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■乙女の花園 潜入大作戦 (紫色雁行)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・年下
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「紫色雁行(ししょく・がんこう)」センセの「乙女の花園 潜入大作戦」です。

今年も終わりですねー。
来訪頂く皆様、ありがとうございました。
先が不透明な世の中ですが、気力・体力の続く限り頑張りたいと思います。

さて、年末を飾る単行本は…過去に「思春期の秘め事」、「鬼畜ゲーム」を紹介している、ひでるさん好きな「紫色雁行」センセにしました。
できれば、年始の「お乳屋本舗/八十八良」に合わせて「胸」ジャンルにしたかったんですが…うまく合わせられませんでした(笑)
梅谷ケンヂ」センセの漫画もあったんですけど。

5冊目の単行本はショタ・ロリな短編集「乙女の花園 潜入大作戦」
ロリはいいとしても、ショタはなぁ…。
絵とか好きな方なんですけどね…舞台設定にもバラつき大きく、まとまりは微妙なものでした

所長「伊藤棗」、悪魔「ネフェニー」
※左:所長「伊藤棗」、右:悪魔「ネフェニー」
 悪魔っ娘はアダルトな方がいいなぁ。

「聖ルシフェル女学院」の調査を命ぜられた「三条キラ」くん。
探偵事務所の所長「伊藤棗」さんは指揮をとる必要があり、また「高城なる」ちゃんはデスク班であったため、残った「キラくん」が”女装して潜入”することとなってしまうのでした。
童顔で背も小さいため、女装は当人も意外なほど似合っており…とそんな流れが表題にもなっている「乙女の花園 潜入大作戦」

何話かこの探偵事務所エピソードで押してもよかったかなー、というなかなか面白いネタ。
女学院には買春疑惑があり、当然そちらでのえっち展開だと思っていたんですが…これが違うんですね(笑)
紹介帯そのまま基本的にはショタ短編ですが、「なるちゃん」、「棗さん」というタイプ異なる女性が登場するため、画面としては問題なし。
逆に言うと、わたわたと慌ただしく終わってしまうのが残念ですねー。

エロくて優しい悪魔のお姉サマにエッチを手ほどきしてもらいたい…!!
そんな欲望から、黒魔術を行った主人公。
予想に反し、召喚された「ネフェニー」は可愛らしくはあるものの性格キツめな悪魔だったのでした。
しかし、とりあえずえっちなことを…という「彼は悪魔の御主人様」
主人公の男の子が幼く、やっぱりショタ系。
いちおうキャラとしては悪魔でしたが、そうしたファンタジー要素は他になく、単純なえっちな短編でした。

シスター「ユーノ」、人妻「ムツミ」
※左:シスター「ユーノ」、右:人妻「ムツミ」
 むちむちでした。センセはアダルトキャラのがいいと思うんですが。

アダルト(人妻)・ショタという組み合わせの「モンスターマダム」、「団地妻のイタズラ」、「聖母降臨」という3話。
スーパーの店員2人と万引きで捕まった人妻「剛田」さんという、「モンスターマダム」
いま流行りのモンスターなんちゃら、なネタ。
なぜか店員2人がえらく幼い容姿で描かれておりました。
オチが楽しいです。
同じくオチ部分が良かった「団地妻のイタズラ」
お隣の「竹内サトル」くんの面倒を見ていた人妻「ムツミ」さんのエピソード。
非常に豊かなスタイルがえっちな「ムツミさん」
↓表紙の方…はいいんですが、あれ単純に扉絵の彩色パターンなんですねー。
同じくむちむちっぷりが嬉しい、シスター「ユーノ」さんの「聖母降臨」
大人が徴兵されて不在であるため、相手は少年…ということで、こちらもショタ系。
母乳が出ているほか、後半部分とか台詞などもえぐい、ドえっちな短編
聖職衣の似合う「ユーノさん」は刺さったんですが、まさかラストがあんなんなるとは意外でした

そちらと同様「虜」はブラックなラストを迎える短編。
ドラックを密造してネット販売している科学部の調査をしていた新聞部「綾名ユミ」さん。
しかし、運なく捕縛されてしまい、口封じに開発したという薬の実験台にされてしまうのでした…。
眼鏡が可愛い「ユミさん」が次々と複数にされてしまうお話。
収録では最もげんなりすると思います。
こちらも、設定としては現代っぽいですね。

マナちゃん、ルリちゃん
※左:マナちゃん、右:ルリちゃん
 ロリな方々はあっさり服を脱いでいるため、いい絵がないですね(笑)

一方、「ママとの闘い」、「Edenの人形屋」、「お兄ちゃんの恋人」という3話はロリ系。
「ママとの闘い」は家庭教師の先生と「マナ」ちゃん。
お尻でしてしまうほか、放尿描写までありました。
ちゃんと勉強もしましょうね。
「Edenの人形屋」は「ルリ」ちゃんが複数にされる短編。
後半は拘束具な描写まであり、よりハードになっておりました。
以上の2話はオチが良かったですね
妹「あかり」ちゃん曰く、恋人関係にあるという兄妹の「お兄ちゃんの恋人」
お話は普通に終わっていましたが、いまいちお兄ちゃんが胡散臭いんですねー。

しっかり強く丁寧な線の絵柄。
濃淡はトーン処理多く薄めながら、比較的ごっちゃりなこともあって、全体的な感覚ではやや濃いめ。
ロリからティーン、アダルトに至るまで器用で巧い方です
幅広な輪郭と小さい目、緩やかな口元が特徴。
やや癖はあるものの安定感に優れ、綺麗な作画でした。

絵的な問題はほぼなかったですが、やはりお話のバラツキが大き過ぎでした。
また、別になくてもいいものですが…やっぱり今回もおまけ要素が少ないんですね。
これは出版社の意向かなぁ。

乙女の花園潜入大作戦 (姫盗人コミックス)乙女の花園潜入大作戦 (姫盗人コミックス)
(2008/12/27)
紫色 雁行

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tag : ファンタジー

■お嬢様はHがお好き[初回限定版] (ぼっしぃ)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツンデレ
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラーリンク絵、
     描き下ろし「ぼっしぃはお嬢様がお好き」
・その他: カラー(36P)、短編×12
     (うち「お嬢様系」×5、「これが私の旦那さま」×2)
※初回限定版は収納BOX・小冊子つき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぼっしぃ(Bosshi)」センセの「お嬢様はHがお好き[初回限定版]」です。

これですよ。
以前「水着彼女」を紹介しております、「ぼっしぃ」センセの最新刊。
アマゾンでは発売中になっていたんですが…書店をぐるぐる回っても店頭には見当たらず、結局はそちらで通販としました。
…だって、限定なんだもん
しかも、おまけが小冊子でしたからねー…どうしてもゲットしたかったのです。
ドラマCDとか、DVDなどと違い、漫画家さんのファンにはもっとも嬉しいオマケですよね。

さて、その初回限定版は、小冊子と共に”収納BOX”もつきます。
なにげにこれも嬉しいオマケ。
小冊子はいいんですけど、保管するにはちと具合が悪いんですねー。
単行本とまとめておける、こちらの存在は大きいのです。
続いて小冊子。
全32ページとなかなか馬鹿にならないボリュームで、「お嬢様は水着がお好き」、「高熱彼氏~水着処方~」という本編の水着修正短編と、あとがきが収録されておりました。(※あとがき部分には、2人のロリ・水着パターンな絵も描かれています)
そんなんもいいですが、単行本↓表紙と同じポーズの2人が競泳水着として描かれてい表紙・裏表紙も素敵でした。
こちらを見るだけでも、買った価値あると思います。
小冊子→単行本カバー→カバー裏と、だんだん脱がす遊びもできますよ。(←やんないか)
ちゃんとそれぞれの表情も微妙に異なっているので、そちらにも注目です。
収録されている短編については、↓本編の紹介に合わせますね。

