■黒炉里 (完顔阿骨打)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがきまんが(作品解説)、
カバー裏に別絵、描き下ろし「からだあちこち」
・その他: カラー(4P)、短編×14
(うち「とらいあんぐる」×2、「Side Menu」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「完顔阿骨打(わんやん・あぐだ)」センセの「黒炉里 ぶらっく・ろりーた・ふぃーるど」です。
ベテラン「完顔阿骨打」センセです。
名前は記憶ありました。
長く活動されている方ですが、ひでるさんはこちらが初見と思っていたんですよ。
このブログ書くのにセンセのHPを見ていたら……「俊晴くんは年上の女性に好かれるタイプ?」、「魔法の電脳少女マリア」の2冊は昔買ってました。
記憶についてはブログでも何度か書いてますが、自分自身にがっかりです。
さて、相変わらずなひでるさんは置いといて、新刊「黒炉里(クロロリ)」です。
ちょっぴり厚い単行本。
14話収録の232ページ、描き下ろし短編ありと盛りだくさんな内容。
短編だけでなく3話の連続に前後編もあり、ネタとしても独特なもの。
紹介帯の「すげえぞコレ。」は伊達ではありません。
※左:女医「りえさん」、右:生徒会長「糸井川みお」
センセの描かれる眼鏡キャラはどちらも良かったです。
なかなか可笑しい「3割負担」は、↓表紙を飾っている黒ナース「ユウ」ちゃんも登場するお話です。
設定としては、”ロリコン”が病気として認定された世界。
病院にはロリコン科ができ、医者からナースまで小さい娘で構成。
また、病気を早期発見するため、制服、ブルマ、スクール水着などなど、服装も様々用意されているのでした。
だいたいそんなん。
はちゃめちゃ病気ネタで、なかなか凝っている描写が楽しい良作品。
メイドだのブルマだのという看護婦さんがため、ぱっと見は完全にコスプレえっちみたいな風情でした。
ひでるさんのお気に入りは眼鏡の女医「りえ」さん。
直接えっちはなかったものの、黒タイツがよい感じでした。
前述している黒ナース「ユウちゃん」も良く、短編で終わるのが非常に惜しいです。
生徒会長「糸井川みお」さんのファンタジー漫画「生徒会長の無口な門」
触手と対決する展開でした。
こちらのヒロイン・眼鏡の「みおさん」は能力者。
定規を駆使して戦うシーンが刺さりました。
これは可愛いなぁ。
単純に触手えっちな展開なんですが、設定つけて再登場してほしいです。
収録では唯一のカラー原稿のある漫画「マッド薬剤師見習い美々可」
最年少での”マッド薬剤師免許取得”を目指す、「花柳美々可(はなやぎ・みみか)」さん。
性欲を抑制する薬を作る彼女でしたが、失敗ばかりしていたのです。
ぐるぐるツインテールな「美々可さん」
カラー部分は脇えっちと、いきなり変化球でした。
センセの絵は、こうしてほんのり色がつくと丁度良いですね。
メイン部分では複数を相手にすることとなるんですが、ネタがあるので詳細はいちおう伏せておきます。
マッド薬剤師というネタは、センセの前単行本にあるみたい。
読んでいれば、より楽しめるでしょう。
同様に過去単行本収録のある、「えた~なる・ついんず・あたっく2」
独特な言動の双子「ルイ」、「マリ」という2人。
(※アメリカからの留学生)
裏表紙のエロ水着は彼女らですねー。
本編でもそちらを着用し、えっちしておりました。
※こわいよ・菜々子さん
ノコギリ(×2)を装備している「菜々子さん」です。
近所のお兄ちゃん「亨(とおる)」と、「真樹」・「菜々子」という2名の短編「ずっといっしょ」、魔法少女モノ「ブレイド・ウィッチ・ストロベリー」
三角関係の前者。
ランドセルに装備しているノコギリを振り回す「菜々子さん」が独特。
「完顔阿骨打」センセは目を塗らない表現をしていましたが、
「ずるい」
から、べらーっと喋る登場シーンがやったら怖いのです。
「真樹ちゃん」も震えてましたよ。
後者は魔法少女とのえっち。
ツインテール・シマパンという「いちご」ちゃんに悩みを解決してもらうのでした。
