■たゆたゆ (大和川)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・ラフ絵。
・その他: 手作りミニBOOK「たゆたゆポータブル」、
カラー(6P)、11話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大和川(やまとがわ)」センセの「たゆたゆ」です。
ちとタイミングを逸しておりましたが、ようやく紹介です。
まぁ、GWのラストを飾るに相応しい漫画ということで。
「大和川」センセ待望の3冊目は「たゆたゆ」ですね。
こちらは、複数ヒロインが登場する長編漫画。
もちろんそれぞれ好みはあるでしょうけれど、初単行本「AQUA BLESS」、2冊目「Witchcraft」らと比較して最高傑作というべき出来栄えでした。
作画は申し分なく、現代劇でお話も適度なもの。
センセの漫画の導入として最適な単行本でしょう。
オススメです。
※たゆたゆヒロインズ - 「翠鳥さん」
ほかメンバーはこんなノリですが…
仕事で両親は海外へ行ってしまいました。
「1人暮らししたいなら田舎の実家にしなさい」
…ということで、高校生「時輪怜治」は東京から8年ぶりに田舎の実家へと帰ってきました。
隣の家に住んでいた幼馴染みの姉妹「天音翠鳥(あまね・みどり)」、「天音紫穂(あまね・しほ)」とも再会。
特に久しぶりの「翠鳥」とはいい雰囲気で、引っ越しの片づけをした夜に会う約束をしたんですが…そこにいたのは妹「紫穂」だったのです…。
いわゆるハーレム系な長編ストーリー。
ぶつ切りはでなく、ちゃんと連続したお話ですね。
自然ほか田舎な建築などノスタルジーな風景と、関西方面らしい方言が最大の特徴です。
登場ヒロイン皆そういった口調なので、お好きな方にはたまらない漫画に仕上がっておりました。
基本としては、「怜治くん」と活発な幼馴染み「翠鳥さん」とのラブコメ話です。
昔から彼を想い続けていた「翠鳥さん」は、普段の明るいテンションと裏腹にもっとも女の子。
同年代の若者がいないため、群がる下級生らにやきもきとさせられていました。
無口・無表情ながら、複数入り乱れる混沌とした展開を引き締めていた妹「紫穂さん」もいい存在感です。
※正ヒロイン「天音翠鳥さん」
きっちりヒロインしておりました。可愛かったですよー。
天音姉妹との再会となる1話。
これは、「紫穂さん」とのお風呂シーンが最高でした。
あの3ページ部分のじわじわとした流れは、まるで映画を見ているみたいでしたねー。
それだけに、「怜治くん」が仰天するのも当然のこと。
初めてでも冷静な「紫穂さん」とのギャップが良かったです。
びしょ濡れ・透け透けな「翠鳥さん」が素敵なプールでの2話。
やっぱりセンセは巧いですねー。
月夜でのプール内えっちというシチュエーションは、実に幻想的で印象深いものでした。
正ヒロインたる面目躍如です。
ちなみに、1話から心理面などはこちらの「翠鳥さん」を中心に描かれています。
色々と女の子の登場する漫画ですが、その分お話の仕上がりは良いものでした。
ちと妹「紫穂さん」以外のヒロインらインパクトが弱いですけどねぇ。
なお、巻き込まれ系な主人公「怜治くん」も引っ越しそこそこにいきなり風呂入る、えっち最中に姉妹を比較しちゃうなど、それらしく描かれておりました。
姉妹での会話がある3話目は「紫穂さん」メイン。
2人の関係が見えますね。
やたら緊張感ありましたが、何かあるのかなぁ。
次に繋がるドキドキなラストから続く4話目は「翠鳥さん」との野外えっち。
あの年齢の娘が普通に全裸で川を泳ぐ世界というのはいいもんです。
思わず泣いてしまった「翠鳥さん」が顔を見せないようにするところが可愛いですね。
※妹「天音紫穂さん」
なんだか食べてばっかりでしたねぇ。
「ほな、あたしも本気になってもええのん?」
そんな「紫穂さん」の台詞が印象的な5話目。
相手は眼鏡の下級生「高峰千紗」で、雰囲気とは裏腹な派手目の下着がいい感じでした。
6話目はちょっとした流れから、双子の姉妹「鍛冶はるか」、「鍛冶さやか」と入り乱れております。
