■私のしたい○○なこと （春城秋介）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・こっそり関係
・おまけ： あとがき、ゲストページ、穴うめページ、
加筆修正あり。
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×７
（うち「いたずらメヌエット」×４）。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春城秋介（しゅんじょう・しゅうすけ）」センセの「私のしたい○○なこと」です。
↓表紙を開いて、ちょっとびっくり。
いきなり冒頭話「友達以上」が始まっていました。
なんだか、映画館で開始に間に合わなかったような感覚です。
この単行本…中扉とかそんなんがないんですね。
表紙の次がいきなり漫画（※しかも白黒ページ）というのは、何だか非常に違和感。
別に中扉ないとダメだとか、カラーページであると決まっている訳ではないんですが…。
慣れって怖いですね。
ぶっちゃけ、落丁かと思いました。
かなり加筆をしている（※紹介帯には「加筆修正２３０Ｐ」）ようなので、中扉は描いて欲しかったなぁ。
白黒でもいいので。
そんなこんなで、「春城秋介」センセ。
漫画は「一途なトリコ」、「ビーナスラプソディ」などを紹介しています。
今回の「私のしたい○○なこと」で３冊目。
４話ほど続く中編をメインに、短編が収録されていました。
お話としては短編のがいい感じかな。
どちらもブラックには展開していかないので、ある程度安心して読めると思います。
※左：滝沢瞳さん、右：女教師「皐月さん」
教師なのに、こんな服着てます。吸い込まれてしまいそうですね。
そんな訳で、玄関開けたら～みたいに始まっていた冒頭収録は「友達以上」
彼女との待ち合わせのため、図書室に足を運んだ「ユースケ」くん。
そちらで出会った「滝沢瞳」さんは、友人「タカシ」の彼女でした。
えっちな会話にも軽く返してくる気さくな相手で、よく喋っていたのです。
ある日、その寝顔にふらふらと引き寄せられた「ユースケくん」は思わずキスしてしまうんですが…なんと、「瞳さん」は起きていたのでした。
「今のはどういうつもり？」
いわゆるネトラレの逆な漫画。
コレはえっちでいいですねー。
・彼女「カナ」に振り回されていたこと。（←たぶん会話で盛り上がるのは「瞳さん」だと思う）
・悩みをぶっちゃけられる、異性の友達であったこと。
・友人の彼女と理解していても、女性としての魅力を感じていたこと。
・そうした３つについて、「瞳さん」も同じように思っていたこと。
以上のような理由から、２人は関係してしまうのでした。
「いいよ…続きしても」
だって。
たぶん、お互いのタイミングがばっちーと合致した瞬間なんだろうなぁ。
でねでね、この短編で最も優れている（と思う）のは、途中にかかっていた「タカシ」からの電話。
まだこれから、という段階でばっさー中断になるんですよ。
ココが秀逸！
電話ほっとくにしろ出るにしろ、普通の漫画ならばあのまま図書室えっちに至る場面でしょう。
それをわざわざ延期させたことで、次のえっちをスムーズに、かつより盛り上がるよう導いているのでした。
さっすがは「春城秋介」センセ！！
ここまで書けば十分でしょう。
いきなり良かったです。
じわじわエスカレートしていく様を、ぜひ単行本でご覧ください。
「瞳さん」もだんだん本音を言ってくれます。
「Ｓｅｃｒｅｔ Ａｆｆａｉｒ（シークレット・アフェア）」は教師と生徒のカップル。
夏休み学校に出ていた、女教師「皐月」さんが主人公。
部活の練習があった「広瀬」くんは合宿のお土産を渡しに職員室を訪れ、後輩の「橘」先生に冷やかされていました。
実は、指摘されたそのまま関係のあった２人。
１学期を過ぎた頃に告白を受け、その頃から付き合っていたのです。
この先生は反則。
お嬢さまっぽい美人顔で、むちむちとしたスタイル。
タイトスカートがいいですね。
谷間もやったら強調された服を着ており…あれは勉強に集中できなさそうでした。
いかに夏休み中で生徒少ないとはいえ、刺激的過ぎ。
漫画は「皐月さん」視点で進行しており、自分ではどうにもコントロールできない感情が描かれておりました。
