■お兄ちゃんと一緒 (士崎雅雪)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]コメディー・貧乳
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×12
(うち「お兄ちゃんと一緒 」×3、「CHANGE!」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「士崎雅雪(しざき・まさゆき)」センセの「お兄ちゃんと一緒」です。
なんだか久しぶりだなーって思ったら。
この前は…2006年でいいのかな。
実際に久々の単行本でした。
あとがきに、
「今年は頑張ってちゃんと復帰したい~」
と書かれており、どうやらしばし離れていた様子でした。
なんかあったのかな。
そんな訳で「士崎雅雪」センセ。
ブログでは取り上げていませんが、何冊か単行本を読んでいます。
ざーっとラインアップを見て、ああ、個人的には「行け行け!!ねころメイド」が印象的ですねー。
確か一人称「ねころは~」という喋りで、どうのこうのいうコメディーだったような。
今回の「お兄ちゃんと一緒」は、未収録作品を集めたというもの。
彩色のカバー↓表紙・裏表紙イラストがいいですね。
ぶっちゃけ、こちらのまとまりが良過ぎな印象。
久しぶりに見ましたが、白黒原稿が全体的に白いんですね。
大きな違いはないんですけど、そちらに釣り上げられた方は、漫画部分にてがっかりするかもしれません。
※花澄ちゃん
単行本でのメインヒロインですね。
いつもと順序逆ですが、このまま絵柄の話題を続けますね。
細く強めな線の絵柄。
色はついているものの淡くメリハリも弱く、また単色になっているので全体はのぺーっとしています。
あまり描き込みもなく、ここは4コマちっくな風情。
平べったいの。
ロリっぽい娘からアダルトな女性まで、バランスとしては良い感じ。
全体的にコメディー色が強いものの、漫画で変に引っ掛かる部分はありません。
楽しく読めるものだと思います。
ただ、普通の漫画よりも絵柄の役割が大きい(ように考えます)成年漫画で、ちょっとこざっぱりし過ぎ。
よくあるゲームなどの原画絵か、あるいは処理前の原稿みたいに見えてしまうのです。
こんなんだっけかなぁ。
悪くはないですが、決して良いとは言えないと思います。
カラー部分が判断には適さないのでご注意ください。
収録は2本の中編と、短編による構成。
表題そのまま妹漫画もありますが、そればっかりではありませんでした。
紹介帯には、「近親相姦バンザイ!」とか書かれていますね。
単にデザインなのか、はたまた何かに配慮したのか、微妙にこのサイズが小さく、自信なさげに見えて可笑しい。
あんな表題なので、「俺の妹が~」とサイズは逆のがインパクトあったのではないかなぁ。
そんな訳で表題作「お兄ちゃんと一緒 」は3話の中編です。
妹「花澄」は兄とラブラブ。
しかし、最近はつれない態度で、さらに”家を出る”と言いだしたことで、「花澄」は感情を爆発させてしまうのでした。
ラブラブな兄妹のえっちストーリーです。
じんわりとですが、近親らしい背徳感もあります。
年上らしく世間体を考える兄に対し、「花澄ちゃん」はさすがに腹が据わっていましたね。
小さい頃の情景が重なる描写がいい感じ。
結局お兄ちゃんは家を出てしまうんですが、通い妻をしておりました。
ぶっちゃけ、こちらのが盛り上がりそう(笑)
2話から3話は繰り返しな感覚。
ああした裏で、まだ葛藤が続いていたというのは、分からんでもないんですが…軽いかな。
彼しっかりシテたし。
表情にはありましたが、それなら行為はしても寸止めしてたとか、プラス描写が欲しい気がしました。
貧乳・ショートカットな「花澄ちゃん」がたっぷり見れて、えっち描写はいいんですけどね。
※左:妹「夏美さん」、右:乳神見習い「固栗子ちゃん」
漫画で良かったのは「夏美さん」かな。太ももが眩しいです。
まだお子さまで、やたらひっついてくる妹「夏美」
最近は独りえっちを習得したらしく、夜な夜なその声が壁越しに聞こえていたのでした。
そんな短編「お兄ちゃん大好き」
こちらは完全に妹から誘惑のパターン。
日々の声はわざとだったようですが、普段の元気な彼女からは想像できなく…なんかいいねぇ。
そりゃー、お兄ちゃんとしても黙っていられないわ。
中盤のしたり顔な「夏美さん」が可愛いです。
普段の行為も計算のうちかな。
ある日、街中にて「平田貴志」に助けられた「江崎優香」