次々に増える男性陣が面白いんですが、あのラストは引きますねー。
ぞくぞくってしますわ。
そんな2話よりもブラックな短編「柚音の気持ち」
兄妹での近親えっちなんですが、妹「柚音」ちゃんはラブラブ。
「大好きだよ」
そうはっきり言うような間柄。
要望に応じてシスター服でのえっちなんですが…そうした姿は常に複数台のカメラで撮影されていたのでした。
従順ではあったものの、単にラブラブだけはない「柚音ちゃん」
なるほど、そう考えるんだ。
こっわー。
ただ、こうした話も好みです。
冒頭・ラストで平然と喋っている「柚音ちゃん」が良いですね。
こちらも妹「桂由奈」との学園祭話「Short Short Very Short」
主人公のお兄ちゃんは妹「由奈」の無理矢理なねじ込みにより、学園祭へ連れて行きました。
はしゃいでうっかり机を倒してしまった彼女は、お詫びのためお手伝いをすることとなったのです。
和風喫茶で着物の「由奈」は珍しいスカート姿。
ふと見ると、なんと下着を穿いていなかったのでした…。
冒頭の描写は、いかにも兄妹ちっくですね。
はっちゃける彼女が可愛いのです。
普通に何の躊躇もなく裾をまくり上げる「由奈ちゃん」
ちらほらあーした事をされていたため慣れがあるのか、はたまた分かっていないのか、あっさり屋上えっちに突入していました。
ラストページも性格が出てますよ。
※左:妹「柚音ちゃん」、右:妹「由奈ちゃん」
可愛いシスター姿なんですが…まさかあんなラストだとは。
またまた妹ネタな「とらいあんぐる」は前後編です。
いわゆる近親ネタなんですが、下の妹「秋花(あきか)」さんはお兄ちゃん、お兄ちゃんは上の妹「夏樹」さん、「夏樹さん」は「秋花さん」…という、ぐるぐる回る三角関係。
ラブラブな妹「秋花さん」とシテいながら、ほぼ「夏樹さん」を気にしているお兄ちゃん。
こんなんが非常に独特。
途中で「夏樹さん」からばしーと叩かれていましたが、それも当然のこと。
その直後の3名のやりとりが良いですね。
3話ほど続く中編「Side Menu」
話数としては多いですが、それぞれページ数としては10ページ以下のショートです。
ボケ役の「楠千菜」、眼鏡の突っ込み「木下真津(きのした・まつ)」、おバカな(あとがきによる)金髪ハーフ「ミン」という仲良し3名のオムニバス漫画。
それぞれのやり取りは面白く、コメディー色が強めなのでした。
1話目「千菜さん」は好きな教師「戸保田」とのえっち。
「真津さん」の分析により、ニーソックス攻めです。
2話目は正体不明の「真津さん」なんですが、そこいらの男性を誘ってのえっち。
スパッツが非常に良い感じです。
彼女が何を目的にそんなことをしていたのか、ちょっと驚くと思います。
まぁ、コメディーですね。
3話目は「ミンちゃん」
褐色肌とシマパンが良い感じです。
お兄ちゃんとの近親で、寝込みを襲われるパターンでした。
あーした反応もキャラそのままですね。
各話短いもののなかなか面白く、短いながらポイントをしっかり押さえた良作品でした。
強い線のすっきり絵柄。
白比率が目立ち、濃淡ではやや薄めです。
どちらかと言うと細かいコマ割りでごっちゃり気味。
丸く広い輪郭で、ばっさり髪。
縦長の目は白く塗られていない事が多く、漫画で緊張した雰囲気を醸し出しています。
コメディーなどで見られた間も独特でした。
勢いある方でそうした個性も目立ち、全体的に人を選ぶと思われます。
だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
全身見れないのはちょっと残念ですねー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・良いバランス感覚ですが、癖があるため人を選ぶでしょう。
・短編、連続のどちらもセオリーっぽさ薄く、どんな展開になるのか目が離せません。
・お約束なキーワードと、なんとなく漂う緊張感がイイ感じです。
合計:[13/15]
キャラが立っており、漫画も読み応え十分という1冊でした。
特にジャンル的な問題がなければ、オススメです。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがきまんが(作品解説)、
