■めんくい! (tosh)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
カバー裏にカラー漫画「めんくい!~AFTER~」
・その他:初単行本、 カラー(20P)、短編×12
(うち「メイドと主人と2号ちゃん」×4、「なやましシリーズ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「tosh(とっしゅ)」センセの「めんくい!」です。
本日紹介の「tosh」センセは、こちらが初単行本。
「COMIC快楽天」の新人賞を受賞しておりました。
肩書きに偽りなしです。
こうした「なんちゃら賞」には、たまに怪しげーなものもありますが、こと成年漫画についてはハズレませんねー。
無論、こちらの「めんくい!」もオススメです。
中編と短編による構成の単行本。
↓表紙そのままカラーの巧い方で、カラー原稿は20ページと多めの収録。
カバー裏のおまけ漫画「めんくい!~AFTER~」もカラーでした。
出版社さんの気合いも感じます。
それがためか、ひでるさんのアマゾンでは、おすすめ商品でトップに位置されていましたよ。
※左:一条真奈美、右:真田美里・妹「柊楓」・姉「柚紀」
こうしたツリ目なヒロインが魅力的でした。
表題作「めんくい! MEN×KUI!」は…これ短編なんですね。
去年のミスキャンパスに選ばれている、「一条真奈美」さん。
スタイル抜群な美人である彼女は、言いよる男を滅多打ちのズタボロにするところから、
「性悪女王」
とか呼ばれていたのです。
そんな彼女に一目惚れをした「御手洗翔」くんも「問・題・外!!」とバッサリ。
玉砕していたのです。
しかし、真っ直ぐな彼には嫌味も通じず、素直に感情をぶつけてくる彼に…と、だいたいそんな流れ。
こうしたヒロインは、実は可愛らしいというのはお約束。
ああした娘には、張り巡らしたハードルを乗り越えてくるだけの勢いが必要なのでしょう。
そうすると、取り繕わない「翔くん」とあーなるのは自然なことかもしれません。
メロメロになった様は後日談というべきカバー裏「めんくい!~AFTER~」で見られます。
カラー原稿もある、4話の中編「メイドと主人と2号ちゃん」
ヒロイン「獅童アキナ」さんと「勝」くんはご近所の幼馴染み。
成長していくうち、疎遠になった2人は学校でも冷たい関係になっていたのです。
そんな頃、彼の母親に留守を頼まれた「アキナさん」
ついでにと、「勝くん」の部屋を物色しているしているうち、メイド服を発見しました。
なんとなく興味を引かれ、試しに着ていたところ「勝くん」が帰宅。
無事隠れた「アキナさん」でしたが、彼女がいるそのまま「勝くん」は事を始めてしまったのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな導入部。
軽いファンタジー描写もある、ラブコメ漫画です。
プロローグは本編からの抜き取りでちょっとだけ。
1話は「アキナさん」、2話は「2号ちゃん」、3話は複数…と、こうした漫画のセオリーになってました。
ちなみに、後述する中編の「なやまし・シリーズ」も同様な構成です。
1話目は、幼馴染みでメイド姿の「アキナさん」
冒頭に位置するカラー原稿は、当然えっちシーンが描かれています。
だいたいは、メインえっち部分の抜き取り、場面変わって事の発端、メインのえっちシーン…と続くもの。
その点こちらは急な場面転換することなく、本編に繋がる部分をさらりと処理していたので注目。
なかなか秀逸です。
隠れていた「アキナさん」にうっかり目撃されてしまったのは、相当に恥ずかしい行為。
逆ギレして切り抜けようとした彼女に対し、故あってそれ以上にキレた「勝くん」
ほぼ気合いだけで、彼女を屈服させていました。
「なんだその口の利き方はっ」
だって。
イッちゃってます。
実はこの「勝くん」は相当に変な男なんですが、結果的にうまくいったようで何より。
あんなん見ても冷めなかった「アキナさん」は凄いなぁ。
ラブですね。
※左:アキナさん、右:2号ちゃん
2人とも大きいですね。メイド服も良く描かれていました。
続く2話は、なんと彼が自作したダッチワイフが具現化する流れ。
変な部分がありましたよね。
