■桃色団地の日情 (はらざきたくま)
★まんがデーター [**/15]
・絵 :
・話 : ※見送り
・独創性:
・属性 : 団地・パンスト
・おまけ: あとがき、描き下ろしおまけまんが[未完成]
・その他: 短編×9(うち「桃色団地シリーズ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はらざきたくま」センセの「桃色団地の日情」です。
いきなりですが、ごめんなさい。
今回の単行本で1つどうしても納得できない部分があるので、そちらから。
正直に感想を書かせて頂きますので、そんなん得意でない人はここでご遠慮下さい。
※左:人妻「亜季さん」、右:巫女さん
巫女さんも登場する漫画です。
単行本の構成は中編のシリーズと短編。
このシリーズ、一見すると短編のような風情なんですが、同一団地内で実は各話の所々が繋がっているというもの。
「てっちゃん」センセの漫画みたいなの。
これは、ひでるさん大好物なパターンで、非常に良いんですね。
ああ、面白いわー。
とか、わくわく読み進めていったら巻末。
メインシリーズに関連する、「桃色団地の性春」というおまけ漫画が描き下ろしで収録されているんです。
6ページほど。
これが、未完成なままなのです。
なんだこれ。
雑誌とかでなく、単行本ですよね。
こんな中途半端なのを普通に掲載するというのは、お金を出して買った人間に対して失礼。
いかに描き下ろしとはいえ。
プロフェッショナルではないですね。
まぁ、そこまで大げさなモノでなくとも、仕事には”最低限のレベル”というものがどちらにもあると思うのです。
はっきり言って、この漫画はそれ以下。
酷い。
どうにも止むを得ない事情というのはあるでしょう。
ただ、あとがきでの説明は「作業のおくれ」ということで、また扉絵には”お蔵出し没ネーム”なんて書いてありました。
言い訳されているみたい。
間に合わないのであれば、発売を延期するか、あるいは収録しない方がマシ。
もくじにタイトル出ていないんだし。
あとがきで謝られても、後だしジャンケンみたいなもの。
困りますよ。
「はらざきたくま」センセにも原因あるかもしれませんが、もしかしたら編集さんほか出版社さんの問題かも。
合間に真っ白なページ差し込まれていることありますが、そんなんか、あるいは宣伝ページで良かったのでは。
漫画内の原稿と関連しているため、あのままの掲載を強行したんでしょうか?
うん、他に手段を取れなかった出版社さん側のが悪いのかな。
読者にとって判断は様々あるかと思います。
ひでるさん的には、未完成原稿など見せられても嬉しくありません。
(※制作過程を紹介する、完成したものの裏話というなら別ですが…)
あれはスープの入ってないラーメンみたいなものでしょう。
※左:奈々美、右:睦美
それぞれ登場キャラがとう関係しているのか、お楽しみ下さい。
だらだらと失礼しました。
そちら以外は、まったく問題ありません。
当然ながら、絵柄はいつもの「はらざきたくま」センセで、繊細・丁寧なもの。
収録のうち「女子アナ異常アリ!?」はちょっと時期古めなんですが、さして違和感なく見れると思います。
交互に比較しないと分かんないレベルね。
より綺麗になっていることに気付くでしょう。
ちなみに、そちらは若手・ベテランの女子アナ話で、何にせよ”体を張って頑張る”というもの。
もうひとつの短編「妄想事変」はサラリーマン憧れな話。
まさに現代ファンタジーみたいな世界で、ちょっとやってみたくなる(笑)ような展開。
ちゃんとしっぺ返しがあるのもいいですね。
彼にもうちょっと駆け引きの才があれば、また違った結果になったかも。
収録でのメイン「桃色団地シリーズ」は全7話。
最後の「桃色団地に屋上!?」はオマケみたいな風情ですね。
同じ団地内でのアレコレで、ヒロインは3名。
バラバラなお話があちこちで関連していく流れになっています。
並べ直してネタバレちゃうので、新鮮に読みたい方は注意して下さい。
2話目「桃色団地の秘密」は、玄関を開けたら、ちょうど女の子とはち合わせるパターン。
それを切っ掛けとして、ショートカットな女の子「高坂奈々美」さんは漫画家さんの部屋に入り浸るようになるのです。
「漫画じゃないんだから…」
とか言ってましたが、その通り。
