■快楽ラララ (渡和矢)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・複数
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×7。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渡和矢(わたり・かずや)」センセの「快楽ラララ」です。
毎日暑いですね。
ひでるさんは、半袖ワイシャツでひーひー言ってます。
ただ、たまーに普通にスーツを着た、しかも暑さを感じさせないシャキッとしたビジネスマンを見掛けたりして…ああ、社会人たるものこーあるべきかなーって思ったりしました。
あまり無理はしないように。
何事もスギるのは良くないですよ。
さて、本日はブログで「アマゾネス・キッド」を紹介している「渡和矢」センセ。
最新刊は「快楽ラララ」です。
こざっぱりとした表紙に、こざっぱりとしたタイトル具合ですね。
こちらの紹介帯ですけど…↓表紙デザインがすっきりなので、もうちょっと何らか売れる文言があった方が良いと思うんですが。
「ヒット出版社」さんどうでしょう?
収録は全て短編で、収録話数としては少なめ。
ただ、ページ数は24~30と多く、読み応えはありました。
※左:天才ディーラー「団咲子」、右:司書「本田冴子」
凛々しい「咲子さん」です。
タイトルそのままなヒロインの登場する「ディーラー・サキ」が収録でお気に入り。
「団咲子」は”どんな目でも出せる”という天才ディーラー。
しかし、大勝負を迎えた今日は調子がすこぶる悪く、結果負け続けてしまったのです。
面子を潰された組はオトシマエとして彼女を拘束し、好きにするんですが…調子の悪かった原因は彼女を慕うバニーガール「あやの」がためだったのでした。
強面のお兄さん方に囲まれても怯むことない、「咲子さん」が凛々しく素敵。
ああ、「あやのさん」が本気で恋するのもよく分かる気がします。
失敗させて落ち込む彼女を慰めつつ、えっちに持ち込もうとしていたんですが…。
また彼女はうまく親分に意見し、攻め手に加わっています。
ああ、この娘サイテーだ。
ただし、うっかり口を滑らせたことで、2人ともども複数えっちに発展するんですけどね。
ルーレット台でのえっちが雰囲気ありました。
詳しく書きませんが、”鬼嫁殺し”も凄いです。
あれは怪物みたいにエゲツない感じでしたよ。
「妻たちのお茶会」は「奈由香」・「トオル」の新婚カップルが、隣の奥様「小百合」にお茶会に誘われるというもの。
しかし、単なるお茶会ではなく、スワッピングサークルだったのです。
出迎えた3家族との複数。
凄いですね、えっちでしたね。
「奈由香さん」がえっちに対して恥ずかしがり屋さん、という描写をあらかじめ見せてくれていたので、より盛り上がってます。
そんなんを目前にした旦那は、こちら以上でしょうねー。
収録での冒頭話「図書館事情」
眼鏡の司書「本田冴子」さんにラブラブな「棚橋」くん。
なにを言われてもアタックをやめず、呆れた彼女が折れる流れ。
がんばりましたね。
言葉と共に直接触ることも頻繁で、よくぶっ飛ばされていました。
あのアツイ感じはどちらかというと冷静っぽい「冴子さん」に刺さるのでしょう。
中盤からは2人をなんとなく応援していたっぽい同僚「ミャオ」ちゃんが加わり、複数となっています。
えっちではサポートしつつも自ら楽しんでますね。
「交通法規ワイセツ法」は覆面白バイ(通称黒バイ)の婦警さん。
「トシ」・「コージ」・「リナ」という男女3名グループの車を止めるというのが切っ掛け。
「その手の改ざんはお手のものです」
とか、オーバーしたキロ数を勝手に変更したり、拳銃突きつけて脅したりしていました。
挙句ではブーツにキスさせようとまでしており、同乗していた「リナさん」が腹を立ててスタンガンで気絶させる流れ。
そんな訳で、婦警さんの拘束えっちです。
女性ながら「リナさん」はノリノリでしたよ。
男子2名も彼女に促されての参加でした。
理事長が直々にスカウトしてきた女教師「恋澄ナナ」
授業にて、問題正解のご褒美をえっちな事にして、男子生徒のヤル気を促していたのでした。
そうした短編「超教師 恋澄ナナ」
成年漫画ではお約束パターンの1つでしょう。
実際にあーした授業をやったなら…学力は上がるのかな。
どっか学習塾とかで試してほしいものですね。
生徒だけでなく、教頭などに対しても同様のえっちテクを駆使する彼女。
本人曰く”調教師”ということで、これが”超教師”との洒落になっていました。
眼鏡でそう派手目でないところが、逆にえっちっぽくて素敵ですね。
下着は黒のがイメージでしたけど。
中盤からは男子生徒「中島」くんとややラブい感じになってます。
※左:教師「恋澄ナナ」、右:娘「いろは(葵)」
後半収録はこうしたタッチです。
山根家の家族、父「赤男仁」、妻「葵」、娘「いろは」
心とは裏腹に仲良さげーに旅行へ出掛けた3名とペットの猫1匹。
しかし、その途中で事故に遭い、乗り合わせた中で妻「葵」だけが亡くなってしまったのです。
そうした、真っ暗なオープニングの短編「新家族」は、それぞれ心が入れ替わるというドタバタ系。
妻「葵」の心は「いろは」の身体へ。
娘「いろは」の心はペットの猫の身体へ。
…そうした感じ。
かなり深刻な事態なんですが、幸いなことにコメディーなので…若い身体となった妻「葵さん」に嬉々としてえっちを迫るという内容です。
第三者的にはそんなんよく分かるものの……娘の姿なんですけどね。
初めてでなかったのに怒る場面が馬鹿馬鹿しいです。
アンタがそれ言う!?
