■お姉さんが好き (あさぎ龍)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■□□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏にらくがき風絵、
描き下ろし「エピローグ~春の雨宿り~」
・その他: 初単行本、短編×11(うち「みこと研究室」×2、
「雨宿りシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あさぎ龍(あさぎ・りゅう)」センセの「お姉さんが好き」です。
はい、今日はいっぱい・いっぱいです。
そんな訳でちょろっとだけでごめんなさい。
それとあらかじめ。
今回は評価きびしめなので、そんなんに不快感をもたれる方はこちらで御遠慮下さい。
正直な感想を書かせて頂いております。
※左:みことさん、右:みずきさん
これらは比較的よく描けているコマですね。
…宜しいですか?いきますよ。
こちらの「お姉さんが好き」は「あさぎ龍」センセの初単行本です。
↓表紙よりも、裏表紙に釣り上げられたんですよ。
なんと言うか、露出少ないだけエロティックなの。
服の質感とかなんとかが刺さったのですね。
また、つい先日も書きましたが、発売「富士美出版」さんなので裏表紙にあらすじが書かれております。
そこにあった、先生と雨宿りでどうのという文、お姉さんというタイトル、そして裏表紙…と、各要素にかなり期待していたんですが、これが残念な結果になってしまいました。
はっきり言って、センセは白黒絵よりもカラーのが巧い方。
昔はよく”表紙に騙された”という事がありましたが、最近は久し振りです。
うーん、こりゃ見立て違いでしたねぇ…。
やっちまいました。
粗雑で太めな線の平べったい絵柄。
濃淡もメリハリが弱く、全体はぺっとりとした印象です。
下手をすると、ネタで売っている週刊誌のギャグ漫画みたいな絵みたいです。
特に引き絵の雑さは、ひでるさんにとって致命的。
バランスも悪くなってます。
良く描けているコマもありましたがその割合は少なく、どちらの漫画もさして変化は見られませんでした。
”漫画によって変化がない”ということは、こうした特徴で固まった方なのか、それともあまり進歩がないのか…。
あくまでひでるさんの個人的な意見ですが、成年漫画でこの程度の絵柄では、よほどお話やえっちさで牽引出来ない限り、今後は難しいと思います。
これ気に入る人もいるのかなぁ…。
とりあえず、↓表紙・裏表紙から判断するのはなかなか困難だと思うので、気をつけて下さい。
※左:京子さん、右:先生
ちょっと怪しくなってきました。薄色でのっぺりしてます。
続いてお話をば。
基本的には実のお姉さん、あるいは身近な年上女性との恋愛話です。
ちょっと不思議な「コバルト」、キャラが強い連続話「みこと研究室」、静かな空気の流れる「僕らが恋人になったわけ」など、ラブラブなものが多いんですが、若干捻った短編もありました。
シチュエーションで言えば、担任教師との不意なえっちが素敵な「雨宿りは先生と」が良かったですね。
漫画中でも言われておりましたが、年上なはずの先生がやたらめったら可愛らしいのです。
なお、収録されている各短編は「あさぎ龍」センセも住んでいるらしい八王子が舞台となっているものが多く、描き下ろし「エピローグ~春の雨宿り~」ではそれぞれのキャラがちょろっと顔を見せておりました。
そういうの好きなんですが、無理やりに押し込めた感が強いですねー。
どうせなら、軽くでも各話にそれぞれが絡むようにしていたら良かったなぁ。
「言葉だけじゃたりない/春風道人」みたいな感じに。
こんなところですか。
とかく絵柄が肌に合わなかったので、お話はそこそこでもどうにもなりませんでした。
もう少しなんとかなれば、お姉さん系として良くなりそうな雰囲気の絵柄ではあると思うんですが。
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・絵 :■□□□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏にらくがき風絵、
描き下ろし「エピローグ~春の雨宿り~」
・その他: 初単行本、短編×11(うち「みこと研究室」×2、
「雨宿りシリーズ」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あさぎ龍(あさぎ・りゅう)」センセの「お姉さんが好き」です。
はい、今日はいっぱい・いっぱいです。
そんな訳でちょろっとだけでごめんなさい。
それとあらかじめ。
今回は評価きびしめなので、そんなんに不快感をもたれる方はこちらで御遠慮下さい。
正直な感想を書かせて頂いております。
※左:みことさん、右:みずきさん
これらは比較的よく描けているコマですね。
…宜しいですか?いきますよ。
こちらの「お姉さんが好き」は「あさぎ龍」センセの初単行本です。
↓表紙よりも、裏表紙に釣り上げられたんですよ。
なんと言うか、露出少ないだけエロティックなの。
服の質感とかなんとかが刺さったのですね。
また、つい先日も書きましたが、発売「富士美出版」さんなので裏表紙にあらすじが書かれております。
そこにあった、先生と雨宿りでどうのという文、お姉さんというタイトル、そして裏表紙…と、各要素にかなり期待していたんですが、これが残念な結果になってしまいました。
はっきり言って、センセは白黒絵よりもカラーのが巧い方。
昔はよく”表紙に騙された”という事がありましたが、最近は久し振りです。
うーん、こりゃ見立て違いでしたねぇ…。
やっちまいました。
粗雑で太めな線の平べったい絵柄。
濃淡もメリハリが弱く、全体はぺっとりとした印象です。
下手をすると、ネタで売っている週刊誌のギャグ漫画みたいな絵みたいです。
特に引き絵の雑さは、ひでるさんにとって致命的。
バランスも悪くなってます。
良く描けているコマもありましたがその割合は少なく、どちらの漫画もさして変化は見られませんでした。
”漫画によって変化がない”ということは、こうした特徴で固まった方なのか、それともあまり進歩がないのか…。
あくまでひでるさんの個人的な意見ですが、成年漫画でこの程度の絵柄では、よほどお話やえっちさで牽引出来ない限り、今後は難しいと思います。
これ気に入る人もいるのかなぁ…。
とりあえず、↓表紙・裏表紙から判断するのはなかなか困難だと思うので、気をつけて下さい。
※左:京子さん、右:先生
ちょっと怪しくなってきました。薄色でのっぺりしてます。
続いてお話をば。
基本的には実のお姉さん、あるいは身近な年上女性との恋愛話です。
ちょっと不思議な「コバルト」、キャラが強い連続話「みこと研究室」、静かな空気の流れる「僕らが恋人になったわけ」など、ラブラブなものが多いんですが、若干捻った短編もありました。
シチュエーションで言えば、担任教師との不意なえっちが素敵な「雨宿りは先生と」が良かったですね。
漫画中でも言われておりましたが、年上なはずの先生がやたらめったら可愛らしいのです。
なお、収録されている各短編は「あさぎ龍」センセも住んでいるらしい八王子が舞台となっているものが多く、描き下ろし「エピローグ~春の雨宿り~」ではそれぞれのキャラがちょろっと顔を見せておりました。
そういうの好きなんですが、無理やりに押し込めた感が強いですねー。
どうせなら、軽くでも各話にそれぞれが絡むようにしていたら良かったなぁ。
「言葉だけじゃたりない/春風道人」みたいな感じに。
こんなところですか。
とかく絵柄が肌に合わなかったので、お話はそこそこでもどうにもなりませんでした。
もう少しなんとかなれば、お姉さん系として良くなりそうな雰囲気の絵柄ではあると思うんですが。
お姉さんが好き (富士美コミックス) (2008/02/25) あさぎ 龍 商品詳細を見る |
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tag : 富士美出版
■EVILIVE イビリブ (D.P.)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 悪魔・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「D.P.(でぃー・ぴー)」センセの「EVILIVE イビリブ 1巻」です。
昨日が魔女だったので、本日は悪魔にしてみました。
こちらは、当ブログで紹介しております「SCHOOL MATE/あずまゆき」「ピンクDEピンク/東鉄神」らと同じ”ヤングチャンピオン烈コミックス”ですね。
これらのシリーズは一般指定ながら、ちょっとえっちであるという特色があります。
(※バストトップ表現はもちろん、えっちシーンもあります)
ヤングですしねー(笑)
※左:華原陽子、右:普通のベル子さん
ここだけ見ると、ドキドキ・ラブコメっぽいんですが…。
そんな訳で、発売されているタイトルの漫画家さんはどちらもそういったのが得意な方ばかりでした。
こちらの「D.P.」センセも、コメディー部分が目立った成年系「ポコとワンダフル」などを発表されている方です。
ひでるさんが知ったのも、そちらでした。
(※ちなみに、ブログ紹介後に「ポコといっしょ」もそろえましたよー。やっぱり最初から読むのをオススメ)
主人公「桐堂志貴(きりどう・しき)」は生まれつき心臓に持病を抱え、余命3カ月と言われておりました。
人生に絶望した「志貴」は少しでも運命に抗うため、自ら死を選ぶのです。
屋上から飛び降りた彼でしたが、悪魔「ベルフェゴウル=ラーゼェンデヴォラ」によって救われ、病室のベットにて目覚めるのでした。
「その魂を私にくれると約束するなら、あなたがずっと望んでいた健康な身体をあげる」
そんな取引を承知した「志貴」は望みどおり健康な身体を手に入れるんですが…。
だいたいそんなお話。
※本性・SDのベル子さん
こうなってしまうと訳わかんないですね(笑)これ、同じキャラなのですよ。
よくありがちな、セクシー悪魔っ娘とのラブコメ…かと思えばさにあらず。
悪魔「ベルフェゴウル=ラーゼェンデヴォラ(※以下より、志貴くん命名の”ベル子”で統一)」は凹凸はっきりとした、ムチムチな身体のえっちがお好きな方。
しかし、その本性は、まるで「永井豪」センセの漫画みたいな、凶悪・残酷なものでした。
えろさもそうですが、特にそちらの怖さについては、卓越したセンセの画力によってやたらインパクト強く、迫力満点なのです。
それだけに、とある事情がため「ベル子さん」が2頭身となり、途端にギャグちっくとなってしまう以降の落差が激しく、シリアスとコメディーが同居したバタバタ話になっておりました。
こんなんは「ポコ~」の連続話と似た感覚ですね。
悪魔がいればそれに対抗するキャラが登場するのはお約束。
こちらでは、中学時代からの友人「細賀篤」の妹「細賀唯緒」がそれで、小5ながら優秀なエクソシストでもあったのです。
でかいツインテールが目立つ、現時点では唯一のロリキャラで、直接えっちをさせるのがマズいためか、登場するたびにパンチラしておりました。
使い魔「ゴモラ」にまさぐられる描写、まるで武器庫のような持っている人形などが良い感じです。
あれ単品で発売したりしないかな。ちょっと欲しいですよねー。
※エクソシスト「細賀唯緒さん」
ものスゴくどちらかを狙ったようなキャラですね。サービスシーンもあります。
良く言えば、アクション・ギャグ・えっちなどの様々な要素が詰まった盛りだくさんなお話、逆に言えばせわしなく統一感薄い内容、というところでしょうか。
1巻では、「ベル子さん」との出会いから決着まで、続いて友人「華原陽子」のエピソードがひと段落するまでが収録されておりました。
こちらの「陽子さん」は長い黒髪の優等生っぽい容姿で、ひでるさんは引っ張るのかなーと思っていただけに、いきなりな4話目でのえっちシーンが衝撃的でした。
しかも、あんなんなっていたとは……人間ってーのは弱いもんですね。
非常に丁寧で細部までしっかりと描き込まれた作画。
お話のジャンルもあって全体が暗めな色づかいで深く、重厚な空気になっておりました。
適度なリアル調のキャラ絵で、凛々しく・可愛らしく、バランスも良かったです。
前述しておりますが、初登場時のエロティックな面、悪魔の本性、そしてSD化という3面ある「ベル子さん」がなによりもいい見本。
どちらも強弱が絶妙で、漫画の中核キャラたる存在感がありました。
様々な描写やテンポなど、漫画の巧い方だと思います。
絵的なものについては問題ありません。
あまり好き嫌いで分かれるようなタイプではないでしょう。たぶん。
大変面白く次が楽しみなんですが……このまま一般系へシフトしてしまいそうな感さえありました。
