■柳田君と水野さん2 (榎本ハイツ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ツンデレ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
12話・最終話は一部描き下ろし。
・その他: 全て表題作(収録10話)、全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「榎本ハイツ(えのもと・はいつ)」センセの「柳田君と水野さん2」です。
宮仕えの皆様、1週間おつかれさまでした。
色々あり、今週はだいぶ疲れましたよー。
そんな訳で、「榎本ハイツ」センセの2冊目、これで完結巻となる「柳田君と水野さん2」です。
ざっと見て、やっぱりメインはこちらかなぁ。と。
…前に1巻を紹介してますし、続きモノのがブログを書くの楽かなぁ…とか思ったというのは内緒。
「か、勘違いしないでよね!あんたなんか…」
というのが、今回の帯文言。
語尾が変化したことで、よりツンデレちっくなものとなっておりました。
完全に前回の続きという単行本。
そのため、やっぱりあらすじなり、キャラ紹介なり、何らかのフォローは欲しかったところです。
特にひでるさんは記憶がすぐなくなっちゃうので。
※ツンな「水野千華さん」
相変わらず、この手の質問には反発してしまう「水野さん」です。
ちょっとした切っ掛けがため、学級委員「柳田修一」くんとえっちしてしまった「水野千華」さん。
「あんたはSEXフレンドだ!!!」
意識するようにはなっていたものの、素直に気持ちを認めない「水野さん」はそんな宣言をして、2人はセフレとして付き合うようになっておりました。
もともと好きだった「武田鉄郎」くんとの関係に決着がつき、また「好き」と言ってはばからない「柳田くん」がため、態度とは裏腹に心は彼に深く傾倒していくのです。
どつき、言葉で罵倒しながらも、なかなか安定した関係となっていた頃。
「柳田先輩、好きです」
妹「柳田春」ちゃんのクラスメイト「佐東あや」さんが突然告白をしたことで、それが揺らいでしまうのでした。
だいたいはそんな感じ。
周辺キャラが増え、賑やかになった2冊目。
ですけれど、基本的な所は変化なく、非常に手堅いつくりになっておりました。
タイトルそのまま「柳田くん」と「水野さん」がしっかりメインでして、「佐東さん」、「春ちゃん」ら他のヒロインのえっち回は1話づつのみなのですね。
これで正解だと思いますが、読者次第かなぁ。
さて、今回の起爆剤「佐東さん」も学級委員という、真面目な娘。
第三者を介入させ、三角関係としたのはお話的に至極真っ当でしょう。
1巻では、いちおう「武田くん」がその役目だったんですが、彼は予想以上に弱かったですし。
それに、やっぱり成年漫画。
両手に花という方が絵的にも美しいですからね。
※左:柳田春、右:佐東あや。
ちょっと怖い「佐東さん」です。暴走して「スクールデイズ」のようなパターンはどう?
