■リリィがヤラせてあげる (佐藤沙緒理)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : オムニバス・ロボット
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: カラーイラスト数点、オールカラー(128P)、
5話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐藤沙緒理(さとう・さおり)」センセの「リリィがヤラせてあげる 1巻」です。
色々あって今日は時間がないので、ちょっとだけですみません。
さて、週末の新刊コーナーにて、目立っていたこちらの単行本。
なぜかって、こちらだけだいぶ山が低かったから。
そうなんです、こちらの単行本は全128ページとかなり薄め。
巻数表記があるので漫画っぽいんですが、なんだか怪しげな厚みです。
店頭だと、小サイズのイラスト集みたいに見えるんですね。
これは簡単に手を出しづらいだろうなぁ~、と言うことで、こちらのブログに最適だと判断しました。
※愛玩用ロボット「リリィ」(※一番右は「キワコさん」)
ほわほわした巨乳ロボットです。基本えっちなことしかできません。
そんな訳で、本日は「リリィがヤラせてあげる」を紹介です。
「佐藤沙緒理」センセの単行本。
ネットで調べましたが…いまいちよく分かりません。
こちらが初単行本かな?違うかな?
お名前を変えてなければ、おそらくそんな感じだと思います。
もともとは「みはねに全部出して/カマキリ」と同シリーズの携帯コミック。
「松文館」さんの宣伝文句を借りると、”ケータイコミックで驚異的なダウンロード数”とのことでした。
人気なんですね!
前述しておりますやたらな薄さは、オールカラーであるため。
カラーイラストもありましたがメインは普通に漫画です。
量的にはやや微妙な気もしますが、一般的なオールカラー本と差はありません。
問題はないでしょう。
漫画は実はオムニバス。
愛玩用ロボット「リリィ」が様々な場面にて活躍するというもの。
今のところレギュラーに登場しているのは「リリィ」だけ。
記憶など、それぞれエピソードの関連もないみたい。
各話に登場していたサブヒロインがちらほらとサービスしてますが、基本的にえっちは「リリィ」中心になっています。
1話目は、引き籠りな息子「コウ」に父親が送ってきたのが「リリィ」という設定。
中古屋で売られていたそうなので…どなたかの使用済かな(笑)
ほぼ人間そのままでしたが、愛玩用らしくえっちのみが得意で家事は不得意。
つっけんどんな喋りがロボットちっくです。(※喋りは全エピソードで共通)
ただ、コミュニケーションは普通に出来、何も考えていないっぽいところが逆に良かったのか、彼の信頼を得ておりました。
ちなみに、こちらのエピソードは収録で唯一「リリィ」の機械部分が見られます。
…やっぱりロボットなんですね。
小学校が舞台の2話目は、「リリィ」が生徒らに拾われたという設定。
充電の描写があります。
普通の絵では確認できませんが、首筋にコネクタ差し込み口がある様子。
やはりはっきりと「愛玩用」と言っている彼女ですが、教師のサポートとして校長の許可が出ていました。
当然ながらえっち以外には遊び相手程度にしか役立たないんですけどね。
こちらは、先生と仲の良い「リリィ」に嫉妬するツインテールな少女、「安堂」さんが可愛いので注目です。
なお、「リリィ」とはジャージ姿・ブルマ姿でのえっちが展開されます。
3話は朝起きたら隣に「リリィ」というパターン。
実は、酔っ払っていた主人公が勢いそのまま買ってきていたのでした。
「おお」という独特のテンション・リアクションがコメディーっぽい「リリィ」
こちらはなにげに主人公の彼女「キワコ」さんが目立っておりました。
彼女がえっち好きなため、珍しくぴったりな居場所という感じですね。
※左から「安堂さん」、「木嶋さん」、「ラン」、「ミズエ」
他ヒロインはこんな感じ。先生に恋する「安堂さん」がキュート。
4話は「リリィ」が中古店に売られてきた?というエピソード。
…そうだ、1話目は中古店から買われてましたね。
ひょっとして各話はバラバラに見えて繋がりあったりするのかなぁ。
(※ご主人は若い男で、実は~という展開でしたが)
