■The Great Escape 3巻 (尾崎未来)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]女子高生・巨乳
・おまけ: あとがき、
初回限定で「あいちゃん携帯クリーナー」つき。
・その他: 折り返しに著者近影、カラー(12P)、12話収録、
現在は3巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「妹と恋なんかしたくない 1巻」です。
次は何がオマケとなるのか…とか前回書いてましたが。
初回限定でのオマケは、「あいちゃん携帯クリーナー」でした。
ちょうど携帯クリーナーが欲しかったんです。
ぱーって、取り出そうかと思いましたが…やっぱやめ。
勿体ないよね。
この、ペタってくっつくタイプのクリーナー。
昔コーヒー缶のオマケだったのを持ってましたけど、なくなっちゃったのよ。
台紙と同じポーズでおさまりもよく、このまま保管することとしました。
※初回限定「あいちゃん携帯クリーナー」
こんな感じです。指先の小さいのね。
そんな訳で、本巻もやっぱりエロい、「杉本あい」こと「あいちゃん」の「The Great Escape」
こちらで3巻目になりました。
「尾崎未来」センセ、おめでとうございます!
1巻、2巻を取り上げているので、やっぱりこちらも紹介することとしました。
まぁ、ぶっちゃけ良くも悪くもパターンな漫画なんですけどね。
果たして、これは何巻まで続くんでしょう。
主人公「杉本あい」は、名前そのままIカップという、大きな胸の目立つ女子高生。
彼氏「真山ヒロト」くんとの仲はラブラブなのでした。
しかし、お兄ちゃんや生徒会長「藤川真人」ほかその魅力的な胸を狙う者は多く、押しに弱く流されやすい彼女はそれ自体がやたら敏感なこともあり、頻繁にえっちなことをされてしまうのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
ヒロイン「あいちゃん」のえっちコメディーみたいなお話。
ベタなお約束が繰り返されるのが、そんなんですよね。
これをラブコメと書けないのは、次々にゲストの男とえっちしてしまうため。
今回も、実にあっさりシテました。
ここまで徹底していると、なんだか逆に清々しい気分。
29話でも指摘されていたそのまま、彼女の個性みたいなもんでしょう。
※ヒロイン特集1:おっぱいと「あいちゃん」
”胸に釘づけ”と言ってます。巨乳で美乳なんですね。
”彼氏いながらえっちされて(して)しまう”
そんな、いわゆるネトラレっぽいお話が続いている本作品。
この3巻では、彼氏「ヒロトくん」とのデート中に他の男とえっちする(22、25話)という、離れ業みたいなことをしていました。
こんなん、成年ゲームの同時攻略でも稀ではないでしょうか。
しかし、この「The Great Escape」シリーズには、不思議なほどその感じがないんですね。
清々しいほどに切り替えの早いえっちスイッチほか、身体は乱れても精神は「ヒロトくん」に一途でブレていないのがその理由ではないでしょうか。
頼まれると断りきれない、優しい…というか、相当にお人よしな「あいちゃん」
本人いわく、「流されやすい」とのこと。
28話では、これを悩みの1つとしてました。
(※悩みのもう1つは、「おっぱいが弱い」こと)
へー、いちおう自覚はあるんだ。意外。
そんな風に自らの弱点を理解していながら、胸見せる、触らせるくらいの行為ならばあっさり許している彼女。
お兄ちゃんはともかく、1巻2話では告白敗れた同級生の要求に2コマ程度で了承していました。
握手程度の感覚なのかなぁ。
それでカチーとえっちスイッチが入るんですけど。
そんな「あいちゃん」ですが、好きな人が(いちおう)ブレていないのはスゴイこと。
ホイホイえっちして快感を味わっているものの、ずっと「ヒロトくん」って言ってますね。
前回ブログで書いてますが、”身体は許しても心は彼氏のみ”という様は1巻1話、2巻10話などではっきり確認できます。
彼とはえっち的な相性もいいのかな。
唯一そのハートをキャッチしている「ヒロトくん」
生徒会副会長でサッカー部な彼。
校内美少女コンテスト(2巻)の際には、実は女性陣に結構な人気のあるところを見せておりました。
「あいが他の男としゃべってるの見たら…すげー腹が立って…」
など、3巻26話ではやきもちを焼く、1人で独占したい、という気持ちを話していました。
こっちもやや意外。
お人よしでさらに呑気な感じがするんですけどねー。
どこまで気付いてるのか知りませんが、あーしたえっちフリーな娘を想いとは裏腹に野放しにしていて平気(?)というのは、案外大物なのかもしれません。
彼氏たる資格あるのでしょう。
なお、3巻21話では、
「杉本さんがどんな娘か噂で知ってた~」
そんな台詞がありました。
さすがにえっちフリーというのは、ちらほら校内でも話題になってるみたい。
登場の男連中がこぞって「胸だけ~」と言っているのは、特に目立っている要素のほか、そんなんを聞き付けていたからかも。
※ヒロイン特集2:お友達と「あいちゃん」
実は悩みだったのです(笑)相談に行って、やっぱり流されるんですが。
よくよく考えてみると、普通の成年系の主人公(男)って、純愛を言いつつも次々ヒロインと関係を結ぶものですよね。
単に「あいちゃん」は性別逆で同じことしてるだけなの。
そのため、「ヒロトくん」、「お兄ちゃん」の他は、各話で相手を取っ替え引っ替え1度きりの刹那的な関係になっているのでした。
…本当に1度だけかな。
ちと不安になったので、調べてみることとしました。
【 The Great Escape ヒロイン「杉本あい」のえっち遍歴 】
※各話でのえっち、それに近い行為があったものをカウントしてみました。
左の数字は話数。右側に場所と相手(括弧内)を書き出しています。
なお、軽いタッチなどは除きました。 きりないので(笑)
-1巻-
00:自宅(兄→未遂)、通学電車(不明→未遂)、自宅(ヒロト、途中から兄)
※同人誌。これが初えっちのようです。
01:通学電車(不明→胸だけ)、学校・教室(教育実習・佐伯)
02:学校・校舎裏(同学年・井野、同学年・高岳)※2人同時
03:学校・放送室(生徒→未遂)、学校・放送室(ヒロト)
※この際には学校中にアノ声が放送されている。
04:自宅(兄→お尻)
05:通学途中(ヒロト)、学校・保健室(内科医)
06:学校・保健室(保健委員長)
07:学校・保健室(体育教師・坂口)
00:自宅・風呂(兄→未遂)、ヒロト宅(ヒロト)※同人誌
-2巻-
08:旅行・旅館(ヒロト、途中から兄)
09:修学旅行・旅館(ヒロト)
10:修学旅行・別旅館(他校生徒・高沢)
11:下着店・試着室(RL社・社長)
12:自宅?(ヒロト)
13:学校・生徒会室(生徒会長・藤川)※校内美少女コンテスト
14:学校・校庭(南高校生徒 サッカー部キャプテン・高沢)
15:ローカル電車・無人駅待合室(サラリーマン川上)
16:ホテル(ホテル従業員→未遂)、ホテル(ヒロト)
17:自宅(ヒロト、兄)
00:自宅(ヒロト、兄)、学校・教室(クラスメイト・伊谷)※同人誌
-3巻-
18:花見・野外(担任教師・坂口)
19:学校・教室(クラスメイト・佐久間)
20:キャンプ場・テント(大学生×2)※2人同時
21:学校・裏庭(上級生・浦佐)※体育祭
22:スキー場・ロッジ(ヒロト)、スキー場・ロッジ(スノボインストラクター・藤川)
※お泊まりデート中。
23:学校・美術室(上級生・横井)※ヌードモデル
24:プール施設・医務室(監視員)
※デート中。
25:自宅・風呂(兄友人・ユースケ)
26:ヒロト宅(ヒロト)
27:学校・屋上(転校生・蓮沼)
28:学校・校庭(西高校生徒 悩み解決サークルリーダー・藤井)
29:ホテル(西高校生徒 悩み解決サークルリーダー・藤井)
…あ。
ギリギリまで予想通りでしたが、3巻にて初めて2回目のえっちを達成した者がおりました。
うわー。
まぁ、あちらのお話ですが…。
「あいちゃん」的には、28話の段階では”途中で強制終了させられた”という感覚なの。
不完全燃焼で放置というのは、よく人妻系成年漫画でありそうな、調教ちっくなシチュエーションですよね。
そのため、29話で再戦となった際に、
「今から…藤井君と最後までしちゃうんだ…」
そんな風に考えているのです。
いちおう28話でも繋がっていた(笑)ものの、彼女としてはソレ1としてカウントしてないのですよ。
たぶん。
とりあえず、他の男性についてほぼ後に引くことはなく、ペロッと忘れているみたいでした。
それでは、ちょろっと各話について。
クラスの交流会な18話。
高校生の交流会って、花見なもんなの?
アルコールもないのに。
「もう限界!!」
そんな一言が可笑しい担任教師「坂口」
テメェ我慢しろー!!
実はノーブラ(薄着なのに)という「あいちゃん」も、相当に変な娘ですよね。
クラスメイト「佐久間くん」との19話。
「あいちゃん」は机上に胸乗せて休ませていました。
うんうん、重いだろうからねぇ。
「ちょっとだけ…触らせてくれたら」
そんな申し出をあっさり了承しています。
前巻でもありましたが、クラスメイトでも構わずえっちしちゃう「あいちゃん」
そりゃー、2人きりでの補習に男子が騒ぐのも当然。
※ヒロイン特集3:あっさり脱いじゃう「あいちゃん」
抵抗感ありませんね。適当な理由つければ、見る・触るは即OKしてくれます。
キャンプ場での20話。
ほぼ見知らぬ男性2名に寝込みを襲われているんですが、気付いた際がやたら呑気さん。
普通は悲鳴を上げる場面だと思いますけど…かなり度胸ありますね。
個人的にはお友達の「ミヤコ」ちゃんも気になりました。
21話は体育祭。
生徒会長「藤川くん」登場してましたが、なにげに副会長な「ヒロトくん」によって阻止されてます。
えっち相手は、彼の策略のおこぼれをもらった上級生「浦佐くん」
「5秒だけでいいから!!」
そんなんがお願い発言。
「数えるからね!」
…とか言っていたものの、触ること自体はあっさり了承してしまうのでした。
カラー原稿の22話は、スキー場までお泊まりデート中な2人です。
スノボ初挑戦という「あいちゃん」をそのままに、勝手に滑る「ヒロトくん」が意外。
彼の性格から、じっくりたっぷり教えようとするのではないかなぁ。
ヌードモデルな23話。
こちらは全裸なので、さすがに抵抗あるかと思えば…2コマであっさり了承。
芸術だからかな(笑)
なお、えっちはしていたものの、インスピレーション残るそのままをキャンバスにぶつけていた上級生「横井くん」は、芸術家ですね。
24話はまたまた「ヒロトくん」とのデート中えっち。
もう、目を離すとすぐえっちしちゃうんだからー。
お礼をしてましたけど、応急措置のマッサージという言い訳を本気で信じてるのかね。
お風呂にて驚く描写がある、25話。
先客がいるんですが、まったく気付かずにお風呂へ入る「あいちゃん」
家庭風呂で銭湯ではなく、まさか湯気で見えなかったなんてことはなく…視力どころか色々と疑った方がいいかもしれません。
「いーじゃん、一緒に入ったら」
そうした申し出に、あっさり了承しています。
しかも、恥ずかしささしてなく、普通に身体洗ってますね。
度胸も満点です。
なお、胸が弱いというのは「お兄ちゃん」も言いふらしている様子。
どんな兄貴だ。
26、27話は転校生「蓮沼くん」とのエピソード。
「大丈夫だよ、安心して…」
そんな事を「ヒロトくん」に言ってる「あいちゃん」
女性は怖いですね(笑)
珍しく乗り気ではないようでしたが、また転校すると聞いたらあっさり抵抗を弱めています。
まぁ、いい娘ではあるんですけどね。
ゲストキャラが連続でシタという初のエヒソード28、29話。
こちらの「藤井くん」は、西高の生徒。
「なんでうちの学校に?」
そんな台詞あったんですけど…23話の「横井くん」の作品には”西高3年”とあり、「同校の女子生徒だそうですよ」と言われてました。
あれれ、「あいちゃん」は何高校なんでしょうね。
登場していた悩み解決サークルの面々は、キャラが強めでした。
どちらかの登場人物なのかなぁ。
彼女の経験上、初めて最後までしてもらえず、じらされる様が可愛らしいです。
絵柄はいつもの安定感です。
ブログ書く際に1、2巻を見ましたが、全体的に洗練され、バランスも大幅に向上してました。
なにげにカラーページが倍になってます。
色鉛筆ちっくな、素朴な味わいのカラー原稿ですね。
↓表紙もそうでしたが、白黒絵とは雰囲気異なって少女漫画っぽい風情。
やっぱり白黒のがいいなぁ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 丁寧・綺麗に描かれています。
・話4: コメディーのような、あっさりえっちに至る「あいちゃん」をお楽しみに。
・独4: パターンですが、1つ上のステージになった感じがします。
合計:[13/15]
…なんだか長くなってしまいました。
3巻まで、いろいろ見比べたりしながら読むと、また新たな発見があるかもしれませんよー。
★「尾崎未来」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「ラブ・カテゴリー」
ラブコメから恋愛ちっくなものなど短編集。
「365★SUPER COLOR+PLUS」
再販本ですが、コミックス初収録作品が99ページ収録されているようです。
「The Great Escape 1巻」
「The Great Escape 2巻」
ご存知「あいちゃん」のえっち放浪記みたいな、長編漫画です。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
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・属性 : [成年]女子高生・巨乳
・おまけ: あとがき、
初回限定で「あいちゃん携帯クリーナー」つき。
・その他: 折り返しに著者近影、カラー(12P)、12話収録、
現在は3巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「尾崎未来(おざき・みらい)」センセの「妹と恋なんかしたくない 1巻」です。
次は何がオマケとなるのか…とか前回書いてましたが。
初回限定でのオマケは、「あいちゃん携帯クリーナー」でした。
ちょうど携帯クリーナーが欲しかったんです。
ぱーって、取り出そうかと思いましたが…やっぱやめ。
勿体ないよね。
この、ペタってくっつくタイプのクリーナー。
昔コーヒー缶のオマケだったのを持ってましたけど、なくなっちゃったのよ。
台紙と同じポーズでおさまりもよく、このまま保管することとしました。
※初回限定「あいちゃん携帯クリーナー」
こんな感じです。指先の小さいのね。
そんな訳で、本巻もやっぱりエロい、「杉本あい」こと「あいちゃん」の「The Great Escape」
こちらで3巻目になりました。
「尾崎未来」センセ、おめでとうございます!
1巻、2巻を取り上げているので、やっぱりこちらも紹介することとしました。
まぁ、ぶっちゃけ良くも悪くもパターンな漫画なんですけどね。
果たして、これは何巻まで続くんでしょう。
主人公「杉本あい」は、名前そのままIカップという、大きな胸の目立つ女子高生。
彼氏「真山ヒロト」くんとの仲はラブラブなのでした。
しかし、お兄ちゃんや生徒会長「藤川真人」ほかその魅力的な胸を狙う者は多く、押しに弱く流されやすい彼女はそれ自体がやたら敏感なこともあり、頻繁にえっちなことをされてしまうのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
ヒロイン「あいちゃん」のえっちコメディーみたいなお話。
ベタなお約束が繰り返されるのが、そんなんですよね。
これをラブコメと書けないのは、次々にゲストの男とえっちしてしまうため。
今回も、実にあっさりシテました。
ここまで徹底していると、なんだか逆に清々しい気分。
29話でも指摘されていたそのまま、彼女の個性みたいなもんでしょう。
※ヒロイン特集1:おっぱいと「あいちゃん」
”胸に釘づけ”と言ってます。巨乳で美乳なんですね。
”彼氏いながらえっちされて(して)しまう”
そんな、いわゆるネトラレっぽいお話が続いている本作品。
この3巻では、彼氏「ヒロトくん」とのデート中に他の男とえっちする(22、25話)という、離れ業みたいなことをしていました。
こんなん、成年ゲームの同時攻略でも稀ではないでしょうか。
しかし、この「The Great Escape」シリーズには、不思議なほどその感じがないんですね。
清々しいほどに切り替えの早いえっちスイッチほか、身体は乱れても精神は「ヒロトくん」に一途でブレていないのがその理由ではないでしょうか。
頼まれると断りきれない、優しい…というか、相当にお人よしな「あいちゃん」
本人いわく、「流されやすい」とのこと。
28話では、これを悩みの1つとしてました。
(※悩みのもう1つは、「おっぱいが弱い」こと)
へー、いちおう自覚はあるんだ。意外。
そんな風に自らの弱点を理解していながら、胸見せる、触らせるくらいの行為ならばあっさり許している彼女。
お兄ちゃんはともかく、1巻2話では告白敗れた同級生の要求に2コマ程度で了承していました。
握手程度の感覚なのかなぁ。
それでカチーとえっちスイッチが入るんですけど。
そんな「あいちゃん」ですが、好きな人が(いちおう)ブレていないのはスゴイこと。
ホイホイえっちして快感を味わっているものの、ずっと「ヒロトくん」って言ってますね。
前回ブログで書いてますが、”身体は許しても心は彼氏のみ”という様は1巻1話、2巻10話などではっきり確認できます。
彼とはえっち的な相性もいいのかな。
唯一そのハートをキャッチしている「ヒロトくん」
生徒会副会長でサッカー部な彼。
校内美少女コンテスト(2巻)の際には、実は女性陣に結構な人気のあるところを見せておりました。
「あいが他の男としゃべってるの見たら…すげー腹が立って…」
など、3巻26話ではやきもちを焼く、1人で独占したい、という気持ちを話していました。
こっちもやや意外。
お人よしでさらに呑気な感じがするんですけどねー。
どこまで気付いてるのか知りませんが、あーしたえっちフリーな娘を想いとは裏腹に野放しにしていて平気(?)というのは、案外大物なのかもしれません。
彼氏たる資格あるのでしょう。
なお、3巻21話では、
「杉本さんがどんな娘か噂で知ってた~」
そんな台詞がありました。
さすがにえっちフリーというのは、ちらほら校内でも話題になってるみたい。
登場の男連中がこぞって「胸だけ~」と言っているのは、特に目立っている要素のほか、そんなんを聞き付けていたからかも。
※ヒロイン特集2:お友達と「あいちゃん」
実は悩みだったのです(笑)相談に行って、やっぱり流されるんですが。
よくよく考えてみると、普通の成年系の主人公(男)って、純愛を言いつつも次々ヒロインと関係を結ぶものですよね。
単に「あいちゃん」は性別逆で同じことしてるだけなの。
そのため、「ヒロトくん」、「お兄ちゃん」の他は、各話で相手を取っ替え引っ替え1度きりの刹那的な関係になっているのでした。
…本当に1度だけかな。
ちと不安になったので、調べてみることとしました。
【 The Great Escape ヒロイン「杉本あい」のえっち遍歴 】
※各話でのえっち、それに近い行為があったものをカウントしてみました。
左の数字は話数。右側に場所と相手(括弧内)を書き出しています。
なお、軽いタッチなどは除きました。 きりないので(笑)
-1巻-
00:自宅(兄→未遂)、通学電車(不明→未遂)、自宅(ヒロト、途中から兄)
※同人誌。これが初えっちのようです。
01:通学電車(不明→胸だけ)、学校・教室(教育実習・佐伯)
02:学校・校舎裏(同学年・井野、同学年・高岳)※2人同時
03:学校・放送室(生徒→未遂)、学校・放送室(ヒロト)
※この際には学校中にアノ声が放送されている。
04:自宅(兄→お尻)
05:通学途中(ヒロト)、学校・保健室(内科医)
06:学校・保健室(保健委員長)
07:学校・保健室(体育教師・坂口)
00:自宅・風呂(兄→未遂)、ヒロト宅(ヒロト)※同人誌
-2巻-
08:旅行・旅館(ヒロト、途中から兄)
09:修学旅行・旅館(ヒロト)
10:修学旅行・別旅館(他校生徒・高沢)
11:下着店・試着室(RL社・社長)
12:自宅?(ヒロト)
13:学校・生徒会室(生徒会長・藤川)※校内美少女コンテスト
14:学校・校庭(南高校生徒 サッカー部キャプテン・高沢)
15:ローカル電車・無人駅待合室(サラリーマン川上)
16:ホテル(ホテル従業員→未遂)、ホテル(ヒロト)
17:自宅(ヒロト、兄)
00:自宅(ヒロト、兄)、学校・教室(クラスメイト・伊谷)※同人誌
-3巻-
18:花見・野外(担任教師・坂口)
19:学校・教室(クラスメイト・佐久間)
20:キャンプ場・テント(大学生×2)※2人同時
21:学校・裏庭(上級生・浦佐)※体育祭
22:スキー場・ロッジ(ヒロト)、スキー場・ロッジ(スノボインストラクター・藤川)
※お泊まりデート中。
23:学校・美術室(上級生・横井)※ヌードモデル
24:プール施設・医務室(監視員)
※デート中。
25:自宅・風呂(兄友人・ユースケ)
26:ヒロト宅(ヒロト)
27:学校・屋上(転校生・蓮沼)
28:学校・校庭(西高校生徒 悩み解決サークルリーダー・藤井)
29:ホテル(西高校生徒 悩み解決サークルリーダー・藤井)
…あ。
ギリギリまで予想通りでしたが、3巻にて初めて2回目のえっちを達成した者がおりました。
うわー。
まぁ、あちらのお話ですが…。
「あいちゃん」的には、28話の段階では”途中で強制終了させられた”という感覚なの。
不完全燃焼で放置というのは、よく人妻系成年漫画でありそうな、調教ちっくなシチュエーションですよね。
そのため、29話で再戦となった際に、
「今から…藤井君と最後までしちゃうんだ…」
そんな風に考えているのです。
いちおう28話でも繋がっていた(笑)ものの、彼女としてはソレ1としてカウントしてないのですよ。
たぶん。
とりあえず、他の男性についてほぼ後に引くことはなく、ペロッと忘れているみたいでした。
それでは、ちょろっと各話について。
クラスの交流会な18話。
高校生の交流会って、花見なもんなの?
