■Dreamsicle 初回限定版 (小宮裕太)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・コスプレ
・おまけ: あとがき・1コマ「ある日のお嬢様」、カバー裏に登場キャラ絵、
1コマ「お互いの彼女を紹介してみたふたり」、
1ページ漫画・ある日の「沢渡さん」、
・その他: カラー(12P)、短編×13(うち「シトロン」×2、「恋シリーズ」×3、
「CHILD HOOD PRINCESS」×2、「ふくフク」×3)
※初回限定版は16ページのフルカラー小冊子付き。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小宮裕太(こみや・ゆうた)」センセの「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」です。
本当は別のことを前置きにしようと思っていたんですが、アマゾンの表記に注目。
こちら「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」の商品ページにあった説明には、
出版社からのコメント
2/10発売決定です。 1/31発売からの変更表記をアマゾンさんがいつまでたっても反映してくれないので明記しました。
お客さまのみなさまにはたいへんご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
(※そのまま抜粋。2011/02/10)
…だって。
うん、アマゾンはこうした対応あんまり良くないですよね。
思えば、ひでるさんがそちらのレビューをやめて、ブログやることとなる切っ掛けの1つもそんな感じでしたよ。
※左:お嬢様「初瀬川華恋」、右:先輩「藤宮桐香」
「華恋さん」はまた実に可愛らしい娘さんでした。手袋に注目。
さて、本日は”初回限定版”のある単行本「Dreamsicle[ドリームシクル]」です。
「小宮裕太」センセは、「SWEET THANG」に続く2冊目。
そっちは08年のことでした。
今年はなんだか、お久しぶりな方の単行本が多くて良いですね。
初回限定で添付されているのは、16ページほどのオールカラーな小冊子です。
それが小冊子であるならば、見逃すわけにはいきません。
ひでるさんが前巻で刺さった「沢渡蘭奈」さんが表紙(たぶん)のそちらは、雑誌などに掲載されたミニ画集。
カラーがためか髪質も手触り良く、優れた小冊子です。
前巻の「未沙子」さん親子から、今回の「初瀬川華恋(はつせがわ・かれん)」さんなどがおり、そのうち「沢渡さん」については、4ぺージのカラー漫画「トゥインクル ピーシーズ」まで収録されていました。
浴衣えっちでしたよー。
オススメです。
特に、イラストだけでなかったのが喜ばしいことでした。
さて、そんな小冊子に続く本編も、無論優秀な出来栄えです。
構成としては2~3話程度の中編が多く、短編もちらほら。
前巻「SWEET THANG」から続くお話とか、おまけ1コマなどに登場していたりしたので、やっぱりそっちから揃えるのがいいでしょう。
まずは↓表紙を飾っているヒロインの漫画から。
(※ちなみに、表紙イラストの雰囲気は前巻の世襲みたいでいいですね)
「CHILD HOOD PRINCESS」は2話ほどの収録。
初瀬川グループの お嬢様「初瀬川華恋」と、幼馴染みである主人公「桐山海斗」
そうした関係とよく一緒にいることから、2人は恋人同士だと勝手に想像されていたのです。
ファンの多い彼女との噂話に晒され、色々と面倒なことになっていた「海斗」
ある日、「華恋」が告白される現場に遭遇した彼は、断わり文句に名前を利用されていたことを知って、つい不用意な言葉を吐いてしまうんですが…と、そんな切っ掛け。
ツンデレちっくなお嬢様口調の「華恋さん」が可愛いです。
「宜しくてよ」
とか言ってました。
笑う時も片手を口元に添え、おほほほってな感じ。
実に宜しい感じです(笑)
漫画中では、小さいころの「華恋さん」も顔を見せているんですが…これがまた、いぢわるしたくなるくらいでした。
↓表紙ほか、小冊子のイラストでも手袋をしていた彼女。
コレ、ちゃんと意味があるのでご期待下さい。
そう言えば、ひでるさんも自転車にあんなんつけてましたよ。カラカラ鳴るのね。
えっちは、体操服(当然ブルマです)・保健室という組み合わせでした。
そんなんも素敵なんですが、あの凝ったデザインの制服えっちが見たいなーって思っていたら、2話目にて制服・屋上なんてシチュエーションが。
こちらはまた黒パンストで、ちらと見えたショーツもリボンのついた、素敵なものでした。
オチ部分にて、ラブラブなあま~い発言をしているので、ご期待下さい。
※芹沢曜子
ぎりぎり…こんな感じです。ちょっと見たくなるでしょ?
