■おとまりHONEY (みづきたけひと)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・ハーレム
・おまけ: 描き下ろし「おとまりBUNNY」
・その他: とじ込み小ポスター、折り返しにコメント、
7話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みづきたけひと」センセの「おとまりHONEY 1巻」です。
ああ、書きづらかった…。
前にも述べたことありますが、漫画によってやり易いものとそうでないものがあるんですね。
こちらは、その後者よ。
さて、なんとびっくり、アニメ化されてしまった「こはるびより」に続く連載の「おとまりHONEY 1巻」
「みづきたけひと」センセの新刊です。
※委員長「雪野さん」
こんな感じの漫画…ややコメディー寄りですが。
「お願い松田くん!今晩泊めて!」
突然2階窓から聞こえたその声は、委員長「雪野」さんのものでした。
驚く「松田」くん…でしたが、同時に「雪野さん」も衝撃の光景を目の当たりにするのです。
その部屋には「工藤皐月」、「高山楓」、「浅川恵里香」という、同クラスの女性らがさも当然のようにくつろいでいたのでした。
彼女らは、家に居場所がない、家が学校から遠い、ペットを飼えない…という、それぞれ異なる事情によって彼の家に居ついていたのです。
それを監視するという名目で、ドサクサに紛れて「雪野さん」もその一員となるのでした。
…さて、「雪野さん」は無事邪魔者を排除し、計画を実行することができるんでしょうか。
だいたいそんな感じ。
複数の女性と同居でウハウハ状態!
…という、ハーレムっぽいラブコメ漫画なんですが、通常想像されるような事柄の一切を無視した、いかにも「みづきたけひと」センセという色の強い単行本に仕上がっております。
これがもし成年漫画なら、色々なことが有り得そうなんですけどねぇ~。
説明しておきたい細かい設定をほったらかしにして、キャラの個性でぐいぐいと牽引するようなお話なのです。
「15歳らしくない体をもてあましやがって!」
…とか言われてしまう、主人公にしてヒロインの「雪野さん」は目立つ巨乳な女の子。
漫画でも胸が強調されること頻繁で、特に自宅シーンではノーブラなパジャマ姿という、まるでアピールするように谷間を見せつけておりました。
特徴的なのは胸だけでなく、梯子を用いてわざわざ2階の窓から直接本人へ声を掛けるという、実に大胆で行動力抜群な女性。
(ちなみに、もくじページには梯子を背負って走るイラストがあったんですが、非常に可愛らしかったですよ)
※おまけ:れっつ・ごー・とぅー。
これね。
そのほか、勝手に鞄を用意する、お弁当つくる(※人んちの台所・食材を使ったのかなぁ…)ほか、旅行でもちゃっかり隣をキープした上に手を握ったりしてました。
そこまで積極的で大胆、しかも現在は(1巻ね)ライバル不在という好条件が揃っているのに、勝手に自爆したり、勘違いされたりして、想いを達することができないままなのでした。
独特な感性で変に暴走し易く、また何かと不幸っぽい星に生まれついたのも、原因としてあるかなぁ…。
ちなみに海での暴走シーン、”うわー今日の私ダイタン!がんばっちゃえー!”は良かったです。
なかなか思い通りにならない理由のもう一つ、「工藤皐月」「高山楓」「浅川恵里香」という外野3名。
その3名のうち「皐月さん」は事情が深いようでしたが…前半はライバルっぽい雰囲気があったものの、途中からはサブキャラ化が進んでしまったように思います。
あの感じでは、今後争奪戦に参加するのは難しそうだけどなぁ。
※左から「浅川恵里香」「高山楓」「工藤皐月」
右のように目立っていた「皐月さん」なんですが…このままサブキャラになってしまうのか!?