環さん、みさおさん
※左:環さん、右:みさおさん
 環さんらも良かったんですが…「みさおさん」のが刺さったですね。

さて、今回単行本のメインである、お嬢様系の漫画群。
表題作「お嬢様はHがお好き」は、6ページのカラーショートでした。
こちらは相手不明(※たぶん、間違いなく「裕介」くん)で、画面には↓表紙のようなネグリジェ姿のお嬢様「麗蘭」さんがふんだんに描かれておりました。
続く「お嬢様はお風呂がお好き」では、「麗蘭さん」が使用人「裕介くん」とのお風呂場えっち。
全裸でも動じないあたりが、いかにもお嬢様ですよねー
なお、小冊子収録の「お嬢様は水着がお好き」はそちらと同じ流れで、全裸ではなく競泳水着を着る展開。
コマから台詞まで、どこが違っているのか見比べるのが楽しいです
なお、元絵の関係からか、水着のまま入れている(何を?)あたりにも注目。
どちらにしろベタ展開でしたが、こんなんで正解だと思います。

一方、「花火のよるに」、「高熱彼氏」はお嬢様「環」さんと幼馴染み「達也」くんのエピソード。
「花火のよるに」は、”浴衣の下に下着をつけてる?”という、お約束ネタ。
まあ、その有無というのは男性にとって確かに気になりますわね。
黒髪・リボンが特徴の「環さん」は、先の「麗蘭さん」よりもだいぶ可愛らしい感じです。
ちょうどストーリーでは真ん中あたりなカラー原稿部分。
そちらの、透けた着物の描写がなんとも良かったです。
風邪に倒れた「達也くん」を、なんと「環さん」が見舞うという短編「高熱彼氏」
そちらは服を脱いでどうのという展開なんですが、小冊子「高熱彼氏~水着処方~」では透けると評判(笑)の白水着になっておりました。
やっぱりどこが違うのか、間違い探しのように見るのが楽しいと思います。

それぞれ別に出演していた、「麗蘭」、「環」という両お嬢様らの集合する注目短編「お嬢様達はHがお好き」
この2人、実は姉妹だったんですねー(笑)
ツンデレな2人の掛け合いほか、売り言葉に買い言葉でえっちに突入するパターンがなかなか面白いコメディーになっていました
スワッピングになるかなーという流れで…というえっちも、キャラの個性に合っていると思います。
そのパターンも見たかったというのが正直なトコですが。

年齢がふたまわりほど離れている「大家浩介」、みつ編みの「大家みさお」は政略結婚の夫婦。
2人は愛情で結ばれているものの、旦那さまは変態ちっくだったのでした…。
という、「これが私の旦那さま」と、仕えているメイド「三ノ宮さつき」さんを描いた「これが私の旦那さま~尽忠鳴奴物語~」
どっかで聞いたようなタイトルですが関係ありません。たぶん。(←そっちをよく知らないのね)
冒頭カラー部分もいいんですが、なんと言っても本編のウェディングドレス、さらに剃毛プレイが秀逸。
おっちゃんイイ趣味してますねー。
オチ部分のダメっぷりを含めて、良い出来栄えでした。
続く「さつきさん」メインとなる2話目。
いかにも旦那さまにえろいことされてそうな彼女でしたが…なるほど、旦那さまは「みさおさん」を本気で好きなんですねー。
なんだかちょっと意外(笑)
小さい頃に出会った「みさおさん」なども可愛かったので、ぜひシリーズ化してほしいお話でした。

さくらちゃん
※さくらちゃん
 楽しい娘でした。続きを見たいですね。

よく分かりませんが、対抗意識満々な女の子「さくら」ちゃんの「アンビリ・ガール」
体のなまりが気になった主人公「進藤進」は、近所のスポーツジムへ通うこととしました。
そんな彼に、毎日刺すような視線を送ってくる女の子がいたのです。
どうにも面倒そうなので放っておいた「進」でしたが、うっかり声をかけてしまったことから、その「さくらちゃん」に勝負を挑まれてしまうのでした…。

やっぱ、好きなんだろうなぁ。
先のお嬢様とは異なるタイプのツンデレちっくな娘で、まともに喋れなくなるほどメロメロになるえっち対決が見もの
こうして漫画で見る分には”可愛らしい”で済みますが、実際に付きまとわれたらうっとおしいでしょうねー。
本人の自覚なく、えろいというのも良い個性でした。

オフィス短編、「恋病ハ気カラ~巨乳OL純情物語~」
同僚「なつみ」さんに無理に連れ出され、えっちの相手をさせられた「稲葉一樹」くん。
「会社で稲葉くんに気がある女の子がいてね、親友として君がその子にふさわしいか試したのよ」
そんなことを告げられたのでした。
その相手というのは…”厳しい人”として知られている、上司にして部署のチーフ「上代望」さんだったのです。

上代望、凛さん
※左:上代望、右:凛さん
 やっぱりあった、忍者モノです。…次はどうかな?

よくある上司・部下のラブコメと見せかけ、実は全て「なつみさん」が画策していたというびっくり展開。
なるほど、あそこまでお膳立てされたら、お互い気になるでしょうね~。
(※さほど容姿などが的外れでなければ、でしょうけど)
新鮮な流れで、なかなか良いアイデアでした。

ほか、なぜか水着である病院を描いた「水着症候群」
これは白水着なナース2人が可愛いです。
「ひかるの橋」は水着ではないんですが、雨によって濡れた服の透けている描写が見事。
こんなんも上手でした。
前単行本にもあった忍者モノ「抜忍」
前半の緊張感とは裏腹な後半の色仕掛けな展開が素敵です。
ヒロインは”双尾の凛”って名乗りでしたが…要するにツインテールか。

強い線のこってり絵柄。
濃淡は濃い目で、盛りあがってくるとコマを飛び越え・プチ抜くのが特徴のごっちゃり系。
ただ、キャラ絵は全体的に大きいため、さほど見辛さはありませんでした。
トーン処理が見事で、そちらが水着から服の質感、そして肌のふんわり感を表現しております。
前単行本と比べて安定感も増してますね
癖はありますが、秀逸なカラー原稿ほか絵の巧い方なので、↓表紙などに違和感なければ問題ありません。
特にお嬢様好きな方は、この機会を逃さぬようオススメしておきます。

お嬢様はHがお好き

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tag : コメディーツインテールスクール水着ネグリジェスワッピング

■アナよび (ふうたまろ)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 大学・アナウンサー
・おまけ: 加筆修正あり。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「アナよび」です。

うん、これは面白かった!良かった!!

ブログでは「ボクのアダルトヴィーナス」、「煽情的家族」を取り上げている、「ふうたまろ」センセ。
4冊目の単行本は「アナよび」でした。
…そちらだけだと、なんとも怪しげなタイトルですね(笑)

漫画はアナウンサー科を舞台にした長編で、センセお得意な”えっちを織り交ぜながら物事を解決するヒロイン”の活躍する、成長型主人公の青春劇という具合。
アナウンサーを直接描いたものなら記憶ありますが、こんなんは珍しいアプローチですね。
ただ、アマゾンの紹介文にあった「あなたのマイク、満足させてあげる!」は……どうかなぁ。
そんなんじゃーないでしょ。

相嘗瞳
※相嘗瞳
 素敵な方でしたね。ぜひ幸せになってもらいたいです。

「北枕大学」芸能学部の”アナウンス科”は新設間もない学科ながら、講師に人気現役アナウンサー「相嘗瞳(あいなめ・ひとみ)」を迎えて盛り上がっていました。
そちらに籍を置く学生「熊之実友樹(くまのみ・ともき)」は、気が弱く引っ込み思案な質のため、あまり良い成績ではありませんでした。
しかし、製作科の企画した番組へ出演する5名の1人として、抜擢されてしまうのです。
荷が重いと判断した彼は辞退を申し出るため教官室を訪れるんですが…そこには半裸の「瞳」先生がいたのでした。
かなり大雑把ですが、おおむねそんな導入部。

簡単には主人公「友樹くん」の成長話なんですね。
自分をしっかり・正確に評価してくれた「瞳」先生の、秘密な部分をうっかり知ってしまった「友樹くん」が、その特別授業によってアナウンサーとしては無論のこと、人間的にも大きくなる、そんな感じ。
まず特別授業、という響き自体がいいですよね(笑)
世の男子が憧れる、”お姉さんが優しく教えてあげる”、的な王道パターンでした。
また後半では、安定した関係が崩されるどきどき展開があり、ラストまで目が離せません。
遅れとか描き足しとか、現実には色々と大変だったようですが、ストーリーとえっちが適度に絡まった良作品に仕上がっていると思います。

