■えっち記念日 （ＴＥＮＹＯ）
★まんがデーター ［９／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： ラブコメ・アダルト
・おまけ： あとがき、作者近況？、これから、
キャラ表、カバー裏は文字なし絵。
・その他： 短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ＴＥＮＹＯ（てんよう）」センセの「えっち記念日」です。
以前のお名前は「天鷹（※たぶん読み方同じ）」という、現在「ＴＥＮＹＯ」センセ。
で、どうやらそっち名義でも単行本を出されているみたい。
アマゾンで検索したところでは、５冊くらいが表示されてました。
あるいは、そちらの名前のが覚えある方いるかもしれませんねー。
さて、「えっち記念日」は新名義での１冊目。
一般のえっち系短編集ですね。
全体的にちょっと年齢高めなヒロインらの単行本になっていました。
※左：妻「佳奈さん」、右：友里香さん
単純ですが「佳奈さん」のお話はやっぱりいいですね。
表題と近いタイトルの短編「二人のＨ（ヘンタイ）記念日」
旦那「俊平」くんと、↓表紙を飾っている妻「佳奈」さんです。
やっぱりこちらがメインなのかな。
えっちないまま新婚さんとなった、初々しいカップルの夜生活話ですね。
本人も言っていたように、「俊平くん」が情けないというのもそうなんですが…やっぱり、あーしたものは２人の共同作業。
近所の奥さんらに感謝ですね。
明かりつけたまま～というだけでも、色々勝手が違うでしょう。
やっぱり新婚さんというのはかくありたいですね（笑）
教師・生徒カップルな２話。
まず「講師優子への［秘］教育（※本当はマル秘）」は大学講師「中野優子」さんと「弘樹」くん。
既婚者ながら先の「佳奈さん」と同じく可愛らしい方で、飲み屋でもらったというえっちなオモチャを、普通に所持してました。
そりゃー発見した「弘樹くん」としてはドキドキですよ。
「私…弘樹くんにだったら教えてもらってもいいな」
とか言ってました。
う、羨ましー。
人前（※弘樹くんは机下）での恥ずかしプレイもありました。
もう１つ、「恋愛始め」は見事合格して家庭教師だった「俊彦」くんの後輩になった「由香」ちゃんのお話。
合格したらデートするという約束があり、２人は遊園地へ遊びに来たのでした。
家庭教師の際からラブラブ光線を出しまくっていた「由香ちゃん」でしたが…彼はよく我慢しましたね。
（※性格から、たぶんがしがし迫っていたと思う）
雰囲気そのまま、脱いだらやったらむちむちしたスタイルが素敵でした。
なお、生徒の時は眼鏡でしたけど、コンタクト（たぶん）にしてましたよ。
「メイドサーバー真矢」、「私のカフェ・マスター」はメイド服が登場する２話。
前者はフィギュア制作な「盛田稔」くんの元に出張メイドサービスの「須藤真矢」さんが訪れるというもの。
モデルを快諾した彼女に、見たり・触ったりするというお約束なネタ。
すっとしたキレのある美人で、非常に良い雰囲気。
裏表紙を飾っているのも納得です。
出来ればもっと冷静な感じのが好みではあるものの、収録のヒロインでは最も良かったかなぁ。
後者は元クラスメイトという「真弓」さん。
喫茶店を継いだ「勇次」くんの店にバイトとして応募してきたのが、もともと好きだったクラスメイトの「真弓さん」だったのです。
そんな彼女に、店の評判を上げるためメイド服を着るようお願いしたんですが…間違ってやたら露出が多い服を注文してしまったのでした。
漫画では実際に失敗してしまったというように描かれていましたが、下手すれば確信犯かもしれませんね。
ただ、”勇次くんって最低！”という具合にひっぱたかれることなく、ラブラブなシチュエーションでした。
甘いですね。
もう、勝手にやってて下さい（笑）
そんな訳で、メイド服コスプレ・えっちへと労せずして持ち込んでいました。
ラストでは色気を抑えた服を着てましたが…やっぱり閉店後はえっちしてるんだろうなぁ。
※左：須藤真矢、右：真弓さん
この「真矢さん」がお気に入りです。良いバランスでした。
結婚した筈の幼馴染み「友里香」さんが離婚して帰ってきました、という短編「リセットしようよ！」
主人公「健吾」くんが昔から好きだった、年上の幼馴染み「友里香さん」
久しぶりで再会した彼は、それが”親の会社ための結婚だった”という事実を知るのです。
思わず声を荒げた彼に対し「友里香さん」は、過去の思い出を再現するべく水着に着替えたのでした…。
なお、収録の「タイムリミット」のお話。
主人公「徹」くんは高校卒業を切っ掛けに、幼馴染み「友里」さんへ告白しようと考えていました。
”結婚することとなってしまった”
しかし、彼女が突然そう告げてきたことで、計画は断念。