続いて、↓表紙に「華恋お嬢様」と並んでいたのが、今回収録話で大注目な「芹沢曜子」さんです。
ポニーテールで、普段は活発らしい彼女も「西塔」くんへ告白する際は同一人物とは思えないほど内気な雰囲気でした。
もともと気になっており、名前も覚えていた「西塔くん」はあっさりOKしたんですが、次の瞬間「曜子さん」は嬉しさと驚きで大量に漏らしてしまったのでした。
…そんなんが、1話目「恋患い」
いきなり部室へ連れ込み、「西塔くん」はえっちを仕掛けていました。
まぁ、あんなエロい姿を見せられれば当然よね。
「いいじゃんもう恋人同士なんだから」
そんな発言がやや軽いものの、彼女のラブラブ度合いが物凄いのです。
もう、パブロフの犬状態よ。
「見てるだけで下着…汚しちゃうから」
とか言っており、タンポンを引き抜くなんてプレイも描かれていました。
これはスゴいなー。
そちらで見られなかった、活発な「曜子さん」が描かれている2話目「恋結び」
しかし、「西塔くん」と目を合わせ、”彼氏”というキーワードに反応して、また漏らしてました。
吸収しきれておりません。
キッチリ悪化している症状(?)が大変結構なことでしたけれど、このまま付き合うと干からびて死んじゃうのでは?
こちらのオチ部分での発言から、注目の3話「恋余り」に続きます。
8ページのカラーで始まるこちらは、オムツプレイでした。
うっはー。
当然男性のソレでなく、「曜子さん」が着用してます。
確かに彼女の体質からそういう発想に至るのは自然なことかもしれませんが、街中であーさせるというのは、「西塔くん」はかなりのマニア野郎ですね。
2人の今後が心配です(笑)
さて、そちらは最終的にオムツなんて一部にガッチリ刺さりそうなネタになっていましたが、前中後編というこちら「ふくフク!」は、褌(ふんどし)でした。
「小宮裕太」センセの描かれるキュートなヒロインらが、オムツとかふんどしとか…今回の単行本はエロイエラいことになってますね。
永久保存版な単行本でしょう。
3年前に別れた彼女を引きずっている主人公「木村」
拾ったものの飼えなかった猫の代わりみたいに買ってきていた、売れ残っていた招き猫が突如女の子の姿になったのでした。
「私に…人を幸せにする力があるのならば、その力を貴方の為に使いたい」
そんな訳で、「フク」と命名された彼女は、既に別れた元カノとの再会を約束したのです。
招き猫の擬人化ですね。
そのためか、鈴とか紅白縄が標準装備になってます。
丈が短く広く胸元が開いており、ニーソックス…じゃなくてあれは足袋か。
膝上まである足袋など、刺激的な格好でした。
そんなんがすぐ隣に寝ているのに、手を出さない彼はイイ人ですね。
前編でのえっちへの流れも、そうした彼の優しさからになってます。
「フクさん」の褌姿がタイトル扉絵でじっくりと見れる(笑)中編。
あの絵がベストですね。
情が移ったことで、女の子な考えをしている「フクさん」
先のえっち後もまっったく手を出してこなかったらしく、彼の寝込みを襲っていました。
デートする後半から、直接続いている後編。
ああ、彼だけでなく、「フクさん」もイイ娘さんでした。
温かさがじんわりこみ上げてくるようなお話です。
その後に描かれていた、1コマネタの「お互いの彼女を紹介してみたふたり」
ああ、前編1ページ目の眼鏡男子は、前巻収録「蝉」の彼なんですね。
よくよくそちらと見比べてみると、電話の相手とか拾ってきた猫など、双方の繋がりが見えて2度楽しいです。
※左:フクさん、右:はゆるちゃん
「はゆるちゃん」はカラーの配色も良かったです。
カラー原稿の「シトロンdeux」が収録では冒頭話。
こちらは白水着を着用の「はゆる」ちゃんとのえっちです。
容姿そのままな貧乳と、日焼け跡がキッチリと心を掴んでくれていました。
そんな「はゆるちゃん」との切っ掛け話が、次の「シトロン」ですね。
現在は”先輩”と呼ばれている「カズ兄」とは昔馴染み。
その頃からの猛烈アピールがようやく実を結ぶような流れになっています。
