■ＸＸＸ－ｃｅｌｌｅｎｔ （有賀冬）
★まんがデーター ［８／１５］
・絵 ：■■■□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・学園
・おまけ： あとがき。
・その他： カラー（８Ｐ）、短編×７
（うち「プレジャーリンク」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「有賀冬（ありが・とう）」センセの「ＸＸＸ－ｃｅｌｌｅｎｔ ＜エクセレント＞」です。
遅くなってしまいました。
本日も、いっぱい・いっぱいなので、早々に始めさせて頂きます。
涼やかな女の子の↓表紙が目を惹く、「有賀冬」センセ２冊目の単行本「ＸＸＸ－ｃｅｌｌｅｎｔ ＜エクセレント＞」です。
カバーの暗い背景と怪しげなタイトルがハードなえっち漫画という空気ですが、実際はさほどでもありません。
（※逆に爽やかなラブラブえっちという訳でもないですが）
※左：稲川水樹、右：石野史香。
他キャラを排除して、この２人を中心に進めたのが良かったと思います。
さて、収録では唯一の連続話「プレジャーリンク」
サブタイトル「TEXT－１ 真田泰美さん」、「TEXT－２ 稲川水樹さん」、「TEXT－３ 大山美紘さん」…でも分かるとおり、学校で噂となっている”不思議３少女”が次々に登場する、主要ヒロインの交代していくタイプです。
多少だけ各話に繋がりありましたが、ほぼ独立したお話でした。
その１人、上級生で雰囲気がエロく、特に”口元が特徴”という「真田泰美」さん。
うーん、アップ時はいいんですが、もっと唇を強調したキャラにしても良かったかなー。
いちおうネタはそっち方面で押していましたが、後に当人が言っているとおり特徴は弱く、お話としても普通。
漫画中では噂になっていましたけど、そんな感じはありませんね。
そちらにて、二人の行為覗いていた、眼鏡の「稲川水樹」さんが２話目の主役。
”独りえっち好き”という彼女は先の「真田さん」と比べてネタ良く、またそれを場所を選ばずにしてくれるので、行為自体がコメディーとなっておりました。
なにしろ、成績優秀な「水樹さん」は試験中にしちゃってましたから（笑）
収録中でも、秀逸な出来栄と言えるでしょう。
後半、教室で複数プレイに発展する流れも迫力があり、ビジュアル的にも成功していたと思います。
なかなかに激しい展開なんですが、ラスト付近での置き手紙がため、なんだか穏やか～な気持ちになりました。
※稲川水樹さん
先ほどの絵では顔が見ずらかったので、もう一度。
カラー原稿もある、ラストとなる３話目。
こちらではロール髪の生徒会長「大山美紘」さんなんですが…”成績優秀ながら異常性欲”というのはいいとして、”妙な迫力がある”という単語は蛇足。
これは直接文字にせず、漫画で示してほしかったところです。
また、２話から出ている生徒会の会計「石野史香」さんのが目立っていたのも、中途半端さの原因かもしれません。
よくあるパターンですが、もう１話追加して全キャラを絡ませるとか、そこで「史香さん」を混ぜるとかのが良かったのではないかなぁ。
また、この３話だけ作画の崩れが激しいように思いましたが…気のせいかな。
眼鏡な「吉野紗夜」さんの登場する、冒頭に収録された短編「さやさや」
普段は無表情ながら、実際はえろえろというヒロイン「紗夜さん」のキャラが実に素敵でした。
合唱部とかコンクールなどの設定、途中の隠れる描写にいたるまで、あまり必要なかったと思います。
※左：矢内晶、右：吉野紗夜
こうした女性は非常に巧く描けていると思います。
”男子が持つ女の子の理想像”とまで言われている、学園でも評判な「矢内千晴」さん。
玉砕した男子は数知れずという「千晴さん」について、彼氏の有無を聞き出すよう友人に頼まれた主人公は、その姉「矢内晶」の元を尋ねるのでした。
”姉貴が最大の関門”
…という評判に違わず、強い態度で不審な目を向けてくる「晶さん」
実は度重なる情報源扱いに腹を立てていたんですが、そんな彼女に興味を示すと……という、ヒロイン「晶さん」の目立っている短編「ツンツン」
成年漫画とはいえかなり無理やりな展開で、お話は今一歩。
それでも、キツく男の子っぽい容姿であった「晶さん」の、意外な可愛らしい姿がいいですね。
先の「紗夜さん」もそうですが、こうしたクールな女性は実に魅力的に描かれておりました。
評判高いという、妹「千晴さん」を絡めた続編などあったらいいかもしれません。
なにしろ、後姿だけでしたからねー。
ほか、ゴスロリ服な生徒会長の「ブラックピース」、Ｗヒロインな競泳水着話「ＳＷｉｍｍｅｒｓ」などが収録されておりました。
特に複数えっちな「ＳＷｉｍｍｅｒｓ」は迫力あり、楽しめると思います。
トーン処理の強い、乱れない細線の絵柄。
細かいコマ割りは良し悪しかな。
全体的に濃い絵で、文字や線までが激しく入り乱れる、ごっちゃり系なのでした。
どろりとした液体描写も多めですね。
横長の目と、縦に長めな輪郭のキャラ絵。
ややバランスに微妙なところもありましたが、おおむね問題は少ないと思います。
初出がなかったので詳しい時期は不明ですけれど、安定傾向でした。
↓表紙は非常にまとまり良いので、判断には漫画カットの多い裏表紙が適当でしょう。