「TORSO」は、形状記憶人型(フリートルソ)という、”形も機能も自在に変化する”というロボットのお話。
当初は介護・メイド目的でしたが、例によってえっち方面から急速に拡大したのでした。
こちらでダウンロードされたのは、人妻モデル。
「私には主人が…」
そんな反応を見せています。
なるほどね。
こちらに登場する男性「トモヒロ」くんには「未宇」さんという彼女がいるんですが、お好きねぇ。
お話はそのトルソ用のウィルスが検出されているということで、彼のトルソもその影響を受けてしまうのでした。
この漫画を見る限りでは相当に危険なシロモノですね。
メインは彼でなく「未宇さん」で、暴走したトルソは筋肉質な男性に変化し、それにされてしまうという展開。
コメディータッチなオチで中和されていたものの、プラックな空気もありましたよ。
収録の各話は原稿時期がそれなりに開いている様子。
たぶん処理から異なると思いますが、全体ではやや不安定です。
↓表紙・裏表紙はまとまり良く、白黒原稿と差がありました。
縦長の人物絵は癖が強め。
なんというか、デフォルメが大きいんですね。
コマ割りも比較的細かめで、ごっちゃりとした描き方。
ちょっと人を選ぶと思います。
おそらく新しいだろう原稿は、ふんわりとした柔らかな曲線が個性と合致してイイ感じ。
他ではあまり見られない雰囲気のある、良い意味で個性的な仕上がりでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体で安定していませんでした。
・話3: はっちゃけた感じですが、どちらも楽しめました。
・独3: 独特なタッチでしたが、他にコレというものは感じません。
合計:[9/15]
おまけが少ないのも寂しい限り。
↓表紙絵が中扉・折り返しと使い回されているのも寂しいですね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・複数
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×7。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渡和矢(わたり・かずや)」センセの「快楽ラララ」です。
毎日暑いですね。
ひでるさんは、半袖ワイシャツでひーひー言ってます。
ただ、たまーに普通にスーツを着た、しかも暑さを感じさせないシャキッとしたビジネスマンを見掛けたりして…ああ、社会人たるものこーあるべきかなーって思ったりしました。
あまり無理はしないように。
何事もスギるのは良くないですよ。
さて、本日はブログで「アマゾネス・キッド」を紹介している「渡和矢」センセ。
最新刊は「快楽ラララ」です。
こざっぱりとした表紙に、こざっぱりとしたタイトル具合ですね。
こちらの紹介帯ですけど…↓表紙デザインがすっきりなので、もうちょっと何らか売れる文言があった方が良いと思うんですが。
「ヒット出版社」さんどうでしょう?
収録は全て短編で、収録話数としては少なめ。
ただ、ページ数は24~30と多く、読み応えはありました。
※左:天才ディーラー「団咲子」、右:司書「本田冴子」
凛々しい「咲子さん」です。
タイトルそのままなヒロインの登場する「ディーラー・サキ」が収録でお気に入り。
「団咲子」は”どんな目でも出せる”という天才ディーラー。
しかし、大勝負を迎えた今日は調子がすこぶる悪く、結果負け続けてしまったのです。
面子を潰された組はオトシマエとして彼女を拘束し、好きにするんですが…調子の悪かった原因は彼女を慕うバニーガール「あやの」がためだったのでした。
強面のお兄さん方に囲まれても怯むことない、「咲子さん」が凛々しく素敵。
ああ、「あやのさん」が本気で恋するのもよく分かる気がします。
失敗させて落ち込む彼女を慰めつつ、えっちに持ち込もうとしていたんですが…。
また彼女はうまく親分に意見し、攻め手に加わっています。
ああ、この娘サイテーだ。
ただし、うっかり口を滑らせたことで、2人ともども複数えっちに発展するんですけどね。
ルーレット台でのえっちが雰囲気ありました。
詳しく書きませんが、”鬼嫁殺し”も凄いです。
あれは怪物みたいにエゲツない感じでしたよ。
「妻たちのお茶会」は「奈由香」・「トオル」の新婚カップルが、隣の奥様「小百合」にお茶会に誘われるというもの。
しかし、単なるお茶会ではなく、スワッピングサークルだったのです。
出迎えた3家族との複数。
凄いですね、えっちでしたね。
「奈由香さん」がえっちに対して恥ずかしがり屋さん、という描写をあらかじめ見せてくれていたので、より盛り上がってます。
そんなんを目前にした旦那は、こちら以上でしょうねー。
収録での冒頭話「図書館事情」