数少ない空手部の女子で腕っぶしは強く、眼鏡でジャージを愛用するという彼女。
”男なんて頼りない”という考えでしたが、勇気ある「貴志」の行為に感激し、変わってみようと決意したのでした。
そうしたお話「CHANGE!」は全4話の中編。
普段は丸眼鏡で髪を束ね、ジャージ姿という「優香さん」
格闘技なんてやってる割りにもともと美人な方で、わざわざその魅力を消しているような感じでした。
もともとの男性観から察するに、なんかあったんだろうなぁ。
1話目は友人らによって色々着せかえられたらしく、「優香さん」はマイクロミニなど露出過多な服装。
そんな姿でハイキックしていたんですが…擬音が物凄い邪魔(笑)
ここは独りえっちで終わっています。
実は同じ学園であったという「貴志くん」と親密になる2話目。
意外とすぐ近くにおり、彼は部活にも顔を見せていました(※美術部で瓦を持ってきている)
バイトしているという情報を聞いた「優香さん」はすっかり着替え、彼に偶然再会。
お礼かたがた、そのままえっちに流れていました。
展開早いですね。
初めてを野外にてシテおりました。
漫画のポイントは、「貴志くん」が気にかけてくれるのは服装によるものと「優香さん」が信じ込んでいること。
3話目では眼鏡・ジャージ姿の彼女に鉢合わせする描写がありましたが、これが決定的。
後に色々と言っていましたが、本当はどうなんでしょう。
こちらのオチから4話目にかけてはセオリーな展開でした。
流れ的には問題ないと思いますが、前述しているようになんだか駆け足な印象。
そのため、漫画内ほどこちらは盛り上がりません。
えっちシーンもあるので難しいとは分かっていますが、1、2話の前半がややもっさりスピードだったかな。
なお、裏表紙が「優香さん」だと思いますが、本編に縞パン描写はありません。
※江崎優香
いい全身絵がなかったですが、だいたいこんな変身っぷりです。
似た雰囲気の短編「ああっ乳神見習いさまっ」、「OPPAI GODDES」はおっぱいコメディー。
うち前者は、なぜか住み着いているという乳神見習い「固栗子(かたくりこ)」ちゃん。
目指す乳神のため、試験を頑張ろうと言っていた彼女でしたが…何だかよく分かりませんが、失敗していました。
饅頭のような大量のおっぱいが山積みになってますね。
なにを失敗したんでしょう(笑)
主人公「カズヒロ」くんも受験を控え、息抜きえっちに至っておりました。
貧乳・巫女装束がいいですね。
後者「OPPAI GODDES」は、男女どちらも年齢が上がったような雰囲気。
こちらの主人公「吉良旭」は、道端でおっぱいのついたヘアバンドを拾いました。
自宅に持ち帰った「旭」がその感触を楽しんでいたところ、持ち主と名乗る乳神「パイ・大津」が出現したのです。
おお、これが乳神か。
「乳以外のことは何もできないのだ」
そんな事を言っており、スキルとしては四十八手を筆頭にエロ行為だけみたい。
「固栗子ちゃん」はなにゆえそんなん目指していたんですかね??
…あ。
最後の装着シーンにて思い出しましたが、彼女「女神様のイタズラ」にも出てましたね。
ほか、飼い猫「トリニティ」と大学生「立花けいん」の「発情期(さかり)」
目が覚めると、猫が猫耳な女の子になっていたという、お約束なお話。
全裸な彼女を目の前に、言葉を教える描写が可愛いですね。
発情中だったので、間もなくえっちが始まっていました。
”ザラ舌”だそうですよー。
ちなみに検索もしてきましたが、雌猫って交尾後に雄猫を攻撃するんですね。
それは知らなかった。
激痛なんだとか。
同じく猫耳ヒロインが登場する「イタズラしちゃうぞ!」
こちらはなかなか日本に浸透しないハロウィンなネタ。
まぁ、日本人にはよくわからん行事ですもんね、あれ。
(※他も理解しているのか微妙なの数多くありますが)
コメディー漫画なのでそっちは置いといて、魔女服を脱いだ「せるし」さんが良かったです。
なんとなく「爆れつハンター」を思い出しました。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 巧いんですが、とかくぺたーとした感じなのです。
・話3: 短編はともかく、中編は展開早めな印象。
・独3: 軽いコメディーちっくなのが合ってるかなぁ、と。
合計:[9/15]
「士崎雅雪」センセはぺかぺかしたコメディーのが合うと思います。
成年漫画のえっち部分とうまくバランス取るのは難しいことだと思いますが。
妹ネタは、短編「お兄ちゃん大好き」のが良かったです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]コメディー・貧乳
