■We/Are -Cruel Angel's (宇佐美渉)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 全て表題作、原作「秋タカシ」、
「We/Are*」プレイレポート。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宇佐美渉」センセの「We/Are -Cruel Angel’s」です。
こちらは発売表でのチェックから漏れておりましたが、ひでるさんしっかり店頭で気付きました。
絵柄でピン!、って「宇佐美渉」センセだ!!
…ってな具合で手に取りました。我ながら大したものです。
(※特徴あって見分けやすい絵柄なんですけどね)
こちら「We/Are -Cruel Angel’s」はSF恋愛ゲームが原作。
複数いる女の子から誰かしらと仲良くなるっていう、いわゆるギャルゲーなようです。
PS2版ってことは…察するにえっちなしなんですか。
こんなんで売れたのか?
なお、「宇佐美渉」センセ作画の漫画版はオリジナルキャラが主体の、別ルートというべき構成であるようです。
近未来。
軌道を外れた火星との衝突をどうにか回避し、事なきを得た地球。
その頃から、人々に超能力者というべき「ESP能力者」が出現するようになり、主に軍事に利用されることとなっていました。
衝突危機から一年後、東アジアに誕生した新興国家「マニト共和国」は軍事介入するアメリカに対して宣戦布告。
同盟国である日本も巻き込まれ、首都東京はマニトからの核攻撃により壊滅したのでした。
首都は群馬へと移されて10年、いまだ戦争は続いている状況。
お話は、主人公「綾瀬優弥」がアメリカからの留学生「アミエル・フィンチ」との何気ない交流から始まります。
まぁ、だいたいそんなん。
※左:「マニト能力者」、右:従妹「楓ちゃん」です。
恒例のセクシーシーン特集です。ここだけだとまんまラブコメなノリですね。
ギャルゲー原作らしくない、可愛らしい「宇佐美渉」センセの絵柄に似合わない、異常なほどにディープな設定。
青空背景に女の子がずらりと並ぶ↓表紙と合致しないソレに驚愕です。
漫画版はオリジナルキャラ「アミエル」ルートというべきお話なんですが、ゲーム登場人物など総勢が無理やりに出てくるため、はっきり言って誰がヒロインなのかが分からない。
世界が戦争中であるとか、常人とは違うESP能力者がいるっていうのが同一ジャンル内での個性になっているのかもしれませんが、そちらも余計にしか思えず、甚だ疑問。
ついでに漫画としても、原作が悪いのか、はたまた「宇佐美渉」センセが描き切れていないのか分かりませんけれど、とかくごちゃごちゃとしてややこしく、非常に敷居の高いものとなっていました。
飛び降り自殺をしたゲームでのメインヒロインらしい「朝霞天」さん、それを救出する主人公「優弥くん」
一度も話したことないクラスメイト、しかも飛び降りから救出後という状況にしては、「優弥くん」は親しく接しすぎていて違和感が。
その後の「天さん」が居候する流れも強引でお気楽。
「軽はずみなことをするわけないでしょ?」
「それだけは絶対にありえません!」
…というやりとりの背中で、何故かショックを受けている「天さん」がまた変。
あるいは、もともと「優弥くん」のことが好きで、同居はおいしいシチュエーションだと思っていたのだとしても、さして交流なかった相手にそこまで反応するのはおかしい。
こうしたハーレム系なお話では、特定の娘とぐんぐん接近しては展開上具合が悪く、女好きでやたら手を出しまくるような主人公では成り立たないのは理解しています。
(※あるいは女の子らの方に問題あって、可愛いけど手出しできない、ってことにする…とか)
それでも、「優弥くん」は女性陣への対応が基本的に厳しく、あれだけモテているのが不思議。
また、年頃の男子にして実に淡白で、「アミエル」の胸、マニト能力者の全裸にはさすがに反応してましたが、あちこちで抱きついてくる「キクちゃん」こと幼馴染みのパンチラ要員「神名菊菜」(※これは妹みたいな感覚だからか?)や、一つ屋根の下でシャワー浴びたり共に寝たりしている「天さん」にはまるで無反応。
対象外なのか?あるいは胸に興味が集中してるから?
