■着エロfull (松波留美)
★まんがデーター [4/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ビジネス・即えっち
・おまけ: あとがき・作品解説、合間におまけ4コマ。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松波留美(まつなみ・るみ)」センセの「着エロfull」です。
映画「カムイ外伝」見てきました。
途中やや??という部分もありましたが、概ね楽しめました。
特に殺陣は通常の時代劇とはまるで違って忍びらしい暗殺剣でスピード感あり、見応えあります。
やっぱり忍者モノはいいですね。
ニンニン。
…と、お決まりな言葉で綺麗に(?)締めくくったところで、本日は「着エロfull」です。
これは一般向け、短編集というえっち系な単行本ですね。
「松波留美」センセはどうやらこれで2冊目。
ひでるさんとしては、センセの漫画はこれが初見です。
うーん、これはちょっと…。
↓表紙・裏表紙から察せられる、お姉さん調なキャラは感じたそのまま。
これは想像通りでOK。
ただ、その絵がどうにも合いません。
さらにお話もひでるさんとまったく合わず、良さが感じられませんでした。
どうにも好ましい文言は浮かびません。
そんな訳で、得意でなさそうな方はここでご遠慮ください。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これから正直な感想を書かせて頂きます。
・
・
下宿している寮の管理人「綾香」、同じ寮に住むサークルの後輩「さくら」という2人に想いを寄せられる「雄太」くん。
お風呂に入っていると、裸エプロンの「綾香」、続いてビキニ姿の「さくら」が入ってきて…というWヒロインなお話「だぶるバスタイム!?」
ハーレム漫画ですね。
こちらはオチまでまとまり良く、彼をめぐって揉める2人がいい感じ。
ラストページがための漫画と言えるでしょう。
※左:さくら・綾香、右:人妻「葵さん」
左手に見えます?キノコあんなんなんですが…スーパーマリオじゃないんだから。
隣に住む人妻「葵」さんと「直」くんの「奥さんのおすそ分け」
えっちまでがやたら早いですね。
冒頭のキノコ山盛りな場面。
コメディーとしても微妙ですが、ああした漫画っぽい絵にした理由がよく分かりません。
どちらかというとリアルっぽいキャラなので、自ら貶めているようでした。
始めから秋刀魚でいいと思うんですが。
切っ掛けとなる、転ぶシーンも無理矢理な感じでした。
単行本に多く見られたのは、ビジネス系なお話です。
ロクに会話もできない「南部」くんは、接待で失敗続き。
しかし、課長の指示で取引相手の社長「安藤」さんの接待役を申しつけられてしまったのです。
スーツの似合う「安藤社長」は、”喋れないのなら他の方法で楽しませるよう”迫ってきたのでした。
短編「本日の接待」はそんなお話。
「ダメ社員を寄こすよう指定した」という、「安藤社長」
”主要取引先”の接待役ですよね?
いかにそんな指示があったとはいえ、2度も接待でミスをしている彼をわざわざ1人で行くよう指名した課長はどうにも異常。
迂闊ですよね。
もし何かあった場合、責任取るのは誰かなぁ。
だいたい彼女も、わざわざ社外の人間に無理矢理手を出している理由がよく分かりません。
遅刻で遅れた分を取り戻すよう、部長「藤崎」さんに残業を命じられた「田島」くん。
進捗を確認しに来た彼女は、なぜかやたら露出ある服に着替えていたのです。
「二人の残業」はそんなお話。
ほぼ99%現実にはいないだろう、えっちな部長さんですね。
(※あ、容姿を度外視したら可能性あるか)
ヤル気満々な刺激的な服装は良かったです。
「彼→彼女」は罰ゲームで女装することとなった「草野」くんが、会社の上司である部長「芹沢」さんに見つかって~という流れ。
きっちり化粧もされたらしい彼。
結構似合っていたんですが…なにゆえ「芹沢さん」にひと目でバレたのかが疑問。
金欠だった「三浦」は時給の良いバイトを見つけ、さっそく面接へ行ってみました。
そこて出迎えた担当「長谷川琴音」は、えっちするよう指示してきたのです…という「おいしいバイト」
時給1万円というバイトの秘密。
色々と展開を考えられるネタでしたが、まるでヒネリなく終わったのには逆に驚き。
即えっちで考えても、何かあっても良さそうなものだと思いますが…。
短編「彼女のショウタイ」もそれと同様な感覚。
チャット相手「由真」さんにリアルで会うこととなった「浅井」くん。
どうやらいいトコなお嬢さまらしい彼女。
追手がために、2人隠れたところ~という展開です。
「私がえっちしてるなんて思わないのね」
とか言っていた「由真さん」
理由としては後半のそうした一言のがいい感じ。
なるほど、お嬢さま(どんなんかは描かれていませんでした)がいきなり公園でえっちしてるとは考えないですよね。
主人公の設定はあまり必要なさそうで、またオチも普通でがっかりしました。
※左:安藤社長、右:長谷川琴音
社長・部長など、やたら大物(規模どんなんか知りませんが)が登場するのも特徴。
