■コイバナキセキ (内藤隆)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]アクション・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: 7話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内藤隆(ないとう・りゅう)」センセの「コイバナキセキ 1巻」です。
※神代恋華
普段はこんな感じです。中央が「皐さん」
■コイバナキセキ 1巻 (内藤隆)
★構成・概要 一般アクション
「コイバナキセキ 1巻」です。
巻数表記そのまま、2巻以降に続いていく長編ストーリーです。
なんとなーく読んだ印象は、
”よくわかんない”
ということ。
冒頭でいきなりヒロインと初デートとなっていたと思ったら、結界から妖怪退治、果ては転校生と、空の頭にキーワードが続々と詰め込まれます。
正直なところ、こうしたジャンルのスタンダードなイベントばかりなので、そうとっつき辛くはないものの。
いきなりこれは不可解。
そのうち分かるタイプなのかな~、と頑張って読み進めたところ。
EP:03にて判明しました。
なるほど、「恋華奇跡-コイバナキセキ-BEGINS」という、プロローグ的な単行本があるのか。
知らないってば。
そんなん初めに言って下さいよ。
これが2巻というならば仕方ないですが、1巻と表記されていながら、この仕打ちは酷い。
そちらを読んでいない方は、たぶん物語に入り込めないまま終わると思います。
かなり不親切なつくりですね。
これは出版社さんが悪いのかな。
ストーリーがこんな感じならば、せめてあらすじとか、人物紹介くらいはほしいところ。
前単行本の紹介兼ねれて、良いと思うのだけど。
あるいは、紹介帯には前巻の記述があって然るべきでは。
合間に空きページはあったので、ぎりぎりではないのだろうし…これは納得しかねます。
読んでいない方にはオススメできません。
★収録話 7話収録
前述したように。
そもそもひでるさんには、この漫画の基本知識がありません。
ただ、モノが1巻であるため、感想書くのに問題はないと思います。
感じたままいきますね。
EP:00は前述したまま。
13ページくらいの間に、初デートからヒロイン「神代恋華」が転校してくるまで。
追跡している兄「カタエ」はいいとして、組織という”ミヤシロ”から、結界・絵・妖怪退治、と不明なことのオンパレード。
前巻のダイジェストとか、メイン・非日常であるバトルシーンから描いた方が入り易かったのでは。
普通にデートしている2人が、結界張ったり、「しばらくは忙しくなりそう」とか言われても、ピンときません。
EP:01、02は「恋華さん」の転校と、親睦の肝試し大会。
まぁ、必ずあるだろう、お約束イベントですね。
「恋華さん」の雰囲気からだいたいの設定が分かるので、そう分かり辛くはないものの。
調子の良いクラスメイトにどきまぎしつつも、温かく感じる…という描写が、どうしても軽い。
そうした中、登場する怪異「マフラー女」
「皐(さつき)」さんと「榊勇太」くんの会話から察するに、前巻で何らかエピソードがあったみたい。
サポートの猫とか、有事に秘められた能力を開花される彼とか。
どちらかで見たような印象です。
”剣を持ったセーラー服のヒロインが妖怪退治する”
そういったパターンは無数に存在するものですが、この時点では特にコレというポイントなく。
悪くはないものの、良くもないというのが正直な感想でした。
後述しますが、絵も格段に優れてはおらず、だいたいこれまでかなぁ、というところ。
「恋華さん」のシャワーシーンから始まるEP:03は同居ネタ。
結構広そうな家なのに、2人きりなんですね。
ここでようやくBEGINSのキーワードが登場。
遅い。
(単に、読んでない想定はないのかもしれませんが)
早朝に「皐さん」が鉢合わせするというのもお約束ですね。
鍵かけとけ。
EP:04は神社の怪異。
こちらでも意外に活躍している「勇太くん」
またまたお約束で、皆で海へ行くというEP:05、06。
組織が暗躍。
細かい事はよく分かりませんが、ココは良かった。
「勇太くん」は実は能力的に優れたサポート役であったんですけど、それがため~という展開。
