まんがさんぽ　■かのコス　（鳩矢豆七）

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■かのコス　（鳩矢豆七）

★まんがデーター　［９／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　成年・コスプレ
・おまけ：　あとがき（作品解説）、カバー裏に別絵、
　　　　　　初回はポストカード付き、合間にラフ絵・カット絵、
　　　　　　描き下ろしあり。
・その他：　カラー（４Ｐ）、短編×９。
　
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳩矢豆七（はとや・まめしち）」センセの「かのコス～彼女がコスチュームに着替えたら～」です。

こちらでも紹介しました「ＴｈｅかぼちゃワインＡｎｏｔｈｅｒ／三浦みつる」は先日発売の６巻が完結でした。
適度な長さだったと思います。
昔のイメージを壊さない程度の成長っぷりで、良いバランス感覚。
あの延々と続くようなパターンは最後まで健在でした。
相変わらず「エルちゃん」は可愛いですねー。
以上、ちょっと余談でした。

そんな訳で、本日は「かのコス～彼女がコスチュームに着替えたら～」です。
「鳩矢豆七」センセの最新単行本ですね。
ひでるさんはこちらが初見。
別名義「ねことはと」でもどうやら１冊発売されているようなので、通算では３冊目。
タイトルそのままコスプレえっちで統一された内容です。
無論例外もありましたが、多くは”えっちのためにコスプレしている”のも特徴だと思います。
実に直球な内容でいいんですが、↓表紙も単独よりコスプレ女子複数（裏表紙のような）のが分かりやすかったのではないかなぁ。
本日はコスプレ衣装と共にお届けしてみます。

※左：千歳さん、右：すずめさん
　「すずめ」と言えば…雀ボーグですね（笑）

【セーラー服】　…「セラこす」
彼氏「四郎」（教師）のお願いで、高校生時代のセーラー服を着ることとなったツインテールな「千歳」さんとのえっち話。
かなり雰囲気違いますが↓表紙の娘でいいのかな？
「高校生の頃より太っちゃったし～」
とか言ってました。
そんな発言あったら、尚更着てほしくなりますね（笑）
なかなかノリが良く、喜んで着てくれていました。
シマパンもいい感じです。
冒頭に位置しているため、カラー原稿も収録されていました。
…やっぱり別人かな。

【裸エプロン】　…「はだエプ」
オチまでなかなかまとまりのよい短編。
幼少期に両親のえっち現場を目撃してしまった主人公「九郎」。
その時の強烈な印象がためか、成長した彼はＥＤになってしまったのです。
彼女「大門すずめ」は何とか回復させようとしていたところ、「九郎」はふとエプロン姿に反応したのでした…。
先の「千歳さん」同様、コスプレえっちに抵抗がない娘でなんだか安心。
（※漫画の主人公とひでるさんはまっったく関係ないのですが）
”もしかしたら実際にあり得るかもしれない”
…そんな印象を持つお話で、確かに「すずめさん」は魅力的なんですか……どっちかと言うと、トラウマの原因である母親の方が刺さってしまいました。
ソバージュとカチューシャが良いです。
よく見たら裏表紙はその母親でしたねー。

【バニースーツ】　…「ばにらぶ」
演劇サークルの新歓コンパへ参加した「宮河賢二郎」
多くの役者を輩出している有名サークルだけあってコンパも一風変わっており、女優志望の女の子らがバニー衣装でて迎えただけでなく～と、だいたいそんなん。
度胸・羞恥心克服のため、と称してひたすらえっちに流れる、”青少年エロ妄想”みたいな馬鹿馬鹿しい系ですね。
雰囲気の異なるヒロイン４名登場し、華やかで派手なのでした。
そのうちの１人「吾妻ひばり」さんは彼の本命で、結果的にラブラブ展開です。
バニーはあみあみですよね。
後半では破っていたりもするので、そんなプレイがお好きな方はよりいいでしょう。

【メイド服】　…「ヤンねえ」
弟「直八」くんを愛するお姉ちゃん「瑠璃」さんの暴走・近親漫画。
薬使ったりしてますよ。あぶないなぁ。
収録では群を抜いて異質な短編。
タイトルは当然「ヤンデレ」からのもので、コスプレというよりも恐怖のが勝っておりました。
あまりメイド姿が嬉しくありません（笑）

