座っていた「氷室」さんも反応をみせたのです。
コレどんな話だ(笑)
教室でえろえろになる2人がなかなか壮観です。
こんなシチュエーション好き。
お姉ちゃんは教室入る前からフラフラしてましたねー。
ちなみに、「氷室さん」はカバー裏が最も面白いです。
”おっぱい絞る牛乳屋さん”みたいな冒頭の「搾り搾られ搾られるとき」
いわゆる母乳展開のセオリーな立ち上がりなんですが、こちらのポイントはWヒロインであること。
当初は主人公「勇助」くんが、叔母「椿」さんのおっぱいを…という展開。
途中から飲み干しにかかってましたねー。
そんな事をしているうち、幼馴染み「香奈」さんも参加するのでした。
えー、挟まれてます。
「椿さん」はエロい反応をしていたものの、えっちへの流れは「香奈さん」が作ったと思います。
なんだが地獄へ堕ちそうな感覚ですわ(笑)
※左:生徒会長さん、右:幼馴染み「香奈さん」
むちむちっとした年上ヒロインが楽しめます。
同じくWヒロインな「フツウが好きっ!」は、コンビニ店員のお嬢様「三条院」さん。
はっちゃけた姉に困っていた「達也」くん。
それがため、コンビニで見掛けていた、上品な「三条院さん」が気に入っていたんですが…無意識に手を握ったことで彼女が求婚されたと勘違いし…という怒涛の展開。
はっちゃけコメディーですね。
お姉ちゃんが余計な乱入をしたことで、「三条院さん」を巻き込んでのえっち展開になってます。
お嬢様な彼女がキュートでした。
さらに同じく、お嬢様が登場するWヒロインな短編「おバカとスィーツ」
こちらの生徒会長さんは、生意気なお嬢様というセオリーな風情。
メイド服な彼女は弱味を握られてのことで、スキャンダルを撮ってやろうと画策していたのです。
目隠しから、メロメロになってしまう生徒会長さんが可愛いですよ。
もうちょっと好き勝ってにしてくれても良かったかな。
彼女とうまくない「翔」くん。
見兼ねた姉「樹里」さんは、昔やっていたそのまま、下半身の処理をしてあげたのです。
しかし、そんな彼女も来月に結婚の予定があり、知った「翔くん」は…と、そうした短編「はめて欲しいの」は、なかなか重たい設定。
処理はしていたものの、いちおう直接えっちはなかったのかな。
まぁ、どういった理由であれ、そうしたことをしてあげてる時点でヤバさたっぷりですけどね。
描き方は自体は軽めなので、そう読後感は悪くないですが…ハッピーエンドではないかな。
今回収録で全4話という連続モノ「お姉さんも治してね」
これは…前巻に収録されていた「おねえさんが治しちゃう」の続編ですね。
陥没乳首なナース「土久尾香穂」さんと包茎な「北条圭」くんというカップル。
風邪で休んでいた「圭くん」に、プリントを持参したクラス委員の「大橋」さん。
2人の関係をまったく勘違いした「香穂さん」は、酒の勢いを借りて邪魔をするのでした。
そんなんが切っ掛けの1話。
余裕のない年上女性ですね(笑)
「大橋さん」がクマさんパンツを着用していたため、「香穂さん」も対抗してウサギさんパンツなんぞで迫っていました。
ううん、マニアックですね。
さすがにひでるさんも刺さりませんよ。
2話目は、実は彼女の勤務する病院に顔がきく「大橋さん」の逆襲回。
シフトを夜勤務にされてしまった「香穂さん」は、彼と会える機会がぐっと減ってしまうのです。
なるほど、いい作戦だ。
また、彼女が休みの日には、わざわざ「圭くん」を連れ回すという念の入れよう。
最後の決め手は”モロ出し”でしたねー。
ただ、彼女のいる相手をなびかせるのだから、それくらいして丁度良いくらいか。
見事にえっちへ持ち込んでいました。
※ナース「土久尾香穂」
こんなことを言っている「香穂さん」でしたが…。
それがため、真面目(いちおう)な「圭くん」は「香穂さん」を避けるようになってしまうのでした。
3話目はそうした展開。
冒頭の「香穂さん」が可哀想で…。
彼女依存するタイプっぽいですからねー。
保健医「風音」の助けもあり、ようやくお互い仲直りしておりました。
最終4話はいかにも成年漫画な流れ。
こちらにて「大橋さん」の秘密が明かされます。
漫画のテーマですもんね。
なかなか割りきれない「香穂さん」の描写が可愛らしいですよ。
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」は、3ページのショート。
これはオチ部分の補完的な感じかな。
すらりとした身長で、よい肉付きのお姉ちゃん絵柄。
可愛く・色っぽく、綺麗にまとまっており、幅広く好まれそうなもの。
キャラ絵だけでなく、漫画の描き方、お話などにも変な癖なく、万人に好まれそうな仕上がりです。
濃淡から描き込みなど、あちこちのバランスも適度。
ごちゃーとしておらず、コマ割りも複雑でなく、見易い原稿です。
オススメですよ。
一般えっち系とか、いかにも似合いそうでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: なんというか優等生的っぽい、綺麗な仕上がりです。
・話4: 現代劇のが断然良いと思います。
・独4: お姉さん系統がお好きならば是非に。
合計:[13/15]
「S2COMIX」のHPにて、「お姉さんも治してね1話」のページちょっとが立ち読みできます。
また、「みたくるみ」センセのHPでも多くのサンプルと共に紹介されていたので、判断には最適です。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・お姉さん
・おまけ: カバー裏にネタ絵、
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」
・その他: 短編×10(うち「お姉さんも治してね」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「疲れたキミに年上おっぱい」です。
また「セブンイレブン」の話題で申し訳ないですが。
帰り道のコンビニがそれしかないのね。
「冷やしぶっかけ坦々麺」というのを食べました。
コレ美味いですよ!
適度な味わいでちょっぴりだけ辛く、また当然ながら冷たいので、夏にピッタリな商品でした。
オススメ。
さて、本日は「みたくるみ」センセです。
こちらのブログでは…一般系「ディスバニッシュ」とか、成年系「お口のちおっぱい」、「誘惑したいカラダ」などを紹介しています。
ちなみに。
雰囲気から、購入前はすっかり「さきうらら」センセと、ガッチリ勘違いをしていたひでるさん(本当)
読んでいて、あれーって思い、途中で間違えたことに気づきました。
どうもごめんなさい。
えー、話を戻しまして。
今回の「疲れたキミに年上おっぱい」で4冊目ですかね。
なお、収録はメインの中編を他は短編集という風情。
「みたくるみ」センセはご自身のHPにて…
”巨乳で年上な女性が構ってきてくれる和姦モノ”
そう紹介されてしました。
なるほど。
タイトルそのまま、お姉さん系が好みの方にはぐっさり刺さる漫画集だと思います。
※左:「和紗」・「美結」、右:担任教師なお姉ちゃん
この「美結ちゃん」が良い味を出していました。
まずは短編から。
「マジでズレてるウチの姉」は両親いないため、保護者として姉「和紗」さんが奮闘するというもの。
これが良かった。
ヒロイン「和紗さん」は、ゴーグルみたいな眼鏡が特徴的なお姉ちゃん。
賢そうでは…ないのね(笑)
この漫画の最大のポイントは、エロ○学生という「美結」ちゃん。
ウサギのぬいぐるみを片手に、
「家族にも見せられない、お粗末チ○ポなの?」
とか、かなりはっちゃけた発言をしています。
カケラも脱いではいないものの、彼女の存在が漫画を相当面白いモノにしています。
ある意味純粋である「和紗さん」は、ほぼ「美結ちゃん」の入れ知恵によって「陽一」くんに迫っているのでした。
えっちへの最終承認も彼女でしたよ。
ちょっと仕掛けはあるんですが。
タイトルそのまま、「リモコンでラブ」はそうした大人なオモチャがネタ。
えっちゲーム好きな「浩二」くんを現実に引き戻すため、姉で担任教師という彼女はリモコンを使ってのえっちを試すよう、彼に迫るんですが…スイッチを入れたところ、隣に座っていた「氷室」さんも反応をみせたのです。
コレどんな話だ(笑)
教室でえろえろになる2人がなかなか壮観です。
こんなシチュエーション好き。
お姉ちゃんは教室入る前からフラフラしてましたねー。
ちなみに、「氷室さん」はカバー裏が最も面白いです。
”おっぱい絞る牛乳屋さん”みたいな冒頭の「搾り搾られ搾られるとき」
いわゆる母乳展開のセオリーな立ち上がりなんですが、こちらのポイントはWヒロインであること。
当初は主人公「勇助」くんが、叔母「椿」さんのおっぱいを…という展開。
途中から飲み干しにかかってましたねー。
そんな事をしているうち、幼馴染み「香奈」さんも参加するのでした。
えー、挟まれてます。
「椿さん」はエロい反応をしていたものの、えっちへの流れは「香奈さん」が作ったと思います。
なんだが地獄へ堕ちそうな感覚ですわ(笑)
※左:生徒会長さん、右:幼馴染み「香奈さん」
むちむちっとした年上ヒロインが楽しめます。
同じくWヒロインな「フツウが好きっ!」は、コンビニ店員のお嬢様「三条院」さん。
はっちゃけた姉に困っていた「達也」くん。
それがため、コンビニで見掛けていた、上品な「三条院さん」が気に入っていたんですが…無意識に手を握ったことで彼女が求婚されたと勘違いし…という怒涛の展開。
はっちゃけコメディーですね。
お姉ちゃんが余計な乱入をしたことで、「三条院さん」を巻き込んでのえっち展開になってます。
お嬢様な彼女がキュートでした。
さらに同じく、お嬢様が登場するWヒロインな短編「おバカとスィーツ」
こちらの生徒会長さんは、生意気なお嬢様というセオリーな風情。
メイド服な彼女は弱味を握られてのことで、スキャンダルを撮ってやろうと画策していたのです。
目隠しから、メロメロになってしまう生徒会長さんが可愛いですよ。
もうちょっと好き勝ってにしてくれても良かったかな。
彼女とうまくない「翔」くん。
見兼ねた姉「樹里」さんは、昔やっていたそのまま、下半身の処理をしてあげたのです。
しかし、そんな彼女も来月に結婚の予定があり、知った「翔くん」は…と、そうした短編「はめて欲しいの」は、なかなか重たい設定。
処理はしていたものの、いちおう直接えっちはなかったのかな。
まぁ、どういった理由であれ、そうしたことをしてあげてる時点でヤバさたっぷりですけどね。
描き方は自体は軽めなので、そう読後感は悪くないですが…ハッピーエンドではないかな。
今回収録で全4話という連続モノ「お姉さんも治してね」
これは…前巻に収録されていた「おねえさんが治しちゃう」の続編ですね。
陥没乳首なナース「土久尾香穂」さんと包茎な「北条圭」くんというカップル。
風邪で休んでいた「圭くん」に、プリントを持参したクラス委員の「大橋」さん。
2人の関係をまったく勘違いした「香穂さん」は、酒の勢いを借りて邪魔をするのでした。
そんなんが切っ掛けの1話。
余裕のない年上女性ですね(笑)
「大橋さん」がクマさんパンツを着用していたため、「香穂さん」も対抗してウサギさんパンツなんぞで迫っていました。
ううん、マニアックですね。
さすがにひでるさんも刺さりませんよ。
2話目は、実は彼女の勤務する病院に顔がきく「大橋さん」の逆襲回。
シフトを夜勤務にされてしまった「香穂さん」は、彼と会える機会がぐっと減ってしまうのです。
なるほど、いい作戦だ。
また、彼女が休みの日には、わざわざ「圭くん」を連れ回すという念の入れよう。
最後の決め手は”モロ出し”でしたねー。
ただ、彼女のいる相手をなびかせるのだから、それくらいして丁度良いくらいか。
見事にえっちへ持ち込んでいました。
※ナース「土久尾香穂」
こんなことを言っている「香穂さん」でしたが…。
それがため、真面目(いちおう)な「圭くん」は「香穂さん」を避けるようになってしまうのでした。
3話目はそうした展開。
冒頭の「香穂さん」が可哀想で…。
彼女依存するタイプっぽいですからねー。
保健医「風音」の助けもあり、ようやくお互い仲直りしておりました。
最終4話はいかにも成年漫画な流れ。
こちらにて「大橋さん」の秘密が明かされます。
漫画のテーマですもんね。
なかなか割りきれない「香穂さん」の描写が可愛らしいですよ。
描き下ろし「お姉さんも治してね 番外編」は、3ページのショート。
これはオチ部分の補完的な感じかな。
すらりとした身長で、よい肉付きのお姉ちゃん絵柄。
可愛く・色っぽく、綺麗にまとまっており、幅広く好まれそうなもの。
キャラ絵だけでなく、漫画の描き方、お話などにも変な癖なく、万人に好まれそうな仕上がりです。
濃淡から描き込みなど、あちこちのバランスも適度。
ごちゃーとしておらず、コマ割りも複雑でなく、見易い原稿です。
オススメですよ。
一般えっち系とか、いかにも似合いそうでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: なんというか優等生的っぽい、綺麗な仕上がりです。
・話4: 現代劇のが断然良いと思います。
・独4: お姉さん系統がお好きならば是非に。
合計:[13/15]
「S2COMIX」のHPにて、「お姉さんも治してね1話」のページちょっとが立ち読みできます。
また、「みたくるみ」センセのHPでも多くのサンプルと共に紹介されていたので、判断には最適です。
疲れたキミに年上おっぱい (富士美コミックス) (2011/07/25) みた くるみ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■marriage black (速瀬羽柴)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]恋愛・アクション
・おまけ: あとがき絵、描き下ろし「第4回」
・その他: 折り返しにコメント、4話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「速瀬羽柴(はやせ・はしば)」センセの「marriage black マリッジ・ブラック」です。
↓表紙の左側は男性かと思いましたが、女性でした。
毎度お馴染み「百合姫コミックス」ですもんねー。
お互いナイフと拳銃を向けてたりして、なかなか緊張感のある風情。
お話も通常の百合漫画とは違い、独特なものがありました。
※ルーティエ
こう見えてサービスカットあるのは彼女です。
描かれているのは「速瀬羽柴」センセ。
こちらでは同じく百合姫な「SIMOUN シムーン」を紹介しております。
その際にもちらと書いているんですが。
ひでるさんは、センセの描かれる漫画とあまり相性が良くないみたい。
絵柄はいいんですよ。
詳しくは後述しますが、”シリアスの似合う可愛らしさ”で、よく描き込まれ、えっちっぽい色もあって。
好みです。
ただ、お話については合わない。
「速瀬羽柴」センセの単行本はたぶん全て持っているんですが、なんだかカチっと来ないのです。
描かれるお話はどちらも単純なラブコメみたいなのでなく、何かしらのややこしさがありました。
なんだろ、ぱっと伝わり辛いというか。
たぶん、ひでるさんの頭があまりよろしくないという要素も大きいでしょう。
ある程度は理解できてると思いますが、”面白かったー”みたいには感じてません。
それは今回単行本も同様。
「私たちにエバーアフター(めでたし・めでたし)はないんだってこと」
それはヒロインの台詞なんですが、刺激的でどんなんか気になりますよね?ね?