眼鏡の司書「本田冴子」さんにラブラブな「棚橋」くん。
なにを言われてもアタックをやめず、呆れた彼女が折れる流れ。
がんばりましたね。
言葉と共に直接触ることも頻繁で、よくぶっ飛ばされていました。
あのアツイ感じはどちらかというと冷静っぽい「冴子さん」に刺さるのでしょう。
中盤からは2人をなんとなく応援していたっぽい同僚「ミャオ」ちゃんが加わり、複数となっています。
えっちではサポートしつつも自ら楽しんでますね。
「交通法規ワイセツ法」は覆面白バイ(通称黒バイ)の婦警さん。
「トシ」・「コージ」・「リナ」という男女3名グループの車を止めるというのが切っ掛け。
「その手の改ざんはお手のものです」
とか、オーバーしたキロ数を勝手に変更したり、拳銃突きつけて脅したりしていました。
挙句ではブーツにキスさせようとまでしており、同乗していた「リナさん」が腹を立ててスタンガンで気絶させる流れ。
そんな訳で、婦警さんの拘束えっちです。
女性ながら「リナさん」はノリノリでしたよ。
男子2名も彼女に促されての参加でした。
理事長が直々にスカウトしてきた女教師「恋澄ナナ」
授業にて、問題正解のご褒美をえっちな事にして、男子生徒のヤル気を促していたのでした。
そうした短編「超教師 恋澄ナナ」
成年漫画ではお約束パターンの1つでしょう。
実際にあーした授業をやったなら…学力は上がるのかな。
どっか学習塾とかで試してほしいものですね。
生徒だけでなく、教頭などに対しても同様のえっちテクを駆使する彼女。
本人曰く”調教師”ということで、これが”超教師”との洒落になっていました。
眼鏡でそう派手目でないところが、逆にえっちっぽくて素敵ですね。
下着は黒のがイメージでしたけど。
中盤からは男子生徒「中島」くんとややラブい感じになってます。
※左:教師「恋澄ナナ」、右:娘「いろは(葵)」
後半収録はこうしたタッチです。
山根家の家族、父「赤男仁」、妻「葵」、娘「いろは」
心とは裏腹に仲良さげーに旅行へ出掛けた3名とペットの猫1匹。
しかし、その途中で事故に遭い、乗り合わせた中で妻「葵」だけが亡くなってしまったのです。
そうした、真っ暗なオープニングの短編「新家族」は、それぞれ心が入れ替わるというドタバタ系。
妻「葵」の心は「いろは」の身体へ。
娘「いろは」の心はペットの猫の身体へ。
…そうした感じ。
かなり深刻な事態なんですが、幸いなことにコメディーなので…若い身体となった妻「葵さん」に嬉々としてえっちを迫るという内容です。
第三者的にはそんなんよく分かるものの……娘の姿なんですけどね。
初めてでなかったのに怒る場面が馬鹿馬鹿しいです。
アンタがそれ言う!?
「TORSO」は、形状記憶人型(フリートルソ)という、”形も機能も自在に変化する”というロボットのお話。
当初は介護・メイド目的でしたが、例によってえっち方面から急速に拡大したのでした。
こちらでダウンロードされたのは、人妻モデル。
「私には主人が…」
そんな反応を見せています。
なるほどね。
こちらに登場する男性「トモヒロ」くんには「未宇」さんという彼女がいるんですが、お好きねぇ。
お話はそのトルソ用のウィルスが検出されているということで、彼のトルソもその影響を受けてしまうのでした。
この漫画を見る限りでは相当に危険なシロモノですね。
メインは彼でなく「未宇さん」で、暴走したトルソは筋肉質な男性に変化し、それにされてしまうという展開。
コメディータッチなオチで中和されていたものの、プラックな空気もありましたよ。
収録の各話は原稿時期がそれなりに開いている様子。
たぶん処理から異なると思いますが、全体ではやや不安定です。
↓表紙・裏表紙はまとまり良く、白黒原稿と差がありました。
縦長の人物絵は癖が強め。
なんというか、デフォルメが大きいんですね。
コマ割りも比較的細かめで、ごっちゃりとした描き方。
ちょっと人を選ぶと思います。
おそらく新しいだろう原稿は、ふんわりとした柔らかな曲線が個性と合致してイイ感じ。
他ではあまり見られない雰囲気のある、良い意味で個性的な仕上がりでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体で安定していませんでした。
・話3: はっちゃけた感じですが、どちらも楽しめました。
・独3: 独特なタッチでしたが、他にコレというものは感じません。
合計:[9/15]
おまけが少ないのも寂しい限り。
↓表紙絵が中扉・折り返しと使い回されているのも寂しいですね。
快楽ラララ (セラフィンコミックス) (2011/07/08) 渡 和矢 商品詳細を見る |
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