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■完全凌辱遊戯 (杏咲モラル)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・複数
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×11。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杏咲モラル(あんざき・もらる)」センセの「完全凌辱遊戯 PERFECT DISGRACE PLAY」です。

ついに今年最後までなんとかこぎつけました。
そんなこんなで、2007年をしめくくるに相応しい本ということで…こちら。
年始が「放課後奴隷倶楽部/まぐろ帝國」だったので、そちらに合わせて「完全凌辱遊戯」なのです。
タイトルの響きだけで決めちゃいました(笑)

さて、「杏咲モラル」センセの漫画はこちらで一般系「ここでキスして」、「生半熟柔穴授業」などを紹介しております。
今回の「完全凌辱遊戯」は成年指定の短編集なんですね。
ちょっと期待をしていたんですけれど、これが案外普通。
複数だったり、無理やりだったりと、若干ハードではありましたが、全体的にはタイトルの響きほどではありません

恵さん、白石さん.jpg
※上:ヘルパー「恵さん」、下:漫研「白石さん」です。
 この2話はまとまりよく、いいお話でした。「白石さん」には何が起こったのでしょう??

色々と犯罪ちっくな、ヤバいお話「監禁遊戯」
いつからか出席しなくなっていた「白石」さんは、同じ部員に監禁されておりました。
様子を見に来た主人公「堀」くんが取った行動は…。
ごく簡単ですが、そんなん。

全てに救いがない真っ黒な展開で、葛藤に苦しむ「堀くん」、拒絶する「白石さん」などの描写が秀逸。
えっちからオチまで、ページ内で非常に良くまとまった短編でした。
絶賛するのもなんだか妙ですが(笑)、これはいい話。
詳しくは読んでみて。

単行本には、人助けからトンでもない事態へ発展する「生贄若妻」、実際にありそな、一見はえっちと無縁そうな舞台での話「幼妻緊縛乱交」など、人妻系もいくつか収録されておりました。
そんな中で、最も良かったのが「ヘルパー4P輪姦」
デイケアサービスの人妻「恵」さんは、些細なことを切っ掛けに訪問先の「鈴木玄八」さんと関係をもってしまっておりました。
それを見ていた「鈴木さん」の妻は…という流れ。
現在の社会問題を反映したような短編ですね。
本気でこんなん実際にありそうな気がしました。あるいは、これから出てくるのかな?
今日はもうそれくらいにして下さい
とにかく、足が悪くて寝たきりという「玄八さん」に、恥ずかしがりながらも従ってしまうというシチュエーションがいやらしいのです。
やっぱり年をとっても、ああいう感覚だけは持ち続けていたいものですね(笑)
切っ掛けが”密告”というのもブラックなのですよ。

比較絵00、07.jpg
※左:2000年「絵里子さん」、右:2007年「茜ちゃん」
 比較サンプルです。センセの絵は新旧どちらも味があるので、いい感じだと思います。

ほか、ヌードモデルからのよくある王道展開な芸術系えっち話「快感・個人指導」
つまらない羞恥と芸術とどっちが大切なんだ?
…という台詞に嬉し泣きです。
うわうわ、ずるい文句だなー。もしひでるさんが芸術家なら、ぜひ使ってみたい台詞でした。
潰れたメイド喫茶店員の一人「三田村茜」ちゃんが元店長のとこで修行するという「メイド調教凌辱紀」
説明不足なのか途中の流れが弱く、メイドえっち以外は見るべきところがありません。
ファーストフード店員のお話「ご褒美ほしいな」も同様。
制服とか店内えっちなどのビジュアル面はいいんですが、お話はバラバラな印象でした。

陵辱系ならトコトンまで堕ちてもらわないと、中途半端になってしまいます。
えっちシーンに相当ページを割かなければいけない関係もあるでしょう、起承転結のきっちり結末まで描こうとすると、こんなんが限界なのかなぁ…。
いい話もあるんですが、全体的には駆け足で描ききれていないように感じました。

こちらの収録で、後半の短編4話は2000年から2001年とだいぶ古いもの。
「杏咲モラル」センセの絵柄はそう落差があるものではないですが、やっぱりもさもさっと重い感じです。
新しい絵のがやっぱり洗練されてスッキリしてますね。
柔らかそうな、肉感的な女の子キャラが巧い方です。
可愛いには違いないんですが、外観が似通っているだけでなく、没個性でキャラ的に弱いところが難点。
なお、詳細部分の表現については、前述しているような一般系とさして変化はありませんでした。

ちなみに、裏まで続く↓表紙絵はカバー裏、折り返し、もくじ背景などあちこちで使いまわされており、がっかり。
もうちょっと色々なんかして欲しいものだけれど…。

完全凌辱遊戯.jpg

完全凌辱遊戯 (ダイトコミックス 226)

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genre : アニメ・コミック

tag : 社会問題ヌードモデルファーストフード

■ピンクDEピンク (東鉄神)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・霊
・おまけ: あとがき、アシスタントページ。
・その他: 全て表題作(1巻完結)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神(あずま・てっしん)」センセの「ピンクDEピンク」です。

年末にきました!
ひでるさんは2冊目「ダブルバースデイ」から注目している「東鉄神」センセの最新刊ですよ。
こちらの「ピンクDEピンク」は全て表題作・1巻完結という、ドタバタなえっちラブコメです。
舞台は現代ですが、神様などが登場する和風ファンタジーになっておりました。

ももさん.jpg
※えっち系ヒロイン「ももさん」です。
 明暗あるお話ということで、今回サンプルは極端なソレにしてみました。

「不幸が重なるのは机のせいかもしれません」
主人公「真田秋人」は最近不幸続きでした。
西四葉学園・七不思議の1つ「呪いの机」に座っていることが原因と突き止めた「秋人くん」は幼馴染みのお姉さん、楽善神社の巫女でもある「嵯峨野いつき」に除霊を依頼するのです。
巫女装束となった「いつきさん」は除霊を開始するんですが、不意に進入してきた身長小学生なみという「早川鈴」ちゃんに憑依してしまうのでした。
取り憑いた霊、「もも」さんは打って変わって”ないすばでー”なお姉さん。
彼女曰く、
あなたとセックスできれば成仏できる・か・も
ということで、えっちをすることとなるんですが…。

当初は些細なことが、後には世界規模の事件へと発展。
また、その解決策がえっちというあたりが、いかにもという漫画ですね。
中盤から後半にかけ、実は結構シリアスな展開もある本作品ですが、その一方でえっち・コメディーも豊富でした。
額に大凶とか、おみくじ結果が表示されるのがなんとも緊張感なく可笑しいのです。

嵯峨野いつき、早川鈴.jpg
※左:嵯峨野いつき、右:早川鈴
 …右の絵は「何があったの!?」という感じでしょ?特に後半はイイですよぉ。

アクティブで積極的、そしてえろい「ももさん」は、センセお得意なキャラ。
もう少しページがあれば、彼女の過去とかなんとかをもっと詳細に描け、より涙誘うようになったかも。
それでも、あーの最後はやっぱり衝撃的で悲しいですね。普段がおちゃらけているだけに。
こうした明暗あるところも、センセの特徴ですね。
おっきした?」ってのがなんとも(笑)

