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■公然ワイセツ彼女 (シオマネキ)

★まんがデーター [13/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・露出
・おまけ: あとがき、イラスト・作品コメント。
・その他: 短編×10(うち「コール マイ ネーム」×2)
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シオマネキ」センセの「公然ワイセツ彼女」です。

マヤさん、根津ミコ
※左:マヤさん、右:根津ミコ
 やっぱり「ミコさん」の服装ですねー。


■公然ワイセツ彼女 (シオマネキ)


★構成・概要 露出系 成年ラブコメ

さて、本日は「公然ワイセツ彼女」です。
タイトルそのまま、ネタとしては露出が多め。
ただし、雰囲気ほどハードっぽくはないですね。
そこそこのラブラブちっくさと、しつこくない程度のコメディー具合でした。

収録のほとんどは短編。
1エピソードだけでしたが、前後編のお話もあります。
後述しますが優れた作画でお話も良く、完成度の高い1冊
連続話が良かったので、次は中編とか長編が見たいですね。

★収録話 10話収録

003:「公然トレーニング」
表題に近いタイトルで、メインっぽい位置付けのお話。
↓表紙の彼女ですわね。
人と接するのが苦手な「公美」ちゃん。
仕事の先輩「山田」に相談したところ、度胸をつける特訓をすることとなったのでした。

そんな訳で、露出プレイ話。
まぁ、確かに度胸はつくかもしれませんが。
全裸(上にマフラーとコート着てる)になる過程が見たかったですね。
よく脱いだなぁ
前のボタンも留めぬまま、公園を闊歩していました。
お話としてはこんなんですが、結果出たようでなにより。

021:「書を捨て海に行こう!」
海水浴での浜辺えっち話。
こちらが裏表紙のヒロイン「マヤ」さんです。
そちらの印象より、本編のが大人っぽいですね。
実は1ページ、初登場部分からえっち最中であった彼女。
これは良いプレイだー
1コマだけですが、普段の眼鏡姿も可愛いです。

037:「ドロボウガール」
朝起きたところ、隣で泥棒な女の子が寝ていたという切っ掛け。
こちらのヒロイン「根津ミコ」さんは、前時代的なほっかむりは置いといて、服装はレオタード
北条司」センセな感じでした。
好きな人はより刺さり具合が深いでしょう(笑)
むちむちとしたスタイルを包む薄皮なそんなんが実に素敵
えっちでしたよー。
表紙とかカラーで見たかった。
ラストページにも注目。

鈴木紗英
※鈴木紗英
 後編での「紗英さん」が素敵でしたよ。

055:「コール マイ ネーム」 前後編
友人「松下直樹」と付き合うこととなった「向井理子」
彼女は主人公「佐藤」の片想い相手でした。
同じく「直樹」に片想いをしていた幼馴染み「鈴木紗英」
クラスから祝福される2人を見ていられなくなり、教室から逃げ出したのです。

フラれた者同士が、にわかカップルとなるお話。
ショックを受ける「佐藤くん」に対し、「紗英さん」は2人より先に進むべく、えっちしようと持ちかけたのです
なかなかエロくて良いですね。
タイトルのソレは、せめて名前の呼び方だけでも「直樹」・「理子」っぽくしようという考えから。
前編のオチは…ちと重いですね。
続きがあって良かったです。

続く後編は、えっち関係が続いていた2人のそれ以後について。
こちらは「紗英さん」視点となってます。
単に呼び方だけでなく、「紗英さん」は髪型を変え、「佐藤くん」はダテ眼鏡をかけるなど、まだ引きずってる感じ。
中盤のあの台詞が、まさかお話のポイントになるとは意外でした。

ここまで読むと、非常に良いお話
こんなん好き。
心温まると思います。

093:「造形娘」
フィギュアの造型師「武谷隆子」さんのエピソード。
筋肉ムキムキの男性キャラが得意な彼女は、需要ある可愛い女性キャラを苦手としていたのでした。
そんな彼女の面倒を見る、幼馴染み「勝也」くんとの初えっちパターン。
ちょっと遅すぎるくらいですかね。
男性自身を見た「隆子さん」の反応に注目。

111:「Dr.ガール」
内科医「白井」さんと患者「山井」くんのえっち話。
眼鏡の知的美人ながら、奥手な彼女。
診療中に普通にしてますね。
予約、という台詞があったから、いいのかな。
オチが可笑しいです。

127:「キョウハクガール」
ひょんな切っ掛けから、「音無」さんは「池田」くんと独りえっちを見せ合うこととなってしまうのでした。
こちらのヒロイン「音無さん」も眼鏡です。
やはり優等生で頭良さそうでしたが、学生なので先の先生よりも若め。
一瞬先生の学生時代かと思いました。
冒頭の胸を出している絵がよく、服は全部脱がないで欲しかったですよ。

145:「匣の中の妻」
やや地味目ながら、色気ある人妻のお話。
宅配の男性とのえっち展開で、なんだかAVみたい。
まぁ、基本ネタですもんね。
非常に良い胸の持ち主で、谷間な描写が素敵
さすが、自分の売りをよく理解してます。
お腹まわりとか、心なしかゆったり目なスタイルがいい感じ。
ただ、たった2コマ後にあんな状態になってるとは驚き。

161:「ラスカルラブ」
こちらは奥様「妻不木倫子」さんと近所の「良太郎」くん。
えっちなイタズラを仕掛けて来る彼に対し、同じ手段で対抗したのでした。
先の奥様よりもだいぶ若い感じで、行動もそんな感じ。
意外な展開です。
いやぁ、泣いてみるもんですねー。
可愛らしい顔と裏腹の濃いアンダーヘアが好き。

内科医「白井さん」、人妻さん
※左:内科医「白井さん」、右:人妻さん
 アダルトなキャラがまた素敵。それで統一しても良さそう。

★絵柄

たぶん、系統が好みということもあるかと思いますが。
やはり非常に優れた作画でした
あ、それだけでなく、漫画としても。

単純に絵としても良いんですね。
丁寧な細線で乱れ・崩れがなく。
描き込み具合は適度で、濃淡も丁度良いくらい。
非常に見易いのです。
また、流れであるとか、表現であるとか、漫画としてもやたらめったらイイ感じ。
引っ掛かったりすることなく、さらり読み進められました。
変な気負いなく、あっさり過ぎてもなく。
また、キャラ絵について。
ティーンからお姉さんくらいの感じで、リアルっぽくも漫画っぽい可愛さもありました。
癖もとくに目立つものでなく、間口は広め。

単行本での安定感もあります。
個人的には特にマイナスすべき点なく、非常に優秀でした
試しに「DMM」さんをチェックしたところ、収録話のサンプルがありました。
判断に最適。
店頭の場合は、紹介帯の裏面か、↓表紙にいくらかプラスで良いと思います。

★その他

そんなこんなの「シオマネキ」センセでした。
こちらのブログでは、初単行本という「突発性淫行症候群」を以前に紹介しています。
ざっと検索したところでは、それ以外に発売ないようで。
2冊目で…いいのかなぁ。
前巻は10年の2月でしたか。

久しぶりに見ましたが、個人的な感覚では10冊以上出しているベテランさんみたいな感覚。
冊数はともかく、長く活動されてるんでしょうか。
今回も良かったです

ただ、ひとつ。
強いて言うのであれば、全体的にまとまり良過ぎで、今一歩地味目かなー。
その↓表紙とか。

公然ワイセツ彼女 (いずみコミックス)公然ワイセツ彼女 (いずみコミックス)
(2012/03/27)
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tag : アンダーヘアラブコメコメディー

■エッチなんてシたことない! (のぶきちひろ)

★まんがデーター [10/15] 
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、作品解説、
      カバー裏にラフ絵・プロフィール。
・その他: カラー(4P)、短編×12。
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「のぶきちひろ」センセの「エッチなんてシたことない!」です。

妹「満里奈ちゃん」、アイドル「藤崎りあん」
※左:妹「満里奈ちゃん」、右:アイドル「藤崎りあん」
 こうした感じのヒロインのが合っているのではと。


■エッチなんてシたことない! (のぶきちひろ)


★構成・概要 巨乳系 成年ラブコメ

本日は「エッチなんてシたことない!」です。
センセ曰く”なんてシリーズ”という短編群。
これで完結、とあったので、次はまた違ったものが読めるかもしれませんね。

収録は全て短編によるもの。
シリーズですがタイトルが似通っているだけで、ゲスト出演とか同一世界などではない様子。
また、収録の話数はやや多めでしたが特に連続話などもなく。
それぞれはやや展開早め
そう暗いものではなく、だいたいラブコメえっちという風情でした。

ヒロインにはロリっぽい娘さんもいましたが、だいたい巨乳系統。
作画には強い特徴あり、癖がため人を選ぶと思います。

★収録話 12話収録

005:「エッチなんてシたことない!」 カラー原稿
カラー原稿は人生初とのこと。
4ページのショート漫画。
↓表紙から続くような漫画で、保健委員という吉野さんとのえっちでした。
可愛い制服ですね。

009:「妹なんて可愛くないっ!?」
妹「満里奈」ちゃんとのえっち。
ちらほら収録されてるツインテールキャラの1人ですね。
避妊具メーカーの開発を担当する兄。
ほかに頼める者がいないということで、妹「満里奈」にコンドームを試してもらうのでした。

近親はラブいものより、このくらいの関係が面白いですね。
彼女年齢どのくらいか知りませんが、えっろいスタイルでしたよ。
直接触れ合ってるわけじゃないから~という部分が好き。
その前振りみたいなんが、あっさり覆る展開もいいですね。

027:「撮ってる ワタシが盗られるなんて!」
盗撮されるでなく、盗撮するヒロイン「人見愛衣(ひとみ・あい)」
撮りつつ、自らも楽しむのね。
なるほど。
お話はタイトルそのまま、彼女が被写体になってしまうもの。
自業自得だし、楽しんでるみたいだからいいか。