目品ヒカル、桜台ユキ
※左:目品ヒカル、右:桜台ユキ
 こんな娘らも…それぞれ見せ場があるのはいいですね。

多数のヒロインが登場している本作品。
もともと憧れだった、成績優秀な「虹畑栞」さんとくっつくのかなーって考えていましたが、そうしたラブコメっぽさは薄いのね。
自由に振るまっていながらも感情については意外なほど抑えていたようで、ラスト付近の台詞にもそんなんを感じました。

よく目立っていた、眼鏡で野暮ったい雰囲気の「栞さん」
8話「ワタシガ知ッテル…」では、落ち込む「友樹くん」の背中を押したほか、あちこちで重要な役割を果たしていました
準ヒロインとして相応しい活躍っぷりです。
えっちシーンでも、6話「ありのままに」での各種プレイが最高でした。
乗馬マシンとか、開脚とか…。

途中から特別授業に参加することとなる、「目品ヒカル」、「桜台ユキ」の2人も地味ながら要所で活躍しております。
スワッピングちっくな4話「幼なじみ」での「ユキちゃん」はなかなかえっち。
特にラスト付近の重要なエピソード、9話「再・再教育」での2人は、これまでのもやもやを吹き飛ばすようなカタルシスがありました
看破した「ヒカルさん」らは格好良かったですよ。

漫画での正ヒロインという位置づけは、やっぱり↓表紙を飾っている「瞳」先生かなぁ。
とにかくこの方が魅力的で、かつ素敵に描かれているのです
悩む「友樹くん」ほか「ヒカルさん」、「栞さん」などを受け入れたほか、あちこちの問題をゆるりとえっちに解決しておりました。
敵の手に堕ちた後半部分でも……ここは秘密。
そこそこ若い(たぶん)ながら、センセの漫画に登場する包容力に富んだヒロインなのです。
こうした女性は、本当に「ふうたまろ」センセ巧く描かれますねー。

虹畑栞、井咲さん
※左:虹畑栞、右:井咲さん
 センセはやっぱりアダルトキャラですよねー。

ちなみに、漫画にはもう1人「井咲」さんというアダルトな方が登場するんですが…ひでるさんが最も刺さったのが彼女(笑)
今までいろんなワガママ聞いてきましたけど…今日のは最大級ですわね!-でも…
などの言動がやたら可愛らしいのです。
ラストにもしっかり顔を見せてくれたのが嬉しかったですよ。

しなやかな細線のすっきり絵柄。
線の色は濃いものの全体的な濃淡は適度で、どちらかというと白め。
人物の表情・動きなど各種バランスに優れており、背景ほか小物も手抜きなく、それでいて強過ぎずに描かれておりました
非常にソフトな印象の絵であるため派手さには欠けますが、しっかりとした実力のある方です。
癖はありますが好き嫌い大きく分かれるものではないので、万人に好かれるでしょう。
カラーでも雰囲気は維持されています。
判断は↓表紙で問題ありません。
漫画帯があると、ちと「瞳」先生の下着が見え辛くなるんですよねぇ(笑)

さすがに「ふうたまろ」センセ、という完成度の高い単行本でした。
願わくば、こちらの漫画が多くの人の目に止まりますように。


アナよび (マンサンコミックス) (マンサンコミックス)アナよび (マンサンコミックス) (マンサンコミックス)
(2008/12/25)
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tag : ラブコメスワッピング

■ビーナスラプソディ (春城秋介)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・骨太スタイル
・おまけ: 描き下ろし「おまけ4コマ」、
     カバー裏に「アナちゃん」漫画、
・その他: カラー(8P)、短編×7(うち「密戯シリーズ」×2)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春城秋介(しゅんじょう・しゅうすけ)」センセの「ビーナスラプソディ」です。

やっと休みです。
ぽけーとしてます。
…そんな訳で、実は今回皆さまが想像できないようなほどの時間かかって書いてます(笑)

さて、そんなひでるさんは置いといて、本日は「春城秋介」センセです。
こちらで紹介している「一途なトリコ」に続くのは、「ビーナスラプソディ」ですね。
連続話がありましたが、ほぼ短編集という単行本です。
ぜひ、迫力ある絵を楽しんでください

「久美ちゃん」の母
※「久美ちゃん」の母
 名前が一切出ていないんですねー。

↓表紙を飾る単行本のメイン作品「密戯」、「二人の密戯」
父親と2人暮らしである「広斗」くん。
幼馴染み「久美」ちゃんの母親が喫茶店を経営しているため、よく夕食を食べに寄っていました。
ほとんど息子のようだった「広斗くん」でしたが、彼の忘れた定期には何故か自分の写真があり…。
だいたいそんな感じ。

カラー原稿もある漫画で、なんとびっくり連続話でした。
前半「密戯」は「広斗くん」の告白から、しかかったあたりで「久美ちゃん」が帰宅して、途中でお預けになる展開。
省略されていましたが、どきどきですよねー。
その後にがっつり求める行動に、説得力がありました
そりゃー悶々としっ放しだったでしょうから(笑)
後日談となる2話目「二人の密戯」
こちらは閉店後のえっちで、すっかり慣れた関係が印象的です
2人きりになった途端、ぱっと抱き合うシーンがいいですね。憧れますね。

漫画には幼馴染みの「久美ちゃん」とか、店で働く「美幸」さんとか他に候補がいるのに、彼女を選んだのは…良い判断(笑)
腰付近のむちむち具合が素敵なのです。
どちらのエピソードでも黒のタイトスカートなんですが、そんなんもよくお似合いでした。
後ろから攻めたくなりますよねー。
…しかし、一応長く好きだった人を「オバさん」と呼び続けるのがものすごく不自然に感じました
ちゃんと名前呼ぼうよ。
どーでもいいことかもしれませんけど。

片桐千鶴、浅川さん
※左:片桐千鶴、右:浅川さん
 やっぱり着物はいいですね。センセの絵柄にもよく合っていると思います。

「旅情恋慕」は同じくカラー原稿のある漫画。
小さな旅館の仲居「片桐千鶴」さんと男性客「高平」くんのお話。
なんと言っても着物姿の「千鶴さん」でしょう。
カラーページでも描かれていた、裾をまくるシーンがなんともえっちなのです
冒頭の「上は崩せませんけど」の台詞がラスト付近にかかっているので、胸露出のシーンが盛り上がっていました。
単純にいいですね。

文芸部の先輩「浅川」さんと「矢坂」くんの「Any where」
フラれてしまった「矢坂」くんを慰める先輩の「浅川さん」
えっちもできなかったと傷心の「矢坂くん」は、
じゃあセンパイがさせてよ
とか気軽に言って悪戯のつもりでキスしてみると…と、そんな感じ。
かなり失礼な言葉を連発していましたが、ある意味正直で良かったのかもしれません。
先輩「浅川さん」もあまり器用な質でないのか、慰めもそこそこに彼の言動でスイッチを入れられておりました。
バスの中から非常階段でのえっちなど、大胆なことをして、させられています。
しかし、”家がダメだったからとりあえず非常階段”というのは…「浅川さん」が冷静だったら、ぶっ叩かれて終わりそうね。

アナちゃん
※おまけ:アナちゃん
 えっちですね。このコマが刺さりました。

ほか、従姉「弥生」さんとのラブコメ「ずっとあなたが好きだから」、年下系の2話は妹「明里」さんとの近親系「ブラ☆コン」と家庭教師と「アナ」ちゃん「ホームレッスン」でした。
「ブラ☆コン」はヒロイン「明里さん」は置いといて、「問題どころかいいことだらけかな」というお友達「未有」さんの告白がスゴかったです。
一方、「アナちゃん」は本編よりもコスプレしているおまけ4コマ、カバー裏のが目立っていました。
そっちで1話見たいですね。

強い線のしっかり絵柄。
濃淡は適度で、大きめなコマ割り・キャラ絵が特徴で、迫力は抜群です。
引き絵ほか背景などがやや弱め、絵に硬さを感じる…などありましたが、ここはそうした作風と考えるのがいいでしょう
大きい縦長の輪郭と横長の目と、癖はなかなか強め。
カラーでもさほど変化しませんが、裏表紙の漫画カットは見易く判断には最適です。
そちらが参考になるでしょう。

