まんがさんぽ　■隣のみなの先生　３巻　（ＭＧジョー）

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■隣のみなの先生　３巻　（ＭＧジョー）

★まんがデーター　［１２／１５］
・絵　　　：■■■■□
・話　　　：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性　：　成年・教師
・おまけ：　あとがき、次回予告、
　　　　　　加筆・修正、あらすじ・キャラ紹介、
　　　　　　描き下ろしカラー「Ｄｏ　Ｙｏｕ　Ｌｏｖｅ　Ｍｅ？」
・その他：　カラー（４Ｐ）、現在３巻まで発売中、
　　　　　　短編×１２（全て表題作・番外編あり）
　　　　　　　　　　
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ＭＧジョー」センセの「隣のみなの先生　３巻」です。

ついに発売されましたよぅー。
当初、発売時期は８月下旬と聞いておりましたが、やっぱり書店には跡形もありませんでした。
まさか売り切れか！？
…とも考えましたが、さすがにそんなことはなく（笑）
結局は１ヵ月遅れで発売されておりました。
前回も書きましたが、”はらはらさせるんだから～”、ということで、待望の第３巻なのですよ。

※おまけ：内緒ですが、タイトルに影響する劇的な変化を迎える３巻です。

１巻、２巻を紹介しているので、どうせならこちらもご紹介させて頂きます。
なお、巻末の次回予告によると、残念ながら次の４巻にて最終となるそうです。
しかし、これって異例な長さではないでしょうか？
同タイトルで４冊まで続いた成年単行本は、そうそうないと記憶しております。
（※怪しげな記憶を掘り返すと…「奴隷戦士マヤ／このどんと」とか、「ＤＩＳＴＡＮＣＥ」センセの漫画とか……）
これまでとは違い、現在は”連続した成年漫画でもセールス的に問題なくなった世の中”なのかもしれません。
ぜひ、他の漫画家さんたちも後に続いてほしいものです。

そんな訳で、「隣のみなの先生　３巻」
今回の↓表紙は、やっぱり三姉妹の末っ子「初春こひな」ちゃんでした。
なお、描き下ろし・冒頭カラーの「Ｄｏ　Ｙｏｕ　Ｌｏｖｅ　Ｍｅ？」では、こちらも「こひなちゃん」がブルマで頑張っておりました。
だいたい↓表紙そのままなイメージなので、それに釣られた方も納得な出来栄えでしょう。
…ただ、前回の表紙を飾った長女「初春まなも」さんが本編に出番少なかったのと同様、今回の「こひなちゃん」もあちこち顔を見せている割にえっちは１回だけなのでした。

本単行本のメインは、ヒロイン「初春みなの」さんでも姉「まなもさん」でもなく、なんと委員長「岡江まや」さんなのですよ。
隣の姉妹、「まなもさん」・「みなのさん」のどちらともラブラブな関係であった「音成純平」くん。
男性恐怖症だった三女「こひなちゃん」はその最中を覗き見てしまったことから「純平くん」に興味を抱き、結局は二人の姉同様に恋してしまうのです。
紆余曲折の末、三姉妹でうまくやっていくこととなり、４名による四角関係はとりあえず落ち着きました。
がしかし、「純平くん」を好きなのはお隣の初春家・姉妹たちだけでなく、他にもいたのでした…。
だいたいそんな流れ。

※委員長「岡江まやさん」です。
　どうですかー、この成長っぷりは（笑）

今回からの新キャラ、委員長「まやさん」は「こひなちゃん」と同級生の割りに、大人っぽい方。
「純平くん」の担任「みなのさん」に対する恋心を的確に見抜き、その容姿に近づくがため、わざわざ眼鏡をかけるという入れ込みっぷりなのでした。
その秘めたる熱心さが、学校内にてえっちをしていた二人をネタに「純平くん」を脅し、半ば強引に関係を築くこととなってしまうのでした。

「みなの先生やめさせたくないでしょ？」

男性から女性ってーのはお約束ですが、逆というのはなかなか珍しいですね。
どーでもいいですけれど、モテモテです。
まるでどっかの話みたいに”後で刺されそうなほどのモテっぷり”なんですが、罪悪感がために深く悩んでしまうのが、まぁ…それなりにポリシーが感じられ、いいところなのでしょう。
（※でも…”初春家の姉妹ならＯＫ”というのも、だいぶおかしいとは思うのだけれど……）
しかし、「みなのさん」と姿を重ねて、電車内でえっちしてしまうのはちょっとやり過ぎ。いいシチュエーションですけれど。
案の定、近所の子「ヒロ」くんにしっかり目撃されちゃっていましたが、そんなんならば周囲の人たちも絶対に気付いているはずでしょう。うふふ…。
なお、それがしっかりと番外編「Ｅｘｔｒａ　Ｌｅｓｓｏｎ　不・純愛」にて活かされているのがポイント。
こちらでは、委員長「まやさん」が予備校教師となった数年後の世界が描かれており、なかなか良い成長っぷりで良かったです。物語上、派手なえっちシーンを入れれない本編の代わりに、外や教室内にて複数人数といたしてしまっておりました。
えろえろです。

※左：「みなのさん」、右：「こひなちゃん」です。
　文化祭でメイド喫茶というのは漫画の定番みたいになっちゃいましたね。「みなのさん」えろ過ぎます！

ほか、クラスの男子連中が外で聞き耳をたてる中、メイドコスプレな「みなのさん」と、窓全開にしたままで「こひなちゃん」と、トイレにて「まなもさん」と、というそれぞれのえっちは迫力あり、見ごたえもありました。
うん、適度に中だるみなく、プレイ的（笑）にもこの巻は良い出来栄えだったと思います。

今回ブログを書くにあたってもう一度１巻を見ましたが、絵柄は全然違ってますねー。
人物バランスが良くなり、全体的に濃厚な雰囲気となっておりました。
なんだろ、黒が良く作用しているように感じます。

次で最終巻というのは無念ですが、お話的にはちょうどいい頃合なのかもしれません。
母と生き写しのいとこ・保健教師「紅月美影」さんが登場するようなので…こりゃーまたえろえろ展開になりそうです。
期待して待ちましょう。