それはそれで嫌だなぁ…。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 悪魔・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「D.P.(でぃー・ぴー)」センセの「EVILIVE イビリブ 1巻」です。
昨日が魔女だったので、本日は悪魔にしてみました。
こちらは、当ブログで紹介しております「SCHOOL MATE/あずまゆき」「ピンクDEピンク/東鉄神」らと同じ”ヤングチャンピオン烈コミックス”ですね。
これらのシリーズは一般指定ながら、ちょっとえっちであるという特色があります。
(※バストトップ表現はもちろん、えっちシーンもあります)
ヤングですしねー(笑)
※左:華原陽子、右:普通のベル子さん
ここだけ見ると、ドキドキ・ラブコメっぽいんですが…。
そんな訳で、発売されているタイトルの漫画家さんはどちらもそういったのが得意な方ばかりでした。
こちらの「D.P.」センセも、コメディー部分が目立った成年系「ポコとワンダフル」などを発表されている方です。
ひでるさんが知ったのも、そちらでした。
(※ちなみに、ブログ紹介後に「ポコといっしょ」もそろえましたよー。やっぱり最初から読むのをオススメ)
主人公「桐堂志貴(きりどう・しき)」は生まれつき心臓に持病を抱え、余命3カ月と言われておりました。
人生に絶望した「志貴」は少しでも運命に抗うため、自ら死を選ぶのです。
屋上から飛び降りた彼でしたが、悪魔「ベルフェゴウル=ラーゼェンデヴォラ」によって救われ、病室のベットにて目覚めるのでした。
「その魂を私にくれると約束するなら、あなたがずっと望んでいた健康な身体をあげる」
そんな取引を承知した「志貴」は望みどおり健康な身体を手に入れるんですが…。
だいたいそんなお話。
※本性・SDのベル子さん
こうなってしまうと訳わかんないですね(笑)これ、同じキャラなのですよ。
よくありがちな、セクシー悪魔っ娘とのラブコメ…かと思えばさにあらず。
悪魔「ベルフェゴウル=ラーゼェンデヴォラ(※以下より、志貴くん命名の”ベル子”で統一)」は凹凸はっきりとした、ムチムチな身体のえっちがお好きな方。
しかし、その本性は、まるで「永井豪」センセの漫画みたいな、凶悪・残酷なものでした。
えろさもそうですが、特にそちらの怖さについては、卓越したセンセの画力によってやたらインパクト強く、迫力満点なのです。
それだけに、とある事情がため「ベル子さん」が2頭身となり、途端にギャグちっくとなってしまう以降の落差が激しく、シリアスとコメディーが同居したバタバタ話になっておりました。
こんなんは「ポコ~」の連続話と似た感覚ですね。
悪魔がいればそれに対抗するキャラが登場するのはお約束。
こちらでは、中学時代からの友人「細賀篤」の妹「細賀唯緒」がそれで、小5ながら優秀なエクソシストでもあったのです。
でかいツインテールが目立つ、現時点では唯一のロリキャラで、直接えっちをさせるのがマズいためか、登場するたびにパンチラしておりました。
使い魔「ゴモラ」にまさぐられる描写、まるで武器庫のような持っている人形などが良い感じです。
あれ単品で発売したりしないかな。ちょっと欲しいですよねー。
※エクソシスト「細賀唯緒さん」
ものスゴくどちらかを狙ったようなキャラですね。サービスシーンもあります。
良く言えば、アクション・ギャグ・えっちなどの様々な要素が詰まった盛りだくさんなお話、逆に言えばせわしなく統一感薄い内容、というところでしょうか。
1巻では、「ベル子さん」との出会いから決着まで、続いて友人「華原陽子」のエピソードがひと段落するまでが収録されておりました。
こちらの「陽子さん」は長い黒髪の優等生っぽい容姿で、ひでるさんは引っ張るのかなーと思っていただけに、いきなりな4話目でのえっちシーンが衝撃的でした。
しかも、あんなんなっていたとは……人間ってーのは弱いもんですね。
非常に丁寧で細部までしっかりと描き込まれた作画。
お話のジャンルもあって全体が暗めな色づかいで深く、重厚な空気になっておりました。
適度なリアル調のキャラ絵で、凛々しく・可愛らしく、バランスも良かったです。
前述しておりますが、初登場時のエロティックな面、悪魔の本性、そしてSD化という3面ある「ベル子さん」がなによりもいい見本。
どちらも強弱が絶妙で、漫画の中核キャラたる存在感がありました。
様々な描写やテンポなど、漫画の巧い方だと思います。
絵的なものについては問題ありません。
あまり好き嫌いで分かれるようなタイプではないでしょう。たぶん。
大変面白く次が楽しみなんですが……このまま一般系へシフトしてしまいそうな感さえありました。
それはそれで嫌だなぁ…。
EVILIVE 1 (1) (ヤングチャンピオン烈コミックス) (2008/02/20) D.P. 商品詳細を見る |
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■まじもじるるも (渡辺航)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 魔女・コメディー
・おまけ: あとがき、4コマ「よんこまるるも」、
合間にイラスト、カバー裏に別絵。
・その他: 6話収録、折り返しにコメント、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渡辺航(わたなべ・わたる)」センセの「まじもじるるも 1巻」です。
「まじもじるるも」って、こう見るとどちらか間違えてそうな文字並びですね。
さて、こちらは必殺「作者名買い」を発動させて買ったんですが…勘違いでした。
発売されてるセンセの単行本に見覚えなかったですからねー。
果たして、いったい誰と間違えたのか、今となってはどうにも結びつかず(笑)
日々記憶衰えているひでるさんです。
(※ちなみに「わたなべわたる」センセとの勘違いではありませんが)
※ヒロイン特集1「出現るるもさん」
無表情キャラですね。恥ずかしがり屋なのです。
ページを開いたところ…ああ、違ったかなー、と。
非常に癖の強い絵柄で、そのあたりが正直あまり好みではありません。
ですけれど、内容としてはなかなか良いものでした。
絵の話題が出たので、このまま続けますね。
非常に細い線での荒れたような作画。
雰囲気としては版画とかのエッチングみたいに感じました。
横に広い輪郭と大きい目、細い手足が特徴。
ここが強いので、初見で人を選ぶんですが…。
ただ、高いテンションそのままな派手さと、逆にぴたりと静かになった際の淡々とした描写など、巧さというよりも味がある作画だと思います。
お話で引っ張るタイプであるため、読んでいるうちに違和感はなくなるでしょう。
↓表紙・裏表紙にて拒否感なければ、手を出しても問題ないです。たぶん。
※ヒロイン特集2「着替えのるるもさん」
サービスカットを用意してみました。華奢な娘ですねー。まだまだこれから。
さて、こちらの「まじもじるるも 1巻」は、いわゆる魔女っ娘コメディーなお話です。
主人公「柴木耕太(しばき・こうた)」はさして興味のない、「不思議発見クラブ」に属する学生。
そちらの活動にて、図書館で偶然見つけた魔術書を使った「耕太くん」は願いを叶えることに成功のです。
しかし次の日、その代償を回収しにきた魔女「るるも」に命を要求されてしまうのでした。
まぁ、大まかにはそんなん。
↑上記お話を読み切りで発表したところ好評だったらしく、連載が始まったという経緯の作品です。
それだけに、収録の0話「まじもじるるも」はスケベながらも根はいい人な「耕太くん」、魔力を行使できるものの不器用な「るるもさん」というキャラが強く、楽しく、ドキドキえっちくさい空気を含みながらもほんわかとさせられるお話になっておりました。
掴みとしては非常に良いですね。
続く1話「るるも帰ってきた」はそれから半年後のこと。(※彼の命がどうなったのかは内緒ね)
突然、「耕太くん」のもとに魔法のチケットが届くのです。
666枚つづりになっているチケットは、「るるもさん」の使い魔の黒猫「チロ」が送ったもの。
それによって魔法が自由に使えるんですが、枚数はすなわち「耕太くん」の命そのものだったのです。
そうした事情を知らされていない「るるもさん」が魔王より受けた命令は、人間にチケットを使いきらせることなのでした。
※ヒロイン特集3「眠るるるもさん」
左上が「耕太くん」です。寝込み襲うか!?
基本的なテンポよいコメディーは変わらず。
ただ、↑上の事情を見る限りでは、今後ちょいと真面目な展開が増えるだろうことが予想されます。
魔女っ娘というより、死神のような「るるもさん」
感情表現が下手で、不器用に人生を歩んでいるような彼女の、ちょっとした心境の変化によるラブコメちっくな描写が可愛らしいのです。
また、なにかと間の悪い「耕太くん」も5話「クリスマスイブは二度来る」でのエピソードなど、普段はふざけているもののなかなか熱い男でした。
普通この手の男子は、実は一部でモテていそうな気もするんですけどね。
とりあえず、お互い”何かと余計なものを背負いこみそうなお人よし性格”で、見ていてはがゆいのですよー。
知っている人ならば、なんとなく「イケてる2人」みたいな感覚ですかね。
あれほどクドくないのも、いい感じです。
「るるもさん」との同居も始まり、周辺キャラも出揃いつつという1巻でした。
今後二人がどうなっていくのか、「耕太くん」の命はどうなってしまうのか、「るるもさん」は魔女に戻れるのか、2巻に期待したいと思います。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 魔女・コメディー
・おまけ: あとがき、4コマ「よんこまるるも」、
合間にイラスト、カバー裏に別絵。
・その他: 6話収録、折り返しにコメント、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渡辺航(わたなべ・わたる)」センセの「まじもじるるも 1巻」です。
「まじもじるるも」って、こう見るとどちらか間違えてそうな文字並びですね。
さて、こちらは必殺「作者名買い」を発動させて買ったんですが…勘違いでした。
発売されてるセンセの単行本に見覚えなかったですからねー。
果たして、いったい誰と間違えたのか、今となってはどうにも結びつかず(笑)
日々記憶衰えているひでるさんです。
(※ちなみに「わたなべわたる」センセとの勘違いではありませんが)
※ヒロイン特集1「出現るるもさん」
無表情キャラですね。恥ずかしがり屋なのです。
ページを開いたところ…ああ、違ったかなー、と。
非常に癖の強い絵柄で、そのあたりが正直あまり好みではありません。
ですけれど、内容としてはなかなか良いものでした。
絵の話題が出たので、このまま続けますね。
非常に細い線での荒れたような作画。
雰囲気としては版画とかのエッチングみたいに感じました。
横に広い輪郭と大きい目、細い手足が特徴。
ここが強いので、初見で人を選ぶんですが…。
ただ、高いテンションそのままな派手さと、逆にぴたりと静かになった際の淡々とした描写など、巧さというよりも味がある作画だと思います。
お話で引っ張るタイプであるため、読んでいるうちに違和感はなくなるでしょう。
↓表紙・裏表紙にて拒否感なければ、手を出しても問題ないです。たぶん。
※ヒロイン特集2「着替えのるるもさん」
サービスカットを用意してみました。華奢な娘ですねー。まだまだこれから。
さて、こちらの「まじもじるるも 1巻」は、いわゆる魔女っ娘コメディーなお話です。
主人公「柴木耕太(しばき・こうた)」はさして興味のない、「不思議発見クラブ」に属する学生。
そちらの活動にて、図書館で偶然見つけた魔術書を使った「耕太くん」は願いを叶えることに成功のです。
しかし次の日、その代償を回収しにきた魔女「るるも」に命を要求されてしまうのでした。
まぁ、大まかにはそんなん。
↑上記お話を読み切りで発表したところ好評だったらしく、連載が始まったという経緯の作品です。
それだけに、収録の0話「まじもじるるも」はスケベながらも根はいい人な「耕太くん」、魔力を行使できるものの不器用な「るるもさん」というキャラが強く、楽しく、ドキドキえっちくさい空気を含みながらもほんわかとさせられるお話になっておりました。
掴みとしては非常に良いですね。
続く1話「るるも帰ってきた」はそれから半年後のこと。(※彼の命がどうなったのかは内緒ね)
突然、「耕太くん」のもとに魔法のチケットが届くのです。
666枚つづりになっているチケットは、「るるもさん」の使い魔の黒猫「チロ」が送ったもの。
それによって魔法が自由に使えるんですが、枚数はすなわち「耕太くん」の命そのものだったのです。
そうした事情を知らされていない「るるもさん」が魔王より受けた命令は、人間にチケットを使いきらせることなのでした。
※ヒロイン特集3「眠るるるもさん」
左上が「耕太くん」です。寝込み襲うか!?
