■ガーデン (緑のルーペ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ブラック・学校
・おまけ: 後書き、4コマ、描き下ろし「第九.五話ある男の回想」、
加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、10.5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑のルーペ(みどりのるーぺ)」センセの「ガーデン 1巻」です。
※水上ひつじ
可愛く・面白い娘さんなんですが…。
■ガーデン 1巻 (緑のルーペ)
★構成・絵柄 ブラック系 成年
「ガーデン 1巻」は巻数表記そのまま、次巻へと続く単行本。
ただ、こちらもブ厚いんですね。
全268ページでした。
漫画としてはストーリー長編です。
大きな流れが1本あり。
それに関わるエピソードが、数話ほど差し込まれているという感じ。
ごく簡単に、↑上ではブラックと書きましたが。
うーん、その単語ともちょっと違うんですよねー。
派手さなく、じんわりと締め付けられるような。
とにかく極端なので、人はきっちり選ぶと思います。
個人的には好みからズレていて、正直合いませんが。
お話から絵柄まで、非常にお上手な方です。
絵柄はすっきりとしていて綺麗なもの。
描き込みはしつこくない程度に細かく、濃淡はやや薄め。
原稿はごっちゃりとしてます。
↓表紙などがそうですが、単純なイラスト絵より、漫画のがお上手な方。
表現優れているためか、コマ枠におさまった方が魅力ありますね。
生き生きするというか。
小さいコマまで丁寧で、メリハリもしっかりあり。
緊張感ある部分から、コメディーまでお上手な方です。
この作画部分では、特にコレというマイナスは感じません。
癖はあるものの、間口は狭くなく。
お話と違い(笑)、幅広く楽しめるものだと思います。
★収録話 10.5話収録
007:「ガーデン」
ネットゲームのオフ会に出掛けた「菅原幸太郎」
そこに来ていたのは、人形のような女の子「水上ひつじ」、1人だけ。
物静かであまり表情も変えない彼女とカラオケに行ったところ…
「セックスがしたいんですか?」
そう、彼女から誘ってきたのでした。
彼女とは用務員室で再会し、だらだらとしたえっち関係が続いていくんですが。
彼としては、中学生時代からの友人「藤枝あざみ」が意中の相手であったのです。
しかし、その「あざみ」も…、とだいたいそんな導入部。
※藤枝あざみ
余計なことがなければ、ごく普通の人生だったかも。
真夏の通り雨みたいな、じわー、っとした蒸し暑さあるような、えっち長編です。
主人公は…いちおう「幸太郎くん」でいいと思いますが。
彼の周囲にいる女の子らに、色々な事件が起こっているというもの。
そのどちらにもラブい要素はなく。
真っ暗ではないものの、決して明るさはありません。
また、そんなんにズルズルと流されてしまうんですねー。
描写もそう極端でないので見辛くはないものの、がっつりダウナーにされると思います。
精神的に沈んでる方は、本気で読まない方がいいかも。
1巻はまだ導入部かなー、という色合いが強く。
なんというか、起承転結のうち、起・承くらいまで消化したかも。
まだこのくらい(←どのくらいだ)の感覚で読み終え、続きはどうなるかなーとか思っているのは。
もしかしたら、まだ決定的な爆発部分、クライマックスに至っていないから。
この先に進むと、本気でトンデモな事になりそうで。
こちらの比でないくらいの衝撃があるかもしれません。
わかんないけど。
前述したように、主人公の周囲で色々あるんですね。
ここは紹介帯の文言そのまま、
”身近な女の子達が、変わっていく。”
そんなん。
まだ気付いてないの。
各ヒロインは彼となんらか関わりがあるんですが、その行きつく先はどちらも同じになるようなので。
全てを知った際には…大変そうなのです。
また、もう1つだけ。
この1巻は、基本3名のヒロインで進んでいたんですが。
最後の描き下ろしでトドメがありました。
うわ、こっちもかー、という感じよ。
どんなんかは秘密。
うふふ。
007:「ガーデン プロローグ」 カラー原稿
013:「ガーデン 第一話」 ひつじ/セックスフレンド
223:「ガーデン 第九話」 ひつじ/インセスト カラー原稿
メインヒロイン「ひつじさん」のエピソード。
カラー原稿のプロローグは、彼女の過去とちょっと先の風景。
だいたい2話以降かな。
基本ツインテールで、あまり表情変化のなく、可愛らしく面白い娘さんなんですが。
まぁ、歪んでるなぁ。
彼女は他でもちらほら顔を出しており、特にコメディーパートではいい味を出していました。
「ひつじさん」とラブコメしたかったなぁ。
ただ、「幸太郎くん」もまったく普通の男の子、ではないんですよね。
037:「ガーデン 第二話」 あざみ/ガールフレンド
061:「ガーデン 第三話」 あざみ/ロストバージン
087:「ガーデン 第四話」 あざみ/フラワーリング
115:「ガーデン 第五話」 あざみ/Love’s
1話で可愛らしさを見せていた「あざみさん」のシリーズ。
