まんがさんぽ　2007年02月04日

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★まんがデーター　［７／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■□□□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　成年・巨乳
・おまけ：　あとがき、イラストギャラリー、
　　　　　　カバー裏に別絵。
・その他：　カラー（12Ｐ）、短編×13。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｆ．Ｓ　［エフエス］」センセの「嬲者　［ナブリモノ］」です。

こりゃまた直接なタイトルですね、「Ｆ．Ｓ」センセ。
正直なところ、裏表紙の絵とセンセの描くぽってりとした唇になんとなくふら～っと手を出してしまいました。
こんなんほぼ無意識ですよ。危ない人です。
結果、下手ではないんですけれど非常に特徴的な絵柄でして、なんというか要するに…こりゃ合わん。
ひでるさん、またやってしまいました。

前にも書きましたが、このブログでは”健全に漫画（成年も）の紹介する”ことを本願としているため、直接表現はなるたけ避けるようにしております。
そんな訳で、ちょっとレビューが書き辛いんですよ、この漫画。
単行本タイトルも↑あんなですが、各話のタイトルも似たようなもの。洒落がきいていてちょっと面白めなんですが、直接的。
お話としては即えっち系でして、内容は薄い、というかありませんね。
強引に展開するものが多いので、嫌いな方はご用心。

※左は眼鏡がセクシーな有能社長秘書「奈々原むつみ」
　右は夫を亡くした義姉です。こんなアダルト系は絵柄とよく合いますね。

やたら露出が派手な忍者服が楽しい忍者モノ「淫者屋敷」
対立している頭領を暗殺するため、怪しげな屋敷へ潜入するのですが…。
ちょっと頭悪い雰囲気のトラップがいかにもえっち漫画。
どこぞのＯＶＡであったような忍術が笑える作品に仕上がっております。
あとは…「老人怪護」ですかね。
先の忍者漫画もそうですが、内容がタイトル見るだけでだいたい想像できるという、安直さが馬鹿馬鹿しくも楽しいですよ。
こちらは老人と奥さまのカップリングでして、予想そのままな展開がえっちです。
まぁ、現実にそんなん見たら物凄くイヤーな気分になるでしょうけれど。

濃く塗り方がえっちっぽい、カラーが巧みな「Ｆ．Ｓ」センセ。
おまけで「イラストギャラリー」がついており、カラー８ページ、白黒８ページもありました。
はっきりとした太い線で、ページは黒めです。
横に長い目とぼってり厚い唇が特徴。
健康的で色っぽい女の子に対し、登場する男はほとんどが細長く、やや不気味なキャラです。
決して下手ではないんですけれど、癖がやたら強いので人を選びます。
先に書いたようにカラー得意なようなので、↓表紙には気をつけて下さい。

この絵柄が馴染むのであれば、色々な趣向と濃い作品に満足できるでしょう。
ひでるさんとしてはこれで撤退とします。
ダメなもんはどう逆立ちしても駄目です。
ごめんなさい。