基本的なテンポよいコメディーは変わらず。
ただ、↑上の事情を見る限りでは、今後ちょいと真面目な展開が増えるだろうことが予想されます。
魔女っ娘というより、死神のような「るるもさん」
感情表現が下手で、不器用に人生を歩んでいるような彼女の、ちょっとした心境の変化によるラブコメちっくな描写が可愛らしいのです。
また、なにかと間の悪い「耕太くん」も5話「クリスマスイブは二度来る」でのエピソードなど、普段はふざけているもののなかなか熱い男でした。
普通この手の男子は、実は一部でモテていそうな気もするんですけどね。
とりあえず、お互い”何かと余計なものを背負いこみそうなお人よし性格”で、見ていてはがゆいのですよー。
知っている人ならば、なんとなく「イケてる2人」みたいな感覚ですかね。
あれほどクドくないのも、いい感じです。
「るるもさん」との同居も始まり、周辺キャラも出揃いつつという1巻でした。
今後二人がどうなっていくのか、「耕太くん」の命はどうなってしまうのか、「るるもさん」は魔女に戻れるのか、2巻に期待したいと思います。
まじもじるるも 1 (1) (シリウスコミックス) (2008/02/22) 渡辺 航 商品詳細を見る |
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■愛奴隷 (双龍)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・アイドル
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×9(うち「Idola」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「双龍(そうりゅう)」センセの「愛奴隷【あいどる】」です。
アマゾンで見ると既刊は4冊あるので5冊目に見えるんですが、あとがきによると4冊目という単行本。
1冊は別の方なのかな?
そう言えば、複数同名の方がいたような気もする(わかんないけど)、「双龍」センセの「愛奴隷【あいどる】」なのです。
裏表紙にあらすじが書かれた、親切な「富士美出版」さんの仕様。
そちらにもある通り、アイドル系の連続話と短編が収録された単行本となっています。
短編も芸能界ネタがありましたんで、適切なタイトルと言えるかもしれません。
※左:雨宮鈴、右:菊川樹里
アイドルを目指す二人です。もう少しキャラが強い方が良かったなぁ。
↓表紙・裏表紙と中表紙を占める、メインの連続話「Idola」から。
大手芸能プロダクション「IDL社」
そのアイドルオーディションに合格して訓練生となった、歌手志望の「雨宮鈴(あまみや・すず)」、アイドルデュオを目指す「伏見奈緒子」・「安宅千草」の二人、そして「菊川樹里」はアクション女優になるため、とそれぞれ特訓を続けておりました。
彼女らの素質を見極めた社長「高村純一」は、デビューのため「特別レッスン」を受けさせることとしたのでした…。
だいたいそんなんです。
わはは、こりゃ完全にAVネタですね。
特に1話目にあった、なにかにつけて
「安部や幸田もこのレッスンを受けてトップアイドルになったんだぞ」
という一言で次々にエスカレートする展開の馬鹿馬鹿しさは、まるでコメディーのようでした。
声量を見極めるため、とか言っておりましけれど、そんなんないよ。
(※ただ、稀に伝え聞く事件など、本当にこの程度で騙されてしまう人もいるようです。漫画を教訓にしましょう…って見てないか)
なお、「特別レッスン」はどちらもハチャメチャなものでしたが、唯一「菊川樹里」さんの特訓だけはなんだかマトモに効果もありそうでした。
…まぁ、えろいことをされてるのだけれど(笑)
しかも、なんのかんのとえろいことされた結果、それぞれが再登場するラスト4話目にて全員無事にデビューが決まっておりました。
考えようによっては、ものスゴクやり手な社長さんですね。
途中までは調教っぽい流れもありましたが、最終的に目的達成していることで妙な爽やかさが…。
社長は感謝されてましたしねぇ。
ぽかーん、という感じよ。
※左:ミオちゃん、右:ミサキさん
企画なんて仕事はストレスたまるでしょうから…でもパートナーが見つかって良かったかもしれませんね。
どこぞのTV番組のような、アイドルに高飛び込みをさせるお話「グラビアジャンプ」、新人パーソナリティーをテストする「公開放送。」の2話も芸能界ネタですね。
「グラビアジャンプ」は元ネタを知っている方にはより楽しさが増すでしょう。
スタイルよく可愛らしいのに、お笑い芸人のような仕事ばかりされている、グラビアアイドルの「ミオ」ちゃん。
うん、こりゃ所属事務所を変えた方がいいかもしれませんね(笑)
マネージャーも”途中からなにをやってんだか…”という流れでした。
「公開放送。」は収録テスト最中の「夏美」ちゃんが、夢だと勘違いしたADによっていろいろされてしまうお話です。
…どっちも、先の「Idola」と似たり寄ったりなバカ話でした。(←注:褒め言葉です)
ほか、フィッティングルームでどうのという「アパレル69」、コンビニでの「24HOUR営業」という店系短編が2話。
もう一つ、叱られつつ、企画を出し続ける眼鏡の「ミサキ」さんが登場する、「NIGHT GAME」はサラリーマンな短編でした。
うんうん、現実ってーのはこんなんですよね。皆さん頑張りましょう!
表紙やタイトルで調教っぽい色を期待するとがっかりするかもしれませんが、どちらも決して暗くならないポジティブさに溢れた作品群でした。
そのあたりの判断を誤らなければ、よい買い物となるでしょう。
非常に太く強い線での濃い絵柄。
デジタル処理らしく、肌などはつやつやとしております。
くりくりっとした横幅ある目と広い肩幅が特徴ですね。
癖の強い作画ですが、全体的に安定感も迫力もありました。
…が、こちらのブログで良く書いている”合う・合わない”で言うと、ひでるさんの肌には合わない系統なの。
なんだろう、表情がカタイというか、なんというか…とにかく好みでないのよ。ごめんなさい。
カラーでもあまり差はなかったので、↓表紙での判断でいいと思います。
ついでに細かいことを指摘させてもらえば、やっぱり表紙絵の使いまわし(もくじ、カバー裏)は残念なところ。
色々描き下ろしなどのある単行本と比べてしまうと、どうしても手抜きっぽく見えるんですよねー。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・アイドル
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×9(うち「Idola」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「双龍(そうりゅう)」センセの「愛奴隷【あいどる】」です。
アマゾンで見ると既刊は4冊あるので5冊目に見えるんですが、あとがきによると4冊目という単行本。
1冊は別の方なのかな?
そう言えば、複数同名の方がいたような気もする(わかんないけど)、「双龍」センセの「愛奴隷【あいどる】」なのです。
裏表紙にあらすじが書かれた、親切な「富士美出版」さんの仕様。
そちらにもある通り、アイドル系の連続話と短編が収録された単行本となっています。
短編も芸能界ネタがありましたんで、適切なタイトルと言えるかもしれません。
※左:雨宮鈴、右:菊川樹里
アイドルを目指す二人です。もう少しキャラが強い方が良かったなぁ。
↓表紙・裏表紙と中表紙を占める、メインの連続話「Idola」から。
大手芸能プロダクション「IDL社」
そのアイドルオーディションに合格して訓練生となった、歌手志望の「雨宮鈴(あまみや・すず)」、アイドルデュオを目指す「伏見奈緒子」・「安宅千草」の二人、そして「菊川樹里」はアクション女優になるため、とそれぞれ特訓を続けておりました。
彼女らの素質を見極めた社長「高村純一」は、デビューのため「特別レッスン」を受けさせることとしたのでした…。
だいたいそんなんです。
わはは、こりゃ完全にAVネタですね。
特に1話目にあった、なにかにつけて
「安部や幸田もこのレッスンを受けてトップアイドルになったんだぞ」
という一言で次々にエスカレートする展開の馬鹿馬鹿しさは、まるでコメディーのようでした。
声量を見極めるため、とか言っておりましけれど、そんなんないよ。
(※ただ、稀に伝え聞く事件など、本当にこの程度で騙されてしまう人もいるようです。漫画を教訓にしましょう…って見てないか)
なお、「特別レッスン」はどちらもハチャメチャなものでしたが、唯一「菊川樹里」さんの特訓だけはなんだかマトモに効果もありそうでした。
…まぁ、えろいことをされてるのだけれど(笑)
しかも、なんのかんのとえろいことされた結果、それぞれが再登場するラスト4話目にて全員無事にデビューが決まっておりました。
考えようによっては、ものスゴクやり手な社長さんですね。
途中までは調教っぽい流れもありましたが、最終的に目的達成していることで妙な爽やかさが…。
社長は感謝されてましたしねぇ。
ぽかーん、という感じよ。
※左:ミオちゃん、右:ミサキさん
企画なんて仕事はストレスたまるでしょうから…でもパートナーが見つかって良かったかもしれませんね。
どこぞのTV番組のような、アイドルに高飛び込みをさせるお話「グラビアジャンプ」、新人パーソナリティーをテストする「公開放送。」の2話も芸能界ネタですね。
「グラビアジャンプ」は元ネタを知っている方にはより楽しさが増すでしょう。
スタイルよく可愛らしいのに、お笑い芸人のような仕事ばかりされている、グラビアアイドルの「ミオ」ちゃん。
うん、こりゃ所属事務所を変えた方がいいかもしれませんね(笑)
マネージャーも”途中からなにをやってんだか…”という流れでした。
「公開放送。」は収録テスト最中の「夏美」ちゃんが、夢だと勘違いしたADによっていろいろされてしまうお話です。
…どっちも、先の「Idola」と似たり寄ったりなバカ話でした。(←注:褒め言葉です)
ほか、フィッティングルームでどうのという「アパレル69」、コンビニでの「24HOUR営業」という店系短編が2話。
もう一つ、叱られつつ、企画を出し続ける眼鏡の「ミサキ」さんが登場する、「NIGHT GAME」はサラリーマンな短編でした。
うんうん、現実ってーのはこんなんですよね。皆さん頑張りましょう!
