■ボクとキミのヒメゴト (きみおたまこ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき漫画(合間から続く)。
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きみおたまこ」センセの「ボクとキミのヒメゴト」です。
よかった、新刊が発売されましたー。
お久しぶりです。
色々あるようですが…応援しています。
がんばって下さい。
可愛い絵柄としっかりとしたストーリーの「きみおたまこ」センセです。
ひでるさんは全単行本(たぶん)ほか、ちらほら同人誌も持っているという、単なるファンなのでした。
今回はあちこち甘めになっているかもしれません。
こちらのブログでは何回かお名前を出していましたが、ちゃんと単行本を紹介するのはこちらが初めて。
前巻「私と主人の空」は06年発売だったんですね。
ちょーどブログ開始くらいよ。
そんなこんなで、3年ちょっとぶりの単行本「ボクとキミのヒメゴト」です。
「きみおたまこ」センセと言えば、シリーズもので有名。
しかし、こちらの収録は全て短編での構成。
そうしたお馴染みのお話・キャラは1話も収録ありませんでした。
ファンにとっては「続きが読みたいよー」というところでしょう。
それで押した場合は…やっぱり間口が狭くなると思われ(※)、まただいぶ発売間隔もあります。
(※単行本によっては、シリーズの漫画には1ページであらすじ入ったりしていましたが)
短編をずらりと揃えた今回の構成は、正解だと思います。
センセの漫画の導入には、最適な1冊に仕上がっているのではないでしょうか。
※左:妹「さくらさん」、右:妹「真諸ちゃん」
タイプ違いますが、この2人は可愛かったですよー。
基本的にはラブコメですが、非常に心理描写が巧い方。
ぺかぺかとしたコメディー部分も多いんですが、単に甘いだけでないラブ部分は”ラブコメ”という軽い響きよりも恋愛モノと言った方がしっくりきます。
今回収録されていた漫画は、大まかに近親系とラブラブカップル、そして軽い調教(SMちっく)ネタという3ジャンルになっていました。
妹「さくら」さんの机上にあった手紙をちらと見てしまった兄「朋」くん。
「好きな男とかできる歳になったんだなー」
そう感心していたところ、”感度が悪い”と悩んでいた「さくらさん」はそれを告白。
自分の身体を開発してほしいと頼むのでした。
そうした近親漫画「恋文」
普通に拒否した兄を泣き落していた、見事な貧乳の「さくらさん」
↓表紙が彼女ですね。
思わずこぼれたえっち最中の言葉に、反応する様が良かったです。
「朋くん」もそうした感情があったんでしょう。
こちらの短編は、何はともあれラスト2ページが必見。
いやー、「さくらさん」は可愛いなぁ。
なお、無口・無表情な「亞弥」さんの短編「美味しい食事」も、同様にラスト部分のためのような漫画でした。
こうした漫画は「きみおたまこ」センセ絶品ですね。
コタツでうたた寝をしていた妹「真諸」ちゃん。
お兄ちゃんに部屋まで連れられるんですが、入りたての布団は寒いということから一緒に寝ることなったのです。
そんな短編「雪の夜には」
こちらはヒロイン「真諸ちゃん」がとにかく可愛いです。
くっついてくる布団内ほか、こっそりえっちな事に気付いた際の反応、あちこちの台詞まで、非常に良い感じ。
ラストページもそんなんでした。
甘えん坊ですねー。
後半の直接えっちは無論ですが、前半の下着越しプレイもなかなかじれったくて素敵。
ギリギリセーフという考えもあるんでしょうね。
「あっ、窓あけっぱだー」
というコマが可笑しいです。
雪の日に窓全開にしないように(笑)
「大樹」くんと彼女「秋吉」さんの「はじめての…」
タイトルそのまま単純にはカップルの初えっち話なんですが、「大樹くん」のお姉さんがちらほら(話に)絡んでいるのが最大のポイント。
「変態ねーちゃん」
という言葉もあり、あーした行為は頻繁だったようなんですけど…なるほど、タイトルはこの姉弟にもかかっていたんですね。
クローゼット内のお姉さんが非常に良く、メインの「秋吉さん」を完全に食っています。
※妹「莉奈ちゃん」
遠慮なくって、アンタ…「莉奈ちゃん」はどーなってしまうんでしょう?