人見愛衣
※人見愛衣
 何かとえっちな娘さんでした。

045:「もれちゃうなんて言えないよぉ…」
観覧車にてツインテールな「萌恵」ちゃんとのえっち。
いつだか書いた気もしますが、観覧車って前後くらいにはばっちり見えちゃいますよ。
…とか思ってたら、作品中でもガッチリ見られてましたね。
オチもそんな感じ。
タイトルそのままお漏らしもしちゃうんですが…次入るのやだなぁ(笑)

063:「男の子なんて愛せない!」
双子の姉妹のお話。
姉「乙女」のことが大好きな妹「姫女」
彼女に言い寄る男子らを、変装してことごとく振っていたのでした。
詳細は伏せますが、あの男子はかなり失礼な事言ってましたねー。
漫画なのでえっち展開になってましたけど、あれはグーで殴られても不思議でないと思います。
あ、ちなみに複数えっちです。

081:「主役なんてできませんっ!」
”ホープというよりソープです”
そんな台詞が可笑しい、演劇部の部長「泉奈留」さんとのお話。
演技指導と称して、後輩「谷本裕喜」くんにしばしばえっちを仕掛けるのでした。
恋人同士の設定だそうですが、えろい人ですね。
後半の展開しちょっとどうかなー。
コメディーな感じのが良かったかなぁ。

099:「Tバックなんてもういらない!」
現役Tバック中学生アイドルという「藤崎りあん(梨杏)」と、クラスメイト「相田」くん。
いちおうグラドルのようですが、AV一歩手前みたいな仕事してますね。
彼女もそんなんに抵抗ないみたい。
前向きでしたわ。
お話でも、誘うのは「りあんちゃん」からで積極的。
男子としては夢のような展開ですねー。
実際ないだろうなぁ。

117:「セックスなんてしてないっ!」
生徒会長「氷川麗美」さんと、雑用係「小日向春」くんの幼馴染みカップル。
独りえっちでは満たされない「麗美さん」は、「春くん」を”自律型ラブドール壱号”と命名したのでした。
ややツンデレちっく。
強い発言とは裏腹に、なかなかラブい展開です。
あー言われつつも、マイペースな彼はなかなかお似合い。
オチがまたキュートです。

135:「エロい子なんて言わないで…」
収録では唯一の眼鏡ヒロイン「磯山文香」さん。
書いていた官能小説によるややブラック気味な展開です。
本人が楽しんでいるため、そう真っ暗ではないですが。
しかし、卑猥な小説書こうが、持っていようが、別に問題ではないと思うけど。

153:「フィギュアになんてなれないよぅ☆」
来年度の部活費用を稼ぐため、部員「琴吹」さんをモデルにフィギュアを作ろうとしたのでした。
ロリ巨乳ですね。
採寸とか言いつつ、ガンガンえろい事するという、AVみたいな展開。
ちゃんと採寸しなさいよ。
たぶん希望者いると思うので、完成したのはどうにかして捌きたいですね。

173:「オッパイなんて大キライ!」
巨乳アレルギーな「倉橋」くん。
いとこ「亜里砂」さんからの告白で付き合うようになったんですが、なぜか服は着たままだったのです。
えー、見た目には貧乳だった「亜里砂さん」は~と、やや先が読める展開。
しかし、あーも誤魔化せるものかな。
なかなかイイお話なんですが、オチ部分のあれは酷いなぁ。

191:「オトナになんてなりたくないッ」
収録はだんだん古い原稿になっており、こちらが07年のもの。
なんだろ、心なしか色が薄めで比較的穏やかな感じでした。
昔馴染みな「タカ」くんと「佳奈」ちゃんのえっちです。
お姉ちゃんがいいですね。

生徒会長「氷川麗美」、いとこ「亜里砂さん」
※左:生徒会長「氷川麗美」、右:いとこ「亜里砂さん」
 この巨乳はサラシ程度では隠せないでしょうねー。

★絵柄

収録は07年から12年と、範囲広め。
修正とかしてるのかな。
普通に読んだところでは、そう目立つような差はありませんでした。

作画の特徴は…ごっちゃり感
細かいコマ割りで、枠間なくなることもちらほら。
さらに漫画表現はやや大きめで、液体描写・擬音なども派手目。
勢いがありますねー。
その反面たまに見辛く感じる個所もありました。

キャラは髪の毛とか目とか、鋭角的。
気になる乱れはないものの、バランスはやや独特です。
背景とか小物はもう少しかな。
ただし、そう引っ掛かるほどではなかったですが。

キャラから漫画まで癖が強く、人を選ぶでしょう。
↓表紙などのカラー絵はまとまり良く、白黒と印象異なります。
判断については、やっぱり「DMM」さんのサンプルがオススメです。
収録話がいくつかありましたよ。

★その他

そんなこんなで、「のぶきちひろ」センセでした。
こちらが2冊目とのこと。
調べてみたところ、初単行本は華陵COMICS。
確かに、可愛らしいヒロインのがいい感じかもしれませんね。
先の「亜里砂さん」は…貧乳で見たかったなぁ。

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(2012/03/23)
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tag : ラブコメコメディーツインテール

■自発あるいは強制羞恥 (G-10)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] 女子高生・凌辱
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵、
      描き下ろし「内向的モニター」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
      短編×10(うち「内向的シリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「G-10(じーてん)」センセの「自発あるいは強制羞恥」です。

帰巣本能の彼女、沙々ちゃん
※左:帰巣本能の彼女、右:沙々ちゃん
 絵が安定するだろう次がまた楽しみですね。
 

■自発あるいは強制羞恥 (G-10)


★構成・概要 凌辱系 成年 

本日は「自発あるいは強制羞恥」です。
ぱっと目につくのは作画でしょう。
後述しますが、ちょっと独特なものでした。

↓表紙を見た際にはロリ系かと思いましたが、そうではありません。
だいたいティーンくらいです。
お話は短編集。
描き下ろしで連続になっているものがあります。
ラブっぽい漫画が無いではないものの、お話はけっこうブラックなネタが多め
凌辱系がお好きなようでした。
タイトルの通りですよ。

★収録話 10話収録

003:「帰巣本能」 カラー原稿あり
何年か前に自然消滅した彼女との関係。
しかし、いまだに家に来てはグチを言い、えっちをするのでした。
そんな感じに、別れた彼女とずるずる続く関係を描いた作品。
これは”付き合ってないのがイイ”のだと思います。
彼女もそうではないかな。
Hさせてあげても~」とか彼氏「ハルキ」くんに責任転嫁しつつも、自分が最も楽しんでいるのがいいですね。

021:「ワリカン」
ツンデレちっくな「沙々」ちゃんとの野外えっち。
クライマックスに持ち込むまでの描写が非常に良い感じ。
目が覚めた部分とか。
流れ的に、ヒロインはツンデレ成分が必要不可欠ですね。
中盤の見開きページが迫力あって好き。
なお、タイトルのそれは、ホテル代を半々で支払っていたことによるもの。

まいちゃん、エレノア
※左:まいちゃん、右:エレノア
 最後がかっちょえー「エレノアさん」が好き。

043:「内向的コスモ」
171:「内向的モニター」 描き下ろし
家ではバイト禁止な「まい」ちゃん。
それを聞いた伯父さんは仕事を手伝ってもらうよう提案したんですが…。
お仕事はコスプレ衣装のモデル。
初見で彼女が引いたような服ではなく、当初はせいぜいセーラー服とかブルマくらいでした。
どんな商売だ。
お話は「まいちゃん」がお仕事に傾倒していくもの。
しかし、伯父さんは実際のところどこまで考えていたのかな。
オチの一言に注目。
あとがきには”色々な服を着せることがテーマ”とありましたよ。

描き下ろしは学校帰りな「まいちゃん」の、軽い露出プレイ。
車内えっちでしたよ。

061:「強制AV出演」
タイトルそのままの凌辱系。
どっちかと言うと、そのAVとかでよく見られるネタだと思います。
学校時のみつ編み・眼鏡とはガラリと雰囲気の違う「真樹」ちゃんがキュート。
お尻でした。
オチが非常にブラックですねー。

079:「マンビキエンザイ」
こちらもタイトルそのままの凌辱系。
ぱっと誰もが妄想する(かもしれない)ネタです。
実際にやったら…キッチリ紙面を飾ることになるでしょうけど。
なんのかんのとセーラー服なヒロインがえっちに持ち込まれるパターン。
男性2人がかりでしたし、あのシチュエーションではよほど強い娘でないかぎり抵抗するのは難しいでしょう。
体力的にも、精神的にも。

097:「ところかまわず」
彼氏「ゆーいち」くんと毎日えっちしていた「あい」ちゃん。
友人の噂話を聞き、こわくなった彼女はえっち禁止を宣言したんですが…。
シャワー使ってましたね。
まぁ、ムラムラするのは男女どちらも同じことでしょう。
彼氏を見つけた際の「あいちゃん」が可愛かったです。

115:「GIRL BOT v7.0」
ロボットなヒロイン「エレノア」さんとのお話。
よくあるセオリーな展開とは違い、違法パッチを利用しての集団えっち。
ああ、実現した際にはこんなんもありそうですね。
ラストページの作画は見事でした
あとがきにありましたが…確かに1ページ目右側の娘が気になりますね(笑)

133:「紅一点少女」
グループでは唯一女子の「唯川」さん。
表面とは違い、実際には男子らのちらほら来る視線を楽しんでいたのでした。
彼女が↓表紙の娘さんかな。
まぁ、いかに奥手っぽくても、男子3名の中ではあーなって当然。
こちらも凌辱モノですが、前振りがためイイ気味でしたが。

151:「最後にするから…」
こちらがデビュー作品のようです。
当初はもう少しリアル寄りだったんですね。
自ら露出するヒロインのお話。
途中で通りがかりの男子に声をかけていましたが。
普通は逃げられるだろうなぁ。