表紙やタイトルで調教っぽい色を期待するとがっかりするかもしれませんが、どちらも決して暗くならないポジティブさに溢れた作品群でした。
そのあたりの判断を誤らなければ、よい買い物となるでしょう。
非常に太く強い線での濃い絵柄。
デジタル処理らしく、肌などはつやつやとしております。
くりくりっとした横幅ある目と広い肩幅が特徴ですね。
癖の強い作画ですが、全体的に安定感も迫力もありました。
…が、こちらのブログで良く書いている”合う・合わない”で言うと、ひでるさんの肌には合わない系統なの。
なんだろう、表情がカタイというか、なんというか…とにかく好みでないのよ。ごめんなさい。
カラーでもあまり差はなかったので、↓表紙での判断でいいと思います。
ついでに細かいことを指摘させてもらえば、やっぱり表紙絵の使いまわし(もくじ、カバー裏)は残念なところ。
色々描き下ろしなどのある単行本と比べてしまうと、どうしても手抜きっぽく見えるんですよねー。
愛奴隷 (富士美コミックス) (富士美コミックス) (2008/01/25) 双龍 商品詳細を見る |
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■暴れん坊少納言2 【葵の巻】 (かかし朝浩)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 平安時代・コメディー
・おまけ: 描き下ろし「平安高校課外補習」1~6、
おまけまんが「「弟×弟」の巻末演芸ホール」
・その他: 現在は2巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かかし朝浩(かかし・あさひろ)」センセの「暴れん坊少納言Ⅱ 【葵の巻】」です。
1巻をこちらで紹介したのは去年の8月でしたかー。
もうずいぶんたつんですね。
前回の時は、続きが出るのかよく分かんなかったままでしたけれど…ありましたよ、2巻です。
ひでるさん、発売表は毎月チェックしているんですが、これ完全にノーマークでした。
あれだけ高評価だったのに見逃しですよ。ひでえ。
とりあえず、3巻までは発売されるみたいなので、ひと安心です。
次はきっちりチェックしようと思います。
※ツンデレ「諾子さん」です。
…こりゃどちらもツンな描写ですね。デレは↓下にて。
さて、「暴れん坊少納言Ⅱ 【葵の巻】」は当然ながら前回の続きとなっていおります。
平安時代。
「清少納言」こと主人公「清原諾子(きよはら・なぎこ)」は才媛(※さいえん:高い教養や才能のある女性)でしたが同時に大変なお転婆で、周囲を混乱させておりました。
縁談をさせたもののその言動は改まらず、相手「橘則光」との関係もさして進展なくという具合。
そんな頃、なにかと目立つ「諾子さん」の評判を聞きつけた時の中宮「定子(ていし)」は彼女を女房として出仕させることとしたのでした。
だいたいそんなん。
非常に珍しい、平安時代を題材とした単行本です。
前巻同様、史実を大胆にアレンジしているので読みやすく、逆に極端な錯誤もないので、漫画部分だけでもそれなりに時代を理解することができるようになっていました。
部分的な解説、4コマ形式でお勉強できる「平安高校課外補習」も顕在で、今後真面目に歴史を学びたい方への導入本としては最適であろう漫画でした。
日本史を専攻している、したい学生さんにオススメです。
やっぱり、ビジュアルが浮かぶと物事頭に入り易いですからねぇ…。
ひでるさんが戦国時代に興味持つ切っ掛けも、光栄ゲーム「信長の野望」からでしたよぅー。
※左:彰子さん、右:紫式部
この二人の関係もいいですねー。今後はもっと出てくるかも。
2巻では「一条天皇」を巻き込むというハチャメチャっぷりに始まり、九条鬼姫こと藤原北家は「彰子(しょうし)」が登場。
その関係で、女房兼教育係であった「紫式部」の出番も自然に増えておりました。
特に6話「盤上で白黒つける六つ目かな」では、パズルゲームのような「盤すごろく」にて「清少納言」・「紫式部」のライバル対決が見られます。
時の有名人である両者の勝負がどう決着するのか、ぜひ漫画でご確認下さい。
※実はラブラブな二人なのです。
ここだけ見ると可愛らしいですね(笑)
また、「諾子さん」・「橘則光」が二人で鞍馬寺まで出かけるというドキドキな5話、「飛び出すな牛車は急に停まれない」をはじめ、ラブコメ好きなひでるさんが好きな展開もあちこち用意されておりました。
「アンタの気持ちぐらい、こっちはとっくにわかってんのよ…バカ!!」
というコマが最高。
隣にいるとややこしいでしょーが、傍目に見物するにはいいですねぇ。
帯の文句”この宮中にはツンデレしかいない”の筆頭格というだけのことはありました。
そんな煮え切らない二人の仲を進展させようと、企画を持ちかける「和泉式部」も良かったです。
やっぱりあんなんいいなぁ(笑)
※おまけ:ひでるお気に入り「和泉式部」さん、です。
絵柄については、前巻とほぼ変化ありません。
心なしか若干だけ描き慣れた感があったかな。
幅広な輪郭と大きい口が特徴。
↓表紙そのまま個性が強い方なので、人を選ぶと思います。
もし違和感がないなら、お話でぐいぐいと引っ張ってくれるタイプなので、さして気にならなくなるでしょう。たぶん。
大げさかもしれませんが、歴史モノ漫画の新境地を開拓した(と思う)傑作です。
どこまで続くのか期待しております。
暴れん坊少納言(2) [ガムコミックスプラス] (ガムコミックスプラス)
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⇒ 「お寺さんぽ Ver.03」
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
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・属性 : 平安時代・コメディー
・おまけ: 描き下ろし「平安高校課外補習」1~6、
おまけまんが「「弟×弟」の巻末演芸ホール」
・その他: 現在は2巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かかし朝浩(かかし・あさひろ)」センセの「暴れん坊少納言Ⅱ 【葵の巻】」です。
1巻をこちらで紹介したのは去年の8月でしたかー。
もうずいぶんたつんですね。
前回の時は、続きが出るのかよく分かんなかったままでしたけれど…ありましたよ、2巻です。
ひでるさん、発売表は毎月チェックしているんですが、これ完全にノーマークでした。
あれだけ高評価だったのに見逃しですよ。ひでえ。
とりあえず、3巻までは発売されるみたいなので、ひと安心です。
次はきっちりチェックしようと思います。
※ツンデレ「諾子さん」です。
…こりゃどちらもツンな描写ですね。デレは↓下にて。
さて、「暴れん坊少納言Ⅱ 【葵の巻】」は当然ながら前回の続きとなっていおります。
平安時代。
「清少納言」こと主人公「清原諾子(きよはら・なぎこ)」は才媛(※さいえん:高い教養や才能のある女性)でしたが同時に大変なお転婆で、周囲を混乱させておりました。
縁談をさせたもののその言動は改まらず、相手「橘則光」との関係もさして進展なくという具合。
そんな頃、なにかと目立つ「諾子さん」の評判を聞きつけた時の中宮「定子(ていし)」は彼女を女房として出仕させることとしたのでした。
だいたいそんなん。
非常に珍しい、平安時代を題材とした単行本です。
前巻同様、史実を大胆にアレンジしているので読みやすく、逆に極端な錯誤もないので、漫画部分だけでもそれなりに時代を理解することができるようになっていました。
部分的な解説、4コマ形式でお勉強できる「平安高校課外補習」も顕在で、今後真面目に歴史を学びたい方への導入本としては最適であろう漫画でした。
日本史を専攻している、したい学生さんにオススメです。
やっぱり、ビジュアルが浮かぶと物事頭に入り易いですからねぇ…。
ひでるさんが戦国時代に興味持つ切っ掛けも、光栄ゲーム「信長の野望」からでしたよぅー。
※左:彰子さん、右:紫式部
この二人の関係もいいですねー。今後はもっと出てくるかも。
2巻では「一条天皇」を巻き込むというハチャメチャっぷりに始まり、九条鬼姫こと藤原北家は「彰子(しょうし)」が登場。
その関係で、女房兼教育係であった「紫式部」の出番も自然に増えておりました。
特に6話「盤上で白黒つける六つ目かな」では、パズルゲームのような「盤すごろく」にて「清少納言」・「紫式部」のライバル対決が見られます。
時の有名人である両者の勝負がどう決着するのか、ぜひ漫画でご確認下さい。
※実はラブラブな二人なのです。
ここだけ見ると可愛らしいですね(笑)
また、「諾子さん」・「橘則光」が二人で鞍馬寺まで出かけるというドキドキな5話、「飛び出すな牛車は急に停まれない」をはじめ、ラブコメ好きなひでるさんが好きな展開もあちこち用意されておりました。
「アンタの気持ちぐらい、こっちはとっくにわかってんのよ…バカ!!」
というコマが最高。
隣にいるとややこしいでしょーが、傍目に見物するにはいいですねぇ。
帯の文句”この宮中にはツンデレしかいない”の筆頭格というだけのことはありました。
そんな煮え切らない二人の仲を進展させようと、企画を持ちかける「和泉式部」も良かったです。
やっぱりあんなんいいなぁ(笑)
※おまけ:ひでるお気に入り「和泉式部」さん、です。
絵柄については、前巻とほぼ変化ありません。
心なしか若干だけ描き慣れた感があったかな。
幅広な輪郭と大きい口が特徴。
↓表紙そのまま個性が強い方なので、人を選ぶと思います。
もし違和感がないなら、お話でぐいぐいと引っ張ってくれるタイプなので、さして気にならなくなるでしょう。たぶん。
大げさかもしれませんが、歴史モノ漫画の新境地を開拓した(と思う)傑作です。
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■姉るせっくす (狩野蒼穹)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
原画参加ゲーム紹介ページ、
描き下ろし「ずいぶんもんだけど」
カバー裏に日記漫画「かの蒼空に」
・その他: 短編×11(うち「あたしが幽霊だった頃」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「狩野蒼穹(かのう・そうきゅう)」センセの「姉るせっくす」です。
毎回「狩野蒼穹」センセの単行本を紹介する際には、大きなお世話ながら↓表紙について書かせていただいておりますが…。
今回の「姉るせっくす」は非常に良いですね!
えろく奇抜なアングルながら、背景の青空がやたら爽やかでした。
明るい配色で店頭でもよく目立っておりましたし、こりゃセールスも期待できそうです。
※幽霊なお姉ちゃん、です。
あんまり出番がないのが残念。
…という訳で、「狩野蒼穹」センセ6冊目の単行本です。
前に紹介しました「あねSWEET」がつい先日のような気がしていたひでるさんですが、…あれ8月でしたか。
折り返しにもありましたが、08年2月「姉るせっくす」、07年8月「あねSWEET」、07年2月「弟になんか感じない!」、06年8月「シスブラ」…と、コンスタントに単行本を発売されているセンセなのです。
すぐ頭に浮かぶ「八月薫」センセもそうですが、やっぱりリリースが早いというのは、もの凄い強みであると思います。
今後もぜひ頑張ってほしいところですね。
(※なお、どちらも本が売れない月なのだとか(笑)だめじゃーん)
※左:関西弁なお姉ちゃん、右:妹「友美さん」
ブラが大きいのになった!?…実際にどうなったのか、漫画でご確認ください。
さて、今回単行本は核となる中編とこれまでのような短編という構成でした。
やっぱり目玉としては、5話ほど続く中編「あたしが幽霊だったころ」でしょう。
交通事故で姉を亡くした弟「祐」くん、妹「友美」さん。
特に霊感はないんですが、二人の目には浮遊霊として周囲をうろつく姉の姿がしっかりと見えておりました。
何か未練があったのなら、と成仏できるように協力を申し入れると…
「やっぱ恋もしないまま死んじゃったのが未練だって思うのよ」
そんなことを言って「友美さん」の身体を借りた姉は、えっちを要求してくるのでした。
ここまでの連続話は初めてですよね。…違ったっけか?
