■戦場のヴァルキュリア (鬼頭えん)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・軍記
・おまけ:
・その他: 原作「セガ」、カラー(4P)、4話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼頭えん(きとう・えん)」センセの「戦場のヴァルキュリア 1巻」です。
人気…かどうかは知りませんが、お馴染みゲーム原作の漫画版。
原作ゲームものは久し振りですね。
ひでるさんはPS3持ってないため未プレイ。
宣伝CMをちらと見た時はけっこう興味のひかれた1本でしたが、そういった理由に加え、どうせやる時間もないだろう、ということでするーしておりました。
今回、漫画版を手に取ったのは、ゲームやれなかったから…ではなく、「鬼頭えん」センセの漫画だからですね。
ぼけーっと書店を回るひでるさんですが、こちらは見逃しませんでした。
たぶん、通産4冊目となる単行本。
ブログでは「ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編」を紹介しております。
これは良かった。
ラブコメから狂気まで表現でき、また絵的にも高レベルに安定している方なので、こちらも大ハズレはしないだろうなぁ、とか思ったのです。
※アリシア・メルキオット
闘う世話焼きヒロインです。「ウェルキン」との仲は発展していくのかな。
ヨーロッパが舞台…のようですが、地名その他は架空世界。
抗争を続ける東ヨーロッパ帝国連合(帝国)・大西洋連邦機構(連邦)の戦火は「ガリア公国」にまで及びました。
もともと中立国であった「ガリア公国」は、豊富なラグナイト資源の産地であったため、帝国より宣戦布告されてしまったのです。
国境の町「ブルール」にて、突如その争いに巻き込まれてしまった大学生「ウェルキン・ギュンター」、ブルール自警団の隊長「アリシア・メルキオット」
圧倒的な帝国軍に蹂躙された「ウェルキン」らは実父であり前大戦の英雄「ベルゲン・ギュンター」将軍が残した戦車・エーデルワイス号に乗り込み、故郷を脱出しました。
その後、義勇軍に参加した「ウェルキン」、「アリシア」はガリア第3中隊第7小隊に配属され、危険な作戦に参加していくのでした…。
だいたいそんなんですかね。
これは軍記もの?
あるいは戦争の悲哀、ヒロインとのあれこれを描くの??
今のところ、適度なシリアス具合のお話です。
呑気でマイペースな、隊長らしくない主人公「ウェルキン」が”動植物好き”という知識を活かし、奇策をもって小隊を統率・勝利していく、みたいな感じですかね。
正規兵・義勇軍の区別から人種差別など暗い部分にもスポットが当てられており、重厚な部分もありました。
1巻では迫害を受ける妹「イサラ・ギュンター」を守るべく、また「ウェルキン」自身が隊長として認められるべく、危険な任務を遂行するというもの。
結論から言えば、いかにも彼らしい作戦で見事成功を収め、信頼に応えていました。
作中の会話など、ざーっとした説明で進んでおりましたが、状況などゲームにあるような平面図で示してくれれば、より「ウェルキン」の凄さが分かったかも。
負傷者もほとんどいなかったらしい大勝でしたけど、今後はそのあたりをどう描いていくか、で評価は変わるかなぁ。
旧式ながら水準以上の火力と機動力に優れるという戦車・エーデルワイス号をバリバリ活躍させなかったのは良かったです。
※左:イサラ、右:セルベリア
他の女性キャラも魅力的です。「イサラちゃん」は強い娘さんですね。
ひでるさんの薄い記憶から思い出すのは、「ガンダム第08MS小隊」とか、「キャッスル・ファンタジア聖魔大戦」など。
とりあえず、そういった系統がお好きなら、楽しめると思います。
原作ゲームがお気に入りの方は…実際どんなんか詳しくは知りませんけど、人間関係・作戦あたりを特に重視しているようなので、概ね問題なく入れるでしょう。たぶん。
全体的な印象として、かなりゆっくりめな1巻でした。
このくらいのペースで続けば期待できますが、そこそこ長期連載でないと厳しいなぁ。
どこまで続くのか、駆け足・省略されたりしないことを祈ります。
変な部分でブチ切られたりしなければいいですねー。
かなり独特なタッチの原作絵は縦長でスリムでした。
漫画版はというと、そちらと比較して横にふっくらと広がり、可愛らしくなっています。
えー、もうちょっと突っ込むと、ゲーム画面で動かすに都合良いものを、絵的に違和感なく動き易くしたような感覚ね。
強めな線の、こてっとした感じ。
適度な濃淡具合で、あちこちのバランスに優れた、絵から漫画まで巧い方。
↓表紙に違和感なければ、問題ないでしょう。
どーでもいいことですが(←だったら書くな)、「アリシア」以下主要女性はスカートなんですね。
女性の軍服はズボンのタイプもあるんですけど。
無論、ちらとかそんなんはありません(笑)
※こちらがゲーム版の絵。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・軍記
