■雛鳥たちの館 (ひめはち)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、描き下ろし(16P)
・その他: カラー(4P)、短編×11
(うち「雛鳥たちの館」×7、「およめさん人形」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひめはち」センセの「雛鳥たちの館」です。
センセ4冊目くらいの単行本「雛鳥たちの館」ですね。
今は懐かしい「STUDiO B-ROOM」さんの名作「殻の中の小鳥」とは…やっぱり関係ないのか。
※こんなん
「ミュハ」さん良かったなぁ…って、ほとんど皆知らないか。
ただ、ネタ的にはほとんどそのまんまなので、ひでるさん同様ゲームが懐かしい方、メイド調教的なお話が好きな方は試してみるのがいいかもしれません。
単行本のメイン「雛鳥たちの館」
家が破産したことであちこち転々とした挙句、売られてきた主人公「牧原可憐」ちゃん。
ある豪邸に住む、旦那様の使用人となったのです。
「逆らってはダメ。全て旦那様のおっしゃる通りにするのよ」
…ということで、そのまま好き勝手されてしまった「可憐ちゃん」はこのお屋敷で生きていくこととなったのです。
大雑把ですが、だいたいそんな話。
※連れてこられた「牧原可憐ちゃん」
これからさっそく…。
旦那様に仕える、「可憐ちゃん」を中心としたメイドらのお話。
いちおう調教ちっくな感じもありましたが、それほど目立ってはおりませんでした。
挨拶そこそこに、いきなり押し倒す旦那様がエグい。
なーにが儀式だ。
…あ、でもゲーム(※↑上で言ってたソレね)もそうした流れだったか。
お約束なんですかね。
当然ながら主従関係であり、基本としては無理やりなロリえっち。
しかし、日常描写では普通に家事をこなしているほか、勉強を教わっていたりしています。
ちゃんと名前が出ているキャラでは「塔子」「雪那」など、敷地内で結構好き勝手に生活しており、それなりに幸せではある様子でした。
(※親戚の家を転々としたり、施設に入ったりよりはいいかなぁ…)
また歪んだ愛情ではあるものの、いわゆるライバルキャラな「亜梨沙」ちゃんも生活に満足しているようでした。
彼女は言いすぎて思わず失言するなど、依存度高くお約束な感じでしたねー。
※左:可憐ちゃん、右:亜梨沙ちゃん
この2人が仲良くなっていくお話も見たいですね。
夜伽担当となると別みたいですが、”旦那様と1ヵ月会っていない”と「可憐ちゃん」が言っているところから想像するに、えっちなことされるのもそう頻繁ではない様子。
まぁ、大勢いましたから…大奥みたいなもんか。
そんなメイドらの中でもっとも気に入ったのが…先輩「静乃」さん。
↑先ほど「ミュハさん」が好きだった、とか書きましたが、彼女の立ち位置がそんな感じなの(←大まかに)
眼鏡もそうですよね。
それぞれ使用人らの事情を把握するほか、アフターフォローまでしっかりこなしておりました。
閉じ込められた「亜梨沙ちゃん」の救出を、旦那様自ら向かわせるところも素敵です。
これは想像ですが…散々好き勝手にされている女の子らの精神が崩壊しないのは、彼女の存在が大きいのではないかなぁ。
2人の関係が見える6話は彼女の過去話。
そちらではちゃんと卒業する場面まで描かれており、なんだか…妙にイイ感じだったのが凄い。
エピローグである最終7話も含め、ラスト部分がしっかりしていることで非常に良い読後感でした。
単なるロリメイドの調教話というのにねぇ(笑)
お互い理解し合うようになっていた、成長した2人も実に良い感じでした。
いいんじゃないでしょうか。
※静乃さん(左:現在、右:過去)
やっぱりこの人でしょう。小さい頃も可愛かったです。
前後編の「およめさん人形」
買い取った娘「宮田ゆかり」ちゃんの受難エピソードで、眠ったままの前編、目覚めてからの後編という感じ。
はっきり言って、あり得ないオチ部分は不要。
タイトルに従ったのか、もともと決まったものだったのかは知りませんが、ラストページがためにお話を相当軽いものとしておりました。
あんなんなる訳ないでしょーに。
ほか、スクール水着な「牧原千花」ちゃんの「玩具」、妹「綾」ちゃんとの短編「誤算」などが収録されていました。
…分かりませんでしたが、どっちかが描き下ろしな筈です。
うち「誤算」は「綾ちゃん」からえっちを求められ、「ダメです」ときっぱり言い放つ兄が意外(笑)
まぁ、結局は流されちゃうんですけどね。
もうちょっとじっくり描いてほしかった気もしますが比較的まとまっており、オチ部分も良かったです。
やや太めな線のすっきり絵。
ぺったりと平たく、デフォルメは強めでした。
背景も平面的で立体感に欠けており、そうした意味でのビジュアル面は微妙。
あれを個性と捕えるかどうかで、評価は変化するでしょう。
人を選ぶので、店頭では裏表紙、事前ならば「コミックプラム」の単行本のページにサンプルありましたんで、参考にするのがいいと思います。
えー、そんなこんなでメイン中編は思った以上に楽しめました。
好みとも合致しており、収録の単純えっちな短編よりも全然良かったですねー。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、描き下ろし(16P)
・その他: カラー(4P)、短編×11
(うち「雛鳥たちの館」×7、「およめさん人形」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひめはち」センセの「雛鳥たちの館」です。