えっちです。
他のシチュエーションとかで見たいです。
とりあえず、教壇立つ「皐月さん」とか素敵だろうなぁ。
※左：アナちゃん、右：スミレさん
この「アナちゃん」はよく心情が描かれていました。
「先生」と呼ばれてる大学生の彼は家庭教師でいいのかな。
短編「ホームレッスン～課外授業～」は高校生「アナ」ちゃんと家庭教師の先生カップル。
期末試験があり、ちょっとの間会えなくなる２人。
勉強をする彼女が思い出すのは、先生の事ばかりだったのです。
しかし、意地を張る「アナちゃん」は徹底的に連絡をとらぬまま２週間を過ごし、ついに携帯メールを送ったのでした。
こちらも「アナちゃん」視点で描かれております。
年下の可愛らしいツンデレが目一杯描かれており、なかなか素直になれない「アナちゃん」がキュートでした。
先生からもらった服で独りえっちしてしまうトコもいいですね。期待した通りですね。
中盤で自らを犬に例えていましたが、その通りでしょうねー。
ぎりぎりまで頑張ったところが、また可愛いので注目。
「いたずらメヌエット」は４話の中編。
学校で指折りな美人というクラスメイト「スミレ」さん。
主人公「藤井」くんは彼女に一目惚れ。
知らないクラッシックについて猛勉強をして親交を深め、ついに彼女の家に呼ばれるまでになっていました。
そちらで会った、「スミレさん」の妹「真美」ちゃん。
とある弱味を握られてしまった彼は、言われるままえっちの相手をするんですが…その要求は会うたびにエスカレートしていったのでした。
三角関係な漫画ですね。
憧れな相手「スミレさん」はそのままに、妹「真美ちゃん」とのえっちを重ねていくという、ドロ沼っぽいドキドキな内容。
彼女に逆らえない「藤井くん」は、学校ほかあちこちで呼び出され、誘惑されるのです。
１話のカラー原稿部分が切っ掛け。
本編では２回目の訪問になっており、「スミレさん」の部屋ですぐ近くに彼女がいるというシチュエーションでのえっちになっていました
普通だったらバレるだろうなぁ。
抜群に刺激的なのは間違いないですが（笑）
２話目は体育倉庫でのえっち。
「真美ちゃん」のブルマ姿を堪能下さい。
物凄くアピールしてますね、彼女。
ここでは実際に「私と付き合いませんか？」とまで言っていました。
ラブラブです。
３話目では脱衣所でのえっち。
降った雨を最大限に利用しており、非常にしたたか。
ただね、逆に一生懸命に気を引こうと頑張っている様は健気。
第三者な読者視点で見ていて。
半ば脅迫されているような「藤井くん」自身は気が気じゃないでしょうけど…。
「スミレさん」との切っ掛けが差し込まれるなどの、ラスト４話目。
あんまり書くとネタバレになっちゃうか。
ううん、もどかしい。
どんな結末を迎えるのか、ぜひ単行本でどうぞ。
階段でのシーンはちょっと驚きましたが（笑）
※妹「真美ちゃん」
がんばった。彼女視点で見たいですねー。
太く強いくっきり線の絵柄。
描き込みとしては、どちらかと言うとあっさりな感じです。
目立つ黒と線、そしてキャラの感じがため、ページは濃厚な空気でした。
長方形な横幅ある目に、どすんとした縦長な輪郭が特徴。
むっちりというより、がっちりとした良い肉付きのスタイルです。
かなり独特なバランス。
ここの癖が強く、明確に人を選ぶでしょう。
だいたい↓表紙での判断で問題ありませんが、裏表紙のカット絵が見易いのでオススメ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵４： 作風で仕方ないですが、強い癖があります。
・話４： どちらの短編も良好です。中編は…ひでるさん刺さりませんでした。
・独４： こっそりな関係の漫画集ですね。「友達以上」が秀逸です。
合計：［１２／１５］
なんだかゴージャス（笑）な雰囲気の↓表紙ですけど、描かれているのは「真美ちゃん」でいいんですよね？
普通に制服姿とか、もうちょっと軽いポップな感じで良かったように思うんですが…センセのファンにはあんなイメージのが刺さるのかな。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい：【人気blogランキング】