すずめに取り囲まれるという衝撃の初登場だった、やたら小さく描かれている正ヒロイン「早川鈴さん」
丸眼鏡でツーサイドアップといういかにもな容姿だけでなく、言動もやたら幼いキャラ。
えっち漫画の正ヒロインというのは、基本とは真逆で”そう簡単に結ばれてはいけない”のですが、こちらの「鈴さん」はそれがために性とは無関係な位置へつけることに成功していると思います。
パンチラやヌードは何回かありましたけれど。

早川鈴.jpg
※正ヒロイン「早川鈴」さんです。
 せめてその丸眼鏡を変えれば年相応に近づくのに…ロリ道を極めるのもありか。

ちなみに、ひでるさんはショートカットで巫女さんという「いつきさん」が好みでした。
(※「東鉄神」センセのお気に入りも「いつきさん」とのことでしたが)
もしゲームであったなら、本筋ほったらかしにして幼馴染みのお姉さんという彼女を攻略に行きますよ。
えっち始まるすぐ隣で、正座をして丁寧に「ももさん」の脱ぎ散らかした服をたたむシーンがやたら可愛らしかったです。
(※あれは「大雀命」の行動かもしれませんが)

丁寧で強い線の絵柄。
濃淡から人物までバランスに優れ、崩し絵から動き、表情まで非常に漫画の巧い方です。
今回は、内容的にコメディー描写が多かったですね。
安定感ある良質な作画なので、この点でのマイナス要素はありませんでした。
なお、今回のメインヒロインは前述したような娘なので、そういう意味では人を選ぶと思います。
苦手な人は気をつけて。

そんなんですかね。
ある程度オチが見えた展開ながら、1冊以内でうまくお話とえっちが絡んだ良作でした。

ピンクDEピンク (ヤングチャンピオン烈コミックス)ピンクDEピンク (ヤングチャンピオン烈コミックス)
(2007/12/20)
東 鉄神

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★「東鉄神」センセの漫画紹介記事
もとかの 2巻・完結
桃色保健室(注:これは成年)] 
ダブルバースデイ
もとかの 1巻

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tag : ラブコメパンチラショートカットファンタジーツーサイドアップ七不思議

■おとめみるく (KEPPI)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・母乳
・おまけ: あとがき、説明ページ、4コマ漫画、修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×12
      (うち「いちごみるくシリーズ」×5、「ハートの磁石」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「KEPPI(けっぴ)」センセの「おとめみるく」です。

こちらのブログでは「ゆーわく 超姉萌え」を紹介しております、お姉さん系がお得意な「KEPPI」センセの単行本が発売されておりました。
だいぶ久しぶりです、これでようやく4冊目ですか。
今回の「おとめみるく」は中編「いちごみるくシリーズ」を中心に短編をまぜた構成です。
十八番のお姉ちゃんほか、メイドロボから雪女まで幅広く登場していたこちらのキーワードは…なんと母乳だったりして。

峰岸いちご、明日香ルビー.jpg
※左:峰岸いちごさん、右:明日香ルビーさん。
 だらだら出てます。ほっとくと、びしょ濡れになってたりしました。うわー。

単行本のメイン「いちごみるくシリーズ」から。
”性的に興奮すると、母乳が出てしまう”という厄介な体質の姉「峰岸いちご」さん。
ほっておくと、だらだら流れ出てしまうため、毎朝弟の「早生(はやお)」くんに搾乳(※)してもらうのが日課でした。
一方、ロシア系クオーターで祖母ゆずりな金髪の「明日香ルビー」さんは、そんな二人とは幼馴染みの間柄。
恋愛関係に鈍い「いちごさん」は、”「早生くん」と「ルビーさん」は付き合っている”と勘違いしているんですが…実際は、お互い「いちごさん」を見ている、ライバル関係だったのです。
だいたい、そんなお話ですね。

コメントにありましたが、センセの考える正ヒロインは「ルビーさん」
そのため、彼女の出番が多いんですが…ううむ、「いちごさん」メインのが良かった気がします。
ショートカットはいいとして、”金髪”というのは白黒絵だと目立たず、さらに身長低いという特徴も極端ではないので地味なのでした。
貧乳にしてみるとか、もう少しロリっぽくした方が際立ったかなぁ…。
その点、毎朝搾乳してもらうという、ツインテールな姉「いちごさん」はビジュアル的にも派手でして、特に冒頭カラー原稿の「いちごみるく」は素敵な出来栄えでした。4ページで終わってしまうのが残念です。
しかし、足元までお漏らししたように出る母乳量は凄まじく、コップ1杯分出ている描写もありました。
ある意味経済的ですよ(笑)
なお、名前・タイトルそのまま、下着はイチゴ柄でした。うふふ…。

また、3冊目「見つめていいよ」ほか過去作品から登場していた二人。
「~っす」という独特な口調の「美沙紀」さん、「涼くん」のカップルは、途中話「いちごほっと」を担当しておりました。
いつの間にか「涼くん」と同じ学校の養護教諭になっていた「美沙紀さん」なんですが、その学校というのが上記3名が通っているトコなのね。
そうした関連性があるため、別シリーズながら途中に挟んだようなんです。
”紛らわしい状態”と「KEPPI」センセ自らコメントしておりましたけど、確かに初見な方にはややこしく映るでしょうねぇ。
ファンの方なら逆に嬉しい仕様で、問題ないのでしょうけれど。

霧里茉莉.jpg
※おまけ:おっぱい占い「霧里茉莉」さんです。いいなぁ。

よくありがちなメイドロボ「アレクサ」の登場する「ぷにメ!」、のんきな雪女「瑞花」さんの「えとらんぜ」、占い・カウンセラー「霧里茉莉(きりさと・まり)」さんの「にゅーふゅーちゃあ」など、どちらも実は母乳が関わった漫画
雪女「瑞花さん」の母乳なんてーのは、よく冷えて美味そうですね(笑)
こちらは後半それっぽい(雪女)雰囲気になっておりましたが、結局オチは何もありませんでした。
ややこしくするのも違うでしょうけれど、ちょっと中途半端・拍子抜け。
また、偶然にも先日占い漫画「玉2ふぉーちゅーん」を紹介しておりますが、こちらの「茉莉さん」はおっぱい占いでしたねー。
実はインチキなんですけれど、期待通りな流れの良質な短編です。

共学になったばかりの私立「蘭熊学園」
そちらの生徒会にて”恥ずかしいと”不評なブルマに変わる体操着を決めるというお話が、短編「…とゆーわけで」です。
会長「伊東真綾」はブルマ、副会長「藤村美月」は短パン、書記「田中千和」はスパッツと、髪型も違う3名が会計「池田宏一」くんにプレゼンするという名目でえっちに流れるお話。
実はちょっとした思惑あっての行動なんですが、単純に見栄えがする、目に優しい漫画(笑)でした
ただ、短パンの見せ方を、もう少しなんとかしてほしかったところです。…あれはあれで、描き方によってはえろいと思いますから。