アルコールもないのに。
「もう限界!!」
そんな一言が可笑しい担任教師「坂口」
テメェ我慢しろー!!
実はノーブラ(薄着なのに)という「あいちゃん」も、相当に変な娘ですよね。
クラスメイト「佐久間くん」との19話。
「あいちゃん」は机上に胸乗せて休ませていました。
うんうん、重いだろうからねぇ。
「ちょっとだけ…触らせてくれたら」
そんな申し出をあっさり了承しています。
前巻でもありましたが、クラスメイトでも構わずえっちしちゃう「あいちゃん」
そりゃー、2人きりでの補習に男子が騒ぐのも当然。
※ヒロイン特集3:あっさり脱いじゃう「あいちゃん」
抵抗感ありませんね。適当な理由つければ、見る・触るは即OKしてくれます。
キャンプ場での20話。
ほぼ見知らぬ男性2名に寝込みを襲われているんですが、気付いた際がやたら呑気さん。
普通は悲鳴を上げる場面だと思いますけど…かなり度胸ありますね。
個人的にはお友達の「ミヤコ」ちゃんも気になりました。
21話は体育祭。
生徒会長「藤川くん」登場してましたが、なにげに副会長な「ヒロトくん」によって阻止されてます。
えっち相手は、彼の策略のおこぼれをもらった上級生「浦佐くん」
「5秒だけでいいから!!」
そんなんがお願い発言。
「数えるからね!」
…とか言っていたものの、触ること自体はあっさり了承してしまうのでした。
カラー原稿の22話は、スキー場までお泊まりデート中な2人です。
スノボ初挑戦という「あいちゃん」をそのままに、勝手に滑る「ヒロトくん」が意外。
彼の性格から、じっくりたっぷり教えようとするのではないかなぁ。
ヌードモデルな23話。
こちらは全裸なので、さすがに抵抗あるかと思えば…2コマであっさり了承。
芸術だからかな(笑)
なお、えっちはしていたものの、インスピレーション残るそのままをキャンバスにぶつけていた上級生「横井くん」は、芸術家ですね。
24話はまたまた「ヒロトくん」とのデート中えっち。
もう、目を離すとすぐえっちしちゃうんだからー。
お礼をしてましたけど、応急措置のマッサージという言い訳を本気で信じてるのかね。
お風呂にて驚く描写がある、25話。
先客がいるんですが、まったく気付かずにお風呂へ入る「あいちゃん」
家庭風呂で銭湯ではなく、まさか湯気で見えなかったなんてことはなく…視力どころか色々と疑った方がいいかもしれません。
「いーじゃん、一緒に入ったら」
そうした申し出に、あっさり了承しています。
しかも、恥ずかしささしてなく、普通に身体洗ってますね。
度胸も満点です。
なお、胸が弱いというのは「お兄ちゃん」も言いふらしている様子。
どんな兄貴だ。
26、27話は転校生「蓮沼くん」とのエピソード。
「大丈夫だよ、安心して…」
そんな事を「ヒロトくん」に言ってる「あいちゃん」
女性は怖いですね(笑)
珍しく乗り気ではないようでしたが、また転校すると聞いたらあっさり抵抗を弱めています。
まぁ、いい娘ではあるんですけどね。
ゲストキャラが連続でシタという初のエヒソード28、29話。
こちらの「藤井くん」は、西高の生徒。
「なんでうちの学校に?」
そんな台詞あったんですけど…23話の「横井くん」の作品には”西高3年”とあり、「同校の女子生徒だそうですよ」と言われてました。
あれれ、「あいちゃん」は何高校なんでしょうね。
登場していた悩み解決サークルの面々は、キャラが強めでした。
どちらかの登場人物なのかなぁ。
彼女の経験上、初めて最後までしてもらえず、じらされる様が可愛らしいです。
絵柄はいつもの安定感です。
ブログ書く際に1、2巻を見ましたが、全体的に洗練され、バランスも大幅に向上してました。
なにげにカラーページが倍になってます。
色鉛筆ちっくな、素朴な味わいのカラー原稿ですね。
↓表紙もそうでしたが、白黒絵とは雰囲気異なって少女漫画っぽい風情。
やっぱり白黒のがいいなぁ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 丁寧・綺麗に描かれています。
・話4: コメディーのような、あっさりえっちに至る「あいちゃん」をお楽しみに。
・独4: パターンですが、1つ上のステージになった感じがします。
合計:[13/15]
…なんだか長くなってしまいました。
3巻まで、いろいろ見比べたりしながら読むと、また新たな発見があるかもしれませんよー。
The Great Escape 3 初回限定版 (ホットミルクコミックス 331) (2010/10/30) 尾崎 未来 商品詳細を見る |
★「尾崎未来」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「ラブ・カテゴリー」
ラブコメから恋愛ちっくなものなど短編集。
「365★SUPER COLOR+PLUS」
再販本ですが、コミックス初収録作品が99ページ収録されているようです。
「The Great Escape 1巻」
「The Great Escape 2巻」
ご存知「あいちゃん」のえっち放浪記みたいな、長編漫画です。
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■櫻田さんと僕の事 (前田千石)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]人妻・ラブコメ
・おまけ:
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「櫻田さんと僕の事 1巻」です。
ちょっと前に、発売されるよーって書きました。
この付近は他の発売も多く、また見逃して売り切れ~みたいなパターンはなんとも悔しいので、毎日書店をチェックしていました(本当)
よかった、無事にゲットできましたよ。
そんな訳で、個人的なメイン、すこぶる肌に合う「前田千石」センセの最新刊です。
いつものように一般えっち系ですね。
今回は巻数表記がありました。
おそらくは、センセ初の巻数またぐ単行本(←たぶん)
ブログ書くにあたり、HPにお邪魔させていただきましたが、
”当初の予定では1巻分で終わるつもりだった”
そう書かれていて、驚き。
雑誌アンケートの結果が良かったのかなぁ。
ともかく、続きモノ長編漫画ということで、たっぷりな期待と共に読ませていただきました。
もう、いかにも「前田千石」センセらしい仕上がり。
的確にツボをつかれた感覚です。
面白かったです!
※櫻田春菜さん
下宿先を探したくなるほど魅力ある方でした。
主人公「高野洋介」は大学生。
合格した彼が荷物と共に新居へ到着したところ、アパートは火事で残骸と化していたのです。
こうして、今どきながら唯一条件に見合った”下宿”をチョイスする羽目になったのでした。
初っ端からつまずいた彼を待っていたのは、家に1人で住む未亡人「櫻田春菜」
家賃は格安で、また気さくで美人な彼女に身の回りも世話までしてもらえるという好条件。
純粋な憧れがもやもやとした妄想に変わった頃、バイトから帰った「洋介」は驚くべき事態に遭遇したのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
未亡人とのラブコメ漫画ですね。
「洋介くん」・「櫻田さん(※)」のやり取りで、なんとなく「めぞん一刻」を思い出しました。
あ、そう言えば前巻「女神荘ぱにっく!」でも引き合いに出してましたね。
そんな訳で、超王道ラブコメが脳裏に浮かんだ本作品は、非常に手堅い印象。
ムダや遊びなく、じわじわと距離を縮めていく2人の姿がじっくりと丁寧に描かれていました。
(※ずっと「櫻田さん」という呼び方だったので、それに合わせます←まだ彼は下の名前知らないかも)
「洋介くん」はえっち系漫画の主人公ながら、常識ある男性。
どちらかと言うと消極的で、作品中でもしばしば悩む描写がありました。
ある程度親しくなった後も「櫻田さん」にはかなり気を配っており、5話では細かな言動について察しています。
「もし…また我慢できなくなっちゃったら、いつでも言ってね」
そこまで決定的な事を言われても素っ気なく、気持ち押さえて1人で処理(3話)をしていました。
うー、漫画っぽくはないものの、その対応にはなんとなく親近感を覚えますね(笑)
1話での大チャンスについて。
これが成年漫画なら、ばっちり繋がるシチュエーションでしょう。
しかし、「洋介くん」は手を出していません。
ぎりぎりでとどまりました。
確かにあの一言は重いですよねー。
ただ、ここで彼はキッチリ理性を働かせて、さらにしっかりと後始末までしている(2話)のです。
ついでに、その後は罪悪感に苦しんでいました。
前半のアレだって、ほぼ不可抗力なんですけど、難儀な性格なのです。
一方のヒロイン「櫻田さん」
設定ではいちおう未亡人でしたが、後述する他ヒロインもいたので、↑属性部分は「人妻」に統一しました。
笑顔の似合う、親しみやすい美人さん。
よく「前田千石」センセが描かれる人妻キャラと違って、即えっちではありません(笑)
真面目な人でした。
※ラブラブ「櫻田さん」
彼女の心情変化に注目です。いいなぁ。
おそらく漫画の最終目的は、”心身ともに彼女と結ばれる”ことでしょう。
しかし、コレは一般ではあるものの、えっち重視な単行本。
毎回のお約束サービスを埋めなければなりません。
そこで、前述しております、1話での大チャンス。
うっすらとした記憶が残っていた「櫻田さん」でしたが、「洋介くん」のあーした対応によって、大きな安心感を覚えたのだと思います。
そのため直後の2話でも、彼に「笑顔が眩しい」と言わるほどの表情を見せています。
一緒のお風呂など「櫻田さん」の言動は、お姉さん的なサービス謝罪だったのでしょう。
それがため、スイッチ入ることとなるんですが。
期待と不安と入り混じるようになる3話では、無意識に「洋介くん」の仕掛けた”放置プレイ”によって、より意識を強めることとなるのです。
こうした流れにて描かれる「洋介くん」・「櫻田さん」というカップルの心理は、詳細で巧み。
お互い接近した3話から4話にかけての騒動、またそうなる切っ掛けも、センセの腕を感じます。
あーでもしないと、この2人ずっと素股を続けそうでしたからねぇ。
第2ヒロイン「響子」さんが登場するのは5話から。
まったくタイプの異なる彼女によるアレコレで、「櫻田さん」の新たな一面が見られることとなるのです。
ざーっと書いてしまいましたが、ちょろっと各話について。
残念ながらカラーページでなかった1話目。
冒頭付近での出迎えた「櫻田さん」は、エプロン・タイトスカートの振り向き絵。
魅力爆発ですね。
そんなんがため、後半の酔った彼女のトボけた感じがやたらキュートなのでした。
”変態アフロ”
とか言われていたバイト先の店長「鈴さん」登場の2話目。
1話目は名前だけで出演だったんですが、その際は女性だと思ってました。
まぁ、こちらはアフロでなくてお風呂描写を十二分に楽しむのがいいでしょう。
「櫻田さん」視点で進む3話は”放置プレイ”
ドキドキ落ち着かない~から、ちょっとイラつく、不安に感じるという、心理変化が可愛らしいです。
ここは必見。
ちらほら↑上で書きましたが、4話はぜひ単行本で。
シリアスな様をさっくりとプチ壊していた、扉シーンが巧いです。
※響子さん
なかなか危険な人です。彼女もいちおう人妻。
裏表紙を飾る人妻「響子さん」登場の5話。
「洋介くん」が小学生とか言われている点に注目です。
1話にて友人「圭輔」に、
「年上に気に入られんの得意じゃん」
とか言われてましたが、なるほど童顔がウケるんでしょうねー。
なお、こちらのメインは…より近しい関係となった「櫻田さん」ですが、そちらは単行本でどうぞ。
6、7話も、引き続き「響子さん」の切っ掛けによる混乱エピソード。
「櫻田さん」に対し、あれだけじれったかった彼。
そんなんを、あっさり操って見せる「響子さん」がスゴイ、こわい。
特に7話目は凶悪(笑)
ちょっと実際には危険そうなシロモノなので、真似しないように。
そんな訳で、1巻の最終エピソード8、9話は再び「櫻田さん」
「今日は早かったのね?」
笑顔でそんなん連発する様が可笑しいです。
怒ってましたねー。
その後、部屋で1人考えを巡らせる、気持ちを引きずったまま、仲直りしようと頑張る~という「櫻田さん」がまた実に魅力的。
「勘違いしないでっ!~なんだから!」
とか、ツンデレみたいな台詞もあったのでお見逃しなく。
ちょっと気になったのが、9話のタイトル扉。
アレは漫画の流れそのままで、イメージ画像でなくて起こった事柄ですよね。
ラブラブでした。
絵柄はいつもの安定感。
濃淡、人物、背景などのバランスも適度で良く、非常に見易い仕上がりです。
すっきり綺麗にまとまっていました。
コメディー崩しは主にバイト先で、下宿先ではテンポの良いラブコメ。
年上ながら、可愛らしさたっぷりな「櫻田さん」が魅力的に描かれています。
おそらく元カラー原稿がことごとく白黒なのが、ちと残念でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: はい、好みな絵柄なのです。綺麗に安定しています。
・話5: 手堅いラブコメ漫画でした。今後展開あるものの、1巻は良かったー。
・独4: じっくりな展開、細かい心理描写が嬉しいです。
合計:[14/15]
2周目も色々なところが見え、面白かったです。
刺さりました。
オチでは、やはり決着をつけるべき名前が登場。
2巻で果たしてどーなるのか、期待して待ちたいと思います。
★「前田千石」センセの漫画紹介記事
[ミセスリンク]
B-men’s comics 初単行本 人妻調教
[奥さんバレー]
ACTION COMICS 2冊目 スポーツえっち
[アネモエ 姉萌え]
B-men’s comics 3冊目 お姉さんとの近親
[森乃さんちの婿事情]
ACTION COMICS 4冊目 お隣の母・姉妹とのコメディー
[ふぁみこん。]
B-men’s comics 5冊目 母子の近親・小さい兄と大きい妹(母もいる)のコメディー
[ハハカノ]
ACTION COMICS 6冊目 義母との近親コメディー
[縁切り本舗]
ACTION COMICS 7冊目 憧れていた従姉のお姉さんの豹変ぶりは?
[女神荘ぱにっく!]
ACTION COMICS 8冊目 女性限定アパート「女神荘」の管理人となった、女嫌いな「漣児くん」のお話。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]人妻・ラブコメ
・おまけ:
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前田千石(まえだ・せんごく)」センセの「櫻田さんと僕の事 1巻」です。
ちょっと前に、発売されるよーって書きました。
この付近は他の発売も多く、また見逃して売り切れ~みたいなパターンはなんとも悔しいので、毎日書店をチェックしていました(本当)
よかった、無事にゲットできましたよ。
そんな訳で、個人的なメイン、すこぶる肌に合う「前田千石」センセの最新刊です。
いつものように一般えっち系ですね。
今回は巻数表記がありました。
おそらくは、センセ初の巻数またぐ単行本(←たぶん)
ブログ書くにあたり、HPにお邪魔させていただきましたが、
”当初の予定では1巻分で終わるつもりだった”
そう書かれていて、驚き。
雑誌アンケートの結果が良かったのかなぁ。
ともかく、続きモノ長編漫画ということで、たっぷりな期待と共に読ませていただきました。
もう、いかにも「前田千石」センセらしい仕上がり。
的確にツボをつかれた感覚です。
面白かったです!