とりあえず、いままで培われてきたセンセの姉妹・近親漫画の良い点が全て凝縮・発揮されたような漫画でした。
軽いノリな姉、流される弟という基本フォーマットに、真面目な妹、とぼけた後輩などがお話に絡んでおります。
幽霊なお姉ちゃんがえっちするには、妹「友美さん」の身体を借りなければなりません。
そのため、自らの意思とは関係なく、頻繁にされてしまうこととなるのですよ。うわぁ。
あれですよ、「おじゃまユーレイくん/よしかわ進」みたいなパターンね。(←知ってる?)
性格的に「友美さん」はその気持ちがあっても、本来は近親関係にならないだろう娘でしたから、これで良かったのかな。
5話目の「告白ってした方がいいよね?」というくだり、無遠慮に妹の後頭部へ箱を叩きつける描写、後輩「小島雪」さんの言動などが楽しかったです。
特に引き込まれるようなストーリーではなく、巨大なテーマもなく、クライマックスに向けてどっかん盛り上がる話でもないんですが、お気楽極楽なほんわかとした流れが、実にセンセちっくでした。
※寝ぼけるお姉ちゃん、です。
前単行本にもありましたねー。こんなんはセンセの真骨頂。
描き下ろしも含めて連続話になっている「もんでふやそ~」、「ずいぶんもんだけど」の2話。
タイトルそのまま、胸を大きくするため弟「幸太」くんに手伝ってもらう、という内容です。
後日談がついて、より良くなっていましたね。
ちなみに、↓表紙の女の子はこちらのお姉ちゃんでした。
センセの基本通り、積極的なお姉ちゃんに対して、「幸太くん」は冷静にやんわり拒否するというパターンなのです。
これが独特なコメディーになっているのよ。
とにかく二人の姉弟らしくない掛け合いが面白く、お姉ちゃんの関西弁も良い味付けでした。
小さいコマですが、
「じゃー彼に頼めば…」
「…………」
という反応が実にいいですね。
ほか、寝ぼけているのか、本気なのかという独特なテンションの「一緒に寝ようよ」
こちらはオチの一言が最高でした。
「オナ禁お姉ちゃん」は収録で唯一の眼鏡キャラ。
委員長ちっな、賢そうな容姿のわりにえろ暴走してしまうお姉ちゃんが可愛らしいのです。
ツッコミ役である弟「あーくん」の「友達よべないなあ」がお気に入り。
※これです、「友達よべないなあ」
強く太めな線のさっぱりとした絵柄。
タイトルそのまま属性は「お姉ちゃん」なんですが、微妙な距離感のある年上女性という風情なく、どちらかというと妹のような可愛らしいタイプです。
SD調に潰れるキャラ絵が独特でコメディー描写が巧く、お話でボケ役となるお姉ちゃんらを見事に表現しておりました。
胸よりもお尻のがイイ感じですね。
個性が確立されて安定した絵柄ですが、同時に癖があるので読み手を選ぶと思います。
↓表紙・裏表紙で判断下さいませ。
なお、カバー裏の漫画「かの蒼空に」では、センセの「ルナティックドーン」体験記が描かれておりました。
毎度ながら、こちらも実に面白かったです。
”ツンデレの極意は不意打ち”
なるほど。
★狩野蒼穹センセの漫画紹介記事
[あねSWEET]
[弟になんか感じない!]
[シスブラ]
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
原画参加ゲーム紹介ページ、
描き下ろし「ずいぶんもんだけど」
カバー裏に日記漫画「かの蒼空に」
・その他: 短編×11(うち「あたしが幽霊だった頃」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「狩野蒼穹(かのう・そうきゅう)」センセの「姉るせっくす」です。
毎回「狩野蒼穹」センセの単行本を紹介する際には、大きなお世話ながら↓表紙について書かせていただいておりますが…。
今回の「姉るせっくす」は非常に良いですね!
えろく奇抜なアングルながら、背景の青空がやたら爽やかでした。
明るい配色で店頭でもよく目立っておりましたし、こりゃセールスも期待できそうです。
※幽霊なお姉ちゃん、です。
あんまり出番がないのが残念。
…という訳で、「狩野蒼穹」センセ6冊目の単行本です。
前に紹介しました「あねSWEET」がつい先日のような気がしていたひでるさんですが、…あれ8月でしたか。
折り返しにもありましたが、08年2月「姉るせっくす」、07年8月「あねSWEET」、07年2月「弟になんか感じない!」、06年8月「シスブラ」…と、コンスタントに単行本を発売されているセンセなのです。
すぐ頭に浮かぶ「八月薫」センセもそうですが、やっぱりリリースが早いというのは、もの凄い強みであると思います。
今後もぜひ頑張ってほしいところですね。
(※なお、どちらも本が売れない月なのだとか(笑)だめじゃーん)
※左:関西弁なお姉ちゃん、右:妹「友美さん」
ブラが大きいのになった!?…実際にどうなったのか、漫画でご確認ください。
さて、今回単行本は核となる中編とこれまでのような短編という構成でした。
やっぱり目玉としては、5話ほど続く中編「あたしが幽霊だったころ」でしょう。
交通事故で姉を亡くした弟「祐」くん、妹「友美」さん。
特に霊感はないんですが、二人の目には浮遊霊として周囲をうろつく姉の姿がしっかりと見えておりました。
何か未練があったのなら、と成仏できるように協力を申し入れると…
「やっぱ恋もしないまま死んじゃったのが未練だって思うのよ」
そんなことを言って「友美さん」の身体を借りた姉は、えっちを要求してくるのでした。
ここまでの連続話は初めてですよね。…違ったっけか?
とりあえず、いままで培われてきたセンセの姉妹・近親漫画の良い点が全て凝縮・発揮されたような漫画でした。
軽いノリな姉、流される弟という基本フォーマットに、真面目な妹、とぼけた後輩などがお話に絡んでおります。
幽霊なお姉ちゃんがえっちするには、妹「友美さん」の身体を借りなければなりません。
そのため、自らの意思とは関係なく、頻繁にされてしまうこととなるのですよ。うわぁ。
あれですよ、「おじゃまユーレイくん/よしかわ進」みたいなパターンね。(←知ってる?)
性格的に「友美さん」はその気持ちがあっても、本来は近親関係にならないだろう娘でしたから、これで良かったのかな。
5話目の「告白ってした方がいいよね?」というくだり、無遠慮に妹の後頭部へ箱を叩きつける描写、後輩「小島雪」さんの言動などが楽しかったです。
特に引き込まれるようなストーリーではなく、巨大なテーマもなく、クライマックスに向けてどっかん盛り上がる話でもないんですが、お気楽極楽なほんわかとした流れが、実にセンセちっくでした。
※寝ぼけるお姉ちゃん、です。
前単行本にもありましたねー。こんなんはセンセの真骨頂。
描き下ろしも含めて連続話になっている「もんでふやそ~」、「ずいぶんもんだけど」の2話。
タイトルそのまま、胸を大きくするため弟「幸太」くんに手伝ってもらう、という内容です。
後日談がついて、より良くなっていましたね。
ちなみに、↓表紙の女の子はこちらのお姉ちゃんでした。
センセの基本通り、積極的なお姉ちゃんに対して、「幸太くん」は冷静にやんわり拒否するというパターンなのです。
これが独特なコメディーになっているのよ。
とにかく二人の姉弟らしくない掛け合いが面白く、お姉ちゃんの関西弁も良い味付けでした。
小さいコマですが、
「じゃー彼に頼めば…」
「…………」
という反応が実にいいですね。
ほか、寝ぼけているのか、本気なのかという独特なテンションの「一緒に寝ようよ」
こちらはオチの一言が最高でした。
「オナ禁お姉ちゃん」は収録で唯一の眼鏡キャラ。
委員長ちっな、賢そうな容姿のわりにえろ暴走してしまうお姉ちゃんが可愛らしいのです。
ツッコミ役である弟「あーくん」の「友達よべないなあ」がお気に入り。
※これです、「友達よべないなあ」
強く太めな線のさっぱりとした絵柄。
タイトルそのまま属性は「お姉ちゃん」なんですが、微妙な距離感のある年上女性という風情なく、どちらかというと妹のような可愛らしいタイプです。
SD調に潰れるキャラ絵が独特でコメディー描写が巧く、お話でボケ役となるお姉ちゃんらを見事に表現しておりました。
胸よりもお尻のがイイ感じですね。
個性が確立されて安定した絵柄ですが、同時に癖があるので読み手を選ぶと思います。
↓表紙・裏表紙で判断下さいませ。
なお、カバー裏の漫画「かの蒼空に」では、センセの「ルナティックドーン」体験記が描かれておりました。
毎度ながら、こちらも実に面白かったです。
”ツンデレの極意は不意打ち”
なるほど。
姉るせっくす (富士美コミックス) (2008/02/25) 狩野 蒼穹 商品詳細を見る |
★狩野蒼穹センセの漫画紹介記事
[あねSWEET]
[弟になんか感じない!]
[シスブラ]
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tag : コメディー
■ママに溺れて (白石なぎさ)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・母子近親
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白石なぎさ(しらいし・なぎさ)」センセの「ママに溺れて」です。
はい、また週末となりました。
過去に人気だった某AV女優を連想させるお名前な「白石なぎさ」センセなのです。
こちらが初単行本なんですね。
いろいろ購入した本のうち、なかなか雰囲気の良く目立っていたので、予定を変更して「ママに溺れて」をチョイスしてみました。
※左:杜山貴咲、右:春日先生
キャラはこの二人がよかったですねー。むちむちですよ。
背景にある「母」の文字が非常に印象的な単行本ですね。
タイトルそのまま母子の近親モノが多く収録されておりましたが、読んでみてひでるさんが気に入った短編はことごとく非近親系(笑)
そう、↓表紙のスパッツは確かに手に取る切っ掛けでしたが、購入の後押しをしたのは”裏表紙にてピアノ弾いてるお姉さんを気に入ったから”なんですねー。
そんな訳で、センセ曰く”湊高校三部作”という「私はピアノ」から。
小学生時代に少しピアノを習っていた主人公「井上」くん。
うっかり口を滑らせたことから、合唱コンクールでのピアノ担当になってしまうのでした。
バイエルちょっと習っただけという腕前な「井上くん」は「春日」先生に相談することとしたのです。
だいたいそんなお話。
数ある教師モノで”音楽教師”を選択したというのは独特ですね。
複数登場する場合別として、メインの一人というのはそう例がなかったと思います。たぶん。
こちらのヒロイン「春日先生」はショートカットで小さく巨乳という素敵キャラ。
「失言だったわね…」
などと言っておりましたが、その発言はもの凄いうっかりさんなのでした。
頭の中はそんなんデスか??