当然、知ってのことですわね。
ただ、ああいった場面を覗き見るというのは、逆に良いかもしれません(笑)
(※あのチェーションだと犯罪ではない…と思う。わかんないけど)
その電話の内容から、前半部分と繋がっている3話目「桃色団地の愛欲」は、電話の相手・担当編集者の「高坂睦美」さん。
そのえっち相手が、1話でのヒロイン人妻「市瀬亜季さん」の旦那なのでした。
メインの「睦美さん」は、アップにした髪と眼鏡の凛々しい方。
どーでもいいですが、仕事電話のむこうでエロい事しないように。
同時・交互に2人を相手にしており…ちと羨ましいですね。
また、こちらの後半~ラストまでは、まるまる1話目と同時になっているのでした。
そんなこんなで、1話目「桃色団地の誘惑」は団地モノのセオリーそのまま、洗濯物を拾う切っ掛けです。
あれは…わざとか。
黒い下着で、本人が上から覗いているというのは憧れなシチュエーションですね。
意味もなく団地をブラつきたくなります(←やりませんが)
人妻「亜季さん」と、大学生「二川」くんのカップルです。
部屋へ招かれた彼。
旦那は不在でなく、”寝ちゃってる”というのは大きなポイント。
いつ起きてくるかもしれません。
ドキドキです。
「好き嫌いある!?」
とかなんとか、本来であれば食事してから~というものが、いきなりえっちに突入しておりました。
黒下着・パンストの絵をじっくり見たかったなぁ。
※何故か知ってる「奈々美さん」
その理由は…
4話「桃色団地の情操」は、部屋から出た「睦美さん」、「奈々美さん」の鉢合わせしていた3話オチ部分からの直結。
なんと、この2人姉妹でした。
また、同一時間であった1話の直後で、「亜季さん」は「二川くん」の部屋を訪ねており…これがまたまたえっちに発展するのです。
前回は慌ただしく終わっていましたからね。
後半のアレは、さぞ肝を冷やしたでしょう。
「大丈夫だから…」
と言ってくれたからいいものの。
なお、こちらのオチ部分と、2話目オチ部分が同一時間になってます。
5話「桃色団地の相関」は「睦美さん」・「奈々美さん」の姉妹と漫画家さん。
優等生だから~というのは、分かるような、そうでないような…。
ただ、「睦美さん」はあーしたMちっくなものが良く似合うと思います。
途中から「奈々美さん」も参加し、複数えっちでした。
迫力があって良いですね。
6話「桃色団地のひとびと」はそちらと逆に、人妻「亜季さん」と男性2人の複数。
こちらの前半が、4話の後半からそのまま繋がっているのです。
「亜季さん」の旦那の正体もこちらのオチ部分で判明(←まぁ、そこまで大げさなものではないけれど)
なにゆえ「睦美さん」が彼と関係していたのか、ぼんやり分かると思います。
イマイチよく分からないのが、「桃色団地に屋上!?」
こちらは屋上に何故か存在した神社・巫女さんとのえっちで、5、6話のオチ部分で引っ越してきた「八千草」さんの旦那。
あの巫女さんは…漫画家さんの部屋から出てきたっぽく、また後半での台詞から「奈々美さん」のような気もするんですが、どうなんでしょう。
オチでは彼の奥様が巫女姿で登場していたんですが、こちらもいまいち不明。
6話にて、漫画家さんとはち合わせて驚く描写があり、なんらかの関わりあるようでしたが。
【 おまけ:桃色団地シリーズ時間軸まとめ 】
1話 冒頭→ 中盤~オチ ←直後
2話 冒頭→ オチ
3話 冒頭→ 後半~後半 オチ
4話 冒頭→ 後半 オチ
5話 冒頭→ オチ
6話 冒頭→ オチ
7話 冒頭→
…以上です。
変則的な形で失礼しました。
また、データでの評価点についても、今回は見送ることとしました。
通常漫画だけ、描き下ろしも加味して、という2パターンのどちらかにしようかと思いましたが、前者だと単行本全体ではなくなってしまい、後者では個人的な感情が大きく作用してしまいそうなので。
先に述べたそのまま、お話・絵柄ともよくまとまったものでした。
それだけに、がっかり感も大きかったと思います。
★はらざきたくまセンセの漫画紹介記事 [全て一般系]
[ひみつの救急箱]
ナース、女医さんの短編集。
[慾望のままに恋したい]
みつあみヒロインの多い短編集。
[妄想みたいに愛されたい]
ビジネス系ほかという短編集。
[好色制服図鑑]
コスプレっぽい短編集。