※櫻田春菜さん
下宿先を探したくなるほど魅力ある方でした。
主人公「高野洋介」は大学生。
合格した彼が荷物と共に新居へ到着したところ、アパートは火事で残骸と化していたのです。
こうして、今どきながら唯一条件に見合った”下宿”をチョイスする羽目になったのでした。
初っ端からつまずいた彼を待っていたのは、家に1人で住む未亡人「櫻田春菜」
家賃は格安で、また気さくで美人な彼女に身の回りも世話までしてもらえるという好条件。
純粋な憧れがもやもやとした妄想に変わった頃、バイトから帰った「洋介」は驚くべき事態に遭遇したのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
未亡人とのラブコメ漫画ですね。
「洋介くん」・「櫻田さん(※)」のやり取りで、なんとなく「めぞん一刻」を思い出しました。
あ、そう言えば前巻「女神荘ぱにっく!」でも引き合いに出してましたね。
そんな訳で、超王道ラブコメが脳裏に浮かんだ本作品は、非常に手堅い印象。
ムダや遊びなく、じわじわと距離を縮めていく2人の姿がじっくりと丁寧に描かれていました。
(※ずっと「櫻田さん」という呼び方だったので、それに合わせます←まだ彼は下の名前知らないかも)
「洋介くん」はえっち系漫画の主人公ながら、常識ある男性。
どちらかと言うと消極的で、作品中でもしばしば悩む描写がありました。
ある程度親しくなった後も「櫻田さん」にはかなり気を配っており、5話では細かな言動について察しています。
「もし…また我慢できなくなっちゃったら、いつでも言ってね」
そこまで決定的な事を言われても素っ気なく、気持ち押さえて1人で処理(3話)をしていました。
うー、漫画っぽくはないものの、その対応にはなんとなく親近感を覚えますね(笑)
1話での大チャンスについて。
これが成年漫画なら、ばっちり繋がるシチュエーションでしょう。
しかし、「洋介くん」は手を出していません。
ぎりぎりでとどまりました。
確かにあの一言は重いですよねー。
ただ、ここで彼はキッチリ理性を働かせて、さらにしっかりと後始末までしている(2話)のです。
ついでに、その後は罪悪感に苦しんでいました。
前半のアレだって、ほぼ不可抗力なんですけど、難儀な性格なのです。
一方のヒロイン「櫻田さん」
設定ではいちおう未亡人でしたが、後述する他ヒロインもいたので、↑属性部分は「人妻」に統一しました。
笑顔の似合う、親しみやすい美人さん。
よく「前田千石」センセが描かれる人妻キャラと違って、即えっちではありません(笑)
真面目な人でした。
※ラブラブ「櫻田さん」
彼女の心情変化に注目です。いいなぁ。
おそらく漫画の最終目的は、”心身ともに彼女と結ばれる”ことでしょう。
しかし、コレは一般ではあるものの、えっち重視な単行本。
毎回のお約束サービスを埋めなければなりません。
そこで、前述しております、1話での大チャンス。
うっすらとした記憶が残っていた「櫻田さん」でしたが、「洋介くん」のあーした対応によって、大きな安心感を覚えたのだと思います。
そのため直後の2話でも、彼に「笑顔が眩しい」と言わるほどの表情を見せています。
一緒のお風呂など「櫻田さん」の言動は、お姉さん的なサービス謝罪だったのでしょう。
それがため、スイッチ入ることとなるんですが。
期待と不安と入り混じるようになる3話では、無意識に「洋介くん」の仕掛けた”放置プレイ”によって、より意識を強めることとなるのです。
こうした流れにて描かれる「洋介くん」・「櫻田さん」というカップルの心理は、詳細で巧み。
お互い接近した3話から4話にかけての騒動、またそうなる切っ掛けも、センセの腕を感じます。
あーでもしないと、この2人ずっと素股を続けそうでしたからねぇ。
第2ヒロイン「響子」さんが登場するのは5話から。
まったくタイプの異なる彼女によるアレコレで、「櫻田さん」の新たな一面が見られることとなるのです。
ざーっと書いてしまいましたが、ちょろっと各話について。
残念ながらカラーページでなかった1話目。
冒頭付近での出迎えた「櫻田さん」は、エプロン・タイトスカートの振り向き絵。
魅力爆発ですね。
そんなんがため、後半の酔った彼女のトボけた感じがやたらキュートなのでした。
”変態アフロ”
とか言われていたバイト先の店長「鈴さん」登場の2話目。
1話目は名前だけで出演だったんですが、その際は女性だと思ってました。
まぁ、こちらはアフロでなくてお風呂描写を十二分に楽しむのがいいでしょう。
「櫻田さん」視点で進む3話は”放置プレイ”
ドキドキ落ち着かない~から、ちょっとイラつく、不安に感じるという、心理変化が可愛らしいです。
ここは必見。
ちらほら↑上で書きましたが、4話はぜひ単行本で。
シリアスな様をさっくりとプチ壊していた、扉シーンが巧いです。
※響子さん
なかなか危険な人です。彼女もいちおう人妻。
裏表紙を飾る人妻「響子さん」登場の5話。
「洋介くん」が小学生とか言われている点に注目です。
1話にて友人「圭輔」に、
「年上に気に入られんの得意じゃん」
とか言われてましたが、なるほど童顔がウケるんでしょうねー。
なお、こちらのメインは…より近しい関係となった「櫻田さん」ですが、そちらは単行本でどうぞ。
6、7話も、引き続き「響子さん」の切っ掛けによる混乱エピソード。
「櫻田さん」に対し、あれだけじれったかった彼。
そんなんを、あっさり操って見せる「響子さん」がスゴイ、こわい。
特に7話目は凶悪(笑)
ちょっと実際には危険そうなシロモノなので、真似しないように。
そんな訳で、1巻の最終エピソード8、9話は再び「櫻田さん」
「今日は早かったのね?」
笑顔でそんなん連発する様が可笑しいです。
怒ってましたねー。
その後、部屋で1人考えを巡らせる、気持ちを引きずったまま、仲直りしようと頑張る~という「櫻田さん」がまた実に魅力的。
「勘違いしないでっ!~なんだから!」
とか、ツンデレみたいな台詞もあったのでお見逃しなく。
ちょっと気になったのが、9話のタイトル扉。
アレは漫画の流れそのままで、イメージ画像でなくて起こった事柄ですよね。
ラブラブでした。
絵柄はいつもの安定感。
濃淡、人物、背景などのバランスも適度で良く、非常に見易い仕上がりです。
すっきり綺麗にまとまっていました。
コメディー崩しは主にバイト先で、下宿先ではテンポの良いラブコメ。
年上ながら、可愛らしさたっぷりな「櫻田さん」が魅力的に描かれています。
おそらく元カラー原稿がことごとく白黒なのが、ちと残念でした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: はい、好みな絵柄なのです。綺麗に安定しています。
・話5: 手堅いラブコメ漫画でした。今後展開あるものの、1巻は良かったー。
・独4: じっくりな展開、細かい心理描写が嬉しいです。
合計:[14/15]
2周目も色々なところが見え、面白かったです。
刺さりました。
オチでは、やはり決着をつけるべき名前が登場。
2巻で果たしてどーなるのか、期待して待ちたいと思います。
櫻田さんと僕の事(1) (アクションコミックス) (2010/10/28) 前田 千石 商品詳細を見る |
★「前田千石」センセの漫画紹介記事
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B-men’s comics 初単行本 人妻調教
[奥さんバレー]
ACTION COMICS 2冊目 スポーツえっち
[アネモエ 姉萌え]
B-men’s comics 3冊目 お姉さんとの近親
[森乃さんちの婿事情]
ACTION COMICS 4冊目 お隣の母・姉妹とのコメディー
[ふぁみこん。]
B-men’s comics 5冊目 母子の近親・小さい兄と大きい妹(母もいる)のコメディー
[ハハカノ]
ACTION COMICS 6冊目 義母との近親コメディー
[縁切り本舗]
ACTION COMICS 7冊目 憧れていた従姉のお姉さんの豹変ぶりは?
[女神荘ぱにっく!]
ACTION COMICS 8冊目 女性限定アパート「女神荘」の管理人となった、女嫌いな「漣児くん」のお話。
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■熟女子校~マダムの園へようこそ~ (片山誠)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]熟女・学園
・おまけ:
・その他: エリザベス女学院2年B組・生徒ファイル、
9話収録、現在1巻まで発売中(?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「片山誠(かたやま・まこと)」センセの「熟女子校~マダムの園へようこそ~」です。
「続きは、ケータイで!!」
紹介帯にはそんな文言が書かれていました。
試しに接続してみましたよー。
帯とは裏腹に、こちらの漫画の続きについて触れらることなく、特にサンプルもなく…クリックしたらあっさり課金要求が…。
「こいつぁーいけねぇ!」、ってな訳で、早々に退散です。
さて、こちらは「熟女子校~マダムの園へようこそ~」は「片山誠」センセの最新刊。
ひでるさんはおそらくこれが初見。
最近はともかく、どちらかと言うと硬派な漫画な人のようでした。
こちらの漫画は、「週プレCOMIC」という、携帯配信での連載です。
最新鋭ですねー。
それをわざわざ紙で見ているんですが(笑)
一般えっち系な単行本で、巻数表記はないもののまだ続くようでした。
※左:松尾由美子、右:平井理奈
当然ながらサービス描写は多くなってます。
主人公「相内優太」は新任の女子校教師(体育)
赴任した「エリザベス女学院」は、英国王室より「サー」の称号を得た(※)創業者が開校してから200年も続くという伝統校。
さっそく受け持つこととなった2年B組の教室には、保護者といわんばかりの女性がいたのです。
そう、この「エリザベス女学院」は、”熟女のための学校”だったのでした。
「女学生との関係を持つのはご法度、もし発覚した時には地獄を見る…」
教室に入った「優太」は、学園長の「鍋島」に言われたその言葉の意味を知ることとなるのです。
だいたいそんな流れ。
アダルトな女性とのえっちコメディーですね。
熟女がわざわざ通学しているのは、少子化対策だそうです。
なるほど。
伝統と格式のある割りにはかなりはっちゃけた対策を取っており、”イケメン教師四天王”なんて揃え、VIPクラスなんてものもありました。
ちなみに…ちょっと調べてきました。
※ナイト[knight]
イギリスの爵位の一。国家に功労のあった者に一代限りで授け、サー(Sir)の称号を許す。勲功爵。
「サー」の称号って↑それですよね。
読んでいて気になったので、検索してみました。
以上、余談でした。
なお、”地獄を見る”とは、教師である「優太」が女生徒とえっちすると、”保護者へ1億円支払う”という制度。
それがため、彼は1億目当ての色っぽい女生徒より、アピールを受けることとなるのでした。
ぱっと見た感じでは、「モーレツ!ボイン先生/英丸」ですねかね。
そうした系統がお好きな方は楽しめるかと思います。
※左:松丸沙央莉、右:大江麻美子
この貞操帯な彼女はえっちでした。
なお、収録のうち1話目は学園紹介話。
ちょっと突飛な設定ですからね。
2話目からが本格的にお話がスタートしています。
貞操帯をつける「松丸沙央莉」さんがヒロイン。
なかなかエグい絵が描かれていました。
「熱血教師のつもりなんだろうけど、ものすごいエロい図になってることに気づいてないんだろうな」
そんなギャラリーらが可笑しいです。
描写もえっちコメディーな感じでいいんですが、あのオチはある意味現実的なのかな。
3話目は官能小説の執筆にはげむ図書委員「大江麻美子」
図書室の出会いで、脚立からのパンチラ、そして落下、お尻の顔面キャッチというお約束3段もありました。
やっぱり本棚は高い位置ですよね(笑)
それがためにインスピレーションが浮かぶというものです。
どーでもいいですが、あっさり彼女を自宅へ上げていた「優太くん」
1億円取られるぞ。
4話目はAVなどでありそうな、義父のセクハラに悩む「松尾由美子」
対抗するため、柔道の特訓を受けるという流れになってます。
ようやく「優太くん」の体育教師っぽい部分が描かれてますね。
(※2話にもちょろっとありましたが)
実際に襲われた際の想定で、私服・エプロン姿のまま柔道をしていたので…まぁ、だいたい想像通りな展開でした。
まぁ、こうした漫画なのでベタベタでOKでしょう。
ここまでは、各話完結なお話。
1話目に見られた1億円うんぬん~というのコメディーちっくなものは落ち着き、一般えっち系によく見られる、問題解決タイプなお話になってます。
「優太くん」もなかなか熱血教師っぽくなっており、良い感じでした。
ただ、ここまでのヒロインは刹那的で、各話だけ。
コマの隅などで顔を見せるようになるのは、次からです。
体育祭(そんなのもあるのね)が描かれる5話から8話。
こちらは、昔ヤンチャをしていたという「八木香織」のエピソードになっていました。
学園には一般の数倍という金を支払っている、セレブが集められたVIP組というのが存在。
ちらと2話目で描かれていた”イケメン教師四天王”が担任をつとめ、体育祭でも優遇されていたのです。
過去の伝統校も、いまや金目当てなトンデモ学校に成り下がっているんですね(笑)
そんなんはともかく、不平等な状況に「香織さん」の事情が加わり、またクビがかかっている「優太くん」も圧力に屈することなく勝負にこだわったことで、なかなか熱いお話になっています。
それまでは正直ダラリと見ていましたが、ココは面白い。
学園長をも敵に回した2年B組が、2人を中心に結束していくあたりはやっぱり気分盛り上がります。
カタルシスな感覚でした。
人妻のブルマ姿もいい感じ(笑)
しかも、おもらしとかあったりして、そっち面でも1巻のクライマックスというべきお話です。
※八木香織
これはちょっとイイ話。こんなん好き。
収録での最終9話は、元グラビアアイドルという「平井理奈」
「優太くん」のおかげで悩みを克服した彼女が…と、これがかなり中途半端なところで終わってしまうのです。
ちょっと気になりますね。
おそらくは2巻目が出るんでしょうけれど、この構成なら巻数表記ないのはやや不親切。
そちらは次に回して、8話で終わった方がすっきりしてたかな。
強い線の絵柄。
濃淡は濃い目で、劇画タッチになってます。
漫画の流れ、コメディー描写などは良くも悪くも昭和っぽい色を感じました。
そのため、良く描かれているコマと共に、乱れ、崩れもちらほら散見されます。
悪いほどではないですが、はっきり好き嫌い分かれるでしょう。
こうした雰囲気の人物絵は、「八月薫」センセがいるんですよねー。
あまり比べるべきではないものの…。
個人的には、「優斗」センセくらいの丁寧さ、綺麗さが欲しいところでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 好き嫌いで真っ二つになるでしょう。
・話4: 個人的には、結構楽しく読んでいました。やっぱり「香織さん」でしょう。
・独4: 熟女学院という発想が良かったです。1億円の設定は不要だったかなぁ。
合計:[11/15]
えっちを封印してるのは、掲載誌(モバイルページ)的にNGなのかな。
もっとエロスでいいと思うのだけれど。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]熟女・学園
・おまけ:
・その他: エリザベス女学院2年B組・生徒ファイル、
9話収録、現在1巻まで発売中(?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「片山誠(かたやま・まこと)」センセの「熟女子校~マダムの園へようこそ~」です。
「続きは、ケータイで!!」
紹介帯にはそんな文言が書かれていました。
試しに接続してみましたよー。
帯とは裏腹に、こちらの漫画の続きについて触れらることなく、特にサンプルもなく…クリックしたらあっさり課金要求が…。
「こいつぁーいけねぇ!」、ってな訳で、早々に退散です。
さて、こちらは「熟女子校~マダムの園へようこそ~」は「片山誠」センセの最新刊。
ひでるさんはおそらくこれが初見。
最近はともかく、どちらかと言うと硬派な漫画な人のようでした。
こちらの漫画は、「週プレCOMIC」という、携帯配信での連載です。
最新鋭ですねー。
それをわざわざ紙で見ているんですが(笑)
一般えっち系な単行本で、巻数表記はないもののまだ続くようでした。
※左:松尾由美子、右:平井理奈
当然ながらサービス描写は多くなってます。
主人公「相内優太」は新任の女子校教師(体育)
赴任した「エリザベス女学院」は、英国王室より「サー」の称号を得た(※)創業者が開校してから200年も続くという伝統校。
さっそく受け持つこととなった2年B組の教室には、保護者といわんばかりの女性がいたのです。
そう、この「エリザベス女学院」は、”熟女のための学校”だったのでした。
「女学生との関係を持つのはご法度、もし発覚した時には地獄を見る…」
教室に入った「優太」は、学園長の「鍋島」に言われたその言葉の意味を知ることとなるのです。
だいたいそんな流れ。
アダルトな女性とのえっちコメディーですね。
熟女がわざわざ通学しているのは、少子化対策だそうです。
なるほど。
伝統と格式のある割りにはかなりはっちゃけた対策を取っており、”イケメン教師四天王”なんて揃え、VIPクラスなんてものもありました。
ちなみに…ちょっと調べてきました。
※ナイト[knight]
イギリスの爵位の一。国家に功労のあった者に一代限りで授け、サー(Sir)の称号を許す。勲功爵。
「サー」の称号って↑それですよね。
読んでいて気になったので、検索してみました。
以上、余談でした。
なお、”地獄を見る”とは、教師である「優太」が女生徒とえっちすると、”保護者へ1億円支払う”という制度。
それがため、彼は1億目当ての色っぽい女生徒より、アピールを受けることとなるのでした。
ぱっと見た感じでは、「モーレツ!ボイン先生/英丸」ですねかね。
そうした系統がお好きな方は楽しめるかと思います。
※左:松丸沙央莉、右:大江麻美子
この貞操帯な彼女はえっちでした。
なお、収録のうち1話目は学園紹介話。
ちょっと突飛な設定ですからね。
2話目からが本格的にお話がスタートしています。
貞操帯をつける「松丸沙央莉」さんがヒロイン。
なかなかエグい絵が描かれていました。
「熱血教師のつもりなんだろうけど、ものすごいエロい図になってることに気づいてないんだろうな」
そんなギャラリーらが可笑しいです。
描写もえっちコメディーな感じでいいんですが、あのオチはある意味現実的なのかな。
3話目は官能小説の執筆にはげむ図書委員「大江麻美子」
図書室の出会いで、脚立からのパンチラ、そして落下、お尻の顔面キャッチというお約束3段もありました。
やっぱり本棚は高い位置ですよね(笑)
それがためにインスピレーションが浮かぶというものです。
どーでもいいですが、あっさり彼女を自宅へ上げていた「優太くん」
1億円取られるぞ。
4話目はAVなどでありそうな、義父のセクハラに悩む「松尾由美子」
対抗するため、柔道の特訓を受けるという流れになってます。
ようやく「優太くん」の体育教師っぽい部分が描かれてますね。
(※2話にもちょろっとありましたが)
実際に襲われた際の想定で、私服・エプロン姿のまま柔道をしていたので…まぁ、だいたい想像通りな展開でした。
まぁ、こうした漫画なのでベタベタでOKでしょう。
ここまでは、各話完結なお話。
1話目に見られた1億円うんぬん~というのコメディーちっくなものは落ち着き、一般えっち系によく見られる、問題解決タイプなお話になってます。
「優太くん」もなかなか熱血教師っぽくなっており、良い感じでした。
ただ、ここまでのヒロインは刹那的で、各話だけ。
コマの隅などで顔を見せるようになるのは、次からです。
体育祭(そんなのもあるのね)が描かれる5話から8話。
こちらは、昔ヤンチャをしていたという「八木香織」のエピソードになっていました。
学園には一般の数倍という金を支払っている、セレブが集められたVIP組というのが存在。
ちらと2話目で描かれていた”イケメン教師四天王”が担任をつとめ、体育祭でも優遇されていたのです。
過去の伝統校も、いまや金目当てなトンデモ学校に成り下がっているんですね(笑)
そんなんはともかく、不平等な状況に「香織さん」の事情が加わり、またクビがかかっている「優太くん」も圧力に屈することなく勝負にこだわったことで、なかなか熱いお話になっています。
それまでは正直ダラリと見ていましたが、ココは面白い。
学園長をも敵に回した2年B組が、2人を中心に結束していくあたりはやっぱり気分盛り上がります。
カタルシスな感覚でした。
人妻のブルマ姿もいい感じ(笑)
しかも、おもらしとかあったりして、そっち面でも1巻のクライマックスというべきお話です。
※八木香織
これはちょっとイイ話。こんなん好き。
収録での最終9話は、元グラビアアイドルという「平井理奈」
「優太くん」のおかげで悩みを克服した彼女が…と、これがかなり中途半端なところで終わってしまうのです。
ちょっと気になりますね。
おそらくは2巻目が出るんでしょうけれど、この構成なら巻数表記ないのはやや不親切。
そちらは次に回して、8話で終わった方がすっきりしてたかな。
強い線の絵柄。
濃淡は濃い目で、劇画タッチになってます。
漫画の流れ、コメディー描写などは良くも悪くも昭和っぽい色を感じました。
そのため、良く描かれているコマと共に、乱れ、崩れもちらほら散見されます。
悪いほどではないですが、はっきり好き嫌い分かれるでしょう。
こうした雰囲気の人物絵は、「八月薫」センセがいるんですよねー。
あまり比べるべきではないものの…。
個人的には、「優斗」センセくらいの丁寧さ、綺麗さが欲しいところでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 好き嫌いで真っ二つになるでしょう。
・話4: 個人的には、結構楽しく読んでいました。やっぱり「香織さん」でしょう。
・独4: 熟女学院という発想が良かったです。1億円の設定は不要だったかなぁ。
合計:[11/15]
えっちを封印してるのは、掲載誌(モバイルページ)的にNGなのかな。
もっとエロスでいいと思うのだけれど。
熟女子校~マダムの園へようこそ~ (愛蔵版コミックス) (2010/10/20) 片山 誠 商品詳細を見る |
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■絶対少女アストライア (東雲水生)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]学園・派閥
・おまけ: カバー裏にあとがき、合間にSD絵、
描き下ろし「特別編 アストライアの休日♪」
・その他: 折り返しにコメント、
5話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲水生(しののめ・みずお)」センセの「絶対少女アストライア」です。
ひとつお知らせ。
こちらのブログでも紹介しております「ゆるゆり」の4巻は、1月18日発売だそうです。
なんとこちらには限定版があるんですが、サイン入りとか描き下ろしカバーイラストとかは置いといて、やっぱり気になるのは小冊子「がちゆり!」ですね。
さっそくアマゾンにて予約してきました。
今気付きましたが…”カバーイラスト描き下ろし”(↓それ)ってのはあたり前では?