なんかキャラおかしいような。
ラストへの流れも漫画内で勝手にやって盛り上がっている感が強く、詰め込みすぎで結局のところ何が言いたかったのか意味不明。
大坂から来た高校生「笛吹詩忍」、幼いが胸はでかいらしい従妹「稲敷楓」は不要かも。
オリジナルキャラを立て、別シナリオまで書き下ろしたがんばりは認めたいですが、「優弥くん」が原因で足が不自由になっているらしい「キクちゃん」、あるいは本来のメインらしい「天さん」のストーリーを漫画化した方が結果としては良かったように思いました。
※上:幼馴染みのパンチラ要員「キクちゃん」、下:漫画オリジナル「アミエル」です。
対照的な2コマをチョイスしてみました。宇佐美センセ的に「キクちゃん」メインにするのが正解かも。
調べたところでは、なにやら大人の事情で連載ストップしたとかなんとか、裏事情もあったようです。
気の毒な要因が重なった結果かもしれませんが、それはそれ。
はっきり言って酷い出来栄えです。
世界やキャラの諸事情を理解している、ゲームやった人ならば楽しいのかもしれません。
それにしても、キャラ紹介くらいはあっていいものでしょう。不親切よね。
丁寧な線でのすっきり絵。
全体的に丸っこく、ぷにぷにっとしたロリ絵でぽかんとした卵型の口が特徴。
可愛らしくてほんわかした絵なので、コメディーパートは問題ないんですが、重いシーンには不適当。
普通にラブコメっぽくなっていれば、また違った評価ができるんでしょうけど…ゲーム原作ってーのは難しいですね。
絵は個性が強いので、↓表紙にて判断して下さい。
なんだか最近は原作つきばかりになってしまった「宇佐美渉」センセ。
昔みたいな、気楽でのんきなラブえっち系の漫画が良かったと思うんですが…。
We Are Cruel Angel’s / 宇佐美 渉、秋 タカシ 他
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・絵 :■■■■□
・話 :■□□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 全て表題作、原作「秋タカシ」、
「We/Are*」プレイレポート。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宇佐美渉」センセの「We/Are -Cruel Angel’s」です。
こちらは発売表でのチェックから漏れておりましたが、ひでるさんしっかり店頭で気付きました。
絵柄でピン!、って「宇佐美渉」センセだ!!
…ってな具合で手に取りました。我ながら大したものです。
(※特徴あって見分けやすい絵柄なんですけどね)
こちら「We/Are -Cruel Angel’s」はSF恋愛ゲームが原作。
複数いる女の子から誰かしらと仲良くなるっていう、いわゆるギャルゲーなようです。
PS2版ってことは…察するにえっちなしなんですか。
こんなんで売れたのか?
なお、「宇佐美渉」センセ作画の漫画版はオリジナルキャラが主体の、別ルートというべき構成であるようです。
近未来。
軌道を外れた火星との衝突をどうにか回避し、事なきを得た地球。
その頃から、人々に超能力者というべき「ESP能力者」が出現するようになり、主に軍事に利用されることとなっていました。
衝突危機から一年後、東アジアに誕生した新興国家「マニト共和国」は軍事介入するアメリカに対して宣戦布告。
同盟国である日本も巻き込まれ、首都東京はマニトからの核攻撃により壊滅したのでした。
首都は群馬へと移されて10年、いまだ戦争は続いている状況。
お話は、主人公「綾瀬優弥」がアメリカからの留学生「アミエル・フィンチ」との何気ない交流から始まります。
まぁ、だいたいそんなん。
※左:「マニト能力者」、右:従妹「楓ちゃん」です。
恒例のセクシーシーン特集です。ここだけだとまんまラブコメなノリですね。
ギャルゲー原作らしくない、可愛らしい「宇佐美渉」センセの絵柄に似合わない、異常なほどにディープな設定。
青空背景に女の子がずらりと並ぶ↓表紙と合致しないソレに驚愕です。