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・絵 :
・話 : ※見送り
・独創性:
・属性 : 団地・パンスト
・おまけ: あとがき、描き下ろしおまけまんが[未完成]
・その他: 短編×9(うち「桃色団地シリーズ」×7)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はらざきたくま」センセの「桃色団地の日情」です。
いきなりですが、ごめんなさい。
今回の単行本で1つどうしても納得できない部分があるので、そちらから。
正直に感想を書かせて頂きますので、そんなん得意でない人はここでご遠慮下さい。
※左:人妻「亜季さん」、右:巫女さん
巫女さんも登場する漫画です。
単行本の構成は中編のシリーズと短編。
このシリーズ、一見すると短編のような風情なんですが、同一団地内で実は各話の所々が繋がっているというもの。
「てっちゃん」センセの漫画みたいなの。
これは、ひでるさん大好物なパターンで、非常に良いんですね。
ああ、面白いわー。
とか、わくわく読み進めていったら巻末。
メインシリーズに関連する、「桃色団地の性春」というおまけ漫画が描き下ろしで収録されているんです。
6ページほど。
これが、未完成なままなのです。
なんだこれ。
雑誌とかでなく、単行本ですよね。
こんな中途半端なのを普通に掲載するというのは、お金を出して買った人間に対して失礼。
いかに描き下ろしとはいえ。
プロフェッショナルではないですね。
まぁ、そこまで大げさなモノでなくとも、仕事には”最低限のレベル”というものがどちらにもあると思うのです。
はっきり言って、この漫画はそれ以下。
酷い。
どうにも止むを得ない事情というのはあるでしょう。
ただ、あとがきでの説明は「作業のおくれ」ということで、また扉絵には”お蔵出し没ネーム”なんて書いてありました。
言い訳されているみたい。
間に合わないのであれば、発売を延期するか、あるいは収録しない方がマシ。
もくじにタイトル出ていないんだし。
あとがきで謝られても、後だしジャンケンみたいなもの。
困りますよ。
「はらざきたくま」センセにも原因あるかもしれませんが、もしかしたら編集さんほか出版社さんの問題かも。
合間に真っ白なページ差し込まれていることありますが、そんなんか、あるいは宣伝ページで良かったのでは。
漫画内の原稿と関連しているため、あのままの掲載を強行したんでしょうか?
うん、他に手段を取れなかった出版社さん側のが悪いのかな。
読者にとって判断は様々あるかと思います。
ひでるさん的には、未完成原稿など見せられても嬉しくありません。
(※制作過程を紹介する、完成したものの裏話というなら別ですが…)
あれはスープの入ってないラーメンみたいなものでしょう。
※左:奈々美、右:睦美
それぞれ登場キャラがとう関係しているのか、お楽しみ下さい。
だらだらと失礼しました。
そちら以外は、まったく問題ありません。
当然ながら、絵柄はいつもの「はらざきたくま」センセで、繊細・丁寧なもの。
収録のうち「女子アナ異常アリ!?」はちょっと時期古めなんですが、さして違和感なく見れると思います。
交互に比較しないと分かんないレベルね。
より綺麗になっていることに気付くでしょう。
ちなみに、そちらは若手・ベテランの女子アナ話で、何にせよ”体を張って頑張る”というもの。
もうひとつの短編「妄想事変」はサラリーマン憧れな話。
まさに現代ファンタジーみたいな世界で、ちょっとやってみたくなる(笑)ような展開。
ちゃんとしっぺ返しがあるのもいいですね。
彼にもうちょっと駆け引きの才があれば、また違った結果になったかも。
収録でのメイン「桃色団地シリーズ」は全7話。
最後の「桃色団地に屋上!?」はオマケみたいな風情ですね。
同じ団地内でのアレコレで、ヒロインは3名。
バラバラなお話があちこちで関連していく流れになっています。
並べ直してネタバレちゃうので、新鮮に読みたい方は注意して下さい。
2話目「桃色団地の秘密」は、玄関を開けたら、ちょうど女の子とはち合わせるパターン。
それを切っ掛けとして、ショートカットな女の子「高坂奈々美」さんは漫画家さんの部屋に入り浸るようになるのです。
「漫画じゃないんだから…」
