■有限会社コボルト私立探偵社 (龍牙翔)
★まんがデーター [5/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 探偵・イイ話
・おまけ: 折り返しにあとがき、巻末に4コマ漫画、
ゲストページ「コボルト氏の朝」
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「龍牙翔」センセの「有限会社コボルト私立探偵社 1巻」です。
過去に成年漫画「濡れた翼」を紹介しました「龍牙翔」センセの最新刊です。
2巻目はすぐ6月9日の発売予定という、連続発売予定のこちら「有限会社コボルト私立探偵社 1巻」はひでるさんの記憶が確かなら、センセの初・一般単行本です。
ちなみに、HPによると最近は成年漫画の仕事は受け付けていないそうでした。
がっかりですよ。
最悪なことに、その感情は単行本の読破後にも感じられるのでした…。
主人公「成瀬唯」は精神が物体に作用する「浮遊」の超能力がある女の子。
ただ、それがため他人とは疎遠で独りぼっちなことほとんど。
能力者を集める「コボルト探偵社」の所長「桜庭環」はその能力を認め、探偵になるよう「唯ちゃん」を誘うのでした。
大まかですが、そんなお話。
成年漫画の「龍牙翔」センセは可愛らしい絵柄であるのにも関わらず、ラブコメだけですまない、結構重たーい展開もあったりする漫画家さん。
話を作るが巧い方という認識だったので期待していたんですが…こりゃダメだ。
途中から読むのさえしんどかったですよ。
※左:主人公「成瀬唯ちゃん」、右:所長「桜庭環さん」です。
ちなみに、コボルトってーのは「環さん」が騎乗する犬のことですよ。
超能力者→人と違う→仲間はずれ。
…みたいな、よくありがちなステレオタイプの不幸を数ページでさらっと見せられても、あまりに急ピッチすぎて感情移入できません。
だいたい目立つ外見の話でもなく、誘ってくれている友人もいるようですから、人との接触を避ける、遠ざけるようになる理由・経緯はなんだか無理やり。あるいは説明不足。
そうねぇ。
たとえば、もっと大きな事件。仲の良かった友人を能力がため傷つけてしまうとか、奇異に思わたことに続く大きな不幸がないと、設定描写不足。(※「ペンデュラム/たつねこ」とかにあったような、決定的な不幸がないと)
まぁ、当人の勝手な思い込みで孤立していたことも確かなんですが、そのあたりの微妙なところまで描き切れるほど巧みでなく…。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさいね。もうちょっと続きます)
そんな訳で、どうにも紙面の向こう側な世界。
他人事なまま。
1話目からそんな印象でしたから、続く話にもまったく同調できず。
強引に感動を要求しているような展開にもついていけません。
単に寒々しいだけで、もう勝手にやってー、という感じでした。
だいたい、掴みとなる1話目からこんな話にする必要があるのかな?
センセは可愛い絵柄なんで、当初の数話くらいはアクティブに活躍する姿を描いても良かったのではないでしょーか。
実はこんな過去があった!という手法のがいいように思いましたが。
また、「唯ちゃん」が変わる切っ掛けとなるべき、「環さん」との出会いがやたら短く弱いのもマイナス。
ここは彼女が自分自身を顧みる、吹っ切る切っ掛けとなるべき重要エピソードなので、2話連続くらい時間かけても良かったのでは。
あっさり流すようにしてるのが、どうにも解せません。
もったいないですね。
探偵社へ誘うシーンも脱力。
初対面のちょっと怪しい相手(※「環さん」は27歳なのにミニマム)に同じニオイって理由はなんなんですか?!
だいたい、「環さん」も能力者なら誰でも良かったの?
…きりないのでここまでにしますけれど。
あるいは、もう少し心が純粋なら、こんなんで感動できるのかな?どうかな?
