■ふぁす・らば First Lovers (秋月たかひろ)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・従姉妹
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏に別絵、
描き下ろし「ファーストLove☆」
・その他: カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「秋月たかひろ(あきづき・たかひろ)」センセの「ふぁす・らば First Lovers」です。
先日「相棒展」を見てきました。
いやー、面白かったですよー。
※おまけ:特命係・部屋
撮影OKなポイントもあります。
劇中で使用されたアイテムが単純に並んでいるだけかと思っていましたが、携帯電話風の音声ガイドと共に進むというゲームちっくなもの。
いかにもそれっぽくて楽しめました。
いいアイデアですね。
なお、”ローソンで前売りチケットを持っていると当日券購入列に並ばずに~”とかありましたが、ほぼ皆さんチケットを所持しており、結局並ぶこととなります。
だいたい、10から20分くらいは計算した方が良いかと。
※そちらで「オフィシャルガイドブック」をゲットしてきました。
さて、そんなこんなで、本日は「ふぁす・らば First Lovers」です。
描かれている「秋月たかひろ」センセは、こちらが初単行本。
検索で表示されてたアンソロジーは違うのかな?
まぁ、オリジナルではこちらが初。
甘いラブコメ短編集となっていました。
※左:後輩「織原香奈」、右:小さい義姉
もう少し絵柄が安定してくれば良いかもしれません。
描き下ろし「ファーストLove☆」は2歳年下の後輩「織原香奈」とのお話。
こちらは、「秋月たかひろ」センセも製作に関わったらしい、「ファーストKiss☆物語」というゲームが元になっている様子。
↓表紙・表題ほか、漫画ではカラーページまで描き下ろされていましたが、経緯を考えると力が入って当然かも。
ゲームを知っている方はより楽しいかもしれませんね。
ちなみに、カラー原稿部分は↓表紙そのままなメイド服でした。
短編「Fresh Genius!」も2つ年下な「小早川真魚」さんで、こちらは幼馴染み。
「長谷川健一」浪人生も2年目となり、現役学生で全国1位になるほどの妹分「真魚さん」に勉強を教わることとなってしまったのです。
寝ている顔面に座ってくる「真魚さん」
やいのやいの言ってましたが、まぁこの時点でプレイ開始みたいなもの。
仲良くてなによりですね(笑)
シャツのボタンを胸圧で弾け飛ばせるほどの大きさで、初えっちでも”全国1位”という学力そのままっぽい技術を見せていました。
最中だけ呼び方が過去の「おにいちゃん」に変わるところがキュートですね。
(普通は呼び捨て)
裏表紙を飾る「西園寺麗華」さんの「ツンとかデレとか」
なかなかオモロイ設定ですね。
「麗華さん」は名前そのままなお嬢様で、金髪ツインテールにツリ目という、いかにもツンデレっぽい娘さん。
実際にはごく普通な彼女でしたが、幼馴染みな彼氏「木下達也」は、彼女にツンデレを演じるように強要してきたのでした。
いかにもソレっぽいのに違うというのが独特。
無理矢理にツンデレを演じさせられる「麗華さん」も可愛く、途中からのノリノリな感じも素敵。
オチも良かったですよ。
教師と生徒の「れいプレイ」もプレイ漫画です。
補習が終わっておらず、1人で個別指導を受ける「宮本弥生」さん。
その教師とは付き合っていたものの、最近えっちがなかったため、”教師に無理やりされるというプレイを提案”したのでした。
「なあ宮本、お前今の状況わかってるか?」
…だって。
分かってないだろうなぁ。
前半のそんな部分がコメディーちっくで楽しいです
「どもりましたね」という突っ込みはいいんですが、えっちへの経緯はもう少しはっちゃけても良かったかも。
※左:小早川真魚、右:西園寺麗華
ツンデレのようで、違う「麗華さん」のお話が良かったです。
短編「R・E・A・L」は漫研「清水香澄」さんとのえっち。
やおい漫画を描いているということで、こうしたお話のセオリーで”実物見よう”という展開です。
ただし「香澄さん」は正確にどんなんかという探究心は薄く、前半ではトンデモな絵を描いていました。
うーん、人それぞれな面はあると思いますが…実際はどんなんか確かめようとせぬまま、あーした漫画を描いてしまうのは違和感。
やっぱり、自ら調べようとするものではないかなぁ。
(※それほど真剣に取り組んでいないならば別ですが)
こちらではうたた寝をしていた「香澄さん」が寝込み襲われる流れでしたが、逆のがしっくりきますわね。
なお、単行本には妹・姉な短編がそれぞれ3話ずつ、合計6話ほどあるんですが、従姉妹か義理と血縁を避けています。
まずは妹ちっくなお話ですが、全て従妹。
無口で何考えてるか分からない従妹「美亜」の「Heart to Heart」