漫画版はオリジナルキャラ「アミエル」ルートというべきお話なんですが、ゲーム登場人物など総勢が無理やりに出てくるため、はっきり言って誰がヒロインなのかが分からない。
世界が戦争中であるとか、常人とは違うESP能力者がいるっていうのが同一ジャンル内での個性になっているのかもしれませんが、そちらも余計にしか思えず、甚だ疑問。
ついでに漫画としても、原作が悪いのか、はたまた「宇佐美渉」センセが描き切れていないのか分かりませんけれど、とかくごちゃごちゃとしてややこしく、非常に敷居の高いものとなっていました。
飛び降り自殺をしたゲームでのメインヒロインらしい「朝霞天」さん、それを救出する主人公「優弥くん」
一度も話したことないクラスメイト、しかも飛び降りから救出後という状況にしては、「優弥くん」は親しく接しすぎていて違和感が。
その後の「天さん」が居候する流れも強引でお気楽。
「軽はずみなことをするわけないでしょ?」
「それだけは絶対にありえません!」
…というやりとりの背中で、何故かショックを受けている「天さん」がまた変。
あるいは、もともと「優弥くん」のことが好きで、同居はおいしいシチュエーションだと思っていたのだとしても、さして交流なかった相手にそこまで反応するのはおかしい。
こうしたハーレム系なお話では、特定の娘とぐんぐん接近しては展開上具合が悪く、女好きでやたら手を出しまくるような主人公では成り立たないのは理解しています。
(※あるいは女の子らの方に問題あって、可愛いけど手出しできない、ってことにする…とか)
それでも、「優弥くん」は女性陣への対応が基本的に厳しく、あれだけモテているのが不思議。
また、年頃の男子にして実に淡白で、「アミエル」の胸、マニト能力者の全裸にはさすがに反応してましたが、あちこちで抱きついてくる「キクちゃん」こと幼馴染みのパンチラ要員「神名菊菜」(※これは妹みたいな感覚だからか?)や、一つ屋根の下でシャワー浴びたり共に寝たりしている「天さん」にはまるで無反応。
対象外なのか?あるいは胸に興味が集中してるから?
なんかキャラおかしいような。
ラストへの流れも漫画内で勝手にやって盛り上がっている感が強く、詰め込みすぎで結局のところ何が言いたかったのか意味不明。
大坂から来た高校生「笛吹詩忍」、幼いが胸はでかいらしい従妹「稲敷楓」は不要かも。
オリジナルキャラを立て、別シナリオまで書き下ろしたがんばりは認めたいですが、「優弥くん」が原因で足が不自由になっているらしい「キクちゃん」、あるいは本来のメインらしい「天さん」のストーリーを漫画化した方が結果としては良かったように思いました。
※上:幼馴染みのパンチラ要員「キクちゃん」、下:漫画オリジナル「アミエル」です。
対照的な2コマをチョイスしてみました。宇佐美センセ的に「キクちゃん」メインにするのが正解かも。
調べたところでは、なにやら大人の事情で連載ストップしたとかなんとか、裏事情もあったようです。
気の毒な要因が重なった結果かもしれませんが、それはそれ。
はっきり言って酷い出来栄えです。
世界やキャラの諸事情を理解している、ゲームやった人ならば楽しいのかもしれません。
それにしても、キャラ紹介くらいはあっていいものでしょう。不親切よね。
丁寧な線でのすっきり絵。
全体的に丸っこく、ぷにぷにっとしたロリ絵でぽかんとした卵型の口が特徴。
可愛らしくてほんわかした絵なので、コメディーパートは問題ないんですが、重いシーンには不適当。
普通にラブコメっぽくなっていれば、また違った評価ができるんでしょうけど…ゲーム原作ってーのは難しいですね。
絵は個性が強いので、↓表紙にて判断して下さい。
なんだか最近は原作つきばかりになってしまった「宇佐美渉」センセ。
昔みたいな、気楽でのんきなラブえっち系の漫画が良かったと思うんですが…。
We Are Cruel Angel’s / 宇佐美 渉、秋 タカシ 他
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