(※ちなみに、通常版とは異なるイラストだそうで。ファンはどっちも購入するのかな)
ゆるゆり (4)巻 限定版
さて、本日はこないだの「むげんのみなもに」に続く「百合姫コミックス」です。
シリーズではお馴染み「東雲水生」センセの新刊「絶対少女アストライア」でした。
なんだかファンタジーちっくなタイトルですが、コレ普通に学園モノ。
1冊まるまるの長編漫画になってます。
※改革宣言シーン
これがため、雰囲気が一変します。
お嬢様校「聖アストライア女学院」に転校してきた主人公「小日向里都」
こちらで「里都」は学院でアイドル的な人気であった生徒会の書記「月見里伊織(やまなし・いおり)」と出会い、ルームメイトになったのでした。
彼女の紹介から、生徒会・会長「桐生院椿」、副会長「英文音(はなぶさ・あやね)」らとお近づきになり、そのファンクラブに目を付けられたり、同じクラスに「明星トモル」という友人が出来…と、「里都」は一通りのイベントを続けていたそんな頃。
生徒総会にて、先輩「伊織」は高らかに改革を宣言したのでした。
「私はここに宣言する。保守的で時代錯誤なこの学園を変えるため、立ち上がることを!!」
そんな訳で、ちょっと変化球な百合学園漫画です。
転校してくる主人公、素敵な同室の先輩・生徒会長…など、百合学園モノのセオリー的なキャラ配置と展開。
嫉妬から敵視される、クラスに心を許せる友人がいるのもそんな感じ。
ぶっちゃけ、1話の中頃までは目新しさがありませんでした。
…が。
先の先輩「伊織」の宣言から、雰囲気は一変。
「伊織」を頂点とする新生徒会、生徒会・会長「椿」を中心とする旧生徒会の二派が、激しく対立することとなるのです。
これがなかなか斬新。
これまで仲の良かった先輩「伊織」はガラリと態度を一変。
「小日向さん、きみは敵だ」
そう目前で言われてしまうのです。
ほか、積極的に関わろうとする者、自派へ勧誘してポイントを稼ごうとする者、関わらんと冷静な対応をする者…など、和やかだった学園内は両派閥によってギスギスしてしまうのでした。
※小日向里都・月見里伊織
メインカップルの出会いと対立です。描き下ろしの2人が必見。
お話のメインは、両派対立になっています。
それに「里都」・「伊織」のカップルの過去から続く関わりなど、ちらほら百合ちっくな描写あるのがポイント。
王道な感じはないものの、散りばめられた細かいそんなんがサクサクと小さく刺さるでしょう。
”小さく”ですが、イコールつまらん訳ではありません。
控え目なだけ、ベタベタ描かれるより逆に効果的にも思いました。
主人公「里都さん」は意外に気骨ある女の子。
オロオロしていたのは、慣れない最初のうちだけ。
同室の先輩に敵の宣言を受けるほか、学園内は派閥争いがために騒然。
会計の「朝凪カレン」さんには、その原因だと言われたりしていました。
転校したばかりの「里都さん」もびっくりです。
ただ、あちこちの危機から逃げず、1人でも立ち向かう強さのあった「里都さん」
(※実際はページの関係かなー)
いわゆる正ヒロインである先輩「伊織さん」にはあちこちでハッキリ自分の意見を返しており、ある要素も手伝って彼女と対決の道をチョイスしていました。
ほか、生徒会へ誘われた時、「カレンさん」に感情ぶつけられた際などにも怖気づくことなく、書記代理となった後も、随所で良い着眼点・発想を見せています。
基本的にスペックが高いのかな。
描き下ろしの特別編でも、両者の雰囲気とは逆に「伊織さん」を引っ張っているようでした。
誰もがおや?と思っただろう、”こども理事長(代理)”な「宮守すず」
漫画でなにげに目立っていたのがこの娘。
ぶさカワなネコ「アリスロッタ」を使って、陰ながら「里都さん」を導いていました。
いかにも有能そうなメイドさん(秘書「御影」)がいるというのに。
転校したての新鮮な感覚を持ち、意外に優れていた「里都さん」を頼るなど、小さいながら、優れたお子様です。
特に、わざわざ回りくどい事をやっている理由について語っていましたが…あの台詞にはなんだか感動。
うわわ、この娘イイコだー。
「アリスロッタ」もなんだか優秀に見えますよ。
そのため、2話前半に描かれていた緊急理事会の模様は…ちょっとムカつきますね。
ああいった場でもキチンとした発言をしているなど、「すずちゃん」がしっかりしているだけ、周囲に腹が立ちました。
大人ってやーねー(笑)
だいたいの方は、この部分でなんとなーく感じるところがあるかもしれません。
最終話でも格好良かったですよ。
影の主役ですかね。
※左:会長「桐生院椿」・副会長「英文音」、右:理事長代理「宮守すず」・秘書「御影」
こうしたキャラたちも魅力的でした。
ほか、会長「椿」、副会長「文音」のカップルがいいです。
当初はキャラについてお話と同様に「よくあるよねー」、って感覚でした。
しかし、さすがは「東雲水生」センセ。
読み進めるうち、あちこちの言動がためか魅力的に見えてきます。
やや駆け足な展開だったので、ちょっと短いくらい。
これでお別れというのがなんだか勿体ないです。
また、後日談の描き下ろし「特別編 アストライアの休日♪」は「東雲水生」センセ曰く、
「やりたかったものがつまってる」
というお話。
シリアスな本編と打って変わったラブコメ調です。
緊張感ある展開からのユルっとした描写が心地よいです。
読後感が良いのは、これがためでしょう。
強めでさらりとした曲線の絵柄。
濃淡は丁度良い~やや薄めという感覚です。
乱れ・崩れなく、すっきりと安定していました。
ゆるりとしたコメディーからシリアスまで問題なく、漫画の巧い方。
緊張感ある場面の多い漫画でしたが、さすがに良く描かれています。
ラブラブするコメディー崩しのがお得意なようですけどね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 強弱の巧い方です。多少人は選ぶかなぁ。
・話3: もうちょっとゆっくり描きたかったですねー。
・独5: セオリーな雰囲気が騒然となる展開が良かったです。
合計:[12/15]
カバー裏に描かれていたネタの数々は…しっかり見たいなぁ。
色々な事情がため、残念ながら1巻完結となってしまったようです。
個人的に買い易いのは歓迎なんですけどねー。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]学園・派閥
・おまけ: カバー裏にあとがき、合間にSD絵、
描き下ろし「特別編 アストライアの休日♪」
・その他: 折り返しにコメント、
5話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲水生(しののめ・みずお)」センセの「絶対少女アストライア」です。
ひとつお知らせ。
こちらのブログでも紹介しております「ゆるゆり」の4巻は、1月18日発売だそうです。
なんとこちらには限定版があるんですが、サイン入りとか描き下ろしカバーイラストとかは置いといて、やっぱり気になるのは小冊子「がちゆり!」ですね。
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(※ちなみに、通常版とは異なるイラストだそうで。ファンはどっちも購入するのかな)
ゆるゆり (4)巻 限定版
さて、本日はこないだの「むげんのみなもに」に続く「百合姫コミックス」です。
シリーズではお馴染み「東雲水生」センセの新刊「絶対少女アストライア」でした。
なんだかファンタジーちっくなタイトルですが、コレ普通に学園モノ。
1冊まるまるの長編漫画になってます。
※改革宣言シーン
これがため、雰囲気が一変します。
お嬢様校「聖アストライア女学院」に転校してきた主人公「小日向里都」
こちらで「里都」は学院でアイドル的な人気であった生徒会の書記「月見里伊織(やまなし・いおり)」と出会い、ルームメイトになったのでした。
彼女の紹介から、生徒会・会長「桐生院椿」、副会長「英文音(はなぶさ・あやね)」らとお近づきになり、そのファンクラブに目を付けられたり、同じクラスに「明星トモル」という友人が出来…と、「里都」は一通りのイベントを続けていたそんな頃。
生徒総会にて、先輩「伊織」は高らかに改革を宣言したのでした。
「私はここに宣言する。保守的で時代錯誤なこの学園を変えるため、立ち上がることを!!」
そんな訳で、ちょっと変化球な百合学園漫画です。
転校してくる主人公、素敵な同室の先輩・生徒会長…など、百合学園モノのセオリー的なキャラ配置と展開。
嫉妬から敵視される、クラスに心を許せる友人がいるのもそんな感じ。
ぶっちゃけ、1話の中頃までは目新しさがありませんでした。
…が。
先の先輩「伊織」の宣言から、雰囲気は一変。
「伊織」を頂点とする新生徒会、生徒会・会長「椿」を中心とする旧生徒会の二派が、激しく対立することとなるのです。
これがなかなか斬新。
これまで仲の良かった先輩「伊織」はガラリと態度を一変。
「小日向さん、きみは敵だ」
そう目前で言われてしまうのです。
ほか、積極的に関わろうとする者、自派へ勧誘してポイントを稼ごうとする者、関わらんと冷静な対応をする者…など、和やかだった学園内は両派閥によってギスギスしてしまうのでした。
※小日向里都・月見里伊織
メインカップルの出会いと対立です。描き下ろしの2人が必見。
お話のメインは、両派対立になっています。
それに「里都」・「伊織」のカップルの過去から続く関わりなど、ちらほら百合ちっくな描写あるのがポイント。
王道な感じはないものの、散りばめられた細かいそんなんがサクサクと小さく刺さるでしょう。
”小さく”ですが、イコールつまらん訳ではありません。
控え目なだけ、ベタベタ描かれるより逆に効果的にも思いました。
主人公「里都さん」は意外に気骨ある女の子。
オロオロしていたのは、慣れない最初のうちだけ。
同室の先輩に敵の宣言を受けるほか、学園内は派閥争いがために騒然。
会計の「朝凪カレン」さんには、その原因だと言われたりしていました。
転校したばかりの「里都さん」もびっくりです。
ただ、あちこちの危機から逃げず、1人でも立ち向かう強さのあった「里都さん」
(※実際はページの関係かなー)
いわゆる正ヒロインである先輩「伊織さん」にはあちこちでハッキリ自分の意見を返しており、ある要素も手伝って彼女と対決の道をチョイスしていました。
ほか、生徒会へ誘われた時、「カレンさん」に感情ぶつけられた際などにも怖気づくことなく、書記代理となった後も、随所で良い着眼点・発想を見せています。
基本的にスペックが高いのかな。
描き下ろしの特別編でも、両者の雰囲気とは逆に「伊織さん」を引っ張っているようでした。
誰もがおや?と思っただろう、”こども理事長(代理)”な「宮守すず」
漫画でなにげに目立っていたのがこの娘。
ぶさカワなネコ「アリスロッタ」を使って、陰ながら「里都さん」を導いていました。
いかにも有能そうなメイドさん(秘書「御影」)がいるというのに。
転校したての新鮮な感覚を持ち、意外に優れていた「里都さん」を頼るなど、小さいながら、優れたお子様です。
特に、わざわざ回りくどい事をやっている理由について語っていましたが…あの台詞にはなんだか感動。
うわわ、この娘イイコだー。
「アリスロッタ」もなんだか優秀に見えますよ。
そのため、2話前半に描かれていた緊急理事会の模様は…ちょっとムカつきますね。
ああいった場でもキチンとした発言をしているなど、「すずちゃん」がしっかりしているだけ、周囲に腹が立ちました。
大人ってやーねー(笑)
だいたいの方は、この部分でなんとなーく感じるところがあるかもしれません。
最終話でも格好良かったですよ。
影の主役ですかね。
※左:会長「桐生院椿」・副会長「英文音」、右:理事長代理「宮守すず」・秘書「御影」
こうしたキャラたちも魅力的でした。
ほか、会長「椿」、副会長「文音」のカップルがいいです。
当初はキャラについてお話と同様に「よくあるよねー」、って感覚でした。
しかし、さすがは「東雲水生」センセ。
読み進めるうち、あちこちの言動がためか魅力的に見えてきます。
やや駆け足な展開だったので、ちょっと短いくらい。
これでお別れというのがなんだか勿体ないです。
また、後日談の描き下ろし「特別編 アストライアの休日♪」は「東雲水生」センセ曰く、
「やりたかったものがつまってる」
というお話。
シリアスな本編と打って変わったラブコメ調です。
緊張感ある展開からのユルっとした描写が心地よいです。
読後感が良いのは、これがためでしょう。
強めでさらりとした曲線の絵柄。
濃淡は丁度良い~やや薄めという感覚です。
乱れ・崩れなく、すっきりと安定していました。
ゆるりとしたコメディーからシリアスまで問題なく、漫画の巧い方。
緊張感ある場面の多い漫画でしたが、さすがに良く描かれています。
ラブラブするコメディー崩しのがお得意なようですけどね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 強弱の巧い方です。多少人は選ぶかなぁ。
・話3: もうちょっとゆっくり描きたかったですねー。
・独5: セオリーな雰囲気が騒然となる展開が良かったです。
合計:[12/15]
カバー裏に描かれていたネタの数々は…しっかり見たいなぁ。
色々な事情がため、残念ながら1巻完結となってしまったようです。
個人的に買い易いのは歓迎なんですけどねー。
絶対少女アストライア (IDコミックス 百合姫コミックス) (2010/10/18) 東雲 水生 商品詳細を見る |
★過去に紹介した百合姫コミックス
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■真剣で私に恋しなさい! (犬江しんすけ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 原作「みなとそふと」、初単行本、折り返しに著者近影、
カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「犬江しんすけ(いぬえ・しんすけ)」センセの「真剣で私に恋しなさい! 1巻」です。
なんとなく↓表紙につられて手にとりました。
通称「まじこい」という、「真剣で私に恋しなさい! 1巻」です。
原作ゲームな単行本ですが、例によって、そっち未プレイ。
ざーっと見ていくと、原作の「みなとそふと」さんは、「君が主で執事が俺で」などのメーカーさんでした。
なるほど、確かにそんな雰囲気ありますねー。
※左:川神百代、右:黛由紀江
こんな感じの楽しい仕上がりです。
漫画は、「つよきす」からコミカライズを手掛けてきた「皇ハマオ」センセでなく、こちらが初単行本という「犬江しんすけ」センセ。
ゲームの原画さんも違う方になったようなので、それに合わせたのかな。
ただ、「犬江しんすけ」センセはイラストやアンソロジーなどで活躍されており、固定絵は無論のこと漫画もスピード感あってなかなか良い感じ。
ごっちゃりはしていたものの、楽しく仕上がっていました。
川神市で有名な、「川神百代」を中心とした「風間ファミリー」
個性的な面々が揃った男子4人、女子3人からのグループで、ドイツからの留学生「クリスティアーネ・フリードリヒ」、転校生「黛由紀江(まゆずみ・ゆきえ)」などを新学期と共に加えたのです。
何故か女子らはなんらかの武道に通じた武芸者揃いで、主人公「直江大和」の周囲はさらに賑やかになっていくのでした。
…だいたいそんな感じでいいのかな。
ドタバタ学園コメディーです。
武闘派なキャラが揃っていましたが格闘アクションぽい風情なく、青春学園ものという感じ。
また、”軍師”と言われる主人公の「大和くん」は頭脳派なんですが、それをもって暗躍するようなことなく、非常時以外は普通。
強く目立つことなく、ある意味成年PCゲームのそれっぽい感じでした。
そう、原作は成年向けでしたが、例によって漫画は一般モノ。
お話としても恋愛・ラブコメちっくな要素は(今のところ)薄く、サービス描写もごく僅かでした。
ただ、そうした人寄せ要素はなくても、なかなか魅力のある仕上がりです。
これは原作「みなとそふと」さん、そして漫画を担当した「犬江しんすけ」センセの力でしょう。
非常にパワー溢れる漫画で、サクサク読み進められました。
後述するような問題はあるものの、勢いでなぎ倒されるような感じ。
それぞれキャラも魅力的で、特に原作の知識は必要ないかと思います。
おそらく、コメディーに当たり・外れはあるかと思いますが、誰かしらがボケ倒す珍道中のような流れも心地良いもの。
今後はもうちょっとストーリーっぽくなっていくのかな。
※留学生「クリスティアーネ・フリードリヒ」
ちょっとパンチラ絵をば。こんなんは少な目。
そんな訳で、最大の問題点。
キャラが多すぎます。
1話からずらずら登場し、誰が誰やら…分からんまでは言いませんが、やや複雑。
人が瞬時に記憶できる容量が7だと言いますが、ラストで「クリスさん」登場するため、この時点で8名。
キャパオーバーですね。
さらに「由紀江さん」も加えるため、総勢は9名となっています。
どーでもいい男子は当初見分けつきませんでした。
ゲームのサイトを見る限り、主要メンバーはその人数。
単行本にはゲストページなどありましたが、どうせならストーリー・キャラ紹介が欲しかったところ。
関係図とかあれば良かったなぁ(※原作サイトにあった主要人物関係図が便利です)
別に宣伝を兼ねてでも良いので、2巻目はそういったページをお願いします。
それに関連して、誰が主人公で、誰がメインヒロインなのか分りません。
「大和くん」が主人公というのも、ネットで確認しました。
やっぱ彼でいいんですね。
良くも悪くも各キャラがわんさか目立っていたので、誰がメインなのだかはっきりしませんでした。
ついでに、原作では進め方によるため、漫画版のヒロインは現時点で不明。
なんとなーく…イベント的には留学生「クリスさん」になるのかなぁ。
完全にメンバーに迎合することなく、ちらほら揉めてましたし…。
本来は、↓表紙も飾っている「百代さん」なのかもしれませんが。
いきなり乱戦から始まる1話目「風間ファミリー参上!」
高い戦闘力を持つ「百代さん」を中心に、各キャラの個性が発揮されたお話です。
掴みとしては最適かと。
遠征に来た連中をテトリス状態にし、ギャラリーの女の子にちょっかい出すなど、やりたい放題。
そんな「百代さん」ほか、「島津岳人(ガクト)」、「椎名京(しいな・みやこ)」、「川神一子(ワンコ)」…など、次々にキャラが出てきてはボケ倒していました。
このグループ突っ込み役少ないですね(笑)
後半では「大和くん」が活躍。
なるほど、改めて見直すとあんなん主人公っぽいか。
そちらのオチ部分から、2話目「クリス、来日」まではドイツからの留学生「クリスさん」のエピソード。
よくよく確認すると、原作で登場するクラスメイトらがちゃんと顔見せてました。
ここはファンにとって嬉しい部分でしょう。
馬で通学しているほか、色々と日本を勘違いした娘さん。
彼女も主人公らと同じ島津寮へ入るんですが、学校にも同行し、ハッキリ公私混同していたあの父親がよく許したねぇ。
学園での決闘システムの紹介もあり、やはり今後はその手のイベントもありそう。
なお、こちらのオチでは入浴時の鉢合わせというお約束のイベントあり、「クリスさん」のバストトップまで描かれていたので注目。
※左:椎名京、右:川神一子
ヒロイン、他キャラなども魅力的です。
「私自身が朝ごはんという説もある」
そうした台詞が可笑しい、3話目「回収するはお金かフラグか」
1話目からやたら「大和くん」にラブラブな「京さん」は彼の幼馴染みだそうです。
(※コマの隅などでも、彼の関係ではいちいちリアクション取ってます)
こちらでは彼女に朝起こしてもらうお約束があり、普段の無口無表情な様とは裏腹にかなり積極的。
早朝から刺激的で羨ましいんですが、彼は何が気に入らないのかなぁ。
やっぱり本命は「百代さん」なのかな?