最初から読んでいれば、もう少し「恋華さん」の感覚が伝わるのかな。
残念(?)ながら、EP:07では健在であることが示されてしまうんですが。
※バトルシーンの「恋華さん」
怪物がもう1つなんですね。
★絵柄
やや太めな線で、そう描き込みは細かくありません。
濃淡はだいたい適度なくらいだと思います。
ただ、コマ割りは細かめで、色のない線画が多く、かなりごっちゃりとした印象。
場面によっては奥行き弱く、やや平たい所もありました。
EP:00とか非常に良く描かれているページもありますが、全体では不安定気味。
クオリティは一定でないです。
また、真面目(?)なバトル・アクション漫画としては、表現はっちゃけてました。
コメディー崩しも多めですね。
可愛らしいキャラ絵で、そう目立ちはしないものの、乱れと崩れを感じます。
癖は強めで人を選ぶでしょう。
だいたいは↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。
個人的には。
こうしたネタで、怪物が迫力不足というのは大きなマイナス点。
”ぬめぬめとした、気持ち悪い怪物に、単身立ち向かう可愛らしいヒロイン”
…という、売りになるだろうポイントが、弱まってしまうと思うのだけれど。
★その他
そんな訳で「内藤隆」センセでした。
いくつか単行本とかイラストのお仕事をされているようでしたが、ひでるさんは今回が初見です。
ぶっちゃけ、特に予定はしていませんでした。
普通なら、すーと横切るだけだったと思います。
…が、ふと店頭で見かけた際に。
黒パンストのパンチラがカキーン★と視界に入り、自然に手に取っていました(本当)
某書店では、イラストカードがおまけになっているんですねー。
それに釣り上げられてしまったという訳。
よくよく見ると、↓表紙でもそんな風にパンチラしているものの、アレではややアピール不足。
まぁ、そうサービスたっぷりな漫画ではないんですが。
そうした点とかお話を含めて、おそらくひでるさんは想定される読者ではないのでしょうね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般]アクション・ラブコメ
・おまけ: あとがき。
・その他: 7話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内藤隆(ないとう・りゅう)」センセの「コイバナキセキ 1巻」です。
※神代恋華
普段はこんな感じです。中央が「皐さん」
■コイバナキセキ 1巻 (内藤隆)
★構成・概要 一般アクション
「コイバナキセキ 1巻」です。
巻数表記そのまま、2巻以降に続いていく長編ストーリーです。
なんとなーく読んだ印象は、
”よくわかんない”
ということ。
冒頭でいきなりヒロインと初デートとなっていたと思ったら、結界から妖怪退治、果ては転校生と、空の頭にキーワードが続々と詰め込まれます。
正直なところ、こうしたジャンルのスタンダードなイベントばかりなので、そうとっつき辛くはないものの。
いきなりこれは不可解。
そのうち分かるタイプなのかな~、と頑張って読み進めたところ。
EP:03にて判明しました。
なるほど、「恋華奇跡-コイバナキセキ-BEGINS」という、プロローグ的な単行本があるのか。
恋華奇跡-コイバナキセキ- BEGINS (IDコミックス REXコミックス) (2011/06/27) 内藤 隆 商品詳細を見る |
知らないってば。
そんなん初めに言って下さいよ。
これが2巻というならば仕方ないですが、1巻と表記されていながら、この仕打ちは酷い。
そちらを読んでいない方は、たぶん物語に入り込めないまま終わると思います。
かなり不親切なつくりですね。
これは出版社さんが悪いのかな。
ストーリーがこんな感じならば、せめてあらすじとか、人物紹介くらいはほしいところ。
前単行本の紹介兼ねれて、良いと思うのだけど。
あるいは、紹介帯には前巻の記述があって然るべきでは。
合間に空きページはあったので、ぎりぎりではないのだろうし…これは納得しかねます。
読んでいない方にはオススメできません。
★収録話 7話収録
前述したように。
そもそもひでるさんには、この漫画の基本知識がありません。
ただ、モノが1巻であるため、感想書くのに問題はないと思います。
感じたままいきますね。
EP:00は前述したまま。