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・絵 ：■■■□□
・話 ：■■□□□
・独創性：■■■□□
・属性 ： 成年・学園
・おまけ： あとがき。
・その他： カラー（８Ｐ）、短編×７
（うち「プレジャーリンク」×３）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「有賀冬（ありが・とう）」センセの「ＸＸＸ－ｃｅｌｌｅｎｔ ＜エクセレント＞」です。
遅くなってしまいました。
本日も、いっぱい・いっぱいなので、早々に始めさせて頂きます。
涼やかな女の子の↓表紙が目を惹く、「有賀冬」センセ２冊目の単行本「ＸＸＸ－ｃｅｌｌｅｎｔ ＜エクセレント＞」です。
カバーの暗い背景と怪しげなタイトルがハードなえっち漫画という空気ですが、実際はさほどでもありません。
（※逆に爽やかなラブラブえっちという訳でもないですが）
※左：稲川水樹、右：石野史香。
他キャラを排除して、この２人を中心に進めたのが良かったと思います。
さて、収録では唯一の連続話「プレジャーリンク」
サブタイトル「TEXT－１ 真田泰美さん」、「TEXT－２ 稲川水樹さん」、「TEXT－３ 大山美紘さん」…でも分かるとおり、学校で噂となっている”不思議３少女”が次々に登場する、主要ヒロインの交代していくタイプです。
多少だけ各話に繋がりありましたが、ほぼ独立したお話でした。
その１人、上級生で雰囲気がエロく、特に”口元が特徴”という「真田泰美」さん。
うーん、アップ時はいいんですが、もっと唇を強調したキャラにしても良かったかなー。
いちおうネタはそっち方面で押していましたが、後に当人が言っているとおり特徴は弱く、お話としても普通。
漫画中では噂になっていましたけど、そんな感じはありませんね。
そちらにて、二人の行為覗いていた、眼鏡の「稲川水樹」さんが２話目の主役。
”独りえっち好き”という彼女は先の「真田さん」と比べてネタ良く、またそれを場所を選ばずにしてくれるので、行為自体がコメディーとなっておりました。
なにしろ、成績優秀な「水樹さん」は試験中にしちゃってましたから（笑）
収録中でも、秀逸な出来栄と言えるでしょう。
後半、教室で複数プレイに発展する流れも迫力があり、ビジュアル的にも成功していたと思います。
なかなかに激しい展開なんですが、ラスト付近での置き手紙がため、なんだか穏やか～な気持ちになりました。
※稲川水樹さん
先ほどの絵では顔が見ずらかったので、もう一度。
カラー原稿もある、ラストとなる３話目。
こちらではロール髪の生徒会長「大山美紘」さんなんですが…”成績優秀ながら異常性欲”というのはいいとして、”妙な迫力がある”という単語は蛇足。
これは直接文字にせず、漫画で示してほしかったところです。
また、２話から出ている生徒会の会計「石野史香」さんのが目立っていたのも、中途半端さの原因かもしれません。
よくあるパターンですが、もう１話追加して全キャラを絡ませるとか、そこで「史香さん」を混ぜるとかのが良かったのではないかなぁ。
また、この３話だけ作画の崩れが激しいように思いましたが…気のせいかな。
眼鏡な「吉野紗夜」さんの登場する、冒頭に収録された短編「さやさや」
普段は無表情ながら、実際はえろえろというヒロイン「紗夜さん」のキャラが実に素敵でした。
合唱部とかコンクールなどの設定、途中の隠れる描写にいたるまで、あまり必要なかったと思います。
※左：矢内晶、右：吉野紗夜
こうした女性は非常に巧く描けていると思います。
”男子が持つ女の子の理想像”とまで言われている、学園でも評判な「矢内千晴」さん。
玉砕した男子は数知れずという「千晴さん」について、彼氏の有無を聞き出すよう友人に頼まれた主人公は、その姉「矢内晶」の元を尋ねるのでした。
”姉貴が最大の関門”
…という評判に違わず、強い態度で不審な目を向けてくる「晶さん」
実は度重なる情報源扱いに腹を立てていたんですが、そんな彼女に興味を示すと……という、ヒロイン「晶さん」の目立っている短編「ツンツン」
成年漫画とはいえかなり無理やりな展開で、お話は今一歩。
それでも、キツく男の子っぽい容姿であった「晶さん」の、意外な可愛らしい姿がいいですね。
先の「紗夜さん」もそうですが、こうしたクールな女性は実に魅力的に描かれておりました。
評判高いという、妹「千晴さん」を絡めた続編などあったらいいかもしれません。
なにしろ、後姿だけでしたからねー。
ほか、ゴスロリ服な生徒会長の「ブラックピース」、Ｗヒロインな競泳水着話「ＳＷｉｍｍｅｒｓ」などが収録されておりました。
特に複数えっちな「ＳＷｉｍｍｅｒｓ」は迫力あり、楽しめると思います。
トーン処理の強い、乱れない細線の絵柄。
細かいコマ割りは良し悪しかな。
全体的に濃い絵で、文字や線までが激しく入り乱れる、ごっちゃり系なのでした。
どろりとした液体描写も多めですね。
横長の目と、縦に長めな輪郭のキャラ絵。
ややバランスに微妙なところもありましたが、おおむね問題は少ないと思います。
初出がなかったので詳しい時期は不明ですけれど、安定傾向でした。
↓表紙は非常にまとまり良いので、判断には漫画カットの多い裏表紙が適当でしょう。
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