冒頭では幼少期のイメージが差し込まれ、お互い満更ではないみたい。
90というバストを押しつけられるのも、はっきり”役得”と言っています。
ちょっと「百代さん」のが遠慮あるかなぁ。
4話目「ともだち100人できるかな」は、携帯ストラップ「松風」と会話している「由紀江さん」
自分で突っ込んだりもしており、かなり器用に会話をこなしているところが重症です。
ヤバめですねー。
周囲からも引かれていました。
あれがゲームではどうなっているのか、興味涌きますよ。
収録での最終5話目「金曜集会」は久しぶりに「クリスさん」がメイン。
このあたりだとさすがに各キャラを掴めており、それぞれのリアクションが楽しいです。
相変わらずな「由紀江さん」とやたら女子に積極的な「百代さん」がいい感じでした。
こうしたそれぞれが作品の魅力なのでしょう。
珍しく「京さん」が仕掛けていましたが、1巻はここで終了。
次巻はもうちょっと突っ込んだ話になるのかな。
強めな線の絵柄。
よく描き込まれていましたが、濃淡は適度なくらい。
ジャンルもあってか細かいコマ割りでそこそこごっちゃりしてますが、乱れ・崩れなく見易いです。
小コマも丁寧で安定してますね。
演出的な部分にも違和感はなく、原作の楽しさをよく伝えていました。(たぶん)
絵的にもそう差を感じません。
多少優しいくらいかなぁ。
人数多いややこしさはあったものの、原作ファンから初見の方にも楽しめるだろう1冊です。
判断は、↓表紙・裏表紙でいいでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: あちこち漫画の完成度は高いと思います。
・話4: キャラが良く、お話も魅力的に仕上がってます。
・独3: 現時点です。ヒロインの武芸がどう関わるか、でしょう。
合計:[11/15]
すみません、当初の予想よりも全然面白かったです。
やっぱり3巻くらいまで続くんでしょうか?
それだけのページ数でじっくり描かれれば、良い漫画になりそうです。
今後も楽しみにしてます。
※ちなみに原作はこんな感じ。そのうちプレステとかでも発売されるのかな。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 原作「みなとそふと」、初単行本、折り返しに著者近影、
カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「犬江しんすけ(いぬえ・しんすけ)」センセの「真剣で私に恋しなさい! 1巻」です。
なんとなく↓表紙につられて手にとりました。
通称「まじこい」という、「真剣で私に恋しなさい! 1巻」です。
原作ゲームな単行本ですが、例によって、そっち未プレイ。
ざーっと見ていくと、原作の「みなとそふと」さんは、「君が主で執事が俺で」などのメーカーさんでした。
なるほど、確かにそんな雰囲気ありますねー。
※左:川神百代、右:黛由紀江
こんな感じの楽しい仕上がりです。
漫画は、「つよきす」からコミカライズを手掛けてきた「皇ハマオ」センセでなく、こちらが初単行本という「犬江しんすけ」センセ。
ゲームの原画さんも違う方になったようなので、それに合わせたのかな。
ただ、「犬江しんすけ」センセはイラストやアンソロジーなどで活躍されており、固定絵は無論のこと漫画もスピード感あってなかなか良い感じ。
ごっちゃりはしていたものの、楽しく仕上がっていました。
川神市で有名な、「川神百代」を中心とした「風間ファミリー」
個性的な面々が揃った男子4人、女子3人からのグループで、ドイツからの留学生「クリスティアーネ・フリードリヒ」、転校生「黛由紀江(まゆずみ・ゆきえ)」などを新学期と共に加えたのです。
何故か女子らはなんらかの武道に通じた武芸者揃いで、主人公「直江大和」の周囲はさらに賑やかになっていくのでした。
…だいたいそんな感じでいいのかな。
ドタバタ学園コメディーです。
武闘派なキャラが揃っていましたが格闘アクションぽい風情なく、青春学園ものという感じ。
また、”軍師”と言われる主人公の「大和くん」は頭脳派なんですが、それをもって暗躍するようなことなく、非常時以外は普通。
強く目立つことなく、ある意味成年PCゲームのそれっぽい感じでした。
そう、原作は成年向けでしたが、例によって漫画は一般モノ。
お話としても恋愛・ラブコメちっくな要素は(今のところ)薄く、サービス描写もごく僅かでした。
ただ、そうした人寄せ要素はなくても、なかなか魅力のある仕上がりです。
これは原作「みなとそふと」さん、そして漫画を担当した「犬江しんすけ」センセの力でしょう。
非常にパワー溢れる漫画で、サクサク読み進められました。
後述するような問題はあるものの、勢いでなぎ倒されるような感じ。
それぞれキャラも魅力的で、特に原作の知識は必要ないかと思います。
おそらく、コメディーに当たり・外れはあるかと思いますが、誰かしらがボケ倒す珍道中のような流れも心地良いもの。
今後はもうちょっとストーリーっぽくなっていくのかな。
※留学生「クリスティアーネ・フリードリヒ」
ちょっとパンチラ絵をば。こんなんは少な目。
そんな訳で、最大の問題点。
キャラが多すぎます。
1話からずらずら登場し、誰が誰やら…分からんまでは言いませんが、やや複雑。
人が瞬時に記憶できる容量が7だと言いますが、ラストで「クリスさん」登場するため、この時点で8名。
キャパオーバーですね。
さらに「由紀江さん」も加えるため、総勢は9名となっています。
どーでもいい男子は当初見分けつきませんでした。
ゲームのサイトを見る限り、主要メンバーはその人数。
単行本にはゲストページなどありましたが、どうせならストーリー・キャラ紹介が欲しかったところ。
関係図とかあれば良かったなぁ(※原作サイトにあった主要人物関係図が便利です)
別に宣伝を兼ねてでも良いので、2巻目はそういったページをお願いします。
それに関連して、誰が主人公で、誰がメインヒロインなのか分りません。
「大和くん」が主人公というのも、ネットで確認しました。
やっぱ彼でいいんですね。
良くも悪くも各キャラがわんさか目立っていたので、誰がメインなのだかはっきりしませんでした。
ついでに、原作では進め方によるため、漫画版のヒロインは現時点で不明。
なんとなーく…イベント的には留学生「クリスさん」になるのかなぁ。
完全にメンバーに迎合することなく、ちらほら揉めてましたし…。
本来は、↓表紙も飾っている「百代さん」なのかもしれませんが。
いきなり乱戦から始まる1話目「風間ファミリー参上!」
高い戦闘力を持つ「百代さん」を中心に、各キャラの個性が発揮されたお話です。
掴みとしては最適かと。
遠征に来た連中をテトリス状態にし、ギャラリーの女の子にちょっかい出すなど、やりたい放題。
そんな「百代さん」ほか、「島津岳人(ガクト)」、「椎名京(しいな・みやこ)」、「川神一子(ワンコ)」…など、次々にキャラが出てきてはボケ倒していました。
このグループ突っ込み役少ないですね(笑)
後半では「大和くん」が活躍。
なるほど、改めて見直すとあんなん主人公っぽいか。
そちらのオチ部分から、2話目「クリス、来日」まではドイツからの留学生「クリスさん」のエピソード。
よくよく確認すると、原作で登場するクラスメイトらがちゃんと顔見せてました。
ここはファンにとって嬉しい部分でしょう。
馬で通学しているほか、色々と日本を勘違いした娘さん。
彼女も主人公らと同じ島津寮へ入るんですが、学校にも同行し、ハッキリ公私混同していたあの父親がよく許したねぇ。
学園での決闘システムの紹介もあり、やはり今後はその手のイベントもありそう。
なお、こちらのオチでは入浴時の鉢合わせというお約束のイベントあり、「クリスさん」のバストトップまで描かれていたので注目。
※左:椎名京、右:川神一子
ヒロイン、他キャラなども魅力的です。
「私自身が朝ごはんという説もある」
そうした台詞が可笑しい、3話目「回収するはお金かフラグか」
1話目からやたら「大和くん」にラブラブな「京さん」は彼の幼馴染みだそうです。
(※コマの隅などでも、彼の関係ではいちいちリアクション取ってます)
こちらでは彼女に朝起こしてもらうお約束があり、普段の無口無表情な様とは裏腹にかなり積極的。
早朝から刺激的で羨ましいんですが、彼は何が気に入らないのかなぁ。
やっぱり本命は「百代さん」なのかな?
冒頭では幼少期のイメージが差し込まれ、お互い満更ではないみたい。
90というバストを押しつけられるのも、はっきり”役得”と言っています。
ちょっと「百代さん」のが遠慮あるかなぁ。
4話目「ともだち100人できるかな」は、携帯ストラップ「松風」と会話している「由紀江さん」
自分で突っ込んだりもしており、かなり器用に会話をこなしているところが重症です。
ヤバめですねー。
周囲からも引かれていました。
あれがゲームではどうなっているのか、興味涌きますよ。
収録での最終5話目「金曜集会」は久しぶりに「クリスさん」がメイン。
このあたりだとさすがに各キャラを掴めており、それぞれのリアクションが楽しいです。
相変わらずな「由紀江さん」とやたら女子に積極的な「百代さん」がいい感じでした。
こうしたそれぞれが作品の魅力なのでしょう。
珍しく「京さん」が仕掛けていましたが、1巻はここで終了。
次巻はもうちょっと突っ込んだ話になるのかな。
強めな線の絵柄。
よく描き込まれていましたが、濃淡は適度なくらい。
ジャンルもあってか細かいコマ割りでそこそこごっちゃりしてますが、乱れ・崩れなく見易いです。
小コマも丁寧で安定してますね。
演出的な部分にも違和感はなく、原作の楽しさをよく伝えていました。(たぶん)
絵的にもそう差を感じません。
多少優しいくらいかなぁ。
人数多いややこしさはあったものの、原作ファンから初見の方にも楽しめるだろう1冊です。
判断は、↓表紙・裏表紙でいいでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: あちこち漫画の完成度は高いと思います。
・話4: キャラが良く、お話も魅力的に仕上がってます。
・独3: 現時点です。ヒロインの武芸がどう関わるか、でしょう。
合計:[11/15]
すみません、当初の予想よりも全然面白かったです。
やっぱり3巻くらいまで続くんでしょうか?
それだけのページ数でじっくり描かれれば、良い漫画になりそうです。
今後も楽しみにしてます。
真剣で私に恋しなさい! (1) (角川コミックス・エース 302-1) (2010/10/26) 犬江 しんすけ 商品詳細を見る |
※ちなみに原作はこんな感じ。そのうちプレステとかでも発売されるのかな。
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■ハッピーガール (ZUKI樹)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・恋愛
・おまけ: あとがき漫画、4コマ×4、カバー裏に裏事情漫画・4コマ×2。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「彼女のおもてなしシリーズ」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ZUKI樹(ずきき)」センセの「ハッピーガール」です。
こないだニュースにあった”リニア中央新幹線”
見ました?
東京から大阪が67分だそうですよ。
京都へも行き易くなります。
待ち遠しいですねー。
完成はだーいぶ先のようですが。
(※2027年に東京・名古屋間、45年に大阪まで延伸する計画)
※左:初音ちゃん、右:日高さん
短編ではこの2人が良かったです。
本日は「ZUKI樹」センセの「ラブバイト」です。
9冊目くらいの単行本。
うち、「ぴゅあえろ」、「巫女の恋路」の2冊はブログでも紹介しています。
一般えっち系な単行本。
ぱっと見では、よくある短編集っぽく感じるかと思います。
しかし、こちらはシリーズもの(そこそこお話が繋がってます)をメインに、短編を収録した構成。
後日談的な4コマやあとがき漫画なども収録しており、よくある一般えっち系よりもお得感がありました。
まず、冒頭からは短編が続いてます。
カバー裏にてネタになっていましたが、後述のシリーズものよりも新しい原稿なのです。
カラー原稿もある冒頭話は「ラブラブハリケーン」は女子サッカーなお話。
W大女子サッカー部のエースにして、ミスキャンパスでもある「風祭ハルカ」さん。
優秀な選手である彼女の悩みは、”必殺技がない”こと。
他校のストライカーたちにに対抗するため、論文にて斬新な運動理論を書いていた「川上」に、その開発を依頼するのでした。
おふざけコメディーかと思いましたが。
途中で2人の驚くべき関係が明かされています。
そんなんかー!
よく覚えてたねぇ。
必殺技うんぬんは単なる口実かと思いましたが、そうでもなさそう。
たまたま、偶然がぴたーって重なったのかな。
脱いでびっくりな、スポーツ選手らしからぬ大きな胸にご期待下さい。
「恋に恋する5年前」は教師と元生徒のお話。
収録でコレが最もお気に入りです。
ミッション系女子高の講師「竹内」
環境から、ちらほら女生徒からの告白を受ける彼は、
「5年経ったら相手してやるよ」
決まってそんな断わり方をしていました。
そんな頃、元教え子の1人「日高」が教育実習生として学校に来たのです。
5年振りの彼女は魅力的な女性になっており、「竹内」は告白するんですが…と、だいたいそんな流れ。
「竹内」からの言葉に、「日高さん」は思わず笑い出すのよ。
そのまま、ばさーって完全に切り捨てられないところがラブなのでした。
「大成功ですね」
という台詞でページめくるよう構成されていたんですが、直後の1コマ、そこまで至る流れが良かったです。
こんなん好き。
現実にはほぼないでしょうけど、あんなん言われたら先生たまんないでしょうねー。
えっちシーンでの「今度は何の策略だ?」あたりでの、「日高さん」の事情がキュート。
前フリが生かされたオチも良く、さらに後の4コマが面白かったです。
これで中編とか描いてほしいです。
※左:亜紀さん、右:奈津さん
こういうフェチっぽい感じもあります。
太めな男性「前橋透」と小さい女性「菜々目初音(ななめ・はつね)」の「でっかいの ちっちゃいの」
あとがき漫画でも、ヒロインで1人だけコマに顔が出てない「初音ちゃん」
身長143だそうですが、バストはEカップでした。
いいなぁ。
机に巨乳をのせてる絵もありました。
お話は、世の男性の多くが経験ありそうなもの。
あの一言を言えるかどうか、でしょうねー。
こちらも4コマが楽しいので必見です。
なお、彼女が”恥ずかしい”と感じていたアレですが…男性はだいたい好きだと思いますよ。たぶん。
女友達ばかりな「長谷川哲夫」と「卜部美穂」の「ガールフレンド」
これは、どっちかというと女性に刺さりそうね。
真実の愛に気付く、みたいな展開です。
心温まるお話でした。
初々しさある「美穂ちゃん」が可愛いですよ。
「キスの次には」の「多恵」ちゃんもそんな感じ。
みつ編み・校則通りな制服など、いかにも純な彼女。
…たれてましたが。
初々しさとのギャップがいいですね。えろいですね。
お持ち帰りみたいな絵が可笑しいです。
単行本の約半分ほどを占める中編「彼女のおもてなしシリーズ」は四姉妹な物語です。
それぞれはちゃんと繋がってます。
「彼女のおもてなし」は、彼氏ができて2ヶ月という三女「亜紀」さん。
皆からのアドバイスを受け、「順平」くんを裸エプロンで迎えるというのもの。
そのままお風呂に入ったりしてました。
うん、「順平くん」はエロスをよく理解されてますね。
ナイスです。
そのままえっちに突入するんですが、ちょっと機嫌悪い様をアピールする「亜紀さん」が可愛いです。
先の話で名前だけ出ていた「岩田」くん登場の「彼女のおでむかえ」は次女「奈津」さん。
再会した彼は、逃げた奥さんの連れ子がいたのです。
まぁ、ほっとけないよね。
前に言っていたそのままスクール水着なんて着ている「奈津さん」
なんだ、ちゃんと用意してるんじゃーん(笑)
「お前しか知らないから…」
その一言がラブラブです。
前話とデジャヴュなオチが素敵でした。
「彼女のおつきあい」はツインテールな四女「冬子」ちゃん。
「からかい半分に手を出したら本気にされちゃって…」
という台詞そのまま、雰囲気と裏腹に「冬子ちゃん」は経験豊富。
”私がされるがままだなんて…”
最中のソレからも察せられるそのまま、ある程度の自信もある様子です。
相手になっていた「清水」くんは、そんな彼女を翻弄するほどのえっち上手なようですが、まぁ後半の一言はそうでしょうねー。
本編ではなかなか報われない役回りでしたが、4コマで補完されてました。
そちらのやんわりした感じが巧いです。
また、先の2話がため、のびてるメイド服が可笑しいですね。
※左:冬子ちゃん、右:春さん
「春さん」はいいですねー。何らか忘れててほしいですねー。
「彼女のけじめ」は「岩田くん」・「奈津さん」の結婚式。
えー、こちらはシリーズでも、単行本全体でも、クライマックスというべきお話。
必見です。
こんなブログで書くのもったいないので、詳細は避けておきます。
いいお話でした。
扉絵の黒なドレスがまたいいですねー。
「彼女の日常」はいまいちお話に絡んでいなかった長女「春」さん。
スカート穿き忘れてましたね。
良いボケっぷりです。
そちらからの回想は、旦那「正一」と初めて出会った場面。
あんなん現実にあったらいいなぁ。
ラブラブで、2人して間男・新妻な”設定えっち”をしていました。
しっかりとした強い線の絵柄。
丁寧で乱れ・崩れはありません。
濃淡・描き込みは適度なくらいで落ち着いており、非常に見易いです。
小さいコマから引き絵までもキッチリ。
あまりにカチーっとまとまっているのが、逆に目立つ個性となってました。
だいたい↓表紙・裏表紙な感じね。
ちょっと人を選びそう。
軽すぎず、重くなく~と、ラブコメ・恋愛という双方の要素がある各話と相性は良く、派手に目立たないものの完成度高い1冊だと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: カチっとしてます。ヒロインはえっちシーンのが可愛く描かれてます。
・話4: よくある一般えっち系とは一線を画した、優れた1冊でした。
・独4: やんわりフェチっぽさあります。それぞれ個性的な四姉妹がいい感じ。
合計:[12/15]
アマゾンで見てからあちこち探していましたが、ようやく発見した1冊でした。
ぶっちゃけ、予想以上に面白かったです。
さすがは「ZUKI樹」センセですね!
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・恋愛
・おまけ: あとがき漫画、4コマ×4、カバー裏に裏事情漫画・4コマ×2。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「彼女のおもてなしシリーズ」×5)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ZUKI樹(ずきき)」センセの「ハッピーガール」です。
こないだニュースにあった”リニア中央新幹線”
見ました?
東京から大阪が67分だそうですよ。
京都へも行き易くなります。
待ち遠しいですねー。
完成はだーいぶ先のようですが。
(※2027年に東京・名古屋間、45年に大阪まで延伸する計画)
※左:初音ちゃん、右:日高さん
短編ではこの2人が良かったです。
本日は「ZUKI樹」センセの「ラブバイト」です。
9冊目くらいの単行本。
うち、「ぴゅあえろ」、「巫女の恋路」の2冊はブログでも紹介しています。
一般えっち系な単行本。
ぱっと見では、よくある短編集っぽく感じるかと思います。
しかし、こちらはシリーズもの(そこそこお話が繋がってます)をメインに、短編を収録した構成。
後日談的な4コマやあとがき漫画なども収録しており、よくある一般えっち系よりもお得感がありました。
まず、冒頭からは短編が続いてます。
カバー裏にてネタになっていましたが、後述のシリーズものよりも新しい原稿なのです。
カラー原稿もある冒頭話は「ラブラブハリケーン」は女子サッカーなお話。
W大女子サッカー部のエースにして、ミスキャンパスでもある「風祭ハルカ」さん。
優秀な選手である彼女の悩みは、”必殺技がない”こと。
他校のストライカーたちにに対抗するため、論文にて斬新な運動理論を書いていた「川上」に、その開発を依頼するのでした。
おふざけコメディーかと思いましたが。
途中で2人の驚くべき関係が明かされています。
そんなんかー!
