■恋人8号 (オジロマコト)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : サスペンス・凌辱
・おまけ: あとがき。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、ブックマーク封入、
カラー(4P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オジロマコト」センセの「恋人8号」です。
みっともないので、細かいトコは伏せますが…。
先日、気に入った女優さんのDVDを買ったんですね。
それが、なぜだかあまり刺さらなかったの。
別に映像にそう問題があった訳でないので、なんでだろうと自ら原因をじーっと考えていたら…判明。
”髪型がツーサイドアップでないから”
たぶん、そんなん。
もう分かってますが、いろいろダメな感じです。
さて、いくつかの連載もされている「オジロマコト」センセ。
ひでるさんはこちらが初見です。
今回の単行本「恋人8号」は、凌辱ジャンルながら一般えっち系。
1冊で完結するため、買いやすい単行本だと思います。
※雑誌記者「河井由奈」
最後まで目が離せない展開です。こんな娘はいかにもいそうですね。
最近出没するという”謎の覆面男”
何かしら問題を持つ女性らを、襲っては放置していたのです。
女性の被害者は増加傾向であるものの、その正体、目的は一切不明。
ゴシップ誌では恰好のターゲットとなっており、入社1年目の雑誌記者「河井由奈」はその犯人を突き止めるべく、取材をしていたんですが…と、だいたいそうしたお話。
基本的には、1話づつヒロインが交代するオムニバス漫画です。
どちらかで起こる事件を追いかける感覚ですね。
毎回登場していたのは、記者「由奈さん」と件の覆面男。
(※ごめんなさい、「由奈さん」は正確には2話冒頭からの登場です)
主人公視点となるのは、ターゲットとなる女性たちでした。
それぞれの周辺状況、そして問題となる行動(※内容は酷いものの、だいたい犯罪手前みたいな程度)が描かれ、突如現れた覆面男にえっちされる…というパターンです。
それが5話からお話がぐっと動き、8話では驚きのラストを迎えることとなります。
うー、ちょっと書き辛いですね。
この漫画はストーリーあってのモノなので、↑それ以上書いてしまうと、せっかくのドキドキ話が半減してしまうかもしれません。
無論ラストまでは描きませんが、どっかしらネタバレしてしまうと思うので…まだ読んでいない方は、これ以下には進まないよう注意して下さい。
まっさら・新鮮なまま読むのが、絶対に面白いですよ。
・
・
・
※”謎の覆面男”
日本のお面ってのはおっかないですよね。
いきます。
4話ほどを使って、基本フォーマットの確立をしておりました。
1話のキャバ嬢「里山かづこ」、は男を騙しての小遣い稼ぎ。
お札をよじって縄のように扱っていましたけど…あれは非現実的ですねー。
彼女が気絶しているその隣で、地道に作ってたのかな(笑)
ナマハゲの仮面はやっぱり恐いです。
2話の「双葉美加」はチャットアイドル。
そちらと似て、騙しクリックでの金稼ぎをしてます。
あれは酷いなぁ。
普通ならば2、3回やったところでアクセス無くなると思うけど。
なお、こちらでの覆面はダンボールでした。
いちおう、彼女はそれを切っ掛けとして生き方を変えており、人生でのステップとしております。
そのため7話でも名前は出てきません。
3話目の雑誌記者「順ヶ山もとか」は、「由奈さん」の先輩。
彼女は朝電車での逆痴漢でした。
覆面は新年ということで獅子舞。
正体のヒントも描かれているので注目です。
モデルとデザイナーをする「結城アビコ」が4話目。
ピッキングほか、デザインの盗作などですね。
結構無計画っぽい犯行だったので、ほっといてもすぐ捕まりそうでしたが。
ここでの覆面は某未来のネコ型ロボットちっくなものです。
…と、放置された彼女を発見するのは、同じマンションに住んでいた「由奈さん」でした。
ここでは、第一発見者の彼女が、何故か置き捨てられていた覆面までも手に入れております。
※左:結城アビコ、右:水谷真亜矢
「アビコさん」はきっちり犯罪。こう見えて「真亜矢さん」もトンデモな事してました。
そうです。
察しの良い方はその通り。
だんだん取材する「由奈さん」の身近で犯行が行われているんですねー。
そんな訳で、正体がバッチリ描かれるのが5話目。
こちらのえっち担当は「由奈さん」で、お話の流れはこれまでと変則的でした。
続く6話は教師「水谷真亜矢」
体罰と度を越したシゴキで、覆面は剣道の面。
なかなか大掛かりな仕掛けを使ったりしてました。
それがためか、
「いつもより時間かかった」
という”謎の覆面男”は、ここで逮捕されてしまうんです。
捕まっちゃいましたよ。
なお、分かりやすく描かれていたので、「オジロマコト」センセとしてはこの時点で黒幕をバラすつもりなのでしょう。
そして7話。
えー、冒頭は看護婦「日野はるか」のシーン。
おかしいですね?