唯川さん
※唯川さん
 まぁ、こんな感じの娘さんでしたからねー。

★絵柄

なかなか特徴的な作画。
かなり繊細の細線ながら強め。
全体の色づきはそこそこですが、黒が目立っています。
かなり細かい描き込みがためか、こってりとした雰囲気がありました。
縦長・幅広の大きな輪郭と、横長な目。
漫画っぽい、可愛らしい人物絵になってます。
時期が異なるのか、各話にてややバラつきがあります。
単行本としては多少不安定さがあります。
↓表紙・裏表紙の感じでまとまったのかな。
カラーなのでやはり雰囲気異なりますが、判断はそちらで良いと思います。

★その他

以上、「G-10」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
アマゾンにて、当初はカタカナで探して出ず、”G-10”のキーワードでも引っ掛からず。
諦めて漫画タイトルで検索したところ。
なるほど。
登録は「GGGGGGGGGG」となってました。
そっちでしたか。
いち、にー、さん…あ、ちゃんと10コありますわね(笑)
正式な表記はそちらの様子でしたが、同じものがずらりと並ぶ様がなんとなく気持ち悪いのでブログでは↑省略したものを使わせていただきました。
センセのブログを検索した際も「G」がずらずらとしていて…なんだかぞっとしちゃうんですよ。
そんなん苦手なので。

自発あるいは強制羞恥 (いずみコミックス)自発あるいは強制羞恥 (いずみコミックス)
(2012/02/27)
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tag : コスプレ

■スウィーツガール (池松)

★まんがデーター [11/15] 
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] コメディー・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、描き下ろし「バカシス×4」、
      描き下ろし「みらいの二つの顔 After」、
      描き下ろし「今日のわんこのさんぽ」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、
      短編×10(うち「今日のわんこ」×2「バカシス」×2、
      「みらいの二つの顔」×2)
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「池松(いけまつ)」センセの「スウィーツガール」です。

蘭さん、妹さん
※左:蘭さん、右:妹さん
 可愛らしいヒロインですが、皆さんはっちゃけてます。


■スウィーツガール (池松)


★構成・概要 一般ラブコメ

さて、本日は「スウィーツガール」です。
可愛らしいカバー絵で、ロリっぽい単行本かと思いましたが。
どっちかというと巨乳系。
貧乳さんもおりましたが、比率としては断然そっちでした。
可愛いのはそのままですけどね。

また、お話ジャンルはコメディー調。
ラブコメっぽくもあるんですが、全体的にはっちゃけ感があります。
ある程度の落ち着きが欲しい人には、ガチャガチャとして見えるでしょう。
収録は全て短編。
そうページ数はないものの、描き下ろしによって後日談があります。
やっぱりこうしたものがあると良いですね。

★収録話 12話収録

003:「アホがあれ」 カラー原稿あり
カラー原稿ある冒頭話で、はっちゃけた感じはまさに代表的な作品
なにかと「昇」くんに対抗心をもつ「蘭」さん。
”絶対にいつかぎゃふんといわせてやる”
そんな意気込みで勝負を挑むものの、ことごとく敗れていたのでした。

そうした一方、ちらほら食べ物を貰っており。
餌付けされたかな。
考えなしに悩殺しているうち、えっちに流れてしまうお話。
おバカっぷりが酷く、彼女の今後が心配。
…あ、彼がしっかりしてるからいいのか。
栄養が全て胸に集中してそうなほどの巨乳っぷりでした。

033:「今日のわんこ」
057:「今日のわんこのさんぽ」 描き下ろし
マイペースでなにかとくっついて来る昔馴染みヒロインとのお話。
Mちっくで犬っぽく、常に尻尾振って寄って来るような彼女。
ちょっぴりウザめ(笑)
デコピンしてましたが、その気持ち分かるなぁ。
お話は突然の強い態度に驚いた彼女がえっちを頑張るというもの。
本編ではいっぱい・いっぱいでしたが。
後日談というべき描き下ろし部分では、なにげに高い順応性を示しておりました。
こりゃ、諦めた方が良さそうね。

「今日のわんこ」のヒロイン
※「今日のわんこ」のヒロイン
 小さい頃からこんな感じでした。

059:「やっぱり兄が好き」 一部描き下ろし
可愛さあまって思わずえっちしてしまった兄が、妹から逆に責められるというもの。
なにげに恐ろしいエピソード
ラブコメでは定番の「お兄ちゃん大好き」という台詞がぞっとしますね。
前半部分は描き下ろし。
最新の優れた作画でのソレがため、あるとないとでは読んだ印象はガラリ変わると思います。
プラックですが、優れたお話

077:「恋愛ツンデレーション」
わがまま放題であった「イノ」ちゃんに逆襲するお話。
”ハチ公”とか呼ばれてますね。
ツンデレならば何をしても可愛いとして済むはずもなく、自業自得かな。
多少予定は早まったようですが、プレイの1つみたいなもの。
関係深める意味でも、いいんじゃーないでしょうか。
なお、先の妹さんと同じく、立派な貧乳です。

099:「バカシス」
123:「バカシス×4」 描き下ろし
お姉ちゃんとのラブコメ近親モノ。
エロゲがどうのこうのという友人らの前フリが良い効果となっていました。
お風呂えっちです。
お姉ちゃんは突っ込み疲れしそうなくらい、ボケ倒していて。
まぁ、そうなるよう追い込まれた風情でした。
驚きのオチでしたが、それが描き下ろしになってます。
ちょっと可笑しい。

125:「クールブレイク!」
「はっちゃん」こと、無表情な彼女「葉月」さんのお話。
付き合って4ヵ月ですが、まだ違う表情を見たことなかったのです。
えっちの時のアレは男性にとってしんどいですね。
あまり極端だと、「竹春」くんトラウマになっちゃうぞ。
そんな彼女の表情が崩れるのは~というエピソード。
悪くないんですが、それについての前振りとか理由づけとかなにもなく。
もうひとネタほしかったですね。
黒パンストが良かったです

143:「なかよき事は美しき哉」
主人公「葵」くんは、1つ年上の先輩「桜野すみれ」、中学からの腐れ縁「鈴蘭絵梨佳」らとの二股がバレてしまったのでした。
Wヒロインのえっち対決話。
巨乳なお姉さまと、貧乳の同級生が楽しめます。
倍のヒロインが言い合いをしているため、テキスト多く、かなりごっちゃりとしていました。

167:「乳ロマンサー」
史上最高というバストの持ち主「ケイ」さん。
おっぱい好きな彼にたびたび揉まれたりなんだりしているうち、かなり敏感になってしまったのでした。
イイねぇ、コレ(笑)
あんな可愛らしいリアクションになるなら、頑張って刺激させていただきますが…。
実際にやったらブッ飛ばされるだけでは済まないかも。
レギンス、というのかな?
「ケイさん」は黒のそんなんを穿いており、実に良さげな1コマあったんですけど。
あっさり脱がされてしまうのが残念。

187:「みらいの二つの顔」
211:「みらいの二つの顔 After」 描き下ろし
こちらが収録では最も古い原稿の様子。
確かにそんな感じ。
直後に描き下ろしがあるので、やっぱり…差はありますね。
絵・漫画はそんなんですが、独特な雰囲気はこの時からそのまんま。
そう気になるほどではないと思いますが、どうでしょう。

学校では不良として知られる「みらい」さんは、実はコスプレイヤーだったのです。
クラスメイトの男子にそれを見破られて~という流れ。
ツインテールの魔法少女という、なかなか恥ずかしいコスプレ場面です。
あの別人っぷりにも関わらず、普段のテンションで話しかけてる彼がなにげに変な人
「みらいさん」がえっちに傾く切っ掛けとなってました。
しかし、あのコスプレはえろいですよ。

葉月さん、ケイさん
※左:葉月さん、右:ケイさん
 みごとな巨乳っぷりですね。

★絵柄

独特の賑やかさがある作画。
判断にはあまり適さないですが、だいたい↓表紙そのままの雰囲気ですかね。

デジタルな細線の絵柄。
キャラなど描き込みについては、基本的にすっきり目。
ただし、全体の描き込みは細かく、かなりごちゃごちゃしています
コマ割りは大小に枠間なくなる、重なる、ぶち抜く…などなど複雑。
濃淡はどちらかと言うと淡く、それがため見易くも、見辛くもあると思います。

丸めな輪郭と横長の大きな目と小さな鼻、比較的細い手足が特徴。
よくコメディー崩れしており、SDになるコマもちらほら。
独自なバランス感覚は、概ね問題なし。
乱れ・崩れを感じますが、そう引っ掛かるほどではありません。

初単行本ということで、収録は09年から11年とややひらきがあります。
前述したように差はあり、全体では不安定。
絵はお上手な方に違いないものの、全体的に癖が強く、はっちゃけ気味。
ばっちり人を選ぶと思います
あらかじめ「コアマガジン」さんのHPを確認しておくのが良いでしょう。

★その他

そんな訳で、「池松」センセでした。
こちらが初単行本。
なんだか、連発してますね。
最近多いような…もうすぐ4月だからかな。
いろんな漫画家さんいるもんですね。

絵柄は個人的に好きなタイプでしたが。
もう少し落ち着きがほしいかなぁ。
カバー裏くらいの感じ
あまり大人しくなっちゃうと、センセの良さもマイナスされてしまうでしょうけれど。

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(2012/03/24)
池松

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■inスル? (黒越陽)

★まんがデーター [12/15] 
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラー4コマ、、
      描き下ろし「チャレンジ☆Days」
・その他: 初単行本、登場人物紹介、カラー(8P)、
      短編×10(うち「チャレンジシリーズ」×2)
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「黒越陽(くろこしよう)」センセの「inスル?」です。

久しぶりに前書きを。
お名前で思い出しましたが、こないだ「ケンタッキー」の「パリパリ旨塩チキン」を食べました。
ラーメンも焼き鳥も塩好きなひでるさん。
こりゃー見逃せないと食べてみましたが。

…うん、まぁ……普通。
食べくらべパックを注文したこともあり、オリジナルと交互に食べたの。
やっぱり、オリジナルは段違いで美味い。
旨塩チキンは塩味が強く、ぱさぱさしてる印象なのね。
結構期待したんだけどなぁ。

砂原花織、倖先生
※左:砂原花織、右:倖先生
 こうしたおっぱい系な単行本です。
 

■inスル? (黒越陽)