「幸太郎くん」とは中学生時代からのクラスメイトで、実は両想い。
やや眉が太めの、可愛らしい娘さんなんですが。
ああして「幸太郎くん」とふざけ合ってるいれば良かったなぁ。
そのまま彼と付き合う未来まであと一歩くらいだったかもしれないんですけど…むぅ。
5話ではすっかり変わってしまった彼女が見れます。
これでまだ終わりでないのが、恐ろしいです。
149:「ガーデン 第六話」 昼顔/フィルタリング
171:「ガーデン 第七話」 昼顔/フェイスターン
195:「ガーデン 第八話」 昼顔/Love’d
先の4話が初登場かな。
「幸太郎くん」とは部活の先輩という間柄の「小町昼顔」さんのエピソードです。
冴えない教師「榛之木(はんのき)」とのアレコレ。
彼女のモノローグが冒頭の6話から、ガラリと変化していました。
こちらの8話は、全体の流れからしてもターニングポイントのようです。
※左:小町昼顔、右:藤枝あざみ
怒涛の展開をお楽しみ下さい。
254:「ガーデン 第九.五話」 ある男の回想 描き下ろし
こちらが前述した描き下ろし部分。
最後の最後で、またイヤーな感じでしめくくっていました。
ただ、正直なところ、かなり驚きました。
まさかー。
★その他
そんなこんなで、「緑のルーペ」センセでした。
まぁ、相変わらずですねー。
こちらで紹介した前巻「イマコシステム」の最後で、
なんだか”漫画酔い”しそうな単行本でした。
とか書いてましたが、今回もやっぱりそんなん。
まぁ、こんなんがお好きなんですかね。
巻末の4コマとか、「ひつじさん」とのやり取りとか。
コメディーちっくなテンションのも、普通に描けそうな気がするんですけどね。
2巻は…どうしようかなぁ……よりガクーっとなりそうなので…。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ブラック・学校
・おまけ: 後書き、4コマ、描き下ろし「第九.五話ある男の回想」、
加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、10.5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑のルーペ(みどりのるーぺ)」センセの「ガーデン 1巻」です。
※水上ひつじ
可愛く・面白い娘さんなんですが…。
■ガーデン 1巻 (緑のルーペ)
★構成・絵柄 ブラック系 成年
「ガーデン 1巻」は巻数表記そのまま、次巻へと続く単行本。
ただ、こちらもブ厚いんですね。
全268ページでした。
漫画としてはストーリー長編です。
大きな流れが1本あり。
それに関わるエピソードが、数話ほど差し込まれているという感じ。
ごく簡単に、↑上ではブラックと書きましたが。
うーん、その単語ともちょっと違うんですよねー。
派手さなく、じんわりと締め付けられるような。
とにかく極端なので、人はきっちり選ぶと思います。
個人的には好みからズレていて、正直合いませんが。
お話から絵柄まで、非常にお上手な方です。
絵柄はすっきりとしていて綺麗なもの。
描き込みはしつこくない程度に細かく、濃淡はやや薄め。
原稿はごっちゃりとしてます。
↓表紙などがそうですが、単純なイラスト絵より、漫画のがお上手な方。
表現優れているためか、コマ枠におさまった方が魅力ありますね。
生き生きするというか。
小さいコマまで丁寧で、メリハリもしっかりあり。
緊張感ある部分から、コメディーまでお上手な方です。
この作画部分では、特にコレというマイナスは感じません。
癖はあるものの、間口は狭くなく。
お話と違い(笑)、幅広く楽しめるものだと思います。
★収録話 10.5話収録
007:「ガーデン」
ネットゲームのオフ会に出掛けた「菅原幸太郎」
そこに来ていたのは、人形のような女の子「水上ひつじ」、1人だけ。
物静かであまり表情も変えない彼女とカラオケに行ったところ…
「セックスがしたいんですか?」
そう、彼女から誘ってきたのでした。
彼女とは用務員室で再会し、だらだらとしたえっち関係が続いていくんですが。
彼としては、中学生時代からの友人「藤枝あざみ」が意中の相手であったのです。
しかし、その「あざみ」も…、とだいたいそんな導入部。
※藤枝あざみ
余計なことがなければ、ごく普通の人生だったかも。
真夏の通り雨みたいな、じわー、っとした蒸し暑さあるような、えっち長編です。
主人公は…いちおう「幸太郎くん」でいいと思いますが。
彼の周囲にいる女の子らに、色々な事件が起こっているというもの。
そのどちらにもラブい要素はなく。
真っ暗ではないものの、決して明るさはありません。
また、そんなんにズルズルと流されてしまうんですねー。
描写もそう極端でないので見辛くはないものの、がっつりダウナーにされると思います。
精神的に沈んでる方は、本気で読まない方がいいかも。
1巻はまだ導入部かなー、という色合いが強く。
なんというか、起承転結のうち、起・承くらいまで消化したかも。
まだこのくらい(←どのくらいだ)の感覚で読み終え、続きはどうなるかなーとか思っているのは。
もしかしたら、まだ決定的な爆発部分、クライマックスに至っていないから。