2話でのヒロイン「2号ちゃん」ですが、実は彼女は「勝くん」の自作したソレだったのです。
10年間もの間使われ続けていたお気に入りらしく、彼女曰く、
「愛の力がキセキを起こしたのだと思います!!」
よくある(?)妖怪みたいなモノですね。
彼が注文していた和なメイド服を着ており、むっちりとしたスタイル。
ツンデレちっくな「アキナさん」と違って、徹底的に従順で可愛らしいキャラになっていました。
なんでもモノは大切にするべきです(笑)
そんな訳で、2人の対決となる3話。
ちょっとした秘密が明らかになるので、必見です。
ああ、なるほどねぇ。
ぶっちゃけ、そう大したものではない(←すみません)ですが、あの事実がある・ないでは雲泥の差でしょう。
「勝くん」に対しては可愛いかった「2号ちゃん」が、ライバル「アキナさん」に対してはまったく異なる表情であったのが印象的でした。
面白かったです。
「なやましシスターズ」、「なやましラバー」、「なやましトリオ」という、なやまし3部作。
実はこちらも連続話になってます。
両親の他界によって、親交のあった柊家に引き取られた主人公「あきら」くん。
そこには、1つ年上の姉「柊柚紀」、1つ年下の妹「柊楓」がいたのです。
ある切っ掛けから、姉「柚紀さん」とえっちしまくっていた「あきらくん」
いつものように部屋へ入ってきたのは、散々邪魔をしてきた「楓さん」だったのです。
そんなんが、1話目「なやましシスターズ」
素直になれない妹を半ば強引にでも姉が導くという、よくあるパターン。
前述した「真奈美さん」、「アキナさん」もそうでしたが、「tosh」センセはツンデレお好きですね。
続く「なやましラバー」は…姉妹ではなく、元クラスメイトの「真田美里」さん。
終電を逃してしまった2人は偶然再会し、始発の時間までラブホへ入るという展開。
彼モテますねー。
学年トップの秀才で、美人でもあったので目立ってはいたものの、さして会話もしていない程度の間柄でした。
「すげー意外なんだけど…」
とは、こっちの話ですよ。
彼女の性格から察するに…会ったのも偶然かなぁ。
積極的に彼を誘っていました。
学生時代の眼鏡な彼女もいいですね。
集合話「なやましトリオ」は、ガツガツと”彼女の地位”を狙う「美里さん」が家へ遊びに来る展開でした。
明らかに機嫌の悪い、妹「楓さん」
いいツイデレっぶりですねー。
髪型はツインテールだし(笑)
ちゃんとタイミングを計って、見事複数えっちに持ち込んだのは姉「柚紀さん」でした。
この器用さがため、彼女はちょっと弱く感じます。
単体話があれば良かったかなぁ。
※おまけ:深津綾香
趣味に走りました。あのぼんやりとした瞳が素敵です。右は切っ掛け部分ね。
「とらぶるポジション」は収録の短編でのお気に入り。
小学校時代、いじめられていた「深津綾香」さんを助けた「剛」くん。
その日から彼女は、「剛くん」のすぐ後ろにぴったり付いてくるようになったのです。
それは小学校から中学・高校と続き、果ては大学生となった現在でも同様でした。
大学生となった「綾香さん」は成長著しく、ちょっと困ったこととなっていたのです…と、だいたいそんな感じ。
非現実的で、いかにも漫画というストーリーなんですが…無表情なヒロイン「綾香さん」が可愛いです。
ちょっとぼんやりな目が素敵。
吸いこまれそうですね。
触るな、という言い付けを律儀に守り、まるで背後霊のように「剛くん」の背中を追いかけていた彼女。
クラスではすぐ後ろの席をキープし続け、トイレへも一緒に入ろうとしてました。
(※このあたりの描写がちょっと極端で、非現実的と書いた部分ね)
付いて回るもののそれ以上の主張はしておらず、「剛くん」としても慣れてしまったようで、高校生時代までは問題ありませんでした。
それが大学生頃から変わってくるんですね。
なんと言っても、ソコが秀逸。
「今までずっとこの距離だった…」
彼女はそう言ってましたが、詳細についてはぜひ単行本でどうぞ。
冒頭に収録の「エプロンアタック」はカラーのみ、8ページという短編。
↓表紙から続く漫画…戦国時代で言う一番槍みたいな部分ですが、長さといい、お話といい、適度なもの。
お互い仕事を持っている同棲カップルのお話で、最近少なくなってきたえっちをするべく、「麗子」さんが裸エプロンで出迎えるという展開でした。
