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■小麦色狂詩曲 (たまちゆき)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・日焼け跡
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏に「たまちゆき10年史」
・その他: カラー(6P)、短編×10(うち「小麦色狂詩曲」×3、「思春期の好奇心」×2)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまちゆき」センセの「小麦色狂詩曲」です。

最近なんだか妙に忙しく、なんだか日中も目覚めていないような感覚。
ぼんやり微熱気味です。
横になると3秒くらいで眠れそう。
ぐー。

さて、本日は「華奢なカラダ」、「小っちゃな恋のメロディ」を紹介している「たまちゆき」センセです。
17冊目というこちら「小麦色狂詩曲」は…

”デビュー10周年記念単行本”

…だそうです。
おめでとうございます!
ぱちぱち★

そんな訳で、カバー裏にはファン必見の「たまちゆき10年史」が付録になっていました。
出版社、単行本のタイミングや関連事項などが書かれてます。
単に歴史だけでなく、コメントも多め。
見るに楽しい仕様となっていました。
ううん、ヒストリーですねー。
10年で17冊と、コンスタントに作品を発表し続けていた「たまちゆき」センセの凄さが読みとれます。
また、こうあらためて見ると…漫画家さんというのは、多くの出版社さんに支えられているんだなぁ、と思いました。
なかなか厳しい時代ですが、どちらも踏ん張って頂ければ嬉しいです。

「みひろ」・「カズミ」、ラブ・ドール「若葉ちゃん」
※左:「みひろ」・「カズミ」、右:ラブ・ドール「若葉ちゃん」
 ブラとお揃いのしましまです。

収録は、短編のほかに前巻「恋人ごっこ」から続くシリーズ、そして表題作シリーズなど全10話という構成。
今回の注目は…やっぱり、「たまちゆき」センセ会心のイラストという表題作シリーズの↓表紙でしょう。
何と言っても今回は表紙が気に入っております(笑)」
そうあとがきに書かれていましたが、まさにその通り。
最初に見たのはアマゾンのサイトでしたが、実物を店頭で見て、”なんだか自然に手に取ってしまう”ような吸引力(本当)
ダイソンもびっくり。
10周年記念に相応しいものだと思います
これはセールスも相当に良さそうですねー。

なお、余談その1。
中扉のイラストは↓表紙の水着部分を透明にしたものでした。
透け透けなの。
えっち度が増しており、また結構とは思うんですけれど、これが不思議と刺さらない。
ううむ、エロスというのはミステリーですねー。
自分自身でもよくわかんない。
やっぱり、背景のストーリーまでじんわり染みてくるような、↓表紙ですよ。ええ。

余談その2。
これはひでるさんだけかな、皆もそうかな。
アマゾンのサイトでね、「小麦色狂詩曲」を表示させると…

よく一緒に購入されている商品
この本ともっちゃん (TENMAコミックス LO) そうま 竜也をあわせて買う

もっちゃん (TENMAコミックス LO)もっちゃん (TENMAコミックス LO)
(2010/07/23)
そうま 竜也

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…そんな感じで、同様に日焼け跡の強調された、「そうま竜也」センセの単行本が表示されるのです。
自動(だよね)のわりには、なかなか魅力的な提案をしてくるサイトですよ(笑)
まだ発売になっていないようでしたが、たぶんそっちも買うんだろうなぁ。
なお、そちらは眼鏡でむちむち。
抗いがたいです。


さて、前置きがだいぶ長くなりましたが、皆が期待するだろう表題作「小麦色狂詩曲」から。
収録は全部で3話ほどになります。

盆と正月にだけ会う、同い年の従姉妹「浅里(あさり)」ちゃん。
東京暮らしで中学受験に忙しい「康介」くんには、環境の大きな違いもあってか、褐色肌の彼女をやや苦手にしておりました。
夏に帰省していた「康介くん」は、彼女と喋るうちに、ふと健康的な日焼け跡が気になり…
いいよ?してみたいなら…しても♪
そう「浅里ちゃん」の許可をもらったことで、勉強どころではなくなってしまうのでした。

浅里ちゃん
※浅里ちゃん
 この単行本はやっぱり彼女でしょう。可愛かったですよ。

ノスタルジーで押すならば川辺だと思いますが、こちらは縁側奥の畳部屋。
(※川へ出掛けるのはえっち後)
そちらで、ボーイッシュなヒロインとのえっちになるのが1話目でした。
先ほどから描いてますが、何と言ってもヒロイン「浅里ちゃん」の日焼け跡でしょう。
暑いためかキャミソールに下着という恰好で、そんなんがチラチラ。
たまんないですね
また、ショートカットで健康的な雰囲気の娘なので、より効果が高まっているのです。
結構いっぱい・いっぱいっぽいえっちシーンや、照れるところが可愛いですよ。
(※個人的には、「テレビでおいしそうだった!」と手を上げてるコマが好き)

2話目は「浅里ちゃん」が逆に東京へ出てくるお話。
初めて見るスカート姿でした。
冒頭の照れてる彼女がいいですね
公園では疲れもあってかどっかり座っており、慣れていない雰囲気。
そのまま外でシテしまうのでした。
「たまちゆき」センセは、”日焼け少女のくせに着衣エッチはどうなんだ?”と書かれていましたが、個人的にはスカートもそのままでいいと思います。
めくったりするのもまた素敵かなぁ、って(笑)
より女の子していた「浅里ちゃん」に注目です。
3話目は冬の田舎風景です。
はんてんにズボンと、前回とは逆に色気ない恰好でした。
そのもっさり感がまたいいんですけどね。
嬉しいのにちょっとスネてみたり、ご褒美にキスしたりと、相当に可愛くなってしまいました。
えっちもラブラブです。
一緒にお風呂~が1コマで処理されていたのがちと残念でしたが、期待通りのシリーズでした。
↓表紙買いした方にも満足頂ける漫画だと思います。