とある理由がため、ショートカットでボーイッシュな「はゆるちゃん」
貧乳そのまま、華奢なスタイルが逆に可愛いです。
こちらを見てから「シトロンdeux」に戻ると、ちょっと違った感覚で読めますね。
ぜひ「はゆるちゃん」にはまた登場してほしいなぁ。
そちらが白の競泳水着であれば、「先輩が彼女。」の先輩「藤宮桐香」さんは露出の大きいビキニでした。
生徒会長にして剣道部の部長という、”厳格”という単語が服着て歩いているような「桐香さん」
文武両道にして才色兼備という彼女がメロメロになってしまうのが、付き合う「水原」くん。
意外に独占欲が強い甘えん坊で、カタイ普段とのギャップが良いそうですが…ああ、そうですか。
もう勝手にやってて下さい(笑)
せっかくなので水着姿が見たい→触るだけなら→胸も使って下さい→えっち~と、セオリー通りな流れになっています。
ラストページの「桐香さん」の”むー”が、また可愛らしいです。
ほか、左右のオダンゴ頭なマネージャー「桜井凛」さんの「Disclipline」
彼女の語ることはなかなかハードなものでしたが…あれは同部「星村」くんへのお誘いですね。
ちょっとびっくりしましたが。
凄いコト言うなぁ。
前巻のカバー裏にて、「もうちょっと続くわよ」と描かれていたそのままの「あねのね。3。」
そちらのもくじのに書かれてる「あねのね。3」は、正確に「あねのね。ACT.3」のこと。
6ヶ月後に描かれたのが「あねのね。2。」で、さらに3年後に描かれたらしいそちらの続きが今回収録でした。
まぁ、みっちり繋がったお話ではないので、さして問題ないでしょうけど。
「高梨仁矢(たかなし・にや)」くんと長女「紫夜」さん、次女「綺耶」さんという3名。
今回は体調崩した彼のため、タイプ異なるナース・コスプレになっています。
ひでるさんはついこないだ風邪っぴきでダウンしてたので感覚あるんですが…彼のアソコはあっさり元気になってましたね。
それって、もう治ってるのでは?
柔らかで優しいタッチの絵柄です。
適度なくらいの描き込みで、白比率もあって全体は薄め。
多少賑やかでも、全体はこざっぱりとしたまとまりでした。
初出は最も古いもので「恋患い」の04年から、最新作「シトロンdeux」が10年までと、かなりの広範囲。
(※せっかくなので具体的には、04年×1、05年×1、06年×2、07年×5、08年×2、09年×1、10年×1)
そりゃーまったく同一ではないですが、ほとんど違和感はありませんでした。
各話のネタに合わせて、少しづつ絵柄変えてる~みたいな程度ね。
もともとお上手で個性も確立されていたため、絵柄についてはまったく問題はないでしょう。
彩色後もふんわりとした雰囲気そのままなので、↓表紙などをそのまま判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛く優しいまとまりです。安定していました。
・話5: ヒロインのパワーですね。中編・短編どちらも優れた出来栄えです。
・独4: やっぱり今回は「曜子さん」でしょう。もっと前面にしても良かったかな。
合計:[14/15]
どちらのヒロインも魅力的でした。
せっかくなので、それぞれのフェチっぽさをもう少し増量してほしかったかなぁ、って。
可愛くまとまんなくなるかもしれませんが。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・コスプレ
・おまけ: あとがき・1コマ「ある日のお嬢様」、カバー裏に登場キャラ絵、
1コマ「お互いの彼女を紹介してみたふたり」、
1ページ漫画・ある日の「沢渡さん」、
・その他: カラー(12P)、短編×13(うち「シトロン」×2、「恋シリーズ」×3、
「CHILD HOOD PRINCESS」×2、「ふくフク」×3)
※初回限定版は16ページのフルカラー小冊子付き。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小宮裕太(こみや・ゆうた)」センセの「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」です。