★構成・概要 巨乳系 成年ラブコメ

さて、本日は「inスル?」です。
基本的に収録は全て短編。
描き下ろしにて後日談があり、連続話となっているのが1話ほど。
ほか、カバー裏の4コマもコメディー調ながらその後のエピソードとなっており、読むに楽しい仕上がりです。
話数としてはそう多くないものの、各話しっかりとページ数があります。
そのうち、見たところストーリーよりえっちシーンに力が割かれていました。
成年漫画だから当然ですけどね。

そう大きな問題でないですが、お話としては全体的にもう1歩。
えっち的には良いものの、展開は早めな分説明不足な印象でした。
ただし、絵柄としては、そうしたマイナス要素を超消しにしそうなくらい。
素敵なお姉さん絵でしたよ。

★収録話 10話収録

007:「雪月花」 カラー原稿あり
憧れな「砂原花織」さんと露天風呂にてはち合わせるという、ぜひ現実にあってほしい短編。
目が悪い彼女が慌てて入ったのが男風呂だった、ということかな。
AVみたいな設定ですねー。
ここで「角田栄司」くんは自分の背中に彼女を隠すこととするんですが。
ガッチリバストを押しつけられていました。
いいですなぁ。
ただ、いかに好意をもっていたとしても、彼女的に落ち着かないあの状況下で、
触ってみたかった…?
というのは、キャラ的にも違和感がありました。

031:「チャレンジ☆Week」
221:「チャレンジ☆Days」 描き下ろし
教師「倖(さち)」さんと付き合う生徒「水谷」くん。
もう頻繁にえっちするような関係の2人でしたが、テスト期間となるため家で会うのを控えるようにしたんですが…。
ショートカットに眼鏡、白衣という知的美人な「倖先生」
どうにも我慢できなくなった「水谷くん」が、お手伝いと称して胸触るというのが切っ掛け。
まー、かなりムチムチとした、目に毒なスタイルでしたからねぇ。
なんのかんのとスイッチ入ってしまう「倖先生」がキュートです。
眼鏡外すとHモードということで、お好きな方は残念賞。
描き下ろしは後日談。
テストがんばった代わりに~という、えっちパターンです。
あの点差は…怒られるのも当然。

055:「水泳部の佐々木さん」
プールで涼もうとしたところ、誰もいないと思われたそこに女の子がいたのでした。
水着を持っていなかったため、彼は全裸だったんですが。
モノをばっちり目撃される、漫画らしい切っ掛け。
ただ、あの場面で「触ってみる…?」というのは、先と同じでちと強引か。
オチ部分にもなるので伏せておきますが、他要素があるならばやや説明不足だと思います。
また、せっかくの競泳水着なのに、脱がすの早過ぎ。

077:「昴の太陽」
こちらのヒロイン「昴」さんが↓表紙を飾る彼女。
アメリカから帰国した姉「昴さん」と、弟「太陽」くんという近親モノ。
まだ噛み合ってないものの、お互いラブラブですね。
”…前は胸ももっと…、小さかった…”
そうしたモノローグそのまま、実は出発前夜に「昴さん」の寝込みにイタズラしている彼。
じっくりとコマ使った描写がエロスでした
いいねぇ、アレ(笑)
オチもラブラブでしたよ。

姉「昴さん」、和服のお嬢さん
※左:姉「昴さん」、右:和服のお嬢さん
 和洋・新旧という2人をチョイスしてみました。

103:「ようこそ グリーンウッドへ」
…似たようなタイトルの漫画がありましたが。
そっちとなんらか関係あるのかな。
知識弱いのでよく分かりませんが。

親戚「リン」さんの家に下宿することとなった「草太」くんというお話。
彼女はもともと憧れの人で、現在は娘「翠」ちゃんと暮らす未亡人なのでした。
いきなり巨乳押しつけられてますね。
そりゃ、憧れるわー。
お風呂から出た際にも、かなり大胆でした。
あの程度のタオルではぜんぜん隠せませんわね
こうした親子モノのセオリーで、つれない態度の「翠ちゃん」も実はラブラブという流れ。
ちゃんと複数えっちに発展しております。

127:「スカウト・エンド!」
「照井」さんは同学校の「曽根」くんを実家のジムにと熱心にスカウトするのでした。
一人称「ボク」のちょっぴり天然な「照井さん」
スポーツものでは定番である、マッサージからのえっち展開です。
ウブそうな割りに、積極的なのがいいですね。
下着穿いてないというのも、なかなか凶悪でした。

151:「宛名を知らない」
収録でもっとも古い原稿で、アナログちっく。
十分にお上手なので問題ないですが。
お話は和服のお嬢さんの独りえっちを目撃する郵便屋さん。
無邪気で可愛らしい娘さんでしたが、しっとりとしたオチは意外でした。

169:「カモナ マイ はうす」
ヒロイン「ミャーコ」こと「都」ちゃんは、収録でもっとも幼いっぽいバランス。
幼馴染み「恭介」くんの家まで、夕食を作りに来たんですが。
強がって一緒に見た怪奇特集のTVがため、トイレに行けなくなってしまったのでした。
ドアップでのお漏らしシーンがポイントでしょう
じわっと染みる描写をお楽しみ下さい(笑)
えっちでの可愛らしい反応もいいですね。
オチはお風呂シーンなんですが、髪を解いたパターンも実に可愛らしかったです。
あと4コマね。

195:「良妻兼妹」
”乳でけーし”ということで、男子の人気を集める「木村志保」
同学校で講師の「木村」は彼女の兄でしたが、校内でも構わず迫ってくるほどのブラコンだったのです。
あまりに「志保ちゃん」がラブラブしてくるため、距離を置いたものの、同じ学校へ入学してきたというのが基本設定。
既に彼女はタガが外れてしまっており、積極的。
隙あらば、という感じでえっちに持ち込もうとしていました。
大人しそうな容姿であるため、よりえっちくさいですよ。
メインはお兄ちゃんの家へ彼女が押し掛けて来るというもの。
こりゃ、えっちを避けられませんねー。
お風呂から寝床まで~という感じですよ。

都ちゃん、志保ちゃん
※左:都ちゃん、右:志保ちゃん
 可愛らしいヒロインはこうした感じ。どちらも4コマに登場してます。

★絵柄

当然ながら小さいコマもあるんですが、中・大のコマが目立ちます。
なんだろ、そんなんが印象に残る、迫力のある作画です。
ページにごっちゃり描かれ、枠間なくなることもしばしば。
描き込みも細かいですね。
デジタルな感じで、灰色な色彩。
丁寧で線も綺麗でした。
そうこってりしていないものの、とかく賑やかです。

細身で身長の高い、すっとしたキャラ絵柄。
それなのに出るところはバッチリ出ており、ヒロインは非常に良いスタイルです。
縦長な輪郭で、透き通るような瞳が特徴でした。
お姉さまから人妻あたりがぴったり。
それでいて可愛らしいバランスもお上手なんですが。

作画にちょっと癖はあるものの、漫画的に引っ掛かるところなく。
服の質感とか小物、表情や動きに関してもまったく問題は見られず。
単行本全体に安定感もあり、非常に良い出来栄えでした。
カラーでもそう変化はないので↓表紙・裏表紙、または「コアマガジン」さんのHPが判断になると思います。

★その他

そんなこんなの「黒越陽」センセでした。
これが初単行本なんですか。
たはー。

このブログをやっていて、よく感じることですが。
お上手な方ってたくさんいますわねぇ。
カバー裏は作品中キャラの4コマでしたが、こちらの出来栄えすらも良かった。
「志保ちゃん」がまたキュートで、可笑しいです。

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(2012/03/24)
黒越 陽

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tag : 競泳水着ラブコメコメディーショートカット

■ほわいと・でるたぞーん (茶倉和彦)

★まんがデーター [11/15] 
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・ロリ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
      カバーイラストができるまで、作品解説、
      おまけマンガ「茶倉インタビュー」
・その他: カラー(8P)、短編×11
      (うち「エキセントリック・シリーズ」×2、
       「マキちゃんシリーズ」×2)
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「茶倉和彦(ちゃくら・かずひこ)」センセの「ほわいと・でるたぞーん」です。

志麻子・唯香
※志麻子・唯香
 2人から、こんな感じでされてしまうのでした。


■ほわいと・でるたぞーん (茶倉和彦)


★構成・概要 ロリ系 成年ラブコメ

「ほわいと・でるたぞーん」です。
LOシリーズで、系統はロリ。
紹介帯には”正統派”と描かれていました。

そうなのか。
ひでるさん考えるロリ系の正統は、低学年以下の子に…有無言わさず大人がめたくたにするようなものですが。
この漫画はそうブラックな話はありませんでした。
明るいエピソード多く、そう読み辛くはないでしょう
あまりラブラブ過ぎるような甘さもなく、ちょうど良いくらい。
…あ、そのあたりが正統派なのか。

収録はちらほら同キャラ連続のあるタイプ。
そのうち、前単行本から引き続き登場するキャラのお話もありました。
読んでる方にとっては、嬉しい収録でしょう。
成年漫画なので、そうストーリーっぽくはなく。
おそらく、未読でも無理なく楽しめるのでご安心ください。

★収録話 12話収録

005:「エキセントリック・スリー」
029:「エキセントリック・スリー その2」
眼鏡な妹「志麻子」さんはえっちに興味ある「唯香」ちゃんのため、お兄ちゃんを縛り上げたのでした。
Wヒロインな連続話ですね。
キャー、とか言いつつ、指の間からしっかり見てる「唯香ちゃん」が可愛い。
積極的にしてました。
それはまぁ、いいんですが(←いいのか?)、「志麻子さん」にまでシちゃうのはどうかと。
2話目もやはり寝込みを襲われるお兄ちゃん。
こりゃ、普通に寝てられないですね。
見ていると、「唯香ちゃん」をダシにして妹とのえっちを楽しんでいるような…。