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・こっそり関係
・おまけ： あとがき、ゲストページ、穴うめページ、
加筆修正あり。
・その他： カラー（４Ｐ）、短編×７
（うち「いたずらメヌエット」×４）。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春城秋介（しゅんじょう・しゅうすけ）」センセの「私のしたい○○なこと」です。
↓表紙を開いて、ちょっとびっくり。
いきなり冒頭話「友達以上」が始まっていました。
なんだか、映画館で開始に間に合わなかったような感覚です。
この単行本…中扉とかそんなんがないんですね。
表紙の次がいきなり漫画（※しかも白黒ページ）というのは、何だか非常に違和感。
別に中扉ないとダメだとか、カラーページであると決まっている訳ではないんですが…。
慣れって怖いですね。
ぶっちゃけ、落丁かと思いました。
かなり加筆をしている（※紹介帯には「加筆修正２３０Ｐ」）ようなので、中扉は描いて欲しかったなぁ。
白黒でもいいので。
そんなこんなで、「春城秋介」センセ。
漫画は「一途なトリコ」、「ビーナスラプソディ」などを紹介しています。
今回の「私のしたい○○なこと」で３冊目。
４話ほど続く中編をメインに、短編が収録されていました。
お話としては短編のがいい感じかな。
どちらもブラックには展開していかないので、ある程度安心して読めると思います。
※左：滝沢瞳さん、右：女教師「皐月さん」
教師なのに、こんな服着てます。吸い込まれてしまいそうですね。
そんな訳で、玄関開けたら～みたいに始まっていた冒頭収録は「友達以上」
彼女との待ち合わせのため、図書室に足を運んだ「ユースケ」くん。
そちらで出会った「滝沢瞳」さんは、友人「タカシ」の彼女でした。
えっちな会話にも軽く返してくる気さくな相手で、よく喋っていたのです。
ある日、その寝顔にふらふらと引き寄せられた「ユースケくん」は思わずキスしてしまうんですが…なんと、「瞳さん」は起きていたのでした。
「今のはどういうつもり？」
いわゆるネトラレの逆な漫画。
コレはえっちでいいですねー。
・彼女「カナ」に振り回されていたこと。（←たぶん会話で盛り上がるのは「瞳さん」だと思う）
・悩みをぶっちゃけられる、異性の友達であったこと。
・友人の彼女と理解していても、女性としての魅力を感じていたこと。
・そうした３つについて、「瞳さん」も同じように思っていたこと。
以上のような理由から、２人は関係してしまうのでした。
「いいよ…続きしても」
だって。
たぶん、お互いのタイミングがばっちーと合致した瞬間なんだろうなぁ。
でねでね、この短編で最も優れている（と思う）のは、途中にかかっていた「タカシ」からの電話。
まだこれから、という段階でばっさー中断になるんですよ。
ココが秀逸！
電話ほっとくにしろ出るにしろ、普通の漫画ならばあのまま図書室えっちに至る場面でしょう。
それをわざわざ延期させたことで、次のえっちをスムーズに、かつより盛り上がるよう導いているのでした。
さっすがは「春城秋介」センセ！！
ここまで書けば十分でしょう。
いきなり良かったです。
じわじわエスカレートしていく様を、ぜひ単行本でご覧ください。
「瞳さん」もだんだん本音を言ってくれます。
「Ｓｅｃｒｅｔ Ａｆｆａｉｒ（シークレット・アフェア）」は教師と生徒のカップル。
夏休み学校に出ていた、女教師「皐月」さんが主人公。
部活の練習があった「広瀬」くんは合宿のお土産を渡しに職員室を訪れ、後輩の「橘」先生に冷やかされていました。
実は、指摘されたそのまま関係のあった２人。
１学期を過ぎた頃に告白を受け、その頃から付き合っていたのです。
この先生は反則。
お嬢さまっぽい美人顔で、むちむちとしたスタイル。
タイトスカートがいいですね。
谷間もやったら強調された服を着ており…あれは勉強に集中できなさそうでした。
いかに夏休み中で生徒少ないとはいえ、刺激的過ぎ。
漫画は「皐月さん」視点で進行しており、自分ではどうにもコントロールできない感情が描かれておりました。
えっちです。
他のシチュエーションとかで見たいです。