教室にて六法全書を黙々と読んでいた「柳田くん」の姿に一目惚れしたという「佐東さん」
…いや、あれってだいぶ変だと思うのだけれど。
(※しかも、実はオチがあったりする)
性格そのまま、暴走気味な娘さんで、勘違いしたほか、だいぶ無茶もしておりました。
しかし、そんな彼女に対して、きっちり線引きをして拒絶した「柳田くん」はスゴイ。
成年漫画の主要男性キャラなのに(笑)
もう少し引っ張って「水野さん」をどぎまぎさせても面白かったかもしれませんが、「柳田くん」の性格からしてあれ以上はないだろうしなぁ。
ちょうど良い程度なのかもしれません。
なお、関連して名前がついた「浅田」くんは、よく見たら前巻の3話目から登場していました。
ちなみに、すっかりコメディー要員という、ぎりぎりなイケメン「武田くん」
より出番が減った上、主役回の17話では「春ちゃん」の前に存在が霞んでおりました。
いやぁ、「春ちゃん」はいい娘さんでしたねー。
このまま終わらせるのが惜しいです。
※デレな「水野千華さん」
今回はデレデレです。左の電話シーンもいいですね。
そして、やっぱりヒロインの「水野さん」
今回は思わぬライバル登場から、家庭環境まで描かれた、まさに完結巻という風情でした。
素直に「好き」と言えない難儀さは相変わらずで、とりあえず突っかかるのが2人のコミュニケーション。
”えっちはできても、単独のキスは駄目”とか、可愛らしいことを言っております。
こりゃ、逆にラブラブですよね~。
注目は、「水野さん」がのーぱんだったりする16話。
「パンツはいてくるの忘れた…」って、なかなかのうっかりさんぶりを発揮してくれておりました。
それから、下着を穿かせるまでの数ページがなかなか素敵なのです。
この、”脱がす”ではなく”着せる”というのがお好きな方には、ばっちり刺さる展開となっておりました。
1巻での誕生日プレゼントが役立つ展開も良かったです。
ポケットに入れ続けてたのね(笑)
気になったのは、ラスト直前での流れについて。
2人の性格などから、あれも確かに分かるんですけれど、やや余計に感じました。
無理やり盛り上げずとも、すんなり穏やかなまま、えっちに終わってもいいかなぁーと思ったので。
さらに残念なのは、ぐっと大人っぽい雰囲気となった「水野さん」が脱がなかったことですか。
(※あとがき部分にちょろっとだけありますが)
ちなみに、17話で答案用紙が描かれていましたけど、やっぱり頭いいのねーという「柳田くん」と共に、「水野さん」の点数がリアルでした。
1巻から比べると、だーいぶ勉強できるようになってましたねー。
しっかり強い線のあっさり絵柄。
大きく乱れることはありませんが、バランスが微妙なコマもありました。
絵のタイプ的にそんなんが目立つのね。
癖が強いため好き嫌い分かれるでしょうけれど、ポイントは外していないと思います。
あるいは、”漫画が巧い”ということなのかもしれません。
また、前巻よりもだいぶ作画は安定して、線などがすっきり洗練されておりました。
ちなみに、あの↓表紙絵はカバー裏での「柳田くん」からの視点なんですね。
それが分かってから改めて見ると、なんだか幸せな感じに…なれるかも(笑)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ツンデレ
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
12話・最終話は一部描き下ろし。
・その他: 全て表題作(収録10話)、全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「榎本ハイツ(えのもと・はいつ)」センセの「柳田君と水野さん2」です。
宮仕えの皆様、1週間おつかれさまでした。
色々あり、今週はだいぶ疲れましたよー。
そんな訳で、「榎本ハイツ」センセの2冊目、これで完結巻となる「柳田君と水野さん2」です。
ざっと見て、やっぱりメインはこちらかなぁ。と。
…前に1巻を紹介してますし、続きモノのがブログを書くの楽かなぁ…とか思ったというのは内緒。
「か、勘違いしないでよね!あんたなんか…」
というのが、今回の帯文言。
語尾が変化したことで、よりツンデレちっくなものとなっておりました。
完全に前回の続きという単行本。
そのため、やっぱりあらすじなり、キャラ紹介なり、何らかのフォローは欲しかったところです。
特にひでるさんは記憶がすぐなくなっちゃうので。
※ツンな「水野千華さん」
相変わらず、この手の質問には反発してしまう「水野さん」です。
ちょっとした切っ掛けがため、学級委員「柳田修一」くんとえっちしてしまった「水野千華」さん。
「あんたはSEXフレンドだ!!!」
意識するようにはなっていたものの、素直に気持ちを認めない「水野さん」はそんな宣言をして、2人はセフレとして付き合うようになっておりました。
もともと好きだった「武田鉄郎」くんとの関係に決着がつき、また「好き」と言ってはばからない「柳田くん」がため、態度とは裏腹に心は彼に深く傾倒していくのです。
どつき、言葉で罵倒しながらも、なかなか安定した関係となっていた頃。
「柳田先輩、好きです」
妹「柳田春」ちゃんのクラスメイト「佐東あや」さんが突然告白をしたことで、それが揺らいでしまうのでした。
だいたいはそんな感じ。
周辺キャラが増え、賑やかになった2冊目。
ですけれど、基本的な所は変化なく、非常に手堅いつくりになっておりました。
タイトルそのまま「柳田くん」と「水野さん」がしっかりメインでして、「佐東さん」、「春ちゃん」ら他のヒロインのえっち回は1話づつのみなのですね。
これで正解だと思いますが、読者次第かなぁ。
さて、今回の起爆剤「佐東さん」も学級委員という、真面目な娘。
第三者を介入させ、三角関係としたのはお話的に至極真っ当でしょう。
1巻では、いちおう「武田くん」がその役目だったんですが、彼は予想以上に弱かったですし。
それに、やっぱり成年漫画。
両手に花という方が絵的にも美しいですからね。
※左:柳田春、右:佐東あや。
ちょっと怖い「佐東さん」です。暴走して「スクールデイズ」のようなパターンはどう?
