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■ハナさんの休日 2nd Season (彩画堂)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : OL・眼鏡
・おまけ: あとがき、描き下ろし「マヌケな凸凹コンビ」
・その他: 同タイトルで前巻あり、9話収録(描き下ろし含む)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂」センセの「ハナさんの休日 2nd Season」です。

同人誌でよく知られる「彩画堂」センセの単行本。これで3冊目ですかね。
ハナさんの休日」は同タイトルの1冊目がありますが、今回は先日発売されました2冊目です。
一応流れがありますんで、できれば1冊目から読むことをオススメします。
気が向いたらそちらもレビューするかも。しないかも。(←どっちだ)

主人公「若井ハナ」は中堅商社で事務をする、地味なOL。
ですが、休日にはがらりと豹変するのでした。
だいたいそんな話。
こちらは全て表題作です。
それぞれ話にはさほど繋がりはないので、どちらからでも楽しめます。

漫画としては、部署異動した先の主任「冬木ミカ」が加わって、よりボリュームアップ!
…と、いうところなんでしょうけれど。

あのね、設定上では”地味なOL”なんです。でも、今回はその要素がほとんどありません。
(※普通に飲み会誘われたり、若くてモテそうな女子の一人に数えられているのね。絵も普通に描いているし)
アフターファイブでの変身が売りの一つだと思っていたんですが、どうなんでしょう?
1冊目にあったコスプレっぽいお遊びはなくなり、また当初にはあった露出みたいなのもすっかり影を潜めてしまいました。
厳しく言えば、単なるえっち漫画に成り下がった感じです。
ちなみに、話はさしたるものでありません。
…まぁ、えっち系ですし、もともと話を重視される方でもないですし。

絵柄は細線の成年漫画絵。
昔はだいぶクドい感じだったんですが、今はかなり洗練されて見やすくなっています。
肉感的ですらりと高い人物絵は可愛らしく・いやらしく。いい感じです。
ただ、ちょっと個性が強いので、人を選ぶと思われます。こだわる人は注意して下さい。
カラーが非常に巧い方です。
↓表紙絵からはいくらか差し引いてお考えください。雰囲気としてはそんなんです。
なお、ハナさんは眼鏡キャラですから、そんなん好きな人はいいかもしれません。わかんないけど。

絵柄が気に入った方はどうぞ。
前単行本からの人は、前述したように若干展開が違います。
どのあたりが気に入ったのか、でご判断下さい。

ハナさんの休日 2nd

ハナさんの休日 2nd Season (2) / 彩画堂


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genre : アニメ・コミック

tag : アフターファイブコスプレ眼鏡キャラ

■ジュリアン (成沢円)

★まんがデーター [4/15]
・絵   :■■□□□
・話   :□□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ギャグ・学園
・おまけ: あとがき、ゲスト「大島永遠」
・その他: 全2巻(前編・後編)
      後編には短編「yuka.com」を収録。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「成沢円」センセの「ジュリアン」です。

こちら、本屋で見かけてふと引っ掛かったんですよ。
どことなく記憶にある絵柄なんで。
知らん作者名であったのでとりあえずは躊躇したんですが、結局買ってみることとしました。
本を開いてゲストに「大島永遠」センセがいたので「もしかしたら」と思ったら案の定。
なんだ「二階堂みつき」センセだったんですね。ひでるさんの記憶もなかなか大したもんです。
ちなみに、「成沢円(なるさわめぐる)」と読むようです。

あとがきでお蔵入りだった原稿、とありました。
正直、そのままで良かったかなーなんて思ったりして。
ファンの方、好きな方おりましたらごめんなさい。
つまんないです。
はっきり言って。

主人公「奥抜かおる」は女子高の事務員。初出勤の際に「大島樹里」のスカートをめくったという濡れ衣でその奴隷を余儀無くされるのでした。
始まりはそんな感じ。
そのスカートめくれる冒頭シーンからかなり強引で冷めますが、後の展開もどうしたいのか、方向性など意味不明。さらに後半になってイリュージョン要素が話に絡むようになると、読んでいるのが辛くなるくらいでした。
ギャグとしても、ラブコメとしても、仕事奮闘記としても全てにおいて中途半端。
そんなんだから、普通は盛り上がって感動しそう(?)なクライマックスも実に陳腐。
先輩事務員の「土屋杏」と三角関係っぽい前半はまだそれなりなんですが。後半の単行本一冊分が…
上の評価もほぼ後編によって↑あんなんなってます。
なにかあったんでしょうか?大人の事情?
そう疑いたくなるくらい、酷い出来栄えです。
…まぁ、過去の成年漫画の時からさして話が巧い方ではなかったけれど。