会長「伊東真綾」、雪女「瑞花さん」.jpg
※左:会長「伊東真綾」、右:雪女「瑞花さん」です。
 こうした明るい感じもセンセの特徴でしょう。あの生徒会はいいですね~。

くっきり丁寧な線の、いかにもなデジタル絵柄。
昔より、だんだんクドさが抜けてきたように思います。
なお、単行本収録の漫画群は発表時期に幅があるようですが、全体的に大きい落差は感じません。
(※多少修正もされているようです)
安定感はあるでしょう。
横に広めな輪郭と、幅広い目が特徴。
新しい原稿の方が心なしか、キャラ絵が可愛いっぽくなっておりました。
ちょうど↓表紙のような感じですね。
ひでるさんは「ゆーわく 超姉萌え」頃の絶妙なバランスの絵が好きだったんですが…まぁ、これもありかな。
やや癖あるので、注意して下さい。
とりあえず母乳好きならば楽しめるでしょう。

おとめみるく (TENMAコミックス) (TENMAコミックス)おとめみるく (TENMAコミックス) (TENMAコミックス)
(2007/12/27)
KEPPI

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※搾乳(さくにゅう)
 乳絞りのことなのですよ。きゃー☆
 わかんない人がいるかもしれないので、一応調べておきました。
 …皆知ってますよねー(笑)

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tag : ショートカットツインテールスパッツ

■奥さまは生徒会長 (中田ゆみ)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・生徒会長
・おまけ: あとがき、おまけ4コマ、
      カバー裏に漫画「おくさまうらばな」
・その他: 全て表題作(1巻完結)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中田ゆみ」センセの「奥さまは生徒会長」です。

センセのHPにて、ちらほらと視界にあった1冊がついに発売されておりました。
こないだ「ちゅーぶら!!」を紹介したばかりの「中田ゆみ」センセなんですが、こちらは当初の予想を上回る出来栄えでした。
とりあえず、「奥さまは生徒会長」というタイトルにぴきーん☆ときた方(※脳内ニュータイプ)にはオススメできると思います。

生徒会長「若菜羽衣」.jpg
※生徒会長「若菜羽衣」さんです。
 凛々しいですね。左は生徒相手、右は教師相手、ちゃーんと使い分けしてます。

県内屈指の名門校「旭東高校」に通う「若菜羽衣(わかな・うい)」さんは容姿端麗・学業優秀な優等生。
生徒会長も務めており、大胆な行動力と派手なパフォーマンスから生徒たちより圧倒的な支持を得ており、カリスマとまで言われるほどの存在なのでした。
主人公、副会長である「和泉隼人(いずみ・はやと)」くんは、地味ながら細かいことに気付く常識人。
よく会長の補佐をしておりましたが、内心では目立つ彼女に嫉妬していたのです。
今日の夜は在宅か?
ある日の生徒会終了後、そんなことを聞かれた「隼人くん」
帰宅した彼は、大荷物と共に挨拶をする生徒会長「羽衣さん」の姿を見るのでした…。
だいたい、そんな導入部ですね。

うん、これは「中田ゆみ」センセの良い所が存分に発揮された漫画でしょう
”学生同士が実は夫婦である”というのは、正直なところありがちな設定。
しかしながら、ヒロイン「羽衣さん」に”強い生徒会長”、”無防備な妻”という強弱2面を持たせることで、極めて魅力的なキャラとすることに成功していると思います。

奥さまモード・羽衣さん.jpg
※奥さまモードの「羽衣さん」です。
 「隼人くん」と二人きりになると、奥さまモードに。…両極端ですねぇ。

なお、奥さまとか言っておりますが、実は単にお互いがそう認識(※特に「羽衣さん」が)しているだけ。
それぞれの両親が”適当に決めた許婚”という程度の間柄で、未入籍・非公開なのでした。
そのため、何の拘束力もありません。
しかし、自分をガサツだと評する「羽衣さん」は、細かくフォローしてくれる「隼人くん」を信頼すると同時に、もともと好意を抱いていた様子。
(※実は幼馴染みなんですが、二人とも記憶薄いみたいなので、意識したのは生徒会後だと想像します。不意にそう告げられて、すぐその気になっちゃったのかなぁ)
そのため、お嫁入りできることを素直に喜んだという、超天然さんなのです。
それだけに愛情は即席ながらもやたらに深く、ラブレターを受け取った「隼人くん」に嫉妬していきなり不機嫌になったり、母「若菜」さんの手解きを拒否したりしておりました。
いいですねー、ラブラブですね~。

また、「生徒間恋愛の自由化」、「学割の効くラブホ」など、生徒会長として推進する案はそうした路線の過激なものばかりなんですが、一方で当人はそういった知識がまるでなく、やたらめったらな無防備さんなのです。
頻繁にあちこちをチラチラとさせてみたり、気持ちよくなってそのまま寝ちゃったりしていましたよ。
あっぶないなー(笑)
なお、「隼人くん」に対してはそんな感じなんですが、会計「柚木温子」に迫られた際などには、
いくら気持ちよくても、好きな人が傷付く行為だけはやっちゃいけないだろう?
とか言っておりました。
しっかりとした、信念ある娘なのです。
こうした側面が、またいいのではないでしょうか。

見た?.jpg
※おまけ:「み…見た?」
 そりゃ見るでしょー。

普段は断定口調で喋るものの、えっちではめろめろになってしまうというヒロイン「羽衣さん」の魅力全開な漫画でした。
悪人不在な甘いえっちラブコメで、基本線から逸れることなく真っ直ぐに描かれておりました。
非常に好みな系統なので、ひでるさん的にはもう少し見たい気もあるんですが…別キャラを混ぜてややこしくすると漫画の良さが失われてしまう可能性もあるので、これくらいがちょうど良いのかもしれません。
腹八分目という、飽きない程度の話数ですかね。

流れるような柔らかな細線の、スッキリとした絵柄。
一般漫画ですが各話にてえっちシーンが相当ページ割かれ、直接なものは無論のこと、センセお得意なパンチラ、透けという描写はこちらでも健在でした。
完全に全裸にならないところも、お好きな方は嬉しい仕様でしょう(笑)
線や薄めな濃淡が優しく、ほんわかとした独特な作画であり、世界観となっています。
そんな訳で当然ながら癖は強く、明確に人を選びます。
白黒の方がイイ味出ておりますが、おおむね↓表紙の判断で問題ありません。

おそらくファンが期待しているだろうことを、そのまま形にしたような漫画でした。
(…と、思ったひでるさんですが、どうですか?)
ややつり目である、ショートカットな「羽衣さん」のアクティブ・純粋さに撃ち抜かれてしまいましたよぅ。