051:「ぽっかぽかるるなちゃん」
姪「るるな」ちゃんとのエピソード。
お風呂上がりな彼女の体を拭いてあげるんですが。
趣味はどーでもいいですけど、姪にえろい事考え・しないように。
お話は2人で寝てからのこと。
冷たい彼の手をあっためるべく、「るるなちゃん」は足ではさんであげたのでした。
こんなん普通にありそうですね。
我慢しろ。

071:「大発見発表会!!」
083:「ぺったんぺったん」 カラー原稿
関西弁な従妹「マキ」ちゃんとのお話。
笑顔での猫目がキュートですね。
前者はお風呂えっち。
彼女の大発見ということで、独りえっち的なことをしていましたが。
さっきと同様、こんなんありそうだなぁ。
大人はそんなんに乗じないように。
後者「ぺったんぺったん」はカラー作品です。
6ページのショートですね。
もちつきからの流れはちょっと強引でしたが、あれはえっちしたい彼の感覚だからいいのか。

マキちゃん、紗希ちゃん
※左:マキちゃん、右:紗希ちゃん
 「紗希ちゃん」のはちょっとイイ話。

091:「おさななじみの微妙な関係」
幼馴染み「孝太郎」と「紗希」のカップル話。
原稿はこちらが最新であるみたい。
チアリーディング部の「紗希ちゃん」は、出来上がったばかりのユニフォームで、「孝太郎くん」の野球試合を応援するのでした。

誕生日の違いは2週間程度ですが、学年の異なる2人。
中学生な「紗希ちゃん」と、小学生の「孝太郎くん」なんですが、この時代の1学年は大きいですねー。
なんのかんの素直に吐露した結果、見事にカップルとなっていました。
特に「紗希ちゃん」が続いて明かしたエピソードはじんわり染みます
なんだか良かった。
ちゃんとアンダースコートも楽しめますよ。

115:「いちばんのなかよし」
従妹「七海」ちゃんとのお話。
前半の流れとしては、なかなか良いお話。
気にしている当人にとって、ああした一言は決して軽くないと思います。
ただ、コレえっち漫画なので…無論、そうした展開に(笑)
いいのかなぁ。

135:「おそうじ。」
学校の掃除で、ボランティアの「横田」とチームを組むこととなった「松沢」さん。
冴えない彼に生意気な態度を取っていた「松沢さん」でしたが、開き直った彼に初めての相手をお願いされてしまうのでした。
わはは、認めた者勝ちですか。
彼女の性格から、あの流れで断ることはできないでしょう。
実際のところは未経験なのに、必死に頑張る「松沢さん」が愛おしいです。

153:「泣き虫由香の華麗なる変身」
169:「ふたりの法則」
どちらの作品も、前巻に収録のあるヒロインの続編です。
残念ながらひでるさんはそちら未読ですが、知っていればより楽しめそう。
前者はコスプレな従妹「由香」ちゃん。
お漏らしからのえっち展開。
やや心配な感じがするほど、明るくえっちしてました。
後者は眼鏡の「咲山」さん。
彼女はリアル調なタッチ。
こっちでも全然良いと思います。
お話はアソコにキャップが入って取れないという、なかなか深刻なもの。
ただ、まぁ、男子的にはえろく感じるだけですわね。
実際にあーなった際、お尻えっちで取り出せるかな。

191:「けものみち」
過疎化が進む田舎の学校に通う「岡崎曜子」ちゃん。
廃校が決まったそちらに通う彼女は、TVの密着取材を受けたんですが…。
えー、「松本清張」ではないですね。
ただし、明るい収録作品の中で群を抜くブラック系な作品
オチも後味わるーく終わります。
これがそのままって事はないでしょうけど、実際にありそうでおっかない。
下手に名前・顔出しはしない方が良いだろうなぁ。

松沢さん、咲山さん
※左:松沢さん、右:咲山さん
 お話としては「松沢さん」の流れも好き。

★絵柄

単行本の中ごろに作品解説がありました。
漫画は08年から12年というところ。
デジタル・アナログが混在しており、キチンとそれまで明記されています。
違いを楽しめるようになってます。
やっぱり線の感覚が微妙に異なるんですよねー。
ただ、そう極端なほどの差はなく、安定感はありました。
普通に読むに引っ掛かるほどではありません。

全体の色づきは普通くらいかと思いますが、線や黒は強め。
描き込みはやや細かいかな、という程度。
ページは賑やかな描き方で、やや濃い目となるでしょう。
どちらかというと漫画っぽいキャラ絵。
ただ、作品のうち「ふたりの法則」などはリアル寄り。
バランスは優れており、そうデフォルメが強くないため、間口は広めだと思います
判断については、紹介帯のカット絵か、「DMM」さんのサンプルがオススメ。

ざーっと作品見ましたが。
なんとなく。
アナログ作品のがセンセに合ってるかなー、という印象です。
個人的には。

★その他

本日は「茶倉和彦」センセでした。
こちらが2冊目。
ひでるさんは今回が初見です。

いい↓表紙ですよね。
ぶっちゃけ、あの貧乳とツリ目、なによりあのラジオ体操途中のようなポーズに撃沈されました。
ちょっと舌をだしてるのもキュート。
紺色でない、赤の制服も全体の色彩としてイイ感じ。
タイトル文字と合って、非常に明るいポップな仕上がりとなっています。
ぱっと目立ちますよね。
お気に入りなため、カバーイラスト完成までの経緯も楽しく読ませていただきました。

ほわいとでるたぞーん (TENMA COMICS LO) (TENMAコミックス LO)ほわいとでるたぞーん (TENMA COMICS LO) (TENMAコミックス LO)
(2012/03/23)
茶倉 和彦

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tag : ラブコメコスプレアンダースコート

■僕の私のシたいコト! (Kima-gray)

★まんがデーター [13/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年] ラブコメ・お尻
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10(うち「症候群シリーズ」×2)
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Kima-gray(きまぐれ)」センセの「僕の私のシたいコト!」です。

柚香さん、リナちゃん
※左:柚香さん、右:リナちゃん
 お尻からのムチムチした感じをお楽しみ下さい。


■僕の私のシたいコト! (Kima-gray)


★構成・概要 お尻系 一般ラブコメ

さて、本日は「僕の私のシたいコト!」です。
月末近いこともあり、いくつか単行本を購入していまして。
どれを読もうかなーって、ペラペラとページをめくった結果、こちらをチョイスしました。
中盤・後半あたりにイイ感じの黒ストッキングが目に入ったので(笑)

収録は全て短編。
一部に同キャラの出演するエピソードがありましたが、特に連続はしていません。
お話はラブコメ
前述したような、フェチっぽい描写があちこちにあり、だいたいお尻から太ももあたりというところ。
えー。
そのあたりの感覚がひでるさんの好みとバッチリ合致するためか。
直撃コースで撃墜されました。
こりゃ、すぐ手元に置いておきたいくらい。
各ヒロインらも個性的でそれぞれ魅力あり、絵柄も良かったです。
個人的にはもの凄くオススメなんですが、ひでるさん好みは傾いてるからなぁ…。

★収録話 10話収録

005:「部長:神楽坂楓の華麗なる仮装」
茶道部の部長「神楽坂楓」さんに、部員勧誘のためにコスプレをお願いするというもの。
ただ、部員「山田」の用意していた衣装は、コスプレというよりランジェリー。
セクシー系のナイトウェアな雰囲気でした。
ため、それを着た「楓さん」は透け透けで、下着も面積小さい紐パン(しかもパックリ開く)
このまま外へ出たら捕まりそうですね(笑)
というか、コレどんな茶道部だ。
お話は、部長「楓さん」が着替えた姿に”かわいい”と言われ、スイッチオンする流れ。
まぁ、あんな格好した時点で、エロい気分にはなってるでしょう。
硬い言い回しがまたキュートです。

025:「明確彼女」
こちらの「柚香」さんは、考えと逆の事を言ってしまう、ツンデレちっくな女性。
”ハンパなくカワイイけど、感情表現がややこしい”
そんな彼女と付き合うのは、幼馴染みの「虎太朗」なのでした。
だいたい言葉だけですね。
こうしたキャラには定番である「バカ」という台詞もちらほらあります。
ただ、2人きりだと、かなり彼にベタベタとしていました。
(その間も言葉は強め)
ああ、確かにめんどくさい。
えっちでは積極的で、中盤の「虎太朗くん」のやり過ぎた際のリアクションに注目。

045:「献身的HP」
収録の短編タイトルにちらほら見える英文字。
HPはヒットポイントでなく、ホットパンツですわね。
メイド喫茶で働く、褐色肌な「リナ」ちゃん。
彼女は店長にラブラブで毎日アピールしていましたが、想いは伝わらなかったのです。
なぜか1人でホットパンツな彼女。
メイドじゃないですね。
ああした雰囲気ながら、えっち経験ないというのは…。
なんだか逆に良い感じ。
相手が意中の彼でない時と、相手が店長さんである時の違いに注目下さい。
こうした展開あって、ラストの落ち着いた「リナちゃん」がまた魅力的でした。

067:「僕の私のシたいH!」
”ねえちゃん”とか「優斗」くんは言ってましたが、近親モノ?
実姉か近所のお姉ちゃんか、はっきり分かりませんでしたが。
お話は「麻耶」さんとのえっちに対する感覚の違い。
まぁ、言動を見る限り、彼女のがウブいかな。
満更でもなかったようなので、じっくり教えてあげれば問題ないかと。
ちなみに、↓表紙が「麻耶さん」です。

エリカさん、千尋さん
※左:エリカさん、右:千尋さん
 キャラは「エリカさん」ですね。やたらめったら可愛いです。

087:「Ehrliche Liebe![エーリッヒ・リーベ]」
登場するヒロイン「エリカ」さんはドイツ出身のようで、タイトルもんなん。
たぶん…”正直な愛”、みたいな意味でいいのかな。
「太一」くんにラブラブな「エリカさん」は、所構わずベタベタしてくるのでした。
ごく簡単な設定ながら、ヒロイン「エリカさん」が可愛く、収録で最もお気に入り
電車の中でもべったりで、”電車の揺れで太一の手が小気味良く震えてクセになりそう”とか言ってました。
ううむ、実際に電車乗ってる彼の手がそう震えたりはしないと思いますが。
プレイとして、なかなか面白いですね。
電車内で中途半端だった「エリカさん」との、ラブい野外えっちでした。
彼女との別シチュエーションが見たいですよ。