そんなんお好きな人はいいでしょう。
カラーだし。
「ウブなカンケイ」は年上な「香織」さんと「佑樹」くんの初体験カップル。
ここはジーンズのお尻がいい感じ。
たまに下着が見える透明仕様になってたりして。
「香織さん」から寝込みを襲っていましたけど、なかなか良い判断だったと思います。
コメディー要素の強い「Sister or Lover」は義兄妹の関係。
ヒロインの「明日香」ちゃんは、もともと近所の女の子。
より近しい関係になり、ラッキーとばかりに誘う彼女に対して、義理でも兄となったことで逆に自制する「ゆーいち」くんというカップルでした。
電話をしてきた、彼と親しい女性への対応が好きです。
ああした描写はキュートですねー。
かなり直接的なことをされ続けていたようでしたが、「ゆーいちくん」はよく頑張ったと思います。
作画については非常に良好です。
多少バラつきはあったものの、加筆・修正の成果によって安定感がありました。
初単行本からクオリティ高いですよ。
しっかり丁寧な線の絵柄。
描き込みから濃淡までは適度なくらいで、崩れ・乱れはなく綺麗です。
見辛いとか、気になるコマもありませんでした。
背景・小物なども良い感じ。
キャラはバランスに優れており、漫画らしい可愛さがありました。
極端な偏りないのはいいですね。
特にツリ目なヒロインは魅力的。
白黒からカラーまで巧く、↓表紙そのままの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 加筆修正の結果だと思います。いいおっぱいでした。
・話4: 中編は無論のこと、短編も「綾香さん」など、面白いものが揃ってました。
・独4: ぶっちゃけ、もう1歩ほしい気もありますけど…。
合計:[13/15]
どーでもいいことですが、英文字のお名前にちょんとルビが書かれていたのは嬉しい仕様。
ブログを書く身では、有難いですね。
調べる手間が省けます。
特に英字はひっかかりづらいので。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
カバー裏にカラー漫画「めんくい!~AFTER~」
・その他:初単行本、 カラー(20P)、短編×12
(うち「メイドと主人と2号ちゃん」×4、「なやましシリーズ」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「tosh(とっしゅ)」センセの「めんくい!」です。
本日紹介の「tosh」センセは、こちらが初単行本。
「COMIC快楽天」の新人賞を受賞しておりました。
肩書きに偽りなしです。
こうした「なんちゃら賞」には、たまに怪しげーなものもありますが、こと成年漫画についてはハズレませんねー。
無論、こちらの「めんくい!」もオススメです。
中編と短編による構成の単行本。
↓表紙そのままカラーの巧い方で、カラー原稿は20ページと多めの収録。
カバー裏のおまけ漫画「めんくい!~AFTER~」もカラーでした。
出版社さんの気合いも感じます。
それがためか、ひでるさんのアマゾンでは、おすすめ商品でトップに位置されていましたよ。
※左:一条真奈美、右:真田美里・妹「柊楓」・姉「柚紀」
こうしたツリ目なヒロインが魅力的でした。
表題作「めんくい! MEN×KUI!」は…これ短編なんですね。
去年のミスキャンパスに選ばれている、「一条真奈美」さん。
スタイル抜群な美人である彼女は、言いよる男を滅多打ちのズタボロにするところから、
「性悪女王」
とか呼ばれていたのです。
そんな彼女に一目惚れをした「御手洗翔」くんも「問・題・外!!」とバッサリ。
玉砕していたのです。
しかし、真っ直ぐな彼には嫌味も通じず、素直に感情をぶつけてくる彼に…と、だいたいそんな流れ。
こうしたヒロインは、実は可愛らしいというのはお約束。
ああした娘には、張り巡らしたハードルを乗り越えてくるだけの勢いが必要なのでしょう。
そうすると、取り繕わない「翔くん」とあーなるのは自然なことかもしれません。
メロメロになった様は後日談というべきカバー裏「めんくい!~AFTER~」で見られます。
カラー原稿もある、4話の中編「メイドと主人と2号ちゃん」
ヒロイン「獅童アキナ」さんと「勝」くんはご近所の幼馴染み。