結構気合いを入れて読んだの。
たぶん、まったく理解できていない訳でなく…だいたい考えも合っていると思うんですが……なぜだか、さして楽しめていません。
わはは、と腹抱えるような面白さでないことは承知してます。
切ない物語ですわね。
後半の展開にはハラハラし、ラストの~[ゴニョゴニョ]~場面は物凄く良い風情でした。
…あれ。
そう振り返ってみると、楽しんでないとも違うのか。
あまり刺さらない、という表現が最も適切なのかもしれません。
なんだか中途半端な感じでごめんなさい。
自分自身でもよく整理ついてないです。
※おまけ:小さい頃の2人
この世代もお上手です。
そんなこんなで、新刊「marriage black マリッジ・ブラック」です。
これで6冊目かな。
前回は「SIMOUN シムーン」でイイようなので、だいぶ久しぶりな単行本です。
1冊まるまるの長編モノ。
簡単には、「速瀬羽柴」センセ版「ロミオとジュリエット」というべきお話。
アクション要素もあり、憎めだの殺すだのなんだのと、なかなか物騒ですね。
恋愛描写は単純なものでなく、セオリーな百合漫画でもありません。
また現代劇でもないですからねー。
”顔を合わせれば対決していた”
「リリシィア」と「璐蝶(ルーティエ)」は昔馴染みの間柄で仲良し。
しかし、家同士はそんな彼女らと違い、激しく敵対していたのです。
2人が年頃になった頃。
他家への牽制もあり、長きに渡る争いを止めるべく、「リリシィア」と「ルーティエ」の義兄を結婚させ、お互い親族になろうという計画が持ち上がりました。
どうにか婚儀までこぎ着けたものの、その席にて「リリシィア」は誓いの言葉を「いいえ」とばっさり拒否。
彼を刺し・倒し、「ルーティエ」にキスをして逃亡したのです。
その後劉家では、”災いの元”である「リリシィア」の抹殺を、その「ルーティエ」に命じるのでした。
…大雑把ですが、だいたいそうしたお話。
勘の良い方は、展開がある程度は…読めるかな。
設定とかなんとかは変化球気味ですが、そう複雑なお話ではありません。
たぶん。
普通の百合漫画では性別が障害となるんですが、こちらは家が最大のネックになってます。
拳銃で武力衝突しており、マフィアとかそんなんなのかなぁ。
”他家への牽制”と言っていたことから、他の派閥なども存在しているみたい。
どっちかが吸収合併するほどの差はなく、対立している両家の政略結婚が行われるということは…生き残りのための戦略なのかも。
セクシーなウェディングドレスがお似合いの「リリシィアさん」
胸元がぱかー開いてるんですが、容姿とは裏腹に素敵なサイズでした。
序盤すぐ後よりスカートの前もぱかーと開いており、常にパンチラ(?)してるみたいなのもいい感じです。
後半の鞭を持った姿が素敵。
ふんわりと可愛らしい顔をしている割りに、ドレスで激しいバトルをするなど、過激な娘さんでした。
2話のケーキ描写、4話の結婚についての発言など、なかなか面白いこと言ってますね。
ひでるさんはそんなん好きなので、平時での2人が見たかったです。
なお、彼女のが1つ年上だそうで。
※リリシィア
こちらは可愛さを振りまいておりました。鞭がお似合いです。
凛々しい中華風な服装の「ルーティエさん」
主役は彼女の方ですかね。
太ももに仕込んだナイフが良い感じです。
雰囲気とは裏腹に可愛らしい面があり、キスをされた際には真っ赤になったりしてました。
前半のえっちっぽいシーンでも受け身ですね。
中盤には入浴描写があったのでお楽しみに。
ちなみに、今回単行本ではバストトップとか描かれていません。
そっちはだいぶソフトな仕上がりです。
↑こうした説明ばっかりでごめんなさい。
お話追っかけるとバレバレになりそうなので…。
やや「リリシィアさん」に振り回されてるっぽい感じでしたが、覚悟を決めてからは格好良いですよ。
そうした2人がどうなっていくのか…ぜひ単行本でご確認下さい。
秀逸なのは、やはり4話。
手に汗握る展開です。
こうしたシチュエーションは、ひでるさん好きな「緋翔伝/夢来鳥ねむ」を思い出します。
あれはイイ漫画だったなぁ。
丁寧でよく描き込まれた絵柄。
ふわふわした髪とか、服とかごっちゃりですね。
全体的には濃い目ですが、印象はさらりとしています。
そうした強い色彩がためか、キャラは非常に可愛らしい絵柄であるものの、シリアスがよく似合います。
重めですわね。
表情も非常に良く、緊張感があります。
抜群な安定感があり、乱れ・崩れもありません。
この点では特に問題ないでしょう。
判断については、↓表紙でどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛らしく、非常に良好な作画です。
・話4: ひでるさんは刺さり方イマイチでしたが、いいと思います。
・独4: 百合漫画としていいか悪いかは置いといて、独特ですね。
合計:[13/15]
個人的にはもっと肩の力を抜いたようなお話が見たいんですが。
それは「速瀬羽柴」センセの望むものとは違うんでしょうねぇ。
marriage black (IDコミックス 百合姫コミックス)
★過去に紹介した百合姫コミックス
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]恋愛・アクション
・おまけ: あとがき絵、描き下ろし「第4回」
・その他: 折り返しにコメント、4話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「速瀬羽柴(はやせ・はしば)」センセの「marriage black マリッジ・ブラック」です。
↓表紙の左側は男性かと思いましたが、女性でした。
毎度お馴染み「百合姫コミックス」ですもんねー。
お互いナイフと拳銃を向けてたりして、なかなか緊張感のある風情。
お話も通常の百合漫画とは違い、独特なものがありました。
※ルーティエ
こう見えてサービスカットあるのは彼女です。
描かれているのは「速瀬羽柴」センセ。
こちらでは同じく百合姫な「SIMOUN シムーン」を紹介しております。
その際にもちらと書いているんですが。
ひでるさんは、センセの描かれる漫画とあまり相性が良くないみたい。
絵柄はいいんですよ。
詳しくは後述しますが、”シリアスの似合う可愛らしさ”で、よく描き込まれ、えっちっぽい色もあって。
好みです。
ただ、お話については合わない。
「速瀬羽柴」センセの単行本はたぶん全て持っているんですが、なんだかカチっと来ないのです。
描かれるお話はどちらも単純なラブコメみたいなのでなく、何かしらのややこしさがありました。
なんだろ、ぱっと伝わり辛いというか。
たぶん、ひでるさんの頭があまりよろしくないという要素も大きいでしょう。
ある程度は理解できてると思いますが、”面白かったー”みたいには感じてません。
それは今回単行本も同様。
「私たちにエバーアフター(めでたし・めでたし)はないんだってこと」
それはヒロインの台詞なんですが、刺激的でどんなんか気になりますよね?ね?