店の手伝いをする万能ロボット「ミズエ」ほか、商品兼店員という「サヤ」、「ラン」など他ロボットも登場するお話。
男性型も登場してました。
普通に店を手伝う他のロボットらに対し、やっぱり何もできない「リリィ」
「ミズエ…セックス機能ついてたんだ…」
という台詞から察するに、「リリィ」は愛玩機能しかないみたい。
あるいはそれに特化しているだけ、そっちだけは相当に凄いのかも。
それぞれ細かく個性と意思があり…よくある終末映画のような展開になっていました。
緊急措置みたいな機能がないと危ないでしょー。
「ユキ」という女子高生(?)がマスターである5話は学校話。
身体の弱い彼女をサポートするため、学校へ人間として潜入している設定です。
ボケっぷりは相変わらずでしたが、他短編と比べてそこそこ知恵がまわるような描写がありました。
ちょっといい話に仕上がっているので、詳細は伏せておきますね。
えー、アマゾンさんのページでは成年確認がありましたが、漫画には…ないですよね、成年マーク。
そんな訳で、↑上の属性部分では外しました。
必ず直接えっちシーンがあり、局部は手、ふきだし、コマ枠などで巧妙に隠しています。
ただ、下着を穿いていればそのまま描かれていたり、結構ぎりぎりな感じもありました。
購入の際には、成年っぽい感じのがいいでしょう。いちおうね。
オールカラーなので基本は↓表紙そのままですが、本編ではもう少し漫画っぽく崩しています。
動かし易いように、という意味ね。
すっきりとして見易く、極端な強弱もありません。
コマ割りが細かいのは、こうしたジャンルではあまりないと思います。
単にカラーなだけで、普通に漫画してます。
読み応えもありました。
それなりに癖の強い人物絵で、↓表紙にある特徴的な大きい目と太いまつ毛は好みがきっちり分かれるでしょう。
ただ、それはヒロイン「リリィ」だけのもの。
他ヒロインは普通でした。
「リリィ」に関しても、読み進めていくうちあまり気にならなくなると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・癖の強さはありますが、良く描けています。カラー漫画、お疲れさまです。
・ちょっとオトボケな「リリィ」が面白く、彼女を中心としたオムニバスも楽しく読めました。
・カラフルな色彩が素敵です。微妙なロボット具合なネタも効果的であったと思います。
合計:[12/15]
予想以上な出来栄えでした。
面白かったです。
完全にバラバラなオムニバスでなく、「リリィ」のえっち珍道中~みたいな風情も携帯漫画、カラーコミックという媒体に合致していたと思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : オムニバス・ロボット
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。
・その他: カラーイラスト数点、オールカラー(128P)、
5話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐藤沙緒理(さとう・さおり)」センセの「リリィがヤラせてあげる 1巻」です。
色々あって今日は時間がないので、ちょっとだけですみません。
さて、週末の新刊コーナーにて、目立っていたこちらの単行本。
なぜかって、こちらだけだいぶ山が低かったから。
そうなんです、こちらの単行本は全128ページとかなり薄め。
巻数表記があるので漫画っぽいんですが、なんだか怪しげな厚みです。
店頭だと、小サイズのイラスト集みたいに見えるんですね。
これは簡単に手を出しづらいだろうなぁ~、と言うことで、こちらのブログに最適だと判断しました。
※愛玩用ロボット「リリィ」(※一番右は「キワコさん」)
ほわほわした巨乳ロボットです。基本えっちなことしかできません。
そんな訳で、本日は「リリィがヤラせてあげる」を紹介です。
「佐藤沙緒理」センセの単行本。
ネットで調べましたが…いまいちよく分かりません。
こちらが初単行本かな?違うかな?
お名前を変えてなければ、おそらくそんな感じだと思います。
もともとは「みはねに全部出して/カマキリ」と同シリーズの携帯コミック。
「松文館」さんの宣伝文句を借りると、”ケータイコミックで驚異的なダウンロード数”とのことでした。
人気なんですね!