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×12
(うち「お兄ちゃんと一緒 」×3、「CHANGE!」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「士崎雅雪(しざき・まさゆき)」センセの「お兄ちゃんと一緒」です。
なんだか久しぶりだなーって思ったら。
この前は…2006年でいいのかな。
実際に久々の単行本でした。
あとがきに、
「今年は頑張ってちゃんと復帰したい~」
と書かれており、どうやらしばし離れていた様子でした。
なんかあったのかな。
そんな訳で「士崎雅雪」センセ。
ブログでは取り上げていませんが、何冊か単行本を読んでいます。
ざーっとラインアップを見て、ああ、個人的には「行け行け!!ねころメイド」が印象的ですねー。
確か一人称「ねころは~」という喋りで、どうのこうのいうコメディーだったような。
今回の「お兄ちゃんと一緒」は、未収録作品を集めたというもの。
彩色のカバー↓表紙・裏表紙イラストがいいですね。
ぶっちゃけ、こちらのまとまりが良過ぎな印象。
久しぶりに見ましたが、白黒原稿が全体的に白いんですね。
大きな違いはないんですけど、そちらに釣り上げられた方は、漫画部分にてがっかりするかもしれません。
※花澄ちゃん
単行本でのメインヒロインですね。
いつもと順序逆ですが、このまま絵柄の話題を続けますね。
細く強めな線の絵柄。
色はついているものの淡くメリハリも弱く、また単色になっているので全体はのぺーっとしています。
あまり描き込みもなく、ここは4コマちっくな風情。
平べったいの。
ロリっぽい娘からアダルトな女性まで、バランスとしては良い感じ。
全体的にコメディー色が強いものの、漫画で変に引っ掛かる部分はありません。
楽しく読めるものだと思います。
ただ、普通の漫画よりも絵柄の役割が大きい(ように考えます)成年漫画で、ちょっとこざっぱりし過ぎ。
よくあるゲームなどの原画絵か、あるいは処理前の原稿みたいに見えてしまうのです。
こんなんだっけかなぁ。
悪くはないですが、決して良いとは言えないと思います。
カラー部分が判断には適さないのでご注意ください。
収録は2本の中編と、短編による構成。
表題そのまま妹漫画もありますが、そればっかりではありませんでした。
紹介帯には、「近親相姦バンザイ!」とか書かれていますね。
単にデザインなのか、はたまた何かに配慮したのか、微妙にこのサイズが小さく、自信なさげに見えて可笑しい。
あんな表題なので、「俺の妹が~」とサイズは逆のがインパクトあったのではないかなぁ。
そんな訳で表題作「お兄ちゃんと一緒 」は3話の中編です。
妹「花澄」は兄とラブラブ。
しかし、最近はつれない態度で、さらに”家を出る”と言いだしたことで、「花澄」は感情を爆発させてしまうのでした。
ラブラブな兄妹のえっちストーリーです。
じんわりとですが、近親らしい背徳感もあります。
年上らしく世間体を考える兄に対し、「花澄ちゃん」はさすがに腹が据わっていましたね。
小さい頃の情景が重なる描写がいい感じ。
結局お兄ちゃんは家を出てしまうんですが、通い妻をしておりました。
ぶっちゃけ、こちらのが盛り上がりそう(笑)
2話から3話は繰り返しな感覚。
ああした裏で、まだ葛藤が続いていたというのは、分からんでもないんですが…軽いかな。
彼しっかりシテたし。
表情にはありましたが、それなら行為はしても寸止めしてたとか、プラス描写が欲しい気がしました。
貧乳・ショートカットな「花澄ちゃん」がたっぷり見れて、えっち描写はいいんですけどね。
※左:妹「夏美さん」、右:乳神見習い「固栗子ちゃん」
漫画で良かったのは「夏美さん」かな。太ももが眩しいです。
まだお子さまで、やたらひっついてくる妹「夏美」
最近は独りえっちを習得したらしく、夜な夜なその声が壁越しに聞こえていたのでした。
そんな短編「お兄ちゃん大好き」
こちらは完全に妹から誘惑のパターン。
日々の声はわざとだったようですが、普段の元気な彼女からは想像できなく…なんかいいねぇ。
そりゃー、お兄ちゃんとしても黙っていられないわ。
中盤のしたり顔な「夏美さん」が可愛いです。
普段の行為も計算のうちかな。
ある日、街中にて「平田貴志」に助けられた「江崎優香」
数少ない空手部の女子で腕っぶしは強く、眼鏡でジャージを愛用するという彼女。
”男なんて頼りない”という考えでしたが、勇気ある「貴志」の行為に感激し、変わってみようと決意したのでした。
