■いいんちょ。 (秋風白雲)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 委員長・コメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に別絵、合間に4コマ、
描き下ろし「prelude」
・その他: 初単行本、折り返しにコメント、カラー(4P)、
現在は1巻まで発売中(8話収録)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「秋風白雲(あきかぜ・しらくも)」センセの「いいんちょ。 1巻」です。
まるでノーマークでしたが、書店でなんとなーく↓表紙に呼ばれました。
きました、委員長ですねー。
すぐ記憶にあるのは、ほのぼのとした穏やか系「委員長お手をどうぞ/山名沢湖」
(↑そちらは”前代未聞の委員長オムニバス”って売り文句でした)
最近では、4コマ・コメディー「もっと!委員長/内村かなめ」とか、えっち系「奥さまは生徒会長/中田ゆみ」などがありました。
こちら「いいんちょ。」はそれらとはまたやや異なったアプローチでの漫画となっております。
※左:「嵯峨野小霧」、右:「篠宮初乃」
「初乃さん」はもっとも近いライバル関係にあるためか出番多いですね。
学区内に次々とできた大型マンションの影響で、新入生の激増した学院。
教員数の不足もあって、指導が行き届かない状況をなんとかするため、「一橋はるか」の要請に、「仁科葵」、「嵯峨野小霧」、「篠宮初乃」、「後醍珠緒」
、「睦芽衣」という1年それぞれクラスの委員長が立ち上がったのでした。
…ごく簡単ですが、導入としてはそんな感じ。
こちらの”委員長”はそれぞれクラスの学級委員長ですね。
お話は冒頭エピソード↑から続くような大それたものではなく、生徒会長「一橋学(※「はるかさんの実兄」)」のリコール、「初乃さん」との揉め事にプール掃除、校内不審者捜索から試験監督、2年委員長「井伊野みき」登場…という、他愛ない事柄になっておりました。
きりきり生徒を取り締まるとか、学園を変えるため教師と対立するとか、そういった類のものはなく、日常で発生しそうな些細な事柄に対して、皆で取り組んでおります。
そのため、ぐいぐいお話に引き込まれるタイプではありません。
ややこしい事を考えず、気軽にセンセの綺麗な絵柄を楽しめるような作品に仕上がっておりました。
※主人公「一橋はるか」です。
足癖悪い上に当然出番も多いので、こんな感じ(笑)シマパンがいいですね。
いきなり主要人物が6名も出たうえ、眼鏡ばかりで混乱するかもしれませんが、それぞれキャラの個性が強いためだんだん見分けられます。
お色気担当、というようにキャラを選ばぬパンチラがあったり、ブルマ・スクール水着が標準装備だったりと、頻繁にサービスカットがありました。
そう、パンチラだけでなく、委員長、おでこ、メガネという、豊富なキーワードを持つ本作品。
何かしら刺さるものがある方には、夢のような世界が広がっていると思われます。
また、主要キャラにそういった女性が居並ぶ中、唯一男性視点で話をかき回している生徒会長「一橋学」がスゴイ。
「はるかを『委員長』に相応しい女になるよう幼い頃より教育してきた~」
「踏みつけられ、冷たい目で見下ろされながら蔑みの言葉を浴びせられるのも夢でない」
…など、一本筋の通ったセクハラ発言や行動を連発しておりました。
※左から「睦芽衣」、「後醍珠緒」、「仁科葵」
眼鏡種類から身長までまちまちな6名です。しかし、「葵さん」小さすぎでしょー。
しかし、1話目ではバラバラになりかけた6名を繋ぎ(※意図してやったのかは不明)、3話目では妹「はるかさん」を助けたり(※やや問題あるかもしれませんが)、さらに5話目では怯える彼女を優しく受け止めております。
あの際はしっかりお兄ちゃんしてましたねー。
ほか2年「みきさん」への対応も(彼女が委員長と知る前は)自然だったので、日常では言葉通りに優等生なのでしょう。
…盗撮・盗聴については、なんらかに引っ掛かりそうなので、やめた方がいいと思いますが(笑)
ゲーム原画やイラストでのお仕事も多い「秋風白雲」センセ。
さすがに、絵については抜群の巧さがありました。
初単行本ながら安定感もあり、イラストメインな方にありがちな”所々で捨てコマっぽいのがある”ということもありません。
あちこちバランス良く、また漫画としても巧く、非常に高いクオリティーになっております。
癖はあるもののあまり人を選ばないタイプなので、万人に好まれるでしょう。たぶん。
絵柄は無論、漫画も面白く、キャラも個性的でいいことづくめだったんですが…。
唯一残念だったのが、カラーページが少なかったことですね。
次はぜひセンセの美麗なカラーでの原稿を収録してほしいです。