ビーナスラプソディビーナスラプソディ
(2009/01)
春城 秋介

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tag : ラブコメコスプレ

■ラブ・カテゴリー (尾崎未来)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・別絵、ゲストページ、
     紹介帯の折り返しに著者近影。
・その他: カラー(6P)、短編×11。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「ラブ・カテゴリー」です。

さすがに年末。
本日も色々と注目単行本が発売されていました。
久し振りに「堀川悟郎」センセの新刊も出ていましたが…ひでるさんのメインはやっぱり「尾崎未来」センセでしょう。
こちらのブログでは、再販本「365★SUPER COLOR+PLUS」や「The Great Escape 1巻2巻」を紹介しております。

さて、新刊「ラブ・カテゴリー」は「快楽天」からの短編集。
いかにもラブコメという軽いものから、何気に恋愛ドラマっぽいものまでが収録されておりました。
ただ、ややこしそうな要素があってもそこまで描かれていないので、読後感は悪くありません。

柔道少女「神谷さん」
※柔道少女「神谷さん」
 どんなイチゴパンツなのか、ぜひ単行本でどうぞ。

ちらほらと目に入ったのが、ポニーテールな女性群。
柔道少女「神谷」さんの「Power of Love」
運動のため、髪をまとめているパターンですね。
小さい頃から男勝りな柔道少女「神谷さん」に告白することを決意した「細倉」くん。
ただし、あたしに勝てたらね!!
しかし、承諾に続いた台詞は、そんなんだったのでした…。

道着の下にはシャツを着ておらず、しかもノーブラという「神谷さん」がキュートなのです。
あっさり脱がされていたので詳しくは分かりませんが、さらにノーパンではないよね?
そんな訳で、彼女はヤル気満々
よくあるスポーツえっち漫画のように、真剣勝負を挑んではいませんでした。
なにしろ下着がイチゴ柄だったり、照れ隠しをしてしまうなど、可愛らしい方なんですね。
冒頭では小さい子にスカートめくられて追いかけるシーンがあったんですが…なんだかこれ懐かしいパターンでしたよ

宮川ミカさん、リオさん
※左:宮川ミカさん、右:リオさん
 たぷん、となってます。センセ、特にこうした女性は巧いですよねー。

実務・規則・ファッションなどのため、髪をまとめているのは先生たち。
「赤いランプ」は、結婚が決まった「久保田あゆこ」先生が以前から関係が続いていた生徒「相川真」くんとのえっちで、完全に骨抜きにされる話。
「ステップUP↑」は眼鏡の家庭教師「宮川ミカ」さんが、教え子「カズキ」くんに調教っぽくされていました。
こちらの「ミカ先生」は収録ヒロインの中でもトップクラスに色っぽく、なんとも「カズキくん」が羨ましいかぎり。
ただ、完全に蚊帳の外だった「ミカ先生」の彼氏、同じく単なる引き立て役であった「あゆこ先生」の結婚相手など、本来はパートナーであるべき男性陣が非常に気の毒です。
こうした”何気ない残酷さ”というのは有名な「あいちゃん」にも見え、「尾崎未来」センセの特徴だと思います

店長と店員の女性2人の恋愛模様を描いた「カギリナイ ヨクボウ」、「ICE CREAM」
うち、「カギリナイ ヨクボウ」はダイニングバーでの複数プレイ。
お下げでロリっぽい容姿な「アヤ」ちゃんと、ポニーテールな「マキノ」さんですね。
こちらの注目点は、実はえろえろだった「アヤちゃん」でしょう。
前半と後半では別人のようなのです。
一方、「ICE CREAM」はヒロイン「磯月香菜」さん、先輩「由利」さんというウェイトレス2人の欲望が表現された内容。
ひでるさん、この話は最初から最後までキライです。
チャラチャラ仕事される描写はどうにもダメ。
展開もなんだか腹立ちますねー。

冒頭話「Sweet・Toys どんな事して欲しいの僕に?」、「ライン The line」は、偶然にも”隣のえっち音が煩い”というネタかぶり。
毎夜えっちボイスを聞かせていた隣人は、高校の時フラれた「坂下あんず」さんでした。
現在は人妻な彼女に文句を言った「純」くんですが…というのが「Sweet・Toys どんな事して欲しいの僕に?」
兄とその彼女「あゆみ」さんの絡む声にげんなりしていた弟「ミチヲ」くん。
ある日、兄が出かけたことで2人っきりになると、「あゆみさん」は…というのが「ライン The line」
前者はそうなる理由が(一応)ありましたが、後者は「あゆみさん」の言動から、相当なしたたかさを感じました。
なにしろ、「あゆみさん」は有段者みたいなもんですからねー。
「ミチヲくん」を完全に手玉に取っていましたよ。

あゆみさん、河合真奈さん
※左:あゆみさん、右:河合真奈さん
 比較サンプルです。左が04年、右が03年、↑上の神谷さんは08年、ミカ・リオは07年。

もう一つ気になった短編が「ラブカテゴリー」
”可愛い顔して怖い”、”付き合うには勇気がいる”、という評判の「佐倉ちな」さん。
フラれて泣いている彼女を見た主人公「国枝カイジ」は守ってあげたいと感じ、告白して付き合うこととしたのでした…。
結局はえろい女性で、ところ構わず身体が動いちゃう彼女。
好きな人と一緒だと我忘れちゃうの…
というのは本人の弁。
漫画は告白してからそう時間たっておらず、”そうした性癖を受け入れた”ところで終わっています。
結局「ちなさん」の本質は何も変わっておりません。
…あれは、慣れてくるに従ってより激しくなり、だんだん負担になってくるのではないかなぁ
なんとなく、最終的には「カイジくん」も別れるように思いました。

ほか、”お互いデカいもの(笑)を持っていました”、というネタ「モンスター☆Complex」
ショートカットな「リオ」さんとのお風呂場えっちですね。
「愛の病」は、いかにもアピール全開だった「河合真奈」さんと先生のカップル。
…まぁ、何度も部屋へ招き入れた段階で「先生どうよ?」、って感じよね。
こちらはノーブラのシャツ姿が素敵でした。
収録で、「More&More」だけは同人誌発表作品。
友達「智哉」の彼女「幸」さんと主人公「史次」くんのえっち話です。
告白直後の2ページは雰囲気たっぶりで、アダルト系女性漫画みたいな風情(←ほとんど見たことないですが)
友情より愛情ですねー。
…まぁ、当然か(笑)

柔らかく乱れない線のすっきり絵柄。
濃淡はやや薄めで大小から変化まで豊富なコマ割りなどが見易く、表現とテンポの良さに繋がっていると思います。
クライマックス部分は、1ページぶち抜きで迫力もありますね。
今回単行本は古い原稿も収録されており、「ICE CREAM」「愛の病」が2003年、「ライン The line」「ラブカテゴリー」は2004年という具合。
はっきり言って当時から上手ではあるものの、最近の絵柄がなにしろ良過ぎるため、やっぱり落差がはっきりあるんですね。
過去の絵は目がくっきりと目立ち、キャラがより少女漫画っぽい風情なのでした。

現在もそうですが、”いかにもそんな雰囲気なさげなキャラ絵でえっち”というのは、魅力の一つでしょう。
カラーだと変化する方なので、↓表紙絵などがあまり参考になりません。
事前に調べるのがいいでしょう。

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(2008/12/25)
尾崎 未来

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■ママは同級生 (あづまゆき)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 義母・ラブコメ
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 10話収録、現在1巻まで発売中。
        
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あづまゆき」センセの「ママは同級生 1巻」です。

うわ、こないだ「柊小学校恋愛くらぶ」をやったばかりなんですが…また新刊ですよ。
あいかわらずペース早いですねー、「あづまゆき」センセ。

今井結花1
※今井結花 [普通絵]
 同一人物なんですが…まるで別人ですね(笑)

そんな訳で、「」のつく単行本「ママは同級生 1巻」です。
Fカップ巨乳の同級生は義母として同居することになったのです、という長編ですね。
コメディーにするならセンセお得意なロリ・貧乳キャラのが適切だと思いましたが、そっちではないようです。