よく覚えてたねぇ。
必殺技うんぬんは単なる口実かと思いましたが、そうでもなさそう。
たまたま、偶然がぴたーって重なったのかな。
脱いでびっくりな、スポーツ選手らしからぬ大きな胸にご期待下さい。
「恋に恋する5年前」は教師と元生徒のお話。
収録でコレが最もお気に入りです。
ミッション系女子高の講師「竹内」
環境から、ちらほら女生徒からの告白を受ける彼は、
「5年経ったら相手してやるよ」
決まってそんな断わり方をしていました。
そんな頃、元教え子の1人「日高」が教育実習生として学校に来たのです。
5年振りの彼女は魅力的な女性になっており、「竹内」は告白するんですが…と、だいたいそんな流れ。
「竹内」からの言葉に、「日高さん」は思わず笑い出すのよ。
そのまま、ばさーって完全に切り捨てられないところがラブなのでした。
「大成功ですね」
という台詞でページめくるよう構成されていたんですが、直後の1コマ、そこまで至る流れが良かったです。
こんなん好き。
現実にはほぼないでしょうけど、あんなん言われたら先生たまんないでしょうねー。
えっちシーンでの「今度は何の策略だ?」あたりでの、「日高さん」の事情がキュート。
前フリが生かされたオチも良く、さらに後の4コマが面白かったです。
これで中編とか描いてほしいです。
※左:亜紀さん、右:奈津さん
こういうフェチっぽい感じもあります。
太めな男性「前橋透」と小さい女性「菜々目初音(ななめ・はつね)」の「でっかいの ちっちゃいの」
あとがき漫画でも、ヒロインで1人だけコマに顔が出てない「初音ちゃん」
身長143だそうですが、バストはEカップでした。
いいなぁ。
机に巨乳をのせてる絵もありました。
お話は、世の男性の多くが経験ありそうなもの。
あの一言を言えるかどうか、でしょうねー。
こちらも4コマが楽しいので必見です。
なお、彼女が”恥ずかしい”と感じていたアレですが…男性はだいたい好きだと思いますよ。たぶん。
女友達ばかりな「長谷川哲夫」と「卜部美穂」の「ガールフレンド」
これは、どっちかというと女性に刺さりそうね。
真実の愛に気付く、みたいな展開です。
心温まるお話でした。
初々しさある「美穂ちゃん」が可愛いですよ。
「キスの次には」の「多恵」ちゃんもそんな感じ。
みつ編み・校則通りな制服など、いかにも純な彼女。
…たれてましたが。
初々しさとのギャップがいいですね。えろいですね。
お持ち帰りみたいな絵が可笑しいです。
単行本の約半分ほどを占める中編「彼女のおもてなしシリーズ」は四姉妹な物語です。
それぞれはちゃんと繋がってます。
「彼女のおもてなし」は、彼氏ができて2ヶ月という三女「亜紀」さん。
皆からのアドバイスを受け、「順平」くんを裸エプロンで迎えるというのもの。
そのままお風呂に入ったりしてました。
うん、「順平くん」はエロスをよく理解されてますね。
ナイスです。
そのままえっちに突入するんですが、ちょっと機嫌悪い様をアピールする「亜紀さん」が可愛いです。
先の話で名前だけ出ていた「岩田」くん登場の「彼女のおでむかえ」は次女「奈津」さん。
再会した彼は、逃げた奥さんの連れ子がいたのです。
まぁ、ほっとけないよね。
前に言っていたそのままスクール水着なんて着ている「奈津さん」
なんだ、ちゃんと用意してるんじゃーん(笑)
「お前しか知らないから…」
その一言がラブラブです。
前話とデジャヴュなオチが素敵でした。
「彼女のおつきあい」はツインテールな四女「冬子」ちゃん。
「からかい半分に手を出したら本気にされちゃって…」
という台詞そのまま、雰囲気と裏腹に「冬子ちゃん」は経験豊富。
”私がされるがままだなんて…”
最中のソレからも察せられるそのまま、ある程度の自信もある様子です。
相手になっていた「清水」くんは、そんな彼女を翻弄するほどのえっち上手なようですが、まぁ後半の一言はそうでしょうねー。
本編ではなかなか報われない役回りでしたが、4コマで補完されてました。
そちらのやんわりした感じが巧いです。
また、先の2話がため、のびてるメイド服が可笑しいですね。
※左:冬子ちゃん、右:春さん
「春さん」はいいですねー。何らか忘れててほしいですねー。
「彼女のけじめ」は「岩田くん」・「奈津さん」の結婚式。
えー、こちらはシリーズでも、単行本全体でも、クライマックスというべきお話。
必見です。
こんなブログで書くのもったいないので、詳細は避けておきます。
いいお話でした。
扉絵の黒なドレスがまたいいですねー。
「彼女の日常」はいまいちお話に絡んでいなかった長女「春」さん。
スカート穿き忘れてましたね。
良いボケっぷりです。
そちらからの回想は、旦那「正一」と初めて出会った場面。
あんなん現実にあったらいいなぁ。
ラブラブで、2人して間男・新妻な”設定えっち”をしていました。
しっかりとした強い線の絵柄。
丁寧で乱れ・崩れはありません。
濃淡・描き込みは適度なくらいで落ち着いており、非常に見易いです。
小さいコマから引き絵までもキッチリ。
あまりにカチーっとまとまっているのが、逆に目立つ個性となってました。
だいたい↓表紙・裏表紙な感じね。
ちょっと人を選びそう。
軽すぎず、重くなく~と、ラブコメ・恋愛という双方の要素がある各話と相性は良く、派手に目立たないものの完成度高い1冊だと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: カチっとしてます。ヒロインはえっちシーンのが可愛く描かれてます。
・話4: よくある一般えっち系とは一線を画した、優れた1冊でした。
・独4: やんわりフェチっぽさあります。それぞれ個性的な四姉妹がいい感じ。
合計:[12/15]
アマゾンで見てからあちこち探していましたが、ようやく発見した1冊でした。
ぶっちゃけ、予想以上に面白かったです。
さすがは「ZUKI樹」センセですね!
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■絶対妻姉主義 (胡桃屋ましみん)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]年上・むちむち
・おまけ: あとがき、合間にSIDE切り替え絵、
カバー裏に作品解説、追加・修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「胡桃屋ましみん(くるみや・ましみん)」センセの「絶対妻姉主義」です。
すっかり寒くなりましたねー。
最近疲れ気味なのは…そんなんもあるかなぁ。
自分でも恐ろしいくらいに眠気がありますよ。
さて、こちらブログでは「妻喰主義」、「肉触天国」と紹介している「胡桃屋ましみん」センセ。
新刊は「絶対妻姉主義」です。
他名義を合わせると、トータルでは7冊目くらいな単行本。
タイトルそのまま、人妻・姉系な短編集。
えっちではあるもののそう暗さはなく、読み易い仕上がりです。
連続したものがなかったのは、ちょっと残念。
むちむちっとしたアダルトな年上女性が揃っているので、そんなん好きな方はばっちり楽しめる1冊でしょう。
※左:「啓祐くん」の母、右:「紀子さん」
こうしたアダルトなヒロインばかりです。
「あなふたつめ」は「麻美」・「はすみ」という友人同士がメイン。
「麻美さん」の旦那「洋祐」と、関係を持ってしまった「はすみさん」
彼女からの呼び出しに、こわごわ家を訪ねたところ…という流れ。
Wヒロインですね。
「もの足りない」
という前半の言葉はひっかけ。
「麻美さん」が許したのは、たぶん隠さず打ち明けたことと、1人では身がもたなかったためでしょう。
(※あるいは、「はすみさん」とのえっちも彼女がお膳立てしたのかな)
元気なオチにびっくりでした。
「はすみさん」、ガンバって!
なお、「夫婦ゲンカイタダキマス!」もWヒロインです。
こちらは「圭介」とその妻「美香」、そして彼女の姉「ひろみ」
夫婦喧嘩した「ひろみさん」が妹「美香さん」宅を訪ねたところ、彼女の家でも揉めてる真っ最中だったのです。
あっさりお風呂へもお邪魔していた「ひろみさん」
かなりの強硬手段ですが、いちおう仲直りの切っ掛けに役だっていました。
なるほどね。
オチはあーでしたが、たぶん「美香さん」はその役無理だと思いますよ。
「ぼくのおしごと」は母子の近親系。
ただ、本編にはドロドロした感じなく、ごく爽やかな仕上がりとなっていました。
10代で「啓祐」くんを産んだそうです。
仮に出産時の彼女を19歳だと設定すると…7歳(あるいは6歳)で、小学校の時は母25歳。
模試と言ってた彼の雰囲気から察するに、だいたい高校生くらいだと思うので、16から18歳でしょう。
そうすると、彼女は34から36歳くらいになります。
全然オッケーですよ(笑)
言動から、しっかり母親もしている彼女。
”癒すお仕事”を彼にさせており、男性という役割をさせて自らを満たすと共に、その成長を楽しんでいる感じでした。
間違いなく息子ではあるものの、彼氏・旦那という感覚でも接してますね。
なかなか深いです。
子供の頃から、じわじわ教え込んだのかなぁ。
「朝美」ちゃんの家庭教師「片山」は、その母「紀子」さんと関係があったのです。
そんな短編「Partition」
よくある家庭教師と母親なパターン。
収録では唯一の眼鏡ヒロインです。
「胡桃屋ましみん」センセも気に入っているのか、もくじ絵(カラー)や合間のイラストも彼女になっていました。
それらは本編と違うネグリジェ姿でセクシー。
あのオチはある意味お約束かなぁ。
なお、えっちばかりでしたが「朝美ちゃん」の成績はしっかり上がっているようで、最低限の任務はこなしていました。
なお、続きもあるようですが、収録されていなかったのが残念。
※ひろみさん
着替え中をゲットしました。こんなんいいなぁ。
サスペンスに出来そうな、「鍵の無い金曜日」は最初からオチ先行だったようです。
そのため、ラスト1ページはドラマのような感じだったので必見。
毎週金曜日が夫婦の時間という「瑞江」さん。
玄関の施錠はせず、来訪する「正輝」とえっちするんですが…という、なんとなく違和感のあるお話になってます。
詳しくは本編でどうぞ。
次からの3話も人妻系。
ただ、その相手が揃って義弟だったので、お姉さんぽい要素もありました。
「HONEY SITTING」は「ひろみ」さんと義弟「大介」くん。
この系統3話のうち、初々しくてもっともブラック感のないお話です。
(※あっさりなオチはある意味ブラックかもしれんけど)
うたた寝をしてしまった「大介くん」がふと目覚めると、着替えをしていた「ひろみさん」が…という切っ掛けシチュエーションが素敵。
がんばった甲斐がありました。
「Liar in the Box」は「有希」さんと義弟「丈志(たけし)」くん。
えっち関係だった2人でしたが、兄(旦那)「光弘」に発見され、「丈志くん」は追い出されていたのです。
しかし、「有希さん」は内緒で彼の元を訪ねており~という展開。
なんだか強い態度の「丈志くん」におやーって思いましたが、そういうコトでしたか。
それぞれ安定してればいいのかもしれませんけど、前半で彼が言っていた、
「俺の女になっちゃえば?」
…は、おそらく本心ではないかと。
「幸せの一週間」は「美沙子」さんと義弟「英明」くん。
旦那「明俊」にはほぼ不満ないものの、えっちの相性だけは悪かったのでした。
先の話と似ている部分もありますね。
ちゃんと旦那ともシテいるんですが、よく見ると”「英明くん」の1人えっちが終わるよりも早く終わっていた”のです。
そりゃー、欲求不満になって当然。
最中には複雑な心境について語っていました。
お姉さん系短編は2話収録です。
「女濡らして、雨ぇ、エロすぎよ!!」
そんな冒頭台詞が可笑しい短編「あまやどり」は「みひろ」さん。
雨宿りに立ち寄った友人「八重子」が留守で、残っていたその弟「弘道」くんとのえっち展開。
コメディーに崩れる「みひろさん」が可愛いですね。
つまみ喰いな感じで誘惑されていましたが、雰囲気とは裏腹に、彼はいいモノを持っていたのです。
余裕なくなってしまう展開が良く、姉「八重子さん」帰宅時の対応にも注目。
※左:美沙子さん、右:みひろさん
個人的にはお姉ちゃん系のが好みです。
「思い出は気持ち良すぎて。」は弟「孝志」の友人「坂崎」くん。
その姉「若菜」に、卒業記念として、えっちをお願いするのでした。
こちらは弟が不在の際に来るという、先ほどの逆パターン。
(※「孝志」とはバイト先が同じで、わざと不在を狙っている)
経験の差か、途中から「若菜さん」が主導権を握っているというのもそうですね。
笑顔の「じゃ次はバックで」という1コマが楽しげです。
クッキリで強い線の絵柄。
しっかりと乱れなく、濃淡も適度からやや濃い程度のもの。
全体的に安定しており、作画・漫画も良好。
特にえっちシーンはよく描き込まれていて演出も良く、迫力がありました。
縦長な輪郭と横長な目、きっちり描かれた鼻が特徴。
たゆんとした大きな胸に太めな腰回りなど、ヒロインはそれっぽく描かれています。
もっさりなアンダーヘアも良い感じ。
カラーでも雰囲気は大きく変化はしないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ジャンルお好きな方は「+1」で。やや癖があるかな。
・話4: キャラが発揮される連続話が見たいです。短編も全然悪くないですが。
・独4: やはりむちむちしたスタイルがいいですね。
合計:[12/15]
「S2COMIX」サイトの立ち読みでは、「あなふたつめ」の前半ちょっとページが見れました。
判断にはこちらが最適でしょう。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]年上・むちむち
・おまけ: あとがき、合間にSIDE切り替え絵、
カバー裏に作品解説、追加・修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「胡桃屋ましみん(くるみや・ましみん)」センセの「絶対妻姉主義」です。
すっかり寒くなりましたねー。
最近疲れ気味なのは…そんなんもあるかなぁ。
自分でも恐ろしいくらいに眠気がありますよ。
さて、こちらブログでは「妻喰主義」、「肉触天国」と紹介している「胡桃屋ましみん」センセ。
新刊は「絶対妻姉主義」です。
他名義を合わせると、トータルでは7冊目くらいな単行本。
タイトルそのまま、人妻・姉系な短編集。
えっちではあるもののそう暗さはなく、読み易い仕上がりです。
連続したものがなかったのは、ちょっと残念。
むちむちっとしたアダルトな年上女性が揃っているので、そんなん好きな方はばっちり楽しめる1冊でしょう。
※左:「啓祐くん」の母、右:「紀子さん」
こうしたアダルトなヒロインばかりです。
「あなふたつめ」は「麻美」・「はすみ」という友人同士がメイン。
「麻美さん」の旦那「洋祐」と、関係を持ってしまった「はすみさん」
彼女からの呼び出しに、こわごわ家を訪ねたところ…という流れ。
Wヒロインですね。
「もの足りない」
という前半の言葉はひっかけ。
「麻美さん」が許したのは、たぶん隠さず打ち明けたことと、1人では身がもたなかったためでしょう。
(※あるいは、「はすみさん」とのえっちも彼女がお膳立てしたのかな)
元気なオチにびっくりでした。
「はすみさん」、ガンバって!