本当は別のことを前置きにしようと思っていたんですが、アマゾンの表記に注目。
こちら「Dreamsicle[ドリームシクル] 初回限定版」の商品ページにあった説明には、
出版社からのコメント
2/10発売決定です。 1/31発売からの変更表記をアマゾンさんがいつまでたっても反映してくれないので明記しました。
お客さまのみなさまにはたいへんご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
(※そのまま抜粋。2011/02/10)
…だって。
うん、アマゾンはこうした対応あんまり良くないですよね。
思えば、ひでるさんがそちらのレビューをやめて、ブログやることとなる切っ掛けの1つもそんな感じでしたよ。
※左:お嬢様「初瀬川華恋」、右:先輩「藤宮桐香」
「華恋さん」はまた実に可愛らしい娘さんでした。手袋に注目。
さて、本日は”初回限定版”のある単行本「Dreamsicle[ドリームシクル]」です。
「小宮裕太」センセは、「SWEET THANG」に続く2冊目。
そっちは08年のことでした。
今年はなんだか、お久しぶりな方の単行本が多くて良いですね。
初回限定で添付されているのは、16ページほどのオールカラーな小冊子です。
それが小冊子であるならば、見逃すわけにはいきません。
ひでるさんが前巻で刺さった「沢渡蘭奈」さんが表紙(たぶん)のそちらは、雑誌などに掲載されたミニ画集。
カラーがためか髪質も手触り良く、優れた小冊子です。
前巻の「未沙子」さん親子から、今回の「初瀬川華恋(はつせがわ・かれん)」さんなどがおり、そのうち「沢渡さん」については、4ぺージのカラー漫画「トゥインクル ピーシーズ」まで収録されていました。
浴衣えっちでしたよー。
オススメです。
特に、イラストだけでなかったのが喜ばしいことでした。
さて、そんな小冊子に続く本編も、無論優秀な出来栄えです。
構成としては2~3話程度の中編が多く、短編もちらほら。
前巻「SWEET THANG」から続くお話とか、おまけ1コマなどに登場していたりしたので、やっぱりそっちから揃えるのがいいでしょう。
まずは↓表紙を飾っているヒロインの漫画から。
(※ちなみに、表紙イラストの雰囲気は前巻の世襲みたいでいいですね)
「CHILD HOOD PRINCESS」は2話ほどの収録。
初瀬川グループの お嬢様「初瀬川華恋」と、幼馴染みである主人公「桐山海斗」
そうした関係とよく一緒にいることから、2人は恋人同士だと勝手に想像されていたのです。
ファンの多い彼女との噂話に晒され、色々と面倒なことになっていた「海斗」
ある日、「華恋」が告白される現場に遭遇した彼は、断わり文句に名前を利用されていたことを知って、つい不用意な言葉を吐いてしまうんですが…と、そんな切っ掛け。
ツンデレちっくなお嬢様口調の「華恋さん」が可愛いです。
「宜しくてよ」
とか言ってました。
笑う時も片手を口元に添え、おほほほってな感じ。
実に宜しい感じです(笑)
漫画中では、小さいころの「華恋さん」も顔を見せているんですが…これがまた、いぢわるしたくなるくらいでした。
↓表紙ほか、小冊子のイラストでも手袋をしていた彼女。
コレ、ちゃんと意味があるのでご期待下さい。
そう言えば、ひでるさんも自転車にあんなんつけてましたよ。カラカラ鳴るのね。
えっちは、体操服(当然ブルマです)・保健室という組み合わせでした。
そんなんも素敵なんですが、あの凝ったデザインの制服えっちが見たいなーって思っていたら、2話目にて制服・屋上なんてシチュエーションが。
こちらはまた黒パンストで、ちらと見えたショーツもリボンのついた、素敵なものでした。
オチ部分にて、ラブラブなあま~い発言をしているので、ご期待下さい。
※芹沢曜子
ぎりぎり…こんな感じです。ちょっと見たくなるでしょ?