一方では、捕まった覆面男の自供がはじまっているというのに…。
ここでの注目は、2ページまるまる使用された大笑い描写。
読者は一斉に引くでしょう。
その勢いで、ラストの8話です。
ここで、全てが明らかに…なりません。
ごくほんの一部だけは不透明なんですが、それが逆に良いです。
おっかないですね。
面白かったですよ。
黒が目立つ、劇画タッチな絵柄。
細かく描き込まれたコマがある半面、このタイプ特有のすっきりさもありました。
写実的でしたが、それなりに漫画っぽい可愛らしさもあります。
巧い方です。
なお、ジャンルはあんなんでしたが、えっちシーンはそう酷いものではありません。
一般系らしくソフトでした。
カラーだとやや雰囲気が変わります。
判断は↓表紙か裏表紙の線画を脳内でベタ塗りする感じでどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: リアル寄りなので、あっさりコマとの落差を感じます。
・話4: こうしたジャンルのアニメとかになりそうな、サスペンス話です。
・独4: 単行本の構成として1冊分を巧く計算しているようでした。
合計:[11/15]
正直なところ、あまり得意ではない絵柄ですが、ドキドキ楽しめました。
まさか、ラストがあんなんになるとは、予想も出来なかったです。
●携帯向け【恋人8号】
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : サスペンス・凌辱
・おまけ: あとがき。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、ブックマーク封入、
カラー(4P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オジロマコト」センセの「恋人8号」です。
みっともないので、細かいトコは伏せますが…。
先日、気に入った女優さんのDVDを買ったんですね。
それが、なぜだかあまり刺さらなかったの。
別に映像にそう問題があった訳でないので、なんでだろうと自ら原因をじーっと考えていたら…判明。
”髪型がツーサイドアップでないから”
たぶん、そんなん。
もう分かってますが、いろいろダメな感じです。
さて、いくつかの連載もされている「オジロマコト」センセ。
ひでるさんはこちらが初見です。
今回の単行本「恋人8号」は、凌辱ジャンルながら一般えっち系。
1冊で完結するため、買いやすい単行本だと思います。
※雑誌記者「河井由奈」
最後まで目が離せない展開です。こんな娘はいかにもいそうですね。
最近出没するという”謎の覆面男”
何かしら問題を持つ女性らを、襲っては放置していたのです。
女性の被害者は増加傾向であるものの、その正体、目的は一切不明。
ゴシップ誌では恰好のターゲットとなっており、入社1年目の雑誌記者「河井由奈」はその犯人を突き止めるべく、取材をしていたんですが…と、だいたいそうしたお話。
基本的には、1話づつヒロインが交代するオムニバス漫画です。
どちらかで起こる事件を追いかける感覚ですね。
毎回登場していたのは、記者「由奈さん」と件の覆面男。
(※ごめんなさい、「由奈さん」は正確には2話冒頭からの登場です)
主人公視点となるのは、ターゲットとなる女性たちでした。
それぞれの周辺状況、そして問題となる行動(※内容は酷いものの、だいたい犯罪手前みたいな程度)が描かれ、突如現れた覆面男にえっちされる…というパターンです。
それが5話からお話がぐっと動き、8話では驚きのラストを迎えることとなります。
うー、ちょっと書き辛いですね。
この漫画はストーリーあってのモノなので、↑それ以上書いてしまうと、せっかくのドキドキ話が半減してしまうかもしれません。
無論ラストまでは描きませんが、どっかしらネタバレしてしまうと思うので…まだ読んでいない方は、これ以下には進まないよう注意して下さい。
まっさら・新鮮なまま読むのが、絶対に面白いですよ。
・