試しえっちではノリノリで余裕あった彼女が、後半で気持ちが入るとメロメロになってしまうのがポイント。
喫茶店で何言ってんだ、という感じでしたけれど、「美亜ちゃん」素直でないのであーでもしないと崩せないかも。
ちなみに、1コマだけでしたが「出てけ」と言ってた店員さんが気になりました。
えっちゲーム声優さんな従妹「未奈」の「妹☆Actress」
はっちゃけた感じの「未奈ちゃん」
そのため、いきなりどっかーと部屋へ入ってくるのはキャラそのままで、あーした場面を目撃される流れは自然でした。
あれは恥ずかしいですねー。
ちょっと顔がバラついているのは難点。
アパートに居候する従妹「小野寺琴」との「ふたり暮らし」
これはえっちに至る前段階のいざこざがダメ。
わざわざ真実を告げるのは考え浅いですね。
ちょっとお話が弱いかなー。
※従妹「美亜ちゃん」
こうしたコメディー描写は良かったです。
続いて姉ちっくなお話。
「Bath room」のお姉ちゃんは…近所のお姉ちゃんかな。
一緒のお風呂など、子供扱いな「ナオ」くん。
かなりスキンシップは過剰で、思わず男の子してしまったところからのえっち展開です。
憧れな相手とお風呂なんていーじゃない。
ただ、もっと早くアピールした方がスムーズだったかもしれませんね。
従姉「柚原望」との「キレイなお姉さんは好きですか?」
友人「由美」さんが主人公「光太郎」が好きということから、Wデートを計画した「望さん」
しかし、「望さん」に憧れていた「光太郎」にとっては、複雑な胸中だったのでした。
まぁ、あんなんを普通にしてたので…彼は日常でもっとドキドキさせられることあったでしょうね。
ただ、故あって抜け出てくるのはいいとして、えっち始めちゃうのはトンデモです。
ぽつーんと残された2人は、果たしてどうしたら良いのやら。
小さい義姉の「Sister’s Millky Way」
昔から身長差がつき、いまでは兄妹に間違われるという2人。
ただ、幼いのは容姿に限らず、性格もそんな感じがありました。
アルコールに呑まれてのおふざけから、えっちに流れるパターン。
いきなりあの場面でくいくいやっていたら、そりゃー「涼」くんは驚くでしょう。
胸は大きくアンバランスになっていましたけど、ここは貧乳のが可愛かったのでは。
細線のすっきり絵柄。
描き込みはさほどでもなく、濃淡も同様です。
収録では各話にやや差があり、一部では乱れ、全体では崩れを感じました。
バランスがいまいちに感じるコマはちらほらありますね。
表現・構図なども個人的にはあまり良くは見えず、漫画についてはもう2、3歩といったところ。
ヒロインは可愛く描けているんですが、今のところはコレという引かれる要素がありません。
コメディー部分など雰囲気はあり、今後に期待というところでしょう。
白黒絵は↓表紙・裏表紙から若干落ちるかな、というくらいです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 悪くはないものの、全体的にもう少し頑張ってほしいです。
・話3: ↓下に書きます。
・独3: 良くも悪くもなく。もう少しこだわりなネタが見たいですね。
合計:[9/15]
短編「ツンとかデレとか」が設定・お話どちらも光っていました。
ほかは、際立ってコレというものがない半面、成年漫画として適当なお話群と言えるでしょう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・従姉妹
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏に別絵、
描き下ろし「ファーストLove☆」
・その他: カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「秋月たかひろ(あきづき・たかひろ)」センセの「ふぁす・らば First Lovers」です。
先日「相棒展」を見てきました。
いやー、面白かったですよー。
※おまけ:特命係・部屋
撮影OKなポイントもあります。
劇中で使用されたアイテムが単純に並んでいるだけかと思っていましたが、携帯電話風の音声ガイドと共に進むというゲームちっくなもの。
いかにもそれっぽくて楽しめました。
いいアイデアですね。
なお、”ローソンで前売りチケットを持っていると当日券購入列に並ばずに~”とかありましたが、ほぼ皆さんチケットを所持しており、結局並ぶこととなります。
だいたい、10から20分くらいは計算した方が良いかと。
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※そちらで「オフィシャルガイドブック」をゲットしてきました。
さて、そんなこんなで、本日は「ふぁす・らば First Lovers」です。
描かれている「秋月たかひろ」センセは、こちらが初単行本。
検索で表示されてたアンソロジーは違うのかな?