カバー裏に別絵、描き下ろし「からだあちこち」
・その他: カラー(4P)、短編×14
(うち「とらいあんぐる」×2、「Side Menu」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「完顔阿骨打(わんやん・あぐだ)」センセの「黒炉里 ぶらっく・ろりーた・ふぃーるど」です。
ベテラン「完顔阿骨打」センセです。
名前は記憶ありました。
長く活動されている方ですが、ひでるさんはこちらが初見と思っていたんですよ。
このブログ書くのにセンセのHPを見ていたら……「俊晴くんは年上の女性に好かれるタイプ?」、「魔法の電脳少女マリア」の2冊は昔買ってました。
記憶についてはブログでも何度か書いてますが、自分自身にがっかりです。
さて、相変わらずなひでるさんは置いといて、新刊「黒炉里(クロロリ)」です。
ちょっぴり厚い単行本。
14話収録の232ページ、描き下ろし短編ありと盛りだくさんな内容。
短編だけでなく3話の連続に前後編もあり、ネタとしても独特なもの。
紹介帯の「すげえぞコレ。」は伊達ではありません。
※左:女医「りえさん」、右:生徒会長「糸井川みお」
センセの描かれる眼鏡キャラはどちらも良かったです。
なかなか可笑しい「3割負担」は、↓表紙を飾っている黒ナース「ユウ」ちゃんも登場するお話です。
設定としては、”ロリコン”が病気として認定された世界。
病院にはロリコン科ができ、医者からナースまで小さい娘で構成。
また、病気を早期発見するため、制服、ブルマ、スクール水着などなど、服装も様々用意されているのでした。
だいたいそんなん。
はちゃめちゃ病気ネタで、なかなか凝っている描写が楽しい良作品。
メイドだのブルマだのという看護婦さんがため、ぱっと見は完全にコスプレえっちみたいな風情でした。
ひでるさんのお気に入りは眼鏡の女医「りえ」さん。
直接えっちはなかったものの、黒タイツがよい感じでした。
前述している黒ナース「ユウちゃん」も良く、短編で終わるのが非常に惜しいです。
生徒会長「糸井川みお」さんのファンタジー漫画「生徒会長の無口な門」
触手と対決する展開でした。
こちらのヒロイン・眼鏡の「みおさん」は能力者。
定規を駆使して戦うシーンが刺さりました。
これは可愛いなぁ。
単純に触手えっちな展開なんですが、設定つけて再登場してほしいです。
収録では唯一のカラー原稿のある漫画「マッド薬剤師見習い美々可」
最年少での”マッド薬剤師免許取得”を目指す、「花柳美々可(はなやぎ・みみか)」さん。
性欲を抑制する薬を作る彼女でしたが、失敗ばかりしていたのです。
ぐるぐるツインテールな「美々可さん」
カラー部分は脇えっちと、いきなり変化球でした。
センセの絵は、こうしてほんのり色がつくと丁度良いですね。
メイン部分では複数を相手にすることとなるんですが、ネタがあるので詳細はいちおう伏せておきます。
マッド薬剤師というネタは、センセの前単行本にあるみたい。
読んでいれば、より楽しめるでしょう。
同様に過去単行本収録のある、「えた~なる・ついんず・あたっく2」
独特な言動の双子「ルイ」、「マリ」という2人。
(※アメリカからの留学生)
裏表紙のエロ水着は彼女らですねー。
本編でもそちらを着用し、えっちしておりました。
※こわいよ・菜々子さん
ノコギリ(×2)を装備している「菜々子さん」です。
近所のお兄ちゃん「亨(とおる)」と、「真樹」・「菜々子」という2名の短編「ずっといっしょ」、魔法少女モノ「ブレイド・ウィッチ・ストロベリー」
三角関係の前者。
ランドセルに装備しているノコギリを振り回す「菜々子さん」が独特。
「完顔阿骨打」センセは目を塗らない表現をしていましたが、
「ずるい」
から、べらーっと喋る登場シーンがやったら怖いのです。
「真樹ちゃん」も震えてましたよ。
後者は魔法少女とのえっち。
ツインテール・シマパンという「いちご」ちゃんに悩みを解決してもらうのでした。
次々に増える男性陣が面白いんですが、あのラストは引きますねー。
ぞくぞくってしますわ。
そんな2話よりもブラックな短編「柚音の気持ち」