主人公「如月遼」くんは幼いころに母を亡くし、今は父親と2人暮らし。
高校2年生となったある日、洗濯物の中に見慣れぬ巨大なブラ(F70)を発見。
それを怪訝に思う暇もなく、風呂場からは見慣れぬ女性が現れたのでした。
なんと、父親が再婚相手として連れてきた女性は、同級生「今井結花」だったのです!!
「遼くん」はそんな彼女と一緒に暮らすこととなったのでした。
…大ざっぱですが、だいたいそんな感じ。

まだ導入部で予想できませんが…。
サービスシーン多い、”軽々しくないラブコメ漫画”だと思います

初対面から全裸で登場のヒロイン「結花さん」
(※さすがに下は湯気で誤魔化していましたが…って、当然か)
見知らぬ女性が家で風呂に入っていて、驚いたのもよく分かるんですが…何故かそのままほったらかしにして学校へ行く主人公「遼くん」
いやいや、誰だか確認するでしょー。
まぁ、いきなり他人の家で風呂に入っている方も、確かにどうかとは思うのだけれども。

なにはともあれ彼女は朝風呂に入る習慣があり、その後も頻繁に全裸を目撃させられることとなるのでした。
あのー、いい加減学習して下さい。お互いに。
いちおう、「結花さん」が頻繁に風呂へ入るのには、ちゃんとした理由あるんですけどね。

そんな感じで、とかくサービスカットの豊富な単行本
「結花さん」は扉絵でも意味なく脱がされていました
さすがに人妻だけあって、直接えっち描写もあります。
…まぁ、ほんのちょっとだけですけどね。
(※もしかしたら、あれはそう見えて、実はシていないのかも…というのは考えすぎかなぁ)

朝倉遥
※朝倉遥
 いかにも、センセらしいキャラでした。所属もテニス部だったりして…。

モーニングコールするほどの間柄である、彼女「朝倉遥」ちゃん。
明るく可愛らしい、表情豊かな女の子でした。
あれだと、正ヒロインにはちと無難過ぎるか。
2話「現実」では、「遼くん」いきなり「遥ちゃん」の携帯に電話をかけ、玄関で会うなりキスをし、彼女のベッドへ横になって…
ああ…帰りたくねェ
とか言ってました。
そこまでして、何もせず帰っちゃうんですね。
散々期待させて…ひでぇなあ。
開始当初から彼女の地位を占めていること、屈託ないだけあって逆に”泣かせがいある”などから、なんとなーく不幸な空気を漂わせていました(笑)
今後の展開では、あの表情を曇らさせちゃうのかな。
なお、「結花さん」に合わせ、「遥ちゃん」もちょくちょく脱いでいました。
スタイル的には、かなり大きい胸の持ち主「結花さん」に対して、ごく普通。
ここは、貧乳とかでキャラ付けしてあげた方が可愛がられるかと思いました。

今井結花2
※今井結花 [サービス絵]
 ブログの掲載はここまでですが、バストトップも頻繁に露出してます。

ほか、お話の注目は、危機一髪な6話「体育」
成年漫画であれば、確実にえっちシーンへ流れるシチュエーションにどきどきしました。
さすがにこんなんは上手ですね。
なお、この学校は珍しく(笑)体操服が短パンなのでした。
そのため、パンチラがあるところに注目。
2話「現実」では、再婚相手として「結花さん」と会わされた「遼くん」がいきなり逃亡するんですが…これがよく分かんない。
元彼女だったら納得なんですが、同級生とはいえ今まで認識すらしていなかった相手。
同級生じゃねーかー!!…とか突っ込むことはあっても、なぜ逃げる必要がある??
よくわかんない。

全体的に、今のところは導入したてで大きな問題はありません。
今後は、「遥ちゃん」に関係を誤解されるとか、「結花さん」は何故結婚したのか、どんな過去があるのか、など不透明な部分が描かれていくのかな。
「結花さん」はラブラブな雰囲気で、また「遼くん」にも彼女「遥ちゃん」がおり、一応はどちらとも安定した関係。
しかし、父親は医者らしくほとんど不在がち。
さらに前述したように、同居の2人は頻繁に全裸を見る機会があったりして、危険な要素を滲ませていました。
この後どうなるか、センセの手腕に期待しましょう。

…センセの可愛い絵柄はドシリアスにはあまり向かないので、展開によっては「ボクの番台さん」みたいになっちゃうかなぁ。
あれは刺さらなかったんですねー。

絵柄については相変わらずのキュートさで、安定しておりました。
軽い雰囲気が持ち味なので、えっち・コメディー・シリアスな比率がどうなるか、だと思っています。
あまりカチカチしない方がいいですね。
ヒロイン「結花さん」は、眼鏡・みつ編みな学生パターンと、髪をほどいて眼鏡を外した人妻パターンがあります。
髪型が左右でそれぞれになっている↓表紙絵ですが、ひでるさんとしてはカバー裏の眼鏡をかけてるパターンのが好みでした。

ママは同級生

ママは同級生 1 (1) (ヤングチャンピオンコミックス)

★「あずまゆき」・「あづまゆき」センセの漫画紹介記事
柊小学校恋愛くらぶ
Rくろにくる-prelude
Cheer up! チア アップ
SCHOOL MATE
ボクの番台さん
しらたま!
こんいろ]※成年
Glee Green Island



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■ツンデロ (武田弘光)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ツンデロ2」、
     カラー両面小ポスター、
     カバー裏にカラー別絵「吉井結花の初夢」
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「ツンデロ」×2)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「武田弘光(たけだ・ひろみつ)」センセの「ツンデロ」です。

これ、メガストアコミックスの200冊目だそうです!
あめでたう!!
ちなみに、100冊目は「全裸で直立歩行/むらさき朱」なのでした。
(※紹介は07/01/20だって。1年で100冊くらいのペースなのねー)
ともかく「コアマガジン」さん、今後もがんばってください。

さて、その記念となった単行本は、成年単行本が「初」という「武田弘光」センセです。
センセの漫画については、たぶん今回の「ツンデロ」が初見。
表題作を含む短編集で、暗さのないラブコメちっくな漫画が基本ですが、どちらもえっちシーンはなかなか派手なのでした。

吉井結花、水戸沙弥
※左:吉井結花、右:水戸沙弥
 どーでもいいですが…こう見ると2人ともでかいですねー。

表題作「ツンデロ -彼女はツンツン+デレ+エロ-」は描き下ろし「ツンデロ2」を含めた唯一の連続話。
学祭のミスコンで優勝経験がある、容姿端麗・スタイル抜群という「吉井結花」さん。
優等生で人望もあるんですが…えっちにはやたら貪欲で、変態的な願望と妄想のある、ドスケベな娘だったのです。
告白は受けるものの、えろい妄想が先行するため失敗ばかりで彼氏はおらず、「結花さん」は日々悶々としておりました。
ある日の放課後、「結花さん」の机の前で地味なクラスメイト「木下貴史」が何かしており…。

ため込んできたエロ妄想が爆発したようなお話。
妄想いっぱいの「結花さん」が、支配できそうな気弱な男性に対して欲望を発散させるという、王道展開でした。
途中でブルマ穿いたりして悪くないんですが、正直刺さるほどではありません。
こちらのポイントは、なんと言っても描き下ろし部分「ツンデロ2」でしょう
セフレとして付き合うようになった、2人の後日談です。
女友達との食事中の会話から、「木下くん」の意外な事実までが楽しく、「結花さん」の精神的な優位が崩れたことによって、よりツンデレちっくになっておりました
雰囲気的には「柳田君と水野さん/榎本ハイツ」みたいな内容で、前述したように「ツンデロ2」の存在がため完成度が増したと思います。

突然、大好きだった水泳部を辞めた「水戸沙弥(みなと・さあや)」さんの原因は…という「ムネ☆ヒメ」
同じくツンデレちっくなヒロインのラブコメ話です。
ツインテールな髪型・色など、容姿もそんなんですよね。
胸がどんどん大きくなり、パットでは隠せないほどにバストトップも肥大してしまった「沙弥さん」
漫画ほど極端であるかは別にして、かなりでっかい方も実際にいますよねー。
何故か母乳も出たりする、胸が特にピックアップされた短編でした。