107:「S..I..B!! -She Is Beautiful!!-」
こちらは友人の姉「千尋」さん。
普段のだらけた姿ばかり見ていた「拓也」くんは、塾講師なバイト先での姿が刺さったのでした。
裏表紙の彼女が「千尋さん」です。
はい、こちらが黒パンストの1人目ですわね。
こちらの素敵な点は、一度脱がしたソレを、わざわざ再度穿かせるという流れ。
どっちかというと下着あるほうが好みなんですが。
たまにはこういうのもいいわね。
良いグラデでした。
特にお尻のまるまるとしたのが素敵。

129:「妄想的HP」
こちらは「翔太」・「亜紀」といういとこ同士カップル。
彼のちらちらとした視線を感じていた「亜紀」は、ノースリーブ・ホットパンツという姿でアピールするのでした。
妄想癖あるヒロインです。
えろいよ、「亜紀ちゃん」
特にえっちに至る切っ掛けとなる部分は、何かの発作のよう。
驚くわ。
オチ部分とか、そんなんがためにやや会話がズレてるのがコメディーです。

151:「HP×KS型領域嗜好症候群」
171:「KT型領域嗜好症候群」
同キャラの出演する、症候群シリーズ。
二次元好きでマニアックな趣味のある「ハジメ」くんと、ご近所の同級生「響子」さん、そして近所の女学院に通う「美亜」さんというお話です。
どーでもいいですが、趣味の割りに彼モテるのね。

1話目は、三次元に戻そうと「響子さん」が頑張る流れ。
また新たな英文字出てきましたが、”KS”はニーソックス(Knee Sox)の意味でした。
彼女もむツンデレちっく。
(…というか、「ハジメくん」があんなんなので、言わざるを得ないんでしょうけど)
首4の字に刺さった彼からのえっちパターン。
境界線舐めまわしてるシーンがえろい
機会あれば試してみたいですね。

2話目は近所の女学院前でスケッチしていた彼に、「美亜さん」が声をかけるというもの。
イベントの同人誌を見ていた彼女から、声をかけてくる展開。
お嬢様ちっくでしたが、さすがに彼のファンだけあってえろいです。
そう、”KT”は黒タイツでいいのかな。
黒パンストの2人目。
こちらはちゃんと下着穿いたままで、作品中で「ハジメくん」も言っていたそのまま、グラデーションとかコントラストを存分に堪能できるようになってます
わーい。
完全に脱がさないというのも、さすが分かってらっしゃる。
オチがまたいい感じだったので、こちらもぜひ続編が見たいです。

193:「Request←→Mistake」
無口でおとなしい「光希」さんと「五島」くんのカップル話。
ラブラブな2人のえっち話なんですが、「光希さん」が終始何か訴えているというもの。
初っ端の勘違いが、ずっと続いてしまった感じ。
まぁ、シチュエーション的にエロい方面に思考がいってしまうのは仕方ないでしょうね。

響子さん、美亜さん
※左:響子さん、右:美亜さん
 ネタとしては「美亜さん」ですね。期待通りなえっちが展開されます。

★絵柄

全体的に濃い目でこってり。
ページにたっぷり描かれており、賑やか。
斜めのコマ割りが多く、複雑さの要因になっていると思います。
全体の色づきはしっかり。
線やベタなどの黒が強いですね。

描き込みはだいたい適度なくらい。
目立つほどの崩れ・乱れはないです。
正直なところ、たまーに引っ掛かるところもありましたが、そう気になるほどではないでしょう。
キャラ絵は輪郭の幅広い、可愛らしい系統。
ちょっと癖あるかなー。
たぶんセンセお好きなんだと思いますが、完全にバストよりお尻描写のがお上手でした
前述したような、各ポイントがお好みならば問題ありません。
紹介帯の裏面、あるいは「コアマガジン」さんのHPにてご確認ください。

★その他

以上、「Kima-gray」センセでした。
こちらのブログでは、初単行本「キマグレ KIMAGURE」を紹介しています。
”安定感が増すであろう次巻が楽しみ”
…とか、その際に書いてましたが、現実になりましたねー。
まだ粗さを感じる部分はあったものの、優れた仕上がりでした。
非常に良かったです
次も楽しみ。
特徴あるキャラが多かったので、彼女らの続編とか見たいなぁ。

僕の私のシたいコト! (メガストアコミックスシリーズ No. 338)僕の私のシたいコト! (メガストアコミックスシリーズ No. 338)
(2012/03/24)
Kima-gray

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tag : ラブコメコメディーニーソックスコスプレ

■ましゅまろオパイ~中で射精して~ (雪路時愛)

★まんがデーター [11/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、作品解説、
      描き下ろし「続・おとなり事情」 
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×12(うち「おとなり事情」×2)
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雪路時愛(ゆきじ・しあ)」センセの「ましゅまろオパイ~中で射精(だ)して~」です。

橋爪美晴、「雫」・「奏」
※左:橋爪美晴、右:「雫」・「奏」
 ヒロインはこうした、ふっくらとした可愛らしさがあります。


■ましゅまろオパイ~中で射精して~ (雪路時愛)


★構成・概要 巨乳系 成年ラブコメ

さて、本日は「ましゅまろオパイ~中で射精して~」です。
タイトル、↓表紙絵そのまま、バストの大きなヒロインらの漫画群。
割合としては年下が多く、ロリ巨乳な雰囲気がありました。

収録は全て短編。
描き下ろしで複数話になっているものがありましたが、特に流れっぽくはありません。
お話はほぼラブコメ話。
カップルには近親関係もちらほら見られ、ほとんどが甘め。
そりゃー、お花畑のようにラブラブしてます。
えっち展開も早く、成年漫画的。
あまりストーリーっぽくはなく、漫画としても楽しみたい方にはやや物足りないかも。

ふっくらとしたキャラは可愛く、作画はなかなか良好。
好みなタッチで、いい感じには違いないんですが…全体的にもう少しな印象です。

★収録話 12話収録

003:「美羽さん、叱ってください!」
出来の悪い主人公「夏生」は、成績優秀な彼女「及川美羽」に勉強を見てもらっているんですが。
彼女に暴言を受けるたび、男性自身が元気になってしまうのでした。

こちらが冒頭話なんですが。
いきなりぶっ飛んだ設定の男性ですねー。
彼女Sちっくなので、ある意味お似合いのカップルでした。
この「美羽さん」は、胸もお尻も大きめの迫力ばでぃー。
そのため、目前でユサユサされたら、言葉とか関係ないかもしれませんけれど。

ちなみに。
1コマ目の「美羽さん」ですが、台詞がため脳内で勝手に宮村さんの音に変換されます。
もう何年も前のことなんですけど、あらためてインパクトの強さを感じましたよ。

019:「まもってあげる」
家族ぐるみの付き合いである、「橋爪美晴」・「皆瀬尚(みなせ・なお)」
1人きりで留守番することとなった「美晴さん」
先日TVで見た怪奇特集のイメージため、「尚くん」を家に招いたのでした。
”両親不在の家に招く”
こりゃー、えっちOKな意思表示ですわね。
彼のリアクションから察するところ、そうした感覚もないくらいに近しい関係であるみたい。

不安さから、お互いの手を紐でしばったところ、トイレに行きたくなるという展開。
そうした弱い姿を見たためか、けっこうあっさりとえっちに流れてました。
オチも可愛らしいですよ。

妹「楓ちゃん」
※妹「楓ちゃん」
 嫉妬してる彼女もまた可愛らしいです。

035:「おとなり事情」
051:「続・おとなり事情」 描き下ろし
「翔太」くんにラブラブな妹「楓」ちゃん。
お隣の「沙良」さんと楽しげに会話をする彼に嫉妬してしまうのでした。
収録での連続話。
妹さんはかなり拘束するタイプなんですねー。
1話目は、そうした「楓ちゃん」との近親えっち。
普通ならば、見えないところでえっちを仕掛けるのは男性の役割なんですが。
こちらの場合は、「沙良さん」と会話をしていた「翔太くん」の股間を「楓ちゃん」が攻めるパターン。
なんだか新鮮(笑)
ごめんなさい、お兄ちゃんちょっと気分が悪いみたいなの
その台詞での、「楓ちゃん」の表情が印象的でした。
彼女何歳か知りませんが、モロに女を出してましたよー。
こんなん大好物。

描き下ろしは、「沙良さん」も参加しての複数えっち。
収録では唯一の眼鏡ヒロインでした。
できれば…「楓ちゃん」はもっと取り乱してほしいところでしたが、おまけみたいなものだからなぁ。

057:「応援しちゃうぞ」
チアサークルの「優菜」ちゃんが練習帰りに部屋へ寄ったので。
これがチャンスとばかりに、シャワーあびる彼女を横目に、チア服へと手を伸ばしたのでした。
ううん、彼女はいい娘さんですね。
あの場面は、ヘタすれば一発アウトでも不思議でないですよ!?
馬鹿じゃない?
とか言われてましたが。
あれは着てる・着てないでまったく感覚変わるものです、「優菜ちゃん」

073:「目覚ましお姉ちゃん」
弟「省吾」が気になる姉「夏野ひなた」
毎朝講義に間に合うよう、起こしに来ていたんですが…うっかり一緒に寝てしまったのです。
お話は、自然に目覚めた「省吾くん」が、寝込みを襲うというもの。
既にラブいオーラがあり、とっくにシテいそうな2人でしたが。
いちおう、これが初えっちでした。
ちとお姉ちゃんのキャラは可愛過ぎるかな。