絵柄は濃い線であっさり気味な青年漫画風。
濃淡表現が軽く、ちょっとのっぺり気味。「大島永遠」センセの絵と同系統なんですが、やや大仰になった感じ。
…もっと巧い記憶があったんですけれどねぇ。なんだろう。
はっきり言えば、手抜きっぽく感じる箇所もあります。
基本的には↓表紙絵柄で判断して下さい。
なんだか一昔前っぽい雰囲気ではありますが。

とりあえずおすすめはしませんよ。
「二階堂みつき」ファンの方も。
えっちな展開はありませんので、避けた方が無難かと。


ジュリアン 前編 (1) ジュリアン 前編 (1)
(2005/11/01)
宙出版

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tag : 三角関係ラブコメ

■人外淫伝 Mrs. MAKI (相沢早苗)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 成年・魔物
・おまけ: あとがき。
・その他: 全226P。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「相沢早苗」センセの「人外淫伝 Mrs. MAKI」です。

名前検索して気付きましたが、同姓同名のアナウンサーやらアイドルやらいるんですね。
ここで紹介するのは漫画家さんですが。
当たり前ですか。そうですね。
ちょっとアダルティックな漫画で昔は頻繁に本屋で見かけた相沢センセなんですが、最近はあまり見ないですね。
こちらは、ちょうど去年の今頃に発売された最新刊(たぶん)です。

実際の構成は短編が3話に表題作8話、エピローグ1話。
短編・長編とも同じ主人公「日比野眞記」が登場する話で、微妙に違う雰囲気ありますが、ほぼ同一。
その短編はブツ切り完結だったようですが、好評だったのかセンセが気に入ったのか、表題作の長編まで続いたようです。
成年漫画ではよくありがちですね。

主人公「日比野眞記」は貞淑で清楚な人妻ですが、その正体は人の精を吸い取る「淫魔」なのでした。
だいたいそんなお話。
ここまで書けば、勘のいい人はだいたいのストーリーが予想できると思いますが、おそらく想像通りです。
全編えろえろです。
ただ、ファンが多いであろう”触手とどうの”って展開は残念ながら薄いです。(※本当にちょこっとならある)
化け物とえっちなパターンもありますが、相手は人間のが圧倒的に多いんですよ。
この辺がその系統が好きな人に刺さらない理由になると思います。
期待しすぎるとイマイチに感じるだろうなー。

絵柄はヤング漫画雑誌とかで見かけそうな青年漫画風。
等身の高いリアルな人物を描かれる方ですが、ちゃんと可愛らしさも残っています。
そういう意味で非常に巧い方です。
ただ、ページはごっちゃり気味。ややクドめ。
カラーがついてもそのままな方なんで、↓表紙絵で判断できます。
でも……有刺鉄線は見ていて痛そうね。

「相沢早苗」センセの過去からのファンは問題ないでしょう。
淫魔とかなんとか設定ありますが、ほぼいつも通りですから(笑)

人外淫伝

人外淫伝Mrs.MAKI / 相沢 早苗

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tag : アナウンサーアイドル有刺鉄線

■SIMOUN シムーン (速瀬羽柴)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 百合・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「intermission」
・その他: 原作別、カラー(4P)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「速瀬羽柴」センセの「SIMOUN シムーン」です。

先の百合姫コミックス紹介シリーズ「絶対×浪漫/むっちりむうにい」の際に、今月「速瀬羽柴」センセの単行本が発売、とか喜んでおりましたが、こちらでした。
ひでるさんは全然知りませんでしたが、原作アニメでやっていたんですね。
その漫画版を羽柴センセが担当された、と。
ああ、できればオリジナルが読みたかった……。

さて、こちら。
いきなり悪口から書きますが、敷居が高い
なんなんだろ。
舞台は別世界で、他国と戦争しているらしい。
生まれてくるのは女性だけで、子孫を残すため泉に入ることで性別を変えるとかなんとか…。
本編中では一応説明があるんですが、さらっと読みだと訳わかりません。
…さらに。
ファンタジー世界なので、単語が全てカタカナ表記なんですが、それが名前なのか地名なのか。
はたまた組織なのか、なんなのか、理解するに時間がかかるんですよ。
ほら、世界史の授業みたいに。
キャラ紹介とか、さらっとでもいいので説明のページが欲しかったところですね。
ぱっと見だと訳わかりませんよ。

