■べじたぶる (森見明日)
★まんがデーター [5/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : コメディー・ラブコメ
・おまけ: あとがき、キャララフ絵、
カバー裏に予告・キャラ表、
・その他: カラー(4P)、
短編×22(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森見明日(もりみ・あした)」センセの「べじたぶる VEGETABLE」です。
お疲れ様です。
えー、昨日に引き続いて、以下同文。
へろへろです。
本当は他の漫画を紹介する予定でしたが、そうした訳で文が頭に浮かびやすいこちらをば。
「森見明日」センセの新刊「べじたぶる」ですね。
こちらのブログでは、「らぶぽっ!」とか「よみがえりんね♪」を紹介しております。
ひでるさんは「Drop frame」の頃からセンセのファンなんですが…この漫画については、まるで刺さりませんでした。
アマゾンにコメント入れてた方は評価よかったので、こんなん私だけですかねぇ。
※左:渋柿麻里衣、右:茄子萌
こうしたサービスシーンは比較的多めではあります。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
毎度ながら、↓以下より感じたそのままを書かせて頂きます。
そんな文が得意でない方は、ここでご遠慮下さいませ。
いきます。
1話8ページと微妙なボリュームでの連続話。
CG製作会社である有限会社「べじたぶる」を舞台とした、ちょっと変わった面々によるコメディー漫画でした。
非常にゆるゆるとしたお話ですね。
ありがちな設定と新鮮味に欠けるキャラ配置、ちょぴりえっちで少しラブコメ要素もあるんですが、どれもが中途半端。
ページ数が少ないためか、とかくガチャガチャと慌ただしいお話なのです。
いい話っぼくまとめようとしたラストも、やたら軽々しく感じました。
ストーリー部分がまったく合わなかったためか、連鎖反応でどうしても他の細かい部分まで気になってしまうのです。
まず、18歳の主人公「野沢ハルキ(遥貴)」くん。
亡くなった父の後を継ぎ、有限会社「べじたぶる」の社長になったそうなんですが、女子社員に弄ばれる毎日でした。
そのあたりが楽しく描かれています。
…が。
このキャラに、まるで感情移入できません。
ハリウッドに進出とか散々言っている割に、ヒアリングすら怪しい「ハルキくん」
掃除・雑用以外にはまったく役に立っておらず、パソコンの組み立てどころか、操作すらままならない始末。
これでは、仕事覚える(教えてもらう)以前の問題ですね。
おまけに営業すれば、詐欺に引っ掛かっておりました。
「俺のことは”ボス”と呼べ」
…とか言っていましたが、ちゃんちゃら可笑しいですよ。
仕事できんくせして口だけは達者という、ひでるさんのもっとも嫌いなタイプ。
後半でも変化なく、ちょっと突っ込まれた程度で投げ出してしまう、信じられない行動まで見せておりました。
なんなんだコイツは。
コツコツと努力し、地味でも着実に成長していく、というのがこうした漫画のセオリーでしょうけれど、「ハルキくん」に至っては努力の欠片も見えません。
まぁ、有能な社員たちのストレス解消にはなっているようなので、存在価値がまったくない訳でもないですが。
続いて、個性的ではあるものの有能な社員たち。
役に立たない彼とは違い、普段おちゃらけているものの、実は一級品の腕前を持つ女性群。
まぁ、よくある設定ですよね。
※左:三葉深姐、右:葱崎アネット
絵柄についても、お話同様にがちゃがちゃしていました。
ツインテールなメインヒロイン「渋柿麻里衣(マリィ)」
活発なパンチラ担当ですね。
「ハルキくん」と絡むこと多かったんですが、いつの間にかラブな雰囲気を見せるようになっていました。
まるでそんなネタなかったのに…ユルいなぁ。
ちなみに、他の3名は皆バストトップの描写があったのに、彼女だけは全裸も後姿だけでした。
これはヒロイン特権かな。
大人の色っぽい系担当「葱崎アネット」、眼鏡の不思議系「三葉深姐(ミーシャ)」など、主要ヒロインの3名は「祭事の乙女達」から続くセンセの基本形。