兄妹での近親えっちなんですが、妹「柚音」ちゃんはラブラブ。
「大好きだよ」
そうはっきり言うような間柄。
要望に応じてシスター服でのえっちなんですが…そうした姿は常に複数台のカメラで撮影されていたのでした。
従順ではあったものの、単にラブラブだけはない「柚音ちゃん」
なるほど、そう考えるんだ。
こっわー。
ただ、こうした話も好みです。
冒頭・ラストで平然と喋っている「柚音ちゃん」が良いですね。
こちらも妹「桂由奈」との学園祭話「Short Short Very Short」
主人公のお兄ちゃんは妹「由奈」の無理矢理なねじ込みにより、学園祭へ連れて行きました。
はしゃいでうっかり机を倒してしまった彼女は、お詫びのためお手伝いをすることとなったのです。
和風喫茶で着物の「由奈」は珍しいスカート姿。
ふと見ると、なんと下着を穿いていなかったのでした…。
冒頭の描写は、いかにも兄妹ちっくですね。
はっちゃける彼女が可愛いのです。
普通に何の躊躇もなく裾をまくり上げる「由奈ちゃん」
ちらほらあーした事をされていたため慣れがあるのか、はたまた分かっていないのか、あっさり屋上えっちに突入していました。
ラストページも性格が出てますよ。
※左:妹「柚音ちゃん」、右:妹「由奈ちゃん」
可愛いシスター姿なんですが…まさかあんなラストだとは。
またまた妹ネタな「とらいあんぐる」は前後編です。
いわゆる近親ネタなんですが、下の妹「秋花(あきか)」さんはお兄ちゃん、お兄ちゃんは上の妹「夏樹」さん、「夏樹さん」は「秋花さん」…という、ぐるぐる回る三角関係。
ラブラブな妹「秋花さん」とシテいながら、ほぼ「夏樹さん」を気にしているお兄ちゃん。
こんなんが非常に独特。
途中で「夏樹さん」からばしーと叩かれていましたが、それも当然のこと。
その直後の3名のやりとりが良いですね。
3話ほど続く中編「Side Menu」
話数としては多いですが、それぞれページ数としては10ページ以下のショートです。
ボケ役の「楠千菜」、眼鏡の突っ込み「木下真津(きのした・まつ)」、おバカな(あとがきによる)金髪ハーフ「ミン」という仲良し3名のオムニバス漫画。
それぞれのやり取りは面白く、コメディー色が強めなのでした。
1話目「千菜さん」は好きな教師「戸保田」とのえっち。
「真津さん」の分析により、ニーソックス攻めです。
2話目は正体不明の「真津さん」なんですが、そこいらの男性を誘ってのえっち。
スパッツが非常に良い感じです。
彼女が何を目的にそんなことをしていたのか、ちょっと驚くと思います。
まぁ、コメディーですね。
3話目は「ミンちゃん」
褐色肌とシマパンが良い感じです。
お兄ちゃんとの近親で、寝込みを襲われるパターンでした。
あーした反応もキャラそのままですね。
各話短いもののなかなか面白く、短いながらポイントをしっかり押さえた良作品でした。
強い線のすっきり絵柄。
白比率が目立ち、濃淡ではやや薄めです。
どちらかと言うと細かいコマ割りでごっちゃり気味。
丸く広い輪郭で、ばっさり髪。
縦長の目は白く塗られていない事が多く、漫画で緊張した雰囲気を醸し出しています。
コメディーなどで見られた間も独特でした。
勢いある方でそうした個性も目立ち、全体的に人を選ぶと思われます。
だいたい↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
全身見れないのはちょっと残念ですねー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・良いバランス感覚ですが、癖があるため人を選ぶでしょう。
・短編、連続のどちらもセオリーっぽさ薄く、どんな展開になるのか目が離せません。
・お約束なキーワードと、なんとなく漂う緊張感がイイ感じです。
合計:[13/15]
キャラが立っており、漫画も読み応え十分という1冊でした。
特にジャンル的な問題がなければ、オススメです。
黒炉里 (TENMAコミックス LO) (2009/12/18) 完顔 阿骨打 商品詳細を見る |
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