奥さまは生徒会長 (マンサンコミックス)奥さまは生徒会長 (マンサンコミックス)
(2007/12/20)
中田 ゆみ

商品詳細を見る


★「中田ゆみ」センセの漫画紹介記事
ちゅーぶら!!
女神さまの言うとおり
おさわがせ弁天寮

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tag : ラブコメショートカットパンチラニュータイプ

■玉2ふぉーちゅーん (梅谷ケンヂ)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 占い・コメディー
・おまけ: 
・その他: 全て表題作(1巻完結)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「梅谷ケンヂ」センセの「玉2ふぉーちゅーん」です。

おそらく心待ちにしていたファンの方も多いのではないでしょうか?
”家庭教師の先生とあれこれ”という「家庭教師Miki」、”女医とうんぬん”という「ひとみのカルテ」などが有名な、一般えっち系漫画家「梅谷ケンヂ」センセの新刊です。
こちらのブログでも紹介しましたが、3月頃に発売の「ひとみのカルテ」完結巻以来の単行本ですね。

さて今回は「玉2ふぉーちゅーん」ということで、タイトルからはどんなんか想像できませんでした。
店頭にて↓表紙を見たところ…今回は巫女さんですか!?
おお!いいじゃーないですかー、とか思って喜んだひでるさんでしたが、読んでみたらコレ実は占い師の漫画なのでした。

間嶋たまみ.jpg
※占い師「間嶋たまみ」さん。
 左は扉絵。もっと頻繁に巫女衣装だったら、また評価違ったかもしれませんが…。

男性が苦手な「間嶋たまみ」さんは、接客業のバイトをクビになってしまいました。
困った「たまみさん」は間嶋家に代々伝わる占い業の再開を決意し、古谷模型店の店主「古谷衛」に占い店開業のため、条件が適当だった倉庫のスペースを貸してほしいと頼むんですが…
インチキ商売の片棒を担ぐ気はない!
そう断わられてしまったのです。
そこで、「たまみさん」は店主の鼻を明かすため、占いをするべく服を脱ぐのでした。

間嶋家に代々伝わるという占い「玉占い」は、”服を脱いだ上に睾丸を掴む”という、トンデモなものでした。
それをされた「古谷くん」はむろん、読者も当然持つであろう「なんで?」という一連の疑問。
その辺の説明は長くなるからまた今度…
という台詞があっただけで、結局は何もなかったですね。
占いと言えば…「お気に召すまま/二階堂みつき(※成沢円)」にて、”美乳占い”っていう、胸を触らせる漫画がありました。
えっち系としては、そちらのが正解かなぁ。
こちらの「たまみさん」は前述したようなやり方で、占う相手については直接でも間接(服を着ていても)でも問題はない様子。
…なのに、なんで「たまみさん」は服を脱ぐんだろうか?
占う際の掛け声(?)もそのまんまで、シーンは微妙にコメディーちっく。
ひでるさん的にはお寒い感じでしたが。

だいたい、「たまみさん」は接客業ができないくらい男性が苦手ではなかったっけか?
多少遠慮するような絵も一部に描かれていましたけど、見せ方弱く、設定もあるんだかないんだかという感じでした。
ほら、なんというか…おずおずと恥ずかしい描写で占う方が盛り上がるじゃーないですか。
ただでさえ苦手なのに、さらに~~なことを…みたいな(笑)、もっと色っぽいもののが良かったと思うのだけれど。

また、ラストシーンへの流れとなる”コスプレうんぬん~”という点についても、軽くそういった描写があっただけで明確には触れられておりませんでした。
そのため、最も盛り上がるべき最終話にて、展開がやったら急に見えるのです。

間嶋ハルミ、児山摩未.jpg
※母「間嶋ハルミ」、ライバル「児山摩未」
 そっくりな容姿、という設定もイマイチ活かされてはなかったですね。

ほか、前髪の左右逆の違いという母親「間嶋ハルミ」、ライバル「児山摩未」さんというサブヒロインらもさしたる魅力はなく。
「摩未さん」は自分の占いの通りに客を操ることができるという「愛液占い」の使い手なんですが、引っかかった「古谷くん」や「たまみさん」を見る限りでは、かなりの効力があるようでした。
…そこまでのものなら、なにもちまちま占いなんぞしていなくてもいいと思うのだけれど。
(※ちなみに、その効果で「たまみさん」が幻影の触手にうねうねされちゃう描写がありました。そこは良かったのですよ。そうしたネタ一本で、見てみたい気がしました)

おまけ.jpg
※おまけ:触手うねうねシーン・サンプル。
 こんなんです。えろいので、ちょっとだけ(笑)

色々批評が続いてしまいましたが、全体的には「梅谷ケンヂ」センセらしい、無難な仕上がりであったと思います。
もともと話が巧いタイプの方ではないですし。
それが、イマイチ刺さらなかった、ついつい批評したくなる理由は、占い師という職業が最大の原因なような気がしました。
家庭教師とか、女医(看護婦)は身近ですし、”色々世話を焼いてくれる相手”ということで、職業にえっちっぽいイメージがあるんですよねー。
また、5話の匂いがどうのってお話もそうですが、全体的にコメディー色が強いこともあるのではないでしょうか?

強い線で相変わらずな濃い目の絵柄。
どちらかと言うと写実に近く、劇画という表現が相応しい雰囲気です。
目から鼻にかけて、あるいは首付近の描き方に特徴があり、作画は非常に癖のあるもの。
明確に人を選ぶと思われます。
↓表紙などのカラー絵は、だいぶ洗練されたものとなっておりますので、気をつけて下さい。

ちなみに、6話冒頭にて「美樹先生」が久しぶりにゲスト出演しておりました。
これは漫画内漫画というオチなんですが、過去キャラと共演というのもいいかなーって思いました。
実は彼女らは同じ街に住んでいた、というのがあっても豪華で楽しそう。

あ、ついでに、巫女服を着ているシーンはほんのわずかだけでした。
↓表紙でうっかり騙されないよう、注意。

玉2ふぉーちゅーん.jpg

玉2ふぉーちゅーん (アクションコミックス)

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : コメディーコスプレ

■Rくろにくる-prelude (あづまゆき)

★まんがデーター [4/15]
・絵   :■■■■□
・話   :□□□□□
・独創性:□□□□□
・属性 : ファンタジーアクション
・おまけ: あとがき・ラフ絵。
・その他: 原作「数多ヒロ」、カラー(4P)、
      全て表題作(7話)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あづまゆき」センセの「Rくろにくる-prelude」です。

こないだ「Cheer up! チア アップ」を紹介したばかりの「あづまゆき」センセなんですが、こちらが別に発売されましたもう1冊。
センセの新境地、ということで期待したんですが…。

えー、なんというか。
ごめんなさい、今回はまたやたら批判的な内容になってしまいました。
そういうのが苦手な方はご遠慮下さい。
しかし、なんでこんなんしちゃうかなぁ。

蜜柑ちゃん.jpg
※ヒロイン「蜜柑ちゃん」です。
 ロリ・アダルトの両バージョンですね。いつもの調子のまま、彼女で別漫画とか描いてみてはどうでしょう?