何度か読み返して理解できたのは、ストーリーは百合漫画の王道だということ。
えー、強引に好意を表現する主人公がいて。
相手は驚きながらもそれに流されて。
過去の裏切られた自分を重ね、気遣うあまりに主人公を拒絶して。
態度を豹変させた相手に主人公は悩むけれど、結局はお互いが歩み寄るという。
これが学園モノであれば、よくある話。
それがファンタジー世界なだけオリジナリティーがあるんでしょうが、単にややこしいだけのような…。

ごめんなさい。
こりゃ、いい評価はつけれません。
原作知っている人なら楽しめる?
ちなみに、羽柴センセ絵は抜群に巧い方なんですが、話はどうもするりと伝わりづらいんですよ。過去の単行本とかも。
まぁ、ひでるさんの頭と相性が悪い、ってことなのかもしれませんが。

そんな訳で最後に絵柄について。
濃淡表現がはっきりしたアニメ風な絵で、流れるような線もまた丁寧な少女漫画ちっく。
色がついてもそのままなので、↓表紙で判断して下さい。
ちなみに、過去漫画のようなえっちっぽいシーンはありませんので、期待した方は残念。

原作ファンの方、ファンタジー好きな方、百合漫画好きな方は楽しめる…かな?
ややこしいのが嫌いな方は見送った方が宜しいかと思います。

SIMOUN

Simoun / 速瀬 羽柴

★過去に紹介した百合姫コミックス
ストロベリーシェイクSweet/林家志弦
voiceful/ナヲコ
くちびるためいきさくらいろ/森永みるく
絶対×浪漫/むっちりむうにい

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tag : ファンタジー百合姫コミックス少女漫画

■初犬 (犬)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、おまけ漫画(2P)、
       ちょっと説明ページあり。
・その他: 短編×9(うち「ストレンジカインドオブウーマン」3話)、
       初単行本、カラー(4P)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「犬」センセの「初犬」です。

おっと、まだ続いております、”初単行本シリーズ”
本日は「犬」センセ……って、こりゃまた実に変わったお名前で。
万が一爆発的に人気が出て、海外進出でもした際には作者名「DOG」と訳されるんでしょうか?
まぁ、そんときゃー別に名前立てるんでしょうけれど。
変な名前(笑)

話は短編メインのごった煮。
特にコレという属性はなく、まぁ色々ありますんで上もそのまま書きました。
そんな中で、帯に”話題沸騰”と紹介されていた唯一の連続話「ストレンジカインドオブウーマン」が秀逸。
ヒロイン「藤乃紫音」は無口・無表情でアイテム好き(笑)なちょっと異質な女の子。
同じクラスの深谷くんとふとした切っ掛けから付き合うこととなる、一風変わったラブラブ話です。

藤乃紫音

※こんなん。返事は2コマ後です。

告白する際、言葉の代わりに照れながらリモコン渡すところがいいですね。
…あり得ないでしょうけれど。
まぁ、よくひでるさんが使う言葉の「現代ファンタジー」ですね。いいなぁ。
こちら、3話まで収録されていますが続きがあるようで、ラストで「三田さん」と気になるキーワードが出てきて終わっています。
今後はストーリー性が強くなるらしいので、1冊まるまるでもいいかなー、と。

その他は成年漫画っぽい、えっちメインな短編です。
メイド服の泥棒(目立つよ)とか、風呂場の天井(ありえねぇ)から落ちてくる隣のお姉さんとか、女の子は皆普通と変わっているのが特徴。
どれも女性側のが積極的ですね。
ちなみに、↓表紙のようなロリ絵ですが、内容はそうでありません。
ご注意&ご安心下さい。
絵柄は線が濃い、そんな感じの可愛らしい成年漫画絵です。
初単行本だけに慣れていないような絵があり、またちょっと雑っぽく見えたりもしました。
全体的に許容範囲内とは思いますが、気になる人はちょっと引っかかるかもしれません。

とりあえず続きとなる単行本はもう少し方向性がはっきりしてくると思うので、そちら待ちですね。
コメディーではないですが、楽しい漫画に仕上がっています。
そういうのが好きな方はどうぞ。

初犬

初犬 / 犬


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genre : アニメ・コミック

tag : ファンタジーコメディーキーワード

■ボクのアダルトヴィーナス (ふうたまろ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■□□
・属性 : 義母・えっち
・おまけ: あとがき。
・その他: 全て表題作(9話)、初単行本。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「ボクのアダルトヴィーナス」です。

