■恋する乙女の恋愛計画 (織生あや)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カバー裏にキャラクタープロフィール。
・その他: 折り返しにプロフィール、6.5話収録
(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「織生あや(おりゅう・あや)」センセの「恋する乙女の恋愛計画」です。
本日は故あって、ここをゆっくり考え・書いている時間がないので…。
特に前置きなく、そのままお送りいたします。
↓サンプルもまだ調整が足りぬままで、すみません。
いっぱい・いっぱいです。
※左:桜井梨子、右:園田美加
唯一掘り下げられていた「美加さん」です。
恋する乙女の恋愛計画 (織生あや)
★構成・概要 一般ラブコメ
本日は「恋する乙女の恋愛計画」です。
ベタベタなラブコメ漫画ですねー。
当初はどっかゲームのコミカライズかと思いましたが、紹介帯には”オリジナル作”の文字が。
単に雰囲気がそう見えるだけでした。
漫画は1冊まるまるの長編ストーリーもの。
らしい軽さと共に、ちょっぴり重さもあります。
なかなか突飛な設定でしたがお話の流れと共に説明を済ませているなど、巧く処理をしていました。
テンポ良く、長さとしてもちょうど良い印象。
読み易かったです。
後述しますが、絵柄も期待通りのキュートなもの。
特に引っ掛かるような箇所もなく、まとまっていました。
また、あとがき部分にてセンセ自身が触れていましたが…。
こうした雰囲気の漫画で、まさかあーしたサービスカットがあるとは、意外でした。
★収録話 6.5話収録
占い好きな主人公「桜井梨子」
最高の運勢というその日に、憧れていた先輩・生徒会長「山中葵」に告白しようとしていたんですが…なんと車にひかれてしまったのです。
目が覚めた彼女は、人に見えず、また他人に乗り移れるという、幽霊のような状態。
それでも、先輩の彼女になりたいと願う「梨子」は、不思議な力を利用してアタックを続けるのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
いきなりヒロインが事故に遭うという、ラブコメらしからぬオープニングです。
こうした漫画のお約束で、「梨子さん」はアクティブな娘さん。
そんな状態になっても前向きなんですが、中盤からタイムリミットのようなものが発生。
じわじわと追い込まれていました。
ラブコメながら、ぺかぺか明るいだけないのは、このあたりの事情。
それがまた巧く彼女の成長に繋がっています。
特殊能力である“他人への乗り移り”
そこそこ人数のタイプ異なるキャラが登場し、変化ある賑やかな画面となっていました。
ただ、あとがきにてセンセも書いていたように…。
漫画内ではそれぞれを掘り下げられず、やや贅沢な使い方でしたね。
そのためか合間の第3.5話は、初・乗り移られな「園田美加」さんをピックアップした、外伝的なものになってます。
そう、たまに男性に乗り移ったりもしてましたよ。
※左:黒瀬ありさ、右:野村真結花
ほっとけば「真結花さん」が彼女の座に座りそう。
005:第1話 「先輩の恋人になりたい!」
いきなり「梨子さん」の事故シーンから。
飛び出しは危険ですよ。
この次の瞬間から、特殊な状態となってしまうんですが…。
①先輩に無視される。
②ガラスで姿が映っていないことから確認。
③彼女の死を匂わされる。
④混乱するなか、痛みと共に先輩に気づいてもらえる。
⑤その先輩が自分に向かって呼んだのは、他人の名前。
…と、一連の流れはスムーズで、自然に設定・状況を伝えていました。
もともと「梨子さん」は前向きな娘ですが、自らの死を嘆く暇を与えなかったのはお話として成功だと思います。
033:第2話 「先輩とキスがしたい!」
先輩「葵くん」そのものと、副会長「芹沢レミ」さんに乗り移る回。
この状態で「葵くん」にキスしちゃえ、という発想はごく自然で、またそんなことをやってるうちに彼に乗り移ってしまうのもまた当然。