成長していくうち、疎遠になった2人は学校でも冷たい関係になっていたのです。
そんな頃、彼の母親に留守を頼まれた「アキナさん」
ついでにと、「勝くん」の部屋を物色しているしているうち、メイド服を発見しました。
なんとなく興味を引かれ、試しに着ていたところ「勝くん」が帰宅。
無事隠れた「アキナさん」でしたが、彼女がいるそのまま「勝くん」は事を始めてしまったのでした。
…大雑把ですが、だいたいそんな導入部。
軽いファンタジー描写もある、ラブコメ漫画です。
プロローグは本編からの抜き取りでちょっとだけ。
1話は「アキナさん」、2話は「2号ちゃん」、3話は複数…と、こうした漫画のセオリーになってました。
ちなみに、後述する中編の「なやまし・シリーズ」も同様な構成です。
1話目は、幼馴染みでメイド姿の「アキナさん」
冒頭に位置するカラー原稿は、当然えっちシーンが描かれています。
だいたいは、メインえっち部分の抜き取り、場面変わって事の発端、メインのえっちシーン…と続くもの。
その点こちらは急な場面転換することなく、本編に繋がる部分をさらりと処理していたので注目。
なかなか秀逸です。
隠れていた「アキナさん」にうっかり目撃されてしまったのは、相当に恥ずかしい行為。
逆ギレして切り抜けようとした彼女に対し、故あってそれ以上にキレた「勝くん」
ほぼ気合いだけで、彼女を屈服させていました。
「なんだその口の利き方はっ」
だって。
イッちゃってます。
実はこの「勝くん」は相当に変な男なんですが、結果的にうまくいったようで何より。
あんなん見ても冷めなかった「アキナさん」は凄いなぁ。
ラブですね。
※左:アキナさん、右:2号ちゃん
2人とも大きいですね。メイド服も良く描かれていました。
続く2話は、なんと彼が自作したダッチワイフが具現化する流れ。
変な部分がありましたよね。
2話でのヒロイン「2号ちゃん」ですが、実は彼女は「勝くん」の自作したソレだったのです。
10年間もの間使われ続けていたお気に入りらしく、彼女曰く、
「愛の力がキセキを起こしたのだと思います!!」
よくある(?)妖怪みたいなモノですね。
彼が注文していた和なメイド服を着ており、むっちりとしたスタイル。
ツンデレちっくな「アキナさん」と違って、徹底的に従順で可愛らしいキャラになっていました。
なんでもモノは大切にするべきです(笑)
そんな訳で、2人の対決となる3話。
ちょっとした秘密が明らかになるので、必見です。
ああ、なるほどねぇ。
ぶっちゃけ、そう大したものではない(←すみません)ですが、あの事実がある・ないでは雲泥の差でしょう。
「勝くん」に対しては可愛いかった「2号ちゃん」が、ライバル「アキナさん」に対してはまったく異なる表情であったのが印象的でした。
面白かったです。
「なやましシスターズ」、「なやましラバー」、「なやましトリオ」という、なやまし3部作。
実はこちらも連続話になってます。
両親の他界によって、親交のあった柊家に引き取られた主人公「あきら」くん。
そこには、1つ年上の姉「柊柚紀」、1つ年下の妹「柊楓」がいたのです。
ある切っ掛けから、姉「柚紀さん」とえっちしまくっていた「あきらくん」
いつものように部屋へ入ってきたのは、散々邪魔をしてきた「楓さん」だったのです。
そんなんが、1話目「なやましシスターズ」
素直になれない妹を半ば強引にでも姉が導くという、よくあるパターン。
前述した「真奈美さん」、「アキナさん」もそうでしたが、「tosh」センセはツンデレお好きですね。
続く「なやましラバー」は…姉妹ではなく、元クラスメイトの「真田美里」さん。
終電を逃してしまった2人は偶然再会し、始発の時間までラブホへ入るという展開。
彼モテますねー。
学年トップの秀才で、美人でもあったので目立ってはいたものの、さして会話もしていない程度の間柄でした。
「すげー意外なんだけど…」
とは、こっちの話ですよ。
彼女の性格から察するに…会ったのも偶然かなぁ。
積極的に彼を誘っていました。
学生時代の眼鏡な彼女もいいですね。
集合話「なやましトリオ」は、ガツガツと”彼女の地位”を狙う「美里さん」が家へ遊びに来る展開でした。
明らかに機嫌の悪い、妹「楓さん」
いいツイデレっぶりですねー。
髪型はツインテールだし(笑)