…いきますよ。

主人公「桐原征爾(きりはら・せいじ)」はごく普通の中学二年生。
ある日、学校からの帰り道で二人の女性が戦っている現場に遭遇。
後に「蜜柑」と名づけられる女性は倒された後に目前で少女の姿になり、訳もわからぬまま「征爾くん」に介抱された彼女は相手を追って隣の家へ。
そこには、「征爾くん」が6年前に出会っていた、「弓張静音(ゆみはり・しずね)」が当時の姿のまま立っていたのでした…。
だいたいそんな導入。

漫画を読んでいて、非常に気になった点があるんですよ。
こんなんひでるさんだけですか?

 主人公「征爾くん」は機械を直すのが得意。
(※よく分かりませんが、修理の際には父親の形見という何かを持っている)
 本人曰く、
「生まれつき器用で物の構造がよくわかるんだ」
 …とのことで、機械を修理するだけでなく、分裂したツムガリから「静音さん」まで修復。
 さらに、無意識なまま巨大な時計台をも一瞬でバラバラに分解するのでした。

協力「TYPE-MOON」とか、書いてない……ですよね?
上記設定もそうなんですが、バラバラにした際の絵とか…あれあれあれ??
通りやすい単語もあるんですけど、刺激強いので使用しません。
けれど、こんなんいいのかなぁ?

そちらを筆頭に、言動から流れから理難しづらい、あるいはぬるい描写が満載なのでした。
箇条書きにしてみます。

●「静音さん」との再会前後。
 カウントしてたり、停止したり倒れたり…と、とにかくなんだかよくわからない。
 ここは序盤ですし、それが狙いなのかもしれませんが。
●見ず知らず、しかも記憶喪失の女の子をあっさり居候させる、漫画特有の軽さ。
 よくこうした処理を見かけますが、「ひぐらしのなく頃に」でもあったように、「犬猫とは違うんだから!」というのが普通。
 相手が親戚とかならまだわかりますが、「蜜柑ちゃん」は名前の記憶すらないんでしょ?
 警察届けて下さい。
●「静音さん」についても、転入生というだけであっさり食事へ招待し、一緒に風呂まで入っちゃう。
 どーでもいいですが、古き良き時代の家族みたいですね。
●戦っていた相手である「蜜柑ちゃん」の危機に、今度は駆けつけて守る「静音さん」
 「蜜柑ちゃん」が持っているツムガリの破片を守るためなのかな??
 それなら力づくで取り返せばいいだけだし…わっかんないなぁ。
●父親が残したという「女の子は命をかけて守れ」という文句。
 親に世話になっている中坊の言葉に何の説得力もありません。「蜜柑ちゃん」は感激しても、こちらは冷たくなるだけ。
 せめて背景の描写とかないと。
●「蜜柑さん」の記憶が戻ったあたりの描写。
 ここは単純にページがないのかなー。

…まぁ、延々こんなん続けても仕方ないので、このくらいに。

蜜柑・静音.jpg
※左:変身「蜜柑ちゃん」、右:「静音さん」
 そういえば、なぜ変身するのか、とかも解決してなままでした。もしかして…魔法少女ですか?

そして何より、最も酷いのがサブタイトル「それぞれの旅立ち」という最終話。
”まるで某雑誌の連載漫画を彷彿とさせるような、ブツ切りラスト”に唖然としました。
なんじゃー、かんじゃーという、色々と不可解なキーワードとか投げっぱなしにされてしまいました。
ひでるさんの頭がよろしくないというのもあるでしょうけれど、まるで理解できません。
特に後半については、バタバタと急いだような駆け足の印象でしたから。
はぁ。
大人の都合というのも理解してますが、読者はそんなもん関係ないですからねぇ。

それにしても酷い単行本でした。
同じ1巻だけで終わるにしても、もう少しやりようがあると思うのだけれど…突然打ち切りパターンなのかな?
そのため、面白いとかそういうレベルにすら達することなく、ばっさり終わってしまいました。

ちなみに、絵柄はいつも通りで良かったです。
過去の「しらたま!」では動きあるシーンが微妙でしたが、本作品でのアクション描写は問題ありませんでした。
ただ失礼ながら、”緊張感がないのが魅力”みたいなところがある(※近親でも、ロリでも、あっけらかんとえっちする、みたいな)キャラ絵なので、やはりこうした路線では魅力が半減。
パンチラが多かったりするなど、中途半端にそっち狙いなキャラ設定もいけないかったと思います。

こんなんですかね。
ひでるさんはセンセのファンなんですが…好きな方でも、おそらく納得いかないだろう内容でした。
ましてや、何の予備知識もない方には絶対にオススメできません。
毎度ながら正直な感想を書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。

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★「あずまゆき」・「あづまゆき」センセの漫画紹介記事
Cheer up! チア アップ
SCHOOL MATE
ボクの番台さん
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■ウエカノデイズ (チバトシロウ)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・お姉ちゃん
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵(表紙とリンクあり)、
      描き下ろし「MORE&MORE」。
・その他: 短編×9(うち「由香姉・岳志くんシリーズ」×3)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「チバトシロウ」センセの「ウエカノデイズ」です。

こちらは「チバトシロウ」センセ3冊目の単行本。
色々調べたら3冊目だったんですね。
あれー、勝手にもっとベテランさんかと思っていました。
ひでるさんはこちらが初見ですが、覚えやすいのか脳内にお名前があったんです。

結衣さん、由香さん、岳志くん.jpg
※左から結衣さん、由香さん、岳志くん。
 この「結衣さん」も良かったんですが…やっぱり「由香さん」でしょう。

正直なところ、こちらは購入の予定ではありませんでした。
…それが何故手元にあるのか?
はい、はっきり言ってオマケにつられてしてしまいました
某書店にて、「Bonus Track」って8ページの冊子がつくんですよ!
(※ちなみに内容は、収録「Dandelion」の別話にして、「Fire starter」と繋がる漫画でした。必見です!)
それがために買っちゃいました(笑)
こういうのに弱いんですね~。
↓下にはアマゾンさんへのリンクが毎度のごとくありますが、どうせ買うならそっちのがオススメよ

そんなこんなで、「ウエカノデイズ」です。
ぼけーっとタイトルを読んだ時は意味わかりませんでしたが、なるほど年上の彼女ってことですね。
そんな訳でお姉さん系統でまとめられており、一部同キャラ話がありましたが、全て短編という構成でした。

”ボクの姉 由香姉はちょっとへんです…”
弟「岳志」くんは女の子みたいに可愛らしい男の子。
そんな彼の間近にて乙女回路をキュンキュンいわせていたのが、実姉「由香」さんなのでした。
ある日、後輩からメイド服を貰ってきた「由香さん」はさっそく「岳志くん」をメイド姿に…。
という話が「Fire starter」
こちらのカップルは、続く「Over My Head」、描き下ろし「MORE&MORE」にも登場しておりました。