センセ4冊目くらいの単行本「雛鳥たちの館」ですね。
今は懐かしい「STUDiO B-ROOM」さんの名作「殻の中の小鳥」とは…やっぱり関係ないのか。
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※こんなん
「ミュハ」さん良かったなぁ…って、ほとんど皆知らないか。
ただ、ネタ的にはほとんどそのまんまなので、ひでるさん同様ゲームが懐かしい方、メイド調教的なお話が好きな方は試してみるのがいいかもしれません。
単行本のメイン「雛鳥たちの館」
家が破産したことであちこち転々とした挙句、売られてきた主人公「牧原可憐」ちゃん。
ある豪邸に住む、旦那様の使用人となったのです。
「逆らってはダメ。全て旦那様のおっしゃる通りにするのよ」
…ということで、そのまま好き勝手されてしまった「可憐ちゃん」はこのお屋敷で生きていくこととなったのです。
大雑把ですが、だいたいそんな話。
※連れてこられた「牧原可憐ちゃん」
これからさっそく…。
旦那様に仕える、「可憐ちゃん」を中心としたメイドらのお話。
いちおう調教ちっくな感じもありましたが、それほど目立ってはおりませんでした。
挨拶そこそこに、いきなり押し倒す旦那様がエグい。
なーにが儀式だ。
…あ、でもゲーム(※↑上で言ってたソレね)もそうした流れだったか。
お約束なんですかね。
当然ながら主従関係であり、基本としては無理やりなロリえっち。
しかし、日常描写では普通に家事をこなしているほか、勉強を教わっていたりしています。
ちゃんと名前が出ているキャラでは「塔子」「雪那」など、敷地内で結構好き勝手に生活しており、それなりに幸せではある様子でした。
(※親戚の家を転々としたり、施設に入ったりよりはいいかなぁ…)
また歪んだ愛情ではあるものの、いわゆるライバルキャラな「亜梨沙」ちゃんも生活に満足しているようでした。
彼女は言いすぎて思わず失言するなど、依存度高くお約束な感じでしたねー。
※左:可憐ちゃん、右:亜梨沙ちゃん
この2人が仲良くなっていくお話も見たいですね。
夜伽担当となると別みたいですが、”旦那様と1ヵ月会っていない”と「可憐ちゃん」が言っているところから想像するに、えっちなことされるのもそう頻繁ではない様子。
まぁ、大勢いましたから…大奥みたいなもんか。
そんなメイドらの中でもっとも気に入ったのが…先輩「静乃」さん。
↑先ほど「ミュハさん」が好きだった、とか書きましたが、彼女の立ち位置がそんな感じなの(←大まかに)
眼鏡もそうですよね。
それぞれ使用人らの事情を把握するほか、アフターフォローまでしっかりこなしておりました。
閉じ込められた「亜梨沙ちゃん」の救出を、旦那様自ら向かわせるところも素敵です。
これは想像ですが…散々好き勝手にされている女の子らの精神が崩壊しないのは、彼女の存在が大きいのではないかなぁ。
2人の関係が見える6話は彼女の過去話。
そちらではちゃんと卒業する場面まで描かれており、なんだか…妙にイイ感じだったのが凄い。
エピローグである最終7話も含め、ラスト部分がしっかりしていることで非常に良い読後感でした。
単なるロリメイドの調教話というのにねぇ(笑)
お互い理解し合うようになっていた、成長した2人も実に良い感じでした。
いいんじゃないでしょうか。
※静乃さん(左:現在、右:過去)
やっぱりこの人でしょう。小さい頃も可愛かったです。
前後編の「およめさん人形」
買い取った娘「宮田ゆかり」ちゃんの受難エピソードで、眠ったままの前編、目覚めてからの後編という感じ。
はっきり言って、あり得ないオチ部分は不要。
タイトルに従ったのか、もともと決まったものだったのかは知りませんが、ラストページがためにお話を相当軽いものとしておりました。
あんなんなる訳ないでしょーに。
ほか、スクール水着な「牧原千花」ちゃんの「玩具」、妹「綾」ちゃんとの短編「誤算」などが収録されていました。
…分かりませんでしたが、どっちかが描き下ろしな筈です。
うち「誤算」は「綾ちゃん」からえっちを求められ、「ダメです」ときっぱり言い放つ兄が意外(笑)
まぁ、結局は流されちゃうんですけどね。
もうちょっとじっくり描いてほしかった気もしますが比較的まとまっており、オチ部分も良かったです。
やや太めな線のすっきり絵。
ぺったりと平たく、デフォルメは強めでした。
背景も平面的で立体感に欠けており、そうした意味でのビジュアル面は微妙。
あれを個性と捕えるかどうかで、評価は変化するでしょう。
人を選ぶので、店頭では裏表紙、事前ならば「コミックプラム」の単行本のページにサンプルありましたんで、参考にするのがいいと思います。
えー、そんなこんなでメイン中編は思った以上に楽しめました。
好みとも合致しており、収録の単純えっちな短編よりも全然良かったですねー。
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tag : スクール水着
comment
おっ知ってますね!
懐かしいですよねー。
えっち部分より、カードなゲーム部分があの当時は相当面白かった印象があります。
ちと久々にやりたくなりました。
えっち部分より、カードなゲーム部分があの当時は相当面白かった印象があります。
ちと久々にやりたくなりました。
殻の中の小鳥
懐かしいですねぇ。初めてプレイしたのは、まだ10代の頃ですわ。
因みに自分はチェリー派ですw
因みに自分はチェリー派ですw