■花と星 (鈴菌カリオ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]コメディー・ラブコメ
・おまけ: 描き下ろし「おまけ1 犬と星」・「おまけ2 花と猫」
・その他: 5話+おまけ1・2収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴菌カリオ(すずきん・かりお)」センセの「花と星 1巻」です。
コーヒー「Roots」のCMが面白いです。
試しに検索してみたところ、HPでは全選手のプレイヤーカードがありました。
おまけでつけて欲しい感じ。
…というか、ドラマで見たいですよ。
CMはあのまま全選手やるのかな。
※花井沢子
テンション高い、忙しい方でした。
■花と星 (鈴菌カリオ)
★構成・概要 学園百合漫画
本日は「花と星 1巻」にしてみました。
百合漫画ですよー。
こちら「芳文社」さんは、「つぼみ」シリーズの単行本ですね。
「しまいずむ2巻」と同時期発売でした。
ストーリーな長編漫画で、とりあえず2巻以降にも続くみたい。
”王道の百合漫画が描きたい!”
…と、「鈴菌カリオ」センセはご自身のHPで言われてましたが。
先輩・後輩とか、よくありがちな甘い雰囲気は1巻ではあまりなく。
どっちかというと、変化球ではないかなー。
それぞれは高校生で、舞台は学園。
いまのところ、自宅とか野外などの場面はごく少なく、ほぼ学校内でのお話でした。
通う「つぼみ高等学校」は普通に共学。
特に女性ばかりの世界ではありません。
それっぽい描写も前述したように弱く、主人公の性格がため、コメディーちっくな仕上がりになっていました。
★収録話 5話+おまけ2話収録
高校の入学式にて、主人公「花井沢子」は中学生時代のライバル「星野詩織」と再会。
彼女の存在がため、続けていた卓球を諦めていた「沢子さん」
どうしてもかなわなかった相手「詩織さん」も同時に卓球をやめており。
お互いにスポーツ推薦を蹴った結果、同じ学校・同じクラス・席は隣同士となってしまったのです。
いまいち掴みどころない「詩織さん」をそうした卓球の経緯もあって、苦手に感じている「沢子さん」
しかし、そんな彼女の感覚は異なるようで、ちらほら接触してくるのでした。
そんな訳で、「沢子さん」と「詩織さん」のお話。
主要キャラはかなり人数を抑えられていて、今のところはだいたい3名のみ。
通常とは異なる、なかなかややこしい、メインカップルの関係が最大の特徴でしょう。
※中学生時代の2人
こんなんは中学生に重いでしょう。
2人はもともと知り合いなんですが。
そもそも「沢子さん」は、「詩織さん」を苦手にしているんですね。
コンプレックスの原因とも言え、単に嫌いという枠組みを超えた存在。
また、「詩織さん」が色々と器用に出来てしまう反面、自己表現が巧くなく。
自らの気持ちを伝えることができず、2人が接触してもスムーズに事が運ばないのでした。
好きとかなんとか、同性のタブーとかなんとか…以前の問題ですかね。
今のところはお互い探り合っているような状態であるため、ラブっぽい描写もごくわずか。
なかなか根深い、ちょっとした誤解が解けるかどうか、かなー。
ギクシャクしたままの2人に対して、3人目「船見千果」が巧く立ち回っており。
良くも悪くも、進展しなさそうだったカップルの潤滑油となっていました。
これは2巻で大きく動きそうですね。
003:第1話
なかなか印象的な、過去卓球シーン。
ああ、ありゃ「沢子さん」引っかかるのも当然のこと。
「詩織さん」も不器用な娘さんですからねー。
中盤のアレはさすがに驚きました。
いかにも百合漫画してます。