※おまけ：雛子さん
　今気付きましたけど、鳥の名前が多いですね。
　　
【ナース服】　…「ナスＨ」
地震の際、彼女「雛子」をかばって本棚の下敷きとなった「陸郎」
骨折と打撲で、全治２カ月となってしまったのです。
なかなか目覚めなかった彼を心配した「雛子」は、好きだったナース服を着てサービスするのでした。
原因（→本棚ですね）はもともと「陸郎くん」にあるとはいえ、咄嗟に彼女を守ったのはなかなか立派。
ナースえっちを受けるに相応しい活躍だと思います。
また、こちらのヒロイン「雛子さん」がツンデレちっくなトコがいいんですね。
「～なんだからねっ」
というお約束な台詞もしっかり頂きました。
なお、彼女もツインテールだったんですが…リボンの形状を見ると↓表紙は「千歳さん」ではなく「雛子さん」がセーラー服コスプレをした姿かもしれませんね。

【スクール水着】　…「めどれす」
なかなか伸びないタイムに悩んでいた「八幡つばめ」
コーチの言を受け、スクール水着を着て記録更新の特訓をしようとしたんですが…。
お話としては「ばにらぶ」と近く、ほぼコーチの言うがままにえろく展開して、最終的にはえっちまで至る短編。
ショートカットと日焼け跡がまぶしい、いかにもスポーツ少女という「つばめさん」が可愛いです。

※左：吾妻ひばり、右：ツグミさん
　新しい原稿はかなり良い感じでした。次巻が楽しみです。

【チアガール衣装】　…「ちあかの」
サラリーマンな彼「三ちゃん」の日々のストレスを癒すため、「ツグミ」さんはチアガール姿で応援するのでした。
「元気になったぞ！」　←　「それは身体の一部でしょう？」
そうしたやり取りが楽しいですねー。
恥ずかしさもあってか、漫画中は可愛く描かれていましたが、ポニーテールそのまま実際は活発な娘さんのようです。

【チャイナ服】　…「ちゃいこす」
留学生のバイト「小鳩」ちゃん。
彼女のおかげで売上は倍増したんですが、その日本語はめちゃくちゃなのでした。
そんな訳で、「吾郎」は正しい言葉を教えようとするのです。
カタカナ喋りと、独特な「～アル」という語尾は…なんだかげんなりさせますねー。
（※途中でネタにもなってます）
チャイナ服と言っても超ミニで、しかもノーブラを指示したという店長さんに拍手。

【巫女装束】　…「みこみこ」
神社の跡取娘「命（みこと）」さんは昔馴染みな近所のお姉さん。
「市郎」くんは新年のお屠蘇で酔っ払ったどさくさに、あちこち触っていると…、という流れ。
触って、というかばっちり揉んでるんですけどね。
あっさり目的地に到達する和服がいいんですけど、下をちゃんと着て下さい。
あれではエロ巫女ですよ。（←そんなんもいいんですが）
なお、子供時代の「命さん」も描かれていましたが…ロリ絵はやや厳しいかなぁ。

基本的には強い線のこってり気味・デジタル絵。
濃淡はやや強めでコマ関係なく描かれることも多く、ごっちゃり気味です。
個性が確立しきっていないのか、漫画によってふらふらとした感覚がありました。
時期？あるいは加筆・修正のためかな。
（※ちなみに最新は０９年３月の「はだエプ」、最も古いのは０７年１０月の「セラこす」です）
人物絵はリアル寄りで身長高く、あちこちのバランスも適度。
登場ヒロインは大きい方で統一されていましたが、なかなか綺麗な胸を描かれる方でした。
カラーでもあまりイメージに変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。

ちなみに初回だけというポストカードは↓表紙ヒロインの別角度みたいな絵柄。
裏面（※住所書くところね）はカバー裏と同じ影絵コスプレなイラストです。
この、人物は影状態、服装だけ白抜きという絵はなんだか妙なまでのエロス感がありました。
で、そちらは８名ずらりと並んでいるため、非常に見栄えもいい感じ（笑）