前述しておりますやたらな薄さは、オールカラーであるため。
カラーイラストもありましたがメインは普通に漫画です。
量的にはやや微妙な気もしますが、一般的なオールカラー本と差はありません。
問題はないでしょう。
漫画は実はオムニバス。
愛玩用ロボット「リリィ」が様々な場面にて活躍するというもの。
今のところレギュラーに登場しているのは「リリィ」だけ。
記憶など、それぞれエピソードの関連もないみたい。
各話に登場していたサブヒロインがちらほらとサービスしてますが、基本的にえっちは「リリィ」中心になっています。
1話目は、引き籠りな息子「コウ」に父親が送ってきたのが「リリィ」という設定。
中古屋で売られていたそうなので…どなたかの使用済かな(笑)
ほぼ人間そのままでしたが、愛玩用らしくえっちのみが得意で家事は不得意。
つっけんどんな喋りがロボットちっくです。(※喋りは全エピソードで共通)
ただ、コミュニケーションは普通に出来、何も考えていないっぽいところが逆に良かったのか、彼の信頼を得ておりました。
ちなみに、こちらのエピソードは収録で唯一「リリィ」の機械部分が見られます。
…やっぱりロボットなんですね。
小学校が舞台の2話目は、「リリィ」が生徒らに拾われたという設定。
充電の描写があります。
普通の絵では確認できませんが、首筋にコネクタ差し込み口がある様子。
やはりはっきりと「愛玩用」と言っている彼女ですが、教師のサポートとして校長の許可が出ていました。
当然ながらえっち以外には遊び相手程度にしか役立たないんですけどね。
こちらは、先生と仲の良い「リリィ」に嫉妬するツインテールな少女、「安堂」さんが可愛いので注目です。
なお、「リリィ」とはジャージ姿・ブルマ姿でのえっちが展開されます。
3話は朝起きたら隣に「リリィ」というパターン。
実は、酔っ払っていた主人公が勢いそのまま買ってきていたのでした。
「おお」という独特のテンション・リアクションがコメディーっぽい「リリィ」
こちらはなにげに主人公の彼女「キワコ」さんが目立っておりました。
彼女がえっち好きなため、珍しくぴったりな居場所という感じですね。
※左から「安堂さん」、「木嶋さん」、「ラン」、「ミズエ」
他ヒロインはこんな感じ。先生に恋する「安堂さん」がキュート。
4話は「リリィ」が中古店に売られてきた?というエピソード。
…そうだ、1話目は中古店から買われてましたね。
ひょっとして各話はバラバラに見えて繋がりあったりするのかなぁ。
(※ご主人は若い男で、実は~という展開でしたが)
店の手伝いをする万能ロボット「ミズエ」ほか、商品兼店員という「サヤ」、「ラン」など他ロボットも登場するお話。
男性型も登場してました。
普通に店を手伝う他のロボットらに対し、やっぱり何もできない「リリィ」
「ミズエ…セックス機能ついてたんだ…」
という台詞から察するに、「リリィ」は愛玩機能しかないみたい。
あるいはそれに特化しているだけ、そっちだけは相当に凄いのかも。
それぞれ細かく個性と意思があり…よくある終末映画のような展開になっていました。
緊急措置みたいな機能がないと危ないでしょー。
「ユキ」という女子高生(?)がマスターである5話は学校話。
身体の弱い彼女をサポートするため、学校へ人間として潜入している設定です。
ボケっぷりは相変わらずでしたが、他短編と比べてそこそこ知恵がまわるような描写がありました。
ちょっといい話に仕上がっているので、詳細は伏せておきますね。
えー、アマゾンさんのページでは成年確認がありましたが、漫画には…ないですよね、成年マーク。
そんな訳で、↑上の属性部分では外しました。
必ず直接えっちシーンがあり、局部は手、ふきだし、コマ枠などで巧妙に隠しています。
ただ、下着を穿いていればそのまま描かれていたり、結構ぎりぎりな感じもありました。
購入の際には、成年っぽい感じのがいいでしょう。いちおうね。
オールカラーなので基本は↓表紙そのままですが、本編ではもう少し漫画っぽく崩しています。
動かし易いように、という意味ね。
すっきりとして見易く、極端な強弱もありません。
コマ割りが細かいのは、こうしたジャンルではあまりないと思います。
単にカラーなだけで、普通に漫画してます。
読み応えもありました。
それなりに癖の強い人物絵で、↓表紙にある特徴的な大きい目と太いまつ毛は好みがきっちり分かれるでしょう。
ただ、それはヒロイン「リリィ」だけのもの。
他ヒロインは普通でした。
「リリィ」に関しても、読み進めていくうちあまり気にならなくなると思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・癖の強さはありますが、良く描けています。カラー漫画、お疲れさまです。
・ちょっとオトボケな「リリィ」が面白く、彼女を中心としたオムニバスも楽しく読めました。
・カラフルな色彩が素敵です。微妙なロボット具合なネタも効果的であったと思います。
合計:[12/15]
予想以上な出来栄えでした。
面白かったです。
完全にバラバラなオムニバスでなく、「リリィ」のえっち珍道中~みたいな風情も携帯漫画、カラーコミックという媒体に合致していたと思います。
リリィがヤラせてあげる 1 (パインコミックス) (2009/10/27) 佐藤 沙緒理 商品詳細を見る |
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