無難ではありますが、新鮮味にはちと欠けると思います。(※自然と恋愛対象が絞られるのね)
ほか、いきなりシャワーシーンで全裸という登場だったお嬢様「茄子萌(なす・めぐみ)」は、隠しキャラちっく(←「ハルキくん」に認識されていない)であるものの、登場するたびにサービスカットを披露していました。
直接はないものの、パンチラとか半裸程度は確かに頻繁な本作品。
紹介帯には「逆セクハラ地獄」とかありましたが、そっち方面で押すほどのパワーはありません。
心理描写が巧みな「森見明日」センセなのに、ラブコメとしてはやや唐突すぎ。
コメディーについては、寝ている間に場所移動している、「どこ!?」の連続など面白かった部分もありましたが、全体的に大きな魅力とまではなっておりません。
なにがやりたいのか、まったく分かりませんよ。
登場キャラにも魅力を感じることなく、……うん、きっとひでるさんは合わない漫画なんでしょうね。
お話に合わせているのか、作画についても崩れが目立ちます。
コメディー崩れは演出なのでいいんですけれど、引き絵や小コマなど、雑で手抜きのような絵がたまにありました。
お話が進むと共に顕著になっており、「アネット」、「ミーシャ」はだいぶ残念な感じ。
また特に今回は↓表紙が酷く、「マリィ」は本編とはまるで別人のよう。
紹介帯の有無関係なく、どちらかと言うと控え目な「ミーシャ」が極端に目立つ配置もよく分かりません。
中扉と入れ替えた方が良いのでは?
「森見明日」センセは、ひでるさんの中で基本となる期待値が高めなのかもしれませんが、それにしてもいい所ない単行本でした。
軽いお話がお好みなら、ちょうど良いかも。
べじたぶる (ヤングキングコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■□□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : コメディー・ラブコメ
・おまけ: あとがき、キャララフ絵、
カバー裏に予告・キャラ表、
・その他: カラー(4P)、
短編×22(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森見明日(もりみ・あした)」センセの「べじたぶる VEGETABLE」です。
お疲れ様です。
えー、昨日に引き続いて、以下同文。
へろへろです。
本当は他の漫画を紹介する予定でしたが、そうした訳で文が頭に浮かびやすいこちらをば。
「森見明日」センセの新刊「べじたぶる」ですね。
こちらのブログでは、「らぶぽっ!」とか「よみがえりんね♪」を紹介しております。
ひでるさんは「Drop frame」の頃からセンセのファンなんですが…この漫画については、まるで刺さりませんでした。
アマゾンにコメント入れてた方は評価よかったので、こんなん私だけですかねぇ。
※左:渋柿麻里衣、右:茄子萌
こうしたサービスシーンは比較的多めではあります。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
毎度ながら、↓以下より感じたそのままを書かせて頂きます。
そんな文が得意でない方は、ここでご遠慮下さいませ。
いきます。
1話8ページと微妙なボリュームでの連続話。
CG製作会社である有限会社「べじたぶる」を舞台とした、ちょっと変わった面々によるコメディー漫画でした。
非常にゆるゆるとしたお話ですね。
ありがちな設定と新鮮味に欠けるキャラ配置、ちょぴりえっちで少しラブコメ要素もあるんですが、どれもが中途半端。
ページ数が少ないためか、とかくガチャガチャと慌ただしいお話なのです。
いい話っぼくまとめようとしたラストも、やたら軽々しく感じました。
ストーリー部分がまったく合わなかったためか、連鎖反応でどうしても他の細かい部分まで気になってしまうのです。
まず、18歳の主人公「野沢ハルキ(遥貴)」くん。
亡くなった父の後を継ぎ、有限会社「べじたぶる」の社長になったそうなんですが、女子社員に弄ばれる毎日でした。
そのあたりが楽しく描かれています。
…が。
このキャラに、まるで感情移入できません。