ちゃんとタイミングを計って、見事複数えっちに持ち込んだのは姉「柚紀さん」でした。
この器用さがため、彼女はちょっと弱く感じます。
単体話があれば良かったかなぁ。
※おまけ:深津綾香
趣味に走りました。あのぼんやりとした瞳が素敵です。右は切っ掛け部分ね。
「とらぶるポジション」は収録の短編でのお気に入り。
小学校時代、いじめられていた「深津綾香」さんを助けた「剛」くん。
その日から彼女は、「剛くん」のすぐ後ろにぴったり付いてくるようになったのです。
それは小学校から中学・高校と続き、果ては大学生となった現在でも同様でした。
大学生となった「綾香さん」は成長著しく、ちょっと困ったこととなっていたのです…と、だいたいそんな感じ。
非現実的で、いかにも漫画というストーリーなんですが…無表情なヒロイン「綾香さん」が可愛いです。
ちょっとぼんやりな目が素敵。
吸いこまれそうですね。
触るな、という言い付けを律儀に守り、まるで背後霊のように「剛くん」の背中を追いかけていた彼女。
クラスではすぐ後ろの席をキープし続け、トイレへも一緒に入ろうとしてました。
(※このあたりの描写がちょっと極端で、非現実的と書いた部分ね)
付いて回るもののそれ以上の主張はしておらず、「剛くん」としても慣れてしまったようで、高校生時代までは問題ありませんでした。
それが大学生頃から変わってくるんですね。
なんと言っても、ソコが秀逸。
「今までずっとこの距離だった…」
彼女はそう言ってましたが、詳細についてはぜひ単行本でどうぞ。
冒頭に収録の「エプロンアタック」はカラーのみ、8ページという短編。
↓表紙から続く漫画…戦国時代で言う一番槍みたいな部分ですが、長さといい、お話といい、適度なもの。
お互い仕事を持っている同棲カップルのお話で、最近少なくなってきたえっちをするべく、「麗子」さんが裸エプロンで出迎えるという展開でした。
そんなんお好きな人はいいでしょう。
カラーだし。
「ウブなカンケイ」は年上な「香織」さんと「佑樹」くんの初体験カップル。
ここはジーンズのお尻がいい感じ。
たまに下着が見える透明仕様になってたりして。
「香織さん」から寝込みを襲っていましたけど、なかなか良い判断だったと思います。
コメディー要素の強い「Sister or Lover」は義兄妹の関係。
ヒロインの「明日香」ちゃんは、もともと近所の女の子。
より近しい関係になり、ラッキーとばかりに誘う彼女に対して、義理でも兄となったことで逆に自制する「ゆーいち」くんというカップルでした。
電話をしてきた、彼と親しい女性への対応が好きです。
ああした描写はキュートですねー。
かなり直接的なことをされ続けていたようでしたが、「ゆーいちくん」はよく頑張ったと思います。
作画については非常に良好です。
多少バラつきはあったものの、加筆・修正の成果によって安定感がありました。
初単行本からクオリティ高いですよ。
しっかり丁寧な線の絵柄。
描き込みから濃淡までは適度なくらいで、崩れ・乱れはなく綺麗です。
見辛いとか、気になるコマもありませんでした。
背景・小物なども良い感じ。
キャラはバランスに優れており、漫画らしい可愛さがありました。
極端な偏りないのはいいですね。
特にツリ目なヒロインは魅力的。
白黒からカラーまで巧く、↓表紙そのままの判断で問題ありません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 加筆修正の結果だと思います。いいおっぱいでした。
・話4: 中編は無論のこと、短編も「綾香さん」など、面白いものが揃ってました。
・独4: ぶっちゃけ、もう1歩ほしい気もありますけど…。
合計:[13/15]
どーでもいいことですが、英文字のお名前にちょんとルビが書かれていたのは嬉しい仕様。
ブログを書く身では、有難いですね。
調べる手間が省けます。
特に英字はひっかかりづらいので。
めんくい! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (ワニマガジンスペシャル) (2010/04/01) tosh 商品詳細を見る |
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