なお、「夫婦ゲンカイタダキマス!」もWヒロインです。
こちらは「圭介」とその妻「美香」、そして彼女の姉「ひろみ」
夫婦喧嘩した「ひろみさん」が妹「美香さん」宅を訪ねたところ、彼女の家でも揉めてる真っ最中だったのです。
あっさりお風呂へもお邪魔していた「ひろみさん」
かなりの強硬手段ですが、いちおう仲直りの切っ掛けに役だっていました。
なるほどね。
オチはあーでしたが、たぶん「美香さん」はその役無理だと思いますよ。
「ぼくのおしごと」は母子の近親系。
ただ、本編にはドロドロした感じなく、ごく爽やかな仕上がりとなっていました。
10代で「啓祐」くんを産んだそうです。
仮に出産時の彼女を19歳だと設定すると…7歳(あるいは6歳)で、小学校の時は母25歳。
模試と言ってた彼の雰囲気から察するに、だいたい高校生くらいだと思うので、16から18歳でしょう。
そうすると、彼女は34から36歳くらいになります。
全然オッケーですよ(笑)
言動から、しっかり母親もしている彼女。
”癒すお仕事”を彼にさせており、男性という役割をさせて自らを満たすと共に、その成長を楽しんでいる感じでした。
間違いなく息子ではあるものの、彼氏・旦那という感覚でも接してますね。
なかなか深いです。
子供の頃から、じわじわ教え込んだのかなぁ。
「朝美」ちゃんの家庭教師「片山」は、その母「紀子」さんと関係があったのです。
そんな短編「Partition」
よくある家庭教師と母親なパターン。
収録では唯一の眼鏡ヒロインです。
「胡桃屋ましみん」センセも気に入っているのか、もくじ絵(カラー)や合間のイラストも彼女になっていました。
それらは本編と違うネグリジェ姿でセクシー。
あのオチはある意味お約束かなぁ。
なお、えっちばかりでしたが「朝美ちゃん」の成績はしっかり上がっているようで、最低限の任務はこなしていました。
なお、続きもあるようですが、収録されていなかったのが残念。
※ひろみさん
着替え中をゲットしました。こんなんいいなぁ。
サスペンスに出来そうな、「鍵の無い金曜日」は最初からオチ先行だったようです。
そのため、ラスト1ページはドラマのような感じだったので必見。
毎週金曜日が夫婦の時間という「瑞江」さん。
玄関の施錠はせず、来訪する「正輝」とえっちするんですが…という、なんとなく違和感のあるお話になってます。
詳しくは本編でどうぞ。
次からの3話も人妻系。
ただ、その相手が揃って義弟だったので、お姉さんぽい要素もありました。
「HONEY SITTING」は「ひろみ」さんと義弟「大介」くん。
この系統3話のうち、初々しくてもっともブラック感のないお話です。
(※あっさりなオチはある意味ブラックかもしれんけど)
うたた寝をしてしまった「大介くん」がふと目覚めると、着替えをしていた「ひろみさん」が…という切っ掛けシチュエーションが素敵。
がんばった甲斐がありました。
「Liar in the Box」は「有希」さんと義弟「丈志(たけし)」くん。
えっち関係だった2人でしたが、兄(旦那)「光弘」に発見され、「丈志くん」は追い出されていたのです。
しかし、「有希さん」は内緒で彼の元を訪ねており~という展開。
なんだか強い態度の「丈志くん」におやーって思いましたが、そういうコトでしたか。
それぞれ安定してればいいのかもしれませんけど、前半で彼が言っていた、
「俺の女になっちゃえば?」
…は、おそらく本心ではないかと。
「幸せの一週間」は「美沙子」さんと義弟「英明」くん。
旦那「明俊」にはほぼ不満ないものの、えっちの相性だけは悪かったのでした。
先の話と似ている部分もありますね。
ちゃんと旦那ともシテいるんですが、よく見ると”「英明くん」の1人えっちが終わるよりも早く終わっていた”のです。
そりゃー、欲求不満になって当然。
最中には複雑な心境について語っていました。
お姉さん系短編は2話収録です。
「女濡らして、雨ぇ、エロすぎよ!!」
そんな冒頭台詞が可笑しい短編「あまやどり」は「みひろ」さん。
雨宿りに立ち寄った友人「八重子」が留守で、残っていたその弟「弘道」くんとのえっち展開。
コメディーに崩れる「みひろさん」が可愛いですね。
つまみ喰いな感じで誘惑されていましたが、雰囲気とは裏腹に、彼はいいモノを持っていたのです。
余裕なくなってしまう展開が良く、姉「八重子さん」帰宅時の対応にも注目。
※左:美沙子さん、右:みひろさん
個人的にはお姉ちゃん系のが好みです。
「思い出は気持ち良すぎて。」は弟「孝志」の友人「坂崎」くん。
その姉「若菜」に、卒業記念として、えっちをお願いするのでした。
こちらは弟が不在の際に来るという、先ほどの逆パターン。
(※「孝志」とはバイト先が同じで、わざと不在を狙っている)
経験の差か、途中から「若菜さん」が主導権を握っているというのもそうですね。
笑顔の「じゃ次はバックで」という1コマが楽しげです。
クッキリで強い線の絵柄。
しっかりと乱れなく、濃淡も適度からやや濃い程度のもの。
全体的に安定しており、作画・漫画も良好。
特にえっちシーンはよく描き込まれていて演出も良く、迫力がありました。
縦長な輪郭と横長な目、きっちり描かれた鼻が特徴。
たゆんとした大きな胸に太めな腰回りなど、ヒロインはそれっぽく描かれています。
もっさりなアンダーヘアも良い感じ。
カラーでも雰囲気は大きく変化はしないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: ジャンルお好きな方は「+1」で。やや癖があるかな。
・話4: キャラが発揮される連続話が見たいです。短編も全然悪くないですが。
・独4: やはりむちむちしたスタイルがいいですね。
合計:[12/15]
「S2COMIX」サイトの立ち読みでは、「あなふたつめ」の前半ちょっとページが見れました。
判断にはこちらが最適でしょう。
絶対妻姉主義 (富士美コミックス) (2010/10/25) 胡桃屋 ましみん 商品詳細を見る |
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■保健室での淫らな少女の育て方 (海星海月)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・学園
・おまけ: 描き下ろし「番外編 私の居場所」
・その他: 小ポスター、8話+2話収録(全て表題作・1巻完結?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海星海月(みほし・くらげ)」センセの「保健室での淫らな少女の育て方」です。
どうやら、今月は2冊の単行本を出される「海星海月」センセです。
「こうして妹はオカズになった」は10月28日発売な様子。
サンプル絵が「G-WALK」さんのHPで確認できたので、こちら「保健室での淫らな少女の育て方」の絵柄どんなんか調べたい方は、参考になると思います。
(※「オークス」さんHPでは内容の確認できません。ちと不親切よね)
そんなこんなで「海星海月」センセ。
ざっと見た過去単行本の表紙絵には明確な記憶あったので、ブログでは紹介済みだと思いましたが…あれれ、ないですね。
どうやら、”表紙に覚えがある”というソレ自体怪しいです。
たぶん漫画はコレが初見ではないと思うんですが。
…と、センセには「西村はるか」という別名義もありました。
こっちの表紙にも記憶あるような…まぁ、いいか。
※左:天草小春、右:春木まみ
ヒロインらはこんな感じ。単に可愛いだけでないのがポイント。
いかにも短編っぽい雰囲気の「保健室での淫らな少女の育て方」ですが、こちらは全7話+1話に番外編の収録された長編漫画です。
ただ、各話を貫くような、明確なストーリーはいまいち見えてきません。
同じ世界観・学園(保健室)を背景とし、キャラの関係がちらほら確認できるくらい。
↑データーではいちおう”1巻完結”と書きましたが、コレもどうなるか分かりません。
単行本にあとがきなどのコメントなく、またHPなどもお持ちでないようで、「海星海月」センセの考えがよく分からないのでした。
もしかしたら、2冊目あるかも。
1話目は頭のリボンが特徴の「天草小春」ちゃん。
天然っぽさが可愛い彼女は、実は重度な汗フェチ。
雨の日の満員電車にて匂いにあてられた彼女は…という展開。
こんな娘が1人でそんなん乗っちゃダメ(笑)
冒頭のギャップがもの凄く、正しくロリえっちしてました。
”バレたら社会から抹殺”
あっさり流されることなく、やたら周囲を気にしていた男性がリアルです。
でも、客観的に見れば間違いなく痴漢野郎でしょうねー。
こんなん実際にはないでしょうけど、えろい幼女には気をつけましょう。
8ページの1.5話目は、その直後。
おじさんとのトイレえっちの続きになってました。
器用に便器を使っているところに注目。
2話目も「小春ちゃん」です。
えっち後の彼女は泣いてたりして、ちょっとしんみり。
なるほど、あんな姿見せつけられていた「安達直」くんがえっちできない訳ですね。
(※たぶん、彼は後始末とか色々してる筈)
こちらでは体育の授業にてスイッチ入った「小春ちゃん」と「直くん」
保健室でのえっちになってます。
「すごいお宝ゲットしたよ~」
そんな感じで、美味しく頂かれてしまうのでした。
なお、ここで単行本では最も主人公に近そうな保健医「大原」が登場してます。
彼氏の「勇芽」くんが浮気したとかで、「愛美」ちゃんとえっちしてました。
※東山雪乃
どっちも「雪乃さん」です。なかなか深い背景を持つヒロインです。
3話目は眼鏡な「東山雪乃」さんが登場。
全体を通してのヒロインは彼女かなぁ。
たぶん、「愛美ちゃん」とのえっちから保健室にいたと思います。
「大原」にはかなり献身的で、健気な娘。
対する彼も温かく、やってる事の良い悪いは置いといて「愛美ちゃん」にかけた言葉は格好良いものでした。
ああ、コレは惚れる。
多くの女の子が「大原」と関係していましたが、そんなんも納得。
後半から4話目前半まで、結局4名での複数えっち展開になってました。
4話目のメインは、「雪乃」さんの過去描写です。
当時は裸眼で、まだ髪の長い彼女。
なかなか重い運命を背負っていました。
こんなん好きです。
もっとこの2人をメインにして良かったかなぁ、って思うんですが、次からはまた別のお話になってます。
新キャラが登場の5話目。
テストで100点とった「春木まみ」ちゃん。
そのご褒美として、教師「西条」に付き合ってもらう約束をしていたのでした。
彼女からの申し出に軽く応じていた彼。
実はツーサイドアップな「酒井くるみ」に恋しており、そのイメージもあって結局えっちしてしまうのです。
あのぅ、付き合ってもらう約束ではなかったの?
途中から止まんなくなってる「西条」が悲しいですね(笑)
あんなん講師で大丈夫なんでしょうか。
そちらから直接続く6話目
冒頭では先の流れで、「西条」の大失態が描かれています。
あれはひでぇなぁ。
そんな彼が相談を持ちかけていたのが、再び登場の保健医「大原」
「まみちゃん」とのえっちも考えていたようですが、「くるみさん」とは既に関係してました。
真面目で、「雪乃さん」とはまた違ったタイプですね。
複雑な心情が描かれており、なにげに「大原」はそれを察しています。
さすが保健医、大したものです。
※酒井くるみ
髪型ツーサイドアップでないですが…こんなんいいよね。
いちおう本編では収録で最終話となる7話目。
3話目の台詞にあった、「林間教室での美少女百人斬り」について、ちょろっと判明してます。
こちらは「くるみさん」と教師「西条」
彼の部屋の”くるみちゃんコレクション”がヤバい感じ。
そんなんが、ああしたシチュエーションになれば、そりゃたまんないわね。
また、お話の流れから、まるで抵抗しない「くるみさん」にも納得。
後半の彼はちと気の毒な感じでしたが(笑)
なお、「不登校えぴそーど わん」は中等部な2人。
ツインテールで眼鏡な「雨神雪音」さんと「早乙女健一」くんですね。
番外編「私の居場所」は「雪乃さん」のショートエピソードでした。
これで、特にそれっぽい感じないまま、さらりと終わってます。
やっぱりまだ続くのかな。
「くるみさん」はまだモヤモヤしたままで気持ち的に決着しておらず、また「雪乃さん」も描き下ろし部分にてちょっと…アレはどうでしょう。
あちこち巧くいけばいいですね。
強めな線の絵柄。
全体的に黒が強く、濃淡は濃い目な感じ。
描き込みは適度なくらい。
背景などしっかりしていながら、キャラをつぶさない程度のまとまり。
やや崩れ気味に見えるコマもありましたが、全体ではそう問題ではないでしょう。
心情的な描写もなかなか巧く、”ロリなヒロインによるエロス話”という単純なものではありませんでした。
癖はあるので、ジャンルを含めて許容できるか、どうか。
判断については、↓表紙絵を信じて大丈夫です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定していました。ヒロインがよく描けていたと思います。
・話3: 恋愛してましたね。全体ストーリーがイマイチよく分かんないのでマイナス。
・独4: 単なるロリえっちでないのは好みでした。
合計:[11/15]
↓表紙・裏表紙、折り返しに中扉、もくじ絵など、使い回しばかりなのが残念。
描き下ろしあったものの前述したようにあとがきもなく、ちょっと寂しいですよ。
この後どうなるかも分かんないですし。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ロリ・学園
・おまけ: 描き下ろし「番外編 私の居場所」
・その他: 小ポスター、8話+2話収録(全て表題作・1巻完結?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海星海月(みほし・くらげ)」センセの「保健室での淫らな少女の育て方」です。
どうやら、今月は2冊の単行本を出される「海星海月」センセです。
「こうして妹はオカズになった」は10月28日発売な様子。
サンプル絵が「G-WALK」さんのHPで確認できたので、こちら「保健室での淫らな少女の育て方」の絵柄どんなんか調べたい方は、参考になると思います。
(※「オークス」さんHPでは内容の確認できません。ちと不親切よね)
そんなこんなで「海星海月」センセ。
ざっと見た過去単行本の表紙絵には明確な記憶あったので、ブログでは紹介済みだと思いましたが…あれれ、ないですね。
どうやら、”表紙に覚えがある”というソレ自体怪しいです。
たぶん漫画はコレが初見ではないと思うんですが。
…と、センセには「西村はるか」という別名義もありました。
こっちの表紙にも記憶あるような…まぁ、いいか。
※左:天草小春、右:春木まみ
ヒロインらはこんな感じ。単に可愛いだけでないのがポイント。
いかにも短編っぽい雰囲気の「保健室での淫らな少女の育て方」ですが、こちらは全7話+1話に番外編の収録された長編漫画です。
ただ、各話を貫くような、明確なストーリーはいまいち見えてきません。
同じ世界観・学園(保健室)を背景とし、キャラの関係がちらほら確認できるくらい。
↑データーではいちおう”1巻完結”と書きましたが、コレもどうなるか分かりません。
単行本にあとがきなどのコメントなく、またHPなどもお持ちでないようで、「海星海月」センセの考えがよく分からないのでした。
もしかしたら、2冊目あるかも。
1話目は頭のリボンが特徴の「天草小春」ちゃん。
天然っぽさが可愛い彼女は、実は重度な汗フェチ。
雨の日の満員電車にて匂いにあてられた彼女は…という展開。
こんな娘が1人でそんなん乗っちゃダメ(笑)
冒頭のギャップがもの凄く、正しくロリえっちしてました。
”バレたら社会から抹殺”
あっさり流されることなく、やたら周囲を気にしていた男性がリアルです。
でも、客観的に見れば間違いなく痴漢野郎でしょうねー。
こんなん実際にはないでしょうけど、えろい幼女には気をつけましょう。
8ページの1.5話目は、その直後。
おじさんとのトイレえっちの続きになってました。
器用に便器を使っているところに注目。
2話目も「小春ちゃん」です。
えっち後の彼女は泣いてたりして、ちょっとしんみり。
なるほど、あんな姿見せつけられていた「安達直」くんがえっちできない訳ですね。
(※たぶん、彼は後始末とか色々してる筈)
こちらでは体育の授業にてスイッチ入った「小春ちゃん」と「直くん」
保健室でのえっちになってます。
「すごいお宝ゲットしたよ~」
そんな感じで、美味しく頂かれてしまうのでした。
なお、ここで単行本では最も主人公に近そうな保健医「大原」が登場してます。
彼氏の「勇芽」くんが浮気したとかで、「愛美」ちゃんとえっちしてました。
※東山雪乃
どっちも「雪乃さん」です。なかなか深い背景を持つヒロインです。
3話目は眼鏡な「東山雪乃」さんが登場。
全体を通してのヒロインは彼女かなぁ。
たぶん、「愛美ちゃん」とのえっちから保健室にいたと思います。
「大原」にはかなり献身的で、健気な娘。
対する彼も温かく、やってる事の良い悪いは置いといて「愛美ちゃん」にかけた言葉は格好良いものでした。
ああ、コレは惚れる。
多くの女の子が「大原」と関係していましたが、そんなんも納得。
後半から4話目前半まで、結局4名での複数えっち展開になってました。
4話目のメインは、「雪乃」さんの過去描写です。
当時は裸眼で、まだ髪の長い彼女。
なかなか重い運命を背負っていました。
こんなん好きです。
もっとこの2人をメインにして良かったかなぁ、って思うんですが、次からはまた別のお話になってます。
新キャラが登場の5話目。
テストで100点とった「春木まみ」ちゃん。
そのご褒美として、教師「西条」に付き合ってもらう約束をしていたのでした。
彼女からの申し出に軽く応じていた彼。
実はツーサイドアップな「酒井くるみ」に恋しており、そのイメージもあって結局えっちしてしまうのです。
あのぅ、付き合ってもらう約束ではなかったの?
途中から止まんなくなってる「西条」が悲しいですね(笑)
あんなん講師で大丈夫なんでしょうか。
そちらから直接続く6話目
冒頭では先の流れで、「西条」の大失態が描かれています。
あれはひでぇなぁ。
そんな彼が相談を持ちかけていたのが、再び登場の保健医「大原」
「まみちゃん」とのえっちも考えていたようですが、「くるみさん」とは既に関係してました。
真面目で、「雪乃さん」とはまた違ったタイプですね。
複雑な心情が描かれており、なにげに「大原」はそれを察しています。
さすが保健医、大したものです。
※酒井くるみ
髪型ツーサイドアップでないですが…こんなんいいよね。
いちおう本編では収録で最終話となる7話目。
3話目の台詞にあった、「林間教室での美少女百人斬り」について、ちょろっと判明してます。
こちらは「くるみさん」と教師「西条」
彼の部屋の”くるみちゃんコレクション”がヤバい感じ。
そんなんが、ああしたシチュエーションになれば、そりゃたまんないわね。
また、お話の流れから、まるで抵抗しない「くるみさん」にも納得。
後半の彼はちと気の毒な感じでしたが(笑)
なお、「不登校えぴそーど わん」は中等部な2人。
ツインテールで眼鏡な「雨神雪音」さんと「早乙女健一」くんですね。
番外編「私の居場所」は「雪乃さん」のショートエピソードでした。
これで、特にそれっぽい感じないまま、さらりと終わってます。
やっぱりまだ続くのかな。
「くるみさん」はまだモヤモヤしたままで気持ち的に決着しておらず、また「雪乃さん」も描き下ろし部分にてちょっと…アレはどうでしょう。
あちこち巧くいけばいいですね。
強めな線の絵柄。
全体的に黒が強く、濃淡は濃い目な感じ。
描き込みは適度なくらい。
背景などしっかりしていながら、キャラをつぶさない程度のまとまり。
やや崩れ気味に見えるコマもありましたが、全体ではそう問題ではないでしょう。
心情的な描写もなかなか巧く、”ロリなヒロインによるエロス話”という単純なものではありませんでした。
癖はあるので、ジャンルを含めて許容できるか、どうか。
判断については、↓表紙絵を信じて大丈夫です。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定していました。ヒロインがよく描けていたと思います。
・話3: 恋愛してましたね。全体ストーリーがイマイチよく分かんないのでマイナス。
・独4: 単なるロリえっちでないのは好みでした。
合計:[11/15]
↓表紙・裏表紙、折り返しに中扉、もくじ絵など、使い回しばかりなのが残念。
描き下ろしあったものの前述したようにあとがきもなく、ちょっと寂しいですよ。
この後どうなるかも分かんないですし。
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■むげんのみなもに (高崎ゆうき)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]ファンタジー・シリアス
・おまけ: postscript(あとがき漫画)、カバー裏にラフ絵、
描き下ろし「intermission」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
4話+α収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高崎ゆうき(たかさき・ゆうき)」センセの「むげんのみなもに 1巻」です。
本日は毎度お馴染み百合姫コミックスです。
今回も、ぱらぱらーって発売されたのを、何冊かチョイスしてきました。
うち、最も目を奪われたのが…こちら、「むげんのみなもに 1巻」です。
なんだか成年漫画みたいな↓表紙ではないですか?
(※カラーページにその続きみたいなイラストがあるので必見)
背景が赤で白字な紹介帯。
「善良な人は回れ右。誰かを愛する悪い人だけどうぞ。」
書かれているその文言も深く、ぐっと興味をそそられるもの。
センセか、あるいは出版社の方が考えたのか知りませんが、非常に良い文言。
読んだ後に見ると、またじわーっと何らか感じることでしょう。
…たぶん。
※時間商人さん
ちょろっとな出番ですが、目立っていました。4話に注目。
さて、描かれているのは「高崎ゆうき」センセです。
ひでるさんはこちらが初見。
全5巻という「桃色シンドローム」を連載されていた漫画家さんです。
こちらの感じから察するに、ひでるさんはそれも楽しめそうですねー。
今回の「むげんのみなもに 1巻」は、現代ファンタジーな感覚。
いわゆる剣とか魔法とか怪物とかなんでなく、やんわりとした非現実~みたいなの。
「みなも」と同居生活をする「キイちゃん」こと「(奈詩)カギリ」が主人公。
ごく普通の女の子のようですが、永遠を生き続ける不老不死の「カギリ」、常人の倍のスピードで成長してしまう「みなも」と、まったく相反する性質の2人なのです。
「みなも」を生かし続けるため、「カギリ」は時間商人と取引するべく人を殺し続けていました。
そんな頃、クラスメイトから父親殺しを依頼されたのです…。
「その人は、”悪い人”?」
そんな訳で、百合姫シリーズ中でもかなり異色な仕上がりになってます。
「高崎ゆうき」センセのHPにありましたが、
「シリアスなのを!」
という編集さんからの依頼だったようです。
そのためか、”やんわり絡みつくような、微妙な重さと緊張感”…というお話になっていました。
いきなり交通事故に遭う寸前な猫、から始まる1話目。
こちらはプロローグ的なお話ですかね。
説明とかなんとかは主に2話目で描かれているので、ここは分かんないまま読み進めてOKです。
不老不死な少女「カギリさん」
その単語で思い出すのは、やっぱり「人魚シリーズ(※「高橋留美子」センセ)」ですね。
あちらの「湧太」・「真魚」は定住できないため旅をし続けておりましたが、彼女はそこそこのアパートに「みなもさん」と住んでいます。
学校にも通ってましたね。
結構後先考えないらしく、冒頭では…おそらく、救急車を呼ばれるような事態になっていました。
…普通はあんなん目立って仕方ないだろうなぁ。
あれで特に普通の生活を送っているというのが、この漫画において最大のファンタジーかもしれません(笑)
誰がどうお金を稼いでるのか、なにゆえ学校へ通えているのかも不確か。
まぁ、存在からして現実味ないキャラなので、そんなんを気にするの野暮かもしれませんけどね。
※カギリさん
こうして毎回ボロボロになってしまうのでした。
”無料で人殺しを請け負ってくれる女の子がいるという、噂”
そう、彼女の秘密もちらほら噂になってます。
警察が黙ってませ…いや、黙ってますか(笑)
まぁ、些細な事なので、サクッと気にしないでいきましょう。
(時間商人という彼女が処理してるみたいな描写があります)
噂でもあったように、彼女は依頼者から報酬を受け取っていません。
通常より早い寿命である「みなもさん」のため、時間商人から時間を買っているのでした。
その対価が、人を殺すこと。
これは、殺害することでその人の生きる予定だった時間を奪っている~ような感じなのかな。
小さい身体で小刀なんて使用している「カギリさん」は、どうやら不死に頼った戦い方みたい。
毎回ボロボロになっており、あまり手際良さそうには見えませんね。
この暗殺部分は、漫画でしっかり描かれていません。
色々と難しいのかもしれませんが、もし描写があったなら、より重たい漫画になったかなー。
たぶん、性格的にもの凄い頑張ってると思うのよ。
精一杯に無理してたりして。
いちいち対象が悪い人かどうか確認しているのは、自分自身に対する慰めでは。
そんな訳で、彼女から寄りかかる小さな希望(悪い人を殺す)をいきなりぶっ壊すような1話ラスト付近が秀逸。
でも、リアルでイイです。変な意味でなく。
丁寧な口調の「カギリさん」が良いギャップになってます。
物語のポイントである「みなもさん」について描かれている2話目。
「まだ9歳なんですから」
その台詞から察するに、”倍以上のスピードで成長する”という彼女は、だいたい18歳以上に見えるのかな。
一方の「カギリさん」は、学校では制服姿だったので、中学生くらい?
