■百目の騎士 (村崎久都)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : ファンタジー・騎士
・おまけ: あとがき(原作、イメージボード、作画)、
カバー裏にラフ絵、おまけ「イズミの疑問」
・その他: 初単行本、原作「小池倫太郎」、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「村崎久都」センセの「百目の騎士 壱之巻」です。
帯の折り返しには絵柄から雰囲気までまったく異なる漫画「ふらせら」の紹介が。
原作がこちらと同じ「小池倫太郎」さんだそうで、そちらの方のが名が売れてるんですね…って思ったら、作画の「村崎久都」センセはこれが初単行本とかなんとか。
なるほど。
黒騎士との異名を持つ剛勇の祖父と父を持つ「クルハ・チヅル」
憧れから王の親衛隊に志願して騎士となったものの、理想とのギャップは大きく、現実に幻滅しておりました。
素行に問題の多い新米騎士「エイクス・ロッカ」が編入されてくると、友人「メリダ・ナナエ」はそんな彼女を教導役に推挙。
二人はコンビとなるのでした。
だいたいそんなお話。
※こんなん。世の中は理不尽なことがおおいものです。
大義に殉じて不利な戦いへと赴いた、祖父・父。
しかし、目前で繰り返されるのは、上から下への「制裁」という名のイジメなのでした。
そうして絶望し、嫌気さしているのが現在の「チヅルさん」の状況なのよ。
これは…似たような境遇、気持ちである人も現代には多くいることでしょう。
そんな訳で、学生諸君よりも、社会に出て理不尽な思いをしているサラリーマンな皆さまのがより楽しめる漫画でしょう。
とりあえずは、まだ周辺紹介が主な導入部なんですが、個性豊かな各キャラが良く描かれておりました。
いいんじゃないでしょうか。
「せめてここにいる間だけは”上手くやれ”」
なかなか規律に従えない、問題児「ロッカくん」を隊で唯一抑えることができる「チヅルさん」
それは、彼の気持ちをよく理解し、建前ではなく本音で喋っているからなのかもしれませんね。
さて、1巻のラスト6話「返り血と饅頭」では、格上な小姓組とのいざこざが描かれております。
理不尽な呼び出しに従うと思いきや、”面白くない”とそれを覆すべく思案を始めます。
まさにここから、ってなところなんですが、ここでおしまい。残念。
次巻が待ち遠しいですね。
※半円目の可愛くない主人公「クルハ・チヅル」さんです。
お約束でお風呂シーンをチョイスしております。混浴なんですよ、これが。
余談ですが、グリーブ王国親衛隊には性別無関係なだけでなく、「ナナエさん」など女性でも上役になれるという、理想的な男女平等世界。
それは寝る部屋が同じだけでなく、着替えも同室、さらには風呂さえも混浴だったりしていました。
ひでるさんが漫画読んで気になったところが…そこね(笑)
察するところ、この世界では男女間のややこしい感情ってのはあんまりないのでしょうか。
ちなみに、水着は男女でしっかり違っておりましたが。
胸ださんのか。
細線でさらりと描いたようなあっさり絵。
初単行本ですが安定感がありました。
どちらかというと写実的な人物絵でして、ラフ画のような独特のタッチは好き嫌い大きく分かれるでしょう。
カラーでは若干雰囲気が違ってますので、↓表紙はちょっと気をつけて。
うまく脳内で線画に変換して判断してください。
宇宙での合戦とか「武装騎(ぶそうき)」とか「マナ」とか、まだはっきりしていない単語がいくつか残っております。
それらの扱い如何によってはイメージが崩れてしまうかも。
…うーん、どうでしょう?
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : ファンタジー・騎士
・おまけ: あとがき(原作、イメージボード、作画)、
カバー裏にラフ絵、おまけ「イズミの疑問」
・その他: 初単行本、原作「小池倫太郎」、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「村崎久都」センセの「百目の騎士 壱之巻」です。
帯の折り返しには絵柄から雰囲気までまったく異なる漫画「ふらせら」の紹介が。
原作がこちらと同じ「小池倫太郎」さんだそうで、そちらの方のが名が売れてるんですね…って思ったら、作画の「村崎久都」センセはこれが初単行本とかなんとか。
なるほど。
黒騎士との異名を持つ剛勇の祖父と父を持つ「クルハ・チヅル」
憧れから王の親衛隊に志願して騎士となったものの、理想とのギャップは大きく、現実に幻滅しておりました。
素行に問題の多い新米騎士「エイクス・ロッカ」が編入されてくると、友人「メリダ・ナナエ」はそんな彼女を教導役に推挙。
二人はコンビとなるのでした。
だいたいそんなお話。
※こんなん。世の中は理不尽なことがおおいものです。
大義に殉じて不利な戦いへと赴いた、祖父・父。
しかし、目前で繰り返されるのは、上から下への「制裁」という名のイジメなのでした。
そうして絶望し、嫌気さしているのが現在の「チヅルさん」の状況なのよ。
これは…似たような境遇、気持ちである人も現代には多くいることでしょう。
そんな訳で、学生諸君よりも、社会に出て理不尽な思いをしているサラリーマンな皆さまのがより楽しめる漫画でしょう。
とりあえずは、まだ周辺紹介が主な導入部なんですが、個性豊かな各キャラが良く描かれておりました。
いいんじゃないでしょうか。
「せめてここにいる間だけは”上手くやれ”」
なかなか規律に従えない、問題児「ロッカくん」を隊で唯一抑えることができる「チヅルさん」
それは、彼の気持ちをよく理解し、建前ではなく本音で喋っているからなのかもしれませんね。
さて、1巻のラスト6話「返り血と饅頭」では、格上な小姓組とのいざこざが描かれております。
理不尽な呼び出しに従うと思いきや、”面白くない”とそれを覆すべく思案を始めます。
まさにここから、ってなところなんですが、ここでおしまい。残念。
次巻が待ち遠しいですね。
※半円目の可愛くない主人公「クルハ・チヅル」さんです。
お約束でお風呂シーンをチョイスしております。混浴なんですよ、これが。
余談ですが、グリーブ王国親衛隊には性別無関係なだけでなく、「ナナエさん」など女性でも上役になれるという、理想的な男女平等世界。
それは寝る部屋が同じだけでなく、着替えも同室、さらには風呂さえも混浴だったりしていました。
ひでるさんが漫画読んで気になったところが…そこね(笑)
察するところ、この世界では男女間のややこしい感情ってのはあんまりないのでしょうか。
ちなみに、水着は男女でしっかり違っておりましたが。
胸ださんのか。
細線でさらりと描いたようなあっさり絵。
初単行本ですが安定感がありました。
どちらかというと写実的な人物絵でして、ラフ画のような独特のタッチは好き嫌い大きく分かれるでしょう。
カラーでは若干雰囲気が違ってますので、↓表紙はちょっと気をつけて。
うまく脳内で線画に変換して判断してください。
宇宙での合戦とか「武装騎(ぶそうき)」とか「マナ」とか、まだはっきりしていない単語がいくつか残っております。
それらの扱い如何によってはイメージが崩れてしまうかも。
…うーん、どうでしょう?
百目の騎士 1 (1) 小池 倫太郎 (2007/03/27) 角川(メディアワークス) この商品の詳細を見る |
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