とか言ってましたが、その通り。
当然、知ってのことですわね。
ただ、ああいった場面を覗き見るというのは、逆に良いかもしれません(笑)
(※あのチェーションだと犯罪ではない…と思う。わかんないけど)
その電話の内容から、前半部分と繋がっている3話目「桃色団地の愛欲」は、電話の相手・担当編集者の「高坂睦美」さん。
そのえっち相手が、1話でのヒロイン人妻「市瀬亜季さん」の旦那なのでした。
メインの「睦美さん」は、アップにした髪と眼鏡の凛々しい方。
どーでもいいですが、仕事電話のむこうでエロい事しないように。
同時・交互に2人を相手にしており…ちと羨ましいですね。
また、こちらの後半~ラストまでは、まるまる1話目と同時になっているのでした。
そんなこんなで、1話目「桃色団地の誘惑」は団地モノのセオリーそのまま、洗濯物を拾う切っ掛けです。
あれは…わざとか。
黒い下着で、本人が上から覗いているというのは憧れなシチュエーションですね。
意味もなく団地をブラつきたくなります(←やりませんが)
人妻「亜季さん」と、大学生「二川」くんのカップルです。
部屋へ招かれた彼。
旦那は不在でなく、”寝ちゃってる”というのは大きなポイント。
いつ起きてくるかもしれません。
ドキドキです。
「好き嫌いある!?」
とかなんとか、本来であれば食事してから~というものが、いきなりえっちに突入しておりました。
黒下着・パンストの絵をじっくり見たかったなぁ。
※何故か知ってる「奈々美さん」
その理由は…
4話「桃色団地の情操」は、部屋から出た「睦美さん」、「奈々美さん」の鉢合わせしていた3話オチ部分からの直結。
なんと、この2人姉妹でした。
また、同一時間であった1話の直後で、「亜季さん」は「二川くん」の部屋を訪ねており…これがまたまたえっちに発展するのです。
前回は慌ただしく終わっていましたからね。
後半のアレは、さぞ肝を冷やしたでしょう。
「大丈夫だから…」
と言ってくれたからいいものの。
なお、こちらのオチ部分と、2話目オチ部分が同一時間になってます。
5話「桃色団地の相関」は「睦美さん」・「奈々美さん」の姉妹と漫画家さん。
優等生だから~というのは、分かるような、そうでないような…。
ただ、「睦美さん」はあーしたMちっくなものが良く似合うと思います。
途中から「奈々美さん」も参加し、複数えっちでした。
迫力があって良いですね。
6話「桃色団地のひとびと」はそちらと逆に、人妻「亜季さん」と男性2人の複数。
こちらの前半が、4話の後半からそのまま繋がっているのです。
「亜季さん」の旦那の正体もこちらのオチ部分で判明(←まぁ、そこまで大げさなものではないけれど)
なにゆえ「睦美さん」が彼と関係していたのか、ぼんやり分かると思います。
イマイチよく分からないのが、「桃色団地に屋上!?」
こちらは屋上に何故か存在した神社・巫女さんとのえっちで、5、6話のオチ部分で引っ越してきた「八千草」さんの旦那。
あの巫女さんは…漫画家さんの部屋から出てきたっぽく、また後半での台詞から「奈々美さん」のような気もするんですが、どうなんでしょう。
オチでは彼の奥様が巫女姿で登場していたんですが、こちらもいまいち不明。
6話にて、漫画家さんとはち合わせて驚く描写があり、なんらかの関わりあるようでしたが。
【 おまけ:桃色団地シリーズ時間軸まとめ 】
1話 冒頭→ 中盤~オチ ←直後
2話 冒頭→ オチ
3話 冒頭→ 後半~後半 オチ
4話 冒頭→ 後半 オチ
5話 冒頭→ オチ
6話 冒頭→ オチ
7話 冒頭→
…以上です。
変則的な形で失礼しました。
また、データでの評価点についても、今回は見送ることとしました。
通常漫画だけ、描き下ろしも加味して、という2パターンのどちらかにしようかと思いましたが、前者だと単行本全体ではなくなってしまい、後者では個人的な感情が大きく作用してしまいそうなので。
先に述べたそのまま、お話・絵柄ともよくまとまったものでした。
それだけに、がっかり感も大きかったと思います。
桃色団地の日情 (バンブー・コミックス NAMAIKI SELECT) (2010/06/26) はらざきたくま 商品詳細を見る |
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