変にラブラブせず、また極端にえろえろともならず、ちゃんと教師という態度で接し続けた「春日先生」は非常に良いキャラクターでした。
裏表紙に釣られた身としては、この短編だけで買った甲斐があるというものです。
ちなみに、”童顔なのに下着は年相応に黒で揃えられている”ところもポイント高いですね。
うわー、ぜひ他のエピソードも見たいなぁ…。
※おまけ:もう一つ「春日先生」です。
大きいですね、目立ちますねー。
続く「声をきかせてっ!」、「図書室は放課後の娼館」が”湊高校三部作”の残りですね。
あとがきによると、先の「私はピアノ」の原稿を見た編集さんが目ざとく掘り出した(※冒頭1ページ目に登場していた)という「杜山貴咲」さんをメインとしたのが「声をきかせてっ!」なのです。
「貴咲さん」は放送部部長ということで、発声練習がどうの、という流れになっておりました。
「白石なぎさ」センセは放送部経験があるらしく、昔取った杵柄というやつですね。
そう考えると、腹式呼吸のくだりは本当のことなのかもしれません。
声を生業としている皆さんには、ぜひ”特別レッスン”を試してほしいところです。
「図書室は放課後の娼館」は他と違い、ちょっと切ないお話でした。
なお、背景には「春日先生」、「貴咲さん」がおりましたが…もう少し自然に出演させてほしかったかなぁ。
※らしくない母親の二人です。
右はお好きな方が最も欲しいだろう構図でお送りしております。
表題となっている、母子の近親モノは全部で5話収録されておりました。
うち「ママだって! セーラー服」、「21世紀ケンジ」は禁断の関係みたいな色のない、ぺかーっと明るいコメディー漫画。
まるで恥ずかしげもなくセーラー服を着たり、息子のため本当に一肌脱いでしまっておりました(笑)
ややシリアスな度合が増しているのが、「吾が母は愛の娼婦」、「禁じられたふたり」の2話。
明暗の描写が前後半で互い違いになってますね。
↓表紙の二人は「禁じられたふたり」のキャラでして、母「敬子」さんはしっかりスパッツを着用しておりました。
そちらに釣られた方もご安心です。
友人に酷評されてしまった、という「17歳」
なるほど、確かに急な展開でドタバタしており、なにやら分かりづらかったです。
もう少しページがあれば良かったのかなぁ。
ただ、母「知子」さんのネグリジェ姿はなかなかえっちでした。
狭い部屋であーんな格好されては…ねぇ。
時期にそれほど差がないようですが、全体的に絵柄は不安定気味です。
ところどころのコマに、ちょっと荒っぽいかなーという印象もありました。
ただ、新しくなるにつれて、作画には”固まってきた感”が見えておりましたので、今後はより良くなると思います。
女性は肉付きよく、ふんわりとした風情。
人妻モノというくくりでは、すっきり系統ですね。
判断としては、ストーリーと絡んでいたこともあるので↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
カラー絵も巧い方ですね。
ねちっこい近親ネタを期待した方はがっかりするかもしれませんが、適度に楽しく・爽やかで、ちょっと切なく、きっちりえっち…と、全体的な完成度は上々でした。
特に「春日先生」に貫かれた(笑)ひでるさんは、ほくほくでしたよー。
ママに溺れて (いずみコミックス 95)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・母子近親
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白石なぎさ(しらいし・なぎさ)」センセの「ママに溺れて」です。
はい、また週末となりました。
過去に人気だった某AV女優を連想させるお名前な「白石なぎさ」センセなのです。
こちらが初単行本なんですね。
いろいろ購入した本のうち、なかなか雰囲気の良く目立っていたので、予定を変更して「ママに溺れて」をチョイスしてみました。
※左:杜山貴咲、右:春日先生
キャラはこの二人がよかったですねー。むちむちですよ。
背景にある「母」の文字が非常に印象的な単行本ですね。
タイトルそのまま母子の近親モノが多く収録されておりましたが、読んでみてひでるさんが気に入った短編はことごとく非近親系(笑)
そう、↓表紙のスパッツは確かに手に取る切っ掛けでしたが、購入の後押しをしたのは”裏表紙にてピアノ弾いてるお姉さんを気に入ったから”なんですねー。
そんな訳で、センセ曰く”湊高校三部作”という「私はピアノ」から。
小学生時代に少しピアノを習っていた主人公「井上」くん。
うっかり口を滑らせたことから、合唱コンクールでのピアノ担当になってしまうのでした。
バイエルちょっと習っただけという腕前な「井上くん」は「春日」先生に相談することとしたのです。
だいたいそんなお話。
数ある教師モノで”音楽教師”を選択したというのは独特ですね。
複数登場する場合別として、メインの一人というのはそう例がなかったと思います。たぶん。
こちらのヒロイン「春日先生」はショートカットで小さく巨乳という素敵キャラ。
「失言だったわね…」
などと言っておりましたが、その発言はもの凄いうっかりさんなのでした。
頭の中はそんなんデスか??
変にラブラブせず、また極端にえろえろともならず、ちゃんと教師という態度で接し続けた「春日先生」は非常に良いキャラクターでした。
裏表紙に釣られた身としては、この短編だけで買った甲斐があるというものです。
ちなみに、”童顔なのに下着は年相応に黒で揃えられている”ところもポイント高いですね。
うわー、ぜひ他のエピソードも見たいなぁ…。
※おまけ:もう一つ「春日先生」です。
大きいですね、目立ちますねー。
続く「声をきかせてっ!」、「図書室は放課後の娼館」が”湊高校三部作”の残りですね。
あとがきによると、先の「私はピアノ」の原稿を見た編集さんが目ざとく掘り出した(※冒頭1ページ目に登場していた)という「杜山貴咲」さんをメインとしたのが「声をきかせてっ!」なのです。
「貴咲さん」は放送部部長ということで、発声練習がどうの、という流れになっておりました。
「白石なぎさ」センセは放送部経験があるらしく、昔取った杵柄というやつですね。
そう考えると、腹式呼吸のくだりは本当のことなのかもしれません。
声を生業としている皆さんには、ぜひ”特別レッスン”を試してほしいところです。
「図書室は放課後の娼館」は他と違い、ちょっと切ないお話でした。
なお、背景には「春日先生」、「貴咲さん」がおりましたが…もう少し自然に出演させてほしかったかなぁ。
※らしくない母親の二人です。
右はお好きな方が最も欲しいだろう構図でお送りしております。
表題となっている、母子の近親モノは全部で5話収録されておりました。
うち「ママだって! セーラー服」、「21世紀ケンジ」は禁断の関係みたいな色のない、ぺかーっと明るいコメディー漫画。
まるで恥ずかしげもなくセーラー服を着たり、息子のため本当に一肌脱いでしまっておりました(笑)
ややシリアスな度合が増しているのが、「吾が母は愛の娼婦」、「禁じられたふたり」の2話。
明暗の描写が前後半で互い違いになってますね。
↓表紙の二人は「禁じられたふたり」のキャラでして、母「敬子」さんはしっかりスパッツを着用しておりました。
そちらに釣られた方もご安心です。
友人に酷評されてしまった、という「17歳」
なるほど、確かに急な展開でドタバタしており、なにやら分かりづらかったです。
もう少しページがあれば良かったのかなぁ。
ただ、母「知子」さんのネグリジェ姿はなかなかえっちでした。
狭い部屋であーんな格好されては…ねぇ。
時期にそれほど差がないようですが、全体的に絵柄は不安定気味です。
ところどころのコマに、ちょっと荒っぽいかなーという印象もありました。
ただ、新しくなるにつれて、作画には”固まってきた感”が見えておりましたので、今後はより良くなると思います。
女性は肉付きよく、ふんわりとした風情。
人妻モノというくくりでは、すっきり系統ですね。
判断としては、ストーリーと絡んでいたこともあるので↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
カラー絵も巧い方ですね。
ねちっこい近親ネタを期待した方はがっかりするかもしれませんが、適度に楽しく・爽やかで、ちょっと切なく、きっちりえっち…と、全体的な完成度は上々でした。
特に「春日先生」に貫かれた(笑)ひでるさんは、ほくほくでしたよー。
ママに溺れて (いずみコミックス 95)
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■メイド刑事 (宇佐美道子)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : メイド・アクション
・おまけ: あとがき、原作者コメント、カバー裏に別絵。
・その他: 原作「早見裕司」、初単行本(?)、3話収録、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宇佐美道子(うさみ・みちこ)」センセの「メイド刑事 1巻」です。
メイド喫茶の流行から、「~メイド」が横行する今の世に唖然としているひでるさん。
いや、なんでもメイドにすりゃーいいってもんじゃないでしょう?
彼女とこっそり自宅でプレイっていうなら別ですが、往来であんなんと接するほど若くありません(笑)
こっちが恥ずかしいですよ。
(※そんな訳で、メイド喫茶には行ったことないひでるさんなのでした)
正直なところ、こちら「メイド刑事」も”時流に乗った他愛ない流行りネタ”なのかな~、とか思っていたんですが…いや、なかなかしっかりとした漫画でした。
※ヒロイン特集その1。凛々しい「葵さん」
手にしているのが、重さ2キロの特殊重合金製というクイックワイパーです。
組織JAMに属する”国家特種メイド”の一人、「若槻葵(わかつき・あおい)」さん。
ありとあらゆる技術を身につけた者だけが取れるというその資格は、仕える警察庁長官「海堂俊昭」に発揮されておりました。
「悪の汚れを取り除くのもメイドの仕事」
…ということで、「俊昭」から警視官と同等の階級を与えられた「葵さん」
命を受けると、もう一つの顔「メイド刑事」として、潜入捜査をするのです。
大ざっぱですが、だいたいそんなん。
いかにも意志の強そうなツリ目をしている「葵さん」は、同名の和服キャラとは違ってなんでもできるスーパーガール。
本業である一連の家事は無論のこと、捜査・戦闘までを見事にこなしておりました。
常に専用のメイド服やクイックワイパーを持ち歩いているんですが、そのクイックワイパーは重さ2キロの特殊重合金製(笑)
なんと、弾丸弾いたりする描写までありました。すごいですねー。
長いスカートながらアクションは華麗なもので、特に”流れメイド”である「ニキータ」さんとの対決はなかなか見応えがありました。
メイド・刑事という仕事はどちらも静かであるのが実際のところでしょうけれど、地道に証拠を積み重ねるというより派手に暴れ回る分かり易い風情。
題材としては、小説より漫画の方が合っていると思いました。
(※いつものように小説は未読ですが)
※ヒロイン特集その2。ガードかたい「葵さん」
この娘はガードがやたらかたいんですよぅー。なかなか期待通りにはなりません(笑)
そういう系統の漫画ではないので期待する方が違うんですけれど、前述したように「葵さん」は隙がないんですね。完璧で、強すぎで。
一言で表現するならば、”可愛げない”のですよ。
そんなんもいいんですが。…いいんですけど……。
できるのなら、もう少しドキドキ展開があった方がひでるさん的には良かったです。
お話としては収録2エピソードだけなので、変化球な話をやるにはまだ時期尚早なのでしょうけれども。
なにも「胸キュン刑事」レベルまでやれとは言いませんから(笑)、多少はそんなんあってもいいかなぁ。なんて。
また、トレードマークのような眼鏡は伊達なのかな?
外しても平気なようでしたし、戦闘時には投げ捨てたりしているので思い入れがある訳ではなさそうでしたけど。
「眼鏡のことでとやかく言われたくありません」
という台詞もありました。
今後詳しく語られるのかもしれませんね。
※ヒロイン特集その3。戦う「葵さん」
家事だけでなく、戦闘もできちゃいます。動きづらそうなのに…。
しっかりとした強い線の硬い絵柄。
なんというか軽めな劇画タッチでして、ページ全体は落ち着いておりました。
ややもするとコメディーに流れてしまいそうな設定なんですが、縦長でリアル気味なキャラ絵がそれを抑え・打ち消していたと思います。
「宇佐美道子」センセはこれが初単行本なのかな?