続いて、↓表紙に「華恋お嬢様」と並んでいたのが、今回収録話で大注目な「芹沢曜子」さんです。
ポニーテールで、普段は活発らしい彼女も「西塔」くんへ告白する際は同一人物とは思えないほど内気な雰囲気でした。
もともと気になっており、名前も覚えていた「西塔くん」はあっさりOKしたんですが、次の瞬間「曜子さん」は嬉しさと驚きで大量に漏らしてしまったのでした。
…そんなんが、1話目「恋患い」
いきなり部室へ連れ込み、「西塔くん」はえっちを仕掛けていました。
まぁ、あんなエロい姿を見せられれば当然よね。
「いいじゃんもう恋人同士なんだから」
そんな発言がやや軽いものの、彼女のラブラブ度合いが物凄いのです。
もう、パブロフの犬状態よ。
「見てるだけで下着…汚しちゃうから」
とか言っており、タンポンを引き抜くなんてプレイも描かれていました。
これはスゴいなー。
そちらで見られなかった、活発な「曜子さん」が描かれている2話目「恋結び」
しかし、「西塔くん」と目を合わせ、”彼氏”というキーワードに反応して、また漏らしてました。
吸収しきれておりません。
キッチリ悪化している症状(?)が大変結構なことでしたけれど、このまま付き合うと干からびて死んじゃうのでは?
こちらのオチ部分での発言から、注目の3話「恋余り」に続きます。
8ページのカラーで始まるこちらは、オムツプレイでした。
うっはー。
当然男性のソレでなく、「曜子さん」が着用してます。
確かに彼女の体質からそういう発想に至るのは自然なことかもしれませんが、街中であーさせるというのは、「西塔くん」はかなりのマニア野郎ですね。
2人の今後が心配です(笑)
さて、そちらは最終的にオムツなんて一部にガッチリ刺さりそうなネタになっていましたが、前中後編というこちら「ふくフク!」は、褌(ふんどし)でした。
「小宮裕太」センセの描かれるキュートなヒロインらが、オムツとかふんどしとか…今回の単行本は
永久保存版な単行本でしょう。
3年前に別れた彼女を引きずっている主人公「木村」
拾ったものの飼えなかった猫の代わりみたいに買ってきていた、売れ残っていた招き猫が突如女の子の姿になったのでした。
「私に…人を幸せにする力があるのならば、その力を貴方の為に使いたい」
そんな訳で、「フク」と命名された彼女は、既に別れた元カノとの再会を約束したのです。
招き猫の擬人化ですね。
そのためか、鈴とか紅白縄が標準装備になってます。
丈が短く広く胸元が開いており、ニーソックス…じゃなくてあれは足袋か。
膝上まである足袋など、刺激的な格好でした。
そんなんがすぐ隣に寝ているのに、手を出さない彼はイイ人ですね。
前編でのえっちへの流れも、そうした彼の優しさからになってます。
「フクさん」の褌姿がタイトル扉絵でじっくりと見れる(笑)中編。
あの絵がベストですね。
情が移ったことで、女の子な考えをしている「フクさん」
先のえっち後もまっったく手を出してこなかったらしく、彼の寝込みを襲っていました。
デートする後半から、直接続いている後編。
ああ、彼だけでなく、「フクさん」もイイ娘さんでした。
温かさがじんわりこみ上げてくるようなお話です。
その後に描かれていた、1コマネタの「お互いの彼女を紹介してみたふたり」
ああ、前編1ページ目の眼鏡男子は、前巻収録「蝉」の彼なんですね。
よくよくそちらと見比べてみると、電話の相手とか拾ってきた猫など、双方の繋がりが見えて2度楽しいです。
※左:フクさん、右:はゆるちゃん
「はゆるちゃん」はカラーの配色も良かったです。
カラー原稿の「シトロンdeux」が収録では冒頭話。
こちらは白水着を着用の「はゆる」ちゃんとのえっちです。
容姿そのままな貧乳と、日焼け跡がキッチリと心を掴んでくれていました。