結構気合いを入れて読んだの。
たぶん、まったく理解できていない訳でなく…だいたい考えも合っていると思うんですが……なぜだか、さして楽しめていません。
わはは、と腹抱えるような面白さでないことは承知してます。
切ない物語ですわね。
後半の展開にはハラハラし、ラストの~[ゴニョゴニョ]~場面は物凄く良い風情でした。
…あれ。
そう振り返ってみると、楽しんでないとも違うのか。
あまり刺さらない、という表現が最も適切なのかもしれません。
なんだか中途半端な感じでごめんなさい。
自分自身でもよく整理ついてないです。
※おまけ:小さい頃の2人
この世代もお上手です。
そんなこんなで、新刊「marriage black マリッジ・ブラック」です。
これで6冊目かな。
前回は「SIMOUN シムーン」でイイようなので、だいぶ久しぶりな単行本です。
1冊まるまるの長編モノ。
簡単には、「速瀬羽柴」センセ版「ロミオとジュリエット」というべきお話。
アクション要素もあり、憎めだの殺すだのなんだのと、なかなか物騒ですね。
恋愛描写は単純なものでなく、セオリーな百合漫画でもありません。
また現代劇でもないですからねー。
”顔を合わせれば対決していた”
「リリシィア」と「璐蝶(ルーティエ)」は昔馴染みの間柄で仲良し。
しかし、家同士はそんな彼女らと違い、激しく敵対していたのです。
2人が年頃になった頃。
他家への牽制もあり、長きに渡る争いを止めるべく、「リリシィア」と「ルーティエ」の義兄を結婚させ、お互い親族になろうという計画が持ち上がりました。
どうにか婚儀までこぎ着けたものの、その席にて「リリシィア」は誓いの言葉を「いいえ」とばっさり拒否。
彼を刺し・倒し、「ルーティエ」にキスをして逃亡したのです。
その後劉家では、”災いの元”である「リリシィア」の抹殺を、その「ルーティエ」に命じるのでした。
…大雑把ですが、だいたいそうしたお話。
勘の良い方は、展開がある程度は…読めるかな。
設定とかなんとかは変化球気味ですが、そう複雑なお話ではありません。
たぶん。
普通の百合漫画では性別が障害となるんですが、こちらは家が最大のネックになってます。
拳銃で武力衝突しており、マフィアとかそんなんなのかなぁ。
”他家への牽制”と言っていたことから、他の派閥なども存在しているみたい。
どっちかが吸収合併するほどの差はなく、対立している両家の政略結婚が行われるということは…生き残りのための戦略なのかも。
セクシーなウェディングドレスがお似合いの「リリシィアさん」
胸元がぱかー開いてるんですが、容姿とは裏腹に素敵なサイズでした。
序盤すぐ後よりスカートの前もぱかーと開いており、常にパンチラ(?)してるみたいなのもいい感じです。
後半の鞭を持った姿が素敵。
ふんわりと可愛らしい顔をしている割りに、ドレスで激しいバトルをするなど、過激な娘さんでした。
2話のケーキ描写、4話の結婚についての発言など、なかなか面白いこと言ってますね。
ひでるさんはそんなん好きなので、平時での2人が見たかったです。
なお、彼女のが1つ年上だそうで。
※リリシィア
こちらは可愛さを振りまいておりました。鞭がお似合いです。
凛々しい中華風な服装の「ルーティエさん」
主役は彼女の方ですかね。
太ももに仕込んだナイフが良い感じです。
雰囲気とは裏腹に可愛らしい面があり、キスをされた際には真っ赤になったりしてました。
前半のえっちっぽいシーンでも受け身ですね。
中盤には入浴描写があったのでお楽しみに。
ちなみに、今回単行本ではバストトップとか描かれていません。
そっちはだいぶソフトな仕上がりです。
↑こうした説明ばっかりでごめんなさい。
お話追っかけるとバレバレになりそうなので…。
やや「リリシィアさん」に振り回されてるっぽい感じでしたが、覚悟を決めてからは格好良いですよ。
そうした2人がどうなっていくのか…ぜひ単行本でご確認下さい。
秀逸なのは、やはり4話。
手に汗握る展開です。
こうしたシチュエーションは、ひでるさん好きな「緋翔伝/夢来鳥ねむ」を思い出します。
あれはイイ漫画だったなぁ。
丁寧でよく描き込まれた絵柄。
ふわふわした髪とか、服とかごっちゃりですね。
全体的には濃い目ですが、印象はさらりとしています。
そうした強い色彩がためか、キャラは非常に可愛らしい絵柄であるものの、シリアスがよく似合います。
重めですわね。
表情も非常に良く、緊張感があります。
抜群な安定感があり、乱れ・崩れもありません。
この点では特に問題ないでしょう。
判断については、↓表紙でどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛らしく、非常に良好な作画です。
・話4: ひでるさんは刺さり方イマイチでしたが、いいと思います。
・独4: 百合漫画としていいか悪いかは置いといて、独特ですね。
合計:[13/15]
個人的にはもっと肩の力を抜いたようなお話が見たいんですが。
それは「速瀬羽柴」センセの望むものとは違うんでしょうねぇ。
marriage black (IDコミックス 百合姫コミックス)
★過去に紹介した百合姫コミックス
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■発情楽園 (内々けやき)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]眼鏡・近親
・おまけ: あとがき、作品解説ングコーナー、
カバー裏にラフ絵。
・その他: カラー(8P)、短編×11(うち「愛はさだめ、さだめは~」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内々けやき(うちうち・けやき)」センセの「発情楽園」です。
これは↓表紙がすこぶる良かったです。
バランスとか色使いがお気に入り。
「ワニマガジン社」さんの宣伝ページで見た時にピンとくるものがありましたが、店頭で目の当たりにした際も目立っていました。
個人的にはこれまでの表紙で最も好み。
さて、本日は一般漫画なども手掛けている「内々けやき」センセです。
紹介文句によると、
”COMIC快楽天ビーストの荒武者”
…だそうです。
「源義平」とか「後藤又兵衛」みたいなイメージですかねー。
なるほど、絵はそんな感じですが、漫画はごく丁寧な印象がありました。
※美春さん
収録ではこの娘が良かったです。
最新刊は「発情楽園」です。
えろい本では5冊目とのこと。
こちらでは過去に「恋愛女子は前しか見ない!」を紹介していますが、そちらと違って短編集という風情。
解説部分でカウントされてましたが、眼鏡比率が高めです。
お話はラブコメちっくなものと、ぐっと重たいブラックなものとの2系統。
どちらもストーリーが深く、読み応えがありました。
良かったです!
いちおう義理ではありますが、父娘なお話「愛はさだめ、さだめは義娘」、「愛はさだめ、さだめは義父」の2話。
収録では最新作で、単行本の看板に相応しい出来栄えとなってました。
長い間交際し、ようやく結婚となった「高瀬冬彦」・「美夏」
しかし、「美夏」は亡くなり、その連れ子「美春」と2人きりになったのです。
気丈に振舞おうとしている義父「冬彦」でしたが、実際の激しい落ち込み具合をちらほら見ていた「美春」
うざいと当初は思っていた彼女の意識は、いつしかじんわり変化していたのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
冒頭のカラーページは、いかにも成年漫画っぽくはっちゃけていました。
それが続く白黒部分にて、”そこに至るまでの経緯”がきっちり描かれており、単純な好き好き話でないことが分かるようになってます。
巧いです。
「美春さん」のモノローグと、なるほど彼女に刺さりそうな義父「冬彦」が実に良いキャラでした。
なお、2話目は彼の視点となってます。
コレがまた非常に良い点。(※というか、別視点な描き方はひでるさんの好み)
喫茶店での「美春さん」とか、すっかりパートナーたる地位を固めつつある生活描写がいいですね。
解説部分に彼女は”成績はかなり良い”と書かれていましたが、父の理詰めをあっさり撃破したところにそんなんが伺えます。
「一緒にお風呂入る!」
という1コマが好き(笑)
オチもらしい感じで非常に良かったです。
喫茶店舞台の年上モノ「いつかまた、お茶の時間に会いましょう」
視線やしぐさから、おそらくは自分目当てなんだろうと察していた「澤子」
もともと可愛いと思っていたその常連客「渡辺」と、関係してしまったのでした。
どれくらいの年齢差あるのか正確に分かりませんが、年上女性のスタンダードなお話。
ぜひ、若さを武器に突っ走ってもらいたいモノです。
こちらの「澤子さん」がまた表情豊かで、実に魅力的なのよ。
彼が夢中になるのも納得です。
一方、「きみとぼく」は幼馴染み「梅田歩」さんとのえっち。
当初は興味本位だった2人が恋愛へと発展するまで、みたいな感じですかね。
「幸広」くんはともかく、たぶん「歩さん」はもっと以前から好きだったんだろうなー。
えっち後半での彼女が可愛らしかったです。
※左:澤子さん、右:幼馴染み「梅田歩さん」
年上女性も、それらしく・可愛らしく仕上げられています。
センセ曰く”エロまんがみたいな話”という、「母が先か娘が先か」
「弓庭沙織」と付き合う「雄矢」くん。
可愛い彼女にまったく不満はないんですが、彼女の母「小百合」さんに迫られ、そちらとも関係してしまうのでした。
それから、「沙織さん」の留守に「小百合さん」とえっちするスケジュールとなっていたのです。
姉と言っても通じるというだけあり、Mっ気も垣間見えるなどあちこち実にキュートな方。
そこそこ年齢だと察せられますが。
メインとなっている「小百合さん」との窓際羞恥っぽいプレイが良いです。
オチがあんなんになるとは意外でしたが。
「ももいろサンカク」は、小さく可愛らしい「真美」ちゃんと、その保護者っぽかった「天原裕子」さん。
10年以上の付き合いな2人。
どこにでもくっついてくる「真美ちゃん」とは身長差もあって、周囲からは姉妹とか親子などと比喩されていました。
そんな彼女に彼氏が出来たことで、どうにも複雑な心境となってしまうのです。
このお話は「真美ちゃん」ですね。
くるくると可愛らしい方でした。
あんなんでエロいというのは、なかなか凶悪。
彼氏も仕込んだのは彼女みたいでしたよ。
図書館を舞台とした短編「Over the Bookend」
どっちかというと↓下の系統っぽいんですが。
読後感が良いため、こちらにしてみました。
ある切っ掛けがため、セクハラ教師と噂のある「田嶋」と関係している図書委員「和泉」
そんな彼女の初恋話という感覚です。
自己評価はだいぶ低いようですけど、可愛いのに…本人は分からんものか。
スタイルも良いです。
もっともっぽい事を言っている「田嶋」の、さらに上を行く若い「武里登」がなかなかイイ男でした。
幸せになればいいですねー。
ここからはぐっと重たいブラック系統です。
じっくり説明をしてしまうと読んだ際の楽しみ薄くなるので、ごく触りだけ。
姉弟モノの短編「うすいかべ」。
”幸うすそうな女性は良いもの”
そうしたコメントが解説部分にありました。
なるほど、こうした漫画がいくつか収録されてるのは、センセの趣味なんだなぁ、と納得(笑)
父母のえっちを目撃してしまった姉妹のエピソード。
心理的に良くない、って聞きますよね。
皆さんも、くれぐれも気をつけましょう。
お姉ちゃんとは対称的な、弟「仁也」が色々な意味で凄いです。
どんなんだ、アレは。
色々あったのかなぁ。
同じく姉弟モノ「おねえちゃんといっしょ ずっと」
先のエピソードと比べて、そう真っ黒ではないものの。
えっち暴走している弟「睦月」がため、どんよりとした重さのある仕上がりです。
まぁ、それにハマっているのは、姉「美雪」さんもそうなんですけどね。
こちらのメインは、隣の部屋に両親がいる中での、コタツえっちでしょう。
なお、後半はお風呂でしたよー。
※左:姉「美雪さん」、右:美作沙希
こちらの「沙希さん」にはちょっと驚きました。
出会い系で知り合ったヒロインとの「矯正出来ない彼女の共生」
詳細は書けませんが…登場時は地味で普通っぽかった「美作沙希」さん。
「高野さんもずいぶんいい顔になりましたねぇ!!」
中盤のその一言以降が凄まじいです。
「わたしデビュー」は地味だった女の子が進学してはっちゃけるお話。
ここまで極端な例はそうないと思いますが…見事なまでの転落っぷりした。
オチがまたダークなので、ご期待下さい。
ううん、漫画ですねぇ。
濃い目な色使いで、描き込みは適度なくらい。
画面にいっぱい・いっぱい描かれる、ごっちゃり系。
全体的に重くこってりとした印象がありました。
個人的には多少乱れ・崩れを感じる箇所もありましたが、勢いと迫力がためか、あまり気になりません。
表現良く、コメディーちっくなものから、シリアスまで、優れた漫画を描かれる方。
リアル寄りなキャラ絵で、特に眼鏡な”ちょっと地味目”なヒロインがお上手です。
ちょっと癖はあるものの、そう人を選ばないようになったと思います。
「ワニマガジン社」さんのHPでは「愛はさだめ、さだめは義娘」の前半ちょろっとが立ち読みできましたので、参考にどうぞ。
あるいは↓表紙でも良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: シリアスの似合う、優れた漫画群でした。
・話5: ココかな。どっち系統も読み応えがあります。
・独4: やっぱり眼鏡でしょうね。ヒロインの個性となってました。
合計:[13/15]
やっぱりメインの「美春さん」かなー。
重たさとコメカルな部分が融合した、非常に完成度の高い作品かと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]眼鏡・近親
・おまけ: あとがき、作品解説ングコーナー、
カバー裏にラフ絵。
・その他: カラー(8P)、短編×11(うち「愛はさだめ、さだめは~」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内々けやき(うちうち・けやき)」センセの「発情楽園」です。
これは↓表紙がすこぶる良かったです。
バランスとか色使いがお気に入り。
「ワニマガジン社」さんの宣伝ページで見た時にピンとくるものがありましたが、店頭で目の当たりにした際も目立っていました。
個人的にはこれまでの表紙で最も好み。
さて、本日は一般漫画なども手掛けている「内々けやき」センセです。
紹介文句によると、
”COMIC快楽天ビーストの荒武者”
…だそうです。
「源義平」とか「後藤又兵衛」みたいなイメージですかねー。
なるほど、絵はそんな感じですが、漫画はごく丁寧な印象がありました。
※美春さん
収録ではこの娘が良かったです。
最新刊は「発情楽園」です。
えろい本では5冊目とのこと。
こちらでは過去に「恋愛女子は前しか見ない!」を紹介していますが、そちらと違って短編集という風情。
解説部分でカウントされてましたが、眼鏡比率が高めです。
お話はラブコメちっくなものと、ぐっと重たいブラックなものとの2系統。
どちらもストーリーが深く、読み応えがありました。
良かったです!