他にビジネス系として、宅配業者と相手「小野崎藤乃」さんの「彼女の通販ライフ」、アダルトショップ店員と客の「彼女の好奇心」などがありました。
どちらも、かなーり強引な展開です。
義姉「美咲」さんと「勇」くんの「兄嫁」はおバカ系。
「○○○でダイエット!」は「菜月」さんのダイエットに彼氏「拓也」くんが協力するお話。
こちらはバカップルな感じですね。
えっちしてダイエット、という実にお約束な展開なのでした。
細線のデジタルな絵柄。
濃淡は適度くらいで、線が乱れないだけらしい安定感はありました。
…が、あちこち良くありません。
とにかく、ぱっと見からキャラのバランスが悪いのが最大の問題。
全身、引き絵などの崩れは大きく、読む気を削がれます。
巧いコマもあるんですが、えっち系でこれは致命的。
登場のヒロインは巨乳ばかりでしたが、それも難しくしている原因のように感じました。
服の質感も弱く、小物・背景も雰囲気を壊しています。
縦長でリアル寄りなキャラは、一言で言うならば”セクシーお姉さん”という風情。
横長な目と鋭角な髪が特徴でしょう。
裏表紙くらいのクオリティが維持できればいいんですが…。
大まかには↓表紙の判断でいいですが、いくらかマイナスで考えた方が良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・とにかくバランスの悪さが目立ちます。良いコマもあったので、このくらい。
・もともと即えっちで、印象に残り辛い系統です。絵の影響からよりマイナスに感じてしまいます。
・特にコレというものはなく、強引さが目立っています。
合計:[4/15]
個人的には今のところ読み辛さしかありません。
HPなどのイラストには良い絵もありましたけど、これでは当面見送りですね。
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・絵 :■■□□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ビジネス・即えっち
・おまけ: あとがき・作品解説、合間におまけ4コマ。
・その他: 短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「松波留美(まつなみ・るみ)」センセの「着エロfull」です。
映画「カムイ外伝」見てきました。
途中やや??という部分もありましたが、概ね楽しめました。
特に殺陣は通常の時代劇とはまるで違って忍びらしい暗殺剣でスピード感あり、見応えあります。
やっぱり忍者モノはいいですね。
ニンニン。
カムイ外伝 (1) (小学館文庫) (1997/11) 白土 三平 商品詳細を見る |
…と、お決まりな言葉で綺麗に(?)締めくくったところで、本日は「着エロfull」です。
これは一般向け、短編集というえっち系な単行本ですね。
「松波留美」センセはどうやらこれで2冊目。
ひでるさんとしては、センセの漫画はこれが初見です。
うーん、これはちょっと…。
↓表紙・裏表紙から察せられる、お姉さん調なキャラは感じたそのまま。
これは想像通りでOK。
ただ、その絵がどうにも合いません。
さらにお話もひでるさんとまったく合わず、良さが感じられませんでした。
どうにも好ましい文言は浮かびません。
そんな訳で、得意でなさそうな方はここでご遠慮ください。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これから正直な感想を書かせて頂きます。
・
・
下宿している寮の管理人「綾香」、同じ寮に住むサークルの後輩「さくら」という2人に想いを寄せられる「雄太」くん。
お風呂に入っていると、裸エプロンの「綾香」、続いてビキニ姿の「さくら」が入ってきて…というWヒロインなお話「だぶるバスタイム!?」
ハーレム漫画ですね。
こちらはオチまでまとまり良く、彼をめぐって揉める2人がいい感じ。
ラストページがための漫画と言えるでしょう。
※左:さくら・綾香、右:人妻「葵さん」
左手に見えます?キノコあんなんなんですが…スーパーマリオじゃないんだから。
隣に住む人妻「葵」さんと「直」くんの「奥さんのおすそ分け」
えっちまでがやたら早いですね。
冒頭のキノコ山盛りな場面。
コメディーとしても微妙ですが、ああした漫画っぽい絵にした理由がよく分かりません。
どちらかというとリアルっぽいキャラなので、自ら貶めているようでした。
始めから秋刀魚でいいと思うんですが。
切っ掛けとなる、転ぶシーンも無理矢理な感じでした。
単行本に多く見られたのは、ビジネス系なお話です。
ロクに会話もできない「南部」くんは、接待で失敗続き。
しかし、課長の指示で取引相手の社長「安藤」さんの接待役を申しつけられてしまったのです。
スーツの似合う「安藤社長」は、”喋れないのなら他の方法で楽しませるよう”迫ってきたのでした。
短編「本日の接待」はそんなお話。
「ダメ社員を寄こすよう指定した」という、「安藤社長」
”主要取引先”の接待役ですよね?