そして全員集合する祭り場面の7話目になるんですが…ここからがまた面白いですね。
目立ってイチャつく「はるか」、「さやか」、「千紗」の下級生3名と、一歩下がって好き勝手にしている「紫穂さん」
そして、嫉妬いっぱいに見つめる「翠鳥さん」という図でした。
「翠鳥さん」が彼女であると判明しても、
「これからはちゃんと先に言うから…」
とか、まったく懲りていない様が楽しいですね。
そうした奔放な下級生らと、気持ちを割り切っている妹「紫穂さん」らに対し、どう「翠鳥さん」が立ち回るのか、ぜひ単行本でご確認ください。
最終話は全校生徒5名、「怜治くん」を追加して6名が入り乱れるお約束ではあるんですが、これまでの流れからすれば当然な展開ですね。
特に見開きは圧巻でした。
冒頭のカラー原稿0話はその後ですかね。
ちなみに眼鏡な学校の先生、「城崎麗美(きのさき・れみ)」がいい感じだなー、とか何気なく考えていましたけど…ありましたよ彼女主役な番外編。
こっちはまた異なる部分で驚きますよ。
非常に安定感あり、作画面でも過去最高というべき出来栄え。
リアルっぽさと漫画っぽさの良い部分を兼ね備えたキャラ絵を描かれる、稀有な漫画家さんです。
漫画では「翠鳥さん」の幼少期もありましたが、ロリ絵も巧いですね。
大小・変化のあるコマ割りは見易く迫力もあります。
癖はあるものの嫌味なく、万人に好かれるものでしょう。
とかく作画ではまったく問題ありません。
前回も書いてますが、そのうち一般へ行ってしまいそうなところが最もおっかないです(笑)
なお、単行本は「全ページを高解像度原稿で出力し直したハイクオリティー版」なのだそうです。
もともと「大和川」センセというのも当然あるでしょうけれど、それがためかページは実に綺麗なものでした。
また、カバー裏を見る限り…もしかしてミニBOOK「たゆたゆポータブル」って2種類あったりする??
ひでるさんゲットは「紫穂さん」バージョンでしたが、「翠鳥さん」パターンも見たいなぁ…もう1冊買うか?
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・ラフ絵。
・その他: 手作りミニBOOK「たゆたゆポータブル」、
カラー(6P)、11話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大和川(やまとがわ)」センセの「たゆたゆ」です。
ちとタイミングを逸しておりましたが、ようやく紹介です。
まぁ、GWのラストを飾るに相応しい漫画ということで。
「大和川」センセ待望の3冊目は「たゆたゆ」ですね。
こちらは、複数ヒロインが登場する長編漫画。
もちろんそれぞれ好みはあるでしょうけれど、初単行本「AQUA BLESS」、2冊目「Witchcraft」らと比較して最高傑作というべき出来栄えでした。
作画は申し分なく、現代劇でお話も適度なもの。
センセの漫画の導入として最適な単行本でしょう。
オススメです。
※たゆたゆヒロインズ - 「翠鳥さん」
ほかメンバーはこんなノリですが…
仕事で両親は海外へ行ってしまいました。
「1人暮らししたいなら田舎の実家にしなさい」
…ということで、高校生「時輪怜治」は東京から8年ぶりに田舎の実家へと帰ってきました。
隣の家に住んでいた幼馴染みの姉妹「天音翠鳥(あまね・みどり)」、「天音紫穂(あまね・しほ)」とも再会。
特に久しぶりの「翠鳥」とはいい雰囲気で、引っ越しの片づけをした夜に会う約束をしたんですが…そこにいたのは妹「紫穂」だったのです…。
いわゆるハーレム系な長編ストーリー。
ぶつ切りはでなく、ちゃんと連続したお話ですね。
自然ほか田舎な建築などノスタルジーな風景と、関西方面らしい方言が最大の特徴です。
登場ヒロイン皆そういった口調なので、お好きな方にはたまらない漫画に仕上がっておりました。
基本としては、「怜治くん」と活発な幼馴染み「翠鳥さん」とのラブコメ話です。
昔から彼を想い続けていた「翠鳥さん」は、普段の明るいテンションと裏腹にもっとも女の子。
同年代の若者がいないため、群がる下級生らにやきもきとさせられていました。