１人上京して大学に通っていた彼のアパートに、なんと「友里さん」が訪ねてきたのです。
夏休み気分を出すと、そこで買ったばかりの水着に着替えた彼女は…と、だいたいそんな感じ。
そう、これらは”好きだった相手を後になって奪う”、”場違いな場面で水着に着替える”など、どことなく似通った要素のあるお話なのでした。
前話「友里香さん」は完全に別れているので問題ないものの、「友里さん」は現在婚約中。
「どうして～」とかなんとか言ってましたけど、ずいぶん自分勝手な…。
漫画は初えっちでめでたし、みたいな流れになってましたが、この後巧く運ぶかはまた別の話。
揉めるかなぁ。
なお、「友里香さん」はワンピースで、「友里さん」はビキニでした。
これは時代ですか。
ほか、「あのコに一目惚れ」はオフィス短編。
派遣されたＳＥ「関口昇」くんと、営業「松尾理恵子」さんのビジネス話なんですが…こんなんあるかいな。
現在あんなことやったら、一発でクビすっ飛びますね。
いかに漫画とはいえ、ここまではさすがに冷えます。
ヒーローショーのお話「彼女はスーパーヒロイン」
先輩「野口沙織」さんのコスプレはいいんですが、アクション部分がやや厳しいです。
あ…素人だから逆にコレでいいのか。
「賢也」くんの戦闘員姿が恥ずかしいですよ。
しっかり引かれた、丁寧な細線の絵柄。
適度なくらいの濃淡で、ページ占有具合も適当で見易いもの。
すっきりとした爽やかさがあり、一般えっち系に合った作画だと思います。
メリハリ無く、たまにバランスが微妙に感じるところもありますが、普通に読み進める上では気にならない程度。
ここは概ね問題ないでしょう。
縦長な輪郭でやや広め、目・鼻・口というパーツは小さめに描かれ、お姉さんっぽい人物絵です。
癖はあるものの人を選ぶようなものではなく、広く受け入れられるだろう感じ。
カラーでもあまり変化はないため、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・一般系として実に無難な感じ。個人的には、もうひと押し欲しいところ。
・やや甘過ぎ。ここはちょっと弱く、印象に残り辛いかなぁ。
・登場ヒロインは大人な女性でしたが、皆さん可愛過ぎると思います。
合計：［９／１５］
出版社の意向なのかな。
キャラからお話を考えると、もう少しアダルトちっくにまとめた方が好みですよ。
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： ラブコメ・アダルト
・おまけ： あとがき、作者近況？、これから、
キャラ表、カバー裏は文字なし絵。
・その他： 短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ＴＥＮＹＯ（てんよう）」センセの「えっち記念日」です。
以前のお名前は「天鷹（※たぶん読み方同じ）」という、現在「ＴＥＮＹＯ」センセ。
で、どうやらそっち名義でも単行本を出されているみたい。
アマゾンで検索したところでは、５冊くらいが表示されてました。
あるいは、そちらの名前のが覚えある方いるかもしれませんねー。
さて、「えっち記念日」は新名義での１冊目。
一般のえっち系短編集ですね。
全体的にちょっと年齢高めなヒロインらの単行本になっていました。
※左：妻「佳奈さん」、右：友里香さん
単純ですが「佳奈さん」のお話はやっぱりいいですね。
表題と近いタイトルの短編「二人のＨ（ヘンタイ）記念日」
旦那「俊平」くんと、↓表紙を飾っている妻「佳奈」さんです。
やっぱりこちらがメインなのかな。
えっちないまま新婚さんとなった、初々しいカップルの夜生活話ですね。
本人も言っていたように、「俊平くん」が情けないというのもそうなんですが…やっぱり、あーしたものは２人の共同作業。
近所の奥さんらに感謝ですね。
明かりつけたまま～というだけでも、色々勝手が違うでしょう。
やっぱり新婚さんというのはかくありたいですね（笑）
教師・生徒カップルな２話。
まず「講師優子への［秘］教育（※本当はマル秘）」は大学講師「中野優子」さんと「弘樹」くん。
既婚者ながら先の「佳奈さん」と同じく可愛らしい方で、飲み屋でもらったというえっちなオモチャを、普通に所持してました。
そりゃー発見した「弘樹くん」としてはドキドキですよ。
「私…弘樹くんにだったら教えてもらってもいいな」
とか言ってました。
う、羨ましー。
人前（※弘樹くんは机下）での恥ずかしプレイもありました。
もう１つ、「恋愛始め」は見事合格して家庭教師だった「俊彦」くんの後輩になった「由香」ちゃんのお話。
合格したらデートするという約束があり、２人は遊園地へ遊びに来たのでした。
家庭教師の際からラブラブ光線を出しまくっていた「由香ちゃん」でしたが…彼はよく我慢しましたね。