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・
※”謎の覆面男”
日本のお面ってのはおっかないですよね。
いきます。
4話ほどを使って、基本フォーマットの確立をしておりました。
1話のキャバ嬢「里山かづこ」、は男を騙しての小遣い稼ぎ。
お札をよじって縄のように扱っていましたけど…あれは非現実的ですねー。
彼女が気絶しているその隣で、地道に作ってたのかな(笑)
ナマハゲの仮面はやっぱり恐いです。
2話の「双葉美加」はチャットアイドル。
そちらと似て、騙しクリックでの金稼ぎをしてます。
あれは酷いなぁ。
普通ならば2、3回やったところでアクセス無くなると思うけど。
なお、こちらでの覆面はダンボールでした。
いちおう、彼女はそれを切っ掛けとして生き方を変えており、人生でのステップとしております。
そのため7話でも名前は出てきません。
3話目の雑誌記者「順ヶ山もとか」は、「由奈さん」の先輩。
彼女は朝電車での逆痴漢でした。
覆面は新年ということで獅子舞。
正体のヒントも描かれているので注目です。
モデルとデザイナーをする「結城アビコ」が4話目。
ピッキングほか、デザインの盗作などですね。
結構無計画っぽい犯行だったので、ほっといてもすぐ捕まりそうでしたが。
ここでの覆面は某未来のネコ型ロボットちっくなものです。
…と、放置された彼女を発見するのは、同じマンションに住んでいた「由奈さん」でした。
ここでは、第一発見者の彼女が、何故か置き捨てられていた覆面までも手に入れております。
※左:結城アビコ、右:水谷真亜矢
「アビコさん」はきっちり犯罪。こう見えて「真亜矢さん」もトンデモな事してました。
そうです。
察しの良い方はその通り。
だんだん取材する「由奈さん」の身近で犯行が行われているんですねー。
そんな訳で、正体がバッチリ描かれるのが5話目。
こちらのえっち担当は「由奈さん」で、お話の流れはこれまでと変則的でした。
続く6話は教師「水谷真亜矢」
体罰と度を越したシゴキで、覆面は剣道の面。
なかなか大掛かりな仕掛けを使ったりしてました。
それがためか、
「いつもより時間かかった」
という”謎の覆面男”は、ここで逮捕されてしまうんです。
捕まっちゃいましたよ。
なお、分かりやすく描かれていたので、「オジロマコト」センセとしてはこの時点で黒幕をバラすつもりなのでしょう。
そして7話。
えー、冒頭は看護婦「日野はるか」のシーン。
おかしいですね?
一方では、捕まった覆面男の自供がはじまっているというのに…。
ここでの注目は、2ページまるまる使用された大笑い描写。
読者は一斉に引くでしょう。
その勢いで、ラストの8話です。
ここで、全てが明らかに…なりません。
ごくほんの一部だけは不透明なんですが、それが逆に良いです。
おっかないですね。
面白かったですよ。
黒が目立つ、劇画タッチな絵柄。
細かく描き込まれたコマがある半面、このタイプ特有のすっきりさもありました。
写実的でしたが、それなりに漫画っぽい可愛らしさもあります。
巧い方です。
なお、ジャンルはあんなんでしたが、えっちシーンはそう酷いものではありません。
一般系らしくソフトでした。
カラーだとやや雰囲気が変わります。
判断は↓表紙か裏表紙の線画を脳内でベタ塗りする感じでどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: リアル寄りなので、あっさりコマとの落差を感じます。
・話4: こうしたジャンルのアニメとかになりそうな、サスペンス話です。
・独4: 単行本の構成として1冊分を巧く計算しているようでした。
合計:[11/15]
正直なところ、あまり得意ではない絵柄ですが、ドキドキ楽しめました。
まさか、ラストがあんなんになるとは、予想も出来なかったです。
恋人8号 (ヤングコミックコミックス) (2010/06/28) オジロ マコト 商品詳細を見る |
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