「熱いカラダ」はお姉ちゃんと弟「慶太」くんの近親もの。
鍋焼きうどんをこぼし、火傷しそうになったお姉ちゃんを助けるためお風呂場へ。
シャワーで冷やしていたところ、うっかり全身びしょ濡れにしてしまい、うろたえる彼をえっちに誘う展開でした。
こちらは初めてですよね。
当初は主導権を握っていたお姉ちゃんでしたが、途中でスイッチ・オンとなった「慶太くん」によって攻守逆転してしまうのです。
あーした場面での「だ…だめだよ?」は逆効果でしょう。
そんな後半はあまり姉っぽくなく、縦ロールな髪型が独特なのでした。
特にお嬢さまではないんですけど。
「妹とあそぼ」は近親・拘束な漫画。
拘束と言っても手錠だけなんですが、”いつも出来なかった事”をするお兄ちゃんなのでした。
うん、まるで躊躇してないですね。
シマパンが眩しい「莉奈」ちゃんも、えっち前後を見る限り可愛いだけではない様子。
でも、これくらいの方がリアルかな。
「真結(まゆ)」ちゃんと「優斗」くんの「やさしくいじめて」
よく気が付き、世話を焼く「優斗くん」は”優しい彼氏”と評判。
周囲の目にはそう映っている彼でしたが、実はなかなかいじわるなのでした…。
だいたいそんな感じの、ラブラブ短編。
こちらが冒頭話ですね。
ふわふわ・ほわほわしている「真結ちゃん」
いかにもいじめ甲斐ありそうな娘さんで、なんのかんの言いながらえっちな事を受け入れております。
メインはおもちゃでしたが、ラスト付近もいいですね。
「これ飲んだら事業中に効いてきちゃうかな……」
とか言いながら、お薬を飲んでしまうのでした。
いきなりベタ甘でしたよ。
同じく「私の望むもの」はMちっくな性癖のある「理都」さん。
拘束されている、なかなかエグい状態の冒頭部分に驚きです。
先ほどの短編と違ってラブラブという訳ではなく、これは…願望(夢?)の通りに行動するってことなのかな。
公園シーンは当初何事かと思いましたが。
※左:「慶太くん」のお姉ちゃん、右:真結ちゃん
縦ロール髪はこんな感じ。ちなみにシャワーなので勘違いしないように(笑)
複数えっちな短編「なかよし」
女子ばかりの茶道部・新部長に抜擢された、男子「東城」くん。
まだ部に馴染んでいなかった彼のため、送られる旧部長(※女子)はスケジュールに組み込まれていた一発芸を代わりに引き受けたんですが…いきなり「東城くん」は縛られてしまうのでした。
簡単には、女子部へ1人飛び込んだ男子の複数ネタ。
旧部長を中心とした、百合えっちサークルという実態だったのかな。
彼女らに対して「東城くん」の扱いは道具っぽく、これからの頑張り次第という感じ。
まだ人数は増えるようでしたから…大変ですね。
コマの隅で脱ぎ散らかした服をたたんでいる「架南」ちゃんが可愛いです。
背が高く、胸も大きい「平野」さんは大人っぽい同級生。
そんな彼女に惹かれていた「宮沢」くんは、体育用具室で着替え中だった彼女と鉢合わせ。
見ていた胸がニセモノであったと気付いたのでした。
短編「夏のはじめ」はそんな感じ。
いくら恥ずかしさあっても、鍵もかからないそんな場所で着替えるのはだいぶ不用心。
ぺたんこでしたねー。
冒頭の絵と比べて、相当にサバを読んでいるようでした。
ただ、彼女に憧れていた「宮沢くん」にとって、あーした弱い部分も逆に刺さるんだろうなぁ。
続きが楽しみなお話です。
乱れない柔らかな線の絵柄。
適度なくらいの濃淡ですが、あちこち全体的にバランスは優れ、安定感があります。
全体で見た場合はやや薄いかなぁ。
幅広・五角形ちっくな輪郭で、大きい目の可愛らしいキャラ絵。
恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)も特徴で、コメディー崩しもちらほらと見えました。
どちらかというと漫画の巧い方で、個性のある絵については好みが分かれるでしょう。
お話のネタも偏りあり、そっちでも人選ぶと思います。
だいたいは↓表紙などカラーでの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・ひでるさん好きな絵柄です。ただ、好みは分かれるだろうなぁ。
・全て短編でしたが、どちらも印象深く読んで楽しい漫画に仕上がっています。
・べたーっとした甘さが特徴。調教・百合っぽい色も含め、こちらも好み分かれると思います。
合計:[12/15]