…あれ。
ふと気付いたら、最近は何気なく”初単行本シリーズ”みたいになってますね。
本日の「ふうたまろ」センセは初単行本ってのが嘘みたいに、絵から話まで安定感のある方でした。
そう言われなければ、ベテランの方みたいに見えます。
いや、大げさでなく本当に。

主人公「椎名浩平」の隣に住む「神無月あかり」はそれなりの年齢(30過ぎ)ながら現役のベテランAV女優。そのあかりさんが父と再婚するんですね。おまけに父親は遺跡調査で南米へ行って不在だという…。
現代ファンタジーですね。いいなぁ。

ねェ…私たち…
 無理して普通の母子みたいに振る舞うことはないと思うの!
 お互いに欠けたものを…
 補い合っていければ…
 それで…


漫画中であかりさんは前向きで思慮深く、包み込むような優しさをもつヒロインとして描かれています。
やや常識外れなんですけどね。

神無月あかり

↑こんな感じに何でもお見通し。

キャラはそんなあかりさんほか、浩平くんの恋人「杉野美織」とその友人「三倉茉莉花」なんですが、入れ替わり立ち替わりでシチュエーションをいじってえっちが展開されます。ちょっとした心理描写も丁寧で、無駄・無理はありません。
お話・えっちのバランスも非常にいいです。実に巧い方だと思います。
ちなみに、帰国した父親も「あかり君」って呼んでいるので、彼女本名のままAVやってるんですかね?どうでもいいですが。

絵柄はやや太めな線ですっきりとした青年漫画調。
今風な絵ではないですね。
どことなくベテランっぽく感じるのは、それが原因だと思います。
チャンピオンとかキングとか、そんな雰囲気よ。わかりづらい?
人物の顔がすっきり細長いところが特徴です。さして人は選ばないでしょう。
また、↓表紙のカラー絵は雰囲気がうまく維持されてます。
そのまま判断材料として問題ありません。

何度も書いてますが、初単行本が嘘のような安定した出来栄えです。
絵柄に抵抗感なければ楽しめるでしょう。
「ふうたまろ」センセはこちら以外に短編集「愛・家族―ふうたまろセクシー短編集」を出されてますが、ぜひまた別の長編を読んでみたいですね。

ボクのアダルトヴィーナス ボクのアダルトヴィーナス
ふうたまろ (2005/07/29)
実業之日本社

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : AV女優ベテランチャンピオンキングファンタジー

■天雲の切れ間に見える国。 (しあわせ1500)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、作品解説、
      描き下ろし「二人が幸せになれる場所」
・その他: 短編×9、初単行本。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しあわせ1500」センセの「天雲の切れ間に見える国。」です。

漫画家さんってどんなお考えで名前をつけるのでしょうか?
「しあわせ1500」ってまた実に特徴的で覚えやすい名前ですね。
…そんなんにびっくりして単行本買ってしまったお馬鹿さんがこのわたくし。うふふ…。
でも変な名前(笑)

あちこちこだわりのある「しあわせ1500」センセ。
まずはタイトル。
表題作もそうですが、「ふと、疑ってしまう永遠の約束。」とか「恋あまり揺れる鉛筆、君へ。」とかそんな感じ。
詩人ですね。
ひでるさん的にはちょっと力入り過ぎなように思えますが。

お話にも強いこだわりのある方で、しっかりストーリーを考えるタイプの漫画家さんなようです。
全編ロリものなんで、暗く重たい話が多めです。まぁ、軽いってのもどうかと思いますが。
ただ、全体的にお話はちょっと弱いかな。好みの問題かもしれませんけれど。
話に比重があるため、成年漫画ですが単純えっち系ではないんですね。
ちなみに、描写はごくソフトです。…当たり前か。
(※たまにそうでなく描かれる方もいますけれど)
舞台は海外ちっくで、まるで洋画を見ているような感じでした。

そして最も特徴的なのが絵柄。
なんなんだろ。絵本…でもないんですが、挿絵とかそんな感じ。
漫画っぽさを残しつつも写実っぽく、ネタがネタだけに全編通して退廃的でやばめ。
古い漫画で2003年のものがありましたが、ぼってりとやぼったいです。
配分として古めが多いですが、描き下ろしほか最近の絵は洗練されて安定しています。
そんな訳で↓表紙絵も洗練されています。大きく差はありませんが、いくらか差し引いて判断下さい。