ただ、「沢子さん」の意識を大きく変化させる切っ掛けでしたね。
027:第2話
ぐるぐる考える「沢子さん」
まぁ、忙しい人ですねー。
本人は壁を感じていましたが、素のまま輪に入ればいいのになぁ。
そうしたコメディーちっくな彼女に対し、「詩織さん」は”1人百合漫画”みたいな状態。
「2人きりなんですね」
のコマあたりが好き。
051:第3話
前話オチから顔を見せた、「千果さん」が関わってくるのがこちらから。
「詩織さん」をよく知る、正体不明な彼女。
しれっとしたテンションで引っ掛けるような発言も多く、かき回すに最適なキャラでした。
083:第4話
しかし…「沢子さん」はコントロールできない人ですね。
若いなぁ。
取り乱すさまがラブい「詩織さん」
オチ部分では頑張っていました。
まぁ、あれが限界でしょうね。
一方、ここでも「千果さん」が存在感を発揮しております。
ちょっと怖いよ。
115:第5話
このあたりから、いかにも百合漫画ちっくですかね。
「沢子さん」もぶっ飛んだ驚き方をしてましたが、「千果さん」と「詩織さん」は色々と噂立てられるのでは。
オチもそんな感じです。
次はどうなってしまうんでしょうか。
140:おまけまんが1 「犬と星」
143:おまけまんが2 「花と猫」
動物とそれぞれキャラの交流を描いた描き下ろし。
「沢子さん」のアレはなんとなくわかる。
あーしたもんですよね。
※左:星野詩織、右:船見千果
この「千果さん」がいいキャラでした。
★絵柄
こざっぱりとした作画。
濃淡は適度くらいですが白比率は大きめ。
全コマにそう細々とした描き込みはないものの、ポイントを押さえているような感じ。
メリハリが適度で、あっさりし過ぎず、コテコテもしておらず。
全体的に丁度良い感じの仕上がりでした。
作風がため、乱れているような個所はあったものの、バランスはかなり優秀。
小さいコマから引き絵、コメディー崩しまで違和感はなく、表現的にも引っ掛かる部分はありませんでした。
そう強くはないものの個性はあるので、人を選ぶかもしれません。
間口は狭くないと思いますが。
↓表紙か、紹介帯のカット絵をご確認下さい。
あるいは「芳文社」さんのHPにて1話の途中まで立ち読みできるので、判断には最適。
しかも、かなーり良いトコロでおわるので、あれは続きが気になると思います。
★その他
そんな訳で、初の百合漫画な「鈴菌カリオ」センセでした。
ひでるさんはこちらが初見です。
どっちかと言うと、コメディー色が強めな方なのかな。
次のベタベタな百合展開を期待します。
…まぁ、べったりはならんかなー。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [百合]コメディー・ラブコメ
・おまけ: 描き下ろし「おまけ1 犬と星」・「おまけ2 花と猫」
・その他: 5話+おまけ1・2収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鈴菌カリオ(すずきん・かりお)」センセの「花と星 1巻」です。
コーヒー「Roots」のCMが面白いです。
試しに検索してみたところ、HPでは全選手のプレイヤーカードがありました。
おまけでつけて欲しい感じ。
…というか、ドラマで見たいですよ。
CMはあのまま全選手やるのかな。
※花井沢子
テンション高い、忙しい方でした。
■花と星 (鈴菌カリオ)
★構成・概要 学園百合漫画
本日は「花と星 1巻」にしてみました。
百合漫画ですよー。
こちら「芳文社」さんは、「つぼみ」シリーズの単行本ですね。
「しまいずむ2巻」と同時期発売でした。
ストーリーな長編漫画で、とりあえず2巻以降にも続くみたい。
”王道の百合漫画が描きたい!”