ここはもう少し引っ張っても面白そうだったんですが…やり過ぎるとメインがぼけちゃうか。
また、1話にも登場していた副会長「芹沢さん」
あの迫り方はえっちでいいですねー。
もっと重要なキャラかと思いましたが。
063:第3話 「先輩のことが知りたい!」
「梨子さん」自身の変化と、友人「みやび」さんがため、深刻さが増しています。
タイムリミット的なことが示唆されます。
また、ネタバレになるので伏せますが…。
ここでは「梨子さん」の正体、というか現実がどんなであるか描かれていました。
なるほど。
ここでは「葵くん」の友人「晃」くん、保健医「吉永優子」先生に乗り移り。
前回の「芹沢さん」に続き、「吉永先生」でのアプローチは高い破壊力なんですが、「葵くん」はまー、よく耐えてますねー。
まじめなんだねぇ。
たの年齢の男子はもっとガツガツしてると思うんですが。
103:第4話 「先輩に告白したい!」
下級生「黒瀬ありさ」さんに乗り移っている回。
いままでと勝手が違っており、また深刻度が増しています。
それでも、ちょっとしたことで前向きに解釈している「梨子さん」が凄い。
こちらではついに告白までしているんですが…どうなるかは本編にて。
127:第5話 「先輩に好きって言ってもらいたい!」
「葵くん」と昔なじみ「野村真結花」さんに乗り移っている回。
いきなり彼女っぽいキャラが登場しましたね。
お互い家を普通に行き来しているような仲で、ごく親しい感じ。
なんとお風呂へ突入までしております。
先に描いたサービスうんぬんがコチラです。
151:最終話 「これが私の恋愛計画」
そんなこんなで最終話。
えー、詳細は伏せますが。
「梨子さん」は本当に凄いなぁ。
最終結果はあーした感じでしたけど、あの行動力でなんとかしちゃいそう。
収録されてたあとがき絵みたいなの。
087:第3.5話 「兄弟コンプレックス!」
1話のヒロイン「美加さん」をピックアップした回。
お兄ちゃんがいたんですね、彼女。
思春期らしいドキドキ感をお楽しみ下さい。
こちらもお風呂シーンありましたよー。
※なかなか深刻
ぺかぺかしてますが、事態はシリアスなものでした。
★絵柄
すっきりとした、柔らかな絵柄。
細線による構成で、描き込みとしてはあっさり目です。
あまり黒は強くなく、全体の濃淡も薄めでした。
白比率はそれなり。
コマ割りは比較的落ち着いていて、だいたい枠内に収まってます。
大きい目で、コロコロとした雰囲気の漫画っぽいキャラ絵。
やはり鼻はやたら小さく描かれていますね。
キャラの表情も良く、台詞との違和感はありません。
目立つような崩れ・乱れもなく、全体的に適度なバランス感覚。
表現についても、特に引っ掛かることはありませんでした。
ただし、癖はやや強め。
デフォルメあるため、人を選ぶでしょう。
だいたいカラーでも変化はないので、↓表紙か裏表紙にてご判断ください。
また、「双葉社」さんのHPでは1話が立ち読めます。
どうやら雑誌掲載時のままみたいなので、違いを楽しんだりもできますよ。
★その他
「織生あや」センセでした。
たぶん、3冊目の単行本。
ひでるさんはこちらが初見です。
ぶっちゃけ…なんでこの単行本を手に取ったのか、よく分かりません。
家に帰ったら、中にありました(本当)
↓表紙そのままな、可愛らしい絵柄で高いテンションでしたけどね。
心がラブコメ成分を欲していたのかもしれません。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・ファンタジー
・おまけ: あとがき、カバー裏にキャラクタープロフィール。
・その他: 折り返しにプロフィール、6.5話収録
(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「織生あや(おりゅう・あや)」センセの「恋する乙女の恋愛計画」です。
本日は故あって、ここをゆっくり考え・書いている時間がないので…。
特に前置きなく、そのままお送りいたします。