とにかく、お話から絵柄まで人を選ぶ漫画です。
苦手な人は想像するままだと思いますんで、手に取らないように。
好きな方はそれこそ”幸せ”になれるでしょう。くれぐれも漫画と現実を区別するようにね(笑)

天雲の切れ間に見える国。 天雲の切れ間に見える国。
しあわせ1500 (2006/09/22)
幻冬舎コミックス

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : 退廃的

■いちごみるく (とくながともこ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・えっち
・おまけ: あとがき・作品解説、おまけ4コマ、ゲストページ、
      描き下ろし「まさ○」、「乙女心」、「男心」、
      カバー裏に別絵・漫画。
・その他: 短編×9、カラー(16P)、初単行本。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「とくながともこ」センセの「いちごみるく」です。

メイドさんは女王様」やアンソロジーでお馴染み「内村かなめ」センセの別名義。
えっち系だと名前「とくながともこ」になるんでしょうか?
2冊目の単行本から音沙汰ないです。残念。
こちらは名義どちらにしろ、単独での初コミックスなようです。

基本的にはラブコメ
でも、単純なラブラブ・お気楽コメディーではないのです。
作中のキャラたちは何かしらの問題や悩みを抱えており、途中でそれがどかーんと爆発するのが特徴。
心理描写が巧い方なので、読み物としてもオススメできます。
えっち系でもソフトです。
それ目的の人はご注意を。成年表記がないのはそのためかもしれませんね。
SFちっくな「Long Love Letter」は最後でひっくり返される系。
うわぁーという感じですよ。(←なにが)
メイドロボが登場する「ヒヨコ」は物悲しい系。
ロボ娘と恋愛なんてしたら不幸になるだろうなー、というひでるさんの考えに合ったラストです。
恋愛ゲームでハッピーエンドになるものもあるようですが。…薄いよね。

ずっと見てた
 きっと船木が気付いてないことも知ってる
 諦める時は下を向いてため息
 言い訳付けてる時は無理してる時


そんな船木さんと田辺くんのカップル話「君と僕の間で」
この二人の関係は素敵ですね。
お互い深い関係でありながら、苗字で呼び合うところがまた微妙。
とくながセンセもあとがきで気に入っているとコメントされてましたが、その気持ちが読み手まで伝わってきます。
どうやらモデルがいるようです。
リアルな「ノンフィクションで行こう!」でしょうか?(※きみおたまこセンセ)
特別描き下ろしの「乙女心」、「男心」はそちらの続き話になっており、それぞれの心境がカラーで楽しく描かれています。

絵柄はくりくりっとした大きい目が目立つ、やや少女漫画っぽい青年漫画絵。ややこしい表現ですね。
線が濃い目なためか、ごっちゃりとした印象。

こちらの↓表紙は正直あまり良くありません。塗りがうまくないのかも。
カラーは下手でない方なんです。本編の16ページは雰囲気とか白黒と差がありませんので。
そんな訳で判断材料にはなりません。

初単行本(2002年発行)で古い漫画もありますが、現在と大差ありません。
全然問題なく……ってあれ?
…この記述はファンとして宜しくないものでしょうか??
まぁ、いい意味で受け取って下さい。
褒め言葉ですから(笑)

ちなみに、ひでるさんはう…でなく「とくながともこ」センセのファンですんで、上記評価はそれを踏まえて見て下さい。

いちご〓みるく いちご〓みるく
とくなが ともこ (2002/11)
コアマガジン

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★内村かなめセンセの漫画紹介記事
 「メイドさんは女王様4巻」「学園非合法勇者。


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tag : ラブコメ少女漫画恋愛ゲームアンソロジーコメディー

■偶像調教 Idol Training. (マーシーラビット)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コスプレ
・おまけ: あとがき、作品解説(ラフ画)、
・その他: 「プリズナー・アイドル」×5、「SEXWAT」×4、
       ほか短編×2、プリズナー・アイドルの新装版。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「マーシーラビット」センセの「偶像調教 Idol Training.」です。

…あれ。
ふと気付いたら、最近ゲーム原画を経験している漫画家さんがシリーズみたいに続いていました。
本日の「マーシーラビット」センセも同じでして、色々やっておられるとは思いますが、ひでるさん的には「わくわく麻雀パニック」のイメージなのでした。
このゲーム知ってます?