まぁ、オリジナルではこちらが初。
甘いラブコメ短編集となっていました。
※左:後輩「織原香奈」、右:小さい義姉
もう少し絵柄が安定してくれば良いかもしれません。
描き下ろし「ファーストLove☆」は2歳年下の後輩「織原香奈」とのお話。
こちらは、「秋月たかひろ」センセも製作に関わったらしい、「ファーストKiss☆物語」というゲームが元になっている様子。
↓表紙・表題ほか、漫画ではカラーページまで描き下ろされていましたが、経緯を考えると力が入って当然かも。
ゲームを知っている方はより楽しいかもしれませんね。
ちなみに、カラー原稿部分は↓表紙そのままなメイド服でした。
短編「Fresh Genius!」も2つ年下な「小早川真魚」さんで、こちらは幼馴染み。
「長谷川健一」浪人生も2年目となり、現役学生で全国1位になるほどの妹分「真魚さん」に勉強を教わることとなってしまったのです。
寝ている顔面に座ってくる「真魚さん」
やいのやいの言ってましたが、まぁこの時点でプレイ開始みたいなもの。
仲良くてなによりですね(笑)
シャツのボタンを胸圧で弾け飛ばせるほどの大きさで、初えっちでも”全国1位”という学力そのままっぽい技術を見せていました。
最中だけ呼び方が過去の「おにいちゃん」に変わるところがキュートですね。
(普通は呼び捨て)
裏表紙を飾る「西園寺麗華」さんの「ツンとかデレとか」
なかなかオモロイ設定ですね。
「麗華さん」は名前そのままなお嬢様で、金髪ツインテールにツリ目という、いかにもツンデレっぽい娘さん。
実際にはごく普通な彼女でしたが、幼馴染みな彼氏「木下達也」は、彼女にツンデレを演じるように強要してきたのでした。
いかにもソレっぽいのに違うというのが独特。
無理矢理にツンデレを演じさせられる「麗華さん」も可愛く、途中からのノリノリな感じも素敵。
オチも良かったですよ。
教師と生徒の「れいプレイ」もプレイ漫画です。
補習が終わっておらず、1人で個別指導を受ける「宮本弥生」さん。
その教師とは付き合っていたものの、最近えっちがなかったため、”教師に無理やりされるというプレイを提案”したのでした。
「なあ宮本、お前今の状況わかってるか?」
…だって。
分かってないだろうなぁ。
前半のそんな部分がコメディーちっくで楽しいです
「どもりましたね」という突っ込みはいいんですが、えっちへの経緯はもう少しはっちゃけても良かったかも。
※左:小早川真魚、右:西園寺麗華
ツンデレのようで、違う「麗華さん」のお話が良かったです。
短編「R・E・A・L」は漫研「清水香澄」さんとのえっち。
やおい漫画を描いているということで、こうしたお話のセオリーで”実物見よう”という展開です。
ただし「香澄さん」は正確にどんなんかという探究心は薄く、前半ではトンデモな絵を描いていました。
うーん、人それぞれな面はあると思いますが…実際はどんなんか確かめようとせぬまま、あーした漫画を描いてしまうのは違和感。
やっぱり、自ら調べようとするものではないかなぁ。
(※それほど真剣に取り組んでいないならば別ですが)
こちらではうたた寝をしていた「香澄さん」が寝込み襲われる流れでしたが、逆のがしっくりきますわね。
なお、単行本には妹・姉な短編がそれぞれ3話ずつ、合計6話ほどあるんですが、従姉妹か義理と血縁を避けています。
まずは妹ちっくなお話ですが、全て従妹。
無口で何考えてるか分からない従妹「美亜」の「Heart to Heart」
試しえっちではノリノリで余裕あった彼女が、後半で気持ちが入るとメロメロになってしまうのがポイント。