「思春期の好奇心 ~私のこと守ってよね!?」、「思春期の好奇心 ~ねぇコレお祝いになってるぅ?」は、単行本「恋人ごっこ」に収録されていた2話から続くシリーズの続編です。
「涼」くんと付き合う「莉子(りこ)」ちゃん。
しかし、「涼くん」の友人2人に初めてを覗かれてから、カップルの行為をちらほら見られるようになっていたのです。
前者「~私のこと守ってよね!?」は野外DVDに「涼くん」が刺さったことで、学校屋上でのえっち。
なんのかんの言いながら、あっさり許してくれる「莉子ちゃん」が可愛かったです
声が大きいため、塞ごうとするんですが…ああ、やっぱり。
これまた、あっさり許してしまう「涼くん」はなかなか器のデカイ人ですね。
良かったのが、後者「~ねぇコレお祝いになってるぅ?」
相手が「涼くん」ではなかったので、一瞬違うお話かと思いましたが…
一度でいいからオレも…覗いてみたいんだよね
と、そういったお話なの。
スワッピングみたいでドキドキ。
きっちりルールを守った友人らは偉いですが、「涼くん」はまたスゴイですね。
こんな事ばかりやってると、「莉子ちゃん」1人では満足できなくなっちゃうのでは。

莉子ちゃん
※莉子ちゃん
 「あは」じゃねーだろー!しかし「莉子ちゃん」はイイ娘さんね。

「ずぶ濡れ夏物語」は、「中嶋」さん・「兼巻」くんとい若いカップル。
まだようやく手を握る程度のぎこちない関係だった2人。
夏休みの遊園地デートにて、お化け屋敷に入ったところ…恐怖から、「中嶋さん」はおもらししてしまったのでした。
それを切っ掛けとして、急速に関係を発展させるという、大変に心あたたかな(?)お話です
オチ部分を含め、”色々な意味でのずぶ濡れ”にご注目下さい。
収録順では「小麦色狂詩曲2」の直後で、公園えっちが続いていました。
そう、この「中嶋さん」みたいに、緊急時を考えてスカート穿いたままでも良かったかな、って思ったのよ。
(※日焼け跡アピールのためでしょうけど)

「男の子?女の子?」は幼馴染み「みひろ」・「カズミ」
変わり者という「カズミ」は女装癖がありました。
しかし、それが良く似合っていて、また細かい事は気にしない性格であるため、今ではそれが当然のように受け入れられていたのです。
華があり、艶やかな彼は、「みひろ」よりもよほど女の子らしかったのでした。
ランドセルを無理矢理交換させられたほか、下着までこっそり「みひろちゃん」のを身に着けていた「カズミ」
妙に似合っているのがヤバイですね。漫画ですが。
彼がそんなんなので、百合か、フタナリかという雰囲気の漫画になってます。
そんな2人の直接シーンは、なんだかよりえっちな感じでした。
良いカップルだと思います。

ほか、短編「XYZ」は、「北条司」センセの漫画にある”もう後がない”とは関係ありません。
どんなんかは、ぜひ漫画にてご確認下さい。
オチ部分で、どかーんってなると思います(たぶん)
漫画は「吉川弥生」さんと「丈太郎」くんの教室内えっちでした。
カラー原稿から始まる「幸せのナミダ」はみつあみな「長瀬和美」ちゃん。
前半・後半でまったく意味の異なるえっちが展開されています。
救われるオチで、なんだか安心。
「若葉(仮)」はロボット(ラブ・ドール)の「若葉」ちゃん。
大好きだったクラスメイトに瓜二つだったので、購入してしまったんですが…という流れ。
冒頭の自らが入っていたダンボールを片付ける、クーリングオフに慌てるというコマが好き
さすがに芸が細かいです。
漫画はじんわりとする良いお話でしたが、返品するの・しないのというコメディーでも良かったかも。

おまけ:落ち込む「若葉ちゃん」
※おまけ:落ち込む「若葉ちゃん」
 こんなんです。からかいたくなりますよ。

しっかり・丁寧な線の絵柄。
乱れ・崩れなく安定しており、濃淡も適度なくらい。
大小のコマ割りで賑やかですが、引っ掛かる部分はありません。
じーっくり見ると、収録で古めな原稿(※でも08年ですが)はそんな感じ。
普通に読めば、気にならない程度ですよ。
ロリ系のキャラ絵は「たまちゆき」センセ独特で、もう完全に確立されてます。
おそらくは、それを許容できるかどうかだと思います。
判断はカラーでも問題ないですが、紹介帯のカット絵が助けになるでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 個人的には↓表紙も良かったので5ですが。やはり癖は強めかと。
・話4: シリーズの2本はどちらも良い出来栄え。短編も連続も巧いです。 
・独5: もうほぼ表題作ですね。やっぱりあの↓表紙は爽やかえっちで素敵。
合計:[13/15]

なお、「たまちゆき」センセのHPではアンケートを実施してます。
ひでるさんも参加してきました。
私うっかり書き忘れてしまいましたが、特製壁紙のプレゼントもあるので、気に入った方は是非。



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tag : コメディーノスタルジーショートカットスワッピング

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