■暁色の潜伏魔女 (袴田めら)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■□□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・魔法
・おまけ: あとがき「おまけ漫画」、おまけイラスト、
カバー裏に別絵。
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「袴田めら」センセの「暁色の潜伏魔女 1巻」です。
HPを見ていたら…「ペンネームはドラクエからとりました」だって。
たった2文字の並びなのに、ひでるさんも確かにそれを想像してました。
うわ、当たってましたよ。
つくづく凄いゲームですね、社会現象になる訳です。
そんなこんなで「袴田めら」センセの最新単行本「暁色の潜伏魔女 1巻」です。
↓表紙でガキっぽいと侮るなかれ、実は結構しっかりとしたストーリーを持つ、社会人でも楽しめる漫画なのでした。
魔法が当たり前な世界。
様々な奇跡で人を助けると共に、悪いことに使う者もいたため、国は魔法使いを保護すべく学園を建設しました。
「魔法使いは天星学園に入学しなければならない」
ある日突然魔法能力に目覚めてしまった主人公「桜田暁」も例外でなく、保護されると時期外れながら学園へ転校してきたのでした。
大まかにはそんな導入。
※左:調合魔法の「川嶋夜さん」、右:雷魔法の「桜田暁ちゃん」です。
とりあえず、ずっしりと重たいシーンをチョイスしてみました。下の絵と比較してみて。
ほわほわっとした呑気な空気ながら、毎回のテーマは意外なまでに重いという、アンバランスさが楽しい漫画です。
基本である「魔法使いは天星学園に入学しなければならない」なーんて法律は保護というお題目をつけた単なる監視・管理。
冒頭の台詞”監獄”とは、まさにその通りでしょう。
また、主人公「暁ちゃん」が転校の切っ掛けとなったらしい、”おばあちゃんと離されることを嫌って暴れた結果、魔法が飛び出した”…って能力開眼した途端に魔法を暴走させちゃったのかしら。
そんな彼女に、”魔法を使うとダメージを受ける鎧(拘束具か)”を着せているのも、漫画では「うる星やつら」の「水乃小路飛鳥」みたいなコメディーちっくに描かれていましたが、これって虐待みたいなものですよ。
不自由な鎧を着たままの「暁ちゃん」が無理やりに魔法を使い、閉じ込められていた「川嶋夜」さんを救出するところはちょっと感動。
(※だいぶ軽く描かれてましたから中和されたけど)
ほかにも、魔法によって不幸な目に遭っていたり、父親助けるために無理していたり、生き別れだのなんだのってダークな話題がけっこう盛りだくさんな内容でした。
見たことないですが、某魔法学園映画のような冒険ファンタジーではないので、そこは注意して下さい。
ちなみに、威力が高い「雷」の魔法を使う「暁ちゃん」、軽い「治癒」魔法の「水野時子」さん、「調合」魔法の「夜さん」など、どうやら各人が使える魔法は一種類だけで、しかもその強弱さえもそれぞれで違う様子でした。
こんな設定が後々でも活かされるかもしれませんね。
※そしてコメディーシーンです。
普段はだいたいこんなん。
コメディーパートでは、馬鹿馬鹿しい脱力系なギャグで、好みが大きく分かれると思います。
ひでるさん的には「手の遅いマンガ家のアシスタントになって仕事終わるまで家に帰れなくなる呪い」ってのが最も面白かったですよ。
こざっぱりとした雰囲気が強い素朴な絵柄。
幅広い輪郭と華奢な手足が特徴で、軽く優しい人物絵です。
…人よっては「雑」の一言でばっさり評価してしまうかもしれない個性あるものなので、くれぐれもご注意。
だいたい↓表紙そのままですから、ちょっとでも違和感あるなら避けた方が無難でしょう。
もっと軽い調子を想像していたので、その意味では裏切られましたが…こうした話も大好きなひでるさんにとって嬉しい誤算。
果たして姉とは再び会うことができるのか?