↓サンプルもまだ調整が足りぬままで、すみません。
いっぱい・いっぱいです。
※左:桜井梨子、右:園田美加
唯一掘り下げられていた「美加さん」です。
恋する乙女の恋愛計画 (織生あや)
★構成・概要 一般ラブコメ
本日は「恋する乙女の恋愛計画」です。
ベタベタなラブコメ漫画ですねー。
当初はどっかゲームのコミカライズかと思いましたが、紹介帯には”オリジナル作”の文字が。
単に雰囲気がそう見えるだけでした。
漫画は1冊まるまるの長編ストーリーもの。
らしい軽さと共に、ちょっぴり重さもあります。
なかなか突飛な設定でしたがお話の流れと共に説明を済ませているなど、巧く処理をしていました。
テンポ良く、長さとしてもちょうど良い印象。
読み易かったです。
後述しますが、絵柄も期待通りのキュートなもの。
特に引っ掛かるような箇所もなく、まとまっていました。
また、あとがき部分にてセンセ自身が触れていましたが…。
こうした雰囲気の漫画で、まさかあーしたサービスカットがあるとは、意外でした。
★収録話 6.5話収録
占い好きな主人公「桜井梨子」
最高の運勢というその日に、憧れていた先輩・生徒会長「山中葵」に告白しようとしていたんですが…なんと車にひかれてしまったのです。
目が覚めた彼女は、人に見えず、また他人に乗り移れるという、幽霊のような状態。
それでも、先輩の彼女になりたいと願う「梨子」は、不思議な力を利用してアタックを続けるのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
いきなりヒロインが事故に遭うという、ラブコメらしからぬオープニングです。
こうした漫画のお約束で、「梨子さん」はアクティブな娘さん。
そんな状態になっても前向きなんですが、中盤からタイムリミットのようなものが発生。
じわじわと追い込まれていました。
ラブコメながら、ぺかぺか明るいだけないのは、このあたりの事情。
それがまた巧く彼女の成長に繋がっています。
特殊能力である“他人への乗り移り”
そこそこ人数のタイプ異なるキャラが登場し、変化ある賑やかな画面となっていました。
ただ、あとがきにてセンセも書いていたように…。
漫画内ではそれぞれを掘り下げられず、やや贅沢な使い方でしたね。
そのためか合間の第3.5話は、初・乗り移られな「園田美加」さんをピックアップした、外伝的なものになってます。
そう、たまに男性に乗り移ったりもしてましたよ。
※左:黒瀬ありさ、右:野村真結花
ほっとけば「真結花さん」が彼女の座に座りそう。
005:第1話 「先輩の恋人になりたい!」
いきなり「梨子さん」の事故シーンから。
飛び出しは危険ですよ。
この次の瞬間から、特殊な状態となってしまうんですが…。
①先輩に無視される。
②ガラスで姿が映っていないことから確認。
③彼女の死を匂わされる。
④混乱するなか、痛みと共に先輩に気づいてもらえる。
⑤その先輩が自分に向かって呼んだのは、他人の名前。
…と、一連の流れはスムーズで、自然に設定・状況を伝えていました。
もともと「梨子さん」は前向きな娘ですが、自らの死を嘆く暇を与えなかったのはお話として成功だと思います。
033:第2話 「先輩とキスがしたい!」
先輩「葵くん」そのものと、副会長「芹沢レミ」さんに乗り移る回。
この状態で「葵くん」にキスしちゃえ、という発想はごく自然で、またそんなことをやってるうちに彼に乗り移ってしまうのもまた当然。
ここはもう少し引っ張っても面白そうだったんですが…やり過ぎるとメインがぼけちゃうか。
また、1話にも登場していた副会長「芹沢さん」
あの迫り方はえっちでいいですねー。
もっと重要なキャラかと思いましたが。
063:第3話 「先輩のことが知りたい!」
「梨子さん」自身の変化と、友人「みやび」さんがため、深刻さが増しています。
タイムリミット的なことが示唆されます。
また、ネタバレになるので伏せますが…。
ここでは「梨子さん」の正体、というか現実がどんなであるか描かれていました。
なるほど。
