■WEISE FERAU ヴァイゼフラウ(鳥居チカ)
★まんがデーター [5/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ファンタジー・魔女
・おまけ: 原作・作画あとがき、カバー裏に身長対比絵。
・その他: 初単行本、原作「爲我井徹」、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳥居チカ」センセの「WEISE FERAU ヴァイゼフラウ」です。
おお、気付いたらコレで初単行本三連発ですね。
というか、この「鳥居チカ」センセはざーっと調べて他に単行本ないようなので、おそらく初であろうという推測だけなんですが。
違ったらごめんなさい。
そんなこんなで昨日に引き続き、店頭で↓表紙買いをした単行本です。
「私のキスがあなたを殺す」
物騒な帯文句と横になっている女の子絵(※主人公「未夜ちゃん」)にひでる、釣り上げられてしまいました。
結果としては…イマイチ。
ああ、残念。
※主人公ヴァイゼフラウの少女「風野未夜ちゃん」です。
これだけ見てると青春ラブコメ少女漫画みたいでしょう?
ヴァイゼフラウ(賢い女)の少女、主人公「風野未夜」は魔女と似て非なる妖しい力を持つ存在。
まだレーアリング(見習い)という位階ながら、それを狩る「聖堂騎士」や「神父」たちとの戦いに身を投じるのでした。
話としてはだいたいそんなん。
冒頭1話目は良かったんですよ。
学校教師でもある「聖堂騎士」、「高村先生」を倒すため生徒に扮した「未夜ちゃん」が言葉巧みに近づき、籠絡して倒すってお話なんですが。
まだレーアリング(見習い)でさしたる力が使えないため、自らの血が毒であることを利用して「好き」とか偽ってキスするんですよ。
それが「未夜ちゃん」の戦い方でして、先程の文句へと繋がるんですね。
いかにもロリっぽい容姿で、一生懸命に頑張ろうとする姿が可愛らしくてなかなか良いんですわ。
あははー。
(…まぁ、一生懸命って、殺そうと狙ってるんですけれど)
それに続く「未夜ちゃん」の日常とか、ヴァイゼフラウ側の紹介はまぁいいんですよ。
でも、次の3話目から駄目。
なんか近々同じこと書いたような気がするんですが…やっぱり”アクション描写が巧くない方”なんですね。
また、こうした時にはあっさりした絵柄が逆効果でして、緊張感のなさが増幅されてしまうのです。
ついでに、捕らえられていた「梓」さんの処理も中途半端な感じ。
もっとボロボロにされたりして、あたり血塗れになるくらい凄惨でないと、悲壮さが出ません。
もしかして、規制とかがあるからなのかなー。
連載の「コミックSEED!」ってのはWEB展開らしいんですが、対象年齢はどのくらいなんでしょう。
ちょろっと流れる血とか、間抜けにさえ見えました。
結果的に命は助かったようですから、そんなんでいいのかな。
…でも、それすらもぬるい。
※おまけ。「未夜ちゃん」セクシーシーン集です。
あるいはコッチ路線で進むのも一つの手だと思いますが…どうでしょう?駄目?
5、6話は「未夜ちゃん」の成長までの試練と過去が垣間見える重要なお話。
こちらも「未夜ちゃん」をしっかり描き切っていないためか、漫画との距離がやたら遠く、あちらで勝手にやってるような印象でした。
なんと言うか、全体的に急ぎすぎだと思うんですよ。
もう少し基本話を続けるとか、ゆっくりキャラを描いてくれないと、よほど巧い方でない限り読者は感情移入できません。
はっきり言って、「鳥居チカ」センセには荷が勝ちすぎたように感じます。
「鳥居チカ」センセ、ファンの方、もし見てたらごめんなさい。
敵である「聖堂騎士」や「神父」らが一枚岩でなく、実力ある「笹木常人」神父が一癖あってなにやら企んでいる様子など、気になる要素はあるものの、こんなんでは2巻目まで購入する気にはなりませんでした。
細い線で繊細な雰囲気のあっさり絵。
トーンの多用でページ全体はつやつやとしておりました。
先程”アクション描写が巧くない”って書きましたが、それ以外ではだいたい問題なく、全体的には安定感あります。
判断には↓表紙絵で問題ないでしょう。
絵はともかく漫画はイマイチですから、WEBとかで下調べするのがいいかもしれません。
そうですね、「吸血姫美夕」のような単発話をいくらか続け、ゆっくり両陣営が見えてくるようにした方が良かったのかも。
あるいはもう少しエロチック(笑)な要素にするとか、「未夜ちゃん」を小悪魔的でしたたかな性格にするとか…。
帯文句が↑あんなんな割に、全体的に大人しすぎましたかね。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : ファンタジー・魔女
・おまけ: 原作・作画あとがき、カバー裏に身長対比絵。
・その他: 初単行本、原作「爲我井徹」、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳥居チカ」センセの「WEISE FERAU ヴァイゼフラウ」です。
おお、気付いたらコレで初単行本三連発ですね。
というか、この「鳥居チカ」センセはざーっと調べて他に単行本ないようなので、おそらく初であろうという推測だけなんですが。
違ったらごめんなさい。
そんなこんなで昨日に引き続き、店頭で↓表紙買いをした単行本です。
「私のキスがあなたを殺す」
物騒な帯文句と横になっている女の子絵(※主人公「未夜ちゃん」)にひでる、釣り上げられてしまいました。
結果としては…イマイチ。
ああ、残念。
※主人公ヴァイゼフラウの少女「風野未夜ちゃん」です。
これだけ見てると青春ラブコメ少女漫画みたいでしょう?