教室にて六法全書を黙々と読んでいた「柳田くん」の姿に一目惚れしたという「佐東さん」
…いや、あれってだいぶ変だと思うのだけれど。
(※しかも、実はオチがあったりする)
性格そのまま、暴走気味な娘さんで、勘違いしたほか、だいぶ無茶もしておりました。
しかし、そんな彼女に対して、きっちり線引きをして拒絶した「柳田くん」はスゴイ。
成年漫画の主要男性キャラなのに(笑)
もう少し引っ張って「水野さん」をどぎまぎさせても面白かったかもしれませんが、「柳田くん」の性格からしてあれ以上はないだろうしなぁ。
ちょうど良い程度なのかもしれません。
なお、関連して名前がついた「浅田」くんは、よく見たら前巻の3話目から登場していました。
ちなみに、すっかりコメディー要員という、ぎりぎりなイケメン「武田くん」
より出番が減った上、主役回の17話では「春ちゃん」の前に存在が霞んでおりました。
いやぁ、「春ちゃん」はいい娘さんでしたねー。
このまま終わらせるのが惜しいです。
※デレな「水野千華さん」
今回はデレデレです。左の電話シーンもいいですね。
そして、やっぱりヒロインの「水野さん」
今回は思わぬライバル登場から、家庭環境まで描かれた、まさに完結巻という風情でした。
素直に「好き」と言えない難儀さは相変わらずで、とりあえず突っかかるのが2人のコミュニケーション。
”えっちはできても、単独のキスは駄目”とか、可愛らしいことを言っております。
こりゃ、逆にラブラブですよね~。
注目は、「水野さん」がのーぱんだったりする16話。
「パンツはいてくるの忘れた…」って、なかなかのうっかりさんぶりを発揮してくれておりました。
それから、下着を穿かせるまでの数ページがなかなか素敵なのです。
この、”脱がす”ではなく”着せる”というのがお好きな方には、ばっちり刺さる展開となっておりました。
1巻での誕生日プレゼントが役立つ展開も良かったです。
ポケットに入れ続けてたのね(笑)
気になったのは、ラスト直前での流れについて。
2人の性格などから、あれも確かに分かるんですけれど、やや余計に感じました。
無理やり盛り上げずとも、すんなり穏やかなまま、えっちに終わってもいいかなぁーと思ったので。
さらに残念なのは、ぐっと大人っぽい雰囲気となった「水野さん」が脱がなかったことですか。
(※あとがき部分にちょろっとだけありますが)
ちなみに、17話で答案用紙が描かれていましたけど、やっぱり頭いいのねーという「柳田くん」と共に、「水野さん」の点数がリアルでした。
1巻から比べると、だーいぶ勉強できるようになってましたねー。
しっかり強い線のあっさり絵柄。
大きく乱れることはありませんが、バランスが微妙なコマもありました。
絵のタイプ的にそんなんが目立つのね。
癖が強いため好き嫌い分かれるでしょうけれど、ポイントは外していないと思います。
あるいは、”漫画が巧い”ということなのかもしれません。
また、前巻よりもだいぶ作画は安定して、線などがすっきり洗練されておりました。
ちなみに、あの↓表紙絵はカバー裏での「柳田くん」からの視点なんですね。
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