この先に進むと、本気でトンデモな事になりそうで。
こちらの比でないくらいの衝撃があるかもしれません。
わかんないけど。
前述したように、主人公の周囲で色々あるんですね。
ここは紹介帯の文言そのまま、
”身近な女の子達が、変わっていく。”
そんなん。
まだ気付いてないの。
各ヒロインは彼となんらか関わりがあるんですが、その行きつく先はどちらも同じになるようなので。
全てを知った際には…大変そうなのです。
また、もう1つだけ。
この1巻は、基本3名のヒロインで進んでいたんですが。
最後の描き下ろしでトドメがありました。
うわ、こっちもかー、という感じよ。
どんなんかは秘密。
うふふ。
007:「ガーデン プロローグ」 カラー原稿
013:「ガーデン 第一話」 ひつじ/セックスフレンド
223:「ガーデン 第九話」 ひつじ/インセスト カラー原稿
メインヒロイン「ひつじさん」のエピソード。
カラー原稿のプロローグは、彼女の過去とちょっと先の風景。
だいたい2話以降かな。
基本ツインテールで、あまり表情変化のなく、可愛らしく面白い娘さんなんですが。
まぁ、歪んでるなぁ。
彼女は他でもちらほら顔を出しており、特にコメディーパートではいい味を出していました。
「ひつじさん」とラブコメしたかったなぁ。
ただ、「幸太郎くん」もまったく普通の男の子、ではないんですよね。
037:「ガーデン 第二話」 あざみ/ガールフレンド
061:「ガーデン 第三話」 あざみ/ロストバージン
087:「ガーデン 第四話」 あざみ/フラワーリング
115:「ガーデン 第五話」 あざみ/Love’s
1話で可愛らしさを見せていた「あざみさん」のシリーズ。
「幸太郎くん」とは中学生時代からのクラスメイトで、実は両想い。
やや眉が太めの、可愛らしい娘さんなんですが。
ああして「幸太郎くん」とふざけ合ってるいれば良かったなぁ。
そのまま彼と付き合う未来まであと一歩くらいだったかもしれないんですけど…むぅ。
5話ではすっかり変わってしまった彼女が見れます。
これでまだ終わりでないのが、恐ろしいです。
149:「ガーデン 第六話」 昼顔/フィルタリング
171:「ガーデン 第七話」 昼顔/フェイスターン
195:「ガーデン 第八話」 昼顔/Love’d
先の4話が初登場かな。
「幸太郎くん」とは部活の先輩という間柄の「小町昼顔」さんのエピソードです。
冴えない教師「榛之木(はんのき)」とのアレコレ。
彼女のモノローグが冒頭の6話から、ガラリと変化していました。
こちらの8話は、全体の流れからしてもターニングポイントのようです。
※左:小町昼顔、右:藤枝あざみ
怒涛の展開をお楽しみ下さい。
254:「ガーデン 第九.五話」 ある男の回想 描き下ろし
こちらが前述した描き下ろし部分。
最後の最後で、またイヤーな感じでしめくくっていました。
ただ、正直なところ、かなり驚きました。
まさかー。
★その他
そんなこんなで、「緑のルーペ」センセでした。
まぁ、相変わらずですねー。
こちらで紹介した前巻「イマコシステム」の最後で、
なんだか”漫画酔い”しそうな単行本でした。
とか書いてましたが、今回もやっぱりそんなん。
まぁ、こんなんがお好きなんですかね。
巻末の4コマとか、「ひつじさん」とのやり取りとか。
コメディーちっくなテンションのも、普通に描けそうな気がするんですけどね。
2巻は…どうしようかなぁ……よりガクーっとなりそうなので…。
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comment
こんなん続くと…
成年でこうしたネタ続くと、ベタベタの恋愛モノでも”後でどんでん返しがあるかも”とか、疑って見てしまいそう(笑)
大変そうですね。
でも、そうしたのが読みたいなぁ。
大変そうですね。
でも、そうしたのが読みたいなぁ。
「漫画酔い」ですかw
HPに次回作は「もうすっごい普通のベッタベタな純愛モノが描きたいのです。」と書かれていますし、実際「ガーデン」の連載休み中に読み切りでそのような作品を描かれているので普通の作品も描く気はあるのでしょうが、おそらく前作が話題になったのと、掲載誌のカラーの関係でまた同じような作風で…となったのかと思います。でも一番の理由は先生が好きだからでしょうがw
一般誌でもヤングガンガンで連載を始めてすでに単行本が出ていますし、これからの活躍に期待したいです。
最後にタイトルの「ガーデン」はヒロインの名前が植物に由来しているからでしょうが、ならば「ひつじ」とは?もちろん動物の羊からではなくw漢字で書くと「穭」で稲刈りした後の切り株から出た新芽の事をいい、これから名前をつけたようです。色々と調べていますねぇ。
一般誌でもヤングガンガンで連載を始めてすでに単行本が出ていますし、これからの活躍に期待したいです。
最後にタイトルの「ガーデン」はヒロインの名前が植物に由来しているからでしょうが、ならば「ひつじ」とは?もちろん動物の羊からではなくw漢字で書くと「穭」で稲刈りした後の切り株から出た新芽の事をいい、これから名前をつけたようです。色々と調べていますねぇ。