いちおう義理ではありますが、父娘なお話「愛はさだめ、さだめは義娘」、「愛はさだめ、さだめは義父」の2話。
収録では最新作で、単行本の看板に相応しい出来栄えとなってました。
長い間交際し、ようやく結婚となった「高瀬冬彦」・「美夏」
しかし、「美夏」は亡くなり、その連れ子「美春」と2人きりになったのです。
気丈に振舞おうとしている義父「冬彦」でしたが、実際の激しい落ち込み具合をちらほら見ていた「美春」
うざいと当初は思っていた彼女の意識は、いつしかじんわり変化していたのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
冒頭のカラーページは、いかにも成年漫画っぽくはっちゃけていました。
それが続く白黒部分にて、”そこに至るまでの経緯”がきっちり描かれており、単純な好き好き話でないことが分かるようになってます。
巧いです。
「美春さん」のモノローグと、なるほど彼女に刺さりそうな義父「冬彦」が実に良いキャラでした。
なお、2話目は彼の視点となってます。
コレがまた非常に良い点。(※というか、別視点な描き方はひでるさんの好み)
喫茶店での「美春さん」とか、すっかりパートナーたる地位を固めつつある生活描写がいいですね。
解説部分に彼女は”成績はかなり良い”と書かれていましたが、父の理詰めをあっさり撃破したところにそんなんが伺えます。
「一緒にお風呂入る!」
という1コマが好き(笑)
オチもらしい感じで非常に良かったです。
喫茶店舞台の年上モノ「いつかまた、お茶の時間に会いましょう」
視線やしぐさから、おそらくは自分目当てなんだろうと察していた「澤子」
もともと可愛いと思っていたその常連客「渡辺」と、関係してしまったのでした。
どれくらいの年齢差あるのか正確に分かりませんが、年上女性のスタンダードなお話。
ぜひ、若さを武器に突っ走ってもらいたいモノです。
こちらの「澤子さん」がまた表情豊かで、実に魅力的なのよ。
彼が夢中になるのも納得です。
一方、「きみとぼく」は幼馴染み「梅田歩」さんとのえっち。
当初は興味本位だった2人が恋愛へと発展するまで、みたいな感じですかね。
「幸広」くんはともかく、たぶん「歩さん」はもっと以前から好きだったんだろうなー。
えっち後半での彼女が可愛らしかったです。
※左:澤子さん、右:幼馴染み「梅田歩さん」
年上女性も、それらしく・可愛らしく仕上げられています。
センセ曰く”エロまんがみたいな話”という、「母が先か娘が先か」
「弓庭沙織」と付き合う「雄矢」くん。
可愛い彼女にまったく不満はないんですが、彼女の母「小百合」さんに迫られ、そちらとも関係してしまうのでした。
それから、「沙織さん」の留守に「小百合さん」とえっちするスケジュールとなっていたのです。
姉と言っても通じるというだけあり、Mっ気も垣間見えるなどあちこち実にキュートな方。
そこそこ年齢だと察せられますが。
メインとなっている「小百合さん」との窓際羞恥っぽいプレイが良いです。
オチがあんなんになるとは意外でしたが。
「ももいろサンカク」は、小さく可愛らしい「真美」ちゃんと、その保護者っぽかった「天原裕子」さん。
10年以上の付き合いな2人。
どこにでもくっついてくる「真美ちゃん」とは身長差もあって、周囲からは姉妹とか親子などと比喩されていました。
そんな彼女に彼氏が出来たことで、どうにも複雑な心境となってしまうのです。
このお話は「真美ちゃん」ですね。
くるくると可愛らしい方でした。
あんなんでエロいというのは、なかなか凶悪。
彼氏も仕込んだのは彼女みたいでしたよ。
図書館を舞台とした短編「Over the Bookend」
どっちかというと↓下の系統っぽいんですが。
読後感が良いため、こちらにしてみました。
ある切っ掛けがため、セクハラ教師と噂のある「田嶋」と関係している図書委員「和泉」
そんな彼女の初恋話という感覚です。
自己評価はだいぶ低いようですけど、可愛いのに…本人は分からんものか。
スタイルも良いです。
もっともっぽい事を言っている「田嶋」の、さらに上を行く若い「武里登」がなかなかイイ男でした。
幸せになればいいですねー。
ここからはぐっと重たいブラック系統です。
じっくり説明をしてしまうと読んだ際の楽しみ薄くなるので、ごく触りだけ。
姉弟モノの短編「うすいかべ」。
”幸うすそうな女性は良いもの”
そうしたコメントが解説部分にありました。
なるほど、こうした漫画がいくつか収録されてるのは、センセの趣味なんだなぁ、と納得(笑)
父母のえっちを目撃してしまった姉妹のエピソード。
心理的に良くない、って聞きますよね。
皆さんも、くれぐれも気をつけましょう。
お姉ちゃんとは対称的な、弟「仁也」が色々な意味で凄いです。
どんなんだ、アレは。
色々あったのかなぁ。
同じく姉弟モノ「おねえちゃんといっしょ ずっと」
先のエピソードと比べて、そう真っ黒ではないものの。
えっち暴走している弟「睦月」がため、どんよりとした重さのある仕上がりです。
まぁ、それにハマっているのは、姉「美雪」さんもそうなんですけどね。
こちらのメインは、隣の部屋に両親がいる中での、コタツえっちでしょう。
なお、後半はお風呂でしたよー。
※左:姉「美雪さん」、右:美作沙希
こちらの「沙希さん」にはちょっと驚きました。
出会い系で知り合ったヒロインとの「矯正出来ない彼女の共生」
詳細は書けませんが…登場時は地味で普通っぽかった「美作沙希」さん。
「高野さんもずいぶんいい顔になりましたねぇ!!」
中盤のその一言以降が凄まじいです。
「わたしデビュー」は地味だった女の子が進学してはっちゃけるお話。
ここまで極端な例はそうないと思いますが…見事なまでの転落っぷりした。
オチがまたダークなので、ご期待下さい。
ううん、漫画ですねぇ。
濃い目な色使いで、描き込みは適度なくらい。
画面にいっぱい・いっぱい描かれる、ごっちゃり系。
全体的に重くこってりとした印象がありました。
個人的には多少乱れ・崩れを感じる箇所もありましたが、勢いと迫力がためか、あまり気になりません。
表現良く、コメディーちっくなものから、シリアスまで、優れた漫画を描かれる方。
リアル寄りなキャラ絵で、特に眼鏡な”ちょっと地味目”なヒロインがお上手です。
ちょっと癖はあるものの、そう人を選ばないようになったと思います。
「ワニマガジン社」さんのHPでは「愛はさだめ、さだめは義娘」の前半ちょろっとが立ち読みできましたので、参考にどうぞ。
あるいは↓表紙でも良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: シリアスの似合う、優れた漫画群でした。
・話5: ココかな。どっち系統も読み応えがあります。
・独4: やっぱり眼鏡でしょうね。ヒロインの個性となってました。
合計:[13/15]
やっぱりメインの「美春さん」かなー。
重たさとコメカルな部分が融合した、非常に完成度の高い作品かと思います。
発情楽園 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2011/07/23) 内々けやき 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■ちちみこ!-淫乱処女草子- (宮社惣恭)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・神社
・おまけ: お山のウラバナシ(キャラについて、本編について、)、
カバー裏にあとがき・ウラバナシ漫画、あとがき絵。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮社惣恭(みやしろ・そうすけ)」センセの「ちちみこ!-淫乱処女草子-」です。
ひでるさんは変わったネクタイピンを集めているんですが。
ぼーっと検索していて、見つけました。
↓コレ。
か、かっちょえー!!