ハリウッドに進出とか散々言っている割に、ヒアリングすら怪しい「ハルキくん」
掃除・雑用以外にはまったく役に立っておらず、パソコンの組み立てどころか、操作すらままならない始末。
これでは、仕事覚える(教えてもらう)以前の問題ですね。
おまけに営業すれば、詐欺に引っ掛かっておりました。
「俺のことは”ボス”と呼べ」
…とか言っていましたが、ちゃんちゃら可笑しいですよ。
仕事できんくせして口だけは達者という、ひでるさんのもっとも嫌いなタイプ。
後半でも変化なく、ちょっと突っ込まれた程度で投げ出してしまう、信じられない行動まで見せておりました。
なんなんだコイツは。
コツコツと努力し、地味でも着実に成長していく、というのがこうした漫画のセオリーでしょうけれど、「ハルキくん」に至っては努力の欠片も見えません。
まぁ、有能な社員たちのストレス解消にはなっているようなので、存在価値がまったくない訳でもないですが。
続いて、個性的ではあるものの有能な社員たち。
役に立たない彼とは違い、普段おちゃらけているものの、実は一級品の腕前を持つ女性群。
まぁ、よくある設定ですよね。
※左:三葉深姐、右:葱崎アネット
絵柄についても、お話同様にがちゃがちゃしていました。
ツインテールなメインヒロイン「渋柿麻里衣(マリィ)」
活発なパンチラ担当ですね。
「ハルキくん」と絡むこと多かったんですが、いつの間にかラブな雰囲気を見せるようになっていました。
まるでそんなネタなかったのに…ユルいなぁ。
ちなみに、他の3名は皆バストトップの描写があったのに、彼女だけは全裸も後姿だけでした。
これはヒロイン特権かな。
大人の色っぽい系担当「葱崎アネット」、眼鏡の不思議系「三葉深姐(ミーシャ)」など、主要ヒロインの3名は「祭事の乙女達」から続くセンセの基本形。
無難ではありますが、新鮮味にはちと欠けると思います。(※自然と恋愛対象が絞られるのね)
ほか、いきなりシャワーシーンで全裸という登場だったお嬢様「茄子萌(なす・めぐみ)」は、隠しキャラちっく(←「ハルキくん」に認識されていない)であるものの、登場するたびにサービスカットを披露していました。
直接はないものの、パンチラとか半裸程度は確かに頻繁な本作品。
紹介帯には「逆セクハラ地獄」とかありましたが、そっち方面で押すほどのパワーはありません。
心理描写が巧みな「森見明日」センセなのに、ラブコメとしてはやや唐突すぎ。
コメディーについては、寝ている間に場所移動している、「どこ!?」の連続など面白かった部分もありましたが、全体的に大きな魅力とまではなっておりません。
なにがやりたいのか、まったく分かりませんよ。
登場キャラにも魅力を感じることなく、……うん、きっとひでるさんは合わない漫画なんでしょうね。
お話に合わせているのか、作画についても崩れが目立ちます。
コメディー崩れは演出なのでいいんですけれど、引き絵や小コマなど、雑で手抜きのような絵がたまにありました。
お話が進むと共に顕著になっており、「アネット」、「ミーシャ」はだいぶ残念な感じ。
また特に今回は↓表紙が酷く、「マリィ」は本編とはまるで別人のよう。
紹介帯の有無関係なく、どちらかと言うと控え目な「ミーシャ」が極端に目立つ配置もよく分かりません。
中扉と入れ替えた方が良いのでは?
「森見明日」センセは、ひでるさんの中で基本となる期待値が高めなのかもしれませんが、それにしてもいい所ない単行本でした。
軽いお話がお好みなら、ちょうど良いかも。
べじたぶる (ヤングキングコミックス)
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comment
うお、しまった!
タークスさん、毎度すみません。
あわてて訂正いたします。
ショックが大きい…のもありますが、へろへろなんですー。
あわてて訂正いたします。
ショックが大きい…のもありますが、へろへろなんですー。
ショックが大きかったみたいですね、レビューの一番下のタイトルがべじたぶるではなく「よみがえりんね」になってました。
ボーッと読むのにあっているかなと、逆セクハラ地獄という程ではないですね。
ボーッと読むのにあっているかなと、逆セクハラ地獄という程ではないですね。