作画は非常に安定しており、表情から動きまで表現豊かでした。
カラーでも差は少ないので、↓表紙での判断で良いでしょう。
今後はオリジナルな展開もあるようなので、そちらで真価が問われかもしれませんね。
しかし、”メイド”と”冥途”をかけてるのはお約束なのかもしれませんが…ベタすぎてぞわぞわしますよぅー。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : メイド・アクション
・おまけ: あとがき、原作者コメント、カバー裏に別絵。
・その他: 原作「早見裕司」、初単行本(?)、3話収録、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宇佐美道子(うさみ・みちこ)」センセの「メイド刑事 1巻」です。
メイド喫茶の流行から、「~メイド」が横行する今の世に唖然としているひでるさん。
いや、なんでもメイドにすりゃーいいってもんじゃないでしょう?
彼女とこっそり自宅でプレイっていうなら別ですが、往来であんなんと接するほど若くありません(笑)
こっちが恥ずかしいですよ。
(※そんな訳で、メイド喫茶には行ったことないひでるさんなのでした)
正直なところ、こちら「メイド刑事」も”時流に乗った他愛ない流行りネタ”なのかな~、とか思っていたんですが…いや、なかなかしっかりとした漫画でした。
※ヒロイン特集その1。凛々しい「葵さん」
手にしているのが、重さ2キロの特殊重合金製というクイックワイパーです。
組織JAMに属する”国家特種メイド”の一人、「若槻葵(わかつき・あおい)」さん。
ありとあらゆる技術を身につけた者だけが取れるというその資格は、仕える警察庁長官「海堂俊昭」に発揮されておりました。
「悪の汚れを取り除くのもメイドの仕事」
…ということで、「俊昭」から警視官と同等の階級を与えられた「葵さん」
命を受けると、もう一つの顔「メイド刑事」として、潜入捜査をするのです。
大ざっぱですが、だいたいそんなん。
いかにも意志の強そうなツリ目をしている「葵さん」は、同名の和服キャラとは違ってなんでもできるスーパーガール。
本業である一連の家事は無論のこと、捜査・戦闘までを見事にこなしておりました。
常に専用のメイド服やクイックワイパーを持ち歩いているんですが、そのクイックワイパーは重さ2キロの特殊重合金製(笑)
なんと、弾丸弾いたりする描写までありました。すごいですねー。
長いスカートながらアクションは華麗なもので、特に”流れメイド”である「ニキータ」さんとの対決はなかなか見応えがありました。
メイド・刑事という仕事はどちらも静かであるのが実際のところでしょうけれど、地道に証拠を積み重ねるというより派手に暴れ回る分かり易い風情。
題材としては、小説より漫画の方が合っていると思いました。
(※いつものように小説は未読ですが)
※ヒロイン特集その2。ガードかたい「葵さん」
この娘はガードがやたらかたいんですよぅー。なかなか期待通りにはなりません(笑)
そういう系統の漫画ではないので期待する方が違うんですけれど、前述したように「葵さん」は隙がないんですね。完璧で、強すぎで。
一言で表現するならば、”可愛げない”のですよ。
そんなんもいいんですが。…いいんですけど……。
できるのなら、もう少しドキドキ展開があった方がひでるさん的には良かったです。
お話としては収録2エピソードだけなので、変化球な話をやるにはまだ時期尚早なのでしょうけれども。
なにも「胸キュン刑事」レベルまでやれとは言いませんから(笑)、多少はそんなんあってもいいかなぁ。なんて。
また、トレードマークのような眼鏡は伊達なのかな?
外しても平気なようでしたし、戦闘時には投げ捨てたりしているので思い入れがある訳ではなさそうでしたけど。
「眼鏡のことでとやかく言われたくありません」
という台詞もありました。
今後詳しく語られるのかもしれませんね。
※ヒロイン特集その3。戦う「葵さん」
家事だけでなく、戦闘もできちゃいます。動きづらそうなのに…。
しっかりとした強い線の硬い絵柄。
なんというか軽めな劇画タッチでして、ページ全体は落ち着いておりました。
ややもするとコメディーに流れてしまいそうな設定なんですが、縦長でリアル気味なキャラ絵がそれを抑え・打ち消していたと思います。
「宇佐美道子」センセはこれが初単行本なのかな?
作画は非常に安定しており、表情から動きまで表現豊かでした。
カラーでも差は少ないので、↓表紙での判断で良いでしょう。
今後はオリジナルな展開もあるようなので、そちらで真価が問われかもしれませんね。
しかし、”メイド”と”冥途”をかけてるのはお約束なのかもしれませんが…ベタすぎてぞわぞわしますよぅー。
メイド刑事 1 (Flex Comix) (2008/02/12) 宇佐美 道子原作:早見 裕司 商品詳細を見る |
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■キマグレ (Kima-gray)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏にゲスト絵・別絵。
・その他: 初単行本、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Kima-gray(きまぐれ)」センセの「キマグレ KIMAGURE」です。
これまた変わったお名前ですねー。
なにか駄洒落的な読み方があるのかなーとか思いましたが、普通に"きまぐれ"で良いようです。
そんな「Kima-gray」センセの初単行本は名前そのまま、「キマグレ KIMAGURE」なのでした。
英文字に感嘆符(※エクスクラメーション-マーク、びっくり印)がとっついたタイトルが多く、またツインテール率の高い単行本。
どちらか連続話があるかなー、と探しましたが全て短編という構成でした。
明暗どちらでもイケそうな絵柄なんですが、収録ラブコメっぽい話が多く、読後感良いものとなっております。
※左:ひなたちゃん、右:アキノさん
実は画像比較も兼ねております。左は08年1月、右は06年1月なのでした。
最も新しい原稿である「Plump Marshmallow!!」
痩せてる女性が好きな「誠悟」くん。
彼にラブラブな「ひなた」ちゃんは好みと逆にむちむちとした体型で、ダイエットまで考えておりました。
しかし、相談を受けた「誠悟くん」の姉は「ひなたちゃん」にぴったりな作戦を伝授するのです…。
ツインテール率が高いと前述しておりますが、彼女もそうですね。
クリスマスということで、恥ずかしながらもサンタ服のコスプレで迫る「ひなたちゃん」
露出多く、ほぼ原型をとどめていないソレがえっちです。寒そうです。
これがまたミニスカートでなく、ショートパンツというのがポイント高いですよね。
細かいところでは、1コマ目の巨乳を机にのせているような描写、訪問した際にクラッカーを鳴らせない(←寒いから…だよね?)ところなどが可愛らしいのです。
なお、お話としてはごくごくスタンダードなラブコメ展開でした。
今回の一件でコスプレに目覚めてしまった「誠悟くん」と「ひなたちゃん」カップルのその後も見たいですね。「ひなたちゃん」はきっちり責任を取るように(笑)
掴みとなる冒頭の短編「Precious Over-knee!!」はいじめて系な「弥生」ちゃんの話。
恥ずかしがり屋な彼女がなぜか「OK」を出してくれたため、明るい場所でえっちするというだけの流れなんですが…。
「あんまりじーっと見ちゃダメだからね…」とか、「でも恥ずかしいから後ろ向きで」などと言っておりました。
人によっては大歓迎かもしれません(笑)
いゃあねぇ、「弥生ちゃん」たら。
オチは他愛ないものですが、それだけに彼女の可愛らしさが目立っておりました。
この娘はセンセの絵柄によく合っていたと思います。
↑先のボリュームある「ひなたちゃん」と違って、ロリ体系な「弥生ちゃん」の髪型はやっぱりツインテール。
ただ、結び位置がちょっと異なっておりましたね。
※左:真奈さん、右:弥生ちゃん
この二人はごく控えめでしたよー(←なにが?)
ツンデレちっくな「花咲真奈」さんと女子トイレでえっちする「Positive Possession!!」
こういうシチュエーションで、当人の噂話が漏れ聞こえてくるのはお約束ですね。
第三者には見えない二人の絆にしんみりと…するようなストーリーでは本来ないんですが、そんなん感じたひでるさん。
ちなみに、こちらのショートカットな「真奈さん」は、キャラ的に最も好みでした。
階段落ちに壊れた携帯の電気ショックが重なる、王道な精神入れ替わり話「Proper Exchange!!」
こちらも、「優希」くんと「真琴」ちゃんのもともとの性は性別逆みたいだった、というのがお約束。
そのため、入れ替わってもまるで違和感はありませんでした。
ページ少ないとはいえ、ちょっと慣れ過ぎかなぁ…。
ほか、ポニーテールな「美咲」お姉ちゃんの「彼とカレーと彼女の幸福」、イイ点をとったご褒美に家庭教師の先生宅へお邪魔するツインテールな「睦月」さんの「Precious First time!!」など、ラブラブ話が多く収録されておりました。
やや設定が重めな「サヨリ」さん登場する「ヘクトパスカル」など、しっとりとしたエピソードもあります。
トーン処理を多く使われる方で、線も強いため、こってり・つやつやとしておりました。
少女漫画ばりな大きい目と、ちょっと開いた口に特徴のあるキャラ絵です。
細かく見るとバランスが弱いコマもありましたが、そう目立つほどではないので問題ないでしょう。
今回単行本収録されている原稿は、06年から08年までという期間。
初単行本そのまま。やっぱり絵柄には差が出ており、全体的に不安定気味でした。
古い絵柄は荒い印象なんですねー。処理もちがうのかな。
…逆に言えば、段階を経て洗練されて良くなってきておりましたから、安定感が増すであろう次巻が楽しみです。
癖が強いのでどちらかで判断したいところなんですが、↓表紙などのカラー絵はまた雰囲気が違うので、難しいのです。
うまく脳内で線画へ変換して下さい。
※おまけ:ショートパンツ
作品中は服装違いましたが、折り返しに描かれたショートパンツ姿はいいですね。
(※あるいはホットパンツというのかな?)
おへそと太ももだけ露出しているのがなんともエロスをかきたてるのですよ。
…どうですか、皆さん?
お好きな方はぜひどうぞ。
キマグレ (セラフィンコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏にゲスト絵・別絵。
・その他: 初単行本、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Kima-gray(きまぐれ)」センセの「キマグレ KIMAGURE」です。
これまた変わったお名前ですねー。
なにか駄洒落的な読み方があるのかなーとか思いましたが、普通に"きまぐれ"で良いようです。
そんな「Kima-gray」センセの初単行本は名前そのまま、「キマグレ KIMAGURE」なのでした。
英文字に感嘆符(※エクスクラメーション-マーク、びっくり印)がとっついたタイトルが多く、またツインテール率の高い単行本。
どちらか連続話があるかなー、と探しましたが全て短編という構成でした。
明暗どちらでもイケそうな絵柄なんですが、収録ラブコメっぽい話が多く、読後感良いものとなっております。
※左:ひなたちゃん、右:アキノさん
実は画像比較も兼ねております。左は08年1月、右は06年1月なのでした。
最も新しい原稿である「Plump Marshmallow!!」
痩せてる女性が好きな「誠悟」くん。
彼にラブラブな「ひなた」ちゃんは好みと逆にむちむちとした体型で、ダイエットまで考えておりました。
しかし、相談を受けた「誠悟くん」の姉は「ひなたちゃん」にぴったりな作戦を伝授するのです…。
ツインテール率が高いと前述しておりますが、彼女もそうですね。
クリスマスということで、恥ずかしながらもサンタ服のコスプレで迫る「ひなたちゃん」
露出多く、ほぼ原型をとどめていないソレがえっちです。寒そうです。
これがまたミニスカートでなく、ショートパンツというのがポイント高いですよね。
細かいところでは、1コマ目の巨乳を机にのせているような描写、訪問した際にクラッカーを鳴らせない(←寒いから…だよね?)ところなどが可愛らしいのです。
なお、お話としてはごくごくスタンダードなラブコメ展開でした。
今回の一件でコスプレに目覚めてしまった「誠悟くん」と「ひなたちゃん」カップルのその後も見たいですね。「ひなたちゃん」はきっちり責任を取るように(笑)
掴みとなる冒頭の短編「Precious Over-knee!!」はいじめて系な「弥生」ちゃんの話。
恥ずかしがり屋な彼女がなぜか「OK」を出してくれたため、明るい場所でえっちするというだけの流れなんですが…。
「あんまりじーっと見ちゃダメだからね…」とか、「でも恥ずかしいから後ろ向きで」などと言っておりました。
人によっては大歓迎かもしれません(笑)
いゃあねぇ、「弥生ちゃん」たら。
オチは他愛ないものですが、それだけに彼女の可愛らしさが目立っておりました。
この娘はセンセの絵柄によく合っていたと思います。
↑先のボリュームある「ひなたちゃん」と違って、ロリ体系な「弥生ちゃん」の髪型はやっぱりツインテール。
ただ、結び位置がちょっと異なっておりましたね。
※左:真奈さん、右:弥生ちゃん
この二人はごく控えめでしたよー(←なにが?)