普通ならば目撃して即カート部分をクリックするところなんですが…値段に仰天して断念しました。
コレが似合うようになるまで、日々精進します。
さて、初単行本「プラトニック50/50」はブログで紹介している「宮社惣恭」センセ。
こちらの「ちちみこ!-淫乱処女草子-」が2冊目の単行本です。
1冊まるまるの長編漫画。
堅苦しさのない、ハーレム系えっちラブコメという仕上がりになっています。
表題の文字デザインを含めて↓表紙の感じにピンときた方はだいたい楽しめると思います。
なお、紹介帯には”巫女さんハーレム”、とありました。
それだと多くの巫女さんに囲まれるようなイメージがあるので、やや勘違いするかも。
正確には、神社を舞台としたハーレム系漫画かと。
主人公「副島和智(そえじま・かずとも)」は就職先を求める大学生。
30以上の企業にフラれていた彼は、行き着いた神社で神頼みをしておりました。
同じころ、妖怪を追っていた巫女「由崎神楽」
うっかり、お参りに来ていた「和智」もろとも、ばっさり斬ってしまったのです。
命に別状なかったものの、彼の身体に入ってしまったソレを除くべく、またお詫びも兼ねて、「神楽」はえっちによる除霊を始めるのでした。
「福利厚生をとして私が…」
その後、彼が就職に困っていたことを知った「神楽」は、神社のお手伝いを持ちかけたのです。
こうして「和智」は、山奥のへんぴな場所にある神社にて働くこととなったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
※左:巫女「由崎神楽」、右:「木乃原綾乃」・「かこ」・「くくり」
主要なヒロイン群です。「神楽さん」はみるみる描き慣れてった印象。
単行本の収録は、全てこの長編「お山の社が大変だ」です。
巫女「神楽さん」を正ヒロインに、妖怪(自縛霊が土地神になった、みたいな感じらしい)らも登場。
登場場面でも追いかけっこをしてましたが、多少アクションっぽいシーンもありました。
ちょっとだけね。
基本的にはドタバタもあるラブコメ。
ちらほら刃物を持っている「神楽さん」とか、神社が忍者屋敷のようではあったものの、妖怪とバトるみたいな味わいは薄めでした。
切っ掛けの1話目。
「和智くん」はいきなり5百円を賽銭にしてますね。
切羽詰まった感が伺えます。
典型的な巻き込まれ展開で、えっちで除霊というのも成年漫画ではお約束な感じ。
ただ、本職らしいという他の手段は、”身体から弾き出すような感じ”とのことで、物理的に壊れるかも、というのが可笑しかったです。
ちなみに、初めてという「神楽さん」は上下とも下着ナシでした。
神社で働きだす2話目。
えっちに走る彼の行動がやや突飛な気もします。
まぁ、たっぷりな仕掛けで死にかけるような体験もしており、一度はもうえっちした間柄なので、分からんでもないですが。
なにより「神楽さん」自身が望んてましたけどねー。
前回は脱いだ後でしたが、こちらは食事仕込み中のえっち展開なので、巫女服を脱がす(ずらす)描写があって素敵でした。
お尻つき出す流れがお気に入り。
※左:「かこ」・「くくり」、右:「こくり」
この2人が良かったですね。小さいですが後ろ姿に注目。
私服でのえっちシーンから始まる3話目は狸の妖「くくり(括狸)」の登場回。
彼女が1話目で追いかけられていた相手で、八重歯がキュートのはっちゃけ娘さん。
丈の短い衣装がいいですね。
「神楽さん」との行為を見せつけられていた彼女がえっちをねだるパターン。
”男を気に入るなんて久しぶり~”
なんて台詞もあり、えっちの相性なども良い様子でした。
オチ部分の「神楽さん」にも注目。
さらに新キャラ、狐の妖「かこ(括狐)」が登場する4話目。
先の2人は大きいですが、こっちは貧乳さん。
服装は「くくり」より巫女ちっくな風情です。
狐の尻尾みたいな髪の毛が可愛いですね。
この「くくり」・「かこ」はどちらも神様な筈ですが、「神楽さん」の管理下にある様子でした。
次のエピソードでも、”無断で神社から出たので怒られるかも”とか言ってますね。
それぞれとの掛け合いにも注目下さい。
こちらは故あってお風呂場にて、「かこ」・「神楽さん」との複数えっち展開になります。
5話目は「和智くん」が久しぶりに大学へ顔を出す回。
こちらにて、眼鏡の昔馴染みな「木乃原綾乃」さんが登場。
ツンデレですねー。
尾行していた「かこ」が耳をぴょこ・ぴょこさせる場面がやたらめったらキュート。
「綾乃さん」に同化してのえっち展開で、2人分(後に3人分)楽しめます。
ちなみに、この「綾乃さん」とか「くくり」は、しっかりアンダーヘアが描かれていました。
「神楽さん」がつるつるなのは…、剃っているのか、はたまた生えていないのか…。
主要ヒロイン4名が揃うのが6話目。
ここは何と言ってもヒロイン対決でしょう。
女連れで戻った「和智くん」に対する「神楽さん」
そんな彼女の雰囲気から、敏感に察知している「綾乃さん」
こんなんいいですねー。
なかなか「神楽さん」は非常識な娘で、場の緊張感を破壊したことによってスムーズに「綾乃さん」も交えた複数えっちに発展していきます。
※甘える「神楽さん」
この娘はこうした描写が最もキュートですね。
7話目では、いちおう新キャラの「こくり」が登場。
巨乳なえっちお姉さんという風情で、なるほど今までにないタイプです。
この「こくり」が最もサイズはあるのかなー。
前フリもあるものの、その正体はオチにて判明します。
股間のアレがなんだかイイ感じ。
8話目でも続いて「こくり」登場。
まさに主役級の活躍を見せています。
いきなりのバトル展開でしたが、「宮社惣恭」センセはこんなんもお上手ですね。
もともとそっち方面の漫画を描いていたそうで、納得。
こちらのえっち展開は、「こくり」と「神楽さん」です。
9、10話は最終エピソード。
じわじわ増えてく他キャラがいい具合に目立つこともあり、やや「神楽さん」が大人しい感じになっていましたが。
こちらにて取り戻していました。
正ヒロインの面目躍如です。
前半からああした要素は見せていたものの、すっかりえっちになってました。
このドタバタしたのがどう終わるかなーって思ってましたが、そうだ、切っ掛けはソレでしたよね。
ここまでに組み上げた雰囲気を壊すことなく、うまく成年ちっくにまとめられていましたよ。
しっかりとした線の安定感ある作画。
濃淡とか描き込み具合は適度で、あちこちの表現も違和感なく。
ややばっさりとした箇所もありましたが、全体的に良くまとまっていました。
いいんじゃないでしょうか。
目とか髪とかやや鋭角的で、そちらが個性になってます。
背景とか小物もキャラと違和感なく融合してますね。
カラーでもほぼ変化ないタイプなので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
そのカバーは1枚絵になっており、広げると良い按配。
(折り返し部分は実際別なんですが、それっぽくなりますね)
ただ、裏表紙ではちょうどバーコード部分が「かこさん」にかぶってしまい、もどかしいです。
あの部分を下に持ってきてくれれば良かったのに…。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 全体的に良かったです。より洗練されるだろう次が楽しみ。
・話4: 読み応えタップリな漫画でないものの、成年系らしくまとまってます。
・独4: 細かく設定を作られる方ですね。人外な2人がキュートでした。
合計:[12/15]
5ページ程度ですが、「S2COMIX」のHPにて立ち読みが出来たので参考にどうぞ。
また、某書店では触手展開もある8ページの小冊子が付くので1話分お得です。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・神社
・おまけ: お山のウラバナシ(キャラについて、本編について、)、
カバー裏にあとがき・ウラバナシ漫画、あとがき絵。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮社惣恭(みやしろ・そうすけ)」センセの「ちちみこ!-淫乱処女草子-」です。
ひでるさんは変わったネクタイピンを集めているんですが。
ぼーっと検索していて、見つけました。
↓コレ。
【Mt.Artigiano】白雲と龍の桧・蒔絵タイピン(ネクタイピン) () (Mt.Artigiano)モンテ・アルティジャーノ 商品詳細を見る |
か、かっちょえー!!
普通ならば目撃して即カート部分をクリックするところなんですが…値段に仰天して断念しました。
コレが似合うようになるまで、日々精進します。
さて、初単行本「プラトニック50/50」はブログで紹介している「宮社惣恭」センセ。
こちらの「ちちみこ!-淫乱処女草子-」が2冊目の単行本です。
1冊まるまるの長編漫画。
堅苦しさのない、ハーレム系えっちラブコメという仕上がりになっています。
表題の文字デザインを含めて↓表紙の感じにピンときた方はだいたい楽しめると思います。
なお、紹介帯には”巫女さんハーレム”、とありました。
それだと多くの巫女さんに囲まれるようなイメージがあるので、やや勘違いするかも。
正確には、神社を舞台としたハーレム系漫画かと。
主人公「副島和智(そえじま・かずとも)」は就職先を求める大学生。
30以上の企業にフラれていた彼は、行き着いた神社で神頼みをしておりました。
同じころ、妖怪を追っていた巫女「由崎神楽」
うっかり、お参りに来ていた「和智」もろとも、ばっさり斬ってしまったのです。
命に別状なかったものの、彼の身体に入ってしまったソレを除くべく、またお詫びも兼ねて、「神楽」はえっちによる除霊を始めるのでした。
「福利厚生をとして私が…」
その後、彼が就職に困っていたことを知った「神楽」は、神社のお手伝いを持ちかけたのです。
こうして「和智」は、山奥のへんぴな場所にある神社にて働くこととなったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
※左:巫女「由崎神楽」、右:「木乃原綾乃」・「かこ」・「くくり」
主要なヒロイン群です。「神楽さん」はみるみる描き慣れてった印象。
単行本の収録は、全てこの長編「お山の社が大変だ」です。
巫女「神楽さん」を正ヒロインに、妖怪(自縛霊が土地神になった、みたいな感じらしい)らも登場。
登場場面でも追いかけっこをしてましたが、多少アクションっぽいシーンもありました。
ちょっとだけね。
基本的にはドタバタもあるラブコメ。
ちらほら刃物を持っている「神楽さん」とか、神社が忍者屋敷のようではあったものの、妖怪とバトるみたいな味わいは薄めでした。
切っ掛けの1話目。
「和智くん」はいきなり5百円を賽銭にしてますね。
切羽詰まった感が伺えます。
典型的な巻き込まれ展開で、えっちで除霊というのも成年漫画ではお約束な感じ。
ただ、本職らしいという他の手段は、”身体から弾き出すような感じ”とのことで、物理的に壊れるかも、というのが可笑しかったです。
ちなみに、初めてという「神楽さん」は上下とも下着ナシでした。
神社で働きだす2話目。
えっちに走る彼の行動がやや突飛な気もします。
まぁ、たっぷりな仕掛けで死にかけるような体験もしており、一度はもうえっちした間柄なので、分からんでもないですが。
なにより「神楽さん」自身が望んてましたけどねー。
前回は脱いだ後でしたが、こちらは食事仕込み中のえっち展開なので、巫女服を脱がす(ずらす)描写があって素敵でした。
お尻つき出す流れがお気に入り。
※左:「かこ」・「くくり」、右:「こくり」
この2人が良かったですね。小さいですが後ろ姿に注目。
私服でのえっちシーンから始まる3話目は狸の妖「くくり(括狸)」の登場回。
彼女が1話目で追いかけられていた相手で、八重歯がキュートのはっちゃけ娘さん。
丈の短い衣装がいいですね。
「神楽さん」との行為を見せつけられていた彼女がえっちをねだるパターン。
”男を気に入るなんて久しぶり~”
なんて台詞もあり、えっちの相性なども良い様子でした。
オチ部分の「神楽さん」にも注目。
さらに新キャラ、狐の妖「かこ(括狐)」が登場する4話目。
先の2人は大きいですが、こっちは貧乳さん。
服装は「くくり」より巫女ちっくな風情です。
狐の尻尾みたいな髪の毛が可愛いですね。
この「くくり」・「かこ」はどちらも神様な筈ですが、「神楽さん」の管理下にある様子でした。
次のエピソードでも、”無断で神社から出たので怒られるかも”とか言ってますね。
それぞれとの掛け合いにも注目下さい。
こちらは故あってお風呂場にて、「かこ」・「神楽さん」との複数えっち展開になります。
5話目は「和智くん」が久しぶりに大学へ顔を出す回。
こちらにて、眼鏡の昔馴染みな「木乃原綾乃」さんが登場。
ツンデレですねー。