邪悪なひでるさんにはまるで刺さりませんでした。
これまで発売された「龍牙翔」センセの単行本は全て持っていますが、買う漫画も多いのでコチラの次巻は遠慮します。
濃い線ではっきりとした絵柄。
それでごっちゃり描かれておりますんで、ページ全体は黒々としておりました。
目の大きな可愛らしいキャラ絵はちょっと人を選ぶと思われます。
成年漫画なら別のお楽しみもあるんですが、こちらにはセクシーシーンすらなく、実に寂しい限りでした。
(※そういう話でもないですしねぇ)
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・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 探偵・イイ話
・おまけ: 折り返しにあとがき、巻末に4コマ漫画、
ゲストページ「コボルト氏の朝」
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「龍牙翔」センセの「有限会社コボルト私立探偵社 1巻」です。
過去に成年漫画「濡れた翼」を紹介しました「龍牙翔」センセの最新刊です。
2巻目はすぐ6月9日の発売予定という、連続発売予定のこちら「有限会社コボルト私立探偵社 1巻」はひでるさんの記憶が確かなら、センセの初・一般単行本です。
ちなみに、HPによると最近は成年漫画の仕事は受け付けていないそうでした。
がっかりですよ。
最悪なことに、その感情は単行本の読破後にも感じられるのでした…。
主人公「成瀬唯」は精神が物体に作用する「浮遊」の超能力がある女の子。
ただ、それがため他人とは疎遠で独りぼっちなことほとんど。
能力者を集める「コボルト探偵社」の所長「桜庭環」はその能力を認め、探偵になるよう「唯ちゃん」を誘うのでした。
大まかですが、そんなお話。
成年漫画の「龍牙翔」センセは可愛らしい絵柄であるのにも関わらず、ラブコメだけですまない、結構重たーい展開もあったりする漫画家さん。
話を作るが巧い方という認識だったので期待していたんですが…こりゃダメだ。
途中から読むのさえしんどかったですよ。
※左:主人公「成瀬唯ちゃん」、右:所長「桜庭環さん」です。
ちなみに、コボルトってーのは「環さん」が騎乗する犬のことですよ。
超能力者→人と違う→仲間はずれ。
…みたいな、よくありがちなステレオタイプの不幸を数ページでさらっと見せられても、あまりに急ピッチすぎて感情移入できません。
だいたい目立つ外見の話でもなく、誘ってくれている友人もいるようですから、人との接触を避ける、遠ざけるようになる理由・経緯はなんだか無理やり。あるいは説明不足。
そうねぇ。
たとえば、もっと大きな事件。仲の良かった友人を能力がため傷つけてしまうとか、奇異に思わたことに続く大きな不幸がないと、設定描写不足。(※「ペンデュラム/たつねこ」とかにあったような、決定的な不幸がないと)
まぁ、当人の勝手な思い込みで孤立していたことも確かなんですが、そのあたりの微妙なところまで描き切れるほど巧みでなく…。
(※センセ、およびファンの方、ごめんなさいね。もうちょっと続きます)
そんな訳で、どうにも紙面の向こう側な世界。
他人事なまま。
1話目からそんな印象でしたから、続く話にもまったく同調できず。
強引に感動を要求しているような展開にもついていけません。
単に寒々しいだけで、もう勝手にやってー、という感じでした。
だいたい、掴みとなる1話目からこんな話にする必要があるのかな?
センセは可愛い絵柄なんで、当初の数話くらいはアクティブに活躍する姿を描いても良かったのではないでしょーか。
実はこんな過去があった!という手法のがいいように思いましたが。
また、「唯ちゃん」が変わる切っ掛けとなるべき、「環さん」との出会いがやたら短く弱いのもマイナス。
ここは彼女が自分自身を顧みる、吹っ切る切っ掛けとなるべき重要エピソードなので、2話連続くらい時間かけても良かったのでは。
あっさり流すようにしてるのが、どうにも解せません。
もったいないですね。
探偵社へ誘うシーンも脱力。
初対面のちょっと怪しい相手(※「環さん」は27歳なのにミニマム)に同じニオイって理由はなんなんですか?!
だいたい、「環さん」も能力者なら誰でも良かったの?
…きりないのでここまでにしますけれど。
あるいは、もう少し心が純粋なら、こんなんで感動できるのかな?どうかな?
邪悪なひでるさんにはまるで刺さりませんでした。
これまで発売された「龍牙翔」センセの単行本は全て持っていますが、買う漫画も多いのでコチラの次巻は遠慮します。
濃い線ではっきりとした絵柄。
それでごっちゃり描かれておりますんで、ページ全体は黒々としておりました。
目の大きな可愛らしいキャラ絵はちょっと人を選ぶと思われます。
成年漫画なら別のお楽しみもあるんですが、こちらにはセクシーシーンすらなく、実に寂しい限りでした。
(※そういう話でもないですしねぇ)
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tag : ラブコメ