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■すきすきお姉ちゃん (石神一威)

★まんがデーター [6/15]
・絵   :■□□□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お姉さん
・おまけ: あとがき、キャラ設定・コメント、
      描き下ろし「あまやどりのあとで」、
      カバー裏にキャラ設定・コメント。
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×13
      (うち「おねえちゃん★パニック」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「石神一威(いしがみ・かずい)」センセの「すきすきお姉ちゃん」です。

うん、”お姉ちゃん”という単語に踊らされてしまいましたね。
漫画を読み終わった今となっては、↓表紙で判断できたかな~とか、後悔したりして…。
そんなこんなで、「石神一威」センセの初単行本「すきすきお姉ちゃん」はマイナス評価です。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これより正直な感想を書かせて頂きます。
…まぁ、もちろん単純に好みの問題であるので、以下は意見の一つくらいに考えて下さい。

図書館司書の「九條麻美」、「赤沢みなも」
※左:司書「九條麻美」、右:「赤沢みなも」
 こちらの「みなもちゃん」がお気に入りです。お姉ちゃん系ではないですが。

まず、キャラ絵についてはそれほど悪くないと思います。
身長高く、大人っぽくもエロ過ぎない、爽やかな雰囲気の女性絵でした。
お姉ちゃんという表題に合ってます。
しかし、コマの隅や引き絵などに見える、背景が極端に酷い
「静かなひめごと」での”ただ線を引いただけ”のような図書館風景、「なつの夜のゆめ」の質感弱い木々、「おねえちゃん★パニック」でのサイズが変わる家具など…。
特に「海の海にだかれて」はその傾向が顕著なんですが、ラストページ1コマ目の風呂・海の景色は物語を盛り下げる直接原因になっておりました。
…あれなら、2人のアップにした方が良かったかなぁ。

強くしなやかな線でのあっさり絵柄です。
↑前述しているように人物絵は良い方だと思いますが、たまに表情硬かったり、バランス悪かったりとやや不安定。
胸はいいとして、男女どちらも局部の描写が弱いかなぁ。ゴム製品みたいですよ。
(※参考:↑そんなんが最も巧いとひでるさんが思うのは「くりつよしひろ」センセかなぁ……濃いですが)
背景と共に気になったのが、コマ割りとか構図あたりのこと。
以前もどちらかの漫画紹介した際に書きましたが、普段はさして気にならないコマ割りが妙に目につきました。
大きさ、配置などがいいとは思えません。
台詞の枠線とか大きさでも、同様に感じる箇所がいくつかありました。

そんな訳で、読み進めても関係ない部分に引っ掛かってしまうため、テンポも悪いのです。
カラーでもそんなところが出ておりますんで、↓表紙・裏表紙を判断に使って下さい。
残念ながら、ひでるさんは気付きませんでしたが。
日々修行ですね。

さて、収録は連続話もありますが、大半は短編漫画となっております。
いわゆるお姉ちゃんの単語にばっちり合致するキャラ(実姉・義姉)、ややそれに当てはまるキャラ(年上女性・近所の~)の比率が大きく、表題通りな構成です。
そんな訳で、女性側から誘うパターンが多く、ほぼ合意の上という流れなのでした。

由里・万里、都古
※左から、「由里」・「万里」姉妹、「都古お姉ちゃん」
 「都古お姉ちゃん」は本編いいんですが、描き下ろし部分がなんとも…。

実姉「大崎春奈」との「海の海にだかれて」、ロングの「由里」さん、ツーサイドアップの「万里」さんという2人の義姉が登場する連続話「おねえちゃん★パニック」
まず、「海の海にだかれて」はコメディーではない近親系。
漫画は弟と結ばれ、爽やかに完結しておりましたが…あの後は大修羅場大会でしょー(笑)
いかに親が決めたこととはいえ、結婚を目前に控えている身なのだからとんでもないことしないように。
悪いお姉ちゃんだね」、程度の話では済まないのですよ。
3話の連続「おねえちゃん★パニック」ですが、勘の鋭い方は想像できるでしょう。
それぞれお話にて、交互、全員というスタンダードな展開でした。
行為を覗き見てしまった「万里さん」が独りではじめてしまうのは、成年漫画のお約束ですね。

田舎帰省した主人公「裕二」くん。
昔は地味だった近所の「都古」姉ちゃんと~というシチュエーションの「あまやどり」、描き下ろし「あまやどりのあとで」
こちらの「都古姉ちゃん」が↓表紙の女性ですね。
本編にキャミソール姿はないですが、描き下ろしでは裸エプロンなんて格好してました。
せっかく雨が降っているのだから、服が透けててどうの~というコマが欲しかったですが。

「静かなひめごと」では図書館司書の「九條麻美」さん、「なつの夜のゆめ」では先輩「結衣」さんという短編2話は、広義な意味でのお姉さん系。
ほか、お嬢様と使用人の「お嬢様クライシス」、いかにも育ちが良さそうな「赤沢みなも」さんの「どきどきSchoolLife」などお嬢様系もありました。
特に「どきどきSchoolLife」は比較的作画が良好で、主要・サブキャラどちらにも個性あり、好きなタイプの漫画なのです。
直接”お嬢様”という描かれ方でない「みなもさん」ですが、端々にその雰囲気が伺えるようになっておりました。
…あの感じだと、相当な家の娘さんではないかなぁ。

以上、お話については無難にまとまっており、際立って気になるものはありませんでした。
絵柄についても良い要素はあったので、今後に期待というところでしょう。

すきすきお姉ちゃん (富士美コミックス) (富士美コミックス)すきすきお姉ちゃん (富士美コミックス) (富士美コミックス)
(2008/04/25)
石神 一威

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tag : コメディーツーサイドアップキャミソール

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