尾行していた「かこ」が耳をぴょこ・ぴょこさせる場面がやたらめったらキュート。
「綾乃さん」に同化してのえっち展開で、2人分(後に3人分)楽しめます。
ちなみに、この「綾乃さん」とか「くくり」は、しっかりアンダーヘアが描かれていました。
「神楽さん」がつるつるなのは…、剃っているのか、はたまた生えていないのか…。
主要ヒロイン4名が揃うのが6話目。
ここは何と言ってもヒロイン対決でしょう。
女連れで戻った「和智くん」に対する「神楽さん」
そんな彼女の雰囲気から、敏感に察知している「綾乃さん」
こんなんいいですねー。
なかなか「神楽さん」は非常識な娘で、場の緊張感を破壊したことによってスムーズに「綾乃さん」も交えた複数えっちに発展していきます。
※甘える「神楽さん」
この娘はこうした描写が最もキュートですね。
7話目では、いちおう新キャラの「こくり」が登場。
巨乳なえっちお姉さんという風情で、なるほど今までにないタイプです。
この「こくり」が最もサイズはあるのかなー。
前フリもあるものの、その正体はオチにて判明します。
股間のアレがなんだかイイ感じ。
8話目でも続いて「こくり」登場。
まさに主役級の活躍を見せています。
いきなりのバトル展開でしたが、「宮社惣恭」センセはこんなんもお上手ですね。
もともとそっち方面の漫画を描いていたそうで、納得。
こちらのえっち展開は、「こくり」と「神楽さん」です。
9、10話は最終エピソード。
じわじわ増えてく他キャラがいい具合に目立つこともあり、やや「神楽さん」が大人しい感じになっていましたが。
こちらにて取り戻していました。
正ヒロインの面目躍如です。
前半からああした要素は見せていたものの、すっかりえっちになってました。
このドタバタしたのがどう終わるかなーって思ってましたが、そうだ、切っ掛けはソレでしたよね。
ここまでに組み上げた雰囲気を壊すことなく、うまく成年ちっくにまとめられていましたよ。
しっかりとした線の安定感ある作画。
濃淡とか描き込み具合は適度で、あちこちの表現も違和感なく。
ややばっさりとした箇所もありましたが、全体的に良くまとまっていました。
いいんじゃないでしょうか。
目とか髪とかやや鋭角的で、そちらが個性になってます。
背景とか小物もキャラと違和感なく融合してますね。
カラーでもほぼ変化ないタイプなので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
そのカバーは1枚絵になっており、広げると良い按配。
(折り返し部分は実際別なんですが、それっぽくなりますね)
ただ、裏表紙ではちょうどバーコード部分が「かこさん」にかぶってしまい、もどかしいです。
あの部分を下に持ってきてくれれば良かったのに…。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 全体的に良かったです。より洗練されるだろう次が楽しみ。
・話4: 読み応えタップリな漫画でないものの、成年系らしくまとまってます。
・独4: 細かく設定を作られる方ですね。人外な2人がキュートでした。
合計:[12/15]
5ページ程度ですが、「S2COMIX」のHPにて立ち読みが出来たので参考にどうぞ。
また、某書店では触手展開もある8ページの小冊子が付くので1話分お得です。
ちちみこ! 淫乱処女草子 (富士美コミックス) (2011/07/25) 宮社 惣恭 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■えろまんがの妖精 (田倉まひろ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]コメディー・貧乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に別絵・田倉まひろ心魂のポエム、
・その他: 折り返しに「マロエちゃんエロマンガしおり」、
短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田倉まひろ(たくら・まひろ)」センセの「えろまんがの妖精」です。
前半戦終了です。
折り返しで3位というのは、なかなかの好位置。
らしい、ですよねー。
ぜひ後半・土壇場での巻き返しを期待したいと思います。
さて、本日はやっと出ました、「田倉まひろ」センセの新刊です。
2年半ぶりかな。
こちらの「えろまんがの妖精」で3冊目となりました。
タイトル「たくらまかん~」でなかったのが、少し残念な気もしますねー。
「智沢渚優」センセの蜜色シリーズみたいにしてほしかったなぁ。
※半澤つむぎ
このお話は良かったです。
いきなり感想を書きますが。
やっぱり、センセの漫画は段違いで面白い。
こちらは短編集なんですが、途中でだらけることもなく、最後まで一気に読み進められました。
好き嫌い分かれるタイプと思いますが、ひでるさんとしては肌にぴったり合いますね。
そんな訳で、多少評価は甘くなっているかもしれません。
今回は全て短編での収録でした。
後半には初期頃の話もあります。
センセは、”恥ずかしい”とコメントを残されていましたが…もともとお上手な方なので、そう問題ではありません。
個人的には多少もっさりしてるかな、程度の印象でした。
相変わらずなテンションの高さと、テンポの良さ。
そして独特なヒロインなど、「田倉まひろ」センセらしい作品が並んでいます。
全体的にはコメディー色が強めですかね。
そうした作品群の中、↓表紙を飾っている「半澤つむぎ」さんの「赤い糸紬」に注目。
可笑しさ・切なさにラブと感動とえっちの詰まった、非常に高い完成度な短編です。
”愛し合う者同士が結ばれるという赤い糸”
主人公「つむぎさん」は、その赤い糸が見えてしまう、特殊な能力がありました。
入学から、何かと良く接してくれる男子「錘坂(おもりさか)」に好意を持っている「つむぎさん」
しかし、自らの小指は、彼と糸が結ばれていなかったのです。
見えるだけで何もできず、過去には両親の離婚を止められなかったこともあり、彼女は物事に対して斜に構えてしまうようになっていたのでした。
だいたいそんなお話。
好意を持つ彼から告白を受け、大笑いをしている「つむぎさん」
なかなか切ない話ですねー。
多く書かれている彼女の一人称が重たいです。
うっすら泣いちゃってたりするんだ、コレが。
そうした中盤あたりの表現が非常に良く、「つむぎさん」の心情がしっかり伝わってくるため、後半の展開が刺さるのです。
このままエンディングでも良さそうなところですが、タダで終わらないのが「田倉まひろ」センセ。
いいオチでした。
人外ではないですが、両目が完全に髪の毛に隠れている独特なヒロイン「日暮雪」さんの短編「バニースタイルはヴェールの奥から抉り込むようにゴー」…って、タイトル長いなぁ。
これが最新原稿のようです。
文化祭の実行委員「市居圭」に恋する「日暮雪さん」
恥ずかしがり屋で告白もできない彼女のため、クラスメイトらは出し物”コスプレ喫茶”を”バニー喫茶”と変更して、その応援をするのでした。
やり方の良し悪しは置いといて、皆さん優しいですね。
ちょぴり感激。
ヒロイン「雪さん」は切り揃えられた前髪で目が完全に隠れてるデザイン。
細身の貧乳さんで、バニー衣装が通常とは違う意味でイイ感じ(笑)
なお、前髪を上げると、”破壊力高い”という可愛らしさがありました。
完全に見えない、両目見える…という彼女もいいんですが、後半に描かれていた”髪の間に片目だけ見える”みたいな「雪さん」に刺さりました。
妖怪っぽくてキュートですよね(笑)
なお、こちらもオチにもうひとネタあるので、ご期待下さい。
えっちされたまま喋っていた、褐色肌なお友達もお気に入りです。
※左:真明ヒカリ、右:妖精「マロエちゃん」
強いコメディーな2話。もの凄くはっちゃけていましたよ。
冒頭の「メチャポジ魔女ステラーポポナ」、タイトルにかかる短編「ようせいさんX-RATE」の2話はコメディー系統。
前者「メチャポジ魔女ステラーポポナ」は、いわゆる魔法少女モノ。
選ばれたヒロイン「真明ヒカリ」さんが、そんなんを恥ずかしいと拒否するところがポイントになってます。
変身はオチ前でようやくという、らしい展開になってます。
(しかも、タダでは終わらない)
適格者を求めるマスコットキャラとの掛け合いが可笑しく、えっち抜きでも楽しめますよ。
特に見開き部分は良かったです。
どんなんかは秘密にしておきますが。
漫画はブルマーを求める男子生徒が悪いモノと融合し、暴走するというもの。
後半のえっちシーンは前半のそんなんとは裏腹に、なかなかドギツイ流れでした。
後者「ようせいさんX-RATE」は、成年漫画1万冊集めた男の元に、”エロマンガの妖精”こと「マロエ」ちゃんが出現する展開。
裏表紙(中表紙)が彼女ですね。
妖精さんは、”童貞を守りつつ、18~30歳の間に約4バレルの精液をエロマンガに費やすと生まれる”とのことでした。大変ですね。
コロコロと表情を変えるはっちゃけキャラで、主人公男性と絶妙な掛け合いをしておりました。
この妖精「マロエちゃん」は漫画本程度のサイズなんですが…そのままえっちしちゃうのか、これまた凄い点。
こっちもややドギツイですね。
また、あとがきに書かれていた”もやし”には驚き。
も、もやしかー!!
「サンチェとレディ」、「いとーゆふ」、「ふれあいわんわんSCHOOL」の3話は、「田倉まひろ」センセのHPによると04年頃の作品。
うち「サンチェとレディ」は初の商業作品とのこと。
お嬢様とお付きの使用人「サンチェスト」の身分違いラブコメ。
そばかす・ロリ体型なお嬢様がキュートです。
収録では冒険のない、ごくスタンダードなお話だと思います。
うち、「いとーゆふ」は時代劇な漫画です。
タイトルは”糸遊”と書くそうです。
せっかくなので調べてみました。
いとゆう〔ゆふ〕 【糸遊】
1 陽炎(かげろう)。
2 「糸遊結び」の略。
(1)語源未詳で、歴史的仮名遣いを「いとゆふ」とするのは、平安時代以来の慣用。
(2)「糸遊」は和語「いとゆふ」が同義の漢語「遊糸(いうし)」(陽炎のこと)の影響を受けてできた表記。(3)晩秋の晴天の日にクモが糸を吐きながら空中を飛び、その糸が光に屈折してゆらゆらと光って見える現象が原義で、漢詩にいう遊糸もそれであるという。
(※kotobank.jpより抜粋)
カラクリ人形師「安兵衛」と、失敗作というべき「真木綿(まゆう)」の短編。
これまたイイお話。
この手のキャラは、またお上手ですね。
後半・オチ付近での「真木綿さん」がキュートでした。
うち「ふれあいわんわんSCHOOL」は眼鏡な副会長さんと小動物のような男の子のラブコメ。
前半の前フリがちゃんと後半でオチとなっているのが見事です。
なお、06年頃の作品「となりの腐姉さん」はそちらと同じくショタっぽい漫画。
なかなか面白いこととなっていた中盤から、衝撃なオチに発展するのでご期待下さい。
※左:日暮雪、右:お嬢様
キャラ的に「雪さん」も好き。バニーが可愛いですよ。
05年の「Water Splash!」はツインテールな妹「瑞奈」ちゃんの寝込み(気絶)を襲う兄という設定。
あの言い合い・ドツキ合いはレクリエーションですね。
成年漫画であるラブラブとは違うものの、仲良い兄妹だと思いますよ。
縞パンなお尻がキュートです。
収録のうち、「世紀末養老伝ババァ」は「たくらまかん展覧会」の、「ゾンビちゃんと楽しい動物園」は「たくらまかん動物園」のそれぞれ宣伝漫画です。
ババァは…遊んでますね。
当時の衝撃が蘇ってきますよ。
「アシュリンさん」は相変わらず魅力的でした。
先のババァと違ってちゃんとえっちシーンがあり、「カディンさん」も顔を見せてるのでお楽しみに。
初出はなかったものの、「田倉まひろ」センセのHPにあった年代も上に書いておきました。
最新の漫画とだいたい半分づつ。
前述したように昔から巧い方で、バランス感覚も独特なためか、そう違和感なく読めました。
細かくは、線とか描き込み具合、表現などが洗練されたかなーというくらい。
キャラは独特な雰囲気で癖あるもの。
ただ、漫画が巧いため、非常に魅力的になってます。
コメディーはわざわざ書くほどでもないくらいですが、シリアスもお上手です。
判断については、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: いちおう収録で差があったので。
・話4: はっちゃけてます。今回はバラエティー豊かですね。
・独5: 非常に優れたテンポと勢いでした。
合計:[13/15]
「ヒット出版社」さんのHPでは、なんと収録のうち「ようせいさんX-RATE」が立ち読みできました。
表題からすればメインに位置する作品だと思うんですが、いいんでしょうか?