…ってな感じで、次の単行本にも期待しましょう。
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・絵 :■■□□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・魔法
・おまけ: あとがき「おまけ漫画」、おまけイラスト、
カバー裏に別絵。
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「袴田めら」センセの「暁色の潜伏魔女 1巻」です。
HPを見ていたら…「ペンネームはドラクエからとりました」だって。
たった2文字の並びなのに、ひでるさんも確かにそれを想像してました。
うわ、当たってましたよ。
つくづく凄いゲームですね、社会現象になる訳です。
そんなこんなで「袴田めら」センセの最新単行本「暁色の潜伏魔女 1巻」です。
↓表紙でガキっぽいと侮るなかれ、実は結構しっかりとしたストーリーを持つ、社会人でも楽しめる漫画なのでした。
魔法が当たり前な世界。
様々な奇跡で人を助けると共に、悪いことに使う者もいたため、国は魔法使いを保護すべく学園を建設しました。
「魔法使いは天星学園に入学しなければならない」
ある日突然魔法能力に目覚めてしまった主人公「桜田暁」も例外でなく、保護されると時期外れながら学園へ転校してきたのでした。
大まかにはそんな導入。
※左:調合魔法の「川嶋夜さん」、右:雷魔法の「桜田暁ちゃん」です。
とりあえず、ずっしりと重たいシーンをチョイスしてみました。下の絵と比較してみて。
ほわほわっとした呑気な空気ながら、毎回のテーマは意外なまでに重いという、アンバランスさが楽しい漫画です。
基本である「魔法使いは天星学園に入学しなければならない」なーんて法律は保護というお題目をつけた単なる監視・管理。
冒頭の台詞”監獄”とは、まさにその通りでしょう。
また、主人公「暁ちゃん」が転校の切っ掛けとなったらしい、”おばあちゃんと離されることを嫌って暴れた結果、魔法が飛び出した”…って能力開眼した途端に魔法を暴走させちゃったのかしら。
そんな彼女に、”魔法を使うとダメージを受ける鎧(拘束具か)”を着せているのも、漫画では「うる星やつら」の「水乃小路飛鳥」みたいなコメディーちっくに描かれていましたが、これって虐待みたいなものですよ。
不自由な鎧を着たままの「暁ちゃん」が無理やりに魔法を使い、閉じ込められていた「川嶋夜」さんを救出するところはちょっと感動。
(※だいぶ軽く描かれてましたから中和されたけど)
ほかにも、魔法によって不幸な目に遭っていたり、父親助けるために無理していたり、生き別れだのなんだのってダークな話題がけっこう盛りだくさんな内容でした。
見たことないですが、某魔法学園映画のような冒険ファンタジーではないので、そこは注意して下さい。
ちなみに、威力が高い「雷」の魔法を使う「暁ちゃん」、軽い「治癒」魔法の「水野時子」さん、「調合」魔法の「夜さん」など、どうやら各人が使える魔法は一種類だけで、しかもその強弱さえもそれぞれで違う様子でした。
こんな設定が後々でも活かされるかもしれませんね。
※そしてコメディーシーンです。
普段はだいたいこんなん。
コメディーパートでは、馬鹿馬鹿しい脱力系なギャグで、好みが大きく分かれると思います。
ひでるさん的には「手の遅いマンガ家のアシスタントになって仕事終わるまで家に帰れなくなる呪い」ってのが最も面白かったですよ。
こざっぱりとした雰囲気が強い素朴な絵柄。
幅広い輪郭と華奢な手足が特徴で、軽く優しい人物絵です。
…人よっては「雑」の一言でばっさり評価してしまうかもしれない個性あるものなので、くれぐれもご注意。
だいたい↓表紙そのままですから、ちょっとでも違和感あるなら避けた方が無難でしょう。
もっと軽い調子を想像していたので、その意味では裏切られましたが…こうした話も大好きなひでるさんにとって嬉しい誤算。
果たして姉とは再び会うことができるのか?
…ってな感じで、次の単行本にも期待しましょう。
暁色の潜伏魔女 1 (1) 袴田 めら (2007/04/12) 双葉社 この商品の詳細を見る |
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