さて、前回の「きみづか葵」センセもそうですが、知った絵柄を漫画本でみたら買いますよね?よね?
そんな訳で、センセの名前を見つける度に必殺「作者名買い」をしてきたひでるですが、こちら「偶像調教」も同じでした。
がしかし、これ過去に発売していた「プリズナーアイドル」の新装版なのでした。
よくよく見ると、表紙にも小さい文字で書いてあるんですね。
んなの気付きませんって!!
当然ながら、そちらも持っていたわたくし。るるる。
…まぁ、だから比較できるんですけどね。

お話はコメディー色の強いえっち系です。
とにかく、何があってもえっち方面に進行する(成年漫画だしね)のが特徴で、絵の可愛らしさとは裏腹に結構ハードです。
メインはアイドルがコスプレして色々な目にあう「プリズナー・アイドル」シリーズです。こちらは前単行本そのまま。
もう一つが、対性犯罪特殊部隊「SEXWAT」シリーズで、ひでるさん的にはこっちのが好み。前単行本から、長編「ホロウマン 前・後編」が追加されています。こちらはそれぞれ所属メンバーが活躍(?)する賑やか話でオススメ。

SEXWAT

ちなみに、↑こんなんです。色々な意味でびっくり。

その他の短編が悪魔娘の「theGOODtheBAD&theUGLY」は前と同じ、全編えっちな「絹雨」が新たに追加されています。
たいていは直接的なので、心理的なドキドキ感はありません。
また、不幸な雰囲気にならないのが「マーシーラビット」センセの特徴の一つでしょう。
そんなんが好みならオススメです。

絵柄はぱっちり大きい目が可愛らしい成年漫画絵。濃い線ははっきり太めで、ややごっちゃり描く系です。
ロリ絵も得意な方ですが、こちらはほぼ胸の大きいキャラで揃っております。
けっこうえっちですよ。
↓そうですね、表紙みたいな感じです。裏表紙を含めて判断材料になると思います。

前単行本を持っている方は追加3話と新コメントをどう判断するか。
持っていない人は絵柄に抵抗感なければ問題ないでしょう。
そんなに人を選ばないと思いますが、ハードな点が好きか嫌いか…ですね。

偶像調教

偶像調教 / マーシーラビット

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tag : コスプレわくわく麻雀パニックコメディーゲーム原画

■Kiss of life (きみづか葵)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : えっち・ファンタジー
・おまけ: あとがき、作品解説、一部漫画は加筆・修正。
・その他: カラーイラストギャラリーあり。カラー(20P)
       3色ページあり、短編×10
       ※うち、「マジカルハンター ユーカ」は4Pで全12話、
       初単行本、P110とP111が入れ替わっている(初版)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きみづか葵」センセの「Kiss of life」です。

ゲーム原画でも有名な「きみづか葵」センセの初単行本。
ひでるさん的には「CAMPUS ~桜の舞う中で~」のイメージが強かったんですが、検索して調べたら「ぴあきゃろ」もやっていたんですね。いつの間にか。
…この系統の知識はある程度の時期で知識止まっているので、知りませんでしたが。

お話はファンタジーっぽいものが多く、他はラブコメちっくな系統。
シリアス調もありますが、全体的にはコメディー色が強く軽めです。
収録の「マジカルハンター ユーカ」はその筆頭たる漫画で、お気楽極楽な魔法学園漫画でした。
ちなみに、こちらだけ3色塗りで、4ページですが12話までちょこちょこと続く連続話になっております。
コメディーですよ。
こちら以外は、ちょっとえっちな要素がある美少女系ですかね。ただ、直接的な表現はありませんので、成年指定にはなっておりません。ソフトです。

絵柄はさらりとした丁寧な線で、人物などの華奢で柔らかな雰囲気がどことなく少女漫画風。
ただ、極端に少女ちっくではないので、見にくいことはありません。
先に書きましたが、ゲーム原画をやっているだけあって、絵の巧さは保障できます。
なお、この単行本には古いので93年のものもありましたが、許容範囲内と思います。
大きな抵抗感はありません。たぶん。
また、カラーは若干だけ漫画本編とは雰囲気違いますが、独特のふんわり感が出ていると思います。
↓表紙もおおむね判断材料となるでしょう。

1999年の漫画で、今のとこ再販などもありません。
ゲーム好きな方には結構貴重な一冊だと思います。
どちらかで見つけて、絵柄などに抵抗感がなければ、手にとってみる価値あると思いますよ。

Kiss of life Kiss of life
きみづか 葵 (1999/03)
コアマガジン

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tag : ファンタジーラブコメぴあきゃろCAMPUS少女漫画

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 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
 いいよね、まんがって。
<現在は更新しておりません>

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