喫茶店で何言ってんだ、という感じでしたけれど、「美亜ちゃん」素直でないのであーでもしないと崩せないかも。
ちなみに、1コマだけでしたが「出てけ」と言ってた店員さんが気になりました。
えっちゲーム声優さんな従妹「未奈」の「妹☆Actress」
はっちゃけた感じの「未奈ちゃん」
そのため、いきなりどっかーと部屋へ入ってくるのはキャラそのままで、あーした場面を目撃される流れは自然でした。
あれは恥ずかしいですねー。
ちょっと顔がバラついているのは難点。
アパートに居候する従妹「小野寺琴」との「ふたり暮らし」
これはえっちに至る前段階のいざこざがダメ。
わざわざ真実を告げるのは考え浅いですね。
ちょっとお話が弱いかなー。
※従妹「美亜ちゃん」
こうしたコメディー描写は良かったです。
続いて姉ちっくなお話。
「Bath room」のお姉ちゃんは…近所のお姉ちゃんかな。
一緒のお風呂など、子供扱いな「ナオ」くん。
かなりスキンシップは過剰で、思わず男の子してしまったところからのえっち展開です。
憧れな相手とお風呂なんていーじゃない。
ただ、もっと早くアピールした方がスムーズだったかもしれませんね。
従姉「柚原望」との「キレイなお姉さんは好きですか?」
友人「由美」さんが主人公「光太郎」が好きということから、Wデートを計画した「望さん」
しかし、「望さん」に憧れていた「光太郎」にとっては、複雑な胸中だったのでした。
まぁ、あんなんを普通にしてたので…彼は日常でもっとドキドキさせられることあったでしょうね。
ただ、故あって抜け出てくるのはいいとして、えっち始めちゃうのはトンデモです。
ぽつーんと残された2人は、果たしてどうしたら良いのやら。
小さい義姉の「Sister’s Millky Way」
昔から身長差がつき、いまでは兄妹に間違われるという2人。
ただ、幼いのは容姿に限らず、性格もそんな感じがありました。
アルコールに呑まれてのおふざけから、えっちに流れるパターン。
いきなりあの場面でくいくいやっていたら、そりゃー「涼」くんは驚くでしょう。
胸は大きくアンバランスになっていましたけど、ここは貧乳のが可愛かったのでは。
細線のすっきり絵柄。
描き込みはさほどでもなく、濃淡も同様です。
収録では各話にやや差があり、一部では乱れ、全体では崩れを感じました。
バランスがいまいちに感じるコマはちらほらありますね。
表現・構図なども個人的にはあまり良くは見えず、漫画についてはもう2、3歩といったところ。
ヒロインは可愛く描けているんですが、今のところはコレという引かれる要素がありません。
コメディー部分など雰囲気はあり、今後に期待というところでしょう。
白黒絵は↓表紙・裏表紙から若干落ちるかな、というくらいです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 悪くはないものの、全体的にもう少し頑張ってほしいです。
・話3: ↓下に書きます。
・独3: 良くも悪くもなく。もう少しこだわりなネタが見たいですね。
合計:[9/15]
短編「ツンとかデレとか」が設定・お話どちらも光っていました。
ほかは、際立ってコレというものがない半面、成年漫画として適当なお話群と言えるでしょう。
ふぁす?らば (ホットミルクコミックス) (2011/01/08) 秋月たかひろ 商品詳細を見る |
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