はっちゃけていて、ヒロインは人外なので、確かにセンセの漫画が肌に合うかどうか判断の基準になるとは思いますが。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]コメディー・貧乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に別絵・田倉まひろ心魂のポエム、
・その他: 折り返しに「マロエちゃんエロマンガしおり」、
短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田倉まひろ(たくら・まひろ)」センセの「えろまんがの妖精」です。
前半戦終了です。
折り返しで3位というのは、なかなかの好位置。
らしい、ですよねー。
ぜひ後半・土壇場での巻き返しを期待したいと思います。
さて、本日はやっと出ました、「田倉まひろ」センセの新刊です。
2年半ぶりかな。
こちらの「えろまんがの妖精」で3冊目となりました。
タイトル「たくらまかん~」でなかったのが、少し残念な気もしますねー。
「智沢渚優」センセの蜜色シリーズみたいにしてほしかったなぁ。
※半澤つむぎ
このお話は良かったです。
いきなり感想を書きますが。
やっぱり、センセの漫画は段違いで面白い。
こちらは短編集なんですが、途中でだらけることもなく、最後まで一気に読み進められました。
好き嫌い分かれるタイプと思いますが、ひでるさんとしては肌にぴったり合いますね。
そんな訳で、多少評価は甘くなっているかもしれません。
今回は全て短編での収録でした。
後半には初期頃の話もあります。
センセは、”恥ずかしい”とコメントを残されていましたが…もともとお上手な方なので、そう問題ではありません。
個人的には多少もっさりしてるかな、程度の印象でした。
相変わらずなテンションの高さと、テンポの良さ。
そして独特なヒロインなど、「田倉まひろ」センセらしい作品が並んでいます。
全体的にはコメディー色が強めですかね。
そうした作品群の中、↓表紙を飾っている「半澤つむぎ」さんの「赤い糸紬」に注目。
可笑しさ・切なさにラブと感動とえっちの詰まった、非常に高い完成度な短編です。
”愛し合う者同士が結ばれるという赤い糸”
主人公「つむぎさん」は、その赤い糸が見えてしまう、特殊な能力がありました。
入学から、何かと良く接してくれる男子「錘坂(おもりさか)」に好意を持っている「つむぎさん」
しかし、自らの小指は、彼と糸が結ばれていなかったのです。
見えるだけで何もできず、過去には両親の離婚を止められなかったこともあり、彼女は物事に対して斜に構えてしまうようになっていたのでした。
だいたいそんなお話。
好意を持つ彼から告白を受け、大笑いをしている「つむぎさん」
なかなか切ない話ですねー。
多く書かれている彼女の一人称が重たいです。
うっすら泣いちゃってたりするんだ、コレが。
そうした中盤あたりの表現が非常に良く、「つむぎさん」の心情がしっかり伝わってくるため、後半の展開が刺さるのです。
このままエンディングでも良さそうなところですが、タダで終わらないのが「田倉まひろ」センセ。
いいオチでした。
人外ではないですが、両目が完全に髪の毛に隠れている独特なヒロイン「日暮雪」さんの短編「バニースタイルはヴェールの奥から抉り込むようにゴー」…って、タイトル長いなぁ。
これが最新原稿のようです。
文化祭の実行委員「市居圭」に恋する「日暮雪さん」
恥ずかしがり屋で告白もできない彼女のため、クラスメイトらは出し物”コスプレ喫茶”を”バニー喫茶”と変更して、その応援をするのでした。
やり方の良し悪しは置いといて、皆さん優しいですね。
ちょぴり感激。
ヒロイン「雪さん」は切り揃えられた前髪で目が完全に隠れてるデザイン。
細身の貧乳さんで、バニー衣装が通常とは違う意味でイイ感じ(笑)
なお、前髪を上げると、”破壊力高い”という可愛らしさがありました。
完全に見えない、両目見える…という彼女もいいんですが、後半に描かれていた”髪の間に片目だけ見える”みたいな「雪さん」に刺さりました。
妖怪っぽくてキュートですよね(笑)
なお、こちらもオチにもうひとネタあるので、ご期待下さい。
えっちされたまま喋っていた、褐色肌なお友達もお気に入りです。
※左:真明ヒカリ、右:妖精「マロエちゃん」
強いコメディーな2話。もの凄くはっちゃけていましたよ。
冒頭の「メチャポジ魔女ステラーポポナ」、タイトルにかかる短編「ようせいさんX-RATE」の2話はコメディー系統。
前者「メチャポジ魔女ステラーポポナ」は、いわゆる魔法少女モノ。
選ばれたヒロイン「真明ヒカリ」さんが、そんなんを恥ずかしいと拒否するところがポイントになってます。
変身はオチ前でようやくという、らしい展開になってます。
(しかも、タダでは終わらない)
適格者を求めるマスコットキャラとの掛け合いが可笑しく、えっち抜きでも楽しめますよ。
特に見開き部分は良かったです。
どんなんかは秘密にしておきますが。
漫画はブルマーを求める男子生徒が悪いモノと融合し、暴走するというもの。
後半のえっちシーンは前半のそんなんとは裏腹に、なかなかドギツイ流れでした。
後者「ようせいさんX-RATE」は、成年漫画1万冊集めた男の元に、”エロマンガの妖精”こと「マロエ」ちゃんが出現する展開。
裏表紙(中表紙)が彼女ですね。
妖精さんは、”童貞を守りつつ、18~30歳の間に約4バレルの精液をエロマンガに費やすと生まれる”とのことでした。大変ですね。
コロコロと表情を変えるはっちゃけキャラで、主人公男性と絶妙な掛け合いをしておりました。
この妖精「マロエちゃん」は漫画本程度のサイズなんですが…そのままえっちしちゃうのか、これまた凄い点。
こっちもややドギツイですね。
また、あとがきに書かれていた”もやし”には驚き。
も、もやしかー!!
「サンチェとレディ」、「いとーゆふ」、「ふれあいわんわんSCHOOL」の3話は、「田倉まひろ」センセのHPによると04年頃の作品。
うち「サンチェとレディ」は初の商業作品とのこと。
お嬢様とお付きの使用人「サンチェスト」の身分違いラブコメ。
そばかす・ロリ体型なお嬢様がキュートです。
収録では冒険のない、ごくスタンダードなお話だと思います。
うち、「いとーゆふ」は時代劇な漫画です。
タイトルは”糸遊”と書くそうです。
せっかくなので調べてみました。
いとゆう〔ゆふ〕 【糸遊】
1 陽炎(かげろう)。
2 「糸遊結び」の略。
(1)語源未詳で、歴史的仮名遣いを「いとゆふ」とするのは、平安時代以来の慣用。
(2)「糸遊」は和語「いとゆふ」が同義の漢語「遊糸(いうし)」(陽炎のこと)の影響を受けてできた表記。(3)晩秋の晴天の日にクモが糸を吐きながら空中を飛び、その糸が光に屈折してゆらゆらと光って見える現象が原義で、漢詩にいう遊糸もそれであるという。
(※kotobank.jpより抜粋)
カラクリ人形師「安兵衛」と、失敗作というべき「真木綿(まゆう)」の短編。
これまたイイお話。
この手のキャラは、またお上手ですね。
後半・オチ付近での「真木綿さん」がキュートでした。
うち「ふれあいわんわんSCHOOL」は眼鏡な副会長さんと小動物のような男の子のラブコメ。
前半の前フリがちゃんと後半でオチとなっているのが見事です。
なお、06年頃の作品「となりの腐姉さん」はそちらと同じくショタっぽい漫画。
なかなか面白いこととなっていた中盤から、衝撃なオチに発展するのでご期待下さい。
※左:日暮雪、右:お嬢様
キャラ的に「雪さん」も好き。バニーが可愛いですよ。
05年の「Water Splash!」はツインテールな妹「瑞奈」ちゃんの寝込み(気絶)を襲う兄という設定。
あの言い合い・ドツキ合いはレクリエーションですね。
成年漫画であるラブラブとは違うものの、仲良い兄妹だと思いますよ。
縞パンなお尻がキュートです。
収録のうち、「世紀末養老伝ババァ」は「たくらまかん展覧会」の、「ゾンビちゃんと楽しい動物園」は「たくらまかん動物園」のそれぞれ宣伝漫画です。
ババァは…遊んでますね。
当時の衝撃が蘇ってきますよ。
「アシュリンさん」は相変わらず魅力的でした。
先のババァと違ってちゃんとえっちシーンがあり、「カディンさん」も顔を見せてるのでお楽しみに。
初出はなかったものの、「田倉まひろ」センセのHPにあった年代も上に書いておきました。
最新の漫画とだいたい半分づつ。
前述したように昔から巧い方で、バランス感覚も独特なためか、そう違和感なく読めました。
細かくは、線とか描き込み具合、表現などが洗練されたかなーというくらい。
キャラは独特な雰囲気で癖あるもの。
ただ、漫画が巧いため、非常に魅力的になってます。
コメディーはわざわざ書くほどでもないくらいですが、シリアスもお上手です。
判断については、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: いちおう収録で差があったので。
・話4: はっちゃけてます。今回はバラエティー豊かですね。
・独5: 非常に優れたテンポと勢いでした。
合計:[13/15]
「ヒット出版社」さんのHPでは、なんと収録のうち「ようせいさんX-RATE」が立ち読みできました。
表題からすればメインに位置する作品だと思うんですが、いいんでしょうか?
はっちゃけていて、ヒロインは人外なので、確かにセンセの漫画が肌に合うかどうか判断の基準になるとは思いますが。
えろまんがの妖精 (セラフィンコミックス) (2011/07/22) 田倉 まひろ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■淫乱舞乙女 (ゴンざぶろー)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ファンタジー・凌辱
・おまけ: あとがき、ボツ表紙ラフ絵、
カバー裏に登場怪人・怪物大辞典!!
・その他: 短編×9(うち「淫鬼の巫女」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ゴンざぶろー」センセの「淫乱舞乙女」です。
こないだ貧乳とショートカットで思い付き、「伊藤青葉」さんがどうのこうのと書きましたが。
ぽけーと検索していたら、激ヤセしていて驚き。
何かあったんでしょうか。
心配です。
体型維持とかイメージとか、色々大変なのかなぁ。
ふっくらでも可愛いと思うので、ちゃんと食べてほしいところです。
さて、そうした前置きとはまったく関係なく、本日は毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんです。
2冊目の単行本という「淫乱舞乙女」ですね。
描かれている「ゴンざぶろー」センセは、こちらが初見でした。
もくじを眺めていて何となく思いましたが。
やはり「淫」という漢字が多いですねー。
9話のうち、なんと6話にて使用されていました。
よくよく見たら表題にもありますわね。
熟語はたいていえっち系になるというそのまま、漫画の内容も当然そうした感じ。
描き下ろしもあった、メインのエピソードは良かったです。
ただ、全体的に絵柄は不安定なのでした。
※左:戦う巫女「深凪さん」、右:美少女戦士「ミント」
お話・絵柄どちらも、この2話だと思います。
このまま先に絵の話題を続けます。
正確な原稿時期は不明ですが、各話にて結構な差がありました。
処理も異なるかな。
デジタル・極細線のあっさり、そちらと比べてこってりした感じという系統と、太線で全体的に強めなものという、だいたい3パターン。
ひでるさんの好みは”太線で全体的に強め”なソレ。
基本的にどちらもページにごっちゃり描かれており、枠間がなくなるだけでなく、枠線自体がなくなることもあります。
ジャンル的なこともあり、かなり賑やかです。
迫力はあったものの、やや見辛いか。
5角形の幅広輪郭で、目は横に長めというキャラ絵。
たまにバランスの気になる箇所がありました。
乱れ・崩れはちらほらと見られ、もう少し丁寧さが欲しいです。
服や触手の質感も、正直なところ今一歩。
ただ、個人的には好きな系統で、気にはなりつつも普通に読めました。
ある程度セオリーでありつつも設定など変わった漫画もあり、今後安定してくれば良いかと思います。
そんな訳で、シリーズ化してほしいメインシリーズ「淫鬼の巫女」
代々退魔の家業であった、巫女「深凪(みなぎ)」
鬼である「皇羅(おうら)」を使役して魔を祓っていたんですが、契約の代償として交わり、その欲求を満たさなければいけなかったのです。
そんな訳で、戦う巫女さんのファンタジー話。
↓表紙が「深凪さん」ですね。
そちらだと分かり辛いですが、お下げで、露出の大きい改造巫女服でした。
ジャンルの関係上、いかに強いキャラでもピンチになる必要があるんですが…彼女の場合は別。
勝っても負けてもえっち、という「超昂天使エスカレイヤー」のような設定です。
漫画では早々に妖魔を一撃で粉砕していたものの、契約の関係で「皇羅」にえっちされています。
華奢な可愛い娘に無骨なんが控えているという配置が好き。
また、巫女服はおへそあたりがぱっくり開いていたんですが、ここに紋章(契約関係でいいのかな?)が出たりしています。