とりあえず、教壇立つ「皐月さん」とか素敵だろうなぁ。
※左：アナちゃん、右：スミレさん
この「アナちゃん」はよく心情が描かれていました。
「先生」と呼ばれてる大学生の彼は家庭教師でいいのかな。
短編「ホームレッスン～課外授業～」は高校生「アナ」ちゃんと家庭教師の先生カップル。
期末試験があり、ちょっとの間会えなくなる２人。
勉強をする彼女が思い出すのは、先生の事ばかりだったのです。
しかし、意地を張る「アナちゃん」は徹底的に連絡をとらぬまま２週間を過ごし、ついに携帯メールを送ったのでした。
こちらも「アナちゃん」視点で描かれております。
年下の可愛らしいツンデレが目一杯描かれており、なかなか素直になれない「アナちゃん」がキュートでした。
先生からもらった服で独りえっちしてしまうトコもいいですね。期待した通りですね。
中盤で自らを犬に例えていましたが、その通りでしょうねー。
ぎりぎりまで頑張ったところが、また可愛いので注目。
「いたずらメヌエット」は４話の中編。
学校で指折りな美人というクラスメイト「スミレ」さん。
主人公「藤井」くんは彼女に一目惚れ。
知らないクラッシックについて猛勉強をして親交を深め、ついに彼女の家に呼ばれるまでになっていました。
そちらで会った、「スミレさん」の妹「真美」ちゃん。
とある弱味を握られてしまった彼は、言われるままえっちの相手をするんですが…その要求は会うたびにエスカレートしていったのでした。
三角関係な漫画ですね。
憧れな相手「スミレさん」はそのままに、妹「真美ちゃん」とのえっちを重ねていくという、ドロ沼っぽいドキドキな内容。
彼女に逆らえない「藤井くん」は、学校ほかあちこちで呼び出され、誘惑されるのです。
１話のカラー原稿部分が切っ掛け。
本編では２回目の訪問になっており、「スミレさん」の部屋ですぐ近くに彼女がいるというシチュエーションでのえっちになっていました
普通だったらバレるだろうなぁ。
抜群に刺激的なのは間違いないですが（笑）
２話目は体育倉庫でのえっち。
「真美ちゃん」のブルマ姿を堪能下さい。
物凄くアピールしてますね、彼女。
ここでは実際に「私と付き合いませんか？」とまで言っていました。
ラブラブです。
３話目では脱衣所でのえっち。
降った雨を最大限に利用しており、非常にしたたか。
ただね、逆に一生懸命に気を引こうと頑張っている様は健気。
第三者な読者視点で見ていて。
半ば脅迫されているような「藤井くん」自身は気が気じゃないでしょうけど…。
「スミレさん」との切っ掛けが差し込まれるなどの、ラスト４話目。
あんまり書くとネタバレになっちゃうか。
ううん、もどかしい。
どんな結末を迎えるのか、ぜひ単行本でどうぞ。
階段でのシーンはちょっと驚きましたが（笑）
※妹「真美ちゃん」
がんばった。彼女視点で見たいですねー。
太く強いくっきり線の絵柄。
描き込みとしては、どちらかと言うとあっさりな感じです。
目立つ黒と線、そしてキャラの感じがため、ページは濃厚な空気でした。
長方形な横幅ある目に、どすんとした縦長な輪郭が特徴。
むっちりというより、がっちりとした良い肉付きのスタイルです。
かなり独特なバランス。
ここの癖が強く、明確に人を選ぶでしょう。
だいたい↓表紙での判断で問題ありませんが、裏表紙のカット絵が見易いのでオススメ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵４： 作風で仕方ないですが、強い癖があります。
・話４： どちらの短編も良好です。中編は…ひでるさん刺さりませんでした。
・独４： こっそりな関係の漫画集ですね。「友達以上」が秀逸です。
合計：［１２／１５］
なんだかゴージャス（笑）な雰囲気の↓表紙ですけど、描かれているのは「真美ちゃん」でいいんですよね？
普通に制服姿とか、もうちょっと軽いポップな感じで良かったように思うんですが…センセのファンにはあんなイメージのが刺さるのかな。
 | 私のしたい○○なこと (MUJIN COMICS) (2010/04/02) 春城 秋介 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい：【人気blogランキング】