・おまけ:
・その他: 原作「セガ」、カラー(4P)、4話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼頭えん(きとう・えん)」センセの「戦場のヴァルキュリア 1巻」です。
人気…かどうかは知りませんが、お馴染みゲーム原作の漫画版。
原作ゲームものは久し振りですね。
ひでるさんはPS3持ってないため未プレイ。
宣伝CMをちらと見た時はけっこう興味のひかれた1本でしたが、そういった理由に加え、どうせやる時間もないだろう、ということでするーしておりました。
今回、漫画版を手に取ったのは、ゲームやれなかったから…ではなく、「鬼頭えん」センセの漫画だからですね。
ぼけーっと書店を回るひでるさんですが、こちらは見逃しませんでした。
たぶん、通産4冊目となる単行本。
ブログでは「ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編」を紹介しております。
これは良かった。
ラブコメから狂気まで表現でき、また絵的にも高レベルに安定している方なので、こちらも大ハズレはしないだろうなぁ、とか思ったのです。
※アリシア・メルキオット
闘う世話焼きヒロインです。「ウェルキン」との仲は発展していくのかな。
ヨーロッパが舞台…のようですが、地名その他は架空世界。
抗争を続ける東ヨーロッパ帝国連合(帝国)・大西洋連邦機構(連邦)の戦火は「ガリア公国」にまで及びました。
もともと中立国であった「ガリア公国」は、豊富なラグナイト資源の産地であったため、帝国より宣戦布告されてしまったのです。
国境の町「ブルール」にて、突如その争いに巻き込まれてしまった大学生「ウェルキン・ギュンター」、ブルール自警団の隊長「アリシア・メルキオット」
圧倒的な帝国軍に蹂躙された「ウェルキン」らは実父であり前大戦の英雄「ベルゲン・ギュンター」将軍が残した戦車・エーデルワイス号に乗り込み、故郷を脱出しました。
その後、義勇軍に参加した「ウェルキン」、「アリシア」はガリア第3中隊第7小隊に配属され、危険な作戦に参加していくのでした…。
だいたいそんなんですかね。
これは軍記もの?
あるいは戦争の悲哀、ヒロインとのあれこれを描くの??
今のところ、適度なシリアス具合のお話です。
呑気でマイペースな、隊長らしくない主人公「ウェルキン」が”動植物好き”という知識を活かし、奇策をもって小隊を統率・勝利していく、みたいな感じですかね。
正規兵・義勇軍の区別から人種差別など暗い部分にもスポットが当てられており、重厚な部分もありました。
1巻では迫害を受ける妹「イサラ・ギュンター」を守るべく、また「ウェルキン」自身が隊長として認められるべく、危険な任務を遂行するというもの。
結論から言えば、いかにも彼らしい作戦で見事成功を収め、信頼に応えていました。
作中の会話など、ざーっとした説明で進んでおりましたが、状況などゲームにあるような平面図で示してくれれば、より「ウェルキン」の凄さが分かったかも。
負傷者もほとんどいなかったらしい大勝でしたけど、今後はそのあたりをどう描いていくか、で評価は変わるかなぁ。
旧式ながら水準以上の火力と機動力に優れるという戦車・エーデルワイス号をバリバリ活躍させなかったのは良かったです。
※左:イサラ、右:セルベリア
他の女性キャラも魅力的です。「イサラちゃん」は強い娘さんですね。
ひでるさんの薄い記憶から思い出すのは、「ガンダム第08MS小隊」とか、「キャッスル・ファンタジア聖魔大戦」など。
とりあえず、そういった系統がお好きなら、楽しめると思います。
原作ゲームがお気に入りの方は…実際どんなんか詳しくは知りませんけど、人間関係・作戦あたりを特に重視しているようなので、概ね問題なく入れるでしょう。たぶん。
全体的な印象として、かなりゆっくりめな1巻でした。
このくらいのペースで続けば期待できますが、そこそこ長期連載でないと厳しいなぁ。
どこまで続くのか、駆け足・省略されたりしないことを祈ります。
変な部分でブチ切られたりしなければいいですねー。
かなり独特なタッチの原作絵は縦長でスリムでした。
漫画版はというと、そちらと比較して横にふっくらと広がり、可愛らしくなっています。
えー、もうちょっと突っ込むと、ゲーム画面で動かすに都合良いものを、絵的に違和感なく動き易くしたような感覚ね。
強めな線の、こてっとした感じ。
適度な濃淡具合で、あちこちのバランスに優れた、絵から漫画まで巧い方。
↓表紙に違和感なければ、問題ないでしょう。
どーでもいいことですが(←だったら書くな)、「アリシア」以下主要女性はスカートなんですね。
女性の軍服はズボンのタイプもあるんですけど。
無論、ちらとかそんなんはありません(笑)
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※こちらがゲーム版の絵。
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