いいんちょ。(1) [Gum comics] (GUM COMICS)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 委員長・コメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏に別絵、合間に4コマ、
描き下ろし「prelude」
・その他: 初単行本、折り返しにコメント、カラー(4P)、
現在は1巻まで発売中(8話収録)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「秋風白雲(あきかぜ・しらくも)」センセの「いいんちょ。 1巻」です。
まるでノーマークでしたが、書店でなんとなーく↓表紙に呼ばれました。
きました、委員長ですねー。
すぐ記憶にあるのは、ほのぼのとした穏やか系「委員長お手をどうぞ/山名沢湖」
(↑そちらは”前代未聞の委員長オムニバス”って売り文句でした)
最近では、4コマ・コメディー「もっと!委員長/内村かなめ」とか、えっち系「奥さまは生徒会長/中田ゆみ」などがありました。
こちら「いいんちょ。」はそれらとはまたやや異なったアプローチでの漫画となっております。
※左:「嵯峨野小霧」、右:「篠宮初乃」
「初乃さん」はもっとも近いライバル関係にあるためか出番多いですね。
学区内に次々とできた大型マンションの影響で、新入生の激増した学院。
教員数の不足もあって、指導が行き届かない状況をなんとかするため、「一橋はるか」の要請に、「仁科葵」、「嵯峨野小霧」、「篠宮初乃」、「後醍珠緒」
、「睦芽衣」という1年それぞれクラスの委員長が立ち上がったのでした。
…ごく簡単ですが、導入としてはそんな感じ。
こちらの”委員長”はそれぞれクラスの学級委員長ですね。
お話は冒頭エピソード↑から続くような大それたものではなく、生徒会長「一橋学(※「はるかさんの実兄」)」のリコール、「初乃さん」との揉め事にプール掃除、校内不審者捜索から試験監督、2年委員長「井伊野みき」登場…という、他愛ない事柄になっておりました。
きりきり生徒を取り締まるとか、学園を変えるため教師と対立するとか、そういった類のものはなく、日常で発生しそうな些細な事柄に対して、皆で取り組んでおります。
そのため、ぐいぐいお話に引き込まれるタイプではありません。
ややこしい事を考えず、気軽にセンセの綺麗な絵柄を楽しめるような作品に仕上がっておりました。
※主人公「一橋はるか」です。
足癖悪い上に当然出番も多いので、こんな感じ(笑)シマパンがいいですね。
いきなり主要人物が6名も出たうえ、眼鏡ばかりで混乱するかもしれませんが、それぞれキャラの個性が強いためだんだん見分けられます。
お色気担当、というようにキャラを選ばぬパンチラがあったり、ブルマ・スクール水着が標準装備だったりと、頻繁にサービスカットがありました。
そう、パンチラだけでなく、委員長、おでこ、メガネという、豊富なキーワードを持つ本作品。
何かしら刺さるものがある方には、夢のような世界が広がっていると思われます。
また、主要キャラにそういった女性が居並ぶ中、唯一男性視点で話をかき回している生徒会長「一橋学」がスゴイ。
「はるかを『委員長』に相応しい女になるよう幼い頃より教育してきた~」
「踏みつけられ、冷たい目で見下ろされながら蔑みの言葉を浴びせられるのも夢でない」
…など、一本筋の通ったセクハラ発言や行動を連発しておりました。
※左から「睦芽衣」、「後醍珠緒」、「仁科葵」
眼鏡種類から身長までまちまちな6名です。しかし、「葵さん」小さすぎでしょー。
しかし、1話目ではバラバラになりかけた6名を繋ぎ(※意図してやったのかは不明)、3話目では妹「はるかさん」を助けたり(※やや問題あるかもしれませんが)、さらに5話目では怯える彼女を優しく受け止めております。
あの際はしっかりお兄ちゃんしてましたねー。
ほか2年「みきさん」への対応も(彼女が委員長と知る前は)自然だったので、日常では言葉通りに優等生なのでしょう。
…盗撮・盗聴については、なんらかに引っ掛かりそうなので、やめた方がいいと思いますが(笑)
ゲーム原画やイラストでのお仕事も多い「秋風白雲」センセ。
さすがに、絵については抜群の巧さがありました。
初単行本ながら安定感もあり、イラストメインな方にありがちな”所々で捨てコマっぽいのがある”ということもありません。
あちこちバランス良く、また漫画としても巧く、非常に高いクオリティーになっております。
癖はあるもののあまり人を選ばないタイプなので、万人に好まれるでしょう。たぶん。
絵柄は無論、漫画も面白く、キャラも個性的でいいことづくめだったんですが…。
唯一残念だったのが、カラーページが少なかったことですね。
次はぜひセンセの美麗なカラーでの原稿を収録してほしいです。
いいんちょ。(1) [Gum comics] (GUM COMICS)
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