アヤカ、ハルカ、若菜
※左からアヤカ、ハルカ、若菜
 この「んーと」の1コマが実に良かったです。

昨日と同じ、お姉ちゃんズに翻弄される弟というキャラ配置な近親話「アネコン」
バツイチ同士の親が結婚したことで、元々お隣さんだったお姉さん2人が”義理の姉”となってしまった義弟「志賀勇冬」くん。
もともと姉弟のように育ったため同居にも違和感なかったんですが…通う学校の保険医として「アヤカ」さん、体育教師として「ハルカ」さんが赴任してから、なんだか3名の雲行きが怪しくなっていたのでした。

普通、このシチュエーションに悶えるのは「勇冬くん」ではないかなぁ。
えっちに積極的な「アヤカ姉」がいるためか、どちらかと言うとストッパー役になっておりました。
あんまり直接的に来られると、引くものですよねー。
そんな訳で、初めての相手を「ハルカ姉」に選んだというのも、なんとなーく理解できるような…
故あってブルマでのえっちで、ラストにあった”どっちを選ぶか”の方法にも納得でした。

そちらほか、単行本には教師・生徒というカップルが多い特徴があります。
えろい女教師「麗香」先生の「レイカ式赤点克服術」
我慢したにも関わらず、生徒「直人」くんの成績がどんどん落ちているのでした。
…こりゃ、だめだ(笑)
「ボクの生徒で新妻で」は妻であり生徒でもある「乙部若菜」さんと教師「乙部洋」の短編。
収録では数少ない、ぽやーっとした雰囲気が可愛らしい娘さんでした。
お風呂場でえろ水着なえっちなんですが、どうせなら校内でシてほしかったなぁ。
「洋くん」、若い割にカタイんだからー。

立花優南、如月静葉
※左:立花優南、右:如月静葉
 「静葉さん」が氷なら、「優南さん」は太陽ですかね。どちらも素敵でした。

カラー原稿もある冒頭話「キュ~っと・さきゅばす」は、家庭教師「真北洋介」くんと「立花優南」さんの組み合わせ。
受験を控える中学生「優南さん」は、大人びた雰囲気とスタイルの持ち主。
人当たり良く明るい彼女は勉強までできる優等生で手がかからず、もっぱらモテる彼女のお目付け役を務めておりました。
そんな生活が3ヶ月ほど経過したあたりから、何かと「優南さん」のアピールが増してきて…。

慌てる「洋介くん」対し、ぺろっと舌を出している表情がやたら可愛らしい「優南さん」でした。
最後までまとまった良作品で、こちらは「洋介くん」視点で展開していたんですが、できれば「優南さん」視点でのお話も見たいですねー。
スクール水着で登場するんですが、実はコレこっそり彼の趣向を調査した結果のもの。
そのあたりの、地道な活動がどんなんだったか描いても、面白いと思います。

ほか、”美人だが男子の9割を振っている”風紀委員「如月静葉」さんの「あい・すくれーぱー」
氷の美女」という異名が素敵なんですが…もともと幼馴染みな「川村健太」くんの前では奴隷だのなんだの、やたらMちっくな女性になってしまうのでした。
「静葉さん」は感情に不器用そうなところがいいですね。
生徒会長「木津野」さんの、メイドコスプレ・複数えっちという「会長のブカツドウ」
アニメ研究部を解散させるべく部室に乗り込んだ会長「木津野さん」
しかし、実は「ひとみん」という名のコスプレイヤーで、そのネタを握られていた会長は…。
コスしてる時はキャラ名で呼んでって言ってるでしょ!!
そんな台詞とか、すぐ笑顔を出せるあたりが、可笑しかったです。
なかなかのプロ意識っぷりでした。
名作「肉弾アスリー島/米餅昭彦」のえろ部分をより大きく捉えたような、「Doppler Lesson」
もともとは消極的でまともに演技できなかった新体操部の「葵」さんが、コーチのマンツーマンの特訓の結果で~という展開。
手段はどうであれ、ちゃんと結果も出ていたようなので、指導としては的確なのかなぁ。
それにハマり過ぎてしまったことで、ぼやけておりましたが。

強い線のこってり絵柄。
色は濃くないですが、細かいコマ割り多くごっちゃり気味なのです。
崩しなどを含めて表情は自然で、全体的に漫画の巧い方。
なお、収録作品の時期には多少の差があります。
基本的に絵は巧い方なのでほとんど問題ありませんが、洗練された最新原稿と比べるとさすがに古いものはもっさりとユル目でした。
多少の癖はありましたが極端ではないため、万人に好まれるタイプでしょう。
↓表紙ほか、カラー絵はまた違った雰囲気のえっちさがありますねー。

目立つキャラが多かったので、やっぱり連続話とか長編が見たいですね。
裏表紙のお尻3段重ねも素敵でした。

ツンデロ (メガストアコミックスシリーズ No. 200)ツンデロ (メガストアコミックスシリーズ No. 200)
(2008/12/19)
武田弘光

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■Kiss×sis キスシス3巻 (ぢたま某)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : ラブコメ・キス
・おまけ: カバー裏に表紙漫画ラフ。
・その他: カバーは特殊仕様、あとがき、予告、
      6話収録、現在3巻まで発売中。
※初回限定版はDVDつき。
        
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぢたま某」センセの「KissXsis キスシス 3巻」です。

ようやく休みがきました。
もう少しの仕事納めまで、ひと休憩です。

そんなこんなで、本日は1巻、2巻を連続で紹介している、たぶん「ぢたま某」センセの”生涯を通じた代表作になる”だろう作品「KissXsis キスシス 3巻」です。
まぁ、こんなとこで取り上げなくても、あちこちで紹介してますよねー。
記事にすべきかどうか迷ったんですけど、色々あってやることとしました。
さっき見たら、前回も似たようなこと書いていましたね。
色々あるのよ。

4巻告知
※4巻告知です。
 うまく表現できていると思います。

さて、「KissXsis キスシス 3巻」ですが、今回はアニメDVDの付く初回限定版があります。
スゴイですねー、ここまでくると、どっちがメインなのだかよく分かりません(笑)
先程見ましたが、これがなかなか良い出来栄えでした。
ありがちな声の違和感も、ひでるさんとしてはあまりなかったです。

内容は、読み切りであった「ゼロから始めよう」のエピソード。
1巻に収録されている冒頭話ですね。
連載部分と違ってもともとのまとまり良く、こうした形にするには最適なお話でした。
また、ほぼそのまんまを映像にしているというのも、ファンには嬉しい構成。
(※漫画では1コマで処理されていたお姉ちゃんらの中学生時代がしっかり描かれているとか、お弁当をつくるシーンなどが追加されていました)
これでいいと思います。

そんな訳で見知っている内容ではあったんですが…動く映像と音が加わると、あれでなかなかエロいものでしたねー。
おまけと言うにはしっかり金額も跳ね上がっていたので、思案どころでしょう。
ただ、一見の価値あると思いますよ。
予告によると、5月22日発売の4巻にもDVD付きの限定版があるそうなので、確実にゲットしたい方は今から予約しておきましょう。
あのお風呂シーンをどう処理するのか、注目ですよ。

あこ姉
※「あこ姉」です。
 あらためて見ると、ややこしい髪型ですね。

主人公「住之江圭太(すみのえ・けいた)」は高校受験を目前に控える中学三年生。
双子の姉が通う公立校を目指すこととした「圭太くん」は、スベリ止めの私立校を受けず受験勉強を頑張っていたのです。
スキンシップ過剰であったお姉ちゃんズ「あこ」・「りこ」は”受験最中は控え目にする”という宣言をしたものの、さして日々に変化はないのでした。
さて、あんな調子で受験は大丈夫なんでしょうか?
…だいたい、こんな流れ。

相変わらずな超寸止めラブコメ
ついに受験突入した「圭太くん」と、結果発表前の温泉旅行エピソードが収録されておりました。
13話「意味あんの?」は受験を控えた「圭太くん」が風邪で寝込んでしまうお話。
前話でのオチ台詞を引き継いだ流れで、献身的な2人の描写が温かいですね。
全部ではないにしても…そうなった原因の数パーセントというのは……ねぇ。
それぞれ自覚もあるらしく、本来は感動的な激励シーンも良いコメディーになっておりました。
なお、こちらでは身体舐め回されるプレイがあるんですが、あんなんは好きな人にはたまらん描写でしょう。