089:「押しかけてっ姉妹!」
会社の独身寮へ引っ越していた兄「拓海」
そこに、”近所で大学入試がある”とのことで、「奏」・「雫」の妹らが3日間ほど泊まることとなったのでした。
現代ファンタジーなくらいのラブラブっぷりですねー。
2人して、いきなりベタベタと甘えていました。
こんなん現実にはあり得ないだろうなぁ。
あの勢いでは、えっちに流れるのが当然。
どーでもいいですけど、いい年した娘さんがお兄ちゃんを馬乗りにしちゃーダメよ(笑)

105:「熱さまかるてぇと」
「桜川ひな」ちゃんのお世話係こと、幼馴染み「松山宏」くん。
学校を休んでいた彼女を心配し、家を訪ねてみるのでした。
こちらは、ふわふわとした可愛さのある「ひなちゃん」のパジャマ姿を楽しむ漫画でしょう。
つまずいて、お尻丸出しになるコマが好き。
あれは後ろからも見たかったですよ、センセ。
もともと片想いしていた「宏くん」もそれをトリガーとして、えっちに流されていました。
いちおう病人相手に無理させないように。

121:「こすぷれいん☆」
文化祭のため、コスプレしていた双子の姉「ユリ」さん。
その姿に撃墜された「タカシ」くんは…という流れ。
猫耳喫茶だって。
なんちゃら耳の良さはいまだによくわかんないですが、縞パンとか巨乳はいい感じ。
服装はオチでの体操服のが良かったなぁ。

137:「可愛い雌にはご用心」
クラスで目立たない「森」くんの携帯に、いかがわしいメールが届きました。
興味を持った彼がちらと覗いてみると、委員長「霜島のい」が驚くような姿で待っていたのでした。
学校トイレでのえっち。
てっきり独り占めするかと思ったんですがね。
たぶん、あの後は彼にとって愉快な展開にはならないだろうなぁ。

153:「トリまーきんぐ?」
動物の習性を持ちつつ、姿は人間という新種のペットが流行している世界。
トリマー「本野純」は「うーり」ちゃんを預かったのでした。
こちらはウサギ耳です。
えー、お客さんから預かった彼女とえっちするのは、商売人として立派に失格ですわね。

ページ数などから仕方ない面もあるかもしれませんが。
せっかくの設定があまり活用されておらず、単なるえっち話になってしまっていたのが残念

169:「選んで!らぶ・カード」
誕生日を迎えた主人公「永山衛」のお祝いに、彼女「みゆ」が駆け付けるというもの。
それを利用してのえっちです。
カチューシャの似合う、ショートカットな「みゆさん」
あちこちのウブい反応が、またキュートなのでした
ちょっとクドいくらい。
こりゃ、強引にでもえっちしたいわね。

桜川ひな、みゆさん
※左:桜川ひな、右:みゆさん
 ヒロインのうち、「みゆさん」が最も好みでした。

★絵柄

センセのタッチは、ひでるさんの最も好きな系統。
全巻すぐ手に届く位置に単行本並べてる「Dr.P」センセみたいなの。
あくまでも個人的な感覚なのですが。
幅広い輪郭で適度に縦横大きい目の可愛らしいキャラ絵ね。
これで、もう少しじんわりとくるような、フェチっぽいエロス度合いがあれば完璧なんですが。
今後に期待します。

強めな線で、描き込み・濃淡は適度なくらい。
コマ割りは細かく、斜め切りも多め。
また、重なる・はみ出す・ぶち抜くという描き方で、結構ごっちゃりとしていました。
全体の色づきはキッチリでないため、そうコテコテとはしていませんが。
視点が安定し辛いくらいの賑やかさがあります。

また、服や小物などももう一歩、二歩という感じ
キャラは概ね良好でしたが、バランス悪めな部分も感じますね。
あとがきによると、収録は2年前のデビュー作から最近のものまで。
それを考えると、比較的安定している単行本だと言えるでしょう。
ちらほら重箱の隅をつついてしまいましたが、普通に読むには大きな問題はありません。

判断については、「美羽さん、叱ってください!」が立ち読める「S2COMIX」さんが便利。
またセンセのHPは紹介の特設ページなどがあったので、そちらも参考にどうぞ。
独特なお名前で一発ヒットするので、検索楽ちんですよ。

★その他

そんなこんなで、「雪路時愛」センセでした。
こちらが初単行本ですね。

ひでるさんは、たいてい出会い頭で本を購入するんですが。
(※故あって、以前より購入は控えるようになってる)
こちらは珍しく、事前調査の結果として手に取った単行本です。
前述した、「S2COMIX」さんのサイトで立ち読んだ結果でした。
購入の決め手は実際の白黒原稿です。

↓表紙・裏表紙どちらも、いまいちピンと来なかったんですね。
今こうして手元で見ても、あまり良くないと思います。
構図とか配置とか、はたまた色まで。
裏表紙も同様。
オレンジの縦ラインもなんだか違うのでは

カラーイラストでは、もくじ絵がもっとも刺さるのではないかなぁ…。
あれは思わず手をのばしたくなるくらい、優れたものですねー。

ましゅまろオパイ ~中で射精して~ (富士美コミックス)ましゅまろオパイ ~中で射精して~ (富士美コミックス)
(2012/03/24)
雪路 時愛

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tag : ラブコメショートカットコスプレ

■敏感ヴァージン (速野悠二)

★まんがデーター [10/15] 
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年] ラブコメ・学園
・おまけ: あとがき、カバー裏に「速野の幻劇場」
・その他: 短編×12。
           
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「速野悠二(すみの・ゆうじ)」センセの「敏感ヴァージン」です。

美恵さん、巴かおり
※左:美恵さん、右:巴かおり
 だいたいこうしたキャラバランスです。


■敏感ヴァージン (速野悠二)


★構成・概要 成年ラブコメ

さて、本日は「敏感ヴァージン」です。
たいてい、ではないか。
全員初えっちというカップルなお話群です。
収録は全て短編。
基本はラブコメなんですが、えっちに至る経緯は様々。
もともとカップルというお話のほか、偶然はち合わせての展開も多めです。
そうラブラブはしておらず、行為への興味が勝っているよう。

露出傾向な娘さんが見受けられた以外はそう特殊なプレイなく。
また、複数など変則的なこともなく、お話に暗さはありません。
アクティブに、前向きにいたしておりました。

いかにも成年漫画らしいストーリーでのまとまり。
逆に言えば、それ以上のものはありません。
展開早く、プラスでお話を楽しみたい人にはやや単調に感じるかも。
絵柄は癖ありますが、これというマイナス面はなく。
どちらとも、やや人を選ぶかなという印象でした。

★収録話 12話収録

005:「ドキドキが止まらない」
美人で優等生な「美恵」さん。
実はえっちな女の子で、ノーパンでのドキドキ感を楽しんだりしていたのでした。
そんな彼女が学校の隠れスポットで独りシテいたところ、そこに「新山」くんがはち合わせたのです。
成年漫画での独りえっちは目撃されるもの。
前半で彼と接する場面があるんですが、「美恵さん」はなかなかエグい考えしてました。
男子みたい。
そんな彼女ですから、あのえっち展開は新たな扉を開いたよう。
憧れの眼差しであった「新山くん」はどこまでのプレイに適応できるかな。

023:「ピーピング・トラップ」
手紙で呼び出された「新川良子」さん。
写真をネタに、「山崎」くんからえっちな行為を要求されてしまったのでした。
先のお話同様に教室での痴態を察知されてしまうお話。
こちらの場合は、男子生徒「山崎くん」に脅迫されてしまうのです。
ハードっぽい流れでしたが、オチで全てが判明するタイプ。
タイトル扉の絵はそれがためでしたか。

041:「木刀で私に恋しなさい!!」
どっかで見たような感じそのまま、ヒロインは”巴流剣術”の師範である「巴かおり」さん。
武闘派な女の子のお約束で、”勝ったら付き合う”というネタです。
「かおりさん」の場合はさらに一歩踏み込んでいて、”一本取れたら結婚してやる”というもの。
なんですが、いきなり道着を脱いでますね。
結婚=えっちではないと思いますが。
オチまでの「かおりさん」を見る限り、実はえっちに興味津々だったよう。
なかなかのバストをお持ちでしたから。

伊代ちゃん
※伊代ちゃん
 えっち好きな娘さんが多かったですよ。

059:「アニキなんか」
こちらはタイトルそのまま、妹「伊代」ちゃんとお兄ちゃんの近親ネタです。
「伊代ちゃん」は、自分を女として見る兄の視線がたまらないという、なかなかマニアックな性癖
彼の趣味を熟知しており、ちほらほ挑発して楽しんでいたところ~という展開でした。
キレるなら、もう最後までやってしまえと思うんですが…。
実際のところ、あーしたものかもしれませんね。
お互いそれぞれネタにしており、これも必然。
こうして一度はっちゃけてしまうと、突き進んでしまうのでは。

075:「お姉ちゃんだもん」
タイトルそんなんですが、こちらの「真奈」さんはいちおう従姉。
実弟のように接してくる彼女に対し、彼は完全に女性として見ていたのでした。
気持ちはよく分かります。
ただ、お風呂くらい一緒に入ってもいいのでは。
せっかくですからね(笑)
意識を覆すには必然かもしれませんが、この後はなかなか大変そう。

093:「真奈美ちゃんがんばる!」
何かと物事を引き受けてしまう、「真奈美」ちゃんのお話。
ポニーテールの活発な女の子。
ひょんな偶然から「たかし」くんが胸を鷲掴みにしてしまった際も、特に怒ったりすることもなく。
いい娘さんですね。
ただ、キャラ的に「真奈美ちゃん」からえっちに誘うのは違和感ありました
慣れているのでもなく、せいぜいブラ見せるくらいだと思います。

111:「”ツン”のおんがえし」
ツインテールでツンデレちっくな「藤枝優」さん。
”弟を助けてくれたお礼”
そんな訳で、やや高圧的に恩返しをしようとしていたのですが…という流れ。
縞パンですね。
冗談を真に受け、皆の前で下着を下ろすシーンが好き。
なにしろ、普段あーした態度の娘さんですから。
ノーパンな彼女を下から見上げるところも良いです。
あーだと恥ずかしがるのねぇ。