（※性格から、たぶんがしがし迫っていたと思う）
雰囲気そのまま、脱いだらやったらむちむちしたスタイルが素敵でした。
なお、生徒の時は眼鏡でしたけど、コンタクト（たぶん）にしてましたよ。
「メイドサーバー真矢」、「私のカフェ・マスター」はメイド服が登場する２話。
前者はフィギュア制作な「盛田稔」くんの元に出張メイドサービスの「須藤真矢」さんが訪れるというもの。
モデルを快諾した彼女に、見たり・触ったりするというお約束なネタ。
すっとしたキレのある美人で、非常に良い雰囲気。
裏表紙を飾っているのも納得です。
出来ればもっと冷静な感じのが好みではあるものの、収録のヒロインでは最も良かったかなぁ。
後者は元クラスメイトという「真弓」さん。
喫茶店を継いだ「勇次」くんの店にバイトとして応募してきたのが、もともと好きだったクラスメイトの「真弓さん」だったのです。
そんな彼女に、店の評判を上げるためメイド服を着るようお願いしたんですが…間違ってやたら露出が多い服を注文してしまったのでした。
漫画では実際に失敗してしまったというように描かれていましたが、下手すれば確信犯かもしれませんね。
ただ、”勇次くんって最低！”という具合にひっぱたかれることなく、ラブラブなシチュエーションでした。
甘いですね。
もう、勝手にやってて下さい（笑）
そんな訳で、メイド服コスプレ・えっちへと労せずして持ち込んでいました。
ラストでは色気を抑えた服を着てましたが…やっぱり閉店後はえっちしてるんだろうなぁ。
※左：須藤真矢、右：真弓さん
この「真矢さん」がお気に入りです。良いバランスでした。
結婚した筈の幼馴染み「友里香」さんが離婚して帰ってきました、という短編「リセットしようよ！」
主人公「健吾」くんが昔から好きだった、年上の幼馴染み「友里香さん」
久しぶりで再会した彼は、それが”親の会社ための結婚だった”という事実を知るのです。
思わず声を荒げた彼に対し「友里香さん」は、過去の思い出を再現するべく水着に着替えたのでした…。
なお、収録の「タイムリミット」のお話。
主人公「徹」くんは高校卒業を切っ掛けに、幼馴染み「友里」さんへ告白しようと考えていました。
”結婚することとなってしまった”
しかし、彼女が突然そう告げてきたことで、計画は断念。
１人上京して大学に通っていた彼のアパートに、なんと「友里さん」が訪ねてきたのです。
夏休み気分を出すと、そこで買ったばかりの水着に着替えた彼女は…と、だいたいそんな感じ。
そう、これらは”好きだった相手を後になって奪う”、”場違いな場面で水着に着替える”など、どことなく似通った要素のあるお話なのでした。
前話「友里香さん」は完全に別れているので問題ないものの、「友里さん」は現在婚約中。
「どうして～」とかなんとか言ってましたけど、ずいぶん自分勝手な…。
漫画は初えっちでめでたし、みたいな流れになってましたが、この後巧く運ぶかはまた別の話。
揉めるかなぁ。
なお、「友里香さん」はワンピースで、「友里さん」はビキニでした。
これは時代ですか。
ほか、「あのコに一目惚れ」はオフィス短編。
派遣されたＳＥ「関口昇」くんと、営業「松尾理恵子」さんのビジネス話なんですが…こんなんあるかいな。
現在あんなことやったら、一発でクビすっ飛びますね。
いかに漫画とはいえ、ここまではさすがに冷えます。
ヒーローショーのお話「彼女はスーパーヒロイン」
先輩「野口沙織」さんのコスプレはいいんですが、アクション部分がやや厳しいです。
あ…素人だから逆にコレでいいのか。
「賢也」くんの戦闘員姿が恥ずかしいですよ。
しっかり引かれた、丁寧な細線の絵柄。
適度なくらいの濃淡で、ページ占有具合も適当で見易いもの。
すっきりとした爽やかさがあり、一般えっち系に合った作画だと思います。
メリハリ無く、たまにバランスが微妙に感じるところもありますが、普通に読み進める上では気にならない程度。
ここは概ね問題ないでしょう。
縦長な輪郭でやや広め、目・鼻・口というパーツは小さめに描かれ、お姉さんっぽい人物絵です。
癖はあるものの人を選ぶようなものではなく、広く受け入れられるだろう感じ。
カラーでもあまり変化はないため、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・一般系として実に無難な感じ。個人的には、もうひと押し欲しいところ。
・やや甘過ぎ。ここはちょっと弱く、印象に残り辛いかなぁ。
・登場ヒロインは大人な女性でしたが、皆さん可愛過ぎると思います。
合計：［９／１５］
出版社の意向なのかな。
キャラからお話を考えると、もう少しアダルトちっくにまとめた方が好みですよ。
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