彼女はとりあえず置いといて、少なくとも他2名には恋愛感情らしきものはまったく見えず、単に居心地が良いからいるだけ、という感じなのでした。
ほら、独り暮らしの部屋は好き勝手し易いから皆で集合したりするじゃーないですか、そんな感覚かね。
もともと、彼女らの相談を受けた「松田くん」には同居を勧める発言なく、かなり図々しく同居を始めたのだと想像されました。
なにしろ、松田家の帰省にもずけずけついて行ってますからねぇ。
さて、「雪野さん」より好意を持たれ、他3名と同居を続けている、羨ましい「松田くん」
一応、それなりに欲望みたいなものはあるようなんですが、我慢しているのか、見ているだけで幸せなのか、非常に淡泊。
我が物顔で歩き回っている女性陣には「日々悶々としている」という発言があったりするんですが…どっかで適当に発散してたりして(笑)
もっとも、あーんな状態になってしまっては、どちらかに手を出すなんてことはできないでしょうけれど(笑)
普段はぼーっとしているものの、変なスイッチにて適度な熱血さを見せたり、物事をうやむやにしてしまう鈍さを持ち合わせた、ハーレム系ラブコメの主人公としては最適なキャラクターでしたが。
※委員長「雪野さん」その2。
セクシーショットです。意外にパンチラとか少ないんですねぇ。
以上、ふわふわとした決定的でないキャラが揃っていることもあり、お話も自然とぽややーとした穏やかな感じになっておりました。
つまんなくはないですが、このままだらだらと続くのはさすがに何なので、やっぱり明確なライバルとかがほしいですね。
なんだろ、もうひとスパイス欠けているような感じですよ。
センセのファンの方は、そんなんが良いのかもしれませんけど。
ちなみに主要な女性キャラが4名もいて、いかにもバンバン脱ぎそうな雰囲気(←そうでもないか)ありますが、意外とサービスシーンは多くなく、胸の露出はそこそこあるものの、バストトップの描写はありませんでした。
掲載の「チャンピオンRED」はそっち系に厳しい雑誌かな?
センセはもともと寸止めっぽい方ですし、あまり期待しないように。
薄い細線のこざっぱりとした絵柄です。
白比率の目立つ絵で、トーン処理などありますが平面的。
よく崩されますが、コメディーの似合う絶妙なバランスの系統ですね。
下手ではないんですが、味のある素朴なキャラ絵です。
↓表紙のカラーな雰囲気とは若干異なるので、ちょっと注意して下さい。
おとまりHONEY 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・ハーレム
・おまけ: 描き下ろし「おとまりBUNNY」
・その他: とじ込み小ポスター、折り返しにコメント、
7話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みづきたけひと」センセの「おとまりHONEY 1巻」です。
ああ、書きづらかった…。
前にも述べたことありますが、漫画によってやり易いものとそうでないものがあるんですね。
こちらは、その後者よ。
さて、なんとびっくり、アニメ化されてしまった「こはるびより」に続く連載の「おとまりHONEY 1巻」
「みづきたけひと」センセの新刊です。
※委員長「雪野さん」
こんな感じの漫画…ややコメディー寄りですが。
「お願い松田くん!今晩泊めて!」
突然2階窓から聞こえたその声は、委員長「雪野」さんのものでした。
驚く「松田」くん…でしたが、同時に「雪野さん」も衝撃の光景を目の当たりにするのです。
その部屋には「工藤皐月」、「高山楓」、「浅川恵里香」という、同クラスの女性らがさも当然のようにくつろいでいたのでした。
彼女らは、家に居場所がない、家が学校から遠い、ペットを飼えない…という、それぞれ異なる事情によって彼の家に居ついていたのです。
それを監視するという名目で、ドサクサに紛れて「雪野さん」もその一員となるのでした。
…さて、「雪野さん」は無事邪魔者を排除し、計画を実行することができるんでしょうか。
だいたいそんな感じ。
複数の女性と同居でウハウハ状態!