そうしたお話「CHANGE!」は全4話の中編。
普段は丸眼鏡で髪を束ね、ジャージ姿という「優香さん」
格闘技なんてやってる割りにもともと美人な方で、わざわざその魅力を消しているような感じでした。
もともとの男性観から察するに、なんかあったんだろうなぁ。
1話目は友人らによって色々着せかえられたらしく、「優香さん」はマイクロミニなど露出過多な服装。
そんな姿でハイキックしていたんですが…擬音が物凄い邪魔(笑)
ここは独りえっちで終わっています。
実は同じ学園であったという「貴志くん」と親密になる2話目。
意外とすぐ近くにおり、彼は部活にも顔を見せていました(※美術部で瓦を持ってきている)
バイトしているという情報を聞いた「優香さん」はすっかり着替え、彼に偶然再会。
お礼かたがた、そのままえっちに流れていました。
展開早いですね。
初めてを野外にてシテおりました。
漫画のポイントは、「貴志くん」が気にかけてくれるのは服装によるものと「優香さん」が信じ込んでいること。
3話目では眼鏡・ジャージ姿の彼女に鉢合わせする描写がありましたが、これが決定的。
後に色々と言っていましたが、本当はどうなんでしょう。
こちらのオチから4話目にかけてはセオリーな展開でした。
流れ的には問題ないと思いますが、前述しているようになんだか駆け足な印象。
そのため、漫画内ほどこちらは盛り上がりません。
えっちシーンもあるので難しいとは分かっていますが、1、2話の前半がややもっさりスピードだったかな。
なお、裏表紙が「優香さん」だと思いますが、本編に縞パン描写はありません。
※江崎優香
いい全身絵がなかったですが、だいたいこんな変身っぷりです。
似た雰囲気の短編「ああっ乳神見習いさまっ」、「OPPAI GODDES」はおっぱいコメディー。
うち前者は、なぜか住み着いているという乳神見習い「固栗子(かたくりこ)」ちゃん。
目指す乳神のため、試験を頑張ろうと言っていた彼女でしたが…何だかよく分かりませんが、失敗していました。
饅頭のような大量のおっぱいが山積みになってますね。
なにを失敗したんでしょう(笑)
主人公「カズヒロ」くんも受験を控え、息抜きえっちに至っておりました。
貧乳・巫女装束がいいですね。
後者「OPPAI GODDES」は、男女どちらも年齢が上がったような雰囲気。
こちらの主人公「吉良旭」は、道端でおっぱいのついたヘアバンドを拾いました。
自宅に持ち帰った「旭」がその感触を楽しんでいたところ、持ち主と名乗る乳神「パイ・大津」が出現したのです。
おお、これが乳神か。
「乳以外のことは何もできないのだ」
そんな事を言っており、スキルとしては四十八手を筆頭にエロ行為だけみたい。
「固栗子ちゃん」はなにゆえそんなん目指していたんですかね??
…あ。
最後の装着シーンにて思い出しましたが、彼女「女神様のイタズラ」にも出てましたね。
ほか、飼い猫「トリニティ」と大学生「立花けいん」の「発情期(さかり)」
目が覚めると、猫が猫耳な女の子になっていたという、お約束なお話。
全裸な彼女を目の前に、言葉を教える描写が可愛いですね。
発情中だったので、間もなくえっちが始まっていました。
”ザラ舌”だそうですよー。
ちなみに検索もしてきましたが、雌猫って交尾後に雄猫を攻撃するんですね。
それは知らなかった。
激痛なんだとか。
同じく猫耳ヒロインが登場する「イタズラしちゃうぞ!」
こちらはなかなか日本に浸透しないハロウィンなネタ。
まぁ、日本人にはよくわからん行事ですもんね、あれ。
(※他も理解しているのか微妙なの数多くありますが)
コメディー漫画なのでそっちは置いといて、魔女服を脱いだ「せるし」さんが良かったです。
なんとなく「爆れつハンター」を思い出しました。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 巧いんですが、とかくぺたーとした感じなのです。
・話3: 短編はともかく、中編は展開早めな印象。
・独3: 軽いコメディーちっくなのが合ってるかなぁ、と。
合計:[9/15]
「士崎雅雪」センセはぺかぺかしたコメディーのが合うと思います。
成年漫画のえっち部分とうまくバランス取るのは難しいことだと思いますが。
妹ネタは、短編「お兄ちゃん大好き」のが良かったです。
お兄ちゃんと一緒 (海王社コミックス) (2011/03/05) 士崎 雅雪 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】