そんな「はゆるちゃん」との切っ掛け話が、次の「シトロン」ですね。
現在は”先輩”と呼ばれている「カズ兄」とは昔馴染み。
その頃からの猛烈アピールがようやく実を結ぶような流れになっています。
とある理由がため、ショートカットでボーイッシュな「はゆるちゃん」
貧乳そのまま、華奢なスタイルが逆に可愛いです。
こちらを見てから「シトロンdeux」に戻ると、ちょっと違った感覚で読めますね。
ぜひ「はゆるちゃん」にはまた登場してほしいなぁ。
そちらが白の競泳水着であれば、「先輩が彼女。」の先輩「藤宮桐香」さんは露出の大きいビキニでした。
生徒会長にして剣道部の部長という、”厳格”という単語が服着て歩いているような「桐香さん」
文武両道にして才色兼備という彼女がメロメロになってしまうのが、付き合う「水原」くん。
意外に独占欲が強い甘えん坊で、カタイ普段とのギャップが良いそうですが…ああ、そうですか。
もう勝手にやってて下さい(笑)
せっかくなので水着姿が見たい→触るだけなら→胸も使って下さい→えっち~と、セオリー通りな流れになっています。
ラストページの「桐香さん」の”むー”が、また可愛らしいです。
ほか、左右のオダンゴ頭なマネージャー「桜井凛」さんの「Disclipline」
彼女の語ることはなかなかハードなものでしたが…あれは同部「星村」くんへのお誘いですね。
ちょっとびっくりしましたが。
凄いコト言うなぁ。
前巻のカバー裏にて、「もうちょっと続くわよ」と描かれていたそのままの「あねのね。3。」
そちらのもくじのに書かれてる「あねのね。3」は、正確に「あねのね。ACT.3」のこと。
6ヶ月後に描かれたのが「あねのね。2。」で、さらに3年後に描かれたらしいそちらの続きが今回収録でした。
まぁ、みっちり繋がったお話ではないので、さして問題ないでしょうけど。
「高梨仁矢(たかなし・にや)」くんと長女「紫夜」さん、次女「綺耶」さんという3名。
今回は体調崩した彼のため、タイプ異なるナース・コスプレになっています。
ひでるさんはついこないだ風邪っぴきでダウンしてたので感覚あるんですが…彼のアソコはあっさり元気になってましたね。
それって、もう治ってるのでは?
柔らかで優しいタッチの絵柄です。
適度なくらいの描き込みで、白比率もあって全体は薄め。
多少賑やかでも、全体はこざっぱりとしたまとまりでした。
初出は最も古いもので「恋患い」の04年から、最新作「シトロンdeux」が10年までと、かなりの広範囲。
(※せっかくなので具体的には、04年×1、05年×1、06年×2、07年×5、08年×2、09年×1、10年×1)
そりゃーまったく同一ではないですが、ほとんど違和感はありませんでした。
各話のネタに合わせて、少しづつ絵柄変えてる~みたいな程度ね。
もともとお上手で個性も確立されていたため、絵柄についてはまったく問題はないでしょう。
彩色後もふんわりとした雰囲気そのままなので、↓表紙などをそのまま判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 可愛く優しいまとまりです。安定していました。
・話5: ヒロインのパワーですね。中編・短編どちらも優れた出来栄えです。
・独4: やっぱり今回は「曜子さん」でしょう。もっと前面にしても良かったかな。
合計:[14/15]
どちらのヒロインも魅力的でした。
せっかくなので、それぞれのフェチっぽさをもう少し増量してほしかったかなぁ、って。
可愛くまとまんなくなるかもしれませんが。
Dreamsicle 初回限定版(ホットミルクコミックス) (2011/02/10) 小宮裕太 商品詳細を見る |
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