受験当日の14話「いよいよ本番!」
風邪がどうなったのかは、単行本にてどうぞ。
詳細は伏せますが…故あって2人泣くんですね。
えっち描写としては大人しい回(←当然か)でしたが、受験の緊張感と開放感が表現された、物語のひと区切りに相応しい内容でした。

りこ姉
※「りこ姉」です。
 なんとなーく、「りこ姉」のが微妙にリードしているような気が…。

続く15話から17話までは、受験後の慰安として3名で「伊香保温泉」へ行くお話。
わざわざ地域を限定しており、背景などもしっかり描かれているので…さては、「ぢたま某」センセ取材許可がおりたのかな?
あるいは、単純に個人的な骨やすめ?
15話「男15歳の苦悩」では皆の憧れ(うそ)、”秘宝館”の場面が必見。
真っ赤になってしまう「あこ姉」も可愛いですが、水を得た魚のように楽しむ「りこ姉」はいいなぁ。
16話「女16歳の煩悩」では3人で家族風呂。
こちらは「あこ姉」がメイン、17話「自由なナイトタイム」は「りこ姉」がメインになっておりました。
えっちなのは置いといて、幼少時代の描写は素敵ですね。

「あこ姉」、「りこ姉」がそれぞれが牽制し合っているため、ずるずるとした三角関係が無理なく続いておりました。
直接描写のないまま、ここまでえっちっぽくできるのはさすが。
ただ、コタツ内のやりとりから放尿、寸前まであった2巻と比べると、そっち方面はやや失速気味。
あとがきによると、”受験を終えるあたりで完結する筈だった”らしく、そろそろこのパターンもぎりぎりかなぁ。
漫画は長期連載になり、今後は新キャラが登場するようでした。
他のキャラを撤廃したことがヒロイン・お話に深みが増した原因だと思うので、その変化は博打かも。
なんとなーく、次あたりで切った方がいいような気もするんですが…。
(※例えば、「藍より青し」も1巻だけが好きなひでるさんです)
ここはセンセの腕に期待しましょう

絵柄については安定感抜群で、ほぼ問題ありません。
久し振りに見た1巻と比べると、さすがに描き慣れてバランスが良くなっているように思いました。
やや癖はあるものの漫画の巧い方なので、↓表紙で違和感なければ大丈夫です。

店頭ではちと厳しいかもしれませんが、アマゾンを見たところまだ限定版も手に入りそうなので、ファンの方はこの機会を見逃さないように。
本との出会いは一期一会ですよ!

DVD付初回限定版 「Kiss×sis」第3巻DVD付初回限定版 「Kiss×sis」第3巻
(2008/12/22)
ぢたま 某

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※こちらが通常版
Kiss×sis 3 (3) (KCデラックス)Kiss×sis 3 (3) (KCデラックス)
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★「ぢたま某」センセの漫画紹介記事
 「KissXsis キスシス 1巻
 「KissXsis キスシス 2巻
 「聖なる行水」 ※成年<これはオススメ>
 「nothing but…」 ※成年



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tag : ラブコメコメディー伊香保温泉秘宝館

■「身体中、ヌルヌルです。」 (上乃龍也)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき・別絵、描き下ろし「ぞく・へんのぞく・へん」
     カバー裏に4コマ・作品解説・
     「調子に乗っておまけ~[略]~のコーナー」
・その他: 応募券、カラー(4P)、短編×12
      (うち「マネージャー・アカリちゃん」×4、「姉妹REC」×2)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「上乃龍也(かみの・りゅーや)」センセの「身体中、ヌルヌルです。」です。

抱き枕カバー・プレゼント”、だって。
あれ…なんだがこないだもそんなんあったような…流行り?
(※「木谷椎」センセでした。あちらはメイド「七海さん」、こちらはブルマ姿のマネージャー、さぁ貴方が選ぶのは、どっち!)

さて、以前ブログで「えっちぃカンジ」、「××××まみれ」を紹介している「上乃龍也」センセ。
たぶん5冊目くらいの単行本は「身体中、ヌルヌルです。」なのでした。
↓表紙もなかなか大変なこととなっています。
ぜひ、紹介帯を外して、その下がどんなんなっているのか、確認してほしいですね。

アカリちゃん
※アカリちゃん
 センセもお気に入りらしい「アカリちゃん」です。また登場してほしいですね。

最も表題・↓表紙絵と合致している、「お願いっ マネージャー」
バスケ部のマネージャーはよく働く、元気な娘さん。
頼み事を断ってんの見たことねぇよ
という訳で、先輩に脅された「高木」くんは”ブルマの中身を見せて欲しい”と無理やり頼むこととなったのです。
すると、やっぱり「嫌」とは言わないマネージャーは…。

↓表紙の彼女がヒロインですね(※枕カバーも彼女)
ブルマにて、複数相手に奮闘しておりました。
当初は4名程度だったのが、続々と部員が集まって、最大9名ほどを同時に相手にしております。
えろえろでしたねー。

ふらふらと歩く「アカリ」ちゃんは”守ってあげたい”と評判の可愛い娘。
そんな彼女から、いつものようにお昼のお弁当に誘われた「タケヒコ」くん。
しかし、何故かその顔は浮かない、複雑なものだったのです。
そんなんが、「今日こそ俺は…」

実は、自らローター入れてたりする「アカリちゃん」
そりゃ、ふらふら歩いて当然だわね。
おそらく昼はあの調子で弁当食べぬまま、さらに放課後にも続きがあるらしく、げんなりする「タケヒコくん」も分かります。ちと気の毒。
普段がラブラブなだけ、性癖の違いは今後の生活を大いに揺るがしそうでした。
とりあえず…がんばれ、「タケヒコくん」

さて、それに続く「ぞく・へん」と、描き下ろしである「ぞく・へんのぞく・へん」ですが、上記のマネージャー、そして「アカリちゃん」らの別エピソードになっておりました。
マネージャーが再登場する「ぞく・へん」
実は委員長でもあった彼女。
バスケ部での噂はこちらにも広まっており、聞いていた田中くんがお願いすると…。
先の短編はノーブラ(たぶん)・ブルマというえっちくさい格好でしたが、こちらは制服をしっかり着ていたためか、やや落ち着いた雰囲気がありました。
「今日こそ俺は…」のカップルがゲスト出演しており、間接的ですが関わっております。
「アカリちゃん」は”見られてもOK”とのことで、やや意外な感じ。
えろい娘さんですねー。
そうした、えろ横綱な2人が直接関わるのが、「ぞく・へんのぞく・へん」
先の短編にて「いいなぁ…」とか言っていたそのまま、「アカリちゃん」が初めて複数えっちを体験する話。
(※念のため…「アカリちゃん」、「タケヒコくん」、マネージャーという3名です。他の男性ではありません)
もともと「アカリちゃん」のがキャラとしてはしっかりしており、この描き下ろし部分にてより深くなっていました。
あれだけエロいのに、ずいぶんと可愛らしい事を言っています。刺さる人も多いでしょう。
マネージャーさんは、今後もぜひ”あちこちでお願いされてほしい方”でした(笑)
ほか短編についても、世界観が合わせられそうな学園モノが続いておりましたが、繋がっているのは上記短編だけみたい。

マネージャー(委員長)さん、鮎川さん
※左:マネージャー(委員長)さん、右:鮎川さん
 頼まれても即OKという訳でなく、ちと逡巡するのです。

毎日車で通学している、電車の切符が買えないほどのお嬢様「鮎川」さん。
その日は車が故障したことに加えて雨まで降っており、びしょ濡れになりながら「本山」くんの助けでようやく電車に乗ることができたのです。
さらにまた運悪く、ピーク時間の車内は混み合って…という、「はじめてなお嬢様」

こちらのヒロイン「鮎川さん」は、なんとなく先の「アカリちゃん」と雰囲気似てますね。
もしかしたら、「アカリちゃん」もいいトコのお嬢様なのかなぁ。
極端すぎほど服が透けている描写にびっくり。
ただ、「鮎川さん」はそっち方面の知識が無い設定だったので、もしかしたらそれを承知で気にしていないのかなーって思いました。
裸とかも、恥ずかしいのかどうか、わかんない、みたいな。
お願いされた上での、痴漢ちっくなラブえっちが秀逸です