…と、「鈴菌カリオ」センセはご自身のHPで言われてましたが。
先輩・後輩とか、よくありがちな甘い雰囲気は1巻ではあまりなく。
どっちかというと、変化球ではないかなー。
それぞれは高校生で、舞台は学園。
いまのところ、自宅とか野外などの場面はごく少なく、ほぼ学校内でのお話でした。
通う「つぼみ高等学校」は普通に共学。
特に女性ばかりの世界ではありません。
それっぽい描写も前述したように弱く、主人公の性格がため、コメディーちっくな仕上がりになっていました。
★収録話 5話+おまけ2話収録
高校の入学式にて、主人公「花井沢子」は中学生時代のライバル「星野詩織」と再会。
彼女の存在がため、続けていた卓球を諦めていた「沢子さん」
どうしてもかなわなかった相手「詩織さん」も同時に卓球をやめており。
お互いにスポーツ推薦を蹴った結果、同じ学校・同じクラス・席は隣同士となってしまったのです。
いまいち掴みどころない「詩織さん」をそうした卓球の経緯もあって、苦手に感じている「沢子さん」
しかし、そんな彼女の感覚は異なるようで、ちらほら接触してくるのでした。
そんな訳で、「沢子さん」と「詩織さん」のお話。
主要キャラはかなり人数を抑えられていて、今のところはだいたい3名のみ。
通常とは異なる、なかなかややこしい、メインカップルの関係が最大の特徴でしょう。
※中学生時代の2人
こんなんは中学生に重いでしょう。
2人はもともと知り合いなんですが。
そもそも「沢子さん」は、「詩織さん」を苦手にしているんですね。
コンプレックスの原因とも言え、単に嫌いという枠組みを超えた存在。
また、「詩織さん」が色々と器用に出来てしまう反面、自己表現が巧くなく。
自らの気持ちを伝えることができず、2人が接触してもスムーズに事が運ばないのでした。
好きとかなんとか、同性のタブーとかなんとか…以前の問題ですかね。
今のところはお互い探り合っているような状態であるため、ラブっぽい描写もごくわずか。
なかなか根深い、ちょっとした誤解が解けるかどうか、かなー。
ギクシャクしたままの2人に対して、3人目「船見千果」が巧く立ち回っており。
良くも悪くも、進展しなさそうだったカップルの潤滑油となっていました。
これは2巻で大きく動きそうですね。
003:第1話
なかなか印象的な、過去卓球シーン。
ああ、ありゃ「沢子さん」引っかかるのも当然のこと。
「詩織さん」も不器用な娘さんですからねー。
中盤のアレはさすがに驚きました。
いかにも百合漫画してます。
ただ、「沢子さん」の意識を大きく変化させる切っ掛けでしたね。
027:第2話
ぐるぐる考える「沢子さん」
まぁ、忙しい人ですねー。
本人は壁を感じていましたが、素のまま輪に入ればいいのになぁ。
そうしたコメディーちっくな彼女に対し、「詩織さん」は”1人百合漫画”みたいな状態。
「2人きりなんですね」
のコマあたりが好き。
051:第3話
前話オチから顔を見せた、「千果さん」が関わってくるのがこちらから。
「詩織さん」をよく知る、正体不明な彼女。
しれっとしたテンションで引っ掛けるような発言も多く、かき回すに最適なキャラでした。
083:第4話
しかし…「沢子さん」はコントロールできない人ですね。
若いなぁ。
取り乱すさまがラブい「詩織さん」
オチ部分では頑張っていました。
まぁ、あれが限界でしょうね。
一方、ここでも「千果さん」が存在感を発揮しております。
ちょっと怖いよ。
115:第5話
このあたりから、いかにも百合漫画ちっくですかね。
「沢子さん」もぶっ飛んだ驚き方をしてましたが、「千果さん」と「詩織さん」は色々と噂立てられるのでは。
オチもそんな感じです。
次はどうなってしまうんでしょうか。
140:おまけまんが1 「犬と星」
143:おまけまんが2 「花と猫」
動物とそれぞれキャラの交流を描いた描き下ろし。
「沢子さん」のアレはなんとなくわかる。
あーしたもんですよね。
※左:星野詩織、右:船見千果
この「千果さん」がいいキャラでした。
★絵柄
こざっぱりとした作画。
濃淡は適度くらいですが白比率は大きめ。
全コマにそう細々とした描き込みはないものの、ポイントを押さえているような感じ。
メリハリが適度で、あっさりし過ぎず、コテコテもしておらず。
全体的に丁度良い感じの仕上がりでした。
作風がため、乱れているような個所はあったものの、バランスはかなり優秀。
小さいコマから引き絵、コメディー崩しまで違和感はなく、表現的にも引っ掛かる部分はありませんでした。
そう強くはないものの個性はあるので、人を選ぶかもしれません。
間口は狭くないと思いますが。
↓表紙か、紹介帯のカット絵をご確認下さい。
あるいは「芳文社」さんのHPにて1話の途中まで立ち読みできるので、判断には最適。
しかも、かなーり良いトコロでおわるので、あれは続きが気になると思います。
★その他
そんな訳で、初の百合漫画な「鈴菌カリオ」センセでした。
ひでるさんはこちらが初見です。
どっちかと言うと、コメディー色が強めな方なのかな。
次のベタベタな百合展開を期待します。
…まぁ、べったりはならんかなー。
花と星 (1) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ) (2011/10/12) 鈴菌 カリオ 商品詳細を見る |
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