ここでは「葵くん」の友人「晃」くん、保健医「吉永優子」先生に乗り移り。
前回の「芹沢さん」に続き、「吉永先生」でのアプローチは高い破壊力なんですが、「葵くん」はまー、よく耐えてますねー。
まじめなんだねぇ。
たの年齢の男子はもっとガツガツしてると思うんですが。
103:第4話 「先輩に告白したい!」
下級生「黒瀬ありさ」さんに乗り移っている回。
いままでと勝手が違っており、また深刻度が増しています。
それでも、ちょっとしたことで前向きに解釈している「梨子さん」が凄い。
こちらではついに告白までしているんですが…どうなるかは本編にて。
127:第5話 「先輩に好きって言ってもらいたい!」
「葵くん」と昔なじみ「野村真結花」さんに乗り移っている回。
いきなり彼女っぽいキャラが登場しましたね。
お互い家を普通に行き来しているような仲で、ごく親しい感じ。
なんとお風呂へ突入までしております。
先に描いたサービスうんぬんがコチラです。
151:最終話 「これが私の恋愛計画」
そんなこんなで最終話。
えー、詳細は伏せますが。
「梨子さん」は本当に凄いなぁ。
最終結果はあーした感じでしたけど、あの行動力でなんとかしちゃいそう。
収録されてたあとがき絵みたいなの。
087:第3.5話 「兄弟コンプレックス!」
1話のヒロイン「美加さん」をピックアップした回。
お兄ちゃんがいたんですね、彼女。
思春期らしいドキドキ感をお楽しみ下さい。
こちらもお風呂シーンありましたよー。
※なかなか深刻
ぺかぺかしてますが、事態はシリアスなものでした。
★絵柄
すっきりとした、柔らかな絵柄。
細線による構成で、描き込みとしてはあっさり目です。
あまり黒は強くなく、全体の濃淡も薄めでした。
白比率はそれなり。
コマ割りは比較的落ち着いていて、だいたい枠内に収まってます。
大きい目で、コロコロとした雰囲気の漫画っぽいキャラ絵。
やはり鼻はやたら小さく描かれていますね。
キャラの表情も良く、台詞との違和感はありません。
目立つような崩れ・乱れもなく、全体的に適度なバランス感覚。
表現についても、特に引っ掛かることはありませんでした。
ただし、癖はやや強め。
デフォルメあるため、人を選ぶでしょう。
だいたいカラーでも変化はないので、↓表紙か裏表紙にてご判断ください。
また、「双葉社」さんのHPでは1話が立ち読めます。
どうやら雑誌掲載時のままみたいなので、違いを楽しんだりもできますよ。
★その他
「織生あや」センセでした。
たぶん、3冊目の単行本。
ひでるさんはこちらが初見です。
ぶっちゃけ…なんでこの単行本を手に取ったのか、よく分かりません。
家に帰ったら、中にありました(本当)
↓表紙そのままな、可愛らしい絵柄で高いテンションでしたけどね。
心がラブコメ成分を欲していたのかもしれません。
恋する乙女の恋愛計画 (アクションコミックス(コミックハイ!)) (2011/10/12) 織生 あや 商品詳細を見る |
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comment
一般書店は…
ひでるさんは特に「TU○AYA」とは相性悪く。
どの店舗も、ごく無難な品ぞろえなんですよねー。
あたりまえかもしれませんが。
各書店がどうしたシステムなのか良く知りませんが、成年漫画を置いてる店ならば入荷すると思います。
私が入荷担当ならば、かならず入れ込むんですけどね。
ちなみに、明日はそちらやります。
どの店舗も、ごく無難な品ぞろえなんですよねー。
あたりまえかもしれませんが。
各書店がどうしたシステムなのか良く知りませんが、成年漫画を置いてる店ならば入荷すると思います。
私が入荷担当ならば、かならず入れ込むんですけどね。
ちなみに、明日はそちらやります。
No title
今日は高城ごーやさんの単行本「天使のおしっこ」が発売されたのですが・・・この本はTU○AYA等の書店とかに売っているのでしょうか?
ちなみに私の住まいは東北地方です。
ちなみに私の住まいは東北地方です。