前後編の近親話「姉妹REC」
弟「笛田ユウタ」、妹「笛田チヨ」のえっち録画を発見してしまったお姉ちゃん。
問い詰められた「ユウタくん」の、
え…だめなの?
という発言がなんだか可笑しいです。
ごく簡単にお姉ちゃんにも手出しする展開なんですが、罪悪感がないだけ説得力がありました。
彼は何かあったのかな?
あるいは、3名のうちお姉ちゃんだけ別に暮らしてたとか…。
同じように成長していたのなら、あそこまで倫理感が異なるのはちとありえないかなぁ。

ユカさん、チヨちゃん
※左:ユカさん、右:チヨちゃん
 やや古い原稿だとこんな感じ。癖はだいぶなくなっていますが。

ほか、「サキ」ちゃんが幼馴染みとえっちする短編「3 Pieces」
これはオチもあるので、詳細については伏せておきます。
短編「First Impression」はちょっとキモチ悪いですねー。
どんなんかは、こちらも単行本にてどうぞ。痛そうです。
ただ、登場する眼鏡の保健医が可愛く・色っぽく、なかなか良かったので差し引きゼロということで。

「Summer Graduation」の「山川マナミ」さんは収録で最もノーマルなラブえっちで眼鏡キャラ、巨乳「須藤ユカ」さんの「やわらかギフト」は”さらに大きくなっちゃいました”というオチだと思ったんですが、違いました。
↑上の属性は「複数」にしましたが、話数で言えば5話くらい。
冒頭のマネジャーさんがインパクト抜群だったんですよ。
お話・内容としては暗さないものの、複数で前後同時にされちゃう描写も多く、行為としてはなかなか過激でした。

わざわざ以前と比べることもなく、癖はだいぶソフトな感じになってきたように思います
強い線のこってり絵柄。
色もはっきりとしており、べっとり濃厚な仕上がりです。
大小混じるコマ割りと、枠線プチ抜き・1ページ使用な大きいキャラ絵で読み易く、迫力もありました。

ちなみに、収録の「お姉ちゃんと遊ぼう」は、「アツシ」くんとお姉ちゃんのローション話なんですが…ごめんなさい。
これがね、ついこないだそっち方面での大家というべき方の単行本を読んだばかりだったので、思わず脳内で比較してしまいました。
そっち読んだ時には気になりませんでしたが、この短編にてアレがどんだけ上手に描かれていたのか、再認識しちゃったのです。
いや、「上乃龍也」センセだって下手な訳ではないんですけど…すみません、すみません。

むちっとした、可愛らしい女の子のえろえろ描写は素晴らしいですし、なによりも絵柄が見易くなったのは素直に評価できます。
なんだか変な感じになってしまいましたが(笑)

「身体中、ヌルヌルです。」 (メガストアコミックスシリーズ No. 197)「身体中、ヌルヌルです。」 (メガストアコミックスシリーズ No. 197)
(2008/12/19)
上乃龍也

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tag : 抱き枕カバー

■はだかのくすりゆび (艶々)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 人妻・不倫
・おまけ: あとがき、アシスタントページ、
      舞台風景について。
・その他: 7話+特別掲載「月光」収録、現在は1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「はだかのくすりゆび 1巻」です。

すみません。
昨日、メインは2冊とか書いてしまいましたが、実はもう1冊ありました。
そう、成年とか一般とか、枠組み関係なくえろい漫画の「艶々」センセです。

新刊「はだかのくすりゆび 1巻」がついに発売されました!
よく来られる皆さん、絶対にやると思ったでしょー。
今回も官能小説のような、じわーと染みてくるえっち具合でした
近親ではありませんが、娘の見合い相手(彼氏)と母親という、ドキドキな組み合わせの長編なのです。

戸田翠さん、その1
※戸田翠さん、その1
 着物姿も素敵な「翠さん」なのです。出会いのシーンは最高!

仲人好きな上司のすすめで、娘「戸田摩耶」のお見合いに付き添った「戸田翠」
こんなに優しい目をしているのに…
いままで”人形みたい”、”能面みたい”と呼ばれていた「翠」にとって、見合い相手「松下志人(まつした・ゆきと)」の一言は新鮮に響いたのです。
なんとなく、娘の恋人を意識するようになっていたある日。
風邪をひいた彼の見舞いに訪れた「翠」は、そこで衝撃の告白を受けることとなるのでした。

奥さんの…あなたのこと。ずっと前から知ってた…って、言ったら…信じますか?

ああ、もう~。
やっぱりこうした漫画を描いたら日本一ですねー、「艶々」センセ!

過激にエスカレートしていくのもそれはそれでいいんですけれど、もしかしたら!?の可能性ある、現代ファンタジーっぽい導入の1巻は直撃で刺さりました。
いいですねー、「翠さん」
思わず携帯の壁紙にしちゃいましたよ(本当)

この巻のポイントは、やっぱり「翠さん」との出会いシーンにつきるでしょう。
正直なところ前時代的なものですが、逆にそんなんであるため”一目で恋に落ちる”説得力がありました
4話「女でなく…」の前半部分ですね。
おそらく、サラリーマンの方なら、誰でも似たような経験があるでしょう。
仕事だけでなく、天候にまで見放されたような、絶望的瞬間というやつですよ。
あのズタボロになった状態に、着物姿の女性に優しくされたら…そりゃーたまりませんわね
また、台詞もイカしてます。
落ちた書類は拾えばいいだけですし、汚れたスーツは洗えばよいことでしょう。
 一時の気分が人生を左右するには、まだ若すぎましてよ

…だって。きゃー!!
ここが、もう抱きしめたいくらいに素敵でした。
「志人くん」との一体感を味わえましたね。

また、予想外に可愛らしかった「翠さん」もポイント。
当初の船を背中にしての行為、続く家でのシーンはどちらも立った状態で、実にえっちなのでした。

戸田翠さん、その2
※戸田翠さん、その2
 今回は背景にも力が入ってます。必見です。

しかし、関係を揺るがす存在が次々と現れるのが、「艶々」センセのお約束。
【注:以下はネタバレなので反転表示にしました。携帯でご覧頂いている方、ごめんなさい】
実は、2人の関係に気付いていたという、娘「摩耶さん」にはびっくり!
そうか、前半の「摩耶さん」は母親「翠さん」視点がため、より子供っぽく描かれているんですね。
親が考える、想像している、娘像とのギャップを感じました。
もう子供とは違うんです。
いやぁ、こんなんは深いですねー。
とりあえず、この「摩耶さん」が次巻以降どう行動するのか、期待です。
ただ、あんまり変な方向には進んでほしくないなぁ(笑)


なお、巻末に収録されている特別掲載の短編「月光」
表題作とは無関係の短編というのがちと残念なんですが、これはこれで憧れのお姉さんがよく描かれておりました。
ラスト部分の返しも魅力的でしたよー。

何度かレビューしているので、絵柄については簡単でいいかなぁ。
多少の癖はありますが、絵も漫画も抜群に巧い方です。
安定してます、問題ありません。
そう、風景描写多いなー、とは確かに感じていましたけど、こちらの漫画については実際に取材しているようなのです。
何気ないものではありますが、”雰囲気が大切”なセンセの漫画では、かなり重要なものでしょう
大変に良い試みだと思います。
センセ、風景画も上手ですねー。

そんな訳で、今回も秀逸な出来栄えでした。
なお、↓表紙と中扉のイラストは連続絵っぽく描かれているので、ぺらぺらめくると動いているようにも見えます。
ぜひ、ぺらぺら遊んでみて下さい(笑)

はだかのくすりゆび

はだかのくすりゆび 1巻 (1) (ニチブンコミックス)

★「艶々」センセの漫画紹介記事
 「ラブラブ巫女さん かすみの杜
 「たとえば母が
 「たとえば母が 6巻[完結]
 「となりのとなりのお姉さん
 「久枝さんの背徳日記
 「ボクノアイジン[限定版]
 「我妻姉弟 純情編
 「我妻姉弟 背徳編


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tag : 官能小説ファンタジーサラリーマン

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