「きみおたまこ」センセはもっと濃い目なイメージでした。
違ったっけか。
心なしか、こちらはだいぶ洗練され、適度なくらいに今風な感じになっています。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき漫画(合間から続く)。
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きみおたまこ」センセの「ボクとキミのヒメゴト」です。
よかった、新刊が発売されましたー。
お久しぶりです。
色々あるようですが…応援しています。
がんばって下さい。
可愛い絵柄としっかりとしたストーリーの「きみおたまこ」センセです。
ひでるさんは全単行本(たぶん)ほか、ちらほら同人誌も持っているという、単なるファンなのでした。
今回はあちこち甘めになっているかもしれません。
こちらのブログでは何回かお名前を出していましたが、ちゃんと単行本を紹介するのはこちらが初めて。
前巻「私と主人の空」は06年発売だったんですね。
ちょーどブログ開始くらいよ。
そんなこんなで、3年ちょっとぶりの単行本「ボクとキミのヒメゴト」です。
「きみおたまこ」センセと言えば、シリーズもので有名。
しかし、こちらの収録は全て短編での構成。
そうしたお馴染みのお話・キャラは1話も収録ありませんでした。
ファンにとっては「続きが読みたいよー」というところでしょう。
それで押した場合は…やっぱり間口が狭くなると思われ(※)、まただいぶ発売間隔もあります。
(※単行本によっては、シリーズの漫画には1ページであらすじ入ったりしていましたが)
短編をずらりと揃えた今回の構成は、正解だと思います。
センセの漫画の導入には、最適な1冊に仕上がっているのではないでしょうか。
※左:妹「さくらさん」、右:妹「真諸ちゃん」
タイプ違いますが、この2人は可愛かったですよー。
基本的にはラブコメですが、非常に心理描写が巧い方。
ぺかぺかとしたコメディー部分も多いんですが、単に甘いだけでないラブ部分は”ラブコメ”という軽い響きよりも恋愛モノと言った方がしっくりきます。
今回収録されていた漫画は、大まかに近親系とラブラブカップル、そして軽い調教(SMちっく)ネタという3ジャンルになっていました。
妹「さくら」さんの机上にあった手紙をちらと見てしまった兄「朋」くん。
「好きな男とかできる歳になったんだなー」
そう感心していたところ、”感度が悪い”と悩んでいた「さくらさん」はそれを告白。
自分の身体を開発してほしいと頼むのでした。
そうした近親漫画「恋文」
普通に拒否した兄を泣き落していた、見事な貧乳の「さくらさん」
↓表紙が彼女ですね。
思わずこぼれたえっち最中の言葉に、反応する様が良かったです。
「朋くん」もそうした感情があったんでしょう。
こちらの短編は、何はともあれラスト2ページが必見。
いやー、「さくらさん」は可愛いなぁ。
なお、無口・無表情な「亞弥」さんの短編「美味しい食事」も、同様にラスト部分のためのような漫画でした。
こうした漫画は「きみおたまこ」センセ絶品ですね。
コタツでうたた寝をしていた妹「真諸」ちゃん。
お兄ちゃんに部屋まで連れられるんですが、入りたての布団は寒いということから一緒に寝ることなったのです。
そんな短編「雪の夜には」
こちらはヒロイン「真諸ちゃん」がとにかく可愛いです。
くっついてくる布団内ほか、こっそりえっちな事に気付いた際の反応、あちこちの台詞まで、非常に良い感じ。
ラストページもそんなんでした。
甘えん坊ですねー。
後半の直接えっちは無論ですが、前半の下着越しプレイもなかなかじれったくて素敵。
ギリギリセーフという考えもあるんでしょうね。
「あっ、窓あけっぱだー」
というコマが可笑しいです。
雪の日に窓全開にしないように(笑)
「大樹」くんと彼女「秋吉」さんの「はじめての…」
タイトルそのまま単純にはカップルの初えっち話なんですが、「大樹くん」のお姉さんがちらほら(話に)絡んでいるのが最大のポイント。
「変態ねーちゃん」
という言葉もあり、あーした行為は頻繁だったようなんですけど…なるほど、タイトルはこの姉弟にもかかっていたんですね。
クローゼット内のお姉さんが非常に良く、メインの「秋吉さん」を完全に食っています。
※妹「莉奈ちゃん」
遠慮なくって、アンタ…「莉奈ちゃん」はどーなってしまうんでしょう?