無口・無表情ながら、複数入り乱れる混沌とした展開を引き締めていた妹「紫穂さん」もいい存在感です。
※正ヒロイン「天音翠鳥さん」
きっちりヒロインしておりました。可愛かったですよー。
天音姉妹との再会となる1話。
これは、「紫穂さん」とのお風呂シーンが最高でした。
あの3ページ部分のじわじわとした流れは、まるで映画を見ているみたいでしたねー。
それだけに、「怜治くん」が仰天するのも当然のこと。
初めてでも冷静な「紫穂さん」とのギャップが良かったです。
びしょ濡れ・透け透けな「翠鳥さん」が素敵なプールでの2話。
やっぱりセンセは巧いですねー。
月夜でのプール内えっちというシチュエーションは、実に幻想的で印象深いものでした。
正ヒロインたる面目躍如です。
ちなみに、1話から心理面などはこちらの「翠鳥さん」を中心に描かれています。
色々と女の子の登場する漫画ですが、その分お話の仕上がりは良いものでした。
ちと妹「紫穂さん」以外のヒロインらインパクトが弱いですけどねぇ。
なお、巻き込まれ系な主人公「怜治くん」も引っ越しそこそこにいきなり風呂入る、えっち最中に姉妹を比較しちゃうなど、それらしく描かれておりました。
姉妹での会話がある3話目は「紫穂さん」メイン。
2人の関係が見えますね。
やたら緊張感ありましたが、何かあるのかなぁ。
次に繋がるドキドキなラストから続く4話目は「翠鳥さん」との野外えっち。
あの年齢の娘が普通に全裸で川を泳ぐ世界というのはいいもんです。
思わず泣いてしまった「翠鳥さん」が顔を見せないようにするところが可愛いですね。
※妹「天音紫穂さん」
なんだか食べてばっかりでしたねぇ。
「ほな、あたしも本気になってもええのん?」
そんな「紫穂さん」の台詞が印象的な5話目。
相手は眼鏡の下級生「高峰千紗」で、雰囲気とは裏腹な派手目の下着がいい感じでした。
6話目はちょっとした流れから、双子の姉妹「鍛冶はるか」、「鍛冶さやか」と入り乱れております。
そして全員集合する祭り場面の7話目になるんですが…ここからがまた面白いですね。
目立ってイチャつく「はるか」、「さやか」、「千紗」の下級生3名と、一歩下がって好き勝手にしている「紫穂さん」
そして、嫉妬いっぱいに見つめる「翠鳥さん」という図でした。
「翠鳥さん」が彼女であると判明しても、
「これからはちゃんと先に言うから…」
とか、まったく懲りていない様が楽しいですね。
そうした奔放な下級生らと、気持ちを割り切っている妹「紫穂さん」らに対し、どう「翠鳥さん」が立ち回るのか、ぜひ単行本でご確認ください。
最終話は全校生徒5名、「怜治くん」を追加して6名が入り乱れるお約束ではあるんですが、これまでの流れからすれば当然な展開ですね。
特に見開きは圧巻でした。
冒頭のカラー原稿0話はその後ですかね。
ちなみに眼鏡な学校の先生、「城崎麗美(きのさき・れみ)」がいい感じだなー、とか何気なく考えていましたけど…ありましたよ彼女主役な番外編。
こっちはまた異なる部分で驚きますよ。
非常に安定感あり、作画面でも過去最高というべき出来栄え。
リアルっぽさと漫画っぽさの良い部分を兼ね備えたキャラ絵を描かれる、稀有な漫画家さんです。
漫画では「翠鳥さん」の幼少期もありましたが、ロリ絵も巧いですね。
大小・変化のあるコマ割りは見易く迫力もあります。
癖はあるものの嫌味なく、万人に好かれるものでしょう。
とかく作画ではまったく問題ありません。
前回も書いてますが、そのうち一般へ行ってしまいそうなところが最もおっかないです(笑)
なお、単行本は「全ページを高解像度原稿で出力し直したハイクオリティー版」なのだそうです。
もともと「大和川」センセというのも当然あるでしょうけれど、それがためかページは実に綺麗なものでした。
また、カバー裏を見る限り…もしかしてミニBOOK「たゆたゆポータブル」って2種類あったりする??
ひでるさんゲットは「紫穂さん」バージョンでしたが、「翠鳥さん」パターンも見たいなぁ…もう1冊買うか?
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