やや珍しいタイプの近親姉弟関係です。
お姉さんが積極的というのでは「狩野蒼穹」センセの漫画が思い出されますが、ああまでコメディーちっくではありません。
(※可愛さという点でも真逆なのですよ)
こちらの「由香さん」は、かなりアクティブでおかしなお姉さんなんですね。
なにかって、通常ならば”男子が憧れる女子に対してやりそうな一連の行動”を実弟に対してとっておりました。
かと言って、お互いラブラブっぽくもないという、微妙な距離なのですよ。
いいんじゃないでしょうか。
1話目は「岳志くん」がメイドコスプレさせられてましたが、続く2話目では姉「由香さん」がバニーコスプレなんぞをしておりました。
また、タイトル扉をはさんで「由香さん」が豹変する様が描かれている構成が見事です。
ひでるさんは実写・漫画問わず、”バニーコスプレ時はお尻メイン”という勝手な考えがあるんですが、それを守ってくれてましたね。
脱がさないままでのえっちというも正解(笑)
ちなみに、「丁度後輩から、文化祭でいらなくなったブツがあるって~」という台詞が、前述したおまけ冊子に関係してるのです。
…見たくなるでしょ?

暴君・由香さん.jpg
※暴君・由香姉さん。
 そんな訳で、「岳志くん」のがコスプレさせられちゃうのです。…こういったモノは相方の同意をキチンと得てから楽しみましょう。

同じ近親姉弟でも、スタンダードなものが「Dandelion」の二人。
「シンちゃん」こと弟「シンイチ」くん、姉「結衣」さんのラブラブ漫画ですね。
”ミス横高”という称号を持つ「結衣さん」は、広い額とカチューシャが特徴の、誰もが羨む姉。
未だに一緒におフロに入ってるんだけどなぁ…
と、いう台詞から察するに、関係する前からそれは慣例的に続いてきた様子なの。
先に手を出してしまったのは「シンちゃん」というように描かれておりましたから、そういう背景も考慮すると、なるべくしてなったのかなぁ…。
彼にとって幸いだったのは、その後も姉弟関係が崩れなかった点。
おそらく予想外だったのは、「結衣さん」がラブラブになってしまったことでしょう。
しかし、あれくらいの年齢になって、まだ一緒にお風呂に入れるというのは、うらうら、羨ましい…(笑)

いじめられている生徒「亮一」くんに”えっちを通じて自信を持たせる”という、社会問題解決しそうな1話「Carry on」
収録では珍しく、というか唯一の先生・生徒というカップリングです。
残念ながら、漫画ではその後まで描かれていませんでしたけれど、少なくとも「亮一くん」は自分のモノに自信を持った筈。
まぁ、先生は単に私欲を満たすだけだったようではありますが。

ほか、近親はないものの、全て「姉」と呼ばれていてる存在な女性とのえっち話になっておりました。
基本的に女性のが年上であるため、”優しく・厳しく受け止める”という風情になってます。
厳しく、ってのが「チバトシロウ」センセの個性ですね。
どちらも明る過ぎず、暗くはなくという、適度な具合のお話群なのですよ。

やや太めの強い線によるぎっしり、という感覚な絵柄。
えっちシーンなど、枠線ぶち抜くような大ゴマが多く、スピーディーです。
表現としては意外にクドくはなく、かと言ってあっさりしてるのでもなくという、丁度良い感じでした。
…ひでるさんには。
平たく横に長い目、すっきりした輪郭が特徴という、背丈高い人物絵です。
やっぱりカラーより白黒のが良いと思うので、判断は↓表紙ではなく、裏表紙背景のカット絵がいいでしょう。

いままで食わず嫌いで避けておりましたが、なかなか良かったです。
やっぱり、「コアマガジン」さんの単行本はそうそうハズレないですねぇ。


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tag : 乙女回路コメディーラブコメコスプレ社会問題コアマガジン

■Cheer up! チア アップ (あずまゆき)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメチアガール
・おまけ: あとがき、解説こーなー☆、
      描き下ろし「Cheer up!」×3。
・その他: カラー(8P)、短編×10
      (うち「Cheer up!」×7、「リバーシブル」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あずまゆき」センセの「Cheer up! チア アップ」です。

つい先日「SCHOOL MATE」をリリースしたばかりの「あずまゆき」センセ。
(※あちらは一般系なので「あづまゆき」名義)
それなのに、今月だけでまたさらに2冊も発売されましたから、すごいパワーです。
…仕事しますねー。
さて、こちらは「Cheer up! チア アップ」ということで、1話メイド話もありましたが、↓表紙の通りチアガールでまとめられた単行本です。
一応成年マークはありませんが、えっちを含む甘いラブコメになっておりました。

吹田さん、由衣ちゃん.jpg
※左:吹田さん、右:由衣ちゃん。
 容姿的には大人と子供ですが…経験では同点か、由衣ちゃんに軍配が!?

桜ヶ丘学院チアリーディング部に所属する「牧ノ原みなみ」さんは妄想癖のある奥手な女の子。
野球部の「上郷」くんが好きでしたが、なかなか近づけずにいたのです。
”彼がヒットを打ったら告白する”
と、勇気を出した「みなみさん」は試合後に想いを伝えるんですが…その返事は「考えさせてくれ」というものでした。
なんと、「上郷くん」も「みなみさん」に負けないほどの奥手・真面目人間だったのです。
そんな流れですね。

結局のところ、3日も返事を保留する「上郷くん」
まじめ、って言ったら確かにそうなんですが、なにも結婚するわけじゃーないんだから(笑)
露出が多い服でくっつかれたり(※しかも、「みなみさん」は巨乳という設定。わーい)、ホテルで色々しているのにそれだけで出てきたり…と薔薇疑惑まで浮上しそうなほど煮え切らないのです。
お人よしには違いないんですが、かなり極端ですね。
まぁ、似合いのカップルかな。ひゅーひゅー。

そんな訳で、「みなみさん」のエロ妄想は度を増し、サブキャラ「おケイ」こと「吹田」さん、小等部と間違えられる「由衣」ちゃんなどがサービスシーンの穴を埋めるべく頑張っておりました。
特に、やたらデカいリボンと派手なツインテールの「由衣ちゃん」は、小学生と偽って通用するほどの超ロリ娘。
こんなんはセンセの得意分野ということで、楽しそうに描かれておりました

牧ノ原みなみ.jpg
※正ヒロイン「牧ノ原みなみさん」です。
 比較サンプルを兼ねてます。左が2002年、右が描き下ろし。…どーでもいいですが、イイもの持ってますねー。

なお、いかにもチア服のコスプレえっちで牽引しそうな漫画なんですけれど…何故かその姿でえっちシーンはなく、読者の期待を大きく裏切ってくれちゃいました
妄想シーンとか、「由衣ちゃん」のえっちではありましたが、普通「Cheers!/チャーリーにしなか」みたいなのを想像しちゃいますよねぇ。
期待過多だった人は拍子抜けかもしれません
なにしろ、後半は部活風景すらなくなっておりましたよー。

なお、こちら前半は2002年の原稿、途中から描き下ろしで完結させたという中編です。
3話の描き下ろしということで、「あずまゆき」センセ、ありがとうございました・お疲れ様でした。
バランスが良くなり、すっきりと洗練された感がありますが、ほとんど気になるほどの落差ではありません。
安心してお読み下さいませ。

幼馴染み、成績優秀な優等生「佐倉美咲」ちゃんに幼稚園時代から恋している「秋山空」くん。
”女の子だったら、気軽に話ができるのに!”
…と願ったところ、なんと翌朝になると女の子になっていたのでした。
だいたいそんなお話が「リバーシブル」

空くん、美咲ちゃん.jpg
※左:女の子状態の「空くん」、右:ヒロイン「美咲ちゃん」です。
 百合漫画みたいなシーンもあります。…センセ、そっち方面とかどうでしょう?