ヴァイゼフラウ(賢い女)の少女、主人公「風野未夜」は魔女と似て非なる妖しい力を持つ存在。
まだレーアリング(見習い)という位階ながら、それを狩る「聖堂騎士」や「神父」たちとの戦いに身を投じるのでした。
話としてはだいたいそんなん。
冒頭1話目は良かったんですよ。
学校教師でもある「聖堂騎士」、「高村先生」を倒すため生徒に扮した「未夜ちゃん」が言葉巧みに近づき、籠絡して倒すってお話なんですが。
まだレーアリング(見習い)でさしたる力が使えないため、自らの血が毒であることを利用して「好き」とか偽ってキスするんですよ。
それが「未夜ちゃん」の戦い方でして、先程の文句へと繋がるんですね。
いかにもロリっぽい容姿で、一生懸命に頑張ろうとする姿が可愛らしくてなかなか良いんですわ。
あははー。
(…まぁ、一生懸命って、殺そうと狙ってるんですけれど)
それに続く「未夜ちゃん」の日常とか、ヴァイゼフラウ側の紹介はまぁいいんですよ。
でも、次の3話目から駄目。
なんか近々同じこと書いたような気がするんですが…やっぱり”アクション描写が巧くない方”なんですね。
また、こうした時にはあっさりした絵柄が逆効果でして、緊張感のなさが増幅されてしまうのです。
ついでに、捕らえられていた「梓」さんの処理も中途半端な感じ。
もっとボロボロにされたりして、あたり血塗れになるくらい凄惨でないと、悲壮さが出ません。
もしかして、規制とかがあるからなのかなー。
連載の「コミックSEED!」ってのはWEB展開らしいんですが、対象年齢はどのくらいなんでしょう。
ちょろっと流れる血とか、間抜けにさえ見えました。
結果的に命は助かったようですから、そんなんでいいのかな。
…でも、それすらもぬるい。
※おまけ。「未夜ちゃん」セクシーシーン集です。
あるいはコッチ路線で進むのも一つの手だと思いますが…どうでしょう?駄目?
5、6話は「未夜ちゃん」の成長までの試練と過去が垣間見える重要なお話。
こちらも「未夜ちゃん」をしっかり描き切っていないためか、漫画との距離がやたら遠く、あちらで勝手にやってるような印象でした。
なんと言うか、全体的に急ぎすぎだと思うんですよ。
もう少し基本話を続けるとか、ゆっくりキャラを描いてくれないと、よほど巧い方でない限り読者は感情移入できません。
はっきり言って、「鳥居チカ」センセには荷が勝ちすぎたように感じます。
「鳥居チカ」センセ、ファンの方、もし見てたらごめんなさい。
敵である「聖堂騎士」や「神父」らが一枚岩でなく、実力ある「笹木常人」神父が一癖あってなにやら企んでいる様子など、気になる要素はあるものの、こんなんでは2巻目まで購入する気にはなりませんでした。
細い線で繊細な雰囲気のあっさり絵。
トーンの多用でページ全体はつやつやとしておりました。
先程”アクション描写が巧くない”って書きましたが、それ以外ではだいたい問題なく、全体的には安定感あります。
判断には↓表紙絵で問題ないでしょう。
絵はともかく漫画はイマイチですから、WEBとかで下調べするのがいいかもしれません。
そうですね、「吸血姫美夕」のような単発話をいくらか続け、ゆっくり両陣営が見えてくるようにした方が良かったのかも。
あるいはもう少しエロチック(笑)な要素にするとか、「未夜ちゃん」を小悪魔的でしたたかな性格にするとか…。
帯文句が↑あんなんな割に、全体的に大人しすぎましたかね。
ヴァイゼフラウ 1 (1) 爲我井 徹 (2007/03/27) 双葉社 この商品の詳細を見る |
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