131:「今日から私は」
「美亜」さんは、ずっと自分のことを見ていた「山?魁廚?鵑痢?箸蠅┐辰糎従譴砲呂噌腓錣擦討靴泙辰燭里任靴拭?
やっぱり成年漫画での独りえっちは目撃されるものですね。
しかも教室でしたから、当然でしょう。
ブルマ片手にしたあの姿は、こっ恥ずかしいですねー。
「美亜さん」の性格もあって、2人してエスカレートしてましたが、普通はあーならないだろうなぁ
まぁ、なかなか良いカップルで、お似合いでしたが。

147:「大丈夫ですよ委員長!」
ツインテールな委員長「種島」さん。
小さく可愛らしく、頼ってほしい本人の希望とは裏腹に、マスコット扱いをされていたのでした。
彼女の傍におり、なにかと世話を焼く「山梨」くんとのカップルです。
実際同年代なんですが、ロリちっくでなかなか結構
これが初えっちなのね。
あの、扱い易そうなところが最も子供っぽいんですが。

ぱっと見、先の「藤枝さん」と似ていたので連続話かと思いました。
「種島さん」のが全体的にサイズ小さめでしたよ。

163:「ちっちゃい事はいい事だ」
”頭はフツー、顔はイマイチで背が低い”
そんなヒロイン「土田早苗」さんと、モテモテなサッカー部エース「松浦功一」くんのカップル。
両極端な2人は、実は幼馴染みなのでした。
なかなかのニブさですね、彼。
ただ、「早苗さん」ラブラブなのはそれがためかもしれませんね。
ちらほらパンチラしていましたが、柄の下着が可愛らしいです。

179:「Read Me」
タッチが洗練されており、こちらは最近の原稿かな。
前話と同じく、地味目な眼鏡ヒロイン「望月春菜」さん。
本好きな彼女に一目惚れをしたという「黒柳」くんは、彼女に官能小説をプレゼントするのでした。
「春菜さん」の初えっち話ですね。
なんのかんのとお尻までされてしまいました。
”もしかしてエスパー”
という2コマが面白いです。

藤枝優、委員長「種島さん」
※左:藤枝優、右:委員長「種島さん」
 ツインテールな2人です。どうしても並べたかったので。

★絵柄

単行本には初出がなかったですが。
原稿には時期の差が多少あるかなー、というくらい。
個性は確立されており、安定しているのでさして問題ないですが。
全体的には濃いめの作画。
黒が目立ち、線は強めでクッキリとしています。
描き込みはだいたい適度なくらい。
そう細か過ぎず、あっさりでもなく。
成年系であるため、消しはあるものの局部もしっかり。
アンダーヘアを描かれる方ですね。
キャラは丸っこい輪郭の可愛らしいもの。
背丈というか、バランスもそんな感じ。
SDというほどではないものの、小さくぷにぷにしてました
ちょっと人を選ぶと思います。
ただし動きや表情に違和感なく、漫画表現などにも引っ掛かる部分はありません。
お上手でした。
判断については、カラーでもそう変化ないので↓表紙でOK。
あるいは、裏表紙のカット絵がいいでしょう。

★その他

そんな訳で「速野悠二」センセでした。
こちらのブログでは「バージン・ロープ」、「みのりスキャンダル」と紹介していますが、どちらも一般えっち系。
成年系は今回が初めてとのことでした。
なんだか意外ね。

まぁ、センセがあとがきに書かれているそのまま、さして変わりはないのだけど。
個人的にはカバー裏が楽しめましたよー
やっぱり次は中編か長編が読みたいです。

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(2012/03/21)
速野 悠二

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■ちっちゃいがいっぱい! (せいほうけい)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ロリ・コメディー
・おまけ: あとがき、かんまつおまけマンガ「ようじょのひみつ。」
      描き下ろし「もうひとり」
・その他: 初単行本、短編×11。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「せいほうけい」センセの「ちっちゃいがいっぱい!」です。

美羽ちゃん、妹「鈴ちゃん」
※左:美羽ちゃん、右:妹「鈴ちゃん」
 このあたりの作画は安定してました。
 

■ちっちゃいがいっぱい! (せいほうけい)


★構成・概要 ロリ系 成年コメディー

さて、本日は「ちっちゃいがいっぱい!」です。
収録は全て短編。
見たまんまのロリ系で、だいたい小学生から幼稚園というくらい。
無知なのか、ある程度知っているのか、積極的なのが特徴
たいていは自らえっちに誘っていました。

そのあたりの経緯が楽しく描かれており、お話はどっちかと言うとえっちコメディー
男性側はたいてい欲望丸出しで、ラブ色はあまり強くありません。
そのあたりは人によって良し悪しかも
後述しますが、絵柄のタッチがまた個性的。
そっちでも良し悪しあるでしょう。

★収録話 11話収録

007:「パパおはよう!」
日々成長していく「美羽」ちゃん。
いつかは自分のもとを去っていくだろうと考えたお父さんに、ある考えがひらめいたのでした。
なんというか凄いお話ですね。
オチがまたこの流れにあった、良いものです。
若さですよ。
ただ、実際はあーなるかなぁ。

027:「兄妹の意思疎通」
無口で表情もあまり変化しない、扱いづらい妹「鈴」ちゃんとのお話。
お兄ちゃんがちょっとした表情の変化を読み取るのがいいですね
なかなか可愛いですが、喋らない方が良かったなぁ。

049:「田中さんはいいひとです」
「菜音」ちゃんとお隣のおじさん。
まぁ、都合良いからと言って、隣の他人に子供預けちゃダメってことですか。
親御さんはまたそう優れた方ではないようでしたが。
ちなみにお尻でしたわ。

067:「イケナイこと」
先の「鈴ちゃん」とかこちらの「苺」ちゃんが最年長かな。
ほぼ初対面な彼女とのえっちパターン。
そう至るまでの流れが超コメディーしており、この単行本での代表的なお話と言って良いと思います。
オチでの彼女の感覚がオモロイですよ。

085:「五歳児にもついてるんだよな」
そりゃそうでしょう、ということで。
妹「咲桜(さくら)」ちゃんのアソコを見てみようというお兄ちゃんです。
確かにつまんなさそうな遊びだっ!!
という場面が面白い。
ただ、あの感じの娘の口を封じたままにするというのは容易なことではないと思います。
そりゃ、バレるわ。

105:「青い愛」
こちらは「藍」ちゃんと父親。
たぶん奥さんとなんらかあったんでしょう。
父親がちと壊れ気味でした。
他と違ってシリアスなお話で、ちょっと考えさせられるようなオチでした。

123:「いたいのとんでけー!」
タイトルからなんとなく察せられる人がいるかもしれませんが。
妹「秋穂」ちゃんがお兄ちゃんの男性自身に「いたいのとんでけー!」とするもの。
どうやらコレが初めてのことではないようで、変な話事はごくスムーズでした。
漫画中の「あきたー」が好き。

139:「小学生は小学生」
ランドセルな「陽菜」ちゃんがいきなり教師のモノを咥えてくるという、現代ファンタジーなお話。
彼女の雰囲気は高学年っぽかったので。
本当かどうか知りませんが、確かに早い子はそろそろシテるのかも。
コメディー的に先生はえっちの相手しちゃってましたが、ちゃんと説得しなさいよ。

155:「幼女の引力」
姪「萌生(めい)」ちゃんの子守りをする「尚武」くん。
両親のえっちを目撃してしまった彼女は、それが何かとしつこく聞いてきたのでした。
確かに、わざわざ隠すのも違うような気もします。
ひでるさんは昔”子供がどこから生まれるか”で、クラスメイトと論争した記憶あります。
変な話ちゃんと教わってたので。
性教育は難しいですね。
…と、余談はそれくらいに。
こちらは説明を聞いた「萌生ちゃん」がえっちしよう、と持ちかける展開です。
とりあえず、最後までしちゃーダメだと思う。

173:「良き保育士」
保育実習の「雪丸」は、園児たちと接するうちに自分の性癖を認識したのでした。
うん、本人は色々と勘違いしてましたが、保育士にはなにらんほうがいいなぁ。
ヒロインの「きらら」ちゃんも普段どんな生活をしているのやら。

191:「ロリコンを治すひとつの方法」
たぶん治らないと思いますよ(笑)
そっち系な漫画を楽しんでいるお兄ちゃんを、「美希」ちゃんが自らの身体をもって治療するというもの。
ロリコンは死にいたるやまい
とか言ってました。
社会的に死ぬみたいな、おもろい発想でしたよ。
小さい割に。
いちおう逡巡しつつも、あっさり陥落するお兄ちゃんがまた可笑しいです。
なお、前話に続いて「美希」ちゃんは園服でした。

苺ちゃん、萌生ちゃん
※左:苺ちゃん、右:萌生ちゃん
 はっちゃけ度の高い漫画になってます。

★絵柄

太めな線でごっちゃり、という印象。
濃淡・描き込みはどちらも適度なくらい。
コマ割りは中・小でやや複雑で、ハミ出す、ぶち抜くこと多く、賑やかでした。
ややカクカクとしたタッチですね。
人物絵は独特で大変に癖のあるもの
縦に大きな目はぐるぐるとした感じ。
輪郭は幅広で丸く、鼻は小さく横顔でも軽く描かれておりました。
1つ1つをじっくり見ると、正直なところ乱れ・崩れが引っ掛かります。
ただ、漫画としてコマを追いかける場合、勢いとえっちコメディー描写がため、そう気になりません
はっちゃけネタですからねー。
とはいえ、大変に個性的なので、きっちり読み手は選ぶと思われます。
だいたいは↓表紙・裏表紙で。
あるいは、サンプルのあった「DMM」さんが判断には便利。
初見の方は先に確認しておくのがいいかと。

★その他

そんな訳で「せいほうけい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
紹介帯には、”少し頭のオカシイLO漫画家代表”とか書いてありました。
ひでえなぁ。
少し、というのがなんだか逆にリアル。
漫画の感じは確かにそんなんでしたけれどね。
たまにひでるさんもそう言われることありますが(笑)

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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