彼女以外に見えないようで、普段はぴったり張り付いており…プライベートも覗かれ放題な様子。
描き下ろし部分では何らか含みのある発言もありました。
色々と細かい設定があるみたい。
前述したようにどう転んでもえっち展開が可能で、戦闘・日常とも色々なネタが想像されます。
お話の幅は広そうですし、このコンビをもっと見たいですね。
長編でもイケるんではないでしょうか。
ちなみに絵柄は先ほどの表現で言うと”太線で全体的に強め”でした。
ただ、描き下ろし「淫鬼の巫女~そんな巫女と鬼の関係~」は”極細線のあっさり”で、ヒロイン「深凪さん」のバランスも微妙。
(※輪郭と目の大きさ・配置具合が本編と変わってしまっている)
良さがなくなっちゃってますね。
本編のが原稿古いと、今後は合わなくなってしまいそう。うう…。
「転換戦士ミント」も”太線で全体的に強め”のタイプ。
いわゆる悪の組織に改造された主人公が、その組織に立ち向かって世界の平和を守るという、有名特撮系統な漫画です。
主人公「猫井陽太」は普通に男子なんですが、変身するとむちむちぷりんな「美少女戦士・ミント」になるのでした。
変身はスーツを蒸着(笑)するようなものでなく、完全に身体自体が別モノになっているみたい。
ため、いわゆる男の娘ではありません。
意識は男性ですが、身体は女性となっています。
なるほど、それならばOK。
怪人側もそんな事情を知っており、騙されたということでえっちに走るパターンでした。
タコ足な触手ですね。
猫ちっくなデザインの変身後「ミント」は、露出大きく、バイザーで顔も見えていい感じ。
複雑な怪人側の事情(※動画で活躍見て気に入ってたら正体が男だった)とか、意識だけ男子という設定は珍しく、楽しく読ませて頂きました。
良いと思います。
※左:シャイア、右:ウイッチレッド「かりん」
デジタル・極細線でこってりな感じ。
戦闘派な強い女性がえっちされるファンタジー系短編「淫乳闘士シャイア」、「淫獣性母」の2話。
前者は闘技場で”最強”と言われる「シャイア」さん。
いわゆるビキニアーマーなヒロインでした。
恩人という主に謀られ、見せ物にされるという流れ。
母乳ですね。
吸引されたりしていましたよー。
後者はよりファンタジー色が強く、魔獣討伐のヒロインが奇襲・えっちされる流れ。
色々突っ込まれ、生まれ、さらに続く~みたいなん。
その生まれてすぐに、みたいなのが良かったですが、ほぼセオリーな展開です。
ステリライズ・ウイッチレッド「かりん」さんの、「SterilizeWitches マジカルかりん」
いちおう調べてきました。
”Sterilize”は、殺菌みたいな意味。
「悪玉あれば即滅菌!」
とか冒頭で言ってたのはソレですね。
マジカルとか言ってた割に、「かりんさん」は肉弾戦を挑んでおりました。
漫画は捕縛された彼女がえっちされる流れ。
”手下や怪人は性行為で補充~”ということなんですよ。
普通なら、「かりんさん」が堕ちるオチになりそうなところですが、これはもう1ページあったのがポイント。
うん、「ゴンざぶろー」センセにはぜひ連続話を描いてほしいですね。
「オリオンハート 淫辱のスク水セーラー戦士 陵辱連鎖」は原作つきのお話。
タイトルそのまま、変身後はセーラー服(上のみ)にスクール水着みたいな格好になるらしい2人。
漫画はいきなり変身・拘束されており、上では「朝霧優夏」さんが触手、下では「有珠宮葵」さんが複数とそれぞれえっちされる流れが同時進行で見られました。
これはファン向けですね。
※「LewdDecoy」のヒロイン
デジタル・極細線のあっさり
収録のうち、「闇淫の共有」、「Lewd decoy」の2話は”極細線のあっさり”な絵柄。
最もバランス悪く、質感もなく、またそれが目立ってしまうのが非常に問題。
前者「闇淫の共有」の1ページ目、黒タイツのパンチラキックとか、本来は好きなパターンんですが…ううむ。
男性相手でも強い生徒会長「新堂アカリ」、理事長の孫「華風院ヒミコ」という、実力・権力をもつWヒロインなお話。
不意をつかれてのえっちなんですが…後半の展開に注目です。
後者「Lewd decoy」は潜入捜査なヒロインがえっちされちゃうもの。
こちらも女性2人のコンビで、ポニーテールな女性が身体を張って頑張っています。
もう少しそれぞれのキャラが見えれば良かったかなー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 好みなんですが、もう少し安定してほしいです。
・話3: セオリーなのは置いといて、続きが見たいエピソードがありました。
・独3: メイン話など設定が良いものがあり、短編で終わらせるには惜しい感じ。
合計:[9/15]
なにげに好みなのがカバー裏。
「ケイブンシャ」さんの大百科好きにはあんなん刺さりますよー。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ファンタジー・凌辱
・おまけ: あとがき、ボツ表紙ラフ絵、
カバー裏に登場怪人・怪物大辞典!!
・その他: 短編×9(うち「淫鬼の巫女」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ゴンざぶろー」センセの「淫乱舞乙女」です。
こないだ貧乳とショートカットで思い付き、「伊藤青葉」さんがどうのこうのと書きましたが。
ぽけーと検索していたら、激ヤセしていて驚き。
何かあったんでしょうか。
心配です。
体型維持とかイメージとか、色々大変なのかなぁ。
ふっくらでも可愛いと思うので、ちゃんと食べてほしいところです。
さて、そうした前置きとはまったく関係なく、本日は毎度お馴染み「キルタイムコミュニケーション」さんです。
2冊目の単行本という「淫乱舞乙女」ですね。
描かれている「ゴンざぶろー」センセは、こちらが初見でした。
もくじを眺めていて何となく思いましたが。
やはり「淫」という漢字が多いですねー。
9話のうち、なんと6話にて使用されていました。
よくよく見たら表題にもありますわね。
熟語はたいていえっち系になるというそのまま、漫画の内容も当然そうした感じ。
描き下ろしもあった、メインのエピソードは良かったです。
ただ、全体的に絵柄は不安定なのでした。
※左:戦う巫女「深凪さん」、右:美少女戦士「ミント」
お話・絵柄どちらも、この2話だと思います。
このまま先に絵の話題を続けます。
正確な原稿時期は不明ですが、各話にて結構な差がありました。
処理も異なるかな。
デジタル・極細線のあっさり、そちらと比べてこってりした感じという系統と、太線で全体的に強めなものという、だいたい3パターン。
ひでるさんの好みは”太線で全体的に強め”なソレ。
基本的にどちらもページにごっちゃり描かれており、枠間がなくなるだけでなく、枠線自体がなくなることもあります。
ジャンル的なこともあり、かなり賑やかです。
迫力はあったものの、やや見辛いか。
5角形の幅広輪郭で、目は横に長めというキャラ絵。
たまにバランスの気になる箇所がありました。
乱れ・崩れはちらほらと見られ、もう少し丁寧さが欲しいです。
服や触手の質感も、正直なところ今一歩。
ただ、個人的には好きな系統で、気にはなりつつも普通に読めました。
ある程度セオリーでありつつも設定など変わった漫画もあり、今後安定してくれば良いかと思います。
そんな訳で、シリーズ化してほしいメインシリーズ「淫鬼の巫女」
代々退魔の家業であった、巫女「深凪(みなぎ)」
鬼である「皇羅(おうら)」を使役して魔を祓っていたんですが、契約の代償として交わり、その欲求を満たさなければいけなかったのです。
そんな訳で、戦う巫女さんのファンタジー話。
↓表紙が「深凪さん」ですね。
そちらだと分かり辛いですが、お下げで、露出の大きい改造巫女服でした。
ジャンルの関係上、いかに強いキャラでもピンチになる必要があるんですが…彼女の場合は別。
勝っても負けてもえっち、という「超昂天使エスカレイヤー」のような設定です。
漫画では早々に妖魔を一撃で粉砕していたものの、契約の関係で「皇羅」にえっちされています。
華奢な可愛い娘に無骨なんが控えているという配置が好き。
また、巫女服はおへそあたりがぱっくり開いていたんですが、ここに紋章(契約関係でいいのかな?)が出たりしています。
彼女以外に見えないようで、普段はぴったり張り付いており…プライベートも覗かれ放題な様子。
描き下ろし部分では何らか含みのある発言もありました。
色々と細かい設定があるみたい。
前述したようにどう転んでもえっち展開が可能で、戦闘・日常とも色々なネタが想像されます。
お話の幅は広そうですし、このコンビをもっと見たいですね。
長編でもイケるんではないでしょうか。
ちなみに絵柄は先ほどの表現で言うと”太線で全体的に強め”でした。
ただ、描き下ろし「淫鬼の巫女~そんな巫女と鬼の関係~」は”極細線のあっさり”で、ヒロイン「深凪さん」のバランスも微妙。
(※輪郭と目の大きさ・配置具合が本編と変わってしまっている)
良さがなくなっちゃってますね。
本編のが原稿古いと、今後は合わなくなってしまいそう。うう…。
「転換戦士ミント」も”太線で全体的に強め”のタイプ。
いわゆる悪の組織に改造された主人公が、その組織に立ち向かって世界の平和を守るという、有名特撮系統な漫画です。
主人公「猫井陽太」は普通に男子なんですが、変身するとむちむちぷりんな「美少女戦士・ミント」になるのでした。
変身はスーツを蒸着(笑)するようなものでなく、完全に身体自体が別モノになっているみたい。
ため、いわゆる男の娘ではありません。
意識は男性ですが、身体は女性となっています。
なるほど、それならばOK。
怪人側もそんな事情を知っており、騙されたということでえっちに走るパターンでした。
タコ足な触手ですね。
猫ちっくなデザインの変身後「ミント」は、露出大きく、バイザーで顔も見えていい感じ。
複雑な怪人側の事情(※動画で活躍見て気に入ってたら正体が男だった)とか、意識だけ男子という設定は珍しく、楽しく読ませて頂きました。
良いと思います。
※左:シャイア、右:ウイッチレッド「かりん」
デジタル・極細線でこってりな感じ。
戦闘派な強い女性がえっちされるファンタジー系短編「淫乳闘士シャイア」、「淫獣性母」の2話。
前者は闘技場で”最強”と言われる「シャイア」さん。
いわゆるビキニアーマーなヒロインでした。
恩人という主に謀られ、見せ物にされるという流れ。
母乳ですね。
吸引されたりしていましたよー。
後者はよりファンタジー色が強く、魔獣討伐のヒロインが奇襲・えっちされる流れ。
色々突っ込まれ、生まれ、さらに続く~みたいなん。
その生まれてすぐに、みたいなのが良かったですが、ほぼセオリーな展開です。
ステリライズ・ウイッチレッド「かりん」さんの、「SterilizeWitches マジカルかりん」
いちおう調べてきました。
”Sterilize”は、殺菌みたいな意味。
「悪玉あれば即滅菌!」
とか冒頭で言ってたのはソレですね。
マジカルとか言ってた割に、「かりんさん」は肉弾戦を挑んでおりました。
漫画は捕縛された彼女がえっちされる流れ。
”手下や怪人は性行為で補充~”ということなんですよ。
普通なら、「かりんさん」が堕ちるオチになりそうなところですが、これはもう1ページあったのがポイント。
うん、「ゴンざぶろー」センセにはぜひ連続話を描いてほしいですね。
「オリオンハート 淫辱のスク水セーラー戦士 陵辱連鎖」は原作つきのお話。
タイトルそのまま、変身後はセーラー服(上のみ)にスクール水着みたいな格好になるらしい2人。
漫画はいきなり変身・拘束されており、上では「朝霧優夏」さんが触手、下では「有珠宮葵」さんが複数とそれぞれえっちされる流れが同時進行で見られました。
これはファン向けですね。
※「LewdDecoy」のヒロイン
デジタル・極細線のあっさり
収録のうち、「闇淫の共有」、「Lewd decoy」の2話は”極細線のあっさり”な絵柄。
最もバランス悪く、質感もなく、またそれが目立ってしまうのが非常に問題。
前者「闇淫の共有」の1ページ目、黒タイツのパンチラキックとか、本来は好きなパターンんですが…ううむ。
男性相手でも強い生徒会長「新堂アカリ」、理事長の孫「華風院ヒミコ」という、実力・権力をもつWヒロインなお話。
不意をつかれてのえっちなんですが…後半の展開に注目です。
後者「Lewd decoy」は潜入捜査なヒロインがえっちされちゃうもの。
こちらも女性2人のコンビで、ポニーテールな女性が身体を張って頑張っています。
もう少しそれぞれのキャラが見えれば良かったかなー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 好みなんですが、もう少し安定してほしいです。
・話3: セオリーなのは置いといて、続きが見たいエピソードがありました。
・独3: メイン話など設定が良いものがあり、短編で終わらせるには惜しい感じ。
合計:[9/15]
なにげに好みなのがカバー裏。
「ケイブンシャ」さんの大百科好きにはあんなん刺さりますよー。
淫乱舞乙女 (二次元ドリームコミックス 239) (2011/05/25) ゴンざぶろー 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】