「熱いカラダ」はお姉ちゃんと弟「慶太」くんの近親もの。
鍋焼きうどんをこぼし、火傷しそうになったお姉ちゃんを助けるためお風呂場へ。
シャワーで冷やしていたところ、うっかり全身びしょ濡れにしてしまい、うろたえる彼をえっちに誘う展開でした。
こちらは初めてですよね。
当初は主導権を握っていたお姉ちゃんでしたが、途中でスイッチ・オンとなった「慶太くん」によって攻守逆転してしまうのです。
あーした場面での「だ…だめだよ?」は逆効果でしょう。
そんな後半はあまり姉っぽくなく、縦ロールな髪型が独特なのでした。
特にお嬢さまではないんですけど。
「妹とあそぼ」は近親・拘束な漫画。
拘束と言っても手錠だけなんですが、”いつも出来なかった事”をするお兄ちゃんなのでした。
うん、まるで躊躇してないですね。
シマパンが眩しい「莉奈」ちゃんも、えっち前後を見る限り可愛いだけではない様子。
でも、これくらいの方がリアルかな。
「真結(まゆ)」ちゃんと「優斗」くんの「やさしくいじめて」
よく気が付き、世話を焼く「優斗くん」は”優しい彼氏”と評判。
周囲の目にはそう映っている彼でしたが、実はなかなかいじわるなのでした…。
だいたいそんな感じの、ラブラブ短編。
こちらが冒頭話ですね。
ふわふわ・ほわほわしている「真結ちゃん」
いかにもいじめ甲斐ありそうな娘さんで、なんのかんの言いながらえっちな事を受け入れております。
メインはおもちゃでしたが、ラスト付近もいいですね。
「これ飲んだら事業中に効いてきちゃうかな……」
とか言いながら、お薬を飲んでしまうのでした。
いきなりベタ甘でしたよ。
同じく「私の望むもの」はMちっくな性癖のある「理都」さん。
拘束されている、なかなかエグい状態の冒頭部分に驚きです。
先ほどの短編と違ってラブラブという訳ではなく、これは…願望(夢?)の通りに行動するってことなのかな。
公園シーンは当初何事かと思いましたが。
※左:「慶太くん」のお姉ちゃん、右:真結ちゃん
縦ロール髪はこんな感じ。ちなみにシャワーなので勘違いしないように(笑)
複数えっちな短編「なかよし」
女子ばかりの茶道部・新部長に抜擢された、男子「東城」くん。
まだ部に馴染んでいなかった彼のため、送られる旧部長(※女子)はスケジュールに組み込まれていた一発芸を代わりに引き受けたんですが…いきなり「東城くん」は縛られてしまうのでした。
簡単には、女子部へ1人飛び込んだ男子の複数ネタ。
旧部長を中心とした、百合えっちサークルという実態だったのかな。
彼女らに対して「東城くん」の扱いは道具っぽく、これからの頑張り次第という感じ。
まだ人数は増えるようでしたから…大変ですね。
コマの隅で脱ぎ散らかした服をたたんでいる「架南」ちゃんが可愛いです。
背が高く、胸も大きい「平野」さんは大人っぽい同級生。
そんな彼女に惹かれていた「宮沢」くんは、体育用具室で着替え中だった彼女と鉢合わせ。
見ていた胸がニセモノであったと気付いたのでした。
短編「夏のはじめ」はそんな感じ。
いくら恥ずかしさあっても、鍵もかからないそんな場所で着替えるのはだいぶ不用心。
ぺたんこでしたねー。
冒頭の絵と比べて、相当にサバを読んでいるようでした。
ただ、彼女に憧れていた「宮沢くん」にとって、あーした弱い部分も逆に刺さるんだろうなぁ。
続きが楽しみなお話です。
乱れない柔らかな線の絵柄。
適度なくらいの濃淡ですが、あちこち全体的にバランスは優れ、安定感があります。
全体で見た場合はやや薄いかなぁ。
幅広・五角形ちっくな輪郭で、大きい目の可愛らしいキャラ絵。
恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)も特徴で、コメディー崩しもちらほらと見えました。
どちらかというと漫画の巧い方で、個性のある絵については好みが分かれるでしょう。
お話のネタも偏りあり、そっちでも人選ぶと思います。
だいたいは↓表紙などカラーでの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・ひでるさん好きな絵柄です。ただ、好みは分かれるだろうなぁ。
・全て短編でしたが、どちらも印象深く読んで楽しい漫画に仕上がっています。
・べたーっとした甘さが特徴。調教・百合っぽい色も含め、こちらも好み分かれると思います。
合計:[12/15]
「きみおたまこ」センセはもっと濃い目なイメージでした。
違ったっけか。
心なしか、こちらはだいぶ洗練され、適度なくらいに今風な感じになっています。
ボクとキミのヒメゴト (TENMAコミックス RiN) (2009/12/26) きみおたまこ 商品詳細を見る |
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