性別が変わったという、かなり重大な事になっているというのに、あっさり受け入れている「空くん」が変。
しかも外出る際に、お姉さんの制服と”下着”を身に付けているらしいのよ。
もともと女の子っぽい容姿だったので問題ないかもしれませんが、すぐそこまで割り切れることはないでしょう
まぁ、2話程度のお話なので、もたもたしてても仕方ないんですけれどね。

また、いかにも性格良さそうな、ポニーテールの似合うヒロイン「美咲ちゃん」
彼女もちょうどチアガールでして、2話目ではチア姿でのえっちが収録されておりました。
ちなみに、どこから持ち込んだのか、その際の「空くん」はブルマだったりして。
(※しかし、その状態で~[いちおう自主規制]~になってしまうのは厳しいですよね(笑)すっかり変態です)
中盤の行動がやや唐突でしたが、二人の関係のなんで?、という疑問がスッキリする終わり方ではありました。
ショートカットが可愛いので、なにげに女の子の「空くん」のが好みでした。

唯一の短編は、働かないメイドさん漫画「ご主人様と呼ばせたい」
お団子頭の、ちょっとキツめなメイドさんがいいですね。
…結局、あれは新手の風俗だったんでしょうか?

やわらか線のすっきりとした絵柄。
やっぱり、クリクリっとした目のロリっぽく愛らしいキャラが次々とえっちするのが魅力でしょう。
前述しておりますが、古い原稿も収録された単行本ながら、基本線がブレていないため安定感がありました。
ただ、やや極端で狙いすぎな面もありましたから、好き嫌いは分かれるかもしれません。
判断には↓表紙で問題ありませんね。

やっぱり、「あずまゆき」センセはこの手の軽いコスプレ・えっち・ラブコメがよく似合っていると思います。
一般系も悪くはないですが、たまにはこうした系統がほしいですよ。

Cheer up! (マンサンコミックス)Cheer up! (マンサンコミックス)
(2007/12/20)
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■みさお MY LOVE (おりもとみまな)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・変態
・おまけ: あとがき・作品解説、ゲストページ、
      描き下ろし「みさお MY LOVE Love.1その後」、
      カバー裏にカラー別絵。
・その他: カラー(12P)、短編×11
      (うち「みさお MY LOVE」×4、「ふたちゅ」×4)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「おりもとみまな」センセの「みさお MY LOVE」です。

いやぁ、今週末の発売は凄かったですねー。
多少の覚悟を持ってレジに挑みました(重かったしね)が、それでも驚きました。
そりゃーもう、トンデモない数値が…。
さて、発売された成年漫画にてのメインはやっぱりコチラでしょう、「おりもとみまな」センセのだいぶ久しぶりな単行本「みさお MY LOVE」です。

みさおちゃん.jpg
※ヒロイン「みさおちゃん」です。
 左は数少ない、ちゃんと服着ているシーンなのです(笑)ほとんどが…。

「おりもとみまな」センセと言えば、”一般漫画の限界に挑んだ”という名作魔法少女猫X」が有名なんですが、より制限が弱まる成年漫画ではどんなんなるのでしょう?
…という、答えがこちらの1冊。
↓表紙の可愛らしい雰囲気とタイトルに…期待するとびっくりするかもしれません。
特に慣れていない、初見な方は注意下さい。
さて、これは表題作「みさお MY LOVE」、「ふたちゅ」という連続話を中心とした単行本ですね。
とりあえずはその表題作から。

精神を病んでいた娘「みさお」ちゃん。
治療する薬はあるんですが、その副作用でやたら性行為を求めてしまうのです。
実の娘との行為に手を焼いた父親は、向かいの家に住む生粋のロリ趣味な男性のもとへ「みさおちゃん」を送るのでした。
…まぁ、大まかにはそんな感じ。

リボンがワンポイントな「みさおちゃん」は、ニーソックスだったり、制服だったり、スクール水着だったりと可愛らしい娘。
そーんな子と、あれこれ濃いえっちするお話ですね。
やばい設定だなぁ。

恐いよ、みさおちゃん.jpg
※おまけ:恐いよ、「みさおちゃん」

薬が効いている間はえろえろで従順なんですが、それが切れると精神錯乱になり、”自分を正義の魔法少女”だと思っている、攻撃的な性格に豹変するのでした。
極端なツンデレ、というよりもこれはヤンデレになるのかな?
そんな二重人格っぷりが恐い「みさおちゃん」なんですが、切れた状態での2話目ラスト、
ロリコンの自分に自信を持ってよ!そうでないと、お兄ちゃんを信じてるもう一人のみさおが困るんだから!
が、ちょっといい感じでした。
…………いい感じ、ってーのもやや違うような気もするのだけれど(笑)

ほとんどが全裸状態・即えっちという漫画なんですが、3話目にてちょっとびっくりな展開となります。
いいんじゃないでしょうか。
ちなみに、ロリというには「みさおちゃん」はそれなりに胸が膨らんでおりましたんで、属性違いには気をつけて。
ひでるさんは、描き下ろし部分の「みさお MY LOVE Love.1その後」エピソードが最も良かったです。
これはオチもいいですしねぇ。

あさがおさん、カマドちゃん.jpg
※左:あさがおさん、右:カマドちゃん。
 褐色の肌というのはいいもんですね。この娘がお気に入りなんですが…短編なのよ。

続く連続話「ふたちゅ」は、いかにも「おりもとみまな」センセというふたなり漫画。
学校では優等生な「山田あさがお」さん。
しかし、彼女(?)はアンドロギュヌスで、男女のどちらも所有していたのでした。
そんな秘密を知る友人「みか」ちゃん、女の子のような容姿の弟「ひまわり」くんなどとのえっち話です。

ひでるさんはその属性まっったくないので、こんなんはよく理解できません。
コメディーっぽさとしては楽しいですが、やや変態的なえっちがどうにも受け入れ難いのですよ。
またセンセの描写はやたら激しいですし。
ただ、途中の改造バイクはなかなか素敵でした。…事故るぞ。