いかにそんな指示があったとはいえ、2度も接待でミスをしている彼をわざわざ1人で行くよう指名した課長はどうにも異常。
迂闊ですよね。
もし何かあった場合、責任取るのは誰かなぁ。
だいたい彼女も、わざわざ社外の人間に無理矢理手を出している理由がよく分かりません。
遅刻で遅れた分を取り戻すよう、部長「藤崎」さんに残業を命じられた「田島」くん。
進捗を確認しに来た彼女は、なぜかやたら露出ある服に着替えていたのです。
「二人の残業」はそんなお話。
ほぼ99%現実にはいないだろう、えっちな部長さんですね。
(※あ、容姿を度外視したら可能性あるか)
ヤル気満々な刺激的な服装は良かったです。
「彼→彼女」は罰ゲームで女装することとなった「草野」くんが、会社の上司である部長「芹沢」さんに見つかって~という流れ。
きっちり化粧もされたらしい彼。
結構似合っていたんですが…なにゆえ「芹沢さん」にひと目でバレたのかが疑問。
金欠だった「三浦」は時給の良いバイトを見つけ、さっそく面接へ行ってみました。
そこて出迎えた担当「長谷川琴音」は、えっちするよう指示してきたのです…という「おいしいバイト」
時給1万円というバイトの秘密。
色々と展開を考えられるネタでしたが、まるでヒネリなく終わったのには逆に驚き。
即えっちで考えても、何かあっても良さそうなものだと思いますが…。
短編「彼女のショウタイ」もそれと同様な感覚。
チャット相手「由真」さんにリアルで会うこととなった「浅井」くん。
どうやらいいトコなお嬢さまらしい彼女。
追手がために、2人隠れたところ~という展開です。
「私がえっちしてるなんて思わないのね」
とか言っていた「由真さん」
理由としては後半のそうした一言のがいい感じ。
なるほど、お嬢さま(どんなんかは描かれていませんでした)がいきなり公園でえっちしてるとは考えないですよね。
主人公の設定はあまり必要なさそうで、またオチも普通でがっかりしました。
※左:安藤社長、右:長谷川琴音
社長・部長など、やたら大物(規模どんなんか知りませんが)が登場するのも特徴。
他にビジネス系として、宅配業者と相手「小野崎藤乃」さんの「彼女の通販ライフ」、アダルトショップ店員と客の「彼女の好奇心」などがありました。
どちらも、かなーり強引な展開です。
義姉「美咲」さんと「勇」くんの「兄嫁」はおバカ系。
「○○○でダイエット!」は「菜月」さんのダイエットに彼氏「拓也」くんが協力するお話。
こちらはバカップルな感じですね。
えっちしてダイエット、という実にお約束な展開なのでした。
細線のデジタルな絵柄。
濃淡は適度くらいで、線が乱れないだけらしい安定感はありました。
…が、あちこち良くありません。
とにかく、ぱっと見からキャラのバランスが悪いのが最大の問題。
全身、引き絵などの崩れは大きく、読む気を削がれます。
巧いコマもあるんですが、えっち系でこれは致命的。
登場のヒロインは巨乳ばかりでしたが、それも難しくしている原因のように感じました。
服の質感も弱く、小物・背景も雰囲気を壊しています。
縦長でリアル寄りなキャラは、一言で言うならば”セクシーお姉さん”という風情。
横長な目と鋭角な髪が特徴でしょう。
裏表紙くらいのクオリティが維持できればいいんですが…。
大まかには↓表紙の判断でいいですが、いくらかマイナスで考えた方が良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・とにかくバランスの悪さが目立ちます。良いコマもあったので、このくらい。
・もともと即えっちで、印象に残り辛い系統です。絵の影響からよりマイナスに感じてしまいます。
・特にコレというものはなく、強引さが目立っています。
合計:[4/15]
個人的には今のところ読み辛さしかありません。
HPなどのイラストには良い絵もありましたけど、これでは当面見送りですね。
着エロFull (アクションコミックス) (2009/10/10) 松波 留美 商品詳細を見る |
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