13ページくらいの間に、初デートからヒロイン「神代恋華」が転校してくるまで。
追跡している兄「カタエ」はいいとして、組織という”ミヤシロ”から、結界・絵・妖怪退治、と不明なことのオンパレード。
前巻のダイジェストとか、メイン・非日常であるバトルシーンから描いた方が入り易かったのでは。
普通にデートしている2人が、結界張ったり、「しばらくは忙しくなりそう」とか言われても、ピンときません。
EP:01、02は「恋華さん」の転校と、親睦の肝試し大会。
まぁ、必ずあるだろう、お約束イベントですね。
「恋華さん」の雰囲気からだいたいの設定が分かるので、そう分かり辛くはないものの。
調子の良いクラスメイトにどきまぎしつつも、温かく感じる…という描写が、どうしても軽い。
そうした中、登場する怪異「マフラー女」
「皐(さつき)」さんと「榊勇太」くんの会話から察するに、前巻で何らかエピソードがあったみたい。
サポートの猫とか、有事に秘められた能力を開花される彼とか。
どちらかで見たような印象です。
”剣を持ったセーラー服のヒロインが妖怪退治する”
そういったパターンは無数に存在するものですが、この時点では特にコレというポイントなく。
悪くはないものの、良くもないというのが正直な感想でした。
後述しますが、絵も格段に優れてはおらず、だいたいこれまでかなぁ、というところ。
「恋華さん」のシャワーシーンから始まるEP:03は同居ネタ。
結構広そうな家なのに、2人きりなんですね。
ここでようやくBEGINSのキーワードが登場。
遅い。
(単に、読んでない想定はないのかもしれませんが)
早朝に「皐さん」が鉢合わせするというのもお約束ですね。
鍵かけとけ。
EP:04は神社の怪異。
こちらでも意外に活躍している「勇太くん」
またまたお約束で、皆で海へ行くというEP:05、06。
組織が暗躍。
細かい事はよく分かりませんが、ココは良かった。
「勇太くん」は実は能力的に優れたサポート役であったんですけど、それがため~という展開。
最初から読んでいれば、もう少し「恋華さん」の感覚が伝わるのかな。
残念(?)ながら、EP:07では健在であることが示されてしまうんですが。
※バトルシーンの「恋華さん」
怪物がもう1つなんですね。
★絵柄
やや太めな線で、そう描き込みは細かくありません。
濃淡はだいたい適度なくらいだと思います。
ただ、コマ割りは細かめで、色のない線画が多く、かなりごっちゃりとした印象。
場面によっては奥行き弱く、やや平たい所もありました。
EP:00とか非常に良く描かれているページもありますが、全体では不安定気味。
クオリティは一定でないです。
また、真面目(?)なバトル・アクション漫画としては、表現はっちゃけてました。
コメディー崩しも多めですね。
可愛らしいキャラ絵で、そう目立ちはしないものの、乱れと崩れを感じます。
癖は強めで人を選ぶでしょう。
だいたいは↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。
個人的には。
こうしたネタで、怪物が迫力不足というのは大きなマイナス点。
”ぬめぬめとした、気持ち悪い怪物に、単身立ち向かう可愛らしいヒロイン”
…という、売りになるだろうポイントが、弱まってしまうと思うのだけれど。
★その他
そんな訳で「内藤隆」センセでした。
いくつか単行本とかイラストのお仕事をされているようでしたが、ひでるさんは今回が初見です。
ぶっちゃけ、特に予定はしていませんでした。
普通なら、すーと横切るだけだったと思います。
…が、ふと店頭で見かけた際に。
黒パンストのパンチラがカキーン★と視界に入り、自然に手に取っていました(本当)
某書店では、イラストカードがおまけになっているんですねー。
それに釣り上げられてしまったという訳。
よくよく見ると、↓表紙でもそんな風にパンチラしているものの、アレではややアピール不足。
まぁ、そうサービスたっぷりな漫画ではないんですが。
そうした点とかお話を含めて、おそらくひでるさんは想定される読者ではないのでしょうね。
コイバナキセキ 1 (IDコミックス REXコミックス) (2011/12/27) 内藤 隆 商品詳細を見る |
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