ほか、褐色肌の「カマド」ちゃんが可愛い、短編「沖縄物語」
なぜかノーパンだとか、ゴーヤだとか不謹慎なポイントも多くある(笑)んですが、最後の海シーンはやたら綺麗でなんだか妙な安心感がありました
海ってーのはいいもんですね。

しっかりとした線の、ごっちゃり絵柄。
局部や液体描写が派手で目立ち、いかにも成年漫画という風情なのです。
しかし、キャラ絵は黒目勝ちな目と、広い輪郭が特徴という、いかにも可愛らしいのでした。
そんなえっちとのギャップは魅力の1つだと思いますが、趣味趣向が合わない方まで引き込みやすいと思います。
先ほどから散々書いてますけれど、色々極端なので人を選ぶでしょう。
逆に、「おりもとみまな」センセのファンの方であれば、幼女、ふたなり、さらにはショタ、おしっこという(笑)各種キーワードが揃えられた、ファン待望・愛蔵版という1冊になっておりました
微妙なラインなので、そんなんが許せるかどうか、ですかね。


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tag : ニーソックススクール水着二重人格コメディー

■ラブホいこうよ (鬼ノ仁)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・ラブホ
・おまけ: あとがき・4コマ、4コマ「鋼の女さっちー」
・その他: カラー(8P)、表題作×7・短編×1、
      現在は1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鬼ノ仁(きのひとし)」センセの「ラブホいこうよ 1巻」です。

去年に続いてまたまた発売されました、「鬼ノ仁」センセの一般向け単行本。
どーでもいいですが、今年は成年系の発売はないんですねー。
いやーな雲行きですよ。

朝子お姉さん、愛情表現のお姉さん.jpg
※左:「朝子お姉さん」、右:愛情表現のお姉さん、です。
 お姉さん二人です。えっちっぽさでは、やはり短編「愛情表現」のお姉さんですよ。

そんなこんなで8冊目の単行本「ラブホいこうよ 1巻」です。
巻数をまたぐ長編というのは初のことですね。

主人公「達也」くんは「森島可織」さんと付き合い始めて三ヶ月。
彼女に導かれるまま、ラブホテルへと向かったんですが…入ったホテル「四季折々」のフロントにて、
「お帰りー可織お姉ちゃん」
「ただいま沙織」
…という挨拶が交わされるのでした。
そう、ここは姉妹の家。
経営していたおばあちゃんが入院してしまったため、戻るまで姉「可織」、妹「沙織」二人で経営していたのです。
なかなか従業員が居つかないということから、惚れた弱みもあった「達也くん」は姉妹の手伝いをすることとなるのでした。
そんなお話ですね。

さて、漫画のタイトルだけでぴきーん☆ときた方がいるかもしれませんが、こちらは去年の一般単行本「鬼ノ仁短編集・愛情表現」に収録されていた、同タイトルを連載にしたもの。
巻末のあとがきに書かれておりましたが、描かれた短編の中でこちらが連載として選ばれたそうなのです。
そう言えば、ひでるさんも前回のレビューで高評価つけてましたよ。
もともとブツ切り短編だったものを連載にした関係で、微妙にキャラの性格に違いを感じました。
まぁ、些細なことなんですが。

森島可織.jpg
※正ヒロイン「森島可織さん」です。
 やっぱりバニー衣装はいいもんです。

と、以上のような経緯のため、今回収録されている冒頭話「PROLOGUE」はそちらの再録です。
まっったく同じ内容でしたが、並べてじっくり見比べた所、冒頭2ページがカラーになっている点、今回24ページ・前回132ページにて、中央「沙織ちゃん」の台詞のあるなしが違っております。
他はないと思うけど。…ヒマな方は探してみてみて。

そちらの短編では、ホテル業務の苦労なども描かれておりましたが、連載ではすっかりと影を潜め、ちょっとえっちなラブコメ程度になってます。
「鬼ノ仁」センセということで、誰もがその方面を期待すると思いますが…やや拍子抜け
特に2話目「みんなでお菓子でホワイトデー」のユルい展開など、正直なところ”どうしてくれよう”という感じでした。
しかし、えっち要員の「朝子」お姉さんが登場してから、だいぶ雰囲気が良くなりましたが。
センセ自身も”落ち着いた”、という表現をされておりました。
まぁ、「可織さん」は正ヒロインなので後々まで引っ張らないといけない(笑)ですし、妹「沙織ちゃん」だと色々な問題が発生しそうですし…。
(※ちなみに、中トビラのカラーは二人のバニー姿でした。「沙織ちゃん」の黒バニーがなんだかヤバめです。ただ、文字が邪魔なのよ~)
そんな中、巨乳で”気がゆるむと股を開く”という設定を持つ「朝子」お姉さんは、立ち位置が気楽ということもあり、パンチラから全裸まで、しっかり身体を張って頑張っております。
特に初登場話での、バニー衣装が小さいということで真っ二つに裂けるシーン、は見事でした
あれはいい!(笑)
ただ、いままでのセンセの漫画からすれば、だいぶ大人しくまとまっております
一般系単行本だと言っても、もう少し攻めてほしいところです。
特に「達也くん」はもっと頑張って!
次巻に期待しましょう。

朝子お姉さん.jpg
※おまけ:バニーな朝子お姉さんです。
 これが縦に裂けちゃうのよ。

なお、収録されている短編「愛情表現Ⅱ」は「鬼ノ仁短編集・愛情表現」の冒頭カラー・同タイトル漫画の逆視点となっておりました。
前の短編と読み比べると、「EVE」みたいなマルチな感覚が味わえます。
ちなみに、「ラブホいこうよ」から続けて読むと、明らかにこちらのがえっちでしたね。
本編がやや物足りなかった方にはいいでしょう。

相変わらず細く綺麗な線の絵柄。
えっちシーンがないため、過去作画よりもだいぶあっさりとした感じがあります。
(※液体表現がない、ロングの髪の毛がぶわーっと乱れ広がる様がない、細かい文字がまとわりつかない、など)
初期頃にあった極端なデフォルメもすっかりなくなり、バランスのいい安定した作画になっておりました。
だいぶ一般向けになりましたね。
このくらいなら、好まれる幅も広がっているのではないでしょうか。
それがいいかどうかは別にして。

お話については、軽いえっちラブコメということで濃いものはなく、とりあえずキャラが出揃ったという感じでした。
「朝子さん」の登場でサービスシーンは増えましたが、逆に正ヒロイン「可織さん」の出番が明らかに減っているのが心配です。
5話目以降はバニー姿にもなっておりませんし…。
↓表紙のセーラーバニーな状態がなかなかえっちなので、こんなんで逆襲してほしいもんですね。

ラブホいこうよ.jpg

ラブホいこうよ 1 (1) (ジェッツコミックス)

★鬼ノ仁センセの漫画紹介記事
個人授業
鬼ノ仁短編集・愛情表現
近親相姦
活線挿抜

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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