そうすると、2人で歩いていれば「みなもさん」のが姉と見られて当然か。
(※性格的なことに加え、「高崎ゆうき」センセの可愛い絵柄がため、「みなもさん」はあまり大人っぽく見えないのですが)
生きるスピードが異なるため時間感覚も不安定。
あんなん大変そうでしたが、それすらも幸せに感じるというのがラブいですね。
ここでは、とある約束がメインになってます。
些細な幸福をあっさりぶち壊す、意地悪な時間商人が実に良い味わい。
さらに、走る彼女を次の不幸が襲うんですが…泣けてくるくらいにリアルです。
ああいうのってあるよねー。
そうしたモロモロについて、またさらにひっくり返すラストに驚きました。
なるほど。
これはぐっとくるくらいに辛い。
※みなもさん
漫画は彼女のがポイントかなー。
今回単行本で重要な役回りである猫「ちびキイ」の登場する3話目。
ここは「みなもさん」視点になってました。
先の”時間感覚も不安定”という要素が続いております。
コメディーちっくな前半からの急転直下な後半が重いですよ。
別の百合カップルが登場する、4話目はそちらエピソードと密接な関係のあるお話です。
自らを殺してほしい、と依頼する「椿」・「ゆず」の2人。
そんな依頼に戸惑う「カギリさん」は、なかなか決断できないんすが…って、これまた驚くような後半が見事な1話でした。
なにげに、別の事件もここで解決してます。
どんなんかは秘密。
また、「カギリさん」泣いちゃうんだ、これが。
なかなか救われないお話が続いていただけ、こちらのオチ部分の温かさはより心地よいものでした。
柔らかな線のふんわり絵柄。
ぼかすような雰囲気ですが、色は強め。
イメージよりしっかり描き込まれている印象でした。
(※なんとなく、もっと白比率高いものかと思ってた)
コマ割りも細かめですね。
すらりとした細身・華奢な人物絵。
輪郭も縦長で、やや頭大きめな感じ。
描き込まれると優しく、あっさりだとコメディー崩れしてます。
これが見事なまでに表情を変え、お芝居していたので、自然とお話に引っぱられるでしょう。
独特なタッチで癖もありましたが、巧い方です。
だいたい↓表紙の感じが問題なければ、楽しめるかと。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的に好きな絵柄なので。癖は強いので注意。
・話4: やや分かり辛い部分もありましたが、これまた好みジャンルなのです。
・独5: 良くも悪くもセオリーな百合漫画っぽくありません。慣れてない人も楽しめそう。
合計:[13/15]
これで2巻がどう描かれるのか、楽しみです。
なお、描き下ろし「intermission」では、2人でラブラブしてましたよー。
★過去に紹介した百合姫コミックス
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]ファンタジー・シリアス
・おまけ: postscript(あとがき漫画)、カバー裏にラフ絵、
描き下ろし「intermission」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
4話+α収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高崎ゆうき(たかさき・ゆうき)」センセの「むげんのみなもに 1巻」です。
本日は毎度お馴染み百合姫コミックスです。
今回も、ぱらぱらーって発売されたのを、何冊かチョイスしてきました。
うち、最も目を奪われたのが…こちら、「むげんのみなもに 1巻」です。
なんだか成年漫画みたいな↓表紙ではないですか?
(※カラーページにその続きみたいなイラストがあるので必見)
背景が赤で白字な紹介帯。
「善良な人は回れ右。誰かを愛する悪い人だけどうぞ。」
書かれているその文言も深く、ぐっと興味をそそられるもの。
センセか、あるいは出版社の方が考えたのか知りませんが、非常に良い文言。
読んだ後に見ると、またじわーっと何らか感じることでしょう。
…たぶん。
※時間商人さん
ちょろっとな出番ですが、目立っていました。4話に注目。
さて、描かれているのは「高崎ゆうき」センセです。
ひでるさんはこちらが初見。
全5巻という「桃色シンドローム」を連載されていた漫画家さんです。
こちらの感じから察するに、ひでるさんはそれも楽しめそうですねー。
今回の「むげんのみなもに 1巻」は、現代ファンタジーな感覚。
いわゆる剣とか魔法とか怪物とかなんでなく、やんわりとした非現実~みたいなの。
「みなも」と同居生活をする「キイちゃん」こと「(奈詩)カギリ」が主人公。
ごく普通の女の子のようですが、永遠を生き続ける不老不死の「カギリ」、常人の倍のスピードで成長してしまう「みなも」と、まったく相反する性質の2人なのです。
「みなも」を生かし続けるため、「カギリ」は時間商人と取引するべく人を殺し続けていました。
そんな頃、クラスメイトから父親殺しを依頼されたのです…。
「その人は、”悪い人”?」
そんな訳で、百合姫シリーズ中でもかなり異色な仕上がりになってます。
「高崎ゆうき」センセのHPにありましたが、
「シリアスなのを!」
という編集さんからの依頼だったようです。
そのためか、”やんわり絡みつくような、微妙な重さと緊張感”…というお話になっていました。
いきなり交通事故に遭う寸前な猫、から始まる1話目。
こちらはプロローグ的なお話ですかね。
説明とかなんとかは主に2話目で描かれているので、ここは分かんないまま読み進めてOKです。
不老不死な少女「カギリさん」
その単語で思い出すのは、やっぱり「人魚シリーズ(※「高橋留美子」センセ)」ですね。
あちらの「湧太」・「真魚」は定住できないため旅をし続けておりましたが、彼女はそこそこのアパートに「みなもさん」と住んでいます。
学校にも通ってましたね。
結構後先考えないらしく、冒頭では…おそらく、救急車を呼ばれるような事態になっていました。
…普通はあんなん目立って仕方ないだろうなぁ。
あれで特に普通の生活を送っているというのが、この漫画において最大のファンタジーかもしれません(笑)
誰がどうお金を稼いでるのか、なにゆえ学校へ通えているのかも不確か。
まぁ、存在からして現実味ないキャラなので、そんなんを気にするの野暮かもしれませんけどね。
※カギリさん
こうして毎回ボロボロになってしまうのでした。
”無料で人殺しを請け負ってくれる女の子がいるという、噂”
そう、彼女の秘密もちらほら噂になってます。
警察が黙ってませ…いや、黙ってますか(笑)
まぁ、些細な事なので、サクッと気にしないでいきましょう。
(時間商人という彼女が処理してるみたいな描写があります)
噂でもあったように、彼女は依頼者から報酬を受け取っていません。
通常より早い寿命である「みなもさん」のため、時間商人から時間を買っているのでした。
その対価が、人を殺すこと。
これは、殺害することでその人の生きる予定だった時間を奪っている~ような感じなのかな。
小さい身体で小刀なんて使用している「カギリさん」は、どうやら不死に頼った戦い方みたい。
毎回ボロボロになっており、あまり手際良さそうには見えませんね。
この暗殺部分は、漫画でしっかり描かれていません。
色々と難しいのかもしれませんが、もし描写があったなら、より重たい漫画になったかなー。
たぶん、性格的にもの凄い頑張ってると思うのよ。
精一杯に無理してたりして。
いちいち対象が悪い人かどうか確認しているのは、自分自身に対する慰めでは。
そんな訳で、彼女から寄りかかる小さな希望(悪い人を殺す)をいきなりぶっ壊すような1話ラスト付近が秀逸。
でも、リアルでイイです。変な意味でなく。
丁寧な口調の「カギリさん」が良いギャップになってます。
物語のポイントである「みなもさん」について描かれている2話目。
「まだ9歳なんですから」
その台詞から察するに、”倍以上のスピードで成長する”という彼女は、だいたい18歳以上に見えるのかな。
一方の「カギリさん」は、学校では制服姿だったので、中学生くらい?
そうすると、2人で歩いていれば「みなもさん」のが姉と見られて当然か。
(※性格的なことに加え、「高崎ゆうき」センセの可愛い絵柄がため、「みなもさん」はあまり大人っぽく見えないのですが)
生きるスピードが異なるため時間感覚も不安定。
あんなん大変そうでしたが、それすらも幸せに感じるというのがラブいですね。
ここでは、とある約束がメインになってます。
些細な幸福をあっさりぶち壊す、意地悪な時間商人が実に良い味わい。
さらに、走る彼女を次の不幸が襲うんですが…泣けてくるくらいにリアルです。
ああいうのってあるよねー。
そうしたモロモロについて、またさらにひっくり返すラストに驚きました。
なるほど。
これはぐっとくるくらいに辛い。
※みなもさん
漫画は彼女のがポイントかなー。
今回単行本で重要な役回りである猫「ちびキイ」の登場する3話目。
ここは「みなもさん」視点になってました。
先の”時間感覚も不安定”という要素が続いております。
コメディーちっくな前半からの急転直下な後半が重いですよ。
別の百合カップルが登場する、4話目はそちらエピソードと密接な関係のあるお話です。
自らを殺してほしい、と依頼する「椿」・「ゆず」の2人。
そんな依頼に戸惑う「カギリさん」は、なかなか決断できないんすが…って、これまた驚くような後半が見事な1話でした。
なにげに、別の事件もここで解決してます。
どんなんかは秘密。
また、「カギリさん」泣いちゃうんだ、これが。
なかなか救われないお話が続いていただけ、こちらのオチ部分の温かさはより心地よいものでした。
柔らかな線のふんわり絵柄。
ぼかすような雰囲気ですが、色は強め。
イメージよりしっかり描き込まれている印象でした。
(※なんとなく、もっと白比率高いものかと思ってた)
コマ割りも細かめですね。
すらりとした細身・華奢な人物絵。
輪郭も縦長で、やや頭大きめな感じ。
描き込まれると優しく、あっさりだとコメディー崩れしてます。
これが見事なまでに表情を変え、お芝居していたので、自然とお話に引っぱられるでしょう。
独特なタッチで癖もありましたが、巧い方です。
だいたい↓表紙の感じが問題なければ、楽しめるかと。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的に好きな絵柄なので。癖は強いので注意。
・話4: やや分かり辛い部分もありましたが、これまた好みジャンルなのです。
・独5: 良くも悪くもセオリーな百合漫画っぽくありません。慣れてない人も楽しめそう。
合計:[13/15]
これで2巻がどう描かれるのか、楽しみです。
なお、描き下ろし「intermission」では、2人でラブラブしてましたよー。
むげんのみなもに 1 (IDコミックス 百合姫コミックス) (2010/10/18) 高崎 ゆうき 商品詳細を見る |
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■純愛姦情 (伊豆まよね)
★まんがデーター [5/15]
・絵 :■□□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]ラブコメ・貧乳
・おまけ: あとがき、紹介帯・表紙で絵変化。
・その他: 原案「ざねりぃ」、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「伊豆まよね(いず・まよね)」センセの「純愛姦情」です。
「まよねーず。」という別名義がありました。
こちらは原作つきということで、わざわざ名義を変更しての単行本になっています。
成年・一般で変更する方多いですが、なるほど、こういったのもアリかもしれません。
いつものジャンルが好みなファンには親切ですよね。
※左:桃美さん、右:ナナちゃん
それでも新しい原稿はいい感じでしたが。
ただ…すみません、これは全然合いませんでした。
だいたいの判断は↓表紙・裏表紙そのままの感じ。
もっさりしてます。
後述しますけど、どうにも気になる部分あり、絵柄に引っ張られてお話も楽しめていません。
そんな訳で、これ以降はあまり良い文言は並ばないと思います。
そうした文が得意でない方は、ここらでご遠慮ください。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きます)
・
・
・
まずは絵柄から。
強めなゆったり線。
濃淡は薄めで、描き込みあっさり。
やや平面的な感じです。
背景・小物なども全体的に弱めで、服にもあまり質感がありません。
絵の崩れもちらほら散見され、悪いコマがはっきり。
よくマイナス点として感じることの多い、引き絵についてもイマイチでした。
特に今回読んでいて気になったのは、水の表現。
お風呂、プールなどの場面があるんですが、これが非常に良くないです。
正直なところ、ココが目立って悪いので、読む気力を大きく削ぐようなものでした。
また、収録されている各話は06年から10年と幅が広く、差も大きめ。
古い原稿はやはり厳しいです。
全体的に不安定でした。
収録の各話は全て短編です。
各話について、ざっと書いていきますね。
カラー原稿もある冒頭話「キケンなお泊まり」
主人公「智則」は親友とルームシェアしていたんですが、そこに彼の妹「桃美」さんが訪ねてきたのでした。
まぁ、可愛い娘ですもんね。
兄妹で好き合っているのでなく、ここでお兄ちゃんは関係ないような…。
また、抵抗した割りにはあっさり承諾し過ぎ。
「43cm」は幼馴染みの「奈々」さん。
1回目の失敗がため、縄で縛ってのえっちでした。
可愛い容姿の割りには男の子っぽい口調なのねー。
後半にお風呂えっちがあるんですが、ここが前述した部分。
「レンタル彼女」はいわゆるくっつけパターン。
こちらの男性は、なんであんな眼鏡してるのかなぁ。
黒が目立って目ざわり。
また、「ナナ」ちゃんは最後にネタばらししても良かったのでは。
※左:夏野さん、右:夏さん
後半は厳しいです。流れも良くありません。
「雰囲気スイッチ」は「新堂縁」さん。
なんだかいまいちよく分かりませんが…そういうプレイってことですかね。
前半4ページなど、関係あるのかないのかというページも多めでした。
「不器用な片想い」は、サッカー部の眼鏡のマネージャー。
初めて、という割に最後の台詞はちょっと違和感があります。
「制服DE・ぷーる」のヒロイン「夏野」さんはツンデレちっくな可愛らしい娘。
ただ、ここのプール表現が微妙で残念。
水でスカートが浮いてのパンチラとかいいシチュエーションなんですけどねぇ。
「SWEET・HOME」はモデルハウスでのえっち。
ただ…あれって勝手に入れるものかな。
施錠忘れとか?
「どきどき・ヌードデッサン」は妹的な近所の娘「志穂」ちゃん。
勉強を教える代わりに、美大生である彼のモデルをするというもの。
ちょっと彼女バカっぽ過ぎないかなぁ。
オチの台詞になんとなく違和感ありました。
「あねトモ」はそのまま姉の友人「天宮」さん。
前半・中盤の流れがぎこちないです。
「雨の日に」、「いとこと」の2話が06年の原稿。
前者は昔馴染みの「ツカサ」さん。
あまり雨というシチュエーションが生かされてないように感じました。
後者はお盆の帰省話で、褐色肌の従妹「夏」さんとのえっちです。
ボーイッシュな娘で、やっぱり日焼け跡というのはいいですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵1: 全体的に不安定。良い絵のが少ないです。
・話2: 表現・流れが巧くなく、伝わってきません。
・独2: 貧乳傾向ですかね。他に目立つものはありませんでした。
合計:[5/15]
お話には原作があるようですが、これが「伊豆まよね」センセの趣味趣向と合っていない様子。
あとがきにも”苦戦した”と書かれており、なるほどそんな感覚。
申し訳ないですが、オススメできません。
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・絵 :■□□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]ラブコメ・貧乳
・おまけ: あとがき、紹介帯・表紙で絵変化。
・その他: 原案「ざねりぃ」、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「伊豆まよね(いず・まよね)」センセの「純愛姦情」です。
「まよねーず。」という別名義がありました。
こちらは原作つきということで、わざわざ名義を変更しての単行本になっています。
成年・一般で変更する方多いですが、なるほど、こういったのもアリかもしれません。
いつものジャンルが好みなファンには親切ですよね。
※左:桃美さん、右:ナナちゃん
それでも新しい原稿はいい感じでしたが。
ただ…すみません、これは全然合いませんでした。
だいたいの判断は↓表紙・裏表紙そのままの感じ。
もっさりしてます。
後述しますけど、どうにも気になる部分あり、絵柄に引っ張られてお話も楽しめていません。
そんな訳で、これ以降はあまり良い文言は並ばないと思います。
そうした文が得意でない方は、ここらでご遠慮ください。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさい。正直な感想を書かせて頂きます)
・
・
・
まずは絵柄から。
強めなゆったり線。
濃淡は薄めで、描き込みあっさり。
やや平面的な感じです。
背景・小物なども全体的に弱めで、服にもあまり質感がありません。
絵の崩れもちらほら散見され、悪いコマがはっきり。
よくマイナス点として感じることの多い、引き絵についてもイマイチでした。
特に今回読んでいて気になったのは、水の表現。
お風呂、プールなどの場面があるんですが、これが非常に良くないです。
正直なところ、ココが目立って悪いので、読む気力を大きく削ぐようなものでした。
また、収録されている各話は06年から10年と幅が広く、差も大きめ。
古い原稿はやはり厳しいです。
全体的に不安定でした。
収録の各話は全て短編です。
各話について、ざっと書いていきますね。
カラー原稿もある冒頭話「キケンなお泊まり」
主人公「智則」は親友とルームシェアしていたんですが、そこに彼の妹「桃美」さんが訪ねてきたのでした。
まぁ、可愛い娘ですもんね。
兄妹で好き合っているのでなく、ここでお兄ちゃんは関係ないような…。
また、抵抗した割りにはあっさり承諾し過ぎ。
「43cm」は幼馴染みの「奈々」さん。
1回目の失敗がため、縄で縛ってのえっちでした。
可愛い容姿の割りには男の子っぽい口調なのねー。
後半にお風呂えっちがあるんですが、ここが前述した部分。
「レンタル彼女」はいわゆるくっつけパターン。
こちらの男性は、なんであんな眼鏡してるのかなぁ。
黒が目立って目ざわり。
また、「ナナ」ちゃんは最後にネタばらししても良かったのでは。
※左:夏野さん、右:夏さん
後半は厳しいです。流れも良くありません。
「雰囲気スイッチ」は「新堂縁」さん。
なんだかいまいちよく分かりませんが…そういうプレイってことですかね。
前半4ページなど、関係あるのかないのかというページも多めでした。
「不器用な片想い」は、サッカー部の眼鏡のマネージャー。
初めて、という割に最後の台詞はちょっと違和感があります。
「制服DE・ぷーる」のヒロイン「夏野」さんはツンデレちっくな可愛らしい娘。
ただ、ここのプール表現が微妙で残念。
水でスカートが浮いてのパンチラとかいいシチュエーションなんですけどねぇ。
「SWEET・HOME」はモデルハウスでのえっち。
ただ…あれって勝手に入れるものかな。
施錠忘れとか?
「どきどき・ヌードデッサン」は妹的な近所の娘「志穂」ちゃん。
勉強を教える代わりに、美大生である彼のモデルをするというもの。
ちょっと彼女バカっぽ過ぎないかなぁ。
オチの台詞になんとなく違和感ありました。
「あねトモ」はそのまま姉の友人「天宮」さん。
前半・中盤の流れがぎこちないです。
「雨の日に」、「いとこと」の2話が06年の原稿。
前者は昔馴染みの「ツカサ」さん。
あまり雨というシチュエーションが生かされてないように感じました。
後者はお盆の帰省話で、褐色肌の従妹「夏」さんとのえっちです。
ボーイッシュな娘で、やっぱり日焼け跡というのはいいですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵1: 全体的に不安定。良い絵のが少ないです。
・話2: 表現・流れが巧くなく、伝わってきません。
・独2: 貧乳傾向ですかね。他に目立つものはありませんでした。
合計:[5/15]
お話には原作があるようですが、これが「伊豆まよね」センセの趣味趣向と合っていない様子。
あとがきにも”苦戦した”と書かれており、なるほどそんな感覚。
申し訳ないですが、オススメできません。
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