ツンデレちっくな「花咲真奈」さんと女子トイレでえっちする「Positive Possession!!」
こういうシチュエーションで、当人の噂話が漏れ聞こえてくるのはお約束ですね。
第三者には見えない二人の絆にしんみりと…するようなストーリーでは本来ないんですが、そんなん感じたひでるさん。
ちなみに、こちらのショートカットな「真奈さん」は、キャラ的に最も好みでした。
階段落ちに壊れた携帯の電気ショックが重なる、王道な精神入れ替わり話「Proper Exchange!!」
こちらも、「優希」くんと「真琴」ちゃんのもともとの性は性別逆みたいだった、というのがお約束。
そのため、入れ替わってもまるで違和感はありませんでした。
ページ少ないとはいえ、ちょっと慣れ過ぎかなぁ…。
ほか、ポニーテールな「美咲」お姉ちゃんの「彼とカレーと彼女の幸福」、イイ点をとったご褒美に家庭教師の先生宅へお邪魔するツインテールな「睦月」さんの「Precious First time!!」など、ラブラブ話が多く収録されておりました。
やや設定が重めな「サヨリ」さん登場する「ヘクトパスカル」など、しっとりとしたエピソードもあります。
トーン処理を多く使われる方で、線も強いため、こってり・つやつやとしておりました。
少女漫画ばりな大きい目と、ちょっと開いた口に特徴のあるキャラ絵です。
細かく見るとバランスが弱いコマもありましたが、そう目立つほどではないので問題ないでしょう。
今回単行本収録されている原稿は、06年から08年までという期間。
初単行本そのまま。やっぱり絵柄には差が出ており、全体的に不安定気味でした。
古い絵柄は荒い印象なんですねー。処理もちがうのかな。
…逆に言えば、段階を経て洗練されて良くなってきておりましたから、安定感が増すであろう次巻が楽しみです。
癖が強いのでどちらかで判断したいところなんですが、↓表紙などのカラー絵はまた雰囲気が違うので、難しいのです。
うまく脳内で線画へ変換して下さい。
※おまけ:ショートパンツ
作品中は服装違いましたが、折り返しに描かれたショートパンツ姿はいいですね。
(※あるいはホットパンツというのかな?)
おへそと太ももだけ露出しているのがなんともエロスをかきたてるのですよ。
…どうですか、皆さん?
お好きな方はぜひどうぞ。
キマグレ (セラフィンコミックス)
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■SWing-style 2巻[完結] (唯登詩樹)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : スワッピング・夫婦関係
・おまけ:
・その他: カラー(10P)、8話収録、
特別読切×2、全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唯登詩樹(ゆい・としき)」センセの「SWing-style 2巻[完結]」です。
ありそうでなかなかない(かもしれない)、スワッピング漫画。
…終わっちゃいましたか。
なんだか2巻ですっぱり終わるのが多いような気がしますよ。
まあ、こちらはサイト記述風なブツ切り漫画なので、ちょうど良いくらいかもしれません。
キャラもあまり強くないですし。
文字数も多めですし(笑)
※左から真子ちゃん、綾花ちゃん、奈緒さん。
2巻はこの三名がメインでしょう!「奈緒さん」の変化っぷりが見ものです。
さて、当ブログでは過去に1巻を紹介しております「SWing-style」の完結巻です。
真面目にスワッピングについて描かれた作品で、ページが足りなかったか短編「コイビト」、「裏京都魔界案内」のという2話も同時収録されておりました。
ネット上で、”夫婦の絆”について書き込まれている、夫婦交際サークル「SWing-style.net」
こちらによって、倦怠期やすれ違いなど悩みを持った夫婦・カップルたちがより深く繋がっていくのでした。
かなり大雑把ですが、そんな感じ。
1巻では会員として所属するカップルを中心としておりましたが、2巻では「伊東真子」「綾花」という、第三者からの視点も描いているところがポイントでしょう。
早退して家へ戻った「綾花ちゃん」を待っていたのは、スワッピングを楽しむ両親の姿。
そして、それを友人「真子ちゃん」に相談するんですが、その相手というのは彼女の両親だったのです…という、ある意味衝撃的な内容。
あるいは、ここだけピックアップしても連続ストーリーを描けそうなくらいの題材ですね。
サスペンスから濃厚えっちまで、いろいろ展開できると思います。
特に、その二人がパーティーへ潜入しようとした13話あたりは、まさに読者が期待する目線で、実に興味深い内容でした。
行為そのものは置いといて、「どんな感じかなー」って読んでて単純に関心を持つでしょうから。
※おまけ:しっかりとしたセキュリティで安心!
また、↑先ほどはブツ切りと書いておりますが、1巻の後半あたりよりあちこちキャラが重複していたり、別視点で描かれたりしています。
あまり目立ちませんが、ちゃんと核となるストーリーがあるんですね。(←あたりまえか)
キャラが出揃った2巻では、より連続話っぽさが増しておりました。
当初は無関係だった「奈緒」、「修二」のカップルがその虜となっていく様が話数多くじっくりと描かれており、ラストエピソードでは「修二くん」とその実姉である「恵里子」さんが同じパーティー会場で出会うハプニングがあります。
出会った姉弟がどうするのか、どうなるのか、お楽しみに!
(※ヒント:最後まで表現されてませんでしたけれど…)
※左:恵里子さん、右:奈津子さん。
その背中から不意打ちする様がえろいのですよ、幹生くん!
ほか、特別読切「コイビト」はまた違う感じなんですが…うまく行けば複数へ発展しそうな含みがありましたね。
こちらは「幹生」・「奈津子」の流れるような屋上プレイが、センセの過去漫画を思い出させるようで、えっちでした。
もう一つの短編、「裏京都魔界案内」はこれまた「唯登詩樹」センセお得意な系統。
ファンならいいでしょうけれど、「SWing-style」として購入した一般な方は”1話損した”って思うかもしれません。
帯には親切にも短編2本のあらすじが書いてありましたけど、ちょっとジャンル違いが大きいかなぁ。
絵柄は1巻からそのまま、粋で洗練された絵柄。
ファッショナブルとか、横文字が似合う雰囲気なのですよ。
たとえ漫画内でえっちなことをしていても、ソレと感じさせない画力がありました。たぶん。
安定感は抜群で、もはや”芸術的”という域にまで達していると思います。
ただ、好き嫌いはあるかもしれませんねぇ…。
独特な視点で非常に良かったです。
ただ、やっぱり成年漫画な「唯登詩樹」センセの漫画がみたいですねー。
あのジェットコースターなやつをもう一度…。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : スワッピング・夫婦関係
・おまけ:
・その他: カラー(10P)、8話収録、
特別読切×2、全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唯登詩樹(ゆい・としき)」センセの「SWing-style 2巻[完結]」です。
ありそうでなかなかない(かもしれない)、スワッピング漫画。
…終わっちゃいましたか。
なんだか2巻ですっぱり終わるのが多いような気がしますよ。
まあ、こちらはサイト記述風なブツ切り漫画なので、ちょうど良いくらいかもしれません。
キャラもあまり強くないですし。
文字数も多めですし(笑)
※左から真子ちゃん、綾花ちゃん、奈緒さん。
2巻はこの三名がメインでしょう!「奈緒さん」の変化っぷりが見ものです。
さて、当ブログでは過去に1巻を紹介しております「SWing-style」の完結巻です。
真面目にスワッピングについて描かれた作品で、ページが足りなかったか短編「コイビト」、「裏京都魔界案内」のという2話も同時収録されておりました。
ネット上で、”夫婦の絆”について書き込まれている、夫婦交際サークル「SWing-style.net」
こちらによって、倦怠期やすれ違いなど悩みを持った夫婦・カップルたちがより深く繋がっていくのでした。
かなり大雑把ですが、そんな感じ。
1巻では会員として所属するカップルを中心としておりましたが、2巻では「伊東真子」「綾花」という、第三者からの視点も描いているところがポイントでしょう。
早退して家へ戻った「綾花ちゃん」を待っていたのは、スワッピングを楽しむ両親の姿。
そして、それを友人「真子ちゃん」に相談するんですが、その相手というのは彼女の両親だったのです…という、ある意味衝撃的な内容。
あるいは、ここだけピックアップしても連続ストーリーを描けそうなくらいの題材ですね。
サスペンスから濃厚えっちまで、いろいろ展開できると思います。
特に、その二人がパーティーへ潜入しようとした13話あたりは、まさに読者が期待する目線で、実に興味深い内容でした。
行為そのものは置いといて、「どんな感じかなー」って読んでて単純に関心を持つでしょうから。
※おまけ:しっかりとしたセキュリティで安心!
また、↑先ほどはブツ切りと書いておりますが、1巻の後半あたりよりあちこちキャラが重複していたり、別視点で描かれたりしています。
あまり目立ちませんが、ちゃんと核となるストーリーがあるんですね。(←あたりまえか)
キャラが出揃った2巻では、より連続話っぽさが増しておりました。
当初は無関係だった「奈緒」、「修二」のカップルがその虜となっていく様が話数多くじっくりと描かれており、ラストエピソードでは「修二くん」とその実姉である「恵里子」さんが同じパーティー会場で出会うハプニングがあります。
出会った姉弟がどうするのか、どうなるのか、お楽しみに!
(※ヒント:最後まで表現されてませんでしたけれど…)
※左:恵里子さん、右:奈津子さん。
その背中から不意打ちする様がえろいのですよ、幹生くん!
ほか、特別読切「コイビト」はまた違う感じなんですが…うまく行けば複数へ発展しそうな含みがありましたね。
こちらは「幹生」・「奈津子」の流れるような屋上プレイが、センセの過去漫画を思い出させるようで、えっちでした。
もう一つの短編、「裏京都魔界案内」はこれまた「唯登詩樹」センセお得意な系統。
ファンならいいでしょうけれど、「SWing-style」として購入した一般な方は”1話損した”って思うかもしれません。
帯には親切にも短編2本のあらすじが書いてありましたけど、ちょっとジャンル違いが大きいかなぁ。
絵柄は1巻からそのまま、粋で洗練された絵柄。
ファッショナブルとか、横文字が似合う雰囲気なのですよ。
たとえ漫画内でえっちなことをしていても、ソレと感じさせない画力がありました。たぶん。
安定感は抜群で、もはや”芸術的”という域にまで達していると思います。
ただ、好き嫌いはあるかもしれませんねぇ…。
独特な視点で非常に良かったです。
ただ、やっぱり成年漫画な「唯登詩樹」センセの漫画がみたいですねー。
あのジェットコースターなやつをもう一度…。
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