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■ちっちゃいがいっぱい! (せいほうけい)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ロリ・コメディー
・おまけ: あとがき、かんまつおまけマンガ「ようじょのひみつ。」
      描き下ろし「もうひとり」
・その他: 初単行本、短編×11。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「せいほうけい」センセの「ちっちゃいがいっぱい!」です。

美羽ちゃん、妹「鈴ちゃん」
※左:美羽ちゃん、右:妹「鈴ちゃん」
 このあたりの作画は安定してました。
 

■ちっちゃいがいっぱい! (せいほうけい)


★構成・概要 ロリ系 成年コメディー

さて、本日は「ちっちゃいがいっぱい!」です。
収録は全て短編。
見たまんまのロリ系で、だいたい小学生から幼稚園というくらい。
無知なのか、ある程度知っているのか、積極的なのが特徴
たいていは自らえっちに誘っていました。

そのあたりの経緯が楽しく描かれており、お話はどっちかと言うとえっちコメディー
男性側はたいてい欲望丸出しで、ラブ色はあまり強くありません。
そのあたりは人によって良し悪しかも
後述しますが、絵柄のタッチがまた個性的。
そっちでも良し悪しあるでしょう。

★収録話 11話収録

007:「パパおはよう!」
日々成長していく「美羽」ちゃん。
いつかは自分のもとを去っていくだろうと考えたお父さんに、ある考えがひらめいたのでした。
なんというか凄いお話ですね。
オチがまたこの流れにあった、良いものです。
若さですよ。
ただ、実際はあーなるかなぁ。

027:「兄妹の意思疎通」
無口で表情もあまり変化しない、扱いづらい妹「鈴」ちゃんとのお話。
お兄ちゃんがちょっとした表情の変化を読み取るのがいいですね
なかなか可愛いですが、喋らない方が良かったなぁ。

049:「田中さんはいいひとです」
「菜音」ちゃんとお隣のおじさん。
まぁ、都合良いからと言って、隣の他人に子供預けちゃダメってことですか。
親御さんはまたそう優れた方ではないようでしたが。
ちなみにお尻でしたわ。

067:「イケナイこと」
先の「鈴ちゃん」とかこちらの「苺」ちゃんが最年長かな。
ほぼ初対面な彼女とのえっちパターン。
そう至るまでの流れが超コメディーしており、この単行本での代表的なお話と言って良いと思います。
オチでの彼女の感覚がオモロイですよ。

085:「五歳児にもついてるんだよな」
そりゃそうでしょう、ということで。
妹「咲桜(さくら)」ちゃんのアソコを見てみようというお兄ちゃんです。
確かにつまんなさそうな遊びだっ!!
という場面が面白い。
ただ、あの感じの娘の口を封じたままにするというのは容易なことではないと思います。
そりゃ、バレるわ。

105:「青い愛」
こちらは「藍」ちゃんと父親。
たぶん奥さんとなんらかあったんでしょう。
父親がちと壊れ気味でした。
他と違ってシリアスなお話で、ちょっと考えさせられるようなオチでした。

123:「いたいのとんでけー!」
タイトルからなんとなく察せられる人がいるかもしれませんが。
妹「秋穂」ちゃんがお兄ちゃんの男性自身に「いたいのとんでけー!」とするもの。
どうやらコレが初めてのことではないようで、変な話事はごくスムーズでした。
漫画中の「あきたー」が好き。

139:「小学生は小学生」
ランドセルな「陽菜」ちゃんがいきなり教師のモノを咥えてくるという、現代ファンタジーなお話。
彼女の雰囲気は高学年っぽかったので。
本当かどうか知りませんが、確かに早い子はそろそろシテるのかも。
コメディー的に先生はえっちの相手しちゃってましたが、ちゃんと説得しなさいよ。

155:「幼女の引力」
姪「萌生(めい)」ちゃんの子守りをする「尚武」くん。
両親のえっちを目撃してしまった彼女は、それが何かとしつこく聞いてきたのでした。
確かに、わざわざ隠すのも違うような気もします。
ひでるさんは昔”子供がどこから生まれるか”で、クラスメイトと論争した記憶あります。
変な話ちゃんと教わってたので。
性教育は難しいですね。
…と、余談はそれくらいに。
こちらは説明を聞いた「萌生ちゃん」がえっちしよう、と持ちかける展開です。
とりあえず、最後までしちゃーダメだと思う。

173:「良き保育士」
保育実習の「雪丸」は、園児たちと接するうちに自分の性癖を認識したのでした。
うん、本人は色々と勘違いしてましたが、保育士にはなにらんほうがいいなぁ。
ヒロインの「きらら」ちゃんも普段どんな生活をしているのやら。

191:「ロリコンを治すひとつの方法」
たぶん治らないと思いますよ(笑)
そっち系な漫画を楽しんでいるお兄ちゃんを、「美希」ちゃんが自らの身体をもって治療するというもの。
ロリコンは死にいたるやまい
とか言ってました。
社会的に死ぬみたいな、おもろい発想でしたよ。
小さい割に。
いちおう逡巡しつつも、あっさり陥落するお兄ちゃんがまた可笑しいです。
なお、前話に続いて「美希」ちゃんは園服でした。

苺ちゃん、萌生ちゃん
※左:苺ちゃん、右:萌生ちゃん
 はっちゃけ度の高い漫画になってます。

★絵柄

太めな線でごっちゃり、という印象。
濃淡・描き込みはどちらも適度なくらい。
コマ割りは中・小でやや複雑で、ハミ出す、ぶち抜くこと多く、賑やかでした。
ややカクカクとしたタッチですね。
人物絵は独特で大変に癖のあるもの
縦に大きな目はぐるぐるとした感じ。
輪郭は幅広で丸く、鼻は小さく横顔でも軽く描かれておりました。
1つ1つをじっくり見ると、正直なところ乱れ・崩れが引っ掛かります。
ただ、漫画としてコマを追いかける場合、勢いとえっちコメディー描写がため、そう気になりません
はっちゃけネタですからねー。
とはいえ、大変に個性的なので、きっちり読み手は選ぶと思われます。
だいたいは↓表紙・裏表紙で。
あるいは、サンプルのあった「DMM」さんが判断には便利。
初見の方は先に確認しておくのがいいかと。

★その他

そんな訳で「せいほうけい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
紹介帯には、”少し頭のオカシイLO漫画家代表”とか書いてありました。
ひでえなぁ。
少し、というのがなんだか逆にリアル。
漫画の感じは確かにそんなんでしたけれどね。
たまにひでるさんもそう言われることありますが(笑)

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tag : ラブコメコメディーファンタジー

comment

Secret

なくなりませんね

成年漫画では、そんなん昔からずっと続いてますね。
最近はサンプルとか見れる機会が増えたので、本来ならば事前チェックしておけば外さないのでしょうけど…。
ブログを始めて、私は絵が巧い=マンガとして面白い、と感じることが多いです。
漫画って難しいですね。

デジタル世代?

最近の成年コミックは、表紙やカラーが上手くても、本編のモノクロだと感じが違う、果てにはイマイチというのが多い気がします。
先のらんち先生やシヒラ竜也先生は、上手いんですが、ピンと来ないんですよねぇ。
(シヒラ竜也先生は塗りが鳴子ハナハル先生に近いですよね)
逆にせいほうけい先生は、大好きなみなすきぽぷり先生のアナログ時代に感じが似ていて絵柄は個人的に好きですね。
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