…という、ハーレムっぽいラブコメ漫画なんですが、通常想像されるような事柄の一切を無視した、いかにも「みづきたけひと」センセという色の強い単行本に仕上がっております。
これがもし成年漫画なら、色々なことが有り得そうなんですけどねぇ~。
説明しておきたい細かい設定をほったらかしにして、キャラの個性でぐいぐいと牽引するようなお話なのです。
「15歳らしくない体をもてあましやがって!」
…とか言われてしまう、主人公にしてヒロインの「雪野さん」は目立つ巨乳な女の子。
漫画でも胸が強調されること頻繁で、特に自宅シーンではノーブラなパジャマ姿という、まるでアピールするように谷間を見せつけておりました。
特徴的なのは胸だけでなく、梯子を用いてわざわざ2階の窓から直接本人へ声を掛けるという、実に大胆で行動力抜群な女性。
(ちなみに、もくじページには梯子を背負って走るイラストがあったんですが、非常に可愛らしかったですよ)
※おまけ:れっつ・ごー・とぅー。
これね。
そのほか、勝手に鞄を用意する、お弁当つくる(※人んちの台所・食材を使ったのかなぁ…)ほか、旅行でもちゃっかり隣をキープした上に手を握ったりしてました。
そこまで積極的で大胆、しかも現在は(1巻ね)ライバル不在という好条件が揃っているのに、勝手に自爆したり、勘違いされたりして、想いを達することができないままなのでした。
独特な感性で変に暴走し易く、また何かと不幸っぽい星に生まれついたのも、原因としてあるかなぁ…。
ちなみに海での暴走シーン、”うわー今日の私ダイタン!がんばっちゃえー!”は良かったです。
なかなか思い通りにならない理由のもう一つ、「工藤皐月」「高山楓」「浅川恵里香」という外野3名。
その3名のうち「皐月さん」は事情が深いようでしたが…前半はライバルっぽい雰囲気があったものの、途中からはサブキャラ化が進んでしまったように思います。
あの感じでは、今後争奪戦に参加するのは難しそうだけどなぁ。
※左から「浅川恵里香」「高山楓」「工藤皐月」
右のように目立っていた「皐月さん」なんですが…このままサブキャラになってしまうのか!?
彼女はとりあえず置いといて、少なくとも他2名には恋愛感情らしきものはまったく見えず、単に居心地が良いからいるだけ、という感じなのでした。
ほら、独り暮らしの部屋は好き勝手し易いから皆で集合したりするじゃーないですか、そんな感覚かね。
もともと、彼女らの相談を受けた「松田くん」には同居を勧める発言なく、かなり図々しく同居を始めたのだと想像されました。
なにしろ、松田家の帰省にもずけずけついて行ってますからねぇ。
さて、「雪野さん」より好意を持たれ、他3名と同居を続けている、羨ましい「松田くん」
一応、それなりに欲望みたいなものはあるようなんですが、我慢しているのか、見ているだけで幸せなのか、非常に淡泊。
我が物顔で歩き回っている女性陣には「日々悶々としている」という発言があったりするんですが…どっかで適当に発散してたりして(笑)
もっとも、あーんな状態になってしまっては、どちらかに手を出すなんてことはできないでしょうけれど(笑)
普段はぼーっとしているものの、変なスイッチにて適度な熱血さを見せたり、物事をうやむやにしてしまう鈍さを持ち合わせた、ハーレム系ラブコメの主人公としては最適なキャラクターでしたが。
※委員長「雪野さん」その2。
セクシーショットです。意外にパンチラとか少ないんですねぇ。
以上、ふわふわとした決定的でないキャラが揃っていることもあり、お話も自然とぽややーとした穏やかな感じになっておりました。
つまんなくはないですが、このままだらだらと続くのはさすがに何なので、やっぱり明確なライバルとかがほしいですね。
なんだろ、もうひとスパイス欠けているような感じですよ。
センセのファンの方は、そんなんが良いのかもしれませんけど。
ちなみに主要な女性キャラが4名もいて、いかにもバンバン脱ぎそうな雰囲気(←そうでもないか)ありますが、意外とサービスシーンは多くなく、胸の露出はそこそこあるものの、バストトップの描写はありませんでした。
掲載の「チャンピオンRED」はそっち系に厳しい雑誌かな?
センセはもともと寸止めっぽい方ですし、あまり期待しないように。
薄い細線のこざっぱりとした絵柄です。
白比率の目立つ絵で、トーン処理などありますが平面的。
よく崩されますが、コメディーの似合う絶妙なバランスの系統ですね。
下手ではないんですが、味のある素朴なキャラ絵です。
↓表紙のカラーな雰囲気とは若干異なるので、ちょっと注意して下さい。
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